JP2002006419A - 画像読み取り装置 - Google Patents

画像読み取り装置

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JP2002006419A
JP2002006419A JP2000182812A JP2000182812A JP2002006419A JP 2002006419 A JP2002006419 A JP 2002006419A JP 2000182812 A JP2000182812 A JP 2000182812A JP 2000182812 A JP2000182812 A JP 2000182812A JP 2002006419 A JP2002006419 A JP 2002006419A
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Toshiaki Oshima
利明 大嶋
Chikashi Nakamura
史 中村
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Seiko Epson Corp
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コストでキャリッジの内部へのゴミやほこ
りなどの侵入を防止でき、読み取り性能の低下を防止す
ることができる画像読み取り装置を提供する。 【解決手段】 キャリッジ20に形成されている開口部
26は、光源22からの光を照射し、原稿からの光を採
光する。この開口部26を覆うようにカバー部材27が
配設されている。このカバー部材27は、交換可能な原
稿台30が本体10から取り外されたとき、キャリッジ
20の開口部26の原稿台側を覆っている。そのため、
原稿台30の交換時またはキャリッジ20の移動時、開
口部26からゴミやほこりがキャリッジ20の内部へ侵
入することを防止できる。カバー部材27はガラス製ま
たは樹脂製である。カバー部材27は、開口部26より
もやや大きい程度なので、ガラス製であっても安価であ
る。したがって、安価で画像読み取り装置1の読み取り
性能の低下を防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像読み取り装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、フラットベット型の画像読み
取り装置が知られている。フラットベット型の画像読み
取り装置の場合、箱形の本体の上部に透明な材質からな
る原稿台を搭載しており、その原稿台の上に原稿を載置
している。原稿を読み取るときは、本体の内部または本
体の上部に配置されている光源から原稿に光を照射し、
原稿で反射または原稿を透過した光を本体の内部に配置
されている読み取り部により読み取り、電気信号に変換
して出力している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のような画像読み
取り装置の原稿台としては、一般にガラス製の原稿台が
使用されている。ガラス製の原稿台は透明度が高く、傷
もつきにくいため原稿台の材質として広く使用されてい
る。
【0004】一方、透明な材質として樹脂製の原稿台を
使用することも考えられる。しかし、樹脂製の原稿台は
ガラス製の原稿台と比較して表面が軟らかいため、傷が
つきやすい。樹脂製の原稿台の表面には、例えば原稿で
ある紙との擦れあるいは清掃時のほこりによる擦れなど
により容易に傷がつく。そのため、長期間使用を継続す
ると、原稿台の表面についた傷により画像読み取り装置
の読み取り性能が低下する。
【0005】近年、画像読み取り装置をはじめとするコ
ンピュータ周辺機器は低価格化が進行し、より低価格で
機器を提供することが望まれている。そのため、画像読
み取り装置、特に入門機種などローエンドの機種の場
合、価格の安い樹脂製の原稿台を使用することは低価格
化のために有効である。しかし、上記のように樹脂製の
原稿台は、傷がつきやすい。そこで、ユーザ自身が定期
的または原稿台の傷により画像の読み取り性能の低下が
目立つようになったときに、原稿台を交換する必要があ
る。
【0006】しかしながら、従来の画像読み取り装置は
原稿台は接着などにより本体に固定され、容易に交換す
ることはできない。また、原稿台を交換する場合、画像
読み取り装置の上部に配置されている原稿台を一旦取り
外さなければならないため、画像読み取り装置の本体の
内部へほこりなどが侵入することは避けられない。画像
読み取り装置の場合、本体の内部へ侵入したほこりはキ
ャリッジの移動とともに本体の内部で舞い上がることに
なる。また、キャリッジには光源からの光を照射し、原
稿からの光を採光するための開口部が形成されている。
そのため、キャリッジの移動により舞い上がったほこり
は、落下する際その開口部からキャリッジの内部へ侵入
するおそれがある。
【0007】キャリッジには光源からの光を撮像手段へ
導くためのミラーが配設されている。このミラーは機種
によってその枚数が異なるものの、少なくとも1枚はキ
ャリッジの開口部の直下に配置されている。したがっ
て、開口部から侵入したほこりはこの開口部直下のミラ
ーに付着する可能性が高い。この開口部直下のミラーは
他のミラーと比較して原稿台に最も近接して配置されて
おり、また撮像手段へ原稿からの光を集光するレンズの
焦点は、原稿台に載置された原稿に合うように設定され
ている。そのため、原稿台に近い開口部直下のミラーに
付着したほこりは、例えば解像度の低下または再現性の
低下などを引き起こし、画像の読み取り性能におよぼす
影響が大きいという問題がある。
【0008】そこで、本発明の目的は、低コストでキャ
リッジの内部へのゴミやほこりなどの侵入を防止し、読
み取り性能の低下を防止する画像読み取り装置を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1から4
のいずれか一項記載の画像読み取り装置によると、原稿
台と原稿からの光を採光するための開口部が設けられて
いるキャリッジとの間に透明な材料から形成されている
カバー部材が配設されている。原稿台が取り外されたと
きでもカバー部材が取り外されることはなく、原稿台を
取り外すことによって侵入したほこりはカバー部材より
もキャリッジ側へは侵入しない。また、カバー部材は原
稿台が取り外されたとき以外は外部にさらされることは
ないので、きずなどが付着する頻度が低い。そのため、
例えば樹脂などの安価な材料を使用することができる。
したがって、低コストでキャリッジの内部へのゴミやほ
こりなどの侵入を防止でき、侵入したゴミやほこりによ
り画像の読み取り性能が低下することを防止することが
できる。
【0010】本発明の請求項2記載の画像読み取り装置
によると、カバー部材はキャリッジに形成されている開
口部を覆うように配設されている。そのため、開口部の
大きさに対応した小型のカバー部材を使用することがで
きる。したがって、例えばガラスによって形成されたカ
バー部材を使用する場合でも、カバー部材は小型である
ので低コストで形成することができる。
【0011】本発明の請求項3記載の画像読み取り装置
によると、カバー部材は原稿台のキャリッジ側に配設さ
れ、本体に支持されている。そのため、原稿台が取り外
されるとき、原稿台のキャリッジ側を閉塞し、本体の内
部へゴミやほこりが侵入することを防止できる。
【0012】本発明の請求項4記載の画像読み取り装置
によると、カバー部材は原稿台と概略同一形状である。
そのため、原稿台を取り外しても本体の内部へゴミやほ
こりが侵入することを防止できる。したがって、キャリ
ッジの内部へ侵入したゴミやほこりにより画像の読み取
り性能が低下することを防止できる。
【0013】本発明の請求項5記載の画像読み取り装置
によると、カバー部材はガラスにより形成されているの
で、傷がつきにくく画像の読み取り性能が低下すること
を防止できる。本発明の請求項6記載の画像読み取り装
置によると、カバー部材は樹脂により形成されているの
で、より安価に画像読み取り装置を製造することができ
る。
【0014】本発明の請求項7記載の画像読み取り装置
によると、カバー部材は光軸方向の端面のいずれか一方
または両方に無反射コーティング層を有している。その
ため、カバー部材の表面で入射される光が乱反射したり
することがない。したがって、読み取られた画像の一部
に原稿にはない模様などのいわゆるゴーストが発生する
ことを防止できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を示す
複数の実施例を図面に基づいて説明する。
【0016】(第1実施例)本発明の第1実施例による
画像読み取り装置を図1に示す。図1に示すように、画
像読み取り装置1は箱形の本体10の内部に読み取り部
としてのキャリッジ20を備えている。本体10は、金
属製のフレーム11および樹脂製のカバー12から構成
されている。この本体10の上部に原稿台30が着脱可
能に搭載されている。本体10の内部に配置されている
キャリッジ20は、図2に示す駆動手段21により原稿
台30に対して平行な副走査方向、図1のA−B方向へ
往復移動される。
【0017】図1に示すようにキャリッジ20には、光
源22、ミラー23、集光レンズ24およびラインセン
サ25が搭載されている。キャリッジ20の原稿台30
側には、開口部26が形成されている。開口部26は、
概略方形状であり、主走査方向にスリット状に形成され
ている。ミラー23は、ラインセンサ25に集光される
原稿からの光を反射し、光路長を長くするために設けら
れている。ミラー23は、本実施例のように1枚だけで
なく複数枚使用されることもある。但し、本実施例で
は、説明の簡単のため1枚の場合について説明する。集
光レンズ24は、光を集光しラインセンサ25に入射さ
せる。ラインセンサ25には、CCDなどの複数の画素
をキャリッジ20の移動方向と垂直に直線的に配列した
電荷蓄積型の光センサが使用される。ラインセンサ25
は、例えば可視光、紫外線および赤外線など所定の領域
の光を検出可能である。
【0018】光源22は、キャリッジ20の移動方向に
対し垂直な主走査方向に設けられ、蛍光ランプなどが用
いられる。光源22から照射された光は、例えば紙など
の原稿の表面で反射し、ラインセンサ25へ入射され
る。光源22からの光は開口部26を経由して原稿台3
0に載置された原稿の表面に照射され、原稿の表面で反
射された光は再び開口部26からキャリッジ20の内部
へと入射した後、ミラー23および集光レンズ24を経
由してラインセンサ25へ入射される。
【0019】図1および図3に示すように、原稿台30
の周囲には読み取られる原稿の載置位置を位置決めし、
原稿読取り時に原稿の移動を規制する原稿ガイド41〜
44が設けられている。原稿台30のキャリッジ移動方
向の端部に配置されている原稿ガイド41の原稿台側に
は、高反射率均一反射面を有する白基準411が設けら
れている。原稿ガイド41〜44は、本体10の上部に
固定部材としてのねじ部材45により固定されており、
本体10から着脱可能である。
【0020】本体10の内部には、図2に示すように信
号処理部50が搭載されている。信号処理部50は、C
PU(Central Processing Unit)51、RAM(Rando
m Access Memory)52、ROM(Read Only Memory)
53、増幅器54ならびにデータ作成部60から構成さ
れている電気回路である。CPU51は、キャリッジ2
0の駆動の制御、光源22の点滅の制御、ならびにデー
タ作成部60で作成される画像データの処理など画像読
み取り装置1の全体の制御を行う。RAM52は、ライ
ンセンサ25で読み取られた画像データなどを一時的に
格納する。ROM53にはCPU51により画像読み取
り装置1の各部を制御するためのコンピュータプログラ
ムが格納されている。増幅器54は、ラインセンサ25
から出力された電気信号を増幅してデータ作成部60に
わたす。
【0021】データ作成部60は、A/D変換器61、
シェーディング補正部62、ガンマ補正部63、ならび
にその他の補正部64から構成されている。A/D変換
器61は、ラインセンサ25から出力され増幅器54で
増幅されたアナログの電気信号をデジタルの電気信号へ
変換する。シェーディング補正部62は、A/D変換器
61から出力されたデジタル信号を、読み取り開始前に
白基準411を読み取ることで得られたデータを用い
て、ラインセンサ25の素子ごとの感度のばらつき、ま
たは光源22の主走査方向における光量のばらつきを補
正する。ガンマ補正部63では、所定のガンマ関数によ
りガンマ補正が行われ、シェーディング補正されたデジ
タルの光量信号をデジタルの画像データに変換する。そ
の他の補正部64では、色補正、エッジ強調および領域
拡大/縮小などの諸変換を実施する。
【0022】データ作成部60で作成されたデジタルの
画像データは、本体10に設けられているインターフェ
イス55から外部に接続されている例えばパソコン70
などの画像処理装置へ出力される。図1に示すように、
原稿台30は本体10と原稿ガイド41〜44との間に
挟み込まれ、ねじ部材45により本体10に保持されて
いる。
【0023】第1実施例では、原稿台30は本体10の
上部に載置可能な透明な樹脂製の板である。原稿台30
の材質としてはポリカーボネートあるいはアクリルを使
用することができる。ポリカーボネートは耐熱性が高
く、光源22から発生する熱に対する安全性を高めるこ
とができる。また、アクリル樹脂は透明度が高いため、
高画質の読み取りに有効である。
【0024】次に、カバー部材27について説明する。
カバー部材27は、透明なガラス製の板状部材である。
カバー部材27としては、読み取る光もしくは読み取る
目的に応じて着色または未着色の板状部材が使用され
る。例えば、可視領域の光を読み取る場合は無色の板状
部材が使用される。
【0025】カバー部材27は、キャリッジ20に形成
されている開口部26を覆うようにキャリッジ20の原
稿台側に配設されている。このカバー部材27は、開口
部26よりもやや大きくなるように形成され、周囲を固
定部材28によりキャリッジ20に固定されている。例
えば、開口部26が長方形の場合、カバー部材27はこ
の開口部26よりもやや大きな長方形に形成されてい
る。カバー部材27は、開口部26を密に閉塞するよう
に配設されているため、開口部26からキャリッジ20
の内部へのゴミやほこりの侵入が防止される。また、カ
バー部材27は透明なガラス製であるので、光源22か
らの光、ならびに原稿からの光を透過し、原稿の読み取
り性能が低下することはない。固定部材28は、例えば
接着などによりキャリッジ20に固定されている。
【0026】次に、上述した画像読み取り装置1の作動
について説明する。ユーザは読み取りを所望する原稿を
原稿台30の上に載置し、パソコン70で起動されてい
る例えばTWAINなどの画像読み取り装置1を制御す
るためのアプリケーションプログラムを経由して、画像
読み取り装置1に対し原稿の読み取り開始を指示する。
【0027】ユーザから原稿の読み取り開始の指示があ
ると、指示を受け取ったCPU51は光源22を点灯さ
せる。そして、CPU51は駆動手段21を制御するこ
とによりキャリッジ20を副走査方向へ一定速度で移動
させる。ラインセンサ25には原稿の表面で反射した光
が入射され、入射された光は電荷に変換されて蓄積され
る。蓄積された電荷は所定時間ごとに発生される駆動信
号によりラインセンサ25の図示しないシフトレジスタ
へ転送され、1ライン分の電気信号が順次データ作成部
60へ出力される。データ作成部60で各種の補正がさ
れたデジタルの画像データはインターフェイス55を経
由してパソコン70へ出力される。
【0028】キャリッジ20を一定速度で副走査方向へ
移動させつつ、上記の処理を繰り返すことにより原稿の
読み取りが行われる。
【0029】以上説明したように、本発明の第1実施例
による画像読み取り装置1によると、交換可能な原稿台
30を本体10から取り外したとき、キャリッジ20の
開口部26の原稿台側をカバー部材27が覆っている。
そのため、原稿台30の交換時またはキャリッジ20の
移動時、開口部26からゴミやほこりがキャリッジ20
の内部へ侵入することを防止できる。また、カバー部材
27の大きさは開口部26よりやや大きい程度である。
そのため、傷が付きにくいガラス製のカバー部材27を
使用した場合であっても、安価にカバー部材27を製造
することができる。したがって、安価で画像読み取り装
置1の読み取り性能の低下を防止することができる。第
1実施例では、ガラス製のカバー部材27を使用した
が、樹脂製のカバー部材を使用することによって、より
安価にカバー部材を製造することもできる。
【0030】(第2実施例)本発明の第2実施例による
画像読み取り装置を図4に示す。第1実施例と実質的に
同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略す
る。第2実施例による画像読み取り装置2では、カバー
部材90は原稿台30と概略同一形状に形成され、原稿
台30のキャリッジ側に原稿台30と平行に配置されて
いる。原稿台30は第1実施例と同様に交換可能であ
る。
【0031】カバー部材90は、透明な樹脂により形成
されている。例えば、ポリカーボネート樹脂あるいはア
クリル樹脂などの透明度の高い樹脂により形成されてい
る。カバー部材90は、カバー12とフレーム11によ
り挟持されている。カバー12と原稿ガイド41〜44
により原稿台30は挟持され、固定部材46によりカバ
ー12に着脱可能に固定されている。
【0032】カバー部材90は、原稿台30が交換され
る際にゴミやほこりが本体10の内部へ侵入するのを防
止する。
【0033】第2実施例では、カバー部材90を原稿台
30と概略同一形状とすることによりキャリッジの20
内部に限らず、本体10の内部へのゴミやほこりが侵入
するのを防止できる。そのため、本体10の内部へ侵入
したゴミやほこりがキャリッジ20のミラー23に付着
し、画像読み取り装置2の読み取り性能が低下すること
を防止することができる。また、カバー部材90を樹脂
により形成することで、安価にゴミやほこりの侵入を防
止することができる。
【0034】第2実施例では樹脂製のカバー部材につい
て説明したが、例えば原稿台の交換頻度が高くカバー部
材へのゴミやほこりが付着する可能性が高い場合、ガラ
ス製のカバー部材を使用することによりそれらのゴミや
ほこりによってカバー部材に傷が発生することを防止で
きる。
【0035】(第3実施例)本発明の第3実施例による
画像読み取り装置に用いられるカバー部材を図6に示
す。カバー部材以外の構成部位は、第1実施例と同様で
あるので説明を省略する。第3実施例によるカバー部材
91には、光軸方向の両端面に無反射コーティング層9
2が形成されている。無反射コーティング層92は、例
えばカメラのレンズなどの表面処理に用いられる金属酸
化膜などの多層膜である。
【0036】カバー部材91の端面に無反射コーティン
グ層92を形成することにより、カバー部材91の表面
へ入射される光が乱反射したりすることがない。第3実
施例では、カバー部材91に無反射コーティング層92
を形成することにより、読み取られた画像の一部に原稿
にはない模様などのいわゆるゴーストが発生することを
防止することができる。
【0037】以上説明した本発明の複数の実施例では、
カバー部材として板状に成形した板状部材について説明
したが、例えば樹脂によりフィルム状に成形したカバー
部材を使用することも可能である。
【0038】また、複数の実施例では、例えば紙などの
反射原稿の読み取りについて説明したが、本発明として
は例えばポジフィルムあるいはネガフィルムなど透過原
稿の読み取りについても適用可能である。
【0039】さらに、複数の実施例を個々に独立して説
明したが、各実施例をそれぞれ組み合わせることもでき
る。例えば、第1実施例と第2実施例とを組み合わせる
ことにより本体内部およびキャリッジ内部へのゴミやほ
こりの侵入を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による画像読み取り装置を
示す断面図である。
【図2】本発明の第1実施例による画像読み取り装置の
信号処理部を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1実施例による画像読み取り装置を
示す平面図である。
【図4】本発明の第2実施例による画像読み取り装置を
示す断面図である。
【図5】本発明の第3実施例による画像読み取り装置の
カバー部材を示す断面図である。
【符号の説明】
1、2 画像読み取り装置 10 本体 20 キャリッジ 22 光源 23 ミラー 25 ラインセンサ(撮像手段) 26 開口部 27 カバー部材 30 原稿台 90 カバー部材 91 カバー部材 92 無反射コーティング層
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/107 Fターム(参考) 2H012 CA11 2H108 AA01 CA01 CB01 5B047 AA01 BA02 BB02 BC14 BC30 5C072 AA01 BA20 LA02 MA10

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を載置可能な原稿台と、 前記原稿に光を照射する光源と、 前記原稿で反射した光を電気信号に変換する撮像手段
    と、 前記原稿からの光を前記撮像手段へ導く単数または複数
    のミラー部材と、 前記原稿台と平行に副走査方向に移動可能であって、内
    部に前記光源、前記撮像手段および前記ミラー部材を収
    容し、前記原稿からの光を採光する方形の開口部が形成
    されているキャリッジと、 前記キャリッジを収容し、前記原稿台が一方の面側に着
    脱可能に配設されている本体と、 前記開口部と前記原稿台との間に配設され、透明な材料
    から形成されているカバー部材と、 を備えることを特徴とする画像読み取り装置。
  2. 【請求項2】 前記カバー部材は、前記開口部を覆うよ
    うに前記キャリッジに配設されていることを特徴とする
    請求項1記載の画像読み取り装置。
  3. 【請求項3】 前記カバー部材は、前記原稿台の前記キ
    ャリッジ側に配設され、前記本体に支持されていること
    を特徴とする請求項1記載の画像読み取り装置。
  4. 【請求項4】 前記カバー部材は、前記原稿台と概略同
    一形状に形成されていることを特徴とする請求項3記載
    の画像読み取り装置。
  5. 【請求項5】 前記カバー部材は、ガラスにより形成さ
    れていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一
    項記載の画像読み取り装置。
  6. 【請求項6】 前記カバー部材は、樹脂により形成され
    ていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項
    記載の画像読み取り装置。
  7. 【請求項7】 前記カバー部材は、光軸方向の端面のい
    ずれか一方または両方に無反射コーティング層を有する
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項記載の
    画像読み取り装置。
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