JPH09224132A - 画像読み取り装置 - Google Patents

画像読み取り装置

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JPH09224132A
JPH09224132A JP8056757A JP5675796A JPH09224132A JP H09224132 A JPH09224132 A JP H09224132A JP 8056757 A JP8056757 A JP 8056757A JP 5675796 A JP5675796 A JP 5675796A JP H09224132 A JPH09224132 A JP H09224132A
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JP
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Withdrawn
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JP8056757A
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English (en)
Inventor
Shinya Matsuda
伸也 松田
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 書籍などの原稿を上向き見開き状態で上方よ
り撮影する画像読み取り装置において、撮影ページの浮
き上がりを防ぐための制止部材を備え、作業者の手指の
疲労を軽減すると共に、画像マスキングの不具合を防
ぎ、作業者の手間を掛けずに、歪みのない美しい画像を
再現する。 【解決手段】 原稿13の撮影ページをカバーガラス8
により押さえることにより、撮影ページの浮き上がりを
防ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、書籍などの原稿を
上向きに載置して上方より撮影する画像読み取り装置に
関し、詳しくは撮影ページの浮き上がりを防止する技術
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、上向き見開き原稿を読み取るこの
種の画像読み取り装置においては、撮影ページの浮き上
がりを防止する必要があり、そのために、原稿の両端を
手指で押さえて撮影するようにしている。また同時に、
原稿画像の情報から手指の領域を判別し、手指の写った
画像を消去すべく該領域をマスクして画像出力する技術
が知られている。また、シート状の原稿を上方から撮影
する従来のマイクロカメラ等の読み取り装置において
は、原槁奥側に支点が設けられた回転可能な透明ガラス
を用いて原稿を上方から押さえて、撮影するものが知ら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記前
者のような装置の分野では、大量に撮影を行う場合など
に、撮影ページを押さえる手指が疲労するという問題点
があった。さらに、文字部など原稿の本文の上に手指が
置かれた場合や、インデックスなど手指と似た画像が含
まれる場合に、画像のマスキングが正しく行われないと
いう問題点があった。また、上記後者のマイクロカメラ
等の分野では、撮影ページを替える度に押さえガラスの
開閉を行う必要があり、撮影に手間がかかるという問題
点があった。さらに押さえガラスが回転移動するため、
原稿が歪んで押さえられるという問題点があった。本発
明は、上述した問題点を解決するためになされたもので
あり、撮影ページの浮き上がりを防ぐための制止部材を
備えたことにより、作業者の手指の疲労を軽減すると共
に、画像マスキングの不具合を防ぎ、作業者の手間を掛
けずに、歪みのない美しい画像を再現することが可能な
画像読み取り装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明は、書籍などの原稿を上向き見開き状
態で撮影する画像読み取り装置において、原稿を載置す
る原稿台と、この原稿台上に載置された原稿を上方より
読み取る撮像手段と、原稿台上の所定位置に設けられ
た、該原稿の撮影ページの浮き上りを制止する制止部材
とを備えたものである。この構成においては、原稿台上
に上向きに載置された書籍などの原稿を上方より撮像手
段により読み取るに際して、原稿の撮影ページを制止部
材により押さえることにより、手指で原稿を押さえなく
ても撮影ページが浮き上がることがなくなる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
例を図面を参照して説明する。図1は画像読み取り装置
の全体構成を示す図である。本装置1は、書籍やファイ
ルなどの原稿が上向きに載置される原稿台2を有し、こ
の原稿台2の上方には原稿を走査により読み取る撮影カ
メラ部3が設けられている。原稿台2と撮影カメラ部3
との間は所定の間隔をもたせ、この間隔により作業空間
が形成される。また、本装置1には、原稿台2の奥側上
方に配置された原稿を照明する照明部4と、画像読み取
り条件等の設定を行う操作部5と、原稿台2の奥方で撮
影範囲内の奥端に副走査方向に配置された、原稿の端部
形状を写す測距ミラー6と、不図示の制御部が設けられ
ている。この測距ミラー6に写った原稿の端部形状を撮
影カメラ部3で読み取り原稿面の高さを測ることができ
る。原稿台2上には、読み取り動作を開始させるための
スタートキー7と、上向きに載置された原稿の撮影ペー
ジの浮き上りを制止するための透明ガラス等でなるカバ
ーガラス8(制止部材)が配置されている。
【0006】図2(a)(b)は、本装置1を前方及び
側方から見た概略構成を示す。撮影カメラ部3は、原稿
の像を撮像する撮像素子であるCCDラインセンサ11
と、このラインセンサ11に原稿像を結像させる撮影レ
ンズ12とを備え、ラインセンサ11は原稿像が結像さ
れる焦点面において副走査方向(図2の矢印で示す方
向)にスキャンする。原稿台2上に置かれる原稿13
は、例えば、一端で綴じられ、左右に開くと各ページが
空間的に曲がった柱面状になる書籍やファイルなどであ
る。原稿13を所定位置に載置することで、測距ミラー
6によって原稿13の鏡像が原稿に連続して形成され
る。
【0007】図3(a)(b)(c)はカバーガラス8
の機能を説明する図であり、それぞれ撮影ページが浮き
上がる原稿がセットされた状態、ページめくり状態、浮
き上がらない原稿がセットされている状態を示す。カバ
ーガラス8は、原稿13を見開き状態で手前側から挿入
可能な構成とされ、浮き上がる原稿では撮影される最も
上にあるページがカバーガラス8の上内面に接する状態
となり、ページめくり時にはカバーガラス8の内部空間
に手前側から手14を差し込み、上面ガラスに沿わせな
がらページをめくる。浮き上がらない原稿では、カバー
ガラス8がない場合と同様に撮影を行う。カバーガラス
8のガラス表面はコーティングや研磨により無反射処理
されている。
【0008】図4(a)は原稿の高さの検出方法を説明
する図である。原稿を所定位置に載置することで、測距
ミラー6によって原稿側面の鏡像15が原稿台2の像の
延長線上に形成される。この原稿側面像より高さの分布
を直接求めることができる。なお、CCDラインセンサ
11の読み取り範囲を一点鎖線16で示し、ラインセン
サ11の画素を1〜nで示している。図4(b)は読み
取った画像データの様子を示す図である。aは原稿表面
の像、bは原稿台像、cは測距ミラー6に写った背景部
の像、dは測距ミラー6に写った原稿側面の像、eは原
稿13の上端縁がセットされる基準ライン(測距ミラー
6の下端縁に相当)である。原稿表面の像aと原稿側面
の像dは、原稿の高さ変化により、上下に湾曲したよう
に読み取られる。原稿表面と原稿側面は照明部により照
明されているので全体に白く読み取られる。それに対し
て、原稿地肌より濃く着色されている原稿台2及び測距
ミラー6に写る背景部は反射光量が少なくなり、黒く読
み取られる。
【0009】図5は、CCDラインセンサ11に読み取
られた主走査方向lライン分の出力例である。横軸にラ
インセンサの画素数(左:奥側、右:手前側)、縦軸に
センサ面照度を取っている。は測距ミラー6上に写っ
た背景部、は測距ミラー6上に写った原稿側面部、
は原稿表面部、は原稿台部である。L1は照度しきい
値、n1はしきい値L1を通過する画素の最小値、n2
は高さ0mmに対応する画素(固定値)、n3はn2以
上でしきい値Llを通過する画素の最大値である。(n
2−n1)が、原稿の高さに相当する画素数である。C
CDラインセンサ11が左右方向(副走査方向)に移動
すると、nlの値が変化し、原稿左右方向に、高さに相
当する画素数の変化を得ることができる。この画素数を
撮影解像度で割ることにより、高さデータ(mm)を求
めることができる。
【0010】図6は、原稿のピント合わせを行う撮影レ
ンズ12のレンズ駆動部の構成を示す。レンズ駆動部
は、原稿台2上の原稿13の厚さつまり高さに応じて撮
影レンズ12を移動してレンズの焦点を合わせるもので
あり、原稿高さは、後述するように予備スキャン時に測
定され、そのデータを基に本スキャン時にレンズモータ
18で撮影レンズ12を駆動する。モータ18の回転は
端面カム19とフォロワー20によりレンズの往復運動
に変換される。
【0011】図7は、画像の歪みの補正方法を概念的に
示す図であり、補正前と補正後のデータの状況を示して
いる。画像の歪みには、行の湾曲(主走査方向)と、文
字の縮み(副走査方向)とがある。行の湾曲は、高さの
違いによる撮影倍率の変化に起因し、文字の縮みは、原
稿面の傾斜による撮影倍率の変化に起因する。いずれ
も、副走査方向の高さ分布を求め、撮影倍率を制御する
ことにより、補正が可能である。
【0012】図8は、行の湾曲補正の方法を説明する図
である。ラインセンサ11の1ラインの出力データをラ
インメモリに入れ、撮影ラインの倍率に応じてデータを
演算し、新しいアドレスへ格納する。
【0013】図9は、文字の縮み補正のための構成を示
す図である。本装置1の動作を制御するCPU21は、
ラインセンサ11により読み取った1ラインの入力画像
データ22を逐次、メモリ23へ格納し、撮影倍率に応
じて同一ラインを繰り返し読み出し出力画像データ24
とすることにより、画像を伸張する。
【0014】図10は、本装置1の制御部の回路ブロッ
ク図である。ラインセンサ11により読み取られた画像
データは、A/D変換器25を経て比較器26に入力さ
れ、しきい値(L1)を越える画素をカウンタ27によ
り計数することにより、原稿高さやサイズが求められ
る。CPU21は、求めた原稿高さ・サイズ等に応じ
て、画像処理部28、センサ移動部29、レンズ駆動部
30、ランプ制御部31等を制御する。
【0015】図11は、CPU21による動作のフロー
チャートである。CPU21は、キーが操作されるのを
待ち、読み取り(コピー)開始かを調べ(#1)、コピ
ー開始であればランプを点灯し(#2)、予備スキャン
を開始する(#3)。カウント値を記憶し(#4)、予
備スキャンの終了を待って(#5でYES)、原稿高さ
・原稿サイズを演算し(#6)、本スキャンを開始する
(#7)。原稿高さに応じてレンズ制御を行い(#
8)、さらに、原稿高さに起因した画像の歪みの補正を
行う(#9)。その後、画像データのマスク制御を行い
(#10)、本スキャンの終了を待って(#11でYE
S)、ランプを消灯し(#12)、処理を終了する。
【0016】図12(a)は、カバーガラス8を原稿の
厚さに応じて上下動可能にした構成を示す。カバーガラ
ス8は原稿台2上に上下スライド自在に設けられてい
る。また、この例では、原稿13が載置される台部分も
複数のプレート33,34に分割され、これらプレート
33,34が回動レバー35,36,V字状レバー37
により支持され、左右ページの高さに応じて昇降させ、
厚みのある原稿13であっても左右ページの高さを同等
にすることができるようになっている。図12(b)
は、カバーガラス8に代えて、矩形ワイヤ状のカバーロ
ッド38(制止部材)を用いて撮影ページの浮き上がり
を防止する構成を示す。カバーロッド38は原稿上下端
の画像の外に配置され、上端側の位置は固定、下端側の
位置は原稿サイズに応じて上下可動とする。カバーロッ
ド38のある領域の画像は、強制イレースする。
【0017】本実施例による画像読み取り装置によれ
ば、原稿の見開き撮影ページが浮き上がるような場合に
おいても、カバーガラス8又はカバーロッド38により
適切に押さえることができるので、作業者が原稿の端部
を押さえる手間を必要とせず、原稿が歪んで押さえられ
るようなこともなくなり、適正な画像読み取りが可能と
なる。なお、本発明は上記実施例構成に限られず種々の
変形が可能である。例えば、撮像素子としては、ライン
センサに代えてエリアセンサを用いてもよい。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明に係る画像読み取り
装置によれば、書籍などを上向きに見開き状態で設置し
て撮影する画像読み取り装置において、原稿の撮影ペー
ジの浮き上がりを制止部材を用いて防ぐことができ、従
って、作業者の手指の疲労を軽減できると共に、画像マ
スキングの不具合を防ぎ、作業者の手間を掛けずに、歪
みのない美しい画像を再現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による画像読み取り装置の全
体構成を示す斜視図である。
【図2】(a)(b)は、本装置を前方及び側方から見
た概略構成を示す図である。
【図3】(a)(b)(c)はカバーガラスの機能を説
明する図である。
【図4】(a)は原稿の高さの検出方法を説明する図、
(b)は読み取った画像データの様子を示す図である。
【図5】CCDラインセンサに読み取られた主走査方向
lライン分の出力例を示す図である。
【図6】原稿のピント合わせを行うレンズ駆動部の構成
を示す図である。
【図7】画像の歪みの補正方法を概念的に示す図であ
る。
【図8】行の湾曲補正の方法を説明する図である。
【図9】文字の縮み補正のための構成を示す図である。
【図10】本装置の制御部の回路ブロック図である。
【図11】CPUによる動作のフローチャートである。
【図12】(a)はカバーガラスを原稿の厚さに応じて
上下動可能にした構成を示す図、(b)はカバーロッド
を用いて撮影ページの浮き上がりを防止する構成を示す
図である。
【符号の説明】
2 原稿台 8 カバーガラス(制止部材) 11 CCDラインセンサ 13 原稿 38 カバーロッド(制止部材)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 書籍などの原稿を上向き見開き状態で撮
    影する画像読み取り装置において、 原稿を載置する原稿台と、 この原稿台上に載置された原稿を上方より読み取る撮像
    手段と、 前記原稿台上の所定位置に設けられた、該原稿の撮影ペ
    ージの浮き上りを制止する制止部材とを備えたことを特
    徴とする画像読み取り装置。
JP8056757A 1996-02-19 1996-02-19 画像読み取り装置 Withdrawn JPH09224132A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8056757A JPH09224132A (ja) 1996-02-19 1996-02-19 画像読み取り装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8056757A JPH09224132A (ja) 1996-02-19 1996-02-19 画像読み取り装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09224132A true JPH09224132A (ja) 1997-08-26

Family

ID=13036388

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8056757A Withdrawn JPH09224132A (ja) 1996-02-19 1996-02-19 画像読み取り装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09224132A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10019906A1 (de) * 2000-04-20 2001-10-31 Guenter Seidl Vorrichtung zum Scannen von mehrseitigen Schriftstücken
JP2014174786A (ja) * 2013-03-11 2014-09-22 Medeia Kk 服薬管理支援システム
JP2020189119A (ja) * 2015-02-25 2020-11-26 デントスプリー インターナショナル インコーポレイテッド 歯科用スケーラー器具用ホルダー

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10019906A1 (de) * 2000-04-20 2001-10-31 Guenter Seidl Vorrichtung zum Scannen von mehrseitigen Schriftstücken
JP2014174786A (ja) * 2013-03-11 2014-09-22 Medeia Kk 服薬管理支援システム
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Effective date: 20030506