JP2002006188A - 光学エレメントの固定構造、読み取りユニット、画像走査装置 - Google Patents

光学エレメントの固定構造、読み取りユニット、画像走査装置

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JP2002006188A
JP2002006188A JP2000190578A JP2000190578A JP2002006188A JP 2002006188 A JP2002006188 A JP 2002006188A JP 2000190578 A JP2000190578 A JP 2000190578A JP 2000190578 A JP2000190578 A JP 2000190578A JP 2002006188 A JP2002006188 A JP 2002006188A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光学エレメントの接着固定前に光学エレメン
トの軸調整を簡単に行うことができるようにして、軸調
整後に光学エレメントの取付けを高精度に行うことがで
きる光学エレメントの固定構造を提供する。 【解決手段】 光線が透過する透過面の周囲に側面を有
するレンズ3と、側面に対向する第1の取付面5aと第
1の取付面5aとは異なる角度を有する第2の取付面5
bとを有する中間保持部材5と、第2の取付面5bに対
向する取付面2cを有する筐体2とを備え、筐体2と筐
体2に対して位置調整されたレンズ3とが中間保持部材
5を介して接着固定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学エレメントの
固定構造に関し、詳しくは、固体撮像素子を用いて光学
像を読取る複写機、ファクシミリ装置、スキャナ装置等
に使用される光学エレメントの固定構造、画像読取ユニ
ット及び画像走査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、CCD等の固体撮像素子を用い
て画像を光学像として読取る画像読取装置は、図14に
示すように、物体901を結像レンズ9022を介して
固体撮像素子903に結像させて読取っている。また、
固体撮像素子903には複数個の微小な光電変換素子
(以下、単に画素といい、この画素は通常数μm×数μ
mの微小な大きさを有する)を直線状に配列した1ライ
ンの固体撮像素子が用いられている。
【0003】一方、近時では、カラー像を読取るために
図15に示すように、Red(以下、単にRという)、
Green(以下、単にGという)、Blue(以下、
単にBという)に分光感度のピークを持つ画素R(6
a)、B(6b)、G(6c)、別に直線状に3列配置
した固体撮像素子906が用いられる場合もある。
【0004】通常、このような固体撮像素子906の位
置調整精度は5軸方向共に高精度が要求されており、特
にこの要求を達成するために不可欠とされているのが、
固体撮像素子906を上記のように位置調整した後に固
体撮像素子906をフレームに固定する際、固体撮像素
子906の位置ずれがないようにする技術である。
【0005】このような技術が必要なのは、いくら高精
度に位置調整しても、固定時に位置がずれると再度位置
調整が必要になったり、分離可能な固定方法を採用して
いる場合は、その部分を廃棄処分にするしか方法がなく
なってしまい、位置調整時間が長くなったり、コスト高
の原因になってしまうからである。
【0006】この固定については、従来ねじによる固定
が多く用いられてきたが、このような固定を用いるとそ
の位置ずれ量が数百μm〜数十μmと大きくなってしま
うという不具合が発生する。
【0007】このような不具合を解消するために、ねじ
に変わる手段として、ヤジリ、タマ、バネ等の複雑な構
造部品を用いることも考えられるが、このようにすると
部品が高価であるためより一層コスト高となってしま
う。
【0008】したがって、現在ではねじによる固定に比
べて位置ずれ量が少なく、また、部品点数の問題も少な
いとされる接着剤による固定が多く試みられている。こ
の接着剤による固定にも、大きく分けて2つの方法があ
り、一方は被接着箇所同士が当接している場合の方法で
あって、他方は被接着箇所に隙間がある方法である。な
お、前者は密着接着、後者は充填接着と呼ばれるもので
ある。
【0009】充填接着は、被接着物間に位置調整のため
の調整代以上の隙間があり、その隙間に接着剤を充填し
て固着する方法である。従来この種の充填接着方法とし
ては、例えば、特開平7−297993号公報に記載さ
れたものがある。このものは、被接着物の形状精度の影
響があっても、被接着物同士が当接しないように被接着
物間の隙間量を設定してあり、その隙間に接着剤を充填
して固定するものである。
【0010】また、紫外線硬化型の接着剤を介してヘッ
ド保持部材に取り付ける方法としては、図16に示すよ
うな方法がある。
【0011】図16に示す方法は、同図(a)に示すよ
うに、ワーク911の1面に接着剤912を塗布してワ
ーク911をワーク保持部材913に対して位置決め
し、この接着剤912を介してワーク911をワーク保
持部材913に固定する際に、同図(b)に示すよう
に、ワーク911とワーク保持部材913の隙間から接
着剤912に対してライトガイドLにより紫外線を照射
することにより、接着剤912を硬化させてワーク81
1をワーク保持部材913に固定するようにしている。
なお、ワーク911またはワーク保持部材913の一方
が紫外線を透過する材料であれば、その一方を通して接
着剤912に紫外線を照射するようにしている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の部材の取付け構造にあっては、被接着物同士
が当接しないように被接着物間の隙間量を設定してあ
り、その隙間に接着剤を充填して固定するようになって
いたため、以下のような問題が発生してしまった。
【0013】以下、この充填接着の方法を図17に示す
モデル図に基づいて説明するとともに、その問題点を具
体的に説明する。
【0014】図17において、914は被接着物である
ワーク、915はワーク保持部材、916は接着剤であ
り、この方法では、ワーク914をワーク保持部材91
5に固定している。
【0015】このため、ワーク914とワーク保持部材
915を当接させないで接着固定するには、ワーク91
4と接着面914aの位置ばらつき量A(ワーク914
の位置調整代)とワーク保持部材側915の接着面91
5aのばらつき量Cが発生しても、ワーク側の接着面9
14aとワーク保持部材915側の接着面915aが当
接せず、かつ、接着剤916を充填する隙間を確保する
ために隙間Bが必要になる。したがって、接着剤916
の膜厚は最小でB、最大でA+B+Cになってしまい、
接着剤916の膜厚はA+Cの長さだけばらつくことに
なる。
【0016】さらに、ワーク914側の接着面914a
とワーク保持部材915側の接着面915aの面精度の
影響でI+Jだけ接着剤916の膜厚がばらついてしま
うこともある。
【0017】一般的に、接着剤は硬化する際に収縮する
ため、接着剤の硬化後に被接着物を位置ずれさせないた
めには接着剤の塗布量をできるだけ少なくすることが重
要になってくる。ところが、上述した充填接着方法で
は、接着剤の膜厚をB以下にすることができないので、
接着剤の膜厚がBの場合に接着剤の硬化収縮での位置ず
れが許容値よりも多く発生したとしても、接着剤の膜厚
の変更で対応できなくなり、固定後の位置ずれ量の改善
ができない場合があった。
【0018】また、接着剤の膜厚がA+Cだけ発生する
ことにより、接着剤の硬化収縮量もそのばらつきに応じ
て変化することになる。これにより固定後のワーク14
の位置もばらついてしまい、必要な位置精度が確保でき
ないという場合もあった。通常、紫外線硬化型の接着剤
の硬化時の体積収縮率は5〜10%程度である。体積収
縮率が7%の場合を考えてみると、接着剤の硬化形状が
正方体の場合には、3次元各方向に約2%程度収縮する
ことになる。
【0019】したがって、接着剤の膜厚に0.5mm程
度の差が生じると、硬化収縮量は各方向とも10μm程
度の差が生じることになる。被接着物を樹脂の射出成形
で製作する場合には、上述した接着剤の膜厚のばらつき
A+Cは0.5μm以上になる場合が考えられるため、
固定後の位置ずれが問題となる可能性が十分にある。
【0020】以上により、従来の充填接着方法にあって
は、インクジェットワークの固定位置の必要精度を維持
することができない場合が発生するため、生産時の歩留
りが低下したり、固定精度不良の被接着物を廃棄処分に
しなければならず、製造コストが増大するという問題が
発生してしまった。
【0021】このような不具合を解消するために、例え
ば、特開平10−309801号公報に記載されたもの
がある。
【0022】このものは、ワークとワーク保持部材の間
に中間保持部材を介装し、この中間保持部材を接着剤に
よってワークに固定するとともに接着剤を介してワーク
保持部材に固定するようになっており、ワークとワーク
保持部材の間に中間保持部材を介装している分だけ、ワ
ークの接着面と中間保持部材の接着面に接着される接着
剤とワーク保持部材の接着面と中間保持部材の接着面に
接着される接着剤の膜厚を必要最小限で、かつ一定に管
理するだけで、ワークの接着箇所とワーク保持部材の接
着箇所の位置精度を厳密に管理しなくても、ワークの取
付けを高精度に行うことができ、歩留りを高くすること
ができるとともに生産後のワークの固定力の低下が生じ
るのを防止することができるという技術である。
【0023】しかしながら、ワークを固体撮像素子と
し、ワーク保持部材を固体撮像素子保持部材として中間
保持部材を接着剤を介して固体撮像素子とワーク保持部
材の間に介装した場合に、固体撮像素子の接着固定前の
位置調整において結像レンズによって結像された線像を
固体撮像素子上に位置させ、かつ光学特性を所定の要求
精度で読取ったときに、固体撮像素子の5軸で容易に位
置調整して後、固体撮像素子の取付けを高精度に行うこ
とができ、歩留りを高くすることができるとともに生産
後の固体撮像素子の固定力の低下が生じるのを防止する
ための具体的な構成がないことから、未だ改善の余地が
ある。
【0024】そこで本発明は、光学エレメントの接着固
定前に光学エレメントの軸調整を簡単に行うことができ
るようにして、軸調整後に光学エレメントの取付けを高
精度に行うことができる光学エレメントの固定構造、読
取ユニット及び画像走査装置を提供することを目的とし
ている。
【0025】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明は、光学エレメントを固定する固定構
造において、光線が透過する透過面の周囲に側面を有す
る光学エレメントと、前記側面に対向する第1の取付面
と該第1の取付面とは異なる角度を有する第2の取付面
とを有する中間保持部材と、前記第2の取付面に対向す
る取付面を有するベース部材とを備え、該ベース部材と
該ベース部材に対して位置調整された前記光学エレメン
トとが前記中間保持部材を介して接着固定されているこ
とを特徴とする光学エレメントの固定構造である。
【0026】また、請求項2の発明は、請求項1に記載
の光学エレメントの固定構造において、前記光学エレメ
ントに対して所定位置に、光と電気との変換部材が前記
ベース部材に固定されていることを特徴としている。
【0027】また、請求項3の発明は、請求項1に記載
の光学エレメントの固定構造において、前記接着固定に
用いる接着剤は光硬化型接着剤であって、前記中間保持
部材は少なくとも前記光硬化型接着剤を硬化する光に対
して透光性であることを特徴としている。
【0028】また、請求項4の発明は、請求項1に記載
の光学エレメントの固定構造において、前記中間保持部
材の第1の取付面と第2の取付面とは直交していること
を特徴としている。
【0029】また、請求項5の発明は、請求項4に記載
の光学エレメントの固定構造において、前記中間保持部
材はリブを備えていることを特徴としている。
【0030】また、請求項6の発明は、請求項1又は4
に記載の光学エレメントの固定構造において、前記光学
エレメントの側面に前記中間保持部材の第1の取付面と
対向する平面部を備えていることを特徴としている。
【0031】また、請求項7の発明は、請求項6に記載
の光学エレメントの固定構造において、前記平面部は前
記光学エレメントの光軸と平行であることを特徴として
いる。
【0032】また、請求項8の発明は、請求項6に記載
の光学エレメントの固定構造において、前記平面部は前
記光学エレメントの側面を研削して形成されていること
を特徴としている。
【0033】また、請求項9の発明は、請求項1に記載
の光学エレメントの固定構造において、前記光学エレメ
ントの側面に倣う側面対向面と、中間保持部材の第1の
取付面に倣う倣い面とを有するスペーサを備え、該スペ
ーサの側面対向面が前記光学エレメントの側面に対向
し、前記スペーサの倣い面が前記光学エレメントの第1
の取付面に対向していることを特徴としている。
【0034】また、請求項10の発明は、請求項6に記
載の光学エレメントの固定構造において、前記光学エレ
メントに対して所定位置に、光と電気との変換部材が前
記ベース部材に固定され、前記光学エレメントの前記変
換部材に対する最適有効領域の両側面にそれぞれ第1の
取付面を配したことを特徴としている。
【0035】また、請求項11の発明は、結像レンズの
結像位置に固体撮像素子を配置した画像読取ユニットに
おいて、光線が透過する透過面の周囲に側面を有するレ
ンズと、前記側面に対向する第1の取付面と該第1の取
付面とは異なる角度を有する第2の取付面とを有する中
間保持部材と、前記第2の取付面に対向する取付面を有
するベース部材とを備え、該ベース部材と該ベース部材
に対して位置調整されたレンズとが前記中間保持部材を
介して接着固定されていることを特徴とする画像読取ユ
ニットである。
【0036】また、請求項12の発明は、請求項11に
記載の画像読取ユニットにおいて、前記結像レンズと前
記固体撮像素子との間にカバーを備えていることを特徴
としている。
【0037】また、請求項13の発明は、請求項11に
記載の画像読取ユニットにおいて、前記結像レンズは、
複数のレンズから構成されていることを特徴としてい
る。
【0038】また、請求項14の発明は、請求項11〜
13の何れかに記載の画像読取ユニットを用いた画像走
査装置である。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の光学エレメントの
固定構造を備えた画像読取ユニットを示す図である。
【0040】図1に示すように、画像読取ユニット1
は、原稿面からの画像光としての光線が透過する透過面
の周囲に側面であるコバ面3aを有する、光学エレメン
トであるレンズ3と、コバ面3aに対向する第1の取付
面5aと第1の取付面5aとは異なる角度、本実施形態
では第1の取付面5aに対して90度に形成されている
第2の取付面5bとを有し、レンズ3と筐体2とを接合
する中間保持部材5と、第2の取付面5bに対向する取
付面2cを有するベース部材である筐体2とを備えてい
る。この画像読取ユニット1では、筐体2と筐体2に対
して位置調整されたレンズ3とが中間保持部材5を介し
て接着固定されている。
【0041】前記レンズ3は、図2にも示すように、そ
のコバ面3aに同一直径上に配置される平坦面3bを備
えている。この平坦面3bは切削、研削等により形成さ
れ、必要に応じて研磨されている。このように平坦面3
bを形成することにより、中間保持部材5の第1取付面
5aとの接着面積を拡大することができ、固定強度を高
めることができる。
【0042】前記筐体2は、レンズ3と固体撮像装置7
とを調整後に調整された配置関係で固定する。この筐体
2は、円弧状溝部2bと、円弧状溝部2bに隣接する平
面状の取付面2cと、固体撮像装置7を取り付ける取付
面2dと、レンズ3,6等から構成される結像レンズ系
と固体撮像装置7との間を遮光する遮光用カバー2aと
を備えている。この遮光用カバー2aを設けることによ
って、外乱光等の影響を防ぐことができ良好な画像を得
られる。この筐体2は後述する複写機等の画像走査装置
の所定位置にねじ締め、カシメ、接着、溶着等の固定手
段により固定される。なお、本実施形態では筐体2に形
成する溝部の形状を円弧状としたが、調整後にレンズ3
が浮いた状態になる可能性が高いので、この形状は任意
である。
【0043】前記中間保持部材5に用いる材質は、光
(紫外線)透過率の高い部材、例えば、アートン、ゼオ
ネックス、ポリカーボネイト等が用いられる。前記中間
保持部材5は接着剤の表面張力により、レンズ調整によ
るレンズ位置の移動に対して、両接着面がすべるように
して動き、レンズ3の移動に追従することができる。
【0044】前記中間保持部材5の第1取付面5a及び
第2取付面5b、即ち両接着面を直交させることによっ
て、レンズ3の位置調整が6軸可能となり各軸が独立し
て調整することができる。
【0045】図2に示すように、2個の中間保持部材5
を用いて光学エレメント側接着面であるレンズ3のコバ
3aの平坦面3bが対向するように配置することによっ
て、接着剤が硬化するときの硬化収縮による影響を少な
くすることができる。
【0046】図1に示すように、中間保持部材5の両接
着面間に透光性のリブ5cを設けることによって、光硬
化型接着剤を硬化させるときの光のロスを増加すること
なく、中間保持部材5の強度を高めることができる。
【0047】前記中間保持部材5のレンズ側固定面であ
る第1取付面5aと保持部材側固定面である第2取付面
5bとは互いに垂直であるので、レンズのX、Y、Z、
α、β、γ各位置調整方向への移動に対して互いに独立
して調整することができる。
【0048】中間保持部材5が紫外線硬化型の接着剤に
よって調整レンズ3と筐体2とに接続されている場合に
ついて考えてみると、まずX、Z方向の調整の場合、レ
ンズ3と中間保持部材5とが筐体2の保持部材側固定面
である筐体取付面2cを介して筐体上をすべる動きをし
て調整される。また、Y方向の調整の場合、移動レンズ
3が中間保持部材5のレンズ側固定面である第1取付面
5aをすべる動きをして調整される。
【0049】図3(A)は図2の平坦面の代わりに用い
るスペーサを示す図、同(B)は図3のスペーサの使用
状態を示す図である。図3に示すように、レンズ3のコ
バ3aに平坦面3bを形成する代わりに、略チャンネル
断面形状のスペーサ13aをコバ3aに取り付けたもの
である。このようにスペーサ13aを取り付けることに
より、レンズ3のコバ3aに平坦面3bを形成すること
なく、平坦面3bを形成した場合と同様の効果を得るこ
とができる。
【0050】図4は図1の固定構造のその他の変形例を
示す図である。図4(A)に示すように、レンズ3のコ
バ3aに平坦面3bを形成することなくレンズ3と中間
保持部材5とを図4(B)に示すように線接触3cで接
着するようにしてもよい。この場合には平坦面を形成し
た場合と比べて固定強度が落ちるが、平坦面加工やスペ
ーサを省略することができる。
【0051】図5は固体撮像装置の平面図、図6は固体
撮像装置の斜視図である。図5,6に示すように、固体
撮像装置7は、配線パターン73が形成されたガラス基
板71と、ガラス基板71にバンプ74を介して電気的
に接続される固体撮像素子75とを備えている。ガラス
基板71には、固体撮像素子75の画素領域に対応する
部分に突起部71aを有し、この突起部71aと固体撮
像素子75とが薄層化された接着剤を介して接着されて
いる。ガラス基板71の配線パターン73とFPC(フ
レキシブルプリント配線板)77とを電気的に接続する
ことにより、入射光が光電変換された電気信号を取り出
すことができる。なお、固体撮像装置として、セラミッ
ク構造体と基板とを組み合わせた従来公知の一般的なC
CDを用いることもできる。
【0052】図7は画像読取ユニットの筐体に固体撮像
装置を取り付ける様子を示す図である。図7に示すよう
に、固体撮像装置7は筐体2の取付部に位置決めされて
取り付けられる。この場合には固体撮像装置7と結像レ
ンズ30(調整レンズ3、固定レンズ6)とは結像レン
ズ30側で位置調整する。
【0053】図8は画像読取ユニットの筐体に固体撮像
装置を取り付ける他の例を示す図である。図8に示すよ
うに、固体撮像装置7は筐体2の取付面にL字状の中間
保持部材8を介して調整自在に取り付けられる。この場
合には筐体2に対して固体撮像装置7の位置調整も行う
ことができる。
【0054】図9は画像読取ユニットの組立の一例を示
す図であり、図11は組み立てられた画像読取ユニット
の断面図である。図9(A)に示すように、複数枚のレ
ンズ3,6から構成されている結像光学系と、結像光学
系の結像位置に固定される固体撮像素子を有する固体撮
像装置7と、これらを保持する保持部材としての筐体2
とを有する画像読取ユニットの組付け方法において、複
数のレンズ3,6を位置調整して固定する調整レンズ3
と、位置調整なしに固定する無調整レンズ6とに分け、
次に無調整レンズ6を筐体2に設けた無調整レンズ固定
部2eに固定し、次に調整レンズ3を無調整レンズ6の
光軸に合せて固定し、次に図9(B)に示すように固体
撮像装置7を、組付けられた光学系の光軸に合せて固定
することにより、図11に示すように画像読取ユニット
が組み立てられる。なお、符号KはICが実装されてい
る基板である。
【0055】図10は画像読取ユニットの組立の他の例
を示す図である。図10(A)に示すように、複数枚の
レンズ3,6から構成されている結像光学系と、結像光
学系の結像位置に固定される固体撮像素子を有する固体
撮像装置7を、これらを保持する保持部材としての筐体
2とを有する画像読取ユニットの組付け方法において、
複数のレンズ3,6を位置調整して固定する調整レンズ
3と、位置調整なしに固定する無調整レンズ6とに分
け、次に無調整レンズ6を保持部材に設けた無調整レン
ズ固定部2eに固定し、固定された無調整レンズ6の光
軸に合せて固体撮像装置7を固定し、次に図10(B)
に示すように、調整レンズ3を無調整レンズ6の光軸或
いは無調整レンズ6と固体撮像装置7との総合特性軸に
合せて固定する。
【0056】図12は本発明の読取ユニットを備える画
像走査装置の一例として多機能型デジタル画像形成装置
の概略構成図である。図12に示すように、この画像形
成装置は、自動原稿送り装置101、読み取りユニット
150、書込ユニット157、給紙ユニット130及び
後処理ユニット140とを備えて構成されている。自動
原稿送り装置101は、原稿を読取ユニット150のコ
ンタクトガラス106上に自動的に給送し、読み取りが
終了した原稿を自動的に排出する。読み取りユニット1
50はコンタクトガラス106上にセットされた原稿を
照明して光電変換装置であるCCD154によって読み
取り、書込ユニット157は読み取られた原稿の画像信
号に応じて感光体115上に画像を形成し、給紙ユニッ
ト130から給紙された転写紙上に画像を転写して定着
する。定着が完了した転写紙は後処理ユニット140に
排紙され、ソートやステープルなどの所望の後処理が行
われる。
【0057】まず、読み取りユニット150は、原稿を
載置するコンタクトガラス106と光学走査系で構成さ
れ、光学走査系は露光ランプ151、第1ミラー15
2、レンズ153、CCDイメージセンサ154、第2
ミラー155および第3ミラー156などからなってい
る。露光ランプ151および第1ミラー152は図示し
ない第1キャリッジ上に固定され、第2ミラー155お
よび第3ミラー156は図示しない第2キャリッジ上に
固定されている。原稿を読み取る際には、光路長が変化
しないように第1キャリッジと第2キャリッジとは2対
1の相対速度で機械的に走査される。この光学走査系は
図示しないスキャナ駆動モータによって駆動される。
【0058】原稿画像はCCDイメージセンサ154に
よって読み取られ、光信号から電気信号に変換されて処
理される。レンズ153およびCCDイメージセンサ1
54を図12において左右方向に移動させると画像倍率
を変化させることができる。すなわち、指定された倍率
に対応してレンズ153およびCCDイメージセンサ1
54の図において左右方向の位置が設定される。
【0059】書き込みユニット157はレーザ出力ユニ
ット158、結像レンズ159およびミラー160によ
って構成され、レーザ出力ユニット158の内部には、
レーザ光源であるレーザダイオードおよびモータによっ
て高速で定速回転するポリゴンミラーが設けられてい
る。
【0060】レーザ出力ユニット158から照射される
レーザ光は、前記定速回転するポリゴンミラーによって
偏向され、結像レンズ159を通ってミラー160で折
り返され、感光体面上に集光されて結像する。偏向され
たレーザ光は感光体115が回転する方向と直交する所
謂主走査方向に露光走査され、後述する画像処理部のM
SU606によって出力された画像信号のライン単位の
記録を行う。そして、感光体115の回転速度と記録密
度に対応した所定の周期で主走査を繰り返すことによっ
て感光体面上に画像、すなわち静電潜像が形成される。
【0061】このように書き込みユニット157から出
力されるレーザ光が、画像作像系の感光体115に照射
されるが、感光体115の一端近傍のレーザ光の照射位
置に主走査同期信号を発生する図示しないビームセンサ
が配されている。このビームセンサから出力される主走
査同期信号に基づいて主走査方向の画像記録タイミング
の制御、および後述する画像信号の入出力用の制御信号
の生成が行われる。
【0062】図13は本発明の光学エレメントの固定構
造を適用した書込ユニットを示す図である。図13に示
すように、書込ユニットは、LD201と、コリメート
レンズ202と、光路合成用光学系203と、ポリゴン
ミラー204と、反射ミラー205と、fθレンズ20
6と、同期センサ207とを備え、感光体ドラム208
上に静電潜像を形成する。このような書込ユニットのL
D201とコリメータレンズ202との固定構造200
においても本発明を適用することができる。
【0063】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種
々変形して実施することができる。
【0064】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の光学エ
レメントの固定構造によれば、光学エレメントの接着固
定前に光学エレメントの軸調整を簡単に行うことができ
るようにして、軸調整後に光学エレメントの取付けを高
精度に行うことができるという効果を有する。
【0065】また、本発明の読取ユニットによれば、結
像レンズ側で偏心調整できるので、固体撮像素子の位置
調整が簡単化し、ねじ止めや無調整で取り付けることが
できるとともに、光学エレメントを高精度に取り付ける
ことができるので、高精度な読み取りを行うことができ
る。
【0066】また、本発明の画像走査装置によれば、高
精度な読み取りを行うことができるので、高精度な画像
走査を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光学エレメントの固定構造を備えた画
像読取ユニットを示す図である。
【図2】図1の固定構造の要部を示す図である。
【図3】(A)は図2の平坦面の代わりに用いるスペー
サを示す図であり、(B)はスペーサをの使用状態を示
す図である。
【図4】図1の固定構造のその他の変形例を示す図であ
る。
【図5】図1の画像読取ユニットに用いる固体撮像装置
の平面図である。
【図6】図1は画像読取ユニットに用いる固体撮像装置
の斜視図である。
【図7】本発明に係る画像読取ユニットの筐体に固体撮
像装置を取り付ける様子を示す図である。
【図8】本発明に係る画像読取ユニットの筐体に固体撮
像装置を取り付ける他の例を示す図である。
【図9】本発明に係る画像読取ユニットの組立の一例を
示す図である。
【図10】本発明に係る画像読取ユニットの組立の他の
例を示す図である。
【図11】本発明に係る組み立てられた画像読取ユニッ
トの断面図である。
【図12】本発明に係る画像走査装置の一例としての複
写機の概略を示す図である。
【図13】本発明に係る書込ユニットを示す図である。
【図14】従来の物体、結像レンズおよび固体撮像素子
の光学的な位置関係を示す図である。
【図15】従来の固体撮像素子の概略正面図である。
【図16】従来のワークの取り付け手順を示す図であ
る。
【図17】従来の充填接着方法のモデル図であり、
(A)はその上面図、(B)は同図(A)のH−H断面
図である。
【符号の説明】
1 画像読取ユニット 2 筐体(ベース部材) 2c 取付面 3 レンズ(光学エレメント) 3a コバ(側面) 3b 平面部 5 中間保持部材 5a 第1の取付面 5b 第2の取付面 5c リブ 7 固体撮像装置 13a スペーサ 75 CCD(光と電気との変換部材) 201 LD(光と電気との変換部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹本 浩志 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 小野 信昭 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 小林 俊夫 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 2H043 AE02 AE23 2H045 AA01 DA02 5C051 AA01 BA03 DA03 DB01 DB21 DB22 DC02 DC04 DC07 DD02 DE21 EA01

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学エレメントを固定する固定構造にお
    いて、 光線が透過する透過面の周囲に側面を有する光学エレメ
    ントと、 前記側面に対向する第1の取付面と該第1の取付面とは
    異なる角度を有する第2の取付面とを有する中間保持部
    材と、 前記第2の取付面に対向する取付面を有するベース部材
    とを備え、 該ベース部材と該ベース部材に対して位置調整された前
    記光学エレメントとが前記中間保持部材を介して接着固
    定されていることを特徴とする光学エレメントの固定構
    造。
  2. 【請求項2】 前記光学エレメントに対して所定位置
    に、光と電気との変換部材が前記ベース部材に固定され
    ていることを特徴とする請求項1に記載の光学エレメン
    トの固定構造。
  3. 【請求項3】 前記接着固定に用いる接着剤は光硬化型
    接着剤であって、前記中間保持部材は少なくとも前記光
    硬化型接着剤を硬化する光に対して透光性であることを
    特徴とする請求項1に記載の光学エレメントの固定構
    造。
  4. 【請求項4】 前記中間保持部材の第1の取付面と第2
    の取付面とは直交していることを特徴とする請求項1に
    記載の光学エレメントの固定構造。
  5. 【請求項5】 前記中間保持部材はリブを備えているこ
    とを特徴とする請求項4に記載の光学エレメントの固定
    構造。
  6. 【請求項6】 前記光学エレメントの側面に前記中間保
    持部材の第1の取付面と対向する平面部を備えているこ
    とを特徴とする請求項1又は4に記載の光学エレメント
    の固定構造。
  7. 【請求項7】 前記平面部は前記光学エレメントの光軸
    と平行であることを特徴とする請求項6に記載の光学エ
    レメントの固定構造。
  8. 【請求項8】 前記平面部は前記光学エレメントの側面
    を研削して形成されていることを特徴とする請求項6に
    記載の光学エレメントの固定構造。
  9. 【請求項9】 前記光学エレメントの側面に倣う側面対
    向面と、中間保持部材の第1の取付面に倣う倣い面とを
    有するスペーサを備え、該スペーサの側面対向面が前記
    光学エレメントの側面に対向し、前記スペーサの倣い面
    が前記光学エレメントの第1の取付面に対向しているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の光学エレメントの固定
    構造。
  10. 【請求項10】 前記光学エレメントに対して所定位置
    に、光と電気との変換部材が前記ベース部材に固定さ
    れ、前記光学エレメントの前記変換部材に対する最適有
    効領域の両側面にそれぞれ第1の取付面を配したことを
    特徴とする請求項6に記載の光学エレメントの固定構
    造。
  11. 【請求項11】 結像レンズの結像位置に固体撮像素子
    を配置した画像読取ユニットにおいて、 光線が透過する透過面の周囲に側面を有するレンズと、 前記側面に対向する第1の取付面と該第1の取付面とは
    異なる角度を有する第2の取付面とを有する中間保持部
    材と、 前記第2の取付面に対向する取付面を有するベース部材
    とを備え、 該ベース部材と該ベース部材に対して位置調整されたレ
    ンズとが前記中間保持部材を介して接着固定されている
    ことを特徴とする画像読取ユニット。
  12. 【請求項12】 前記結像レンズと前記固体撮像素子と
    の間にカバーを備えていることを特徴とする請求項11
    に記載の画像読取ユニット。
  13. 【請求項13】 前記結像レンズは、複数のレンズから
    構成されていることを特徴とする請求項11に記載の画
    像読取ユニット。
  14. 【請求項14】 請求項11〜13の何れかに記載の画
    像読取ユニットを用いた画像走査装置。
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