JP5142372B2 - ミラー、光走査装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ミラー、光走査装置及び画像形成装置に係り、更に詳しくは、光ビームを反射するミラー、光ビームで被走査面を走査する光走査装置、及び該光走査装置を備える画像形成装置に関する。
カールソンプロセスを用いて画像を形成する画像形成装置としては、例えば、回転する感光ドラムの表面を、光ビームで走査することにより、感光ドラム表面に潜像を形成し、この潜像を可視化して得られたトナー像を、記録媒体としての用紙上に定着させることにより、画像を形成する画像形成装置が知られている。この種の画像形成装置は、オンデマンドプリンティングシステムとして簡易印刷によく用いられており、近年では、カラー画像を形成することが可能な画像形成装置も広く普及するに至っている。
カラー画像を形成する画像形成装置(以下、カラー画像形成装置ともいう)には、例えば、複数の色に共通する感光体を有し、この感光体に形成された各色に対応する複数のトナー像を重ね合わせて記録媒体に転写する装置や、各色に対応した複数の感光体を有し、各感光体に対応する色のトナー像を重ね合わせて記録媒体に転写する装置などがある。いずれの装置にせよ、これらのカラー画像形成装置では、複数色のトナー像を重ね合わせることにより1つのカラー画像を形成するため、各色に対応したトナー像を、記録媒体としての用紙上に精度よく重ね合わせて定着させる必要がある。
上述したトナー像の重ね合わせ精度は、光源からの光ビームを整形する整形光学系と、光ビームを感光体上に入射させる光学系などに含まれる光学素子との間の相対位置関係に密接に関係するものである。そのため、カラー画像形成装置では、整形光学系に対して、例えば特許文献1及び特許文献2に記載されたミラーに代表される光学素子を、精度よく位置決めした状態で配置する必要がある。
特許第2637016号公報 特開2000−155204号公報
カラー画像形成装置において上述のミラーを配置する方法としては、装置の部品点数の削減、及び組み立ての容易性の観点から、例えば光学系などが収容される筐体に設けられた支持部などに、ミラーの一部を接着する方法が考えられる。この場合には、ミラーと整形光学系との相対位置関係の変動に起因するレジストずれや、色ずれなどの発生を防止する必要があるため、ミラーの接着面の濡れ性を大きくして、ミラーの接着強度をある程度高める必要がある。
本発明は、かかる事情の下になされたもので、その第1の目的は、部品のコストアップを招くことなく、接着強度の向上を図ることが可能なミラーを提供することにある。
また、本発明の第2の目的は、被走査面を精度よく走査することが可能な光走査装置を提供することにある。
また、本発明の第3の目的は、精度よく画像を形成することが可能な画像形成装置を提供することにある。
本発明は、第1の観点からすると、一部が接着領域となった一面を有し、少なくとも前記接着領域に対応する部分が透明である基材と;前記一面に形成された反射膜と;前記一面の前記反射膜が形成された反射領域と前記接着領域とに連続して形成され、前記反射領域及び前記接着領域での材質が同等の、親水性を有する保護膜と;を有するミラーである。
これによれば、同一の工程で、反射領域と接着領域の異なる領域を、親水性を有する保護で被覆することができる。その結果、コストアップを招くことなく、接着領域の濡れ性を向上させることによる接着強度の向上を実現することが可能となる。
本発明は第2の観点からすると、光ビームで被走査面を主走査方向へ走査する光走査装置であって、前記光ビームを射出する光源と;前記光ビームを偏向して、前記光ビームの像面を前記主走査方向へ走査する偏向ミラーと;偏向された前記光ビームを反射して前記光ビームの進行方向を変更する本発明のミラーと;を備える光走査装置である。
これによれば、光走査装置は、本発明のミラーを備えている。これにより、ミラーを例えば筐体や、筐体に設けられた支持部材などに強固に接着することができ、経年劣化などによるミラーの取り付け位置の変動を抑制することができる。したがって、被走査面を長期にわたり精度よく走査することが可能となる。
本発明は第3の観点からすると、画像に関する情報から得られる潜像に基づいて形成されたトナー像を、記録媒体に定着させることにより、画像を形成する画像形成装置であって、本発明の光走査装置と;前記光走査装置により潜像が形成される感光体と;前記感光体の被走査面に形成された潜像を顕像化する現像手段と;前記現像手段により顕像化されたトナー像を前記記録媒体に定着させる転写手段と;を備える画像形成装置である。
これによれば、本発明の光走査装置によって形成された潜像に基づいて、最終的な画像が形成される。したがって、記録媒体上に精度よく画像を形成することが可能となる。
また、本発明は第4の観点からすると、多色画像に関する情報から得られる各色ごとの潜像に基づいて形成されたトナー像を、記録媒体に重ね合わせて定着させることにより、多色画像を形成する画像形成装置であって、本発明の光走査装置と;前記光走査装置により各色に応じた潜像がそれぞれ形成される複数の感光体と;前記複数の感光体の被走査面それぞれに形成された潜像を顕像化する現像手段と;前記現像手段により顕像化された各色ごとのトナー像を前記記録媒体に重ね合わせて定着させる転写手段と;を備える画像形成装置である。
これによれば、本発明の光走査装置によって形成された潜像に基づいて、最終的な多色画像が形成される。したがって、記録媒体上に精度よく画像を形成することが可能となる。
以下、本発明の一実施形態を図1〜図12に基づいて説明する。図1は、本実施形態に係る画像形成装置500の概略構成を示す図である。
画像形成装置500は、例えば、黒、イエロー、マゼンダ、シアンのトナー像を普通紙(用紙)上に重ね合わせて転写することにより、多色画像を印刷するタンデム方式のカラープリンタである。この画像形成装置500は、図1に示されるように、光走査装置100、4本の感光ドラム30A、30B、30C、30D、転写ベルト40、給紙トレイ60、給紙コロ54、第1レジストローラ56、第2レジストローラ52、定着ローラ50、排紙ローラ58、上記各部を統括的に制御する不図示の制御装置、及び上記構成部品を収容するほぼ直方体状のハウジング501などを備えている。
ハウジング501には、上面に印刷が終了した用紙が排出される排紙トレイ501aが形成され、その排紙トレイ501aの下方に光走査装置100が配置されている。
光走査装置100は、感光ドラム30Aに対しては、上位装置(パソコン等)から供給された画像情報に基づいて変調された黒色画像成分の光ビームを走査し、感光ドラム30Bに対してはシアン画像成分の光ビームを走査し、感光ドラム30Cに対してはマゼンダ画像成分の光ビームを走査し、感光ドラム30Dに対してはイエロー画像成分の光ビームを走査する。なお、光走査装置100の構成については後述する。
4本の感光ドラム30A、30B、30C、30Dは、その表面に、光ビームが照射されると、その部分が導電性となる性質をもつ感光層が形成された円柱状の部材であり、光走査装置100の下方にX軸方向に沿って等間隔に配置されている。
感光ドラム30Aは、ハウジング501内部の−X側端部にY軸方向を長手方向として配置され、不図示の回転機構により図1における時計回り(図1の矢印に示される方向)に回転されるようになっている。そして、その周囲には、図1における12時(上側)の位置に帯電チャージャ32Aが配置され、2時の位置にトナーカートリッジ33Aが配置され、10時の位置にクリーニングケース31Aが配置されている。
帯電チャージャ32Aは、長手方向をY軸方向として、感光ドラム30Aの表面に対し所定のクリアランスを介して配置され、感光ドラム30Aの表面を所定の電圧で帯電させる。
トナーカートリッジ33Aは、黒色画像成分のトナーが充填されたカートリッジ本体と、感光ドラム30Aとは逆極性の電圧によって帯電された現像ローラなどを備え、カートリッジ本体に充填されたトナーを現像ローラを介して感光ドラム30Aの表面に供給する。
クリーニングケース31Aは、Y軸方向を長手方向とする長方形状のクリーニングブレードを備え、該クリーニングブレードの一端が感光ドラム30Aの表面に接するように配置されている。感光ドラム30Aの表面に吸着されたトナーは、感光ドラム30Aの回転に伴いクリーニングブレードにより剥離され、クリーニングケース31Aの内部に回収される。
感光ドラム30B,30C,30Dは、感光ドラム30Aと同等の構成を有し、感光ドラム30Aの+X側に所定間隔隔てて順番に配置されている。そして、その周囲には、前述の感光ドラム30Aと同様の位置関係で、帯電チャージャ32B,32C,32D、トナーカートリッジ33B,33C,33D及びクリーニングケース31B,31C,31Dがそれぞれ配置されている。
帯電チャージャ32B〜32Dは、前述した帯電チャージャ32Aと同様に構成され、感光ドラム30B〜30Dの表面を所定の電圧で帯電させる。
トナーカートリッジ33B〜33Dは、それぞれシアン、マゼンダ、イエロー画像成分のトナーが充填されたカートリッジ本体と、感光ドラム30B〜30Dとは逆極性の電圧によって帯電された現像ローラなどを備え、カートリッジ本体に充填されたトナーを現像ローラを介して感光ドラム30B〜30Dの表面にそれぞれ供給する。
クリーニングケース31B〜31Dは、クリーニングケース31Aと同様に構成され、同様に機能する。
以下、感光ドラム30A、帯電チャージャ32A、トナーカートリッジ33A及びクリーニングケース31Aを合わせて第1ステーションと呼び、感光ドラム30B、帯電チャージャ32B、トナーカートリッジ33B及びクリーニングケース31Bを合わせて第2ステーションと呼び、感光ドラム30C、帯電チャージャ32C、トナーカートリッジ33C及びクリーニングケース31Cを合わせて第3ステーションと呼び、感光ドラム30D、帯電チャージャ32D、トナーカートリッジ33D及びクリーニングケース31Dを合わせて第4ステーションと呼ぶものとする。
転写ベルト40は、無端環状の部材で、感光ドラム30A,30Dの下方にそれぞれ配置された従動ローラ40a,40cと、これらの従動ローラ40a,40cより少し低い位置に配置された駆動ローラ40bに、上端面が感光ドラム30A、30B、30C、30Dそれぞれの下端面に接するように巻回されている。そして、駆動ローラ40bが図1における反時計回りに回転することにより、反時計回り(図1の矢印に示される方向)に回転される。また、転写ベルト40の+X側端部近傍には、上述した帯電チャージャ32A、32B、32C、32Dとは逆極性の電圧が印加された転写チャージャ48が配置されている。
給紙トレイ60は、転写ベルト40の下方に配置されている。この給紙トレイ60は略直方体状のトレイであり、内部に印刷対象としての複数枚の用紙61が積み重ねられて収納されている。そして、給紙トレイ60の上面の+X側端部近傍には矩形状の給紙口か形成されている。
給紙コロ54は、給紙トレイ60から用紙61を一枚ずつ取り出し、一対の回転ローラから構成される第1レジストローラ56を介して、転写ベルト40と転写チャージャ48によって形成される隙間に導出する。
定着ローラ50は、一対の回転ローラから構成され、用紙61を加熱するとともに加圧し、第2レジストローラ52を介して、排紙ローラ58へ導出する。
排紙ローラ58は、一対の回転ローラから構成され、導出された用紙61を排紙トレイ501aに順次スタックする。
次に、光走査装置100の構成について説明する。図2は光走査装置100を示す斜視図であり、図3は光走査装置100を示す側面図である。図2及び図3を総合して見るとわかるように、光走査装置100は、感光ドラム30A,30Bを走査する光ビームをポリゴンミラー104へ入射させる入射光学系200A、及び感光ドラム30C,30Dを走査する光ビームをポリゴンミラー104へ入射させる入射光学系200Bの2つの入射光学系と、ポリゴンミラー104、及びポリゴンミラー104によって偏向される光ビームの光路上に配置されたfθレンズ105,305、反射ミラー106,306、トロイダルレンズ107,307を含んで構成される走査光学系と、上記各部を収容する光学ハウジング100aを備えている。
前記入射光学系200A,200Bは、X軸に対して120度又は60度を成す方向から、ポリゴンミラー104の偏向面に光ビームを入射させる光学系であり、図2の入射光学系200Bに代表的に示されるように、光源装置70、この光源装置70から射出される光ビームの経路に沿って順に配置された、アパーチャ部材201、光束分割プリズム202、一組の液晶素子203A,203B、一組のシリンダレンズ204A,204Bを備えている。
前記光源装置70は、例えば複数のVCSELが2次元配置された面発光型の半導体レーザアレイ、及び各VCSELから射出された光ビームをカップリングするカップリングレンズを含んで構成され、複数の光ビームをポリゴンミラー104に向けて射出する。
前記アパーチャ部材201は、矩形状の開口を有し、該開口中心が、光源装置70に含まれるカップリングレンズの焦点位置又はその近傍に位置するように配置されている。
前記光束分割プリズム202は、光源装置70から射出された複数本の光ビームそれぞれを、上下方向(副走査方向)に所定距離隔てた2本の光ビームに分割する。
前記液晶素子203A,203Bは、光束分割プリズム202に2分割された光ビームそれぞれに対応するように上下に隣接して配置され、制御装置(不図示)からの電圧信号に応じて光ビームを副走査方向へ偏向する。
シリンダレンズ204A,204Bは、光束分割プリズム202に2分割された光ビームそれぞれに対応して上下に隣接して配置され、入射した光ビームそれぞれをポリゴンミラー104へ集光する。
ポリゴンミラー104は、側面に光ビームの偏向面が形成された1組の正4角柱状の部材からなり、それぞれの部材は相互に45度位相がずれた状態で上下方向に隣接して配置されている。そして、不図示の回転機構により、図2に示される矢印の方向に一定の角速度で回転されている。これにより、入射光学系200A,又は入射光学系200Bの光束分割プリズム202で2つに分割され、ポリゴンミラー104の偏向面にそれぞれ集光された2本の光ビームは、位相の異なる偏向面でそれぞれ偏向されることで、感光ドラム上に交互に入射する。
fθレンズ105、305それぞれは、光ビームの入射角に比例した像高をもち、ポリゴンミラー104により、一定の角速度で偏向される光ビームの像面をY軸に対して等速移動させる。
トロイダルレンズ107,307それぞれは、長手方向をY軸方向として配置され、入射する光ビームを、反射ミラー106,306を介して、感光ドラム30A,30B,30C,30Dの表面にそれぞれ結像させる。
反射ミラー106、306それぞれは相互に同等の構成を有し、入射する光ビームを反射する。以下、反射ミラー106,306の構成を反射ミラー106を代表的に取り上げて説明する。
図4は、反射ミラー106を示す斜視図である。図4に示されるように、反射ミラー106は直方体状のミラーであり、例えばガラスや透明樹脂などを素材とし長手方向をY軸方向とする透明基材106aを有している。そして、図4及び図5を総合して見るとわかるように、透明基材106aの上面(+Z側の面)には、反射膜106b、及び保護膜106cが順次形成されている。
前記反射膜106bは、透明基材106aの上面の両端部の領域を除いた領域に形成された、光ビームに対して反射性を有する膜である。ここで、説明の便宜上、図4に示されるように、透明基材106a上面の両端部の領域を接着領域a2と定義し、透明基材106a上面の両端部の領域を除いた領域を反射領域a1と定義する。
上述した、反射膜106bは、一例として、透明基材106aを十分に精密洗浄した後に十分に乾燥させ、真空環境下で、透明基材106aの反射領域a1に、例えばアルミニウムや、アルミニウムを含む合金が蒸着されることにより形成されている。
前記保護膜106cは、図4及び図5を総合して見るとわかるように、透明基材106aの反射領域a1と、接着領域a2とに渡って連続して形成された透過性を有する膜である。図6は、図5におけるAA線に沿った断面図である。図6に示されるように、この保護膜106cは3層構造の膜であり、最上層(+Z側の層)と最下層(−Z側の層)は親水性の高いSiOが蒸着されることにより形成され、最上層と最下層とに挟まれた中間層はTiOが蒸着されることにより形成されている。
上述したように、保護膜106cが、透明基材106aの反射領域a1と接着領域a2とに形成されることで、反射領域a1では、反射膜106bと保護膜106cとの相互作用により、光ビームに対する反射率が向上するとともに、反射膜106bが保護膜106cによって電気的に絶縁される。そして、接着領域a2では、後述する接着剤に対する濡れ性(親水性)が大きくなる。ここで、濡れ性とは、保護膜106cの表面に接着剤が付着したときの、接着剤表面と保護膜106c表面との接触角と等価であり、接触角が大きくなるほど濡れ性が大きい(良好である)と考えられる。
また、本実施形態では、保護膜106cの膜厚は、1nm以上で1000nm以下とすることが適当であり、特に膜厚を10nmから360nmの範囲に設定するのが好ましい。以下、図12を用いてその理由を説明する。図12は、保護膜106cの膜厚に対する反射ミラー106の透過率(%)の関係を示す図である。図12に示されるように、本実施形態にかかる反射ミラー106では、保護膜106cの膜厚が1nmから1000nmまでの範囲では透過率がほぼ一定であるが、膜厚が1nmより小さくなるか、又は膜厚が1000nmより大きくなると急峻に透過率が低下する。したがって、反射ミラー106に入射する光ビーム利用効率を考えると、反射ミラー106の反射率が一定となるように、保護膜106cの膜厚を、1nmから1000nmまでの範囲とすることが適当である。また、保護膜106cの膜厚を1nmより小さくすると、保護膜106cの親水性が低下してしまうため、濡れ性を大きくする観点からも、保護膜106cの厚さは1nm以上とすることが好ましい。
図7は光学ハウジング100aの一部を示す図である。図7に示されるように、光学ハウジング100aには、反射ミラー106の両端に形成された接着領域a2を支持する支持面101aが形成された複数組のリブ101A,101Bが形成されている。また、前記リブ101Aの支持面101aには、リブ101Bとは異なり、図8に示されるように、その中央部に母線方向をY軸方向とする半円柱状の突出部が形成されている。上述のように構成された反射ミラー106は、両端部がリブ101A,101Bによって支持されることで、光学ハウジング100aに装着されている。
以下、反射ミラー106の装着方法について説明する。反射ミラー106をリブ101A,101Bを介して装着する際には、図9に示されるように、まず反射ミラー106を、その両端部に形成された接着領域a2が、リブ101A,101Bそれぞれの支持面101aに対向した状態で配置する。そして、図9及び図10を総合して見るとわかるように、弾性材料からなる保持部材103を、反射ミラー106の+Y側の端部に当接させた状態で、ネジ80を保持部材103に設けられた丸孔を介してボス102に螺合する。これにより、反射ミラー106の+Y側の接着領域a2は、保持部材103の弾性力によってリブ101Aの支持面101aに対して押圧される。上述したように、リブ101Aの支持面101aには反射ミラー106の接着面に対して突出する半円柱状の突出部が形成されているため、この状態のときには、反射ミラー106は+Y側の端部を中心に−Y側の端部を動かすことが可能な状態となっている。
次に、図11に示されるように、反射ミラー106の−Y側端部の接着領域a2とリブ101Bの支持面101aとの間に、一例として紫外線硬化性を有する接着材を注入し、不図示の治具を用いて反射ミラー106を+Y側端部を中心に動かして、その姿勢の微調整を行う。
そして、図11中の矢印に示されるように、反射ミラー106の透明基材106aを介して紫外線を接着材に照射することにより接着材を硬化させる。これにより、反射ミラー106は、姿勢の調整が行われた状態で光学ハウジング100aに装着される。
次に、上述のように構成された光走査装置100を備える画像形成装置500の動作について説明する。上位装置などから画像情報が供給されると、入射光学系200Aの光源装置70から射出された光ビームは、アパーチャ部材201でビーム形状が整形された後、光束分割プリズム202によって上下方向に2分割される。分割された光ビームそれぞれは、液晶素子203A,203Bを透過することで副走査方向の位置補正がなされた後、シリンダレンズ204A,204Bよりポリゴンミラー104の偏向面に集光される。そして、ポリゴンミラー104で偏向された光ビームは、fθレンズ105へ入射する。
fθレンズ105へ入射した上方の光ビームは、反射ミラー106で反射されトロイダルレンズ107へ入射する。そして、トロイダルレンズ107により、反射ミラー106を介して感光ドラム30Bの表面に集光される。また、fθレンズ105へ入射した下方の光ビームは、反射ミラー106で反射されトロイダルレンズ107へ入射する。そして、トロイダルレンズ107により、反射ミラー106を介して感光ドラム30Aの表面に集光される。なお、ポリゴンミラー104は上述したように上下の偏向面間に45度の位相差がある。したがって、上方の光ビームによる感光ドラム30Bの走査と、下方の光ビームによる感光ドラム30Aの走査は、−Y方向へ向かって交互に行われることとなる。
一方、入射光学系200Bの光源装置70から射出された光ビームは、アパーチャ部材201でビーム形状が整形された後、光束分割プリズム202によって上下方向に2分割される。分割された光ビームそれぞれは、液晶素子203A,203Bを透過することで副走査方向の位置補正がなされた後、シリンダレンズ204A,204Bよりポリゴンミラー104の偏向面に集光される。そして、ポリゴンミラー104で偏向された光ビームは、fθレンズ305へ入射する。
fθレンズ305へ入射した上方の光ビームは、反射ミラー306で反射されトロイダルレンズ307へ入射する。そして、トロイダルレンズ307により、反射ミラー306を介して感光ドラム30Cの表面に集光される。また、fθレンズ305へ入射した下方の光ビームは、反射ミラー306で反射されトロイダルレンズ307へ入射する。そして、トロイダルレンズ307により、反射ミラー306を介して感光ドラム30Dの表面に集光される。なお、ポリゴンミラー104は上述したように上下の偏向面間に45度の位相差がある。したがって、上方の光ビームによる感光ドラム30Cの走査と、下方の光ビームによる感光ドラム30Dの走査は、+Y方向へ向かって交互に行われることとなる。
一方、感光ドラム30A、30B、30C、30Dそれぞれの表面の感光層は、帯電チャージャ32A、32B、32C、32Dにより所定の電圧で帯電されることにより、電荷が一定の電荷密度で分布している。そして、上述したように、感光ドラム30A、30B、30C、30Dがそれぞれ走査されると、光ビームが集光したところの感光層が導電性を有するようになり、その部分では電位がほぼ零となる。したがって、図1の矢印の方向にそれぞれ回転している感光ドラム30A、30B、30C、30Dが、画像情報に基づいて変調された光ビームによって走査されるとことにより、それぞれの感光ドラム30A、30B、30C、30Dの表面には、電荷の分布により規定される静電潜像が形成される。
感光ドラム30A、30B、30C、30Dそれぞれの表面に静電潜像が形成されると、図1に示されるトナーカートリッジ33A、33B、33C、33Dの現像ローラにより、感光ドラム30A、30B、30C、30Dそれぞれの表面にトナーが供給される。このときトナーカートリッジ33A、33B、33C、33Dそれぞれの現像ローラは感光ドラム30A、30B、30C、30Dと逆極性の電圧により帯電されているため、現像ローラに付着したトナーは感光ドラム30A、30B、30C、30Dと同極性に帯電されている。したがって、感光ドラム30A、30B、30C、30Dの表面のうち電荷が分布している部分にはトナーが付着せず、走査された部分にのみトナーが付着することにより、感光ドラム30A、30B、30C、30Dの表面に静電潜像が可視化されたトナー像が形成される。
上述のように画像情報に基づいて第1ステーション、第2ステーション、第3ステーション、及び第4ステーションで形成されたそれぞれのトナー像は、転写ベルト40の表面に重ねあわされた状態で転写され、給紙トレイ60から取り出された用紙61の表面に、転写チャージャ48によって転写され、定着ローラ50により定着される。そして、このように画像が形成された用紙61は、排紙ローラ58により排紙され、順次排紙トレイ501aにスタックされる。
以上説明したように、本実施形態にかかる反射ミラー106では、親水性の高いSiOが蒸着されることにより形成された最上層及び最下層と、TiOが蒸着されることにより形成された中間層とからなる3層構造の保護膜106cが、透明基材106aの一側の面の反射領域a1とその両側の接着領域a2とに渡って連続して形成されている。このため、各領域a1,a2に同一の工程で保護膜106cを組成する層を形成することが可能となる。この結果、透明基材106aの反射領域a1の反射率の向上と、接着領域a2の濡れ性を向上させることによる接着強度の向上とを同一の工程で実現することが可能となる。
また、本実施形態にかかる反射ミラー106では、透明基材106aの接着領域a2に保護膜106cが形成されることで、接着領域a2の濡れ性が向上されているため、接着材により反射ミラー106を光学ハウジング100aに対して強固に接着することが可能となる。
また、本実施形態にかかる反射ミラー106では、透明基材106aに形成された保護膜106cの厚さが1nm以上で1000nm以下となっている。したがって、反射領域a1の増反射効果(高反射率)が向上されている。また、この膜厚では、保護膜106cの透過率が従来の膜に比べて高くなっているため、図11に示されるように、紫外線を透明基材106aを介して接着材に照射する場合に、少ないエネルギーの紫外線を用いて、短時間で接着剤を硬化させることが可能となる。
また、本実施形態にかかる光走査装置100では、反射ミラー106、及びこれと同等の反射ミラー306が、光走査装置100の光学ハウジング100aに強固に接着されているため、入射光学系200A、200B、及び走査光学系を構成する他の光学素子に対する反射ミラー106、306の位置変動が抑制され、感光ドラム30A〜30Dの表面を精度よく走査することが可能となる。
また、本実施形態にかかる画像形成装置500では、感光ドラム30A〜30Dの表面に精度よく潜像が形成され、この潜像に基づいて最終的な画像が形成されるため、用紙上に色ずれ等のない画像を形成することが可能となる。
なお、上記実施形態では、複数の感光体30A〜30Bを備えた多色画像を形成する画像形成装置500について説明したが、これに限らず、本発明は、例えば1つの感光体を複数の光ビームで走査することにより、単色の画像を形成する画像形成装置などにも適用することができる。
また、本実施形態にかかる反射ミラー106では、透明基材106aの両端に接着領域a2が形成されているが、これに限らず、透明基材106aの両端部のうち、リブ101Bの支持面101aに接着される側にのみ接着領域を形成することとしてもよい。
また、本実施形態では、反射ミラー106が、紫外線硬化性を有する接着材によって接着される場合について説明したが、これに限らず、電子線硬化性、熱硬化性を有する接着剤を用いて、反射ミラー106の接着を行ってもよい。
また、上記実施形態では、本発明の光走査装置100がプリンタに用いられる場合について説明したが、プリンタ以外の画像形成装置、例えば、複写機、ファクシミリ、又は、これらが集約された複合機にも好適である。
本発明の一実施形態にかかる画像形成装置500の概略構成を示す図である。 光走査装置100を示す斜視図である。 光走査装置100を示す側面図である。 反射ミラー106を示す斜視図である。 反射ミラー106の側面図である。 反射ミラー106の断面図である。 光学ハウジング100aに設けられたリブ101A、101Bを示す図である。 リブ101Aを示す斜視図である。 反射ミラー106の装着方法を説明するための図(その1)である。 反射ミラー106の装着方法を説明するための図(その2)である。 反射ミラー106の装着方法を説明するための図(その3)である。 保護膜106cの膜厚特性を説明するための図である。
符号の説明
30A〜30B…感光ドラム、31A〜31D…クリーニングケース、32A〜32D…帯電チャージャ、33A〜33D…トナーカートリッジ、40…転写ベルト、40a,40c…従動ローラ、40b…駆動ローラ、48…転写チャージャ、50…定着ローラ、52…第2レジストローラ、54…給紙コロ、56…第1レジストローラ、58…排紙ローラ、60…給紙トレイ、61…用紙、70…光源装置、80…ネジ、100…光走査装置、100a…光学ハウジング、101A,101B…リブ、101a…支持面、102…ボス、103…保持部材、104…ポリゴンミラー、105,305…fθレンズ、106,306…反射ミラー、106a…透明基材、106b…反射膜、106c…保護膜、107,307…トロイダルレンズ、200A,200B…入射光学系、201…アパーチャ部材、202…光束分割プリズム、203A,203B…液晶素子、204A,204B…シリンダレンズ、500…画像形成装置、501…ハウジング、501a…排紙トレイ、a1…反射領域、a2…接着領域。

Claims (6)

  1. 一部が接着領域となった一面を有し、少なくとも前記接着領域に対応する部分が透明である基材と;
    前記一面に形成された反射膜と;
    前記一面の前記反射膜が形成された反射領域と前記接着領域とに連続して形成され、前記反射領域及び前記接着領域での材質が同等の、親水性を有する保護膜と;を有するミラー。
  2. 前記保護膜の厚さは、1nm以上で1000nm以下であることを特徴とする請求項に記載のミラー。
  3. 光ビームで被走査面を主走査方向へ走査する光走査装置であって、
    前記光ビームを射出する光源と;
    前記光ビームを偏向して、前記光ビームの像面を前記主走査方向へ走査する偏向ミラーと;
    偏向された前記光ビームを反射して前記光ビームの進行方向を変更する請求項1又は2に記載のミラーと;を備える光走査装置。
  4. 前記光学系を収容する筐体を更に備え、前記ミラーは、前期接着領域が前記筐体に接着されていることを特徴とする請求項に記載の光走査装置。
  5. 画像に関する情報から得られる潜像に基づいて形成されたトナー像を、記録媒体に定着させることにより、画像を形成する画像形成装置であって、
    請求項又はに記載の光走査装置と;
    前記光走査装置により潜像が形成される感光体と;
    前記感光体の被走査面に形成された潜像を顕像化する現像手段と;
    前記現像手段により顕像化されたトナー像を前記記録媒体に定着させる転写手段と;を備える画像形成装置。
  6. 多色画像に関する情報から得られる各色ごとの潜像に基づいて形成されたトナー像を、記録媒体に重ね合わせて定着させることにより、多色画像を形成する画像形成装置であって、
    請求項又はに記載の光走査装置と;
    前記光走査装置により各色に応じた潜像がそれぞれ形成される複数の感光体と;
    前記複数の感光体の被走査面それぞれに形成された潜像を顕像化する現像手段と;
    前記現像手段により顕像化された各色ごとのトナー像を前記記録媒体に重ね合わせて定着させる転写手段と;を備える画像形成装置。
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