JP2002006103A - 反射防止フィルム、光学機能性フィルム、及び表示装置 - Google Patents

反射防止フィルム、光学機能性フィルム、及び表示装置

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JP2002006103A
JP2002006103A JP2000189378A JP2000189378A JP2002006103A JP 2002006103 A JP2002006103 A JP 2002006103A JP 2000189378 A JP2000189378 A JP 2000189378A JP 2000189378 A JP2000189378 A JP 2000189378A JP 2002006103 A JP2002006103 A JP 2002006103A
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film
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antireflection
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JP2000189378A
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Koichi Ohata
浩一 大畑
Toshiaki Yoshihara
俊昭 吉原
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】擦過による反射防止層の表面に傷が付きにく
く、反射防止層の剥離のない反射防止フィルムを提供す
ることを目的とする。 【解決手段】透明プラスチックフィルム基材1上の少な
くとも片面にハードコート層2を有し、そのハードコー
ト層上に低屈折率層4−bの単層、或いは高屈折率層4
−aと低屈折率層4−bを交互に積層した反射防止層4
を有する反射防止フィルム6において、ハードコート層
2と反射防止層4との間にシランカップリング剤からな
るプライマー層3が形成され、反射防止層4の最表面に
防汚層5を形成されていることを特徴とする反射防止フ
ィルム6を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスプレイ(液
晶ディスプレイ、CRTディスプレイ、プロジェクショ
ンディスプレイ、プラズマディスプレイ、ELディスプ
レイ等)の表示画面表面に適用される反射防止フィル
ム、光学機能性フィルム及びこれらを有する表示装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】多くのディスプレイは、室内外を問わず
外光などが入射するような環境下で使用される。この外
光などの入射光は、ディスプレイ表面等において正反射
され、反射像が表示光と混合し表示品質を低下させ、表
示画像を見にくくしている。
【0003】特に、最近のオフィスのOA化に伴い、コ
ンピューターを使用する頻度が増し、ディスプレイと相
対していることが長時間化した。これにより反射像等に
よる表示品質の低下は、目の疲労など健康障害等を引き
起こす要因とも考えられている。
【0004】更には、近年ではアウトドアライフの普及
に伴い、各種ディスプレイを室外で使用する機会が益々
増える傾向にあり、表示品質をより向上して表示画像を
明確に認識できるような要求が出てきている。
【0005】これらの要求を満たす為の例として、透明
基材の表面に、金属酸化物などから成る高屈折率層と低
屈折率層を積層した、或いは無機や有機フッ素化合物な
どの低屈折率層を単層で形成した可視光の広範囲にわた
り反射防止効果を有する反射防止フィルムをディスプレ
イ表面に張り合わせる等して利用することが知られてい
る。
【0006】これとは別に、透明プラスチックフィルム
基材の表面に透明な微粒子を含むコーティング層を形成
し、凹凸状の表面により外光を乱反射させるなどして
も、同様の効果を得られることが知られている。
【0007】一方、上記反射防止フィルムには、人が使
用することによって、擦過などにより反射防止層の表面
に傷が付きやすい。そのため、表示装置に反射防止フィ
ルムを張り合わせた場合、擦過等による傷のため、表示
装置を認識しにくくする他、外観を著しく劣化させる。
また、傷をきっかけとして反射防止層の剥離を招くなど
の問題が生じる。
【0008】そこで、これらの問題を解決する手段とし
て、透明プラスチック基材と、反射防止層との密着性を
向上させるための工夫が考案されている。
【0009】例えば、特開昭60−156001号公報
には、透明プラスチック基材上にNiやCr等の金属薄
膜を形成し、この金属薄膜上に反射防止層を形成したも
のが提案されている。特開平6−138303号公報に
は、透明プラスチック基材上に酸化クロム層を形成し、
この酸化クロム層上に反射防止層を形成したものが提案
されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
プライマー層の形成技術においては、擦過により、反射
防止層の表面に傷が付きやすく、その為、表示装置に張
り合わせた場合、擦過による傷のため表示装置を認識し
にくくする他、外観を著しく劣化させる。また、傷をき
っかけとして反射防止層の剥離を招く等の問題が生じ
る。
【0011】本発明は、以上のような従来技術の課題を
解決しようとするものであり、擦過による反射防止層の
表面に傷が付きにくく、反射防止層の剥離のない反射防
止フィルムを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
請求項1の発明は、透明プラスチックフィルム基材上の
少なくとも片面にハードコート層を有し、そのハードコ
ート層上に低屈折率層の単層、或いは高屈折率層と低屈
折率層を交互に積層した反射防止層を有する反射防止フ
ィルムにおいて、ハードコート層と反射防止層との間に
シランカップリング剤からなるプライマー層が形成され
ていることを特徴とする反射防止フィルムである。
【0013】本発明の請求項2の発明は、請求項1記載
の反射防止フィルムにおいて、反射防止層の最表面に防
汚層を形成されていることを特徴とする。本発明の請求
項3の発明は、請求項1、2記載の反射防止フィルムに
おいて、高屈折率層と低屈折率層を交互に積層した反射
防止層の層数が2〜6層であることを特徴とする。
【0014】本発明の請求項4の発明は、請求項1、
2、3記載の反射防止フィルムにおいて、プライマー層
が屈折率1.6以下、好ましくは1.5以下であること
を特徴とする。
【0015】本発明の請求項5の発明は、請求項1〜4
記載の反射防止フィルムにおいて、防汚層がパーフルオ
ロポリエーテル基含有シランカップリング剤からなるこ
とを特徴とする。
【0016】本発明の請求項6の発明は、請求項1〜5
記載の反射防止フィルムにおいて、前記反射防止フィル
ムと機能性光学フィルムとが貼り合わせた光学機能性フ
ィルムであることを特徴とする。
【0017】本発明の請求項7の発明は、請求項6記載
の光学機能性フィルムにおいて、前記機能性光学フィル
ムが偏光板であることを特徴とする。
【0018】本発明の請求項8の発明は、請求項6、7
のいずれかに記載の光学機能性フィルムにおいて、粘着
剤、接着剤等の接着層を備えていることを特徴とする。
【0019】本発明の請求項9の発明は、請求項8記載
の光学機能性フィルムにおいて、ディスプレイの表示画
面表面の前面板の表面に貼り合わせたことを特徴とす
る。
【0020】本発明の請求項10の発明は、請求項9記
載のディスプレイが液晶ディスプレイ、CRTディスプ
レイ、プロジェクションディスプレイ、プラズマディス
プレイ、ELディスプレイのいずれかであることを特徴
とする表示装置。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
【0022】透明プラスチックフィルム基材の少なくと
も片面に、ハードコート層、プライマー層、反射防止
層、防汚層を形成し、反射防止層が高屈折率層と低屈折
率層を交互に積層し、積層数が4層の場合を図1に示
す。
【0023】透明プラスチックフィルム基材1として
は、種々の有機高分子からなる基材をあげることができ
る。通常、光学部材として使用される基材は、透明性、
屈折率、分散などの光学特性、さらには耐衝撃性、耐熱
性、耐久性などの諸物性の点から、ポリオレフィン系
(ポリエチレン、ポリプロピレン等)、ポリエステル系
(ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレ
ート等)、ポリアミド系(ナイロン−6、ナイロン−6
6等)、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリイミド、
ポリビニルアルコール、エチレンビニルアルコール、ア
クリル、セルロース系(トリアセチルセルロース、ジア
セチルセルロース、セロファン等)等、或いはこれらの
有機高分子の共重合体などからなっている。
【0024】これらの透明プラスチックフィルム基材を
構成する有機高分子に、公知の添加剤、例えば、帯電防
止剤、紫外線吸収剤、可塑剤、滑剤、着色剤、酸化防止
剤、難燃剤等を含有させたものも使用することができ
る。
【0025】また、この透明プラスチックフィルム基材
としては、単層、あるいは複数の有機高分子を積層した
ものでも良い。また、その厚みは、特に限定されるもの
ではないが、70〜200μmが好ましい。
【0026】ハードコート層2は、透明プラスチック基
材表面の硬度を向上させ、鉛筆等の荷重のかかる引っ掻
きによる傷を防止し、また、透明プラスチックフィルム
基材の屈曲による反射防止層のクラック発生を抑制する
ことができ、反射防止フィルムの機械的強度が改善でき
る。
【0027】ハードコート層は透明性と適度な硬度と機
械的強度があれば、特に限定されるものではない。電離
放射線や紫外線の照射による硬化樹脂や熱硬化性の樹脂
が使用でき、特に、紫外線照射硬化型アクリル系樹脂、
有機ケイ素系樹脂、熱硬化型ポリシロキサン樹脂が好ま
しい。
【0028】これらの樹脂は透明プラスチックフィルム
基材と屈折率が同等もしくは近似していることがより好
ましい。膜厚は3μm以上あれば十分な強度となるが、
透明性、塗工精度、取り扱いから5〜7μmの範囲が好
ましい。
【0029】前記ハードコート層に平均粒子径0.01
〜3μmの無機或いは有機物微粒子を混合分散させる。
または表面形状を凹凸させることで一般的にアンチグレ
アと呼ばれる光拡散性処理を施すことが出来る。これら
の微粒子は透明であれば特に限定されるものではない
が、低屈折率材料が好ましく、酸化珪素、フッ化マグネ
シウムが安定性、耐熱性等で好ましい。これらのハード
コート層は均一に塗布されるものであれば、塗布方法は
いかなる方法でも構わない。
【0030】プライマー層3は、ハードコート層2と反
射防止層4との密着性を高めるものである。密着性、及
び光学特性を満たすものでなければならない。
【0031】プライマー層3としては、シランカップリ
ング剤、又はその重合物であれば特に限定されるもので
はない。シランカップリング剤は、ガラスなどの無機物
と、樹脂などの有機物をそれぞれの特性を損なうことな
く結合させることが出来る。
【0032】例えば、シランカップリング剤としては、
テトラエトキシシラン、テトラメトキシシラン、メチル
トリメトキシシラン、メチルトリエトキシシラン、ビニ
ルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、3
−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、2−
(3,4−エボキシシクロヘキシル)エチルトリメトキ
シシラン、N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロ
ピルトリメトキシシラン、3−アミノプロピルトリエト
キシシラン、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシ
シラン、γ−メタクリロキシプロピルトリエトキシシラ
ン、γ−クロロプロピルトリメトキシシラン、γ−メル
カプトプロピルトリメトキシシラン等が例示でき、それ
らを単独に、或いは2種類以上併せて用いてもよい。
【0033】上記シランカップリング剤を用いて、重合
体、或いは共重合体を作製する方法は限定されないが、
加水分解によって作製するにあたっての触媒としては、
公知であり、塩酸、蓚酸、硝酸、酢酸、フッ酸、ギ酸、
リン酸、蓚酸、アンモニア、アルミニウムアセトナー
ト、ジブチルスズラウレート、オクチル酸スズ化合物、
メタンスルホン酸、トリクロロメタンスルホン酸、パラ
トルエンスルホン酸、トリフロロ酢酸等が例示でき、そ
れらを単独に、或いは2種類以上併せて用いてもよい。
【0034】本発明のプライマー層3の屈折率は、1.
6以下、特に1.5以下であることが好ましい。このた
め、プライマー層が低屈折率層の機能を持つこととな
り、見かけ反射防止層が5層構成となり、反射率が低下
する波長領域が広がる利点がある。
【0035】本発明のプライマー層3は、上記のシラン
カップリング剤、若しくはそれらを上記の触媒を用いて
加水分解などによる重合体、あるいは共重合体からなる
ものではある。これらのプライマー層3は均一に成膜さ
れるものであれば、成膜方法はいかなる方法でも構わな
い。
【0036】例えば、ウェットコーティング法(ディッ
プコーティング法、スピンコーティング法、フローコー
ティング法、スプレーコーティング法、ロールコーティ
ング法、グラビアコーティング法等)、PVD(Phy
sical Vapor Deposition)法
(真空蒸着法、反応性蒸着法、イオンビームアシスト法
等)、CVD(Chemical Vapor Dep
osition)法等の公知の方法により形成される。
【0037】反射防止層4は、プライマー層上に高屈折
率層4−aと低屈折率層4−bを交互に積層する。積層
数は、2〜6層であることが好ましい。
【0038】高屈折率層4−aとしては、屈折率が1.
80以上のものであれば特に限定されるものではない
が、実用的には金属酸化物〔酸化チタン、酸化ジルコニ
ウム、酸化タンタル、酸化亜鉛、酸化インジウム、酸化
ハフニウム、酸化セリウム、酸化スズ、酸化ニオブ、酸
化イットリウム、酸化イッテリビウム、酸化トリウム、
酸化アンチモン、酸化ビスマス、ITO(Indium
Tin Oxide)等〕のいずれか、或いはこれら
の混合物を用いる。
【0039】低屈折率層4−bとしては、屈折率が1.
60以下のものであれば特に限定されるものではない
が、実用的には金属酸化物〔酸化珪素(二酸化珪素、一
酸化珪素等)等〕、金属ハロゲン化物〔フッ化マグネシ
ウム、フッ化カルシウム、フッ化ナトリウム、フッ化ラ
ンタン、フッ化セリウム、フッ化リチウム、フッ化トリ
ウム等〕のいずれか、或いはこれらの混合物を用いる。
【0040】これらの高屈折率層4−a、低屈折率層4
−bは、ウェットコーティング法(ディップコーティン
グ法、スピンコーティング法、フローコーティング法、
スプレーコーティング法、ロールコーティング法、グラ
ビアコーティング法等)、PVD(Physical
Vapor Deposition)法(真空蒸着法、
反応性蒸着法、イオンビームアシスト法、スパッタリン
グ法、イオンプレーティング法等)、CVD(Chem
ical Vapor Deposition)法等の
公知の方法により形成される。
【0041】防汚層5は、本発明の反射防止層4の表面
を保護し、更に防汚性を付与するものである。特に、反
射防止フィルムは、人が使用することによって、指紋、
皮脂、汗、化粧品等の汚れが反射防止層上に付着する場
合が多い。一般に反射防止層の表面エネルギーは約60
J/m2 と大きいために、そのような汚れが付着しやす
く、かつ、微細な凹凸があるため除去することが容易で
はない。また、そのような汚れが付着した部分だけ高反
射となり、汚れが目立つため問題がある。従って、本発
明では防汚層は必ず必要とするものではないが、反射防
止層の剥離の原因となる表面の傷の防止に効果が大きい
ものであり、防汚層を設ける事により相乗効果を期待で
きる。
【0042】防汚層5を構成する防汚剤としては、パー
フルオロポリエーテル基含有シランカップリング剤が好
ましい。例えば、Rf ―(OC36n ―O―(CF
2 m ―(CH2l ―O―(CH2s ―Si(O
R)3 (但し、Rf は炭素数1〜16の直鎖状または分
岐状パーフルオロアルキル基、nは1〜50の整数、m
は0〜3の整数、lは0〜3の整数、sは0〜6の整
数、但し、6≧m+l>0、Rは炭素数1〜10のアル
キル基を示す。)が好ましい。
【0043】上記の防汚層は、ウェットコーティング法
(ディップコーティング法、スピンコーティング法、フ
ローコーティング法、スプレーコーティング法、ロール
コーティング法、グラビアコーティング法等)、PVD
(Physical Vapor Depositio
n)法(真空蒸着法、反応性蒸着法、イオンビームアシ
スト法等)、CVD(Chemical Vapor
Deposition)法等の公知の方法により形成さ
れる。
【0044】前記防汚剤を用いて作製した防汚層の膜厚
は、特に限定されるものではないが、防汚性、耐擦傷
性、及び、反射防止フィルムの光学性能の点から、10
〜500Åが好ましい。
【0045】本発明の反射防止フィルムと偏光板などの
機能性光学フィルム等を、ラミネートに代表される貼り
合わせ技術で貼り合わせることにより、反射防止機能を
有する光学機能性フィルムとなる。
【0046】これらの反射防止フィルムや反射防止フィ
ルムを貼り合わせた光学機能性フィルムを、粘着剤、接
着剤等を用いて各種ディスプレイ(液晶ディスプレイ、
CRTディスプレイ、プロジェクションディスプレイ、
プラズマディスプレイ、ELディスプレイ等)の表示装
置の前面板のガラス板、プラスチック板、偏光板等と貼
り合わせることによって、反射防止性を有し、擦過によ
る反射防止層の表面に傷を付けにくく、反射防止層の剥
離のない画像認識の高い表示装置となる。
【0047】
【実施例】以下、本発明の実施例について詳細に説明す
るが、本発明は実施例に限定されるものではない。
【0048】〈実施例1〉透明プラスチックフィルム基
材1のTACフィルム(厚さ:80μm)上に、多官能
アクリル樹脂をマイクログラビア法を用いて膜厚5μm
で塗布し、120Wのメタハライドランプを20cmの
距離から10sec.照射することにより、ハードコー
ト層2を形成した。
【0049】その後、ハードコート層上にテトラエトキ
シシランを塩酸で加水分解反応を行ったコーティング溶
液をマイクログラビア法を用いて膜厚30nmで塗布
し、120℃で1分間乾燥を行うことにより、プライマ
ー層3を形成した。
【0050】その後、プライマー層上に高屈折率層4−
aに酸化チタン、低屈折率層4−bに酸化珪素からなる
反射防止層をプラズマアシスト蒸着法により形成した。
【0051】さらに、反射防止層の最表面にC37
(OC3624―O―(CF2 2 ―C24 ―O―
CH2 Si(OCH33 からなる防汚層5を真空蒸着
法により形成した。
【0052】各層の屈折率n、形状膜厚d、及び光学膜
厚ndは、TACフィルム(n=1.49)、ハードコ
ート層(n=1.51,d=約5mm)、プライマー層
(n=1.43,d=20)、TiO2 (n=2.3
0,nd=30nm)、SiO 2 (n=1.46,nd
=30nm)、TiO2 (n=2.30,nd=230
nm)、SiO2 (n=1.46,nd=120nm)
とした。
【0053】防汚層の厚さは約8nmであった。光学膜
厚は、光学式の膜厚モニターにより監視し、目的光量値
に達した時に成膜を止め、所定の光学膜厚を得た。この
反射防止フィルムの絶対反射測定による分光反射特性を
図1に示す。
【0054】〈比較例1〉透明プラスチックフィルム基
材1のTACフィルム(厚さ:80μm)上に、多官能
アクリル樹脂をマイクログラビア法を用いて膜厚5μm
で塗布し、120Wのメタハライドランプを20cmの
距離から10sec.照射することにより、ハードコー
ト層2を形成した。
【0055】その後、ハードコート層上に高屈折率層4
−aに酸化チタン、低屈折率層4−bに酸化珪素からな
る反射防止層をプラズマアシスト蒸着法により形成し
た。
【0056】さらに、反射防止層の最表面にC37
(OC3624―O―(CF2 2 ―C24 ―O―
CH2 Si(OCH33 からなる防汚層5を真空蒸着
法により形成した。
【0057】各層の屈折率n、形状膜厚d、及び光学膜
厚ndは、TACフィルム(n=1.49)、ハードコ
ート層(n=1.51,d=約5mm)、TiO2 (n
=2.30,nd=60nm)、SiO2 (n=1.4
6,nd=40nm)、TiO2 (n=2.30,nd
=110nm)、SiO2 (n=1.46,nd=14
0nm)とした。防汚層の厚さは約8nmであった。光
学膜厚は、光学式の膜厚モニターにより監視し、目的光
量値に達した時に成膜を止め、所定の光学膜厚を得た。
この反射防止フィルムの絶対反射測定による分光反射特
性を図2に示す。
【0058】〈比較例2〉透明プラスチックフィルム基
材1のTACフィルム(厚さ:80μm)上に、多官能
アクリル樹脂をマイクログラビア法を用いて膜厚5μm
で塗布し、120Wのメタハライドランプを20cmの
距離から10sec.照射することにより、ハードコー
ト層2を形成した。
【0059】その後、ハードコート層上にテトラエトキ
シシランを塩酸で加水分解反応を行ったコーティング溶
液をマイクログラビア法を用いて膜厚30nmで塗布
し、120℃で1分間乾燥を行うことにより、プライマ
ー層3を形成した。
【0060】その後、プライマー層上に高屈折率層4−
aに酸化チタン、低屈折率層4−bに酸化珪素からなる
反射防止層をプラズマアシスト蒸着法により形成した。
【0061】さらに、反射防止層の最表面にCF3 (C
27 (CH22 Si(NH) 3/2 〔KP801
M:信越化学工業(株)製〕からなる防汚層5を真空蒸
着法により形成した。
【0062】各層の屈折率n、形状膜厚d、及び光学膜
厚ndは、TACフィルム(n=1.49)、ハードコ
ート層(n=1.51,d=約5μm)、プライマー層
(n=1.43,d=20)、TiO2 (n=2.3
0,nd=30nm)、SiO 2 (n=1.46,nd
=30nm)、TiO2 (n=2.30,nd=230
nm)、SiO2 (n=1.46,nd=120nm)
とした。防汚層の厚さは約8nmであった。光学膜厚
は、光学式の膜厚モニターにより監視し、目的光量値に
達した時に成膜を止め、所定の光学膜厚を得た。
【0063】〈比較例3〉透明プラスチックフィルム基
材1のTACフィルム(厚さ:80mm)上に、多官能
アクリル樹脂をマイクログラビア法を用いて膜厚5mm
で塗布し、120Wのメタハライドランプを20cmの
距離から10sec.照射することにより、ハードコー
ト層2を形成した。
【0064】その後、ハードコート層上に高屈折率層4
−aに酸化チタン、低屈折率層4−bに酸化珪素からな
る反射防止層をプラズマアシスト蒸着法により形成し
た。
【0065】さらに、反射防止層の最表面にCF3 (C
27 (CH22 Si(NH) 3/2 〔KP801
M:信越化学工業(株)製〕からなる防汚層5を真空蒸
着法により形成した。
【0066】各層の屈折率n、形状膜厚d、及び光学膜
厚ndは、TACフィルム(n=1.49)、ハードコ
ート層(n=1.51,d=約5μm)、TiO2 (n
=2.30,nd=60nm)、SiO2 (n=1.4
6,nd=40nm)、TiO2 (n=2.30,nd
=110nm)、SiO2 (n=1.46,nd=14
0nm)とした。防汚層の厚さは約8nmであった。光
学膜厚は、光学式の膜厚モニターにより監視し、目的光
量値に達した時に成膜を止め、所定の光学膜厚を得た。
【0067】上記の実施例、比較例において、各種物性
評価方法と結果を表1に示す。
【0068】
【表1】
【0069】(a) 接触角測定:接触角計〔CA−X
型:協和界面科学(株)製〕を用いて、乾燥状態(20
℃−65%RH)で直径1.0mmの液滴を針先に作
り、これを基材(固体)の表面に接触させて液滴を作っ
た。接触角とは、固体と液体が接する点における液体表
面に対する接線と固体表面がなす角で、液体を含む方の
角度で定義した。液体には、蒸留水とn−ヘキサデカン
を使用した。
【0070】(b) 転落角測定:転落角計〔CA−X
型:協和界面科学(株)製〕を用いて、乾燥状態(20
℃−65%RH)で直径1.0mmの液滴を針先に作
り、これを水平な基材(固体)表面上に接触させて液滴
を作った。次にこの固体試料を徐々に傾けていくと、液
滴は徐々に変形し、傾斜角度がある角度に達したとき、
液滴は下方へ滑り出す。このときの傾斜角度を転落角と
した。液体には、蒸留水とn−ヘキサデカンを使用し
た。
【0071】(c) 油性ペンの付着性:基材表面に油
性ペン(マジックインキ(登録商標):細書き用no.
500)を用いて、長さ1cmの直線を書き、その付き
易さあるいは目立ち易さを目視判定を行った。判定基準
を以下に示す。
【0072】 ○:油性ペンが球状にはじいている。 ×:油性ペンがはじかず、書ける。
【0073】(d) 油性ペンの拭き取り性:基材表面
に付着した油性ペンをセルロース製不織布〔ベンコット
M−3:旭化成(株)製〕で拭き取り、その取れ易さを
目視判定を行った。判定基準を以下に示す。
【0074】 ○:油性ペンを完全に拭き取ることが出来る。 △:油性ペンの拭き取り跡が残る。 ×:油性ペンを拭き取ることが出来ない。
【0075】(e) 指紋の付着性:基材表面に指を数
秒押しつけて、指紋を付着させ、その付き易さあるいは
目立ち易さを目視判定を行った。判定基準を以下に示
す。
【0076】 ○:指紋の付着が少なく、付いた指紋が目立たない。 ×:指紋の付着が認識できる。
【0077】(f) 指紋の拭き取り性:基材表面に付
着した指紋をセルロース製不織布〔ベンコットM−3:
旭化成(株)製〕で拭き取り、その取れ易さを目視判定
を行った。判定基準を以下に示す。
【0078】 ○:指紋を完全に拭き取ることが出来る。 △:指紋の拭き取り跡が残る。 ×:指紋の拭き取り跡が拡がり、拭き取ることが出来な
い。
【0079】(g) 耐摩耗性:基材表面をセルロース
製不織布〔ベンコットM−3:旭化成(株)製〕により
荷重500g/cm2 で100回擦った後に、前記各種
物性評価を行った。
【0080】(h) 耐擦傷性:基材表面をスチールウ
ール〔ボンスター#0000:日本スチールウール
(株)製〕により250g/cm2 で20回擦り、傷の
有無を目視判定を行った。判定基準を以下に示す。
【0081】 ○:傷を確認することが出来ない。 △:数本傷を確認できる。 ×:傷が多数確認できる。
【0082】(i) 密着性:基材表面を1mm角10
0点カット後、粘着セロハンテープ(ニチバン株式会社
製工業用24mm巾セロテープ(登録商標))による剥
離の有無を目視判定を行った。
【0083】
【発明の効果】本発明は、透明プラスチックフィルム基
材上の少なくとも片面にハードコート層を有し、そのハ
ードコート層上に高屈折率層と低屈折率層を交互に積層
した反射防止層を有する反射防止フィルムにおいて、ハ
ードコート層と反射防止層との間に、シランカップリン
グ剤からなるプライマー層が形成されていることから、
反射防止層の剥離のない反射防止フィルムを得ることが
出来る。特に、反射防止層の最表面にパーフルオロポリ
エーテル基含有シランカップリング剤からなる防汚層が
形成されていることから、擦過による反射防止層の表面
に傷が付きにくく、反射防止層の剥離のない反射防止フ
ィルムを得ることが出来る。
【0084】また、本発明の反射防止フィルムと偏光板
などの機能性光学フィルムと貼り合わせることにより得
られた光学機能性フィルム、更には、各種ディスプレイ
(液晶ディスプレイ、CRTディスプレイ、プロジェク
ションディスプレイ、プラズマディスプレイ、ELディ
スプレイ等)の表示装置の前面板等に貼り合わせること
により、同様の機能を付与でき、表示画像をより明確に
認識できる表示装置となる。
【0085】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の反射防止フィルムの一例を示す断面図
である。
【図2】本発明の実施例1の反射防止フィルムの絶対反
射測定による分光スペクトルである。
【図3】本発明の実施例2の反射防止フィルムの絶対反
射測定による分光スペクトルである。
【符号の説明】
1:透明プラスチックフィルム基材 2:ハードコート層 3:プライマー層 4:反射防止層 4−a:高屈折率層 4−b:低屈折率層 5:防汚層 6:反射防止フィルム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H049 BB51 BB63 2H091 FA08X FA37X FB02 FC25 FD06 FD15 GA16 KA01 LA02 2K009 AA05 AA06 AA07 AA08 AA09 AA15 BB13 BB14 BB24 BB28 CC03 CC06 CC42 DD02 DD03 DD07 DD08 EE05 4F100 AA20D AA21C AJ06A AK25B AK52E AK52G AL06E AR00B AR00E AT00A BA05 BA07 BA08C BA08D BA10A EH66E GB41 GB90 JK06 JK12B JL06E JL13E JN01A JN06 JN06C JN18C JN18D JN18G YY00G

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透明プラスチックフィルム基材上の少なく
    とも片面にハードコート層を有し、そのハードコート層
    上に低屈折率層の単層、或いは高屈折率層と低屈折率層
    を交互に積層した反射防止層を有する反射防止フィルム
    において、ハードコート層と反射防止層との間にシラン
    カップリング剤からなるプライマー層が形成されている
    ことを特徴とする反射防止フィルム。
  2. 【請求項2】反射防止層の最表面に防汚層を形成されて
    いることを特徴とする請求項1記載の反射防止フィル
    ム。
  3. 【請求項3】高屈折率層と低屈折率層を交互に積層した
    反射防止層の層数が2〜6層であることを特徴とする請
    求項1または2記載の反射防止フィルム。
  4. 【請求項4】プライマー層が屈折率1.5以下であるこ
    とを特徴とする請求項1、2または3記載の反射防止フ
    ィルム。
  5. 【請求項5】防汚層がパーフルオロポリエーテル基含有
    シランカップリング剤からなることを特徴とする請求項
    1〜4何れかに記載の反射防止フィルム。
  6. 【請求項6】請求項1〜5何れかに記載の反射防止フィ
    ルムと機能性光学フィルムとが貼り合わせた光学機能性
    フィルム。
  7. 【請求項7】機能性光学フィルムが偏光板である請求項
    6記載の光学機能性フィルム。
  8. 【請求項8】粘着剤、接着剤等の接着層を備えた請求項
    6、7何れか記載の光学機能性フィルム。
  9. 【請求項9】ディスプレイの表示画面表面の前面板の表
    面に貼り合わせた請求項8記載の光学機能性フィルム。
  10. 【請求項10】ディスプレイが液晶ディスプレイ、CR
    Tディスプレイ、プロジェクションディスプレイ、プラ
    ズマディスプレイ、ELディスプレイのいずれかである
    請求項9記載の表示装置。
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