JP2004345278A - 透明導電性基材、抵抗膜方式タッチパネルおよび表示素子 - Google Patents

透明導電性基材、抵抗膜方式タッチパネルおよび表示素子 Download PDF

Info

Publication number
JP2004345278A
JP2004345278A JP2003146279A JP2003146279A JP2004345278A JP 2004345278 A JP2004345278 A JP 2004345278A JP 2003146279 A JP2003146279 A JP 2003146279A JP 2003146279 A JP2003146279 A JP 2003146279A JP 2004345278 A JP2004345278 A JP 2004345278A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transparent conductive
refractive index
conductive substrate
group
fluorine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003146279A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Hanaoka
英章 花岡
Haruaki Ishizaki
晴朗 石崎
Shujiro Watanabe
周二郎 渡邉
Kazuhiko Morisawa
和彦 守澤
Hitoshi Katakura
等 片倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2003146279A priority Critical patent/JP2004345278A/ja
Publication of JP2004345278A publication Critical patent/JP2004345278A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Non-Insulated Conductors (AREA)
  • Surface Treatment Of Optical Elements (AREA)
  • Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Surface Treatment Of Glass (AREA)

Abstract

【課題】高透明で、優れた低反射特性をもつ表示装置用の透明導電性基材を提供する。
【解決手段】透明支持体1の少なくとも片面に、外殻に細孔を有する中空微粒子21と、フッ素系樹脂22とを含む低屈折率層2が形成され、さらにその上に、透明導電膜3が形成されているものとする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、低反射で高透明な導電性基板に関し、表示装置の前面に置かれて使用される前面フィルター、抵抗膜方式タッチパネル、又は液晶や有機EL等の表示装置自身の基板として用いられるものである。
【0002】
【従来の技術】
透明材料を通して物を見る場合、反射光が強く、反射像が明瞭であることはわずらわしく、例えば眼鏡用レンズではゴースト、フレアなどと呼ばれる反射像を生じて眼に不快感を与えたりする。またルッキンググラスなどではガラス面上の反射した光のために内容物が判然としない問題が生ずる。
【0003】
従来から、反射防止のために屈折率が基材と異なる物質を、真空蒸着法などにより基材上に被覆形成させる方法が行なわれていた。この場合反射防止効果を最も高いものとするためには、基材を被覆する物質の厚みの選択が重要であることが知られている。
例えば、単層被膜においては、基材より低屈折率の物質を用い、その光学的膜厚を対象とする光波長の1/4ないしはその奇数倍に選択することで極小の反射率すなわち極大の透過率を与えることが知られている。
【0004】
ここで光学的膜厚とは、被膜形成材料の光学的屈折率と該被膜の膜厚の積で与えられるものである。さらに複層の反射防止膜の形成が可能であり、この場合の膜厚の選択に関して、いくつかの提案がされている(光学技術コンタクト Vol.9,No.8,第17項(1971))。これら反射防止膜は、その機能を発揮するために低屈折率層を最外面に設ける必要がある。
【0005】
しかしながら、透明導電膜が最表面に配置される導電性基材の場合では、透明導電材料の光学的屈折率が1.9〜2.6程度と高いため、このような反射防止膜の構造を取ることができず、必然的に高反射となってしまう。
【0006】
この問題の解決策として、透明導電膜の下層に透明酸化物膜を積層する手法が考えられ、基板上に第1層目に高屈折率透明酸化物膜、第2層目に低屈折率透明酸化物膜、第3層目に透明導電膜を形成する3層構造を取ることで、反射率を6%以下にする手法が開示されている(例えば特許文献1)。
【0007】
また、基板上に第1層目に高屈折率酸化物膜、第2層目に低屈折率酸化物膜、第3層目に高屈折率酸化物膜、第4層目に低屈折率酸化物膜、第5層目に透明導電膜を形成する5層構造を取ることで、反射率を0.5%以下にする手法が開示されている(例えば特許文献2)。しかし、これらは蒸着やスパッタリングなどの物理的気相成長法を使用するもので、成膜に時間がかかり、かつ透明導電膜の下層に複数の酸化物層を積層する必要があるため、商用として生産性の点で満足できるものでなかった。
【0008】
一方、生産性の良い塗布法により、低反射の透明導電性基板を作成する手法が考えられ、基板表面及び裏面に二酸化珪素を析出させて低屈折率層を形成した後、一方の面に透明導電膜を形成し、反射率を7.8%から4.6%に低減する手法が開示されている(例えば特許文献3)。これらは、生産性では優れるものの、低反射特性としては、前記物理的気相成長法と比較して大幅に劣っており、満足の行くものではなかった。
【0009】
【特許文献1】
特開平11−53114号公報
【特許文献2】
特開2003−4902号公報
【特許文献3】
特開2002−139603号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、透明導電性基材を表示装置の前面に配置、もしくは表示装置自身の基板として用いる場合、基材の反射率が高いために、ゴースト、フレアなどが発生し、表示品質を著しく損なうという問題を解決するために考案されたもので、優れた低反射特性をもつ表示装置用の透明導電性基材を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、上記の問題点を解決するため鋭意検討した結果、以下に述べる本発明に到達した。すなわち、本発明は下記の構成から成る。
請求項1に記載の発明は、透明導電性基材において、透明支持体の少なくとも片面に、外殻に細孔を有する中空微粒子と、フッ素系樹脂とを含む低屈折率層が形成され、さらにその上に、透明導電膜が形成されてなることを特徴とする。
【0012】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の透明導電性基材において、前記低屈折率層は、光学的屈折率が1.25以上1.42以下の範囲にあり、かつ膜厚が50nm以上150nm以下の範囲にあることを特徴とする。
【0013】
請求項1に記載の発明によれば、透明導電膜の下層に低屈折率層を形成するので、低反射率、高透過性の透明導電性基材とすることができる。また、低屈折率層は外殻に細孔を有する中空微粒子と、フッ素系樹脂とを含む組み合わせから形成されているので、請求項2に記載のように、屈折率の低い層を適度の膜厚で形成することが可能である。
【0014】
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の透明導電性基材において、前記透明導電膜は、膜厚が5nm以上30nm以下の範囲であることを特徴とする。
【0015】
請求項3に記載の発明によれば、100〜1000Ω/□の表面抵抗値を有する透明導電性基材とすることができるので、実用上適切な表面抵抗値および導電性が得られ、かつ下層の低屈折率層と積層して反射率を低減することができる。
【0016】
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の透明導電性基材において、前記フッ素系樹脂が、下記一般式(1)で表される官能基を持つ含フッ素エチレン性単量体0.05〜31モル%と前記官能基を持たない含フッ素エチレン性単量体69〜99.95モル%との共重合体からなるフッ素系樹脂を含有することを特徴とする。
【0017】
【化1】
C(X1)=CX1−Rf−Y ………(1)
【0018】
(式中、X1は同一又は異なり、H又はFを示し、Rfはエーテル結合を有していてもよい含フッ素アルキレン基を示し、Yはアクリル基、メタクリル基、ビニル基、ヒドロキシル基、カルボキシル基、カルボン酸塩又はエポキシ基を示す。)
【0019】
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の透明導電性基材において、前記官能基を持たない含フッ素エチレン性単量体が、テトラフルオロエチレン、ヘキサフルオロプロピレン、クロロトリフルオロエチレン、ビニリデンフルオライド、フッ化ビニル、パーフルオロ(アルキルビニルエーテル)類、ヘキサフルオロイソブテン、及び下記一般式(2)で表される化合物から選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする。
【0020】
【化2】
CH=CX2−(CF−X2 ………(2)
【0021】
(式中、X2は同一又は異なり、H、Cl又はFを示し、nは1〜5の整数を示す。)
【0022】
請求項4および請求項5に記載の発明によれば、架橋構造が良好で、基材表面との接着性に優れ、耐熱性・耐傷性が高く、温度変化や薬品の浸透などによる剥離を起こしにくい低屈折率層が形成される。
【0023】
請求項6に記載の発明は、請求項1記載の透明導電性基材において、前記中空微粒子の前記低屈折率層中の体積比率が34〜72%であることを特徴とする。
【0024】
請求項6に記載の発明によれば、低屈折率層の光学的屈折率が十分に低く、かつ耐傷性も良好な透明導電性基材とすることができる。
【0025】
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6記載の透明導電性基材を、上部電極基板、もしくは下部電極基板の少なくとも一方に使用したことを特徴とする抵抗膜方式タッチパネルである。
【0026】
請求項7に記載の発明によれば、本発明による前記透明導電性基材を用いることで、実用上適切な表面抵抗値および導電性を有し、かつ低反射率、高透過性の抵抗膜方式タッチパネルとすることができる。
【0027】
請求項8に記載の発明は、表示素子において、請求項1〜6記載の透明導電性基材を電極基板として用いたことを特徴とする。
【0028】
請求項8に記載の発明によれば、本発明による前記透明導電性基材を電極基板として用いることで、実用上適切な表面抵抗値および導電性を有し、かつ低反射率、高透過性の表示素子とすることができる。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態である低反射導電性基材の断面構造を示すものである。
1は透明支持体であり、表示装置、もしくは表示装置の前面(表示面)に配置するものとしての機能を満たすものであれば特に限定されることはなく、例えばガラス板やプラスチック板、プラスチックフィルムなどが利用できる。透明支持体1にはアンチグレア(乱反射)機能を持たせたものを用いてもよい。ヘイズ(光散乱の割合)は、8%以下が好ましく、透過率は80%以上が好ましい。
【0030】
ガラス基材とは、ソーダライムガラス、鉛ガラス、硬質ガラス、石英ガラス、液晶化ガラスなどと呼ばれるものがあり(「化学便覧」基礎編、P.I−537、日本化学会編)、液晶表示装置では、低アルカリガラス、もしくは無アルカリガラスが好ましく用いられる。
【0031】
プラスチック材料としては、有機高分子からなる基材であればいかなるものを用いても良いが、透明性、屈折率、分散などの光学特性、さらには耐衝撃性、耐熱性、耐久性などの諸特性から見て、特に、ポリメチルメタアクリレート、メチルメタクリレートと他のアルキル(メタ)アクリレート、スチレンなどといったビニルモノマーとの共重合体などの(メタ)アクリル系樹脂;ポリカーボネート、ジエチレングリコールビスアリルカーボネート(CR−39)などのポリカーボネート系樹脂;(臭素化)ビスフェノールA型のジ(メタ)アクリレートの単独重合体ないし共重合体、(臭素化)ビスフェノールAモノ(メタ)アクリレートのウレタン変性モノマーの重合体及び共重合体などといった熱硬化性(メタ)アクリル系樹脂;ポリエステル特にポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレートおよび不飽和ポリエステル、アクリロニトリル−スチレン共重合体、ポリ塩化ビニル、ポリウレタン、エポキシ樹脂、ポリアリレート、ポリエーテルスルホン、ポリエーテルケトン、シクロオレフィンポリマー(商品名:アートン、ゼオノア)などが好ましい。また、耐熱性を考慮したアラミド系樹脂の使用も可能である。
【0032】
透明支持体1としてプラスチック材料を用いる場合、プラスチック表面の表面エネルギー、塗布性、すべり性、平面性等をより改善するために、表面処理として下塗り層を設ける場合がある。下塗り層は、オルガノアルコキシメタル化合物やポリエステル、アクリル変性ポリエステル、ポリウレタンなどが挙げられる。また、コロナ放電、UV照射処理を行うことにより、同様な効果を得る方法もある。
【0033】
プラスチックフィルム基材は、これらの樹脂を伸延、あるいは溶剤に希釈後フィルム状に成膜して乾燥するなどの方法で得ることができ、厚さは通常25μm〜500μm程度である。
【0034】
また、上記のようなプラスチック基材表面は、特公昭50−28092号公報、特公昭50−28446号公報、特公昭51−24368号公報、特開昭52−112698号公報、特公昭57−2735号公報、特開2001−301095号公報に開示されているような、メチルトリエトキシシラン、フェニルトリエトキシシラン等のオルガノシラン系熱硬化型樹脂、エーテル化メチロールメラミン等のメラミン系熱硬化樹脂、ポリオールアクリレート、ポリエステルアクリレート、ウレタンアクリレート、エポキシアクリレート等の多官能アクリレート系紫外線硬化樹脂等より成る被膜材科で被覆された物であっても良く、後述する低屈折率層及び透明導電膜の下層に存在するこの被膜によって、付着性、表面硬度、耐薬品性、耐擦傷性、耐久性、染色性などの諸物性を向上させることが可能である。
【0035】
この被膜は、その性質上、しばしば「ハードコート」と呼ばれ、必要に応じて特許3361857号公報、特開平11−140207号公報に開示されているように、微粒子を混合した樹脂を用いることができる。この皮膜の膜厚は、通常1〜20μm程度である。
【0036】
低屈折率層2は、外殻に細孔を有する中空微粒子21と、それを結合するフッ素系樹脂22を所定の割合で含有する塗料を、透明支持体1上に塗布、乾燥し、熱、放射線、またはその組み合わせにより硬化させることにより形成される。低屈折率層2の膜厚は、特に限定されないが、最小限の膜厚で最大限の低反射効果を求めた場合、その光学的膜厚が可視光の1/4波長前後であることが好ましく、低屈折率層2の光学的屈折率により変化するが、膜厚は50〜150nmの範囲にあることが好ましい。
【0037】
中空微粒子21は、特開平6−330606号公報、特開平7−13137号公報に開示されているような細孔を有する外殻の内部に空洞が形成された中空球状を呈し、空洞内に気体を包含してなるものである。外殻は主としてシリカ系無機酸化物からなり、複数の被覆層から形成されてもよい。
【0038】
また、外殻構成が、フッ化マグネシウム、フッ素系樹脂のような低屈折率材上にシリカ殻があってもよい。外殻は細孔を有する多孔質なものであってもよいし、この細孔が閉塞されて空洞を密封したものであってもよいが、できれば細孔が緻密構造をとり、空洞が外殻により密封されていることが好ましい。
【0039】
中空微粒子21の平均粒子径は100nm以下であることが好ましい。平均粒子径が100nmを越えると低屈折率層の光学膜厚が、低反射機能を与える100nm前後に設定することができず、材料の低屈折率を十分に生かした低反射特性が得られないからである。また、中空微粒子を含有する塗膜などの透明性が光散乱によって低下し易いからである。
【0040】
中空微粒子21の外殻の厚さは18nm以下が好ましく、より好ましくは10nm以下である。外殻を構成するシリカ被覆層の厚さが厚すぎる場合は、粒子自体の屈折率が高くなってしまい、低屈折率層として十分低い光学的屈折率が得られなくなる。中空微粒子21の屈折率は、1.3以下が好ましく、1.28以下がより好ましい。
【0041】
低屈折率層2のフッ素系樹脂22としては、例えば、特開平11−35585号公報に開示されているような含フッ素化合物と含ケイ素イソシアネート化合物とをウレタン化反応をさせて合成する含フッ素化合物や、低屈折率原子であるフッ素原子からなる4フッ化エチレン等を主鎖の一部に含む含フッ素重合体などが挙げられる。
【0042】
さらに、接着性及び表面硬度を上げるため、または中空微粒子21との界面補強のためには、官能基を有し架橋構造を含むものが好ましい。そして、このような官能基を有する含フッ素重合体は、官能基の含有量が単量体単位で0.05〜35モル%、好ましくは0.05〜31モル%とする。官能基の含有量は、基材の表面の種類、形状、塗装方法、条件などの違いにより適宜選択されるが、より好ましくは0.05〜20モル%、特に好ましくは0.1〜10モル%である。官能基としては、アクリル基、メタクリル基、ビニル基、ヒドロキシル基、カルボキシル基、カルボン酸塩又はエポキシ基等の残基が挙げられる。
【0043】
官能基の含有量が0.05モル%未満であると、基材表面との接着性や架橋構造が充分得られにくく、耐傷性が低く、また温度変化や薬品の浸透などにより剥離などを起こしやすい。また、35モル%を超えると、耐熱性を低下させ、高温での使用時に、接着不良や着色、発泡、ピンホールなどの塗膜破壊、剥離や溶出などを起こしやすい。
【0044】
硬化反応は、熱、放射線、またはその組み合わせによるものが挙げられる。また、上記官能基を有する含フッ素重合体は、それ自体、耐熱性だけでなく、含フッ素ポリマーがもつ耐薬品性、非粘着性、低摩擦性、耐候性などの優れた特性を有しており、塗布後の塗膜表面にこれら含フッ素ポリマーの優れた特性を低下させずに与えることができる。
【0045】
この官能基を有する含フッ素重合体は、例えば前述の一般式(1)で表される官能基を有する含フッ素エチレン性単量体0.05〜31モル%と、官能基を持たない含フッ素エチレン性単量体69〜99.95モル%との共重合によって得ることができる。
【0046】
一般式(1)で表される官能基を有する含フッ素エチレン性単量体と共重合する単量体としては、耐熱性、耐薬品性、非粘着性、低摩擦性を共重合体に与えるために、官能基をもたない含フッ素エチレン性単量体が選択される。
【0047】
官能基をもたない含フッ素エチレン性単量体の具体例としては、テトラフルオロエチレン、ヘキサフルオロプロピレン、クロロトリフルオロエチレン、ビニリデンフルオライド、フッ化ビニル、パーフルオロ(アルキルビニルエーテル)類、ヘキサフルオロイソブテン、及び前述の一般式(2)で表される化合物等が挙げられる。また、フッ素系樹脂は、屈折率が1.45以下のものが好ましい。
【0048】
低屈折率層2における中空微粒子21の添加量は、低反射機能、耐溶剤性、耐傷性、密着性等の点から、体積比率で34〜72%の範囲が好ましい。中空微粒子21の体積比率が34%未満であると、中空微粒子21の充填効果が低く、優れた低反射機能が得られないのと同時に、表面硬度が不十分となり、耐傷性が弱い。また72%を超えると、中空微粒子21の充填が過度となり、膜の耐溶剤性、耐傷性、及び密着性が低下する。
【0049】
このことから低屈折率層2の屈折率は、本発明が最も有効に働く範囲として、中空微粒子21の充填率の上限から屈折率1.25以上が好ましく、一般的な蒸着法によるSiO層や特開2002−139603号公報等に記載されている析出法によるSiO層等の中空微粒子を使用せずとも実現できる屈折率1.43〜1.46以下、つまり屈折率1.42以下であることが好ましい。また、低屈折率層2の膜厚は、50nm以上150nm以下であることが望ましい。
【0050】
透明導電膜3は低屈折率層2の上面に形成され、その材質としては、SnO、In、ZnO、ITO(SnO−In合金)、などの金属酸化物、TiNなどの金属窒化物、Au、Ag、Pd、Pt、Ni−Cr合金、Alなどの金属薄膜が利用できる。これらの形成方法としては、真空蒸着法、イオンプレーティング法、スパッタリング法などに代表される物理的気相成長法(PVD法、Physical Vapor Deposition)、及び化学的気相成長法(CVD法、Chemical Vapor Deposition)が適用される。
【0051】
このときの透明導電膜の膜厚は、所定の電気抵抗値が得られれば特に制限はないが、低反射とするためには、できるだけ薄い膜にするほうが有利である。特に、抵抗膜式タッチパネル用途として、100〜1000Ω/□の表面抵抗値が要求される場合、導電性を発揮するためには5nm以上であることが好ましく、下層の低屈折率層2と積層して反射率を低減するには、30nm以下の範囲であることが好ましい。
【0052】
透明支持体1の、低屈折率層2が形成された面と反対側の面には、表面の耐汚染性、耐擦傷性、耐溶剤性を向上させるために、特開平9−255919号公報に開示されているような、フルオロアルキル基あるいはパーフルオロポリエーテル基を有し、官能基として水酸基、イソシアナート基、アクリル基、アルコキシシラノ基等のいずれかを含有する表面改質膜4を設けてもよい。
【0053】
なお、本発明の透明導電性基材における各層の形成方法としては、スピンコート、グラビアコート、スプレーコート等の塗布によることが量産性の点、およびコスト面で好ましい。
【0054】
本発明の透明導電性基材は図2に示すように、透明支持体1の両面に低屈折率層2a,2bを形成するようにしてもよい。この場合、透明支持体1の両面にディッピング方式により塗布して低屈折率層2a,2bを形成する。次いで、低屈折率層2bの表面に表面改質膜4を形成する。
【0055】
上記したように、本実施の形態においては、外殻に細孔を有する中空微粒子21とフッ素樹脂22を含む低屈折率層2を形成し、さらにその上に、透明導電膜3を形成することにより、低反射で高品質な透明導電性基材を提供することができる。
【0056】
本発明の透明導電性基材は、抵抗膜方式タッチパネルの上部電極基板および/または下部電極基板に適用することができる。図3はその一例を示す抵抗膜方式タッチパネルの概略断面図である。この抵抗膜方式タッチパネル10は、下部電極基板13としてのガラス電極上にスペーサ12を介して上部電極基板11としての透明導電性基材をその表面改質膜が最表面となるように備えたものである。
【0057】
また、本発明の透明導電性基材は、液晶や有機EL等の表示装置の電極基板としても適用することができる。
【0058】
【実施例】
以下、実施例について本発明をさらに詳細に説明する。なお、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
下記表1に本実施例で適用した透明支持体の材質、低屈折率層の組成を示す。
【0059】
[実施例1]
まず、以下に示す材料を所定量混合して低屈折率層用塗料を調製した。
<塗料組成>
(a)中空シリカ系ゾル液(溶媒MEK、固形分20wt%):
中空微粒子;平均粒径60nm、外殻の厚み:空洞の半径=1:5(外殻の厚み5nm程度)、屈折率1.2
(b)フッ化エチレン共重合体樹脂(溶媒酢酸ブチル、固形分50wt%):
4フッ化エチレン共重合体;屈折率1.42、官能基含有量20モル%
官能基付き単量体…CF=CFOCFCFCHOH
官能基なし単量体…CF=CF
(c)メチルイソブチルケトン
(a)…100重量部、(b)…6.7重量部、(c)…1000重量部
【0060】
次に、透明支持体である100mm×100mm×0.7mm厚のソーダライムガラス板の両面に上記塗料をディッピング方式により塗布した。これを100℃で乾燥、熱硬化を行い、膜厚80nmの低屈折率層を得た。さらに、この低屈折率層の一方の面に、スパッタリング法により、膜厚8nmのITO(SnO−In合金、光学的屈折率2.0)膜を形成し、透明導電性基材を完成させた。反射、透過特性は、ITO膜の側から分光光度計(JASCO V−560型)で測定した。また、低屈折率層の表面硬度に関しては、耐傷性等を示す「引っかき硬度試験(鉛筆法)」(日本規格協会 JIS K 5400規格による)を行った。
【0061】
[実施例2、実施例3]
透明支持体が、表1に示すごとく異なる以外は、実施例1と同様の構成並びに方法によって透明導電性基材を得た。
【0062】
[実施例4]
透明支持体、フッ素系樹脂を構成する含フッ素エチレン性単量体の官能基が、表1に示すごとく異なる以外は、実施例1と同様の構成並びに方法によって透明導電性基材を得た。
【0063】
[実施例5、実施例5’]
透明支持体、及びフッ素系樹脂を構成する官能基付き単量体の含有量が、表1に示す如く異なる以外は、実施例1と同様の構成並びに方法によって透明導電性基材を得た。
【0064】
[実施例6]
透明支持体、及び中空微粒子の屈折率が、表1に示す如く異なる以外は、実施例1と同様の構成並びに方法によって透明導電性基材を得た。なお、中空微粒子の屈折率は、外殻の厚みによって変化する。ここでは、外殻の厚み:空洞の半径=3:2(外殻の厚み18nm程度)の中空微粒子を使用した。
【0065】
[実施例7〜11]
透明支持体、及び中空微粒子の膜中における体積充填率が、表1に示す如く異なる以外は、実施例1と同様の構成並びに方法によって透明導電性基材を得た。
【0066】
[実施例12]
結合剤樹脂に表1に示す如く官能基を有する非フッ素系樹脂(ポリエステル系樹脂)を使用した以外は、実施例2と同様の構成並びに方法によって透明導電性基材を得た。
【0067】
[比較例1]
透明支持体上に低屈折率層を設けなかったこと以外は、実施例1と同様の構成並びに方法によって透明導電性基材を得た。
【0068】
[比較例2]
低屈折率層を次に述べる過飽和析出法で形成した以外は、実施例1と同様の構成並びに方法によって透明導電性基材を得た。以下、低屈折率層の形成方法を具体的に述べる。
2.6モル/Lの濃度の珪弗化水素酸溶液に二酸化珪素(工業用シリカゲル)を溶解させ、二酸化珪素の飽和状態とし、この溶液3Lに50mm×50mm×3mm厚のアルミニウム板8枚を浸漬し、二酸化珪素の過飽和状態とした。この処理液を35℃に保持し、予め十分に洗浄、乾燥したソーダライムガラス板を浸漬し、ガラス板の両面に厚さ95nmの二酸化珪素皮膜が成膜されるまで保持し、その後、引き上げ、上水及びイオン交換水で順次十分に洗浄して表面の珪弗化水素酸溶液を除去して、低屈折率層を形成した。
【0069】
[比較例3]
透明支持体、及び表1に示す如く結合剤なしで塗料を調製した以外は、実施例2と同様の構成並びに方法によって透明導電性基材を得た。
【0070】
[参考例1、参考例2]
透明支持体、及びフッ素系樹脂を構成する官能基付き単量体の含有量が、表1に示す如く異なる以外は、実施例2と同様の構成並びに方法によって透明導電性基材を得た。
【0071】
上記実施例1〜12、比較例1〜3及び参考例1,2について、下記表2に透明導電性基材の、低屈折率層の光学的屈折率、表面抵抗、分光反射率、分光透過率、及び引っかき硬度試験(鉛筆法)の結果をまとめて示す。
【0072】
【表1】
Figure 2004345278
【0073】
【表2】
Figure 2004345278
【0074】
表1、2に示すように、実施例1〜4においては、低屈折率層の屈折率が1.27で、波長550nmの分光反射率が2.6%以下、透過率が97.4%以上という、低反射でかつ高透過の非常に優れた透明導電性基材を得ることができた。また、硬度も2Hと充分満足できる。
【0075】
実施例5においては、実施例2と比較して、フッ素系樹脂中の官能基の含有量を31%とすることで、低屈折率層の屈折率が1.31とやや高くなったが、波長550nmの分光反射率が2.6%で、透過率が97.4%であり、硬度も2Hと良好であった。実施例5’においては、実施例2と比較して、フッ素系樹脂中の官能基の含有量を5%とすることで、硬度がやや低下してHとなったものの、光学的には波長550nmの分光反射率が2.2%で、透過率が97.8%であり、良好であった。
【0076】
実施例6においては、実施例2と比較して、中空微粒子の屈折率が1.32と高くなることで、低屈折率層の屈折率がやや上昇したが、波長550nmの分光反射率が3.1%で、透過率が96.9%であり、硬度も2Hと良好であった。
【0077】
実施例7〜11においては、実施例2と比較して、中空微粒子の体積充填率を34〜72%の範囲で増減することで、低屈折率層の屈折率は中空微粒子の減少とともに上昇する傾向を示したが、いずれも波長550nmの分光反射率が3.3%以下で、透過率が96.7%以上であり、充分良好な特性を示した。しかしながら、中空微粒子の体積充填率が34%の実施例10及び同72%の実施例11では、硬度の低下が見られた。
【0078】
実施例12においては、実施例2と比較して、結合剤として非フッ素系樹脂を用いることで、低屈折率層の屈折率が1.36とやや高くなったが、波長550nmの分光反射率が3.6%、透過率が96.4%で、硬度2Hであり、充分良好な特性が得られた。
【0079】
比較例1においては、実施例1と比較して、低屈折率層を設けなかったため、波長550nmの分光反射率が17.4%で、透過率が82.6%であり、光学的に満足するものが得られなかった。このように、反射率の高い基材を通して、表示デバイスの絵や文字を見ようとすると、ゴースト、フレアなどと呼ばれる反射像を生じて眼に不快感を与えてしまう。
【0080】
比較例2においては、実施例1と比較して、低屈折率層を過飽和析出法により設けたもので、波長550nmの分光反射率が10%で、透過率が90%であり、光学的に満足するものが得られなかった。
【0081】
比較例3においては、実施例2と比較して、中空微粒子のみで膜を構成したため、低屈折率層として必要な硬度が得られなかった。
【0082】
参考例1においては、実施例2と比較して、官能基を持たないフッ素系樹脂を用いることで、硬度のかなりの低下が認められた。
【0083】
参考例2においては、実施例2と比較して、フッ素系樹脂中の官能基の含有量が40%となることで、波長550nmの分光反射率は2.1%と充分低いが、透過率が90.5%に低下し、光学特性として不十分であった。これは、官能基が多いとピンホールが発生し、塗膜破壊のために光散乱が起こることにより透過率が下がることが原因と見られた。
【0084】
以上の結果から明らかなように、低屈折率の中空微粒子に結合剤として官能基を所定量含有する樹脂を混合し、この塗料を透明支持体上に塗布して低屈折率層を設けることで、低反射かつ高透明、加えて表面硬度に優れた透明導電性基材が得られることがわかった。また、中空微粒子に添加するフッ素系樹脂の量が少な過ぎると硬度が低下し、多すぎると光学特性、硬度ともに低下することがわかった。
【0085】
【発明の効果】
上述したように、本発明によれば、高透過で、優れた低反射特性をもつ透明導電性基材を提供することができる。
また本発明の透明導電性基材を抵抗膜式タッチパネルに適用したり、表示素子用の電極基板に適用することで、高透過性と優れた低反射特性を有し、かつ適切な表面抵抗値と導電性を備えたものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の透明導電性基材の一実施形態を示す断面図である。
【図2】本発明の透明導電性基材の別の実施形態を示す断面図である。
【図3】本発明の透明導電性基材を使用した抵抗膜方式タッチパネルの概略断面図である。
【符号の説明】
1 透明支持体
2 低屈折率層
21 中空微粒子
22 フッ素系樹脂
3 透明導電膜
4 表面改質膜
10 抵抗膜方式タッチパネル
11 上部電極基板
12 スペーサ
13 下部電極基板

Claims (8)

  1. 透明支持体の少なくとも片面に、外殻に細孔を有する中空微粒子と、フッ素系樹脂とを含む低屈折率層が形成され、さらにその上に、透明導電膜が形成されてなることを特徴とする透明導電性基材。
  2. 前記低屈折率層は、光学的屈折率が1.25以上1.42以下の範囲にあり、かつ膜厚が50nm以上150nm以下の範囲にあることを特徴とする請求項1に記載の透明導電性基材。
  3. 前記透明導電膜は、膜厚が5nm以上30nm以下の範囲であることを特徴とする請求項1に記載の透明導電性基材。
  4. 前記フッ素系樹脂が、下記一般式(1)で表される官能基を持つ含フッ素エチレン性単量体0.05〜31モル%と前記官能基を持たない含フッ素エチレン性単量体69〜99.95モル%との共重合体からなるフッ素系樹脂を含有することを特徴とする請求項1に記載の透明導電性基材。
    【化1】
    C(X1)=CX1−Rf−Y ………(1)
    (式中、X1は同一又は異なり、H又はFを示し、Rfはエーテル結合を有していてもよい含フッ素アルキレン基を示し、Yはアクリル基、メタクリル基、ビニル基、ヒドロキシル基、カルボキシル基、カルボン酸塩又はエポキシ基を示す。)
  5. 前記官能基を持たない含フッ素エチレン性単量体が、テトラフルオロエチレン、ヘキサフルオロプロピレン、クロロトリフルオロエチレン、ビニリデンフルオライド、フッ化ビニル、パーフルオロ(アルキルビニルエーテル)類、ヘキサフルオロイソブテン、及び下記一般式(2)で表される化合物から選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする請求項4記載の透明導電性基材。
    【化2】
    CH=CX2−(CF−X2 ………(2)
    (式中、X2は同一又は異なり、H、Cl又はFを示し、nは1〜5の整数を示す。)
  6. 前記中空微粒子の前記低屈折率層中の体積比率が34〜72%であることを特徴とする請求項1記載の透明導電性基材。
  7. 請求項1〜6記載の透明導電性基材を、上部電極基板、もしくは下部電極基板の少なくとも一方に使用したことを特徴とする抵抗膜方式タッチパネル。
  8. 請求項1〜6記載の透明導電性基材を電極基板として用いたことを特徴とする表示素子。
JP2003146279A 2003-05-23 2003-05-23 透明導電性基材、抵抗膜方式タッチパネルおよび表示素子 Pending JP2004345278A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003146279A JP2004345278A (ja) 2003-05-23 2003-05-23 透明導電性基材、抵抗膜方式タッチパネルおよび表示素子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003146279A JP2004345278A (ja) 2003-05-23 2003-05-23 透明導電性基材、抵抗膜方式タッチパネルおよび表示素子

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004345278A true JP2004345278A (ja) 2004-12-09

Family

ID=33533182

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003146279A Pending JP2004345278A (ja) 2003-05-23 2003-05-23 透明導電性基材、抵抗膜方式タッチパネルおよび表示素子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004345278A (ja)

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006294532A (ja) * 2005-04-14 2006-10-26 Teijin Dupont Films Japan Ltd 導電性フィルム
JP2007022071A (ja) * 2005-06-13 2007-02-01 Jsr Corp 帯電防止用積層体
WO2007034944A1 (ja) * 2005-09-26 2007-03-29 Asahi Kasei Chemicals Corporation 酸化亜鉛系透明導電性積層体
JP2007164154A (ja) * 2005-11-16 2007-06-28 Pentax Corp 表示パネル用保護カバー及びその用途
JP2009035594A (ja) * 2007-07-31 2009-02-19 Jgc Catalysts & Chemicals Ltd 透明被膜付基材および透明被膜形成用塗料
JP2010513681A (ja) * 2006-12-21 2010-04-30 イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー 架橋可能なフッ化ビニルコポリマー被覆膜およびその製造方法
JP2012502874A (ja) * 2008-09-23 2012-02-02 ポリライズ 屈折率が異なる二つのドメインを有するオブジェクトを分散した状態で含む反射防止コーティング
JP2012088684A (ja) * 2010-09-21 2012-05-10 Dainippon Printing Co Ltd 表示用前面板、表示用前面板の製造方法、表示装置および表示装置の製造方法
JP2012109255A (ja) * 2005-03-10 2012-06-07 Konica Minolta Holdings Inc 有機エレクトロルミネッセンス用樹脂フィルム基板、および有機エレクトロルミネッセンスデバイス
JP2012187806A (ja) * 2011-03-10 2012-10-04 Toppan Printing Co Ltd 透明導電層積層基材
JP2013244604A (ja) * 2012-05-23 2013-12-09 Meihan Shinku Kogyo Kk タッチスクリーン用透明シート、透明導電シート及びタッチスクリーン
WO2014181538A1 (ja) * 2013-05-08 2014-11-13 コニカミノルタ株式会社 透明導電体及びその製造方法
CN104540678A (zh) * 2012-08-31 2015-04-22 迪睿合电子材料有限公司 透明导电体、输入装置和电子仪器
JP2017204235A (ja) * 2016-05-13 2017-11-16 株式会社トッパンTomoegawaオプティカルフィルム 透明導電フィルム、透明導電フィルムを含むタッチパネル
WO2021235430A1 (ja) * 2020-05-22 2021-11-25 日東電工株式会社 透明導電性フィルム
JPWO2021106788A1 (ja) * 2019-11-26 2021-12-02 日東電工株式会社 反射防止フィルムおよびその製造方法、ならびに画像表示装置

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012109255A (ja) * 2005-03-10 2012-06-07 Konica Minolta Holdings Inc 有機エレクトロルミネッセンス用樹脂フィルム基板、および有機エレクトロルミネッセンスデバイス
JP2006294532A (ja) * 2005-04-14 2006-10-26 Teijin Dupont Films Japan Ltd 導電性フィルム
JP2007022071A (ja) * 2005-06-13 2007-02-01 Jsr Corp 帯電防止用積層体
WO2007034944A1 (ja) * 2005-09-26 2007-03-29 Asahi Kasei Chemicals Corporation 酸化亜鉛系透明導電性積層体
JP2007164154A (ja) * 2005-11-16 2007-06-28 Pentax Corp 表示パネル用保護カバー及びその用途
JP2010513681A (ja) * 2006-12-21 2010-04-30 イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー 架橋可能なフッ化ビニルコポリマー被覆膜およびその製造方法
JP2009035594A (ja) * 2007-07-31 2009-02-19 Jgc Catalysts & Chemicals Ltd 透明被膜付基材および透明被膜形成用塗料
JP2012502874A (ja) * 2008-09-23 2012-02-02 ポリライズ 屈折率が異なる二つのドメインを有するオブジェクトを分散した状態で含む反射防止コーティング
JP2012088684A (ja) * 2010-09-21 2012-05-10 Dainippon Printing Co Ltd 表示用前面板、表示用前面板の製造方法、表示装置および表示装置の製造方法
JP2012187806A (ja) * 2011-03-10 2012-10-04 Toppan Printing Co Ltd 透明導電層積層基材
JP2013244604A (ja) * 2012-05-23 2013-12-09 Meihan Shinku Kogyo Kk タッチスクリーン用透明シート、透明導電シート及びタッチスクリーン
CN104540678A (zh) * 2012-08-31 2015-04-22 迪睿合电子材料有限公司 透明导电体、输入装置和电子仪器
WO2014181538A1 (ja) * 2013-05-08 2014-11-13 コニカミノルタ株式会社 透明導電体及びその製造方法
JP2017204235A (ja) * 2016-05-13 2017-11-16 株式会社トッパンTomoegawaオプティカルフィルム 透明導電フィルム、透明導電フィルムを含むタッチパネル
JPWO2021106788A1 (ja) * 2019-11-26 2021-12-02 日東電工株式会社 反射防止フィルムおよびその製造方法、ならびに画像表示装置
JP7057865B2 (ja) 2019-11-26 2022-04-20 日東電工株式会社 反射防止フィルムおよびその製造方法、ならびに画像表示装置
WO2021235430A1 (ja) * 2020-05-22 2021-11-25 日東電工株式会社 透明導電性フィルム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI466138B (zh) Transparent conductive film, transparent conductive laminate and touch panel, and method for manufacturing transparent conductive film
KR101800495B1 (ko) 투명 도전성 필름 및 터치 패널
TWI545591B (zh) Transparent conductive film and touch panel
US8462278B2 (en) Transparent conductive film, method for production thereof and touch panel therewith
JP4419146B2 (ja) 透明導電性積層体
US8003200B2 (en) Transparent electrically-conductive film
US6720955B2 (en) Transparent conductive laminated body and touch panel
JP5847562B2 (ja) 透明導電性フィルムおよびタッチパネル
JP2004345278A (ja) 透明導電性基材、抵抗膜方式タッチパネルおよび表示素子
JP2002082205A (ja) 反射防止フィルムおよびそれを用いた光学機能フィルムおよび表示装置
JP2002316378A (ja) 透明導電性積層体及びそれを用いたタッチパネル
JP4242664B2 (ja) 反射防止フィルム
JP2001096669A (ja) 反射防止積層体、光学機能性積層体、および表示装置
JPH11337704A (ja) 反射防止性基材およびそれを用いた物品
JP5859598B2 (ja) 透明導電性フィルム及びタッチパネル
KR20070103606A (ko) 반사방지 필름의 제조방법 및 이로부터 제조된 반사방지필름
KR20240044314A (ko) 반사 방지 필름 및 그 제조 방법, 및 화상 표시 장치
JPH11344935A (ja) デイスプレイ前面板貼着用フイルム積層体およびデイスプレイ前面板
JP5859597B2 (ja) 透明導電性フィルム及びタッチパネル
TW202423682A (zh) 抗反射膜及其製造方法、以及圖像顯示裝置
JP2007178476A (ja) 反射防止積層体
JP2010027293A (ja) 透明導電性フィルム及びタッチパネル、並びに透明導電性フィルムの製造方法