JP2002004232A - ガードフェンス等のパネルの巾木構造 - Google Patents

ガードフェンス等のパネルの巾木構造

Info

Publication number
JP2002004232A
JP2002004232A JP2000184441A JP2000184441A JP2002004232A JP 2002004232 A JP2002004232 A JP 2002004232A JP 2000184441 A JP2000184441 A JP 2000184441A JP 2000184441 A JP2000184441 A JP 2000184441A JP 2002004232 A JP2002004232 A JP 2002004232A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
ground
main body
piece
guard fence
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000184441A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Muto
篤 武藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DAITO DISPLAY KK
DAITOU DISPLAY KK
Original Assignee
DAITO DISPLAY KK
DAITOU DISPLAY KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by DAITO DISPLAY KK, DAITOU DISPLAY KK filed Critical DAITO DISPLAY KK
Priority to JP2000184441A priority Critical patent/JP2002004232A/ja
Publication of JP2002004232A publication Critical patent/JP2002004232A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 巾木材を簡単に取り付けることができ、地面
の傾斜にも柔軟に対応できるガードフェンス等のパネル
の巾木構造を提供する。 【解決手段】 パネル本体(1)から突出する地面設置用
の支脚(13)(13)を、巾木材(20)の長孔である貫通孔(25)
に挿通させることで、ビス止め等をすることなく、パネ
ル本体(1)の下端部と地面(G)との間に巾木材(20)を介
在させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、工事現
場等を周囲から仕切るため現場に設置されるガードフェ
ンス等のパネルの巾木構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】工事現場などでは、方形のパネルを水平
方向に連結したガードフェンスで囲むことが行われてい
る。その際、工事現場は地面が平たいところばかりとは
限らないため、パネル本体から突出する支脚を地面に固
定することで、パネル本体を地面から浮かした状態にし
てパネルを設置することが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようにパネル本体を地面から浮かした状態とすると、パ
ネル本体の下端部と地面との間の隙間から工事現場の様
子が見えてしまい、美観を損なうことがあった。また、
工事区域内の物や現場作業によって生じる泥や土砂等が
この隙間から外側へはみ出すこともあった。そこで、こ
の隙間を塞ぐために、板状の巾木材をパネルに立て掛け
たり、取り付けたりしている。
【0004】ところが、巾木材をパネルに立て掛けただ
けでは、風が吹いたり、土砂が流れ出ると簡単に倒れて
しまうといった欠点があった。一方、巾木材をパネルに
きっちりと取り付けると、ビス止め等が必要なことから
取付作業が面倒となり、パネル数が多い場合には、多く
の時間と労力を要していた。しかも、巾木材をパネルに
一体に取り付けると、傾斜した地面に対してパネルを鉛
直方向に設置した場合、巾木材と地面との間に隙間が生
じてしまうといった欠点もあった。
【0005】この発明は、このような不具合を解消にし
て、巾木材を簡単に取り付けることができ、地面の傾斜
にも柔軟に対応できるガードフェンス等のパネルの巾木
構造の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明の巾木構造は、パネル本体から突出する地
面設置用の支脚を、巾木材に挿通させることで、パネル
本体の下端部と地面との間に巾木材を介在させるように
したことを特徴とする。
【0007】請求項2の発明では、巾木材は、地面から
立ち上がる立上り片と、この立上り片から水平方向に延
出する水平片とを備え、この水平片に、支脚を挿通させ
る貫通孔が形成されている。
【0008】請求項3の発明では、立上り片の下端部が
水平に折曲されて、地面に設置する設置片とされ、水平
片の先端部が上方に折曲されて、パネル本体の下端部と
水平片との間に生じる隙間を閉塞する補助立上り片とさ
れている。
【0009】請求項4の発明では、巾木材は、パネルの
自立を補助する重りとして機能する箱形の本体を備え、
この本体に、支脚を挿通させる貫通孔が形成されてい
る。
【0010】請求項5の発明では、本体は、粒状体や液
体等の重り用材料を充填する充填用空間を有する中空構
造とされている。
【0011】請求項6の発明では、本体は、その正面側
或いは背面側のコーナー部が斜め方向に切り欠かれて、
平面視略台形に形成されている。
【0012】請求項7の発明では、貫通孔は、パネル面
に沿って水平方向に延びる長孔とされている。
【0013】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1は、この発明
の第1実施形態に係るガードフェンス用パネル(p)を正
面側から見た全体の斜視図、図2は、パネル(p)を背面
側から見た図であって、(1)は、上部枠(2)と下部枠
(3)、及び、それら上部枠(2)と下部枠(3)の端部間を
連結する左右一対の縦枠(4)(4)とからなる方形枠状の
樹脂製のパネル本体であり、縦枠(4)(4)の上下の中間
部間に横桟(5)が設けられている。そして、この横桟
(5)によって仕切られたパネル本体(1)内の空間部分に
は、平板状の樹脂製の壁板(11)(11)が取り付けられてい
る。この壁板(11)は、平板状のものならず、メッシュ状
のもの、多孔板状のものなど各種のものが考えられ、必
要によりそれらを適宜選択して取り付けるようにするこ
ともできる。
【0014】上記の構成からなるパネル本体(1)の一方
の縦枠(4)におけるパネル幅方向の外側面には、上下一
対のブラケット(6)(6)が上下の間隔をおいて一体に突
設されている。これらのブラケット(6)(6)は、正面か
ら見て方形ブロック状であって、上面から下面へ貫通す
る連結穴(7)及びスリット(8)が形成されている。な
お、連結穴(7)及びスリット(8)は、背面側において上
端から一定長さにわたって半割り状に露出されている。
【0015】同じパネル本体(1)の反対側の縦枠(4)に
は、そのパネル幅方向の外側面において、前記ブラケッ
ト(6)(6)の位置に対応するようにして、上下一対の垂
直軸(9)(9)が設けられている。これらの垂直軸(9)
(9)は、その上端及び下端が、縦枠(4)の外側面から突
出する垂直プレート状の支持片(10)(10)を介して、縦枠
(4)へ連設されている。
【0016】図3は、巾木材部分を拡大して示す分解斜
視図、図4は、巾木材部分を拡大して示す縦断面図であ
り、(12)(12)は、縦方向の支持パイプであって、これら
支持パイプ(12)(12)は、パネル本体(1)の左右の縦枠
(4)(4)下端に形成されたパイプ装着用の溝(16)(16)に
夫々嵌め込まれている。そして、これら支持パイプ(12)
(12)内に、丸棒からなる(パイプでも良い)支脚(13)(1
3)が挿入されており、支持パイプ(12)(12)内で支脚(13)
(13)を上下方向にスライドさせることで、パネル本体
(1)の高さを調節して、図5に示すように、支持パイプ
(12)(12)側面のネジ穴(17)(17)にねじ込んだ押しボルト
(14)(14)の先端で支脚(13)(13)を押しつけて、その高さ
位置に固定することとされている。また、支脚(13)(13)
の下端には、平板状の地面設置用のプレート(15)(15)が
夫々取り付けられている。なお、支脚(13)(13)は、この
ようなスライド式のものに限らず、パネル本体(1)の下
端部に固定した固定式のものであっても良い。
【0017】(20)は、パネル本体(1)の下端部と地面
(G)との間に生じる隙間を閉塞するための巾木材であ
る。この巾木材(20)は、図3及び図4に示すように、地
面(G)から立ち上がる立上り片(21)と、この立上り片(2
1)の上端部から水平方向に延びる水平片(22)とから略逆
L字形に形成されている。
【0018】そして、立上り片(21)の下端部が水平に折
曲されて、地面に設置する設置片(23)とされている。ま
た、水平片(22)の先端部が上方に折曲されて、パネル本
体(1)の下端部と水平片(22)との間に生じる隙間をパネ
ル(p)の背面側において閉塞する補助立上り片(24)とさ
れている。さらに、水平片(22)の両端部には、パネル
(p)の支脚(13)(13)を挿通する貫通孔(25)(25)が夫々形
成されている。これら貫通孔(25)(25)は、パネル面に沿
って水平方向に延びるすなわちパネル本体(1)の下部枠
(3)に沿って延びる長孔とされている。
【0019】この巾木材(20)は、貫通孔(25)(25)に下側
から挿入した支脚(13)(13)の上端部を、パネル本体(1)
の支持パイプ(12)(12)に装着することによって、パネル
(p)に取り付けられる。この取付状態において、巾木材
(20)は、支脚(13)(13)のプレート(15)(15)が邪魔するこ
とによって、支脚(13)(13)から抜け出ないようになって
いる。
【0020】(30)(30)は、支脚(13)(13)を地面(G)に固
定するためのベース材である。このベース材(30)は、門
形に形成されていて、その水平片(31)の一方の端部に、
支脚(13)を挿通する挿通孔(32)が形成され、他方の端部
に、固定孔(33)が形成されている。そして、このベース
材(30)は、巾木材(20)のときと同様に、その挿通孔(32)
に下方から挿入した支脚(13)(13)の上端部を、パネル本
体(1)の支持パイプ(12)(12)に装着することによって、
パネル(p)に取り付けられ、その固定孔(33)に上方から
挿入したアンカー(34)を地面(G)に打ち込むことによっ
て、地面(G)に固定されるようになっている。
【0021】(40)は、パイプ状の方杖で、その下端に
は、パイプ状の固定材(42)がボルト(43)によって取り付
けられ、その固定材(42)内に上方から挿入したアンカー
(44)を地面(G)に打ち込むことによって、方杖(40)の下
端が地面(G)に固定されるようになっている。他方、左
右一方の縦枠(4)の背面上部には、図6に示すように、
溝形のスライドレール(45)がその底面部を合わせるよう
にして上下方向に沿って取り付けられ、その左右一対の
L型の側面部と背面との間にレール溝(46)(46)が形成さ
れている。
【0022】(47)は、平面から見てコ字型に形成された
スライダーで、コ字方向の両先端に一体に形成した内向
きのリップ片(48)(48)を、それぞれ前記のレール溝(46)
(46)内に挿入して、そのレール溝(46)(46)に沿って上下
にスライドさせるようにしている。
【0023】また、このスライダー(47)の表面に固着し
た半円環状の係止環(49)に、前記方杖(40)の上端に取り
付けた連結リング(50)が上下左右に換向可能に取り付け
られている。そして、同じスライダー(47)へ外側からね
じ込んだ押しボルト(51)の先端を、スライドレール(45)
へ当接させて更にねじ込むことで、リップ片(48)(48)を
レール溝(46)(46)へ押しつけるように引き寄せて、その
位置に固定される。
【0024】従って、方杖(40)は、スライダー(47)の係
止環(49)を中心として約180度の範囲で回転させるこ
とができ、これによって方杖(40)下端の地面(G)への固
定位置は、スライダー(45)のスライド長さ分の幅をもた
せた図7に示す斜線部分の範囲となっている。
【0025】次に、上記パネル(p)の設置方法について
説明する。まず、パネル(p)に、巾木材(20)及びベース
材(30)(30)を取り付ける。この取付作業は、上述したよ
うに支脚(13)(13)を、巾木材(20)の貫通孔(25)(25)及び
ベース材(30)(30)の挿通孔(32)(32)に下方から挿入し
て、その上端部をパネル本体(1)の支持パイプ(12)(12)
に装着することによってなされる。
【0026】そして、互いに連結しようとする一方のパ
ネル(p)のブラケット(6)と他方のパネル(p)の垂直軸
(9)が向かい合うようにして、垂直軸(9)側のパネル
(p)を持ち上げ、その垂直軸(9)の下端を連結穴(7)へ
上方から挿入すると同時に、下側の垂直支持片(10)をス
リット(8)へ挿入させながら、ブラケット(6)が、上下
の支持片(10)(10)の間にくる位置まで下降させて、図8
に示すように、両パネル(p)(p)を連結する。この状態
で、垂直軸(9)を支点としてパネル(p)を水平方向に回
動させることで、パネル(p)(p)を略180度の範囲
で、互いに屈曲させて設置することができる。
【0027】パネル(p)(p)…を所定位置に配置した後
は、ベース材(30)(30)をアンカー(34)(34)によって地面
(G)に固定するとともに、パネル本体(1)に取り付けた
方杖(40)の固定材(42)をアンカー(44)によって地面(G)
に固定する。
【0028】この固定材(42)の固定に際して、パネル本
体(1)の背面側に余裕スペースがないときは、押しボル
ト(51)を緩めて、スライダー(47)を上方にスライドさせ
て固定し、方杖(40)を左右のどちらか寄りに振ること
で、固定位置をパネル本体(1)側に引き寄せることがで
きる。一方、充分なスペースがあって、パネル本体(1)
から固定位置を離したいときは、スライダー(47)を下方
へスライドさせ、方杖(40)をパネル面と直交する方向に
張り出させればよい。また、このように固定材(42)の固
定位置を任意に設定できることから、地面(G)の状態が
悪い部分や地下の障害物を避けて簡単に固定することが
できる。
【0029】このようにして設置されたパネル(p)にお
いては、巾木材(20)がパネル本体(1)の下端部と地面
(G)との間に介在して、その立上り片(21)が地面(G)か
ら水平片(22)までの大きな隙間を閉塞し、補助立上り片
(24)が水平片(22)からパネル本体(1)の下端部までの僅
かな隙間を閉塞する。これによって、美観を良好に保持
し、工事区域内の物や現場作業によって生じる泥や土砂
等のはみ出しも防止することができる。
【0030】また、巾木材(20)は、貫通孔(25)(25)に挿
通した支脚(13)(13)すなわちパネル(p)に対して貫通孔
(25)(25)の範囲内で傾くことができるので、傾斜した地
面(G)に対してパネル(p)を鉛直方向に設置した場合で
も、巾木材(20)と地面(G)との間に隙間を生じさせるこ
となく、巾木材(20)を地面(G)に沿って配置することが
できる。
【0031】(第2実施形態)第2実施形態に係る巾木構
造では、図9及び図10に示すように、パネル(p)の自
立を補助する重り及び土留めとして機能する箱形の本体
(60)を備えた巾木材(61)を用いている。
【0032】この本体(60)は、背面側の両コーナー部が
斜め方向に切り欠かれて、平面視略台形に形成されてい
る。また、この本体(60)は、図11に示すように、中空
構造となっており、その内部は、砂等の粒状体や水等の
液体といった重り用材料(62)を充填する充填用空間(63)
とされている。
【0033】本体(60)の上面は、その正面側が背面側に
比べて一段低くなっており、この一段低くなった上面の
両端には、下面まで貫通する支脚(13)(13)挿通用の貫通
孔(64)(64)が、充填用空間(63)とは区画されて形成され
ている。この貫通孔(64)(64)は、パネル面に沿って水平
方向に延びるすなわちパネル本体(1)の下部枠(3)に沿
って延びる長孔とされていて、その上面及び下面付近の
口径が中央付近の口径と比べて大きくなっている。これ
によって、パネル(p)の支脚(13)(13)を貫通孔(64)(64)
に挿入し易く、また貫通孔(64)(64)に挿通した支脚(13)
(13)を、口径の小さい中央付近で倒れないように支持す
ることができるようになっている。
【0034】さらに、本体(60)の背面中央には、溝部(6
5)が形成されていて、この溝部(65)に跨るようにして取
手(66)が一体的に形成されている。また、この取手(66)
の側方には、本体(1)の上面と背面とのコーナー部分に
おいて凹部(67)が形成され、この凹部(67)に形成された
材料充填口にはキャップ(68)が被せられている。
【0035】この巾木材(61)は、パネル本体(1)に取り
付けた支脚(13)(13)を貫通孔(64)(64)に上方から夫々挿
入して、その支脚(13)(13)を回転させて下端部のプレー
ト(15)(15)の向きを変えることで、支脚(13)(13)からの
抜けが防止された状態で、パネル(p)に取り付けられ
る。そして、第1実施形態のときと同様に、パネル(p)
(p)同士を連結して所定位置に配置した後、巾木材(61)
の充填用空間(63)内に重り用材料(62)を充填するととも
に、方杖(40)の固定材(42)を、地面(G)に設置したウエ
イト部材(70)の差込み孔(71)に差し込むことによって、
パネル(p)が設置される。
【0036】このようにして設置されたパネル(p)にお
いては、巾木材(61)がパネル本体(1)の下端部と地面
(G)との間に介在して、これらの間に生じる隙間を閉塞
する。これによって、美観を良好に保持し、工事区域内
の物や現場作業によって生じる泥や土砂等のはみ出しも
防止することができる。しかも、地面(G)に設置しただ
けの巾木材(61)によってパネル(p)を自立した状態で保
持し、地面(G)に設置しただけのウエイト部材(70)によ
って方杖(40)の固定材(42)を保持しているので、アンカ
ー等を地面(G)に打ち込む必要がない。
【0037】また、巾木材(61)は、貫通孔(64)(64)に挿
通した支脚(13)(13)すなわちパネル(p)に対して貫通孔
(64)(64)の範囲内で傾くことができるので、傾斜した地
面(G)に対してパネル(p)を鉛直方向に設置した場合で
も、巾木材(61)と地面(G)との間に隙間を生じさせるこ
となく、巾木材(61)を地面(G)に沿って配置することが
できる。
【0038】さらに、巾木材(61)の背面側の両コーナー
部を切り欠いているので、出隅部分に配されたパネル
(p)(p)において、図12に示すように、それらの巾木
材(61)(61)の切欠部(80)(80)が対向した状態となり、こ
れら巾木材(61)(61)同士が干渉することもない。
【0039】なお、その他の構成は、第1実施形態と同
様であり、第1実施形態と同様の機能を有する部材につ
いては同符号を付してある。
【0040】本発明は、上記実施形態に限定されるもの
ではなく、本発明の範囲内で、上記実施形態に多くの修
正及び変更を加え得ることは勿論である。
【0041】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、地面
設置用の支脚を巾木材に挿通させるだけの簡単な作業
で、巾木材をパネルに取り付けることができ、ビス止め
等を不要として施工性の向上を図ることができる。
【0042】請求項2及び3の発明では、巾木材の構造
が簡単で、コストの削減を図ることができる。
【0043】請求項4の発明では、巾木材がパネルの自
立を補助する重りとなるので、巾木材を地面に設置する
ためのアンカー等の打ち込み作業をなくして、施工性を
さらに向上することができ、また部品点数の削減による
コストダウンを図ることができる。
【0044】請求項5の発明では、巾木材の本体が充填
用空間を有する中空構造となっているので、巾木材を実
際に使用するとき以外、充填用空間を空の状態にしてお
くことによって、巾木材の運搬や施工を簡単に行うこと
ができる。
【0045】請求項6の発明では、巾木材の本体のコー
ナ部が切り欠かれているので、パネルを入隅部分や出隅
部分に配置するときに、巾木材同士が干渉し難くなり、
施工性の向上を図ることできる。
【0046】請求項7の発明では、巾木材の貫通孔が長
孔とされていることから、貫通孔に挿通した支脚に対し
て巾木材が貫通孔の範囲内で傾くことができるので、地
面が傾斜していても柔軟に対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態に係るパネルの全体斜
視図である。
【図2】パネルを背面側から見た全体斜視図である。
【図3】同じくその巾木材部分を拡大して示す分解斜視
図である。
【図4】同じくその巾木材部分を拡大して示す縦断面図
である。
【図5】同じくその支持パイプ部分を拡大して示す横断
面図である。
【図6】同じくそのスライダー固定部分を拡大して示す
横断面図である。
【図7】固定材の固定位置の範囲を示す図である。
【図8】垂直軸を連結穴へ挿入した状態を示す要部の拡
大斜視図である。
【図9】第2実施形態に係るパネル背面側から見た全体
斜視図である。
【図10】同じくその巾木材部分を拡大して示す分解斜
視図である。
【図11】同じくその巾木材部分を拡大して示す縦断面
図である。
【図12】出隅部分における巾木材の設置状態を示す平
面図である。
【符号の説明】
(p) パネル (G) 地面 (1) パネル本体 (13) 支脚 (20)(61) 巾木材 (21) 立上り片 (22) 水平片 (23) 設置片 (24) 補助立上り片 (25)(64) 貫通孔 (60) 本体 (62) 重り用材料 (63) 充填用空間 (80) 切欠部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パネル本体から突出する地面設置用の支
    脚を、巾木材に挿通させることで、パネル本体の下端部
    と地面との間に巾木材を介在させるようにしたことを特
    徴とするガードフェンス等のパネルの巾木構造。
  2. 【請求項2】 巾木材は、地面から立ち上がる立上り片
    と、この立上り片から水平方向に延出する水平片とを備
    え、この水平片に、支脚を挿通させる貫通孔が形成され
    ている請求項1記載のガードフェンス等のパネルの巾木
    構造。
  3. 【請求項3】 立上り片の下端部が水平に折曲されて、
    地面に設置する設置片とされ、水平片の先端部が上方に
    折曲されて、パネル本体の下端部と水平片との間に生じ
    る隙間を閉塞する補助立上り片とされている請求項2記
    載のガードフェンス等のパネルの巾木構造。
  4. 【請求項4】 巾木材は、パネルの自立を補助する重り
    として機能する箱形の本体を備え、この本体に、支脚を
    挿通させる貫通孔が形成されている請求項1記載のガー
    ドフェンス等のパネルの巾木構造。
  5. 【請求項5】 本体は、粒状体や液体等の重り用材料を
    充填する充填用空間を有する中空構造とされている請求
    項4記載のガードフェンス等のパネルの巾木構造。
  6. 【請求項6】 本体は、その正面側或いは背面側のコー
    ナー部が斜め方向に切り欠かれて、平面視略台形に形成
    されている請求項4又は5記載のガードフェンス等のパ
    ネルの巾木構造。
  7. 【請求項7】 貫通孔は、パネル面に沿って水平方向に
    延びる長孔とされている請求項2乃至6のいずれかに記
    載のガードフェンス等のパネルの巾木構造。
JP2000184441A 2000-06-20 2000-06-20 ガードフェンス等のパネルの巾木構造 Pending JP2002004232A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000184441A JP2002004232A (ja) 2000-06-20 2000-06-20 ガードフェンス等のパネルの巾木構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000184441A JP2002004232A (ja) 2000-06-20 2000-06-20 ガードフェンス等のパネルの巾木構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002004232A true JP2002004232A (ja) 2002-01-09

Family

ID=18684885

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000184441A Pending JP2002004232A (ja) 2000-06-20 2000-06-20 ガードフェンス等のパネルの巾木構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002004232A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016003529A (ja) * 2014-06-19 2016-01-12 株式会社八木熊 バリケード構築用フェンス
JP2017110408A (ja) * 2015-12-16 2017-06-22 株式会社関電工 路面等の開口部における転落防止柵
JP2020066907A (ja) * 2018-10-24 2020-04-30 矢崎化工株式会社 バリケードフェンス

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016003529A (ja) * 2014-06-19 2016-01-12 株式会社八木熊 バリケード構築用フェンス
JP2017110408A (ja) * 2015-12-16 2017-06-22 株式会社関電工 路面等の開口部における転落防止柵
JP2020066907A (ja) * 2018-10-24 2020-04-30 矢崎化工株式会社 バリケードフェンス

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5305976A (en) Stake supported post
JP4108092B2 (ja) 作業足場支持装置および作業足場設置方法
JP2002004232A (ja) ガードフェンス等のパネルの巾木構造
KR102397240B1 (ko) 거푸집 체결 클램프
KR100728070B1 (ko) 합벽 지지대
JP3220785B2 (ja) 木造建築物の土台補強金物
JP2002276167A (ja) 傾斜構造物設置工法用サポート及び傾斜構造物の設置工法
KR200326563Y1 (ko) 거푸집 체결부재
JP3505600B2 (ja) 屋内間仕切り用壁下構造
JP2724295B2 (ja) 支柱取付装置
KR930005582Y1 (ko) 가설지주용 브래키트
JPH0728260Y2 (ja) Alc壁パネルの取付構造
JP2024029714A (ja) 庇屋根
JPH0785350A (ja) 自動販売機の転倒防止構造
KR200200937Y1 (ko) 콘크리트 슬래브 시공용 패널
JP2615775B2 (ja) 中空パネルの取付け構造
KR200233659Y1 (ko) 거푸집 지지용 브라켓트 구조
JP3455736B2 (ja) ペントハウスにおける外壁パネル取付け構造
JP4166740B2 (ja) バルコニーの根太掛け取付け構造
JP2003321974A (ja) 梁への窓枠サッシの取付け構造
JP2583727Y2 (ja) 簡易型建物の梁取付構造
JPH03115653A (ja) 外壁板の施工方法
JPH0756341Y2 (ja) トラフ用支杭
JP2578428Y2 (ja) バルコニー袖壁取付構造
JP2548073B2 (ja) ネットを用いた地中梁工法及び該工法用ランナー