JP2002003491A - 3−メルカプト−1−(1,3−チアゾリン−2−イル)アゼチジンの製造法 - Google Patents
3−メルカプト−1−(1,3−チアゾリン−2−イル)アゼチジンの製造法Info
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Abstract
れている、3−メルカプト−1−(1,3−チアゾリン
−2−イル)アゼチジンについて、工業的に適用し得
る、より簡便な製造法の提供。 【解決手段】 次式(II): 【化1】 (式中、Raはスルホニル残基を表わし、Bzlはベン
ジル基を表す。)で表される化合物より、そのベンジル
基を除去し、次いでチオ硫酸ナトリウムと反応させて、
次式(IV): 【化2】 で表される化合物とした後、2−アルキルチオ−1,3
−チアゾリン誘導体との反応させ、その後酸処理、さら
に酸化を行い、次式(VII): 【化3】 で示される化合物とし、次いで還元反応に付すことから
なる次式(I): 【化4】 で示される3−メルカプト−1−(1,3−チアゾリン
−2−イル)アゼチジンの製造法である。
Description
中間体化合物として重要な、3−メルカプト−1−
(1,3−チアゾリン−2−イル)アゼチジンの新規な
製造法に関する。
るアゼチジン化合物が、注目をあびてきており、各種医
薬品化合物の側鎖の修飾基として種々用いられてきてい
る。例えば、本発明が提供する製造法により得られる3
−メルカプト−1−(1,3−チアゾリン−2−イル)
アゼチジンは、強力な抗菌活性を有するカルバペネム系
抗生物質の2位の側鎖置換基として利用されているもの
である(例えば、特許第2666118号)。
に、このカルバペネム系抗生物質の2位の側鎖として利
用されている3−メルカプト−1−(1,3−チアゾリ
ン−2−イル)アゼチジンについて、種々の製造方法が
提案されているが、本発明は、従来方法に比較し、工業
的に適用し得るより簡便な3−メルカプト−1−(1,
3−チアゾリン−2−イル)アゼチジンの製造法を提供
することを課題とする。
めに、本発明は、具体的態様として以下の製造法を提供
する。すなわち、次式(II):
Bzlはベンジル基を表す。)で表される化合物のベン
ジル基を除去して、次式(III):
で表される化合物とし、得られた式(III)の化合物
を単離するか、または単離することなくチオ硫酸ナトリ
ウムと反応させて、次式(IV):
(IV)の化合物を、次式(V):
で示される2−アルキルチオ−1,3−チアゾリン誘導
体と反応させて、次式(VI):
(VI)の化合物を酸処理した後、さらに酸化して、次
式(VII):
れた式(VII)のジスルフィド化合物を、還元反応に
付すことを特徴とする、次式(I):
−チアゾリン−2−イル)アゼチジンの製造法を提供す
る。
−1−(1,3−チアゾリン−2−イル)アゼチジンの
製造法は、本発明者らが提供した簡便な合成法により得
られる式(II)のN−ベンジル−アゼチジン誘導体を
出発原料として、その反応条件には苛酷な高圧、あるい
は高温度での加熱、さらには高価な試薬、溶媒等を使用
することなく、極めて簡便な操作により、高収率で目的
とする3−メルカプト−1−(1,3−チアゾリン−2
−イル)アゼチジンが製造できるという工業的製造法と
して、特に優れたものである。また、カラム精製などの
精製工程がなく、全ての中間体を結晶として得ることが
できる点においても優れた製造法である。
1−(1,3−チアゾリン−2−イル)アゼチジンの製
造法について、さらに詳細に説明する。
1−(1,3−チアゾリン−2−イル)アゼチジンの製
造法は、基本的には下記化学式で示される方法により実
施される。
基を表わし、Rbは低級アルキル基を表わし、Bzlは
ベンジル基を表す。また、○内の各数字は、工程ナンバ
ーを示す。)
化合物のベンジル基を除去して式(III)で表される
化合物へ誘導する第1工程と、第1工程で得られた式
(III)の化合物にチオ硫酸ナトリウムを反応させて
式(IV)で表される化合物に導く第2工程と、第2工
程で得られた式(IV)の化合物に式(V)で表される
化合物を反応させて式(VI)で表される化合物を得る
第3工程と、次いで第3工程で得られた式(VI)化合
物を酸処理し、続けて酸化して式(VII)で示される
ジスルフィド化合物へ誘導する第4工程と、さらに第4
工程で得られたジスルフィド化合物(VII)を還元す
ることにより、目的とする式(I)の3−メルカプト−
1−(1,3−チアゾリン−2−イル)アゼチジンへ誘
導する第5工程からなるものである。以下に各工程を詳
細に説明することにより、本発明を明らかにする。
れる化合物のベンジル基を除去して式(III)で示さ
れる化合物へ誘導する第1工程は、通常の有機化学上用
いられている脱ベンジル化反応により実施される。具体
的には、ラネーニッケル、酸化パラジウム、パラジウム
-炭素等の触媒を用いる、水素添加反応等により、好ま
しく実施することができる。
しては、反応に直接関与しない溶媒が挙げられ、例え
ば、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロ
パノール等のアルコール系溶媒が好ましく、このアルコ
ール系溶媒と共に水を共存させた混合溶媒が、特に好ま
しく使用し得る。
式(II)で示される化合物における置換基Raのスル
ホニル残基としては、低級アルキルスルホニル基あるい
はアリールスルホニル基等があげられる。低級アルキル
スルホニル基としては、メタンスルホニル基、エタンス
ルホニル基等を例示することができ、また、アリールス
ルホニル基としては、フェニルスルホニル基、p−トル
エンスルホニル基等を例示することができる。なかで
も、特に好ましい式(II)で示される化合物は、置換
基Raがメタンスルホニル基を有する化合物であり、こ
の化合物は、本発明者らによりすでに提案された方法に
より収率よく得ることができる。
I)で表わされる化合物は、反応終了後、適宜所望によ
り、濾過、液性変換、濃縮、抽出、転溶、塩形成等、有
機化学上汎用される通常の処理手段を採用することによ
り、例えば、遊離塩基として、あるいは塩酸塩として単
離することもできる。しかしながら、式(III)の化
合物を反応溶液から単離することなく、そのまま次の第
2工程に付すことも可能であり、工業的製造法として
は、式(III)の化合物を単離することなく次の第2
工程に付すのが好ましい。
式(III)の化合物に、チオ硫酸ナトリウムを反応さ
せて式(IV)で示される化合物へ変換する第2工程
は、具体的には、式(III)の化合物を、適当な溶媒
に溶解させ、そこに当モル量ないしやや過剰量のチオ硫
酸ナトリウムを添加し、反応が完結するまで適宜攪拌等
の手段を行うことにより実施される。
I)の化合物ならびにチオ硫酸ナトリウムを溶解する溶
媒であればどのようなものでもよく、例えば、メタノー
ル、エタノール等のアルコール系溶媒とともに水を共存
させた混合溶媒が好ましく使用し得る。
了後、反応溶液から工程1で使用した触媒を除去した溶
液をそのまま用い、チオ硫酸ナトリウムと反応させるこ
ともできる。
することができ、例えば室温下にチオ硫酸ナトリウムを
添加し、攪拌した後、50℃程度の加熱条件下で攪拌を
行う等、適宜反応条件を選択することができる。反応終
了後、目的とする式(IV)の化合物は結晶として反応
溶液中から単離することができる。
V)の化合物に、式(V)で示される2−アルキルチオ
−1,3−チアゾリン誘導体を反応させ、アゼチジン環
の窒素原子上に1,3−チアゾリル基を導入した式(V
I)で示される化合物へ誘導する第3工程は、以下のよ
うにして実施される。
合物に、ほぼ当モル量の式(V)の2−アルキルチオ−
1,3−チアゾリン誘導体を加え、例えば、反応溶液を
加熱還流することにより行うことができる。
て不活性なものであれば特に限定はされず、例えば、メ
タノール、エタノール、プロパノール等のアルコール系
溶媒、これら溶媒に水を共存させた混合溶媒が好ましく
使用される。反応温度もまた限定されるものではなく、
用いる溶媒の沸点近くで加熱還流することが好ましい。
度実施することで完結し、目的とする式(VI)で表わ
される化合物は、反応終了後、適宜所望により、濾過、
液性変換、濃縮、抽出、転溶、塩形成等、有機化学上汎
用される通常の処理手段を採用することにより、結晶と
して単離することができる。
で示される化合物と反応させる式(V)で示される2−
低級アルキルチオ−1,3−チアゾリン誘導体として
は、例えば、2−メチルチオ−1,3−チアゾリン;2
−エチルチオ−1,3−チアゾリン;2−プロピオチオ
−1,3−チアゾリン等を例示することができ、なかで
も2−メチルチオ−1,3−チアゾリンが好ましく使用
される。
化合物は、次いで第4工程により酸処理、次いで酸化反
応に付され、式(VII)で示されるジスルフィド化合
物へ変換される。この場合の式(VI)の化合物に対す
る酸処理は、具体的には、水もしくはアルコール系の溶
媒中、塩酸、硫酸などの鉱酸;あるいはメタンスルホン
酸、エタンスルホン酸などの有機酸による酸処理を行う
ことにより実施される。また、酸化反応は、過酸化水
素、クロム酸、四酢酸鉛、有機過酸等の酸化剤を用いる
方法、あるいはFeなどの金属の触媒を用いて空気酸化
を行う方法により実施される。
れるジスルフィド化合物は、次いで第5工程に付され、
本発明が目的とする式(I)で示される3−メルカプト
−1−(1,3−チアゾリン−2−イル)アゼチジンへ
誘導される。かかる第5工程は、具体的には以下のよう
にして実施される。
I)のジスルフィド化合物を、適当な溶媒中で、還元反
応に付すことにより実施される。還元反応の手法として
は、NaBH4、KBH4、B2H6、NaBH3CNなど
のハイドライド系還元試薬や、一般的な水素添加による
接触還元反応や、Zn、Feを用いた金属還元あるいは
トリフェニルホスフィン、トリフェニルホスファイト、
トリエチルホスファイトなどのホスフィン系またはホス
ファイト系の試薬の使用が可能である。最も好ましくは
トリフェニルホスフィンと処理することにより実施され
る。そのような溶媒としては、反応に対して不活性なも
のであれば特に限定はされず、例えば、メタノール、エ
タノール、プロパノール等のアルコール系溶媒、アセト
ニトリル等、さらにこれら溶媒に水を共存させた混合溶
媒が好ましく使用される。
条件下に行われ、反応終了後、適宜所望により、濾過、
液性変換、濃縮、抽出、転溶、塩形成等、有機化学上汎
用される通常の処理手段を採用することにより、本発明
の目的とする式(I)で示される3−メルカプト−1−
(1,3−チアゾリン−2−イル)アゼチジンを塩酸塩
の結晶として単離することができる。
的化合物である式(I)で示される3−メルカプト−1
−(1,3−チアゾリン−2−イル)アゼチジンは、例
えばカルバペネム系抗生物質の一つである(1R,5
S,6S)−2−[1−(1,3−チアゾリン−2−イ
ル)アゼチジン−3−イル]チオ−6−[(R)−1−
ヒドロキシエチル]−1−メチル−カルバペン−2−エ
ム−3−カルボン酸、またはそのエステル体であるピバ
ロイルオキシメチルエステルの2位の側鎖として使用さ
れる。
説明するが、本発明はかかる実施例に限定されるもので
はなく、特許請求の範囲の記載に包含される限り、種々
の変更例が可能であり、かかる変更例も本発明の権利範
囲に含まれるものである。
シアゼチジンの塩酸塩[化合物(1)]55.56g
(200mmol)のメタノール150mlおよび水3
2ml混合液に、室温下に、10%パラジウム−炭素
(50%含水)11.11gを加え、次いで40℃に
て、水素ガス500Kpa加圧で19時間攪拌し、水素
添加を行い、化合物(2)を得た。反応終了後、触媒を
吸引濾過にて濾別し、さらにメタノール20mlにて洗
浄した。
を単離することなく、濾液にチオ硫酸ナトリウム・5水
和物の49.63g(200mmol)を添加した後、
室温下で1時間攪拌し、さらに50〜60℃にて22時
間攪拌した。反応終了をTLCにて確認後、反応溶液を
0〜5℃まで冷却した。この反応液にイソプロパノール
400mlを加え、0〜5℃にて1時間攪拌し、結晶を
析出させた。析出した結晶を濾取し、イソプロパノール
140mlにて洗浄し、真空乾燥し、化合物(3)を無
色結晶として62.6g(純度:46.9%;収率:8
6.9%)得た。
4.44−4.54(3H,m),4.19−4.27
(2H,m).
合物(4)]25.9g(195mmol)のメタノー
ル180ml溶液中に、室温にて、上記実施例1で得た
化合物(3)27.63g(163mmol)を添加
し、次いで3.5時間還流攪拌した。反応終了後、氷冷
下にてイソプロパノール180mlを加え、30分間攪
拌した。反応溶液を吸引濾過し、濾取した結晶をイソプ
ロパノール180mlにてリパルプ洗浄し、室温にて真
空乾燥し、化合物(5)を65.0g(純度:51.8
%;収率:81.1%)得た。
4.41−4.47(1H,m),4.34−4.38
(2H,m),3.92(2H,t,J=7.54H
z),3.56(2H,t,J=7.54Hz).
得た化合物(5)33.06g(130mmol)を室
温にて加え、50〜60℃にて2時間攪拌した。反応終
了後、水27.4mlおよびメタノール27.4mを加
え、0℃に冷却し、続いて炭酸水素カリウム104.1
g(8当量)を25分間かけて加えた。1時間攪拌した
後、30%過酸化水素水7.39g(65mmol)
を、内温が25℃以下になるように45分間かけて加
え、さらに0℃にて40分間攪拌した後、Na2SO3・
7H2Oを3.28g(13mmol)および水164
mlを加え、室温にて1時間攪拌した。反応液を室温に
1日放置後、吸引濾取し、次いで30℃の温水164m
lで2回リパルプ洗浄した。さらにヘプタン164ml
で1回リパルプ洗浄後、7.5時間通気乾燥して恒量化
し、無色結晶として化合物(6)を25.17g(純
度:82.7%;収率:92.8%)得た。
δ:4.35(4H,t,J=8.1Hz),4.03
(4H,t,J=7.6Hz),3.83−4.01
(6H,m),3.38(4H,t,J=7.6Hz)
3g(50mmol)に、塩化水素をバブリングした8
mol/Lの塩化水素−メタノール溶液15.6ml
(125mmol)、トリフェニルホスフィン16.2
g(60mmol)、水1.92gおよびアセトニトリ
ル25mlを添加し、室温にて90分間攪拌した。次い
で、テトラヒドロフラン50mlおよび少量の化合物
(7)[108mg]を添加し、室温にて40分間攪拌
した。結晶の析出を確認した後、さらにテトラヒドロフ
ラン325mlを50分間かけて加え、室温にてさらに
60分間攪拌した。析出した結晶を濾取し、テトラヒド
ロフラン50mlにて洗浄し、真空乾燥し、無色結晶と
して目的物である3−メルカプト−1−(1,3−チア
ゾリン−2−イル)アゼチジンの塩酸塩[化合物
(7)]を20.22g(純度:96.6%;収率:9
2.7%)得た。本品の機器分析データは、標品のデー
タと完全に一致した。
製造法によれば、本発明者らが先に提供している、極め
て安価な化合物(II)から、特別高価な試薬あるいは
溶媒を使用することなく、高収率で目的とする式(I)
の3−メルカプト−1−(1,3−チアゾリン−2−イ
ル)アゼチジンを製造することができる。
単離することなく次の工程に使用し得るものでもあり、
また、反応溶液中から結晶として単離することができる
ものである。したがって、その操作も簡便なものである
ことより、工業的製造方法として特に優れたものであ
る。
Claims (4)
- 【請求項1】 次式(II): 【化1】 (式中、Raはスルホニル残基を表わし、Bzlはベン
ジル基を表す。)で表される化合物のベンジル基を除去
して、次式(III): 【化2】 (式中、Raはスルホニル残基を表す。)で表される化
合物とし、得られた式(III)の化合物を単離する
か、または単離することなくチオ硫酸ナトリウムと反応
させて、次式(IV): 【化3】 で表される化合物とした後、得られた式(IV)の化合
物を、次式(V): 【化4】 (式中、Rbは低級アルキル基を表す。)で示される2
−アルキルチオ−1,3−チアゾリン誘導体と反応させ
て、次式(VI): 【化5】 で示される化合物へ誘導し、得られた式(VI)の化合
物を酸処理した後、さらに酸化して、次式(VII): 【化6】 で示されるジスルフィド化合物とし、得られた式(VI
I)のジスルフィド化合物を、還元反応に付すことを特
徴とする、次式(I): 【化7】 で示される3−メルカプト−1−(1,3−チアゾリン
−2−イル)アゼチジンの製造法。 - 【請求項2】 次式(IV): 【化8】 で表される化合物を、次式(V): 【化9】 (式中、Rbは低級アルキル基を表す。)で示される2
−アルキルチオ−1,3−チアゾリン誘導体と反応させ
て、次式(VI): 【化10】 で示される化合物へ誘導し、得られた式(VI)の化合
物を酸処理した後、さらに酸化して、次式(VII): 【化11】 で示されるジスルフィド化合物とし、得られた式(VI
I)のジスルフィド化合物を、還元反応に付すことを特
徴とする、次式(I): 【化12】 で示される3−メルカプト−1−(1,3−チアゾリン
−2−イル)アゼチジンの製造法。 - 【請求項3】 次式(VI): 【化13】 で示される化合物を酸処理した後、さらに酸化して、次
式(VII): 【化14】 で示されるジスルフィド化合物とし、得られた式(VI
I)のジスルフィド化合物を、還元反応に付すことを特
徴とする、次式(I): 【化15】 で示される3−メルカプト−1−(1,3−チアゾリン
−2−イル)アゼチジンの製造法。 - 【請求項4】 次式(VII): 【化16】 で示されるジスルフィド化合物を、還元反応に付すこと
を特徴とする、次式(I): 【化17】 で示される3−メルカプト−1−(1,3−チアゾリン
−2−イル)アゼチジンの製造法。
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