JPH05148248A - 環状カルバミン酸エステル誘導体及びその製造、利用法 - Google Patents

環状カルバミン酸エステル誘導体及びその製造、利用法

Info

Publication number
JPH05148248A
JPH05148248A JP3263078A JP26307891A JPH05148248A JP H05148248 A JPH05148248 A JP H05148248A JP 3263078 A JP3263078 A JP 3263078A JP 26307891 A JP26307891 A JP 26307891A JP H05148248 A JPH05148248 A JP H05148248A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
substituent
alkyl
formula
general formula
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3263078A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinao Tamaru
良直 田丸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP3263078A priority Critical patent/JPH05148248A/ja
Publication of JPH05148248A publication Critical patent/JPH05148248A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 γ−またはδ−ヒドロキシ−β−アミノ酸の
製造法の提供。 【構成】 N−アルキル(またはアリール)スルホニル
カルバミン酸エステルをパラジウム(II)触媒、銅(I
I)塩、一酸化炭素存在下アルコール中で反応させて環
状カルバミン酸エステル誘導体を得、窒素保護基の脱保
護後、加水分解反応に付することを特徴とする。 【効果】 γ−またはδ−ヒドロキシ−β−アミノ酸を
製造することが極めて容易になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、γ−またはδ−ヒドロ
キシ−β−アミノ酸の製造に使用できる新規環状カルバ
ミン酸エステル誘導体及びその製造法並びにそのような
誘導体からそのようなβ−アミノ酸を製造する方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】微生物が産生する生理活性物質の中には
β−アミノ酸を部分構造に持つものが知られており、例
えばStreptomyces purpeofuscus が産生する、グラム陰
性菌及びブドウ球菌に対して強い抗菌作用を持つネガマ
イシンは下記式(1) に示すようにその部分構造にγ−ヒ
ドロキシ−β−リジンを有している。
【0003】
【化4】 また、図1に示すように、β位に置換基を有するβ−ア
ミノ酸を閉環して得られる4−置換アゼチジノン類から
はカルバペネム系抗生物質またはカルバセフェム系抗生
物質を合成することができる。
【0004】β−アミノ酸は、このように高い有用性を
持つが、これまでのところ一般的な合成法は確立してい
ない。例えば、γ−ヒドロキシ−β−アミノ酸の合成に
関してはJ.Am.Chem.Soc.,104巻,6
465頁,1982年およびJ.Am.Chem.So
c.,108巻,4647頁,1986年に報告されて
いるが、いずれも多段階の合成工程を必要としている。
一方、図2に示すように、分子内の適当な位置に二重結
合を有する一般式(i)、(ii)の尿素誘導体や一般式(i
ii) のカーバメート誘導体はパラジウム(II)触媒、銅
(II)塩、常圧一酸化炭素存在下、アルコール中で分子
内アミノカルボニル化反応を起こし、アルコキシカルボ
ニルメチル置換基を有するヘテロ環化合物(iv)、
(v)、(vi)を与えることが知られている。
【0005】このことから図3に示すように、一般式(v
ii) のアリルアルコールまたはホモアリルアルコールの
N−保護カルバミン酸エステルを同様の条件で反応させ
ることにより、一般式(viii)の4−位にアルコキシカル
ボニルメチル基を有するN−置換環状カルバミン酸エス
テル誘導体を得、これを脱保護、加水分解することによ
って一般式(ix)のγ−またはδ−位にヒドロキシ基を有
するβ−アミノ酸が得られることが予想されるが、この
ような反応の成功例はこれまでのところ報告されていな
い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、β−
アミノ酸の製造に使用できる新規環状カルバミン酸エス
テル誘導体及びその製造法の提供である。さらに詳細に
述べると、従来不可能であったアリルアルコール及びホ
モアリルアルコールのN−保護カルバミン酸エステルの
一酸化炭素雰囲気下アルコール中パラジウム触媒による
4−アルコキシカルボニルメチル−N−保護環状カルバ
ミン酸エステル誘導体の製造法及びこの環状カルバミン
酸エステル誘導体を用いたγ−またはδ−ヒドロキシ−
β−アミノ酸の製造法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、前記課題を
解決すべく鋭意研究を行った結果、カルバミン酸エステ
ルの窒素の保護基としてアルキル(またはアリール)ス
ルホニル基が前記の反応に適していることを見いだし、
本発明を完成した。
【0008】すなわち、本発明は下記一般式(I)で表
される環状カルバミン酸エステル誘導体に関する。
【0009】
【化5】 (式中、R1 およびR2 は、同一または異なっていても
よいが、水素原子、置換基を有していてもよいC1 〜C
10のアルキル基、置換基を有していてもよいシクロアル
キル基、置換基を有していてもよいフェニル基またはR
1 とR2 が一緒になり環を形成した置換基を有していて
もよいC3 〜C6 のシクロアルキル基を、R3 は水素原
子、置換基を有していてもよいC1 〜C10のアルキル
基、置換基を有していてもよいシクロアルキル基または
置換基を有していてもよいフェニル基を、R4 は置換基
を有していてもよいC1 〜C10のアルキル基、置換基を
有していてもよいシクロアルキル基、置換基を有してい
てもよいフェニル基または置換基を有していてもよいベ
ンジル基を、R5 はC1 〜C10のアルキル基をそしてn
は0または1をそれぞれ示す。) 本発明は、また、下記一般式(II)で表されるN−アルキ
ル(またはアリール)スルホニルカルバミン酸エステル
をパラジウム(II)触媒、銅(II)塩及び一酸化炭素存
在下アルコール中で反応させることを特徴とする上記一
般式(I)で表わされる環状カルバミン酸エステル誘導
体の製造法に関する。
【0010】
【化6】 (式中、R1 ,R2 ,R3 ,R4及びnは、それぞれ、
前記一般式(I)におけると同じである。) 本発明は、更に、前記一般式(I)で表される環状カル
バミン酸エステル誘導体を、その窒素保護基の脱保護
後、加水分解反応に付することを特徴とする下記一般式
(III) で表されるγ−またはδ−ヒドロキシ−β−アミ
ノ酸の製造法に関する。
【0011】
【化7】 (式中、R1 ,R2 ,R3 及びnは、それぞれ前記一般
式(I)におけると同じである。) 本発明に係わる反応は図4によって示される。
【0012】反応原料である一般式(II)で表されるN−
アルキル(またはアリール)スルホニルカルバミン酸ア
リルアルコール(またはホモアリルアルコール)エステ
ルとしては、R1 、R2 及びR3 が独立に水素原子、メ
チル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチ
ル基、イソブチル基、t−ブチル基、フェニルエチル基
等の置換基を有していてもよいC1 〜C10のアルキル
基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基等の置換基を
有していてもよいシクロアルキル基及びフェニル基、ト
シル基等置換基を有していてもよいフェニル基のいずれ
か及びR1 とR2 が一緒になり環を形成したシクロペン
チル基、シクロヘキシル基等の置換基を有していてもよ
いシクロアルキル基のいずれかであるものを挙げること
ができる。R4 としては、メチル基、エチル基、プロピ
ル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、t−
ブチル基、フェニルエチル基等の炭素数C1 〜C10のア
ルキル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基等の置
換基を有していてもよいシクロアルキル基、フェニル
基、トシル基等置換基を有していてもよいフェニル基及
び置換基を有していてもよいベンジル基のいずれかを挙
げることができる。
【0013】これらの原料は、図5に示すように、対応
するアリルアルコールまたはホモアリルアルコールとス
ルホニルイソシアネートとを反応させれば容易に調製す
ることができる。
【0014】用いられる触媒はパラジウム(II)の化合
物であれば良いが、一般的には安価で入手容易なPdC
2 、Pd(OAc)2 が用いられる。触媒量は基質に
対しモル比で0.005〜1倍量、好ましくは0.05
〜0.5倍量用いられる。パラジウムを触媒的に使用す
るための酸化剤として銅(II)塩、例えばCuCl2
基質に対してモル比で2〜5倍量用いる。一酸化炭素雰
囲気は常圧で使用することができる。反応に使用する溶
媒はメタノール、エタノール、1−プロパノール等の一
級アルコールが用いられる。
【0015】反応添加剤としてオルト酢酸トリアルキル
を基質に対して5〜20倍量用いるとパラジウム触媒を
消費するアルコールのアルデヒドへの酸化、一酸化炭素
のジアルキルカーボネートへの酸化などの副反応を抑え
て反応収率を向上させる効果がある。例えば、1−ビニ
ル−3−フェニルエチル−N−4−トルエンスルホニル
カルバメートの場合、目的物の収率はオルト酢酸トリア
ルキルなしでは43%であるのに対して基質に対して1
8倍量添加すると100%に向上する。この場合のアル
キル基は反応溶媒に合わせて選べば良い。即ち、メタノ
ールを反応溶媒として用いた場合はオルト酢酸トリメチ
ルを用いる。
【0016】また、反応条件は反応温度が30〜100
℃、反応時間は1〜100時間、好ましくは1〜30時
間が適当である。
【0017】このようにして得られた4−アルコキシカ
ルボニルメチル−N−アルキル(アリール)スルホニル
環状カルバミン酸エステル誘導体は窒素保護基の脱保護
後、加水分解反応に付することによりγ−またはδ−ヒ
ドロキシ−β−アミノ酸の製造に用いることができる。
窒素保護基の脱保護の例としてはJ.Am.Chem.
Soc.,109巻,3792頁,1987年の方法、
即ちジメトキシエタン中−78℃でナトリウム−ナフタ
レンと反応させることにより、加水分解反応の例として
はJ.Am.Chem.Soc.,104巻,6465
頁,1982年の方法、即ち含水テトラヒドロフラン中
Ba(OH)2 を用いることができる。
【0018】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳細に説
明する。
【0019】実施例1 N−(4−トルエンスルホニル)−4−メトキシカルボ
ニルメチル−5−(2’−フェニルエチル)オキサゾリ
ジノンの合成 塩化パラジウム(II)44mg(0.25mmol)、塩化銅(II)
309mg (2.30mmol)に1−ビニル−3−フェニルエチル
−N−4−トルエンスルホニルカルバメート359mg (1.
0mmol )を加えて一酸化炭素置換した。この混合物に酢
酸ナトリウム246mg (3.0mmol )、メタノール8ml、
オルト酢酸トリメチル2.29ml(18.0mmol)を予め窒素雰
囲気下1時間撹拌しておいた溶液を加えた後30℃に加
温し、8時間反応させた。
【0020】反応混合物を酢酸エチル20mlに加え、
10%NH4 OH水溶液と10%NH4 Cl水溶液の
1:1混合液20mlで2回、水20mlで1回洗浄し
た。さらに水層より酢酸エチル10mlで2回抽出回収
した。得られた有機層を合わせ、無水硫酸マグネシウム
で乾燥して溶媒を留去した。得られた粗生成物をシリカ
ゲルクロマトグラフィーにより(展開溶媒:ベンゼン/
酢酸エチル=70/1)精製し、ベンゼンより結晶化し
てN−(4−トルエンスルホニル)−4−メトキシカル
ボニルメチル−5−(2’−フェニルエチル)オキサゾ
リジノン(トランス/シス=3/1)417mg (収率10
0%)を得た。
【0021】このもののNMRスペクトル、IRスペク
トル、融点、および元素分析値を下記に示す。
【0022】 1H−NMR(CDCl3 /TMS)、p
pm:1.82(m,1H)、1.88−2.05
(m,1H)、2.16(s,0.75H)2.43
(s,2.25H)、2.56−2.64(m,1
H)、2.64−2.72(m,0.75H)、2.7
6(dd,J=16.9,9.5Hz,0.25H)、
2.85(dd,J=17.2,8.8Hz,0.25
H)、2.80−2.90(m,0.25H)、3.0
0(dd,J=17.2,3.3Hz,0.25H)、
3.15(dd,J=16.9,3.2Hz,0.75
H)、3.63(s,0.75H)、3.65(s,
2.25H)、4.26(ddd,J=8.8,4.
0,3.2Hz,0.75H)、4.35(dt,J=
9.5,3.2Hz,0.75H)、4.54(dd
d,J=10.3,7.3,3.1Hz,0.25
H)、4.79(ddd,J=8.8,7.3,3.3
Hz,0.25H)、7.11(br.d,J〜8H
z,1.5Hz)、7.14(br.d,J〜8Hz,
0.5H)、7.17〜7.22(m,1H)、7.2
0〜7.30(m,1H)、7.35(d,J=8.2
Hz,2H)、7.93(d,J=8.2Hz,1.5
H)、7.94(d,J=8.2Hz,0.5H)。
【0023】赤外線吸収スペクトル(KBr)、c
-1:1795(s)、1780(ショルダー)、17
25(s)、1595(w)、1370(s)、121
0(s)、1170(s)、1120(s)、750
(m)。
【0024】融点:125.0−126.0℃ 元素分析値:C2123NO6 Sとして計算値(%)が
C,60.42;H,5.55;N,3.36;S,
7.68であるのに対して分析値はC,60.70;
H,5.53;N,3.38;S,7.53であった。
【0025】実施例2 各種カーバメートを用いて実施例1と同様にオキサゾリ
ジノン誘導体を得た。このようにして得られたオキサゾ
リジノン誘導体の収率、トランス体とシス体の生成比お
よび融点を表1に、NMRスペクトル、IRスペクトル
および元素分析値を以下に示す。
【0026】
【表1】 (a)N−(4−トルエンスルホニル)−4−メトキシ
カルボニルメチルオキサゾリジノン(化合物a) 1 H−NMR(CDCl3 /TMS)、ppm:2.4
5(s,3H)、2.77(dd,J=16.9,9.
3Hz,1H)、3.31(dd,J=16.9,3.
4Hz,1H)、3.70(s,3H)、4.13(d
d,J=8.4,4.0Hz,1H)、4.52(d
d,J=8.4,8.0Hz,1H)、4.70(dd
dd,J=9.3,8.0,4.0,3.4Hz,1
H)、7.35(d,J=8.5Hz,2H)、7.9
4(d,J=8.5Hz,2H)。
【0027】13C−NMR(CDCl3 /TMS)、p
pm:38.13(C−4−CH2 )、51.72(O
Me)、53.21(C−4)、67.82(C−
5)、21.31,128.22,129.59,13
4.74,145.52(Ts)、151.68(C−
2)、169.64(C−4−CO2 )。
【0028】赤外線吸収スペクトル(KBr)、c
-1:1770(s)、1730(s)、1725
(s)、1595(m)、1370(s)、1175
(s)、1135(s)、815(m)。
【0029】元素分析値:C1315NO6 Sとして計算
値がC,49.83;H,4.83;N,4.47;
S,10.23であるのに対して分析値はC,49.7
6;H,4.81;N,4.45;S,10.20であ
った。
【0030】(b)N−(4−トルエンスルホニル)−
4−メトキシカルボニル−5−メチルオキサゾリジノン
(化合物b) トランス体の 1H−NMR(CDCl3 /TMS)、p
pm:1.34(d,J=6.1Hz,3H)、2.4
6(s,3H)、2.74(dd,J=17.1,9.
5Hz,1H)、3.20(dd,J=17.1,3.
4Hz,1H)、3.71(s,3H)、4.20−
4.53(m,2H)、7.37(d,J=8.5H
z,2H)、7.94(d,J=8.5Hz,2H)。
【0031】トランス体の13C−NMR(CDCl3
TMS)、ppm:20.29(C−5−Me)、3
8.01(C−4−CH2 )、51.66(OMe)、
59.50(C−4)、76.62(C−5)、21.
31,128.04,129.59,134.80,1
45.46(Ts)、150.97(C−2)、16
9.82(C−4−CO2 )。
【0032】トランス体の赤外線吸収スペクトル(KB
r)、cm-1:1780(s)、1720(s)、16
00(m)、1360(s)、1345(s)、117
0(s)、1135(s)、815(m)。
【0033】トランス体の元素分析値:C1417NO6
Sとしての計算値がC,51.37;H,5.23;
N,4.28;S,9.79であるのに対して分析値は
C,51.38;H,5.36;N,4.30;S,
9.91であった。
【0034】(c)N−(4−トルエンスルホニル)−
4−メトキシカルボニルメチル−5−エチルオキサゾリ
ジノン(化合物c) トランス体の 1H−NMR(CDCl3 /TMS)、p
pm:0.91(t,J=7.3Hz,3H)、1.4
8−1.83(m,2H)、2.45(s,3H)、
2.76(dd,J=16.9,9.3Hz,1H)、
3.18(dd,J=16.9,3.4Hz,1H)、
3.70(s,3H)、4.22(ddd,J=6.
8,5.4,2.9Hz,1H)、4.36(ddd,
J=9.3,3.4,2.9Hz,1H)、7.36
(d,J=8.3Hz,2H)、7.94(d,J=
8.3Hz,2H)。
【0035】トランス体の13C−NMR(CDCl3
TMS)、ppm:7.78,27.42(C−5−E
t)、38.19(C−4−CH2 )、51.60(O
Me)、57.46(C−4)、80.93(C−
5)、21.25,127.98,129.47,13
4.80,145.40(Ts)、151.02(C−
2)、169.52(C−4−CO2 )。
【0036】トランス体の赤外線吸収スペクトル(KB
r)、cm-1:1780(s)、1740(s)、16
00(m)、1365(s)、1170(s)、114
0(s)、815。
【0037】トランス体の元素分析値:C1519NO6
Sとしての計算値がC,52.78;H,5.61;
N,4.10;S,9.39であるのに対して分析値は
C,52.87;H,5.58;N,4.14;S,
9.57であった。
【0038】シス体の13C−NMR(CDCl3 /TM
S)、ppm:7.78,21.85(C−5−E
t)、33.76(C−4−CH2 )、51.60(O
Me)、57.46(C−4)、79.85(C−
5)、21.25,127.98,129.47,13
4.80,145.40(Ts)、151.02(C−
2)、169.52(C−4−CO2 )。
【0039】(d)N−(4−トルエンスルホニル)−
4−メトキシカルボニルメチル−5−イソプロピルオキ
サゾリジノン(化合物d) トランス体の 1H−NMR(CDCl3 /TMS)、p
pm:0.82(d,J=6.8HZ,3H),0.9
2(d,J=6.8Hz,3H)、1.86(dqq,
J−6.8,6.8.5.1Hz,1H)、2.45
(s,3H)、2.80(dd,J=16.6,8.5
Hz,1H)、3.11(dd,J=16.6,3.7
Hz,1H)、3.68(s,3H)、4.09(d
d,J=5.1,3.1Hz,1H)、4.44(dd
d,J=8.5,3.7,3.1Hz,1H)、7.3
5(d,J=8.3Hz,2H)、7.94(d,J=
8.3Hz,2H)。
【0040】トランス体の13C−NMR(CDCl3
TMS)、ppm:15.38,17.12,31.9
1(C−5−i−Pr)、38.55(C−4−C
2 )、51.54(OMe)、55.61(C−
4)、83.98(C−5)、21.25,128.0
4,129.48,134.86,145.34(T
s)、151.14(C−2)、169.34(C−4
−CO2 ) トランス体の赤外線吸収スペクトル(KBr)、c
-1:1765(s)、1745(s)、1600
(m)、13275(s)、1190(s)、1145
(s)、1130(s)、820。
【0041】トランス体の元素分析値:C1621NO6
Sとしての計算値がC,54.07;H,5.96;
N,3.94;S,9.02であるのに対して分析値は
C,54.05;H,6.03;N,3.98;S,
9.24であった。
【0042】(e)N−(4−トルエンスルホニル)−
4−メトキシカルボニルメチル−5−イソブチルオキサ
ゾリジノン(化合物e) 無色のオイル。
【0043】トランス体の 1H−NMR(CDCl3
TMS)、ppm:0.88(d,J=6.4Hz,6
H)、1.35−1.58(m,2H)、1.73
(m,1H)、2.45(s,3H)、2.74(d
d,J=16.9,9.0Hz,1H)、3.15(d
d,J=16.9,3.4Hz,1H)、3.69
(s,3H)、4.19−4.43(m,2H)、7.
36(d,J=8.3Hz,2H)、7.94(d,J
=8.3Hz,2H)。
【0044】トランス体の13C−NMR(CDCl3
TMS)、ppm:21.55,22.69,23.8
8,43.64(C−5−i−Bu)、38.19(C
−4−CH2 )、51.66(OMe)、58.60
(C−4)、78.77(C−5)、21.37,12
8.16,129.59,134.98,145.46
(Ts)、151.02(C−2)、169.58(C
−4−CO2 )。
【0045】トランス体の赤外線吸収スペクトルIR
(neat)、cm-1 1785(s)、1735(s)、1600(m)、1
370(s)、1170(s)、1135(s)、81
5(m)。
【0046】(f)N−(4−トルエンスルホニル)−
5,5−ジメチル−4−メトキシカルボニルメチルオキ
サゾリジノン(化合物f) 1 H−NMR(CDCl3 /TMS)、ppm:1.3
4(s,6H)、2.45(s,3H)、2.77(d
d,J=17.2,9.2Hz,1H)、3.12(d
d,J=17.2,3.9Hz,1H)、3.72
(s,3H)、4.49(dd,J=9.2,3.9H
z,1H)、7.36(d,J=8.3Hz,2H)、
7.95(d,J=8.3Hz,2H)。
【0047】13C−NMR(CDCl3 /TMS)、p
pm:21.19,27.95(C−5−Me)、3
5.62(C−4−CH2 )、51.84(OMe)、
62.19(C−4)、81.94(C−5)、21.
43,128.34,129.66,135.04,1
45.40(Ts)、150.66(C−2)、17
0.17(C−4−CO2 )。
【0048】赤外線吸収スペクトル(KBr)、c
-1:1775(s)、1730(s)、1600
(m)、1365(s)、1325(s)、1170
(s)、1125(s)、815(m)。
【0049】元素分析値:C1519NO6 Sとしての計
算値がC,52.78;H,5.61;N,4.10;
S,9.39であるのに対して分析値はC,52.8
5;H,5.66;N,4.13;S,9.43であっ
た。
【0050】(g)N−(4−トルエンスルホニル)−
4−メトキシカルボニルメチル−4−メチルオキサゾリ
ジノン(化合物g) 1 H−NMR(CDCl3 /TMS)、ppm:1.7
8(s,3H)、2.44(s,3H)、3.08
(d,J=16.6Hz,1H)、3.34(d,J=
16.6Hz,1H)、3.68(s,3H)、4.1
4(d,J=9.0Hz,1H)、4.45(d,J=
9.0Hz,1H)、7.34(d,J=8.3Hz,
2H)、7.95(d,J=8.3Hz,2H)。
【0051】赤外線吸収スペクトル(KBr)、c
-1:1770(s)、1730(s)、1600
(m)、1365(s)、1175(s)、1135
(s)、810。
【0052】(h)N−4−トルエンスルホニル)−5
−メトキシカルボニルメチル−2−オキサ−6−アザシ
クロヘキサノン(化合物h) 1 H−NMR(CDCl3 /TMS)、ppm:2.1
2−2.32(m,2H)、2.43(s,3H)、
2.74(dd,J=16.4,10.3Hz,1
H)、3.15(dd,J=16.4,3.7Hz,1
H)、3.72(s,3H)、4.27−4.43
(m,2H)、5.00(m,1H)、7.31(d,
J=8.3Hz,2H)、7.91(d,J=8.3H
z,2H)。
【0053】(i)N−(4−トルエンスルホニル)−
3−メチル−5−メトキシカルボニルメチル−2−オキ
サ−6−アザシクロヘキサノン(化合物i) トランス体の 1H−NMR(CDCl3 /TMS)、p
pm:1.35(d,J=6.4Hz,3H)、1.8
3(ddd,J=14.5,10.2,5.4Hz,1
H)、2.24(ddd,J=14.5,2.7,2.
4Hz,1H)、2.43(s,3H)、2.73(d
d,J=16.4,10.7Hz)、3.19(dd,
J=16.4,3.9Hz,1H)、3.74(s,3
H)、4.60(ddq,J=10.2,2.7,6.
4Hz,1H)、4.95(m,1H)、7.32
(d,J=8Hz,2H)。
【0054】トランス体の13C−NMR(CDCl3
TMS)、ppm:20.89(C−3−Me)、3
3.22(C−5−CH2 )、38.97(C−4)、
51.36(OMe)、51.78(C−5)、71.
59(C−3)、21.43,128.99,129.
18,135.88,144.92(Ts)、147.
91(C−1)、169.88(C−5−CO2 )。
【0055】トランス体の赤外線吸収スペクトル(KB
r)、cm-1:1740(s)、1715(s)、16
00(m)、1360(s)、1170(s)、82
0。
【0056】シス体の 1H−NMR(CDCl3 /TM
S)、ppm:1.34(d,J=6.4Hz,3
H)、1.78(ddd,J=14.2,11.3,
9.5Hz,1H)、1.90−2.40(m,1
H)、2.43(s,3H)、2.68(dd,J=1
6.6,8.3Hz,1H)、3.06(dd,J=1
6.6,3.1Hz,1H)、3.63(s,3H)、
4.29(ddq,J=11.3,3.1,6.4H
z,1H)、4.78(m,1H)、7.41(d,J
=9.0Hz,2H)、7.96(d,J=9.0H
z,2H)。
【0057】シス体の13C−NMR(CDCl3 /TM
S)、ppm:19.81(C−3−Me)、36.5
1(C−5−CH2)、40.28(C−4)、51.
66(OMe)、52.32(C−5)、72.85
(C−3)、21.49,129.06,129.3
5,136.12,144.92(Ts)、169.7
6(C−5−CO2 )。
【0058】(j)N−4−トルエンスルホニル)−
3,3−ジメチル−5−メトキシカルボニルメチル−6
−アザ−2−オキサシクロヘキサノン(化合物j) 1 H−NMR(CDCl3 /TMS)、ppm:1.3
8(s,3H)、1.39(s,3H)、1.96(d
d,J=14.3,9.2Hz,1H)、2.36(d
d,J=14.3,7.3Hz,1H)、2.43
(s,3H)、2.74(dd,J=16.5,9.2
Hz,1H)、3.21(dd,J=16.5,2.9
Hz,1H)、3.67(s,3H)、4.78(dd
dd,J=9.2,9.2,7.3,2.9Hz,1
H)、7.32(d,J=8.4Hz、2H)。
【0059】赤外線吸収スペクトル(neat)、cm
-1:1740(s)、1600(w)、1390
(w)、1175(m)、1140(m)、820
(w)。
【0060】元素分析値:C1621NO6 Sとしての計
算値がC,54.07;H,5.96;N,3.94;
S,9.02であるのに対して分析値はC,53.9
3;H,5.83;N,3.87;S,8.99であっ
た。
【0061】(k)N−(4−トルエンスルホニル)−
3,3−ペンタメチレン−5−メトキシカルボニルメチ
ル−2−オキサ−6−アザシクロヘキサノン(化合物
k) 1 H−NMR(CDCl3 /TMS)、ppm:1.0
7−2.05(m,10H)、1.87(dd,J=1
4.2,8.8Hz,1H)、2.39(dd,J=1
4.2,7.3Hz,1H)、2.43(s,3H)、
2.69(dd,J=16.5,8.8Hz,1H)、
3.14(dd,J=16.5,3.4Hz,1H)、
3.66(s,3H)、4.79(ddt,J=7.
3,3.4,8.8Hz,1H)、7.30(d,J=
8.5Hz,2H)、7.94(d,J=8.5Hz,
2H)。
【0062】13C−NMR(CDCl3 /TMS)、p
pm:21.43,24.66,34.78,37.7
7,38.07(C−3−CH2 )、39.81(C−
4)、50.46(C−5)、51.36(OMe)、
81.17(C−3)、21.25,128.75,1
36.24,144.56(Ts)、148.69(C
−1)、169.76(C−5−CO2 )。
【0063】赤外線吸収スペクトル(KBr)、c
-1:1730(s)、1600(m)、1360
(s)、1170(s)、820。
【0064】元素分析値:C1925NO6 Sとしての計
算値がC,57.71;H,6.37;N,3.54;
S,8.10であるのに対して分析値はC,57.9
2;H,6.47;N,3.60;S,8.16であっ
た。
【0065】
【発明の効果】本発明により、従来不可能であったアリ
ルアルコールまたはホモアリルアルコールのN−保護カ
ルバミン酸エステルの常圧一酸化炭素雰囲気下アルコー
ル中パラジウ触媒による4−アルコキシカルボニルメチ
ル−N−保護環状カルバミン酸エステル誘導体を製造す
ることが可能となり、延いてはこの環状カルバミン酸エ
ステル誘導体を用いることによりγ−またはδ−ヒドロ
キシ−β−アミノ酸を製造することが極めて容易となっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】カルバペネム系抗生物質及びカルバセフェム系
抗生物質の合成反応式の例。
【図2】ヘテロ環化合物の合成反応式の例。
【図3】γ−またはδ−ヒドロキシ−β−アミノ酸の想
定合成反応式の例。
【図4】本発明に係わる合成反応式。
【図5】本発明に係わる反応の原料の合成反応式の例。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(I)で表される環状カルバ
    ミン酸エステル誘導体。 【化1】 式中、R1 およびR2 は、同一または異なっていてもよ
    いが、水素原子、置換基を有していてもよいC1 〜C10
    のアルキル基、置換基を有していてもよいシクロアルキ
    ル基、置換基を有していてもよいフェニル基またはR1
    とR2 が一緒になり環を形成した置換基を有していても
    よいC3 〜C6 のシクロアルキル基を、R3 は水素原
    子、置換基を有していてもよいC1 〜C10のアルキル
    基、置換基を有していてもよいシクロアルキル基または
    置換基を有していてもよいフェニル基を、R4 は置換基
    を有していてもよいC1 〜C10のアルキル基、置換基を
    有していてもよいシクロアルキル基、置換基を有してい
    てもよいフェニル基または置換基を有していてもよいベ
    ンジル基を、R5 はC1 〜C10のアルキル基を、そして
    nは0または1をそれぞれ示す。
  2. 【請求項2】 下記一般式(II)で表されるN−アルキル
    (またはアリール)スルホニルカルバミン酸エステルを
    パラジウム(II)触媒、銅(II)塩及び一酸化炭素存在
    下アルコール中で反応させることを特徴とする請求項1
    記載の環状カルバミン酸エステル誘導体の製造方法。 【化2】 式中、R1 ,R2 ,R3 ,R4 及びnは、それぞれ、前
    記一般式(I)におけると同じである。
  3. 【請求項3】 反応添加剤としてオルト酢酸トリアルキ
    ルを使用する請求項2記載の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記一般式(I)で表される環状カルバ
    ミン酸エステル誘導体を、その窒素保護基の脱保護後、
    加水分解反応に付することを特徴とする下記一般式(II
    I) で表されるγ−またはδ−ヒドロキシ−β−アミノ
    酸の製造法。 【化3】 式中、R1 ,R2 ,R3 及びnは、それぞれ、前記一般
    式(I)におけると同じである。
JP3263078A 1991-09-13 1991-09-13 環状カルバミン酸エステル誘導体及びその製造、利用法 Pending JPH05148248A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3263078A JPH05148248A (ja) 1991-09-13 1991-09-13 環状カルバミン酸エステル誘導体及びその製造、利用法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3263078A JPH05148248A (ja) 1991-09-13 1991-09-13 環状カルバミン酸エステル誘導体及びその製造、利用法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05148248A true JPH05148248A (ja) 1993-06-15

Family

ID=17384533

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3263078A Pending JPH05148248A (ja) 1991-09-13 1991-09-13 環状カルバミン酸エステル誘導体及びその製造、利用法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05148248A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6251897B1 (en) 1996-07-31 2001-06-26 Nikken Chemicals Co., Ltd 6-phenyltetrahydro-1,3-oxazin-2-one derivative and pharmaceutical composition containing the same

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6251897B1 (en) 1996-07-31 2001-06-26 Nikken Chemicals Co., Ltd 6-phenyltetrahydro-1,3-oxazin-2-one derivative and pharmaceutical composition containing the same

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6584696B2 (ja) 3−((2s,5s)−4−メチレン−5−(3−オキソプロピル)テトラヒドロフラン−2−イル)プロパノール誘導体の製造方法及びそのための中間体
JPH0776209B2 (ja) 光学活性3―ヒドロキシピロリジン誘導体の製造方法
KR900001170B1 (ko) 4-아세톡시-3-히드록시에틸아제티진-2-온 유도체의 제조방법
JP3639449B2 (ja) 3−アミノ−ピロリジン誘導体の製造方法
EP0333268A1 (en) Process for synthesis of a chiral 3-beta hydrogen (3R) 4-aroyloxy azetidinone
JPH05148248A (ja) 環状カルバミン酸エステル誘導体及びその製造、利用法
KR100743617B1 (ko) 고광학순도를 갖는 키랄 3-히드록시 피롤리딘 및 그유도체를 제조하는 방법
EP1926709A1 (en) Process for the preparation of chiral 3-hydroxy pyrrolidine compound and derivatives thereof having high optical purity
JPH06340622A (ja) ベンジルコハク酸誘導体の製造方法およびその製造中間体
JP3724854B2 (ja) 1−アザビシクロ[1.1.0]ブタンの製造法
JP4643474B2 (ja) 1置換コハク酸イミドの製造方法
US6388083B2 (en) Process for the synthesis of (2S)-phenyl-3-piperidone
JP3684339B2 (ja) カルバペネム化合物の製造方法
JPH06340623A (ja) ベンジルコハク酸誘導体の製造方法およびその製造中間体
JP4267107B2 (ja) ピリジン誘導体およびその製造方法
JP3823668B2 (ja) スフィンゴミエリン類縁体およびその製法
JP3740783B2 (ja) 4−(2−アルケニル)−2,5−オキサゾリジンジオン類の製造法
KR100967341B1 (ko) 카바페넴 합성 중간체의 제조방법
JP4157175B2 (ja) 2′−ピロリジンプロパン酸誘導体の製造方法
JP2734646B2 (ja) 2,2―ジフルオロカルボン酸誘導体の新規合成法
JP2008137898A (ja) 4−メチルチオ−3−ブテニルイソチオシアナートの製造方法、その合成中間体、及びこれを含有する抗菌剤組成物
JPH01216965A (ja) 2−アルコキシブロピオン酸アミド誘導体の製造方法
JPH06287197A (ja) キラル1−β−メチルカルバペネム中間体
JP2018095576A (ja) アミド基を含む単離された化合物の塩、その製造方法及びこれを用いたアミド化合物の合成方法
JP2000198775A (ja) 環状グアニジン類及びその製造法