JP2002002963A - ボールベアリング組立装置のボール搬送機構 - Google Patents

ボールベアリング組立装置のボール搬送機構

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JP2002002963A
JP2002002963A JP2000188086A JP2000188086A JP2002002963A JP 2002002963 A JP2002002963 A JP 2002002963A JP 2000188086 A JP2000188086 A JP 2000188086A JP 2000188086 A JP2000188086 A JP 2000188086A JP 2002002963 A JP2002002963 A JP 2002002963A
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balls
shuttle
hopper
gate
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Takeji Hamaide
武治 濱出
Takashi Morizaki
隆 森崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 段取り替え部品が少なく、しかも段取り替え
が短時間で且つ多大な工数を要することのないボールベ
アリング組立装置のボール搬送機構を提供する。 【解決手段】 予め用意された複数種類のボールのう
ち、所望の種類のボールを所定数だけ軸受に供給するボ
ールベアリング組立装置のボール搬送機構100であっ
て、ボールを種類毎にそれぞれ貯蔵すると共に、ボール
を排出するゲートを有する複数のボールホッパー10
と、いずれかのボールホッパー10のゲートからボール
を所定数計数して収容するボール計数部22と、ボール
計数部22が搭載され該ボール計数部22に収容された
ボールを受け取り、該ボールを軸受に供給するシャトル
20と、シャトル20の前記ボール計数部22を前記所
望の種類のボールホッパー10のゲート位置に移動させ
るスライド装置40とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボールベアリング
に組み込まれるボールを所定量取り出して、軸受に供給
するボールベアリング組立装置のボール搬送機構に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ボールベアリング(玉軸受)の組立工程
においては、内輪及び外輪の軌道径の製造ばらつきに対
して内部すきまの規定範囲が狭く、これら内外輪とボー
ルとを任意に組み合わせる方法では、組立後に内部すき
まが規定範囲内に収まらないことが多い。このため、あ
る呼び直径(基準寸法)を中心として大きさが所定範囲
にばらついているボールを、所定の寸法範囲毎に分けて
準備し、規定の内部すきまとなるような寸法範囲のボー
ルを選択して、これを内外輪間に供給して組立てる等の
方法が採用されている。
【0003】従来、このような寸法範囲毎にボールを供
給する装置として、例えば図6に示す装置がある。この
装置は、ボール排出口51の周囲に所定数のボールを計
数して供給するボール配給部材52を放射状に進退自在
に配設すると共に、各ボール配給部材52に各ホッパー
53と接続された供給ホース54を連結し、各ホッパー
53から各ボール配給部材52にボールを供給してい
る。そして、任意のボール配給部材52をシリンダ装置
56によって鎖線で示すボール排出口51上の位置に進
出させることで、そのボール配給部材52内の孔を通し
て所定数のボールを供給する。なお、それぞれのホッパ
ー53にはボール径の寸法範囲が異なるボールが収容さ
れ、所望の寸法範囲のボールが選択的に供給される構成
となっている。
【0004】また、特開平9−299887号公報に
は、図7に示すようにボールを計数して供給するボール
配給部材52を1カ所になるように構成した装置が開示
されている。このボール供給装置は、各ホッパー53に
収容されたボールを供給ホース54を通じてボール配給
部材52上方の切り出し口50までそれぞれ供給され
る。また、切り出し口50は円周上に複数配列され、各
配列位置でそれぞれ異なるホッパー53からのボールが
供給される。ボール配給部材52は、旋回部材55を所
望のボールが供給される切り出し口50の円周位置まで
回転駆動することで旋回され、シリンダ装置56を進出
駆動することによりボール溜孔58が所望の切り出し口
50に連通される。これにより、所望の寸法範囲のボー
ルが選択的にボール排出口51に所定数供給される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のボールベアリングの組立装置においては、その生産
方式が少品種大量生産志向であり、1つの組立装置で1
種類のボールベアリングを生産し続けることが多い場合
を想定して設計されたものである。このため、サイズの
異なる他の軸受生産のために段取り替えすることはあま
り重要視されていなかった。従って、このような従来の
ボールベアリングの組立装置による段取り替えには、例
えば図7に示す内部にボールが挿入されるボール配給部
材52やボール排出口51を形成する部材等、軸受サイ
ズに応じた専用の部品となる種々の段取り替え部品を、
組立てるボールベアリングのサイズに応じて適切な部品
に交換する必要がある。このため、段取り替えには長い
時間と多くの段取り替え部品が必要とされていた。
【0006】さらに、近年になってリーン生産システム
の普及により、必要な軸受を必要な時期に必要な量だけ
生産する必要が迫られてきて、頻繁な段取り替えに対応
可能な設備がより一層必要とされてきた。
【0007】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたもので、段取り替え部品が少なく、しかも段
取り替えが短時間で且つ多大な工数を要することのない
ボールベアリング組立装置のボール搬送機構を提供する
ことを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
発明に係る請求項1記載のボールベアリング組立装置の
ボール搬送機構は、予め用意された複数種類のボールの
うち、所望の種類のボールを所定数だけ軸受に供給する
ボールベアリング組立装置のボール搬送機構であって、
前記ボールを種類毎にそれぞれ貯蔵すると共に、ボール
を排出するゲートを有する複数のボールホッパーと、前
記いずれかのボールホッパーのゲートからボールを所定
数計数して収容するボール計数部と、前記ボール計数部
が搭載され該ボール計数部に収容されたボールを受け取
り、該ボールを軸受に供給するシャトルと、前記シャト
ルの前記ボール計数部を前記所望の種類のボールホッパ
ーのゲート位置に移動させるスライド装置とを備えたこ
とを特徴とする。
【0009】このボールベアリング組立装置のボール搬
送機構では、複数種類のボールをボールホッパーに予め
用意しておき、これらボールホッパーの中から所望の種
類のボールが貯蔵されたボールホッパーを選定して、こ
の選定されたボールホッパーのゲート位置にシャトルを
移動する。そして、ボールホッパーのゲートを通してボ
ール計数部にボールを充填して、ボール計数部に所定数
のボールを収容する。この収容されたボールをシャトル
が受け取り、組立てようとする軸受に所定量のボールを
供給している。
【0010】これにより、段取り替え時において交換が
要される段取り替え部品が削減され、ボールホッパーと
ボール計数部が搭載されたシャトルだけの変更で煩雑な
手間を掛けることなく短時間で行うことができる。以
て、サイズの異なる軸受に対しても簡単な段取り替え作
業により効率良く異種軸受の組立作業を行うことができ
る。
【0011】前記ボールベアリング組立装置のボール搬
送機構は、ある基準寸法を中心として径が所定範囲にば
らついているボールをそれぞれ所定の寸法範囲毎に分け
て各ボールホッパーに貯蔵しておき、内輪及び外輪の軌
道径の製造ばらつきに応じた内部すきまとなるボールを
選択的に供給するようにしている。これにより、規定の
内部すきまを有するボールベアリングが安定して組立て
ることができる。
【0012】また、前記ボール計数部は、計数孔の形成
されたブロックを複数段有し、各段のブロックを個別に
移動制御可能に構成することで、簡単な構成で任意の数
のボールを計数孔に収容可能にできる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るボールベアリ
ング組立装置のボール搬送機構の実施の形態を、図面を
参照して詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態に
係るボールベアリング組立装置のボール搬送機構を示す
図で、図2は図1のA方向矢視図である。
【0014】まず、本実施形態のボールベアリング組立
装置のボール搬送機構について、その構成を説明する。
図1に示すように、本実施形態のボール搬送機構100
は、一列に配列されたボールホッパー10と、所定数の
ボールを保持してベアリングに供給するシャトル20
と、このシャトル20を搭載しX、Y,Z軸方向に移動
する3軸スライド(スライド装置)40とを備えて構成
されている。
【0015】ボールホッパー10は、ある呼び直径(基
準寸法)を中心として大きさが所定範囲にばらついてい
るボールを、所定の寸法範囲毎に分けて各ボールホッパ
ー10a,10b,10c,…に収容している。各ボー
ルホッパー10a,10b,10c,…の下部には、図
2に示すようにボールを排出するホッパーゲート12が
形成され、このホッパーゲート12の開口孔12aを、
エアーシリンダ等のホッパーゲート開閉シリンダ14に
より進退動作することで、シリンダ14先端のストッパ
16により開閉制御している。このホッパーゲート開閉
シリンダ14は、常時開口孔を塞ぐようにストッパ16
を開口孔12a直下に配置し、ボールをホッパーから供
給するときにだけストッパ16を退行させるように制御
される。なお、ホッパーゲート開閉シリンダ14はエア
シリンダ以外にも、進退自在なスライド機構のスライダ
をスプリングによって進行側に付勢した機構としてもよ
い。
【0016】シャトル20は、ボールを所定数だけ収容
するボール計数部22と、ボール計数部22に収容され
たボールを排出側となるシャトルゲート23まで案内す
るボール溜め孔24の形成されたシャトル本体25と、
ボール溜め孔24内のシャトルゲート23の位置で一旦
堰き止めたボールを排出口26から排出させるシャトル
ゲート開閉シリンダ27とを備えている。
【0017】ボール計数部22は、本実施形態において
は上下2段構成としており、直線状の計数孔30がそれ
ぞれ形成されたブロック32a,32bを計数部移動シ
リンダ28a,28bに取り付けてスライド移動可能に
構成されている。取り付けられたブロック32a,32
bは、上下一体として計数孔30を連通させてスライド
移動させることの他、各ブロック32a,32bを上下
段でそれぞれ独立してスライド移動させ、計数孔30を
上下段で連通・非連通状態に選択的に設定できるように
している。このブロック32a,32bの組み合わせに
より収容できるボールの数を変更することができる。即
ち、収容可能なボールの数Nは、ボール個数N=ボール
計数部高さ/ボール径で求めることができる。また、シ
ャトルゲート開閉シリンダ27は、排出口26に連通さ
れる直線状開口孔34にバー35を挿入し、バー35を
進退駆動することでシャトルゲート23を開閉制御して
いる。
【0018】3軸スライド40は、サーボモータ42に
より駆動されシャトル20を上下方向であるZ軸方向に
移動させるZ軸スライド44、X方向に移動させるXス
ライド45、及びY方向に移動させるエアシリンダ等の
Y軸スライド46からなる。これらの各軸スライド4
4,45,46は図示しないコントローラにより駆動制
御される。
【0019】次に、上記構成のボール搬送機構100の
動作を図3に示すボール搬送動作のフローチャートを用
いて順次説明する。まず、ボールを挿入しようとする軸
受の内輪及び外輪の径寸法を測定し、所定の内部すきま
となるボール径(寸法範囲)を設定する(ステップ1、
以降はS1と略記する)。ボールホッパー10の中から
S1で設定された径(寸法範囲)のボールが収容された
ホッパーを選定し、この選定されたホッパー直下の位置
にZスライド44及びXスライド45を駆動してシャト
ル20を移動させる(S2)。
【0020】このときの状態を図4に示した。図4
(a)はシャトル20のボール計数部22がホッパーの
ホッパーゲート12に当接する位置に移動された状態
で、ホッパーゲート12はストッパ16により閉じられ
ている。この状態からY軸スライド46及びホッパーゲ
ート開閉シリンダ14を同期させて駆動し、ボール計数
部22の計数孔30のY方向位置がホッパーゲート12
の開口孔12aに一致して、ストッパ16は、図4
(b)に示すようにホッパーゲート開閉シリンダ14側
に後退する。これにより、ホッパーゲート12が開口さ
れた状態となる。
【0021】ただし、図4(b)に示す状態は、図5
(a)に示すようにZ−X平面に対しては、ボール溜め
孔24及び計数孔30のX方向位置がホッパーゲート1
2の開口孔12aに一致していない。このように、Z軸
スライド44及びX軸スライド45による移動距離の長
いスライド時には、ホッパーゲート12を閉じた状態に
保持することで、ボール計数部22の移動完了時前後に
おける振動・衝撃等によりボールが不用意に落下するこ
とが防止され、安定したボールの供給が可能となる。
【0022】次に、図5(b)に示すように、シャトル
20のボール計数部22を計数部移動シリンダ28a,
28bを共に駆動することで矢印U方向にスライド移動
させ、ホッパーゲート12の開口孔12aに計数孔30
のX方向位置を一致させる(S3)。このときシャトル
本体25の位置はそのまま保持され、計数孔30の下端
はシャトル本体25のボール溜め孔24の位置とは一致
せずに閉じられている。従って、ホッパー内のボール
は、ホッパーゲート12からブロック32a,32bの
計数孔30に落下して、計数孔30内に所定数のボール
が充填される。このようにして各ブロック32a,32
bの計数孔30の高さに応じた所定数のボールが計数孔
30に収容される。
【0023】計数孔30にボールが収容されると、図5
(c)に示すようにボール計数部22を計数部移動シリ
ンダ28a,28bを共に駆動することで矢印V方向に
移動させ、計数孔30とホッパーゲート12の開口孔1
2aとを分離する(S4)。さらに、図5(d)に示す
ようにボール計数部22を同じく矢印V方向に移動さ
せ、図5(a)に示す初期位置まで戻す。これにより計
数孔30とシャトル本体25のボール溜め孔24の位置
が一致して、計数孔30に収容された所定数のボールが
ボール溜め孔24内に落下することで供給される(S
5)。供給されたボールは、先頭のボールがシャトルゲ
ート23の位置でシャトルゲート開閉シリンダ27のバ
ー35に当接して停止する。
【0024】この状態で、シャトル20を組立てようと
する軸受の位置に移動させ、シャトルゲート開閉シリン
ダ27を駆動してバー35を引き上げることで、ボール
溜め孔24内のボールが直線状開口孔34を通じて排出
口26から排出され、軸受にボールが供給される(S
6)。以上の動作を繰り返し行うことで、必要とされる
寸法範囲のボールを所定数だけ軸受に連続供給すること
ができ、組立後のボールベアリングの内部すきまを規定
の寸法範囲に安定して設定できる。
【0025】このボール搬送機構100では、サーボモ
ータ42で駆動されるZ軸スライド44やX軸スライド
45等は段取り替え時に取り替えることなく共通に使用
でき、段取り替え時に交換を要する段取り替え部品とし
ては、ボールホッパー10と、ボール計数部22が搭載
されたシャトル20だけである。これらの段取り替え部
品は、いずれの部品も容易に交換が可能であり、且つ、
シャトル20を段取り作業に支障にならない位置に退避
させることができるため、煩雑な手間を掛けることがな
くなり段取り作業が大幅に軽減され、また、シャトル2
0の部分は、ボールベアリング組立装置が稼働中であっ
ても、予め装置の外でプリセットすることができ、組立
装置のセットのための作業時間が短縮され、従って、作
業効率及び生産性を向上させることができる。また、こ
のようにシャトル20が3軸スライド40により移動可
能な構成としているため、ボールホッパー10とシャト
ル20との配置自由度が高められる。
【0026】さらに、これらの段取り替え部品を自由に
組み合わせることにより、軸受サイズ(ボール呼び
径)、同一軸受サイズで公差を変えたボール径、ボール
数を任意に設定できる。また、ボール計数部22の計数
部移動シリンダ28a,28bは、例えば計数部移動シ
リンダ28aのみを移動して、ブロック32aの高さに
相当するボール数を計数することも可能であり、また、
図5(a)〜(d)に示す工程を繰り返して計数するこ
とも可能である。このように、移動シリンダ28a,2
8bの移動及び繰り返し回数は適宜組み合わせること
で、必要とされる任意のボール数を計数することができ
る。さらに、ボール計数部22のブロック32a、ブロ
ック32bの高さを変更してボール数を増減させる等の
方法によってもボール数を変更することができる。
【0027】さらに、上記の説明では、S2におけるシ
ャトル20の移動は、図2に示すようにホッパーゲート
12の開口孔12aと計数孔30とのY方向位置が一致
しておらず、Y軸スライド46を駆動することで距離L
を移動させているが、このホッパーゲート12の開閉の
方向をシャトル20のX軸方向の移動方向と一致させて
もよい。これにより、Y軸スライド46を設ける必要が
なくなり、ボール搬送機構100をより簡単な構成にで
きる。
【0028】なお、シャトル20を移動する3軸スライ
ドの代わりに、多関節ロボットや3次元方向に移動可能
な機構を用いて構成することもできる。これにより、ボ
ールホッパー10とボール計数部22のレイアウトの自
由度が更に高まると同時にlボール計数部22のボール
挿入口からボールホッパー10が離れるため、ゴミ等の
落下によるボール挿入口への異物侵入を防止することが
できる。
【0029】また、ボールは、計数孔30及びボール溜
め孔24内に収容されるため、フレキシブルな供給ホー
スを使用して搬送する場合のように、ホース内部でボー
ルが擦れ合ってボールに損傷を受けるといったことが防
止される。
【0030】なお、ボール計数部22は、ボールホッパ
ー10のそれぞれのホッパーゲート12に配置する構成
としても構わない。この場合、ホッパーの数だけボール
計数部22が必要となるが、ホッパーのゲートを兼用す
ることができる。
【0031】
【発明の効果】本発明のボールベアリング組立装置のボ
ール搬送機構では、複数種類のボールがそれぞれ貯蔵さ
れたボールホッパーの中から所望の種類のボールホッパ
ーを選定し、この選定されたボールホッパーのボールを
スライド装置によりシャトルを移動してボール計数部に
所定数収容する。そして、計数部に収容されたボールを
シャトルを移動して軸受に供給している。このような構
成とすることで、段取り替え時において交換が要される
段取り替え部品が削減され、ボールホッパーとボール計
数部が搭載されたシャトルだけの変更で煩雑な手間を掛
けることなく短時間で効率良く段取り替え作業を行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るボールベアリング組
立装置のボール搬送機構を示す図である。
【図2】図1のA方向矢視図である。
【図3】ボール搬送機構によるボール搬送動作を示すフ
ローチャートである。
【図4】ホッパー直下の位置にシャトルを移動させた様
子を示す図で、図4(a)はシャトルのボール計数部が
ホッパーのホッパーゲートに当接する位置に移動された
状態、図4(b)はストッパがホッパーゲート開閉シリ
ンダ側に後退してホッパーゲートが開口された状態を示
している。
【図5】ボールホッパーからボール計数部を経てシャト
ルの排出口からボールを排出するまでの手順をZ−X平
面で示した説明図である。
【図6】従来の寸法範囲毎にボールを供給する装置の一
例を示す図である。
【図7】ボール配給部材が1カ所になるように構成され
たした特開平9−299887号公報記載の装置を示す
図である。
【符号の説明】
10 ボールホッパー 12 ホッパーゲート 20 シャトル 22 ボール計数部 24 ボール溜め孔 30 計数孔 40 3軸スライド 44 Z軸スライド 45 X軸スライド 46 Y軸スライド 100 ボール搬送機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3C030 AA01 AA03 AA08 AA11 AA15 AA19 AA21 3F075 AA02 BA01 BB04 CA09 CD11 3F079 AD23 CA21 CC01 CC11 3J017 HA03

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め用意された複数種類のボールのう
    ち、所望の種類のボールを所定数だけ軸受に供給するボ
    ールベアリング組立装置のボール搬送機構であって、 前記ボールを種類毎にそれぞれ貯蔵すると共に、ボール
    を排出するゲートを有する複数のボールホッパーと、 前記いずれかのボールホッパーのゲートからボールを所
    定数計数して収容するボール計数部と、 前記ボール計数部が搭載され該ボール計数部に収容され
    たボールを受け取り、該ボールを軸受に供給するシャト
    ルと、 前記シャトルの前記ボール計数部を前記所望の種類のボ
    ールホッパーのゲート位置に移動させるスライド装置と
    を備えたことを特徴とするボールベアリング組立装置の
    ボール搬送機構。
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