JP2002002366A - 保冷・冷凍車 - Google Patents

保冷・冷凍車

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジンを停止して積荷の荷役を行う際に、
冷凍室内を外気から十分に保護できる保冷・冷凍車を提
供する。 【解決手段】 積荷を保冷・冷凍するための冷凍室13
と、該冷凍室13の後部に設けられ、積荷を冷凍室内外
に搬出入するための冷凍室用ドア19とを備えた保冷・
冷凍車10において、上記冷凍室13の冷凍室用ドア1
9の後方に、冷凍室13から搬出される積荷を仮置きす
るための作業室27を設け、該作業室27に、積荷を作
業室27内外に搬出入するための搬出入用ドア29を設
けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、保冷・冷凍車に係
り、特に、多店舗配送を行う保冷・冷凍車に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】保冷あるいは冷凍して輸送する必要があ
る荷物(例えば、食品等)の運搬には、冷凍室を備えた
保冷・冷凍車が用いられている。
【0003】従来の保冷・冷凍車における冷凍室は、冷
凍ユニットを備えた断熱室からなり、積荷の搬出入用ド
アの内側に断熱カーテンを設けて、ドア開閉時に冷凍室
内を外気から保護する構造になっていた。
【0004】ところで、このような保冷・冷凍車でコン
ビニ等の多店舗配送を行う場合、各店舗における荷役時
には、エンジンをアイドリング状態にして冷凍室内を保
冷していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年の
環境問題を考慮すると各店舗における荷役時にはエンジ
ンを停止する必要があり、冷凍ユニットを作動させるこ
とはできない。その結果、従来の保冷・冷凍車において
以下に示すような問題が生じていた。
【0006】1)各店舗における荷役中のドアの開閉に
より、冷凍室内の冷気が外に逃げ、室内温度が上昇す
る。(冷凍ユニットを停止しているため、断熱カーテン
だけでは十分に保護できない) 2)多店舗配送では各店舗間距離が短いため、次の店舗
に到着するまでに上昇分の温度を挽回することができ
ず、積荷(商品)の温度が高くなる。
【0007】3)回収した常温の荷役パレットを冷凍室
内に収容するため、室内温度の上昇の要因となる。
【0008】以上のことから、従来の保冷・冷凍車では
冷凍室内の積み荷を十分に保冷することができない虞れ
があった。
【0009】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、エンジンを停止して積荷の荷役を行う際に、冷凍室
内を外気から十分に保護できる保冷・冷凍車を提供する
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、積荷を保冷・冷凍するための冷
凍室と、その冷凍室の後部に設けられ、積荷を冷凍室内
外に搬出入するための冷凍室用ドアとを備えた保冷・冷
凍車において、上記冷凍室の冷凍室用ドアの後方に、冷
凍室から搬出される積荷を仮置きするための作業室を設
け、その作業室に、積荷を作業室内外に搬出入するため
の搬出入用ドアを設けた保冷・冷凍車である。
【0011】請求項2の発明は、積荷を保冷・冷凍する
ための冷凍室と、その冷凍室の後部に設けられ、積荷を
冷凍室内外に搬出入するための冷凍室用ドアとを備え、
上記冷凍室内の積荷を搬出した後、回収した荷役パレッ
ト等を積載して運送する保冷・冷凍車において、上記冷
凍室の冷凍室用ドアの後方に、冷凍室から搬出される積
荷を仮置きすると共に、上記荷役パレット等を収容する
断熱壁構造を有する作業室を設け、その作業室に、積荷
あるいは荷役パレットを作業室内外に搬出入するための
搬出入用ドアを設けた保冷・冷凍車である。
【0012】請求項3の発明は、上記冷凍室用ドアに、
上記冷凍室内の冷気を作業室へと送り循環させるための
冷気循環通路を設けた請求項1又は2記載の保冷・冷凍
車である。
【0013】請求項4の発明は、上記冷気循環通路に、
冷凍室より強制的に冷気を循環させるためのファンを設
けた請求項3記載の保冷・冷凍車である。
【0014】請求項5の発明は、上記冷気循環通路の冷
凍室側に上記作業室側から帰還する作業室内空気を滞留
させるためのエア溜まり部を設けた請求項3又は4記載
の保冷・冷凍車である。
【0015】請求項6の発明は、上記冷凍室用ドアと冷
凍室の内壁との間に、冷凍室用ドアの外殻を区画するフ
レームを設け、そのフレームを上記冷凍室側と上記作業
室側とに分割して構成し、これらの間に断熱層を形成し
た請求項1〜5記載の保冷・冷凍車である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な一実施形態
を添付図面に基づいて詳述する。
【0017】図1は本発明の一実施形態に係る保冷・冷
凍車の平面図、図2は側面図、図3は背面図、図4はボ
デー内部を示す概略斜視図である。
【0018】保冷・冷凍車10は保冷あるいは冷凍して
輸送する必要がある荷物(例えば、食品等)を収容して
運搬するものであり、特に、多店舗配送における各店舗
での荷役中に冷凍室内を外気から十分に保護できるよう
に工夫されている。
【0019】図に示すように、保冷・冷凍車10は、車
両本体11とボデー12とで概略構成される。
【0020】ボデー12の前部には、配送される全店舗
分の積荷を収容して保冷・冷凍するための冷凍室13が
設けられている。冷凍室13は、断熱材からなる内壁1
5で囲われて構成されていると共に、内部に冷凍ユニッ
ト16が設けられており、内部を所望する温度に管理す
ることができる。また、冷凍室13の床面にはすのこ1
7が敷設されている。
【0021】冷凍室13の後部には、冷凍室13から積
荷を搬出入するための冷凍室用ドア19が設けられてい
る。この冷凍室用ドア19は、中央部のメインドア20
と、側部(図1において下側)のサブドア21とで構成
されており、両ドア20,21は冷凍室13の後方側へ
開くことができるようになっている。また、冷凍室用ド
ア19は、冷凍室13の内壁15と同様に断熱材で形成
されている。
【0022】ここで、図5及び図6を用いて冷凍室用ド
ア19の取付構造を説明する。
【0023】図5は、冷凍室13及び冷凍室用ドア19
の断面図であり、図6は、フレームの拡大斜視図であ
る。
【0024】図5に示すように、冷凍室用ドア19は、
ドア19の外殻を区画する金属製のフレーム22を介し
て冷凍室13の内壁15に取り付けられている。(図5
では、ドアの上部及び下部を区画するフレームのみ示
す)冷凍室用ドア19の下部を区画するフレーム22
は、断面がコ字状に形成されており冷凍室13の床面に
設けられた溝23に着脱可能に収容されている。このよ
うに、下部フレーム22を取外し可能としたため、ボデ
ー12内部の清掃を容易に行うことができる。
【0025】また、コ字状の下部フレーム22は、図6
に示すように、その内部に断熱材25が収容されている
と共に、上記冷凍室13側と、後述する作業室27側と
に二分割された構造になっている。
【0026】これは、フレーム22の中間部に、断熱層
26を形成して作業室27側の熱が金属製フレーム22
を介して冷凍室13に伝わることを防ぐためである。フ
レーム22の中間部の断熱層26は空気断熱層としても
良いし、或いは、断熱材を間に設けても良い。また、下
部のフレーム22だけでなく、冷凍室用ドア19の上部
および左右を区画するフレーム22も二分割構造とする
と良い。
【0027】図1〜図4に戻り、ボデー12の後部、即
ち冷凍室用ドア19の後方には、各店舗にて荷役する分
の積荷を仮置きすると共に、回収したパレットを収容す
るための作業室27が設けられている。
【0028】作業室27は、冷凍室13と同様に断熱材
からなる内壁15で囲われて構成されている。しかしな
がら、作業室27は、単に一店舗分の積荷を仮置きする
ためのスペースであり冷凍ユニットは備えていない。従
って、作業室27のサイズは、一店舗分の積荷を収容で
きるサイズであれば良い。例えば、本実施形態では、冷
凍室13の長さL1 が約3300mmであるのに対して、作業
室27の長さL2 は約800mm である。(図1参照) 作業室27の床面には、冷凍室13と同様にすのこ17
が敷設されている。
【0029】また、作業室27の後部には、作業室27
から積荷を搬出入するための搬出入用ドア29が設けら
れている。この搬出入用ドア29は断熱材で形成されて
おり、中央ドア30及び左右ドア31,32とからなる
3枚式ドアである。
【0030】次に本発明の作用を述べる。
【0031】まず、全店舗分の積荷を冷凍室13内に収
容する。このとき、冷凍室13内は外気から保護する必
要が無いので、搬出入用ドア29の中央ドア30及び左
右ドア31,32と、冷凍室用ドア19のメインドア2
0及びサブドア21を全て開放して積荷を搬入すること
ができる。
【0032】その後、最初の店舗に到達したらエンジン
を停止し、以下の手順に従ってその店舗分の積荷の荷役
を行う。
【0033】1)搬出入用ドア29の中央ドア30のみ
を開けて作業室27内に入り、中央ドア30を閉じる。
【0034】2)冷凍室用ドア19のメインドア20を
開けて冷凍室13内に入り、一店舗分の積荷を作業室2
7内に仮置きした後、メインドア20を閉じる。
【0035】3)搬出入用ドア29の中央ドア30を開
けて作業室27内に仮置きした積荷を外部に搬出して中
央ドア30を閉める。
【0036】4)パレット等を回収したら、搬出入用ド
ア29の中央ドア30を開けてパレット等を作業室27
内に収容する。
【0037】荷役が終了したら次の店舗へ移動して順次
同じ作業を繰り返し、全店舗の配送を行う。
【0038】上記のことから明らかなように、荷役中、
冷凍室用ドア19或いは搬出入用ドア29のどちらか一
方は必ず閉じた状態にあるため、冷凍室13がボデー1
2の外部と連通することは無く、冷凍室13内の冷気は
作業室27内の空気とだけ熱交換を行う。
【0039】このため、荷役中における冷凍室13内の
冷気流出を最小限に抑えることができ、積荷を十分に保
冷できる。
【0040】即ち、作業室27が冷凍室13と外部との
間で断熱層の役割を果たして冷凍室13内部を保護する
ものである。
【0041】また、冷凍室13内の積荷を雨等からも保
護できる。
【0042】更に、冷凍室用ドア19のメインドア20
のみを開いて搬出するため、冷凍室13からの冷気流出
を最小限に抑えることができる。同様に、搬出入用ドア
29の中央ドア30のみを開いて搬出するため、作業室
27からの冷気流出も最小限に抑えることができる。
【0043】また、回収したパレットは作業室27内に
収容される為、冷凍室13内の温度に影響を与えること
は無い。
【0044】発明者らは、本発明の保冷・冷凍車の効果
を確認するために、多店舗配送における冷凍室内及び積
荷の温度上昇を測定するシミュレーションテストを行っ
た。
【0045】テスト条件は、外気温度を約35℃、冷凍
室内温度を−25℃に設定し、センター(出発点)から
最初の店舗までの走行時間を10分として、その後、各
店舗での荷役作業時間(エンジン停止時間)を19分、
各店舗間の走行時間(エンジン駆動時間)を6分として
順次繰り返し、18店舗まで行うこととした。
【0046】また積荷は、段ボールケース内に収容され
た冷凍食品とし、商品の最高温度は−10℃とした。
【0047】テスト結果を図7及び図8に示す。
【0048】図7は、本発明の保冷・冷凍車を用いて、
上述した荷役方法に従って荷役した場合の温度上昇結果
であり、図8は、冷凍室用ドア19を常に開放して荷役
した場合、即ち、作業室のない従来の冷凍車で荷役した
場合の温度上昇結果を示したものである。
【0049】図中、三角マークでポイントした実線aは
積荷温度を、四角マークでポイントした実線bは冷凍室
内温度を、実線cは外気温度を示している。
【0050】図から明らかなように、各店舗到着から発
進までの間、即ち荷役中に冷凍室内温度は上昇するが、
従来の冷凍車の場合(図8)に比べて、本発明の保冷・
冷凍車で荷役を行った場合(図7)は上昇温度が約半分
程度に抑えられている。
【0051】また、積荷温度については、従来の冷凍車
では右肩あがりに上昇しているのに対して、本発明の保
冷・冷凍車ではほぼ水平状態であり、常に−10℃以下
に管理されている。
【0052】なお、従来の冷凍車では、積荷温度が−1
0℃を越えてしまった為、11店目発の時点でテストを
終了した。
【0053】ここで、積荷の温度上昇を比較すると、9
店目着時(3時間31分経過)では本発明の保冷・冷凍
車で荷役を行った場合が約0.6 ℃であったのに対して、
従来の保冷・冷凍車では約11.3℃であった。11店目着
時(4時間21分経過)では本発明の保冷・冷凍車で荷
役を行った場合が約1.9 ℃であったのに対して、従来の
保冷・冷凍車では約14.0℃であった。また、本発明の保
冷・冷凍車で荷役を行った場合において、18店目着時
(7時間16分経過)の積荷の温度上昇は約4.7 ℃であ
った。
【0054】以上のことから明らかなように、本発明に
係る保冷・冷凍車では、エンジンを停止して荷役を行っ
ているときに、冷凍室内を外気から保護して温度上昇を
抑えることができ、積荷を十分に保冷できる。
【0055】また、荷役中における積荷の温度上昇が少
ないため、次の店舗まで走行する間に元の温度近くまで
冷凍室13内の温度を下げることができる。
【0056】次に本発明の他の実施形態を説明する。
【0057】本発明の他の実施形態は、図1、図2及び
図4に参照番号30で示すように、冷凍室13内の冷気
を作業室27へと送り循環させるための冷気循環通路3
0を設けたものである。
【0058】こうすることで、作業室27を保冷室とし
て使用できるため、1店舗目及び2店舗目の積荷等、搬
入してから短い時間で荷降ろしされる積荷を作業室27
内に収容しておくことができ、スペースを有効に利用で
きる。
【0059】また、冷気循環通路30には、図9に示す
ように、冷凍室13より強制的に冷気を循環させるため
のファン31を設けても良い。このファン31は、作業
室27内に収容された積荷が搬出されたら停止される。
【0060】図9に示す形態では、ファン31を停止し
た後に、作業室27側から帰還する作業室27内空気の
侵入により冷凍室13内の温度が上昇することを防ぐた
めに、冷気循環通路30の冷凍室13側にカバー32を
設けている。このカバー32は半球状のエア溜まり部3
3を有しており、作業室27側から帰還する作業室27
内空気はこのエア溜まり部33で滞留するため、冷凍室
13内の冷気が作業室27へ流出することはない。
【0061】このため、作業室27内の空気により、冷
凍室13内の温度が上昇することはない。
【0062】また、冷気循環通路30にシャッタ等を設
けて、ファン31停止後にそのシャッタを閉じて冷凍室
13内空気と作業室27内空気とが循環しないようにし
ても良い。
【0063】また、他の実施形態として、図4に点線で
示すように、冷凍室13内に移動式の断熱カーテン35
を設けても良い。こうすることで、冷凍室13内の積荷
の減少とともに断熱カーテン35を前方へと移動させ、
冷凍室13の後部に、回収したパレット等を収容するこ
とができる。積荷とパレットは断熱カーテン35により
仕切られているため、常温のパレットが積荷の温度を上
昇させることを抑えることができる。
【0064】また、搬出入用ドア29の内側に断熱カー
テンを設けても良い。
【0065】これまで、搬出入用ドア29は3枚式ドア
として説明してきたが、本発明はこの点において限定さ
れず、例えば2枚式等他のタイプのドアを用いても良
い。
【0066】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、以下に示
す如く優れた効果を発揮するものである。
【0067】1)エンジンを停止して荷役を行っている
ときに、冷凍室内を外気から保護して温度上昇を抑える
ことができる。
【0068】2)多店舗配送においても、積荷を十分に
保冷できる。
【0069】3)回収したパレット等により積荷温度が
上昇することを防ぐ。
【0070】4)雨天時の荷役において、積荷が雨によ
り濡れることを防ぐ。
【0071】5)冷凍室内への外気侵入量が少なくなる
ため、冷凍ユニットに付着する霜の量が低減でき、霜取
りのための冷凍ユニット作動停止を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る保冷・冷凍車の平面
図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る保冷・冷凍車の側面
図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る保冷・冷凍車の背面
図である。
【図4】保冷・冷凍車のボデー内部を示す概略斜視図で
ある。
【図5】冷凍室用ドアの取付構造を示す。
【図6】冷凍室用ドアのフレームの拡大斜視図である。
【図7】本発明の保冷・冷凍車におけるシミュレーショ
ンテストの結果を示すグラフである。
【図8】冷凍室用ドアを常に開放して荷役したシミュレ
ーションテストの結果を示すグラフである。
【図9】他の実施形態における冷気循環通路を示す断面
図である。
【符号の説明】
10 保冷・冷凍車 13 冷凍室 19 冷凍室用ドア 27 作業室 29 搬出入用ドア

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積荷を保冷・冷凍するための冷凍室と、
    該冷凍室の後部に設けられ、積荷を冷凍室内外に搬出入
    するための冷凍室用ドアとを備えた保冷・冷凍車におい
    て、上記冷凍室の冷凍室用ドアの後方に、冷凍室から搬
    出される積荷を仮置きするための作業室を設け、該作業
    室に、積荷を作業室内外に搬出入するための搬出入用ド
    アを設けたことを特徴とする保冷・冷凍車。
  2. 【請求項2】 積荷を保冷・冷凍するための冷凍室と、
    該冷凍室の後部に設けられ、積荷を冷凍室内外に搬出入
    するための冷凍室用ドアとを備え、上記冷凍室内の積荷
    を搬出した後、回収した荷役パレット等を積載して運送
    する保冷・冷凍車において、上記冷凍室の冷凍室用ドア
    の後方に、冷凍室から搬出される積荷を仮置きすると共
    に、上記荷役パレット等を収容する断熱壁構造を有する
    作業室を設け、該作業室に、積荷あるいは荷役パレット
    を作業室内外に搬出入するための搬出入用ドアを設けた
    ことを特徴とする保冷・冷凍車。
  3. 【請求項3】 上記冷凍室用ドアに、上記冷凍室内の冷
    気を作業室へと送り循環させるための冷気循環通路を設
    けた請求項1又は2記載の保冷・冷凍車。
  4. 【請求項4】 上記冷気循環通路に、冷凍室より強制的
    に冷気を循環させるためのファンを設けた請求項3記載
    の保冷・冷凍車。
  5. 【請求項5】 上記冷気循環通路の冷凍室側に上記作業
    室側から帰還する作業室内空気を滞留させるためのエア
    溜まり部を設けた請求項3又は4記載の保冷・冷凍車。
  6. 【請求項6】 上記冷凍室用ドアと冷凍室の内壁との間
    に、冷凍室用ドアの外殻を区画するフレームを設け、該
    フレームを上記冷凍室側と上記作業室側とに分割して構
    成し、これらの間に断熱層を形成した請求項1〜5記載
    の保冷・冷凍車。
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