JP2002002249A - 車両のスタビライザ - Google Patents
車両のスタビライザInfo
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G21/00—Interconnection systems for two or more resiliently-suspended wheels, e.g. for stabilising a vehicle body with respect to acceleration, deceleration or centrifugal forces
- B60G21/02—Interconnection systems for two or more resiliently-suspended wheels, e.g. for stabilising a vehicle body with respect to acceleration, deceleration or centrifugal forces permanently interconnected
- B60G21/04—Interconnection systems for two or more resiliently-suspended wheels, e.g. for stabilising a vehicle body with respect to acceleration, deceleration or centrifugal forces permanently interconnected mechanically
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- B60G21/055—Stabiliser bars
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-
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- B60G2204/12—Mounting of springs or dampers
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- B60G2206/40—Constructional features of dampers and/or springs
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
- Springs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 車両のサスペンションにおけるスタビライザ
バーの横ずれを容易に防止し、かつ、車体に対するスタ
ビライザバーの組付け作業を簡便化させる。 【解決手段】 車両のサスペンションにおけるスタビラ
イザバー2が環状の弾性ブッシュ3及びクランプ部材4
により車体側5に連結されている一方、スタビライザバ
ー2の外周面に形成された凹部6内に支持部材7のゴム
体8が嵌め込まれてバンド9で締め付けられることによ
り、ゴム体8が凹部6と車幅方向に係合し、かつ、ゴム
体8の側面が弾性ブッシュ3に当接している。
バーの横ずれを容易に防止し、かつ、車体に対するスタ
ビライザバーの組付け作業を簡便化させる。 【解決手段】 車両のサスペンションにおけるスタビラ
イザバー2が環状の弾性ブッシュ3及びクランプ部材4
により車体側5に連結されている一方、スタビライザバ
ー2の外周面に形成された凹部6内に支持部材7のゴム
体8が嵌め込まれてバンド9で締め付けられることによ
り、ゴム体8が凹部6と車幅方向に係合し、かつ、ゴム
体8の側面が弾性ブッシュ3に当接している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のサスペンシ
ョンにおけるスタビライザ、とくに、車体側に対するス
タビライザバーの横ずれを防止するための装置に関す
る。
ョンにおけるスタビライザ、とくに、車体側に対するス
タビライザバーの横ずれを防止するための装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】車両のサスペンションにおける従来のス
タビライザは、特開平9−280286号公報に例示さ
れているように、スタビライザバーの車幅方向中間部分
に筒状のスタビライザブッシュが装着され、そのスタビ
ライザブッシュを囲むU字状の取付ブラケットが車体側
へ固定されることにより、スタビライザバーが車体側へ
連結されている。
タビライザは、特開平9−280286号公報に例示さ
れているように、スタビライザバーの車幅方向中間部分
に筒状のスタビライザブッシュが装着され、そのスタビ
ライザブッシュを囲むU字状の取付ブラケットが車体側
へ固定されることにより、スタビライザバーが車体側へ
連結されている。
【0003】この場合、車体の左右揺動に伴うスタビラ
イザバーのねじれに際してスタビライザブッシュに回転
力が作用するが、スタビライザブッシュはスタビライザ
バーを弾力的に保持するため厚みを比較的大きくする必
要があるので、車体側に対するスタビライザバーの横ず
れを防止するのに必要なスタビライザブッシュへの締め
付け圧力を取付ブラケットで確保することは基本的に困
難であり、また、スタビライザブッシュはスタビライザ
バーとの間で回転摺動力を受けるため端縁部分が摩耗す
るので、スタビライザブッシュの横ずれ防止作用を長期
間にわたって確保することができないばかりでなく、ス
タビライザブッシュには回転摺動力及び車幅方向の負荷
が同時に作用するため、スタビライザバーに対してスタ
ビライザブッシュが車幅方向へずれやすく、しかも、単
なるスタビライザバーの屈曲部ではスタビライザブッシ
ュの横ずれに対するストッパとしての効きが良くないの
で、一般的に車体に対してスタビライザバーが車幅方向
へずれやすいという不具合があった。
イザバーのねじれに際してスタビライザブッシュに回転
力が作用するが、スタビライザブッシュはスタビライザ
バーを弾力的に保持するため厚みを比較的大きくする必
要があるので、車体側に対するスタビライザバーの横ず
れを防止するのに必要なスタビライザブッシュへの締め
付け圧力を取付ブラケットで確保することは基本的に困
難であり、また、スタビライザブッシュはスタビライザ
バーとの間で回転摺動力を受けるため端縁部分が摩耗す
るので、スタビライザブッシュの横ずれ防止作用を長期
間にわたって確保することができないばかりでなく、ス
タビライザブッシュには回転摺動力及び車幅方向の負荷
が同時に作用するため、スタビライザバーに対してスタ
ビライザブッシュが車幅方向へずれやすく、しかも、単
なるスタビライザバーの屈曲部ではスタビライザブッシ
ュの横ずれに対するストッパとしての効きが良くないの
で、一般的に車体に対してスタビライザバーが車幅方向
へずれやすいという不具合があった。
【0004】このため、実用新案登録第2556823
号公報に示されているように、近年は、スタビライザバ
ーの全周を包むラバーを介してクランプ金具がスタビラ
イザバーを車体側へ連結すると同時に、クランプ金具に
隣接してスタビライザバーの外周面にバンドを巻き付
け、さらには、必要に応じバンドの内面側に接着剤を塗
布して、スタビライザバーの外周面にバンドを接着させ
ることにより、スタビライザバーの横ずれを確実に防止
するようにしているが、バンドの締め付け力や接着剤の
接着力にばらつきがあれば、バンド締め付け力等が不十
分となってバンドが横ずれを起こし、スタビライザバー
の横ずれ防止作用が不確実となるおそれがある。また、
上記バンドの組付け時には、スタビライザバーに対する
バンドの締め付け位置を常に正確に決めるための治具が
必要となり、バンドの組付け作業が煩雑になるという問
題があった。
号公報に示されているように、近年は、スタビライザバ
ーの全周を包むラバーを介してクランプ金具がスタビラ
イザバーを車体側へ連結すると同時に、クランプ金具に
隣接してスタビライザバーの外周面にバンドを巻き付
け、さらには、必要に応じバンドの内面側に接着剤を塗
布して、スタビライザバーの外周面にバンドを接着させ
ることにより、スタビライザバーの横ずれを確実に防止
するようにしているが、バンドの締め付け力や接着剤の
接着力にばらつきがあれば、バンド締め付け力等が不十
分となってバンドが横ずれを起こし、スタビライザバー
の横ずれ防止作用が不確実となるおそれがある。また、
上記バンドの組付け時には、スタビライザバーに対する
バンドの締め付け位置を常に正確に決めるための治具が
必要となり、バンドの組付け作業が煩雑になるという問
題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、車両のサス
ペンションにおけるスタビライザバーの横ずれを容易に
防止し、かつ、車体に対するスタビライザバーの組付け
作業を簡便化させようとするものである。
ペンションにおけるスタビライザバーの横ずれを容易に
防止し、かつ、車体に対するスタビライザバーの組付け
作業を簡便化させようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、本発明にかか
る車両のスタビライザは、スタビライザバーの外周面を
囲む略環状の弾性ブッシュを介して上記スタビライザバ
ーを車体側へ連結するクランプ部材と、上記クランプ部
材に隣接して上記スタビライザバーの外周面に形成され
た凹部または凸部と、上記スタビライザバーの外周面を
囲んで上記凹部または上記凸部と係合し上記弾性ブッシ
ュまたは上記クランプ部材と車幅方向に接するように取
り付けられた支持部材とを有している。
る車両のスタビライザは、スタビライザバーの外周面を
囲む略環状の弾性ブッシュを介して上記スタビライザバ
ーを車体側へ連結するクランプ部材と、上記クランプ部
材に隣接して上記スタビライザバーの外周面に形成され
た凹部または凸部と、上記スタビライザバーの外周面を
囲んで上記凹部または上記凸部と係合し上記弾性ブッシ
ュまたは上記クランプ部材と車幅方向に接するように取
り付けられた支持部材とを有している。
【0007】すなわち、スタビライザバーの外周面を囲
んで取り付けられた支持部材がスタビライザバーの外周
面に形成された凹部または凸部と係合しているため、車
幅方向の横力を受けても支持部材がスタビライザバーに
対して横方向にずれることはなく、従って、支持部材と
車幅方向に接する弾性ブッシュまたはクランプ部材とス
タビライザバーとの間に横ずれが生じることは容易に防
止でき、また、スタビライザバーの外周面を囲むように
支持部材を取り付ける際、スタビライザバーの外周面に
形成された凹部または凸部と支持部材とを係合させるこ
とにより、スタビライザバーに対する支持部材の取付け
位置を常に正確に、かつ、簡単に規制することが可能と
なる。
んで取り付けられた支持部材がスタビライザバーの外周
面に形成された凹部または凸部と係合しているため、車
幅方向の横力を受けても支持部材がスタビライザバーに
対して横方向にずれることはなく、従って、支持部材と
車幅方向に接する弾性ブッシュまたはクランプ部材とス
タビライザバーとの間に横ずれが生じることは容易に防
止でき、また、スタビライザバーの外周面を囲むように
支持部材を取り付ける際、スタビライザバーの外周面に
形成された凹部または凸部と支持部材とを係合させるこ
とにより、スタビライザバーに対する支持部材の取付け
位置を常に正確に、かつ、簡単に規制することが可能と
なる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す本発明の実施形
態例について、各実施形態例の同等部分にはそれぞれ同
一符号を付けて説明する。図1において、車両のサスペ
ンションにおけるスタビライザ1は、適宜屈曲したスタ
ビライザバー2の両端が図示しない左右のサスペンショ
ンアームにそれぞれ連結される一方、スタビライザバー
2の中央寄り2個所でそれぞれ略環状の断面略コ字状弾
性ブッシュ3がスタビライザバー2の外周面を囲むよう
に装着され、各弾性ブッシュ3の外周面を囲む断面略ハ
ット状クランプ部材4が車体側5へ固定されて、スタビ
ライザバー2が車体側5に対して回動可能に連結されて
いる。
態例について、各実施形態例の同等部分にはそれぞれ同
一符号を付けて説明する。図1において、車両のサスペ
ンションにおけるスタビライザ1は、適宜屈曲したスタ
ビライザバー2の両端が図示しない左右のサスペンショ
ンアームにそれぞれ連結される一方、スタビライザバー
2の中央寄り2個所でそれぞれ略環状の断面略コ字状弾
性ブッシュ3がスタビライザバー2の外周面を囲むよう
に装着され、各弾性ブッシュ3の外周面を囲む断面略ハ
ット状クランプ部材4が車体側5へ固定されて、スタビ
ライザバー2が車体側5に対して回動可能に連結されて
いる。
【0009】また、弾性ブッシュ3に隣接してスタビラ
イザバー2の外周面に断面略梯形の環状凹部6が形成さ
れ、この凹部6と合致するように支持部材7が取り付け
られている。すなわち、支持部材7は、凹部6内に嵌め
込まれた環状の断面略コ字状ゴム体8と、ゴム体8の外
周面を囲んで凹部6内へゴム体8を締め付けるバンド9
とからなり、ゴム体8が凹部6と車幅方向に係合してい
ると共に、バンド9の締め付け力によりゴム体8が凹部
6内から車幅方向である横方向へ外れることは制止さ
れ、かつ、ゴム体8の側面が弾性ブッシュ3の側面に当
接している。
イザバー2の外周面に断面略梯形の環状凹部6が形成さ
れ、この凹部6と合致するように支持部材7が取り付け
られている。すなわち、支持部材7は、凹部6内に嵌め
込まれた環状の断面略コ字状ゴム体8と、ゴム体8の外
周面を囲んで凹部6内へゴム体8を締め付けるバンド9
とからなり、ゴム体8が凹部6と車幅方向に係合してい
ると共に、バンド9の締め付け力によりゴム体8が凹部
6内から車幅方向である横方向へ外れることは制止さ
れ、かつ、ゴム体8の側面が弾性ブッシュ3の側面に当
接している。
【0010】従って、車体の左右揺動に伴うスタビライ
ザバー2のねじれに際して、スタビライザバー2に横力
Fが作用しても、支持部材7のゴム体8がスタビライザ
バー2外周面の環状凹部6に嵌め込まれて、凹部6と車
幅方向に係合しているため、支持部材7が横方向へずれ
ることは確実に制止されているので、スタビライザバー
2の外周面に取り付けられて支持部材7の側面と当接し
ている弾性ブッシュ3が横ずれを起こすことは容易に防
止することができる。
ザバー2のねじれに際して、スタビライザバー2に横力
Fが作用しても、支持部材7のゴム体8がスタビライザ
バー2外周面の環状凹部6に嵌め込まれて、凹部6と車
幅方向に係合しているため、支持部材7が横方向へずれ
ることは確実に制止されているので、スタビライザバー
2の外周面に取り付けられて支持部材7の側面と当接し
ている弾性ブッシュ3が横ずれを起こすことは容易に防
止することができる。
【0011】しかも、支持部材7のゴム体8と凹部6と
の車幅方向係合作用は、ゴム体8に対するバンド9の締
め付け力により一層確実とされているため、支持部材7
による弾性ブッシュ3の横ずれ防止機能を常に十分に発
揮させることが可能となる。
の車幅方向係合作用は、ゴム体8に対するバンド9の締
め付け力により一層確実とされているため、支持部材7
による弾性ブッシュ3の横ずれ防止機能を常に十分に発
揮させることが可能となる。
【0012】このため、スタビライザバー2に対する支
持部材7の横方向固定に接着剤を使用する必要性もなく
なって、支持部材7の取付け構造が簡単化されることと
なり、また、バンド9の締め付け力に関するばらつき許
容度が増大して、バンド9の締め付け力管理がそれだけ
容易となる実用的メリットがある。
持部材7の横方向固定に接着剤を使用する必要性もなく
なって、支持部材7の取付け構造が簡単化されることと
なり、また、バンド9の締め付け力に関するばらつき許
容度が増大して、バンド9の締め付け力管理がそれだけ
容易となる実用的メリットがある。
【0013】他方、スタビライザバー2に対する支持部
材7の取付け時に、支持部材7のゴム体8をスタビライ
ザバー2の凹部6に合致させれば、支持部材7の比較的
高い取付け精度が簡単にえられるため、支持部材7の取
付け治具を容易に不要とすることができると同時に、支
持部材7の取付け寸法管理に必要な工数を低減させるこ
とができて、スタビライザバー2の組付け作業を簡便か
させることにより、その組付けコストを軽減させること
が可能となる。
材7の取付け時に、支持部材7のゴム体8をスタビライ
ザバー2の凹部6に合致させれば、支持部材7の比較的
高い取付け精度が簡単にえられるため、支持部材7の取
付け治具を容易に不要とすることができると同時に、支
持部材7の取付け寸法管理に必要な工数を低減させるこ
とができて、スタビライザバー2の組付け作業を簡便か
させることにより、その組付けコストを軽減させること
が可能となる。
【0014】図2に示す実施形態例においては、スタビ
ライザバー2に横力が作用する方向にのみスタビライザ
バー2の外周面に段付部10を形成することにより、ス
タビライザバー2の外周面に環状の実質的な凹部6が形
成され、この凹部6内に支持部材7が配置されて、支持
部材7の断面略コ字状ゴム体8が段付部10によりスタ
ビライザバー2と車幅方向に係合していると共に、ゴム
体8がバンド9により外周側から締め付けられ、かつ、
ゴム体8の側面が弾性ブッシュ3の側面に当接してい
て、上記実施形態例と同等の作用効果を奏することがで
きる。
ライザバー2に横力が作用する方向にのみスタビライザ
バー2の外周面に段付部10を形成することにより、ス
タビライザバー2の外周面に環状の実質的な凹部6が形
成され、この凹部6内に支持部材7が配置されて、支持
部材7の断面略コ字状ゴム体8が段付部10によりスタ
ビライザバー2と車幅方向に係合していると共に、ゴム
体8がバンド9により外周側から締め付けられ、かつ、
ゴム体8の側面が弾性ブッシュ3の側面に当接してい
て、上記実施形態例と同等の作用効果を奏することがで
きる。
【0015】また、図3に示す実施形態例では、スタビ
ライザバー2の外周面に環状の突起20が形成され、突
起20に支持部材7の断面略コ字状ゴム体8が嵌め込ま
れることにより、ゴム体8がスタビライザバー2と車幅
方向に係合すると共に、バンド9により外周側から締め
付けられ、かつ、ゴム体8の側面が弾性ブッシュ3の側
面に当接していて、上記各実施形態例と同等の作用効果
を奏することができる。
ライザバー2の外周面に環状の突起20が形成され、突
起20に支持部材7の断面略コ字状ゴム体8が嵌め込ま
れることにより、ゴム体8がスタビライザバー2と車幅
方向に係合すると共に、バンド9により外周側から締め
付けられ、かつ、ゴム体8の側面が弾性ブッシュ3の側
面に当接していて、上記各実施形態例と同等の作用効果
を奏することができる。
【0016】なお、上記各実施形態例にあっては、支持
部材のゴム体がバンドにより外周側から締め付けられて
いるが、ゴム体とスタビライザバー外周面の凹部または
凸部との車幅方向の係合が深くて、ゴム体が上記凹部ま
たは凸部から外れにくいような場合には、ゴム体を締め
付けるバンドを省略することができ、また、上記各実施
形態例における支持部材のゴム体は比較的軟質の樹脂部
材等に置換できることはいうまでもない。
部材のゴム体がバンドにより外周側から締め付けられて
いるが、ゴム体とスタビライザバー外周面の凹部または
凸部との車幅方向の係合が深くて、ゴム体が上記凹部ま
たは凸部から外れにくいような場合には、ゴム体を締め
付けるバンドを省略することができ、また、上記各実施
形態例における支持部材のゴム体は比較的軟質の樹脂部
材等に置換できることはいうまでもない。
【0017】
【発明の効果】本発明にかかる車両のスタビライザにあ
っては、スタビライザバーの外周面を囲んで取り付けら
れた支持部材がスタビライザバーの外周面に形成された
凹部または凸部と係合して、車幅方向の横力を受けても
支持部材がスタビライザバーに対して横方向にずれるこ
とはなく、従って、支持部材と車幅方向に接する弾性ブ
ッシュまたはクランプ部材とスタビライザバーとの間に
横ずれが生じることは容易に防止することができ、ま
た、スタビライザバーの外周面に形成された凹部または
凸部と支持部材とを係合させることにより、スタビライ
ザバーに対する支持部材の取付け位置を常に正確に、か
つ、簡単に規制できるので、支持部材の取付け治具を容
易に不要とすることができ、かつ、支持部材の取付け寸
法管理に必要な工数を低減させることができる長所があ
る。
っては、スタビライザバーの外周面を囲んで取り付けら
れた支持部材がスタビライザバーの外周面に形成された
凹部または凸部と係合して、車幅方向の横力を受けても
支持部材がスタビライザバーに対して横方向にずれるこ
とはなく、従って、支持部材と車幅方向に接する弾性ブ
ッシュまたはクランプ部材とスタビライザバーとの間に
横ずれが生じることは容易に防止することができ、ま
た、スタビライザバーの外周面に形成された凹部または
凸部と支持部材とを係合させることにより、スタビライ
ザバーに対する支持部材の取付け位置を常に正確に、か
つ、簡単に規制できるので、支持部材の取付け治具を容
易に不要とすることができ、かつ、支持部材の取付け寸
法管理に必要な工数を低減させることができる長所があ
る。
【図1】本発明の実施形態例における要部縦断面図。
【図2】本発明の他の実施形態例における要部縦断面
図。
図。
【図3】本発明のさらに他の実施形態例における要部縦
断面図。
断面図。
1 スタビライザ 2 スタビライザバー 3 弾性ブッシュ 4 クランプ部材 6 凹部 7 支持部材 8 ゴム体 9 バンド 10 段付部 20 突起
Claims (1)
- 【請求項1】 スタビライザバーの外周面を囲む略環状
の弾性ブッシュを介して上記スタビライザバーを車体側
へ連結するクランプ部材と、上記クランプ部材に隣接し
て上記スタビライザバーの外周面に形成された凹部また
は凸部と、上記スタビライザバーの外周面を囲んで上記
凹部または上記凸部と係合し上記弾性ブッシュまたは上
記クランプ部材と車幅方向に接するように取り付けられ
た支持部材とを有する車両のスタビライザ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000186100A JP2002002249A (ja) | 2000-06-21 | 2000-06-21 | 車両のスタビライザ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000186100A JP2002002249A (ja) | 2000-06-21 | 2000-06-21 | 車両のスタビライザ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002002249A true JP2002002249A (ja) | 2002-01-08 |
Family
ID=18686323
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000186100A Pending JP2002002249A (ja) | 2000-06-21 | 2000-06-21 | 車両のスタビライザ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002002249A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006126772A1 (en) * | 2005-05-27 | 2006-11-30 | Dae Won Kang Up Co., Ltd. | Apparatus for preventing lateral movement of balance arm |
| US7188851B2 (en) | 2002-02-21 | 2007-03-13 | Nhk Spring Co., Ltd. | Stabilizer for vehicle and method for mounting the same |
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