JP3582385B2 - ストッパゴム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両のグローブボックスが当接するインスツルメントパネルに取り付けられて、グローブボックスの当りを緩衝するストッパゴムに関する。
【0002】
【従来の技術】
車両におけるインスツルメントパネルの助手席側にはグローブボックスが配置され、グローブボックスが開かれたときにインスツルメントパネルの内部が乗員の目に触れないように、インスツルメントパネル本体にグローブボックスアウタケースを固定する場合があるが、グローブボックスが閉じられたときにグローブボックスが当接してその当りを緩衝するストッパゴムが、インスツルメントパネル本体またはグローブボックスアウタケースに取り付けられている。
従来のこの種ストッパゴムは、中実あるいは一部中空であったり、実開平1−174651号公報に示されているように、中央に凹部が形成されたりしているが、いずれの場合も、ストッパゴムがインスツルメントパネルの表面に直接固定されて、両者間の変位が全く許容されない構造となっていた。
【0003】
一方、車幅方向に比較的大型の部品であるインスツルメントパネルが車両の組立て時に組み付け誤差が生じると、インスツルメントパネルのストッパゴムに当接するグローブボックスとインスツルメントパネルとの間における隙間の大きさが変わり、この隙間が小さくなると車体の振動時等に両者が接触して異音が生じ、また、上記隙間が大きすぎると、グローブボックスの外面とインスツルメントパネルの外面との間に段付きが生じて、外観を損ねるといった不具合があるが、上記各ストッパゴムではグローブボックスとインスツルメントパネル表面との相対距離を調整できる量は非常に少なくて、実際上は上記隙間調整が不可能であった。
【0004】
また、実開平6−33781号公報に例示されているように、フードバンパ本体の外周面に螺旋状溝を設けて、フードバンパ本体をフロントボデイの取付け穴にねじ込むことにより、フードバンパの高さを調整する技術も存在するが、この場合には螺旋状溝が設けられるために、バンパが比較的大型となって狭い個所に適用することができないと共に、バンパが比較的硬くなければならないので、グローブボックス用ストッパゴムのように大きな弾性が必要な場合には利用できないという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、車体部材に取り付けられるストッパゴムの車体部材表面からの高さを容易に調整できるようにしようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このため、本発明にかかるストッパゴムは、グローブボックス用であって、ねじ部材が挿通する孔部が形成された本体と、同本体と一体的に形成されて上記本体から突出する薄肉部とを有し、上記孔部を挿通する上記ねじ部材が車両のインスツルメントパネル側へねじ込まれて上記インスツルメントパネルに取り付けられたとき、上記薄肉部の先端が上記インスツルメントパネルの表面に当接して、上記薄肉部が撓むように構成されている。
【0007】
すなわち、ストッパゴム本体の孔部を挿通するねじ部材がインスツルメントパネル側へねじ込まれて、ストッパゴムの薄肉部先端がインスツルメントパネルの表面に当接した状態でストッパゴムがインスツルメントパネルに取り付けられたとき、ねじ部材のねじ込み量に応じて薄肉部が撓むことにより、ストッパゴム本体とインスツルメントパネル表面との相対的距離を調整することが可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す本発明の各実施形態例について、同等部分にはそれぞれ同一符号を付けて説明する。
図1及び図2において、車両のインスツルメントパネル1は車室内側にパッド2が張り付けられていると共に、その下方にグローブボックスアウタケース3が固定され、グローブボックスアウタケース3の車室内側にグローブボックス4が開閉自在に取り付けられている。
【0009】
グローブボックスアウタケース3における車幅方向の両端縁には、ばね鋼板製の断面略コ字状クリップ5がそれぞれグローブボックスアウタケース3を車幅方向から弾力的に挟み込むようにして取り付けられており、クリップ5の上面にはウェルドナット6が設けられ、かつ、ウェルドナット6のねじ孔7と同心的にクリップ5に形成された孔部8、8が、グローブボックスアウタケース3に形成された孔部9と同心的に配置されている。
【0010】
ストッパゴム10は、段付き凹部11が形成された本体12、及び、本体12と一体に形成されて本体12の端面から突出した環状薄肉部13を有し、ストッパゴム10の段付き凹部11内に嵌め込まれたフランジ付きスクリュウ14が、本体12の孔部15内と、環状薄肉部13内と、クリップ5の孔部8、8内と、グローブボックスアウタケース3の孔部9内とを挿通して、ウェルドナット6のねじ孔7にねじ込まれることにより、薄肉部13の先端がクリップ5の下端面に当接した状態で、ストッパゴム10がグローブボックスアウタケース3の下面側に取り付けられている。
【0011】
なお、図示しないが、グローブボックスアウタケース3の車室内側端縁における車幅方向中央部付近にも、上記と同様に、ウェルドナット6を設けたクリップ5が取り付けられて、ウェルドナット6にねじ込まれたスクリュウ14により、ストッパゴム10がグローブボックスアウタケース3の下面側に取り付けられている。
【0012】
すなわち、ウェルドナット6に対するスクリュウ14のねじ込みにより、ストッパゴム10の環状薄肉部13が適宜撓んで、本体12とクリップ5、すなわち、グローブボックスアウタケース3との相対的距離を調整することができるため、グローブボックス4がストッパゴム10に突き当たることにより決められるグローブボックス4のアウタケース3に対する位置を、常に適正に設定することができる。
【0013】
従って、車両の組立て時にインスツルメントパネル1の組み付け誤差が多少生じても、グローブボックスアウタケース3からのストッパゴム10の突出量を調整すれば、グローブボックス4が閉じられたときの車室内側外面が、インスツルメントパネル1の車室内側外面とスムースに連続するようにして、外観が常に良好となるようにできると同時に、インスツルメントパネル1とグローブボックス4との間に常に一定の隙間を確保して、車体の振動時等に両者が接触して異音が生じるような不具合を確実に防止できる長所がある。
【0014】
しかも、ストッパゴム10の形状が比較的簡単、かつ、小型であって、ストッパゴム10のコスト上昇を容易に抑制できると共に、グローブボックスアウタケース3とグローブボックス4との間の狭い空間にでもストッパゴム10を簡単に設置することができ、また、ストッパゴム10における薄肉部13の撓みにより、スクリュウ14の頭部とウェルドナット6とをスクリュウ14の軸方向に引き離そうとする弾性力が作用するため、スクリュウ14のゆるみ止めが可能となって、グローブボックスアウタケース3からのストッパゴム10の突出量を長期にわたって適正に保持できるという特色がある。
【0015】
図3に示す他の実施形態例では、ストッパゴム10の本体12における孔部15内に、カラー付きスリーブ20が挿入されて、本体12における凹部11の底部がスクリュウ14頭部のフランジとスリーブ20のカラーとで一定の高さ内に挟み込まれて、ストッパゴム10の圧縮量を規制しており、その他の構成は上記実施形態例の場合ととくに変わるところがなく、上記実施形態例と同等の作用効果を奏することができる。
【0016】
【発明の効果】
本発明にかかるストッパゴムにあっては、本体の孔部を挿通するねじ部材のインスツルメントパネル側に対するねじ込み量に応じて薄肉部が撓み、本体とインスツルメントパネル表面との相対的距離を調整することが容易であるので、インスツルメントパネル表面からのストッパゴムの突出量を適切に設定することにより、グローブボックスに対するストッパゴムとしての位置決め機能を十分に発揮させることができる長所がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態例における縦断面図。
【図2】上記実施形態例の一部斜視図。
【図3】本発明の他の実施形態例における要部縦断面拡大図。
【符号の説明】
1 インスツルメントパネル
3 グローブボックスアウタケース
4 グローブボックス
6 ウェルドナット
10 ストッパゴム
12 本体
13 環状薄肉部
14 スクリュウ

Claims (1)

  1. ねじ部材が挿通する孔部が形成された本体と、同本体と一体的に形成されて上記本体から突出する薄肉部とを有し、上記孔部を挿通する上記ねじ部材が車両のインスツルメントパネル側へねじ込まれて上記インスツルメントパネルに取り付けられたとき、上記薄肉部の先端が上記インスツルメントパネルの表面に当接して、上記薄肉部が撓むように構成されたグローブボックス用のストッパゴム。
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