JPH06135363A - 自動2輪車のフレームカバー - Google Patents

自動2輪車のフレームカバー

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JPH06135363A
JPH06135363A JP28892692A JP28892692A JPH06135363A JP H06135363 A JPH06135363 A JP H06135363A JP 28892692 A JP28892692 A JP 28892692A JP 28892692 A JP28892692 A JP 28892692A JP H06135363 A JPH06135363 A JP H06135363A
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JP
Japan
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seat
frame cover
fitted
engaging
cushion material
Prior art date
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JP28892692A
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Katsuyuki Takahiro
克之 高廣
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】シート底板とフレームカバーとを相互に支持し
合う構造として従来の技術が有する問題点の解消を図っ
た自動2輪車のフレームカバーを提供することにある。 【構成】側面にフレームカバー10に形成された係合片
13が嵌合する係合溝12を形成すると共に下面にシー
トレール2に嵌合する凹溝14を形成したゴム等の弾性
体からなるクッション材11を設け、前記嵌合溝12に
フレームカバー10の係合片13を嵌着したクッション
材11の凹溝14をシートレール2上に嵌合し、このク
ッション材11の上面11aにシート3のシート底板5
を載置して取り付けるようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は自動2輪車のフレーム
カバーに関する。
【0002】
【従来の技術】自動2輪車では、図5に外観を示すよう
に車体フレーム1の後方に延びるシートレール2にシー
ト3が載置固定され、このシート3の下方両側部にはフ
レームカバー4が取り付けられている。
【0003】上記シート3およびフレームカバー4の取
付部分の構造は、従来図6に分解した状態を示すように
シートレール2の上部にシート3の下面のシート底板5
を直接載せて取り付けるか、あるいはシート底板5のゴ
ム製のクッション6,6を接着または他の手段により固
着してこのクッション6,6をシートレール2上に載
せ、エンジン7からの振動がシート3に伝わらないよう
にして取り付けるようになされている。またフレームカ
バー4は、車体フレーム1に取付位置8,8でネジや突
起9の嵌合などにより取り付けるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
自動2輪車のようにシート底板5をシートレール2に直
接載置して取り付ける場合、シート底板5は通常ポリプ
ロピレン等の樹脂製であること、およびシートレール2
は鉄製で表面塗装がなされているため、シート底板5は
長期使用している間に衝撃によって白色化したり削り取
られてしまい、またシートレール2もシート底板5が当
る部分の塗装が剥げて錆を発生するなどの問題点があっ
た。
【0005】一方、ゴム製のクッション6を取り付けた
場合には、その取付に接着剤を用いたのでは長期経過に
より剥れ落ちてしまい、クッション自体がへたってしま
うという問題点があった。
【0006】フレームカバー4については、突起9によ
りシートレール2に引掛けるようにする場合、シート底
板5にその逃し部を設けたり、浮かせてスペースを作る
必要があって当該部分の構造が複雑化すると共に組付性
が悪く、また突起9は引掛けのためアンダカットとする
必要があるため製造時の型にスライド型を用いなければ
ならず、型が複雑となって高価になるという問題点があ
った。
【0007】この発明は、シート底板とフレームカバー
とを相互に支持し合う構造として従来の技術が有する問
題点の解消を図った自動2輪車のフレームカバーを提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
この発明では、側面にフレームカバーに形成された係合
片が嵌合する係合溝を形成すると共に下面にシートレー
ルに嵌合する凹溝を形成したゴム等の弾性体からなるク
ッション材を設け、前記嵌合溝にフレームカバーの係合
片を嵌着したクッション材の凹溝をシートレール上に嵌
合し、このクッション材の上面にシートのシート底板を
載置して取り付けるようにしたものである。
【0009】
【作用】フレームカバーはその係合片に嵌合固着したク
ッション材を介してシートレールに支持され、かつその
クッション材にシート底板を載せて取り付けるので、フ
レームカバーおよびシート底板が1つのクッション材を
介して取り付けられ、シートはクッション材により振動
の吸収が図られる。そしてフレームカバーはシートレー
ルの取付用突起を設けないので構造がシンプルになると
同時に外観もすっきりしたものとなる。
【0010】
【実施例】以下この発明の実施例を図面について説明す
る。
【0011】図1はこの発明の主要部の分解図を示し、
図2は組み立てた状態で図1のA−A線相当位置の断面
を示す。図1および図2において符号10はフレームカ
バー、2はシートレール、11はクッション材、5はシ
ート3のシート底板を示している。
【0012】クッション材11は、ゴム等の弾性材から
成る外形が直方体形状を有するもので、その一側面長手
方向には係合溝12が形成されており、フレームカバー
10の上方に直角方向に一体成形された断面クランク状
の係合片13の係合端部13aが嵌着されるようになっ
ている。この係合端部13aの先端には抜止めのための
爪13bが突設され、この爪13bが前記係合溝12の
内端部に形成された凹部12aに引掛かるようになって
いる。しかしこの係合端部13aとクッション材11と
を接着剤により固定するようにした場合は前記爪13b
や凹部12aは設けなくともよい。
【0013】クッション材11の下面長手方向にはシー
トレール2に嵌合する半円形状の凹溝14が形成されて
おり、またクッション材11の上面11aはフラットな
面とされてシート底板5が載置されるようになってい
る。
【0014】したがって、フレームカバー10の係合片
13の係合端部13aにクッション材11の係合溝12
を嵌合固定し、このフレームカバー10に一体化された
クッション材11の下面の凹溝14をシートレール2上
に嵌合する。次いでクッション材11の上面11aにシ
ート3のシート底板5を載せて取り付けることによりシ
ート3はフレームカバー10と共にシートレール2に取
り付けられる。
【0015】エンジン7からシートレール2を伝わる振
動はクッション材11により遮断され、またシート底板
5はクッション材11によりシートレール2に無接触と
なって擦られることがない。
【0016】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、シート
に伝わる振動の低減目的のためのクッション材によりシ
ートおよびフレームカバーのシートレールへの取付がで
き、これによりシートの振動軽減に加えフレームカバー
が取り付け易く、かつ取付位置が決まり、組立や整備性
がよくなり、外観も各段に向上する。またフレームカバ
ーには係合片を一体に成形すればよいので、従来の引掛
突起を形成する場合のようにアンダカットにする必要が
なく、これにより型も単純な構造となって安価になるな
どの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の主要部を示す分解図。
【図2】図1の組立状態時におけるA−A線相当の断面
図。
【図3】図2におけるクッション材の斜視図。
【図4】図2におけるフレームカバーの部分斜視図。
【図5】この発明を実施する対象である自動2輪車の一
例の側面図。
【図6】四のシートおよびフレームカバーの取付構造を
示す分解図
【符号の説明】
1 車体フレーム 2 シートレール 3 シート 4,10 フレームカバー 5 シート底板 7 エンジン 11 クッション材 11a 上面 12 係合溝 13 係合片 14 凹溝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側面にフレームカバーに形成された係合
    片が嵌合する係合溝を形成すると共に下面にシートレー
    ルに嵌合する凹溝を形成したゴム等の弾性体からなるク
    ッション材を設け、前記嵌合溝にフレームカバーの係合
    片を嵌着したクッション材の凹溝をシートレール上に嵌
    合し、このクッション材の上面にシートのシート底板を
    載置して取り付けるようにしたことを特徴とする自動2
    輪車のフレームカバー。
JP28892692A 1992-10-27 1992-10-27 自動2輪車のフレームカバー Expired - Fee Related JP3206147B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012131419A (ja) * 2010-12-22 2012-07-12 Suzuki Motor Corp 自動二輪車のカバー部材取付構造
CN103192911A (zh) * 2012-01-04 2013-07-10 铃木株式会社 保护装置
JP2015030434A (ja) * 2013-08-06 2015-02-16 スズキ株式会社 自動二輪車のタンククッション構造

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