JP2002000986A - ミシン - Google Patents

ミシン

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JP2002000986A
JP2002000986A JP2001151161A JP2001151161A JP2002000986A JP 2002000986 A JP2002000986 A JP 2002000986A JP 2001151161 A JP2001151161 A JP 2001151161A JP 2001151161 A JP2001151161 A JP 2001151161A JP 2002000986 A JP2002000986 A JP 2002000986A
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Gerd Papajewski
パパジェヴスキー ゲルト
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Duerkopp Adler AG
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 騒音の発生と磨損が著しく減るようにボビン
ケースの動きがソフトであるミシンを形成する。 【解決手段】 垂直軸線回りに駆動可能なルーパー
(8)を備えたミシンが、通気体カム(28)を備えた
ボビンケース(19)を有する。ケース通気体(30)
が、上記通気体カム(28)に当接する通気体レバー
(29)と操作レバー(32)とを備える。操作レバー
(32)は、ケース通気体駆動装置(33)の多数のカ
ム面を有したカム(39)に当接する。多数のカム面は
ケース通気体(30)の、そしてボビンケース(19)
のとりわけ柔らかく騒音のない動きをもたらす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アームと、床板
と、上記アームにおいて上下に駆動可能に支持された上
糸(針糸)案内用針と、床板に支承され垂直軸線回りの
第1回転方向にて回転駆動可能なルーパー乃至把持体
と、当該ルーパーにて当該ルーパーに対し自由に回転可
能に支承されたボビンケースと、ケース通気体と、カム
を有したケース通気体駆動装置とを備えて構成されるミ
シンに関するものであり、上記ボビンケースは、通気体
カムを備え保持ウェブを有したボビンを収容しており、
上記保持ウェブは、床板に対し位置固定された通気体カ
ムとでボビンケースの第1回転方向での回転を阻止する
ようになっていて、更に上記ケース通気体駆動装置のカ
ムは、軸線回りに上記第1回転方向と逆向きの第2回転
方向であって上記ルーパーの回転数に対し半分の大きさ
の回転数で回転駆動可能であってカム面を有している。
【0002】
【従来の技術】そのような(米国特許第2949873
号に対応する)DE-AS1072069から公知のミ
シンは、ボビンケースの通気体カムに直接係合するカム
(カムプレート、カーブ円板)として形成されたケース
通気体を有する。上記カムは、減速ギアを介しルーパー
駆動装置シャフトによって直接的に駆動されるシャフト
によって駆動される。この解決法は、着想的に極めて巧
みであるが、回転するカムとボビンケースの通気体カム
の間で相対運動が起こるので、カムとボビンケースの通
気体カムの間の点接触位置で磨損が発生するという基本
的な欠点を有している。当該磨損によって特に通気体カ
ムに鋭い縁ができ、カムと当該通気体カムの間を通り抜
けて進行する上糸が損なわれ得る。この範囲において上
糸に高い摩擦が起こるので、高い糸引っ張りを働かさな
ければならず、これは結果として糸の縮れを伴い、この
ことは同じく望ましくない。通気体カムの形状は、上糸
ができる限り小さな摩擦で定置のボビンケースのまわり
を回るように決められている。それでカムが通気体カム
に係合する激しくない動きすら生じない。公知のケース
通気体はそれ故に調和して働かず、ボビンケースに比較
的強い回転衝撃が阻止できない。これによって更に、保
持ウェブがステッチプレートの保持カムに当接する際に
ボビンケースの突き当たりが生じる。これによってステ
ッチ形成プロセスがマイナスに影響を受け、更にこれに
よって望ましくない騒音も生じる。
【0003】上に記載した公知の実施の欠点に対して、
実際に、ケース通気体に、ボビンケースの通気体カムに
係合する通気体レバーを備えて、当該通気体レバーが偏
心ギア装置とその後続の四肢チェーンを介して駆動され
ることが普通一般に行われている。この強制運動によっ
て、ボビンケースの比較的激しい空気の動きが起こり、
対応して騒音と磨損が生じる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、騒音
の発生と磨損が著しく減るようにボビンケースの動きが
ソフトであるミシンを形成することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、この課
題は、請求項1の特徴部分の構成によって成し遂げられ
る。本発明に係る方策によって、通気体レバーとボビン
ケースの通気体カムの間で相対運動が生ぜず、それと共
に既述の欠点を伴う磨損が生じないことが達成される。
ケース通気体の駆動措置を通気体カムから距離をおいて
配置することによって、操作レバーの当接面とカムの間
の接触位置は、ルーパーの範囲に、それ故に糸に油が達
する恐れなしに、油を差し或いはグリースを塗ることが
できる。カムがボビンケースの通気体カムの範囲におい
て狭い場所比率で置かれていることによって、ケース通
気体駆動装置のカムは相応して大きく形成され得、個々
のカム面が非常にソフトな移行部を伴って構成され得
る。通気体レバーの第1位置から第2位置への動き及び
逆の動きは、保持ウェブが保持カムに対しソフトに当接
し、ボビンケースの衝突(突き当たり)と振動が回避さ
れるように、ソフトに行われる。それによって騒音の問
題は減る。更にステッチ形成に関するボビンケースの振
動のマイナスの追従は回避される。
【0006】請求項2及び3は、ケース通気体の駆動装
置のように実現される具体的な方策を与える。請求項4
は、通気体レバーが、それと共にボビンケースが特にソ
フトな旋回動作を行う方策を与える。
【0007】操作レバーがカムに接して例えば襞襟状曲
線部(eingefraesten Kurve)において強制的に導かれる
ことが基本的に可能である。しかしながら請求項5及び
6の形態が目的に適っており、その際に請求項7に係る
形成によって操作レバーとカム面の間の当接が確保され
る。
【0008】請求項8に係る方策によって、操作レバー
に対する通気体レバーの位置が正確に調整され、しかも
製造公差を補償するために調整されることが達成され
る。請求項9はそのための簡単な構造の形態を再現す
る。
【0009】請求項10に係る有利な形成によって、一
方でケース通気体駆動装置が通気体カムから比較的離れ
て配置され、しかも通気体カムの範囲でのように窮屈な
空間比率が支配しない個所に配置されることが達成され
る。更に、比較的大きな変速比率によって通気体レバー
の動きが非常にソフトに行われ得、既述の有利な効果が
なお更に助成されることが確保される。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を以下に図面に関
連して詳細に説明する。図1に示されたダブルキルティ
ングステッチミシンは、通例のように、上側のアーム
1、垂直なスタンド2及び下側のケーシング状床板乃至
基礎プレート3を有する。アーム1にアームシャフト4
が支承され、これを介して針6を備えた針棒5が上下に
駆動される。更にアームシャフトによって糸レバー7が
駆動される。
【0011】床板3において、鉛直ルーパー8、即ち、
鉛直軸線9回りに回転駆動可能なルーパーが支承されて
いる。ルーパー8を担持するルーパー駆動装置シャフト
10は、上記軸線9回りに回転駆動であり、床板3に配
置された支承架台11において回転可能に支承されてい
る。上記シャフトは伝動シャフト12を介し、ネジ歯車
伝動装置13によって駆動される。伝動シャフト12は
これまた同様に歯付きベルト伝動部14を用いてアーム
シャフト4により駆動される。歯付きベルト伝動部14
は1:1の変速比を有する。ネジ歯車伝動装置13は、
1:2の変速比を実現するように量定されている。これ
はアームシャフト4或いは伝動シャフト12が一回転す
る際にルーパー8が二度回転することを意味する。
【0012】ルーパー8の上方で、床板3の上側に、ス
テッチ孔16を有したステッチ孔プレート15がネジ1
7によって固定されている。ポット形状に形成されたル
ーパー8はルーパーチップ18を有し、このチップは、
ステッチ孔16を通って潜る針6のすぐそばを通り過
ぎ、この針に案内された上糸を捕捉する。ルーパー8に
おいて、軸線9回りにルーパー8に対し自由に回転可能
なボビンケース19が支承される。同じく上に開いたボ
ビンケース19は、軸線9に対し放射状外方に且つステ
ッチ孔プレート15に対し上方に張り出した第1保持ウ
ェブ20を有する。このウェブはステッチ孔プレート1
5の下側に形成された二つの保持カム21,22の間に
実質的に回転不能に保持されている。
【0013】特に図2から見て取れるように、第1保持
カム21と保持ウェブ20の間に第1側方エアスリット
23があり、保持ウェブ20とステッチ孔プレート15
の間に上側エアスリット24があり、保持ウェブ20と
第2保持カム22の間に第2側方エアスリット25があ
る。エアスリット23,24,25は、図2に示された
保持ウェブ20の中間位置にて通り抜け通路を形成す
る。
【0014】ボビンケース19において、不図示の下糸
乃至ボビン糸を収容するボビン26が配置されており、
当該ボビンは取り外し可能なロックレバー27によって
ボビンケース19に保持される。ボビンケース19は、
その上縁で軸線9に対し実質的に放射状外方に張り出し
た通気体カム28を有しており、当該カムは通気体レバ
ー29に対し密接する。これは、二段角度レバーとして
形成されたケース通気体30を構成する。当該ケース通
気体30は、床板3に固定されている支承ピン31上で
旋回可能に支承されている。ケース通気体30の操作レ
バー32として用いられる他方のアームはケース通気体
駆動装置33に通じている。ケース通気体30に、支承
ピン31の近傍で張り出した牽引バネ34が固定されて
いる。当該バネはケース通気体に、通気体レバー29を
ボビンケース19の通気体カム28から持ち上げる離す
ようにする力を及ぼす。牽引バネ34はそのために一方
でケース通気体30での孔35に、他方で床板3での保
持ピン36に固定されている。通気体レバー29と操作
レバー32は、互いにそれらの角度位置においてネジ接
合部37によって調整可能に互いに接続されている。ネ
ジ接合部37は製造公差を補整する(埋め合わせる)こ
とを可能とし、その結果、ボビンケース19に対する通
気体レバー29の正確な位置決めが達成可能である。通
気体レバー29の有効長さaの操作レバー32の有効長
さbに対する変速比は1:3の範囲にある。
【0015】ケース通気体駆動装置33は、床板3に支
承されたカムシャフト38を介し駆動可能なカム39を
有しており、当該カムは、ケース通気体30の操作レバ
ー32の自由端で凸状に湾曲した当接面40に対して密
接する。引っ張りバネ34の既述した力作用によって、
ケース通気体30の操作レバー32はその当接面40で
カム39に接して保持される。カムシャフト38の駆動
は、平歯車伝動装置41を介して行われ、その小さな歯
車42はルーパー駆動装置シャフト10にねじれないよ
うに配置され、その大きな歯車43はカムシャフト38
にねじれないように取り付けられている。伝動装置41
は2:1の変速比を有し、即ち、ルーパー8が2回回転
する際にカム39は1回回転する。ルーパー駆動装置シ
ャフト10によるカムシャフト38の駆動の誘導から、
ルーパー8の回転方向44とカム39の回転方向45と
は反対である。
【0016】特に図4から読み取れるように、カム39
は、カムシャフト38の軸線47に対して同心に延びる
部分円柱面状の第1カム面46を有する。この第1カム
面46に、軸線47に対する半径方向間隔が増大する第
2カム面48がつながっている。この第2カム面48
に、軸線47からの半径方向間隔の小さな増加がなおあ
る第3カム面49がつながっている。第3カム面49と
第1カム面46とは、軸線47からの半径方向間隔が再
び減少する第4カム面50によって互いにつながってい
る。全てのカム面46,48,49,50は周囲で互い
に絶えず移行する。図4から更に見て取れるように、第
1カム面46は約220°〜240°の角度範囲にわた
って延びている。第2カム面48は約50°にわたり延
びている。第3カム面49は約10°〜15°の角度範
囲にわたって延び、第4カム面50は約35°〜40°
の角度範囲にわたって延びている。
【0017】基本的に、回転方向44でのルーパー8の
回転で、ルーパー8とボビンケース19の間の摩擦のた
めに、ボビンケース19に回転方向44と同じ向きのね
じりモーメントが及び、ボビンケース19は通気体レバ
ー29の位置が容認する程度に保持ウェブ20が第1保
持カム21の方向にねじられるようにねじれることを出
発点としている。
【0018】作動態様は次のようである。操作レバー3
2がその当接面40で第1カム面46に対し当接するケ
ース通気体駆動装置33の位置から出発する。ケース通
気体30のこの位置において、通気体レバー29は牽引
バネ34の力作用に基づいて、その通気体カム28から
最も持ち上げ離れた第1位置にある。
【0019】操作レバー32が第1カム面46に当接し
ている限り、保持ウェブ20が第1保持カム21に当接
し、即ち、第1側方エアスリット23が閉じていて、第
2側方エアスリット25は図3での描写に対応して図2
にしたがう保持ウェブ20の中間位置での描写に対して
広がっている。操作レバー32は、第1カム面46への
この当接の間、通気体カム28と通気体レバー29の間
に1.0〜1.5mmの隙間51が形成されるように旋
回する。通気体レバー29はこの第1位置において要す
るに最大に水平旋回している。ルーパー8とボビンケー
ス19の連関する位置において、上糸52によって形成
された糸環53のルーパー先端18による受け入れがな
される。下糸54はロックレバー27を介してステッチ
孔16に案内される。ルーパー8の回転で、カムシャフ
ト38は回転方向45での回転動作をなし、その際、カ
ムシャフト38の回転数は伝動装置41における変速比
のために単にルーパー8の回転数の半分に対応する。
【0020】ルーパー8の更なる回転で、糸環53はそ
の限りでは公知で普通一般のように位置固定で保持され
たボビンケース19の回りを巡る。糸環53はルーパー
8によって最大に広がり、要するに位置固定されたボビ
ンケース19の回りを巡らされる少し前に、軸線47に
対し放射状に増大するカム面48は操作レバー32の当
接面40と係合する状態になる。それで回転方向44に
対応するケース通気体30の回転動作が始まり、しかも
牽引バネ34の予張力に抗して回転する。第2カム面4
8がカム39の比較的大きな周囲範囲にわたって延びて
いるので、ケース通気体30の回転動作は非常に小さな
回転動作速度でなされる。この際、通気体レバー29は
先ず空転動作をなすならば、その端部で通気体カム28
と通気体レバー29の間の隙間51は値ゼロをとる。こ
の際、要するに通気体レバー29は比較的ソフトに通気
体カム28と係合する状態となる。この後、ボビンケー
ス19の回転方向44と逆の回転方向での非常に柔らか
く且つ絶え間ないねじれが生じ、即ち、保持ウェブ20
が第1保持カム21から持ち上がって離れる。当接面4
0が第2カム面48と第3カム面49の間の移行部に達
すると、保持ウェブ20は両保持カム21,22の間の
ほぼ中央にあって、エアスリット23,24,25を通
り抜ける通路が形成される。この際、通気体レバー29
は第1位置に対置する第2の極限位置をとる。即ち、通
気体レバー29は回転方向44でのその最たるねじれ乃
至水平旋回を達成する。この通路はまっすぐを保ってい
る間、当接面40として第3カム面49と係合してい
る。ケース通気体30はそれで、その作動運動の第1部
分をなし;糸環53は抵抗なくエアスリット23,24
25によって形成された経路を通り抜けて滑り得る。
【0021】ルーパー8の更なる回転動作で、糸環53
は解放される。この時点にかけて第4カム面50が当接
面40と係合状態となり、それによってケース通気体3
0は調和のとれた動きで且つ回転方向45に対応する旋
回方向において、通気体レバー29の第2位置から、通
気体レバー29と通気体カム28の間に隙間51を形成
する第1位置に水平旋回する。その際、保持ウェブ20
は第1保持カム21に対し当接する。第4カム面の造形
は、保持カム21に保持ウェブ20がぶつかる際にボビ
ンケース19の回転速度が非常に小さいようになされ
る。ルーパー8から解放された糸環53は抵抗なく通気
体レバー29と通気体カム28の間の隙間51を通り抜
けて滑り得、下糸54と共にダブルキルティングステッ
チを形成する。
【0022】カム30の既述の造形と当接面40の凸状
形態によって、騒音が少なく、それで磨損の少ない作動
を可能とする操作レバー31と通気体レバー29の動き
がもたらされる。更に、硬すぎる動きによってステッチ
形成に有害となる振動がボビンケース19に起こること
が阻止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】ダブルキルティングステッチミシンの概略図で
ある。
【図2】図1での視認矢印IIにしたがうミシンのルーパ
ーの端面図である。
【図3】図1での視認矢印IIIにしたがうケース通気体
とルーパーの平面図である。
【図4】図2と3での描写に対し拡大した描写でのケー
ス通気体駆動装置のカムの平面図である。
【符号の説明】
1 アーム 3 床板 6 針 8 ルーパー 19 ボビンケース 20 保持ウェブ 21 保持カム 26 ボビン 28 通気体カム 29 通気体レバー 30 ケース通気体 32 操作レバー

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アーム(1)と、床板(3)と、上記ア
    ーム(1)にて上下に駆動可能に支持された上糸案内用
    針(6)と、上記床板(3)に支承され鉛直軸線(9)
    回りの回転方向(44)に回転駆動可能なルーパー
    (8)と、当該ルーパー(8)にて当該ルーパーに対し
    自由回転可能に支承されたボビンケース(19)と、ア
    ングルレバーの様式にしたがい形成されたケース通気体
    (30)と、ケース通気体駆動装置(33)とを備えて
    構成されるミシンにして、 上記ボビンケースが、ボビン(26)を収容するととも
    に、通気体カム(28)を備え、更に床板(3)に位置
    固定された保持カム(21)と共にボビンケース(1
    0)の上記回転方向(44)での回転を阻止する保持ウ
    ェブ(20)を有しており、 上記ケース通気体が、上記通気体カム(28)に対し当
    接可能な通気体レバー(29)と、操作レバー(32)
    とを有し、旋回可能に支承されており、 上記ケース通気体駆動装置がカム(39)を有し、当該
    カムが軸線(47)回りにルーパー(8)の回転数に対
    し半分の大きさの回転数で回転駆動可能であって、上記
    操作レバー(32)と協働するカム面(46,48,4
    9,50)を有しており、 それによって、ほぼ部分円柱面形状をした第1カム面
    (46)が上記軸線(47)から僅かな間隔を、同じく
    ほぼ部分円柱面形状をした第3カム面(49)が大きな
    間隔を有しており、 その際、第1カム面(46)と第3カム面(49)とが
    第2カム面(48)を介して軸線(47)から間隔を増
    大させながら、第3カム面(49)と第1カム面(4
    6)とが第4カム面(50)を介して軸線(47)から
    間隔を減少させながら連続して互いにつながっており、 その際、第1カム面(46)との操作レバー(32)の
    協働の際に通気体レバー(29)が、通気体カム(2
    8)によって作用される第1位置を有し、保持ウェブ
    (20)が保持カム(21)に当接しており、 その際、第3カム面(49)との操作レバー(32)の
    協働の際に通気体レバー(29)が、通気体カム(2
    8)に当接する第2位置を有し、保持ウェブ(20)が
    保持カム(21)から拘束されない間隔を有するように
    なっているミシン。
  2. 【請求項2】 上記操作レバー(32)が第2カム面
    (48)及び第3カム面(49)と協働する場合に、上
    記通気体レバー(29)が第1位置から第2位置へ動く
    ことを特徴とする請求項1に記載のミシン。
  3. 【請求項3】 上記操作レバー(32)が第4カム面
    (50)と協働する場合に、上記通気体レバー(29)
    が第2位置から第1位置へ動くことを特徴とする請求項
    1又は2に記載のミシン。
  4. 【請求項4】 カム面(46,48,49,50)が、
    絶えず互いに移行することを特徴とする請求項1〜3の
    いずれか一項に記載のミシン。
  5. 【請求項5】 上記操作レバー(32)が当接面(4
    0)でカム(39)に当接することを特徴とする請求項
    1〜4のいずれか一項に記載のミシン。
  6. 【請求項6】 上記当接面(40)が凸状に形成されて
    いることを特徴とする請求項5に記載のミシン。
  7. 【請求項7】 上記ケース通気体(30)がバネ(3
    4)で付勢され、当該バネが当該ケース通気体を通気体
    レバー(29)の第1位置の方向に且つカム(39)で
    のカム面(40)の当接のために付勢することを特徴と
    する請求項6に記載のミシン。
  8. 【請求項8】 上記通気体レバー(29)と操作レバー
    (32)が互いに調整可能なように互いに結合している
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の
    ミシン。
  9. 【請求項9】 上記通気体レバー(29)と操作レバー
    (32)がネジ結合具(37)によって互いに結合して
    いることを特徴とする請求項8に記載のミシン。
  10. 【請求項10】 上記通気体レバー(29)が有効長さ
    aを有し、上記操作レバー(32)が有効長さbを有
    し、bに対するaの比が1:3であることを特徴とする
    請求項1〜9のいずれか一項に記載のミシン。
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