JP5183414B2 - ミシン及びミシン用フックシステム - Google Patents

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Description

本発明は、請求項1のプレアンブル部分に係るミシン及び請求項10に係るミシン用フックシステムに関している。
特許文献1(特許文献2と同一)から公知の一般的種類のミシンにおいて、制御カーブは伝動軸に非回転に結合され、且つそれによって、フックの回転速度の、ほんの半分に相当する回転速度で直接駆動される。制御カーブは、センサーが圧接される前端カム面として作用する、軸カム円板上に形成される。不利益は、制御カーブの構造及び配置、及び制御カーブからボビンケースまでの、ケースリフターの動きの伝達が非常に長いことである。
EP 1 576 224 B1 US 6,923,130 B2
従って本発明の課題は、フックシステムのデザインに要求される構成上の作業量を減らすような、ミシン及びミシン用フックシステムを設計することである。
請求項1のプレアンブル部に係るミシンにおいて、この課題は、請求項1の特徴部分における特徴構成によって成し遂げられる。また、請求項10のプレアンブル部分に係るフックシステムにおいて、この課題は、請求項10の特徴部分における特徴構成によって成し遂げられる。本発明の要旨は、ケースリフターが動径方向に枢軸回転される場合に、制御カーブの軸形状がセンサーの軸方向の運動に適応するということである。制御カーブは、従って、フック駆動軸の軸と平行である表面線によって区切られるだけでなく、三次元構造も有する。このことは、センサーと制御カーブとの間の点−点接触だけでなく、フック駆動軸の軸方向に対して面−面接触をも確保する。フック駆動軸に対して垂直にリフター軸を配置することは、軸の取付が、一方ではセンサーの枢軸回転運動を他方ではリフターレバーの枢軸回転運動を最適化するように選択され得る、という利点をもたらす。
有利な実施形態は、従属請求項に述べられている。
本発明の更なる特徴構成、利点、及び詳細は、図面と連係された実施形態の確実な記載から明らかとなるであろう。
図1に示された二重ロックステッチミシンは従来、上アーム1、垂直スタンド2、及び下方ハウジング様ベースプレート3を備えて構成される。上アーム1内には上軸4が備えられ、針6を備えて構成された針棒5は、それによって上下運動のために駆動可能となる。また、糸レバー7は上軸4によって駆動される。更に、糸張力調整装置9が、糸供給部(図示せず)から糸レバー7を渡って針6まで通る針糸8の路内において糸レバー7の前に備えられる。
図1及び2によって図示されたように、記載の実施形態はいわゆるポストミシンである。これは、ベースプレート3上に乗せられているのが垂直な支持体、いわゆるポスト10であることを意味し、それはフック軸承として作用し、且つその上端に接して配置されたフック軸承を有している。このフック軸承11において、垂直なフック12、つまり二重ロックステッチフック12が、垂直軸13の周りを回転するように取り付けられている。フック12を駆動し且つ軸13の周りを周って駆動可能なフック駆動軸14が、ベースプレート3に取り付けられ且つ従来はベベルギアとして設計された角状ギア15内に更に取り付けられる。フック駆動軸14は、同期ベルト駆動装置17を介してアーム軸4によって順に駆動される伝動軸16を介して、角状減速ギヤ15によって駆動される。同期ベルト駆動装置17は1:1の伝動比を有している。角状ギア15は1:2の伝動比を有している。これは、フック12が、アーム軸4の又は伝動軸16の一回転中に各々二回回転することを意味している。
針穴19を備えた針板18が、フック12の上方においてポスト10に取り付けられる。カップ形状をしたフック12は、針6を直接越えて走るビーク20を備えて構成され、それによって保持される針糸8を捕らえ得る。フック12内に配置されるのはボビンケース21であり、フック12に関して軸13の周りを自由に回転可能である。上向きにも開いているボビンケース21は、軸13に対して(を基準として)放射状に外側に向かって且つ針板18に対して(を基準として)上向きに突き出る、止めリブ22を備えて構成され、上記リブ22は、幾つかの角度にだけ回転可能となるように針板18の下側に接して形成される二つの止めカム23、24の間にとどめられる。これは以下に詳細に記述する。
特に図4〜7に図示されたように、第一側部エア溝25が、第一止めカム23と止めリブ22との間に置かれ、上部エア溝26が、止めリブ22と針板18との間に置かれ、第二不変側部エア溝27が、止めリブ22と第二カム24との間に置かれる。止めリブ22の中心位置において、エア溝25、26、27は繋がった管(ダクト)を形成する。ボビンケース21内には、ボビン糸28を受けとり、且つ取り外し可能な留め金30によってボビンケース21内に保持される、ボビン29が配置される。
ボビンケース21は、その上端において、外側に向かって実質的に放射状に軸9へ(向かって)突き出し且つリフターレバー32と協働する、リフターカム31を備えて構成される。リフターレバー32は、ケースリフター33のアームを構成している。ケースリフター33は、リフターレバー32の支持体として作用し、且つ実質的に垂直な、つまり軸13に平行な一つの二重アームレバーとして設計される。ケースリフター33は、一つのボルトで形成され、且つ軸13に垂直であって戻しばね36によって荷重をかけられている軸35の周りにおいてポスト10内に取り付けられたリフター軸34を備えて構成される。ケースリフター33のリフター軸34は、フック軸承ケースとして作用するポスト11内に順に形成された軸承34a内に取り付けられる。
リフター軸34の下方において、レバーで形成されたセンサー37がケースリフター33に付けられる。フック駆動軸14に取り付けられているのは、外周縁上に制御カーブ39を備えて構成される環状制御円板38であり、その際センサー37は、戻しばね36の戻り力によって上記制御カーブ39に当たった(抗した)状態にある。制御カーブ39は、閉じた様式で制御円板38の全外周縁に渡って延び、且つ軸13から様々な半径距離を有しており、その結果リフターレバー32は、フック駆動軸14の及びよってフック12の回転中に往復枢軸回転運動を実施する。制御円板38は、締め付けネジ38b(存在を示されているだけである)によってフック駆動軸14に固定された、固定リング38aを備えて構成される。
フック駆動軸14、制御カーブ39を含んでいる制御円板38、ボビンケース21、及びケースリフター33を備えて構成されるフック12が、フックシステムを形成する。
操作の基本モードは、ケースリフター33に対して一般的に公知のものと同一である。リフターレバー32がリフターカム31と接触しない場合には、ボビンケース21の止めリブ22は、ボビンケース21がフック12によって回転方向40に引きずられるという事実によって、第一止めカム23に当たった(抗した)状態にある。この場合、第二側部エア溝27が拡張されるが、一方で第一側部エア溝25は閉鎖される。制御カーブ39の対応する形状によって、リフターカム31とリフターレバー32との間に1〜1.5μm幅の溝41が形成される程度に、リフターレバー32が備えられる。フック12とボビンケース21との会合位置において、針糸8によって形成された糸輪がビーク20によって捕らえられる。ボビン糸28は、留め金30によって針穴19までガイドされる。フック12が回転するにつれ、制御カーブ39も回転方向40へ回転し、その際制御カーブ39の速さはフック12の速さに相当する。
フック12が回転するにつれ、針糸8の糸輪は、ありふれた公知の様式で実質的に動かないように固定されたボビンケース21の周りを回ってガイドされる。フック12によって糸輪が最大限に拡張される直前に、言い換えると、固定されたボビンケース21の周りを回ってガイドされる直前に、回転方向40とは逆の、共同するケースリフター33の枢軸回転運動によって、つまり制御カーブ39の対応する形状によってリフターレバー32の枢軸回転運動が始動される。止めリブ22が第一止めカム23から持ち上げられる、その際、止めリブ22は二つの止めカム23及び24間の概ね中心に移動され、それによって第一側部エア溝25、上部エア溝26、及び第二側部エア溝27が連続して開放される。針糸輪は、妨げられることなくエア溝25、26、27によって形成された管を通って滑ることが可能となる。
フック12が回転し続けると、リフターレバー32は、制御カーブ39の継続する回転によって後方へ枢軸回転される。リフターレバー32とリフターカム31との間の溝41は再開放され、それによって糸輪は、妨げられることなくこの溝41を通って滑り、且つボビンケース21から脱落することが可能であり、こうしてボビン糸28を結びつけて二重ロックステッチを形成する。
縫い目はフック12の毎第二回転においてのみ形成されるが、ケースリフター33は、フック12の各回転中、完全な作業工程を実施することを特に言及するべきである。
上記は、以下に記載された実施形態においてより詳細に説明される。
図3及び5に示されているように、制御カーブ39は、最大(位置)42及びそれに対して概ね反対側に配置された最小(位置)43を有している、言い換えると、軸13に対して各々最大又は最小距離を有している。センサー37が最大42を横切って動く場合には、リフターレバー32は従って撓まない。図8によると、リフターレバー32の撓みはゼロとなる。これは、図4及び5に係るリフターレバー32の第一位置44に相当する。従ってボビンケース21は、回転方向40とは逆の、最大可能な範囲まで枢軸回転される。言い換えると、第二エア溝27は、その最小幅を有している。従って第一エア溝25は約1.5mmのその最大幅を有しており、1.2≦a≦1.8mmが適応される。しかし、センサー37が制御カーブ39の最小43を横切って動かされ、それが戻しばね36によって制御カーブに圧接される場合には、リフターレバー32は回転方向40に、溝41を形成するようにそれがリフターカム31から持ち上げられる第三位置45に至るまでの最大可能な範囲まで、枢軸回転される。ボビンケース21の止めリブ22が、図7に示すような針板18の第一止めカム23に当たった(抗した)状態にある。センサー37とリフターレバー32とが軸35の周りを相対する方向に動くにつれて、図8に係るカーブは、センサー37が制御カーブ39の最小43と接触するようになる時にその最小(値)に到達する。
回転方向40に対して最大42の後且つ最小43の前において、推移帯46が制御カーブ39の最大42と最小43との間に形成され、そこにおいて制御カーブ39は、フック軸14の軸13と同軸の概ね円形を有している、したがって軸13に対して概ね一定の距離を有している。センサー37が制御カーブ39の推移帯46を横切って動く場合には、これはセンサー37の、従ってリフターレバー34の、実質的にいかなる枢軸回転をも生じない。この推移帯46の図8に係る発展は、図8中に目印をつけられた第二位置47に相当する。この推移帯46は、止めリブ22が第一止めカム23からの距離bをまだ有している時に概ね始まり、距離bは0.05mm≦b≦0.15mmが適応され、好ましくはb≒0.1mmである。この推移帯46を横切って移動する場合、センサー37は、第一止めカム23の止めリブ22に当たって停止するまで著しく減速したスピードで更に枢軸回転される。この穏やかな接触は、止めリブ22が第一止めカム23に対して強く当たるのを防いでおり、従ってその結果として生じる騒音も防ぐ。結局、センサー37従ってリフターレバー32が、ボビンケース21が回転を止めたにもかかわらず更にまだ枢軸回転される。リフターレバー32とリフターカム31との間の溝41はこうして、それが1.0mm≦c≦1.5mmを適応する幅cを有するまで、あけられる。
既に記載したように、センサー37は、その動きが非常に小さくではあるが、フック12の軸13に対して放射状に動くだけでなく、軸13と平行にも動く。外周位置のみにおけるセンサー37と制御カーブ39との間の面−面接触を回避するために、制御カーブは、図2、3及び5に示される三次元形状を有する。言い換えると、それは軸13と平行な表面線だけで形成されるのでない。
センサー37は、高い耐磨耗性及び高い耐熱性プラスチック材料で作られ、制御カーブ39と面−面接触しているセンサーヘッド48を備えて構成され、図2中に示されたように、そのセンサー表面49は、軸13の方向へ延びる制御カーブ39の大部分と接触している。センサーヘッド48が制御カーブ39の最大42に到達する場合、センサーヘッド48を備えたセンサー37は、軸13から放射状に離れて動く、言い換えるとセンサー表面49は、軸13に対して角度位置を変化する。したがって、制御カーブ39はこの領域でフック12から離れて拡張しなければならない。よって制御カーブ39の下部縁50は、図3に示されるように、軸13から、その上部縁51よりも大きな半径方向(放射状)の距離を有している。他方で最小43の付近では、センサーヘッド48及びセンサー表面49を備えたセンサー37は、軸13から、より小さな距離を有している。その結果、センサー表面49は軸13と他の角度を形成する。図2に示されるように、制御カーブ39の下部縁50は、この領域において軸から、上部縁51よりも小さな半径方向の距離を有している。また図3に示されるように、軸方向にフック12から離れて放射状に拡張している部分制御カーブ39aは、フック12から離れて放射状にしだいに細くなっている部分制御カーブ39bと連続して合流する。これは推移帯46にも当てはまる。
上記と同一である図9〜14に係る実施形態の構成要素には、同一の参照番号がつけられている。同一の機能を有するが僅かに異なるデザインを有している構成要素には、すぐ後にアポストロフィーをつけた同一の参照番号がつけられ、且つ再度記述されない。
図9〜14に示すフックシステムは、基本的に図1に示された二重ロックステッチミシンを意図している。違いは、全フックシステムが、ミシンに対する(技術)常識にもあるように、ベースプレート3内に統合されているということだけである。よってこのフックシステムは、いわゆるフラットベッドミシンと呼ばれるものを意図している。
当該フックシステムは、その下部分にベベルギアとして設計された角状減速ギア15が配置された、フック軸承ケース52を備えて構成される。針板18'は、フック12の上方に取り付けられる。
この実施形態において、制御カーブ54を備えた制御円板53が、フック駆動軸14に面している別種の変化していないフック12の下側55に接して取り付けられる。制御円板53は平坦な円板である。またセンサーレバーとして設計されたケースリフター33'のセンサー56が、制御円板53の外周上にまた形成された制御カーブ54に、戻しばね36'の力によって当たった状態にある。
図11及び12中に示されたように制御円板53は、フック12と一体化して形成されることが可能である、言い換えると制御円板53及びフック12は、図11によって示したようにワンピースで作られることが可能である。しかしながら制御円板53は、図12によって示したようにフック12に取付可能となるように設計されることも可能である。この場合、制御円板53は、回転しないようにフック12に結合され、且つ駆動ピン57によってフック12に対して(を基準として)ある角度位置に配置される。制御円板53とフック12との間の相対角位置をもたらすために、互いから小さな間隔をあけて形成され、その中に制御円板53の、その結果としてフック12に対する(を基準とした)制御カーブ54の、角度位置を成し遂げるように駆動ピン57が差し込まれる、幾つかの穿孔58(さし示されたのみ)がフック12の下側55及び/又は制御ディスク53に備えられても良い。軸13の方向における制御円板53の厚み、その結果として制御カーブ54の厚みdは非常に小さく、2.0mm≦d≦5mmである。軸13方向においてセンサーレバーとして設計された、センサー56の拡張部分eは、厚みdよりも僅かに小さい必要がある。以下の値、つまり1.5mm≦e≦4.0mmが適応されるだろう。
この実施形態において、フック12は同様にフックシステムを形成し、したがってフック駆動軸14'、制御カーブ54を備える制御円板53、ボビンケース21、及びケースリフター33'を備えて構成される。
この実施形態のセンサー37も、最大42'及び続く最小43'、及びそれらの間の推移帯46'を横切って動く時に、軸13に平行な小さい移動を実行する。この非常に薄く且つ平坦な制御円板53の制御カーブ54は、図11〜14に示されたように、従って同様の三次元(構造体)である。制御カーブ54の最大42'の付近において、制御カーブ54の半径方向距離は、フック12の下側55に面しているその上部縁59から、フック12の下側55から隔たった下部縁60に向かって増加する。その逆が、最小43'の付近において適応される。
記載された両実施形態において、軸13から、上部縁51又は59から各々下部縁50又は60まで横切る(それらの)厚みを各々渡って制御カーブ39又は54に各々向かう半径r又はr'の変化が、図中に各々誇張して示されていることに注意されたい。ケースリフター33又は33'の各々相対的に小さな枢軸回転運動により、半径r又はr'の上記変化は各々同様に小さい。
二重ロックステッチミシンの縦側面図である。 図1の部分IIに係る、ミシンのフック軸承を備えて構成されるフックの、図1に対する拡大図である。 制御カーブの、大きく拡大された平面図である。 ボビンケースの第一位置において、図1中の矢印IVに係るケースリフターを備えて構成されるフックの平面図である。 図4に係る第一位置において、ボビンケースと針板とを備えて構成されるフックの斜視図である。 ボビンケースの第二位置におけるフックの、図4と同様の平面図である。 ボビンケースの第三位置におけるフックの、図4及び6と同様の平面図である。 座標系における、ケースリフターのリフターレバーの、運動の推移である。 図2と比較して変更された実施形態のフックシステムの、部分的に壊して開いた図である。 図9に係るフックシステムの平面図である。 図9及び10に係るフックシステムの制御円板の平面図である。 図11に係る制御円板を通る縦断面図である。 下方からみた図9及び10に係るフックの図であり、フックは図11及び12に係るフックに接して形成された制御カーブを備えて構成される。 フックに接して形成された制御カーブを備えた、図13に係る図である。

Claims (18)

  1. アーム(1)、
    ベースプレート(3)、
    針糸(8)をガイドするためにアーム(1)内に支持された針(6)、
    フック(12)、
    自由に回転可能となるようにフック(12)内に取り付けられたボビンケース(21)、
    ケースリフター(33、33')、及び、
    制御カーブ(39、54)、を備えて構成されるミシンにして、
    上記針(6)は上下運動するように駆動可能であり、
    上記フック(12)は、ベースプレート(3)に取り付けられ、フック駆動軸(14、14')によって軸(13)の周りを回転方向(40)に回転するように駆動可能であり、且つフック駆動軸(14、14')に面する下側(55)を備えて構成され、
    上記ボビンケース(21)はリフターカム(31)及び止めリブ(22)を備えて構成され、上記止めリブ(22)は、回転方向(40)へのボビンケース(21)の回転を防ぐようにベースプレート(3)に対して固定された、カム(23)と協働し、
    上記ケースリフター(33、33')は、リフターカム(31)に抗して設置可能なリフターレバー(32、32')、及びバネ(36、36')によって荷重をかけられているセンサー(37、56)を備えて構成され、
    上記制御カーブ(39、54)に抗してセンサー(37、56)が設置可能であり、上記制御カーブ(39、54)は回転するように駆動可能である、ミシンにおいて、
    制御カーブ(39、54)は、フック駆動軸(14、14')の軸(13)の周りを回転するように駆動可能であること、
    制御カーブ(39、54)は、制御円板(38、53)の外周上に形成されること、
    ケースリフター(33、33')は、フック駆動軸(14、14')の軸(13)に垂直な軸(35、35')の周りを枢軸回転運動するように取り付けられること、及び、
    制御カーブ(39、54)は、フック駆動軸(14、14')の軸(13)方向へのセンサー(37、56)の撓みに適応するように、軸(13)からの様々な半径距離r、r'を有していること、を特徴とするミシン。
  2. 制御カーブ(39、54)が非回転様式でフック(12)に結合されることを特徴とする、請求項1に記載のミシン。
  3. 制御カーブ(39)がフック駆動軸(14)に取り付けられることを特徴とする、請求項2に記載のミシン。
  4. 制御カーブ(54)が、フック(12)の下側(55)に、フック(12)に対して非回転様式で取り付けられ、且つフック駆動軸(14)の軸(13)方向に厚みdを有していることを特徴とする、請求項2に記載のミシン。
  5. 制御カーブ(54)がフック(12)と一体成型されることを特徴とする、請求項4に記載のミシン。
  6. 制御カーブ(54)を設けた制御円板(53)が、フック(12)から分離しており且つ非回転様式でフック(12)の下側(55)に結合された、構成要素であることを特徴とする、請求項4に記載のミシン。
  7. 制御カーブ(54)の厚みdに対し、3.0mm≦d≦5.0mmが当てはまることを特徴とする、請求項4に記載のミシン。
  8. センサー(56)はフック駆動軸(14')の軸(13)方向に拡張部分eを有し、拡張部分eに対し、1.5mm≦e≦4.0mmが当てはまることを特徴とする、請求項4に記載のミシン。
  9. dとeとの差に対し、1.0mm≦d−e≦1.5mmが当てはまることを特徴とする、請求項7及び8に記載のミシン。
  10. フック(12)、
    自由に回転可能となるようにフック(12)内に取り付けられたボビンケース(21)、
    ケースリフター(33、33')、及び、
    制御カーブ(39、54)、を備えて構成されるミシン用フックシステムにして、
    上記フック(12)は、フック駆動軸(14)によって軸(13)の周りを回転方向(40)に回転するように駆動可能であり、且つフック駆動軸(14)に面している下側(55)を備えて構成され、
    上記ボビンケース(21)はリフターカム(31)及び止めリブ(22)を備えて構成され、
    上記ケースリフター(33、33')は、リフターカム(31)に抗して設置可能なリフターレバー(32、32')、及びバネ(36、36')によって荷重をかけられているセンサー(37、56)を備えて構成され、
    上記制御カーブ(39、54)に抗してセンサー(37、56)が設置可能であり、上記制御カーブ(39、54)は回転するように駆動可能である、ミシン用フックシステムにおいて、
    制御カーブ(39、54)は、フック駆動軸(14、14')の軸(13)の周りを回転するように駆動可能であること、
    制御カーブ(39、54)は、制御円板(38、53)の外周上に形成されること、
    ケースリフター(33、33')は、フック駆動軸(14、14')の軸(13)に垂直な軸(35、35')の周りを枢軸回転運動するように取り付けられること、及び、
    制御カーブ(39、54)は、フック駆動軸(14、14')の軸(13)方向へのセンサー(37、56)の撓みに適応するように、軸(13)からの様々な半径距離r、r'を有していること、を特徴とするフックシステム。
  11. 制御カーブ(39、54)が非回転様式でフック(12)に結合されることを特徴とする、請求項10に記載のフックシステム。
  12. 制御カーブ(39、54)がフック駆動軸(14)に取り付けられることを特徴とする、請求項11に記載のフックシステム。
  13. 制御カーブ(54)が、フック(12)の下側(55)に、フック(12)に対して非回転様式で取り付けられ、且つフック駆動軸(14)の軸(13)方向に厚みdを有していることを特徴とする、請求項11に記載のフックシステム。
  14. 制御カーブ(54)を設けた制御円板(53)が、フック(12)と一体成型されることを特徴とする、請求項13に記載のフックシステム。
  15. 制御円板(53)が、フック(12)から分離しており且つ非回転様式でフック(12)の下側(55)に結合された構成要素であることを特徴とする、請求項13に記載のフックシステム。
  16. 制御カーブ(54)の厚みdに対し、3.0mm≦d≦5.0mmが当てはまることを特徴とする、請求項13に記載のフックシステム。
  17. センサー(56)はフック駆動軸(14')の軸(13)方向に拡張部分eを有し、拡張部分eに対し、1.5mm≦e≦4.0mmが当てはまることを特徴とする、請求項13に記載のフックシステム。
  18. dとeとの差に対し、1.0mm≦d−e≦1.5mmが当てはまることを特徴とする、請求項16及び17に記載のフックシステム。
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