JP2001525765A - 溶融物質を注ぐ方法および装置 - Google Patents

溶融物質を注ぐ方法および装置

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Abstract

(57)【要約】 るつぼ(2)内の溶融金属を、注湯リップを通して金型(22)の開口(24)内に注湯する方法および装置。るつぼ(2)および金型(22)は真空状態のチャンバ内にあり、るつぼ(2)は、互いに間隔を隔てた平行かつ水平な第1および第2軸線(18、20)の回りで回転できるホルダ(12)上に支持されている。第2軸線(20)は、該軸線(20)の回りのるつぼ(2)の傾動により、溶融金属が、所定速度で注湯リップを通って金型開口(24)内に流入される。

Description

【発明の詳細な説明】 溶融物質を注ぐ方法および装置 発明の背景 本発明は、液体の流れ、より詳しくは溶融金属および金属合金の流れの狙いを 定めることおよび注湯速度(注ぎ速度)に関する制御能力を高める技術に関する 。 金属、より詳しくは合金は、しばしば、開口容器すなわちるつぼ内で溶融され 、次に、容器のリム、リップまたは特別に形成された注湯口を介して容器から適 当な受容器または金型内に注湯される。特に金型内に注湯する場合には、金属飛 沫、金型の損傷および/または高価な合金が無駄になることを防止するため、溶 融金属の流れの狙いを正確に定めなくてはならない。 るつぼから目的物(すなわち金型)上に注湯される溶融金属の飛翔軌跡は、多 くの変量、例えば、るつぼのサイズおよび/または幾何学的形状の種類、るつぼ および/またはるつぼを包囲する融解ボックスの注湯口または定形注湯リップの 有無、全注湯時間および体積、並びに所望の注湯速度(注湯速度は、種々の金型 ファンネル設計、湯入口の濾過条件および/またはゲート条件に従って定まる注 湯期間内で一定であるか、変化することもある)により影響を受ける。 るつぼに対する金型ファンネル(すなわち金型開口)の垂直および水平方向の 位置も、溶融金属の流れの狙いを適正に定めかつ溶融金属の流速(流量)を制御 する上で、注湯縁部、リップ、注湯口等(以下、これらを集合的に「リップ」と 呼ぶ)に影響を与える。 注湯目標物に対するるつぼ(より詳しくは、注湯リップ)の位置決めは、るつ ぼを包囲する融解ボックス内でのるつぼの位置決めによっても影響を受ける。例 えば、融解ボックスの上方のるつぼリップの間隙の大きさは、溶融金属が、注湯 中に融解ボックスの頂縁部を越えるか否か、或いは溶融金属が最初に注湯される ときに溶融金属にどれほどの冷却効果をもたらすかに影響を与えるため重要であ る。 注湯リップの位置決めも、るつぼに充填される溶融金属の量に影響を与えるフ ァクタである。注湯中の液体の動的特性は、注湯が進行するときの溶融金属の流 れの形状および/または方向を変化させる流体的、慣性的および他の効果に影響 を与える。例えば50%充填された容器から注がれる液体の流れの飛翔軌跡と、 最初に25%充填されているに過ぎない容器から注がれる流体の流れの飛翔軌跡 とでは大きく異なっている。 最後に、注湯金属の大きさ、形状および飛翔軌跡は、るつぼの傾動軸線の相対 位置により影響を受ける。 これまで、るつぼは単一軸線の回りで傾動され、傾斜度合いは、流れの速度の 制御に使用された。傾斜は、流れの方向および衝突点に極く僅かの影響を与えた に過ぎない。従って、流れの狙いを適正に定めるためには、るつぼの注湯リップ に対して金型の位置決めおよび再位置決めを頻繁に行なう必要があり、および/ またはるつぼを可動支持体上に取り付けて流れの狙い定めを改善していた。この ような技術を、合金冶金の場合に頻繁に遭遇する高温および/または真空の閉環 境内で使用することは困難または不可能である。 また、冶金炉では、広範囲のプロセス条件下で注湯すると同時に、金属を、目 標物、例えば金型の注湯開口すなわちファンネル上の正確な位置に正確に供給す ることが望まれる。同一炉を使用して、或る段取りでは0.5秒という短時間で、 同軸金型内に例えば50ポンドの注湯を行い、他の段取りでは30秒という長時 間をかけて、方向性凝固金型内に250ポンドの注湯を行なう場合に、問題は悪 化する。必要な可撓性に欠ける慣用的な単一軸線傾動注湯るつぼは、容易かつ迅 速な段取りができずかつ優れた信頼性が得られない。 発明の要約 本発明は、互いに間隔を隔てた平行かつ水平な2つの軸線の回りでるつぼを傾 動させることにより、従来技術の単一軸線るつぼで遭遇する問題を解決する。第 1軸線すなわち並進軸線(translational axis)は、るつぼ内の溶融金属充填レ ベルから比較的大きな間隔を有しかつ並進軸線と整合した垂直平面の一方側また は両側に、一定範囲の弧に亘ってるつぼを傾動させることができる。これにより 、垂直平面の両側に大きな距離(すなわち、6〜9インチ)に亘って注湯リップ を 最初に水平移動させて、金型の取入れファンネルのような目標物に対し、注湯リ ップの水平位置を変化させることができる。第2軸線すなわち注湯傾動軸線(p-o ur tilt axis)は、るつぼ内の液体レベルからの距離が第1軸線より小さく、非 常に大きな弧(例えば90〜120°の範囲内)に亘ってるつぼを傾動させるこ とができる。第2軸線は、注湯リップをるつぼ内の液体レベルより下に下降させ るのに必要な注湯リップの垂直移動を生じさせ、溶融金属の流れを開始させる。 本発明は、液体、より詳しくは溶融金属および合金(「メルト」)を、金型の 開口内に注湯する方法において、るつぼの注湯リップのレベルを超えないレベル までるつぼを充填し、金型開口内に注湯すべき溶融金属の所望速度を決定し、金 型を、ほぼ注湯リップの下に配置し、溶融金属が所望の注湯速度で金型開口内に 注湯されるように金型開口に対して注湯リップを位置決めすることを特徴とする 方法を提供する。これは、互いに平行な間隔を隔てた上記並進軸線および注湯軸 線の回りでるつぼを傾動させることにより達成される。並進軸線は、リップを最 初に水平方向移動させるように配置され、一方注湯軸線は、リップを最初に垂直 方向に移動させ、リップを通る溶融金属の注湯を開始させるように配置されてい る。2つの軸線の回りのるつぼの傾動は、金属が所望の速度で金型開口内に注湯 されるように、好ましくはソフトウェアおよびコンピュータにより調和されてい る。 また本発明は、上記方法を実施する装置であって、注湯リップを備えた、溶融 金属を充填する容器と、注湯リップが金型開口より上に位置するようにるつぼを 取り付けるホルダとを有する装置を提供する。容器は、互いに間隔を隔てた平行 かつ水平な並進軸線および注湯軸線を有し、該並進軸線および注湯軸線は、容器 が制御された態様でこれらの軸線の回りで傾動されるとき、注湯リップが、それ ぞれ、金型開口に対するリップのレベルに実質的な影響を与えることなくかなり の水平方向距離に亘って移動でき、かつ注湯リップを通る溶融金属の注湯を開始 させるための垂直方向距離に亘って移動できる。ソフトウェア制御によるリップ の移動により、目標物に対する注湯リップの位置が、溶融金属が所定速度で目標 物上に流れる位置に定められる。制御手段は、溶融金属を目標物上に注湯するの に容器を2つの軸線の回りで傾動させなくてはならない相対弧の範囲を決定する 。 ホルダおよび制御手段に連結された駆動システムが、容器を、2つの軸線の回り でそれぞれの弧に亘って傾動させる。 並進軸線回りのるつぼの並進的傾動(translational tilting)が、必然的に幾 分かの注湯リップの垂直位置変化を付随するため、溶融金属の流れの狙い定め精 度を高めるには、並進移動に付随するリップの垂直変化の度合いが検出されかつ るつぼを注湯軸線の回りで補償量だけ逆方向に傾動させることにより補償される 。このようにして、並進移動が、流れの狙い定めに悪影響を与えることはない。 るつぼを並進軸線の回りで比較的制限された弧の範囲(例えば15〜30°) に亘ってまたは注湯リップの12インチの全水平方向変位に亘って傾動させるに は、流体作動形、例えば流体ピストンアクチュエータまたは複動ピストンロータ リ流体アクチュエータを使用するのが好ましい。流体モータのようなロータリ駆 動装置が、るつぼを、注湯軸線の回りで比較的大きい弧(例えば120°)に亘 って傾動させる。アクチュエータの付勢は手動で行なうことができるが、多くの 変量ファクタは手動操作を困難にする。従って、好ましい実施例では、本発明は 、別の入力データと一緒に位置変換器の出力を使用するコンピュータおよび適当 なソフトウェアを使用して、必要な流れの飛翔軌跡および所望の注湯速度を決定 しかつ意図した目標物に対して注湯リップが正しく位置決めされるまでアクチュ エータを付勢して、所与の注湯サイクルに亘って、溶融金属の流れが目標物に当 たりかつ所定速度(該速度は一定でもよいし、注湯中に変化させることもできる )で流れるようにする。 本発明の一実施例は、本発明の二重傾動軸線システムを既存の炉の扉の外部に 組み込むことにより、既存の単一注湯軸線炉を改造するのに特に適している。 図面の簡単な説明 第1図は、本発明に従って二重傾動軸線の回りで傾動可能なるつぼの幾つかの 位置を概略的に示す側面図である。 第2図は、本発明の第1実施例による二重軸線傾動制御を示すブロック図であ る。 第3図は、本発明による二重軸線傾動ができるように取り付けられたるつぼを 収容する融解チャンバを通る概略側面図である。 第4図は、融解チャンバの詳細正面図であり、本発明の二重軸線傾動機構をよ り詳細に示すものである。 第5図は、二重軸線傾動可能なるつぼの取付け構造を詳細に示す部分拡大側断 面図である。 第6図は、第5図の円6で囲んだ部分を詳細に示す側断面図である。 第7図は、注湯サイクルの開始から終了までの、二重傾動軸線の回りでの注湯 リップの運動を示すグラフである。 第8図は、るつぼホルダの一部を示す部分拡大詳細図である。 第9図は、本発明の第2実施例による二重軸線傾動制御を示すブロック図であ る。 第10図は、第4図と同様な融解チャンバの詳細正面図であり、本発明の第2 実施例による二重軸線傾動機構を示すものである。 第11図は、第4図と同様な部分拡大側断面図であり、本発明の第2実施例に よる二重軸線傾動可能なるつぼの取付け構造を更に詳細に示すものである。 好ましい実施例の説明 第1図〜第3図に示すように、充填レベル4まで溶融金属が充填されたるつぼ 2は、融解ボックス6内に配置されかつ融解ボックス6の頂板10より上方に突 出する上縁部8を有している。慣用的でありかつ従来技術において良く知られて いるように、融解ボックス6は、断熱材(単独で示されてはいない)、誘導加熱 コイル36、およびるつぼ2を受け入れるキャビティ(別体として示されてはい ない)を有している。融解ボックス6は、互いに間隔を隔てて配置された1対の 片持ちアーム14を備えたホルダ12上に支持されている。片持ちアーム14は 、より詳細に後述するように、ホルダ12(および、該ホルダ12と一緒に融解 ボックス6およびるつぼ2)を、第1並進軸線18の回りおよび該軸線18から 垂直方向に間隔を隔てかつ軸線18に対して平行な第2注湯軸線20の回りで、 傾動すなわち枢動させるるつぼ傾動装置16上に取り付けられている。第1並進 軸線18と液体レベル4との間の距離は、注湯傾動軸線20とるつぼ2内の液体 レ ベル4との間の距離よりかなり大きい。 使用に際し、液体金属は、融解ボックス6(従って、該融解ボックスと一緒に るつぼ2)を、その直立「スタート」位置(第1図に実線で示す)から、「中間 」位置を通り、完全に傾斜した「最終」位置(中間位置および最終位置とも、第 1図に破線で示す)まで連続的に移動させることにより、るつぼ2から、目標物 (例えば、入口開口すなわちファンネル24を備えた金型22)上に注湯される 。これにより、液体金属は、注湯リップ(該注湯リップは、図示しないるつぼ縁 部または注ぎ口により形成できる)上を流れ、金型22ファンネル24に通じる 飛翔軌跡をもつ液体金属の流れ26を形成する。飛翔軌跡は前述の多くのファク タにより影響を受け、従って、注湯のスタートから終了に至るまで、溶融金属の 流れ26がその目標物(すなわち金型ファンネル24)に正確に命中するように 、注湯の常時再位置決めを必要とする。 飛翔軌跡の注湯リップを適正位置に移動させるため、傾動装置16を付勢して 並進軸線18の回りでホルダ12を枢動させることにより、ホルダ12を、最初 の水平方向において軸線と整合している垂直平面28に対し、矢印32で示すよ うに垂直平面28の両側に移動させる。これにより、金型ファンネル24内への 金属の流れ26の注湯を開始させかつ維持するため、るつぼ内の溶融金属レベル 4が、下方に傾斜した注湯リップ8より上方に上昇されかつ維持される。 並進軸線18と液体レベル4との間の間隔が比較的大きいため、一定の弧範囲 での並進軸線18の回りの傾動により、リップの所望の最初の水平移動(一般的 には、垂直平面28の両側に約9〜18インチの間の全範囲、本発明の好ましい 実施例では約6インチ)が引き起こされる。この傾動中のリップの僅かな垂直変 位は、後述の理由から補償される。 注湯軸線20と液体レベル4との間の距離が比較的小さいため、注湯を最初に 開始させかつ維持するための最初の垂直移動が引き起こされる。 ここで第1図〜第4図を参照すると、例えば流体的に作動される並進流体シリ ンダ34が、並進軸線18の回りでホルダ12およびるつぼ2を枢動させ、流体 モータ36等のロータリアクチュエータがホルダ12を注湯軸線20の回りで枢 動させる。流体シリンダおよび流体モータの詳細については後述する。 並進運動変換器38は、並進軸線18に対するホルダ12の水平位置フィード バックを与え、並進シリンダ34の運動を、閉ループエラー増幅器PCボード4 0およびサーボ弁42を介して制御するのに使用される。並進軸線18の回りで ホルダ12を移動させるための、閉ループエラー増幅器への他の入力が、プログ ラム可能な論理コントローラ(PLC)44により供給される。 同様に、角度変換器46は、注湯軸線20に対するホルダ12の角度位置フィ ードバックを他方の閉ループエラー増幅器48に与え、該閉ループエラー増幅器 48は、PLC44の制御下で、注湯軸線20の回りでホルダ12を移動させる 流体モータ36を、第2サーボ弁50を介して付勢する。 角度変換器46、48は、Celestco Company(7800 Deering Avenue,Canoga P ark,カリフォルニア州、91304)から市販されているワイヤ付勢変換器が好まし い。各角度変換器は、変換器のポテンショメータに連結されたワイヤ30を使用 している。注湯角度変換器46のワイヤ30は、プーリ47(該プーリは、並進 軸線18と同心状に配置されかつホルダ12と一緒に並進軸線18の回りで枢動 する)の回りで案内される。このようにして、並進軸線18の回りのホルダ12 およびるつぼ2の枢動中の注湯リップの前述の僅かな垂直運動が自動的に補償さ れる。このため、溶融金属の流れ26の飛翔軌跡の誤差(この誤差は、リップの このような比較的小さな垂直運動の結果として生じることがある)は、閉ループ ハードウェアシステムにより除去される。これにより、並進軸線18の回りでの るつぼの並進運動とは独立した、注湯軸線20の回りのるつぼ2の傾動が可能に なる。 好ましい実施例では、サーボ弁42、50は、Visual Basicを用いて開発され たMicrosoft社のWindowsソフトウェアパッケージを用いたソフトウェア制御によ り制御される。ソフトウェアは、るつぼ2の注湯角度(すなわち、注湯軸線20 の回りの傾斜角)と、るつぼ2の水平位置(すなわち、並進軸線18の回りの傾 斜角)とを同時に制御する基準信号として機能する2つの別々のプロファイルを 形成する。これらのプロファイルは、注湯の前に、PLC44にダウンロードさ れる。注湯時に、PLC44は、2つのプロファイル信号を、D/A変換器(単 独で示されてはいない)を介してエラー増幅器/ドライバPCボード40、 48に供給する。好ましい実施例では、コンピュータ52は、Windowsのプロフ ァイラソフトウェアで作動されかつタッチスクリーンPLCインターフェース5 4を有している。 本発明の好ましい実施例では、出願人の“WINPOUR”ソフトウェアは2つの主 要セクション、すなわち、任意波形のマルチポイントグラフィックスベースエデ ィタと、使用者の入力幾何学および時間パラメータに基づいた自動ボリュームエ ディタとを有している。以下に、これらを簡単に説明する。グラフィックスエディタ グラフィックスエディタは、使用者が、注湯プロファイルに関する詳細を創出 し、修正し、記憶させ、呼出し、PLC44にアップロードおよびダウンロード し、かつディスプレイするための種々のオプションを選択できるようにするメニ ューを有している。システムのファイルは、ディレクトリ“WINDPOUR”内にある 主プログラムのサブディレクトリにシステマチックに維持される。角度プロファ イルのソースファイルは、サブディレクトリ“WINPOUR\ANG”内に維持されかつ エクステント“.SRC”を有している。これらのソースファイルは、PLCが使用 できるリアルタイムデータに翻訳されかつエクステント“.RUN”を用いて同じサ ブディレクトリ内にセーブされる。リニアトランスレーションプロファイルは、 角度ファイルと同じエクステント名のコンベンションを用いてサブディレクトリ “WI-NPOUR\LIN”内に記憶される。グラフィックスエディタは次の特徴を有す る。 1)カーブフィッティング(Curve fitting) プロファイル構成中、使用者は、各プロファイルセグメントを直線(定角速度 または線速度)にするオプションを有する。或いは、セグメントの曲線円滑化を 自動的に行なうのに、キュービックスプラインフィットアルゴリズム(cubic-sp line-fit algorithm)を使用できる。 2)データビューモード プレビュー能力は、使用者が、コンパイリング前のプロファイルアピアランス を見ることを許容する。この特徴はまた、使用者が、プロファイルの数値データ を、スプレッドシート態様で見ることおよび編集することを許容する。 3)オーバーレイ能力 グラフィックスエディタは、ファイルが、見られるまたは構成されるプロファ イルと一緒にオーバーレイされることを許容する。これは、プロファイルの改善 および修正のベースとして前の結果の比較を使用することを許容する。また、こ れは、軸線方向運動の相対タイミングを比較できるようにするため、角度プロフ ァイルおよび並進プロファイルの両方を同時に見ることを許容する。 4)タイムスケーリング プロファイルデータの開発および最適ビューを容易にするためのタイムスケー ルとして幾つかのオプションを選択できる。この特徴は、既存のプロファイルか ら異なる注湯プロファイル時間を創出するため、プロファイルの圧縮および拡大 に使用することもできる。 5)コンパイラインターバルオプション 使用者は、プロファイル点間の間隔として25mSまたは50mSのいずれかを選 択できる。解像度が重要視される高速で短いプロファイルには、より短い間隔が 望まれる。データファイルをPLCでリーズナブルな長さに制限すべく、非常に 長くかつ遅いプロファイルが作られる場合には、より長い間隔が必要になる(最 大PLCプロファイル長さは、各軸線について1,000点である)。 6)PLCアップロード/ダウンロードアクセス グラフィックスエディタ上にディスプレイされるオーバーレイファイルは、使 用者が不適当な状況下でプロファイルをダウンローディングすることを防止する 安全インターロック条件にあると仮定して、目標PLCプロセッサに直接送られ る。手動制御に関連するPLCラダーのソフトウェアは、グラフィックスエディ タがその後にハードディスクにアップロードできる注湯を、PLCが「捕捉」す ることを可能にする。定ボリュームエディタ このエディタは、目標PLCにより直接使用されるか、グラフィックスエディ タで引き続き洗練される角度プロファイルおよび並進プロファイルの両方を自動 的に発生させるのに使用される。新しいプロファイルを創出するため、使用者は 、 包含されるるつぼ2、融解ボックス6および金型の幾何学的形状並びに所望の注 湯時間および最終注湯角度に関する情報を入れる。ソースファイルは、サブディ レクトリ“WINDPOUR\VOL”の名目で記憶される。PLCランファイルは、前述 の通り、“WINPOUR\ANG”および“WINPOUR\LIN”サブディレクトリの名目で記 憶される。 特徴 1)カスタム単位は、使用者が、パラメータを、種々の単位、例えばメートル 単位または英国単位で特定することを可能にする。 2)合金密度、るつぼ容量、充填体積およびウォッシュリップ角度の間の関係 をディスプレイするのに計算上の便利性がある。 3)使用者は、コンパイル時間ベース25/50mSオプションを選択できる。 上記WINPOURプロファイルパッケージは、Allen-BradIyPLC5シリーズプロ セッサ用に創出されたラダーソフトウェア(しかしながら、他のプロセッサにも 使用できる)に関連して作動する。使用者−インターフェーススクリーン(図示 せず)は、WINPOUR二重軸線注湯システムをモニタリングしかつ制御するのに使 用され、かつウォッシュリップ等を遂行するため、ローディングに有効な特定角 度および並進位置の選択、溶融温度測定、およびるつぼの自動傾動を可能にする 。また、このスクリーンは、注湯制御に関連するプロファイルデータおよびイン ターロックのリアルタイムビューイングをも可能にする。同期化された二重軸線 注湯をトリガするのに1つのボタンを使用できる。或いは、個々の軸線をトリガ すると同時に、炉の覗き窓(図示せず)に配置された「ジョイスティック」ポッ ト(単独で示されてはいない)を用いて、反対側の軸線が手動制御される。炉が 自動モードで作動されるとき、注湯プロファイル名は、他の炉制御パラメータに よりダウンロードされるべき所望の全てのプロファイルのコンピュータベース調 理(computer-based recipes)に包含される。通常、任意の所与の時間でのPL Cには、各注湯軸線についての1つのプロファイルが存在し、その名前がスクリ ーン上に表示される。各軸線は、手動操作中にPLCに記録することができる。 ま た、自動注湯から生じる変換器信号を記録することもできる。このような情報は 、炉のハードウェアが所望の運動制御を信頼性をもって遂行することを確実にす べく、アップロードされる。 PLCに作動プロファイルを記憶させると、次の長所が得られる。 1)PLC環境からの注湯の遂行は、リアルタイム制御および関連インターロ ックのための炉のハードウェアにインターフェースさせる高速で有効な方法であ る。 2)Windows環境は、特に、記憶、分析およびドキュメンテーションのための 他の便利なツールを利用できる点で、複雑なプロファイルを開発するための優れ た領域であるが、PLCにより注湯を行なわせることにより、作動中にシステム の高い信頼性が達成される。この場合には、システムは、コンピュータに頼って 高速多重タスキングを行なう必要がなくかつコンピュータの故障の被害を受ける こともない。従ってコンピュータは、データ獲得等のより多くの慣用的な仕事を 遂行できるか、炉の活動から解放された汎用ツールとして使用できる。 3)プロファイルがひとたびダウンロードされたならば、コンピュータを必要 とすることなく、同じPLC常駐プロファイル(PLC-resident profile)を再使 用できる。広範囲のパラメータ変化を必要としないシステムでは、WINPOURエデ ィタを用いて幾つかの基本プロファイルを創出し、かつこれらのプロファイルを 、最小コストシステムの「ミニライブラリ」としてPLCのファイルに保持でき る。 PLCは、上記炉のハードウェアに関連して注湯を遂行するのに有効に使用で きるけれども、WINPOURプロファイル開発ソフトウェアは、所望の実運動制御を 開発する上で優れている。時には、作動炉に送られるプロファイルを開発するた め、目標炉とは別の他に類を見ないツールとしてWINPOURソフトウェアを使用す ることは効率的である。これは、溶融金属のかなり的確な代用品として例えば水 および鋼のショットを使用して有効に行なわれる。冶金炉での製造時間は非常に 高価であるので、このアプローチは、適当な環境の下で、開発ユニットのコスト を正当化できる。 ここで、炉のハードウェアについて詳細に説明するため、第3図および第4図 を参照すると、炉56は融解チャンバ60を有し、該融解チャンバ60はハウジ ング58内にるつぼ2および融解ボックス6を保持している。ハウジング58の 前端部は扉64(第3図には示されていない)により閉じられ、該扉64は、そ の左上角部(第4図参照)に開口68を有している。円形の並進板66はるつぼ ホルダ12の一部であり、開口68を覆っている。 ここで第2図〜第6図に示すように、扉64のフランジ72には、炉扉64の 開口68と同心状の整合リング70がボルト62により取り付けられている。整 合リング70は、並進板66にボルト止めされた12個のローラベアリング76 の通路として機能する円形外周部74を有し、これにより、並進板66は並進軸 線18の回りで同心状に枢動できる。 並進板66は、炉の内部に向かって延びている管状フランジ78を有し、扉6 4の開口68から半径方向内方に間隔を隔て、かつクランプリング82の内方へ の移動(炉の内部に向かう移動)を防止するロックリング80を有している。ク ランプリング82は、複数(例えば12個)の等間隔を隔てた円形凹部88を有 し、該凹部88は、例えば黄銅のような材料で作られた圧力パッド86(該圧力 パッドは、これが整合リング70の内側面と係合するときに比較的小さな摩擦を 発生する)を受け入れる。ボルト84を緊締すると、パッド86が整合リング7 0に対して押し付けられる。ロックリング80は、ボルト84が緊締されかつこ れにより並進板66が扉64上に取り付けられると、クランプリング82の軸線 方向移動を防止する。 浮動ガスケットリング90が、整合リング70と並進板66との対向面間の環 状凹部内に配置される。ガスケットリング90は、黄銅または青銅等の、鋼に対 する低摩擦材料で作ることが好ましい。ガスケットリング90の両面には、ガス ケットリングを通る漏洩を防止し、従って炉の外部から内部をシールするための 互いに間隔を隔てた1対のOリング92を有する。 ガスケットリング90の両面で、対をなすOリング92の間には環状凹部を有 し、これらの凹部は、通気孔94で相互連結され、圧力空間93を形成する。整 合リング70には更に圧力流体通路96が設けられており、該圧力流体通路96 は圧力空間93を加圧流体源に連結する。 かくして、並進板66は、並進軸線18に対して心出しされ、整合リング70 の外周74の回りで枢動でき、かつボルト84で圧力パッド86を緊締すること により整合リング70に固定される。並進板66の枢動を可能にするには、最初 にボルト84を緊締し、次に僅かに緩めて、重なり合った圧力パッド86と、整 合リング70とガスケットリング90との間に小さな遊びすなわち小さな間隙を 生じさせるのが最良である。これらの部品間の遊びは、Oリング92が圧縮され 続けてシールを維持するようにするため、制限される。 使用に際し、真空源98が融解チャンバ60を真空引きする。これにより、第 3図に示すように、並進板66が力FVで内方に押される。これを補償しなけれ ば、この力FvによりOリング92が完全に圧縮され、ガスケットリング90に 対して作用する。Oリングの完全圧縮、およびガスケット板と整合リングと並進 板との間の好ましくない高摩擦を防止するため、オイルアキュムレータ100か らの補償オイル圧力が、圧力通路96を介して、1対のOリング92間の空間9 3に加えられる。 炉が真空引きされると、内方のOリング92の半径方向内方の並進板66の面 積A1は、圧力差PV−Pa(Pvは真空引きされた炉内部の圧力、Paは大気圧) を受ける。この圧力差によって、並進板66がガスケットリング90および炉扉 64に押し付けられる。 内方のOリング92と外方のOリング92との間の環状面積A2には、高真空 用途に適したオイルが充填される(充填中、栓103により閉鎖される通気孔1 01を介して空気が抜かれる)。また、オイルは潤滑剤として機能しかつ空気圧 源102からの空気により駆動されるオイルアキュムレータ100からの圧力PC を受け、かつオイルの圧力変化速度を緩和させるのに使用される。これにより 並進板66上に補償力FPを発生させ、この補償力FPが、真空により引き起こさ れるFVと反作用して、過度の摩擦力およびOリングの完全圧縮を防止する。必 要とされる補償圧力は、包含される2つの面積の比に直接関係する。すなわち、 (Pa−PC)=(PV−Pa)×(A1/A2) PLC44(第2図)は、この関係を用いて、補償圧力を計算しかつ劇的に制 御する。差圧ゲージ104、106はシステムの圧力センサとして機能する。圧 力ゲージ106は、この圧力にA1/A2を掛けることにより、必要な補償圧力 Pa−PCが決定される。これは、圧力ゲージ104により測定された実際の圧力 差と比較され、弁108をより多量の空気が通り得るようにしてオイルアキュム レータ100内の圧力を上昇させるか、減圧弁110を開くことによりアキュム レータ内の空気圧力を低下させる制御信号を発生させる。内方のOリングと外方 のOリングとの間の環状空間内のオイル圧力は対応して増減し、これにより、炉 の真空圧力および/または大気圧力の変化がダイナミックに補償される。空気ア キュムレータに流入しおよび該空気アキュムレータから流出する空気の流量を制 御するため、調整弁112、114を設けるのが好ましい。 ここで第3図〜第5図および第8図を参照すると、並進板66にはポートチュ ーブ116がボルト117により固定されており、かつ注湯軸線20と整合して 、並進板66の外部から融解チャンバ60内に延びている。融解チャンバ60の 内端部で、軸116には支持ブラケット124が取り付けられており、該支持ブ ラケット124から、前述の片持ちアーム14が融解チャンバ60内へと更に延 びている。第3図に最も良く示すように、融解ボックス6およびるつぼ2は片持 ちアーム14上に支持されている。 管状軸116の反対側の端部には平歯車126が取り付けられており、該平歯 車126は、流体モータ36により駆動されるスプロケット128と噛み合って 、軸116を、融解ボックス6およびるつぼ2と一緒に注湯軸線20の回りで枢 動させる。 軸120は、軸線方向に配置された冷却チャンバ130を有し、該冷却チャン バ130は、例えば管金具132を介して冷却される。また、誘導コイル136 用の電気ケーブル134が並進板66の外部から、適当な絶縁ディスク138を 通り、更に管状軸線方向120の中空内部を通って、融解ボックス6の誘導コイ ル136まで延びている。 第1図〜第4図に示すように、金属を金型22内に注湯しようとするとき、る つぼ2は、最初は、第1図に実線で示すその直立位置にある。必要とされる飛翔 軌跡データがWINPOURソフトウェアにより発生され、るつぼ2内の充填レベル4 に関するデータに基づいて、金型ファンネル24の相対位置、るつぼ2内の金属 または合金、所望の注湯速度および注湯時間等が、例えば第7図のグラフに従っ て、注湯リップの運動プロファイルを決定する。これに対応して、PLC44が 、サーボ弁42、50を制御および作動させ、流体アクチュエータ34のピスト ンロッド140を伸長または収縮させ、これによりブラケット142を介して並 進板66を枢動させて、注湯リップを金型ファンネル24に対して水平方向に位 置決めする。注湯が開始されたならば、流体モータ36の同時的作動により、注 湯軸線20の回りで管状軸120を枢動させ、るつぼ2を、第1図に破線で示す 「中間」位置へと傾動させる。これにより、るつぼ2内の液体レベルが注湯リッ プを超えるようになるまで、液体レベルに対して注湯リップを下降させ、これに より注湯が開始される。流体シリンダおよび流体モータの作動が続けられ、金型 ファンネル22内に正確に終端する溶融金属の流れの飛翔軌跡が維持されるよう に、並進軸線18および注湯軸線20の回りでるつぼホルダ12を適当に枢動さ せることにより、るつぼ2を、「最終」位置(この最終位置も、第1図に破線で 示されている)徐々に傾動させる。もちろん、注湯前および注湯中の両方におい て、融解チャンバ60内に真空が維持され、かつオイルアキュムレータ100は 、前述のように力FVと力FPとを釣り合わせるのに必要な補償圧力PCを発生さ せる。 本発明の第2実施例は、改造により、既存の炉の単一軸線注湯システムを二重 軸線注湯システムに変換するのに特に有効である。 第9図〜第11図を参照すると、第3図および第4図に関連して説明した本発 明の第1実施例と同様に、炉は融解チャンバを有し、該融解チャンバは、るつぼ および融解ボックスをハウジング(第9図に、単独で示されてはいない)内に保 持している。ハウジングの前端部は扉64で閉じられており、該扉64は、その 右上の角部(第10図参照)に円形の輪郭68を有している。本発明の第2実施 例に従って構成された円形の並進板144は、るつぼホルダ(単独で第9図〜第 11図に示されてはいない)の一部を構成しかつ開口を覆う。 第1実施例と同様に、整合リング70は炉扉の開口68と同心状であり、かつ 上記第4図および第5図に示した方法と同様な方法で、ボルトにより扉フランジ 72に取り付けられている。整合リング70の、扉64に対面する側とは反対側 の側面には、取付けリング146が、複数(例えば8個)のねじボルト148に より固定されている。スペーサブロック150が、整合リング70と取付けリン グ146との対向側面間に空間を形成している。 第11図に最も良く示すように、円形並進板66は、並進板66の並進軸線1 8の回りで同心状の円形外周部152を形成している。取付けリング146には 、ナット154により複数(例えば6個)のローラベアリング76が螺着されて おり、該ローラベアリング76が並進板66の外周部152を支持している。 前述のように黄銅のような低摩擦材料で作られた圧力パッド86が、取付けリ ング146の対応する凹部88内に受け入れられている。ボルト84を前述のよ うに緊締すると、整合リング70と並進板66との対向面間で、互いに間隔を隔 てた対をなすOリング92が取り付けられた浮動ガスケットリング90に対して 並進板66が押し付けられる。 かくして、並進板66は、前述のようにして並進軸線18の回りで枢動できる 。圧力パッド86は、並進板66を、整合リング70と確実に接触した状態に維 持しかつ対をなすOリング92間の管状空間をシールして前述のように圧力を釣 り合わせる。しかしながら、ローラベアリング76および圧力パッド86が炉扉 64の外部からアクセスできるので、この構造は、第4図および第5図に示した 構造に比べ、比較的小さなスペースで済む。 前述のように構成された流体モータ36が並進板66の外部に取り付けられて おりかつスプロケット128を有している。該スプロケット128は、ポートチ ューブ116(該ポートチューブ116は、並進板66の一部を形成しかつ第8 図に示しかつ前述したように注湯軸線20の回りで同心状である)の内部に回転 可能に取り付けられた軸120(第8図)のように、平歯車126を駆動して軸 (第10図および第11には示されていない)を傾動させる。 傾動軸線18の回りでの並進板66の傾動は、炉扉64の外部に取り付けられ た複動流体ロータリアクチュエータ156により発生される。流体ロータリアク チュエータ156は、Parker Fluid Power社のRotary Actuator Division(Wad- sworth、オハイオ州44281)から市販されている。簡単に説明すると、このよう なアクチュエータは、ラックアンドピニオン駆動装置(図示せず)を介して軸1 60を回転させる、互いに間隔を隔てた2つの流体ピストンシリンダ組立体 158を有している。軸160には歯車162がキー止めされており、該歯車1 62は、ボルト168により並進板66の外部に固定されたアーム166を備え た平歯車セグメント164と噛み合っている。 流体アクチュエータ156を付勢すると、歯車162が一方向(または他方向 )に回転される。これに対応して並進板66およびるつぼ(第10図および第1 1図には示されていない)が前述のようして傾動され、るつぼを金型に対して本 質的に水平な方向に位置決めし、その後、流体モータ36によりるつぼを傾動さ せることにより注湯を開始できるように、金型に対するるつぼのリップを適正に 位置決めする。 第10図および第11図に示す本発明の実施例は、並進軸線18に対する水平 位置フィードバックを与える並進運動変換器38を有し、該変換器38は、流体 アクチュエータ156の作動を制御するのに使用される。変換器38のポテンシ ョメータ(図示せず)にはワイヤ30の一端が取り付けられており、ワイヤ30 の他端は、歯車162にボルト止めされかつ該歯車162と一緒に回転するディ スク170に固定されている。 第10図および第11図に示す本発明の実施例は、例えば第10図および第1 1図に示すように並進軸線18がポートチューブ116内に配置されているよう な、空間が制限されている比較的小さな炉を有する既存の炉を改造するのに特に 適している。このような状況では、注湯軸線20に対するるつぼホルダの角度位 置フィードバックを与える角度変換器を使用することができない。なぜならば、 並進軸線18と同心状のプーリ(例えば、第4図に示したプーリ47)を取り付 けるスペースがないからである。並進板66が並進軸線18の回りで枢動される ときに並進板66の垂直運動を制限するように、注湯軸線20の回りの回転運動 を補償する電子回路を設けることができる。 このような補償システムは、第9図に示されている。補償システムは適当に配 置される角度変換器172を使用しており、該変換器172は、軸線間補償回路 174およびコンピュータ52のI/Oボードを有し、全ての制御信号を発生さ せると同時にプログラム可能な論理コントローラ(第2図に示すPLC44のよ うなもの)の必要性をなくすことができる。コンピュータソフトウェアは、注湯 軸線20の回りでるつぼを傾動させる流体モータ36および並進軸線18の回り でるつぼを傾動させる流体アクチュエータ156の作動を制御するのに、注湯中 にコンピュータがオンライン状態にあることを必要とするPLCプログラムに置 換される。 第10図および第11図に示す本発明の実施例は、既存の単一軸線るつぼ注湯 システムを、本発明の二重軸線注湯システムに変換するのに特に適している。こ れに必要とされることは、既存のシステムを運び出し、炉扉64に開口68を形 成し、これにドアフランジ70を取り付けることだけである。その後、第10図 および第11図に示すシステムの残部を扉の外部から組み立てれば、二重軸線注 湯システムへの炉の変換が完了する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウィットマン リチャード イー アメリカ合衆国 カリフォルニア 95482 ウキア ガイディ ヴィル ロード 3120

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.容器内の金属を、容器の注湯リップを通して、注湯リップより下に位置する 目標物に注湯する方法において、リップを超えない所与のレベルまで容器に溶 融金属を充填する工程と、溶融金属がリップを通り所望の注湯速度で目標物へ と流れるように目標物に対してリップを移動させるべく、互いに間隔を隔てた 第1軸線と第2軸線との回りで容器を傾動させる工程とを有することを特徴と する方法。 2.溶融金属が目標物に注湯される間にリップを再位置決めして、注湯中に容器 内の溶融金属の量が変化するときに所望の注湯速度を維持する工程を有する、 請求の範囲第1項に記載の方法。 3.注湯中に目標物に対してリップを再位置決めして注湯速度を変化させること により、注湯中の所望の注湯速度を変化させる工程を有する、請求の範囲第1 項に記載の方法。 4.前記傾動工程が、第2軸線の回りで容器を傾動させて、リップを通る溶融金 属の流れを開始させることからなる、請求の範囲第1項に記載の方法。 5.前記傾動工程が、第1軸線の回りで容器を回転させて、目標物に対してリッ プを最初の水平方向に移動させることからなる、請求の範囲第4項に記載の方 法。 6.前記第1軸線および第2軸線が平行である、請求の範囲第5項に記載の方法 。 7.前記第1軸線および第2軸線が垂直方向に整合している、請求の範囲第6項 に記載の方法。 8.前記第1軸線および第2軸線に対するリップの位置を連続的に検出し、位置 応答信号を発生し、該信号を使用して所望の注湯速度を維持する工程を有する 、請求の範囲第5項に記載の方法。 9.前記第1軸線の回りで容器を傾動させる工程が、リップを、約12インチま での水平距離に亘って並進移動させることからなる、請求の範囲第5項に記載 の方法。 10.前記リップを並進移動させる工程が、約30°を超えない弧に亘って、リッ プを回転移動させることからなる、請求の範囲第9項に記載の方法。 11.前記第軸1線の位置は、リップが少なくとも12インチの水平距離に亘って 移動するときに、容器内の溶融金属のレベルが約2インチを超えない範囲で変 化するように選択される、請求の範囲第9項に記載の方法。 12.前記第2軸線の回りで容器を補償量だけ傾動させることにより、第1軸線の 回りでの容器の傾動の結果としてリップの垂直位置の変化を補償する工程を有 する、請求の範囲第1項に記載の方法。 13.るつぼの注湯リップのレベルを超えないレベルまでるつぼに充填された溶融 金属を、金型の開口内に注湯する方法において、金型の開口内に注湯すべき溶 融金属の所望の速度を決定する工程と、金型を注湯リップより下に置く工程と 、互いに間隔を隔てた平行な第1軸線および第2軸線の回りでるつぼを傾動さ せることにより溶融金属が所望の速度で金型の開口内に注湯されるように金型 の開口に対して注湯リップを位置決めする工程とを有し、第1軸線はリップを 主として水平方向に移動させるように配置され、第2軸線は、リップを通して 金属を注湯できるように、リップを主として垂直方向に移動させるように配置 され、金属が所望の速度で金型の開口内に注湯されるように、第1軸線の回り の傾動工程と第2軸線の回りの傾動工程とを調和させる工程を更に有すること を特徴とする方法。 14.溶融金属がリップを通って金型の開口内に注湯される間の、るつぼ内の溶融 金属の量の変化、金型の開口に対するリップのレベルの変化、金型の開口に対 するリップの水平位置の変化、および充分な量の溶融金属が金型内に注湯され るまで所望の注湯速度を維持するためのリップの方向の変化のうちの少なくと も1つの変化の関数として、るつぼを再位置決めする工程を有する、請求の範 囲第13項に記載の方法。 15.少なくとも前記第1軸線および第2軸線の回りでるつぼを傾動させる工程中 に、るつぼ、溶融金属、注湯リップおよび金型の開口の回りに真空を発生させ る工程を有する、請求の範囲第13項に記載の方法。 16.金属が充填される容器であって、その上端部に近接する注湯リップを備えた 容器と、注湯リップが目標物より上に位置するようにるつぼを取り付けかつ互 いに間隔を隔てた平行でかつ実質的に水平な第1軸線および第2軸線の回りで の容器の傾動を可能にするホルダとを有し、前記第1軸線および第2軸線は、 注湯リップが、それぞれ、目標物に対するリップのレベルに実質的な影響を与 えることなくかなりの水平方向距離に亘って、かつ注湯リップを通る溶融金属 の注湯を開始させるための垂直方向距離に亘って移動できるように配置されて いることを特徴とする目標物に溶融金属を注湯する装置。 17.溶融金属を所望速度で目標物に注湯すべく容器を第1軸線および第2軸線の 回りで傾動させる相対傾動弧を決定するための制御手段と、所望速度で目標物 に溶融金属を注湯するためのそれぞれの傾動弧に亘って第1軸線および第2軸 線の回りで容器を傾動させるべく、ホルダおよび前記制御手段に連結された手 段とを有する、請求の範囲第16項に記載の装置。 18.前記容器および目標物を包囲するチャンバと、該チャンバに真空を供給する 手段とを有する、請求の範囲第16項に記載の装置。 19.前記容器が、加熱可能なるつぼからなる、請求の範囲第16項に記載の装置 。 20.前記目標物が金型からなり、該金型は、溶融金属が注湯される開口を備えて いる、請求の範囲第16項に記載の装置。 21.前記目標物および容器を包囲するハウジングを有し、前記ホルダが、第1軸 線の回りで回転できるようにハウジングに回転可能に取り付けられた第1部材 と、第2軸線の回りで回転できるように第1部材に回転可能に取り付けられた 第2部材と、第2部材に容器を取り付ける手段とを有する、請求の範囲第16 項に記載の装置。 22.前記制御手段は、注湯リップの瞬間位置を決定すべく第1部材および第2部 材の相対傾斜位置をモニタリングするための、それぞれ、第1回転可能部材お よび第2回転可能部材に連結された第1位置変換器および第2位置変換器を有 する、請求の範囲第17項に記載の装置。 23.前記制御手段は、第1軸線の回りでの容器の傾動の結果としての注湯リップ の相対垂直位置の変化を補償する補償手段を有する、請求の範囲第22項に記 載の装置。 24.前記ハウジングに真空を供給する手段を有し、ハウジングは開口を有し、第 1部材は、前記開口上に横たわりかつハウジングに対してシール態様で回転可 能に取り付けられた板と、ハウジング内の真空により引き起こされる、ハウジ ングに板を押し付ける力に対向作用する力を発生させるための、ハウジングお よび板に連結された手段とを有する、請求の範囲第21項に記載の装置。 25.前記第1軸線に対して同心状に環状空間内に配置される浮動シールリングに より形成される、前記板とハウジングとの対向面間内のシールを有する、請求 の範囲第24項に記載の装置。 26.前記浮動シーリングは、前記空間内に配置された、互いに間隔を隔てた同心 状の第1シールリングおよび第2シールリングを有し、前記力に対向する手段 は、シールリング間の空間の一部に、板をハウジングに対して押し付ける力と 実質的に等しい力を発生させるべく加圧された流体媒体を受け持たせる手段を 有する、請求の範囲第25項に記載の装置。 27.前記第1手段は、板と、該板を第1軸線の回りで回転できるようにハウジン グに取り付ける手段とを有し、第2部材は容器を支持する支持手段を有し、該 支持手段が、ハウジングの内部から板の開口を通ってハウジングの外部まで延 びており、前記第1手段は更に支持手段を有し、該支持手段は、第2軸線の回 りで支持手段の相対回転運動ができるように、支持手段を板に取り付ける、請 求の範囲第21項に記載の装置。 28.前記支持手段は、ハウジングの内部から外部まで延びている管状導管と、容 器を加熱する電力を容器に供給するための、管状導管を通って延びている手段 とを有する、請求の範囲第27項に記載の装置。 29.前記ハウジングは、第1軸線と同心状の円形トラックを形成する手段と、板 に取り付けられたトラッキング手段とを有し、該トラッキング手段は、第1軸 線の回りで回転移動ができるように板を同心状に案内するための円形トラック と係合している、請求の範囲第27項に記載の装置。 30.前記板は、第1軸線と同心状の円形トラックを形成する手段と、ハウジング に取り付けられたトラッキング手段とを有し、該トラッキング手段は、第1軸 線の回りで回転移動ができるように板を同心状に案内するための円形トラック と係合している、請求の範囲第26項に記載の装置。
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