JPH091328A - 立上げ管の溶接方法及びその装置 - Google Patents

立上げ管の溶接方法及びその装置

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JPH091328A
JPH091328A JP7149272A JP14927295A JPH091328A JP H091328 A JPH091328 A JP H091328A JP 7149272 A JP7149272 A JP 7149272A JP 14927295 A JP14927295 A JP 14927295A JP H091328 A JPH091328 A JP H091328A
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welding
pipe
welding torch
torch
groove
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JP7149272A
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Koji Ishiwatari
幸二 石渡
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 立上げ管の溶接方法及びその装置に係り、溶
接開先の形状変化に対する追従性を高め、狭隘部におけ
る自動化を容易にする。 【構成】 立上げ管の管軸上に基準部を設定して、該基
準部に溶接トーチを各方向に移動可能に配し、溶接トー
チの先端位置に基づいて溶接開先の位置を検出し、溶接
トーチを旋回させるとともに、溶接トーチを溶接開先の
形状変化に対して追従させながら溶接を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、立上げ管の溶接方法及
びその装置に係り、特に、容器の下鏡部に対して立上げ
状態に配される立上げ管の溶接技術に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】原子力発電関連施設あるいは火力発電プ
ラントや化学プラント等で使用されている容器の下鏡部
には、管状体が貫通状態及び立上げ状態に設けられる場
合がある。
【0003】例えば、特開昭63−072831号、実
開平 2−044960号、特開平2−154145
号、実開平 3−119755号、特開平 6−033
137号には、沸騰水型原子炉における原子炉圧力容器
の下鏡部に、制御棒駆動機構用のハウジング等の管状体
や各種センサの信号伝達のための小口径管を溶接により
貫通状態に取り付ける技術、小口径管の内部を検査する
技術、小口径管の取り付け箇所の強度向上を図る技術等
が紹介されている。
【0004】図9は、沸騰水型原子炉に立上げ状態に配
される管状体の例を示すもので、原子炉圧力容器(容
器)1の下鏡部に形成される配管貫通用穴2を経由し
て、容器貫通管(貫通管)3が貫通しているとともに、
容器1の内表面に立上げ状態にスタブチューブ(立上げ
管)4が配され、貫通管3の外周面と立上げ管4におけ
る上縁部との間や、立上げ管4の下縁部と容器1の内表
面との間が、それぞれ溶接部5によって一体化されてい
る。
【0005】一方、特公平3−2586号公報には、管
状体を突き合せ状態に溶接する技術に関連して、溶接ト
ーチの位置をロータリエンコーダやポテンショメータに
よって検出するとともに、管状体の管軸のたおれ量を検
出器により検出して、管軸のたおれを防止しながら管状
体を自動溶接する方法が記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図9に示すよ
うに、立上げ管4にあっては、容器1の内表面が、下鏡
部の部分で凹面状になっていることに起因して、傾斜状
態の溶接部5を形成する必要があり、加えて、立上げ管
4が複数配される場合には、立上げ管4の位置によって
傾斜状態が変化するため、上述した特公平3−2586
号公報の技術の適用が困難であり、溶接作業性が低下す
るものとなる。
【0007】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
ので、以下の目的を達成するものである。 立上げ管の溶接部における溶接開先の形状変化に対し
て溶接機の追従性を確保すること。 立上げ管が狭隘部に配される場合にあって溶接作業の
自動化を図ること。 溶接精度の向上を図ること。
【0008】
【課題を解決するための手段】立上げ管の管軸上に基準
部を設定して、該基準部に溶接トーチを各方向に移動可
能に配し、溶接トーチの先端位置に基づいて溶接開先の
位置を検出して、溶接トーチの向き及び位置を管軸方向
と半径方向と旋回方向との各移動の組み合わせにより、
溶接開先の形状変化に対して設定させながら、溶接開先
に沿って周方向の溶接を行なう技術が採用される。溶接
トーチにあっては、多節リンク構造のマニピュレータを
適用して、各リンク部分の回転角の検出機能により求め
た各所の回転角に基づいて、溶接トーチの向き及び先端
位置を算出し、溶加材供給手段により溶接トーチの先端
位置に溶加材を供給して溶接部を形成する。基準部にあ
っては、立上げ管の円筒面が利用される。
【0009】
【作用】装置の中心を立上げ管の管軸上に配して、溶接
トーチを旋回させるとともに、溶接トーチを管軸方向及
び半径方向に対して移動させることにより、溶接位置へ
の対応がなされる。旋回中心を設定する場合に、立上げ
管の円筒面が基準部として利用される。溶接トーチの先
端位置を検出しながら、溶接開先に対する溶接トーチの
先端位置の設定を行なうことにより、溶接開先の形状変
化が大きい場合にあっても、溶接開先に沿った溶接作業
が実施される。マニピュレータの適用により、各リンク
部分の回転角の検出機能を利用して溶接トーチの先端の
位置が求められ、溶接箇所の位置の設定と移動とが行な
われるとともに、溶接トーチの先端位置に溶加材が供給
されて、自動作業により溶接部が形成される。
【0010】
【実施例】以下、図1ないし図8に基づいて、本発明に
係る立上げ管の溶接方法及びその装置の一実施例につい
て説明する。
【0011】図1は、沸騰水型原子炉における原子炉圧
力容器(容器)1の下鏡部の内表面1aに、配管貫通用
穴2と位置合わせ状態にスタブチューブ(立上げ管)4
を溶接する場合の一実施状況を示している。図1にあっ
て、符号Lは管軸、4Sは基準部、10は溶接装置、1
1は支持ブラケット、12は軸受け、13は旋回手段、
14は昇降手段、15は水平移動手段、16はトーチ向
き設定手段、17はマニピュレータ、18は溶接トー
チ、19は溶加材供給手段、20は溶加材、21は吊持
具である。
【0012】前記立上げ管4は、容器1の下鏡部の内表
面1aに、仮止め溶接部5aによって立設されるもので
あるが、図1に示すように、例えば傾斜状態の内表面1
aの形状に合わせて下端部が傾斜状態に加工され、スポ
ット状等の仮止め溶接部5aを複数箇所に形成する等に
より倒れないように、かつ管軸Lを配管貫通用穴2の中
心と一致させた鉛直状態に取り付けられる。なお、図2
に示すように、立上げ管4は、内表面1aの複数箇所
に、間隔を空けて配されるとともに、その回りに他の小
口径管6が介在する条件が付加される場合もある。
【0013】前記基準部4Sは、立上げ管4の内外周面
が図3に示すように円筒状であり、かつ管軸Lの回りに
同心円状に配されるとともに、上端面が管軸Lに対して
直交状態となるように加工されていることを利用して、
上端部に設定される。
【0014】また、溶接部5を形成するための溶接開先
4aにあっては、図1及び図4に示すように、内表面1
aを利用しているとともに、高さ(開口幅)Wが全周に
わたって一定となるように設定される。
【0015】したがって、一つの立上げ管4の配置箇所
における内表面1aが傾斜角αで傾斜している場合、溶
接開先4aの最下位の部分を0度、最上位の部分を18
0度とすると、90度及び270度,0度,180度の
各溶接開先4aは、下述するように設定される。
【0016】90度及び270度位置では、図5に示す
ように、内表面1aが水平になるために、管壁の厚さ:
T,溶接開先角度:Kとすると、 W=T・tanK ……(1) の関係から、 K=tan-1(W/T) ……(2) を満足するように溶接開先加工を行なうようにすればよ
い。
【0017】0度位置では、図6に示すように、内表面
1aが傾斜角αで傾斜しているために、 Wu=W−Wd ……(3) Wu=W−T・tanα ……(4) の関係から、 β=tan-1{(W−T・tanα)/T}……(5) を満足するように溶接開先加工を行なうようにすればよ
い。
【0018】180度位置では、図7に示すように、内
表面1aが傾斜角αで傾斜しているために、 H=T・tan(α+δ)……(6) また、 H=W+Wd ……(7) であるから、 (α+δ)=tan-1{(W+T・tanα)/T}……(8) を満足するように溶接開先加工を行なうようにすればよ
い。
【0019】以下、前記溶接装置10の詳細について説
明する。該溶接装置10にあっては、立上げ管4が円筒
面をなすことを利用して、例えばその上端部を基準部4
Sとして設定し、該基準部4Sに対して図1に示すよう
に搭載されるものであり、基準部4Sに対して管軸Lと
中心を合わせてボルト止め等により取り付けられる支持
ブラケット11と、該支持ブラケット11に軸受け12
を介して支持される旋回手段13と、該旋回手段13に
対して旋回可能に支持される昇降手段14と、該昇降手
段14に対して昇降可能に支持される水平移動手段15
と、該水平移動手段15に対して水平移動可能に支持さ
れるトーチ向き設定手段16と、該トーチ向き設定手段
16に対して水平回転可能に支持されるマニピュレータ
17と、該マニピュレータ17に対して各方向に移動可
能に支持される溶接トーチ18と、水平移動手段15と
同様に昇降手段14に支持される溶加材供給手段19と
を有している。なお、溶加材供給手段19には、溶接ト
ーチ18の先端まで溶加材20が繰り出し可能に支持さ
れ、水平移動手段15等には、溶接装置全体を吊持する
ための吊持具21が配される。
【0020】そして、旋回手段13やトーチ向き設定手
段16には、回転駆動を行なうためのモータや減速機が
配され、昇降手段14や水平移動手段15には、例えば
モータ等の駆動源や回転運動を直線運動に変換するため
のボールねじ機構等が配され、さらに、これらの回転角
や移動量をエンコーダ等により検出し得る機能を有する
ものが適用される。マニピュレータ17にあっては、例
えば多節リンク構造とされ、各リンク部分にエンコーダ
等の回転角の検出機能を有して、これら検出機能により
求めた各所の回転角に基づいて、溶接トーチ18の向き
及び先端位置がどのような状況であるかを演算及び検出
し得るものが適用される。かつ、旋回手段13等の適宜
位置(図1例にあっては軸受け12の上面)には、一つ
の立上げ管4に対する取り付け時の水平レベルを検出す
るために、水準器等の機能を有する水平レベル検出手段
22が配される。
【0021】以下、立上げ管の溶接方法及びその装置の
作動によって、溶接部5を形成する場合について説明す
る。
【0022】前述したように、容器1の下鏡部の内表面
1aに、立上げ管4を手作業で仮止め溶接部5aを形成
する方法等によって、容易に倒れない程度の立設状態に
配しておいて、基準部4Sに支持ブラケット11を嵌め
込んでボルト止めする等により装置全体の中心を管軸L
と一致させた鉛直状態に取り付ける。
【0023】基準部4Sに溶接装置10を搭載すると、
溶接トーチ18は、旋回手段13による管軸Lを中心と
する水平旋回駆動と、昇降手段14による管軸Lに平行
な昇降と、水平移動手段15による管軸Lの放射方向の
移動(半径方向の移動)と、トーチ向き設定手段16に
よる溶接トーチ18の向き(水平回転方向)の設定と、
マニピュレータ17による微小移動の組み合わせによっ
て各方向に移動可能になるとともに、これらの移動に基
づく位置検出がなされる。
【0024】したがって、溶接開先4aが、図1、図5
ないし図7に示すように、大きな形状変化をしている場
合にあっても、溶接トーチ18の先端の向きや上下,旋
回,半径方向の位置が逐次検出される。例えば図8
(a)に示すように、マニピュレータ17が立上げ管4
の内面から半径方向にRだけ離間した状態で、矢印Aで
示すように、溶接トーチ18の先端を内側の溶接開先4
aに向けた場合、溶接トーチ18の先端が溶接開先4a
の底部に対向している位置や接触している位置を検出し
得るものとなる。そして、図8(b)に矢印Bで示すよ
うに、溶接トーチ18の先端を下向きとした場合、溶接
トーチ18の先端が内表面1aに対向している位置や接
触している位置を検出し得るものとなり、溶接トーチ1
8の高さ等の位置制御に加えて、立上げ管4が傾斜した
場合等にあっても、前述した特公平3−2586号公報
の技術の応用により、姿勢の変化を検出し得るものとな
る。
【0025】このような溶接トーチ18の向きや位置検
出を行ないながら、旋回手段13,昇降手段14,水平
移動手段15,トーチ向き設定手段16及びマニピュレ
ータ17の機能を利用して、位置等の検出と誘導とをし
ながら、溶接トーチ18を溶接開先4aの周方向に沿っ
て移動させ、溶接トーチ18への給電や溶加材供給手段
19の作動による溶加材20の供給を付加し、かつ溶接
トーチ18の先端の位置に基づいて、立上げ管4の管軸
Lの傾斜が検出された場合にあっては、傾斜の反対側に
溶接箇所を変更することにより、溶接金属の固化時の収
縮作用を利用して、傾斜状態を修正する溶接が行なわれ
る。この場合の傾斜の検出は、水平レベル検出手段22
によってなされる。
【0026】なお、小口径管6の近傍位置を溶接する際
には、溶接トーチ18の向きを斜めにして、溶接作業を
継続することができる。また、溶接トーチ18の位置を
ずらす場合において、例えば図8(a)に矢印Aで示す
角度を保持したまま溶接開先4aから遠ざける際には、
水平移動手段15による半径外方向の移動と、昇降手段
14による若干の下方向への移動との合成によって行な
われる。
【0027】一つの立上げ管4の溶接作業の終了後、他
の立上げ管4の溶接作業が実施されることになるが、こ
の場合にあっても、立上げ管4を仮止め溶接部5aによ
り立設状態に保持した後、溶接装置10を移し変えて、
溶接トーチ18の先端の向き、角度、位置等を検出しな
がら、立上げ管4の設置箇所における容器1の内表面1
aの傾斜に合わせて、自動溶接作業が行なわれる。
【0028】〔他の実施態様〕本発明にあっては、以下
の技術を包含するものである。 a)原子炉圧力容器以外の容器1に対して適用するこ
と。 b)立上げ管4が小径である場合等において、外周面を
利用して溶接装置10を取り付けること。
【0029】
【発明の効果】本発明に係る立上げ管の溶接方法及びそ
の装置によれば、以下の効果を奏する。 (1) 立上げ管に基準部を設定して、該基準部に溶接
トーチを各方向に移動可能に配し、溶接トーチの先端位
置に基づいて溶接開先の位置を検出するとともに、溶接
トーチを溶接開先に沿って移動させながら溶接作業を行
なうものであるから、立上げ管の位置によって傾斜状態
が変化する場合にあっても、適用性を高めて溶接作業性
を確保することができる。 (2) 溶接トーチを立上げ管の管軸の回りで、管軸方
向と半径方向と旋回方向との各移動の組み合わせによっ
て溶接開先の形状変化に対して移動させるものであるか
ら、立上げ管が複数配される場合や溶接開先の傾斜状態
が変化する場合にあっても、溶接作業を高い精度で効率
よく実施することができる。 (3) 溶接トーチの先端で溶接開先の形状変化を検出
することにより、溶接開先の形状変化に対する追従性を
高め、溶接作業の自動化を図ることができる。 (4) 立上げ管が狭隘部に配される場合にあっても、
溶接作業の自動化を図ることができる。 (5) 溶接トーチを多節リンク構造のマニピュレータ
で支持することにより、制御性を高めることができる。 (6) 基準部として、立上げ管の円筒面を利用するこ
とにより、溶接トーチの回転中心の設定を容易に行なう
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る立上げ管の溶接装置の一実施例を
示す正断面図である。
【図2】図1に示す立上げ管の溶接装置の設置状況を示
す平断面図である。
【図3】図1に示す立上げ管の平断面図である。
【図4】図1に示す立上げ管の溶接開先の正断面図であ
る。
【図5】図4に対して角度を90度変えた方向の溶接開
先の状況を示す側断面図である。
【図6】図4の右側の溶接開先の詳細を示す正断面図で
ある。
【図7】図4の左側の溶接開先の詳細を示す正断面図で
ある。
【図8】図1の溶接トーチによる位置の検出状況を示す
正断面図である。
【図9】沸騰水型原子炉における原子炉圧力容器の下鏡
部に配される小口径管の例を示す正断面図である。
【符号の説明】
1 容器(原子炉圧力容器) 1a 内表面 2 配管貫通用穴 4 立上げ管(スタブチューブ) 4S 基準部 4a 溶接開先 5 溶接部 5a 仮止め溶接部 6 小口径管 10 溶接装置 11 支持ブラケット 12 軸受け 13 旋回手段 14 昇降手段 15 水平移動手段 16 トーチ向き設定手段 17 マニピュレータ 18 溶接トーチ 19 溶加材供給手段 20 溶加材 L 管軸

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 立上げ管(4)の管軸(L)上の基準部
    (4S)に溶接トーチ(18)を各方向に移動可能に配
    する工程と、溶接トーチの先端位置に基づいて溶接開先
    (4a)の位置を検出する工程と、溶接トーチを管軸方
    向と半径方向と旋回方向との組み合わせにより溶接開先
    の形状変化に対して追従させながら溶接開先に沿って周
    方向の溶接を行なう工程とを有することを特徴とする立
    上げ管の溶接方法。
  2. 【請求項2】 溶接トーチ(18)を多節リンク構造の
    マニピュレータ(17)に支持させ、各リンク部分の回
    転角の検出機能により求めた各所の回転角に基づいて溶
    接トーチの先端位置を設定することを特徴とする請求項
    1記載の立上げ管の溶接方法。
  3. 【請求項3】 基準部(4S)を、立上げ管(4)の円
    筒面により設定することを特徴とする請求項1または2
    記載の立上げ管の溶接方法。
  4. 【請求項4】 立上げ管(4)の管軸(L)上の基準部
    (4S)に各方向に移動可能に配される溶接トーチ(1
    8)と、該溶接トーチの先端位置に基づいて溶接開先
    (4a)の位置を検出し溶接トーチを溶接開先の形状変
    化に対して追従させながら溶接開先に沿って周方向の溶
    接を行なうマニピュレータ(17)とを具備することを
    特徴とする立上げ管の溶接装置。
  5. 【請求項5】 基準部(4S)が、立上げ管(4)の円
    筒面により設定されることを特徴とする請求項4記載の
    立上げ管の溶接装置。
  6. 【請求項6】 基準部(4S)に、溶接トーチ(18)
    の先端位置に溶加材(20)を供給する溶加材供給手段
    (19)が搭載されることを特徴とする請求項4または
    5記載の立上げ管の溶接装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011085508A (ja) * 2009-10-16 2011-04-28 Toshiba Corp 遠隔溶接装置および遠隔溶接方法
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