JPH09141436A - 自動溶接設備および溶接方法 - Google Patents

自動溶接設備および溶接方法

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JPH09141436A
JPH09141436A JP29722995A JP29722995A JPH09141436A JP H09141436 A JPH09141436 A JP H09141436A JP 29722995 A JP29722995 A JP 29722995A JP 29722995 A JP29722995 A JP 29722995A JP H09141436 A JPH09141436 A JP H09141436A
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welding
welded
moving
along
axis
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JP29722995A
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English (en)
Inventor
Takao Otsuka
隆夫 大塚
Morihiko Osawa
守彦 大澤
Kenji Maehara
健治 前原
Masahiro Koyama
正洋 小山
Hitoshi Ihara
等 伊原
Teruo Tsuji
輝夫 辻
Shunzo Murakami
俊三 村上
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Hitachi Zosen Corp
Original Assignee
Hitachi Zosen Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動溶接装置74では、これをノズル72の
フランジ面75に設置するものであるため、溶接作業が
終了するたびに自動溶接装置74をフランジ面75から
取外し、次のノズル72溶接場所まで移動させて設置し
直すといった作業が必要であるため、作業能率が悪い。 【解決手段】 被溶接物1内をその軸心5に沿って移動
自在なブーム12と、このブーム12の端部に設けられ
て溶接トーチ20を有した溶接装置4とから構成され、
この溶接装置4が、溶接トーチ20を被溶接物1と溶接
物3との溶接線21に沿って移動させるための移動装置
22を備え、ブーム12は被溶接物1の外部に設けた摺
動案内体11に支持した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、熱交換器
や厚肉圧力容器などに取付けられるノズルを本体に溶接
するための溶接設備および溶接方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、熱交換器や厚肉圧力容器などで
は、これら本体の側部に開口部を形成し、この開口部に
は、例えば流体供給用として用いるノズルを溶接してい
る。
【0003】そして従来、ノズルを本体に溶接するに
は、作業者が手作業で行う場合と、図4に示すように、
本体70の開口部外周71とノズル72の溶接部外面7
3に開先を設け、自動溶接装置74をノズル72のフラ
ンジ面75に設置して自動的に行う場合がある。
【0004】そして、自動溶接装置74を用いて溶接す
る場合は、一個のノズル72に対し溶接作業が終了する
と、クレーンなどの揚重設備(図示せず)で自動溶接装
置74を次のノズル72溶接場所まで移動させて、その
ノズル72のフランジ面75に設置し直し、本体70と
ノズル72とを溶接するといった作業を繰り返すことに
よって行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術におい
て、作業者が手作業でノズル72を溶接する場合、本体
70の径が大きくなると、高所での作業となるため危険
である。
【0006】また自動溶接装置74を用いて行う場合
は、自動溶接装置74をノズル72のフランジ面75に
設置するものであるため、溶接作業が終了するたびに自
動溶接装置74をフランジ面75から取外し、次のノズ
ル72溶接場所まで移動させて設置し直すといった作業
が必要であるため、作業能率が悪いという課題がある。
【0007】そこで本発明は、上記課題を解決し得る自
動溶接設備および溶接方法の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明における課題を解
決するための手段は、被溶接物内をその軸心に沿って移
動自在な移動部材と、この移動部材の端部に設けられて
溶接トーチを有した溶接装置とから構成され、この溶接
装置が、溶接トーチを被溶接物と溶接物との溶接線に沿
って移動させるための移動装置を備え、移動部材は被溶
接物の外部に設けた支持装置に支持され、移動装置は、
溶接トーチを鉛直軸回りに溶接線に沿って回転させるた
めの回転軸と、溶接トーチを回転軸に沿って溶接線に対
して昇降させるための昇降部材と、溶接トーチを水平方
向に移動させるための水平移動部材とから構成されたも
のである。
【0009】そして溶接トーチを支持した移動部材を、
溶接トーチが筒状の被溶接物に形成した開口部まで到達
するよう被溶接物の軸心に沿って挿入し、溶接トーチを
被溶接物とその開口部に設置した溶接物との溶接線に沿
って移動させることにより、被溶接物に溶接物を溶接す
るもので、筒状の被溶接物の周方向に離間して形成した
複数の開口部を有する場合は、回動装置により被溶接物
をその軸心回りに回転させて所定の開口部を被溶接物の
下位に位置させ、溶接トーチを支持した移動部材を、溶
接トーチが所定の開口部まで到達するよう被溶接物の軸
心に沿って挿入し、溶接トーチを被溶接物とその開口部
に設置した溶接物との溶接線に沿って移動させて溶接
し、続いて、別の開口部が下位に位置するよう被溶接物
をその軸心回りに回転させ、溶接物と別の開口部に設置
した溶接物との溶接線に沿って溶接トーチを移動させて
溶接するといった動作を順次繰り返すことにより、被溶
接物に溶接物を溶接する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて説明する。本発明の実施の形態に係る溶接
設備は、図1〜図3に示すように、筒状の被溶接物(例
えば熱交換器や厚肉圧力容器)1に形成した円形の開口
部2に対し、溶接物(例えば流体供給に用いられるもの
で、以下「ノズル」と称す)3を被溶接物1の内側から
溶接するためのものである。
【0011】そして本発明の実施の形態に係る溶接設備
は、後述の溶接装置4を被溶接物1内でその水平軸心5
に沿って水平方向に移動させるためのマニプレータ6を
有し、このマニプレータ6は、基部7の所定位置(例え
ば、被溶接物1の外方で被溶接物1の製造ライン途上)
に設置された基台8と、この基台8に立設した脚10の
上部に配置された箱状の摺動案内体(支持装置の一例)
11と、この摺動案内体11に摺動自在に内嵌する移動
部材(以下「ブーム」と称す)12とから構成されてい
る。
【0012】図2に示すように、前記摺動案内体11内
の先端下隅部には、ブーム12の底面に形成したラック
14に噛合して回転するピニオン16が軸受けを介して
内装支持され、摺動案内体11の他の三箇所の隅部で摺
動案内体11の幅方向に、ブーム12を上面および下面
で案内支持するローラ13が軸受けを介して支持され、
また摺動案内体11の側部にはピニオン16の支軸16
aを駆動するための駆動モータ17が設置され、支軸1
6aの一側と駆動モータ17の駆動軸とは図示しないク
ラッチを介して連結され、摺動案内体11には、駆動モ
ータ17の駆動軸とピニオン16の支軸16aとを連結
離反させるためのクラッチレバー18が設けられ、また
支軸16aの他側には、ピニオン16を手動で回転させ
るためのハンドル15が取付けられている。
【0013】この構成によれば、駆動モータ17を駆動
することにより自動的にブーム12を被溶接物1内でそ
の水平軸心5に沿って水平方向に移動させることがで
き、またハンドル15を回転させることにより手動でブ
ーム12を移動させることができる。
【0014】そしてこのブーム12の先端部に、溶接装
置4の溶接トーチ20が、これを被溶接物1と溶接物3
との円形の溶接線21に沿って移動させるための移動装
置22を介して取付けられている。
【0015】この移動装置22は、ブーム12の先端上
部を切欠いて形成した凹部の設置面12aに,取付け部
材23を介して取付けた縦軸部材24と、この縦軸部材
24にその上下端部を挟持する挟持片25を介して縦軸
部材24の軸心回りに旋回自在に支持された上部昇降支
持体26と、この上部昇降支持体26に、その側面に上
下方向に形成した上部昇降レール27を介してラックピ
ニオン機構などにより昇降可能に支持された上部昇降体
28と、この上部昇降体28の先端部に軸受け部材30
を介して鉛直軸心31a回りに回転自在に支持された回
転軸31と、この回転軸31をその鉛直軸心31a回り
に回転させるための回転装置32と、回転軸31の下部
に、その鉛直軸心31aに直交する水平方向に配置され
た取付け部材33を介して取付けられた水平動支持部材
34と、この水平動支持部材34の先端面に鉛直方向に
取付けられた下部昇降支持体35と、この下部昇降支持
体35に、その側面に形成した下部昇降レール36を介
して昇降自在に取付けられた下部昇降体37とから構成
され、この下部昇降体37に、ウィービング装置38を
介して前記溶接装置4が支持されている。
【0016】そしてこの溶接装置4は、溶接トーチ20
と、回転軸31の途中に取付けられて溶接トーチ20の
先端部にフィラーワイヤ40を供給するためのワイヤ供
給装置41とから構成されている。
【0017】前記上部昇降支持体26は、図示しない旋
回装置によって、縦軸部材24の鉛直軸心24a回りに
旋回自在に構成されている。前記回転装置32は、上部
昇降体28の上面に設置された回転駆動モータ42と、
この回転駆動モータ42の駆動を回転軸31の上端部に
嵌合したギヤ43に伝達するための伝達機構44とから
構成されている。
【0018】前記水平動支持部材34の端面には、水平
移動用モータ45が設置され、この水平移動用モータ4
5の駆動軸には水平動支持部材34に内装した水平ボー
ルねじ49が連結され、この水平ボールねじ49に前記
下部昇降支持体35が取付けられ、水平動支持部材34
の下方には、下部昇降支持体35の被案内片46が摺動
自在に嵌合して下部昇降支持体35の水平方向への移動
を案内する水平案内杆47が配置されている。
【0019】また、この下部昇降支持体35の上面には
昇降用モータ48が設置され、この昇降用モータ48の
駆動軸には下部昇降支持体35に内装した鉛直ボールね
じ50が連結され、この鉛直ボールねじ50に前記下部
昇降体37が取付けられ、下部昇降支持体35の側方に
は、下部昇降体37の被案内片51が摺動自在に嵌合し
て下部昇降体37を上下方向に案内する昇降案内杆52
が配置されている。
【0020】さらに、前記回転軸31の下端部には、溶
接トーチ20の回転中心の心出しを行うためのセンター
治具53が、回転軸31に同心に取付けられている。上
記移動装置22の構成によれば、センター治具53が、
溶接物3に仮止めしたノズルセンターリング65の中心
孔66のほぼ上方に一致するまで、ブーム12を被溶接
物1内でその水平軸心5に沿って移動させるとともに、
旋回装置を駆動して回転軸31を縦軸部材24の鉛直軸
心24a回りに旋回することによりセンター治具53を
ノズルセンターリング65の中心孔66に一致させて溶
接線21の中心を決定する。
【0021】そして、ラックピニオン機構を駆動して上
部昇降体28を昇降させることにより溶接トーチ20の
概略高さ位置を決定し、水平移動用モータ45を駆動す
ることにより溶接トーチ20を水平方向に移動させて溶
接線21の径方向の位置決めをし、昇降用モータ48を
駆動することにより溶接トーチ20の高さ位置を正確に
調節し、溶接トーチ20の先端部を、溶接線21に位置
合わせする。
【0022】次に、回転駆動モータ42を駆動すること
により、溶接トーチ20が回転軸31回りに回転し、溶
接トーチ20の先端部は、被溶接物1と溶接物3との溶
接線21に沿って円上を移動する。
【0023】ところで、本発明の実施の形態における溶
接設備は、図3に示すように、被溶接物1をその周面下
部で、水平軸心5回りに回転自在に支持するためのター
ニングローラ装置54を備えている。
【0024】そして図示したように、このターニングロ
ーラ装置54は、基部7の所定位置に設置される支持台
55と、この支持台55の両端部に軸受け56を介して
回転自在に支持されたボールねじ57と、このボールね
じ57の一端側に設けられてボールねじ57を駆動する
ための駆動モータ58と、この駆動モータ58の駆動軸
とボールねじ57とを連結するための伝達歯車機構59
と、ボールねじ57に螺合した一対のナット部材60の
それぞれに取付けられた回転用モータ61と、各ナット
部材60に取付けられた支持台55に支軸を介して鉛直
面内で回転自在に支持されるとともに、被溶接物1をそ
の下部両側で支持する一対の支持ローラ62とから構成
されている。
【0025】なお、回転用モータ61の駆動軸と支持ロ
ーラ62の支軸とは、図示しない伝達手段によって連結
され、また、ボールねじ57の他端には、ボールねじ5
7を手動で回転させるためのハンドル63が取付けられ
ている。
【0026】そして上記の構成を有したターニングロー
ラ装置54は、被溶接物1の長さ方向に所定距離だけ離
間して複数組設けられ、被溶接物1をその長さ方向で支
持するものである。
【0027】このように構成した各ターニングローラ装
置54において、回転用モータ61を駆動すると、その
回転力が支持ローラ62に伝達され、支持ローラ62に
支持した被溶接物1を、その水平軸心5回りに回転させ
ることができる。
【0028】また駆動モータ58を駆動することによ
り、ナット部材60がボールねじ57に沿って水平方向
に移動し、これに伴って支持ローラ62が水平方向に接
近離間するので、支持ローラ62どうしの離間幅を変更
して、被溶接物1の径に対応して支持することができ
る。
【0029】次に、上記溶接設備を用いて、被溶接物1
の開口部2に溶接物3を、被溶接物1の内側から溶接す
る方法を説明すると、まず、複数(例えば3個)の被溶
接物1どうしを水平軸心5方向に突き合わせて接合する
とともに、被溶接物1をターニングローラ装置54の支
持ローラ62で支持し、また被溶接物1の開口部2に溶
接物3を仮り止めする。
【0030】続いて、上記のようにブーム12を移動さ
せて、センター治具53を、ノズルセンターリング65
の中心孔66に一致させる。そして、溶接トーチ20の
先端が、溶接線21上に合致するよう上記のように移動
装置22を駆動し、また溶接装置4を駆動して溶接トー
チ20を回転軸31回りに回転させ、溶接線21を被溶
接物1の内側から溶接する。
【0031】そして、開口部2に対し、被溶接物1の水
平軸心5方向に別の開口部(図示せず)があり、この開
口部に対して溶接物3を溶接する場合は、移動装置22
を駆動して溶接トーチ20の先端部を溶接線21(開口
部2)から離反させ、駆動モータ17を駆動することに
より、ブーム12を被溶接物1内でその水平軸心5に沿
って移動させて、その後、再び溶接トーチ20の先端部
を溶接線に合致させ、上記と同様にして溶接線を被溶接
物1の内側から溶接する。
【0032】ところで、図のように、被溶接物1の周方
向に離間して開口部2を形成した被溶接物1において、
一方の開口部2に対して溶接物3の溶接が終了すると、
移動装置22を駆動して溶接トーチ20の先端部を溶接
線21から離反させ、各ターニングローラ装置54の回
転用モータ61を駆動して、被溶接物1をその水平軸心
5回りに180°回転し、別の開口部2Aを下位に位置
させる。そして再び上記と同様にして心出しを行い、移
動装置22を駆動して溶接トーチ20の先端部を溶接線
21に接近させ、溶接装置4を駆動して溶接線21を被
溶接物1の内側から溶接する。
【0033】なお、溶接線21に沿って溶接トーチ20
を移動して溶接する際に、溶接電流値、溶接電圧値、溶
接速度、フィラーワイヤ40の供給速度などの溶接条件
は、必要に応じて、溶接トーチ20が所定角度(例えば
45°)移動するごとに設定し直すようにしてもよい。
【0034】このように本発明の実施の形態によれば、
筒状の被溶接物1の水平軸心5に沿って移動自在なブー
ム12を設け、このブーム12に、移動装置22によっ
て被溶接物1と溶接物3との溶接線21に沿って移動自
在に溶接トーチ20を設け、溶接線21を被溶接物1の
内側から自動的に溶接するようにしたので、作業者が被
溶接物1上で溶接物3を溶接するといった作業が必要な
く、従って、径の大きな被溶接物1であっても溶接作業
を安全に行い得、またブーム12を被溶接物1の水平軸
心5に沿って順次移動させて溶接を行うので、従来のよ
うに、溶接作業が終了するたびに自動溶接装置をノズル
のフランジ面から取外し、次のノズル溶接場所まで移動
させて設置し直すといった作業が不要であり、作業能率
の向上を図り得る。
【0035】さらに、被溶接物1をその周面下部で水平
軸心5回りに回転支持するためのターニングローラ装置
54を設けたので、被溶接物1の周方向に離間して別の
開口部2Aを有する場合でも、回転用モータ61を駆動
して支持ローラ62を回転することにより、別の開口部
2Aを下位に位置させることができ、従って、常に開口
部2,2Aを下位に位置させた状態で溶接が行え、監視
が楽である。
【0036】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明
は、筒状の被溶接物内をその軸心に沿って移動自在な移
動部材に、移動装置を介して溶接トーチを設け、移動部
材を被溶接物内の軸心に沿って移動させて、溶接トーチ
を、移動装置の駆動によって被溶接物と溶接物との溶接
線に沿って移動させ、被溶接物内の内側から溶接するよ
うにしたので、作業者が被溶接物上で溶接物を溶接する
といった作業が必要なく、従って、径の大きな被溶接物
であっても溶接作業を安全に行い得、また所定の開口部
に対して溶接物を溶接した後は、移動部材を被溶接物の
軸心に沿って移動させることにより溶接トーチを移動さ
せて、次の開口部に対して溶接物を溶接するので、従来
のように、溶接作業が終了するたびに溶接装置を溶接物
から取外し、次の溶接場所まで移動させて溶接物に設置
し直すといった作業が不要であり、従って、作業能率の
向上を図り得る。
【0037】さらに、被溶接物を支持してその軸心回り
に回動させるための回動装置を備えたので、被溶接物の
周方向に離間した複数の開口部を有する場合でも、回動
装置を駆動して被溶接物をその軸心回りに回動させるこ
とにより、開口部を常に下位に位置させて下向きで溶接
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す自動溶接設備の全体
正面図である。
【図2】同じくマニプレータの側面図である。
【図3】同じくターニングローラ装置の側面図である。
【図4】従来の溶接装置の取付け状態を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 被溶接物 2 開口部 3 溶接物 4 溶接装置 5 水平軸心 6 マニプレータ 11 摺動案内体 12 ブーム 20 溶接トーチ 21 溶接線 22 移動装置 24 縦軸部材 26 上部昇降支持体 28 上部昇降体 31 回転軸 34 水平動支持部材 35 下部昇降支持体 37 下部昇降体 41 ワイヤ供給装置 44 伝達機構 49 水平ボールねじ 50 鉛直ボールねじ 53 センター治具 54 ターニングローラ装置 57 ボールねじ 61 回転用モータ 62 支持ローラ
フロントページの続き (72)発明者 小山 正洋 大阪府大阪市此花区西九条5丁目3番28号 日立造船株式会社内 (72)発明者 伊原 等 大阪府大阪市此花区西九条5丁目3番28号 日立造船株式会社内 (72)発明者 辻 輝夫 大阪府大阪市此花区西九条5丁目3番28号 日立造船株式会社内 (72)発明者 村上 俊三 大阪府大阪市此花区西九条5丁目3番28号 日立造船株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状の被溶接物に形成した開口部に溶接
    物を溶接するための自動溶接設備であって、被溶接物内
    をその軸心に沿って移動自在な移動部材と、この移動部
    材の端部に設けられて溶接トーチを有した溶接装置とか
    ら構成され、この溶接装置が、溶接トーチを被溶接物と
    溶接物との溶接線に沿って移動させるための移動装置を
    備えたことを特徴とする自動溶接設備。
  2. 【請求項2】 移動部材は被溶接物の外部に設けた支持
    装置に支持され、移動装置は、溶接トーチを鉛直軸回り
    に溶接線に沿って回転させるための回転軸と、溶接トー
    チを回転軸に沿って溶接線に対して昇降させるための昇
    降部材と、溶接トーチを水平方向に移動させるための水
    平移動部材とから構成されたことを特徴とする請求項1
    記載の自動溶接設備。
  3. 【請求項3】 被溶接物を支持して被溶接物をその軸心
    回りに回動させるための回動装置を備えたことを特徴と
    する請求項1または2記載の自動溶接設備。
  4. 【請求項4】 溶接トーチを支持した移動部材を、溶接
    トーチが筒状の被溶接物に形成した開口部まで到達する
    よう被溶接物の軸心に沿って挿入し、溶接トーチを被溶
    接物とその開口部に設置した溶接物との溶接線に沿って
    移動させることにより、被溶接物に溶接物を溶接するこ
    とを特徴とする溶接方法。
  5. 【請求項5】 筒状の被溶接物の周方向に離間して形成
    した複数の開口部に、順次溶接物を溶接する溶接方法で
    あって、被溶接物をその軸心回りに回転させて所定の開
    口部を被溶接物の下位に位置させ、溶接トーチを支持し
    た移動部材を、溶接トーチが所定の開口部まで到達する
    よう被溶接物の軸心に沿って挿入し、溶接トーチを被溶
    接物とその開口部に設置した溶接物との溶接線に沿って
    移動させて溶接し、続いて、別の開口部が下位に位置す
    るよう被溶接物をその軸心回りに回転させ、溶接物と別
    の開口部に設置した溶接物との溶接線に沿って溶接トー
    チを移動させて溶接するといった動作を順次繰り返すこ
    とにより、被溶接物に溶接物を溶接することを特徴とす
    る溶接方法。
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