JP2001523371A - 切換電流メモリセルのためのクロックフィードスルー低減システム - Google Patents

切換電流メモリセルのためのクロックフィードスルー低減システム

Info

Publication number
JP2001523371A
JP2001523371A JP51370398A JP51370398A JP2001523371A JP 2001523371 A JP2001523371 A JP 2001523371A JP 51370398 A JP51370398 A JP 51370398A JP 51370398 A JP51370398 A JP 51370398A JP 2001523371 A JP2001523371 A JP 2001523371A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current
voltage
electrode
switch
control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP51370398A
Other languages
English (en)
Inventor
カザジアン,ジャン―ジャック
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Atmel Corp
Original Assignee
Atmel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Atmel Corp filed Critical Atmel Corp
Publication of JP2001523371A publication Critical patent/JP2001523371A/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C27/00Electric analogue stores, e.g. for storing instantaneous values
    • G11C27/02Sample-and-hold arrangements
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C27/00Electric analogue stores, e.g. for storing instantaneous values
    • G11C27/02Sample-and-hold arrangements
    • G11C27/024Sample-and-hold arrangements using a capacitive memory element
    • G11C27/028Current mode circuits, e.g. switched current memories

Landscapes

  • Control Of Electrical Variables (AREA)
  • Dram (AREA)
  • Analogue/Digital Conversion (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 電流セルは、定電流源(51)と基準接地との間に直列に接続される第1のMOSトランジスタ(M2)と第2のMOSトランジスタ(M1)とを含む。2つのMOSトランジスタは各々、その制御ゲートをそのドレインに結合するそれぞれの第1(59)のおよび第2(63)のスイッチを有する。サンプル・ホールド動作のサンプル位相は第1および第2のサンプル副位相に分割され、サンプル副位相の両方の間に維持される入力電流(Iin)が電流セルに印加される。第1のサンプル副位相の間に、第2のMOSトランジスタ(M1)は、入力電流(Iin)、定電流源(51)およびクロックフィードスルーエラーに対応するゲート電圧を記憶する。チャネル効果の結果として第2のトランジスタ(M1)のドレイン(62)で変調電圧(Vmod)が引起こされ、ホールド位相の間に第2のMOSトランジスタ(M1)のドレイン(62)でこの変調電圧(Vmod)をストアおよび維持するため第1のMOSトランジスタ(M2)が使用される。

Description

【発明の詳細な説明】 切換電流メモリセルのためのクロックフィードスルー低減システム 技術分野 この発明は、クロックフィードスルーエラーが減じられたスイッチ電流メモリ セルに関する。 背景技術 集積アナログ信号プロセッサなどの集積アナログ回路に対する関心は、長年に わたり薄れてきていたが、現在これらに対する関心が高まりつつある。従来、こ れらの回路は、電圧ドメインで設計され、ときにそれらの作用は、1キャパシタ から他キャパシタへ電圧を伝えることによって達成されていた。しかし、高い精 度を達成するためには、この方策においては、大きな線形集積キャパシタが必要 となり、これは、ダブル−ポリプロセスなどの特別な技術を用いるハイエンドC MOSプロセスを必要とする。これらの特別なCMOS技術は、VLSIプロセ スにおいては、かつLSIプロセスにおいてでさえ、実現が難しい。 スイッチ電流「SI」回路は、電流を操作することによってアナログ機能が達 成される新しい方策である。すなわち、信号を表わすために、電圧の大きさでは なく、サンプリングされた電流の大きさが使用される。SI回路は電流ドメイン で動作するので、より従来の電圧ベースのアナログICよりも低い供給電圧で動 作可能でありかつ消費電力もより少ない。さらに有利なことに、SI回路は、キ ャパシタの充電および放電によってではなく電流を操ることによって信号を操作 するので、高い性能を達成するため高品質の線形キャパシタが必要なく、潜在的 により高速度を達成できる。したがって、SI回路は特別なCMOSプロセス技 術を必要とせず、標準的なデジタルVLSIプロセシングを使用して実現できる 。結果的に、SIは、共通のIC上でデジタル機能およびアナログ機能の両方を 組合せることを可能にする。 しかし、SI回路にはいくつかの欠点がある。第1に、高性能回路を達成する ためには、サンプリングされる電流の大きさが各々高いレベルの精度を持たねば ならない。もし標準的カレントミラーが使用されるのであれば、入力電流を確実 に出力において正確にコピーするよう、カレントミラーの両分岐内のトランジス タを極めて正確に一致させねばならない。標準的CMOSプロセスは、高性能S I回路のための十分に高いトランジスタの一致を達成できない。 トランジスタの一致に対するこの依存は、電流メモリセルを使用することによ って回避できる。図1に示すように、電流コピヤーまたはダイナミックカレント ミラーとしても知られる電流メモリセル11は、動作のサンプル位相の間に入力 電流Iinの正確なコピーを作り、次に動作のホールド位相の間に出力電流Iout としてコピーされた電流を再生成できなければならない。電流メモリセル11は 、実質的に、電流ベースのサンプル・ホールド回路と考えることができる。動作 の第1の位相Φ1の間、スイッチ13は閉じ、スイッチ15は開き、サンプル・ ホールド制御入力S/Hは、サンプル「S」にセットされる。この時間中、入力 電流Iinが測定され、入力電流Iinのコピーが電流メモリセル11により作られ る。動作の第2の位相Φ2の間、スイッチ13は開き、スイッチ15は閉じ、S /H制御入力はホールド「H」にセットされる。次に、電流メモリセル11は、 Iinに対して測定された大きさと等しい大きさを有する出力電流Ioutを発生す るであろう。Ioutは、Iinに直接基づくのではなくIinの測定値に基づくため 、電流メモリセル11は静的要素の一致に依存せずしたがって標準的CMOSプ ロセスを使用して高精度の応用において使用することができる。 図2を参照し、基本的電流メモリセル11の内部の図を示す。入力電流Iinは 2方向性であってよいが、いくつかの要素に常に順バイアスがかけられることを 必要とする電流複製器10の物理的要件のため、オフセット定電流源17の使用 が必須である。電流源17は基準電流Irefを提供し、これがノード25でIin に加えられるとき、電流複製器10が常に一方向性電流を送ることを確実にする 。 スイッチ13が閉じスイッチ15が開いているサンプル位相Φ1の間、電流複 製器10はノード25の電流Iref+Iinを受取る。ホールド位相Φ2の間は、 スイッチ13は開きスイッチ15は閉じ、電流複製器10は理想的には定電流値 Iref+Iinを維持する。定電流源17は電流Irefを供給するが、スイッチ15 は閉 じているので、入力電流の反転されたコピー−IinがIoutによってノード25 に供給されなければならない。 先行技術による基本的な電流メモリセルの典型的な回路レベルの実現例を図3 に示す。ノード25から接地への電流経路を提供しかつ真性のゲート・ソース間 キャパシタンス21を有するnMOSトランジスタ19を含む電流複製器10が 図示される。スイッチ23はサンプル位相Φ1の間ノード25をトランジスタ1 9のゲートに結合し、ホールド位相Φ2の間トランジスタ19のゲートからノー ド25を分離する。 サンプル位相Φ1の間、スイッチ13および23は閉じスイッチ15は開く。 入力電流Iinと基準電流Irefとはノード25で合算されトランジスタ19のド レインに印加される。スイッチ23が閉じているので、トランジスタ19は順バ イアスがかかったダイオード接続されたトランジスタとして機能し、真性のキャ パシタ21が、最大で、トランジスタ19を通じて電流Iref+Iinを生成する ために必須のゲート電圧Vgまでを充電する。 ホールド位相Φ2の間、スイッチ13および23は開きスイッチ15は閉じる 。電流Iref+Iinを生成するため必要なゲート電圧Vgは、真性のキャパシタン ス21により維持されるであろう。このとき、トランジスタ19は実質的にメモ リnMOSトランジスタのように挙動する。それによって、入力電流Iinが記憶 される。定電流源17はIrefを供給するがメモリトランジスタ19はIref+Iin を必要とするので、出力での負荷によって電流Iinが供給されなければならず 、出力電流Ioutが入力電流の反転コピー−Iinとなる。 図3の基本的電流メモリセル11には、その物理的回路構造に起因する2つの 基本的な問題がある。第1の問題は、チャネル効果により引き起こされるトラン ジスタ19のチャネル長変調によって導入されるエラーである。チャネル効果は トランジスタ19のトランスコンダクタンス利得を変化させ、それによって、所 与のゲート電圧Vgのために供給される電流の量を変える。トランジスタ19は 、そのドレイン・ソース間電圧Vdsがサンプル位相およびホールド位相の両方の 間一定に維持されないと、チャネル効果を受けるであろう。すなわち、スイッチ 13を通じての入力信号によって生じるトランジスタ19のVds電圧が、スイッ チ 15を通じての負荷信号から生じるトランジスタ19のVds電圧と異なっている と、トランジスタ19は、そのゲート電圧Vgsを一定に維持するにもかかわらず 、チャネル効果のためエラー電流を導入するであろう。 ノード25とメモリトランジスタ19のドレインとの間に加えられる単純かつ 調整されたカスコードの使用が、ノード25での電圧の変動にもかかわらずトラ ンジスタ19のVdsを比較的一定に維持することにより、チャネル効果を緩和す るであろうということが、『エレクトロニクス・レターズ』(Electronics Lett ers)、1990年、Vol.26、No.19、1593〜1595頁および『エレク トロニクス・レターズ』、1990年、Vol.26、No.5、303〜305頁に 示されている。グリューネベルト(Groeneveld)他に対する米国特許第5,29 6,752号は、調整されたカスコードを使用する電流メモリセルを教示する。 電流メモリセルに悪影響を与える第2の問題は、スイッチ23の物理的挙動に 起因する。図4を参照し、当分野では一般的であるように、スイッチ23がnM OSトランジスタ27として実現される。トランジスタ27は、制御入力S/H に応答してノード25をメモリトランジスタ19のゲートに選択的に結合する。 トランジスタ27の真性のゲート・ソース間キャパシタンス29は実質的に信号 S/Hをメモリトランジスタ19のゲートに結合する。したがって、信号S/H がサンプル位相からホールド位相に変わるとき、すなわちハイからローへ変わる とき、比例する電圧降下が、キャパシタンス29によってトランジスタ19のゲ ートに伝えられる。これによって、オーバーラップ・キャパシタンスエラーと呼 ばれる、第1のゲート電圧エラーがトランジスタ19のゲートに導入される。 スイッチトランジスタ27はまた、第2のエラーを導入する。制御入力S/H がスイッチトランジスタ27のゲートに高電圧を印加するとき、一定量の電荷q 1+q2がそのチャネル領域に集まる。信号S/Hがローになるとき、電荷q2 はドレインを通じてチャネル領域を離れるが、電荷q1はソースを通じてチャネ ル領域を離れメモリトランジスタ19のゲートでそれ自体が再分布する。これに よって電荷注入と呼ばれる第2のゲートエラーが導入され、この電荷注入はオー バーラップ・キャパシタンスエラーと一緒になって、メモリトランジスタ19の ゲートに正味のゲートエラー電圧Vcftを印加する。この正味のゲートエラー電 圧Vcftは一般にクロックフィードスルーエラーと呼ばれ、電流メモリセルの性 能を厳しく限定し得る。 クロックフィードスルーエラーの量は、スイッチトランジスタ27およびメモ リトランジスタ19の相対的キャパシタンスに依存する。メモリトランジスタ1 9のゲートとソースとの間に結合される大きな物理キャパシタの付加によってク ロックフィードスルーエラーを減じることができるがなくすことはできないこと がわかっている。グリューネベルトに対する米国特許第5,296,752号に 教示される電流メモリセルはまた、付加的な物理キャパシタの使用も示している 。しかし、付加的キャパシタの大きさは面積および周波数の制限により制約され る。 『エレクトロニクス・レターズ』、1993年、Vol.29、No.16、140 0〜1401頁において、ヒュー(Hughes)他は、ヒューに対する米国特許第4 ,958,123号に教示されるものに類似する、サンプル位相Φ1を第1およ び第2のサンプル副位相Φ1aおよびΦ1bのそれぞれに分解することによりク ロックフィードスルーエラーを低減する電流メモリセルを提案する。 図5を参照し、第1のサンプル副位相Φ1aの間、ヒューの電流メモリセルは これまでに説明した入力電流Iinおよび基準電流源Irefを有する典型的な電流 メモリセルと同様に挙動する。この第1のサンプル副位相Φ1aの間、スイッチ 33、43および49は閉じ、スイッチ35および45は開く。したがって、p MOSトランジスタ31は、定電圧Vrefにより制御される定電流源として挙動 する。ヒューのメモリセルは、スイッチ49を開き、それによって、nMOSメ モリトランジスタ47のゲート電極とソース電極とにわたるキャパシタ46を使 用することにより、典型的な電流メモリセルと類似した態様で、入力電流Iin、 基準電流Irefおよび付加的な第1のクロックフィードスルーエラー電流を記憶 することにより第1の副位相Φ1aを終わらせる。 しかし、典型的な電流メモリセルとは異なり、入力電流Iinはスイッチ43に よって電流メモリセルに印加されたままであり、スイッチ43はスイッチ49が 開きnMOSメモリトランジスタ47が上述の電流を記憶した後の期間も閉じた ままである。 この期間が第2のサンプル副位相Φ1bを構成する。第2のサンプル副位相Φ 1bの間、ヒューの電流源Irefは、スイッチ33を開きスイッチ35を閉じる ことで、ダイオード接続されたpMOSトランジスタに変えられる。これによっ て実質的に、pMOS型ではあるが第2のメモリトランジスタ31が形成される 。ダイオード接続されたpMOSトランジスタ31は、入力電流Iinの供給を受 けないnMOSメモリトランジスタ47が必要とする任意の電流を供給する。す なわち、pMOSメモリトランジスタは、前にVrefにより制御された基準電流 およびスイッチ49の作用によってnMOSメモリトランジスタ47に導入され た付加的な第1のクロックフィードスルーエラー電流の両方を供給する。したが って、nMOSメモリトランジスタ47が第1のサンプル副位相Φ1aおよび第 2のサンプル副位相Φ1bの間、等しい合計の電流を供給しないにもかかわらず 、入力電流Iinは悪影響を受けない。 一旦pMOSメモリトランジスタが安定すると、スイッチ43および35を開 きスイッチ45を閉じることで、ホールド位相Φ2が開始する。これによって、 pMOSメモリトランジスタ31が第2のキャパシタ37によってその電流を記 憶させられる。pMOSトランジスタ31のダイオード接続を切断することで、 付加的な第2のフィードスルーエラーがキャパシタ37により記憶される。ヒュ ーによると、pMOSメモリトランジスタ31およびnMOSメモリトランジス タ47のドレインをつなぐノード30は、仮想接地のように挙動し、Iinの付加 または除去にかかわらずその電圧は変化しないままである。したがって、トラン ジスタ31および47のドレイン・ソース間電圧は比較的変化しないままであり 、したがってチャネル効果が減じられる。ヒューはさらに、pMOSメモリトラ ンジスタ31により導入された第2のクロックフィードスルーエラーは比較的一 定にすることができ、したがって後の回路段において消去できるだろうと説明し ている。 この発明の目的は、クロックフィードスルーエラーが低減された電流メモリセ ルを提供することである。 この発明の他の目的は、メモリトランジスタのチャネル効果により悪影響を受 けない電流メモリセルを提供することである。 この発明のさらなる目的は、多くの複雑な回路を付け加えることなくクロック フィードスルーエラーおよびチャネル効果を同時に補償する電流メモリセルを提 供することである。 この発明のまたさらなる目的は、入力電流を記憶するため、メモリトランジス タのゲート・ソース間電圧のストアにのみ依存するのではない電流メモリセルを 提供することである。 発明の概要 上述の目的は、チャネル効果を利用しかつそれを入力電流を記憶するため2段 階サンプル位相の部分として使用する電流メモリセルにおいて達成される。この 発明の電流メモリセルは、サンプル位相およびホールド位相を有するが、サンプ ル位相は、サンプル捕獲位相およびサンプル補正位相に分割される。 この発明による電流メモリセルは、サンプル捕獲位相およびサンプル補正位相 の両方の間に入力電流を合算ノードに結合するための入力スイッチと、合算ノー ドに連続的にフィードする定電流源と、ホールド位相の間に合算ノードを出力リ ードに結合するための出力スイッチと、変調電圧をストアするための手段と、電 流複製器セルとを含む。変調電圧をストアするための手段は、合算ノードに結合 され、この開示においては変調電圧メモリと呼ばれる。変調電圧メモリはさらに 、合算ノードと基準接地との間に、電流複製器と直列に接続される。電流複製器 はメモリトランジスタを含む。 電流複製器は、サンプル捕獲位相に応答し、変調電圧メモリはサンプル補正位 相に応答する。サンプル捕獲位相の間に、入力電流、定電流源およびクロックフ ィードスルーエラーの合計が電流複製器内に記憶される。入力電流が依然として 合算ノードに印加されるので、サンプル補正位相は、記憶されたクロックフィー ドスルーエラーの効果を消去するのに十分な程度まで、電流複製器のメモリトラ ンジスタ内にチャネル効果を故意に引起こす。チャネル効果から直接結果するド レイン電圧の変化は、電流複製器を変調電圧メモリに結合するノードで引起こさ れる。ドレイン電圧の変化は、クロックフィードスルーエラーを補償するため、 電流複製器内で引起こされたチャネル効果の量の測定値として使用される。 変調電圧メモリは、ドレイン電圧の変化を記憶しかつホールド位相の間ドレイ ン電圧の変化を維持することによって、サンプル補正位相に応答する。 ホールド位相の間、チャネル効果の測定値と、入力電流、定電流源およびクロ ックフィードスルーエラーの合計との両方が、チャネル効果エラーが消去された 入力電流を再生成するため、電流複製器に印加される。 この発明の実施例においては、電流複製器は、第1のメモリトランジスタのゲ ートをそのドレインに選択的に結合する第1のサンプルスイッチを有する第1の メモリMOSトランジスタとして実現される。電流複製器は、ドレインが合算ノ ードに結合され、ソースが第1のメモリトランジスタのドレインに結合され、第 2のメモリトランジスタのゲートをそのドレインに選択的に結合する第2のサン プルスイッチを有する、第2のメモリトランジスタとして実現される。 図面の簡単な説明 図1は、理想的な電流メモリセルのブロック図である。 図2は、先行技術の基本的電流メモリセルである。 図3は、図2の電流複製器を示す先行技術のトランジスタレベルの電流メモリ セルである。 図4は、図3の先行技術の基本的な電流メモリセルにおけるエラーの原因を特 定するトランジスタレベルの回路である。 図5は、サンプル・ホールド電流メモリセルのサンプル位相を2つのサンプル 副位相に分割する先行技術の電流メモリセルである。 図6は、この発明による電流メモリセルのブロック図である。 図7は、この発明による電流メモリセルのトランジスタレベルの実現例である 。 図8は、図7のメモリトランジスタの挙動を示す一連のVgs電流曲線である。 図9は、さらにクロックフィードスルーエラーが減衰されたこの発明による電 流メモリセルの第2の実施例である。 図10は、調整されたカスコード出力段を有するこの発明による電流メモリセ ルの第3の実施例である。 図11は、物理メモリキャパシタによりさらに補強される、図10の電流メモ リセルである。 発明を実施するためのベストモード 図6を参照し、定電流源51は、電流合算ノード50に定電流Iconst、を供 給する。入力電流Iinはスイッチ53によって電流合算ノード50にアクセスし 、出力電流Ioutはスイッチ55によって電流合算ノード50にアクセスする。 変調電圧をストアするための手段57と電流複製器セル61とは、電流合算ノー ド50と基準接地との間に直列に接続される。 図6の電流メモリセルの動作はサンプル位相ΦSとホールド位相ΦHとに分割 される。サンプル位相ΦSはさらに、第1のサンプル捕獲位相ΦS1と第2のサ ンプル補正位相ΦS2とに分割される。サンプル位相ΦS1およびΦS2の両方 の間、スイッチ53は閉じIinがノード50にアクセスすることを可能にし、ス イッチ55は開きノード50をIoutから分離する。 サンプル位相ΦSはサンプル捕獲位相ΦS1で始まり、ΦS1の間、Iinプラ スIconstがノード50から変調電圧メモリ57を通って電流複製器61、そし て基準接地へと妨害されることなく送られる。電流複製器61は電流の測定値を 得、ΦS1リードはサンプル捕獲位相の終了を信号し電流複製器に電流Iin+Iconst をストアさせ、これに等しい電流にクロックフィードスルーエラーを合算 したものの供給を開始する。 通常、クロックフィードスルーエラーは、電流複製器61に、ストアされる電 流Iin+Iconstにエラー電流成分を導入させるであろうが、図6の電流メモリ セルはまだサンプルモードにありスイッチ53が閉じたままであるため、ノード 50に入る総電流はIin+Iconstで変化しないままである。したがって、電流 複製器61は、そのクロックフィードスルーエラーにもかかわらず、サンプル補 正位相ΦS2の間もそれがサンプル捕獲位相ΦS1の間に供給したのと同量の電 流を供給するよう強制される。この電流の強制によって、以下に説明するように 、電流複製器61は、ノード56で変調電圧Vmodを生じるチャネル効果を引き 起こさせられる。変調電圧Vmodは、実質的に、電流複製器61が受けたクロッ クフィードスルーエラーの効果を消去するための補正電圧である。 一旦ノード56がクロックフィードスルーエラーを補償ずるために必須の変調 電圧Vmodで安定すると、リードΦS2はサンプル補正位相の終了を信号し、変 調電圧メモリ57にVmodの値をストアさせる。サンプル補正位相ΦS2の終了 はまた、サンプル位相ΦS全体の終了を信号し、これがスイッチ53を開かせス イッチ55を閉じさせる。 これでホールド位相ΦS2が構成される。Iinはもはやノード56に印加され ないが、変調電圧メモリ57がノード56で電圧Vmodを一定に維持している。 したがって、電流複製器61は、それがサンプル捕獲位相ΦS1の間に受けたク ロックフィードスルーエラーを補償および補正するため必須のチャネル効果の量 を維持するよう強制される。その結果、電流複製器61は、そのクロックフィー ドスルーエラーにもかかわらず、Iin+Iconstに等しい電流を供給し続ける。 定電流源51はIconstを供給するので、Ioutは−Iinの値を供給しなければな らない。 さらに、電流複製器61のチャネル効果を減じそれによってチャネル効果によ り引起こされるいかなる付加的なエラーも緩和するため付加的な回路にかかわる ことが必要な先行技術の多くとは異なり、この電流メモリセルは事実、複製器セ ル61でのチャネル効果を促進する。事実、この発明の電流メモリセルは、チャ ネル効果の測定値Vmodをストアし、そして、電流複製器61にその中で測定さ れた量のチャネル効果を引起こすよう強制することによって、コピーされた入力 電流Iinをストアしかつ再生成する。 図7を参照し、この発明による電流メモリセルのトランジスタレベルの実現例 を示す。図6と同様の機能を有する図7の要素は類似した参照符号を付され、上 に説明された。 図7中、リードΦS1に応答するスイッチ63によりそのドレイン62に選択 的に結合されるゲート60を有するメモリトランジスタM1を含む電流複製器6 1が図示される。メモリトランジスタM1のソース64は基準接地に結合され、 真性のキャパシタンス65がそのゲート電極60をそのソース電極64に結合す る。 この実施例において、変調電圧メモリ57は電流複製器61の構造と類似する 構造を有するが、電圧Vmodをストアする他の方法も利用可能であることが当業 者 には理解されるであろう。変調電圧メモリ57は、電流合算ノード50に結合さ れるドレイン52とノード56でM1のドレイン62に結合されるソース54と を有する第2のnMOSメモリトランジスタM2を含む。M2のゲート58は、 リードΦS2に応答する第2のスイッチ59によりそのドレイン52に選択的に 結合される。 スイッチ53、59および63を閉じスイッチ55を開くことで、サンプル捕 獲位相ΦS1が開始する。次に合算ノード50が電流IinおよびIconstを受取 る。電流IinおよびIconstの合計は、変調電圧メモリ57のメモリトランジス タM2および電流複製器61のメモリトランジスタM1を通る。 スイッチ63が閉じているため、M1はダイオード接続されており、そのゲー ト60とソース64との間の電圧は、そのドレイン62とソース64との間の電 圧に同じである。M1のゲート60の電圧は次に、ドレイン62とソース64と の間の電流Iin+Iconstに寄与する値まで上がる。真性のキャパシタンス65 が、最高でゲート60の電圧の値まで充電する。 スイッチ59が閉じているため、M2もダイオード接続されており、そのゲー ト58とソース54との間の電圧も電流Iin+Iconstに寄与する値にそれ自身 調整する。しかし、M2のソース54はM1のドレイン62に接続されているの で、M2のゲート58の電圧はM1のドレイン62の電圧をたどる。 一旦M1のゲート60が一定の電圧で安定すると、リードΦS1は、スイッチ 63を開いて、サンプル捕獲位相ΦS1の終了およびサンプル補正位相ΦS2の 開始を信号する。他のスイッチはすべて変化しないままである。スイッチ63が 開くと、前に説明したように、スイッチ63の電荷注入およびオーバーラップ・ キャパシタンスのために、キャパシタンス65に第1のクロックフィードスルー エラー電圧Vcft1が加算される。したがってメモリトランジスタM1は、その ゲートで電流Iin+Iconstプラス付加されたクロックフィードスルーエラー電 圧Vcft1に対応する付加的なエラー電流成分を駆動しようとする。しかし、合 算ノード50に入る電流IinおよびIconstは変化しないままであるため、M1 は、第1のクロックフィードスルーエラー電圧Vcft1にもかかわらず、同じ電 流Iin+Iconstを供給し続けるよう強制される。 つまり、M1は当初所与のゲート電圧Vgに対して電流Iin+Iconstを供給し たが、ここで、異なったゲート電圧Vg+Vcft1に対しても同一の電流Iin+Iconst を供給しなければならない。そうするためには、M1のトランスコンダク タンス利得が、変わらなければならない。これはM1のチャネル効果の作用によ ってもたらされる。すなわち、M1内の反転チャネルの大きさが、新しいトラン スコンダクタンス利得gmを達成するよう変調するよう強制される。新しいgm はM1のドレイン62の電圧を変化させる。本質的に、ドレイン62の電圧が、 M1のクロックフィードスルーエラーVcft1を補償しかつ補正しそして定電流 Iin+Iconstを維持するため必須のチャネル効果の量の測定値となる。 M1のチャネル効果の影響を図8にグラフで示す。図8中、トランジスタM1 のドレイン・ソース間電流IdsM1に対してドレイン・ソース間電圧VdsM1が 、M1の2つのゲート・ソース間電圧VgsM1に関して図示される。 曲線VgsM1ΦS1はサンプル捕獲位相ΦS1の終了時のM1における電流曲 線を示す。すなわち、VgsM1ΦS1は、M1のゲート電圧が電流Iin+Icons t を伝導するために寄与する値まで上がったときの、サンプル捕獲位相ΦS1の 終了時のM1のゲート電圧を表わす。一旦M1のゲート電圧がゲート電圧値Vg sM1ΦS1に安定すると、そのドレイン電圧は対応する初期値Vdsinitialに 達しているであろう。このことはグラフの点「A」で特定される。 サンプル補正位相ΦS2の初め、スイッチ63が開かれるとき、第1のクロッ クフィードスルーエラー電圧Vcft1がM1のゲート電圧に付加される。曲線V gsM1ΦS2はこの新しいゲート電圧を特定しており、サンプル捕獲位相の終了 時のゲート電圧VgsM1ΦS1にVcft1を加算したものに等しい。 図8中、図7のスイッチ63はnMOSトランジスタとして実現されると仮定 されており、したがって、Vcft1はさらに負の値をとると仮定される。結果的 に、図8はVcft1がM1のゲート電圧を降下させることを示している。 この仮定は2つの要因に基づく。第1に、もしスイッチ63がnMOSデバイ スであると、それはリードΦS1がハイからローに変化するのに応答して開くで あろう。これによって、スイッチ23およびメモリトランジスタM1のオーバー ラップ・キャパシタンスにより、M1のゲート電圧が比例して下方向に下降させ られるであろう。第2に、もしスイッチ23がnMOSデバイスであれば、スイ ッチ23が開くことによるM1のゲートでの電荷注入は、マイナスの電荷を帯び る電子の増加を引起こすであろうし、それがさらにM1のゲート電圧を下げるで あろう。しかし、これらの仮定は純粋に例示を目的としてなされたものであって 、Vcft1の極性はこの発明の決定的な部分ではない。 図8中点「B」として特定される、サンプル補正位相ΦS2の開始時、スイッ チ63は開いており、M1のゲート電圧はVgsM1ΦS2の新しい値まで降下し ている。所与の一定のドレイン・ソース間電圧Vdsinitialについても、M1 のゲート電圧の降下は同様に、M1のドレイン電流を、動作点「A」のその初期 値Iin+Iconstから動作点「B」のエラー電流Icft1だけ減じられた値まで降 下させるであろう。 しかし、この発明の電流セル内のM1はゲート電圧の変化にもかかわらず定電 流Iin+Iconstを維持するよう強制されるので、チャネル効果がM1内で引起 こされる。したがってM1は所与のより低いゲート電圧のためにより多くの電流 を供給しなければならない。結果として、そのトランスコンダクタンス利得は変 調しなければならず、この場合には増加しなければならず、そしてそれがそのド レイン電圧を変調させ、すなわち引き上げ、したがって動作点「C」の新しい値 Vdsfinalにする。動作点「C」でのM1のドレイン電流はその初期値Iin+ Iconstに回復され、最終的なドレイン電圧Vdsfinalは、M1がスイッチ63 により引起こされたクロックフィードスルーエラーVcft1を補償するために要 する新しいトランスコンダクタンス利得の指標である。実際、VdsfinalとV dsinitialとの差はトランスコンダクタンス利得の変化の測定値、すなわち、 M1のクロックフィードスルーエラーVcft1を補正するために必要とされるチ ャネル効果の程度である。 M1のドレイン62でのドレイン電圧Vdsfinalの変調は図7中Vmodとして 特定される。上に説明したように、M2のゲート58の電圧はM1のドレイン6 2の電圧をたどる。したがって、M2のゲート58の電圧は、M1のドレイン6 2の電圧と同様の量だけ調節、すなわち変調し、M2のゲート58の電圧はVmo d の測定値となる。 サンプル補正位相ΦS2の終了時に、スイッチ59および53は開いておりス イッチ55は閉じている。スイッチ59が開くと、補正電圧Vmodの測定値を保 持する、M2のゲート58の電圧が、真性キャパシタンス67内にストアさせら れる。M2のゲート58の電圧を一定に維持することにより、キャパシタンス6 7は実質的にVmodを一定に維持し、それによって、電流Iin+Iconstを維持す るため必須のチャネル効果の量をM1が維持するよう強制する。つまり、この発 明の電流メモリセルは、メモリトランジスタM1のドレイン電圧をストアするこ とによって入力電流をストアする。 キャパシタンス67はまた、スイッチ59により生じたM2のゲート58の第 2のクロックフィードスルーエラーVcft2をストアし、Vcft2はノード56で Vmodにエラー電圧を導入する。スイッチ59によるM2の電荷注入はスイッチ 63によるM1の電荷注入と同じであるかもしれないが、M2およびM1を通る 電流Idsに対する第2のクロックフィードスルーエラーVcft2の影響はVcft1 により生じる影響よりはるかに小さい。 これはいくつかの複合的な要因によるが、M1およびM2を通る電流が、Ids =K1(Vgs−Vth2(1+K2Vds)、ただしK1は大きさおよびテクノロ ジーの関数、K2はチャネル効果の関数、およびVthはしきい値電圧である場合 、この式により規定されるとすると、第2のクロックフィードスルーエラーVcf t 2のM2およびM1を流れる電流Idsに対する影響の減少の厳密な量を与える ことは通常不可能である。厳密なエラーの低減は、さまざまな電圧値、電流、K 1、K2および使用されるテクノロジーに依存するが、Vcft2により導入され る電流エラーは通常、M2なしでM1のみに作用するVcft1による電流エラー よりも10倍から100倍小さいことがわかっている。第2のクロックフィード スルーエラーVcft2が2つのメモリトランジスタM1およびM2にわたり分配 されること、M2の電極の電圧値がM1の電極の電圧値よりもはるかに高いこと 、したがってM2に対するクロックフィードスルーエラー電圧の相対的な影響が 比例して減じられることに注目することにより、M2に対しVcft2の影響が少 ないことが概括的にわかるであろう。 したがって、図7の電流メモリセルは、先行技術におけるように電流複製器の メモリトランジスタM1のゲート・ソース間電圧をストアすることによって入力 電流を再生成するのではなくむしろ、M1のドレイン・ソース間電圧をストアす ることにより入力電流を再生成する。 この発明による電流セルの第2の実施例を図9に示す。図7の実施例と同様の 機能を有する構成要素はすべて同様の参照符号を付し、上に説明した。 図9中、物理キャパシタ66がM1のゲート60と基準接地との間に結合され る。前に説明したように、物理キャパシタの使用によりM1のクロックフィード スルーエラーが減じられる。前述のように、M2はM1のチャネル効果から結果 する、M1のドレイン62でとられる補正変調電圧Vmodをストアするが、M1 のクロックフィードスルーエラーはM2の作用により消去されるにもかかわらず 、キャパシタ66の使用はM1に残る補正チャネル効果の量を減じ、したがって M1のドレイン62の電圧変調を減じる。電圧変調の低減は、M2がM1のクロ ックフィードスルーエラーをよりよく補償できるということを意味する。 第2の物理キャパシタ68がまた、M2のゲート58と相対的接地との間に結 合される。第2の物理キャパシタ68は、スイッチ59に応答してM2が経験す る第2のクロックフィードスルーエラーを減じるだけでなく、M2のゲート58 での補正変調電圧Vmodのストアおよび維持を助ける。 図10を参照し、図7と同様の機能を有する要素はすべて同様の参照符号を付 し、上に説明した。図10中、調整されたカスコード回路81がM2のドレイン 52と合算ノード50との間に挿入される。調整されたカスコード回路81は、 電流メモリセルの出力インピーダンスを大幅に増加させる。調整されたカスコー ドが一般に前に説明したように電流複製器メモリトランジスタM1のチャネル効 果を減じる目的で先行技術の電流メモリセルにおいて使用されていた一方で、図 10の調整されたカスコード81は電流複製器メモリトランジスタM1にではな く変調電圧メモリトランジスタM2に結合されることが強調されねばならない。 したがって、M1のドレイン62の電圧は調整されるカスコード81によって一 定に保たれるのではなく、その電圧値はM1のチャネル効果に応答して自由に変 調する。 この発明において、調整されたカスコード81は、出力インピーダンスを高め すべての電界効果トランジスタのフィードバックキャパシタンス特性を下げると いうアナログ回路におけるより一般的な用途のために使用される。M2において カスコード回路段を使用することで、図10の電力メモリセルはよりよい周波数 応答を達成し合算ノード50においてより大きな電圧変動(スイング)下で動作 できる。スイッチ59はM2のゲート58と合算ノード50とを選択的に結合す るので、調整されたカスコード回路81はM2のダイオード接続内に取囲まれる 。したがって、スイッチ59が閉じているとき、調整されたカスコード81は調 整されたカスコードカレントミラーのエンハンスト入力段のように作用する。ス イッチ59が開き、電流メモリセルがホールド位相ΦHに入る時、調整されたカ スコード回路81は調整されたカスコード電流源のように挙動する。 調整されたカスコード回路81の使用は、簡単なカスコード回路を使用した場 合に比べよりよい性能を提供する。しかし当業者は、単純なものであれまたは調 整されたものであれ任意のカスコード回路の使用によってM2の性能が一般に高 められるであろうということを理解するであろう。図10中、調整されたカスコ ードは、それがサンプル位相ΦS1およびΦS2の両方の間M2のゲート58お よびノード50でより低い入力電圧降下を提供し、ホールド位相ΦHの間はより 大きな出力インピーダンス、より大きな電圧変動およびより低い出力キャパシタ ンスを提供するため、使用されている。この態様において、負荷によって生じる ノード50への負荷の影響をそれほど考慮することなく、Ioutを不定負荷に印 加できる。つまり、調整されたカスコード81は、電流複製器メモリトランジス タM1がチャネル効果を経験することを妨げることなく、M2で電流メモリセル の出力段をエンハンスする。 図11を参照し、図10と同様の機能を有する要素すべてに同様の参照符号を 付し、上に説明した。 図11中、図9に教示した物理キャパシタ66および68がM1のゲート60 およびM2のゲート58の間にそれぞれ結合される。また、調整されたカスコー ド回路81がM2のドレイン52とノード50との間に挿入される。前に説明し たように、キャパシタ66および68は、M1およびM2のクロックフィードス ルーエラーを減じ、調整されたカスコード回路81はM2の出力インピーダンス を増加させる。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年5月11日(1998.5.11) 【補正内容】 すべての電界効果トランジスタのフィードバックキャパシタンス特性を下げると いうアナログ回路におけるより一般的な用途のために使用される。M2において カスコード回路段を使用することで、図10の電力メモリセルはよりよい周波数 応答を達成し合算ノード50においてより大きな電圧変動(スイング)下で動作 できる。スイッチ59はM2のゲート58と合算ノード50とを選択的に結合す るので、調整されたカスコード回路81はM2のダイオード接続内に取囲まれる 。したがって、スイッチ59が閉じているとき、調整されたカスコード81は調 整されたカスコードカレントミラーのエンハンスト入力段のように作用する。ス イッチ59が開き、電流メモリセルがホールド位相ΦHに入る時、調整されたカ スコード回路81は調整されたカスコード電流源のように挙動する。 調整されたカスコード回路81の使用は、簡単なカスコード回路を使用した場 合に比べよりよい性能を提供する。しかし当業者は、単純なものであれまたは調 整されたものであれ任意のカスコード回路の使用によってM2の性能が一般に高 められるであろうということを理解するであろう。図10中、調整されたカスコ ードは、それがサンプル位相ΦS1およびΦS2の両方の間M2のゲート58お よびノード50でより低い入力電圧降下を提供し、ホールド位相ΦHの間はより 大きな出力インピーダンス、より大きな電圧変動およびより低い出力キャパシタ ンスを提供するため、使用されている。この態様において、負荷によって生じる ノード50への負荷の影響をそれほど考慮することなく、Ioutを不定負荷に印 加できる。つまり、調整されたカスコード81は、電流複製器メモリトランジス タM1がチャネル効果を経験することを妨げることなく、M2で電流メモリセル の出力段をエンハンスする。 図11を参照し、図10と同様の機能を有する要素すべてに同様の参照符号を 付し、上に説明した。 図11中、図9に教示した物理キャパシタ66および68がM1のゲート60 およびM2のゲート58にそれぞれ結合される。また、調整されたカスコード回 路81がM2のドレイン52とノード50との間に挿入される。前に説明したよ うに、キャパシタ66および68は、M1およびM2のクロックフィードスルー エラーを減じ、調整されたカスコード回路81はM2の出力インピーダンス 請求の範囲 1.電流セルであって、 合算ノードに電流をフィードする定電流源と、 前記合算ノードに入力電流を選択的に結合するための入力スイッチ手段とを含 み、前記入力スイッチ手段は前記定電流源電流と前記入力電流との合計に実質的 に等しい合算電流を前記合算ノードにおいて生じるため有効であり、前記セルは さらに、 前記合算ノードを出力リードに選択的に結合するための出力スイッチ手段と、 入力電極、出力電極および制御電極を有する電流複製器とを含み、前記電流複 製器は、前記制御電極に応答して前記入力電極と前記出力電極との間に電流経路 を確立するため有効であり、前記制御電極はさらに前記電流経路を変調するため 有効であり、前記入力電極は前記合算電流を受けるため結合され、前記出力電極 は基準接地に結合され、前記セルはさらに、 前記制御電極を前記入力電極に選択的に結合するための制御スイッチを含み、 前記スイッチは前記制御スイッチが閉じているとき前記制御電極において制御電 圧を引起こすため有効であり、前記制御電圧は前記合算電流に依存し、前記制御 スイッチはさらに、前記制御スイッチが開いているとき前記制御電圧にエラー電 圧を導入するため有効であり、前記セルはさらに、 前記制御電極と前記基準接地との間に結合される第1の電圧ストア手段を含み 、前記第1の電圧ストア手段は前記制御スイッチが開いているとき前記制御電極 で前記制御電圧をストアおよび維持するため有効であり、前記セルはさらに、 前記制御スイッチが開いていることに応答して前記入力電極で変調電圧を発生 するための手段を含み、前記変調電圧は前記エラー電圧を補償しかつ前記入力電 極で前記合算電流を実質的に変わらないよう維持するため有効であり、前記セル はさらに、 前記入力電極と前記基準接地との間に結合される第2の電圧ストア手段を含み 、前記第2の電圧ストア手段は前記第1の入力電極において前記変調電圧をスト アおよび維持するため有効であり、前記入力スイッチ手段はサンプルおよびホー ルド位相のそれぞれの一方に応答して前記合算ノードから前記入力電流を切り離 す、 電流セル。 2.前記第2の電圧ストア手段は、キャパシタおよびドレイン電極とソース電極 と制御ゲートとを有するMOSトランジスタを含み、前記ドレイン電極は前記合 算ノードに結合され、前記ソース電極は前記電流複製器の前記入力電極に結合さ れ、前記キャパシタは前記制御ゲートと前記基準接地との間に結合される、請求 項1に記載の電流セル。 3.前記第2の電圧ストア手段はさらに、前記制御ゲートを前記合算ノードに選 択的に結合する第2の制御スイッチを含み、前記第2の制御スイッチは、サンプ ルおよびホールド位相のそれぞれの他方により制御される、請求項2に記載の電 流セル。 4.前記キャパシタは前記MOSトランジスタの真性キャパシタンスおよび物理 キャパシタのいずれか1つである、請求項2に記載の電流セル。 5.前記第1の電圧ストア手段は、前記制御電極と前記基準接地との間に結合さ れるキャパシタを含む、請求項1に記載の電流セル。 6.前記電流複製器は、ドレイン電極、ソース電極および制御ゲートを有するM OSトランジスタを含み、前記ドレイン電極は前記入力電極に結合され、前記ソ ース電極は前記出力電極に結合され、前記制御ゲートは前記制御電極に応答する 、請求項1に記載の電流セル。 7.変調電圧を発生するための前記手段は、前記MOSトランジスタ内のチャネ ル効果を含む、請求項6に記載の電流セル。 8.変調電圧を発生するための前記手段は、前記MOSトランジスタのトランス コンダクタンス利得を変調ずる、請求項7に記載の電流セル。 9.前記制御スイッチはMOSトランジスタである、請求項1に記載の電流セル 。 10.第1のサンプル位相、第2のサンプル位相およびホールド位相を有するタ イプの電流セルであって、 合算ノードに電流をフィードする定電流源と、 前記合算ノード電流をに選択的に印加される入力電流と、 第1のドレイン電極、第1のソース電極および第1の制御ゲートを有する第1 のMOSトランジスタとを有し、前記第1の制御ゲートはトランスコンダクタン ス利得を有する反転チャネルを生じさせ前記第1のドレイン電極を前記第1のソ ース電極に電気的に結合するため有効であり、前記第1のドレイン電極は前記定 電流源電流と前記入力電流との合計に実質的に等しい合算電流を受けるよう結合 され、前記セルはさらに、 選択的に前記第1のサンプル位相の間に前記第1の制御ゲートを前記第1のド レイン電極に結合し、かつ、前記第2のサンプル位相の間に前記第1の制御ゲー トを前記第1のドレイン電極から切断するためのスイッチを含み、前記スイッチ はさらに、前記第1のサンプル位相の間に前記トランスコンダクタンス利得と前 記合算電流とに寄与する、第1のゲート電圧を前記第1の制御ゲートにおいて引 起こすため有効であり、かつ、前記第2のサンプル位相の間に前記第1のゲート 電圧にエラー電圧を導入するため有効であり、前記セルはさらに、 前記第2のサンプル位相の間に、前記エラー電圧を補償しかつ前記合算電流を 実質的に変わらないよう維持するよう、前記反転チャネルの前記トランスコンダ クタンス利得を変調するための手段を含み、前記トランスコンダクタンス利得を 変調するための前記手段はさらに、前記第1のドレイン電極において補償電圧を 発生し、前記セルはさらに、 前記ホールド位相の間に前記第1のドレイン電極において前記補償電圧を記憶 および維持するための手段を含み、前記入力電流は前記ホールド位相に応答して 前記合算ノードから切断される、電流セル。 11.前記反転チャネルの前記トランスコンダクタンス利得を変調するための前 記手段は、前記第1のMOSトランジスタ内のチャネル効果を引き起こす、請求 項10に記載の電流セル。 12.前記補償電圧を記憶および維持するための前記手段は、前記合算ノードと 前記第1のドレイン電極との間に直列する、請求項10に記載の電流セル。 13.前記補償電圧を記憶および維持するための前記手段は、第2のドレイン電 極、第2のソース電極および第2の制御ゲートを有する第2のMOSトランジス タを含み、前記第2のドレイン電極は前記合算ノードに結合され、前記第2のソ ース電極は前記第1のドレイン電極に結合される、請求項12に記載の電流セル 。 14.前記補償電圧を記憶および維持するための前記手段はさらに、前記第2の 制御ゲートを前記合算ノードに選択的に結合するための第2のスイッチを含む、 請求項13に記載の電流セル。 15.前記補償電圧を記憶および維持するための前記手段はさらに、前記第2の 制御ゲートと基準接地との間に結合されるキャパシタンスを含む、請求項14に 記載の電流セル。 16.前記キャパシタンスは、前記第2のMOSトランジスタの真性キャパシタ ンスおよび物理キャパシタのいずれか1つである、請求項15に記載の電流セル 。 17.前記補償電圧を記憶および維持するための前記手段はさらに、前記合算ノ ードと前記第2のドレイン電極との間に結合されるカスコード回路を含む、請求 項14に記載の電流セル。 18.前記カスコード回路は、単純なカスコード回路および調整されるカスコー ド回路のいずれか1つである、請求項17に記載の電流セル。 19.前記第1のMOSトランジスタは、前記第1の制御ゲートと前記第1のソ ース電極との間に結合されるキャパシタンスを含み、前記キャパシタンスは前記 第1のゲート電圧をストアするために有効である、請求項10に記載の電流セル 。 20.前記キャパシタンスは、前記第1のMOSトランジスタの真性キャパシタ ンスおよび物理キャパシタのいずれか1つである、請求項19に記載の電流セル 。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.電流セルであって、 合算ノードにフィードする定電流源と、 前記合算ノードに入力電流を選択的に結合するための入力スイッチ手段とを含 み、前記入力スイッチ手段は前記定電流源と前記入力電流との合計に実質的に等 しい合算電流を前記合算ノードにおいて生じるため有効であり、前記セルはさら に、 前記合算ノードを出力リードに選択的に結合するための出力スイッチ手段と、 入力電極、出力電極および制御電極を有する電流複製器とを含み、前記電流複 製器は、前記制御電極に応答して前記入力電極と前記出力電極との間に電流経路 を確立するため有効であり、前記制御電極はさらに前記電流経路を変調するため 有効であり、前記入力電極は前記合算電流を受けるため結合され、前記出力電極 は基準接地に結合され、前記セルはさらに、 前記制御電極を前記入力電極に選択的に結合するための制御スイッチを含み、 前記スイッチは前記スイッチが閉じているとき前記制御電極において制御電圧を 引起こすため有効であり、前記制御電圧は前記合算電流に依存し、前記スイッチ はさらに、前記スイッチが開いているとき前記制御電圧にエラー電圧を導入する ため有効であり、前記セルはさらに、 前記制御電極と前記基準接地との間に結合される第1の電圧ストア手段を含み 、前記第1の電圧ストア手段は前記制御スイッチが開いているとき前記制御電極 で前記制御電圧をストアおよび維持するため有効であり、前記セルはさらに、 前記制御スイッチが開いていることに応答して前記入力電極で変調電圧を発生 するための手段を含み、前記変調電圧は前記エラー電圧を補償しかつ前記入力電 極で前記合算電流を実質的に変わらないよう維持するため有効であり、前記セル はさらに、 前記入力電極と前記基準接地との間に結合される第2の電圧ストア手段を含み 、前記第2の電圧ストア手段は前記第1の入力電極において前記変調電圧をスト アおよび維持するため有効であり、前記入力スイッチ手段は前記変調電圧が前記 第2の電圧ストア手段によりストアされたことに応答して前記合算ノードから前 記 入力電流を切り離す、電流セル。 2.前記第2の電圧ストア手段は、キャパシタおよびドレイン電極とソース電極 と制御ゲートとを有するMOSトランジスタを含み、前記ドレイン電極は前記合 算ノードに結合され、前記ソース電極は前記電流複製器の前記入力端子に結合さ れ、前記キャパシタは前記制御ゲートと前記基準接地との間に結合される、請求 項1に記載の電流セル。 3.前記第2の電圧ストア手段は、前記第2の制御ゲートを前記合算ノードに選 択的に結合する第2の制御スイッチを含み、前記第2の制御スイッチは、前記入 力電流が前記合算ノードに印加されたことに応答して閉じ、前記変調電圧が発生 されたことに応答して開く、請求項2に記載の電流セル。 4.前記キャパシタは前記MOSトランジスタの真性キャパシタンスおよび物理 キャパシタのいずれか1つである、請求項2に記載の電流セル。 5.前記第1の電圧ストア手段は、前記制御端子と前記基準接地との間に結合さ れるキャパシタを含む、請求項1に記載の電流セル。 6.前記電流複製器は、ドレイン電極、ソース電極および制御ゲートを有するM OSトランジスタを含み、前記ドレイン電極は前記入力端子に結合され、前記ソ ース電極は前記出力端子に結合され、前記制御ゲートは前記制御端子に応答する 、請求項1に記載の電流セル。 7.変調電圧を発生するための前記手段は、前記MOSトランジスタ内のチャネ ル効果を含む、請求項6に記載の電流セル。 8.変調電圧を発生するための前記手段は、前記MOSトランジスタのトランス コンダクタンス利得を変調する、請求項7に記載の電流セル。 9.前記制御スイッチはMOSトランジスタである、請求項1に記載の電流セル 。 10.第1のサンプル位相、第2のサンプル位相およびホールド位相を有するタ イプの電流セルであって、 合算ノードにフィードする定電流源と、 前記合算ノードに選択的に印加される入力電流と、 第1のドレイン電極、第1のソース電極および第1の制御ゲートを有する第1 のMOSトランジスタとを有し、前記第1の制御ゲートはトランスコンダクタン ス利得を有する反転チャネルを生じさせ前記第1のドレイン電極を前記第1のソ ース電極に電気的に結合するため有効であり、前記第1のドレイン電極は前記定 電流源と前記入力電流との合計に実質的に等しい合算電流を受けるよう結合され 、前記セルはさらに、 選択的に前記第1のサンプル位相の間に前記第1の制御ゲートを前記第1のド レイン電極に結合し、かつ、前記第2のサンプル位相の間に前記第1の制御ゲー トを前記第1のドレイン電極から切断するためのスイッチを含み、前記スイッチ はさらに、前記第1のサンプル位相の間に前記トランスコンダクタンス利得と前 記合算電流とに寄与する、ゲート電圧を前記第1の制御ゲートにおいて引起こす ため有効であり、かつ、前記第2のサンプル位相の間に前記第1のゲート電圧に エラー電圧を導入するため有効であり、前記セルはさらに、 前記第2のサンプル位相の間に、前記エラー電圧を補償しかつ前記ドレイン電 流を実質的に変わらないよう維持するよう、前記反転チャネルの前記トランスコ ンダクタンス利得を変調するための手段を含み、前記トランスコンダクタンス利 得を変調するための前記手段はさらに、前記第1のドレイン電極において補償電 圧を発生し、前記セルはさらに、 前記ホールド位相の間に前記第1のドレイン電極において前記補償電圧を記憶 および維持するための手段を含み、前記入力電流は前記補償電圧が記憶されたこ とに応答して前記合算ノードから切断される、電流セル。 11.前記反転チャネルの前記トランスコンダクタンス利得を変調するための前 記手段は、前記第1のMOSトランジスタ内のチャネル効果を引き起こす、請求 項10に記載の電流セル。 12.前記補償電圧を記憶および維持するための前記手段は、前記合算ノードと 前記第1のドレイン電極との間に直列する、請求項10に記載の電流セル。 13.前記補償電圧を記憶および維持するための前記手段は、第2のドレイン電 極、第2のソース電極および第2の制御ゲートを有する第2のMOSトランジス タを含み、前記第2のドレイン電極は前記合算ノードに結合され、前記第2のソ ース電極は前記第1のドレイン電極に結合される、請求項12に記載の電流セル 。 14.前記補償電圧を記憶および維持するための前記手段はさらに、前記第2の 制御ゲートを前記合算ノードに選択的に結合するための第2のスイッチを含む、 請求項13に記載の電流セル。 15.前記補償電圧を記憶および維持するための前記手段は、前記第2の制御ゲ ートと基準接地との間に結合されるキャパシタンスを含む、請求項14に記載の 電流セル。 16.前記キャパシタンスは、前記第2のMOSトランジスタの真性キャパシタ ンスおよび物理キャパシタのいずれか1つである、請求項15に記載の電流セル 。 17.前記補償電圧を記憶および維持するための前記手段は、前記合算ノードと 前記第2のドレイン電極との間に結合されるカスコード回路を含む、請求項14 に記載の電流セル。 18.前記カスコード回路は、単純なカスコード回路および調整されるカスコー ド回路のいずれか1つである、請求項17に記載の電流セル。 19.前記第1のMOSトランジスタは、前記第1の制御ゲートと前記第1のソ ース電極との間に結合されるキャパシタンスを含み、前記キャパシタンスは前記 ゲート電圧をストアするために有効である、請求項10に記載の電流セル。 20.前記キャパシタンスは、前記第1のMOSトランジスタの真性キャパシタ ンスおよび物理キャパシタのいずれか1つである、請求項19に記載の電流セル 。
JP51370398A 1996-09-16 1997-09-04 切換電流メモリセルのためのクロックフィードスルー低減システム Ceased JP2001523371A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/714,376 US5783952A (en) 1996-09-16 1996-09-16 Clock feedthrough reduction system for switched current memory cells
US08/714,376 1996-09-16
PCT/US1997/015590 WO1998011554A1 (en) 1996-09-16 1997-09-04 Clock feedthrough reduction system for switched current memory cells

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001523371A true JP2001523371A (ja) 2001-11-20

Family

ID=24869791

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP51370398A Ceased JP2001523371A (ja) 1996-09-16 1997-09-04 切換電流メモリセルのためのクロックフィードスルー低減システム

Country Status (9)

Country Link
US (1) US5783952A (ja)
EP (1) EP0925588B1 (ja)
JP (1) JP2001523371A (ja)
KR (1) KR100466082B1 (ja)
CN (1) CN1163909C (ja)
DE (1) DE69717469T2 (ja)
HK (1) HK1021064A1 (ja)
TW (1) TW337019B (ja)
WO (1) WO1998011554A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004354428A (ja) * 2003-05-27 2004-12-16 Sony Corp 表示装置
JP2006221702A (ja) * 2005-02-09 2006-08-24 Nagoya Institute Of Technology サンプルホールド回路

Families Citing this family (55)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB9720740D0 (en) * 1997-10-01 1997-12-03 Philips Electronics Nv Switched-current memory
US6028466A (en) * 1998-02-05 2000-02-22 Lucent Technologies Inc. Integrated circuit including high transconductance voltage clamp
US6307406B1 (en) * 1998-09-25 2001-10-23 Lucent Technologies, Inc. Current comparator for current mode circuits
JP4193452B2 (ja) * 2001-08-29 2008-12-10 日本電気株式会社 電流負荷デバイス駆動用半導体装置及びそれを備えた電流負荷デバイス
CN100440286C (zh) 2001-08-29 2008-12-03 日本电气株式会社 用于驱动电流负载器件的半导体器件及提供的电流负载器件
US7365713B2 (en) 2001-10-24 2008-04-29 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Semiconductor device and driving method thereof
US7456810B2 (en) 2001-10-26 2008-11-25 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Light-emitting device and driving method thereof
US7742064B2 (en) 2001-10-30 2010-06-22 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd Signal line driver circuit, light emitting device and driving method thereof
US7576734B2 (en) * 2001-10-30 2009-08-18 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Signal line driving circuit, light emitting device, and method for driving the same
TWI261217B (en) * 2001-10-31 2006-09-01 Semiconductor Energy Lab Driving circuit of signal line and light emitting apparatus
US7193619B2 (en) * 2001-10-31 2007-03-20 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Signal line driving circuit and light emitting device
US6927618B2 (en) * 2001-11-28 2005-08-09 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Electric circuit
JP2003283271A (ja) * 2002-01-17 2003-10-03 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 電気回路
JP4271479B2 (ja) * 2003-04-09 2009-06-03 株式会社半導体エネルギー研究所 ソースフォロワ及び半導体装置
TW591586B (en) * 2003-04-10 2004-06-11 Toppoly Optoelectronics Corp Data-line driver circuits for current-programmed electro-luminescence display device
US6844759B2 (en) * 2003-06-10 2005-01-18 Concordia University Method and circuit for eliminating charge injection from transistor switches
KR100515300B1 (ko) 2003-10-07 2005-09-15 삼성에스디아이 주식회사 전류 샘플/홀드 회로와 전류 샘플/홀드 방법 및 이를이용한 역다중화 장치와 디스플레이 장치
CA2490858A1 (en) 2004-12-07 2006-06-07 Ignis Innovation Inc. Driving method for compensated voltage-programming of amoled displays
US7068024B1 (en) * 2004-12-30 2006-06-27 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Voltage regulator having positive temperature coefficient for self-compensation and related method of regulating voltage
EP1904995A4 (en) 2005-06-08 2011-01-05 Ignis Innovation Inc METHOD AND SYSTEM FOR CONTROLLING A LIGHT EMITTING DEVICE DISPLAY
US9269322B2 (en) 2006-01-09 2016-02-23 Ignis Innovation Inc. Method and system for driving an active matrix display circuit
EP2458579B1 (en) 2006-01-09 2017-09-20 Ignis Innovation Inc. Method and system for driving an active matrix display circuit
US9489891B2 (en) 2006-01-09 2016-11-08 Ignis Innovation Inc. Method and system for driving an active matrix display circuit
FR2899841B1 (fr) * 2006-04-12 2008-07-04 Bic Soc Pointe d'ecriture pour effectuer des traces de differentes largeurs et instrument d'ecriture comprenant une telle pointe
CA2660598A1 (en) 2008-04-18 2009-06-22 Ignis Innovation Inc. System and driving method for light emitting device display
CA2637343A1 (en) 2008-07-29 2010-01-29 Ignis Innovation Inc. Improving the display source driver
US9370075B2 (en) 2008-12-09 2016-06-14 Ignis Innovation Inc. System and method for fast compensation programming of pixels in a display
US8497828B2 (en) 2009-11-12 2013-07-30 Ignis Innovation Inc. Sharing switch TFTS in pixel circuits
CA2687631A1 (en) 2009-12-06 2011-06-06 Ignis Innovation Inc Low power driving scheme for display applications
CA2696778A1 (en) 2010-03-17 2011-09-17 Ignis Innovation Inc. Lifetime, uniformity, parameter extraction methods
KR101132216B1 (ko) * 2010-12-02 2012-04-02 금오공과대학교 산학협력단 라우팅 더미 커패시터를 구비한 디지털 아날로그 변환기
US9351368B2 (en) 2013-03-08 2016-05-24 Ignis Innovation Inc. Pixel circuits for AMOLED displays
US9886899B2 (en) 2011-05-17 2018-02-06 Ignis Innovation Inc. Pixel Circuits for AMOLED displays
US20140368491A1 (en) 2013-03-08 2014-12-18 Ignis Innovation Inc. Pixel circuits for amoled displays
EP2945147B1 (en) 2011-05-28 2018-08-01 Ignis Innovation Inc. Method for fast compensation programming of pixels in a display
US9747834B2 (en) 2012-05-11 2017-08-29 Ignis Innovation Inc. Pixel circuits including feedback capacitors and reset capacitors, and display systems therefore
CN102915071A (zh) * 2012-10-23 2013-02-06 南京航空航天大学 面向混合信号处理的低电压低功耗开关电流采样保持电路
US8975948B2 (en) * 2012-11-15 2015-03-10 Texas Instruments Incorporated Wide common mode range transmission gate
US9786223B2 (en) 2012-12-11 2017-10-10 Ignis Innovation Inc. Pixel circuits for AMOLED displays
US9336717B2 (en) 2012-12-11 2016-05-10 Ignis Innovation Inc. Pixel circuits for AMOLED displays
US9721505B2 (en) 2013-03-08 2017-08-01 Ignis Innovation Inc. Pixel circuits for AMOLED displays
CA2894717A1 (en) 2015-06-19 2016-12-19 Ignis Innovation Inc. Optoelectronic device characterization in array with shared sense line
KR102158382B1 (ko) 2013-08-22 2020-09-22 삼성디스플레이 주식회사 전류 메모리 셀 및 이를 포함하는 전류 모드 디지털 아날로그 컨버터
CA2873476A1 (en) 2014-12-08 2016-06-08 Ignis Innovation Inc. Smart-pixel display architecture
CA2886862A1 (en) 2015-04-01 2016-10-01 Ignis Innovation Inc. Adjusting display brightness for avoiding overheating and/or accelerated aging
US10657895B2 (en) 2015-07-24 2020-05-19 Ignis Innovation Inc. Pixels and reference circuits and timing techniques
CA2898282A1 (en) 2015-07-24 2017-01-24 Ignis Innovation Inc. Hybrid calibration of current sources for current biased voltage progra mmed (cbvp) displays
US10373554B2 (en) 2015-07-24 2019-08-06 Ignis Innovation Inc. Pixels and reference circuits and timing techniques
CA2908285A1 (en) 2015-10-14 2017-04-14 Ignis Innovation Inc. Driver with multiple color pixel structure
US9715941B2 (en) 2015-10-30 2017-07-25 Sony Semiconductor Solutions Corporation State machine controlled MOS linear resistor
US9728271B2 (en) * 2015-10-30 2017-08-08 Sony Semiconductor Solutions Corporation Charge injection noise reduction in sample-and-hold circuit
CN106415282B (zh) * 2016-08-16 2019-06-21 深圳市汇顶科技股份有限公司 一种电流采样保持电路及信号采集系统
KR101767172B1 (ko) 2016-09-12 2017-08-10 서울과학기술대학교 산학협력단 클락-피드스루(clock-feedthrough) 최소화하기 위한 전류메모리 회로
US11469223B2 (en) * 2019-05-31 2022-10-11 Analog Devices International Unlimited Company High precision switched capacitor MOSFET current measurement technique
CN115622549B (zh) * 2022-12-19 2023-02-28 晟矽微电子(南京)有限公司 开关电路、数模转换器、芯片及电子设备

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4958123A (en) * 1987-12-23 1990-09-18 U.S. Philips Corporation Circuit arrangement for processing sampled analogue electrical signals
US4937469A (en) * 1988-08-30 1990-06-26 International Business Machines Corporation Switched current mode driver in CMOS with short circuit protection
GB2231423A (en) * 1989-05-10 1990-11-14 Philips Electronic Associated Integrator circuit
GB2231424A (en) * 1989-05-10 1990-11-14 Philips Electronic Associated Integrator circuit
GB2234835A (en) * 1989-08-07 1991-02-13 Philips Electronic Associated Intergrator circuit
GB2235799A (en) * 1989-09-06 1991-03-13 Philips Electronic Associated Differentiator circuit
US5296752A (en) * 1991-05-08 1994-03-22 U.S. Philips Corporation Current memory cell
GB9204763D0 (en) * 1992-03-05 1992-04-15 Philips Electronics Uk Ltd Signal processing arrangements
GB9301463D0 (en) * 1993-01-26 1993-03-17 Philips Electronics Uk Ltd Current memory
GB9424810D0 (en) * 1994-12-08 1995-02-08 Philips Electronics Uk Ltd Current comparator arrangement
GB9517787D0 (en) * 1995-08-31 1995-11-01 Philips Electronics Uk Ltd Current memory

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004354428A (ja) * 2003-05-27 2004-12-16 Sony Corp 表示装置
JP4543625B2 (ja) * 2003-05-27 2010-09-15 ソニー株式会社 表示装置
JP2006221702A (ja) * 2005-02-09 2006-08-24 Nagoya Institute Of Technology サンプルホールド回路

Also Published As

Publication number Publication date
EP0925588B1 (en) 2002-11-27
HK1021064A1 (en) 2000-05-26
CN1163909C (zh) 2004-08-25
DE69717469T2 (de) 2003-06-26
US5783952A (en) 1998-07-21
DE69717469D1 (de) 2003-01-09
KR100466082B1 (ko) 2005-01-13
EP0925588A4 (ja) 1999-07-21
EP0925588A1 (en) 1999-06-30
WO1998011554A1 (en) 1998-03-19
KR20000036128A (ko) 2000-06-26
CN1234902A (zh) 1999-11-10
TW337019B (en) 1998-07-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001523371A (ja) 切換電流メモリセルのためのクロックフィードスルー低減システム
US5400273A (en) Analog current memory
US5430670A (en) Differential analog memory cell and method for adjusting same
US4897596A (en) Circuit arrangement for processing sampled analogue electrical signals
US4484089A (en) Switched-capacitor conductance-control of variable transconductance elements
EP0778510A1 (en) Highly symmetrical bi-directional current sources
JP2975378B2 (ja) トラック・ホールド回路
US6362688B1 (en) System and method for optimal biasing of a telescopic cascode operational transconductance amplifier (OTA)
US5023489A (en) Integrator circuit
US5625304A (en) Voltage comparator requiring no compensating offset voltage
US5714894A (en) Current comparator arrangement
Fiez et al. Signal-dependent clock-feedthrough cancellation in switched-current circuits
JP3869011B2 (ja) 電流メモリ
US11114986B2 (en) Constant level-shift buffer amplifier circuits
JPH11513168A (ja) 電流メモリ
JPH11220340A (ja) 演算増幅器構成
JP3869468B2 (ja) 電流メモリ
JP3599747B2 (ja) 2つの電気量を比較するための回路装置
US6788134B2 (en) Low voltage current sources/current mirrors
US7139026B2 (en) Imaging device with suppressed inter-column variations
JP2000132989A (ja) トラックホールド回路
JPH06195993A (ja) サンプルホールド回路
JPS6245360Y2 (ja)
GB2298979A (en) Pipeline ADC with scaled elements
Sugimoto et al. The design of a 1 V, 40 MHz, current-mode sample-and-hold circuit with 10-bit linearity

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040721

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061219

A313 Final decision of rejection without a dissenting response from the applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A313

Effective date: 20070509

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070619