JP2001523187A - 操舵組立体 - Google Patents

操舵組立体

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JP2001523187A JP54525998A JP54525998A JP2001523187A JP 2001523187 A JP2001523187 A JP 2001523187A JP 54525998 A JP54525998 A JP 54525998A JP 54525998 A JP54525998 A JP 54525998A JP 2001523187 A JP2001523187 A JP 2001523187A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、支持フレーム(3)を有する多目的車(2)用の操舵組立体(1)であって、組立体(1)は、ほぼ垂直な軸(18)のそれぞれのまわりに旋回可能な端部(15)によって長手方向の範囲を定められる横車軸部材(13)を有する操舵可能な前車軸(4)を有し、各端部(15)は、操舵可能な車輪(16)を回転自在に支持し、前車軸(4)はまた、前車軸(4)を球面継ぎ手(5)を介して自由に回転するようにフレーム(3)に接続するために車軸(13)に固く接続される管状体(19)を有し、接続ユニット(6)は、前車軸(4)を安定した状態でフレームに接続し、車輪(16)への荷重がフレーム(3)に伝達されるようにするために設けられ、接続ユニット(6)は、前車軸(4)をフレーム(3)から弾性を持って切り離す緩衝装置(8)を有する。

Description

【発明の詳細な説明】 操舵組立体発明の分野 本発明は、凹凸のある地面の上での使用に適した、自動車用の前車軸懸架機構 及び操舵組立体に関する。 本発明は、農場用トラクタのような多用途車へ適用するのに便利であり、本発 明について単に例を用いて以下に説明する。発明の背景 以下の記述において右方向及び左方向の基準は、前進する方向に向いているト ラクタの後ろに立って決定されるものである。また、以下の記述において「前方 向の」、「後方向の」又は「上方向の」等の用語は便宜上の用語であり、限定的 な用語と解釈されるべきものではない。 農耕作業において、機械的又は化学的な地面処理機械を牽引する車輪トラクタ を使用することは一般に知られている。ほとんどの型のトラクタにおいてエンジ ンブロックを備えるフレームは、通常、操舵可能な車輪を取付けた前車軸を有す る操舵組立体を前部で支持する。引用することによりここに組込まれるEP−A −0.691.258は、フレームに回動自在に接続された、T字形構造の前車 軸を有する操舵組立体を開示している。前車軸は、旋回する端部によって水平方 向の範囲が定められ、操舵可能な車輪を支持し、球面継手によってフレームに接 続されて後方向に延びる管状体を有する。操舵可能な各車輪は、リニアアクチュ エータによって管状体に接続され、リニアアクチュエータによって前車軸に対し て回転される。操舵組立体はさらに、管状体をトラクタの後輪端に近い位置でフ レームに接続する支持リンクを備える。この支持リンクは、略垂直な円筒形ヒン ジによって管状体に、そして球面継手によってフレームに接続され、前車軸を一 方では垂直ヒンジの回りに水平方向に旋回させ、他方では水平軸回りに垂直に振 動させる。上記の構造により、支持リンクは牽引力の作用を主に受ける。操舵組 立体は、一対の連結棒を備え、各連結棒は、その一端において、フレームの、管 状体の前部と並んだ部分に接続され、その他端において、操舵可能な各車輪に接 続される。 前車軸をフレームに接続する球面継手と後輪の軸との間の距離は、前輪と後輪 との間の距離よりも短いことがわかる。そのことによって、また、連結棒がある ことによって、前車軸は、リニアアクチュエータの対立する作動で球面継ぎ手に 対して回転される。その結果、フレームに対する操舵可能な車輪の運動量は、操 舵可能な各車輪の前車軸の対応する端に対する回転と、前車軸のフレームに対す る回転との組合せとなり、それによって、狭い場所で車両をうまく動かすことが できる。 上記から、上述の操舵組立体は、様々な条件下においてトラクタを高度に操縦 可能であり、粗い、凹凸のある地面の上を走行するときにも、後輪同様に操舵可 能な車輪の接地も維持することができるものであることがわかる。しかし、地形 と対向する前車軸に働く、トラクタの前進に対する抵抗力は、支持リンクによっ てフレームに直接伝達され、支持リンクは逆にまたフレームが受けた荷重を車軸 へ伝達するので、粗い地面上を走行する時や高速度で走行する時には、上記の操 舵組立体の効果は減少してしまい、そのような場合、トラクタの操縦は特に困難 であり、結果として、疲労のために運転手の気が散ることもある。発明の目的 従って、本発明は、前述の欠点を克服するように設計された、自動車用の操舵 組立体を提供することを目的とする。発明の概要 本発明は、支持フレームを有する多目的車用の操舵組立体であって、 前記フレームに対して回転可能であって、 操舵可能な車輪を回転自在に各々支持し、ほぼ垂直な軸の各々の まわりに旋回可能な端部によって横方向に範囲を定められる車軸部材と、 前記車軸部材に固く接続され、操舵車軸を第1の球面継ぎ手を介 して前記フレームに回転自在に接続する部材とを有する操舵車軸と、 前記操舵車軸と前記フレームの中問に設けられ、前記操舵車軸の前記フ レームに対する所定方向の動きを制限する接続手段とを備える組立体において、 前記接続手段は、前記操舵車軸を前記フレームから弾性を持って切り離 す緩衝手段を有することを特徴とする操舵組立体を提供する。図面の簡単な説明 本発明に係る操舵組立体について、例を用い、添付の図面を参照しながら、さ らに詳しく説明する。 図1は、本発明に係る操舵組立体の第1の実施形態の概略平面図である。 図2は、図1の側面図である。 図3は、図1の操舵組立体の第2の実施形態の概略平面図である。 図4は、図1の操舵組立体の第3の実施形態の概略平面図である。 図5は、図4の側面図である。 図6は、図1の組立体の第4の実施形態の概略平面図である。 図7は、図4に示す第3の実施形態に適用できる他の取付部材の前部断面図で ある。 図8は、図7の側面図である。好適な実施形態の詳細な説明 図1の参照番号1は、トラクタ2のような多目的車用の操舵組立体を指してお り、添付図面では簡略にするために部分的にしか示していない。 図1及び図2を参照すると、トラクタ2は、長手方向の支持フレーム又はシャ ーシ(以下フレームと略す)3と、このフレーム3の下側(図2参照)に球面継 ぎ手5によって接続されるT字形前車軸4を有する組立体1とを備える。この組 立体1はさらに、前車軸4とフレーム3との間に配置される接続ユニット6を備 え、この接続ユニット6は前車軸4を支持するが、接続ユニット6が支持しなけ れば、前車軸4はフレーム3の重さによって図1に示すように右回りに回転して しまう。接続ユニット6は、前車軸4にかかる荷重をフレーム3へ伝えるもので あり、関節構造7と緩衝装置8とを備える。すなわち、この緩衝装置8は、関節 構造7と協動して、前車軸4をフレーム3から機械的に切離し、それによって前 車軸4とフレーム3との間の荷重のよりスムーズな伝達を可能にするものである 。 図1及び図2を参照すると、前車軸4は、2本の横アーム14を有する横車軸 部13を備え、各横アーム14は中空で、揺動体17の介在によって操舵可能な 車輪16に接続される端部15によってその範囲を定められる。揺動体17は、 対応する横アーム14に対して略垂直な軸18回りに蝶番式に取付けられている 。前車軸4はさらに、管状体又はトランペット状部の形をした部材(以下管状体 と略す)19を備え、この管状体19は、横車軸部13に固着され、そこから後 ろ方向に延びる。図2に示すように、ボディの上部後端には継ぎ手5の頭部20 が設けられ、この継ぎ手5は、フレーム3に固着された円筒形シート21の内側 に係合する。前車軸4は車軸シャフト22(図2参照)を収容し、この車軸シャ フト22は、管状体19内に収容される差動装置24を介して、伝動軸23によ って駆動される。車軸シャフト22は、四輪駆動を希望する場合には、選択的に 前輪を駆動することもできる。 組立体1はまた、一対の連結棒25(図1参照)を備え、各連結棒25は、前 車軸4の端部15のうちの一方をボス26を介してフレーム3に接続し、このボ ス26は、フレーム3に取付けられ、車輪16の中間に位置し、管状体19の前 端に対向する。すなわち、EP−A−0.691.258により詳しく説明され ているように、2本の連結棒25は共に拘束部27を形成し、車輪16は旋回軸 上に取付けられているので、管状体19を、またそれによって前車軸4を同一方 向に回転させる。車輪16の、各端部15の枢軸18回りの回転と、管状体19 の、継ぎ手5(図2参照)回りの回転の組合せによって、トラクタ2の操舵半径 は著しく減少する。 その上、組立体1は、一対の複動油圧(液圧)リニアアクチュエータ28を備 え、各アクチュエータ28は、管状体19と各端部15に接続され、一対のアク チュエータ28は従来の方法で逆相で動作して、車輪16を前車軸4に対して回 転させる。同時に、拘束部27は、前車軸4を継ぎ手5の円筒形シート21回り に回転させ、トラクタ2を狭い場所でうまく動かすことを可能にする。 関節構造7は、長形体30によって形成される連接棒を備え、この長形体30 は、継ぎ手5の下に設けられる球面継ぎ手31によって管状体19に接続される 。関節構造7はさらに、継ぎ手5と球面継ぎ手31との間の管状体19の部分に よって形成される垂直レバーアームと、垂直な軸を有するヒンジ33によってフ レーム3に蝶番式に取付けられる水平レバーアーム32とを有する。長形体30 は、球面継ぎ手31から遠い端において、球面継ぎ手34によってレバーアーム 32に接続され、それによって、関節構造7は、空間的な構造になる。関節構造 7の固定された基部は、トラクタ2のフレーム3と一致する。また、この場合に おいては、レバーアーム32は、いわゆる第1分類のレバーとして機能する。 直線状ベルクランクの形をしたレバーアーム32は、ヒンジ33の球面継ぎ手 34とは反対側に延びる延長部35を有する。緩衝装置8は、一方でフレーム3 に接続し、他方で延長部35に接続するための環状部37を有する公知の長形緩 衝装置36を備える。すなわち、緩衝装置36は、ヒンジ33の球面継ぎ手31 とは反対側において、ヒンジ38によってフレーム3に接続され、ヒンジ39に よってレバーアーム32に接続される。両方のヒンジ38、39は、ヒンジ33 のヒンジ軸に平行なヒンジ軸を有する。 図1を参照すると、緩衝装置36は、油圧(液圧)空気圧式であって、公知の 油圧空気圧式アキュムレータを有する剛性調節部材40を備える。この剛性調節 部材40は、緩衝装置36の応答を、トラクタ2が運転される地面の特性に適合 させるように動作可能である。 特に図1及び図2を参照すると、長形体30は通常、部分的に伝動軸23(図 2参照)の横及び下側に位置し、したがって、決して伝動軸23とぶつかること がない。 操舵組立体1の動作は、さらに詳しく述べなくても、上記の説明によって明確 に理解されよう。地面によって引き起こされた、トラクタ2への荷重に応じて、 前車軸4は、緩衝装置36によって減衰して、継ぎ手5付近を振動させ、これに よって、トラクタ2を粗い地面の上で、あるいは高速度で、スムーズに操縦でき るようになる。明らかに、ここで説明及び例示した組立体1に対し、本発明の範 囲から逸脱せずに変更を加えることが可能である。 例えば、図3に示すように、緩衝装置36にかかる力を減少させるために、継 ぎ手34とヒンジ33の位置を逆にして、図1でフレーム3の中心に蝶番式に取 付けられたレバーアーム32を、今度は水平方向の端で蝶番式に取付け、いわゆ る第2分類のレバーとして動作するようにする。 図4及び図5を参照すると、レバーアーム32は変更を加えられ、その横方向 の端において、一対の略同一の直角部45によって範囲を定められ、それによっ てH字形構造を形成している。直角部45は、上端45'(図5参照)において 旋回するようにフレーム3に接続される。フレーム3はさらに、一対の緩衝装置 36を支持し、簡潔にするために、そのうち一方だけが対応する剛性調節部材4 0とともに図示される。各緩衝装置36は、水平ヒンジ46によって、蝶番式に フレーム3に取付けられ、この水平ヒンジ46に平行なヒンジ47によって、一 方の直角部45の下端に接続される。この配置において、レバーアーム32は、 フレーム3にあまり固定されずに保持され、2つの緩衝装置36によって浮動状 態に維持される。長形体30は、球面継ぎ手48を介してレバーアーム32に取 付けられる。図4に示すように、長形体30は、スロット49を有し、長手方向 に方向に延びる伝動軸23は、スロット49を介して案内される。 もちろん、希望によっては、一対の液圧空気圧式緩衝装置36を、同等の剛性 を有する一対のばねに置き換えてもいい。 図5に示すように、支持構造であるレバーアーム32と直角部45が、継ぎ手 31の最下部を通る水平面から上方向に片寄っている。このことは、緩衝機構を 設けても最低地上高を減少させないことを意味している。 図6に示すように、組立体1は、長形体30に変更を加えることによって、大 幅に単純化されており、この場合、組立体1は、図1乃至図5に示す緩衝装置3 6と同一機能であるが明らかに寸法の小さい一対の緩衝装置50を介在して互い に接続される2つの部分から成る。長形体30は、球面継ぎ手34によってフレ ーム3に直接接続され、伝動軸23を案内する長形スロット51を有する。 要望によっては、一対の油圧空気圧式緩衝装置50は当然、ともに同等の剛性 を有する一対のばね、又は単一のばねに置き換えることができる。 図7及び図8において、図5のH字形構造であるレバーアーム32と直角部4 5の他の取付構造60が示されている。この取付構造60は、球面継ぎ手64に よってフレーム3に回転自在に取付けられた円筒形延長部62を有する逆U字形 に形成される。逆U字のそれぞれの外側において、図8に仮想的に示す緩衝装置 36は、球面継ぎ手66を介して、旋回可能に取付構造60に取付けられる。緩 衝装置36は、球面継ぎ手68によって、旋回可能にフレーム3に取付けられ、 一方の球面継ぎ手68のみが図8に示されている。長形体30は、その後端に円 筒形ハブ70が設けられ、このハブ70は、逆U字形の取付構造60の2本の脚 の中間に保持されるピン72に嵌合する。長形体30は再び、伝動軸23が長形 体30のどの位置においてもぶつからずに通り抜けられるようにするためのスロ ットを有する。全ての球面継ぎ手を設けることによって、長形体30によって送 られてくる動きに応答するために、付随の緩衝装置36を有する取付構造60を 様々な方向に動かすことができる。 長形体30の緩衝運動を、そしてそれによって前車軸4の緩衝運動を所定の範 囲内に制限するために、取付構造60には、図8において破線で示されるように 、最端位置にあるときにフレーム3に当接する当接延長部74が前部及び後部に それぞれ設けられている。したがって、緩衝装置36がその最端動作位置に達す る前に、当接延長部74は長形体30のそれ以上の動きを制限し、これによって 、緩衝装置がそのストロークの最後の位置において強い力を受けることを防ぐ。 ピン72を継ぎ手64と緩衝装置36の取付点66の中間に配置して緩衝装置 のためのより大きなレバーアームを形成することは、緩衝装置36に伝わる力を 軽減するために有利である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.支持フレーム(3)を有する多用途車(2)用の操舵組立体(1)で あって、上記フレーム(3)に対して回転可能な操舵車軸(4)と、該操舵車軸 (4)と上記フレーム(3)との中間部に設けられ、上記操舵車軸(4)の上記 フレーム(3)に対する所定方向の動きを制限する接続手段(6)とを備えてな り、上記操舵車軸(4)は、略垂直な軸(18)の各々のまわりに旋回可能な端 部(15)によって横方向に範囲が定まる車軸部材(13)と、該車軸部材(1 3)に固着され、上記操舵車軸(4)を第1の球面継ぎ手(5)を介して上記フ レーム(3)に回転自在に接続する部材(19)とを有するもので、上記各端部 (15)は操舵可能な車輪(16)を回動自在に各々支持するものである、操舵 組立体(1)において、上記接続手段(6)は、上記操舵車軸(4)を上記フレ ーム(3)から分離するとともに両者を弾性をもって接続する緩衝手段(8)を 備えてなることを特徴とする操舵組立体。 2.上記端部(15)と上記部材(19)との中間部に設けられ、上記端 部(15)を上記操舵車軸(4)に対して回転させる制御手段(28)と、上記 端部(15)と上記フレーム(3)との間に位置し、上記操舵車軸(4)を上記 第1の球面継ぎ手(5)に対して回転させる一対の棒(25)とを備えることを 特徴とする請求項1に記載の操舵組立体。 3.上記接続手段(6)は、上記前車軸(4)に接続され、上記第1の球 面継ぎ手(5)の近くにある第1のレバー(30)と、該第1のレバー(30) の遠位の端において第2の球面継ぎ手(34)によって上記第1のレバー(30 )に接続される第2のレバー(32)とを有することを特徴とする請求項1又は 2に記載の操舵組立体。 4.上記第2のレバー(32)は、上記第1の球面継ぎ手(5)の操舵可 能な車輪(16)とは反対側において、第1のヒンジ(33)によって上記フレ ーム(3)に接続されたものであり、上記部材(19)と上記第1及び第2のレ バー(30、32)は共に、上記第1の球面継ぎ手(5)及び上記第1のヒンジ (33)によって上記フレーム(3)に接続される関節構造(7)を形成するこ とを特徴とする請求項3に記載の操舵組立体。 5.上記緩衝手段(8)は、上記第1のレバー(30)によって上記第2 のレバー(32)に伝達される荷重を少なくとも部分的に吸収するために、第2 のヒンジ(39)によって上記第2のレバー(32)に接続される弾性部(36 )を有することを特徴とする請求項4に記載の操舵組立体。 6.上記第1のヒンジ(33)は、上記第2の球面継ぎ手(34)と上記 第2のヒンジ(39)との中間に設けられ、上記第2のヒンジ(39)は、略垂 直なヒンジ軸を有することを特徴とする請求項5に記載の操舵組立体。 7.上記第2の球面継ぎ手(34)は、上記第1及び第2のヒンジ(33 、39)の中間に配置され、上記第2のヒンジ(39)は、略垂直なヒンジ軸を 有することを特徴とする請求項5に記載の操舵組立体。 8.上記弾性部(36)はその剛性が調節可能であることを特徴とする請 求項5に記載の操舵組立体。 9.上記弾性部(36)は、剛性が調節可能な液圧空気圧式緩衝装置(3 6)を有することを特徴とする請求項5に記載の操舵組立体。 10.上記第2のレバー(32)には、上記フレーム(3)に対して立設 する端部(45)が設けられ、該端部(45)は、一方がヒンジによって直接、 他方が上記緩衝手段(8)を介して間接的に上記フレーム(3)に接続されるこ とを特徴とする請求項3に記載の操舵組立体。 11.上記接続手段(6)は、上記第1の球面継ぎ手(5)の上記操舵可 能な車輪(16)とは反対側に設けられる第2の球面継ぎ手(34)によって上 記フレーム(3)に接続される長形体(30)を有し、該長形体(30)は、上 記第1の球面継ぎ手(5)の近くにあって、上記操舵車軸(4)を上記フレーム (3)から弾性をもって切離すために上記緩衝手段によって弾性を持って互いに 接続される少なくとも2つの部分から成る上記部材(19)に蝶番式に接続され ることを特徴とする請求項2に記載の操舵組立体。 12.上記第1のレバー(30)は、第3の球面継ぎ手(31)によって 上記操舵車軸(4)に接続されることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか 1項に記載の操舵組立体。 13.上記接続手段(6)は、旋回軸(64)を介してフレーム(3)に 蝶番式に接続される取付構造(60)と、一端において上記第1の球面継ぎ手( 5)の近くで上記前車軸(4)に接続され、他端において上記取付構造(60) に接続される上記レバー(30)とを有し、上記緩衝手段(8、36)は、上記 取付構造(60)と上記フレーム(3)との中間部に設けられたことを特徴とす る請求項1に記載の操舵組立体。 14.上記取付構造(60)は逆U字形に形成されていて、球面継ぎ手に よって形成される上記旋回軸(64)を介してフレーム(3)に接続するための 上向き延長部(62)を有することを特徴とする請求項13に記載の操舵組立体 。 15.上記緩衝手段(8、36)は、球面継ぎ手(66)によって上記取 付構造(60)に取付けられ、上記レバー(30)は、上記旋回軸(64)と上 記球面継ぎ手(66)との中間位置において上記取付構造(60)に接続される ことを特徴とする請求項14に記載の操舵組立体。 16.上記取付構造(60)は、上記取付構造(60)の最端位置におい てフレーム(3)と係合することによって上記緩衝手段(8、36)のストロー クを制限する当接部材(74)を有することを特徴とする請求項13乃至15の いずれか1項に記載の操舵組立体。
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