JPH05162518A - 車両のサスペンション装置 - Google Patents
車両のサスペンション装置Info
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- JPH05162518A JPH05162518A JP35376691A JP35376691A JPH05162518A JP H05162518 A JPH05162518 A JP H05162518A JP 35376691 A JP35376691 A JP 35376691A JP 35376691 A JP35376691 A JP 35376691A JP H05162518 A JPH05162518 A JP H05162518A
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- Japan
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- arm
- shock absorber
- suspension device
- axis
- vehicle
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G3/00—Resilient suspensions for a single wheel
- B60G3/18—Resilient suspensions for a single wheel with two or more pivoted arms, e.g. parallelogram
- B60G3/20—Resilient suspensions for a single wheel with two or more pivoted arms, e.g. parallelogram all arms being rigid
- B60G3/26—Means for maintaining substantially-constant wheel camber during suspension movement ; Means for controlling the variation of the wheel position during suspension movement
- B60G3/265—Means for maintaining substantially-constant wheel camber during suspension movement ; Means for controlling the variation of the wheel position during suspension movement with a strut cylinder contributing to the suspension geometry by being linked to the wheel support via an articulation
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G15/00—Resilient suspensions characterised by arrangement, location or type of combined spring and vibration damper, e.g. telescopic type
- B60G15/02—Resilient suspensions characterised by arrangement, location or type of combined spring and vibration damper, e.g. telescopic type having mechanical spring
- B60G15/06—Resilient suspensions characterised by arrangement, location or type of combined spring and vibration damper, e.g. telescopic type having mechanical spring and fluid damper
- B60G15/07—Resilient suspensions characterised by arrangement, location or type of combined spring and vibration damper, e.g. telescopic type having mechanical spring and fluid damper the damper being connected to the stub axle and the spring being arranged around the damper
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2200/00—Indexing codes relating to suspension types
- B60G2200/10—Independent suspensions
- B60G2200/14—Independent suspensions with lateral arms
- B60G2200/156—Independent suspensions with lateral arms wishbone-type arm formed by two links defining a virtual apex
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2204/00—Indexing codes related to suspensions per se or to auxiliary parts
- B60G2204/40—Auxiliary suspension parts; Adjustment of suspensions
- B60G2204/414—Cardan joints
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
- Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ブッシュの変形によるフリクションを解消で
き、キャンバ剛性とキャスタ剛性を向上でき、キャスタ
コントロールの自由度を高め得るような車両のサスペン
ション装置を提供する。 【構成】 アッパアーム40と、ロアアーム50と、シ
ョックアブソーバ20とを備え、ショックアブソーバ本
体の下端部をロアアーム50に連結するとともにアッパ
アーム40をショックアブソーバ本体に枢着してなるサ
スペンション装置において、前記ショックアブソーバ本
体の下端部をユニバーサルジョイント30を介してロア
アーム50に連結した。これにより、キャンバ剛性とキ
ャスタ剛性を高め、且つキャスタコントロールの自由度
を高めることが出来る。
き、キャンバ剛性とキャスタ剛性を向上でき、キャスタ
コントロールの自由度を高め得るような車両のサスペン
ション装置を提供する。 【構成】 アッパアーム40と、ロアアーム50と、シ
ョックアブソーバ20とを備え、ショックアブソーバ本
体の下端部をロアアーム50に連結するとともにアッパ
アーム40をショックアブソーバ本体に枢着してなるサ
スペンション装置において、前記ショックアブソーバ本
体の下端部をユニバーサルジョイント30を介してロア
アーム50に連結した。これにより、キャンバ剛性とキ
ャスタ剛性を高め、且つキャスタコントロールの自由度
を高めることが出来る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のサスペンション
装置に関し、特にアッパアームとロアアームとショック
アブソーバとを備え、ストラット式サスペンションとダ
ブルウィッシュボーン式サスペンションの中間的サスペ
ンションにおいて、ショックアブソーバ本体とロアアー
ムとの連結構造を改善したものに関する。
装置に関し、特にアッパアームとロアアームとショック
アブソーバとを備え、ストラット式サスペンションとダ
ブルウィッシュボーン式サスペンションの中間的サスペ
ンションにおいて、ショックアブソーバ本体とロアアー
ムとの連結構造を改善したものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両のサスペンション装置とし
て、ストラット式サスペンションやダブルウィッシュボ
ーン式サスペンションが広く実用に供されているが、ス
トラット式サスペンションは、部品数が少なく構造が小
型・簡単である反面、キングピンオフセットが大きくな
ること、キャンバ剛性を高めにくいことなどの問題があ
り、またダブルウィッシュボーン式サスペンションは、
キャンバ変化やトレッド変化等に対するジオメトリ上の
設計の自由度が高く、またキングピンオフセットを比較
的小さくできる反面、大きな設置スペースが必要である
という問題がある。そこで、前記両形式のサスペンショ
ンの長所を兼備したサスペンションとして、特開昭56
−128207号公報、特開昭57−209408号公
報、特公昭58−55921号公報には、車幅方向向き
のアッパアーム及びロアアームとショックアブソーバと
を備え、ショックアブソーバ本体の下端部をロアアーム
に枢着するとともにアッパアームの内端部をショックア
ブソーバ本体に枢着してなるサスペンション装置が提案
されている。
て、ストラット式サスペンションやダブルウィッシュボ
ーン式サスペンションが広く実用に供されているが、ス
トラット式サスペンションは、部品数が少なく構造が小
型・簡単である反面、キングピンオフセットが大きくな
ること、キャンバ剛性を高めにくいことなどの問題があ
り、またダブルウィッシュボーン式サスペンションは、
キャンバ変化やトレッド変化等に対するジオメトリ上の
設計の自由度が高く、またキングピンオフセットを比較
的小さくできる反面、大きな設置スペースが必要である
という問題がある。そこで、前記両形式のサスペンショ
ンの長所を兼備したサスペンションとして、特開昭56
−128207号公報、特開昭57−209408号公
報、特公昭58−55921号公報には、車幅方向向き
のアッパアーム及びロアアームとショックアブソーバと
を備え、ショックアブソーバ本体の下端部をロアアーム
に枢着するとともにアッパアームの内端部をショックア
ブソーバ本体に枢着してなるサスペンション装置が提案
されている。
【0003】前記公報に記載のサスペンション装置(以
下、ストラット改良型サスペンション装置という)にお
いては、キングピン軸の配置上の自由度、キャンバ変化
やトレッド変化やアンチダイブに対するジオメトリ上の
自由度が従来のダブルウィッシュボーン式サスペンショ
ンと同様に得られ、比較的コンパクトでレイアウト性に
優れているため、特に最近のFF車のフロントサスペン
ションに適している。図10は、前記ストラット改良型
サスペンション装置の機構図を示し、アッパアーム14
0がショックアブソーバ120に枢着されているため、
ショックアブソーバ120のb方向への回動を規制する
為に、ショックアブソーバ本体の下端がロアアーム15
0に前後方向軸心(Z軸)を有する枢着部にて枢着さ
れ、バンプやリバウンド時にロアアーム150がX軸回
りにa方向に揺動するのに応じてショックアブソーバ1
20はc方向へ伸縮する。ロアアーム150のX軸はピ
ッチングセンタ高を左右し、アンチダイブジオメトリに
影響を及ぼす。
下、ストラット改良型サスペンション装置という)にお
いては、キングピン軸の配置上の自由度、キャンバ変化
やトレッド変化やアンチダイブに対するジオメトリ上の
自由度が従来のダブルウィッシュボーン式サスペンショ
ンと同様に得られ、比較的コンパクトでレイアウト性に
優れているため、特に最近のFF車のフロントサスペン
ションに適している。図10は、前記ストラット改良型
サスペンション装置の機構図を示し、アッパアーム14
0がショックアブソーバ120に枢着されているため、
ショックアブソーバ120のb方向への回動を規制する
為に、ショックアブソーバ本体の下端がロアアーム15
0に前後方向軸心(Z軸)を有する枢着部にて枢着さ
れ、バンプやリバウンド時にロアアーム150がX軸回
りにa方向に揺動するのに応じてショックアブソーバ1
20はc方向へ伸縮する。ロアアーム150のX軸はピ
ッチングセンタ高を左右し、アンチダイブジオメトリに
影響を及ぼす。
【0004】一方、ショックアブソーバのY軸はキャス
タ角を左右し、ロールセンタ高、ピッチセンタ高、ダン
パ効率等様々なアライメントに影響を及ぼす。従って、
X軸と略平行なZ軸と、Y軸とのなす角は90度ではな
いある角度αに設定されており、バンプやリバウンド時
に角度αが増減変化するだけでなく、角度βも増減変化
する。ここで、バンプやリバウンド時に、ホイール10
0の上下移動量よりもショックアブソーバ本体の上下移
動量(即ち、アッパアーム140の内端部の上下移動
量)の方が小さくなるため、アッパアーム140の傾斜
角が増大して適切なキャンバ変化を確保するように構成
されている。
タ角を左右し、ロールセンタ高、ピッチセンタ高、ダン
パ効率等様々なアライメントに影響を及ぼす。従って、
X軸と略平行なZ軸と、Y軸とのなす角は90度ではな
いある角度αに設定されており、バンプやリバウンド時
に角度αが増減変化するだけでなく、角度βも増減変化
する。ここで、バンプやリバウンド時に、ホイール10
0の上下移動量よりもショックアブソーバ本体の上下移
動量(即ち、アッパアーム140の内端部の上下移動
量)の方が小さくなるため、アッパアーム140の傾斜
角が増大して適切なキャンバ変化を確保するように構成
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記ショックアブソー
バ本体の下端部をロアアーム150に連結する枢着部
は、通常ゴムブッシュを有する軸状の枢着部に形成さ
れ、そのブッシュの硬さを極力適切に設定するものの、
ショックアブソーバ本体とロアアームとの連結が過拘束
状態になりやすく、前記ブッシュの弾性変形に伴うフリ
クションが発生すること、ブッシュの変形によるキャン
バ剛性やキャスタ剛性の低下が生じること、などの問題
がある。しかも、キャンバコントロールのパラメータと
しては、主としてロアアーム150の長さm、アッパア
ーム140の長さ、ショックアブソーバ120のロアア
ーム150への取付け位置までの長さnの3つのパラメ
ータしか活用できないため、キャンバコントロールの自
由度を大きくすることが難しい。
バ本体の下端部をロアアーム150に連結する枢着部
は、通常ゴムブッシュを有する軸状の枢着部に形成さ
れ、そのブッシュの硬さを極力適切に設定するものの、
ショックアブソーバ本体とロアアームとの連結が過拘束
状態になりやすく、前記ブッシュの弾性変形に伴うフリ
クションが発生すること、ブッシュの変形によるキャン
バ剛性やキャスタ剛性の低下が生じること、などの問題
がある。しかも、キャンバコントロールのパラメータと
しては、主としてロアアーム150の長さm、アッパア
ーム140の長さ、ショックアブソーバ120のロアア
ーム150への取付け位置までの長さnの3つのパラメ
ータしか活用できないため、キャンバコントロールの自
由度を大きくすることが難しい。
【0006】本発明の目的は、ブッシュの変形やフリク
ションを解消でき、キャンバ剛性とキャスタ剛性を向上
でき、キャンバコントロールの自由度を高め得るような
車両のサスペンション装置を提供することである。
ションを解消でき、キャンバ剛性とキャスタ剛性を向上
でき、キャンバコントロールの自由度を高め得るような
車両のサスペンション装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る車両のサ
スペンション装置は、アッパアームとロアアームとショ
ックアブソーバとを備え、ショックアブソーバの下端部
をロアアームに連結するとともにアッパアームをショッ
クアブソーバ本体に枢着してなるサスペンション装置に
おいて、前記ショックアブソーバ本体の下端部をロアア
ームに連結する連結部に設けられるジョイントを、車体
前後方向の回転軸心と車幅方向の回転軸心を有するユニ
バーサルジョイントで構成したことを特徴とするもので
ある。
スペンション装置は、アッパアームとロアアームとショ
ックアブソーバとを備え、ショックアブソーバの下端部
をロアアームに連結するとともにアッパアームをショッ
クアブソーバ本体に枢着してなるサスペンション装置に
おいて、前記ショックアブソーバ本体の下端部をロアア
ームに連結する連結部に設けられるジョイントを、車体
前後方向の回転軸心と車幅方向の回転軸心を有するユニ
バーサルジョイントで構成したことを特徴とするもので
ある。
【0008】請求項2に係る車両のサスペンション装置
は、請求項1の装置において、前記ユニバーサルジョイ
ントの前後方向軸心を、ロアアームの両端の枢着部を結
ぶ軸線に対して上下方向にオフセットさせたことを特徴
とするものである。
は、請求項1の装置において、前記ユニバーサルジョイ
ントの前後方向軸心を、ロアアームの両端の枢着部を結
ぶ軸線に対して上下方向にオフセットさせたことを特徴
とするものである。
【0009】請求項3に係る車両のサスペンション装置
は、請求項1の装置において、前記サスペンション装置
が、前記アッパアームに相当するアッパラテラルと、前
記ロアアームに相当する前後に離隔して配置された1対
のラテラルリンクとを備えたリヤサスペンション装置で
あり、前記ユニバーサルジョイントが、前後のラテラル
リンクにわたる連結部材を含めて構成されたことを特徴
とするものである。
は、請求項1の装置において、前記サスペンション装置
が、前記アッパアームに相当するアッパラテラルと、前
記ロアアームに相当する前後に離隔して配置された1対
のラテラルリンクとを備えたリヤサスペンション装置で
あり、前記ユニバーサルジョイントが、前後のラテラル
リンクにわたる連結部材を含めて構成されたことを特徴
とするものである。
【0010】
【作用】請求項1に係る車両のサスペンション装置にお
いては、前記ショックアブソーバ本体の下端部をロアア
ームに連結する連結部に設けられるジョイントを、車体
前後方向の回転軸心と車幅方向の回転軸心を有するユニ
バーサルジョイントで構成したので、この連結部にゴム
ブッシュなどを用いる必要がなく、ショックアブソーバ
本体の下端とロアアームとの連結を必要且つ十分な拘束
機能を有する低摩擦の理想的な連結構造にすることがで
き、ショックアブソーバ本体の下端の前後方向や車幅方
向への移動を完全に拘束してショックアブソーバの横剛
性を確保でき、キャンバ剛性やキャスタ剛性を高めるこ
とが出来る。
いては、前記ショックアブソーバ本体の下端部をロアア
ームに連結する連結部に設けられるジョイントを、車体
前後方向の回転軸心と車幅方向の回転軸心を有するユニ
バーサルジョイントで構成したので、この連結部にゴム
ブッシュなどを用いる必要がなく、ショックアブソーバ
本体の下端とロアアームとの連結を必要且つ十分な拘束
機能を有する低摩擦の理想的な連結構造にすることがで
き、ショックアブソーバ本体の下端の前後方向や車幅方
向への移動を完全に拘束してショックアブソーバの横剛
性を確保でき、キャンバ剛性やキャスタ剛性を高めるこ
とが出来る。
【0011】請求項2に係る車両のサスペンション装置
においては、請求項1と同様の作用が得られるうえ、前
記ユニバーサルジョイントの前後方向軸心を、ロアアー
ムの両端の枢着部を結ぶ軸線に対して上下方向にオフセ
ットさせたため、このオフセット量をもキャンバコント
ロールにおけるパラメータとして活用し得るから、キャ
ンバコントロールの自由度を格段に高めることが出来、
同時に、アッパアームの長さをより短く設定することも
可能になる。
においては、請求項1と同様の作用が得られるうえ、前
記ユニバーサルジョイントの前後方向軸心を、ロアアー
ムの両端の枢着部を結ぶ軸線に対して上下方向にオフセ
ットさせたため、このオフセット量をもキャンバコント
ロールにおけるパラメータとして活用し得るから、キャ
ンバコントロールの自由度を格段に高めることが出来、
同時に、アッパアームの長さをより短く設定することも
可能になる。
【0012】請求項3に係る車両のサスペンション装置
においては、請求項1と同様の作用が得られるうえ、ア
ッパラテラルと前後に離隔して配置された1対のラテラ
ルリンクとを備えたリヤサスペンション装置において、
前記ユニバーサルジョイントが、前後のラテラルリンク
にわたる連結部材を含めて構成されたため、前後のラテ
ラルリンク間のデッドスペースを活用してユニバーサル
ジョイントを配設でき、レイアウト性に優れる。
においては、請求項1と同様の作用が得られるうえ、ア
ッパラテラルと前後に離隔して配置された1対のラテラ
ルリンクとを備えたリヤサスペンション装置において、
前記ユニバーサルジョイントが、前後のラテラルリンク
にわたる連結部材を含めて構成されたため、前後のラテ
ラルリンク間のデッドスペースを活用してユニバーサル
ジョイントを配設でき、レイアウト性に優れる。
【0013】
【発明の効果】前記作用の項で説明したように、次のよ
うな効果が得られる。請求項1に係る車両のサスペンシ
ョン装置によれば、ショックアブソーバ本体の下端部を
ロアアームに連結する連結部にユニバーサルジョイント
を設けたことにより、ショックアブソーバ本体の下端と
ロアアームとの連結を、必要且つ十分な拘束機能を有し
低摩擦の理想的な連結構造にすることができ、ショック
アブソーバ本体の下端の前後方向や車幅方向への移動を
完全に拘束してショックアブソーバの横剛性を確保で
き、キャンバ剛性やキャスタ剛性を高めることが出来
る。
うな効果が得られる。請求項1に係る車両のサスペンシ
ョン装置によれば、ショックアブソーバ本体の下端部を
ロアアームに連結する連結部にユニバーサルジョイント
を設けたことにより、ショックアブソーバ本体の下端と
ロアアームとの連結を、必要且つ十分な拘束機能を有し
低摩擦の理想的な連結構造にすることができ、ショック
アブソーバ本体の下端の前後方向や車幅方向への移動を
完全に拘束してショックアブソーバの横剛性を確保で
き、キャンバ剛性やキャスタ剛性を高めることが出来
る。
【0014】請求項2に係る車両のサスペンション装置
によれば、請求項1と同様の効果が得られるうえ、前記
ユニバーサルジョイントの前後方向軸心を、ロアアーム
の両端の枢着部を結ぶ軸線に対して上下方向にオフセッ
トさせたことにより、このオフセット量をもキャンバコ
ントロールにおけるパラメータとして活用し得るから、
キャンバコントロールの自由度を格段に高めることが出
来、同時に、アッパアームの長さをより短く設定するこ
とも可能になる。
によれば、請求項1と同様の効果が得られるうえ、前記
ユニバーサルジョイントの前後方向軸心を、ロアアーム
の両端の枢着部を結ぶ軸線に対して上下方向にオフセッ
トさせたことにより、このオフセット量をもキャンバコ
ントロールにおけるパラメータとして活用し得るから、
キャンバコントロールの自由度を格段に高めることが出
来、同時に、アッパアームの長さをより短く設定するこ
とも可能になる。
【0015】請求項3に係る車両のサスペンション装置
によれば、請求項1と同様の効果が得られるうえ、アッ
パラテラルと前後に離隔して配置された1対のラテラル
リンクとを備えたリヤサスペンション装置における前記
ユニバーサルジョイントが、前後のラテラルリンクにわ
たる連結部材を含めて構成されたため、前後のラテラル
リンク間のデッドスペースを活用してユニバーサルジョ
イントを配設でき、レイアウト性に優れる。
によれば、請求項1と同様の効果が得られるうえ、アッ
パラテラルと前後に離隔して配置された1対のラテラル
リンクとを備えたリヤサスペンション装置における前記
ユニバーサルジョイントが、前後のラテラルリンクにわ
たる連結部材を含めて構成されたため、前後のラテラル
リンク間のデッドスペースを活用してユニバーサルジョ
イントを配設でき、レイアウト性に優れる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面に基いて
説明する。本実施例は、FF型自動車のフロントのサス
ペンション装置に本発明を適用した場合の一例であり、
このサスペンション装置FSは左右対称の構成なので、
以下図1〜図4に基いて右側の前輪1を支持する構造に
ついて説明する。エンジンルーム2のホイールエプロン
3にはフロントサイドフレーム4が設けられ、サスペン
ションクロスメンバ5の連結ブラケット5aがフロント
サイドフレーム4にボルト6にて固定され、ホイールエ
プロン3に形成されたサスペンションタワー7の頂部に
はショックアブソーバ20を連結するマウント部8が設
けられている。前記サスペンション装置FSは、ホイー
ルサポート10と、ショックアブソーバ20と、その外
側に配置されたコイルスプリング36と、アッパアーム
40と、ロアアームとしてのIアーム50及びトレーリ
ングリンク60と、スタビライザ70などを備えてい
る。
説明する。本実施例は、FF型自動車のフロントのサス
ペンション装置に本発明を適用した場合の一例であり、
このサスペンション装置FSは左右対称の構成なので、
以下図1〜図4に基いて右側の前輪1を支持する構造に
ついて説明する。エンジンルーム2のホイールエプロン
3にはフロントサイドフレーム4が設けられ、サスペン
ションクロスメンバ5の連結ブラケット5aがフロント
サイドフレーム4にボルト6にて固定され、ホイールエ
プロン3に形成されたサスペンションタワー7の頂部に
はショックアブソーバ20を連結するマウント部8が設
けられている。前記サスペンション装置FSは、ホイー
ルサポート10と、ショックアブソーバ20と、その外
側に配置されたコイルスプリング36と、アッパアーム
40と、ロアアームとしてのIアーム50及びトレーリ
ングリンク60と、スタビライザ70などを備えてい
る。
【0017】前記ホイールサポート10には、ホイール
1aを取付ける為の回転自在に装着された軸部11と、
ステアリング装置のタイロッド16が連結されるナック
ル12と、上部枢着部13と、前後に併設された1対の
下部枢着部14、15とが設けられ、ドライビングシャ
フト9の右端部が自在継手を介して軸部11に連結され
ている。前記ショックアブソーバ20とコイルスプリン
グ36に関して、ショックアブソーバ20は、一般的な
油圧ダンパからなり、そのショックアブソーバ本体21
に固定されたバネ受け部材22とショックアブソーバ2
0のロッド23の上端近くに固定されたバネ受け部材2
4間にコイルスプリング36が配設され、ロッド23の
上端に固定されたマウント部材25がマウント部8に4
本のボルト8aにて固定されている。
1aを取付ける為の回転自在に装着された軸部11と、
ステアリング装置のタイロッド16が連結されるナック
ル12と、上部枢着部13と、前後に併設された1対の
下部枢着部14、15とが設けられ、ドライビングシャ
フト9の右端部が自在継手を介して軸部11に連結され
ている。前記ショックアブソーバ20とコイルスプリン
グ36に関して、ショックアブソーバ20は、一般的な
油圧ダンパからなり、そのショックアブソーバ本体21
に固定されたバネ受け部材22とショックアブソーバ2
0のロッド23の上端近くに固定されたバネ受け部材2
4間にコイルスプリング36が配設され、ロッド23の
上端に固定されたマウント部材25がマウント部8に4
本のボルト8aにて固定されている。
【0018】ショックアブソーバ本体21の下半部は前
後1対の脚部27を有するフォーク部材26からなり、
これら前後1対の脚部27の下端部27aは、第1連結
部28においてIアーム50の途中部に回動自在に枢着
され、フォーク部材26の上端部の外側部には、第2連
結部29においてアッパアーム40の前後1対の腕部4
1の内端部42がボール継手ブッシュ(これは、軸状の
ボール継手とゴムブッシュとを含む)を介して枢着され
ている。但し、各内端部42をボール継手により枢着し
てもよい。前記第1連結部28に関して、前記フォーク
部材26の1対の脚部27の下端部27aが、前後方向
の回転軸心と左右方向の回転軸心とを有するユニバーサ
ルジョイント30を介して、Iアーム50のスパン中央
部より少し外側の部位に連結されている。
後1対の脚部27を有するフォーク部材26からなり、
これら前後1対の脚部27の下端部27aは、第1連結
部28においてIアーム50の途中部に回動自在に枢着
され、フォーク部材26の上端部の外側部には、第2連
結部29においてアッパアーム40の前後1対の腕部4
1の内端部42がボール継手ブッシュ(これは、軸状の
ボール継手とゴムブッシュとを含む)を介して枢着され
ている。但し、各内端部42をボール継手により枢着し
てもよい。前記第1連結部28に関して、前記フォーク
部材26の1対の脚部27の下端部27aが、前後方向
の回転軸心と左右方向の回転軸心とを有するユニバーサ
ルジョイント30を介して、Iアーム50のスパン中央
部より少し外側の部位に連結されている。
【0019】前記アッパアーム40について説明する
と、アッパアーム40は車幅方向向きに略水平に配設さ
れ、その1対の腕部41の内端部42が前記のように略
前後方向むきの軸心Cを有するボール継手ブッシュを介
してフォーク部材26の上端部の外側枢着部34に枢着
され、アッパアーム40の外端部43は上部枢着部13
にボール継手により枢着してある。前記Iアーム50に
ついて説明すると、Iアーム50は車幅方向向きに略水
平に配設され、その内端部52は、略前後方向向きの軸
心Bを有するボール継手ブッシュ(軸状のボール継手と
ゴムブッシュとを含む)を介してサスペンションクロス
メンバ5の枢着ブラケット5bに枢着され、Iアーム5
0の外端部53は、前側の下部枢着部14にボール継手
により枢着してある。
と、アッパアーム40は車幅方向向きに略水平に配設さ
れ、その1対の腕部41の内端部42が前記のように略
前後方向むきの軸心Cを有するボール継手ブッシュを介
してフォーク部材26の上端部の外側枢着部34に枢着
され、アッパアーム40の外端部43は上部枢着部13
にボール継手により枢着してある。前記Iアーム50に
ついて説明すると、Iアーム50は車幅方向向きに略水
平に配設され、その内端部52は、略前後方向向きの軸
心Bを有するボール継手ブッシュ(軸状のボール継手と
ゴムブッシュとを含む)を介してサスペンションクロス
メンバ5の枢着ブラケット5bに枢着され、Iアーム5
0の外端部53は、前側の下部枢着部14にボール継手
により枢着してある。
【0020】ここで、前記ユニバーサルジョイント30
について説明すると、Iアーム50の途中部の上面には
左右1対の枢支部31が相対向状に固定又は一体形成さ
れ、ユニバーサルジョイント30の十文字軸は、左右方
向向きの第1軸部32と、前後方向向きの第2軸部33
とを有し、第1軸部32は左右1対の枢支部31に回動
自在に枢着され、また第2軸部33はフォーク部材26
の前後1対の脚部27の下端部27aに回動自在に枢着
され、第2軸部33の軸心は、Iアーム50の内外両端
部を結ぶ軸線から所定距離上方へオフセットした状態に
配設されている。尚、前記ユニバーサルジョイント30
の両軸部32、33の端部は、基本的にはゴムブッシュ
を介さずに枢着されている。
について説明すると、Iアーム50の途中部の上面には
左右1対の枢支部31が相対向状に固定又は一体形成さ
れ、ユニバーサルジョイント30の十文字軸は、左右方
向向きの第1軸部32と、前後方向向きの第2軸部33
とを有し、第1軸部32は左右1対の枢支部31に回動
自在に枢着され、また第2軸部33はフォーク部材26
の前後1対の脚部27の下端部27aに回動自在に枢着
され、第2軸部33の軸心は、Iアーム50の内外両端
部を結ぶ軸線から所定距離上方へオフセットした状態に
配設されている。尚、前記ユニバーサルジョイント30
の両軸部32、33の端部は、基本的にはゴムブッシュ
を介さずに枢着されている。
【0021】前記トレーリングリンク60に関して、ト
レーリングリンク60は、その後端側程内側へいくよう
に湾曲した形状で略前後方向向きに配設され、その前端
部61はボール継手を介して後側の下部枢着部15に連
結され、トレーリングリンク60の後端部の連結軸部6
2はサスペンションクロスメンバ5の後部の枢着ブラケ
ット5cに略前後方向向きの軸心のゴムブッシュを含む
連結部63を介して連結され、この連結軸部62は枢着
ブラケット5cに対して軸方向相対移動拘束状に連結さ
れている。前記スタビライザ70は、左右1対のアーム
部71とこれらアーム部71の後端同士を連結するトー
ションバー部72とを一体形成したもので、アーム部7
1の端部はコントロールリンク73を介してフォーク部
材26の後側の脚部27の上端部に連結されている。ま
た、キングピン軸Kは、図1、図5に図示のようにキン
グピンオフセットが小さな正の値となるように設定さ
れ、また図3に図示のように適当なキャスタトレールC
tが得られるように設定されている。
レーリングリンク60は、その後端側程内側へいくよう
に湾曲した形状で略前後方向向きに配設され、その前端
部61はボール継手を介して後側の下部枢着部15に連
結され、トレーリングリンク60の後端部の連結軸部6
2はサスペンションクロスメンバ5の後部の枢着ブラケ
ット5cに略前後方向向きの軸心のゴムブッシュを含む
連結部63を介して連結され、この連結軸部62は枢着
ブラケット5cに対して軸方向相対移動拘束状に連結さ
れている。前記スタビライザ70は、左右1対のアーム
部71とこれらアーム部71の後端同士を連結するトー
ションバー部72とを一体形成したもので、アーム部7
1の端部はコントロールリンク73を介してフォーク部
材26の後側の脚部27の上端部に連結されている。ま
た、キングピン軸Kは、図1、図5に図示のようにキン
グピンオフセットが小さな正の値となるように設定さ
れ、また図3に図示のように適当なキャスタトレールC
tが得られるように設定されている。
【0022】次に、以上説明した自動車のサスペンショ
ン装置の作用について、前記サスペンション装置FSを
機構図的に示す図5により説明する。先ず、キングピン
軸Kに関して、Iアーム50の内端のブッシュとショッ
クアブソーバ20の上端をマウントするマウント部とを
結ぶ線Lと、Iアーム50の外端のボール継手とアッパ
アーム40の外端のボール継手とを結ぶ線Mとの交点を
点Pとし、Iアーム50とトレーリングリンク60の瞬
間中心を点Qとすると、交点Pと瞬間中心Qとを結ぶ線
がキングピン軸Kとなり、図示のように、キングピンオ
フセットを小さな正の値(但し、略零の値にしてもよ
い)に設定することが出来るから、トルクステアやキッ
クバックを改善することができる。一方、前輪1がバン
プするとき前輪1とともにホイールサポート10が上方
へ移動し、Iアーム50がその内端部52を回動中心と
して上方へ揺動し、ショックアブソーバ20のロッド2
3は退入して、サスペンション装置FSは点線図示の状
態となる。
ン装置の作用について、前記サスペンション装置FSを
機構図的に示す図5により説明する。先ず、キングピン
軸Kに関して、Iアーム50の内端のブッシュとショッ
クアブソーバ20の上端をマウントするマウント部とを
結ぶ線Lと、Iアーム50の外端のボール継手とアッパ
アーム40の外端のボール継手とを結ぶ線Mとの交点を
点Pとし、Iアーム50とトレーリングリンク60の瞬
間中心を点Qとすると、交点Pと瞬間中心Qとを結ぶ線
がキングピン軸Kとなり、図示のように、キングピンオ
フセットを小さな正の値(但し、略零の値にしてもよ
い)に設定することが出来るから、トルクステアやキッ
クバックを改善することができる。一方、前輪1がバン
プするとき前輪1とともにホイールサポート10が上方
へ移動し、Iアーム50がその内端部52を回動中心と
して上方へ揺動し、ショックアブソーバ20のロッド2
3は退入して、サスペンション装置FSは点線図示の状
態となる。
【0023】ここで、ショックアブソーバ本体21の下
端部(フォーク部材26の脚部27の下端部27a)が
前後方向の回転軸心と左右方向の回転軸心とを有するユ
ニバーサルジョイント30を介してIアーム50に連結
されているため、ショックアブソーバ本体21がその軸
回りに回動することはなく、またゴムブッシュを介さず
に連結されているため、ゴムブッシュの変形やフリクシ
ョンが生じることがなく、その横剛性は十分に高く維持
され、これによりキャンバ剛性やキャスタ剛性を高める
ことが出来る。ここで、ホイールサポート10のバンプ
時の上昇量をH、Iアーム50の長さをm、Iアーム5
0の内端部52から第1連結部28までの長さをnとす
ると、第1連結部28の上昇量hはH×(n/m)とな
るため、アッパアーム40の内端部42の上昇量hがホ
イールサポート10の上昇量Hよりも小さくなる。その
結果、アッパアーム40の傾斜角が増加し、これにより
ホイールサポート10のキャンバ角が負値となる適切な
キャンバ変化が得られ、キャスタ剛性も確保されること
になる。前輪1がリバウンドする場合にも同様に対地キ
ャンバを略零にでき、キャスタ剛性も確保できる。この
ように、前記長さm、n、とアッパアーム40の長さを
主なパラメータとしてキャンバコントロールを行うこと
ができる。
端部(フォーク部材26の脚部27の下端部27a)が
前後方向の回転軸心と左右方向の回転軸心とを有するユ
ニバーサルジョイント30を介してIアーム50に連結
されているため、ショックアブソーバ本体21がその軸
回りに回動することはなく、またゴムブッシュを介さず
に連結されているため、ゴムブッシュの変形やフリクシ
ョンが生じることがなく、その横剛性は十分に高く維持
され、これによりキャンバ剛性やキャスタ剛性を高める
ことが出来る。ここで、ホイールサポート10のバンプ
時の上昇量をH、Iアーム50の長さをm、Iアーム5
0の内端部52から第1連結部28までの長さをnとす
ると、第1連結部28の上昇量hはH×(n/m)とな
るため、アッパアーム40の内端部42の上昇量hがホ
イールサポート10の上昇量Hよりも小さくなる。その
結果、アッパアーム40の傾斜角が増加し、これにより
ホイールサポート10のキャンバ角が負値となる適切な
キャンバ変化が得られ、キャスタ剛性も確保されること
になる。前輪1がリバウンドする場合にも同様に対地キ
ャンバを略零にでき、キャスタ剛性も確保できる。この
ように、前記長さm、n、とアッパアーム40の長さを
主なパラメータとしてキャンバコントロールを行うこと
ができる。
【0024】Iアーム50を枢着するB軸はピッチセン
タ高を左右し、アンチダイブジオメトリに影響を及ぼ
す。ショックアブソーバ20の軸心はキャスタ角を左右
し、ロールセンタ高、ピッチセンタ高、ダンパ効率等様
々なアライメントに影響を及ぼす。ここで、ユニバーサ
ルジョイント30の第2軸部33の軸心が、Iアーム5
0の両端部を結ぶ軸線から所定距離kだけオフセットし
ているため、このオフセット量kもキャンバコントロー
ルに影響を及ぼすことから、オフセット量kもキャンバ
コントロールのパラメータとして活用することができ、
キャンバコントロールの自由度が拡大する。即ち、図6
のように、ユニバーサルジョイント30の第2軸部33
をIアーム50の上側へオフセットさせ、そのオフセッ
ト量kを大きくする程、バンプ時のキャンバ角がマイナ
ス方向へ変化し、また図7のように第2軸部33をIア
ーム50の下側へオフセットさせ、そのオフセット量k
を大きくする程、バンプ時のキャンバ角がプラス方向へ
変化する。
タ高を左右し、アンチダイブジオメトリに影響を及ぼ
す。ショックアブソーバ20の軸心はキャスタ角を左右
し、ロールセンタ高、ピッチセンタ高、ダンパ効率等様
々なアライメントに影響を及ぼす。ここで、ユニバーサ
ルジョイント30の第2軸部33の軸心が、Iアーム5
0の両端部を結ぶ軸線から所定距離kだけオフセットし
ているため、このオフセット量kもキャンバコントロー
ルに影響を及ぼすことから、オフセット量kもキャンバ
コントロールのパラメータとして活用することができ、
キャンバコントロールの自由度が拡大する。即ち、図6
のように、ユニバーサルジョイント30の第2軸部33
をIアーム50の上側へオフセットさせ、そのオフセッ
ト量kを大きくする程、バンプ時のキャンバ角がマイナ
ス方向へ変化し、また図7のように第2軸部33をIア
ーム50の下側へオフセットさせ、そのオフセット量k
を大きくする程、バンプ時のキャンバ角がプラス方向へ
変化する。
【0025】次に、トレーリングリンク60に関して、
このトレーリングリンク60がない場合、制動時に路面
からタイヤに作用する制動力によりホイールサポート1
0にモーメントが作用するが、トレーリングリンク60
によりIアーム50の前後移動が拘束されるため、また
ショックアブソーバ20は前後方向へ揺動せず、アッパ
アーム40とIアーム50を介してホイールサポート1
0のその軸回りの回動が規制され、キャスタトレールC
tが略一定に維持される。尚、トレーリングリンク60
は、後方へ向けて延ばす代わりに前方へ向けて延ばして
もよいし、トレーリングリンク60の後端部は車幅方向
軸心を有するブッシュを介してサスペンションクロスメ
ンバ5に連結してもよく、また前記軸心A、B、Cは略
平行にしても非平行にしてもよい。
このトレーリングリンク60がない場合、制動時に路面
からタイヤに作用する制動力によりホイールサポート1
0にモーメントが作用するが、トレーリングリンク60
によりIアーム50の前後移動が拘束されるため、また
ショックアブソーバ20は前後方向へ揺動せず、アッパ
アーム40とIアーム50を介してホイールサポート1
0のその軸回りの回動が規制され、キャスタトレールC
tが略一定に維持される。尚、トレーリングリンク60
は、後方へ向けて延ばす代わりに前方へ向けて延ばして
もよいし、トレーリングリンク60の後端部は車幅方向
軸心を有するブッシュを介してサスペンションクロスメ
ンバ5に連結してもよく、また前記軸心A、B、Cは略
平行にしても非平行にしてもよい。
【0026】更に、図8に図示のように、Iアーム50
とトレーリングリンク60に代えて、これらを一体化し
たA型アーム50Aを設けてもよく、アッパアーム40
の前後1対の腕部41の内端部をフォーク部材26の上
端近傍部の前後両側部にボール継手ブッシュやボール継
手を介して夫々枢着してもよいし、またアッパアーム2
6の前後1対の腕部41の内端部をフォーク部材26の
上端近傍部の内側部分に前記同様に枢着してもよい。
尚、トレーリングリンク60の後端部は上下方向の軸心
を有するゴムブッシュを介して車体に連結してもよい。
とトレーリングリンク60に代えて、これらを一体化し
たA型アーム50Aを設けてもよく、アッパアーム40
の前後1対の腕部41の内端部をフォーク部材26の上
端近傍部の前後両側部にボール継手ブッシュやボール継
手を介して夫々枢着してもよいし、またアッパアーム2
6の前後1対の腕部41の内端部をフォーク部材26の
上端近傍部の内側部分に前記同様に枢着してもよい。
尚、トレーリングリンク60の後端部は上下方向の軸心
を有するゴムブッシュを介して車体に連結してもよい。
【0027】別実施例・・・・・図9参照 次に、本発明をリヤサスペンション装置に適用した場合
の別実施例について、自動車の左側の後輪の為のリヤサ
スペンション装置RSを図示した図9に基いて説明す
る。但し、前記実施例と同様の部材には同様の符号を付
して説明を省略する。 前記Iアーム50に代えて、前
後に所定間隔隔てて平行に且つ車幅方向向きに配置され
た前後1対のラテラルリンク55、56が設けられ、ラ
テラルリンク55、56の内端部は、前後向きの軸心を
有するボール継手ブッシュを介して車体に夫々連結さ
れ、またラテラルリンク55、56の外端部は、前後向
きの軸心を有するボール継手ブッシュを介してホイール
サポート10Aの対応する下部枢着部に夫々枢着され、
ショックアブソーバ20Aのショックアブソーバ本体2
1Aの下端部は、ユニバーサルジョイント30Aを介し
て両ラテラルリンク55、56の途中部の外端寄りの部
分に連結されている。
の別実施例について、自動車の左側の後輪の為のリヤサ
スペンション装置RSを図示した図9に基いて説明す
る。但し、前記実施例と同様の部材には同様の符号を付
して説明を省略する。 前記Iアーム50に代えて、前
後に所定間隔隔てて平行に且つ車幅方向向きに配置され
た前後1対のラテラルリンク55、56が設けられ、ラ
テラルリンク55、56の内端部は、前後向きの軸心を
有するボール継手ブッシュを介して車体に夫々連結さ
れ、またラテラルリンク55、56の外端部は、前後向
きの軸心を有するボール継手ブッシュを介してホイール
サポート10Aの対応する下部枢着部に夫々枢着され、
ショックアブソーバ20Aのショックアブソーバ本体2
1Aの下端部は、ユニバーサルジョイント30Aを介し
て両ラテラルリンク55、56の途中部の外端寄りの部
分に連結されている。
【0028】このユニバーサルジョイント30Aにおい
て、その十文字軸には左右方向向きの第1軸部32Aと
前後方向向きの第2軸部33A(これが、連結部材に相
当する)とが設けられ、第2軸部33Aは前後のラテラ
ルリンク55、56に亙って架着され、その両端部はゴ
ムブッシュを介さずに両ラテラルリンク55、56の対
応する筒部57に枢着され、また第1軸部32Aの両端
部はゴムブッシュを介さずにショックアブソーバ本体2
1Aの下端部の前後1対の脚部27Aに枢着されてい
る。アッパアームに相当するアッパラテラル40Aの前
後1対の内端部は、ショックアブソーバ本体21Aの外
側部の枢着部にボール継手ブッシュを介して夫々枢着さ
れ、アッパラテラル40Aの外端部はホイールサポート
10Aの上部枢着部にホール継手を介して枢着されてい
る。
て、その十文字軸には左右方向向きの第1軸部32Aと
前後方向向きの第2軸部33A(これが、連結部材に相
当する)とが設けられ、第2軸部33Aは前後のラテラ
ルリンク55、56に亙って架着され、その両端部はゴ
ムブッシュを介さずに両ラテラルリンク55、56の対
応する筒部57に枢着され、また第1軸部32Aの両端
部はゴムブッシュを介さずにショックアブソーバ本体2
1Aの下端部の前後1対の脚部27Aに枢着されてい
る。アッパアームに相当するアッパラテラル40Aの前
後1対の内端部は、ショックアブソーバ本体21Aの外
側部の枢着部にボール継手ブッシュを介して夫々枢着さ
れ、アッパラテラル40Aの外端部はホイールサポート
10Aの上部枢着部にホール継手を介して枢着されてい
る。
【0029】更に、略前後方向向きに配設され前方へ延
びるトレーリングリンク60Aが設けられ、その前端部
は左右向きの軸心を有するボール継手ブッシュを介して
車体に連結され、またその後端部は上下方向の軸心を有
するボール継手ブッシュを介してホイールサポート10
Aに枢着されている。尚、本実施例のユニバーサルジョ
イント30Aの第2軸部33Aの軸心は、両ラテラルリ
ンク55、56の内外両端部を結ぶ軸線からオフセット
していないが、上方又は下方へオフセットさせることも
あり得る。本実施例のリヤサスペンション装置において
も、前記実施例のサスペンション装置と同様の作用が得
られるので、その説明を省略するが、両ラテラルリンク
55、56間のスペースを活用してユニバーサルジョイ
ント30Aの大部分を配設できるため、レイアウト性に
優れる。
びるトレーリングリンク60Aが設けられ、その前端部
は左右向きの軸心を有するボール継手ブッシュを介して
車体に連結され、またその後端部は上下方向の軸心を有
するボール継手ブッシュを介してホイールサポート10
Aに枢着されている。尚、本実施例のユニバーサルジョ
イント30Aの第2軸部33Aの軸心は、両ラテラルリ
ンク55、56の内外両端部を結ぶ軸線からオフセット
していないが、上方又は下方へオフセットさせることも
あり得る。本実施例のリヤサスペンション装置において
も、前記実施例のサスペンション装置と同様の作用が得
られるので、その説明を省略するが、両ラテラルリンク
55、56間のスペースを活用してユニバーサルジョイ
ント30Aの大部分を配設できるため、レイアウト性に
優れる。
【図1】本発明の実施例に係るサスペンション装置の後
方視の断面図である。
方視の断面図である。
【図2】前記サスペンション装置の平面図である。
【図3】前記サスペンション装置の図2の3矢視側面図
である。
である。
【図4】前記サスペンションの要部斜視図である。
【図5】前記サスペンション装置の作動説明図である。
【図6】前記サスペンション装置の作動説明部分図であ
る。
る。
【図7】前記サスペンション装置の作動説明部分図であ
る。
る。
【図8】変形例に係るサスペンション装置の図4相当図
である。
である。
【図9】別実施例に係るリヤサスペンション装置の要部
斜視図である。
斜視図である。
【図10】従来技術に係るストラット改良型サスペンシ
ョン装置の作動説明図である。
ョン装置の作動説明図である。
20 ショックアブソーバ 21 ショックアブソーバ本体 30、30A ユニバーサルジョイント 33、33A 十文字軸の第2軸部 40 アッパアーム 40A アッパラテラル 50 ロアアーム 50A A型アーム 55、56 ラテラルリンク
Claims (3)
- 【請求項1】 アッパアームとロアアームとショックア
ブソーバとを備え、ショックアブソーバの下端部をロア
アームに連結するとともにアッパアームをショックアブ
ソーバ本体に枢着してなるサスペンション装置におい
て、 前記ショックアブソーバ本体の下端部をロアアームに連
結する連結部に設けられるジョイントを、車体前後方向
の回転軸心と車幅方向の回転軸心を有するユニバーサル
ジョイントで構成したことを特徴とする車両のサスペン
ション装置。 - 【請求項2】 前記ユニバーサルジョイントの前後方向
軸心を、ロアアームの両端の枢着部を結ぶ軸線に対して
上下方向にオフセットさせたことを特徴とする請求項1
に記載の車両のサスペンション装置。 - 【請求項3】 前記サスペンション装置が、前記アッパ
アームに相当するアッパラテラルと、前記ロアアームに
相当する前後に離隔して配置された1対のラテラルリン
クとを備えたリヤサスペンション装置であり、前記ユニ
バーサルジョイントが、前後のラテラルリンクにわたる
連結部材を含めて構成されたことを特徴とする請求項1
に記載の車両のサスペンション装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35376691A JPH05162518A (ja) | 1991-12-17 | 1991-12-17 | 車両のサスペンション装置 |
| DE19924242815 DE4242815A1 (en) | 1991-12-17 | 1992-12-17 | Suspension for wheels of front engined vehicle - uses twin axis universal joint to give good anti-dive properties |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35376691A JPH05162518A (ja) | 1991-12-17 | 1991-12-17 | 車両のサスペンション装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05162518A true JPH05162518A (ja) | 1993-06-29 |
Family
ID=18433077
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35376691A Pending JPH05162518A (ja) | 1991-12-17 | 1991-12-17 | 車両のサスペンション装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05162518A (ja) |
| DE (1) | DE4242815A1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114056018A (zh) * | 2020-08-04 | 2022-02-18 | 现代自动车株式会社 | 悬架的联接结构 |
Families Citing this family (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE4331366A1 (de) * | 1993-09-15 | 1995-03-16 | Bayerische Motoren Werke Ag | Fahrzeug-Radaufhängung |
| DE4412101B4 (de) * | 1994-04-08 | 2005-09-15 | Audi Ag | Unabhängige Radaufhängung |
| US5782484A (en) * | 1996-05-14 | 1998-07-21 | Chrysler Corporation | Short long arm independent suspension |
| JP3832841B2 (ja) * | 1997-04-10 | 2006-10-11 | 本田技研工業株式会社 | 車両用懸架装置 |
| JP4108927B2 (ja) | 1997-09-24 | 2008-06-25 | ミシュラン アーベーエス | 2つの接続部品間を関節接合する手段およびその手段で取り付けた自動車ホイールサスペンション |
| KR100335952B1 (ko) * | 1999-11-09 | 2002-05-10 | 이계안 | 자동차의 전륜 현가장치 |
| US6508462B2 (en) * | 2000-12-15 | 2003-01-21 | Meritor Heavy Vehicle Technology, L.L.C. | Independent suspension bushing block |
| DE10323262B4 (de) | 2003-05-23 | 2006-05-04 | Daimlerchrysler Ag | Radführungsvorrichtung eines gelenkten Kraftfahrzeugrades |
| DE102005002889A1 (de) | 2005-01-21 | 2006-07-27 | Dr.Ing.H.C. F. Porsche Ag | Haltevorrichtung für einen Stabilisator einer Radaufhängung |
| DE102005003279B4 (de) * | 2005-01-25 | 2008-10-02 | Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft | Radaufhängung für ein Kraftfahrzeug |
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