JP2001522624A - 患者の目を立体的に検査する装置 - Google Patents

患者の目を立体的に検査する装置

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JP2001522624A
JP2001522624A JP2000520042A JP2000520042A JP2001522624A JP 2001522624 A JP2001522624 A JP 2001522624A JP 2000520042 A JP2000520042 A JP 2000520042A JP 2000520042 A JP2000520042 A JP 2000520042A JP 2001522624 A JP2001522624 A JP 2001522624A
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lens
eye
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ゲルト ウルベルス,
ハンスリユーデイ ヴイドメル,
エーベルハルド ペルツ,
レト ステユーデル,
ダビデ ロベール,
ハンス フランクハウゼル,
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ハークーシユトライト・アクチエンゲゼルシヤフト
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Abstract

(57)【要約】 スリットランプ顕微鏡(3)による立体的な観察のために、患者の目(1)は、照明ユニット(5)から出る所定の横断面を有する光条片によって照明される。照明ユニット(5)は、保持ユニット(7)の垂直に延びた分岐(20)上に配置されている。観察すべき目(1)は、保持ユニットの一方の側におけるほぼ水平に延びる平面において位置決め可能である。立体顕微鏡(3)は、ほぼ保持ユニット(7)のこれに対向する側における平面内に配置されている。立体顕微鏡(3)と患者の目(1)との間にわずかだけしか光学的な妨害が存在しないようにするために、保持ユニット(7)の垂直に延びた分岐(20)は、狭い柱横断面を有する一本の柱に形成されている。立体顕微鏡(3)の少なくとも1つのビーム経路(30b)から、部分ビームが取出され、この部分ビームの画像情報が、立体顕微鏡(3)内に配置された撮影ユニット(44)に導かれている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 技術分野 本発明は、特許請求の範囲第1、6、8及び11項の上位概念に記載の装置、
及び特許請求の範囲第13項に記載の装置のための補助部分としてのレンズ支持
ユニットに関する。
【0002】 従来の技術 スリットランプ顕微鏡は、例えばHaag−Streit社によって“Ori
ginal−Spaltlampe900BM”なる名称で周知である。周知の
スリットランプ顕微鏡は、目の立体的な観察のために観察ユニット、及び観察す
べき目のための照明ユニットを有する。目の上又はその中における照明斑点の横
断面は、幅及び高さ寸法について調節可能な絞りによって調節可能である。照明
ユニットは、保持ユニットの垂直に延びた分岐上に配置されている。観察すべき
目は、保持ユニットの一方の側におけるほぼ水平に延びる平面内に位置決め可能
である。観察ユニットは、ほぼ保持ユニットのこれに対向する側における平面内
に配置されている。保持ユニットは3つの柱を有する。外側の両方の柱上に照明
光学系が静止している。基部柱として形成された中央の第3の柱上に、転向ミラ
ーが配置されており、この転向ミラーは、照明ユニットのビームを目に導く。そ
れぞれ1つの外側の柱と基部柱との間の中間空間に、観察ユニットへのビーム経
路が通される。
【0003】 発明の表示 発明の課題 本発明の課題は、良好な患者医者接触を可能にし、効率的な検査を保証し、か
つ美的に望ましい形成の際に、すぐれた光学的特性を有し価格的に望ましく製造
できる、装置、とくにいわゆるスリットランプ顕微鏡を提供することにある。
【0004】 課題の解決策 課題の解決策は、特許請求の範囲第1、6、8、11及び13項の対象である
【0005】 第1に観察しかつ検査する医者と患者との間のできるだけ少ない材料の点で優
れた本発明による構造的な構成によって、効率的な検査、及び良好な患者医者接
触が保証されており、この患者医者接触は、その際に達成された美的に完成され
た形成によってもなお支援される。本発明によれば、医者と患者との間の材料を
回避した構造は、照明ユニットのための保持ユニットの垂直に延びる分岐が狭い
柱横断面を有する1つの柱によって形成されていることによって達成される。狭
い柱範囲は、なるべく目の高さに形成される。さらに効率的な検査は、特許請求
の範囲第6項の特徴にしたがって、ビデオ撮影可能性が存在することによって支
援される。ここにおいて達成されるコンパクトな構成によって、同様に望ましい
価格の製造が可能である。特許請求の範囲第8項の特徴によっても、考察する、
観察する又は検査する人が、その視線をもはや操作要素を捜すために観察ユニッ
トから転向する必要がないので、検査効率が上昇する。この時、もっとも重要な
操作要素は、1つの手だけで操作することができる。
【0006】 この時、観察ユニットとして、なるべく保持ユニットとしての細い保持柱に関
連して、グリーノフ顕微鏡を利用すると、ここでも装置をさらに縮小する構成方
法が得られる。明らかに後に説明するグリーノフ顕微鏡によるビデオ観察の装置
は、相応して整合した別のスリットランプ顕微鏡においても使用することができ
る。その際にも、装置の縮小が達成されるが、この縮小は、1つの柱の保持ユニ
ットの利用による程度には現われない。
【0007】 表示及び評価のためにグリーノフ顕微鏡の両方のビーム経路のうちの一方にお
いて部分ビームが取出され、この部分ビームは、撮影ユニットの撮影要素に導か
れる。部分ビームの出力結合が、従来通常のように、グリーノフ顕微鏡に似てい
ない顕微鏡において平行なビーム経路において行なわれる場合、著しく大きな寸
法が生じる。
【0008】 さらに選ばれたかつ後に説明する構造は、簡単な様式及び方法で光学フィルタ
を統合することを可能にし、これらのフィルタは、一層良好な観察結果を可能に
する。
【0009】 有利な構成変形において、レンズ支持ユニットは、追加物として簡単に差込む
ことができる。この追加部分によって、とくにガラス体及び目背景における検査
を行なうことができる。これらの検査は、従来いわゆる“フルビーによる可動の
前置ガラス”によって行なわれた。この装置は、リンクを有し、このリンクに検
査レンズが揺動可能に配置されている。リンクは、垂直に延びた案内棒を有し、
この案内棒は、患者の方向においてスリットランプ顕微鏡におけるスリット内に
通されている。この案内棒は、取付け板を通っており、この取付け板は、患者の
頭部のための顎保持体に取付けられている。レンズのすぐ下に、レンズを調節す
るハンドルとしてレバー片が配置されている。周知の“前置ガラス”によって行
なわれる検査は、しばしば再現不可能である。なぜならレバー片を離した際に、
通常レンズが移動するからである。したがって記録作成のための写真撮影は、ほ
とんど不可能である。
【0010】 本発明のそれ以上の利点及びその構成変形は、次の明細書の文から明らかであ
る。
【0011】 次に本発明による装置又は本発明によるスリットランプ顕微鏡の例を、図面に
より詳細に説明する。
【0012】 発明を実施する方法 図1及び2に示された目1の立体的な観察を行なう装置としてのいわゆるスリ
ットランプ顕微鏡は、観察ユニット3及び照明ユニット5を有する。観察ユニッ
ト3は保持ユニット23によって、かつ照明ユニット5は保持ユニット7によっ
て保持されている。後に説明するように、照明ユニット5によって光ビーム9が
、ビームとして発生でき、この光ビームは、保持ユニット7に配置された転向ミ
ラー10を介して目1内又はその上に導くことができる。光ビーム9の横断面は
、後の説明にしたがって調節可能であり、とくに光条片として調節可能である。
保持ユニット7は、垂直揺動軸線を有する揺動ヒンジを介して揺動可能に、装置
脚11に配置されている。
【0013】 保持ユニット7は、L字型構成部分として形成されており、この構成部分は、
水平に延びた脚13の端部において垂直軸線14の回りで揺動可能な揺動ヒンジ
15において揺動可能に、装置脚11に配置されている。軸線14の位置は、(
図示しない)頭部保持体の(図面には暗示しただけの)額ベルト17に人間の額
が当てられた際に、この軸線が目の前側の近くを通って延びるように選択されて
いる。L字型保持部分7の他方の脚20は、垂直に延びており、かつすでに前に
述べたように、1つの柱に形成されている。観察ユニット3と患者の目1との間
にわずかな光学的な妨害しか存在しないようにするために、1つの柱が選択され
ており、この1つの柱は、とくに図3に示されている。患者の目の高さの範囲に
おいて、保持ユニット7の水平横断面は著しく縮小されている。この横断面を減
少した範囲18に、転向ミラー10が配置されている。横断面は、できるだけ狭
く形成されている。水平横断面の縮小は、機械的な安定性予定によって、かつ照
明のビーム案内のために必要な転向ミラー10の幅によって制限される。さらに
内部を中空に形成された脚20内における後に説明する要素の案内は、範囲18
の任意の幅縮小に抗する。
【0014】 その中空空間内に、照明ユニット5におけるスリット幅を調節する(図示しな
い)棒状の調節機構が延びており、この照明ユニットは、脚20の上側端部に配
置されている。(図示しない)棒状の調節機構は、図示しない偏心輪によって作
用し、この偏心輪は、保持ユニット7内において両方の脚13及び20の間の集
合部のその外側範囲にある。偏心輪の両方の端部のそれぞれに、調節つまみ21
a及び21bが配置されている。それぞれの調節つまみ21a及び21bは、そ
の表面においてつかみやすいように形成されている。
【0015】 観察ユニット3は、照明ユニット5に似て同様にL字型の保持ユニット23上
に配置されている。この保持ユニット23も、垂直及び水平にある脚24及び2
5を有する。水平の脚24の端部は、保持ユニット7と同様に、垂直軸線14の
回りで揺動可能に、かつ下方に延長された揺動ヒンジ15により装置脚11に、
保持ユニット7に対して無関係に揺動可能に支持されている。脚25の外側に、
呼吸保護シールド27が交換可能に保持されている。脚25の上側端部において
、目1内をのぞくことが可能な高さに観察ユニット3が配置されている。
【0016】 観察ユニット3は、基本的にグリーノフ顕微鏡として形成されている。図4は
、このような立体顕微鏡の基本的な構成を、Karl Mutze、“ABC
der Optik”、捜索語“Stereomikroskopie”、19
61、Hanau/Main在、Werner Dausin社による例の図と
して示している。この文献によれば、グリーノフ顕微鏡は、直接空間的に見るた
めに使われる。これは、14°ないし16°の角度だけ互いに傾斜した切離した
2つの顕微鏡を有し、その際、この角度は、25cmの通常の視距離の距離から
対象を観察する際の人間の目の軸線の収束角にほぼ相当する。第1及び第2の様
式のポロプリズムのセットは、画像を修正するので、これは、対象物と同じ位置
に見える。このことは、歪みのない(正しい深さの)画像を得るために必要であ
る。
【0017】 グリーノフ顕微鏡において、対物レンズは、互いに非常に密接しており、それ
により前記の文献における説明によれば、大きな開口は不可能である。この時、
本発明による装置において、図5における横断面が示すように、典型的なグリー
ノフ顕微鏡とは相違する。図5において、互いに切離された両方の個別顕微鏡2
9a及び29bは、横断面において13°の角度をなして互いに傾斜して示され
ている。個別顕微鏡29a及び29bのビーム経路は、30a及び30bによっ
て示されている。上側図部分に、一方の拡大尺度のための光学部品の位置が、か
つ下側図半分に、他方のためのものが示されている。拡大尺度の切換えは、図2
に見える切換えレバー59によって行なわれる。
【0018】 グリーノフ顕微鏡3への観察ビーム入口において、一方の拡大尺度の両方の対
物レンズ33aの前又は他方の拡大尺度のための両方の対物レンズ33bの前に
、両方のビーム経路30a及び30bのための1つの保護ガラス31が配置され
ている。“上側の”ビーム経路30aにおける対物レンズ33aに、“下側の”
ビーム経路30bにおける対物レンズ33bの後に接続されたスプリッタプリズ
ム37における光学的な整合のために面平行な板35が続いている。“上側”及
び“下側”のビーム経路は、図2によれば左及び右のビーム経路である。面平行
な板35に、接眼レンズ39の、とくに交換接眼レンズの前に接続されたポロの
プリズム36が続いている。両方の部品は、“下側の”ビーム経路においてのみ
示されている。
【0019】 ビーム経路30bにおいて、ビデオ撮影ユニット46のための画像出力結合が
行なわれる。これは、スプリッタプリズム37によって行なわれ、このスプリッ
タプリズムは、ビーム経路30bを、ポロのプリズム40を介して接眼レンズ3
9に至る一方の部分ビーム42a、及び転向プリズム41及びビデオ対物レンズ
43を介してビデオ撮影ユニット46の撮影要素44に至る別の部分ビーム42
bに分割する。ビデオ撮影ユニット46は、スプリッタプリズム37、転向プリ
ズム41、ビデオ対物レンズ43及びビデオ撮影要素44からなる。ビデオ撮影
要素44は、枠48a内に保持されており、この枠は、調節スリーブ48b内に
差込まれている。枠48aは、クランプねじ48cによって調節スリーブ48b
内に保持されている。調節スリーブ48bは、回転可能かつ摺動可能に、ハウジ
ング穴50a内にあり、かつクランプねじ48dによって固定可能であり、これ
らのクランプねじは、調節スリーブ48bの外周面における回りを囲む溝内に噛
み合っている。枠48a及び調節スリーブ48bの調節によって、光学的な像調
節が行なわれる。ハウジング穴50aを通ってほこりが侵入することがないよう
にするために、これは、取り外し可能な栓50bによって閉じられている。ビデ
オ撮影ユニット46は、全体として交換可能である。同様にビデオ撮影要素は交
換可能である。
【0020】 それにより視覚的な観察の他に、追加的に直接の観察又は記録(記録作成)の
ためにビデオ撮影を行なうことができる。図6は、撮影ユニット44の配置を示
している。
【0021】 図7aないし7fは、異なった拡大尺度のための2つの光学的構成変形を示し
ている。図7a、7c及び7eは、1.6倍の拡大を有するそれぞれ1つの対物
レンズ33a又は33b及びビデオビーム経路内に同様に1.6倍の拡大を有す
る対物レンズ43を有する1つの配置変形を示している。
【0022】 図7b、7d及び7fに示された別の構成変形において、図7a、7c及び7
eにおけるものと相違した部品は、上に置かれた*によって示されている。この
構成変形において、1:1の結像を有するそれぞれ1つの対物レンズ33a’又
は33b’及びビデオビーム経路内に同じ拡大を有する対物レンズ43’が利用
される。別の構成変形は、明らかに可能である。
【0023】 照明ユニット5は、水平軸線の回りで揺動可能な上下に配置された2つのレバ
ー45a及び45bを有する。これらのレバー45a及び45bによって、絞り
開口の高さと幅が調節可能である。この絞り開口の横断面は、目1に向けるべき
光条片9の横断面を定義する。これら両方のレバーによって、追加的に青又はグ
レーフィルタが、照明ビーム経路9内に挿入及び取出し揺動可能である。挿入又
は取出し揺動は、当該のレバー45a又は45bの揺動過程の端部範囲において
行なわれる。
【0024】 同様に黄色フィルタ58は、観察ユニット3における調節装置47によってビ
ーム経路30a、30a*、30b及び30b*内に持込むことができる。黄色
フィルタ58は、ここでは保護ガラス31の内側の2つの部分蒸着からなる。調
節装置47によって保護ガラス31は回転できるので、両方の部分蒸着58は、
一方において対物レンズ33a及び33bの前(図3及び5に暗示するように、
ビーム経路30a及び30b内)にあり、かつもう一方においてこれらに並んで
いる(ビーム経路30a及び30b内ではない)。
【0025】 例えば(図示しない)コンタクトレンズを使用する際に目表面にフルオレセイ
ンを塗り、かつ青い光(青フィルタを畳み込む)によって照明すると、黄色い蛍
光が発生し、この蛍光は、観察ビーム経路内に黄色フィルタがある場合、グリー
ノフ顕微鏡3によって良好に観察することができる(コンタクトレンズの整合監
視)。
【0026】 観察ユニット3に切換えレバー59が配置されている。この切換えレバー59
によって所望の拡大に応じて交互にビーム経路内に、一方において図7a、7c
及び7eに示すように、対物レンズ33a及び33b又は33a*及び33b*
が挿入揺動可能であり、かつそれから他方のレバー位置において図7b、7d及
び7fのものが挿入揺動可能である。図7e及び7fは、図7aないし7dに対
して90°だけ揺動した位置においてビーム経路を示している。さらに装置脚1
1に、照明ユニット5における光源及び撮影ユニット46のための電流端子61
が存在する。
【0027】 視界全体を観察するために、45°に配置された転向ミラー10の下に図示し
ない低温光導体が配置されている。さらにグリーノフ顕微鏡のハウジング上にお
けるアダプタ64内に、眼圧を測定するトノメータを載せることができる。照明
ユニット5における“スリットランプ”の輝度は、装置脚11上に配置された手
動調整器49によって調節される。輝度調整又は電流供給のための電気ケーブル
は、中空の保持ユニット7の内部に延びている。X及びY方向における水平の装
置の位置決めは、しばしば“ジョイスティック”とも称する装置脚11に配置さ
れた舵取りレバー51によって行なわれる。側方の転向53によって装置脚11
は、軸線52上において側方にY方向54に可動である。舵取りレバー51の前
方又は後方への揺動55によって、X方向56における移動が可能である。X方
向56における移動は、軸線52の両側に配置された車輪57a及び57bの回
転運動を介して行なわれ、これらの車輪は、図示しない歯付きレール上において
転がり、これらの歯付きレールは、図示しない土台上に取付けられている。この
土台上に、額ベルト17を有する図示しない頭部保持体も配置されている。
【0028】 舵取りレバー51は、さらにその垂直軸線の回りで回転可能である。良好な回
転可能性を達成するために、舵取りレバー51は、その上側周面範囲に回りを囲
む溝を備えている。回転は、保持ユニット7及び23の同期した高さ調節を引起
こし、したがって観察ユニット5とともに目1に向けるべき光条片9の高さ調節
を引起こす。
【0029】 保持ユニット7の脚20はきわめて細く形成できるので、製造上の理由により
、電流ケーブルをその中に布設することは除外してもよい。電流供給は、この場
合、電流端子61に、ここから手動調整器49に、かつその後、ここから再び電
流端子に戻り、かつその後、ここから外部の(図示しない)ケーブルを介し(同
様に図示しない)頭部支柱を介して照明ユニット5に至る。
【0030】 前記のように、撮影ユニット46のための出力結合を、例えばスプリッタプリ
ズム37を介して部分透過成分によって行なう代わりに、例えば図8ないし10
に示すように、出力結合ミラー又は出力結合プリズムを利用して、ビーム横断面
の一部だけを出力結合することもできる。図8は、図5に示した観察ユニット3
(グリーノフ顕微鏡)に対する変形65を示している。個別顕微鏡69a及び6
9bの入口対物レンズ67a及び67b及びその位置は、図5における対物レン
ズ33a及び33b*と同様に形成されている。ビデオ撮影要素44と同様に形
成されたビデオ撮影要素70(図9及び10に見える)への部分ビーム71aの
出力結合は、入射するビーム73a(ビーム30bと同様)の一部の出力結合に
よって行なわれるので、板35と同様な面平行な板による光学的な補償は必要な
い。それにより観察ユニット65の構成は、観察ユニット3に対して著しく簡単
になる。
【0031】 部分ビーム71aの出力結合のために、プリズム75が利用され、このプリズ
ムは、ビーム73aの横断面内に部分的に突出する。出力結合された部分ビーム
71aは、第2のプリズム76によってもう一度転向され、かつ結像光学系(ビ
デオ光学系)77によってビデオ撮影要素70の受信平面に結像される。ビデオ
撮影ユニット79は、ここでは部分ビームを幾何学的に出力結合するプリズム7
5、プリズム76、結像光学系77及びビデオ撮影要素70からなる。
【0032】 図9及び10に示されたビデオ撮影ユニット79(カメラ)は、同様に全体と
して交換可能であるが;ビデオ撮影要素70だけを単独で交換することもできる
。プリズム75及び76、結像光学系77及びビデオ撮影要素70は、ハウジン
グ81内に配置されており、かつ保持されており、このハウジングは、プリズム
75が部分ビーム71aの出力結合のためにビーム73a内に適正にあるように
、光学的に整合して、観察ユニット65のハウジング開口82内に押込むことが
できる。ここでも画像調節のために、ビデオ撮影要素70の移動と回転が行なわ
れる。ハウジング81(図9)は、図6における表示に類似して同様に、ビデオ
撮影要素70のための枠及び調節スリーブを有する。ここでも固定は、クランプ
ねじ83a及び83bによって行なわれる。
【0033】 ビデオ撮影ユニット79の交換可能性によって、とりわけこのビデオ撮影ユニ
ット79を含む観察ユニット65の販売技術的に簡単な後からの装備が行なわれ
る。さらにビデオ撮影ユニット79の取出しの後に、両方の観察ビーム経路73
a及び73bにおける画像コントラストは等しい。観察ユニット65は、観察ユ
ニット3に対して簡単であり、したがって望ましいコストで製造することもでき
る。
【0034】 図11は、照明ユニット5内に挿入される光源86の配置を拡大した横断面で
示している。光源86として、いわゆる高温石英ランプが利用され、この高温石
英ランプは、整合ソケット87内に交換可能に保持されている。ソケット87は
、遊び整合してブシュ89内にある。ソケット87は接点ピン90を有し、これ
らの接点ピンは、ソケット87から引出し可能なプラグ片91の整合するブシュ
内に噛み合っている。プラグ片91から電気接続片94にケーブル93が通じる
。脱落に抗するようにソケット87は、ばね線材からなる弾性金具95によって
保持されており、この金具は、ソケット87の溝97内にある。金具95は、そ
の一方の側においてほぼ円筒形に、ここでは例えば5つの巻き回によって“管片
”99を形成するように巻かれている。“管片”99は、ピン100上に差込ま
れており、このピンの上側端部は、クランプ板(シーガリング)101を有し、
このシーガリングは、“管片”99、したがって金具95の脱落を防止する。
【0035】 金具95の他方の端部は、つかみループ103を有し、このつかみループは、
ピン106の上側部分における回りを囲む溝105内に挿入可能である。この時
、金具95は、ソケット87をブシュ89内に、かつ自身を溝105に向かって
押すように、弾性的にあらかじめ曲げられている。光源86の交換のために、プ
ラグ片91は、引出さなければならず、かつ続いてつかみループ103は、ピン
106の上側端部だけを介して持ち上げなければならない。この時、光源86は
、ソケット87とともに引出すことができる。ソケット87を良好につかむこと
ができるようにするために、これは、ブシュ89の外側縁を越えていくらか突出
している。
【0036】 光源を保持するための配置の利点は、その簡単な構成にある。さらに光源交換
のために、工具は必要ない。
【0037】 舵取りレバー51の上側部分109に、図14に暗示するように、装置の機能
及び観察過程に関する周辺ユニットを制御する機能を制御するために切換え要素
110a及び110bがある。ここに示した構成において、上側部分109に切
換え要素として、互いに並んだ2つのマイクロスイッチ(マイクロスイッチ、シ
ーソースイッチ、・・・)110a及び110bが、信号発生要素として配置さ
れている。両方のマイクロスイッチ110a及び110bは、上側部分109の
上側111からなるべく親指で操作することができる。厳しい環境において装置
を使用するようにする場合、上側111は、弾性的なフィルムによって散水密に
カバーされている。
【0038】 マイクロスイッチの代わりに、キー又はシーソーキーも利用することができる
。例えばシーソーキーとして形成されたスイッチ110aの上側部分を押すと、
例えば図示しないモータ駆動装置を介して光源の光スリット幅を減少することが
できる。この時、スイッチ110aの下側部分を押すと、スリットは拡大される
。この機能は、別の手による調節ボタン21a/bの操作を除去する。この時、
スイッチ110bを介して同様に輝度が制御でき、このことは、手動調整器49
を介した調節の除去を生じる。処置する医者は、この時、これらの調節要素への
捜索視線をとる必要なく、継続的に観察することができる。医者は、以前は調節
のために必要であった手を処置操作のために空けておく。
【0039】 これら両方のスイッチ/シーソーボタン110a/bによって、別のユニット
が調節できる。電気的及び信号技術的な結合は、端子61を介し又は分離した図
示しない端子を介して行なうことができる。例えばトノメータを目表面に近付け
ることができる。
【0040】 両方のスイッチ/シーソーボタン110a/bの操作によって、モータ駆動装
置によって調節を行なうことができる。この時、医者が、ちょうどどの位置に当
該のユニット又はスリット幅又は輝度があるかをわかっているようにするために
、観察ユニット3又は65のビーム経路内にデータを入力反射することができる
。この時、入力反射は、ビデオ撮影要素44又は70のためのビーム出力反射と
同様に行なわれる。ビデオ撮影要素44又は70の代わりに、この時、表示要素
を有し、この表示要素の画像情報が入力反射される。この時、入力反射のために
、図5及び8における表示に対してプリズム37又は75は、180°だけ回転
される。
【0041】 本発明による装置(スリットランプ顕微鏡)を、なお患者のガラス体及び目の
背景の優先的な検査のためにも利用するようにする場合、工具を利用することな
く手動で連結部201を介して取付け可能かつ再び取り外し可能な検査レンズ2
04を有するレンズ支持ユニット203を備えた装置は、観察ビーム経路内にお
いて観察ユニット3への観察ビーム入口の前に、したがって保護ガラス30の前
に持込まれる。検査レンズ204は、自己保持して回転可能に、かつ自己保持し
てすべての空間方向に移動可能に、レンズ支持ユニット203によって保持され
ている。レンズ支持ユニット203は、スリットランプとともに使用可能な周知
のフルビーの前置ガラスとは相違して、患者の頭部又は顎保持体との機械的な結
合部を持たない。
【0042】 レンズ支持ユニット203は、皿状の台部分205を有し、この台部分から円
筒形のピン207が突出している。ピン207の横断面は、これが遊び整合して
図1に示す軸線方向穴209内に押込み可能であるように選択されている。軸線
方向穴209は、揺動ヒンジ15の垂直軸線の中心に形成されている。揺動ヒン
ジ15によって、照明ユニット5のための保持部分7、及び観察ユニット3のた
めの保持体23が揺動可能である。ピン207と軸線方向穴209は、差込み連
結部201を形成している。レンズ支持ユニット203の回転防止は、台部分2
05の皿縁がノッチ210を備えていることによって達成される。このノッチ2
10内に、差込んだ状態において、保持ユニット7の水平の脚13の前側に配置
された板条片211の突出した部分が噛み合う。台部分205は、上方への延長
部においてほぼ直方体の基礎部分213を有し、この基礎部分の水平にある上側
に、第1の摺動台214が、直方体長手方向に(取付けた状態において患者の目
1に向かう又はここから離れる方向に)摺動可能に配置されている。基礎部分2
13上における摺動台214の案内は、例えばダブテールガイドにおいて行なわ
れ、このダブテールガイドは、一層良好につかむために刻み目を備えたクランプ
ねじ215によって固定可能である。クランプねじ215をゆるめた際、手によ
る移動が可能である。このガイドによって、患者の目1からレンズ204までの
距離の粗調節を行なうことができる。第1の摺動台214上に第2の摺動台21
7があり、この摺動台は、第1の摺動台214と同じ方向に可動である。しかし
移動は、同様に刻み目を有する微調節ねじ219を介して行なわれる。第1又は
第2の摺動台214又は217に対して垂直に、水平に第3の摺動台220が配
置されており、この摺動台は、同様に微調節ねじ221によってその回転によっ
て可動である。両方の微調節ねじ219及び221によって、水平面内における
検査レンズ204の微調節が行なわれる。
【0043】 垂直な高さ調節のために、二片からなるレンズスタンド223が設けられてお
り、このレンズスタンドは、その上側端部に検査レンズ204を有する。下側部
分225は、第3の摺動台220上にあり、かつ上方に向かってプリズム状に先
細になっている。部分225の上側端部から対称軸線の中心において部分225
内に、袋穴226が延びている。この袋穴226内に心棒227が差込まれてお
り、この心棒は、レンズスタンド223の上側部分片229に移行している。心
棒突起から出発して、部分片229は、上方に向かってプリズム状に広がってい
る。心棒227は、袋穴226内において摺動可能である。この摺動によって検
査レンズ204の垂直高さは、手動で調節される。この高さ摺動は、摩擦を伴う
力結合に基づいて自己保持する。自己保持は、紛失することのないように下側部
分225内に配置された永久磁石によって達成されるが、この永久磁石は、心棒
227の表面の方向に動くことができる。心棒227は、強磁性材料からなるの
で、永久磁石は、袋穴226内に心棒227を差込んだ際にその表面に向かって
引っ張られ、かつそれにより自己保持して高さ摺動をロックする。しかしロック
は、検査レンズ204プラス上側部分片229の自重に基づいて摺動が阻止され
る程度の強さにすぎないが;それでもなお手動で調節が可能である。永久磁石の
位置は、図16ないし18において円板状の取付け補助231によって明らかで
ある。
【0044】 検査レンズ204は、その枠周面233において、部分片229の上側端部に
おけるV字型切り欠き232内に載っている。検査レンズ204は、チェーン状
の構造を有する帯状の可とう性のレンズ保持要素235によって保持される。要
素235の端部は、ばね236によって部分片229の側部長手溝237の端部
のほぼ中央に保持されている。要素235は、チェーン状の構造として長手方向
に同じ間隔を有する節239を有し、これらの節は、それより細い帯横断面を有
する中間空間240によって切離されている。これらの中間空間240のうちの
1つは、側部長手溝237に対向する側における側部長手溝243内における2
つの突起241a及び241bの間に引っ掛けられる。ばね236は、レンズ保
持要素235を緊張し、かつそれにより検査レンズ204を固定するように切り
欠き232内に引っ張る。
【0045】 レンズ保持要素235は、節239及び狭い中間空間240に対して、例えば
チェーンとしての構成を有するように、別の構造を有することもできる。チェー
ンを利用する際、同様に両方の突起241a及び241bが存在することができ
、この時、チェーンはその外側の範囲において吊されるが;1つの突起が存在す
るだけでよく、この突起内に、この時、それぞれ1つのチェーン部材が吊される
【0046】 前記のように、レンズ支持ユニット203の回転防止は、保持ユニット7にお
けるノッチ210及びこれに整合した板条片211によって行なわれる。しかし
例えばピン207に対して半径方向に配置されかつ保持ユニット7における相応
する穴内に噛み合うピンのように、別の係止要素は、同様に良好に設けることが
できる。ピン及び穴の場所は、明らかに入れ換えることができる。その構造が互
いに噛み合う構造化された表面も利用することができる。
【0047】 検査の際の妨害反射を除去するため、かつ観察ビーム経路を転向するために、
レンズスタンドの上側部分229は、検査レンズ204のための傾斜装置を装備
することができる。傾斜装置は、簡単な揺動軸線であってもよい。しかしなるべ
く互いに間隔を置いた3つの揺動ヒンジが利用され、これらの揺動ヒンジの揺動
軸線は、互いに平行に延びている。すなわち調節可能な頂角を有するアングル脚
を有し、その際、他方の脚端部は、再び揺動ヒンジによって揺動可能である。一
番上の脚端部に、検査レンズ204が揺動可能に保持されている。この配置によ
ってレンズの傾斜は、所定の空間点にレンズ中心点を維持したまま行なうことが
できる。
【0048】 レンズ支持ユニット203の使用によって、医者は、とくにその空間的な微調
節を介して検査レンズ204を患者の目1に最適に調節することができる。調節
の後にこの医者は、行なうべき検査及び処置のために両方の手を空けている。こ
の医者は、とくにビデオ撮影ユニット46または70を利用して、相応する記録
作成を行なうこともできる。ビデオ撮影ユニットの代わりに、相応する記録作成
を行なうために、写真装置をフランジ付けしてもよい。検査レンズは、一度調節
されて自己保持してその位置に留まるので、画像断面の選択及び焦点調節を行い
ながらゆっくりと撮影を行なうことができる。
【0049】 狭い柱横断面を有する1つの柱の保持要素7の垂直に延びた分岐20の本発明
による構成は、レンズ支持ユニット203によって支持される検査レンズ204
を利用して、ガラス体及び目の背景の最適な検査を可能にする。3つの柱の保持
ユニットを有する初めに述べたすでに周知のスリットランプ顕微鏡によってもレ
ンジ支持ユニット203を利用することができる。相応する連結部が存在するか
ぎり、別のスリットランプ顕微鏡とともに使用することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 人間の目に対応する本発明によるスリットランプ顕微鏡の側面図であり、その
際、ここでは例えば図6に示すビデオ撮影ユニット46は使用されておらず、か
つそれ故にハウジング開口は栓50bによって閉じられている。
【図2】 図1に示されたスリットランプ顕微鏡のここにおける視線方向IIにおける垂
直軸線の回りで90°だけ回転した図である。
【図3】 図1及び2に示されたスリットランプ顕微鏡の保持ユニットの患者から出発し
た平面図である。
【図4】 周知のグリーノフ顕微鏡の略図である。
【図5】 観察ユニットとして図1及び2の本発明による装置に使用された変形したグリ
ーノフ顕微鏡の横断面図であり、その際、ここでは1つの図において、それぞれ
1つの異なった拡大のための光学備品の2つの異なった位置が示されている。
【図6】 その撮影要素にこのビーム経路の一方の部分ビームが導かれたビデオ撮影ユニ
ットの配置を示すために図5に示されたグリーノフ顕微鏡のビーム経路を示す切
断線VIに沿った横断面図である。
【図7】 図5及び6に示されたグリーノフ顕微鏡の両方のビーム経路における光学部品
の配置とその間隔の2つの実施例を示し、その際、参照符号は図におけるものに
相当し、数表示はミリメートルであり、O’は保護ガラスを含まない物体平面、
Bは視覚観察のための画像平面、かつBvはビデオ撮影要素44の画像平面であ
り;図7のa、c及びeは、一方の拡大のための光学部品の配置を示し、かつ図
7のb、d及びfは、他方の拡大のためのものを示している。
【図8】 図5に示された観察ユニットに対する変形を示す図である。
【図9】 一方の観察ビームから出力結合されかつビデオ撮影ユニットのビデオ撮影要素
に導かれる部分ビームのビーム経路を表示する図8における切断線IXに沿った
断面図である。
【図10】 分離した構成部分として図9に示されたビデオ撮影ユニットの横断面図である
【図11】 図1に示されたスリットランプ顕微鏡の照明ユニットの横断面図である。
【図12】 図11に示された照明ユニットの平面図である。
【図13】 図2及び12に示された視線方向XIIIによる照明ユニットの側面図である
【図14】 図1に示された視線方向におけるスリットランプ顕微鏡の図1及び2に示され
た舵取りレバーの平面図である。
【図15】 取り外し可能なレンズ支持ユニットを有するとくに図1に示されたスリットラ
ンプ顕微鏡を示す図である。
【図16】 図15に示された分離した追加の部分としての支持ユニットを拡大した表示で
示す図である。
【図17】 図16に示した支持ユニットをここにおける視線方向XVIIにおいて示す図
である。
【図18】 図17に示した支持ユニットをここにおける視線方向XVIIIにおいて示す
図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成11年12月9日(1999.12.9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 患者の目を立体的に検査する装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】 技術分野 本発明は、特許請求の範囲第1、5及び10項の上位概念に記載の装置、及び
装置のための補助部分としてのレンズ支持ユニットに関する。
【0002】 従来の技術 スリットランプ装置は、例えばHaag−Streit社によって“Orig
inal−Spaltlampe900BM”なる名称で周知であり、かつその
重要な特徴は、ドイツ連邦共和国特許出願公開第1133911号明細書に記載
されている。周知のスリットランプ装置は、目の立体的な観察のために観察ユニ
ット、及び観察すべき目のための照明ユニットを有する。目の上又はその中にお
ける照明斑点の横断面は、幅及び高さ寸法について調節可能な絞りによって調節
可能である。照明ユニットは、保持ユニットの垂直に延びた分岐上に配置されて
いる。観察すべき目は、保持ユニットの一方の側におけるほぼ水平に延びる平面
内に位置決め可能である。観察ユニットは、ほぼ保持ユニットのこれに対向する
側における平面内に配置されている。保持ユニットは3つの柱を有する。外側の
両方の柱上に照明光学系が静止している。基部柱として形成された中央の第3の
柱上に、転向ミラーが配置されており、この転向ミラーは、照明ユニットのビー
ムを目に導く。それぞれ1つの外側の柱と基部柱との間の中間空間に、観察ユニ
ットへのビーム経路が通される。
【0003】 米国特許第5216456号明細書に、3つの柱のスリットランプ装置が記載
されており、その際、中央の柱は、目照明のために転向ミラーを支持している。
3つすべての柱は、結合板を介してまとめられており、この結合板上にこの時、
照明ユニットが載せられている。
【0004】 米国特許第4331392号明細書において、照明ユニットは、スリットラン
プ装置の下側部分に配置されており、かつそれにより必然的に照明ユニットを上
側に配置した本発明とは全く異なった構造を有する。スリットランプ装置の上側
部分における照明ユニットの配置は、米国特許第4331392号明細書の配置
に対して、照明源の簡単な交換を可能にする。米国特許第4331392号明細
書のスリットランプ装置は、本発明に対して類概念において相違し、かつそれに
より以下においてこれ以上取扱わない。
【0005】 ヨーロッパ特許出願公開第0091334号明細書に、スリットランプ装置が
記載されており、このスリットランプ装置によって目の観察が可能であり、かつ
目の処置のためにレーザビームが導かれる。ヨーロッパ特許出願公開第0091
334号明細書のスリットランプ装置は、ドイツ連邦共和国特許出願公開第11
33911号明細書のものと同様に構成されており、その際、レーザビーム案内
のために追加的な柱基部が存在する。同様な構成は、とくに装置の垂直長手断面
を示す図2において明らかである。図2において、転向ミラーを支持する中央の
柱が切断して示されている。さらに患者の視界から左側方の柱が示されている。
照明ユニット(ここでは20で示される)が置かれた両方の側方の柱のための結
合板は、切断して示されている。
【0006】 発明の表示 発明の課題 本発明の課題は、良好な患者医者接触を可能にし、効率的な検査を保証し、か
つ美的に望ましい形成の際に、すぐれた光学的特性を有し価格的に望ましく製造
できる、装置、とくにいわゆるスリットランプ装置を提供することにある。
【0007】 課題の解決策 課題の解決策は、特許請求の範囲第1、5、10及び12項の対象である。
【0008】 第1に観察しかつ検査する医者と患者との間のできるだけ少ない材料の点で優
れた本発明による構造的な構成によって、効率的な検査、及び良好な患者医者接
触が保証されており、この患者医者接触は、その際に達成された美的に完成され
た形成によってもなお支援される。本発明によれば、医者と患者との間の材料を
回避した構造は、照明ユニットのための保持ユニットの垂直に延びる分岐が狭い
柱横断面を有する1つの柱によって形成されていることによって達成される。狭
い柱範囲は、なるべく目の高さに形成される。さらに効率的な検査は、特許請求
の範囲第5項の特徴にしたがって、ビデオ撮影可能性が存在することによって支
援される。ここにおいて達成されるコンパクトな構成によって、同様に望ましい
価格の製造が可能である。特許請求の範囲第7項の特徴によっても、考察する、
観察する又は検査する人が、その視線をもはや操作要素を捜すために観察ユニッ
トから転向する必要がないので、検査効率が上昇する。この時、もっとも重要な
操作要素は、1つの手だけで操作することができる。
【0009】 この時、観察ユニットとして、なるべく保持ユニットとしての細い保持柱に関
連して、グリーノフ顕微鏡を利用すると、ここでも装置をさらに縮小する構成方
法が得られる。明らかに後に説明するグリーノフ顕微鏡によるビデオ観察の装置
は、相応して整合した別のスリットランプ装置においても使用することができる
。その際にも、装置の縮小が達成されるが、この縮小は、1つの柱の保持ユニッ
トの利用による程度には現われない。
【0010】 表示及び評価のためにグリーノフ顕微鏡の両方のビーム経路のうちの一方にお
いて部分ビームが取出され、この部分ビームは、撮影ユニットの撮影要素に導か
れる。部分ビームの出力結合が、従来通常のように、グリーノフ顕微鏡に似てい
ない顕微鏡において平行なビーム経路において行なわれる場合、著しく大きな寸
法が生じる。
【0011】 さらに選ばれたかつ後に説明する構造は、簡単な様式及び方法で光学フィルタ
を統合することを可能にし、これらのフィルタは、一層良好な観察結果を可能に
する。
【0012】 有利な構成変形において、レンズ支持ユニットは、追加物として簡単に差込む
ことができる。この追加部分によって、とくにガラス体及び目背景における検査
を行なうことができる。これらの検査は、従来いわゆる“フルビーによる可動の
前置ガラス”によって行なわれた。この装置は、リンクを有し、このリンクに検
査レンズが揺動可能に配置されている。リンクは、垂直に延びた案内棒を有し、
この案内棒は、患者の方向においてスリットランプ装置におけるスリット内に通
されている。この案内棒は、取付け板を通っており、この取付け板は、患者の頭
部のための顎保持体に取付けられている。レンズのすぐ下に、レンズを調節する
ハンドルとしてレバー片が配置されている。周知の“前置ガラス”によって行な
われる検査は、しばしば再現不可能である。なぜならレバー片を離した際に、通
常レンズが移動するからである。したがって記録作成のための写真撮影は、ほと
んど不可能である。
【0013】 本発明のそれ以上の利点及びその構成変形は、次の明細書の文から明らかであ
る。
【0014】 次に本発明による装置又は本発明によるスリットランプ装置の例を、図面によ
り詳細に説明する。
【0015】 発明を実施する方法 図1及び2に示された目1の立体的な観察を行なう装置としてのいわゆるスリ
ットランプ装置は、観察ユニット3及び照明ユニット5を有する。観察ユニット
3は保持ユニット23によって、かつ照明ユニット5は保持ユニット7によって
保持されている。後に説明するように、照明ユニット5によって光ビーム9が、
ビームとして発生でき、この光ビームは、保持ユニット7に配置された転向ミラ
ー10を介して目1内又はその上に導くことができる。光ビーム9の横断面は、
後の説明にしたがって調節可能であり、とくに光条片として調節可能である。保
持ユニット7は、垂直揺動軸線を有する揺動ヒンジを介して揺動可能に、装置脚
11に配置されている。
【0016】 保持ユニット7は、L字型構成部分として形成されており、この構成部分は、
水平に延びた脚13の端部において垂直軸線14の回りで揺動可能な揺動ヒンジ
15において揺動可能に、装置脚11に配置されている。軸線14の位置は、(
図示しない)頭部保持体の(図面には暗示しただけの)額ベルト17に人間の額
が当てられた際に、この軸線が目の前側の近くを通って延びるように選択されて
いる。L字型保持部分7の他方の脚20は、垂直に延びており、かつすでに前に
述べたように、1つの柱に形成されている。観察ユニット3と患者の目1との間
にわずかな光学的な妨害しか存在しないようにするために、1つの柱が選択され
ており、この1つの柱は、とくに図3に示されている。患者の目の高さの範囲に
おいて、保持ユニット7の水平横断面は著しく縮小されている。この横断面を減
少した範囲18に、転向ミラー10が配置されている。横断面は、できるだけ狭
く形成されている。水平横断面の縮小は、機械的な安定性予定によって、かつ照
明のビーム案内のために必要な転向ミラー10の幅によって制限される。さらに
内部を中空に形成された脚20内における後に説明する要素の案内は、範囲18
の任意の幅縮小に抗する。
【0017】 その中空空間内に、照明ユニット5におけるスリット幅を調節する(図示しな
い)棒状の調節機構が延びており、この照明ユニットは、脚20の上側端部に配
置されている。(図示しない)棒状の調節機構は、図示しない偏心輪によって作
用し、この偏心輪は、保持ユニット7内において両方の脚13及び20の間の集
合部のその外側範囲にある。偏心輪の両方の端部のそれぞれに、調節つまみ21
a及び21bが配置されている。それぞれの調節つまみ21a及び21bは、そ
の表面においてつかみやすいように形成されている。
【0018】 観察ユニット3は、照明ユニット5に似て同様にL字型の保持ユニット23上
に配置されている。この保持ユニット23も、垂直及び水平にある脚24及び2
5を有する。水平の脚24の端部は、保持ユニット7と同様に、垂直軸線14の
回りで揺動可能に、かつ下方に延長された揺動ヒンジ15により装置脚11に、
保持ユニット7に対して無関係に揺動可能に支持されている。脚25の外側に、
呼吸保護シールド27が交換可能に保持されている。脚25の上側端部において
、目1内をのぞくことが可能な高さに観察ユニット3が配置されている。
【0019】 観察ユニット3は、基本的にグリーノフ顕微鏡として形成されている。図4は
、このような立体顕微鏡の基本的な構成を、Karl Mutze、“ABC
der Optik”、捜索語“Stereominkroskopie”、1
961、Hanau/Main在、Werner Dausin社による例の図
として示している。この文献によれば、グリーノフ顕微鏡は、直接空間的に見る
ために使われる。これは、14°ないし16°の角度だけ互いに傾斜した切離し
た2つの顕微鏡を有し、その際、この角度は、25cmの通常の視距離の距離か
ら対象を観察する際の人間の目の軸線の収束角にほぼ相当する。第1及び第2の
様式のポロプリズムのセットは、画像を修正するので、これは、対象物と同じ位
置に見える。このことは、歪みのない(正しい深さの)画像を得るために必要で
ある。
【0020】 グリーノフ顕微鏡において、対物レンズは、互いに非常に密接しており、それ
により前記の文献における説明によれば、大きな開口は不可能である。この時、
本発明による装置において、図5における横断面が示すように、典型的なグリー
ノフ顕微鏡とは相違する。図5において、互いに切離された両方の個別顕微鏡2
9a及び29bは、横断面において13°の角度をなして互いに傾斜して示され
ている。個別顕微鏡29a及び29bのビーム経路は、30a及び30bによっ
て示されている。上側図部分に、一方の拡大尺度のための光学部品の位置が、か
つ下側図半分に、他方のためのものが示されている。拡大尺度の切換えは、図2
に見える切換えレバー59によって行なわれる。
【0021】 グリーノフ顕微鏡3への観察ビーム入口において、一方の拡大尺度の両方の対
物レンズ33aの前又は他方の拡大尺度のための両方の対物レンズ33bの前に
、両方のビーム経路30a及び30bのための1つの保護ガラス31が配置され
ている。“上側の”ビーム経路30aにおける対物レンズ33aに、“下側の”
ビーム経路30bにおける対物レンズ33bの後に接続されたスプリッタプリズ
ム37における光学的な整合のために面平行な板35が続いている。“上側”及
び“下側”のビーム経路は、図2によれば左及び右のビーム経路である。面平行
な板35に、接眼レンズ39の、とくに交換接眼レンズの前に接続されたポロの
プリズム36が続いている。両方の部品は、“下側の”ビーム経路においてのみ
示されている。
【0022】 ビーム経路30bにおいて、ビデオ撮影ユニット46のための画像出力結合が
行なわれる。これは、スプリッタプリズム37によって行なわれ、このスプリッ
タプリズムは、ビーム経路30bを、ポロのプリズム40を介して接眼レンズ3
9に至る一方の部分ビーム42a、及び転向プリズム41及びビデオ対物レンズ
43を介してビデオ撮影ユニット46の撮影要素44に至る別の部分ビーム42
bに分割する。ビデオ撮影ユニット46は、スプリッタプリズム37、転向プリ
ズム41、ビデオ対物レンズ43及びビデオ撮影要素44からなる。ビデオ撮影
要素44は、枠48a内に保持されており、この枠は、調節スリーブ48b内に
差込まれている。枠48aは、クランプねじ48cによって調節スリーブ48b
内に保持されている。調節スリーブ48bは、回転可能かつ摺動可能に、ハウジ
ング穴50a内にあり、かつクランプねじ48dによって固定可能であり、これ
らのクランプねじは、調節スリーブ48bの外周面における回りを囲む溝内に噛
み合っている。枠48a及び調節スリーブ48bの調節によって、光学的な像調
節が行なわれる。ハウジング穴50aを通ってほこりが侵入することがないよう
にするために、これは、取り外し可能な栓50bによって閉じられている。ビデ
オ撮影ユニット46は、全体として交換可能である。同様にビデオ撮影要素は交
換可能である。
【0023】 それにより視覚的な観察の他に、追加的に直接の観察又は記録(記録作成)の
ためにビデオ撮影を行なうことができる。図6は、撮影ユニット44の配置を示
している。
【0024】 図7aないし7fは、異なった拡大尺度のための2つの光学的構成変形を示し
ている。図7a、7c及び7eは、1.6倍の拡大を有するそれぞれ1つの対物
レンズ33a又は33b及びビデオビーム経路内に同様に1.6倍の拡大を有す
る対物レンズ43を有する1つの配置変形を示している。
【0025】 図7b、7d及び7fに示された別の構成変形において、図7a、7c及び7
eにおけるものと相違した部品は、上に置かれた*によって示されている。この
構成変形において、1:1の結像を有するそれぞれ1つの対物レンズ33a’又
は33b’及びビデオビーム経路内に同じ拡大を有する対物レンズ43’が利用
される。別の構成変形は、明らかに可能である。
【0026】 照明ユニット5は、水平軸線の回りで揺動可能な上下に配置された2つのレバ
ー45a及び45bを有する。これらのレバー45a及び45bによって、絞り
開口の高さと幅が調節可能である。この絞り開口の横断面は、目1に向けるべき
光条片9の横断面を定義する。これら両方のレバーによって、追加的に青又はグ
レーフィルタが、照明ビーム経路9内に挿入及び取出し揺動可能である。挿入又
は取出し揺動は、当該のレバー45a又は45bの揺動過程の端部範囲において
行なわれる。
【0027】 同様に黄色フィルタ58は、観察ユニット3における調節装置47によってビ
ーム経路30a、30a*、30b及び30b*内に持込むことができる。黄色
フィルタ58は、ここでは保護ガラス31の内側の2つの部分蒸着からなる。調
節装置47によって保護ガラス31は回転できるので、両方の部分蒸着58は、
一方において対物レンズ33a及び33bの前(図3及び5に暗示するように、
ビーム経路30a及び30b内)にあり、かつもう一方においてこれらに並んで
いる(ビーム経路30a及び30b内ではない)。
【0028】 例えば(図示しない)コンタクトレンズを使用する際に目表面にフルオレセイ
ンを塗り、かつ青い光(青フィルタを畳み込む)によって照明すると、黄色い蛍
光が発生し、この蛍光は、観察ビーム経路内に黄色フィルタがある場合、グリー
ノフ顕微鏡3によって良好に観察することができる(コンタクトレンズの整合監
視)。
【0029】 観察ユニット3に切換えレバー59が配置されている。この切換えレバー59
によって所望の拡大に応じて交互にビーム経路内に、一方において図7a、7c
及び7cに示すように、対物レンズ33a及び33b又は33a*及び33b*
が挿入揺動可能であり、かつそれから他方のレバー位置において図7b、7d及
び7fのものが挿入揺動可能である。図7c及び7fは、図7aないし7dに対
して90°だけ揺動した位置においてビーム経路を示している。さらに装置脚1
1に、照明ユニット5における光源及び撮影ユニット46のための電流端子61
が存在する。
【0030】 視界全体を観察するために、45°に配置された転向ミラー10の下に図示し
ない低温光導体が配置されている。さらにグリーノフ顕微鏡のハウジング上にお
けるアダプタ64内に、眼圧を測定するトノメータを載せることができる。照明
ユニット5における“スリットランプ”の輝度は、装置脚11上に配置された手
動調整器49によって調節される。輝度調整又は電流供給のための電気ケーブル
は、中空の保持ユニット7の内部に延びている。X及びY方向における水平の装
置の位置決めは、しばしば“ジョイスティック”とも称する装置脚11に配置さ
れた舵取りレバー51によって行なわれる。側方の転向53によって装置脚11
は、軸線52上において側方にY方向54に可動である。舵取りレバー51の前
方又は後方への揺動55によって、X方向56における移動が可能である。X方
向56における移動は、軸線52の両側に配置された車輪57a及び57bの回
転運動を介して行なわれ、これらの車輪は、図示しない歯付きレール上において
転がり、これらの歯付きレールは、図示しない土台上に取付けられている。この
土台上に、額ベルト17を有する図示しない頭部保持体も配置されている。
【0031】 舵取りレバー51は、さらにその垂直軸線の回りで回転可能である。良好な回
転可能性を達成するために、舵取りレバー51は、その上側周面範囲に回りを囲
む溝を備えている。回転は、保持ユニット7及び23の同期した高さ調節を引起
こし、したがって観察ユニット5とともに目1に向けるべき光条片9の高さ調節
を引起こす。
【0032】 保持ユニット7の脚20はきわめて細く形成できるので、製造上の理由により
、電流ケーブルをその中に布設することは除外してもよい。電流供給は、この場
合、電流端子61に、ここから手動調整器49に、かつその後、ここから再び電
流端子に戻り、かつその後、ここから外部の(図示しない)ケーブルを介し(同
様に図示しない)頭部支柱を介して照明ユニット5に至る。
【0033】 前記のように、撮影ユニット46のための出力結合を、例えばスプリッタプリ
ズム37を介して部分透過成分によって行なう代わりに、例えば図8ないし10
に示すように、出力結合ミラー又は出力結合プリズムを利用して、ビーム横断面
の一部だけを出力結合することもできる。図8は、図5に示した観察ユニット3
(グリーノフ顕微鏡)に対する変形65を示している。個別顕微鏡69a及び6
9bの入口対物レンズ67a及び67b及びその位置は、図5における対物レン
ズ33a及び33b*と同様に形成されている。ビデオ撮影要素44と同様に形
成されたビデオ撮影要素70(図9及び10に見える)への部分ビーム71aの
出力結合は、入射するビーム73a(ビーム30bと同様)の一部の出力結合に
よって行なわれるので、板35と同様な面平行な板による光学的な補償は必要な
い。それにより観察ユニット65の構成は、観察ユニット3に対して著しく簡単
になる。
【0034】 部分ビーム71aの出力結合のために、プリズム75が利用され、このプリズ
ムは、ビーム73aの横断面内に部分的に突出する。出力結合された部分ビーム
71aは、第2のプリズム76によってもう一度転向され、かつ結像光学系(ビ
デオ光学系)77によってビデオ撮影要素70の受信平面に結像される。ビデオ
撮影ユニット79は、ここでは部分ビームを幾何学的に出力結合するプリズム7
5、プリズム76、結像光学系77及びビデオ撮影要素70からなる。
【0035】 図9及び10に示されたビデオ撮影ユニット79(カメラ)は、同様に全体と
して交換可能であるが;ビデオ撮影要素70だけを単独で交換することもできる
。プリズム75及び76、結像光学系77及びビデオ撮影要素70は、ハウジン
グ81内に配置されており、かつ保持されており、このハウジングは、プリズム
75が部分ビーム71aの出力結合のためにビーム73a内に適正にあるように
、光学的に整合して、観察ユニット65のハウジング開口82内に押込むことが
できる。ここでも画像調節のために、ビデオ撮影要素70の移動と回転が行なわ
れる。ハウジング81(図9)は、図6における表示に類似して同様に、ビデオ
撮影要素70のための枠及び調節スリーブを有する。ここでも固定は、クランプ
ねじ83a及び83bによって行なわれる。
【0036】 ビデオ撮影ユニット79の交換可能性によって、とりわけこのビデオ撮影ユニ
ット79を含む観察ユニット65の販売技術的に簡単な後からの装備が行なわれ
る。さらにビデオ撮影ユニット79の取出しの後に、両方の観察ビーム経路73
a及び73bにおける両像コントラストは等しい。観察ユニット65は、観察ユ
ニット3に対して簡単であり、したがって望ましいコストで製造することもでき
る。
【0037】 図11は、照明ユニット5内に挿入される光源86の配置を拡大した横断面で
示している。光源86として、いわゆる高温石英ランプが利用され、この高温石
英ランプは、整合ソケット87内に交換可能に保持されている。ソケット87は
、遊び整合してブシュ89内にある。ソケット87は接点ピン90を有し、これ
らの接点ピンは、ソケット87から引出し可能なプラグ片91の整合するブシュ
内に噛み合っている。プラグ片91から電気接続片94にケーブル93が通じる
。脱落に抗するようにソケット87は、ばね線材からなる弾性金具95によって
保持されており、この金具は、ソケット87の溝97内にある。金具95は、そ
の一方の側においてほぼ円筒形に、ここでは例えば5つの巻き回によって“管片
”99を形成するように巻かれている。“管片”99は、ピン100上に差込ま
れており、このピンの上側端部は、クランプ板(シーガリング)101を有し、
このシーガリングは、“管片”99、したがって金具95の脱落を防止する。
【0038】 金具95の他方の端部は、つかみループ103を有し、このつかみループは、
ピン106の上側部分における回りを囲む溝105内に挿入可能である。この時
、金具95は、ソケット87をブシュ89内に、かつ自身を溝105に向かって
押すように、弾性的にあらかじめ曲げられている。光源86の交換のために、プ
ラグ片91は、引出さなければならず、かつ続いてつかみループ103は、ピン
106の上側端部だけを介して持ち上げなければならない。この時、光源86は
、ソケット87とともに引出すことができる。ソケット87を良好につかむこと
ができるようにするために、これは、ブシュ89の外側縁を越えていくらか突出
している。
【0039】 光源を保持するための配置の利点は、その簡単な構成にある。さらに光源交換
のために、工具は必要ない。
【0040】 舵取りレバー51の上側部分109に、図14に暗示するように、装置の機能
及び観察過程に関する周辺ユニットを制御する機能を制御するために切換え要素
110a及び110bがある。ここに示した構成において、上側部分109に切
換え要素として、互いに並んだ2つのマイクロスイッチ(マイクロスイッチ、シ
ーソースイッチ、・・・)110a及び110bが、信号発生要素として配置さ
れている。両方のマイクロスイッチ110a及び110bは、上側部分109の
上側111からなるべく親指で操作することができる。厳しい環境において装置
を使用するようにする場合、上側111は、弾性的なフィルムによって散水密に
カバーされている。
【0041】 マイクロスイッチの代わりに、キー又はシーソーキーも利用することができる
。例えばシーソーキーとして形成されたスイッチ110aの上側部分を押すと、
例えば図示しないモータ駆動装置を介して光源の光スリット幅を減少することが
できる。この時、スイッチ110aの下側部分を押すと、スリットは拡大される
。この機能は、別の手による調節ボタン21a/bの操作を除去する。この時、
スイッチ110bを介して同様に輝度が制御でき、このことは、手動調整器49
を介した調節の除去を生じる。処置する医者は、この時、これらの調節要素への
捜索視線をとる必要なく、継続的に観察することができる。医者は、以前は調節
のために必要であった手を処置操作のために空けておく。
【0042】 これら両方のスイッチ/シーソーボタン110a/bによって、別のユニット
が調節できる。電気的及び信号技術的な結合は、端子61を介し又は分離した図
示しない端子を介して行なうことができる。例えばトノメータを目表面に近付け
ることができる。
【0043】 両方のスイッチ/シーソーボタン110a/bの操作によって、モータ駆動装
置によって調節を行なうことができる。この時、医者が、ちょうどどの位置に当
該のユニット又はスリット幅又は輝度があるかをわかっているようにするために
、観察ユニット3又は65のビーム経路内にデータを入力反射することができる
。この時、入力反射は、ビデオ撮影要素44又は70のためのビーム出力反射と
同様に行なわれる。ビデオ撮影要素44又は70の代わりに、この時、表示要素
を有し、この表示要素の画像情報が入力反射される。この時、入力反射のために
、図5及び8における表示に対してプリズム37又は75は、180°だけ回転
される。
【0044】 本発明による装置(スリットランプ装置)を、なお患者のガラス体及び目の背
景の優先的な検査のためにも利用するようにする場合、工具を利用することなく
手動で連結部201を介して取付け可能かつ再び取り外し可能な検査レンズ20
4を有するレンズ支持ユニット203を備えた装置は、観察ビーム経路内におい
て観察ユニット3への観察ビーム入口の前に、したがって保護ガラス30の前に
持込まれる。検査レンズ204は、自己保持して回転可能に、かつ自己保持して
すべての空間方向に移動可能に、レンズ支持ユニット203によって保持されて
いる。レンズ支持ユニット203は、スリットランプとともに使用可能な周知の
フルビーの前置ガラスとは相違して、患者の頭部又は顎保持体との機械的な結合
部を持たない。
【0045】 レンズ支持ユニット203は、皿状の台部分205を有し、この台部分から円
筒形のピン207が突出している。ピン207の横断面は、これが遊び整合して
図1に示す軸線方向穴209内に押込み可能であるように選択されている。軸線
方向穴209は、揺動ヒンジ15の垂直軸線の中心に形成されている。揺動ヒン
ジ15によって、照明ユニット5のための保持部分7、及び観察ユニット3のた
めの保持体23が揺動可能である。ピン207と軸線方向穴209は、差込み連
結部201を形成している。レンズ支持ユニット203の回転防止は、台部分2
05の皿縁がノッチ210を備えていることによって達成される。このノッチ2
10内に、差込んだ状態において、保持ユニット7の水平の脚13の前側に配置
された板条片211の突出した部分が噛み合う。台部分205は、上方への延長
部においてほぼ直方体の基礎部分213を有し、この基礎部分の水平にある上側
に、第1の摺動台214が、直方体長手方向に(取付けた状態において患者の目
1に向かう又はここから離れる方向に)摺動可能に配置されている。基礎部分2
13上における摺動台214の案内は、例えばダブテールガイドにおいて行なわ
れ、このダブテールガイドは、一層良好につかむために刻み目を備えたクランプ
ねじ215によって固定可能である。クランプねじ215をゆるめた際、手によ
る移動が可能である。このガイドによって、患者の目1からレンズ204までの
距離の粗調節を行なうことができる。第1の摺動台214上に第2の摺動台21
7があり、この摺動台は、第1の摺動台214と同じ方向に可動である。しかし
移動は、同様に刻み目を有する微調節ねじ219を介して行なわれる。第1又は
第2の摺動台214又は217に対して垂直に、水平に第3の摺動台220が配
置されており、この摺動台は、同様に微調節ねじ221によってその回転によっ
て可動である。両方の微調節ねじ219及び221によって、水平面内における
検査レンズ204の微調節が行なわれる。
【0046】 垂直な高さ調節のために、二片からなるレンズスタンド223が設けられてお
り、このレンズスタンドは、その上側端部に検査レンズ204を有する。下側部
分225は、第3の摺動台220上にあり、かつ上方に向かってプリズム状に先
細になっている。部分225の上側端部から対称軸線の中心において部分225
内に、袋穴226が延びている。この袋穴226内に心棒227が差込まれてお
り、この心棒は、レンズスタンド223の上側部分片229に移行している。心
棒突起から出発して、部分片229は、上方に向かってプリズム状に広がってい
る。心棒227は、袋穴226内において摺動可能である。この摺動によって検
査レンズ204の垂直高さは、手動で調節される。この高さ摺動は、摩擦を伴う
力結合に基づいて自己保持する。自己保持は、紛失することのないように下側部
分225内に配置された永久磁石によって達成されるが、この永久磁石は、心棒
227の表面の方向に動くことができる。心棒227は、強磁性材料からなるの
で、永久磁石は、袋穴226内に心棒227を差込んだ際にその表面に向かって
引っ張られ、かつそれにより自己保持して高さ摺動をロックする。しかしロック
は、検査レンズ204プラス上側部分片229の自重に基づいて摺動が阻止され
る程度の強さにすぎないが;それでもなお手動で調節が可能である。永久磁石の
位置は、図16ないし18において円板状の取付け補助231によって明らかで
ある。
【0047】 検査レンズ204は、その枠周面233において、部分片229の上側端部に
おけるV字型切り欠き232内に載っている。検査レンズ204は、チェーン状
の構造を有する帯状の可とう性のレンズ保持要素235によって保持される。要
素235の端部は、ばね236によって部分片229の側部長手溝237の端部
のほぼ中央に保持されている。要素235は、チェーン状の構造として長手方向
に同じ間隔を有する節239を有し、これらの節は、それより細い帯横断面を有
する中間空間240によって切離されている。これらの中間空間240のうちの
1つは、側部長手溝237に対向する側における側部長手溝243内における2
つの突起241a及び241bの間に引っ掛けられる。ばね236は、レンズ保
持要素235を緊張し、かつそれにより検査レンズ204を固定するように切り
欠き232内に引っ張る。
【0048】 レンズ保持要素235は、節239及び狭い中間空間240に対して、例えば
チェーンとしての構成を有するように、別の構造を有することもできる。チェー
ンを利用する際、同様に両方の突起241a及び241bが存在することができ
、この時、チェーンはその外側の範囲において吊されるが;1つの突起が存在す
るだけでよく、この突起内に、この時、それぞれ1つのチェーン部材が吊される
【0049】 前記のように、レンズ支持ユニット203の回転防止は、保持ユニット7にお
けるノッチ210及びこれに整合した板条片211によって行なわれる。しかし
例えばピン207に対して半径方向に配置されかつ保持ユニット7における相応
する穴内に噛み合うピンのように、別の係止要素は、同様に良好に設けることが
できる。ピン及び穴の場所は、明らかに入れ換えることができる。その構造が互
いに噛み合う構造化された表面も利用することができる。
【0050】 検査の際の妨害反射を除去するため、かつ観察ビーム経路を転向するために、
レンズスタンドの上側部分229は、検査レンズ204のための傾斜装置を装備
することができる。傾斜装置は、簡単な揺動軸線であってもよい。しかしなるべ
く互いに間隔を置いた3つの揺動ヒンジが利用され、これらの揺動ヒンジの揺動
軸線は、互いに平行に延びている。すなわち調節可能な頂角を有するアングル脚
を有し、その際、他方の脚端部は、再び揺動ヒンジによって揺動可能である。一
番上の脚端部に、検査レンズ204が揺動可能に保持されている。この配置によ
ってレンズの傾斜は、所定の空間点にレンズ中心点を維持したまま行なうことが
できる。
【0051】 レンズ支持ユニット203の使用によって、医者は、とくにその空間的な微調
節を介して検査レンズ204を患者の目1に最適に調節することができる。調節
の後にこの医者は、行なうべき検査及び処置のために両方の手を空けている。こ
の医者は、とくにビデオ撮影ユニット46または70を利用して、相応する記録
作成を行なうこともできる。ビデオ撮影ユニットの代わりに、相応する記録作成
を行なうために、写真装置をフランジ付けしてもよい。検査レンズは、一度調節
されて自己保持してその位置に留まるので、画像断面の選択及び焦点調節を行い
ながらゆっくりと撮影を行なうことができる。
【0052】 狭い柱横断面を有する1つの柱の保持要素7の垂直に延びた分岐20の本発明
による構成は、レンズ支持ユニット203によって支持される検査レンズ204
を利用して、ガラス体及び目の背景の最適な検査を可能にする。3つの柱の保持
ユニットを有する初めに述べたすでに周知のスリットランプ装置によってもレン
ジ支持ユニット203を利用することができる。相応する連結部が存在するかぎ
り、別のスリットランプ装置とともに使用することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 人間の目に対応する本発明によるスリットランプ装置の側面図であり、その際
、ここでは例えば図6に示すビデオ撮影ユニット46は使用されておらず、かつ
それ故にハウジング開口は栓50bによって閉じられている。
【図2】 図1に示されたスリットランプ装置のここにおける視線方向11における垂直
軸線の回りで90°だけ回転した図である。
【図3】 図1及び2に示されたスリットランプ装置の保持ユニットの患者から出発した
平面図である。
【図4】 周知のグリーノフ顕微鏡の略図である。
【図5】 観察ユニットとして図1及び2の本発明による装置に使用された変形したグリ
ーノフ顕微鏡の横断面図であり、その際、ここでは1つの図において、それぞれ
1つの異なった拡大のための光学備品の2つの異なった位置が示されている。
【図6】 その撮影要素にこのビーム経路の一方の部分ビームが導かれたビデオ撮影ユニ
ットの配置を示すために図5に示されたグリーノフ顕微鏡のビーム経路を示す切
断線VIに沿った横断面図である。
【図7】 図5及び6に示されたグリーノフ顕微鏡の両方のビーム経路における光学部品
の配置とその間隔の2つの実施例を示し、その際、参照符号は図におけるものに
相当し、数表示はミリメートルであり、O’は保護ガラスを含まない物体平面、
Bは視覚観察のための画像平面、かつBvはビデオ撮影要素44の画像平面であ
り;図7のa、c及びeは、一方の拡大のための光学部品の配置を示し、かつ図
7のb、d及びfは、他方の拡大のためのものを示している。
【図8】 図5に示された観察ユニットに対する変形を示す図である。
【図9】 一方の観察ビームから出力結合されかつビデオ撮影ユニットのビデオ撮影要素
に導かれる部分ビームのビーム経路を表示する図8における切断線IXに沿った
断面図である。
【図10】 分離した構成部分として図9に示されたビデオ撮影ユニットの横断面図である
【図11】 図1に示されたスリットランプ装置の照明ユニットの横断面図である。
【図12】 図11に示された照明ユニットの平面図である。
【図13】 図2及び12に示された視線方向XIIIによる照明ユニットの側面図である
【図14】 図1に示された視線方向におけるスリットランプ装置の図1及び2に示された
舵取りレバーの平面図である。
【図15】 取り外し可能なレンズ支持ユニットを有するとくに図1に示されたスリットラ
ンプ装置を示す図である。
【図16】 図15に示された分離した追加の部分としての支持ユニットを拡大した表示で
示す図である。
【図17】 図16に示した支持ユニットをここにおける視線方向XVIIにおいて示す図
である。
【図18】 図17に示した支持ユニットをここにおける視線方向XVIIIにおいて示す
図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 98810895.7 (32)優先日 平成10年9月9日(1998.9.9) (33)優先権主張国 欧州特許庁(EP) (81)指定国 AU,CA,CN,JP,KR, US (72)発明者 ペルツ, エーベルハルド スイス国 ツエーハー−1066 エパリンジ エ・シエマン・デユ・ヴオージエニー10 (72)発明者 ステユーデル, レト スイス国 ツエーハー−1580 アヴアーン シユ・アヴエニユー・ジヨミニ13 (72)発明者 ロベール, ダビデ イスラエル国 テル・アビブ・アフエカ・ ミズマール・ハグール・ストリート16 (72)発明者 フランクハウゼル, ハンス スイス国 ツエーハー−3255 ラペルスヴ イー・ヴイーレツヴイル(番地なし)

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 観察ユニット(3,65)を有し、その際、目(1)が、照
    明ユニット(5)から出る所定の横断面を有する光ビーム(9)によって照明可
    能であり、照明ユニット(5)が、保持ユニット(7)の垂直に延びた分岐(2
    0)上に配置されており、観察すべき目(1)が、保持ユニット(7)の一方の
    側におけるほぼ水平に延びる平面において位置決め可能であり、かつ観察ユニッ
    ト(3)が、ほぼ保持ユニット(7)のこれに対向する側における平面内に配置
    されている、患者の目(1)を立体的に観察する装置、とくにいわゆるスリット
    ランプ顕微鏡において、観察ユニット(3)と患者の目(1)との間にわずかだ
    けしか光学的な妨害が存在しないようにするために、保持ユニット(7)の垂直
    に延びた分岐(20)が、狭い柱横断面を有する一本の柱に形成されていること
    を特徴とする、患者の目(1)を立体的に観察する装置、とくにいわゆるスリッ
    トランプ顕微鏡。
  2. 【請求項2】 保持ユニット(7)の垂直に延びた分岐(20)に、転向ミ
    ラー(10)が配置されており、この転向ミラーによって照明ユニットのビーム
    (9)が、目(1)内又はここに向けることができることを特徴とする、請求項
    1又は2に記載の装置。
  3. 【請求項3】 保持ユニット(7)が、L字型に、なるべく一片から形成さ
    れており、その際、照明ユニット(5)が、一方の脚端部に配置されており、か
    つ他方の脚端部範囲が、垂直の揺動軸線(14)を有する揺動ヒンジ(15)内
    に保持されていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の装置。
  4. 【請求項4】 観察ユニット(3)のためにL字型に、なるべく一片から形
    成された第2の保持要素(23)が設けられており、その際、観察ユニット(3
    )が、一方の脚端部に配置されており、かつ他方の脚端部範囲が、垂直な揺動軸
    線(14)を有する揺動ヒンジ(15)内に保持されており、かつとくに観察ユ
    ニット(3)及び照明ユニット(5)の保持ユニット(7,23)のための揺動
    軸線(14)が一致していることを特徴とする、請求項1ないし3の1つに記載
    の装置。
  5. 【請求項5】 照明ユニット(5)のための保持ユニット(7)が、中空空
    間を有するように内部において中空に形成されており、照明ユニット(5)にお
    ける絞り開口の横断面を調節する力伝達要素が、所定の光条片横断面を発生する
    ために中空空間内に通されており、かつ力伝達要素に作用する調節要素(21a
    ,21b)が、なるべく第1のL字型の保持要素(7)の脚原点に配置されてい
    ることを特徴とする、請求項1ないし4の1つに記載の装置。
  6. 【請求項6】 なるべく立体顕微鏡として、とくにグリーノフ顕微鏡として
    形成された観察ユニット(3)を有し、その際、目(1)が、照明ユニット(5
    )から出る所定のビーム横断面を有する光条片(9)によって照明可能であり、
    照明ユニット(5)が、保持ユニット(7)の垂直に延びた分岐(20)上に配
    置されており、観察すべき目(1)が、保持ユニット(7)の一方の側における
    ほぼ水平に延びる平面において位置決め可能であり、かつ観察ユニット(3)が
    、ほぼ保持ユニット(7)のこれに対向する側における平面内に配置されている
    、なるべく請求項1ないし5の1つに記載の、患者の目(1)を立体的に観察す
    る装置、とくにいわゆるスリットランプ顕微鏡において、観察ユニット(3,6
    5)の少なくとも1つのビーム経路(30b,73a)から、部分ビーム(42
    b,71a)が取出し可能であり、この部分ビームの画像情報が、なるべく観察
    ユニット(3,65)内に配置された撮影ユニット(46,79)に導かれてい
    ることを特徴とする、なるべく請求項1ないし5の1つに記載の、患者の目(1
    )を立体的に観察する装置、とくにいわゆるスリットランプ顕微鏡。
  7. 【請求項7】 撮影ユニット(79)が、観察ユニット(65)内に差込み
    可能又は抜取り可能に形成されており、かつなるべく幾何学的なビーム分割によ
    って撮影要素(79)への部分ビーム(71a)の出力結合が行なわれることを
    特徴とする、請求項6に記載の装置。
  8. 【請求項8】 なるべく立体顕微鏡として、とくにグリーノフ顕微鏡として
    形成された観察ユニット(3)を有し、その際、目(1)が、照明ユニット(5
    )から出る所定のビーム横断面を有する光条片(9)によって照明可能であり、
    照明ユニット(5)が、保持ユニット(7)の垂直に延びた分岐(20)上に配
    置されており、観察すべき目(1)が、保持ユニット(7)の一方の側における
    ほぼ水平に延びる平面において位置決め可能であり、かつ観察ユニット(3)が
    、ほぼ保持ユニット(7)のこれに対向する側における平面内に配置されている
    、なるべく請求項1ないし7の1つに記載の、患者の目(1)を立体的に観察す
    る装置、とくにいわゆるスリットランプ顕微鏡において、観察ユニット(3)と
    ともに患者の目(1)内に向けるべき光条片(9)のX及びY方向における(す
    なわち水平面内における)及びなるべくZ方向における(高さ調節)位置決めの
    ために、舵取りレバー(51)が設けられており、この舵取りレバーの上側に、
    信号発生要素(110a,110b)が挿入されており、これらの要素の操作に
    より、装置及び/又は装置と共同動作する周辺ユニットの機能が制御可能であり
    、それにより観察をする人が、その視線を観察ユニット(3)からそらす必要が
    なく、かつなるべく舵取りレバー(51)を操作する手によっても同時に手動調
    節可能性を行なうことができるようにすることを特徴とする、なるべく請求項1
    ないし7の1つに記載の、患者の目(1)を立体的に観察する装置、とくにいわ
    ゆるスリットランプ顕微鏡。
  9. 【請求項9】 画像、例えば記号情報を発生する要素、及び光学的な入力結
    合ユニットが設けられており、この入力結合ユニットによって画像が、観察ユニ
    ットの接眼レンズによって観察するために観察ユニットの少なくとも1つのビー
    ム経路内に挿入可能であり、かつ画像情報が、なるべくデータを表示し、これら
    のデータが、舵取りレバーの操作によって調節され又は変更されることを特徴と
    する、請求項6又は7に記載の、とくに請求項8に記載の装置。
  10. 【請求項10】 照明ユニット(5)が、照明ビーム内に持込み可能な少な
    くとも1つの光学的フィルタ、とくに青及び/又はグレーフィルタを有し、かつ
    なるべく観察ユニット(3)が、観察ビーム経路内に持込み可能な少なくとも1
    つの別のフィルタ、とくに黄色フィルタ(58)を有することを特徴とする、請
    求項1ないし9の1つに記載の装置。
  11. 【請求項11】 観察ユニット(3,65)を有し、その際、目(1)が、
    照明ユニット(5)から出る所定の横断面を有する光ビーム(9)によって照明
    可能であり、照明ユニット(5)が、保持ユニットへ(7)の垂直に延びた分岐
    (20)上に配置されており、観察すべき目(1)が、保持ユニット(7)の一
    方の側におけるほぼ水平に延びる平面において位置決め可能であり、かつ観察ユ
    ニット(3)が、ほぼ保持ユニット(7)のこれに対向する側における平面内に
    配置されている、なるべく請求項1ないし10の1つに記載の、患者の目(1)
    を立体的に観察する装置、とくにいわゆるスリットランプ顕微鏡において、工具
    を利用することなく手動で連結部(201)を介して取付け及び再び取り外し可
    能な検査レンズ(204)のためのレンズ支持ユニット(203)が設けられて
    おり、この検査レンズが、それから観察ビーム経路内において観察ユニット(3
    )内への観察ビーム入口の前にあるようになり、かつとくに患者の目(1)のガ
    ラス体及び目背景の検査のために使われ、検査レンズ(204)が、自己保持し
    て回転可能にかつ自己保持してすべての空間方向に移動可能に、レンズ支持ユニ
    ット(203)によって保持されており、その際、支持ユニット(203)が、
    例えば頭部及び顎保持体のような装置に隣接する別の装置に対して機械的な結合
    部を持たないことを特徴とする、なるべく請求項1ないし10の1つに記載の、
    患者の目(1)を立体的に観察する装置、とくにいわゆるスリットランプ顕微鏡
  12. 【請求項12】 連結部(201)が、有利なように保持ユニット(7)に
    載せるための台部分(205)を有するように回転防止した差込み連結部(20
    7,209,210,211)として形成されており、その際、保持ユニット(
    7)における連結部(201)の連結部部分が、なるべく保持ユニット(7)の
    垂直な揺動軸線(14)に対して中心の軸線方向穴(209)として形成されて
    おり、その際、軸線方向穴(209)内に、レンズ支持ユニット(203)の整
    合したピン(207)が差込み可能に形成されており、かつ回転防止が、なるべ
    く保持ユニット(7)におけるそれぞれ1つの係止部分要素(211)及びレン
    ズ支持ユニット(203)における別のもの(210)を有する少なくとも1つ
    の係止要素(210,211)によって形成されており、その際、両方の部分要
    素(210,211)が、互いに差込み可能であることを特徴とする、請求項1
    1に記載のかつなるべく請求項3に記載の装置。
  13. 【請求項13】 それによりレンズ支持ユニット(203)が工具を利用す
    ることなく手動で請求項1ないし12の1つに記載の装置の照明ユニット(5)
    のための保持ユニット(7)に載せることができる連結部部分(207)、なる
    べく患者の目(1)のガラス体及び目背景を検査するために適した検査レンズ(
    204)、その一方の部分(229)が検査レンズ(204)の高さ調節のため
    に他方のもの(225)に対して自己保持して可動である二片からなるレンズス
    タンド(223)、及び互いに垂直な2つの水平方向にレンズスタンド(223
    )を移動する移動装置(214,217,220)を特徴とする、請求項1ない
    し12の1つに記載の装置のための補助部分としてのレンズ支持ユニット(20
    3)。
  14. 【請求項14】 レンズスタンド(223)の一方の部分(229)が、心
    棒(227)を有し、この心棒が、レンズスタンド(223)の他方の部分(2
    25)の袋穴(226)内において遊び整合して可動であり、なるべく心棒(2
    27)が、強磁性材料からなり、袋穴(226)内に、制限されて可動の、した
    がって紛失することのない永久磁石(231)が配置されており、この永久磁石
    が、袋穴(226)内に押込まれた心棒(227)の表面に向かって押し、した
    がってレンズスタンド(223)の一方の部分(229)を一度調節された位置
    において保持することを特徴とする、請求項13に記載のレンズ支持ユニット(
    203)。
  15. 【請求項15】 簡単な様式及び方法で検査レンズ(204)が、なるべく
    別の焦点距離を有する別の検査レンズと交換可能であるようにするために、その
    一方の端部が要素長手方向にレンズスタンド(223)の一方の部分(229)
    においてばね要素(236)によって締付け可能に保持されているチェーン状の
    構造を有する帯状のレンズ保持要素(235)、同様にレンズスタンド(223
    )の一方の部分(229)における検査レンズ(204)のためのレンズ台(2
    32)、及びレンズ縁(233)の回りに締付け可能なレンズ保持要素(235
    )の端部範囲のための吊し要素(241a,241b)を特徴とする、請求項1
    3又は14に記載のレンズ支持ユニット(203)。
  16. 【請求項16】 検査レンズ(204)を傾斜するためにレンズ傾斜ユニッ
    トが設けられており、その際、傾斜ユニットが、互いに平行な揺動軸線を有する
    互いに間隔を置いた3つの揺動ヒンジを有し、それによりレンズの傾斜の際に、
    レンズ中心が、所定の空間点に保持できるようにすることを特徴とする、請求項
    13ないし15の1つに記載のレンズ支持ユニット。
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