JP2003518651A - 測定装置を有する拡大装置ないし顕微鏡 - Google Patents

測定装置を有する拡大装置ないし顕微鏡

Info

Publication number
JP2003518651A
JP2003518651A JP2001549122A JP2001549122A JP2003518651A JP 2003518651 A JP2003518651 A JP 2003518651A JP 2001549122 A JP2001549122 A JP 2001549122A JP 2001549122 A JP2001549122 A JP 2001549122A JP 2003518651 A JP2003518651 A JP 2003518651A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
eye
microscope
optical
optical signal
tonometer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001549122A
Other languages
English (en)
Inventor
ペンゼル、ユルゲン
Original Assignee
ライカ ミクロジュステムス(シュヴァイツ)アーゲー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ライカ ミクロジュステムス(シュヴァイツ)アーゲー filed Critical ライカ ミクロジュステムス(シュヴァイツ)アーゲー
Publication of JP2003518651A publication Critical patent/JP2003518651A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B21/00Microscopes
    • G02B21/0004Microscopes specially adapted for specific applications
    • G02B21/0012Surgical microscopes

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Eye Examination Apparatus (AREA)
  • Microscoopes, Condenser (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】顕微鏡を用いて実施される物体の手術又は検査の間に組み込むことができる、拡大鏡の組み合わせ、顕微鏡、又は診断装置の提供。 【解決手段】本発明は測定装置(11)、特に診断装置を具備する顕微鏡(1)の組み合わせに関し、この診断装置は顕微鏡(1)によって実施される物体の手術又は検査の間に用いる。手術又は検査の間に測定装置(11)によって検出される物体のデータは、顕微鏡(1)において光学信号として直接表示できる。物体の測定データの閾値、及び/又はインターバル値の超過又は不足の際、警報信号を発生可能で、場合によっては、停止ないし断路又は切替のような更なる事象が自動的に進展する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、拡大装置(特に顕微鏡)の測定装置(特に診断装置)との組み合わ
せに関し、拡大装置又は顕微鏡を用いて実行される、(特に人間又は動物の肢体
又は器官(の一部)である)物体(対象物)の手術又は検査の間に用いることが
できるものに関する。
【0002】 本発明は、特に人間や動物の目に関する手術を実行する間に使用するのための
装置に関し、拡大装置、特に接眼レンズ系を介しての目の観察のために対物レン
ズ系と光学装置を有する、手術用顕微鏡に関する。本発明は人間や動物の目に関
する手術を実行するための手術用顕微鏡にも関する。
【0003】 検査用顕微鏡、手術用顕微鏡、及びその他の拡大装置、ないしは種々の器官と
器官部分に関する検査と手術の実行のための診断装置は、種々の形態で知られて
いる。この公知の器具の一部は、目の手術を実行する場合又は目の検査のために
用いられるようなものに関する。
【0004】 以下において、特に、顕微鏡ないしは手術用顕微鏡を引照するが、本発明はそ
れに制限されるものではない。特に、観察又は物体や手術視界などを拡大するた
めの拡大鏡(ルーペ)などのような、他の拡大装置もその中に数えられる。
【0005】
【従来の技術】
したがって、例えば、従来技術から、若干の手術用顕微鏡が目の手術を実行す
るために知られている。例えば、手術用顕微鏡がUS-A 5,135,299に開示されてお
り、この場合特殊な光学照明系が有り、この照明系は照射の光路軸が顕微鏡の光
学軸と一致しないように配置・構成される。US-A 5,321,447は、目の手術を実行
するための手術用顕微鏡に関係し、これには選択的に検眼用ないし眼底検査用付
属装置が装備できる。この装置は、検眼用レンズによって生成された中間像の像
の直立を生じ、この中間像は観測光路を交換し、手術用顕微鏡に関して変更なし
で、従来法により、又は眼底検査用顕微鏡として、又は選択的に手術用顕微鏡と
しての使用が許される。
【0006】 目の検査のための器具には例えばトノメータ〈眼圧計〉があり、これには同様
に種々の形式のものがある。目下、普通のトノメータは目の内圧を、目に吹き付
けられる細いエアジェットを用いて検出しており、この場合目の表面上への影響
が検出される。それについて、例えばUS-A 5,474,066から知られるように、目を
照射し、目から反射された光が検出される或る光学ユニットがあり、検出された
目の内圧はディスプレイに表示される。
【0007】 空気の代りに超音波を用いて作動するトノメータ、例えばUS-A 5,636,635、
も既に提案されている。
【0008】 さらに、目の様々の測定データないし検査データを検出しないしは確認する複
数の診断器具を互いに組み合わせることも知られている。眼底の検査のための第
二の診断器具とトノメータの組み合わせは、例えばUS-A 5,523,808から知られて
いる。ここで、用いられたトノメータは、目の前に置かれたノズルを通して網膜
に吹き付けられる空気によって作動する。その際、ノズルは、第二の光学検査装
置の光学軸のわずか外に存在する、或る位置で目に空気を吹き付ける。角膜の湾
曲によって、これ(角膜)は本質的に空気により垂直に作用をうける(押圧され
る)。
【0009】 特定の目の手術では、例えば網膜に意図しない損傷が発生するかも知れないと
いうような危険性が存在する。このようなことは、所定の薬剤の投与によって、
目の内圧の高まりが生じうるとき、既に高まった目の内圧を有する人の目に手術
が施されるとき、又は直接手術と関係するとき、のような場合に例えば生じ得る
。それ故、目に関する夫々の手術の前に目の内圧も測定される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
特に患者を危険に曝すことなしに又は検査すべき物体を危険に曝すことなしに
、手術又は検査をできるだけ最適に実行できるようにするため、原則として、多
くの手術又は検査(診断)の場合、その時々の手術方法または検査方法によって
確認できない、具体的な物体に関する所定のパラメータ(複数)をコントロール
(制御)したいという願望が存在する。この問題の解決は、それ故発明の根本的
な課題である。
【0011】 特に、本発明は、大部分の場合、少なくとも手術の間に、目の内圧に起因する
、目に関する損傷の出現を防止することができる、という課題を基礎とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の基礎となる課題は、以下のように解決される。即ち、手術又は検査の
間に、測定装置によって検査ないし確認された物体データが顕微鏡において光学
信号として直接表示することができること、及び/又は、特に時間又は温度のよ
うなその他のパラメータに依存して、物体の測定データの閾値、及び/又は、イ
ンターバル値(Intervall/werten所定間隔で測った値)の超過又は不足の際、警
報信号を発することができ、それを介して場合によっては停止ないし断路又は切
替のような更なる事象が自動的に進行しうることである。
【0013】 目の手術の実行に関しては、提示された課題が本発明に従って次のように解決
される。即ち、顕微鏡と組み合わせて目の内圧の測定と検出のためにトノメータ
が手術の間に用意されること、且つ手術用顕微鏡が少なくとも目の内圧と相関す
る光学信号の接眼鏡系への差込入射のための装置を有するか、またはトノメータ
が病理学的目の内圧値の発生のときに顕微鏡検査領域で可聴な信号を発すること
によって、解決される。
【0014】 それゆえ、新規な本発明に従うと、同一の拡大装置を介しての観察の間に、目
または物体に関する同時測定が可能になる。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明に従って、実施される手術用顕微鏡の構造は、丁度手術される目の内圧
に関するデータと相関する、少なくとも一つの光学信号が接眼鏡系に対し差込入
射(入射投影)される装置を有する。
【0016】 本発明は顕微鏡検査者や手術者の操作技術の状況に適合した変形を可能にする
。例えばこれは当該事象の進行の自動停止、例えば外科手術的措置の自動停止に
なりうる。これらに代り人間、外科医のみならず、マイクロマニュピュレータ又
はロボットも、「顕微鏡検査者」または「手術者」の概念として解釈される、と
いうことをここで言及しておく。この場合、一般に後者は、観測中又は制御中の
人にも光学データや信号を遠距離中継を経由して転送する。
【0017】 特に、目の手術の場合、手術者は手術の間に目の内圧とその変化を確認したり
観測したり、必要な場合には投薬であれ又は他の適当な処置をとることであれ、
迅速に反応することができるような発明が可能である。
【0018】 発明の好適な実施形態によれば、光学信号は外部から差込入射される。これに
より全装置の構成や、手術用顕微鏡において差込入射のために必要な光学装置の
構成が簡単化される。
【0019】 光学信号は、発明の変形実施形態の際にディスプレイに示され、トノメータに
よって検出された測定値でありうる。それによって、手術者は、実際に検出され
た測定値を顕微鏡で読み取る可能性が与えられる。
【0020】 発明のさらなる変形実施形態の場合、光学信号は警報ランプの光である。単に
警報ランプの光に注意を払うのみでよいので、この非常に簡単で少ない構成ない
し費用しか必要としない実施形態も手術者にとって好都合である。費用が安く、
機能的に確実な実施形態としては、この光が点光源に、特にLED表示になる。
【0021】 予め設定された閾値の超過又は不足の際に、初めて光学信号が差込入射される
ならば、外科医が十分に本来の活動に集中することを可能にするためには、好都
合である。
【0022】 あるいは、又は付加的に、光学信号が予め調整された閾値の超過又は不足の際
にその色を目立って変化させる(例えば、青、黄色、赤)ということが、選択的
又は付加的に、発明の更なる実施変形例に従ってありうる。この処置も手術者に
信号の看取を容易にしている。
【0023】 ディスプレイや警報ランプがデータ的に直接トノメータと結合すれば、全装置
や手術用顕微鏡の、簡単で機能的に確実な構成に寄与する。
【0024】 事情によっては危険な状況に手術者の注意をより強く向けるために、光学信号
は音響信号と組み合わされるか、又は光学信号の代わりに音響信号が生ずるよう
に更に用意することができる。
【0025】
【実施例】
本発明は、実施例を示す、図面を基にして、より詳しく説明される。 その際、唯一の図面である図1は、図的表現で、本発明に従って可能な手術用顕
微鏡とトノメータとの組み合わせ(コンビネーション)を示す。
【0026】 図面に表現された手術用顕微鏡1の実施例には、本質的な光学部品として主対
物レンズ2a、2bが包含され、それを通してその前に置かれた目10が観察され、ま
た二つの別々の光路に対して拡大交換レンズ3a、3b、鏡筒レンズ4a、4b、及び(
正立)反転プリズムが包含される。拡大交換レンズ3a、3bと鏡筒4a、4bの間の夫
々の光路に、ビームスプリッタ8a、8bが配置されるが、その課題については後に
立ち入る。二つのビームスプリッタ8a、8bに代り、このビームスプリッタの一つ
のみを配することもできる。立体鏡的観測は二つの両眼接眼筒6a、6bによって行
われる。手術用顕微鏡1の構成は、ビームスプリッタ8a、8bを除くと、原則的に
は普通の-従来技術から公知の構成に対応する。ビームスプリッタは、他の種類
の差込入射情報のための、例えばCTデータ又はMRIデータの差込入射のために、
同様に従来技術に属する(従来技術に従って実施される)。
【0027】 手術用顕微鏡1は図1において手術すべき目10に向かい合って位置するので、そ
の光軸は目10の注視軸と一致する。目10の前にトノメータ11が更に同時に位置し
、この実施例では非接触式で目の内圧を、特に目に及ぼした圧縮空気インパルス
を介して検出する、非接触で作動するトノメータがある。トノメータ11は、目の
前に位置するノズル12を有し、それを通して角膜に圧縮空気が当たることができ
る。既述のように、トノメータ11は発明の対象ではなく、例えばUS-A5,474,066
又はUS-A5,636,635に従って実施されるか、又は他の関連する普通の商取引で入
手し得る装置であってよい。特にこれに関連する従来技術からの上記引照文献の
図面や図面の記述は、ここに開示されているものと見なされる。
【0028】 トノメータ11は、記載された実施例において、圧縮空気の生成のための装置13
、目10の照射のためと目10から反射された光の検出のために備えられた、光源を
有する光学装置14、及び電子計算機15を包含し、この計算機は一方ではトノメー
タ11の全機能を制御・規制し、他方では検出された測定データを記録し、評価し
、かくて、その時々の目の内圧を検出し、表示に至らしめる。
【0029】 本発明に従って、手術用顕微鏡1を用いて実行される目の手術の際には、トノ
メータ11を介して持続的又は特に周期的に目の内圧とその万一の変化も検出され
る。測定データの迅速で定常的な(不断の)観測を手術者に確保するためと、一
定の値の超過又は不足の場合-速い反応を保証するために、手術用顕微鏡1の接眼
レンズに対して光学信号が差込入射される。この目的のために、実施例において
計算機ユニット15を介して検出・確認された測定データは、測定データとして光
学的にディスプレイ16上で表示され、このデータは、例えば絞り17及びレンズ18
を包含する、顕微鏡1(内)における光学装置を通して、顕微鏡内部に中継され
、ビームスプリッタ8aを通して両眼接眼鏡筒(接眼レンズ系)6a、6bの方向の光
路に導かれ、かくして顕微鏡1の内部で表示される。
【0030】 測定データが不変であるか又は既に一定である、前もって設定可能な閾値を超
過するか又はこれに不足したとき、始めて差込入射される、ようにすることがで
きる。その際、特定の値が超過又は不足のとき、ディスプレイの色を変化させる
ようにも用意できる。このとき、考慮を要しないと見なされる測定データは緑色
で差込入射し、正確な観測を必要とするか又は即座の反応を引き起こすべきであ
る各データは赤色で差込入射することが、例えば考えられる。
【0031】 図1にも示す別の実施例に従って、付加的又は代替的に、計算機ユニット15を
介して制御する警報ランプ19を有し得る。所定の測定データを超過又は不足した
とき、警報ランプが輝くが、これはLED表示にすることもできる。警報ランプ19
の光は、レンズ20によって、且つ手術用顕微鏡1の接眼レンズへとビームスプリ
ッタ8bを介して差込入射される。例えば、考慮を要しない測定値は緑として、特
に接眼レンズで点状の光として輝かせることができ、所定の測定値の超過又は不
足の場合、この光点はその色を、特に赤に変更することができる。この光学信号
表示器はその他に音響信号によって補うかまたは代用されうる。
【0032】 通常の場合、目の内圧はわずか17mmHgだけしか変動しない。それ故、例えば
、より長い時間に亘って確かめられた20mmHgの値の超過の際には、既述の手段
の一つによって手術者の対応する警報が行われるような、状態が生じたものと見
なされる。目の内圧の低下もこのように表示することができる。
【0033】
【発明の効果】
本発明は、例えば薬の投与によって眼の内圧が非常に強く高まる可能性が存在
する或る種の目の手術の際に、ルーチンワーク的監視のために用いることができ
る。既により高い目の内圧が確かめられた、危険群に属する人に関する眼の手術
の際には、本発明は特に有利である。
【0034】 本発明は既述の実施例に限定されない。明細書(発明の詳細な説明)に既に述
べたその他の可能性と並んで、手術用顕微鏡も既述の実施例とは変った形態に既
述の説明によって組み立てることができるということが、特に言及される。原則
として、大抵の場合公知で入手し得る手術用顕微鏡は、簡単な構造の適応によっ
て、トノメータの測定値の差込入射を行い得る。
【0035】 拡大鏡などの場合、警報信号が拡大鏡の直接視界内に設置されているときは、
事情によっては差込入射が行われない場合がある。特別な場合、例えば小型ラン
プ又はLEDなどとして拡大鏡の縁で直接差込入射投影が形成される。
【0036】 トノメータは更に圧縮空気に代り超音波を用い、又は接触測定によって作動で
きる。
【0037】 基底部又は基底部近くの目の水晶体領域の顕微鏡的観察のために、本発明に従
った手術用顕微鏡は、更に検眼(ないし眼底検査)付属装置を備えることができ
る。
【図面の簡単な説明】 【符号の説明】
関連する記号表 1.手術用顕微鏡 2a,2b.主対物レンズ 3a,3b.拡大交換レンズ 4a,4b.鏡筒レンズ 7a,7b.反転レンズ 6a,6b.両眼接眼(接眼レンズ)鏡筒 8a,8b.ビームスプリッタ 10.目 11.トノメータ 12.ノズル 13.圧縮空気インパルス生成装置 14.光学装置 15.計算機ユニット 16.ディスプレイ 17.絞り 18.レンズ 19.警報ランプ 20.レンズ(図1になし)
【手続補正書】
【提出日】平成13年12月20日(2001.12.20)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の名称】 測定装置を有する拡大装置ないし顕微鏡
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、拡大装置(特に顕微鏡)の測定装置(特に診断装置)との組み合わ
せに関し、拡大装置又は顕微鏡を用いて実行される、(特に人間又は動物の肢体
又は器官(の一部)である)物体(対象物)の手術又は検査の間に用いることが
できるものに関する。
【0002】 本発明は、特に人間や動物の目に関する手術を実行する間に使用するのための
装置に関し、拡大装置、特に接眼レンズ系を介しての目の観察のために対物レン
ズ系と光学装置を有する、手術用顕微鏡に関する。本発明は人間や動物の目に関
する手術を実行するための手術用顕微鏡にも関する。
【0003】 検査用顕微鏡、手術用顕微鏡、及びその他の拡大装置、ないしは種々の器官と
器官部分に関する検査と手術の実行のための診断装置は、種々の形態で知られて
いる。この公知の器具の一部は、目の手術を実行する場合又は目の検査のために
用いられるようなものに関する。
【0004】 以下において、特に、顕微鏡ないしは手術用顕微鏡を引照するが、本発明はそ
れに制限されるものではない。特に、観察又は物体や手術視界などを拡大するた
めの拡大鏡(ルーペ)などのような、他の拡大装置もその中に数えられる。
【0005】
【従来の技術】 したがって、例えば、従来技術から、若干の手術用顕微鏡が目の手術を実行す
るために知られている。例えば、手術用顕微鏡がUS-A5,135,299に開
示されており、この場合特殊な光学照明系が有り、この照明系は照射の光路軸が
顕微鏡の光学軸と一致しないように配置・構成される。US-A5,321,44
7は、目の手術を実行するための手術用顕微鏡に関係し、これには選択的に検眼
用ないし眼底検査用付属装置が装備できる。この装置は、検眼用レンズによって
生成された中間像の像の直立を生じ、この中間像は観測光路を交換し、手術用顕
微鏡に関して変更なしで、従来の方法により、又は眼底検査用顕微鏡として、又
は選択的に手術用顕微鏡としての使用が許される。
【0006】 目の検査のための器具には例えばトノメータ〈眼圧計〉があり、これには同様
に種々の形式のものがある。現在、普通のトノメータは目の内圧を、目に吹き付
けられる細いエアジェットを用いて検出しており、この場合目の表面上への影響
が検出される。それについて、例えばUS-A5,474,066から知られるよ
うに、目を照射し、目から反射された光が検出される或る光学ユニットがあり、
検出された目の内圧はディスプレイに表示される。
【0007】 空気の代りに超音波を用いて作動するトノメータ、例えばUS-A5,636,
635、も既に提案されている。
【0008】 さらに、目の様々な測定データないし検査データを検出しないしは確認する複
数の診断器具を互いに組み合わせることも知られている。眼底の検査のための第
二の診断器具とトノメータの組み合わせは、例えばUS-A 5,523,808か
ら知られている。ここで、用いられたトノメータは、目の前に置かれたノズルを
通して網膜に吹き付けられる空気によって作動する。その際、ノズルは、第二の
光学検査装置の光学軸のわずか外に存在する、或る位置で目に空気を吹き付ける
。角膜の湾曲によって、これ(角膜)は本質的に空気により垂直に作用をうける
(押圧される)。
【0009】 特定の目の手術では、例えば網膜に意図しない損傷が発生するかも知れないと
いうような危険性が存在する。このようなことは、例えば所定の薬剤の投与によ
って目の内圧の高まりが生じうるとき、既に高まった目の内圧を有する人の目に
手術が施されるとき、又は直接手術と関係するとき、のような場合に生じ得る。
それ故、目に関する夫々の手術の前に目の内圧も測定される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】 特に患者を危険に曝すことなしに又は検査すべき物体を危険に曝すことなしに
、手術又は検査をできるだけ最適に実行できるようにするため、原則として、多
くの手術又は検査(診断)の場合、その時々の手術方法または検査方法によって
確認できない、具体的な物体に関する所定のパラメータ(複数)をコントロール
(制御)したいという願望が存在する。この問題の解決は、それ故発明の根本的
な課題である。
【0011】 特に、本発明は、大部分の場合、少なくとも手術の間に、目の内圧に起因する
、目に関する損傷の出現を防止することができる、という課題を基礎とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】 本発明の基礎となる課題は、以下のように解決される。即ち、本発明の第1の
視点において、測定装置を有する拡大装置ないし顕微鏡において、手術又は検査
の間に、測定装置によって検出ないし確認される物体のデータが拡大装置ないし
顕微鏡において所定の光学信号として直接表示可能であること、及び/又は物体
の測定データの閾値及び/又はインターバル値の超過又は不足の際に、又は更に
時間もしくは温度のようなその他のパラメータに依存して、可聴警報信号を発す
ることができ、それを介して場合によっては、停止ないし断路又は切替のような
更なる事象が自動的に進行することを特徴とする。
【0013】 第2の視点において、該拡大装置ないし顕微鏡が、少なくとも目の内圧と相関
する光学信号の差込入射のための装置を有することを特徴とする。
【0014】 第3の視点において、人間又は動物の目の手術の実行のために、目の観察のた
めの対物レンズ系と光学装置を有する、拡大装置ないし顕微鏡において、該拡大
装置ないし顕微鏡が更なる光学装置を有し、それによって丁度手術される目の内
圧に関するデータと相関する少なくとも所定の光学信号を観測光路中に差込入射
可能であることを特徴とする。
【0015】 第4の視点において、該測定装置ないし更なる光学装置がトノメータであり、
所定の光学信号がトノメータによって検出されたディスプレイ上に表示され測定
値であることを特徴とする。
【0016】 第5の視点において、所定の光学信号が警報ランプ(19)の光又はLED表
示の光点であり、予め調整された閾値の超過又は不足の際に差込入射されるか、
又はその色を際立って変えるか、及び/又は所定光学信号が音響信号と組み合わ
されることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】 手術又は検査の間に、測定装置によって検査ないし確認された物体データが顕
微鏡において光学信号として直接表示することができること、及び/又は、特に
時間又は温度のようなその他のパラメータに依存して、物体の測定データの閾値
、及び/又は、インターバル値(Intervall/werten所定間隔で測った値)の超過
又は不足の際、特に顕微鏡検査領域で可聴な警報信号を発することができ、それ
を介して場合によっては停止ないし断路又は切替のような更なる事象が自動的に
進行しうることである。
【0018】 目の手術の実行に関しては、提示された課題が本発明に従って次のように解決
される。即ち、顕微鏡と組み合わせて目の内圧の測定と検出のためにトノメータ
が手術の間に用意されること、且つ手術用顕微鏡が少なくとも目の内圧と相関す
る光学信号の接眼鏡系への差込入射のための装置を有するか、またはトノメータ
が病理学的目の内圧値の発生のときに顕微鏡検査領域で可聴な信号を発すること
によって、解決される。
【0019】 それゆえ、新規な本発明に従うと、同一の拡大装置を介した観察の間に、目ま
たは物体に関する同時測定が可能になる。
【0020】 本発明に従って、実施される手術用顕微鏡の構造は、丁度手術される目の内圧
に関するデータと相関する、少なくとも一つの光学信号が接眼鏡系に対し差込入
射(入射投影)される装置を有する。
【0021】 本発明は顕微鏡検査者や手術者の操作技術の状況に適合した変形を可能にする
。例えばこれは当該事象の進行の自動停止、例えば外科手術的措置の自動停止に
なりうる。これらに代り人間、外科医のみならず、マイクロマニュピュレータ又
はロボットも、「顕微鏡検査者」または「手術者」の概念として解釈される、と
いうことをここで言及しておく。この場合、一般に後者は、観測中又は制御中の
人にも光学データや信号を遠距離中継を経由して転送する。
【0022】 特に、目の手術の場合、手術者は手術の間に目の内圧とその変化を確認したり
観測したり、必要な場合には投薬であれ又は他の適当な処置をとることであれ、
迅速に反応することができるような発明が可能である。
【0023】 発明の好適な実施形態によれば、光学信号は外部から差込入射される。これに
より全装置の構成や、手術用顕微鏡において差込入射のために必要な光学装置の
構成が簡単化される。
【0024】 光学信号は、発明の変形実施形態の際にディスプレイに表示され、トノメータ
によって検出された測定値になり得る。それによって、手術者は、実際に検出さ
れた測定値を顕微鏡で読み取る可能性が与えられる。
【0025】 発明の更なる変形実施形態の場合、光学信号は警報ランプの光である。単に警
報ランプの光に注意を払うのみでよいので、この非常に簡単で少ない構成ないし
費用しか必要としない実施形態も手術者にとって好都合である。費用が安く、機
能的に確実な実施形態としては、この光が発光点に、特にLED表示になる。
【0026】 予め設定された閾値の超過又は不足の際に、初めて光学信号が差込入射される
ならば、外科医が十分に本来の活動に専念することを可能にするために、好都合
である。
【0027】 あるいは、又は付加的に、光学信号が予め調整された閾値の超過又は不足の際
にその色を目立って変化させる(例えば、青、黄色、赤)ということが、選択的
又は付加的に、発明の更なる実施変形例に従ってありうる。この処置も手術者に
信号の看取を容易にしている。
【0028】 ディスプレイや警報ランプがデータ的に直接トノメータと結合すれば、全装置
や手術用顕微鏡の、簡単で機能的に確実な構成に寄与する。
【0029】 事情によっては危険な状況に手術者の注意をより強く向けるために、光学信号
が音響信号と組み合わされるか、又は光学信号の代わりに音響信号が生ずるよう
に更に用意することができる。
【0030】
【実施例】 本発明は、実施例を示す、図面を基にして、より詳しく説明される。 その際、唯一の図面である図1は、図的表現で、本発明に従って可能な手術用顕
微鏡とトノメータとの組み合わせ(コンビネーション)を示す。
【0031】 図面に表現された手術用顕微鏡1の実施例には、本質的な光学部品として主対
物レンズ2a、2bが包含され、それを通してその前に置かれた目10が観察さ
れ、また二つの別々の光路に対して拡大交換レンズ3a、3b、鏡筒レンズ4a
、4b、及び(正立)反転プリズムが包含される。拡大交換レンズ3a、3bと
鏡筒4a、4bの間の夫々の光路に、ビームスプリッタ8a、8bが配置される
が、その課題については後に立ち入る。二つのビームスプリッタ8a、8bに代
り、このビームスプリッタの一つのみを配することもできる。立体鏡的観測は二
つの両眼接眼筒6a、6bによって行われる。手術用顕微鏡1の構成は、ビーム
スプリッタ8a、8bを除くと、原則的には普通の−従来技術から公知の−構成
に対応する。ビームスプリッタは、他の種類の差込入射情報のため、例えばCT
データ又はMRIデータの差込入射のために、同様に従来技術に属する(従来技
術に従って実施される)。
【0032】 手術用顕微鏡1は図1において手術すべき目10に向かい合って位置するので
、その光軸は目10の注視軸と一致する。目10の前にトノメータ11が更に同
時に位置し、この実施例では非接触式で目の内圧を、特に目に及ぼした圧縮空気
インパルスを介して検出する、非接触で作動するトノメータがある。トノメータ
11は、目の前に位置するノズル12を有し、それを通して角膜に圧縮空気が当
たることができる。既述のように、トノメータ11は発明の対象ではなく、例え
ばUS-A5,474,066又はUS-A5,636,635に従って実施され
るか、又は他の関連する普通の商取引で入手し得る装置であってよい。特にこれ
に関連する従来技術からの上記引照文献の図面や図面の記述は、ここに開示され
ているものと見なされる。
【0033】 トノメータ11は、記載された実施例において、圧縮空気の生成のための装置
13、目10の照射のためと目10から反射された光の検出のために備えられた
、光源を有する光学装置14、及び電子計算機15を包含し、この計算機は一方
ではトノメータ11の全機能を制御・規制し、他方では検出された測定データを
記録し、評価し、かくて、その時々の目の内圧を検出し、表示に至らしめる。
【0034】 本発明に従って、手術用顕微鏡1を用いて実行される目の手術の際には、トノ
メータ11を介して持続的又は特に周期的に目の内圧とその万一の変化も検出さ
れる。測定データの迅速で定常的な(不断の)観測を手術者に確保するためと、
一定の値の超過又は不足の場合、速い反応を保証するために、手術用顕微鏡1の
接眼レンズに対して光学信号が差込入射される。この目的のために、実施例にお
いて計算機ユニット15を介して検出・確認された測定データは、測定データと
して光学的にディスプレイ16上で表示され、このデータは、例えば絞り17及
びレンズ18を包含する、顕微鏡1(内)における光学装置を通して、顕微鏡内
部に中継され、ビームスプリッタ8aを通して両眼接眼鏡筒(接眼レンズ系)6
a、6bの方向の光路に導かれ、かくして顕微鏡1の内部で表示される。
【0035】 測定データが不変であるか又は既に一定である、前もって設定可能な閾値を超
過するか又はこれに不足したとき、始めて差込入射される、ようにすることがで
きる。その際、特定の値が超過又は不足のとき、ディスプレイの色を変化させる
ようにも用意できる。このとき、考慮を要しないと見なされる測定データは緑色
で差込入射し、正確な観測を必要とするか又は即座の反応を引き起こすべきであ
る各データは赤色で差込入射することが、例えば考えられる。
【0036】 付加的又は代替的に、図1にも示す別の実施例に従って、計算機ユニット15
上に装着するように警報ランプ19が準備される。所定の測定データが超過又は
不足したとき、警報ランプが輝くが、これはLED表示にすることもできる。警
報ランプ19の光は、レンズ20によって、且つ手術用顕微鏡1の接眼レンズへ
とビームスプリッタ8bを介して差込入射される。例えば、考慮を要しない測定
値は緑として、特に接眼レンズで点状の光として輝かせることができ、所定の測
定値の超過又は不足の場合、この点光源はその色を、特に赤に変更することがで
きる。この光学信号表示器はその他に音響信号によって補うかまたは代用されう
る。
【0037】 通常の場合、目の内圧はわずか17mmHgだけしか変動しない。それ故、例
えば、より長い時間に亘って確かめられた20mmHgの値の超過の際には、既
述の手段の一つによって手術者の対応する警報が行われるような、状態が生じた
ものと見なされる。目の内圧の低下もこのように表示することができる。
【0038】
【発明の効果】 本発明は、例えば薬の投与によって眼の内圧が非常に強く高まる可能性が存在
する或る種の目の手術の際に、ルーチンワーク的監視のために用いることができ
る。既により高い目の内圧が確かめられた、危険群に属する人に関する眼の手術
の際には、本発明は特に有利である。
【0039】 本発明は既述の実施例に限定されない。明細書(発明の詳細な説明)に既に述
べたその他の可能性と並んで、手術用顕微鏡も既述の実施例とは変った形態に既
述の説明によって組み立てることができるということが、特に言及される。原則
として、大抵の場合公知で入手し得る手術用顕微鏡は、簡単な構造の適応によっ
て、トノメータの測定値の差込入射を行い得る。
【0040】 拡大鏡などの場合、可聴警報信号が拡大鏡の直接視界内に設置されているとき
は、事情によっては差込入射が行われない場合がある。特別な場合、例えば小型
ランプ又はLEDなどとして拡大鏡の縁で直接差込入射投影が形成される。
【0041】 トノメータは更に圧縮空気に代り超音波を用い、又は接触測定によって作動で
きる。
【0042】 基底部又は基底部近くの目の水晶体領域の顕微鏡的観察のために、本発明に従
った手術用顕微鏡は、更に検眼(ないし眼底検査)付属装置を備えることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【符号の説明】 関連する記号表 1. 手術用顕微鏡 2a,2b. 主対物レンズ 3a,3b. 拡大交換レンズ 4a,4b. 鏡筒レンズ 7a,7b. 反転レンズ 6a,6b. 両眼接眼(接眼レンズ)鏡筒 8a,8b. ビームスプリッタ 10. 目 11. トノメータ 12. ノズル 13. 圧縮空気インパルス生成装置 14. 光学装置 15. 計算機ユニット 16. ディスプレイ 17. 絞り 18. レンズ 19. 警報ランプ 20. レンズ(図1になし)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顕微鏡(1)を用いて実施される物体の手術又は検査の間に用いることができ
    る、拡大装置、特に顕微鏡(1)、の測定装置(特に診断装置(11))との組み
    合わせにおいて、 測定装置によって検出ないし確認された物体データが手術又は検査の間に顕微鏡
    (1)において光学信号(16、19)として直接表示可能であること、及び/又は、
    物体の測定データの閾値及び/又はインターバル値の超過又は不足の際に、特に
    時間又は温度のようなその他のパラメータに依存して警報信号を発することがで
    き、それを介して場合によっては、停止ないし断路又は切替のような更なる事象
    が自動的に進行し得ることを特徴とする、拡大装置の組み合わせ。
  2. 【請求項2】 特に人間又は動物の目に関して拡大ユニットを具備し、特に接眼レンズ系を介
    しての目の観察のために対物レンズ系と光学装置を有する手術用顕微鏡を具備す
    る、人間又は動物の肢体に関する手術の実施の間に使用するための装置において
    、 顕微鏡(1)と組み合わせてトノメータ(11)が目の内圧の測定と検出のため
    に手術中に用意されること、且つ手術用顕微鏡(1)が、少なくとも目の内圧と
    相関する光学信号-特に接眼レンズ系への-差込入射するための装置を有するか又
    は、病理学的な目の内圧の値の発生の際にトノメータが顕微鏡検査領域で可聴な
    信号を発すること、を特徴とする装置。
  3. 【請求項3】 目の観察のために対物レンズ系と光学装置を具備する拡大装置、特に顕微鏡、
    (特に人間又は動物の目のための手術用顕微鏡)において、 拡大装置ないし顕微鏡(1)が、さらなる光学装置を有し、該光学装置は観測
    光路において少なくとも、丁度手術される目の内圧に関するデータと相関する光
    学信号を差込入射可能であることを特徴とする、拡大装置。
  4. 【請求項4】 光学信号が外部から差込入射可能であることを特徴とする、請求項2又は3によ
    る装置ないし手術用顕微鏡。
  5. 【請求項5】 光学信号がディスプレイ上にトノメータ(11)によって検出され、表示された
    測定値であることを特徴とする、請求項2から4の一つによる装置及び手術用顕微
    鏡。
  6. 【請求項6】 光学信号が警報ランプ(19)の光であることを特徴とする、請求項2から4の一
    つによる装置ないし手術用顕微鏡。
  7. 【請求項7】 光が光点、特にLED表示(光)であることを特徴とする、請求項6による装置及
    び手術用顕微鏡。
  8. 【請求項8】 光学信号が予め調整された閾値の超過又は不足の際に差込入射されることを特
    徴とする、請求項1から7の一つによる装置ないし手術用顕微鏡。
  9. 【請求項9】 光学信号が予め調整された閾値の超過又は不足の際にその色を際立って変える
    ことを特徴とする、請求項1から7の一つによる装置ないし手術用顕微鏡。
  10. 【請求項10】 ディスプレイないし警報灯がトノメータ(11)とデータ的に連結されること
    を特徴とする、請求項1から9の一つによる装置ないし手術用顕微鏡。
  11. 【請求項11】 光学信号が音響信号と組み合わされることを特徴とする、請求項1から10の一
    つによる装置ないし手術用顕微鏡。
JP2001549122A 1999-12-25 2000-12-22 測定装置を有する拡大装置ないし顕微鏡 Withdrawn JP2003518651A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CH2383/99 1999-12-25
CH238399 1999-12-25
PCT/EP2000/013154 WO2001048528A2 (de) 1999-12-25 2000-12-22 Kombination einer vergrösserungseinrichtung, insbesondere eines mikroskops mit einer messeinrichtung

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003518651A true JP2003518651A (ja) 2003-06-10

Family

ID=4232500

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001549122A Withdrawn JP2003518651A (ja) 1999-12-25 2000-12-22 測定装置を有する拡大装置ないし顕微鏡

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6758814B2 (ja)
EP (1) EP1224498A2 (ja)
JP (1) JP2003518651A (ja)
WO (1) WO2001048528A2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009517092A (ja) * 2005-09-07 2009-04-30 カール ツァイス サージカル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 測定装置付眼科手術用顕微鏡
JP2010207460A (ja) * 2009-03-11 2010-09-24 Olympus Medical Systems Corp 観察装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10212805A1 (de) * 2002-03-22 2003-10-02 Leica Microsystems Schweiz Ag Operationsmikroskop mit Informationssystem

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4544243A (en) * 1984-05-24 1985-10-01 Cooper Lasersonics, Inc. Heads up display for microscope using remotely controlled instrument
US4870964A (en) * 1988-06-16 1989-10-03 Paul F. Bailey, Jr. Opthalmic surgical device and method with image data reflected off of the eye
US5098426A (en) * 1989-02-06 1992-03-24 Phoenix Laser Systems, Inc. Method and apparatus for precision laser surgery
JP3028421B2 (ja) * 1989-12-14 2000-04-04 株式会社トプコン 手術用顕微鏡
US5321447A (en) 1991-05-04 1994-06-14 Carl-Zeiss-Stiftung Ophthalmoscopic attachment for a surgical microscope
JPH05253190A (ja) 1991-10-10 1993-10-05 Massie Res Lab Inc 非接触式トノメーター
JPH0647003A (ja) 1992-01-08 1994-02-22 Canon Inc 眼科装置
DE4222417C2 (de) * 1992-07-08 1994-06-23 Swarovski & Co Fernglas mit Zusatzinformation
US5474066A (en) 1994-01-31 1995-12-12 Leica Inc. Non-contact tonometer
JP3642812B2 (ja) * 1994-11-17 2005-04-27 株式会社町田製作所 医療用観察装置
US6083160A (en) * 1995-01-05 2000-07-04 Lipman Electronic Engineering Ltd. Aplanation tonometry apparatus
ES2166138T3 (es) * 1997-11-11 2002-04-01 Haag Ag Streit Dispositivo para el reconocimiento estereoscopico del ojo de un paciente.

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009517092A (ja) * 2005-09-07 2009-04-30 カール ツァイス サージカル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 測定装置付眼科手術用顕微鏡
JP2010207460A (ja) * 2009-03-11 2010-09-24 Olympus Medical Systems Corp 観察装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP1224498A2 (de) 2002-07-24
WO2001048528A3 (de) 2002-05-16
US20030002013A1 (en) 2003-01-02
US6758814B2 (en) 2004-07-06
WO2001048528A2 (de) 2001-07-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Ma et al. Comprehensive review of surgical microscopes: technology development and medical applications
US11039744B2 (en) Measurement system and method for establishing the refraction of an eye, the radius of curvature of the cornea or the internal pressure of an eye
JP5275417B2 (ja) 患者の眼の前方セグメントを照明して観察するための装置および方法
US4799784A (en) Visual vertex finder
US7347552B2 (en) Device for examining the anterior and the posterior segments of the eyeball
JP2002306418A (ja) 眼特性測定装置
JPH04505411A (ja) 眼科診断の装置
US20130088414A1 (en) Surgical heads-up display that is adjustable in a three-dimensional field of view
JP3929735B2 (ja) 眼内照明用プローブおよび眼科手術用装置
JP4850561B2 (ja) 眼科装置
JP4503748B2 (ja) 手術用顕微鏡
JP3605131B2 (ja) 眼科器具
JP2007301215A (ja) 頭蓋内圧診断装置
JP2002200045A (ja) 眼科装置
JP2003518651A (ja) 測定装置を有する拡大装置ないし顕微鏡
JP4795002B2 (ja) 眼科測定装置
KR100796355B1 (ko) 근적외선을 이용한 세극등 검사장치
US20060262271A1 (en) Keratometric module for coupling to slit lamps and or ocular microscopes
JPH06114006A (ja) 検査装置
JP4700780B2 (ja) 眼科検査装置
JPH09276319A (ja) 眼科用実体顕微鏡装置
JP3999097B2 (ja) 手術顕微鏡およびレフラクトメータ
CA3236027A1 (en) Optical system for obtaining surgical information
JP2002200044A (ja) 眼科装置
JP2000199857A (ja) 作業用顕微鏡

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20080304