JP2002306418A - 眼特性測定装置 - Google Patents

眼特性測定装置

Info

Publication number
JP2002306418A
JP2002306418A JP2001120046A JP2001120046A JP2002306418A JP 2002306418 A JP2002306418 A JP 2002306418A JP 2001120046 A JP2001120046 A JP 2001120046A JP 2001120046 A JP2001120046 A JP 2001120046A JP 2002306418 A JP2002306418 A JP 2002306418A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
unit
eye
measurement
light receiving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001120046A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4694025B2 (ja
Inventor
Yoko Hirohara
陽子 広原
Toshibumi Mihashi
俊文 三橋
Kouki Harumoto
考樹 春本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Topcon Corp
Original Assignee
Topcon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Topcon Corp filed Critical Topcon Corp
Priority to JP2001120046A priority Critical patent/JP4694025B2/ja
Priority to US10/122,223 priority patent/US6685320B2/en
Publication of JP2002306418A publication Critical patent/JP2002306418A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4694025B2 publication Critical patent/JP4694025B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B3/00Apparatus for testing the eyes; Instruments for examining the eyes
    • A61B3/10Objective types, i.e. instruments for examining the eyes independent of the patients' perceptions or reactions
    • A61B3/1015Objective types, i.e. instruments for examining the eyes independent of the patients' perceptions or reactions for wavefront analysis
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B3/00Apparatus for testing the eyes; Instruments for examining the eyes
    • A61B3/10Objective types, i.e. instruments for examining the eyes independent of the patients' perceptions or reactions
    • A61B3/107Objective types, i.e. instruments for examining the eyes independent of the patients' perceptions or reactions for determining the shape or measuring the curvature of the cornea

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Ophthalmology & Optometry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Eye Examination Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 第1信号及び第2信号を同時に取り込み、被
測定眼の光学特性及び角膜形状を同時又は略同時に測定
する。 【解決手段】 演算部210は、第1受光部23からの
受光信号(第1信号)、第2受光部35からの受光信
号(第2信号)を同じ又は略同じタイミングで取り込
み、第1信号に基づき被検眼の光学特性を求め、第2信
号に基づき被検眼角膜形状を求める。測定タイミング決
定部117は、測定演算を行う対象である第1信号及び
第2信号の測定タイミングを、第1及び/又は第2信号
に基づき、決定する。測定タイミング決定部117は、
所定の測定タイミング決定要因として、被検眼の瞬き、
涙液層の不良、瞳孔径の不足、開瞼不足等のうち少なく
ともひとつを用いる。表示部230は、第1信号及び/
又は第2信号をイメージとして表示する。操作者は、表
示された第1信号及び/又は第2信号に基づき、所定の
測定タイミング決定要因による測定適否を判断し、演算
部に用いる測定信号を決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、眼特性測定装置に
係り、特に、被検眼の光学特性と被検眼角膜形状等の演
算前に演算に相応しいデータを、目視で確認することで
一層的確に選択可能とする眼特性測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、医学用に用いられる光学機器は、
極めて多種多様な広がりを見せている。この光学機器
は、特に、眼科では、眼の屈折、調節等の眼機能、眼球
内部の検査を行う光学特性測定装置として普及してい
る。また、これらの各種検査の測定結果は、例えば、検
査対象となる患者の被測定眼がどのような測定タイミン
グ決定要因下に置かれていたかが重要となる。
【0003】また、一般に、角膜トポグラフィーは、角
膜切開術・角膜切削術等の手術の結果予測、角膜移植後
の臨床、近視・遠視用のコンタクトレンズの設計及び評
価、角膜の診断・病気判定等、多数の用途に有効であ
る。従来の角膜形状の測定方法としては、例えば、プラ
シード円板技術、立体写真技術、モアレ技術、トポグラ
フィー干渉技術等がある。
【0004】この光学特性測定装置としては、例えば、
眼底に点光源を投影して、ハルトマン板のような変換部
材により所定数のビームに変換し、このビームを受光部
で受光して眼の光学特性を測定する装置や、可視光によ
るプラチドリングを用いて角膜形状を測定する角膜形状
測定装置などが知られている。なお、本明細書中、被測
定眼の光学特性を測定するために必要とされるハルトマ
ン板を介して得られる信号を第1信号とし、同様に、被
測定眼の角膜形状を測定するために必要とされる、プラ
チドリングを介して得られる信号を第2信号とする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一般に、手動または自
動でアライメントが調整された時点で、測定が手動また
は自動で開始されるが、測定時のCCDに付帯した座標
系(CCD座標)は、CCDとレンズを介して反対側の
物体側(眼側)のそのCCD座標に対応する。そして、
ハルトマン波面センサー(第1測定系)と角膜形状測定
(第2測定系)は、それぞれのCCDでほぼ同時である
が、厳密には同時でない時刻に測定される場合がある。
このため測定中に、例えば、目が動くこと等が主因とな
り、第1測定系のCCD座標系が、第2測定系のCCD
座標に対して等しくなる保証はない。また、前眼部像か
ら瞳のエッジを得て、それをアライメントに利用するこ
とは既に行われている。しかし、ハルトマン像の取得タ
イミングと前眼部アライメント像の取得タイミングが完
全に一致しない場合には、前眼部アライメント像だけで
アライメントしたのでは、眼球運動等によりハルトマン
測定のアライメントにずれが生じる可能性がある。この
ように、従来の光学特性測定装置では、被測定眼の光学
特性及び角膜形状を同時に測定することが困難である場
合が想定される。また、眼特性を演算するにあたり、測
定された第1信号及び第2信号が必ずしも適当なもので
あるとは限らない。
【0006】本発明は、以上の点に鑑み、波面測定を含
む眼特性測定装置において、データ処理を効率的に行わ
せることを目的とする。本発明は、特に、被検眼の光学
特性と被検眼角膜形状等の演算前に演算に相応しいデー
タを、いっそう的確に目視で確認して、選択可能とする
ことを目的とする。また、本発明は、第1測定系の第1
信号及び第2測定系の第2信号を同時又は略同時に取り
込むことに相応しい構成とすることを目的とする。ま
た、本発明は、第1信号及び第2信号を同時又は略同時
に連続的に取り込むことに相応しい構成とすることを目
的とする。また、本発明は、第1信号及び第2信号が測
定に相応しい状態となったときに測定を行うことを目的
とする。また、本発明は、測定に影響を与える複数の要
因があるが、それぞれを検出しやすい信号でそれらの要
因の適否を判断し測定タイミングを決定することで信頼
性の高い測定結果を得られるような状態で測定を行うこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の解決手段による
と、近赤外の第1波長の第1光束を発する第1光源部
と、上記第1光源部からの光束で被検眼網膜上の微小な
領域を照明するための第1照明光学系と、上記第1光源
部からの第1光束が被検眼網膜から反射された第1反射
光束の一部を、少なくとも実質的に17本のビームに変
換する第1変換部材を介して受光するための第1受光光
学系と、上記第1受光光学系により導かれた第1受光光
束を受光し、第1信号を形成する第1受光部と、近赤外
であって第1光束の第1波長よりも長い波長である第2
波長の第2光束を発する第2光源部と、上記第2光源か
らの第2光束で被検眼角膜付近を所定のパターンで照明
する第2照明光学系と、上記第2光源部からの第2光束
が被検眼角膜付近から反射された第2反射光束を受光す
るための第2受光光学系と、上記第2受光光学系により
導かれた第2受光光束を受光し、第2信号を形成する第
2受光部と、上記第1受光部及び/又は第2受光部から
の第1及び/又は第2信号をイメージとして表示する表
示部と、上記表示部で表示された第1及び/又は第2信
号のイメージ表示に基づき、演算処理に利用する第1及
び/又は第2信号を選択するための入力部と、上記入力
部により選択された第1及び/又は第2信号に相当する
第1及び第2信号に基づき、被検眼の光学特性と被検眼
角膜形状を求める演算部と、を備えた眼特性測定装置を
提供する。
【0008】本発明の特徴のひとつとしては、例えば、
第1受光部からの第1信号(又は、第1受光部で得られ
た光束の傾き角)に基づいて、被検眼の光学特性(例え
ば、屈折力)を測定すると共に、第2受光部からの第2
信号に基づいて、角膜形状を測定する。本発明の他の特
徴としては、例えば、被測定眼を縮瞳させずに、第1信
号及び第2信号を同時に、又は、同時に複数回続けて取
り込むことができる。本発明の他の特徴としては、例え
ば、測定に相応しい第1信号及び第2信号を取り込むタ
イミングを決定することができる。本発明の他の特徴と
しては、例えば、第1信号と第2信号とで、別々の要因
を判定したり、第1信号又は第2信号だけで複数の要因
を判定したり、一方、重要な要因(例えば、瞬き)につ
いては、第1信号と第2信号の両方を用いて判定するこ
とができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を詳細に説明する。図1は、本発明に関する眼光
学特性測定装置の概略光学系100を示す図である。
【0010】眼光学特性測定装置の光学系100は、例
えば、対象物である被測定眼60の光学特性を測定する
装置であって、第1照明光学系10と、第1受光光学系
20と、第2受光光学系30と、共通光学系40と、調
整用光学系50と、第2照明光学系70と、第2送光光
学系80とを備える。なお、被測定眼60については、
図中、網膜61、角膜62が示されている。
【0011】第1照明光学系10は、例えば、第1波長
の光束を発するための第1光源部11と、集光レンズ1
2とを備え、第1光源部11からの光束で被測定眼60
の網膜(眼底)61上の微小な領域を、その照明条件を
適宜設定できるように照明するためのものである。な
お、ここでは、一例として、第1光源部11から発せら
れる照明用の光束の第1波長は、赤外域の波長(例え
ば、840nm、780nm等)である。
【0012】また、第1光源部11は、空間コヒーレン
スが大きく、時間コヒーレンスが小さいものが望まし
い。ここでは、第1光源部11は、例えば、スーパール
ミネッセンスダイオード(SLD)であって、輝度の高
い点光源を得ることができる。なお、第1光源部11
は、SLDに限られるものではなく、例えば、空間コヒ
ーレンス、時間コヒーレンスが大きいレーザー等であっ
ても、回転拡散板等を挿入し、適度に時間コヒーレンス
を下げることで、利用することができる。さらに、空間
コヒーレンス、時間コヒーレンスが小さいLEDであっ
ても、光量さえ十分であれば、例えば、光路の光源の位
置にピンホール等を挿入することで、利用することがで
きる。
【0013】第1受光光学系20は、例えば、コリメー
トレンズ21と、被測定眼60の網膜61から反射して
戻ってくる光束(第1光束)の一部を、少なくとも、1
7本のビームに変換する変換部材であるハルトマン板2
2と、このハルトマン板22で変換された複数のビーム
を受光するための第1受光部23とを備え、第1光束を
第1受光部23に導くためのものである。また、ここで
は、第1受光部23は、リードアウトノイズの少ないC
CDが採用されているが、CCDとしては、例えば、一
般的な低ノイズタイプ、測定用の1000*1000素
子の冷却CCD等、適宜のタイプのものを適用すること
ができる。
【0014】第2照明光学系70は、第2光源72と、
プラチドリング71を備える。なお、第2光源72を省
略することもできる。図2に、プラチドリングの構成図
の一例を示す。プラチドリング(PLACIDO'S
DISC)71は、図示のように、複数の同心輪帯から
なるパターンの指標を投影するためのものである。な
お、複数の同心輪帯からなるパターンの指標は、所定の
パターンの指標の一例であり、他の適宜のパターンを用
いることができる。そして、後述するアライメント調整
が完了した後、複数の同心輪帯からなるパターンの指標
を投影することができる。
【0015】第2送光光学系80は、例えば、後述する
アライメント調整及び座標原点、座標軸の測定・調整を
主に行うものであって、第2波長の光束を発するための
第2光源部31と、集光レンズ32と、ビームスプリッ
ター33を備える。
【0016】第2受光光学系30は、集光レンズ34、
第2受光部35を備える。第2受光光学系30は、第2
照明光学系70から照明されたプラチドリング71のパ
ターンが、被測定眼60の前眼部又は角膜62から反射
して戻ってくる光束(第2光束)を、第2受光部35に
導く。また、第2光源部31から発せられ被測定眼60
の角膜62から反射し、戻ってくる光束を第2受光部3
5に導くこともできる。なお、第2光源部31から発せ
られる光束の第2波長は、例えば、第1波長(ここで
は、840nm)と異なると共に、それより長い波長を
選択できる(例えば、940nm)。
【0017】共通光学系40は、第1照明光学系10か
ら発せられる光束の光軸上に配され、第1及び第2照明
光学系10及び70、第1及び第2受光光学系20及び
30、第2送光光学系80等に共通に含まれ得るもので
あり、例えば、アフォーカルレンズ42と、ビームスプ
リッター43、45と、集光レンズ44とを備える。ま
た、ビームスプリッター43は、第2光源部31の波長
を被測定眼60に送光(反射)し、被測定眼60の網膜
61から反射して戻ってくる第2光束を反射し、一方、
第1光源部11の波長を透過するようなミラー(例え
ば、ダイクロミックミラー)で形成される。ビームスプ
リッター45は、第1光源部11の波長を被測定眼60
に送光(反射)し、被測定眼60の網膜61から反射し
て戻ってくる第1光束を、透過するようなミラー(例え
ば、ダイクロミックミラー)で形成される。このビーム
スプリッター43、45によって、第1及び2光束が、
互いに他方の光学系に入りノイズとなることがない。
【0018】調整用光学系50は、例えば、後述する作
動距離調整を主に行うものであって、第3光源部51
と、第4光源部55と、集光レンズ52、53と、第3
受光部54を備え、主に作動距離調整を行うものであ
る。
【0019】つぎに、アライメント調整について説明す
る。アライメント調整は、主に、第2受光光学系30及
び第2送光光学系80により実施される。
【0020】まず、第2光源部31からの光束は、集光
レンズ32、ビームスプリッター33、43、アフォー
カルレンズ42を介して、対象物である被測定眼60を
略平行な光束で照明する。被測定眼60の角膜62で反
射した反射光束は、あたかも角膜62の曲率半径の1/
2の点から射出したような発散光束として射出される。
この発散光束は、アフォーカルレンズ42、ビームスプ
リッター43、33及び集光レンズ34を介して、第2
受光部35にスポット像として受光される。
【0021】ここで、この第2受光部35上のスポット
像を光軸上から外れている場合、眼光学特性測定装置本
体を、上下左右に移動調整し、スポット像が光軸上と一
致させる。このように、スポット像が光軸上と一致する
と、アライメント調整は完了する。なお、アライメント
調整は、被測定眼60の角膜62を第3光源部51によ
り照明し、この照明により得られた被測定眼60の像が
第2受光部35上に形成されるので、この像を利用して
瞳中心が光軸と一致するようにしてもよい。
【0022】つぎに、作動距離調整について説明する。
作動距離調整は、主に、調整用光学系50により実施さ
れる。まず、作動距離調整は、例えば、第4光源部55
から射出された光軸付近の平行な光束を、被測定眼60
に向けて照射すると共に、この被測定眼60から反射さ
れた光を、集光レンズ52、53を介して第3受光部5
4で受光することにより行われる。また、被測定眼60
が適正な作動距離にある場合、第3受光部54の光軸上
に、第4光源部55からのスポット像が形成される。一
方、被測定眼60が適正な作動距離から前後に外れた場
合、第4光源部55からのスポット像は、第3受光部5
4の光軸より上又は下に形成される。なお、第3受光部
54は、第4光源部55、光軸、第3受光部54を含む
面内での光束位置の変化を検出できればいいので、例え
ば、この面内に配された1次元CCD、ポジションセン
シングデバイス(PSD)等を適用できる。
【0023】つぎに、第1照明光学系10と第1受光光
学系20との位置関係を概略的に説明する。第1受光光
学系20には、ビームスプリッター45が挿入されてお
り、このビームスプリッター45によって、第1照明光
学系10からの光は、被測定眼60に送光されると共
に、被測定眼60からの反射光は、透過される。第1受
光光学系20に含まれる第1受光部23は、変換部材で
あるハルトマン板22を通過した光を受光し、受光信号
を生成する。
【0024】また、第1光源部11と被測定眼60の網
膜61とは、共役な関係を形成している。被測定眼60
の網膜61と第1受光部23とは、共役である。また、
ハルトマン板22と被測定眼60の瞳孔とは、共役な関
係を形成している。すなわち、アフォーカルレンズ42
の前側焦点は、被測定眼60の瞳孔と略一致している。
【0025】また、第1照明光学系10と第1受光光学
系20は、第1光源部11からの光束が、集光する点で
反射されたとして、第1受光部23での反射光による信
号ピークが最大となるように、連動して移動する。具体
的には、第1照明光学系10と第1受光光学系20は、
第1受光部23での信号ピークが大きくなる方向に移動
し、信号ピークが最大となる位置で停止する。これによ
り、第1光源部11からの光束は、被測定眼60上で集
光する。
【0026】また、レンズ12は、光源11の拡散光を
平行光に変換する。絞り14は、眼の瞳、あるいはハル
トマンプレート22と光学的に共役の位置にある。絞り
14は、径がハルトマンプレート22の有効範囲より小
さく、いわゆるシングルパスの収差計測(受光側だけに
目の収差が影響する方法)が成り立つ様になっている。
レンズ13は、上記を満たすために、実光線の眼底共役
点を前側焦点位置に、さらに、眼の瞳との共役関係を満
たすために、後側焦点位置が絞り14と一致するように
配置されている。
【0027】また、光線15は、光線24とビームスプ
リッター45で共通光路になった後は、近軸的には、光
線24と同じ進み方をする。但し、シングルパス測定の
ときは、それぞれの光線の径は違い、光線15のビーム
径は、光線24に比べ、かなり細く設定される。具体的
には、光線15のビーム径は、例えば、眼の瞳位置で1
mm程度、光線24のビーム径は、7mm程度になるこ
ともある(なお、図中、光線15のビームスプリッター
45から眼底61までは省略している)。
【0028】つぎに、変換部材であるハルトマン板22
について説明する。第1受光光学系20に含まれるハル
トマン板22は、反射光束を複数のビームに変換する波
面変換部材である。ここでは、ハルトマン板22には、
光軸と直交する面内に配された複数のマイクロフレネル
レンズが適用されている。また、一般に、測定対象部
(被測定眼60)について、被測定眼60の球面成分、
3次の非点収差、その他の高次収差までも測定するに
は、被測定眼60を介した少なくとも17本のビームで
測定する必要がある。
【0029】また、マイクロフレネルレンズは、光学素
子であって、例えば、波長ごとの高さピッチの輪帯と、
集光点と平行な出射に最適化されたブレーズとを備え
る。ここでのマイクロフレネルレンズは、例えば、半導
体微細加工技術を応用した8レベルの光路長差を施した
もので、高い集光率(例えば、98%)を達成してい
る。
【0030】また、被測定眼60の網膜61からの反射
光は、アフォーカルレンズ42、コリメートレンズ21
を通過し、ハルトマン板22を介して、第1受光部23
上に集光する。したがって、ハルトマン板22は、反射
光束を少なくとも、17本以上のビームに変換する波面
変換部材を備える。
【0031】図3は、本発明に関する眼光学特性測定装
置の概略電気系200を示すブロック図である。眼光学
特性測定装置に関する電気系200は、例えば、演算部
210と、制御部220と、表示部230と、メモリ2
40と、第1駆動部250と、第2駆動部260と、入
力部270及び付加測定部280とを備える。
【0032】演算部210は、第1受光部23と上記第
2受光部35からの第1及び第2信号を同じ又は略同じ
タイミングで取り込み、第1受光部23からの第1信号
に基づき被検眼の光学特性を求め、第2受光部35から
の第2信号に基づき被検眼角膜形状を求める。ここで、
演算部210は、入力部270により選択された第1及
び第2信号に基づき、被検眼の光学特性と被検眼角膜形
状を求める。演算部210は、第1受光部23から得ら
れる受光信号(第1信号)、第2受光部35から得ら
れる受光信号(第2信号)、第3受光部54から得られ
る受光信号(10)を入力すると共に、座標原点、座標
軸、座標の移動、回転、全波面収差、角膜波面収差、ゼ
ルニケ係数、収差係数、Strehl比、白色光MT
F、ランドルト環パターン等を演算する。また、このよ
うな演算結果に応じた信号を、電気駆動系の全体の制御
を行う制御部220と、表示部230と、メモリ240
とにそれぞれ出力する。さらに、演算部210は、第1
信号、第2信号、又は、第1信号と第2信号両方によ
り、測定タイミング決定要因に基づき、測定可能期間を
求める。演算部210は、連続測定モードを選択可能で
あって、連続測定モードにおいては、第1信号又は第2
信号の測定適合条件が充足している場合に、所定間隔で
第1信号及び第2信号の測定を行うことができる。ま
た、演算部210は、連続測定モードにおいては、第1
信号又は第2信号の測定適合条件が再度充足している場
合に、自動的に測定を行うことができる。さらに、演算
部210は、学習モード(例えば、測定タイミングに関
しての学習モード)を選択(切替)可能である。学習モ
ードが選択された場合には、その測定のときの測定適合
条件を記憶しておき、第1信号又は第2信号の測定適合
条件の設定に反映させるようにしてもよい。この学習モ
ードでは、例えば、熟練者の測定の際に、学習モードを
ONとして、その際の測定タイミングを記憶し、まばた
きからの所定時間後を測定可能期間の設定の参考とする
ようにしてもよい。また、演算部210は、測定された
ときの第2受光部の信号を記憶しておき、この第2受光
部の信号を、測定データと共に表示部230において表
示可能とすることができる。演算部210は、例えば、
測定の際の前眼部像と測定結果とを関連付けてメモリ2
40に記憶して、この前眼部像及び測定結果を表示部2
30に表示することができる。なお、演算部210の詳
細は後述する。
【0033】制御部220は、演算部210からの制御
信号に基づいて、第1光源部11の点灯、消灯を制御し
たり、第1駆動部250及び第2駆動部260を制御す
るものであり、例えば、演算部210での演算結果に応
じた信号に基づいて、第1光源部11に対して信号を
出力し、プラチドリング71に対して信号を出力し、
第2光源部31に対して信号を出力し、第3光源部5
1に対して信号を出力し、第4光源部55に対して信
号を出力し、さらに、第1駆動部250及び第2駆動
部260に対して信号を出力する。第1駆動部250
は、例えば、演算部210に入力された第1受光部23
からの受光信号に基づいて、第1照明光学系10全体
を光軸方向に移動させるものであり、図示しない適宜の
レンズ移動手段に対して信号を出力すると共に、この
レンズ移動手段を駆動する。これにより、第1駆動部2
50は、第1照明光学系10の移動、調節を行うことが
できる。
【0034】第2駆動部260は、例えば、演算部21
0に入力された第1受光部23からの受光信号に基づ
いて、第1受光光学系20全体を光軸方向に移動させる
ものであり、図示しない適宜のレンズ移動手段に対して
信号を出力すると共に、このレンズ移動手段を駆動す
る。これにより、第2駆動部260は、第1受光光学系
20の移動、調節を行うことができる。入力部270
は、例えば、測定モード、測定タイミング決定要因、測
定可能期間(範囲)、連続モードの場合の連続測定回数
等の各種選択を行うためのものである。測定モードと
は、自動又はマニュアル、単発測定又は連続測定などを
選択するためのものである。なお、測定モードとしてマ
ニュアルが選択された場合、入力部270は、例えば、
マニュアルで測定するためのファインダースイッチとな
る。また、測定タイミング決定要因とは、第1受光部2
3から得られる受光信号(第1信号)、第2受光部3
5から得られる受光信号(第2信号)、又は、第1信
号と第2信号の両方を用いて、適宜の要因により測定可
否が設定されるものである。付加測定部280は、例え
ば、脈拍測定を行う。付加測定部280により、脈拍を
考慮した測定を行なうことができる。演算部210は、
付加測定部280からさらに被測定者の脈拍に相当する
信号を受け取り、脈拍に相当する信号に応じて、初回測
定のタイミング時点の脈拍状態と略同じ状態でその後の
測定タイミングを決定することができる。また、演算部
210は、付加測定部280からさらに被測定者の脈拍
に相当する信号を受け取り、脈拍に相当する信号に応じ
て、所定の脈拍状態となったときに測定タイミングを決
定することもできる。このように、演算部210では、
例えば、脈拍で測定タイミングを決定することができ
る。
【0035】表示部230は、第1受光部23及び/又
は第2受光部35からの第1及び/又は第2信号をイメ
ージとして表示する。図16に、イメージ表示の説明図
を示す。ここでは、表示部230は、第1及び第2信号
をイメージとして表示しているが、第1信号又は第2信
号のいずれか一方をイメージとして表示してもよい。こ
の設定は、予め入力部270等により設定されることが
できる。入力部270により、表示部230で表示され
た第1及び/又は第2信号のイメージ表示に基づき、演
算処理に利用する第1及び第2信号を選択する。操作者
はこれらイメージから、上述の各測定タイミング決定要
因により測定適合か否かを測定対象として適合するかど
うかを判断して、適宜所望の画像を選択する。この図で
は、前眼部とハルトマン像の2つ一組で都合、3組の画
像が1つの画面で表示されている。各画面中、光学特性
を測定するデータの場合には、[ANALYZE]をクリック
し、測定対象から除外したい場合には、[DELETE]をクリ
ックすることにより画像の選択が行われる。選択しない
場合に、[DELETE]を押すことを省略することもできる。
表示されている画面の選択が終了すると、左下の矢印キ
ーをクリックして次の画面又は前の画面に移動し必要な
選択が完了するまで繰り返す。[OD]は右眼を、[OS]
は左眼を示す。[OD]を押すと右眼に対する画像、[O
S]を押すと左眼に対する画像のみが表示される。すべ
ての選択が終わると[CONTINUE]をクリックし、選択され
たデータに基づいて光学特性の測定が開始される。ま
た、[ANALYZE]をクリックしたときにその画像に対して
光学特性の測定を行ってもよい。なお、レフラクトメー
タと同時に測定を行うなど、被検眼の球面度数、乱視度
数、乱視軸角度がわかっているような場合には、中央部
分にそれらの表示を加えることもできる。もし、ハルト
マンが像をとるたびに、これらの値を測定する構成であ
る場合には、そのばらつきにより、選択すべきかどうか
の判断材料とできる。
【0036】また、表示部230が、第1受光部23の
第1信号又は上記第2受光部35の第2信号のいずれか
一方の信号をイメージとして表示する場合、入力部27
0は、表示部230で表示された一方の信号のイメージ
表示中から、演算処理に利用する信号が選択されると、
演算部210は、入力部270により選択された信号に
基づき、選択された一方の信号と同じ又は略同じタイミ
ングで測定された他の信号とを第1及び第2信号として
用いて被検眼の光学特性と被検眼角膜形状を求める。ま
た、表示部230が、第1受光部23及び第2受光部3
5の第1及び第2信号をイメージとして表示する場合、
入力部270は、表示部230で表示された第1及び第
2信号のイメージ表示中から、演算処理に利用する第1
及び第2信号を選択すると、演算部210は、入力部2
70により選択された第1及び第2信号に基づき、被検
眼の光学特性と被検眼角膜形状を求める。また、演算部
210は、第1受光部23及び第2受光部35の第1及
び第2信号に演算部210での処理に相応しいデータか
どうかを判定する判定処理を行うように構成されてもよ
く、このとき、表示部230は、演算部210の判定処
理結果を表示するように構成され、入力部270は、表
示部230で表示された判定処理結果に基づき、測定演
算処理に利用する第1及び第2測定信号を選択するよう
に構成される。
【0037】図4に、本発明の眼特性測定装置の演算部
に関する詳細構成図を示す。演算部210は、測定部1
11、座標設定部112、アライメント制御部113、
マーカー設置部114、入出力部115、変換部11
6、測定タイミング決定部117、測定対象信号決定部
118、視線検知部119を備える。なお、測定タイミ
ング決定部117、測定対象信号決定部118は、いず
れか一方を備えるようにしてもよい。また、視線検知部
119は省略されてもよい。
【0038】第1受光部23は、被検眼眼底から反射し
て戻ってくる受光光束から第1受光信号を形成し、測定
部111に導く。第2受光部35は、被検眼前眼部の特
徴部分及び/又は被検眼前眼部に形成されたマーカーに
関する情報を含む受光光束から前眼部の情報を含む第2
受光信号を形成し、測定部111及び座標設定部112
に導く。
【0039】測定部111は、第1受光部からの第1受
光信号に基づき、被検眼の屈折力又は角膜形状を含む光
学特性を求める。測定部111は、特に、第1受光部2
3からの第1受光信号に基づき、眼光学特性測定を行
う。また、測定部111は、特に、第2受光部35から
の第2受光信号に基づき、角膜トポグラフィー測定等の
角膜形状測定を行う。また、測定部111は、収差結果
の演算、また必要に応じてアブレーション量を演算し、
その演算結果を入出力部115を介して手術装置に出力
する。また、測定部111は、複数回取り込んだ第1信
号に基づいて、被検眼の光学特性を求め、同じ又は略同
じタイミングで複数回取り込んだ第2受光部からの第2
信号に基づき、被検眼角膜形状を求める。測定部111
は、第1受光部23と上記第2受光部35からの第1及
び第2信号を同じ又は略同じタイミングで取り込み、第
1受光部23からの第1信号に基づき被検眼の光学特性
を求め、第2受光部35からの第2信号に基づき被検眼
角膜形状を求める。
【0040】座標設定部112は、第1及び第2受光信
号に含まれる被検眼瞳に対応する第1及び第2座標系の
信号を、それぞれ基準座標系の信号に変換する。座標設
定部112は、第1及び第2座標系の各信号に基づき、
瞳エッジと瞳中心を求める。
【0041】また、座標設定部112は、被検眼前眼部
の特徴信号を含む第2受光信号に基づき、座標原点及び
座標軸の向きを決定する。また、座標設定部112は、
第2受光信号中の被検眼前眼部の特徴信号の少なくとも
いずれかひとつに基づき、座標原点、座標軸の回転や移
動を求め、測定データと座標軸の関係付けを行う。な
お、特徴部分は、瞳位置、瞳中心、角膜中心、虹彩位
置、虹彩の模様、瞳の形状、リンバス形状の少なくとも
一つを含むものである。例えば、座標設定部112は、
瞳中心、角膜中心等の座標原点を設定する。座標設定部
112は、第2受光信号に含まれる被検眼前眼部の特徴
部分の像に対応する特徴信号に基づき座標系を形成す
る。また、座標設定部112は、第2受光信号に含まれ
る被検眼に設けられたマーカーについてのマーカー信号
及び被検眼前眼部についての信号に基づき座標系を形成
する。座標設定部112は、マーカー信号を含む第2受
光信号に基づき、座標原点及び座標軸の向きを決定する
ことができる。座標設定部112は、第2受光信号中の
マーカー信号に基づいて、座標原点を求め、第2受光信
号中の被検眼前眼部の特徴信号の少なくともいずれかひ
とつに基づき、座標軸の回転や移動を求め、測定データ
と座標軸の関係付けを行うことができる。または、座標
設定部112は、第2受光信号中の前眼部についての特
徴信号の少なくともいずれかひとつに基づき座標原点を
求め、第2受光信号中のマーカー信号に基づいて座標軸
の回転や移動を求め、測定データと座標軸の関係付けを
行うようにしてもよい。または、座標設定部112は、
第2受光信号中の被検眼前眼部の特徴信号の少なくとも
いずれかひとつに基づき、座標原点、座標軸の回転や移
動を求め、測定データと座標軸の関係付けを行うように
してもよい。
【0042】変換部116は、測定部111により求め
れられた被検眼の第1及び第2光学特性を、前記座標設
定部により形成された各基準座標系により関係つけて合
成する。また、変換部116は、座標設定部112が求
めた瞳中心を原点とすることにより基準座標系に変換す
る。
【0043】第1照明光学系10と、第1受光光学系2
0と、第2受光光学系30と、共通光学系40と、調整
用光学系50と、第2照明光学系70と、第2送光光学
系80等のいずれかひとつ又は複数又は全ては、適宜光
学系100のアライメント部に掲載される。アライメン
ト制御部113は、第2受光部により得られた第2受光
信号に基づく座標設定部112の演算結果に従い、被検
眼の動きに応じてこのアラインメント部を移動可能とす
る。マーカー設置部114は、座標設定部112により
設定された座標系に基づき被検眼前眼部にこの座標系に
関連づけられたマーカーを形成する。入出力部115
は、測定部又は座標設定部からの、収差量、座標原点、
座標軸、座標軸の回転、移動、アブレーション量等のデ
ータや演算結果を手術装置に出力するためのインタフェ
ースである。表示部240は、測定部111により求め
れられた被検眼の光学特性を、上記座標設定部により形
成された座標系との関係で表示を行う。
【0044】手術装置300は、手術制御部121、加
工部122、メモリ部123を含む。手術制御部12
1、は、加工部122を制御し、角膜切削等の手術の制
御を行う。加工部122は、角膜切削等の手術のための
レーザを含む。手術メモリ部123は、切削に関するデ
ータ、ノモグラム、手術計画等の手術のためのデータが
記憶されている。
【0045】測定タイミング決定部117は、測定演算
を行う対象である第1信号及び第2信号の測定タイミン
グを、第1及び/又は第2信号に基づき、決定する。測
定タイミング決定部117は、所定の測定タイミング決
定要因として、被検眼の瞬き、涙液層の不良、瞳孔径の
不足、開瞼不足のうち少なくともひとつを用いる。測定
タイミング決定部117は、第1信号に基づき、第1の
測定タイミング決定要因による測定の適否を判断し、第
2信号に基づき、第2の測定タイミング決定要因による
測定の適否を判断し、これらの判断に応じて、第1信号
及び第2信号の測定タイミングを決定する。第1の測定
タイミング決定要因は、被検眼の瞬き、涙液層の不良、
瞳孔径の不足、開瞼不足のうち少なくともいずれかひと
つであり、第2の測定タイミング決定要因は、被検眼の
瞬き、涙液層の不良、瞳孔径の不足、開瞼不足、固視は
ずれのうち少なくともひとつとすることができる測定タ
イミング決定部117は、第1信号及び/又は第2信号
に基づき、被検眼の瞬きを検出し、その瞬きのタイミン
グに基づき、所定の測定可能範囲を設定し、さらに、第
1信号又は第2信号の測定タイミング決定要因による測
定の適否に基づき、第1信号及び第2信号の測定タイミ
ングを決定する。この際、第1信号又は第2信号につい
ての測定タイミング決定要因は、瞳径、涙液層の状態、
又は、瞼の開き具合のうち、少なくともひとつを選択的
に設定されることができる。さらに、測定タイミング決
定部117は、第1信号及び第2信号の測定タイミング
を同時又は略同時タイミングで決定する。測定タイミン
グ決定部117は、測定部111に、第1信号及び第2
信号の測定適合条件が充足したときに、測定を自動的に
開始、又は、その測定を許容する。
【0046】測定対象信号決定部118は、測定演算を
行う対象である第1信号及び第2信号を決定する。測定
対象信号決定部118は、第1信号及び/又は第2信号
に基づき、所定の測定タイミング決定要因による測定の
適否を判断し、これに応じて、第1信号及び第2信号の
測定対象信号を決定する。所定の測定対象信号決定要因
は、被検眼の瞬き、瞳孔径の不足、開瞼不足のうち少な
くともひとつとすることができる。測定対象信号決定部
118は、第1信号に基づき、第1の測定タイミング決
定要因による測定の適否を判断し、第2信号に基づき、
第2の測定タイミング決定要因による測定の適否を判断
し、これらの判断に応じて、第1信号及び第2信号の測
定タイミングを決定する。この際、第1の測定タイミン
グ決定要因は、被検眼の瞬き、涙液層の不良、瞳孔径の
不足、開瞼不足のうち少なくともひとつとし、第2の測
定タイミング決定要因は、被検眼の瞬き、涙液層の不
良、瞳孔径の不足、開瞼不足、固視はずれのうち少なく
ともひとつとすることができる。
【0047】視線検知部119は、被検眼角膜へ平行光
束を照明する第3照明光学系と、第2受光部35からの
第3照明光学系による照明光の位置に基づき、被検眼の
視線方向を検知する。視線検知部119をさらに備える
ことで、演算部210の測定部111は、視線検知部に
より固視はずれを検出したときに、測定を抑制するよう
にしてもよい。ここで、上述の第1信号、第2信号によ
り検出できる測定タイミング決定要因(ファクター)に
ついて説明する。なお、ここでは、演算部210の行う
各種演算のうち、第1信号及び第2信号に関する測定演
算について主に説明する。
【0048】図5は、第1信号及び第2信号に関する測
定タイミング決定要因についての説明図である。テーブ
ル271は、第1信号と第2により検出できる測定タイ
ミング決定要因を示す表であって、測定タイミング決定
要因としては、例えば、まばたき、涙液層、瞳孔径、瞼
の開き、固視状況を含む。また、固視状況については、
瞳中心が頂点から所定距離内か大きくずれたかにより、
測定可能か否かの適合性を判定することができる。ま
た、第1信号及び第2信号の各測定タイミング決定要因
に対応して付された、図中の◎印、○印、△印、×印
は、それぞれ各信号により測定良好、測定可能、測定
難、測定不可であることをそれぞれ示す。
【0049】テーブル272は、例えば、同じ測定タイ
ミング決定要因を異なる信号、即ち、第1及び第2信号
で検出する場合の測定に好適な適合条件を示す表であっ
て、測定タイミング決定要因としては、テーブル271
と同様に、まばたき、涙液層、瞳孔径、瞼の開き、固視
状況を含む。また、ここでは、適合条件としては、固視
状況は適当でなく(−)、それ以外では良好(◎)であ
る。また、テーブル273は、例えば、異なる測定タイ
ミング決定要因又は同じ測定タイミング決定要因を、異
なる信号で検出する場合の適合条件を示す表であって、
各測定タイミング決定要因としては、第1信号でのみ検
出できる内部異常が決定要因として追加され、これらの
測定タイミング決定要因の組合わせにより適合条件が示
される。また、第1及び第2信号で同じ測定タイミング
決定要因(まばたき、涙液層、瞳孔径、瞼の開き等)を
検出する場合、適合条件は良好(◎)となる。また、第
1及び第2信号で異なる測定タイミング決定要因を検出
する場合、図示の組み合わせにより適合条件として使用
可能なもの(○)となる。なお、第1信号では、ここで
は、固視状況を精度よく測定できない場合が想定される
ので、第1信号による固視状況を測定タイミング決定要
因として使用することは条件に適合しないものとなる
(−)。
【0050】ここで、第1信号の測定タイミング決定要
因による測定の適否判断について、演算部210とテー
ブル271〜273で示した各測定タイミング決定要因
とを関連付けて説明する。なお、入力部230は、第1
信号の測定タイミング決定要因を、設定しない場合と設
定する場合とを適宜選択できる。演算部210は、第1
信号に基づき、例えば、第1受光部23で受光される領
域点の数が所定レベルを超えたものがどの程度あるか、
又は、第1受光部23で受光される信号レベルのピーク
のレベルが所定値を超えたものがどのあるかをカウント
する。これにより、演算部210は、最終的に測定結果
を得るのに十分なデータが入手できるかどうかを判定す
ることができる。演算部210は、例えば、次のように
測定の適否を判断することができる(テーブル271〜
273参照)。 ・第1信号レベルが瞬間的に全体的に低下したかどうか
を検出することにより、まばたきがあったことが判断さ
れる。 ・第1信号レベルの一部周辺で低下したかどうかを検出
することにより、瞼の開き具合が十分か否かが判断され
る。 ・第1信号レベルが揺らぎがあるかどうかを検出するこ
とにより、涙液層が不安定か否かが判断される。 ・第1信号レベルが周辺部で低下したかどうかを検出す
ることにより、瞳孔径が縮瞳したか否かが判断される。
なお、本実施の形態による眼特性測定装置では、縮瞳に
ついては、光源として近赤外の光束を共に用いているの
で、眩しくなく縮瞳しないため連続測定を行うことがで
きる。
【0051】つぎに、第2信号の測定タイミング決定要
因による測定の適否判断について、演算部210とテー
ブル271〜273で示した各測定タイミング決定要因
とを関連付けて説明する。なお、入力部230は、第2
信号に基づき、例えば、測定タイミング決定要因をひと
つ又は複数の組み合わせで選択することができる。演算
部210による第2信号の測定タイミング決定要因とし
て、瞬き、瞳径、涙液層の状態、又は、瞼の開き具合が
ある。演算部210は、例えば、次のように測定の適否
を判断することができる(テーブル271〜273参
照)。 ・まばたきについては、まばたきを検出し直後に固定し
て測定することができる。このまばたきの種類として
は、数秒つぶって開ける、ぎゅっとつぶる、数回続けて
普通に軽くつぶるなどがある。また、測定の間隔として
は、例えば、まばたきの直後、又は、過去の適切な測定
可能経験値に基づいた一定秒後がある。なお、この適切
な測定可能経験値は、例えば、熟練者による測定値及び
解析結果と、間隔とを対応付けることにより、患者ごと
の指定値を求め、より精度の高い測定結果を得るように
することが期待できる。さらに、演算部210は、例え
ば、まばたきの直後は、一時的に縮瞳が起こるが、すぐ
に瞳孔が広がって少し安定し、涙液層も安定した頃とな
る数ms後が測定に都合が良く、このタイミングを利用
して精度の高い前眼部画像データを算出できる。 ・瞳が所定の径(例えば、暗視野で6φ)よりも大きい
かどうかを検出することにより、瞳径が適当か否かが判
断される。 ・プラチドリング71によるパターン275の歪み、同
心輪帯が途切れていない、もしくは流動的なゆがみが生
じていないかどうか検出することにより、涙液層が適当
か否かが判断される。 ・リンバス径と瞼間隔の比が所定値以上かどうか検出す
ることにより、瞼の開き具合が適当か否かが判断され
る。
【0052】本実施の形態では、上述のような第1信号
及び第2信号が測定に適合するか否かを、操作者がさら
に目視で検査することができる。定性的に言えば、例え
ば、瞼にかかる、リングの切れ、リングがぼけている、
コントラスト不良等を確認することができる。図6は、
第1及び第2受光部により受光された画像の説明図であ
る。第1受光部により受光されたハルトマン像274
は、例えば、被測定眼60からの反射光に基づいた画像
であって、この反射光がハルトマン板22を介して概ね
外側に広がった光束として第1受光部23上に受光され
た場合での複数の領域点(図中、円状、楕円状等)を含
む。この例のハルトマン像274に含まれる複数の領域
点は、例えば被測定眼60の涙液層がやぶれている又は
薄い又は厚い部分では、楕円状態又は領域点自体が見え
ない状態と複数の領域点の配列は、不均一な状態になっ
ている。また、ハルトマン像274に関する光信号は、
電気信号に変換され、上述の第1信号として演算部21
0に入力(又は、取り込まれる)される。第2受光部に
より受光されたプラチドリング像275では、被測定眼
60の涙液層がやぶれている又は薄い又は厚い部分で
は、像に含まれる同心輪帯の輪が途切れて観測される。
また、プラチドリング像275に関する光信号は、電気
信号に変換され、上述の第2信号として演算部210に
入力(又は、取り込まれる)される。
【0053】つぎに、本発明の関する眼特性測定装置に
よる動作についてタイムチャート及びフローチャートを
用いて説明する。演算部210は、入力部270により
選択された第1及び第2信号に基づき、被検眼の光学特
性と被検眼角膜形状を求める。演算部210では、測定
タイミングの決定に関する、測定タイミング決定要因の
数(ひとつ又は複数)、第1信号と第2信号の組合わせ
(第1及び/又は第2信号、第1及び第2信号、第1信
号のみ)により、複数の演算パターンが実行される(後
述の4つのフローチャートを参照)。具体的には、演算
部210は、例えば、第1信号及び第2信号の信号を複
数回取り込んで測定を行う。また、演算部210は、例
えば、測定タイミングを決定する測定タイミング決定部
117又は測定対象信号決定部118又は両決定部を備
え、これにより、第1及び/又は第2信号に基づき、所
定の測定タイミングを決定する要因による測定の適否を
判定して、この判定に基づいて、第1信号及び第2信号
の測定タイミングを決定又は測定対象信号を選択する。
以下各実施の形態について説明する。
【0054】(1)第1の実施の形態 図7に、眼特性測定についての第1の実施の形態の説明
図を示す。この第1の実施の形態は、例えば、第1信号
及び/又は第2信号で、測定タイミング決定要因をチェ
ックして測定タイミングを決定する場合の動作を示して
いる。
【0055】測定モードとしては、例えば、自動又はマ
ニュアルと、単発又は連続との組合わせにより、自動
(単発)モード93、マニュアル(単発)モード94、
自動連続モード95及びマニュアル連続モードがそれぞ
れ入力部270により選択可能である。まず、各測定モ
ードにおける測定タイミングの決定についての概略を、
時間軸に沿って説明する。例えば、演算部210の測定
タイミング決定部117は、第1信号、第2信号、又は
両信号を入力し、測定可能かどうかを判定する(測定判
断期間90)。測定可能と判断されると、所定の測定可
能期間91が設定される。測定可能期間91の長さは、
入力部270等により予め定められる。測定可能期間9
1が経過後、測定不可期間92となる。なお、測定タイ
ミング決定部117は、測定可能かどうかは、第1信
号、第2信号、又は、第1信号と第2信号両方の測定タ
イミング決定要因(ファクター)に基づいた測定条件に
より判断する。
【0056】自動モード93は、例えば、設定されてい
る測定条件がすべて満足したタイミングで自動的に測定
を開始するモードであって、測定可能期間91になると
直ぐに測定、又は、Δt後に測定する。なお、Δtの値
は、入力部270等により適宜設定できる。マニュアル
モード94は、例えば、設定されている測定条件がすべ
て満足したときから、所定の時間測定待機期間として定
められ、その測定可能期間91は、適宜の表示部230
の表示により操作者に表示される。なお、表示部として
は、例えば、入力部270に表示ランプ、ファインダス
イッチなどを取り付けるようにしてもよい。この測定可
能期間91、操作者により入力部270のファインダ等
を用いて測定指示がなされ、演算部210により第1及
び第2信号が測定される。また、この測定指示は、測定
可能期間91では許可されるが、測定不可期間92では
非許可となる。なお、この測定可能期間91内では、複
数回操作者の指示により、測定が可能である。
【0057】自動連続モード95は、例えば、設定され
ている測定条件が満足している間、測定可能期間91に
なると直ぐに測定、又は、Δt後に測定するモードであ
って、さらに、入力部270等で予め定めれらた所定の
回数(又は、所定の間隔δt)で連続的に測定を行う。
なお、δtの値は、入力部270等により適宜設定でき
る。
【0058】マニュアル連続モード96は、例えば、設
定されている測定タイミング決定要因がすべて満足した
ときから、測定可能期間(ここでは、測定待機状態)9
1となり、この測定可能期間91での操作者による測定
指示により測定するモードであって、測定指示から所定
の回数、所定の間隔δtで連続的に測定を行う。なお、
δtの値は、入力部270等により予め適宜設定でき
る。また、測定指示は、最後の測定タイミングが測定可
能期間91の場合は測定が許可されるが、それが測定不
可期間92となる場合測定は非許可となる。
【0059】図8は、本発明に関する眼光学特性測定装
置の動作を示す第1の実施の形態のフローチャートであ
る。まず、測定者(操作者)により測定対象物である被
測定眼60の測定が開始され、入力部270により測定
モードの選択(自動モード93、マニュアルモード9
4、自動連続モード95及びマニュアル連続モード96
のいずれか)が行われる(S101)。
【0060】第2受光部35からの信号は、表示部23
0のモニタ画面上に前眼部像として形成される(S10
3)。つぎに、角膜の頂点反射光をアライメントターゲ
ットにして横方向(角膜頂点と装置の光軸、XY方向)
のアライメントを行い、また、Zアライメント装置によ
り、縦方向(深度方向、Z方向)のアライメントがなさ
れる(S105)。光学特性測定装置100は、アライ
ンメントが完了したか判定する(S107)。このよう
に、アライメント調整が不十分であれば、再び、ステッ
プS105に戻り、アライメントの調整が行われる。
【0061】つぎに、光学特性測定装置100は、入力
部270により設定された測定タイミング決定要因に従
い、第1光源及び/又は第2光源を点灯する(S10
9)。演算部210の測定タイミング決定部117は、
測定タイミング決定要因に従い、測定タイミングとして
の期間である測定可能期間91の設定が可能かどうかを
判定する(S113)。測定タイミング決定部117
が、各測定タイミング決定要因に応じた決定条件に従
い、測定可能であると判断すると、測定可能期間内で、
演算部210は、例えば、表示部230又は入力部27
0に含まれるランプ又はスピーカなどにより、測定可能
期間91を視聴可能なようにする(S114)。なお、
自動モード(単一、連続)のときは、ステップS114
は省略可能である。
【0062】つぎに、測定可能期間内で選択されたモー
ドに応じて、光学特性測定装置100は、第1光源、第
2光源を点灯する(S115)。演算部210は、例え
ば、第1及び第2信号を同時又は略同時に取り込む(S
117)。第1測定系においては、ステップS103で
は、ハルトマン像についての第1受光信号を低ノイズの
CCD等の第1受光部23を使って取り込む。一方、第
2測定系においては、ステップS191で示すように、
第1受光信号の取り込みとほぼ同時に、第2受光部35
により前眼部像についての第2受光信号の取り込みも行
われる。上述のように、自動モード93では、測定可能
期間91の開始タイミング直後又はΔt後、マニュアル
モード94では、測定可能期間91内の入力部270等
のファインダによる測定指示時、自動連続モード95で
は、測定可能期間91の開始タイミング直後又はΔt後
所定間隔(δt)で複数回、マニュアル連続モード96
では、測定可能期間91内の測定指示後所定間隔(δ
t)で複数回、それぞれ測定が行われる。
【0063】つぎに、演算部210は、第1及び第2信
号を測定に十分なだけ取得するために所定の回数以上、
測定を行ったかどうかを判定する(S119)。演算部
210は、ステップS119で所定の回数以上、測定を
行っていない場合、再び、ステップS109に戻る。一
方、演算部210は、ステップS119で所定の回数以
上、測定を行った場合、演算部210は、メモリ240
から所定数の第1及び第2信号を読み出し、表示部23
0にイメージ表示する(S151)。この際、上述のよ
うに、表示するイメージは、第1信号か第2信号のいず
れかのイメージでも、両方の信号のイメージでもよい。
また、測定を1回行う毎にその都度イメージ表示しても
よい。また、複数ページ、複数画面に渡り表示すること
もできる。さらに、このとき、表示部230は、演算部
210の画像が適当か否かに関する判定処理結果を表示
することで、操作者の選択の参考になるように構成され
てもよい。つぎに、操作者は、表示されたイメージを確
認して、入力部270により測定対象として使用すべき
信号を選択すると、演算部210は、その選択された信
号に対応する第1信号及び第2信号を以降の演算に用い
る第1及び第2測定信号としてメモリ240から選択
し、必要に応じてメモリ240に記憶する(S15
3)。演算部210は、入力部27等により予め定めら
れた所定数(例えば3,4個等)選択されなかったら、
ステップS151に戻り再びイメージ表示する(S13
5)。一方、所定数第1及び第2測定信号が選択される
と、以降の演算処理にすすむ。
【0064】測定部111は、つぎに、選択された第1
又は第2測定信号に基づき光学特性を求める(S12
1)。ここで、光学特性とは、例えば、収差(角膜、眼
内、眼)屈折力、角膜形状などである。すなわち、ステ
ップS121では、演算部210は、第1測定系につい
ては、ハルトマン波面センサーの測定原理によって光学
特性を計算する。これによって得られるのは眼球光学系
の波面収差(眼球波面収差)である(図9(A)参
照)。また、第2測定系については、角膜の傾きが得ら
れているので、演算部210により、これから角膜の高
さを計算して、角膜を光学レンズ(鏡面)と同様に扱う
ことにより光学特性が計算される。こちらで得られるの
は角膜前面で発生する波面収差(角膜波面収差)である
(図9(B)参照)。なお、光学特性は使用すべき信号
を選択したときにその信号に基づき、その都度求めても
よい。
【0065】つぎに、演算部210の測定部111は、
出力データを計算し、ステップS121による測定結果
をメモリ240に記憶する(S122)。出力データと
しては、例えば、基準座標系のデータ、測定データ、被
検眼の収差量それ自体、光学特性データ、手術装置で切
除するために必要とされるアブレーション量などを演算
して求める
【0066】つぎに、演算部210は、ステップS12
2によりメモリ240に記憶された測定結果・出力デー
タを、表示部230に表示する(S123)。なお、ス
テップS123では、複数の第1及び第2信号が選択さ
れた場合には求められた複数の眼特性についてのイメー
ジ又はデータを表示してもよいし、それらの平均等の統
計的処理を行ったイメージ又はデータを表示してもよ
い。表示部240による光学特性の表示は、例えば、図
9に示した様に、第1測定系に関する眼球波面収差マッ
プと、第2測定系に関する角膜波面収差マップが別個に
表示されるのと同時に、 (差分波面収差マップ)=(眼球波面収差マップ)−
(角膜波面収差マップ) も表示される(図9(C)参照)。この差分波面収差マ
ップは、光学的には、眼球光学系の角膜前面を除いた、
内部の光学系の収差に対する影響を示しており、主に水
晶体の屈折率分布に異常が生じるような疾患、たとえば
白内障の診断に非常に役立つマップである。
【0067】さらに、必要に応じて、これらの出力デー
タを出力することができる。ここで、出力の形態は、例
えば、次の態様がある。 オフライン的な態様で、フロッピー(登録商標)ディ
スク、CD−ROM等の記録媒体や、信号ライン無線ラ
イン等のインタフェースで出力され、その後に手術が別
の時期に行われる形態。 出力データがオンラインで手術装置300に信号ライ
ン等のインタフェースで繋がっており、手術の際に連続
的又は切換により被検眼の光学特性を測定するような形
態。 以上のように、データ出力の後、測定が未了であれば繰
り返し、終了であれば測定終了となる(S125)。
【0068】(2)第2の実施の形態 図10に、眼特性測定についての第2の実施の形態の説
明図を示す。この第2の実施の形態では、測定タイミン
グ決定部117は、例えば、第2信号により、第1測定
タイミング決定要因に従い測定可否について第1の判断
を行い、測定可能と判断された後、さらに、第1信号及
び/又は第2信号で、第2測定タイミング決定要因に従
い測定可否について第2の判断を行う。複数の測定タイ
ミング決定要因により測定が可能であると判断される
と、測定可能範囲91を設定し、第1及び第2信号を取
り込む。なお、第1測定タイミング決定要因による第1
の判断は、第1信号でも、第1及び第2信号の両方につ
いてでもよい。
【0069】図11は、本発明に関する眼光学特性測定
装置の動作を示す第2の実施の形態のフローチャートで
ある。まず、第1の実施の形態と同様に、測定モードの
選択(S201)、前眼部像の測定(S203)、アラ
イメント(S205、S207)の各処理が実行され
る。
【0070】つぎに、光学特性測定装置100は、入力
部270により設定された第1測定タイミング決定要因
に従い、第2光源を点灯する(S209)。演算部21
0の測定タイミング決定部117は、第1測定タイミン
グ決定要因に従い、測定タイミングとしての期間である
測定可能期間91の設定が可能かどうかを判定する(S
213)。測定タイミング決定部117は、各測定タイ
ミング決定要因に応じた決定条件に従い、測定可能であ
ると判断すると、測定可能であることを表示部230の
ランプ、又は、スピーカなどにより可視又は可聴表示す
る(S214)。
【0071】つぎに、光学特性測定装置100は、入力
部270により設定された第2測定タイミング決定要因
に従い、第1光源及び/又は第2光源を点灯する(S2
15)。演算部210の測定タイミング決定部117
は、第2測定タイミング決定要因に従い、測定タイミン
グとしての期間である測定可能期間91の設定が可能か
どうかを判定する(S217)。測定タイミング決定部
117は、各測定タイミング決定要因に応じた決定条件
に従い、測定可能であると判断すると(S219)、ス
テップS101で選択された各モードにより第1及び第
2信号の測定が行われる。ステップS219で測定可能
期間91を設定できない場合、再び、ステップS215
に戻る。
【0072】つぎに、第1の実施の形態と同様に、演算
部210は、設定されたモードに従い、第1及び第2信
号を同時又は略同時に取り込む(S221)。つぎに、
演算部210は、第1及び第2信号を測定に十分なだけ
取得するために所定の回数以上、測定を行ったかどうか
を判定する(S222)。演算部210は、ステップS
226で所定の回数以上、測定を行っていない場合、再
び、ステップS209に戻る。一方、演算部210は、
ステップS222で所定の回数以上、測定を行った場
合、演算部210は、メモリ240から所定数の第1及
び第2信号を読み出し、表示部230にイメージ表示す
る(S251)。この際、上述のように、表示するイメ
ージは、第1信号か第2信号のいずれかのイメージで
も、両方の信号のイメージでもよい。また、測定を1回
行う毎にその都度イメージ表示してもよい。また、複数
ページ、複数画面に渡り表示することもできる。さら
に、このとき、表示部230は、演算部210の画像が
適当か否かに関する判定処理結果を表示することで、操
作者の選択の参考になるように構成されてもよい。つぎ
に、操作者は、表示されたイメージを確認して、入力部
270により測定対象として使用すべき信号を選択する
と、演算部210は、その選択された信号に対応する第
1信号及び第2信号を以降の演算に用いる第1及び第2
測定信号としてメモリ240から選択し、必要に応じて
メモリ240に記憶する(S253)。演算部210
は、入力部27等により予め定められた所定数(例えば
3,4個等)選択されなかったら、ステップS251に
戻り再びイメージ表示する(S235)。一方、所定数
第1及び第2測定信号が選択されると、以降の演算処理
にすすむ。
【0073】演算部210は、例えば、被測定眼60の
光学特性を第1信号により演算し、さらに、被測定眼6
0の角膜形状を第2信号により演算する(S223)。
演算部210は、ステップS223による測定結果をメ
モリ240に記憶する(S224)。なお、光学特性は
使用すべき信号を選択したときにその信号に基づきその
都度求めてもよい。演算部210は、ステップS224
によりメモリ240に記憶された測定結果を、表示部2
30に表示する(S225)。なお、ステップS225
では、複数の第1及び第2信号が選択された場合には求
められた複数の眼特性についてのイメージ又はデータを
表示してもよいし、それらの平均等の統計的処理を行っ
たイメージ又はデータを表示してもよい。演算部210
は、上述の各処理による測定を終了するかどうかを判定
して、終了しない場合は、再び、ステップS203に戻
る(S227)。
【0074】(3)第3の実施の形態 図12に、眼特性測定についての第3の実施の形態の説
明図を示す。この第3の実施の形態は、例えば、第1信
号及び第2信号の取り込み、その後に第1信号又は/及
び第2信号で測定対象信号として使用可能であるか否か
を決定する場合の動作を示している。演算部210の測
定対処信号決定部118は、例えば、同時又は略同時に
取り込まれた第1及び第2信号のチェックを行う。測定
対象信号決定部118は、予め定められた測定タイミン
グ決定要因に従い、いずれか又は両信号に基づき測定さ
れた信号が測定対象信号として使用可能であると判断す
ると、これら両信号を採用して、以後の眼特性の演算処
理を実行する。
【0075】図13は、本発明に関する眼光学特性測定
装置の動作を示す第3の実施の形態のフローチャートで
ある。まず、第1の実施の形態と同様に、測定モードの
選択(S301)、前眼部像の測定(S303)、アラ
イメント(S305、S307)の各処理が実行され
る。つぎに、光学特性測定装置100は、第1光源及び
第2光源を点灯する(S309)。選択されたモードに
従い、演算部210は、第1及び第2信号を同時又は略
同時に取り込む(S311)。ここで、演算部210
は、自動モードでは、適宜のタイミングによりひとつ又
は複数連続で両信号を取込み、一方、マニュアルモード
では、操作の測定指示によりひとつ又は複数連続で両信
号を取組む。つぎに、演算部210は、第1及び第2信
号を測定に十分なだけの所定対象信号数をメモリ240
に記憶したかどうかを判定する(S312)。この所定
対象信号は、例えば、入力部270等により予め設定さ
れる。演算部210は、ステップS312で所定対象信
号数をメモリ240に記憶していない場合、再び、ステ
ップS309に戻る。
【0076】一方、ステップS312で所定対象信号数
をメモリ240に記憶した場合、演算部210の測定対
象信号決定部118は、例えば、第1信号及び/又は第
2信号で予め定められた測定タイミング決定要因によ
り、取り込まれた第1及び第2信号の各組が測定対象と
して適当か否かを判断する(S313)。ここで、演算
部210は、ステップS313で取得した対象信号決定
要因において、対象信号が所定数あるかどうかを判定し
(S315)、所定対象信号数になるまでステップS3
09に戻り上述の処理を繰り返す。つぎに、演算部21
0の測定対象信号決定部118は、メモリ240に記憶
された対象信号の中から、入力部270等で予め定めら
れたひとつ又は複数の対象信号を採用する。
【0077】さらに、演算部210は、採用された対象
信号の中から所定数の第1及び第2信号を読み出し、表
示部230にイメージ表示する(S351)。この際、
上述のように、表示するイメージは、第1信号か第2信
号のいずれかのイメージでも、両方の信号のイメージで
もよい。また、測定を1回行う毎にその都度イメージ表
示してもよい。また、複数ページ、複数画面に渡り表示
することもできる。さらに、このとき、表示部230
は、演算部210の画像が適当か否かに関する判定処理
結果を表示することで、操作者の選択の参考になるよう
に構成されてもよい。つぎに、操作者は、表示されたイ
メージを確認して、入力部270により測定対象として
使用すべき信号を選択すると、演算部210は、その選
択された信号に対応する第1信号及び第2信号を以降の
演算に用いる第1及び第2測定信号としてメモリ240
から選択し、必要に応じてメモリ240に記憶する(S
353)。演算部210は、入力部27等により予め定
められた所定数(例えば3,4個等)選択されなかった
ら、ステップS351に戻り再びイメージ表示する(S
335)。一方、所定数第1及び第2測定信号が選択さ
れると、以降の演算処理にすすむ。
【0078】以降は、上述の実施の形態と同様に、演算
部210は、これら第1及び第2受光信号に基づき光学
特性を求める(S317)。つぎに、演算部210は、
出力データを計算し、メモリ240に記憶し(S31
9)、表示部230に表示し(S321)、必要に応じ
て、これらの出力データを出力する。なお、光学特性は
使用すべき信号を選択したときにその信号に基づきその
都度求めてもよい。なお、ステップS321では、複数
の第1及び第2信号が選択された場合には求められた複
数の眼特性についてのイメージ又はデータを表示しても
よいし、それらの平均等の統計的処理を行ったイメージ
又はデータを表示してもよい。その後、測定が未了であ
れば処理を繰り返し、終了であれば測定終了となる(S
323)。
【0079】(4)第4の実施の形態 図14に、眼特性測定についての第4の実施の形態の説
明図を示す。この第4の実施の形態は、例えば、第1信
号で測定タイミングを決定し、第1信号及び第2信号の
取り込み後に測定対象信号を決定する場合の動作を示し
ている。演算部210の測定タイミング決定部117
は、まず、第1信号を入力して測定タイミング決定要因
に従いチェックを行う。なお、このチェックは、第2信
号又は両信号により行われてもよい。測定タイミング決
定部117により測定可能期間であると判断されると、
演算部210の測定対象信号決定部118は、測定可能
期間91内で、第1信号及び第2信号を同時又は略同時
に取り込み、第1及び第2信号の測定チェックを行う。
測定対象信号決定部118は、予め定められた測定タイ
ミング決定要因に従い、いずれか又は両信号に基づき測
定された信号が測定対象信号として使用可能であると判
断すると、これら両信号を採用して、以後の眼特性の演
算処理を実行する。
【0080】図15は、本発明に関する眼光学特性測定
装置の動作を示す第4の実施の形態のフローチャートで
ある。まず、第1の実施の形態と同様に、測定モードの
選択(S401)、前眼部像の測定(S403)、アラ
イメント(S405、S407)の各処理が実行され
る。
【0081】つぎに、光学特性測定装置100は、入力
部270により設定された第1測定タイミング決定要因
に従い、第1光源を点灯する(S409)。演算部21
0の測定タイミング決定部117は、測定タイミング決
定要因に従い、測定タイミングとしての期間である測定
可能期間91の設定が可能かどうかを判定する(S41
1)。測定タイミング決定部117は、各測定タイミン
グ決定要因に応じた決定条件に従い、測定可能であると
判断すると(S413)、測定可能であることを表示部
230等により可視又は可視表示する。(S415)。
【0082】つぎに、第3の実施の形態と同様に、光学
特性測定装置100は、第1光源及び第2光源を点灯す
る(S419)。入力部270により設定されたモード
に従い、演算部210は、第1及び第2信号を同時又は
略同時に取り込み(S421)、第1及び第2信号を測
定に十分なだけの所定対象信号数をメモリ240に記憶
したかどうかを判定する(S422)。演算部210
は、ステップS422で所定対象信号数をメモリ240
に記憶していない場合、再び、ステップS419に戻
る。
【0083】一方、ステップS422で所定対象信号数
をメモリ240に記憶した場合、演算部210の測定対
象信号決定部118は、例えば、第1信号及び/又は第
2信号で予め定められた測定タイミング決定要因によ
り、取り込まれた第1及び第2信号の各組が測定対象と
して適当か否かを判断する(S423)。ここで、演算
部210は、ステップS423で取得した対象信号決定
要因において、対象信号が所定数あるかどうかを判定し
(S425)、所定対象信号数になるまでステップS4
19に戻り上述の処理を繰り返す。演算部210の測定
対象信号決定部118は、メモリ240に記憶された対
象信号の中から入力部270等で予め定められたひとつ
又は複数の対象信号を採用する。
【0084】さらに、演算部210は、採用された対象
信号の中から所定数の第1及び第2信号を読み出し、表
示部230にイメージ表示する(S451)。この際、
上述のように、表示するイメージは、第1信号か第2信
号のいずれかのイメージでも、両方の信号のイメージで
もよい。また、測定を1回行う毎にその都度イメージ表
示してもよい。また、複数ページ、複数画面に渡り表示
することもできる。さらに、このとき、表示部230
は、演算部210の画像が適当か否かに関する判定処理
結果を表示することで、操作者の選択の参考になるよう
に構成されてもよい。つぎに、操作者は、表示されたイ
メージを確認して、入力部270により測定対象として
使用すべき信号を選択すると、演算部210は、その選
択された信号に対応する第1信号及び第2信号を以降の
演算に用いる第1及び第2測定信号としてメモリ240
から選択し、必要に応じてメモリ240に記憶する(S
453)。演算部210は、入力部27等により予め定
められた所定数(例えば3,4個等)選択されなかった
ら、ステップS451に戻り再びイメージ表示する(S
435)。一方、所定数第1及び第2測定信号が選択さ
れると、以降の演算処理にすすむ。
【0085】以降は、上述の実施の形態と同様に、演算
部210は、これら第1及び第2受光信号に基づき光学
特性を求める(S427)。なお、光学特性は使用すべ
き信号を選択したときにその信号に基づきその都度求め
てもよい。つぎに、演算部210は、出力データを計算
し、メモリ240に記憶し(S429)、表示部230
に表示し(S431)、必要に応じて、これらの出力デ
ータを出力する。なお、ステップS431では、複数の
第1及び第2信号が選択された場合には求められた複数
の眼特性についてのイメージ又はデータを表示してもよ
いし、それらの平均等の統計的処理を行ったイメージ又
はデータを表示してもよい。その後、測定が未了であれ
ば処理を繰り返し、終了であれば測定終了となる(S4
33)。
【0086】
【発明の効果】本発明によると、以上のように、第1信
号及び第2信号を同時に取り込み、被測定眼の光学特性
及び角膜形状を同時に測定することができる眼特性測定
装置を提供することができる。また、本発明によると、
第1信号及び第2信号を同時又は連続的に取り込むこと
ができる。また、本発明によると、第1信号及び第2信
号の状態が測定に及ぼす影響を考慮して、第1信号及び
第2信号の状態が、信頼性の高い測定結果を得られるよ
うな状態になったときに測定を行うことができる。
【0087】また、本発明によると測定に影響を与える
複数の要因の適否を判断して、適切な測定タイミングを
決定することができる。また、本発明によると、第1信
号及び第2信号を同時に複数回続けて取り込むことがで
きる。また、本発明によると、測定に相応しい第1信号
及び第2信号を取り込むタイミングを決定することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関する眼光学特性測定装置の概略光学
系100を示す図。
【図2】プラチドリングの一例を示す構成図。
【図3】本発明に関する眼光学特性測定装置の概略電気
系200を示すブロック図。
【図4】本発明の眼特性測定装置の演算部に関する詳細
構成図。
【図5】第1信号及び第2信号に関する測定タイミング
決定要因についての説明図。
【図6】第1及び第2受光部により受光された画像の説
明図。
【図7】眼特性測定についての第1の実施の形態の説明
図。
【図8】本発明に関する眼光学特性測定装置の動作を示
す第1の実施の形態のフローチャート。
【図9】眼特性測定についての説明図。
【図10】眼特性測定についての第2の実施の形態の説
明図。
【図11】本発明に関する眼光学特性測定装置の動作を
示す第2の実施の形態のフローチャート。
【図12】眼特性測定についての第3の実施の形態の説
明図。
【図13】本発明に関する眼光学特性測定装置の動作を
示す第3の実施の形態のフローチャート。
【図14】眼特性測定についての第4の実施の形態の説
明図。
【図15】本発明に関する眼光学特性測定装置の動作を
示す第4の実施の形態のフローチャート。
【図16】イメージ表示の説明図。
【符号の説明】
10 第1照明光学系 11、31、51、55 第1〜4光源部 12、32、34、44、52、53 集光レンズ 20 第1受光光学系 21 コリメートレンズ 22 ハルトマン板 23、35、54 第1〜3受光部 30 第2受光光学系 33、43、45 ビームスプリッター 40 共通光学系 42 アフォーカルレンズ 50 調整用光学系 60 被測定眼 70 第2照明光学系 71 プラチドリング 80 第2送光光学系 100 眼特性測定装置の光学系 200 眼特性測定装置の電気系 210 演算部 220 制御部 230 表示部 240 メモリ 250 第1駆動部 260 第2駆動部 270 入力部 280 付加測定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 春本 考樹 東京都板橋区蓮沼町75−1 株式会社トプ コン内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】近赤外の第1波長の第1光束を発する第1
    光源部と、 上記第1光源部からの光束で被検眼網膜上の微小な領域
    を照明するための第1照明光学系と、 上記第1光源部からの第1光束が被検眼網膜から反射さ
    れた第1反射光束の一部を、少なくとも実質的に17本
    のビームに変換する第1変換部材を介して受光するため
    の第1受光光学系と、 上記第1受光光学系により導かれた第1受光光束を受光
    し、第1信号を形成する第1受光部と、 近赤外であって第1光束の第1波長よりも長い波長であ
    る第2波長の第2光束を発する第2光源部と、 上記第2光源からの第2光束で被検眼角膜付近を所定の
    パターンで照明する第2照明光学系と、 上記第2光源部からの第2光束が被検眼角膜付近から反
    射された第2反射光束を受光するための第2受光光学系
    と、 上記第2受光光学系により導かれた第2受光光束を受光
    し、第2信号を形成する第2受光部と、 上記第1受光部及び/又は第2受光部からの第1及び/
    又は第2信号をイメージとして表示する表示部と、 上記表示部で表示された第1及び/又は第2信号のイメ
    ージ表示に基づき、演算処理に利用する第1及び/又は
    第2信号を選択するための入力部と、 上記入力部により選択された第1及び/又は第2信号に
    相当する第1及び第2信号に基づき、被検眼の光学特性
    と被検眼角膜形状を求める演算部と、を備えた眼特性測
    定装置。
  2. 【請求項2】上記表示部は、上記第1受光部の第1信号
    又は上記第2受光部の第2信号のいずれか一方の信号を
    イメージとして表示するように構成され、 上記入力部は、上記表示部で表示された一方の信号のイ
    メージ表示中から、演算処理に利用する信号が選択され
    るように構成され、 上記演算部は、上記入力部により選択された信号に基づ
    き、選択された一方の信号と同じ又は略同じタイミング
    で測定された他の信号とを用いて被検眼の光学特性と被
    検眼角膜形状を求めることを特徴とする請求項1記載の
    眼特性測定装置。
  3. 【請求項3】上記表示部は、上記第1受光部及び第2受
    光部の第1及び第2信号をイメージとして表示するよう
    に構成され、 上記入力部は、上記表示部で表示された第1及び第2信
    号のイメージ表示中から、演算処理に利用する第1及び
    第2信号を選択するように構成され、 上記演算部は、上記入力部により選択された第1及び第
    2信号に基づき、被検眼の光学特性と被検眼角膜形状を
    求めることを特徴とする請求項1記載の眼特性測定装
    置。
  4. 【請求項4】上記演算部は、上記第1受光部及び第2受
    光部の第1及び第2信号に演算部での処理に相応しいデ
    ータかどうかを判定する判定処理を行うように構成さ
    れ、 上記表示部は、上記演算部の判定処理結果を表示するよ
    うに構成され、 上記入力部は、上記表示部で表示され
    た判定処理結果に基づき、測定演算処理に利用する第1
    及び/又は第2信号を選択するように構成され、 上記演算部は、上記入力部により選択された第1及び/
    又は第2測定信号相当する第1及び第2信号に基づき、
    被検眼の光学特性と被検眼角膜形状を求めることを特徴
    とする請求項1記載の眼特性測定装置。
  5. 【請求項5】上記演算部は、上記第1受光部と上記第2
    受光部からの第1及び第2信号を同じ又は略同じタイミ
    ングで取り込み、上記第1受光部からの第1信号に基づ
    き被検眼の光学特性を求め、上記第2受光部からの第2
    信号に基づき被検眼角膜形状を求めることを特徴とする
    請求項1記載の眼特性測定装置。
  6. 【請求項6】上記演算部は、測定演算を行う対象である
    第1信号及び第2信号を決定する測定対象信号決定部を
    さらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の眼特性
    測定装置。
  7. 【請求項7】上記測定対象信号決定部は、第1信号及び
    /又は第2信号に基づき、所定の測定タイミング決定要
    因による適否を判断し、これに応じて、第1信号及び第
    2信号の測定対象信号を決定することを特徴とする請求
    項6に記載の眼特性測定装置。
  8. 【請求項8】上記所定の測定対象信号決定要因は、被検
    眼の瞬き、涙液層の不良、瞳孔径の不足、開瞼不足のう
    ち少なくともひとつであることを特徴とする請求項7に
    記載の眼特性測定装置。
  9. 【請求項9】上記演算部は、測定演算を行う対象である
    第1信号及び第2信号の測定タイミングを、第1及び/
    又は第2信号に基づき、決定する測定タイミング決定部
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の眼特
    性測定装置。
  10. 【請求項10】上記測定タイミング決定部は、所定の測
    定タイミング決定要因として、被検眼の瞬き、涙液層の
    不良、瞳孔径の不足、開瞼不足のうち少なくともひとつ
    を用いることを特徴とする請求項9に記載の眼特性測定
    装置。
JP2001120046A 2001-04-18 2001-04-18 眼特性測定装置 Expired - Lifetime JP4694025B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001120046A JP4694025B2 (ja) 2001-04-18 2001-04-18 眼特性測定装置
US10/122,223 US6685320B2 (en) 2001-04-18 2002-04-16 Opthalmic characteristic measuring apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001120046A JP4694025B2 (ja) 2001-04-18 2001-04-18 眼特性測定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002306418A true JP2002306418A (ja) 2002-10-22
JP4694025B2 JP4694025B2 (ja) 2011-06-01

Family

ID=18970160

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001120046A Expired - Lifetime JP4694025B2 (ja) 2001-04-18 2001-04-18 眼特性測定装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6685320B2 (ja)
JP (1) JP4694025B2 (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006516447A (ja) * 2003-02-04 2006-07-06 ウェーブ テック ビジョン システムズ、インコーポレイテッド 眼のタルボ・モアレ波面センサ
JP2006527637A (ja) * 2003-06-16 2006-12-07 ヴィズイクス・インコーポレーテッド 光学系の光学的測定データセットを登録するための方法と装置
JP2011110253A (ja) * 2009-11-27 2011-06-09 Topcon Corp 眼科装置
US7988291B2 (en) 2003-04-10 2011-08-02 Wavetec Vision Systems, Inc. Intraoperative estimation of intraocular lens power
US8394083B2 (en) 2004-04-20 2013-03-12 Wavetec Vision Systems, Inc. Integrated surgical microscope and wavefront sensor
US8550624B2 (en) 2008-11-06 2013-10-08 Wavetec Vision Systems, Inc. Optical angular measurement system for ophthalmic applications and method for positioning of a toric intraocular lens with increased accuracy
US8619405B2 (en) 2007-10-31 2013-12-31 Wavetec Vision Systems, Inc. Wavefront sensor
US8764187B2 (en) 2009-07-14 2014-07-01 Wavetec Vision Systems, Inc. Determination of the effective lens position of an intraocular lens using aphakic refractive power
US8876290B2 (en) 2009-07-06 2014-11-04 Wavetec Vision Systems, Inc. Objective quality metric for ocular wavefront measurements
US9072462B2 (en) 2012-09-27 2015-07-07 Wavetec Vision Systems, Inc. Geometric optical power measurement device
US9259149B2 (en) 2009-07-14 2016-02-16 Wavetec Vision Systems, Inc. Ophthalmic surgery measurement system
JP2021521467A (ja) * 2018-04-18 2021-08-26 イノエックス ゲーエムベーハー イノヴァツィオーネン ウント アウスリュストゥンゲン フュア ディー エクストルジオーンステヒニク 電磁放射を用いて測定対象物を測定する方法及びTHz測定装置

Families Citing this family (37)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3860405B2 (ja) * 2000-09-29 2006-12-20 株式会社ニデック 角膜手術装置
EP1364612A4 (en) * 2001-02-09 2008-05-14 Topcon Corp DEVICE FOR MEASURING EYE CHARACTERISTICS
US7121666B2 (en) * 2001-04-25 2006-10-17 Tseng Scheffer C G Apparatus and method for the kinetic analysis of tear stability
US7241012B2 (en) * 2003-01-21 2007-07-10 Kabushiki Kaisha Topcon Ophthalmologic apparatus
KR100603005B1 (ko) * 2003-02-03 2006-07-24 캐논 가부시끼가이샤 안과장치
US7341348B2 (en) * 2003-03-25 2008-03-11 Bausch & Lomb Incorporated Moiré aberrometer
DE10342175A1 (de) * 2003-09-12 2005-04-14 Optocraft Gmbh Vorrichtung und Verfahren zur Messung der Oberflächentopographie und Wellenaberrationen eines Linsensystems, insbesondere eines Auges
US7481536B2 (en) * 2004-02-19 2009-01-27 Amo Manufacturing Usa, Llc Methods and systems for differentiating left and right eye images
DE102005031496B4 (de) * 2005-07-06 2007-07-05 Carl Zeiss Surgical Gmbh Vorrichtung zum Bestimmen der Wellenfront von Licht- und Operationsmikroskop mit Vorrichtung zum Bestimmen der Wellenfront von Licht
US7520609B2 (en) * 2006-01-18 2009-04-21 Amo Manufacturing Llc Non-invasive measurement of tear volume systems and methods
EP1818006B1 (de) * 2006-02-09 2012-01-11 SIS AG, Surgical Instrument Systems Ophthalmologische Messvorrichtung
US7527380B2 (en) * 2006-02-09 2009-05-05 Sis Ag, Surgical Instrument Systems Ophthalmological measuring device
JP4437485B2 (ja) * 2006-09-29 2010-03-24 コニカミノルタセンシング株式会社 測定システム及びその動作プログラム
US8585687B2 (en) 2007-05-11 2013-11-19 Amo Development, Llc Combined wavefront and topography systems and methods
US8192026B2 (en) 2007-06-20 2012-06-05 Tearscience, Inc. Tear film measurement
US7758190B2 (en) * 2007-06-20 2010-07-20 Tearscience, Inc. Tear film measurement
US7988290B2 (en) * 2007-06-27 2011-08-02 AMO Wavefront Sciences LLC. Systems and methods for measuring the shape and location of an object
US7976163B2 (en) * 2007-06-27 2011-07-12 Amo Wavefront Sciences Llc System and method for measuring corneal topography
US8333474B2 (en) 2007-10-19 2012-12-18 Wavetec Vision Systems, Inc. Optical instrument alignment system
US7874674B2 (en) * 2007-12-12 2011-01-25 Allred Lloyd G Aberrometer having reduced noise
US20090161068A1 (en) * 2007-12-20 2009-06-25 Ming Lai Ophthalmic Measurement Apparatus
EP2230990B1 (en) * 2007-12-21 2016-12-14 Bausch & Lomb Incorporated Ophthalmic instrument alignment apparatus and method of using same
US7988293B2 (en) 2008-11-14 2011-08-02 AMO Wavefront Sciences LLC. Method of qualifying light spots for optical measurements and measurement instrument employing method of qualifying light spots
US8294971B2 (en) * 2008-12-18 2012-10-23 Bausch • Lomb Incorporated Apparatus comprising an optical path delay scanner
US9642520B2 (en) 2009-04-01 2017-05-09 Tearscience, Inc. Background reduction apparatuses and methods of ocular surface interferometry (OSI) employing polarization for imaging, processing, and/or displaying an ocular tear film
US8888286B2 (en) 2009-04-01 2014-11-18 Tearscience, Inc. Full-eye illumination ocular surface imaging of an ocular tear film for determining tear film thickness and/or providing ocular topography
US8915592B2 (en) 2009-04-01 2014-12-23 Tearscience, Inc. Apparatuses and methods of ocular surface interferometry (OSI) employing polarization and subtraction for imaging, processing, and/or displaying an ocular tear film
US9888839B2 (en) 2009-04-01 2018-02-13 Tearscience, Inc. Methods and apparatuses for determining contact lens intolerance in contact lens wearer patients based on dry eye tear film characteristic analysis and dry eye symptoms
JP5658228B2 (ja) * 2009-04-01 2015-01-21 テイアサイエンス・インコーポレーテツド 眼球涙液膜の画像形成、処理および/または表示を行いおよび/または眼球涙液膜層の厚さを測定する、眼球表面の干渉分光(osi)装置、システムおよび方法
US8622546B2 (en) 2011-06-08 2014-01-07 Amo Wavefront Sciences, Llc Method of locating valid light spots for optical measurement and optical measurement instrument employing method of locating valid light spots
US9122926B2 (en) 2012-07-19 2015-09-01 Honeywell International Inc. Iris recognition using localized Zernike moments
US9339177B2 (en) 2012-12-21 2016-05-17 Tearscience, Inc. Full-eye illumination ocular surface imaging of an ocular tear film for determining tear film thickness and/or providing ocular topography
US10278587B2 (en) 2013-05-03 2019-05-07 Tearscience, Inc. Eyelid illumination systems and method for imaging meibomian glands for meibomian gland analysis
US9795290B2 (en) 2013-11-15 2017-10-24 Tearscience, Inc. Ocular tear film peak detection and stabilization detection systems and methods for determining tear film layer characteristics
CN104274152B (zh) * 2014-08-04 2016-09-14 上海嫦娥光学仪器科技有限公司 一种医疗验光仪及其验光方法
CN104545793B (zh) * 2015-01-28 2016-02-10 厦门大学 一种非接触式泪膜破裂时间测量装置和方法
USD775356S1 (en) * 2015-09-24 2016-12-27 Clarity Medical Systems, Inc. Instrument for measuring optical wave front

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11137520A (ja) * 1997-11-11 1999-05-25 Topcon Corp 眼科測定装置
JP2002306417A (ja) * 2001-02-09 2002-10-22 Topcon Corp 眼特性測定装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3602371B2 (ja) * 1999-06-04 2004-12-15 株式会社ニデック 角膜形状測定装置
US6234631B1 (en) * 2000-03-09 2001-05-22 Lasersight Technologies, Inc. Combination advanced corneal topography/wave front aberration measurement
US6575573B2 (en) * 2001-10-17 2003-06-10 Carl Zeiss Ophthalmic Systems, Inc. Method and apparatus for measuring a corneal profile of an eye

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11137520A (ja) * 1997-11-11 1999-05-25 Topcon Corp 眼科測定装置
JP2002306417A (ja) * 2001-02-09 2002-10-22 Topcon Corp 眼特性測定装置

Cited By (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006516447A (ja) * 2003-02-04 2006-07-06 ウェーブ テック ビジョン システムズ、インコーポレイテッド 眼のタルボ・モアレ波面センサ
US8632185B2 (en) 2003-04-10 2014-01-21 Wavetec Vision Systems, Inc. Intraoperative estimation of intraocular lens power
US9445890B2 (en) 2003-04-10 2016-09-20 Wavetec Vision Systems, Inc. Intraoperative estimation of intraocular lens power
US7988291B2 (en) 2003-04-10 2011-08-02 Wavetec Vision Systems, Inc. Intraoperative estimation of intraocular lens power
US8313196B2 (en) 2003-04-10 2012-11-20 Wavetec Vision Systems, Inc. Intraoperative estimation of intraocular lens power
US9168127B2 (en) 2003-04-10 2015-10-27 Wavetec Vision Systems, Inc. Intraoperative estimation of intraocular lens power
JP2006527637A (ja) * 2003-06-16 2006-12-07 ヴィズイクス・インコーポレーテッド 光学系の光学的測定データセットを登録するための方法と装置
JP4723489B2 (ja) * 2003-06-16 2011-07-13 ヴィズイクス・インコーポレーテッド 光学系の光学的測定データセットを登録するための装置
US8394083B2 (en) 2004-04-20 2013-03-12 Wavetec Vision Systems, Inc. Integrated surgical microscope and wavefront sensor
US9420949B2 (en) 2004-04-20 2016-08-23 Wavetec Vision Systems, Inc. Integrated surgical microscope and wavefront sensor
US8475439B2 (en) 2004-04-20 2013-07-02 Wavetec Vision Systems, Inc. Integrated surgical microscope and wavefront sensor
US9107612B2 (en) 2004-04-20 2015-08-18 Wavetec Vision Systems, Inc. Integrated surgical microscope and wavefront sensor
US8619405B2 (en) 2007-10-31 2013-12-31 Wavetec Vision Systems, Inc. Wavefront sensor
US9295381B2 (en) 2007-10-31 2016-03-29 Wavetec Vision Systems, Inc. Wavefront sensor
US9307904B2 (en) 2008-11-06 2016-04-12 Wavetec Vision Systems, Inc. Optical angular measurement system for ophthalmic applications and method for positioning of a toric intraocular lens with increased accuracy
US8550624B2 (en) 2008-11-06 2013-10-08 Wavetec Vision Systems, Inc. Optical angular measurement system for ophthalmic applications and method for positioning of a toric intraocular lens with increased accuracy
US8876290B2 (en) 2009-07-06 2014-11-04 Wavetec Vision Systems, Inc. Objective quality metric for ocular wavefront measurements
US9603516B2 (en) 2009-07-06 2017-03-28 Wavetec Vision Systems, Inc. Objective quality metric for ocular wavefront measurements
US9259149B2 (en) 2009-07-14 2016-02-16 Wavetec Vision Systems, Inc. Ophthalmic surgery measurement system
US8764187B2 (en) 2009-07-14 2014-07-01 Wavetec Vision Systems, Inc. Determination of the effective lens position of an intraocular lens using aphakic refractive power
US9554697B2 (en) 2009-07-14 2017-01-31 Wavetec Vision Systems, Inc. Determination of the effective lens position of an intraocular lens using aphakic refractive power
JP2011110253A (ja) * 2009-11-27 2011-06-09 Topcon Corp 眼科装置
US9072462B2 (en) 2012-09-27 2015-07-07 Wavetec Vision Systems, Inc. Geometric optical power measurement device
US9339180B2 (en) 2012-09-27 2016-05-17 Wavetec Vision Systems, Inc. Geometric optical power measurement device
JP2021521467A (ja) * 2018-04-18 2021-08-26 イノエックス ゲーエムベーハー イノヴァツィオーネン ウント アウスリュストゥンゲン フュア ディー エクストルジオーンステヒニク 電磁放射を用いて測定対象物を測定する方法及びTHz測定装置
JP7061727B2 (ja) 2018-04-18 2022-04-28 イノエックス ゲーエムベーハー イノヴァツィオーネン ウント アウスリュストゥンゲン フュア ディー エクストルジオーンステヒニク 電磁放射を用いて測定対象物を測定する方法及びTHz測定装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4694025B2 (ja) 2011-06-01
US20020163623A1 (en) 2002-11-07
US6685320B2 (en) 2004-02-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4694025B2 (ja) 眼特性測定装置
JP4649035B2 (ja) 眼特性測定装置
EP1767144B1 (en) Eye refractive power measurement apparatus
WO2002064030A1 (fr) Dispositif de mesure de caracteristiques de l'oeil
JP4191600B2 (ja) 眼光学特性測定装置
JP2012135528A (ja) 眼屈折力測定装置
JP4471680B2 (ja) 眼科装置
JP4663148B2 (ja) 眼特性測定装置
US6547392B2 (en) Ophthalmic apparatus
JP4663147B2 (ja) 眼特性測定装置
JP4392006B2 (ja) 眼科測定装置
JP3870150B2 (ja) 眼科測定装置
JP2003225205A (ja) 完全矯正視力特性測定装置、完全矯正視力特性測定方法、コントラスト感度測定装置、コントラスト感度測定方法、コントラスト感度視標提示装置
JPH08103413A (ja) 眼科測定装置
JP4694069B2 (ja) 眼科装置
WO2019130872A1 (ja) 眼科装置、及びその制御方法
JP4795002B2 (ja) 眼科測定装置
JP4113399B2 (ja) 眼特性測定装置
JP4237533B2 (ja) 眼科装置
JP3869335B2 (ja) 眼科測定装置
WO2022209991A1 (ja) 眼科装置
WO2022209992A1 (ja) 眼科装置
JPH0123133B2 (ja)
JP2022157348A (ja) 眼科装置
JP2022157347A (ja) 眼科装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080408

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110201

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110223

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140304

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4694025

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term