JP2001521562A - 食品グレードワックス及びその製造方法 - Google Patents

食品グレードワックス及びその製造方法

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JP2001521562A JP54214898A JP54214898A JP2001521562A JP 2001521562 A JP2001521562 A JP 2001521562A JP 54214898 A JP54214898 A JP 54214898A JP 54214898 A JP54214898 A JP 54214898A JP 2001521562 A JP2001521562 A JP 2001521562A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、食料品に使用し得るワックス組成物を提供する。ワックス組成物はサトウキビから得られ、ワックスエステル類、アルデヒド類、トリグリセライド類、アルコール類、フリーの脂肪酸類、ステロール類及び極性脂質を含有している。ワックス組成物の粗製サトウキビからの調製のプロセスは、(i)粗製ワックスの溶媒としてのアルコールの溶液をその溶媒の沸点に加熱し、(ii)(i)からの溶液を相分離させ、熱い状態で上相をデカントし、(iii)(ii)からの分離した相を冷却し、溶媒から結晶化したワックスを分離し、(iv)(iii)からの溶液を使用して、全てのピッチがワックスから除去されるまで、(i)から(iii)のステップを繰り返し、(v)該ワックスを90−140℃の間に加熱し、及び溶融したワックスを酸化物質を用いて酸化し、並びに(iv)酸化ステップが完了すると、不活性ガス下での加熱を、中間体の過酸化物の生成物が除去されるまで継続するステップを包含している。

Description

【発明の詳細な説明】 食品グレードワックス及びその製造方法 技術分野 本発明は、食料品に使用するのに適したワックス組成物に関する。また、本発 明は、その組成物を製造するためのプロセスにも関連する。 背景技術 多くの食料品は、その食料品の製造の間に加えられるワックスを含んでいる。 例えばワックスはチューインガムベースの成分である。また、ワックスはチーズ やフルーツのような食料品の保護コーティングとして使用されている。このよう な目的に使用されるワックスは、亜炭から抽出されたモンタンワックス、ピート ワックス、セレシンワックス、石油ワックス等のミネラルワックスを典型的に含 んでいる。これらのミネラルワックスの中で、石油ベースのワックス:特に微結 晶ワックス、高融点ワックス、高イオウ微結晶ワックスのみが食品用途に使用さ れていると思われる。米国のFood and Drug Administration(FDA)は、石油 ワックスの使用の法規を確立し(21 CFR 172.886及び178.3710を参照)、日本当 局は、石油ワックスは天然物であるべきとし、そのチューインガムのような製品 への使用を許可している。モンタンワックスは食品用途には直接には使用されて いないけれど、食品に接触し又は接触するようになるプラスチックコンテナやラ ッピングなどのプロセス加工に使用されている。 ミネラルワックスの食料品に於ける使用は望ましくはない。ミネラルワックス は石炭及び粗製の石油から抽出される。これらの原料は、人間に有毒な有機化学 物質を含んでいる。このワックスの食品への応用は、達成される精製又は高純度 化の程度 に依存し、その使用は、農業・漁業及び食品の省、イギリス等の当局によって提 供される仕様書(食品規制に於けるミネラル炭化水素、SI 1966 No.1073。この 規制はイギリス及びウエールズのみに適用されるが、同様の規制がスコットラン ド及び北アイルランドに適用される)に従って規制されている。達成されている 精製は食品規制当局に受け入れられている。しかし、最近の研究は、石油ベース のワックス(「食品に於けるミネラル炭化水素の使用の勧告」、Food Advisory Committee 8/93,UK)及びミネラル炭化水素ワックスを使用する包装によって食 品にもたらされる炭化水素(Progress Report of the Working Party on Chemic al Contaminants from Food Contact Materials:1988 to 992;Food Surveillanc e Paper No.38,農業・漁業及び食品省)の毒性的影響が指摘されている。農業 ・漁業及び食品省は、これらのワックスの食品用途に於ける使用の規制の改定の ために、食品添加物及び加工としての石油ベースのワックスの使用の毒性的影響 の研究について、現在見直しているところである(Ministry of Agriculture of Fisheries and Food News Release 278/93 of 19 August 1993)。 植物起源のワックスが知られている。まさに、椰子Copernicia cerifera、ブ ラジルロウヤシは、一般的なワックスの源である。また、ワックスはサトウキビ 及び米からも抽出され得る。抽出に用いられる条件に従えば、植物起源のワック スが食料品に使用されるミネラルワックスの代替を提供するであろう。 砂糖の製造は、結果的に多くの副産物を生み出し、その一つかミルマッド(mi ll mud)である。ミルマッドは粗製のワックス並びに脂肪、繊維、糖分、粗製タ ンパク及び灰分(SiO2、CaO、P25及びMgO)を含んでいる。粗製の サトウキビワックスは、ミルマッドから抽出され得る。しかしながら、粗 製のワックスは、ひどい臭気と味を有し不純物の存在により暗緑色から褐色であ るため、食料品への使用には適していない。米国特許第2,464,189号は 、サトウキビワックスの精製のプロセスを記載している。しかしながら、このプ ロセスによって製造されたワックスは、以下の理由により食料品に使用するには 不適切である。 1)この精製プロセスは完全ではない。このプロセスは、サトウキビワックス から樹脂のフラクション(ピッチ)を除去する単なる分取ステップである。 2)このプロセスで使用される試薬(アセトン)は食品グレードではない。 3)脱色には、食品グレードではないクロム酸又は硫酸等の試薬等の試薬を使 用している。 糖の製造の副生成物は、オーストラリアなどの田舎に多く存在するので、この ような食料品での使用に適した副生成物(即ち、ミルマッド)からワックスを製 造するためのプロセスを有することは望ましいことである。 発明の要旨 本発明の目的は、サトウキビワックス組成物及びその組成物を調製するプロセ スを提供することであり、このワックスは食料品に於ける使用に適している。 一実施形態では、本発明は、重量基準で、ワックスエステル類6.2〜11% 、アルデヒド類2.8〜9.5%、トリグリセライド類0〜3.0%、アルコー ル類1.8〜44.5%、並びにフリーの脂肪酸類、ステロール類及び極性脂質 類36.8〜87.2%を含有するワックス組成物を提供する。 第2の実施形態では、本発明は、粗製のサトウキビワックスからワックス組成 物を調製するためのプロセスを提供し、この プロセスは、以下のステップを有している: i)粗製のワックスの溶媒としての低級アルコールの溶液をその溶媒の沸点ま で加熱する; ii)(i)からの溶液を相分離させ、そして上相を熱い状態の間にデカントする ; iii)(ii)からの分離した相を冷却し、そしてその溶液から結晶化したワック スを分離する; iv)(iii)からのワックスを使用して、全てのピッチがワックスから除去され るまでステップ(i)〜(iii)を繰り返す; v)ワックスを90〜140℃の間に加熱し、そして溶融したワックスを酸化 物質で酸化する;及び vi)酸化ステップの完了の時に、中間体の過酸化物が除去されるまで不活性ガ ス下で加熱を続ける。 他の実施形態では、本発明は、第2の実施形態に従うプロセスのワックス組成 物の生成物と、第1の実施形態による又は第2の実施形態による生成物としての ワックス組成物を含む食料品とを提供する。 本発明を実施する最良の実施形態及び他のモード 本発明者は、食料品に於ける含有に適した、サトウキビから得ることができる ワックス組成物を見出した。この組成物は実質的に無臭で無色であり、食料品ベ ース又は食料品のコーティングに使用されるのに望ましい特性を有している。 本発明の第1の実施形態に従うワックス組成物の典型的な成分は、以下の表1 に示されている。この表の数字は官能基のメンバーに典型的に見られる炭素数で ある。しかしながら、官能基のメンバーは、示されている範囲外の炭素原子数を 有し得ることが評価されるであろう。官能基のメンバーは、殆どが直鎖 の飽和及び不飽和の炭化水素である。 表1 ワックス組成物の官能基の成分 ワックス中の極性の脂質は、実質的には、疎水性の脂肪酸部分と親水性領域と を有する両親媒性分子である。一般的に見られる3つのものは、脂肪酸がアルコ ール(グリセロール)でエステル化されリン酸基を含むホスホグリセライド類、 脂肪酸がアルコール(グリセロール)でエステル化され炭水化物(糖類)を含む グリコシルジグリセライド類、及び脂肪酸がアルコール(グリセロール)でエス テル化されアミノ基を含んだスフィンゴ脂質類である。 第2の実施形態の記述に示したように、粗製のサトウキビの精製の方法は、粗 製のワックスを有機溶媒で加熱して、ピッチと淡色のワックスのフラクションを 分離するのを可能とする。これらは2つの明確な相を形成し、これらはデカンテ ーションにより分離され得る。淡色のワックスフラクションは冷却され、 ワックスが結晶化して有機溶媒に可溶のままのオイルから分離するのが可能とな る。ワックスは乾燥するまで濾過される。ワックスはホットバス上で溶融され、 スパージャーを通ずる細かい空気の泡により酸化される。これは、さらなる温度 上昇−−反応の発熱的性質から上昇する−−と変色とがなくなることにより判断 できる酸化の完了まで続けられる。 このプロセスのステップ(i)で使用される溶媒は、典型的には沸点78.5℃ 及び82.5℃をそれぞれ有するエタノール又はイソプロパノールである。粗製 のワックスは、1:8から1:20の比率が使用され得るが、溶媒9部に対して 1部(重量による)の比率で溶媒と典型的に混合される。加熱は通常30分が採 用されるが、5−60分であり得る。 上述のように、ステップ(ii)で形成された上相は、興味あるワックスを含んで いる。下相は低品質のワックスを含んでいる「ピッチ」として言及される樹脂フ ラクションである。 ステップ(iii)では、濾過又は遠心分離が溶媒を含むオイルからワックスを分 離するのに有利に使用される。しかしながら、当業者に公知の他の方法も使用さ れ得る。 ステップ(i)から(iii)は、2回から典型的には5回以上繰り返される。これら のステップが繰り返される回数は、粗製ワックス中に存在するピッチの量、ピッ チが沈降する速度及びワックスの結晶化の速度に大きく依存する。充分に速く沈 降しないピッチがワックス結晶内に閉鎖されるように思われる。 このプロセスのステップ(v)に於ける加熱は、酸素のないガス中で有利に行わ れる。これは、その組成物が所望の温度に達するまで開始されないワックスの酸 化を良好にコントロールするのを可能とする。酸素のないガスは、典型的には窒 素のような不活性ガスである。 このプロセスのステップ(v)で使用される酸化物質はクロム酸、過マンガン酸 カリウム、白金及びパラジウムなどの貴金属の塩のような遷移金属、5価のバナ ジウム、コバルト(III)、セリウム(IV)、タリウム(III)、水銀(II)、第2銅溶液 、特定の酵素、及び酸素ガス(R.Stewart,"Oxidation Mechanisms,Applicati on to Organic Chemistry",W.A.Benjamin Inc.,1964を参照)であり得る。好 ましい酸化物質は、空気、酸素又は酸素と窒素とオゾンとの混合物である。 このプロセスの最終ステップ、即ちステップ(vi)に関しては、当業者は中間体 の過酸化生成物の除去が完了した時を決定することができるであろう。完了は典 型的には30分から2時間で起こる。しかしながら、達成される酸化の程度に依 存して、より長い又はより短い期間が採用され得る。このステップで使用される 不活性ガスは、典型的には窒素ガスである。 プロセスのステップ(v)では、酸化は触媒の使用により高められる。適切な触 媒には、コバルト又はマンガンのホウ酸塩及び樹脂酸塩(A.J.C.Andersen,Refi ning of Oils and Fats for Edible Purposes,Second Revised Edition,P.N. Williams,ed.,Pergamon Press,1962)、第1鉄塩、並びに第1鉄塩及びH22 を含むFentonの試薬(Roger A Sheldon and Jay K.Kochi,Metal Catalyzed Oxi dations of Organic Compounds,Academic Press,1981).が含まれる。 本発明の第2の実施形態によるプロセスのステップ(vi)から得られたワックス 組成物は、所望なら、吸着剤又はピッチの誘導により、更に脱色され得る。これ らの方法のそれぞれについて、以下に簡単に記述する。吸着剤の使用 適切な吸着剤には、活性炭、レジン、活性化アルミナ及びシ リカが含まれる。商業的な入手源から得られる炭素は満足のいくものであり、炭 素に対するワックスの1:3の比率で白色のワックスが製造され得る。特定の色 に対して選択的な炭素を製造することも可能である。 以下は活性炭を用いてワックス組成物の脱色を行う典型的なステップである: a)ステップ(v)からのワックスを溶媒としての低級アルコールにより、活性 炭に対するワックスの比率1:0.5から1:3の間で、その溶媒の沸点で30 から60分間加熱する。 b)溶融したスラリーを熱濾過する。 c)回収したワックスと溶媒とをワックスが結晶化するまで冷却し、濾過によ り分離する。ピッチ誘導 ピッチ誘導の方法では、吸着剤の使用なしに色が除去される。この方法は、黄 金食からクリーム色のワックスから種々の色の強さのワックスを結果として得る 熱処理と分別とを含んでいる。ピッチ誘導を用いたワックス組成物色の減少の典 型的なステップは、以下のようである。 (a)ステップ(v)からのワックスを溶媒としての低級アルコールとともにその 溶媒の沸点に30〜60分加熱する。 (b)(a)からの溶液の相を分離し、上相を熱い間にデカントする。 (c)(b)からの分離された上相を冷却し、溶媒から結晶化したワックスを分離す る。 (d)(c)からのワックスを、溶媒なしで典型的には15分から3時間、80から 110℃で熱処理する。 (e)ステップ(a)から(d)を所望の色グレードが達成されるまで繰り返す。 粗製のサトウキビワックスは、当業者に公知の方法で調製され得る。適当な方 法は、例えば、米国特許第2,508,002号に記載されており、全体の内容 は、相互参照によりここに組み込まれる。適切なプロセスの簡単な記述は以下の ようである。粗製ワックスの抽出 砂糖フィルターケーキをスチーム加熱し、連続反応器に入れ、そこでは溶媒( ナフサ)と混合され所望の温度及び圧力に保たれる。ワックスが溶媒中に抽出さ れ、続いてフィルターケーキから分離される。分離されたワックス含有溶媒は、 次に、フラッシュドラム及びエバポレーターを通過し、粗製のワックスが溶媒か ら分離される。結果として得られるフィルターケーキは、次に、残余の溶媒を回 収するためにスチームによる除去が行われる。 粗製のサトウキビワックスの組成は表2に典型的に示されている。 表2 粗製のサトウキビワックスの組成 本発明に従うワックス組成物及びその組成物を調製するため のプロセスの利点は、以下のようである: 1)このプロセスは可能性のある食品グレードの植物ワックス生成物を生成し 、これはチューインガムベース、チーズコーティング及びフルーツコーティング を含む(しかしこれらに限定されない)食品又は非食品用途の多くにおけるミネ ラルワックスの代替として使用することができる。 2)このプロセスは、単純で低コストで、しかも、(1)に示された用途のワ ックスの経済的な使用を可能とする。 3)このワックス生成物は無色又は色が薄く(淡黄色)、微かに又は全く臭い 及び味がない。 4)このワックス生成物は、カルナウバ蝋に匹敵する硬度を有している。 5)このワックス生成物は、カルナウバ及び米のワックス(rice wax)のよう な他の植物ワックスに比較して良好な温度安定性を有している。 本発明を大まかに記述したが、ワックス組成物の調製の例を以下に示す。 実施例1 複数部のワックス組成物を以下のようにして調製した:100gの粗製サトウ キビワックスを丸底フラスコ内の900gのエタノールと混合した。この混合物 を加熱マントル内で78.5℃で30分間、還流下で加熱した。この溶液を加熱 マントルから取り出したところ、ピッチの相と淡色のワックスとが分離していた 。淡色ワックスを、そのワックスがまだ溶液内にあり又は部分的に結晶している 65から75℃で、他の丸底フラスコにデカントした。この混合物を再び78. 5℃で10分間加熱した。淡色ワックスは、ピッチからそれを分離するためにデ カントした。この加熱及び分離プロセスを約4回又は淡色ワッ クスから分離するピッチが見えなくなるまで繰り返した。更に淡色ワックスを回 収するために、ピッチを約100gのエタノールとともに再加熱した。これを予 め捕集してある淡色ワックスと混合した。次に、淡色ワックスをゆっくり室温ま で冷却し、次にアイスバスで冷却した。冷却したワックスは濾過し、窒素の存在 下、ホットバスで90及び140℃の間の温度で再溶解させた。空気又はオゾン を、スパージャーを用いて、このワックスの温度が一定値に安定するまで又はワ ックスの色がもはや変化しなくなるまで、この溶融したワックスに吹き込んだ。 全体に亘るプロセスは、温度及び空気の分布に依存して数時間内に実行される。 上記のようにして製造されたワックス組成物は、以下のような性質であった: 即ち、色は淡黄色で甘い匂いと殆ど又は全く味がなかった。ワックスの組成は以 下の表に要約されている。 表3 実施例1のワックス組成物の成分 酸化ステップに続いて得られた組成物の仕上げは、酸化の程度に依存する。も し完全な酸化が達成されているなら、残され た実質的な組成物だけで脂肪酸のないものである。しかし、十分な色が除去され る程度までの酸化のみが必要である。 実施例2 複数部のワックス組成物を再び調製した。100gの粗製サトウキビワックス を丸底フラスコ内の900gのイソプロパノールと混合した。この混合物を加熱 マントル内で82.4℃に加熱した。この溶液をゆっくり室温まで冷却し、次に アイスバスで冷却した。ワックスを濾過し、他の丸底フラスコに移した。このワ ックスに、450gのエタノールを加え、この混合物を78.5℃で30分間加 熱した。このワックスの分別と酸化を実施例1と同様に行った。 上記のプロセスで製造されたワックス組成物は、以下のような性質であった: 即ち、色は淡黄色で甘い匂いと殆ど又は全く味がなかった。ワックスの組成は以 下の表に要約されている。 表4 実施例1のワックス組成物の成分 実施例1及び2に記載したようなプロセスを使用して製造されるフラクション の収率は、表5に表されている。 表5 フラクションの収率 本発明の領域及び範囲から逸脱することなく、多くの改変が上述したプロセス 及び組成物に為され得ることが評価されるであろう。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成11年3月3日(1999.3.3) 【補正内容】 請求の範囲 1.重量基準で、ワックスエステル類6.2−11%、アルデヒド類2.8−9 .5%、トリグリセライド類0−3%、アルコール類1.8−44.5%、並び にフリー脂肪酸、ステロール及び極性脂質36.8−87.2%を含有する食品 グレードワックス組成物。 2.粗製のサトウキビワックスからワックス組成物を製造するための製造方法で あって、前記製造方法は、 i)粗製ワックスの溶媒としての低級アルコールの溶液とともにその溶媒の沸 点に加熱し、 ii)(i)からの溶液を相分離させ、熱い状態の間に上相をデカントし、 iii)(ii)からの分離した相を冷却し、溶媒から結晶化したワックスを分離し 、 iv)(iii)からの溶液を使用して、全てのピッチがワックスから除去されるま で、(i)から(iii)のステップを繰り返し、 v)該ワックスを90−140℃の間に加熱し、及び溶融したワックスを酸化 物質を用いて酸化し、並びに iv)酸化ステップが完了すると、不活性ガス下での加熱を、中間体の過酸化物 の生成物が除去されるまで継続すること を包含している方法。 3.請求項2記載の方法であって、前記低級アルコールがエタノール又はイソプ ロパノールである方法。 4.請求項2記載の方法であって、前記粗製ワックスが重量で1:8から1:2 0の比率で溶媒と混合される方法。 5.請求項4記載の方法であって、前記比率が1:9である方法。 6.請求項2記載の方法であって、ステップ(i)で前記溶液が5から60分間加 熱される方法。 7.請求項6記載の方法であって、前記溶液が約30分間加熱される方法。 8.請求項2記載の方法であって、ステップ(iii)で前記分離が濾過又は遠心分 離による方法。 9.請求項2記載の方法であって、ステップ(i)から(iii)が2から5回繰り返さ れる方法。 10.請求項2記載の方法であって、ステップ(v)で前記加熱が酸素のないガス の下で行われる方法。 11.請求項10記載の方法であって、前記ガスが窒素である方法。 12.請求項2記載の方法であって、ステップ(v)の前記酸化物質が、空気、酸 素、並びに酸素、窒素及びオゾンの混合物からなる群から選択される方法。 13.請求項2記載の方法であって、ステップ(v)で前記酸化が触媒の存在下に 行われる方法。 14.請求項10記載の方法であって、前記触媒が、コバルト又はマンガンのホ ウ酸塩又は樹脂酸塩、第1鉄塩、及びFentonの試薬からなる群から選択される方 法。 15.請求項2記載の方法であって、更に、 vii)ステップ(vi)からのワックスを溶媒としての低級アルコールとともに、 ワックスの活性炭に対する比率が1:0.5から1:3で活性炭を加えてその溶 媒の沸点まで加熱し、 viii)溶融したスラリーを熱い状態の間に濾過し、 ix)回収したワックス/溶媒混合物を冷却して、それから結晶化したワックス を分離する ステップを包含している方法。 16.請求項2記載の方法であって、更に、 (vii)ステップ(vi)からのワックス組成物を溶媒としての低級アルコールとと もに、30から60分間前記溶媒の沸点に加熱し、 (viii)(vi)からの溶液の相分離を行わせて、熱い状態の間に上相をデカントし 、 (ix)(viii)からの分離した上相を冷却して、前記溶媒から結晶化したワックス を分離し、 (x)(ix)からのワックスを溶媒なしで15分から3時間加熱し、 (xi)ステップ(vii)から(x)を所望の程度の脱色が達成されるまで繰り返す ステップを包含している方法。 17.請求項1記載のワックス組成物を含有している食料品。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C11C 3/00 A23D 9/00 518 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR, NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,L S,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL ,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR, BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,E E,ES,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU ,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,M D,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL ,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK, SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,U Z,VN,YU,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.重量基準で、ワックスエステル類6.2−11%、アルデヒド類2.8−9 .5%、トリグリセライド類0−3%、アルコール類1.8−44.5%、並び にフリー脂肪酸、ステロール及び極性脂質36.8−87.2%を含有するワッ クス組成物。 2.粗製のサトウキビワックスからワックス組成物を製造するための製造方法で あって、前記製造方法は、 i)粗製ワックスの溶媒としての低級アルコールの溶液とともにその溶媒の沸 点に加熱し、 ii)(i)からの溶液を相分離させ、熱い状態の間に上相をデカントし、 iii)(ii)からの分離した相を冷却し、溶媒から結晶化したワックスを分離し 、 iv)(iii)からの溶液を使用して、全てのピッチがワックスから除去されるま で、(i)から(iii)のステップを繰り返し、 v)該ワックスを90−140℃の間に加熱し、及び溶融したワックスを酸化 物質を用いて酸化し、並びに iv)酸化ステップが完了すると、不活性ガス下での加熱を、中間体の過酸化物 の生成物が除去されるまで継続すること を包含している方法。 3.請求項2記載の方法であって、前記低級アルコールがエタノール又はイソプ ロパノールである方法。 4.請求項2記載の方法であって、前記粗製ワックスが重量で1:8から1:2 0の比率で溶媒と混合される方法。 5.請求項4記載の方法であって、前記比率が1:9である方法。 6.請求項2記載の方法であって、ステップ(i)で前記溶液が5から60分間加 熱される方法。 7.請求項6記載の方法であって、前記溶液が約30分間加熱される方法。 8.請求項2記載の方法であって、ステップ(iii)で前記分離が濾過又は遠心分 離による方法。 9.請求項2記載の方法であって、ステップ(i)から(iii)が2から5回繰り返さ れる方法。 10.請求項2記載の方法であって、ステップ(v)で前記加熱が酸素のないガス の下で行われる方法。 11.請求項10記載の方法であって、前記ガスが窒素である方法。 12.請求項2記載の方法であって、ステップ(v)の前記酸化物質が、空気、酸 素、並びに酸素、窒素及びオゾンの混合物からなる群から選択される方法。 13.請求項2記載の方法であって、ステップ(v)で前記酸化が触媒の存在下に 行われる方法。 14.請求項10記載の方法であって、前記触媒が、コバルト又はマンガンのホ ウ酸塩又は樹脂酸塩、第1鉄塩、及びFentonの試薬からなる群から選択される方 法。 15.請求項2記載の方法であって、更に、 vii)ステップ(vi)からのワックスを溶媒としての低級アルコールとともに、 ワックスの活性炭に対する比率が1:0.5から1:3で活性炭を加えてその溶 媒の沸点まで加熱し、 viii)溶融したスラリーを熱い状態の間に濾過し、 ix)回収したワックス/溶媒混合物を冷却して、それから結晶化したワックス を分離する ステップを包含している方法。 16.請求項2記載の方法であって、更に、 (vii)ステップ(vi)からのワックス組成物を溶媒としての低級アルコールとと もに、30から60分間前記溶媒の沸点に加熱し、 (viii)(vi)からの溶液の相分離を行わせて、熱い状態の間に上相をデカントし 、 (ix)(viii)からの分離した上相を冷却して、前記溶媒から結晶化したワックス を分離し、 (x)(ix)からのワックスを溶媒なしで15分から3時間加熱し、 (xi)ステップ(vii)から(x)を所望の程度の脱色が達成されるまで繰り返す ステップを包含している方法。 17.請求項1記載のワックス組成物を含有している食料品。
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