JP2001520322A - スパンデックス(登録商標)含有衣料品用洗濯物処理製品 - Google Patents

スパンデックス(登録商標)含有衣料品用洗濯物処理製品

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JP2001520322A
JP2001520322A JP2000516006A JP2000516006A JP2001520322A JP 2001520322 A JP2001520322 A JP 2001520322A JP 2000516006 A JP2000516006 A JP 2000516006A JP 2000516006 A JP2000516006 A JP 2000516006A JP 2001520322 A JP2001520322 A JP 2001520322A
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ペリング,キース・ダグラス
クレメンツ,クリストフアー・フランシス
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ラロツシユ,シヤルル
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ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ
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Abstract

(57)【要約】 他の繊維よりもスパンデックス(登録商標)繊維に対して多量のフレグランス成分を沈着させるために、スパンデックス(登録商標)及び他の繊維を含む衣服を好ましくは着用後に処理するためのフレグランス成分の混合物を含めた香料を含有する衣料品処理製品。前記した衣料品処理製品は、衣料品洗濯用洗剤組成物、予備処理組成物、濯ぎ組成物、または前記組成物と一緒に使用するための添加剤組成物から選択され得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、スパンデックス繊維を含む繊維製品の処理に関する。
【0002】 現在、多くの衣服は、繊維が伸び縮みできる弾性繊維を多く含む繊維混合物を
含む布から作られている。この目的のためにスパンデックス繊維が一般的に使用
されている。用語「スパンデックス」は、繊維形成物質が少なくとも85%のセ
グメントポリウレタンから構成される長鎖合成ポリマーである人造繊維を指す総
称として米連邦通商委員会より認められている。前記繊維は、R.V.Seym
ours及びR.S.Porter編,Man−Made Fibres:Th
eir Origin and Development,Elsevier(
1993)発行の278ページから始まる章のA.J.Ultee著“Hist
ory of Spandex Elastomeric Fibres”に記
載されている。スパンデックス繊維は「エラスタン(elastane)」または「エラス
サン(elasthane)」繊維とも呼ばれている。
【0003】 前記繊維は、J.Gordon Cook編,Handbook of Te
xtile Fibres,第5版,Merrow Publishing C
ompany(1984)発行の613ページの表題“Segmented P
olyurethanes”にも記載されている。更に、エラスタン及びその応
用は、B.von Falkei編,“Synthesefasern:Gru
ndlagen,Technologie,Verarbeitung und
Anwendung”,Verlag Chemie(1981)発行に記載
されている。エラスタンが市販されていることは公知であり、特にDuPont
de Nemours and Companyの登録商標であるLYCRA
(登録商標)で販売されている。前記繊維に関する特許には、米国特許第5,0
00,899号明細書、同第5,288,779号明細書及び同第5,362,
432号明細書が含まれる。
【0004】 洗濯中に香料を衣服及び他の衣料品に沈着させることは長年にわたり確立され
ている。香料は、衣料品を洗濯するための洗剤組成物や衣料品を柔軟化するため
のリンスコンディショナーのような洗濯用品に配合されている。
【0005】 香料は前記製品の基本的な臭いをカバーし、未使用の製品に魅力的なフレグラ
ンスを与えるように働くが、布上に沈着もする。
【0006】 ある種の香料は、ヒト皮膚に直接適用したりまたは洗濯用品に配合したときに
体臭に対してデオドラント作用を発揮し得る。そのような香料は、欧州特許第3
172号明細書、米国特許第4,304,679号明細書、同4,278,65
8号明細書、同4,134,838号明細書、同4,288,341号明細書、
同4,289,641号明細書、同5,482,635号明細書及び同5,55
4,588号明細書に記載されている。
【0007】 (発明の要旨) 本出願人は、香料に使用される多数のフレグランス成分が、他の多数の紡織繊
維よりもスパンデックス繊維に対してより多く沈着し、その後保持され得ること
を茲に知見した。
【0008】 従って、1態様において、本発明は、他の繊維よりもスパンデックス繊維に対
して多量のフレグランス成分を沈着させるためにスパンデックス及び他の繊維を
含む衣服を好ましくは着用後に処理するための、フレグランス成分混合物を含有
する衣料品処理製品を提供する。
【0009】 本発明は特に、衣服を初めて着用する前に衣服布地を香料で予備処理したとき
に適用され得る。すなわち、本発明では、スパンデックス繊維を含む衣服であっ
て、その衣服の布地が香料組成物(優先的に沈着する香料組成物であり得る)で
処理されている衣服を初めて着用する前に処理するために、香料組成物を含有す
る衣料品処理製品が使用され得、このように衣料品処理製品を使用すると衣服上
のフレグランス成分の存在が持続される。
【0010】 関連する第2の態様において、本発明はスパンデックス及び他の繊維を含む衣
服を処理、維持する方法を提供し、その方法は衣服の布地をフレグランス成分混
合物である香料組成物と接触させてフレグランス成分を布地上に沈着させ、その
後衣服をフレグランス成分混合物である香料組成物を含有する処理製品と接触さ
せて衣服上に沈着したフレグランス成分の存在を持続させることからなる。
【0011】 本発明の特別の形態では、衣服(または、その上に沈着したフレグランス成分
の組合せ)を処理するために使用される香料組成物はデオドラント香料であり、
この本発明の使用により、衣服上にデオドラント効果が付与、持続される。
【0012】 (詳細な説明) 本発明の各種態様、好ましい形態及び本発明で有用な成分について詳細に検討
する。
【0013】 衣料品 本発明が関わる衣服は、スパンデックス及び他の繊維を含む布から作られる。
上記したように、用語「スパンデックス」は、繊維形成物質が少なくとも85%
のセグメントポリウレタンから構成される長鎖合成ポリマー化合物である人造繊
維を指す。
【0014】 よって、スパンデックス繊維に紡糸されるポリマーは、ウレタン結合を含むコ
ポリマーである。通常、ポリマーは、ポリアルキレンエーテルまたはポリエステ
ルであり得る所謂軟質(すなわち、低融点)セグメント、及びイソシアネートと
連鎖延長剤(典型的には、ジアミン)との反応によって得られる部分である所謂
硬質(すなわち、高融点)セグメントを含む。
【0015】 前記した軟質セグメントは、米国特許第5,000,899号明細書に記載さ
れているような場合により置換テトラメチレングリコール残基を含むポリ(テト
ラメチレン)エーテルであり得る。使用可能な有機ジイソシアネートには、慣用
のジイソシアネート、例えばメチレン−ビス(4−フェニルイソシアネート)、
すなわちMDIとしても公知のジフェニルメタン−4,4’−ジイソシアネート
、2,4−トリレンジイソシアネート、メチレン−ビス(4−シクロヘキシルイ
ソシアネート)、イソホロンジイソシアネート、テトラメチレン−p−キシレン
ジイソシアネート等が含まれる。MDIが好ましい。
【0016】 繊維の硬質セグメントを製造するために使用される連鎖延長剤には、好ましく
は1つ以上のエチレンジアミン(EDA)、1,3−プロピレンジアミン、1,
4−シクロヘキサンジアミン、水素化m−フェニレンジアミン(HPMD)、2
−メチルペンタメチレンジアミン(MPMD)及び1,2−プロピレンジアミン
が含まれる。より好ましくは、連鎖延長剤は、任意にHPMD、MPMD及び/
または1,2−プロピレンジアミンと混合される、1つ以上のエチレンジアミン
、1,3−プロピレンジアミン及び1,4−シクロヘキサンジアミンである。
【0017】 軟質セグメントとしてポリ(テトラメチレン)エーテルを有するスパンデック
ス繊維は、DuPont de Nemours International
S.A.からLYCRA(登録商標)として販売されている。
【0018】 スパンデックス繊維は、通常コットン、ポリアミド、ウール、ポリエステル及
びアクリルのような他の繊維と混合され、糸に紡糸し、その糸は布に紡織される
。スパンデックス繊維の含量は、一般的には糸または布の0.5〜50重量%、
より一般的には糸または布の1〜30重量%の範囲である。
【0019】 スポーツウェア、肌着、靴下、各種の既製カジュアル服を含めた広範囲の衣服
が布地中にスパンデックスを含む。
【0020】 フレグランス成分 本出願人は、多種のフレグランス成分がスパンデックス繊維上に十分に沈着ま
たは十分に保持されることを知見した。前記成分は下記する2つのカテゴリーを
含む。
【0021】 カテゴリーA: 常用対数(Log10P)が2.5以上であるオクタノール/水分配係数(P
)及び少なくとも1050の(非極性固定相としてポリジメチルシロキサンを用
いて測定した)ガスクロマトグラフコバッツ指数を有する、アルコール、フェノ
ールまたはサリチレートであるヒドロキシル基含有物質。
【0022】 カテゴリーB: 常用対数(Log10P)が2.5以上であるオクタノール/水分配係数(P
)及び少なくとも1300の(非極性固定相としてポリジメチルシロキサンを用
いて測定した)ガスクロマトグラフコバッツ指数を有する、エステル、エーテル
、ニトリル、ケトンまたはアルデヒド。
【0023】 オクタノール/水分配係数(またはその常用対数“LogP”)は疎水性及び
水溶性の指標として文献から公知である(例えば、Hansch及びLeo,C
hemical Reviews,71,525−616(1971);Han
sch,Quinlan及びLawrence,J.Organic Chem
istry,33,347−350(1968)参照)。前記値が文献に記載さ
れていない場合には直接測定することができるか、または数学的算法を用いて概
算することができる。前記概算を与えるソフトウェアは市販されており、例えば
Advanced Chemical Design Inc.から市販されて
いる“LogP”である。
【0024】 Log10Pが2.5以上という要件のためには、成分はやや疎水性でなけれ
ばならない。
【0025】 コバッツ指数は、アルカンの保持時間を基準にしたガスクロマトグラフ測定に
よる保持時間から算出される(Kovats,Helv.Chim.Acta
41,1915(1958)参照)。非極性固定相の使用に基づく指数は、香料
業界において成分の分子サイズ及び沸点に関するデータとして数年間にわたり使
用されてきた。香料業界におけるコバックス指数については、P.Sandra
及びC.Bicchi編“Capillary Gas Chromatogr
aphy in Essential Oil Analysis”,Huet
hig(1987)発行、259−274ページにおいてT.Shibamot
oが検討している。好適である一般的な非極性相は、例えばHP−1(Hewl
ett−Packard)、CP Sil 5 CB(Chrompack)、
OV−1(Ohio Valley)及びRtx−1(Restek)のような
各種商標で供給される100%ジメチルポリシロキサンである。
【0026】 低コバッツ指数を有する成分は揮発する傾向にあり、多くの繊維上に十分に保
持されない。
【0027】 本出願人は、香料成分が上記した分配係数及び比較的高いコバックス指数を有
するならば、香料成分は他の繊維よりもスパンデックスに対してより多く沈着、
保持される傾向にある。従って、香料組成物が上記カテゴリーの成分を少なくと
も50重量%、特に少なくとも70または80重量%含有することが好ましい。
【0028】 本出願人は、上記したカテゴリーの範囲内であり、コバックス指数が1600
以下の成分を用いると他の繊維に比してスパンデックスに対する沈着及び保持が
非常に向上することを知見した。こうしたカテゴリーA及びBの亜群をカテゴリ
ーA’及びB’と呼ぶ。従って、香料組成物が前記成分を少なくとも10重量%
、特に少なくとも20または25重量%含有することが好ましい。幾つかの好ま
しい香料中のカテゴリーA’及びB’のフレグランス成分の量は全部で少なくと
も40重量%である。
【0029】 前記フレグランス成分は中程度の揮発性(“トップノート”として使用される
揮発性香料成分と通常香料中の“ベースノート”として使用される低揮発性成分
の中間)を有する。中程度の揮発性を有する成分は洗濯及び乾燥後コットン、ポ
リアミド及びポリエステルのような他の繊維上では臭わないことが多い。
【0030】 カテゴリーAには、一般式ROH(式中、ヒドロキシ基は1級、2級または3
級のいずれでもよく、R基は任意に分岐または置換されている、環式または脂環
式のアルキルまたはアルケニル基である)を有するアルコールが含まれる。RO
Hは上記した分配係数及びコバッツ指数を有する。コバッツ指数が1050〜1
600のアルコールは、通常分子量が150〜230の範囲内の一官能価アルキ
ルまたはアリールアルキルアルコールである。
【0031】 カテゴリーAには、一般式ArOH[式中、Arは1つ以上のアルキルまたは
アルケニル基、またはエステル基−COA(ここで、Aはヒドロカルビル基で
あり、この場合化合物はサリチレートである)で置換されていてもよいベンゼン
環を表す]を有するフェノールが含まれる。ArOHは上記した分配係数及びコ
バッツ指数を有する。通常コバッツ指数が1050〜1600のフェノールは、
分子量が150〜210の範囲内の一価フェノールである。
【0032】 特に好ましいフレグランス成分の亜群は、分配係数が1000以上、すなわち
Log10Pが3以上であり、コバッツ指数が1100〜1600の成分である
【0033】 上記したカテゴリーA’の基準を満たすヒドロキシ基含有成分の幾つかの例を
下表にリストする。特に好ましい亜群の範囲内の成分には星印を付けた。慣用名
は、香料業界で公知の一般書、特にBauer,Garbe及びSurburg
,“Common Gragrance and Flavor Materi
als”、第2版、VCH Publ.(1990)発行及びSteffen
Arctander,“Perfume and Flavour Mater
ials”(1969)(著者により2巻で発行されている)で使用されている
ものである。
【0034】
【表1】 カテゴリーAの範囲内であるがコバック指数が1600を超える(すなわち、
カテゴリーA’の範囲外である)フレグランス成分の幾つかの例は、パチュリア
ルコール、ファルネソール、サリチル酸ベンジル、サリチル酸シクロヘキシル及
びサリチル酸ヘキシルである。
【0035】 カテゴリーBは、常用対数(Log10P)が2.5以上であるオクタノール
/水分配係数及び少なくとも1300のコバッツ指数(非極性)を有するエステ
ル、ケトン、アルデヒド、ニトリルまたはエーテルである。
【0036】 カテゴリーBの成分は、一般式RX(式中、Xは第一、第二または第三位置の
いずれにあってもよく、−COA基、−OA基、−COA基、−CN基または
−CHO基の1つである)を有する。基R及びAは任意に置換されている環式ま
たは非環式炭化水素残基である。本発明の幾つかの形態では、遊離ヒドロキシル
基を有する成分はカテゴリーBから除外され、ヒドロキシル基が存在する場合に
は成分はカテゴリーAの成分としてのみ見做されるべきである。通常、コバッツ
指数が1600以下のカテゴリーB(カテゴリーB’とも呼ばれることがある)
の成分は、160〜230の範囲の分子量を有する一官能価化合物である。
【0037】 カテゴリーB’の範囲内の特に好ましいフレグランス成分の亜群は、コバッツ
指数が1350〜1600であり、環を含有する分子構造(例えば、フェニル、
シクロアルキル)を有するものである。
【0038】 上記したカテゴリーB’の基準を満たす多数のフレグランス成分を下表にリス
トする。特に好ましい亜群の範囲内の成分には星印を付けた。
【0039】
【表2】
【0040】
【表3】
【0041】
【表4】
【0042】 カテゴリーBの範囲内であるがコバッツ指数が1600を超え、よってカテゴ
リーB’の範囲外であるフレグランス成分の例を下表にリストする。
【0043】
【表5】 上記したように、デオドラント特性を有する香料組成物を使用することが特に
好ましい。好ましい香料は、欧州特許出願公開第147191号明細書及び米国
特許第4663068号明細書に概説されている、下記する悪臭低下値試験にお
いてコットンに対して少なくとも0.25、好ましくは少なくとも0.5の悪臭
低下値を与えるデオドラント香料である。
【0044】 前記香料に関して、本出願人は、布がスパンデックス繊維を含む場合、デオド
ラント効果がスパンデックスを含まないコットン、ポリアミドやポリエステルの
ような一般的な布に比較して高いことを知見した。これは、香料を変更する代わ
りに試験布を変更することにより改変した悪臭低下値試験を用いて調べることが
できる。
【0045】 悪臭低下値試験 本試験では、デオドランド香料の悪臭低下値を、布に適用したときの、香料で
処理した布をヒト被験者のパネルの腋の下(腋窩)と接触させるようにして置き
、標準の時間そこに保持するときに該香料が体臭を低下させる効果を評価するこ
とにより測定する。その後訓練を受けた官能試験員が嗅覚的に評価して、悪臭低
下値を算出し、これにより被験香料のデオドラントとしての有効性の尺度が得ら
れる。
【0046】 ステージ1では、香料で処理した布を作成する。試験用に布を選択し、20c
m×20cmの正方形にカットする。対照布も同様に正方形にカットする。次い
で、両布を前面投入式洗濯機において下記成分を含有する標準の無香料粉末洗剤
を用いて洗濯する。
【0047】
【表6】
【0048】 次いで、洗濯した布片を冷水で濯ぎ、最後に乾燥する。こうした作成した布片
は「未処理」布であり、この布には香料、他のデオドラント成分、化粧料及びそ
の後の悪臭低下値試験に悪影響を及ぼすであろう他の水溶性物質が含まれていな
い。
【0049】 未処理の布片を2つに分割し、1方には更なる洗濯処理を加えず、その後試験
における対照布とする。他方の布片は、洗濯機において0.2重量%の被験香料
を予め添加した同一の衣料品用粉末洗剤を用いて再び洗濯する。次いで、香料で
処理した布片を冷水で濯ぎ、再び乾燥する。こうして作成した正方形の布は「試
験」布である。この布上には被験香料が送達されている。
【0050】 本試験を用いて香料組成物のデオドラント効果を評価する場合、対照及び試験
布は同一であり、適当には100%コットンのシャツ布であり、「未処理」布を
さらに洗濯せずに対照として使用する。しかしながら、この試験を他の効果を評
価するために、特に別種の布上での沈着を試験するために使用することができる
。この場合、試験布を対照布とは別のものとし、両方を香料入り粉末洗剤を用い
て同一方法で洗濯する。
【0051】 ステージ2で試験を実施する。嗅覚評価のために、下記する一連の標準イソ吉
草酸水溶液の臭いレベルを正しくランク付けすることができ、男性被験者の腋の
下に標準期間着用させた後のシャツインサートの体臭に対して前記した溶液の1
つの臭い強度に対応するスコアを割り当てることができるという基準に基づいて
、年齢が20〜40歳の3人の白人女性官能試験員を選択する。
【0052】 試験の対象とする40人の被験者のパネルを年齢が20〜55歳の白人男性か
ら集める。スクリーニングにより、腋の下の体臭が異常に強くなく、一方の腋の
下の体臭が他方に比して強くない被験者を選択する。例えばカレーやニンニクを
含んだ食事のために異常に強い体臭を発する被験者はパネルから除外した。
【0053】 試験開始前の2週間の間、被験者には、洗浄するときに専ら香料もデオドラン
トも含まない化粧石鹸を使用させ、他の種類のデオドラント及び制汗剤を使用さ
せない。この期間の後に、40人の被験者を20人ずつの2群に無作為に分ける
【0054】 40枚のきれいなコットンまたはポリエステルコットンシャツのうち、20枚
のシャツについて対照布片が左の腋の下部分の内側に、試験布片が右の腋の下部
分の内側に取り付けられるように「試験」または「対照」布片を仮止めする。残
りの20枚のシャツについては、対照及び試験布片の配置を逆にする。
【0055】 次いで、布インサートを仮止めしたシャツを40人のパネリストに5時間着用
させる。その間、各パネリストは余計な運動をせずに通常通りに行動する。
【0056】 この5時間後、シャツを脱ぎ、インサートを取り外し、訓練を受けた官能試験
員が評価するまでポリエチレンパウチに入れて置く。
【0057】 各布インサートの悪臭強度を官能試験員3人で評価する。各官能試験員はいず
れのインサートが「試験」または「対照」であるかを知らず、他の官能試験員が
付けたスコアも知らない。各官能試験員は、各布片の臭いをかぎ、0〜5(0は
臭いなし、5は非常に強い臭い)のスケールで臭いの強度に対応するスコアを付
ける。
【0058】 各スコア1、2、3、4及び5に対応する標準イソ吉草酸水溶液を、悪臭評価
の際に官能試験員を助けるための基準として用意する。これらは以下に示す通り
である。
【0059】
【表7】 各布片について各官能試験員が記録したスコアを平均化する。「未処理」対照
布片の平均スコアから「試験」布片の平均スコアを差し引いて、悪臭低下値を求
める。
【0060】 パネル被験者の選択が試験の実施のために満足できるかのチェックとして、未
処理布片の平均スコアは2.5〜3.0の範囲でなければならない。
【0061】 少なくとも0.50または0.70または1.00の悪臭低下値を有するもの
が好ましいデオドラント香料である。最小値が高い程、悪臭低下値試験において
官能試験員が記録した香料のデオドラントとしての有効性が高いことを示す。訓
練を受けた官能試験員でない消費者は、悪臭低下値が少なくとも0.30である
ようなシャツや下着のような汚れた布上での悪臭の顕著な低下を自己評価により
検出することができる。悪臭低下値が0.30よりも高い程デオドラント効果は
より顕著である。
【0062】 デオドラント効果を与えるフレグランス成分混合物の選択は、上掲した米国特
許第430,679号明細書等の特許文献に説明されている。選択のための別の
系は、上掲した米国特許第5,482,635号明細書及び同第5,554,5
88号明細書にも記載されている。
【0063】 前記選択は、上記した好ましい分配係数及びコバッツ指数を有する成分を用い
て実施され得る。
【0064】 米国特許第5,501,805号明細書には、デオドラント香料であるが臭い
は比較的弱い、フレグランス成分の組合せから調製された香料組成物が記載され
ている。こうした臭いの弱いデオドラント香料を本発明で使用することができる
【0065】 衣料品処理製品 着用後の衣服に対して香料を沈着させるためのビヒクルとして使用される衣料
品処理製品は、衣料品洗濯用洗剤組成物、洗濯前に衣服の特定部分に適用するた
めの予備処理組成物、洗濯前に衣服全体を浸漬するときに使用される予備処理組
成物、濯ぎ段階で洗濯した衣料品を柔軟にするためのリンスコンディショナー、
前記組成物と併用するための添加剤組成物、及び乾燥中に衣料品と一緒に投入さ
れる衣料品用コンディショニング剤または乾いている衣服に直接適用するための
スプレーであり得る。
【0066】 前記製品は、粉末、棒、スティック、タブレット、ムース、ゲル、液体、スプ
レー、及びタンブル乾燥機中に衣料品と一緒に投入される衣料品コンディショニ
ングシートを含めた各種形態をとり得る。前記製品中の香料の量は、製品の0.
1〜10重量%の範囲であり得る。前記した種類の製品中に香料を配合すること
は公知であり、本発明の香料を配合するために公知の技術を使用することができ
る。香料を直接配合することが可能であるが、香料を担体材料に吸着させた後香
料担体混合物を衣料品処理製品に混合することも可能である。この方法は特に固
体衣料品処理製品を用いて、不活性粒状担体に対して使用され得る。
【0067】 衣料品または洗濯物処理製品はまた、空気中を拡散させるかまたは衣服に直接
接触させることにより衣服上に香料を沈着させるために、リンネル製品用タンス
または引き出しの中のように衣服の近くにまたは衣服の間に配置して使用される
香料担体製品からなり得る。前記香料担体製品は、最高40重量%の香料を含み
得る。好ましくは、前記製品は、香料組成物を含浸または充填した、例えば多孔
質材料の粉末、ビーズ、またはシートもしくはブロック形態の固体担体材料を含
み得る。
【0068】 本発明の香料組成物を用いて芳香を付与する洗剤組成物は、通常組成物の2〜
50重量%、好ましくは5〜40重量%の量の洗浄界面活性剤及び組成物の5〜
80重量%の量の洗浄ビルダーを含有する。存在するならば、組成物の残部は衣
料品洗濯用洗剤中に配合することが公知の各種成分、例えば漂白物質を含み得る
。界面活性剤は、1つ以上の石鹸または非石鹸のアニオン性、ノニオン性、カチ
オン性、両性または双イオン界面活性剤またはその混合物であり得る。使用可能
な好ましい界面活性剤は、石鹸及び合成非石鹸のアニオン性及びノニオン性化合
物である。界面活性剤の混合物、例えばアニオン性化合物混合物またはアニオン
性化合物とノニオン性化合物の混合物がしばしば洗剤組成物中に使用されている
【0069】 洗浄ビルダーは、水硬度の原因であるカルシウム塩及び(より少ない量の)マ
グネシウム塩を可溶化させるかまたは他の方法により除去して硬水を軟化させる
ように機能する物質である。最も一般的な水溶性無機ビルダーはトリポリリン酸
ナトリウムである。別の水溶性無機ビルダー化合物は炭酸ナトリウムであり、こ
れは通常炭酸カルシウムの沈殿を促進させるための種晶と併用される。一般的な
不溶性無機洗浄ビルダーはゼオライト及び層状シリケートである。有機洗浄ビル
ダー、例えばクエン酸ナトリウム及びポリアクリレートも使用することができる
【0070】 幾つかの洗剤組成物(通常、液体)は、5〜50重量%の界面活性剤を含むが
洗浄ビルダーを殆どまたは全く含まないように処方される。
【0071】 洗剤組成物中に通常配合される他の成分には、アルカリシリケート、酸素系ま
たは塩素系漂白剤、防汚剤、重金属イオン封鎖剤、再付着防止剤(例えば、カル
ボキシメチルセルロースナトリウム)、酵素、酵素安定剤、衣料品柔軟剤(例え
ば、柔軟化クレー)、蛍光増白剤、消泡剤または発泡剤、及び充填剤(例えば、
硫酸ナトリウム)が含まれるが、これら全てを配合する必要はない。
【0072】 主洗濯段階前に汚れている衣料品を浸漬(ソーク)するための予備処理組成物
は、界面活性剤を殆どまたは全く含まずに5〜80重量%の洗浄ビルダーを含み
得る。前記組成物はしばしば酵素を含む。
【0073】 洗剤組成物またはプレソーク組成物中の香料の量は、組成物の0.1〜2重量
%の範囲であろう。
【0074】 衣料品コンディショニング組成物は、1〜40重量%の衣料品柔軟剤であり得
る衣料品コンディショニング剤を含み得るが、高濃縮製品中にはより高レベルの
衣料品コンディショニング剤を含み得る。衣料品柔軟剤の多くは、8個以上の炭
素原子を含むアルキル、アルケニルまたはアシル基を少なくとも1つ有するノニ
オン性またはカチオン性有機化合物である。衣料品柔軟剤には、 (i)少なくとも1つ、好ましくは2つのC8〜C30アルキルまたはアルケニ
ル基を含み、またアルキル基含有エーテル、エステル、カーボネートまたはアミ
ド結合を含む第4級アンモニウム及びイミダゾリニウム化合物、並びに対応する
第3級アミン及びイミダゾリン化合物、エトキシル化誘導体及び前記化合物の同
族体(1つ以上の第3級もしくは第4級窒素原子を有する化合物も含まれる) (ii)C8〜C30アルキル、アルケニルまたはアリール基を含む脂肪族アル
コール、エステル、アミンまたはカルボン酸(ソルビタン及び多価アルコールの
エステルが含まれる)、 (iii)シリコーン、鉱油、及びポリエチレングレコールのようなポリオール
が含まれるが、これらに限定されない。
【0075】 多数の衣料品コンディショニング化合物は、米国特許第4,137,180号
明細書及び欧州特許出願公開第239910号明細書に記載されている。
【0076】 濯ぎ液に添加するための衣料品コンディショニング組成物は、しばしばコンデ
ィショニング剤の水性分散液の形態である。前記コンディショニング組成物は粉
末の形態でも製造され得る。
【0077】 前記した液体または粉末状コンディショニング組成物中の香料の量は、通常0
.1〜2重量%である。好ましい量は、柔軟剤の濃度及び市場の要件に依存して
変更し得る。
【0078】 高濃縮衣料品コンディショニング剤中の香料の量は、0.1〜10重量%の広
範囲、好ましくは2〜8重量%であり得る。
【0079】 衣料品コンディショニングシートは、タンブル乾燥機中で濯ぎ終わった湿って
いる洗濯物と一緒に置いて使用される。前記製品は、前記したノニオン性化合物
、石鹸及び/または脂肪酸であり得、タンブル乾燥機内の温度で溶融する衣料品
コンディショナーを含む。衣料品コンディショナーは多孔質シートに担持されて
いる。シリコーン油を配合してもよい。前記製品中に配合される香料の量は、通
常製品の2〜10重量%、多くの場合製品の2もしくは4〜7もしくは8重量%
である。
【0080】 衣料品を処理するための別の形態の製品は、香料を含有する担体液体であり、
スプレーとして組成物を送達するアプリケータ中に包装される。前記スプレーは
、衣服に対する「リフレッシュスプレー」として市販され得る。前記製品中の香
料の含量は、通常液体組成物の0.1〜10重量%の範囲である。
【0081】 本発明は、衣服を最初に着用する前に、製作中に香料で予め処理した布地から
なる衣服上の香料を維持するために使用され得る。香料を用いる予備処理は、後
に布となる糸の処理として、または衣服になっていないウェブまたは長ウェブ、
または製作されているが未着用の衣服の形態の新しい布地の「仕上げ」において
実施され得る。香料は本発明の優先的に沈着する組成物である。
【0082】 仕上げは、布の手触りまたは外観を改善するための衣料品の処理段階である。
布は通常、布の最高3重量%のレベルで沈着させるために衣料品柔軟剤または他
の物質を含有する水性処理液を用いて処理される。香料は、布の0.001〜1
重量%のレベルで沈着するように液体中に配合され得る。
【0083】 香料組成物を用いる処理は、慣用の処理段階、特に糸または布の手触りまたは
外観を改善するための仕上げ剤で糸または布を処理する湿潤段階で他の物質を用
いて処理しながら実施するのが好ましい。
【0084】 慣用の仕上げ処理おいて布に対して施される物質には、腰、布の安定性及びパ
ーマネントプレスを与える樹脂、衣料品柔軟剤、難燃剤、衣料品光沢剤、裂け防
止剤、汚れまたはシミに対する耐性を付与する物質及び撥水剤が含まれる。
【0085】 前記物質を適用するために通常使用される方法は、衣料業界で公知のパッド及
び吸尽である。
【0086】 実施例1 本実施例はスパンデックス繊維上での香料沈着を示す。香料成分の混合物を調
製し、香料濃度が0.5重量%となるように無香料の慣用のランドリー粉末洗剤
に添加した。
【0087】 香料を含む粉末を、予め香料で処理していない試験布を洗濯するために使用し
た。試験布は、100%コットンまたは95%コットン+5%スパンデックスで
あった。洗濯後、布を濯いだ後一晩物干しで乾燥した。
【0088】 香料を乾いた布から有機溶媒を用いて抽出し、溶媒抽出物中の香料成分の含量
をガスクロマトグラフィーにより測定した。スパンデックス含有布から抽出され
た成分の濃度が100%コットンの布から抽出された成分の濃度に比して5〜2
0倍高いならば、結果を中程度の向上(M)として記録した。濃度が20倍以上
高いならば高度(H)として、5未満と測定されたならば低度(L)として記録
した。得られた結果は次の通りである。
【0089】
【表8】
【0090】 実施例2 香料組成物は、下記するように特定カテゴリー中の香料成分を含んでいた。
【0091】
【表9】 香料組成物を、95%コットン+5%スパンデックスである試験布を用いて、
上記した悪臭低下値試験の手順において使用した。対照として、100%コット
ン試験布を洗濯するために無香料粉末洗剤を使用した。以下の結果を得た。
【0092】
【表10】
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年4月6日(2000.4.6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM ,HR,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG, KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,L U,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO ,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG, SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,U G,US,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 マツクマスター,アンガス・ピーター イギリス国、ケント・テイー・エヌ・25・ 5・ジエイ・エイチ、ニア・アツシユフオ ード、ヘイステイングリー、イビントン・ パーク、ローバス・セラミツクス、ザ・バ ーン(番地なし) (72)発明者 ラロツシユ,シヤルル フランス国、エフ−78450・シヤブネ、リ ユ・ドウ・ムジユ、240 Fターム(参考) 4H003 AB18 AC08 BA01 BA09 BA12 BA20 DA01 EA09 EA12 EA15 EA25 EB16 EB42 ED02 FA26 FA27 4L033 AA06 AC10 BA09 BA11 BA14 BA51

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スパンデックス繊維に対して優先的に沈着するフレグランス
    成分の混合物である香料組成物を含む衣料品処理製品。
  2. 【請求項2】 洗濯物処理製品である請求の範囲第1項に記載の衣料品処理
    製品。
  3. 【請求項3】 洗剤組成物、プレソーク組成物、濯ぎ組成物及び衣料品柔軟
    化シートから選択される請求の範囲第2項に記載の衣料品処理製品。
  4. 【請求項4】 組成物の2〜50重量%の量の洗浄界面活性剤及び組成物の
    5〜80重量%の量の洗浄ビルダーを含有する洗剤組成物である請求の範囲第3
    項に記載の衣料品処理製品。
  5. 【請求項5】 スプレーとして処方される請求の範囲第1項に記載の衣料品
    処理製品。
  6. 【請求項6】 香料組成物を含浸させた固体担体材料として処方される請求
    の範囲第1項に記載の衣料品処理製品。
  7. 【請求項7】 香料組成物が該組成物の少なくとも50重量%の、 カテゴリーA)常用対数(Log10P)が2.5以上であるオクタノール/水
    分配係数(P)及び少なくとも1050の(非極性固定相としてポリジメチルシ
    ロキサンを用いて測定した)ガスクロマトグラフコバッツ指数を有する、アルコ
    ール、フェノールまたはサリチレートであるヒドロキシル基含有物質、及び カテゴリーB)常用対数(Log10P)が2.5以上であるオクタノール/水
    分配係数(P)及び少なくとも1300の(非極性固定相としてポリジメチルシ
    ロキサンを用いて測定した)ガスクロマトグラフコバッツ指数を有する、エステ
    ル、エーテル、ニトリル、ケトンまたはアルデヒド から選択されるフレグランス成分を含有する請求の範囲第1項〜第6項のいずれ
    かに記載の衣料品処理製品。
  8. 【請求項8】 香料組成物が該組成物の少なくとも10重量%の、 カテゴリーA’)常用対数(Log10P)が2.5以上であるオクタノール/
    水分配係数(P)及び1050〜1600の(非極性固定相としてポリジメチル
    シロキサンを用いて測定した)ガスクロマトグラフコバッツ指数を有する、アル
    コール、フェノールまたはサリチレートであるヒドロキシル基含有物質、及び カテゴリーB’)常用対数(Log10P)が2.5以上であるオクタノール/
    水分配係数(P)及び1300〜1600の(非極性固定相としてポリジメチル
    シロキサンを用いて測定した)ガスクロマトグラフコバッツ指数を有する、エス
    テル、エーテル、ニトリル、ケトンまたはアルデヒド から選択されるフレグランス成分を含有する請求の範囲第1項〜第7項のいずれ
    かに記載の衣料品処理製品。
  9. 【請求項9】 スパンデックス及び他の繊維を含む衣服を請求の範囲第1項
    〜第8項のいずれかに記載の衣料品処理製品と接触させることを含む前記衣服の
    処理方法。
  10. 【請求項10】 請求の範囲第1項〜第8項のいずれかに記載の香料組成物
    と接触させて前処理した衣服上に沈着したフレグランス成分の存在を持続させる
    ための請求の範囲第9項に記載の方法。
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