JP2009545685A - 悪臭吸収効果を付与する、乾燥機に添加される布地ケア物品 - Google Patents

悪臭吸収効果を付与する、乾燥機に添加される布地ケア物品 Download PDF

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Abstract

布地の悪臭を処理又は予防する、反応性アルデヒド部分を含む、乾燥機に添加される布地コンディショニング物品。

Description

本発明は、アルデヒド部分を含む香料を含む、乾燥機に添加される物品に関する。
衣類が汚れた後、洗濯とは対照的に衣類のリフレッシュの必要性が存在する。衣類の洗濯は、重労働であり、又は衣類を過酷な状態にさらすプロセスであるとしばしば認知されている。衣類のリフレッシュは、一般に、早く、簡単で、かつ衣類に優しいプロセスであると考えられている。
更に、衣類の洗濯ごとの期間又は衣類のリフレッシュごとの期間を延長する、即ち衣類の悪臭を予防する必要性も存在する。更に、時間及び費用効果の高い方法でこれらの必要性の1つ以上を提供することに対する要求も存在する。
本発明は、本発明の第1の態様では、遊離香料を含む乾燥機に添加される物品であって、この遊離香料が少なくとも10mg、好ましくは少なくとも20mgの香料成分を含み、この成分が遊離反応性アルデヒド部分を含む物品を提供することにより、この及び他の要求に対処することを試みる。
本発明の別の態様は、本発明の物品を自動衣類乾燥機に投入する工程を含む、布地の悪臭の処理を提供する。
本発明の更に別の態様は、本発明の物品を自動衣類乾燥機に投入する工程を含む布地の悪臭予防を提供する。
本発明の物品を用いるキットも提供する。
タバコの煙が染み込んだ布地の悪臭の予防において、本発明の乾燥機用シートの初期効果と市販の乾燥機用シートの初期効果を比較している棒グラフ。 タバコの煙が染み込んだ布地の悪臭の予防において、本発明の乾燥機用シートの1週間後の効果と市販の乾燥機用シートの1週間後の効果を比較している棒グラフ。 人工の体臭が染み込んだ布地の悪臭の予防において、本発明の乾燥機用シートの初期効果と市販の乾燥機用シートの初期効果を比較している棒グラフ。 人工の体臭が染み込んだ布地の悪臭予防において、本発明の乾燥機用シートの1週間後の効果と市販の乾燥機用シートの1週間後の効果を比較している棒グラフ。 タバコの煙が染み込んだ布地の悪臭処理において、本発明の乾燥機用シートの初期効果と市販の乾燥機用シートの初期効果を比較している棒グラフ。 タバコの煙が染み込んだ布地の悪臭処理において、本発明の乾燥機用シートの1週間後の効果と市販の乾燥機用シートの1週間後の効果を比較している棒グラフ。 人工の体臭が染み込んだ布地の悪臭処理において、本発明の乾燥機用シートの初期効果と市販の乾燥機用シートの初期効果を比較している棒グラフ。 人工の体臭が染み込んだ布地の悪臭処理において、本発明の乾燥機用シートの1週間後の効果と市販の乾燥機用シートの1週間後の効果を比較している棒グラフ。
香料組成物
本発明の一態様は、反応性アルデヒド官能基を含む、少なくとも約9mg、或いは少なくとも約10mg若しくは11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は少なくとも約25mgの遊離香料成分を含む、乾燥機に添加される物品を提供する。一実施形態では、物品は、反応性アルデヒド官能基を含む、100mg未満、或いは50mg未満の香料成分を含む。本発明の目的のために、用語「反応性アルデヒド官能基を含む香料成分」は、その分子構造内に少なくとも1つの反応性アルデヒド部分(−CHO)を含む任意の香料成分を意味する。理論に束縛されるものではないが、反応性アルデヒド官能基を含む香料成分は、悪臭分子と化学的に結合して、悪臭分子を衣類の上の上部空間で利用できなくし、それによりユーザーが臭いを検出できなくすると考えられている。
「悪臭」とは、例えば、煙若しくは体臭、又はこれらの組み合わせ等であるが、これらに限定されない望ましくない臭いを意味する。
「遊離香料成分」とは、本発明の目的のために、香料の分野の当業者によっては理解されるように、香料キャリア上又はその中に吸収(例えば、ゼオライト類、粘土類、又はシクロデキストリン類上への吸収)及び封入(例えば、香料マイクロカプセルへの)のいずれもされない、処理された布地に望ましい臭いを付与する化合物を意味する。
「香料前駆体(pro-perfume)」は、「香料成分」の本定義内に含まれる。用語「香料前駆体」は、米国特許出願公開第2005/0192204(A1)号パラグラフ5以下参照及び本明細書で引用した参照文献に一般に記載されている。プロ香料の例は、クリフベースであり、例えば、米国特許出願公開第2005/0239667(A1)号、同第2005/0043208号(A1)、同第2004/0106528(A1)号、同第2003/0153474(A1)号、同第2003/0064899(A1)号を参照のこと。
用語「悪臭予防」及び「悪臭処理」は、本明細書において最も広義の意味で用いられる。用語「予防」は、予防、反発、遮蔽、軽減、又はこれらの組み合わせを含むことができる。説明の目的のために、用語「予防」は、衣類に悪臭がないということを必ずしも意味するものではなく、むしろ、衣類を自動衣類乾燥機内で本発明の物品と共に乾燥させ、その後悪臭に曝露した後、基準物品で乾燥させた物品と比較した時に、衣類上の所与の単位面積において衣類の悪臭が減少しているということを意味する。用語「処理」は、処理、除去、排除、リフレッシュ、再生、回復、修復、又はこれらの組み合わせを含むことができる。説明の目的のために、用語「処理」は、衣類を自動衣類乾燥機内で本発明の物品と共に乾燥させた後、基準物品と共に乾燥させた物品と比較して、衣類上の所与の単位面積において悪臭を有する衣類の悪臭が減少しているということを意味する。一実施形態では、用語「予防」又は「処理」は、本発明の物品と共に処理されていない布地と比較して、本発明の物品と共に処理された布地の総面積に渡って、或いは、布地の任意の所与の面積若しくは総面積に渡って、布地の上部空間において、布地からの約95%未満、或いは約90%、85%、80%、70%、60%、50%、40%、30%、20%、10%、又は5%のうちいずれか1つ未満の悪臭が消えることを意味する。一実施形態では、所与の領域は約20cm×20cmである。
香料の分野では、無臭の又は非常にかすかな臭いを有する幾つかの物質を希釈剤又は増量剤として使用することが好まれている。これらの物質の非限定的な例は、ジプロピレングリコール、フタル酸ジエチル、クエン酸トリエチル、ミリスチン酸イソプロピル、及び安息香酸ベンジルである。これらの物質は、例えば、幾つかの香料成分を希釈及び安定させるために用いられる。本発明の目的のために、これらの物質は、「香料成分」の定義にも「遊離香料成分」の定義にも含まれず、従って具体的には用語「遊離香料組成物」の一部として除外される。
一実施形態では、香料組成物は、反応性アルデヒド部分を含む、少なくとも約3種の異なる香料成分、或いは、香料成分を含む少なくとも4種、5種、6種、7種、8種、9種、10種、又はそれ以上の異なる反応性アルデヒド官能基を含んでよい。
一実施形態では、反応性アルデヒド官能基を含む香料成分は、2−メチル−2−ブテナール;2−ノネナール(アイリスアルデヒド(Iris Aldehyde));2−トリデセナール;2−ウンデセナール;3,5,5−トリメチルヘキサナール;3;メチル−2−ブテナール;3−メチルチオプロパナール;5−メチルフルフラール;6−ノネナール;9−デセナール;α−メチル;ケイ皮アルデヒド;α−ピニルイソ−ブチルアルデヒド;アミルシンナミックアルデヒド;アニスアルデヒド;ベンズアルデヒド;ベルガマール;ボージュナール(Bourgenal);ブチルシンナミックアルデヒド;カンパール(Campal)(IFF);ケイ皮アルデヒド;シス−2−ヘキセナール;シス−3−ヘキセナール;シス−4−デセナール;シトロネラール;シトロネリルオキシアセトアルデヒド;クミンアルデヒド;シクロトロパール;サイマール;デシルアルデヒド;エトキシシトロネラール;フルオルヒドラール(Florhydral);フォリアール(Folial);フルフラール;ゲルアルデヒド(Geraldehyde);ゲラニアール;ゲラノキシルアセトアルデヒド;グルタルアルデヒド;ヘリオナル;ヘプタナール;ヘキサナール;ヘキシルシンナミックアルデヒド;ヒドロアトロピックアルデヒド;ヒドロキシシトロネラール;イノナナール(PPF);イソ−サイクラマール;イソ−シクロシトラール;ラウリンアルデヒド;リグストラル(Ligustral)(「シクラール C」);リリアール;リミナール;ライラール;メフラナール;メロナール;(2,6−ジメチルー2−ヘプテナール);メトキシシトロネラール;メチルノニルアセトアルデヒド;メチルオクチルアセトアルデヒド;メチルサリチルアルデヒド;m−ヒドロキシベンズアルデヒド;ミルテナール;ネラール;ネラルアルデヒド;ノナナール;オクタナール;ペリラアルデヒド;フェニルアセトアルデヒド;フェニルプロパナール;p−ヒドロキシベンズアルデヒド;サフラナール(Safranal);サリチルアルデヒド;シネンサール(Sinensal);トランス−2,4−デカジエナール;トランス−2−シス−6ノナジエナール;トランス−2−ヘキセナール;トランス−2−ペンテナール;トランス−4−デセナール;トリフェルナール(Trifernal);ウンデセナール
,ウンデシルアルデヒド;ベラトルアルデヒド,ベルデュラール(Verdural);ベルナルアルデヒド;ベチバール(Vetival);又はこれらの組み合わせのうち少なくとも1種から選択される。
試験
反応性アルデヒド官能基を含む遊離香料成分を含む乾燥機用シートの効果を評価する。2種の試験方法を用いて、布地の悪臭の「予防」及び「処理」の模擬実験を行う。試験する具体的な悪臭は煙及び体臭であり、これらの悪臭が消費者にとって衣類の重要問題である悪臭として認識されているためである。
洗浄及び処理条件
洗浄条件は、洗浄された20.3cm×20.3cmの木綿60%とポリエステル40%のブレンドのポリコットン見本布地を条件とし(バラスト(3枚の木綿テリー織タオル及び3枚の木綿Tシャツ)と共にTIDEフリー洗剤を用いる)、平均的な米国の洗濯負荷の模擬実験を行う。乾燥条件は、MAYTAG業務用乾燥機(型:MLE23MNFYW)を用いて、乾燥機用シートの有り無しで、「高温」下で20分間、自動衣類乾燥機内で乾燥することを条件とする(乾燥機用シートは本発明の実施形態又は基準乾燥機用シートのいずれかである)。
どのように試験用見本布地を悪臭に曝露するかという方法論を提供する。
煙の悪臭含浸方法見本布地を、114リットル(30ガロン)のゴミ箱内の円形コンベアに吊るす。火の付いているタバコを箱の底部に挿入し、10秒間内部に保持する。10秒後、タバコを取り出し、穴をテープで貼る。円形コンベアを回転させながら、見本布地を箱内に2分間保持する。その後、更に15分間箱内に保持し、その時点で見本布地を取り出し、試験の準備が整う。
ABO悪臭含浸方法:人工の体臭(ABO)を4度見本布地に噴霧する。見本布地を2時間空気乾燥し、試験の準備が整う。
悪臭予防及び処理方法論を提供する。
悪臭予防条件下で、まず見本布地を洗浄し(上述のとおり)、乾燥機用シート処理の有り無しで乾燥(上述のとおり)させる。その後、見本布地を悪臭に曝露し、専門の調香師が評価する。乾燥機用シート処理は、本発明の乾燥機用シート(いわゆる「シトラス・アンド・ライト(Citrus and Light)」即ち「CL」)、並びに、最も人気のあるブランドの現在販売されているバージョン及びこの出願時の米国市場に存在する種々の乾燥機用シートである基準乾燥機用シート(いわゆるバウンス・アウトドア・フレッシュ(いわゆるBOUNCE Outdoor Fresh又は「ODF」といわれている)の使用を含む。「シトラス・アンド・ライト」乾燥機用シートは、約20mgの香料成分を含み、この成分は遊離反応性アルデヒド部分を含み、一方、バウンス・アウトドア・フレッシュ乾燥機用シートは、約9mgの香料成分を含み、この成分は遊離アルデヒド部分を含む。結果を本明細書の図1〜4に報告する。
悪臭処理条件下で、見本布地をまず洗浄し(上述のとおり)、乾燥機用シートの有り無しで乾燥(上述のとおり)させる。その後、見本布地を悪臭に曝露する。次いで、見本布地を、乾燥機用シート処理の有り無しで更に再び乾燥させる。最後に、見本布地を専門の調香師が評価する。上述のとおり、乾燥機用シートによる処理は、本発明の乾燥機用シート(いわゆる「シトラス・アンド・ライト」)及び対照乾燥機用シート(いわゆるバウンス・アウトドア・フレッシュ)の使用を含む。結果を本明細書の図5〜8に報告する。
専門の調香師が布地の悪臭の処理及び予防を評価する基準を提供する。見本布地は、悪臭が全く検出できない場合0、悪臭が非常に強い場合100である、0〜100の「調香師基準」で等級分けされる。その中間であるターゲットは、10が「私は悪臭がすると思う」を意味し、25が「わずかな悪臭がする」を意味し、75が強い悪臭を指す。それらのターゲットの間は、5点増加するごとに等級が与えられる。評価者は、例えば60と65を区別するために訓練を受け、相対的な基準においてターゲット間に等級を与えることができる。20未満の等級は、平均的な消費者には知覚できないと考えられる。換言すれば、20未満の値であると評価されると、消費者は一般に悪臭が除去されていると解釈する(悪臭対照に対して)。以下に表すデータは、少なくとも2人の専門の調香師により評価された2回の反復の平均から構成される。
シトラス・アンド・ライト(「C&L」)は布地の悪臭を予防する。対照は、乾燥機用シートの処理はないが、処理見本布地と同じ悪臭に曝露される見本布地である。煙の場合、C&Lは最終悪臭等級を平均42.5点減少させたが、香料等級は57.5を維持した。バウンス・アウトドア・フレッシュ(「ODF」)は、わずか平均20.0点しか減少せず、最終香料等級は37.5を有した。1週間後、試料を再度等級分けし、任意の悪臭予防効果を評価する。C&Lは、初期評価に対して同程度悪臭が減少(−40点)し、同じ香料等級(55)が維持された。ODFはまた、1週間後、初期評価に対して同程度悪臭が減少(−25)するが、その香料等級はわずか35である。ABO処理から得られた結果を見ると、C&Lでは、悪臭等級が平均47.5点減少したが、香料等級は57.5に維持された。ODFは悪臭等級を40点減少させ、これもまた57.5の香料等級を有する。1週間後、C&Lは悪臭等級を45点減少させ、香料等級は60である。ODFは悪臭を40点減少させたが、香料等級はわずか40である。結果を図1〜4に報告する。
C&Lはまた、布地の悪臭を処理する。結果は、最初に検査及び段階評価され、1週間持続後、再び検査及び段階評価した。煙の場合、C&L処理は、悪臭等級を50点減少させ、最終悪臭等級は10(消費者が知覚できない)に減少したが、香料等級は60である。ODF処理では25点減少し、最終等級は40に減少したが、香料等級は50である。ABOでは、C&Lは悪臭等級を35点減少させ、55の香料等級を有し、ODFは悪臭等級を40点減少させ、65の香料等級を有する。1週間後、C&Lで処理した煙の等級は10で維持され、香料等級は60である。1週間後ODF処理した煙は25点減少し、香料等級は50である。C&LのABOに対する1週間後のデータでは、悪臭が35点減少し、最終香料等級は60である。ODFの場合、悪臭等級は35点減少し、香料等級は50である。結果を図5〜8に報告する。
乾燥機に添加される物品からの遊離香料の抽出
遊離反応性アルデヒド部分を含む遊離香料成分を測定及び同定する好適な方法の1つは、ガスクロマトグラフィー/質量分析計システム(GC/MS)の使用により行うことができる。例えば、多重使用布地コンディショニング組成物の試料2gを、5mLのジクロロメタン(HPLC等級、シグマ(Sigma)、ミズーリ州セントルイス(St.Louis))で抽出する。抽出物はカチオン抽出樹脂を通過させ、カチオン性界面活性剤を除去する。上澄みを緩やかな窒素条件下で1.0mL未満に濃縮し、ジクロロメタンで1.0mLに還元する。遊離香料成分を含有する濃縮された抽出物を、次いで、アギジェント(Agigent)5973又は5972GC/MSシステムを用いて分析する。遊離香料成分を、米国標準技術局(NIST)2002年版より開発された香料質量分析ライブラリーを用いて同定する。遊離香料成分の定量化は、解像度及び干渉の度合いに応じて、炎イオン化検出器又は選択イオンモニタリング方法(質量分析のような)又はこれらの組み合わせを用いて達成される。
乾燥機に添加される物品
乾燥機に添加される物品の例としては、米国特許第3,989,63号、同第4,000,340号、同第4,055,248号、同第4,073,996号、同第4,022,938号、同第4,764,289号、同第4,808,086号、同第4,103,047号、同第4,014,432号、同第3,736,66号、同第3,701,202、同第3,634,947号、同第3,633,538号、同第3,435,537号、同第6,604,297号、及び同第6,787,510号を参照のこと。また、国際特許出願第00/27991号、及び同第00/65141号を参照のこと。
一実施形態では、物品は基材を含む。基材の例としては、シートが挙げられる。シートは、米国特許第3,686,025号、同第5,470,492号、同第5,883,069号、及び同第5,929,026号に記載されているもののような、紙、織布又は不織布シートから選択することができる。スポンジを含む基材は、更に別の例である。不織布乾燥機用シートの例は、BBAファイバーウェブ(BBA Fiber Web)製のものである。基材及び布地コンディショニング組成物を含む物品の市販例としては、商標バウンス(BOUNCE)(登録商標)として販売されているもののような乾燥機用シートが挙げられる。
好ましい実施形態では、乾燥機に添加される物品は更に布地コンディショニング組成物を含む。「布地コンディショニング組成物」は、本明細書では、柔軟仕上げ、静電気防止、着色防止等のような、1種以上の布地ケア効果を布地に付与する組成物として定義される。一実施形態では、布地ケア組成物は、基材(例えば、乾燥機用シート)上に配置される。代替実施形態では、本発明の物品は、基材なしで布地コンディション組成物を含む。例としては、乾燥機の外表面若しくは乾燥機バレルの内表面、内部の扉に取り付けられた、又は乾燥機自体に一体化したディスペンサーを通して、本発明の香料組成物と共に、布地コンディショニング組成物を分配することが挙げられる。
乾燥機に添加される物品の他の例としては、米国特許出願公開第2005/0192207号、同第2003/0192197号、及び同第2003/0195130号に記載されているものを挙げることができる。一実施形態では、物品は、乾燥機の内表面、好ましくは乾燥機バレル、より好ましくは乾燥機バレルのフィンに解放可能に取り付けられている、乾燥機に添加される、多重使用物品を含む。市販の乾燥機バーの例は、エコラボ社(Ecolab, Inc.)製のX−スタティック(X-STATIC)ドライヤー内用布地柔軟仕上げバーである。
布地コンディショニング組成物
本発明の物品は、布地コンディショニング組成物を含んでよい。次に、布地コンディショニング組成物は、1種以上の布地コンディショニング活性物質を含んでよい。布地コンディショニング活性物質の例としては、布地柔軟仕上げ活性物質及び/又は静電気防止活性物質を挙げることができる。布地ケア組成物は、布地ケア組成物の少なくとも約0.001重量%〜約99.99重量%、或いは約1重量%〜約90重量%、或いは約10重量%〜約50重量%、或いは約15重量%〜約40重量%の、1種以上の布地コンディショニング活性物質を含んでよい。次に、乾燥機に添加される物品は、物品の少なくとも約0.001重量%〜約99.99重量%、或いは約1重量%〜約90重量%、或いは約10重量%〜約50重量%、或いは約15重量%〜約40重量%の布地コンディショニング組成物を含んでよい。
布地柔軟仕上げ活性物質は、第四級アンモニウム化合物、第三級アミン及び若しくはその塩類、エトキシル化脂肪質、脂肪酸、任意の脂肪酸誘導体、又はこれらの混合物のうち1種又は混合物であってよい。物品内で有用であり得る布地柔軟仕上げ活性物質の例は、米国特許第4,103,047号、同第4,237,155号、同第3,686,025号、同第3,849,435号、同第4,073,996号、米国特許出願公開第2003/0195130号パラグラフ14〜17に記載されている組成物である。
一実施形態では、布地柔軟仕上げ活性物質は、米国特許第6,787,510号4段12行以下参照に記載されているもののような第四級アンモニウム化合物、又は同上7段31行以下参照に記載されているような第三級アミン、又は同上8段63行以下参照の非イオン性柔軟仕上げ活性物質、又は同上10段63行の脂肪酸、又はこれらの組み合わせの少なくとも1つから選択される。
任意成分
布地コンディショニング組成物は、汚れ放出ポリマー、酸化防止剤、着色剤、防腐剤、蛍光増白剤、乳白剤、グアーガム及びポリエチレングリコールのような安定剤、抗収縮剤、抗しわ剤、汚れ放出剤、布地巻縮剤(fabric crisping agent)、還元剤、スポッティング剤(spotting agent)、殺菌剤、殺真菌剤、抗腐食剤、消泡剤、カプセル化香料(例えば、香料マイクロカプセル内)等のうち1種以上を含む生地処理組成物に用いられる任意成分を更に含んでよい。一実施形態では、布地コンディショニング組成物は、上記で特定した任意成分の任意の1種以上を含まない又は実質的に含まない。
マイクロカプセルは、米国特許第2003/215417(A1)号、同第2003/216488(A1)号、同第2003/158344(A1)号、同第2003/165692(A1)号、同第2004/071742(A1)号、同第2004/071746(A1)号、同第2004/072719(A1)号、同第2004/072720(A1)号、欧州特許第1,393,706(A1)号、米国特許第2003/203829(A1)号、同第2003/195133(A1)号、同第2004/087477(A1)号、同第2004/0106536(A1)号、同第6,645,479号、同第6,200,949号、同第4,882,220号、同第4,917,920号、同第4,514,461号、再発行米国特許第32,713号、米国特許第4,234,627号の参照文献に記載されている。
キット及び方法
本発明の一態様は、所望により取扱説明書を含む、本発明の物品を含むキットであって、好ましくは取扱説明書がユーザーに自動洗濯乾燥機内に物品を投入することを指示するキットを提供する。一実施形態では、取扱説明書は、ユーザーに本発明の悪臭予防又は処理の効果について指示する。
本発明の別の態様は、本発明の物品を自動洗濯乾燥機に投入する工程を含む、布地の処理方法を提供する。
(実施例1)乾燥機用シートに反応性アルデヒドを含む遊離香料の実験室規模の組み込みを記載する。
布地コンディショニング組成物は、組成物が溶融状態に達するのに十分な温度で溶融する。次に、所望量の、本発明の反応性アルデヒドを含む遊離香料成分(無希釈の香料が挙げられるが、これらに限定されない任意の他の布地ケア成分に加えて、他の香料技術及び/又は布地ケア技術)を、均質な混合物が得られるまで混合した溶融布地コンディショニング組成物に添加する。その後、均質な混合物が溶融状態に留まることができるような温度に加熱した表面に、均質な混合物を注ぐ。加熱した表面上の温度は、例えば蒸気で表面を加熱することにより、所望の高い水準に維持することができる。次に、溶融した均質な混合物を、所望の重量で、不織布シート(バウンス乾燥機用シート基材)のような基材に含浸又はその上に配置する。最後に、基材を表面から除去し、布地コンディショニング組成物混合物を固体状態にする。
不織布乾燥機用シートの使用に好適な乾燥機用シートの配合例は実施例A及びBを含む。
Figure 2009545685
(a) ジメチルステアリルアミン&3度圧搾したステアリン酸 製造元:ピーター・クラマー(Peter Kramer)
(b) ジ(タローオキシエチル)ヒドロキシエチルメチルアンモニウムメチルサルフェート 製造元:ステパン(Stepan)
(c) カルシウムモンモリロナイト(Calcium Monomorilonite)製造元:サザンクレイ(Southern Clay)
(d) 芳香剤 製造元:内部開発(プロクター&ギャンブル(Procter & Gamble)又はフィルメニッヒ(Firmenich)のような外部開発
(e) 約20μm未満の粒径を有する非錯体化型β−シクロデキストリン 製造元:ワッカー(Wacker)
本明細書を通じての所与のあらゆる最大数値限定は、より小さい数値限定が本明細書に明確に記載されているかのように、より小さい全ての数値限定を含むと理解されるべきである。本明細書を通じて記載されるあらゆる最小数値限定は、より大きいあらゆる数値限定を、そのようなより大きい数値限定が本明細書に明確に記載されているかのように含む。本明細書を通じて記載されるあらゆる数値範囲は、そのようなより広い数値範囲内にある、あらゆるより狭い数値範囲を、そのようなより狭い数値範囲が本明細書に明確に記載されているかのように含む。
特に指定がない限り、本明細書の明細書、実施例及び請求の範囲における全ての部、比及び百分率は重量基準であり、全ての数値限定は、当該技術分野により提供される通常の程度の精度で使用される。
「発明を実施するための形態」で引用した全ての文献は、関連部分において本明細書に参考として組み込まれるが、いずれの文献の引用も、それが本発明に対する先行技術であることを容認するものと解釈されるべきではない。この文書における用語のいずれかの意味又は定義が、参考として組み込まれる文献における用語のいずれかの意味又は定義と対立する範囲については、本文書におけるその用語に与えられた意味又は定義を適用するものとする。
特に記載のない限り、冠詞「a」、「an」、及び「the」は、「1つ又はそれ以上」を意図する。
本発明の特定の実施形態を例示し記載してきたが、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく、他の種々の変形及び変更が可能であることは、当業者にとって明らかであろう。したがって、本発明の範囲内にあるそのような全ての変更修正を、添付の特許請求の範囲で扱うものとする。

Claims (9)

  1. 乾燥機に添加される布地コンディショニング物品であって、
    a)不織布シートと、
    b)布地コンディショニング組成物と、
    c)少なくとも10mgの遊離香料成分であって、反応性アルデヒド官能基を含む成分と、を含む布地コンディショニング物品。
  2. 物品が、少なくとも約15mg、或いは少なくとも約18mg、或いは少なくとも約20mgの遊離香料成分を含み、該成分が反応性アルデヒド官能基を含む、請求項1に記載の物品。
  3. 前記物品が、反応性アルデヒド部分を含む、少なくとも約3種、或いは少なくとも約6種、或いは少なくとも約9種の異なる香料成分を含む、請求項1又は2に記載の物品。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の物品を自動衣類乾燥機に添加する工程を含む、布地の悪臭を予防するための、乾燥機に添加される物品の使用。
  5. 前記物品が、少なくとも約15mg、或いは少なくとも約18mg、或いは少なくとも約20mgの遊離香料成分を含み、該成分が反応性アルデヒド官能基を含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の物品。
  6. 前記物品が、反応性アルデヒド部分を含む、少なくとも約3種、或いは少なくとも約6種、或いは少なくとも約9種の異なる香料成分を含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載の物品。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の物品を自動衣類乾燥機に添加する工程を含む、布地の悪臭を処理するための、乾燥機に添加される物品の使用。
  8. 前記物品が、少なくとも約15mg、或いは少なくとも約18mg、或いは少なくとも約20mgの遊離香料成分を含み、該成分が反応性アルデヒド官能基を含む、請求項1〜7のいずれか一項に記載の物品。
  9. 前記物品が、反応性アルデヒド部分を含む、少なくとも約3種、或いは少なくとも約6種の異なる香料成分を含む、請求項1〜8のいずれか一項に記載の物品。
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