JP2001520146A - 鉄道・線路ポイント等用のいわゆる英国式転轍器ボックス - Google Patents

鉄道・線路ポイント等用のいわゆる英国式転轍器ボックス

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JP2001520146A JP2000516867A JP2000516867A JP2001520146A JP 2001520146 A JP2001520146 A JP 2001520146A JP 2000516867 A JP2000516867 A JP 2000516867A JP 2000516867 A JP2000516867 A JP 2000516867A JP 2001520146 A JP2001520146 A JP 2001520146A
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ギュゼッペ ボンフィグリ、
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アルストム トランスポート ソシエタ ペル アチオニ
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Abstract

(57)【要約】 鉄道・線路・ポイント等用の4個又はそれ以上のブレードを有するいわゆる英国式転轍器ボックスであって、転轍器のブレード(A1、A1’A2、A2’)を移動する駆動ユニット(M、3、4、5、5’、5”、5”’、6)と、ブレードの駆動動作のための少なくとも一つの線型伝達手段(12、18、120、21、24)と、可動手段(24、124)とを有して、該ブレードを各閉じた位置にロックする該転轍器ボックスであり、本発明に従って、前記線型伝達手段がボックス(1)内に収容され、該ボックス(1)は基本的には枕木の寸法及び形状であり、枕木の代わりに線路に取り付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、鉄道・線路ポイント等のための転轍器ボックスに関し、特にいわゆ
る英国式のものであって、即ち、4個又はそれ以上のブレードを有し、それらブ
レードはペアーで、軌道レールに連結する。それらの事項は、請求項1の前提部
分に記載している。
【0002】 (背景技術) 国際出願wo−94/27853号には、2個のブレードと簡単な転轍器を組
み合わせた転轍器ボックスが開示されている。この転轍器ボックスでは、動作を
線型に伝達する箇所と、ブレードを閉じた状態にロックする箇所とだけがボック
ス内に配置されている。そのボックスに収容された中央スライドにおいては、駆
動ロッドが延出して、ボックスの外にあるブレードを作動する。ブレードを閉じ
た状態にロックする箇所は、そのスライドに作用し、ブレードに直接作用しない
。一方、ブレードを離す別の手段が無い。即ち、ブレードのそのロック手段から
の切り離しは、予めセットした力がブレードを離す方向に作用する。
【0003】 最初に述べた形式の転轍器ボックスの別の例が、米国特許第4093163号
に開示され、そこでは、2個のブレードと簡単な転轍器を組み合わせている。こ
の例では、ブレードに連結したロッドは、枕木の形のボックスに収容され、一方
、切換ロック手段も切り離し手段も設けられていない。
【0004】 (発明の開示) 本発明は、鉄道・線路ポイント等のための転轍器ボックスを、特にいわゆる英
国式のものを提供するものであって、請求項1の前提部分に記載しているように
、ロックに関して、一つ又は複数又は全ての機能を保証する手段がボックスに設
けられている。一般的な転轍器ボックスにおける切換ロック又は切り離し手段の
全ての要素は、可動式であり、ブレードを除いて、枕木状のそのボックス内に組
み立てられている。それらは極めて簡単な構造であり、より小さくした寸法であ
り、必要収容体積を維持して、安全で確実な動作が可能である。
【0005】 特に、本発明が目的とする転轍器ボックスでは、ブレードを閉じた位置にロッ
クする可動手段が、操作動作のための線型伝達ユニットと実際のブレードとによ
り構成されて、それらにより転轍器ボックスの最も安全で確実な動作を達成する
【0006】 本発明は上記目的を達成し、請求項1の前提部分に記載している形式の転轍器
ボックスであり、請求項1の特徴部分に記載している要素を備えている。
【0007】 その転轍器ボックスは、ブレードを閉じた位置にロックする手段を有し、転轍
器ボックスがそのブレードを動かすように作動すると同時に、反対側の閉じた位
置にあるブレードを自動的に切り離す。
【0008】 転轍器ボックスは、サドル、スライド等により形成された線型伝達手段を有し
、軌道に対して横方向に動かされ、特に軌道に直角に動かされ、回転動作を線型
動作に変換する部分により両端位置の間を動いて、伝達ロッドが2個のブレード
の各々に連結され、また、各ブレードはレバーに連結され、そのレバーは、各伝
達ロッド手段にブレードを連結し、ブレードを閉じた位置にロックする対応可動
手段に連結する。
【0009】 特に、伝達ロッドに対応するブレードの連結レバーは、ブレードの可動ロック
手段を形成する。
【0010】 本発明の優位性のある特性に従って、ブレードを閉じた位置にロックする手段
は、4個のブレードの外側のブレードにだけ関係している。一方、2個の内側ブ
レードの各々は、外側ブレードと機械的に剛体状に連結されて、閉鎖位置でロッ
クされ外側ブレードと共に閉じた状態になる。
【0011】 この配置により、枕木形のボックス内にそれら全てのユニットを保持して、転
轍器の内側ブレードをロックできる。
【0012】 本発明の特徴とそれによる便宜性は、添付図に請求項の要点を図示した実施例
の以下記載に明らかに記載されている。
【0013】 (発明の実施の形態) 図1、2に、交差地点に設けられた、四個のブレードを有するいわゆる英国式
転轍器が図示されている。その英国式転轍器では、二つの軌道がレールB1、B
1’とレールB2、B2’を有し、それらのレールは、ブレードA1、A1’及
びブレードA2、A2’がそれぞれ組み合わされる。枕木とほぼ同じ形状と寸法
のボックス1には、ブレードA1、A1’及びA2、A2’を移動する手段が収
容される。その枕木形転轍器ボックス1は、横方向に広がり、レールB1、Bl
’、B2、B2’のレールクリップ2にレールに係合するフィン101(図15
、16)を有する。これらのフィンは、レールB1、B1’、B2、B2’の足
部に被さる頭部102を有する。一方、残りの部分は、フィン101にボルト手
段によりクランプされる尾部を形成する。便宜性のある構成の一つであるが、レ
ールクリップ2とフィン101の相対する接触面の一つまたは両方に軌道縦軸に
平行に、歯又はより好ましくは刻み目が設けられる。これにより、この二つの部
分は互いの相対位置がより良く合わされ、フィンとレールクリップ2の間の相対
的移動に対して、適切にクランプされる。
【0014】 枕木形転轍器ボックス1は、ほぼ枕木に対応する寸法で、軌道外側にある長さ
だけ延びいて、その外側延長部分の一つに、一般的には電気式駆動モータが収容
される。モータは符号Mで示される。モータMは回転して、傘歯車5、5’によ
る伝達手段によりねじ付ロッド3を駆動する。ねじ付ロッド3は、カップリング
4により伝達手段の出力軸5”に連結されている。そのカップリング4は、所定
トルクを越えた応力状態で解放されるどの形式のものでも、クラッチ式のもので
も良い。
【0015】 図3に極めて詳細に図示したように、駆動モータMに組み合わせて、手動作動
手段を設けることも便宜的である。その手動作動手段は、シャフト106を備え
たクランク6を有する。そのシャフト106の一端には、傘歯車5”’に噛み合
う傘歯車206が設けられる。傘歯車5”’は伝達手段の出力軸5”と共に回転
し、モータに連結される傘歯車5’と同軸である。その二つの傘歯車5’、5”
’は、同軸であるが、異なった寸法であり、モータMによる駆動とクランク6に
よる手動駆動とに対して、適切な伝達比を確保する。クランク6は、ボックス1
の開口7を通して、伝達手段の傘歯車5”’との嵌合位置に挿入される。その開
口7は、回転を支持するスリーブ形状であり、蓋107が設けられている。
【0016】 ナット8がねじ付ロッド3に挿入され、ねじ付ロッド3は軸方向に可動に収容
され、第一駆動スライド12の端部に設けられた両側の停止部材9の間を動く。
駆動スライド12は、ボックス1の底面に接触するホイール13により、ねじ付
ロッド3の縦両方向に滑動できる。ナット8は、径方向キー10により回転しな
いようにスライド体11に連結され、従ってスライド体11は、駆動スライド(
滑動体)12に対して、両端ストローク停止壁9の間で往復動できる(図7、8
)。
【0017】 ナット8が両端ストローク停止部材9の間を移動するだけでなく、より大きく
移動して、ブレードA1、A2、及びAl’、A2’の対応レールに対する二つ
の閉じた位置の間で、ブレードを移送できるようにする。即ち、転轍器の作動に
おける各段階の始めに、ナット8とスライド体11は、ある適切な動きをする。
この動きにより、第一駆動スライド12のロック手段を解除する。
【0018】 駆動スライド12には、ホイール13が設けられ、又、中央部にはロック歯1
4に係合する二つの切欠212が設けられた底部112を有する。ロック歯は、
スプリング付勢手段15により支持され、確実に切欠212との係合位置に押さ
れ、少なくとも切欠212の側で、スライド12の少なくとも一つの横側で、好
ましくは駆動スライド12の両側において、突出している。スライド体11は、
その両横側から突出する位置に、一対の同軸ローラ111が設けられている。ロ
ーラ111はカム軌道116と係合する。カム軌道116は、二個のレバー16
について、例えばレバー下側縦方向縁を適切な形状にして形成される。二個のレ
バー16は揺動し、互いに心合わせされて、同一形状で鏡対称であって、同じ軸
316回りに枢動する、軸316は、駆動スライド12の両側に配置した二つの
固定した部材616により支持されている。その二つの部材616の間を、その
駆動スライド12は移動中は自由に動くことができる。その二個の揺動レバー1
6は、枢軸316を越えて駆動スライド12の中央部の方に延びている。二つの
揺動レバー16は、駆動スライド12の両側に沿って、スライド体11とナット
8の部分まで延びている。ナット8の反対側で、それらの揺動レバーは押圧頭部
416で終わっている。その頭部416は、駆動スライド12の両側から突出す
るロック歯14に係合する。
【0019】 そのような全体構成により、駆動スライド12のストローク端の位置で、ナッ
ト8に連結されたスライド体11のローラ111が、レバー16の下端の外縁リ
セス部分に係合する。これにより、押しつけられた状態にあったロック歯が持ち
上がり、スプリング力によって、駆動スライド12の切欠212に貫入する。駆
動スライド12がそのように反対方向に動く時に、ナット8とスライド体11と
は、駆動スライド12に対してある距離の空移動をする。スライド体11のロー
ラは、揺動レバー下側の前面縁突出部分と係合する。この状態で、その歯と係合
している揺動レバー16の押圧端は、そのスプリング付勢力に抗して、切欠21
2からその歯を押し出す。この様に、駆動スライド12は移動可能に解放されて
、ナット8とスライド体11とがストローク端壁9に当接して停止する。そして
、駆動スライド12が、駆動又は押され始める。その歯に関連する板スプリング
15が、切欠212に係合する位置でその歯を支持するだけでなく、そのスプリ
ング力によりローラ111に対してレバー16を押圧する。
【0020】 図4、5は、ナット8とスライド体11とにより駆動スライド12を解放する
移動の最初の段階を示している。図4では、駆動スライド12が矢印F1方向の
左側への動きに対応するストローク端位置に到達している。矢印F2で示す駆動
スライド12の逆方向への移動により、ナット8とスライド体11とが第一空移
動をして、壁9に当接して止まる。この移動の間、ローラ111がレバー16の
成形した下側の先端216の突出部分に接触している。それにより、歯14に作
用する延長部416が歯14を切欠212から押し出して、駆動スライド12が
解放されて滑動して、ナット8とスライド体11がストローク端壁9に当接して
止まる。従って、ナット8がねじ付ロッド3に沿って更に移動すると、駆動スラ
イド12が、矢印F2の方向に動く。
【0021】 駆動スライド12のストローク端位置は、ボックスの底と一体の固定停止材6
0により決まる。固定停止材60を駆動スライド12の軸方向延長部412が貫
通している。その軸方向延長部412は、その自由端である外側端に拡幅した当
接部材512が設けられている。二つのストローク端位置で、ストローク停止部
材60の二つの面の各々が、拡幅当接部材512に当接し、又は延長部412が
設けられた駆動スライド12の先端に当接する。
【0022】 ガイド19が、駆動スライド12に、鉛直ピン又は別の固定ジョイント618
により一体に重ね合わされて、ロッドが駆動スライド12と一体に動くサドル1
8を保持している。サドル18はボックス1内にあるガイド19の縦側壁に沿っ
て、ローラ218により滑動する。ロッド保持サドル18は筒状であり、その側
壁は等脚台形の平面形状であり、ロッド保持サドル18の各側壁318の両端に
、互いに対称な方向で、サドル18の中央部に収束する傾斜面518を形成する
。ロッド保持サドル18の中央部には、底側と頂部側に、各々スライドガイドが
設けられる。それらは両側又は片側ガイド418であり、例えば縦方向溝を形成
し、又はその溝の片側半分の形状である。その溝に中央ロッド120の端部が収
容される。中央ロッド120は、一対保持スプリング220を介してロッド保持
サドル18に連結される。二つの保持スプリングの各々は、中央ロッド120に
対してその外側に互いに鏡対称な位置に連結されて、上から見ると略X字状であ
り、ロッド120により鉛直方向に半分に切られている。保持スプリング220
の各自由端は、ローラ320を有している。保持スプリング220は、各ローラ
320がロッド保持サドル18の傾斜面518に係合する寸法である。特に、ロ
ーラ320は、各保持スプリング220の端において、ロッド保持サドル18の
各側の端部で、保持スプリングを、保持スプリング側の各々傾斜面518に係合
させる。
【0023】 中央ロッド120は、保持スプリング220に固定されている。保持スプリン
グ220は、略単一翼の形状であるが、より正確には、複数の保持スプリング2
20を接線方向に束ねたものであり、ロッククランプ420によりロッド120
に固定されている。
【0024】 中央ロッド120は、その両端でジョイント22を介して伝達ロッド21に連
結される。伝達ロッド21は、対応レールBl、B1’、B2、B2’の下まで
延びている。伝達ロッド21の先端部121は、例えば水平方向に板状であり、
二つの横ガイド壁23の間で滑動する。伝達ロッド21の先端部121では、第
一長円スロット221が上面に形成され所定の長さであり、ロッド保持サドル1
8と一体の中央ロッド120におけるカップリング22に近い方に設けられてい
る。この第一スロット221から所定の距離に、端部に、第二の角度付長円スロ
ット321が形成されている。第一スロット221は直線状であり、その軸は、
対応伝達ロッド21の縦軸と平行で一致する。第二スロット321は鈍角を形成
し、対応伝達ロッド21の中央縦軸平行で横方向にずれた部分を有し、その部分
は略、連結レバー24のフック124に対応する長さである。第二スロット32
1の残りの部分は、横方向に傾斜していて、伝達ロッド21の略中央に対応して
延びている。第二スロット321における、対応伝達ロッド21の縦軸方向の長
さは、第一スロット221の全長と略同じである。
【0025】 各伝達ロッド21のその先端部121の上に、連結レバー24が保持され、連
結レバー24はその先端で伝達ロッド2lの自由端に対応して、角度がついてい
て、連結フック124を形成している。連結レバー24の下側保持面から、スロ
ット221、321に一致する位置に、二つの横方向ピン224、324が延び
ている。横方向ピン224、324は、伝達ロッド21の先端部121の対応ス
ロット221、321に嵌合する。ピン224は、ロッド保持スライド18に面
する、連結レバー24の先端部に設けられる。もう一つのピン324が、連結レ
バー24長い方の部分にその縦軸に対して第一ピン224に心合わせされて設け
られる。二個のピン224、324の間の距離は、伝達ロッド21の縦軸にある
スロット221、321間の距離に略相当するので、ピン224がスロット22
1の先端部に当接して停止し、ピン324が角度のあるスロット321の同じ側
の先端部に当接して停止する。この場合、その停止位置はピン324のガイド軌
道の関数であり、連結レバー24の水平面内の角度方向移動により決まる。その
角度方向移動により、フック124が横方向ガイド23の前端壁に係合する位置
と、移送ロッドと連結レバー24との間の相対移動により解放される位置との間
で、交互に十分に振れる。
【0026】 伝達ロッド21の線型スロット221内にあるロックピン224と同軸の位置
に、各連結レバー24の上側から、ブレードに連結される横方向延設部が形成さ
れる。その横方向延設部はボルト424により構成され、頭部524を有する。
頭部524は、ボール継手体25のための球面継手座を形成する。ボール継手体
25はブレードA1、A1’、A2、A2’と一体に組みつけられており、連結
レバー24が、そのレバー24のピン224の共通軸の回りに少なくとも回転す
るように、対応ブレードA1、A1’A2、A2’に連結される。球体25は、
ブレードAl、A1’、A2、A2’に固定された小アーム125から、詳しく
はその縦方向の水平な面から突出している。
【0027】 図1〜14を参照して、前述の構造から可能となる以下の作用を説明する。
【0028】 通常作動状態: 駆動モータMにより又はクランクを使用して、ねじ付ロッド3を駆動すると、
ブレードを対応するレールに閉じた最初の位置から、反対側のレールに対して閉
じる位置に移動する。ナット8とそれに関連するスライド体11の移動が開始し
て、駆動スライド12に関連して(図4、5)、ローラ111がロック揺動レバ
ー16を動かして、駆動スライド12をロック歯14から解放する。スライド体
11が、駆動スライド12の移動方向のストローク停止部材9に到達すると、駆
動スライド12が移動を開始して、その上にあるロッド保持スライド18を、従
ってロッド120及び伝達ロッド21を牽引する。最初の始動段階では、最初は
閉じているブレードに連結している連結レバー24のピン224、324は、伝
達ロッド21の移動方向の前側で、対応スロット221、321の先端部に当接
して止まっている。従って、伝達ロッド21の移動における最初の段階では、始
動状態で閉じたブレードに対応する伝達ロッド21は、当該ブレードとカップリ
ング連結レバー24とに対して相対的に動く。その相対的な動きにより、始動状
態で閉じたブレードに対応する連結レバー24を横ガイド壁23の端部から離す
状態にする。一方、反対側では、閉じた状態にすべき一つ又は複数のブレードに
対応する連結レバー24は、ガイドロッドの動きによって、少し傾いた状態であ
り、横ガイド壁23の側壁の内部面にほぼ当接して保持されている。この状態に
なると、対応ブレードA1、A1’に連結された全ての連結レバー24のピン3
24は、対応スロット321の傾斜部の先端と角度部とのほぼ中間位置に移動す
る。連結レバー24は横ガイド壁23により保持され、この横ガイド壁23に対
して、伝達ロッドは更に滑動移動する。その移動の間、連結レバー24と対応ブ
レードは、伝達ロッド21と共に駆動される。そのブレードが閉じた位置に到達
すると同時に、カップリング連結レバー24のフック124が、伝達ロッド21
の移動方向に、ガイド壁23の前後方向の後端エッジを越えて動く。更に、伝達
ロッド21が移動すると、閉じた位置に到達した当該ブレードに対応する連結レ
バー24が更に揺動して、横ガイド壁の前後方向の前面エッジに係合する。対応
レールから離れた位置に移動したブレードに関連する揺動レバーは、横ガイド壁
23の略中央に位置する。このようにして、閉じた状態のブレードは、ロック状
態になる。
【0029】 始動時とは反対側の閉じた位置に到達すると、ナット8に関連するスライド体
11のローラ111は調整カム216の別のリセスに到達する。そのリセスは、
揺動レバー16の外形により形成されている。揺動レバー16は横支持材616
に支持されている。その横支持材616に駆動スライド12は貫通し、駆動スラ
イド12のロック歯14は、駆動スライド12の対応切欠212に進入して、閉
じた位置に着いた時に駆動スライド12をロックする。
【0030】 添付図に示した英国式転轍器では、二対のブレードA1、A1’及びA2、A
2’が設けられる。二対のブレードが閉じた状態でお互いに拘束し合う。単一駆
動スライド12が、単一のロッド保持サドル20を有して、その4個のブレード
全部に対応できる。その英国式転轍器は、転轍器の中央部分にあるブレードA2
、A1’に対して特別なロック手段を有する一般な転轍器とは異なる。従って、
このような状態で、ブレードA1がそれと対のブレードA2と共に閉じて、それ
らのブレードは剛体状にロッド26で拘束される。一方、カップリング連結レバ
ー24であるそのロック手段は、ブレードA1に対応して、軌道の外に設ければ
良い。前述の構造は、ブレードA1’、A2’に関しても同様であり、それらは
同時に各レールに対して閉じた状態になる。
【0031】 特に図12〜14を参照して説明すると、ロッド保持サドル18の特別な構造
により、転轍器はキック型になっている。列車が図1に示す矢印Tと反対方向か
ら突然来た時、または意図しない軌道から来た時に転轍器は作動し、このキック
手段は、ロックされていないブレードが車輪で作動する。
【0032】 これらの状態においては、列車の車輪はロックされていないブレードを閉じる
方向に動かす力を及ぼす。もし、転轍器のこのブレードが動かないと、列車を止
め又は脱線させる。
【0033】 カップリング保持スプリング20とロッド保持サドル18によって、非ロック
ブレードに、対応レールを閉じる方向の力が作用して、その力が保持スプリング
220のスプリング付勢力より大きいと、相対する2個の保持スプリング220
の後側ローラが、傾斜面518に対して滑って、そこに乗り上げて、保持スプリ
ング220のその対応する部分を互いに圧縮して、中央ロッド120と対応する
伝達ロッド21とは、駆動スライド12から開放されて、ブレードによる力の方
向に動くことができる。駆動スライドから完全に独立したカップリング揺動レバ
ーのメカニズムは、前述のものと同様に作用する。
【0034】 便宜的な特徴によって、ローラが滑る一端から他端までのその傾斜面の長さは
、伝達ロッドの角度付スロット321における、伝達ロッド縦軸に平行で直線で
ある部分の長さに略相当して、図13に示したように、ローラが傾斜面518に
あって、ロッド保持サドル18の横壁の中間部に到達しない間は、ロックされた
ブレードを有する連結レバー24は、離脱状態に移行しない。これにより、切換
状態を変えることなしに、ブレードに掛かる小さい機械的応力を吸収する伝達機
構を可能にする。
【0035】 駆動スライド12と一体のロッド保持サドル18により、閉鎖段階中に、ブレ
ードと対応レールの間の機械的障害物が入りこんだ場合に、駆動モータに掛かる
応力を避けるようにできる。例えば、実際に、石ころ等がレールを最終ロック状
態にするのを妨害する時は、駆動スライド12が必ずストローク端位置に動かさ
れて、切り離し段階について説明したのと同様に、ロッド保持サドル18にある
中央ロッド120が開放される。
【0036】 図1、3及び17、19を参照して説明すると、転轍器ボックスは、ブレード
と中央ロッド120と駆動スライド12の位置を検知するセンサを有する。
【0037】 図示した英国式転轍器の外側ブレードに対して、小箱31に収納したリミット
スイッチ30からなる位置センサが、レールの外側に設けられる。リミットスイ
ッチ30は小ロッド32で駆動されてる。小ロッド32は、レールを横方向に貫
通してその内側まで延びている対面するブレードの側面に当接する。
【0038】 その英国式転轍器では、中央ロッド120と駆動スライド12とのストローク
センサの端部は、そのレール又はレール軌道B1、B1’、B2、B2’の中央
部において、転轍器ボックスの頂部に設けた小箱35内に収容される。
【0039】 図17、19は、混成構成した小箱35を図示していて、その内部には、英国
式転轍器又は一般の転轍器のための機能要素が組み込まれている。実際に、図1
に図示したように、その英国式転轍器は二個の小箱35が設けられるので、図1
7、19を参照して説明した装置は、その二個の小箱に分配される。
【0040】 小箱35の底部に設けられたスロット36を通って、その内部から、ロッド保
持サドル18に保持され、駆動スライド12と一体の滑動体37が突出している
。スロット36は、駆動スライドの移動に略相当する長さであり、駆動スライド
の移動方向と同じ方向に延びている。滑動体37は、スロット36の端に離間し
て設けた2個のリミットスイッチ38、38’と組み合わせられる。リミットス
イッチ38、38’の一つは、駆動スライド12のストロークに対応する位置に
置かれ、もう一つはそのストロークの終端に置かれる。滑動体37の傾斜導入面
137が、リミットスイッチの移動ボタン138に作用する。
【0041】 中央ロッド120の位置センサは同様に構成されている。伝達ロッド21の移
動方向と平行で、伝達ロッド21のストロークに対応する長さの別のスロット3
6が、中央ロッド120に対応して、小箱35に形成される。小箱35内で、そ
のスロット36にはそのラック39のセグメントが突出している。そのラックセ
グメントは二個のリミットスイッチ40に関連する歯付ローラ140と噛み合う
。二個のリミットスイッチ40は、適切に離間して、駆動スライド12に対して
説明したのと同様に、スロット36の端部に、適切な位置に配置される。その歯
付ローラは、ミットスイッチ40に面する側に、軸方向の歯240を有する。こ
の歯は、ある角度範囲に渡って形成され、ローラ140の残りのローラ面は、傾
斜面340に当接する。軸方向の歯240は、ミットスイッチ40の押しボタン
を移動させる。ラックにより決められるローラの位置によって、押しボタン44
0は押しつけられたり、そうでなかったりする。従って、歯付ローラ上をラック
が通過することにより、中央ロッド120の位置信号が得られる。
【0042】 更に、その英国式転轍器の中央小箱35内には、内側ブレードA2、A1’の
ための位置センサが設けられる。この場合について、図9、17、19を特に参
照して説明する。小駆動ロッド41が外側レールA1、A2’と同様に設けられ
る。小駆動ロッド41は、関連するレールB1’、B2の側部を貫通している。
その突出先端部はレールの反対側で押圧板141を介して別の小ロッド42に作
用する。その小ロッド42は、小箱35の壁に滑動するように支持され、小箱3
5の内側に突出し、そこで横方向揺動レバー43の中間点に作用して、その揺動
レバー43の自由端がリミットスイッチ30を動かす押しボタンを押すように作
用する。
【0043】 その英国式転轍器に設けられた小箱35に第二内側ブレードA1’の位置セン
サだけを収納するようにもでき、その構成は今まで説明したものと同様である。
又は、駆動スライド12と中央ロッド120のための位置センサを有し、前述の
例と同様に構成できる。この場合には、滑動体37とラック38が、駆動スライ
ド12と中央ロッド120と一体の他の要素に組み合わされる。
【0044】 別の特徴を示した図8、17、20を説明すると、ロッド保持サドル18を従
って駆動スライド12を中央ロッド120にしっかり拘束できて、転轍器の切り
離し手段を作動・非作動にする手段を示している。特に、これは、中央ロッド1
20の受け入れ孔または支持座と係合する横方向鉛直ピン50により達成できる
。ピン50は、手作業で挿入でき、転轍器の横振れを防止する。手作業の修正介
入がない場合には、例えば電磁石51を作動させ又は非作動にして、ピン50を
中央ロッド120に自動的に係合又は非係合状態に調整する。これらの工程は他
の駆動手段を使用して別の方法で実施することもできる。
【0045】 便宜性にある特徴に従って、ピン50は中央ロッド120に設けられたスロッ
ト52に嵌入する。そのスロット長は、中央ロッド120とロッド保持サドル1
8との間の相対的な動きを、所定の範囲に許容するように決められる。特に、ロ
ッド保持サドル18と駆動スライド12が常にストローク端位置に到達するよう
にされる。その場合、ブレードとそれと閉じるレールとの間に障害物があると、
モータMは駆動が止まって、ブレードがレールに対してそのストローク端でロッ
クしないようにする。
【0046】 スロット52はそのように長さが決められるので、中央ロッドとサドルとの相
対移動は、上記の場合には、保持スプリング220の作動に抗して生じて、保持
スプリングのローラを常にロッド保持サドル18の傾斜面518の範囲に保つよ
うになる。従って、中央ロッド120は、ロッド保持サドル18と駆動スライド
12に対して、小さい相対的な動きをし、しかし、転轍器がキック型の場合に、
図14の例のように、決して分離はしない。
【0047】 ピン50は、電磁石51により動かされて、単に係合するか、又は、係合・分
離を交互に行う。
【0048】 転轍器を駆動する時に、ピンが作動・非作動位置に自動的に調整されない場合
には、機械的手段が設けられて、転轍器が駆動するとピン50を自動的に非作動
位置に動かす。このための例として、ロッド保持サドル18に関連して、リフト
手段が設けられる。該リフト手段は、カム軌道54の傾斜面154を有し、ロー
ラ53と組み合わされる。ローラ53は、中央ロッド120の滑動方向に対して
横方向軸の回りに回転し、ピン50の自由端位置にあり、傾斜面154とは横方
向にずれて縦方向に並んでいる。
【0049】 ロッド保持サドル18を駆動すると、ピン50が中央ロッド120の関連スロ
ット52の対応端部に着く前に、ピン50のローラ53がロッド保持サドル18
に保持されたカム54の傾斜面に係合して、ピン50が中央ロッド120の対応
スロット51から離れる位置に持ち上がり、ピン50を開放して、ロッド保持サ
ドル18が動くようにする。転轍のストローク端に到達すると、カム軌道の反対
側の傾斜面又は当接部により、ピン50は中央ロッド120のもう一方のスロッ
ト52に係合するように戻り、再びキック状態になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に依る転轍器ボックスを有するいわゆる英国式ポンイトの平面図である
【図2】 図1における転轍器ボックスについて、線路軌道似対して横方向鉛直面を示す
横断面図である。
【図3】 レールのある転轍部分についての、図1の鉛直面における拡大詳細横断面図で
ある。
【図4】 駆動スライドとその可動ロック手段とについて、移送前のロック状態を示して
いる。
【図5】 駆動スライドとその可動ロック手段とについて、移送前のロック解放状態を示
している。
【図6】 図4における線VI−VIに沿った、サドルと可動ロック手段の横断面図であ
る。
【図7】 図4における線VII−VIIに沿った、可動ロック手段の横断面図である。
【図8】 ブレードの閉じた状態における、スライドに組みつけられたガイドと、駆動伝
達ロッドを保持するサドルとの拡大平面図である。
【図9】 ロッドを保持するサドルと駆動スライドとの鉛直面の拡大横断面図である。
【図10】 ロッドを保持するサドルと駆動スライドとの横方向の断面図である。
【図11】 図1における転轍器の部分拡大図であって、二個の外側ブレードとそれらに関
係するロック手段の部分が図示されている。
【図12】 ブレードのキック状態及び/又はブレードが正しく閉じた状態になるのを妨げ
られた状態において、駆動スライドとロッド保持サドルの係合解除段階を示して
いる。
【図13】 図12に続く、駆動スライドとロッド保持サドルの係合解除段階を示している
【図14】 図13に続く、駆動スライドとロッド保持サドルの係合解除段階を示している
【図15】 その転轍器ボックスのレールロック手段を図示している。
【図16】 その転轍器ボックスのレールロック手段を図示している。
【図17】 ブレード位置センサ用箱の横断面図を示している。
【図18】 ブレード位置センサ用の箱と、ロッド保持サドルと駆動スライドと転轍器ボッ
クスをキック型から非キック型に変換する手段とについての、種々の図と種々の
横断面図とを示している。
【図19】 図19に対応する縦方向断面図を示している。
【図20】 ロッド保持サドルと駆動スライドと転轍器ボックスをキック型から非キック型
に変換する手段とについての、横断面図を示している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),AL,AU,B G,BR,CA,CN,CZ,EE,HU,ID,IL ,JP,KR,MX,PL,RO,RU,SG,TR, US

Claims (42)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄道・線路・ポイント等用の4個又はそれ以上のブレードを
    有するいわゆる英国式転轍器ボックスであって、転轍器のブレード(A1、A1
    ’、A2、A2’)を移動する駆動ユニット(M、3、4、5、5’、5”、5
    ”’、6)と、ブレードの駆動動作のための少なくとも一つの線型伝達手段(1
    2、18、120、21、24)と、可動手段(24、124)とを有して、該
    ブレードを各閉じた位置にロックする該転轍器ボックスにおいて、 該線型伝達手段がボックス(1)内に収容され、 該転轍器は該ブレード(A1、A1’、A2、A2’)を各閉じた位置にロッ
    クする可動ロック手段(23、24、124)を該ボックス(1)内に有し、 該ボックス(1)は基本的には枕木の寸法及び形状であり、枕木の代わりに線
    路に取り付けらることを特徴とする上記転轍器ボックス。
  2. 【請求項2】 前記ブレードをロックする前記可動ロック手段(23、2
    4、124)は、各ブレード(A1、A2’)に関連して該ブレード(A1、A
    2’)の範囲に前記ボックス(1)の内部に配置され、 該ブレード(A1、A2’)が閉じた位置に着くと自動的に能動的ロック状態
    になり、 一方、相対するブレード(A2’、A1)を閉じた位置に向けて移動するため
    に前記転轍器を駆動すると、前記可動ロック手段(23、24、124)は、自
    動的にロックを解除することを特徴とする請求項1記載の転轍器ボックス。
  3. 【請求項3】 前記ブレード(A1、A1’A2、A2’)は対になって一
    緒に駆動され、軌道の前記レール(Bl、B1’、B2、B2’)に連結し、 単一駆動スライド(12)と単一ロッド保持サドル(18)とが前記4個のブ
    レード(A1、A1’A2、A2’)に対して設けられ、 一方、外側ブレード(Al、A2’)だけに、対応レール(B1、B2’)に
    閉じる位置で、前記可動ロック手段が設けられ、 また一方、内側ブレード(A2、A1’)が連結ロッド等の剛体状リンク(5
    5)により、前記外側ブレード(A1、A2’)が閉じた時に前記外側ブレード
    (A1、A2’)と共に閉じた位置にロックされることを特徴とする請求項1又
    は2記載の転轍器ボックス。
  4. 【請求項4】 軌道に横方向に特に直角方向に配置され、回転運動を線型運
    動に変換する前記駆動ユニット(M、3、4、5、5’、5”、5”’、6)に
    よるストローク両端の間の方向に動く、サドル・スライド等からなる前記線型伝
    達手段(12、18、120、21、24)を有し、 前記線型伝達手段に各又は複数の前記ブレード(A1、A1’、A2、A2’
    )に対する伝達ロッド(21)が連結され、 少なくとも外側ブレード(A1、A2’)が連結レバー(24)に連結され、
    該連結レバー(24)は、該外側ブレード(A1、A2’)を閉じた位置でロッ
    クする対応する前記可動手段(21、121、321、23、124、224、
    324)を介して、該伝達ロッド(21)に連結されたことを特徴とする請求項
    1から3のいずれかに記載の転轍器ボックス。
  5. 【請求項5】 前記ブレード(A1、A1’、A2、A2’)を駆動する前
    記伝達ロッド(21)が、少なくとも一つの駆動スライド(12)により保持さ
    れ、前記可動ロック手段(8、9、11、15、16、216、212)が、ス
    トローク停止部材(60、412、512)に加えて、前記駆動スライド(12
    )のストローク両端位置に設けられたことを特徴とする請求項4記載の転轍器ボ
    ックス。
  6. 【請求項6】 前記伝達ロッド(21)が、前記ブレード(A1、A1’A
    2、A2’)に移動外力が作用することにより、前記駆動スライド(12)との
    機械的な拘束から解放され得ることを特徴とする請求項5記載の転轍器ボックス
  7. 【請求項7】 前記ストローク端に、前記ブレード(A1、A1’、A2、
    A2’)及び前記伝達ロッド(20、21)及び前記駆動スライド(12)のた
    めにセンサ(30、31、32、35、36、37、38、39、40)が設け
    られたことを特徴とする請求項5記載の転轍器ボックス。
  8. 【請求項8】 前記連結レバー(24)が少なくとも前記外側ブレード(A
    1、A2’)を対応する前記伝達ロッド(21)に連結するために設けられ、該
    レバーは、前記ブレード(A1、A2’)の前記可動ロック手段を構成すること
    を特徴とする請求項4記載の転轍器ボックス。
  9. 【請求項9】 前記連結レバー(24)は揺動し、その支点と反対側の先端
    部に横方向のフック(124)を有し、各前記連結レバー(24)は、ジョイン
    ト手段(424、525、25)により、垂直軸の回りに枢動可能に、対応する
    前記ブレード(A1、A2’)に連結され、該ジョイント手段は好ましくはボー
    ルジョイント類であり、 一方、各前記連結レバー(24)は、前記ブレード(A1、A2’)の付近で
    、固定停止部材(23)に係合し、各前記レバーと前記伝達ロッド(21)と間
    に、前記連結レバー(24)の角度位置を調整する手段(224、324、22
    1、321)が設けられ、前記転轍器の作動中に、前記連結レバー(24)が、
    少なくとも閉じた位置で始動時にある前記ブレード(A1)と係合した前記連結
    レバー(24)が、該固定停止部材(23)から解放状態になり、その後前記ブ
    レード(A1、A1’、A2、A2’)が、閉じた位置にある前記ブレード(A
    1)がその対応レール(B1)から離れる方向に、移動して、2個の前記ブレー
    ドの一つ(A2’)が閉鎖位置に着くと、前記対応連結レバー(24)が角度的
    に移動して、端フック(124)が前記対応固定停止部材(23)の後端に係合
    することを特徴とする請求項8記載の転轍器ボックス。
  10. 【請求項10】 前記連結レバーの角度を調整する前記手段がスロット又は
    切り欠き溝(321)により構成されて、前記伝達ロッド(21、121)に形
    成された調整軌道を形成して、その軌道に少なくとも一つの突起(324)が前
    記連結レバー(24)の相対する面に設けられたことを特徴とする請求項9記載
    の転轍器ボックス。
  11. 【請求項11】 前記連結レバー(24)の揺動支軸が、前記レバー(24
    )を対応する前記ブレード(A1、A2’)に連結する部分に設けられ、 一方、前記連結レバー(24)は、前記伝達ロッド(21)の移動方向を向い
    た二つの横ガイド(23)の間で、前記ブレード(A1、A2’)を越えて前記
    対応レール(B1、B2’)の方に延びていて、 一方、前記伝達ロッド(21)はほぼ水平方向に延びて、前記連結レバーは、
    前記伝達ロッド(21)の各端部に設けられたことを特徴とする請求項9記載の
    転轍器ボックス。
  12. 【請求項12】 前記連結レバー(24)は、前記伝達ロッド(21)との
    相対的な動きにより、特に前記伝達ロッド(21)の駆動ストロークの最初又は
    終端位置で、前記固定停止部材(23)と係合位置と解放位置と間を交互に動き
    得ることを特徴とする請求項9記載の転轍器ボックス。
  13. 【請求項13】 伝達ロッド(21)が、対応する連結レバー(24)の少
    なくとも一つの駆動ピン(324)を滑動可能に係合する角度付溝又はスロット
    (321)を有し; 各該角度付溝又はスロット(321)は、該伝達ロッド(21)の平均縦軸に
    平行で、その縦軸から横方向にずれている部分を有し、該部分は該伝達ロッド(
    21)の自由端の方に延びていて、該伝達ロッド(21)の該平均縦軸付近まで
    、又は該伝達ロッド(21)の横方向寸法の中間まで延びる傾斜部を有し; 該連結レバー(24)の横方向フック(124)に係合する手段(23)が設
    けられ; 該停止手段(23)は該連結レバー(24)の揺動を、該伝達ロッド(21)
    により牽引される該連結レバーのストローク部分で、該停止手段(23)と係合
    する方向において制限し; 該連結レバー(24)の該フック(124)の突起と、該連結レバー(24)
    の該フック(124)に係合し、該ストロークの間に該揺動を制限する該停止手
    段(23)と同様に、 係合状態にある該連結レバー(24)が開始状態で閉じた前記ブレード(A1
    )に連結されている限り、該スロット(321)の位置と形状とにより、該駆動
    ストロークの最初のストレッチ状態において、前記伝達ロッド(21)は前記連
    結レバー(24)に対して動いて、該停止手段(23)から解放状態にされ、 一方、非係合状態にある前記連結レバー(24)が閉じるべき前記ブレード(
    A2’)に連結される時に、前記連結レバー(24)が前記停止手段(23)に
    より角度移動が制限されて、前記フック(124)の付近に前記連結レバー(2
    4)から突出し前記角度付スロット(321)に係合する前記突起(324)が
    、該スロット(321)の傾斜部の中間点に位置するようにして、 前記ブレード(A1、A2’)が動く方向に枢動する各該スロット(321)
    の前記傾斜壁が、閉じた状態にすべき前記ブレード(A2’)に連結された該連
    結レバー(24)の揺動を前記横ガイドにより制限することにより、対応する該
    連結レバー(24)を該ロッド(21)と共に移動できるようにし、 前記ブレード(A2’)が閉じた状態の時、該連結レバー(24)はその角度
    方向の動きを制限する該手段(23)から解放されて、該連結レバー(24)は
    更に揺動して対応する停止部材(23)と係合状態なることを特徴とする請求項
    1から12のいずれかに記載の転轍器ボックス。
  14. 【請求項14】 前記連結レバー(24)の揺動を制限する手段と前記連結
    レバー(24)の前記フック(124)である係止停止部材とについて、 揺動を制限する該手段は、前記伝達ロッド(21)の横ガイド壁(23)と前
    記連結レバー(24)とを組み合わせることにより構成され、二つの該横ガイド
    壁(23)の各々は互いに所定の距離に離して配置され、 該停止部材は、該横ガイド壁(23)の各縦中心線方向の端部で構成され、該
    端部は該レバー(24)の前記フック(124)が該端部を過ぎる時に、前記ブ
    レード(A2’)は閉じた位置にあり、 一方、前記連結レバー(24)の前記突起(324)が前記伝達ロッド(21
    )の前記対応駆動スロット(324)における前記傾斜部の略中央に位置する状
    態において、対応する前記連結レバー(24)の前記フック(124)の方向に
    面する横ガイド壁(23)が、滑り壁を構成することを特徴とする請求項13記
    載の転轍器ボックス。
  15. 【請求項15】 各前記伝達ロッド(21)は第二スロット(221)を有
    し、該第二スロット(221)は前記伝達ロッド(21)の平均縦軸と略平行で
    一致していて、該第二スロット(221)に前記対応連結レバー(24)等に設
    けられたピン(224)が嵌入され、該ピン(224)は、該第二スロット(2
    21)に添って可動であり、該ピン(224)は、前記連結レバー(24)の角
    度方向の移動に対して、前記連結レバー(24)を前記ブレード(A1、A2’
    )に連結する、例えばロータリー型のジョイントである手段(424、524、
    25)と同軸であることを特徴とする請求項13記載の転轍器ボックス。
  16. 【請求項16】 伝達ロッド(21)が、共通ロッド保持サドル(18)に
    連結され、該ロッド保持サドル(18)は、可動状態に該伝達ロッド(21)の
    軸に対して略直角方向に支持され、該ロッド保持サドル(18)は駆動スライド
    (12)に固定され、一方、該伝達ロッド(21)は、可動カップリング手段(
    220、320、218、518)により該ロッド保持サドル(18)に連結さ
    れ、前記ブレード(A1、A1’、A2、A2’)の移動抵抗が所定トルクを越
    えた時に、又は前記ブレード(A1、A1’、A2、A2’)を直接動かす方向
    の力が作用した時に、該可動カップリング手段(220、320、218、51
    8)は該ロッド保持サドル(18)及び駆動スライド(12)から解放されて、
    該伝達ロッド(21)は、該伝達ロッド(21)を該ロッド保持サドル(18)
    に連結する所定トルクに抗して、該ロッド保持サドル(18)に対して移動する
    ことを特徴とする請求項1から15のいずれかに記載の転轍器ボックス。
  17. 【請求項17】 前記伝達ロッド(21)は、中央ロッド(120)により
    前記ロッド保持サドル(18)に連結され、該中央ロッド(120)は該中央ロ
    ッド(120)の滑動方向に回転するローラ(320)を有し、 前記伝達ロッド(21)はスプリング付勢手段(220)により支持され、該
    スプリング付勢手段(220)は所定のスプリング付勢力に抗して前記伝達ロッ
    ド(21)の滑動方向に対して横方向に可動であり、 一方、各該ローラ(320)は前記ロッド保持サドル(18)に設けられたロ
    ーラ転動用壁(218)の傾斜面(518)に接触し、該傾斜面(518)は二
    箇所に設けられて、前記ロッド保持サドル(18)の滑動方向に対して互いに鏡
    対称の傾斜であり、 該ローラ(320)の該転動用壁(218)は相対するように二箇所に設けら
    れ、 該中央ロッド(210)にそして前記伝達ロッド(21)に連結されている少
    なくとも一つの該ローラ(320)が各該傾斜面(518)に対応して設けられ
    たことを特徴とする請求項16記載の転轍器ボックス。
  18. 【請求項18】 前記ロッド保持サドル(18)が前記駆動スライド(12
    )の上側ガイド(19)上に載置され、前記伝達ロッド(21)の滑動方向に向
    いた二個の相対する横壁(19)を有し、該横壁(19)上には、相対する同型
    の等脚台形の二つの突起(318)が設けられ、その突起の傾斜側は、前記中央
    ロッド(120)の前記ローラ(320)と接触する前記傾斜面(518)を構
    成し、前記中央ロッド(120)はその両端で各該伝達ロッド(21)に連結し
    たことを特徴とする請求項16又は17記載の転轍器ボックス。
  19. 【請求項19】 前記伝達ロッド(21)に連結した前記中央ロッド(12
    0)は、前記ロッド保持サドル(18)の転動用壁に接する二個のローラ(32
    0)を有し、前記ローラ(320)は各々保持スプリング(220)の各端に支
    持され、該保持スプリング(220)は二つ設けられて、その各々は前記中央ロ
    ッド(120)の各横側に固定され、前記保持スプリング(220)の長さ方向
    は前記中央ロッド(120)の縦方向に対応しており、 前記中央ロッド(120)が前記ロッド保持サドル(18)と前記駆動スライ
    ド(12)とに係合している状態において、前記ローラが前記対応傾斜面(51
    8)の端部の外側に位置することを特徴とする請求項16から18のいずれかに
    記載の転轍器ボックス。
  20. 【請求項20】 駆動スライド(12)に対して、可動ロック手段(3、8
    、9、10、11、12、212、14、15、16)が、前記ブレード(A1
    、Al’、A2、A2’)の一つまた複数が閉じているストローク両端に設けら
    れたことを特徴とする請求項1から19のいずれかに記載の転轍器ボックス。
  21. 【請求項21】 前記駆動スライドの前記可動ロック手段が、前記駆動スラ
    イド(12)の縦側面に沿って配置した一つ又は複数の切欠(212)に係合す
    る方向に、弾性固定部材(15)に押しつけられるロック歯(14)を解放する
    揺動手段(16)からなることを特徴とする請求項20記載の転轍器ボックス。
  22. 【請求項22】 前記駆動スライド(12)を駆動ストロークの端の位置で
    前記ロックロック歯(14)から解放する手段が、前記駆動スライド(12)を
    線型駆動アクチュエータ(3、8)に連結する手段(3、8、9)により直接制
    御され、ストロークの延出中に、該駆動アクチュエータ(3、8)に連結する該
    手段(3、8、9)が、前記駆動スライド(12)に対して相対的に空動きをし
    てから、前記駆動スライド(12)に機械的に係合し駆動又は押し、 前記駆動スライド(12)を該線型駆動アクチュエータ(3、8)に連結する
    該手段(3、8、9)に、前記揺動レバー(16)を制御する手段(11、11
    1)が設けられ、 一方、前記駆動スライド(12)の前記対応切欠(212)内に前記ロック歯
    (14)を係合させる手段がカップリング手段(8、9、11、111)により
    構成され、該カップリング手段(8、9、11、111)が、該駆動ストローク
    の最終延出の段階で、前記駆動スライド(12)と共に動くことを特徴とする請
    求項20又は21記載の転轍器ボックス。
  23. 【請求項23】 前記揺動レバー(16)は、前記駆動スライド(12)の
    移動方向に対して横向きの軸(316)の回りに揺動する少なくとも一つのレバ
    ー(16)からなり、該レバー(16)は前記駆動スライド(12)の移動方向
    に対してほぼ平行に延びていて、該揺動軸(316)は、前記駆動スライド(1
    2)に対して固定位置にあり、該レバー(16)はその先端部において、前記ロ
    ック歯(14)に前記駆動スライド(12)の対応壁に設けられた前記切欠(2
    12)を係合状態そして非係合状態に交互に押圧・移動させる手段を有し、一方
    、前記揺動レバーの他の部分が、該枢軸(316)に対して反対側が、制御カム
    (216)の形に形成されて、駆動スライド(12)を該線型アクチュエータに
    連結する手段(8、9)と共に動く少なくとも一つのローラ(lll)に係合す
    ることを特徴とする請求項20から22のいずれかに記載の転轍器ボックス。
  24. 【請求項24】 前記駆動スライド(12)を前記線型アクチュエータに連
    結する前記手段(8、9)が、両端の停止部材の間で滑動するスライド体(8、
    10、11)として構成され、該二つの停止部材は、前記揺動レバー(16)の
    駆動に必要な空移動長さに対応する距離に離間され、前記駆動スライド(12)
    のストローク端において、前記ロック歯(14)が前記駆動スライド(12)に
    形成された切欠(212)の一つに係合・離脱する位置に対応し、該スライド体
    (8、10、11)は、前記線型アクチュエータ(3、8)に対して動くように
    連結され少なくとも一つのローラ(111)を有し、該ローラ(111)が前記
    揺動レバー(16)の対応部分に形成された前記カム(116)の軌道と係合す
    ることを特徴とする請求項20から23のいずれかに記載の転轍器ボックス。
  25. 【請求項25】 揺動レバー(16)が、互いに一体で同型の二つのレバー
    (16)からなり、該レバー(16)の各々は、駆動スライド(12)の縦方向
    側面に添って延びていて、該揺動レバー(16)は、横方向支持部材(616)
    内で回転する枢軸(316)に軸支され、該揺動レバー(16)はブリッジ型構
    造であり、その構造の下を該駆動スライド(12)の略駆動ストロークの長さで
    ある該駆動スライド(12)の少なくとも一部が通過し、 一方、線型アクチュエータ(3、8)に関連するスライド体(8、10、11
    )が、該揺動レバー(16)の各レバー(16)に対するローラ(111)を有
    し、該駆動スライド(12)のストロークに対して横向きである二つのストロー
    ク端壁(9)の間で可動であり、該二つのストローク端壁(9)は互いに相対し
    て離間していて、その離間距離は、該駆動スライド(12)をロック歯(14)
    から離すための該制御ローラ(111)のストロークに対応する長さであること
    を特徴とする請求項1から24のいずれかに記載の転轍器ボックス。
  26. 【請求項26】 前記揺動レバー(16)の各レバーに、カム(116)形
    状の制御軌道が、該各レバーの下端側に設けられ、 一方、前記スライド体(8、10、11)に連結された前記ローラ(111)
    が水平中心軸の回りに回転し、前記スライド体(8、10、11)の駆動ストロ
    ークに平行な鉛直壁に支持されたことを特徴とする請求項25記載の転轍器ボッ
    クス。
  27. 【請求項27】 線型アクチュエータ(3、8)はナット(8)により回転
    駆動されるねじ付ロッド(3)にを有し、スライド体(8、10、11)は該ナ
    ット(8)とスライド体(11)とを構成要素に含むことを特徴とする請求項1
    から26のいずれかに記載の転轍器ボックス。
  28. 【請求項28】 前記揺動レバー(16)は、前記スライド体(8、10、
    11)の前記ローラ(111)に対して弾性手段(15)により一定のバネ力で
    付勢され、該弾性手段(15)は前記ロック歯(14)を前記駆動スライド(1
    2)に対して押しつけており、該弾性手段(15)は前記駆動スライド(12)
    の壁から少なくとも片側好ましくは両側に横方向外側に突出する寸法であって、
    前記揺動レバー(16)を前記歯(14)の突出部に押しつけることを特徴とす
    る請求項25記載の転轍器ボックス。
  29. 【請求項29】 前記転轍器ボックスは、各前記ブレード(A1、A1’、
    A2、A2’)のための位置センサ(30、31、32、35、41、42、4
    3)と、伝達ロッド(21)のストローク端の二箇所のためのセンサ(39、4
    0)と、駆動スライド(12)の位置センサ(37、38)とを具備し、該セン
    サがリミットスイッチ(30、38、40)により構成されていることを特徴と
    する請求項1から28のいずれかに記載の転轍器ボックス。
  30. 【請求項30】 前記ブレード(A1、Al’、A2、A2’)の前記位置
    センサが前記対応ブレード(A1、A1’A2、A2’)に相対して、前記レー
    ル(B1、B1’、B2、B2’)側に設けられ、前記レール(B1、B1’、
    B2、B2’)を貫通する小ロッド(32、41)により検知され、該小ロッド
    (32、41)がリミットスイッチ(30)の押しボタン上に直接又は伝達機構
    (43)によって作用することを特徴とする請求項29記載の転轍器ボックス。
  31. 【請求項31】 前記伝達ロッド(21)と前記駆動スライド(12)に対
    応する前記リミットスイッチは、滑動体(37、39)により構成され、該滑動
    体(37、39)は前記ボックス(1)の対応壁に設けられたスロット(36)
    を通って機械的に連結されて、直接又は伝達機構(137、138、140、2
    40、340、440)を介して、前記対応スイッチ(38、40)に作用する
    ことを特徴とする請求項29又は30に記載の転轍器ボックス。
  32. 【請求項32】 前記スライダー(37)は前記リミットスイッチ(38)
    の押しボタン(138)を動かす面を有し、該面は傾斜導入面(137)の形状
    であることを特徴とする請求項31記載の転轍器ボックス。
  33. 【請求項33】 前記スライダーはラック(39)のセグメントにより構成
    され、該セグメントはローラに係合し、該ローラの外周の一部に一連の歯(14
    0)が形成され、残りの外周の部分は軸形状又は少なくとも一つの歯(240)
    を有し、該歯(240)は導入横傾斜面を有して、そこが該ローラがリミットス
    イッチ(40)の押しボタンに作用し、該ローラが各リミットスイッチ(40)
    に対して設けられたことを特徴とする請求項31記載の転轍器ボックス。
  34. 【請求項34】 少なくとも前記伝達ロッド(21)と前記駆動スライド(
    12)の位置センサが一つ又は複数の小箱(35)内に設けられ、前記レール(
    Bl、B1’、B2、B2’)の二つの間に前記転轍器ボックスの中央部分に配
    置されことを特徴とする請求項29記載の転轍器ボックス。
  35. 【請求項35】 前記転轍器ボックスは伝達ロッド(21)又は中央カップ
    リングロッド(120)を駆動スライド(12)に剛体状に連結するための可動
    連結手段(50)を有して、前記転轍器ボックスを非キック型とすることを特徴
    とする請求項1から34のいずれかに記載の転轍器ボックス。
  36. 【請求項36】 前記可動連結手段(50)が手動で着脱されるピン(50
    )で構成されたことを特徴とする請求項35記載の転轍器ボックス。
  37. 【請求項37】 前記伝達ロッド(21)を剛体状に前記駆動スライド(1
    2)に連結する前記可動手段(50)が少なくとも一つのピンで構成され、該ピ
    ンがアクチュエータ(5l)により連結及び非連結位置に交互に動かされ、該ア
    クチュエータは例えば電磁式アクチュエータであることを特徴とする請求項35
    記載の転轍器ボックス。
  38. 【請求項38】 前記伝達ロッド(21)又は前記中央ロッド(12)を前
    記駆動スライド(12)にロックする手段は、それらをある所定の距離(52)
    内の相対移動を可能にすることを特徴とする請求項35から37のいずれかに記
    載の転轍器ボックス。
  39. 【請求項39】 前記ピン(50)は、前記ブレードの二つの閉じた状態に
    おいて、中央ロッド(120)に設けられ前記伝達ロッド(21)の移動方向に
    延びた長円のスロット(52)に嵌合して、該中央ロッド(120)を連結させ
    、該スロット(52)は所定長さであることを特徴とする請求項35又は38記
    載の転轍器ボックス。
  40. 【請求項40】 前記ピン(50)に対して電磁手段(51)又は機械的手
    段(53、54)が設けられて、前記駆動スライド(12)を始動する時そして
    ストローク端に着いた時に、前記ピン(50)を昇降させて、前記伝達ロッド(
    21)を前記駆動スライド(12)に対して連結及び非連結状態にできることを
    特徴とする請求項35から39のいずれかに記載の転轍器ボックス。
  41. 【請求項41】 前記昇降手段が機械式であり、前記駆動スライド(12)
    により保持されたカム軌道(54、154)により構成され、該カム軌道は前記
    駆動スライド(12)と一体に動き、前記ピン(50)の自由端にある制御ロー
    ラ(53)に係合することを特徴とする請求項40記載の転轍器ボックス。
  42. 【請求項42】 前記内側ブレード(A1’、A2)の前記位置センサ(3
    0)は、前記伝達ロッド(21)と前記駆動スライド(12)のための前記位置
    センサ(38、40)用の前記小中央箱(35)内に収容され、又は別の小中央
    箱に収容されることを特徴とする請求項41記載の転轍器ボックス。
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