JP2001520133A - 処理ヘッドの見当合せ方法及び装置 - Google Patents
処理ヘッドの見当合せ方法及び装置Info
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- JP2001520133A JP2001520133A JP2000516826A JP2000516826A JP2001520133A JP 2001520133 A JP2001520133 A JP 2001520133A JP 2000516826 A JP2000516826 A JP 2000516826A JP 2000516826 A JP2000516826 A JP 2000516826A JP 2001520133 A JP2001520133 A JP 2001520133A
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Abstract
(57)【要約】
本発明は、連続供給される板紙ブランク片を処理するために回転可能に取付けられた処理ヘッド36を備えた板紙ブランク処理装置を開示する。接近する板紙ブランク片100に事前印刷された見当合せマーク108を検出するために、処理ヘッドの上流側に見当合せ用センサ50が設けられている。接近する板紙ブランク片が回転処理ヘッド36に対して正しく見当合せされているかどうかを判断するために、制御装置は見当合せ用センサの信号を受信するようになっている。見当合せ修正ウィンドウは制御装置によって規定され、処理ヘッドを回転調節して見当合せを行うと共に接近する板紙ブランク片の前後方向位置を合わせるための修正値の上限・下限を有している。制御装置はまた、見当合せウィンドウを含む平均化ウィンドウを備えている。見当合せ修正ウィンドウは、定常的な見当合せエラーに対応して平均化ウィンドウ内で移動させることができる。
Description
【0001】
本発明は板紙ブランク片の処理に係り、より詳しくは、回転処理ヘッドと連続
供給される板紙ブランク片との間の適切な見当合せを維持するための方法と装置
とに関するものである。
供給される板紙ブランク片との間の適切な見当合せを維持するための方法と装置
とに関するものである。
【0002】
板紙箱を製造する際には、板紙ブランク片が処理機械に連続的に供給される。
処理機械は、板紙ブランク片の処理を行う協働回転処理ヘッドを備えた複数の区
画部分を有している。容器ブランクを形成するためのこのような処理には、通常
、図柄の印刷、折り目付け、及び連続供給される各板紙の裁断などが含まれる。
容器ブランクは、折畳んで直ちに板紙箱とすることができるものである。
処理機械は、板紙ブランク片の処理を行う協働回転処理ヘッドを備えた複数の区
画部分を有している。容器ブランクを形成するためのこのような処理には、通常
、図柄の印刷、折り目付け、及び連続供給される各板紙の裁断などが含まれる。
容器ブランクは、折畳んで直ちに板紙箱とすることができるものである。
【0003】 さらに詳しく述べれば、各区画部分において回転処理ヘッドが連続供給される
板紙ブランク片に接触しながら回転し、各ヘッドがブランク片の所定部位に処理
を施す。従って、連続的な各処理は、先行する処理に付加されるように行われ、
こうして印刷が施された容器ブランクが完成する。いずれかの区画部分に属する
回転処理ヘッドが、処理のために接近してくる板紙ブランク片に対して適切に見
当合せまたは位相合せされていないと、その処理ヘッドによってなされる処理は
板紙ブランク片上で正しく位置決めされないことになる。そのような場合、続い
て付加される処理も板紙ブランク片に対して正しく位置合せされないことになり
、完成した容器ブランクは粗悪品として除去されることが多い。
板紙ブランク片に接触しながら回転し、各ヘッドがブランク片の所定部位に処理
を施す。従って、連続的な各処理は、先行する処理に付加されるように行われ、
こうして印刷が施された容器ブランクが完成する。いずれかの区画部分に属する
回転処理ヘッドが、処理のために接近してくる板紙ブランク片に対して適切に見
当合せまたは位相合せされていないと、その処理ヘッドによってなされる処理は
板紙ブランク片上で正しく位置決めされないことになる。そのような場合、続い
て付加される処理も板紙ブランク片に対して正しく位置合せされないことになり
、完成した容器ブランクは粗悪品として除去されることが多い。
【0004】 許容できる容器ブランクを製造するための従来技術として、処理機械において
大きめのブランク片を用いるという方法により処理ヘッドと板紙ブランク片との
見当合せ誤差を解決しようとするものがあった。見当合せ誤差により板紙上で位
置がずれた処理は、板紙ブランク片の前縁部または後縁部のいずれかの余剰材料
を切断することによって少なくとも部分的に修正される。多くの容器ブランクは
板紙箱の製造に使用できるものとなるが、このようにして見当合せ誤差を修正す
る方法は、時間と無駄になる板紙という両観点からコスト高になる。
大きめのブランク片を用いるという方法により処理ヘッドと板紙ブランク片との
見当合せ誤差を解決しようとするものがあった。見当合せ誤差により板紙上で位
置がずれた処理は、板紙ブランク片の前縁部または後縁部のいずれかの余剰材料
を切断することによって少なくとも部分的に修正される。多くの容器ブランクは
板紙箱の製造に使用できるものとなるが、このようにして見当合せ誤差を修正す
る方法は、時間と無駄になる板紙という両観点からコスト高になる。
【0005】 加えて、より速い製造速度及び高品質かつ多色刷りの要求によって、カラー印
刷された容器ブランクの製造において回転処理ヘッドと板紙ブランク片との正確
な見当合せを維持する必要性はさらに重要になって来た。そのような要求に対応
するために、回転処理ヘッドに接触しながら通過する各板紙ブランク片の適切な
見当合せを維持できる板紙処理装置を提供しようという試みがなされて来た。
刷された容器ブランクの製造において回転処理ヘッドと板紙ブランク片との正確
な見当合せを維持する必要性はさらに重要になって来た。そのような要求に対応
するために、回転処理ヘッドに接触しながら通過する各板紙ブランク片の適切な
見当合せを維持できる板紙処理装置を提供しようという試みがなされて来た。
【0006】 典型的な見当合せ装置の例は、米国特許第4,618,391号明細書、及び同5,383,3
92号明細書によって開示されている。しかし、これらの従来装置は、信頼性と安
定性とを有した見当合せ修正を実現できていない。従来技術の装置は、修正可能
な見当合せ誤差と、処理条件及び処理機械の幾何学的配置によってもたらされる
修正不可能な見当合せ誤差とを区別できていない。加えて、従来技術の装置は、
処理機械が備えている構成部材によってしばしば生じる連続的かつ定常的な見当
合せ誤差に対処できていない。例えば、処理用装置が板紙ブランク片に引きずり
力を与えているかもしれないし、あるいは、板紙ブランク片が、前方へ搬送する
部材に対して常時滑っているかもしれない。
92号明細書によって開示されている。しかし、これらの従来装置は、信頼性と安
定性とを有した見当合せ修正を実現できていない。従来技術の装置は、修正可能
な見当合せ誤差と、処理条件及び処理機械の幾何学的配置によってもたらされる
修正不可能な見当合せ誤差とを区別できていない。加えて、従来技術の装置は、
処理機械が備えている構成部材によってしばしば生じる連続的かつ定常的な見当
合せ誤差に対処できていない。例えば、処理用装置が板紙ブランク片に引きずり
力を与えているかもしれないし、あるいは、板紙ブランク片が、前方へ搬送する
部材に対して常時滑っているかもしれない。
【0007】 従って、連続供給される板紙ブランク片を扱う回転処理ヘッドの正確な見当合
せを維持できるような板紙ブランク片の処理方法と処理装置とが要望されている
。さらに、処理ヘッドと板紙ブランク片との間で繰り返される見当合せ誤差を修
正しながら、連続供給される板紙ブランク片に対する処理ヘッドの見当合せを修
正できるような方法と装置とが要望されている。
せを維持できるような板紙ブランク片の処理方法と処理装置とが要望されている
。さらに、処理ヘッドと板紙ブランク片との間で繰り返される見当合せ誤差を修
正しながら、連続供給される板紙ブランク片に対する処理ヘッドの見当合せを修
正できるような方法と装置とが要望されている。
【0008】
本発明は、回転処理ヘッドと連続供給される板紙ブランク片との間の適切な見
当合せを維持できる板紙ブランク処理方法及び処理装置を提供するものである。
さらに本発明は、回転処理ヘッドと連続供給される板紙ブランク片との間の定常
的な見当合せ誤差を検出し、それに応じて選択的に修正調節を行う方法と装置と
を提供するものである。
当合せを維持できる板紙ブランク処理方法及び処理装置を提供するものである。
さらに本発明は、回転処理ヘッドと連続供給される板紙ブランク片との間の定常
的な見当合せ誤差を検出し、それに応じて選択的に修正調節を行う方法と装置と
を提供するものである。
【0009】 本発明の板紙ブランク処理装置は、回転可能に取付けられ下流側の板紙ブラン
ク片を処理する処理ヘッドを備えている。処理ヘッドには、処理ヘッドを所定の
ライン速度で回転させるための駆動装置が連結されている。処理ヘッドの角度位
置を監視し、処理ヘッドの角度位置を示す処理ヘッド位置信号を発信する手段が
設けられている。駆動装置及び処理ヘッドの角度位置を監視するための装置は、
交番電流式サーボモータを一体に備えている。
ク片を処理する処理ヘッドを備えている。処理ヘッドには、処理ヘッドを所定の
ライン速度で回転させるための駆動装置が連結されている。処理ヘッドの角度位
置を監視し、処理ヘッドの角度位置を示す処理ヘッド位置信号を発信する手段が
設けられている。駆動装置及び処理ヘッドの角度位置を監視するための装置は、
交番電流式サーボモータを一体に備えている。
【0010】 板紙ブランク見当合せセンサが、処理ヘッドの上流側に位置する上流側板紙ブ
ランク片の前後方向位置を検出し、上流側板紙ブランク片の前後方向位置を示す
ブランク位置信号を発信する。板紙ブランク見当合せセンサと処理ヘッドとの間
の距離は、少なくとも下流側板紙ブランク片の後縁部と上流側板紙ブランク片の
前縁部との間の距離と同等とすることが好ましく、センサが上流側板紙ブランク
片を走査するのと同時に処理ヘッドが下流側板紙ブランク片を処理する。板紙ブ
ランク見当合せセンサは、好ましくは、上流側板紙ブランク片の表面に事前印刷
されたマークを検知するために適合化された光学明暗走査器である。変更形態と
して、見当合せセンサは、上流側板紙ブランク片の前縁部を検知するように適合
化してもよい。
ランク片の前後方向位置を検出し、上流側板紙ブランク片の前後方向位置を示す
ブランク位置信号を発信する。板紙ブランク見当合せセンサと処理ヘッドとの間
の距離は、少なくとも下流側板紙ブランク片の後縁部と上流側板紙ブランク片の
前縁部との間の距離と同等とすることが好ましく、センサが上流側板紙ブランク
片を走査するのと同時に処理ヘッドが下流側板紙ブランク片を処理する。板紙ブ
ランク見当合せセンサは、好ましくは、上流側板紙ブランク片の表面に事前印刷
されたマークを検知するために適合化された光学明暗走査器である。変更形態と
して、見当合せセンサは、上流側板紙ブランク片の前縁部を検知するように適合
化してもよい。
【0011】 制御装置は、処理ヘッド位置信号及びブランク位置信号を検出して、処理ヘッ
ドの角度位置と上流側板紙ブランク片の前後方向位置との間の見当合せ誤差を示
す見当合せ誤差信号を発信する。見当合せ修正ウィンドウは制御装置によって規
定され、処理ヘッドの角度位置を上流側板紙ブランク片の前後方向位置に見当合
せするための最上限修正値・最下限修正値を規定する上限・下限を含む。見当合
せ理論位置は、見当合せ修正ウィンドウの上限と下限との中間に位置し、処理ヘ
ッドの角度位置と板紙ブランク片の前後方向位置とが正しく見当合せされた状態
に相当する。制御装置はさらに、見当合せ誤差信号が見当合せ修正ウィンドウ内
の値であるかどうかを判断する手段と、見当合せ誤差信号に応じて処理ヘッドの
角度位置を上流側板紙ブランク片の前後方向位置に対して選択的に変化させる手
段とを備えている。
ドの角度位置と上流側板紙ブランク片の前後方向位置との間の見当合せ誤差を示
す見当合せ誤差信号を発信する。見当合せ修正ウィンドウは制御装置によって規
定され、処理ヘッドの角度位置を上流側板紙ブランク片の前後方向位置に見当合
せするための最上限修正値・最下限修正値を規定する上限・下限を含む。見当合
せ理論位置は、見当合せ修正ウィンドウの上限と下限との中間に位置し、処理ヘ
ッドの角度位置と板紙ブランク片の前後方向位置とが正しく見当合せされた状態
に相当する。制御装置はさらに、見当合せ誤差信号が見当合せ修正ウィンドウ内
の値であるかどうかを判断する手段と、見当合せ誤差信号に応じて処理ヘッドの
角度位置を上流側板紙ブランク片の前後方向位置に対して選択的に変化させる手
段とを備えている。
【0012】 好ましい実施形態では、処理ヘッドの角度位置は、見当合せ誤差信号が見当合
せ修正ウィンドウの上限を越えた場合には最上限修正値により板紙ブランク片の
前後方向位置に対して変更される。同様に、処理ヘッドの角度位置は、見当合せ
誤差信号が見当合せ修正ウィンドウの下限を下回った場合には最下限修正値によ
り板紙ブランク片の前後方向位置に対して変更される。変更形態として、見当合
せ誤差信号の値が見当合せ修正ウィンドウ内にある場合にのみ、処理ヘッドの角
度位置を上流側板紙ブランク片の前後方向位置に対して変更するように制御装置
をプログラムしてもよい。
せ修正ウィンドウの上限を越えた場合には最上限修正値により板紙ブランク片の
前後方向位置に対して変更される。同様に、処理ヘッドの角度位置は、見当合せ
誤差信号が見当合せ修正ウィンドウの下限を下回った場合には最下限修正値によ
り板紙ブランク片の前後方向位置に対して変更される。変更形態として、見当合
せ誤差信号の値が見当合せ修正ウィンドウ内にある場合にのみ、処理ヘッドの角
度位置を上流側板紙ブランク片の前後方向位置に対して変更するように制御装置
をプログラムしてもよい。
【0013】 本発明の板紙ブランク処理装置はさらに、見当合せ修正ウィンドウを含み制御
装置によって規定される平均化ウィンドウを備えている。制御装置は、見当合せ
修正ウィンドウをために、連続供給される複数の板紙ブランク片に関する複数の
処理ヘッド位置信号を平均化する手段を備えている。この手段によって平均位置
信号が発信され、この平均位置信号に応じて見当合せ修正ウィンドウが平均化ウ
ィンドウ内でシフトされる。
装置によって規定される平均化ウィンドウを備えている。制御装置は、見当合せ
修正ウィンドウをために、連続供給される複数の板紙ブランク片に関する複数の
処理ヘッド位置信号を平均化する手段を備えている。この手段によって平均位置
信号が発信され、この平均位置信号に応じて見当合せ修正ウィンドウが平均化ウ
ィンドウ内でシフトされる。
【0014】 本発明に係る変更実施形態は、連続供給される板紙ブランク片に対する処理ヘ
ッドの見当合せを実現する方法を提供する。この方法は、処理ヘッドを所定のラ
イン速度で回転駆動する段階と、処理ヘッドに向けて板紙ブランク片を搬送する
段階と、処理ヘッドより上流側に位置する板紙ブランク片を検出して板紙ブラン
ク片の位置を示すブランク位置信号を発信する段階と、処理ヘッドの角度位置を
監視して処理ヘッドの角度位置を示す処理ヘッド位置信号を発信する段階とを含
んでいる。この方法はさらに、処理ヘッドの角度位置を上流側板紙ブランク片の
前後方向位置に正しく見当合せするための最上限修正値・最下限修正値を規定す
る上限・下限を含む見当合せ修正ウィンドウを設ける段階と、上限・下限の中間
に位置し処理ヘッドの角度位置が上流側板紙ブランク片に正しく見当合せされた
状態を規定する見当合せ理論位置を設定する段階と、処理ヘッド位置信号と見当
合せ理論位置とを比較して見当合せ誤差信号を発生する段階と、見当合せ誤差信
号に応じて、板紙ブランク片の前後方向位置に対する処理ヘッドの角度位置を選
択的に変化させる段階と、を含む。処理ヘッドの角度位置を変化させる段階は、
処理ヘッドの角度位置を板紙ブランク片の前後方向位置に正しく見当合せするた
めに処理ヘッドのライン速度を選択的に変化させる段階を備えていると好ましい
。
ッドの見当合せを実現する方法を提供する。この方法は、処理ヘッドを所定のラ
イン速度で回転駆動する段階と、処理ヘッドに向けて板紙ブランク片を搬送する
段階と、処理ヘッドより上流側に位置する板紙ブランク片を検出して板紙ブラン
ク片の位置を示すブランク位置信号を発信する段階と、処理ヘッドの角度位置を
監視して処理ヘッドの角度位置を示す処理ヘッド位置信号を発信する段階とを含
んでいる。この方法はさらに、処理ヘッドの角度位置を上流側板紙ブランク片の
前後方向位置に正しく見当合せするための最上限修正値・最下限修正値を規定す
る上限・下限を含む見当合せ修正ウィンドウを設ける段階と、上限・下限の中間
に位置し処理ヘッドの角度位置が上流側板紙ブランク片に正しく見当合せされた
状態を規定する見当合せ理論位置を設定する段階と、処理ヘッド位置信号と見当
合せ理論位置とを比較して見当合せ誤差信号を発生する段階と、見当合せ誤差信
号に応じて、板紙ブランク片の前後方向位置に対する処理ヘッドの角度位置を選
択的に変化させる段階と、を含む。処理ヘッドの角度位置を変化させる段階は、
処理ヘッドの角度位置を板紙ブランク片の前後方向位置に正しく見当合せするた
めに処理ヘッドのライン速度を選択的に変化させる段階を備えていると好ましい
。
【0015】 好ましくは、見当合せ誤差信号が見当合せ修正ウィンドウの上限を越えた場合
には処理ヘッドの角度位置を最上限修正値によって板紙ブランク片の前後方向位
置に対して変化させ、見当合せ誤差信号が見当合せ修正ウィンドウの下限を下回
った場合には処理ヘッドの角度位置を最下限修正値によって板紙ブランク片の前
後方向位置に対して変化させる。本発明による方法は、平均化ウィンドウを設け
る段階と、複数の処理ヘッド位置信号を連続供給される複数の板紙ブランク片に
関して平均化し連続供給される複数の板紙ブランク片のための平均位置信号を発
信する段階と、平均位置信号に応じて見当合せ修正ウィンドウを平均化ウィンド
ウ内でシフトさせる段階と、を含んでいてもよい。
には処理ヘッドの角度位置を最上限修正値によって板紙ブランク片の前後方向位
置に対して変化させ、見当合せ誤差信号が見当合せ修正ウィンドウの下限を下回
った場合には処理ヘッドの角度位置を最下限修正値によって板紙ブランク片の前
後方向位置に対して変化させる。本発明による方法は、平均化ウィンドウを設け
る段階と、複数の処理ヘッド位置信号を連続供給される複数の板紙ブランク片に
関して平均化し連続供給される複数の板紙ブランク片のための平均位置信号を発
信する段階と、平均位置信号に応じて見当合せ修正ウィンドウを平均化ウィンド
ウ内でシフトさせる段階と、を含んでいてもよい。
【0016】 従って、本発明の課題は、回転処理ヘッドと板紙ブランク片との間の見当合せ
誤差を検知して正確に見当合せ修正を行うための板紙ブランク処理方法及び処理
装置を提供することである。
誤差を検知して正確に見当合せ修正を行うための板紙ブランク処理方法及び処理
装置を提供することである。
【0017】 本発明の他の課題は、下流側板紙ブランク片を処理ヘッドによって同時に処理
しながら、回転処理ヘッドと上流側板紙ブランク片との間の見当合せ誤差を修正
するための板紙ブランク処理方法及び装置を提供することである。
しながら、回転処理ヘッドと上流側板紙ブランク片との間の見当合せ誤差を修正
するための板紙ブランク処理方法及び装置を提供することである。
【0018】 本発明のさらなる課題は、回転処理ヘッドと複数の連続供給される板紙ブラン
ク片の各々との間の見当合せ誤差を修正するための方法及び装置を提供すること
である。
ク片の各々との間の見当合せ誤差を修正するための方法及び装置を提供すること
である。
【0019】 本発明のさらなる課題は、板紙ブランク片の前縁部または板紙ブランク片に事
前印刷されたマークを検知して、それらから見当合せ誤差を検出するための方法
及び装置を提供することである。
前印刷されたマークを検知して、それらから見当合せ誤差を検出するための方法
及び装置を提供することである。
【0020】 本発明のさらなる課題は、回転処理ヘッドと最大数の連続供給される板紙ブラ
ンク片との間の見当合せ誤差を修正するための方法及び装置を提供することであ
る。
ンク片との間の見当合せ誤差を修正するための方法及び装置を提供することであ
る。
【0021】 本発明のさらなる課題は、所定の見当合せ修正ウィンドウの範囲内で見当合せ
誤差を選択的に修正するための方法及び装置を提供することである。
誤差を選択的に修正するための方法及び装置を提供することである。
【0022】 本発明のさらなる課題は、連続供給される複数の板紙ブランク片に関連する複
数の処理ヘッド位置の平均値に応じて上記見当合せ修正ウィンドウを調節するた
めの方法及び装置を提供することである。
数の処理ヘッド位置の平均値に応じて上記見当合せ修正ウィンドウを調節するた
めの方法及び装置を提供することである。
【0023】
本発明に係るさらなる課題及び利点は、以下の説明、添付図面、及び請求の範
囲から明らかになる。
囲から明らかになる。
【0024】 本発明に係る好ましい実施形態は、図1に示すフレキソ印刷‐型裁断機10に
組込まれている。フレキソ印刷‐型裁断機10は、下流へ向けて一連に配置され
た、給紙部12と、第1印刷部14と、第2印刷部16と、型裁断部18とを備
えている。板紙ブランク片は、矢印20の方向に連続的に、給紙部12から、第
1印刷部14、第2印刷部16、型裁断部18へと移送される。
組込まれている。フレキソ印刷‐型裁断機10は、下流へ向けて一連に配置され
た、給紙部12と、第1印刷部14と、第2印刷部16と、型裁断部18とを備
えている。板紙ブランク片は、矢印20の方向に連続的に、給紙部12から、第
1印刷部14、第2印刷部16、型裁断部18へと移送される。
【0025】 給紙部12は、装置10に供給される各板紙ブランク片を第1印刷部14へ向
けて引き込むために、一対の協働引き込みロール22を備えている。各印刷部1
4,16は、印刷胴26と共に作用して印刷を行う印刷ロール24を備えている
。板紙ブランク片が印刷ロール24 と印刷胴26との間を通過する際に、板紙 ブランク片の下面には図柄が印刷される。周知のタイプの移送用ホイール28は
、第1印刷部14から第2印刷部16へ、さらには型裁断機18へと板紙ブラン
ク片を移送する。両印刷部14,16及び給紙部12における駆動は、好ましく
は個別に制御される単一交番電流サーボモータ30によって行われる。
けて引き込むために、一対の協働引き込みロール22を備えている。各印刷部1
4,16は、印刷胴26と共に作用して印刷を行う印刷ロール24を備えている
。板紙ブランク片が印刷ロール24 と印刷胴26との間を通過する際に、板紙 ブランク片の下面には図柄が印刷される。周知のタイプの移送用ホイール28は
、第1印刷部14から第2印刷部16へ、さらには型裁断機18へと板紙ブラン
ク片を移送する。両印刷部14,16及び給紙部12における駆動は、好ましく
は個別に制御される単一交番電流サーボモータ30によって行われる。
【0026】 型裁断部18は負圧搬送機32を備えている。負圧搬送機32は、板紙ブラン
ク片を裁断するために型ドラム36とアンビルドラムとによって構成された裁断
部34へ、連続供給される各板紙ブランク片を移送する。負圧搬送機32は、回
転駆動される複数の搬送ホイール40と、板紙ブランク片の上面の負圧引きを行
うプレナム42とを備えている。板紙ブランク片は、負圧搬送機32によってホ
イール40に摩擦保持され、こうして容易に型裁断部18へ移送されて行く。型
ドラム36及び搬送ホイール40はサーボモータ44によって調和駆動され、そ
の一方でアンビルドラム38はサーボモータ46によって独立に回転駆動される
。俊敏な反応が容易に得られるように、サーボモータ30,44,46は全て交
番電流方式であることが好ましい。具体的には、Illinois 州所在のRexroth Ind
ramat of Hoffman Estates 社製の型式番号ZAD 160B を挙げることができる。
ク片を裁断するために型ドラム36とアンビルドラムとによって構成された裁断
部34へ、連続供給される各板紙ブランク片を移送する。負圧搬送機32は、回
転駆動される複数の搬送ホイール40と、板紙ブランク片の上面の負圧引きを行
うプレナム42とを備えている。板紙ブランク片は、負圧搬送機32によってホ
イール40に摩擦保持され、こうして容易に型裁断部18へ移送されて行く。型
ドラム36及び搬送ホイール40はサーボモータ44によって調和駆動され、そ
の一方でアンビルドラム38はサーボモータ46によって独立に回転駆動される
。俊敏な反応が容易に得られるように、サーボモータ30,44,46は全て交
番電流方式であることが好ましい。具体的には、Illinois 州所在のRexroth Ind
ramat of Hoffman Estates 社製の型式番号ZAD 160B を挙げることができる。
【0027】 第1印刷部14の印刷胴26と第2印刷部16印刷胴26との間には、板紙ブ
ランクカウンタセンサ48が配置されている。カウンタセンサ48は、好ましく
は光強度を検出する感光セルであり、具体的には、Banner Engineering 社製の 型式番号SM312LVミニビームセンサを挙げることができる。第1印刷部14の印 刷胴26と第2印刷部16印刷胴26との間には、同様に、板紙ブランク見当合
せセンサ50が配置されている。板紙ブランク見当合せセンサ50は、好ましく
は従来周知の光学明暗走査器であり、より詳しくは、Minnesota 州所在のSick O
ptic Electronic of Eden Prarie 社製の型式番号KTS-P1212 を挙げることがで きる。
ランクカウンタセンサ48が配置されている。カウンタセンサ48は、好ましく
は光強度を検出する感光セルであり、具体的には、Banner Engineering 社製の 型式番号SM312LVミニビームセンサを挙げることができる。第1印刷部14の印 刷胴26と第2印刷部16印刷胴26との間には、同様に、板紙ブランク見当合
せセンサ50が配置されている。板紙ブランク見当合せセンサ50は、好ましく
は従来周知の光学明暗走査器であり、より詳しくは、Minnesota 州所在のSick O
ptic Electronic of Eden Prarie 社製の型式番号KTS-P1212 を挙げることがで きる。
【0028】 両センサ48,50は、板紙ブランク片の表面に向けて板紙ラインの上方ある
いは下方いずれに配置することもできるが、見当合せセンサ50は、板紙ブラン
ク片の印刷面に向けて板紙ラインの下方に配置することが好ましい。このように
配置することによって、見当合せセンサ50は、板紙ブランク片の前縁部あるい
は板紙ブランク片の下面に事前印刷されたマークを検知することができる。もち
ろん、印刷胴26が板紙ラインの上方に配置され印刷が板紙ブランク片の上面に
行われる場合には、見当合せセンサ50は印刷面を向くように板紙ラインの上方
に配置されることが好ましい。
いは下方いずれに配置することもできるが、見当合せセンサ50は、板紙ブラン
ク片の印刷面に向けて板紙ラインの下方に配置することが好ましい。このように
配置することによって、見当合せセンサ50は、板紙ブランク片の前縁部あるい
は板紙ブランク片の下面に事前印刷されたマークを検知することができる。もち
ろん、印刷胴26が板紙ラインの上方に配置され印刷が板紙ブランク片の上面に
行われる場合には、見当合せセンサ50は印刷面を向くように板紙ラインの上方
に配置されることが好ましい。
【0029】 上記説明は、一対の印刷部14,16の下流に型裁断部18を備えたフレキソ
印刷‐型裁断機10について行ったが、本発明が装置10の変更形態にも応用可
能であることは言うまでもない。例えば、装置10はさらなる印刷部、折り目付
け部、溝付け部、糊付け部、折り曲げ部のような異なる部分、または付加的部分
を備えていてもよい。本発明は、接近する板紙ブランク片に正しく見当合せされ
るべき回転処理ヘッドであればどのような回転処理ヘッドにも応用可能である。
印刷‐型裁断機10について行ったが、本発明が装置10の変更形態にも応用可
能であることは言うまでもない。例えば、装置10はさらなる印刷部、折り目付
け部、溝付け部、糊付け部、折り曲げ部のような異なる部分、または付加的部分
を備えていてもよい。本発明は、接近する板紙ブランク片に正しく見当合せされ
るべき回転処理ヘッドであればどのような回転処理ヘッドにも応用可能である。
【0030】 図2,図3は、それぞれ、フレキソ印刷‐型裁断機10を通って移送される上
流側板紙ブランク片100及び下流側板紙ブランク片102を略図で示している
。ここでは、明瞭化のために給紙部12、印刷部14,16の詳細は省略してい
る。各板紙ブランク片100,102は前縁部104と後縁部106とを備えて
いる。各板紙ブランク片100,102の前縁部104と後縁部106との間の
下面には、見当合せマーク108が事前印刷されている。見当合せマーク108
は、ブランク片100,102が装置10の第1印刷部14に入る前にブランク
片100,102に印刷されていることが好ましい。変更形態として、板紙ブラ
ンク片100,102が見当合せセンサ50に接近する前に、第1印刷部14に
よって板紙ブランク片100,102の下面に見当合せマーク108を印刷して
もよい(図1)。
流側板紙ブランク片100及び下流側板紙ブランク片102を略図で示している
。ここでは、明瞭化のために給紙部12、印刷部14,16の詳細は省略してい
る。各板紙ブランク片100,102は前縁部104と後縁部106とを備えて
いる。各板紙ブランク片100,102の前縁部104と後縁部106との間の
下面には、見当合せマーク108が事前印刷されている。見当合せマーク108
は、ブランク片100,102が装置10の第1印刷部14に入る前にブランク
片100,102に印刷されていることが好ましい。変更形態として、板紙ブラ
ンク片100,102が見当合せセンサ50に接近する前に、第1印刷部14に
よって板紙ブランク片100,102の下面に見当合せマーク108を印刷して
もよい(図1)。
【0031】 見当合せマーク108は、板紙ブランク片100,102のどこに印刷しても
よいが、装置10の中心軸線110の付近でかつ前縁部104の近傍位置が好ま
しい。この位置は、上流側板紙ブランク片102が型裁断部18に侵入する前に
型ドラム36または他の処理ヘッドが新規の見当合せ位置に移動するための時間
を最大化するので、装置10の見当合せ性能が最適化される。
よいが、装置10の中心軸線110の付近でかつ前縁部104の近傍位置が好ま
しい。この位置は、上流側板紙ブランク片102が型裁断部18に侵入する前に
型ドラム36または他の処理ヘッドが新規の見当合せ位置に移動するための時間
を最大化するので、装置10の見当合せ性能が最適化される。
【0032】 マーク108は、一般的には白を背景とした黒い矩形であり、各板紙ブランク
片100,102上に印刷された通常の図柄の一部であるか、または見当合せ修
正の目的で特別に印刷されたものである。見当合せセンサ50は、白い背景上の
ブランク矩形の種々のバリエーションの1つであるマーク108の明部から暗部
への移行を検出する。
片100,102上に印刷された通常の図柄の一部であるか、または見当合せ修
正の目的で特別に印刷されたものである。見当合せセンサ50は、白い背景上の
ブランク矩形の種々のバリエーションの1つであるマーク108の明部から暗部
への移行を検出する。
【0033】 さらに図2を参照すると、連続供給される各板紙ブランク片100,102の
長さに沿った前後方向位置は、ここでは型ドラム36である処理ヘッドの処理輪
郭H上の1点であることが理解できる。より詳しく言えば、連続供給される板紙
ブランク片100,102の各前縁部104間の距離、すなわち符号Lは、処理
ヘッド36の処理輪郭、すなわち符号Hに対応する。H=πdであり、ここでd
は処理ヘッド36の直径である。処理ヘッドの処理輪郭H及び処理直径dは、連
続供給される板紙ブランク片100に接する工具または処理部材によって規定さ
れることに留意されたい。
長さに沿った前後方向位置は、ここでは型ドラム36である処理ヘッドの処理輪
郭H上の1点であることが理解できる。より詳しく言えば、連続供給される板紙
ブランク片100,102の各前縁部104間の距離、すなわち符号Lは、処理
ヘッド36の処理輪郭、すなわち符号Hに対応する。H=πdであり、ここでd
は処理ヘッド36の直径である。処理ヘッドの処理輪郭H及び処理直径dは、連
続供給される板紙ブランク片100に接する工具または処理部材によって規定さ
れることに留意されたい。
【0034】 図2に符号∝示す処理ヘッド36の角度位置と、符号l(エル)で示す各板紙
ブランク片100,102の前後方向位置とは、等式l=πd(∝/360)によっ
て関係付けられる。ここで再度、dは処理ヘッド36の直径である。図2に示す
ように、処理ヘッド36の処理輪郭H上の選択位置は、符号36に添え字H1,
H2,H3,H4を付して表す。同様に、板紙ブランク片102に沿った選択位
置は符号102に添え字P1,P2,P3,P4を付して表している。
ブランク片100,102の前後方向位置とは、等式l=πd(∝/360)によっ
て関係付けられる。ここで再度、dは処理ヘッド36の直径である。図2に示す
ように、処理ヘッド36の処理輪郭H上の選択位置は、符号36に添え字H1,
H2,H3,H4を付して表す。同様に、板紙ブランク片102に沿った選択位
置は符号102に添え字P1,P2,P3,P4を付して表している。
【0035】 図2及び図4に符号Aで示すように、処理ヘッド36が上流側板紙ブランク片
102と適切な見当合せ位置にある場合、処理ヘッド36上の位置36−H1〜
36−H4は、上流側板紙ブランク片102に対しそれぞれ位置102−P1〜
102−P4で接することになる。しかし、図4に示すように、上流側板紙ブラ
ンク片が位置Bにあるとすれば、それは見当合せ理論位置Aに対して前進してい
ることになる。この場合、処理ヘッド36の位置36−H1及び36−H2は、
それぞれ板紙ブランク片102の位置102−P3及び102−P4に対応する
。
102と適切な見当合せ位置にある場合、処理ヘッド36上の位置36−H1〜
36−H4は、上流側板紙ブランク片102に対しそれぞれ位置102−P1〜
102−P4で接することになる。しかし、図4に示すように、上流側板紙ブラ
ンク片が位置Bにあるとすれば、それは見当合せ理論位置Aに対して前進してい
ることになる。この場合、処理ヘッド36の位置36−H1及び36−H2は、
それぞれ板紙ブランク片102の位置102−P3及び102−P4に対応する
。
【0036】 さらに図2,図3を参照しながら図5に移ると、上流側板紙ブランク片102
の前縁部104が板紙ブランクカウンタセンサ48によって検知され、ブランク
表示信号200が制御装置202へと送信される。制御装置202は、連続的に
受けるブランク表示信号200を蓄積し、装置10を通って処理される板紙ブラ
ンク片102の数を常に監視する。一方で、板紙ブランク見当合せセンサ50が
継続的に走査を行い、板紙ブランク片102の事前印刷マーク108を検知した
とき、ブランク位置信号204を制御装置202へと送信する。
の前縁部104が板紙ブランクカウンタセンサ48によって検知され、ブランク
表示信号200が制御装置202へと送信される。制御装置202は、連続的に
受けるブランク表示信号200を蓄積し、装置10を通って処理される板紙ブラ
ンク片102の数を常に監視する。一方で、板紙ブランク見当合せセンサ50が
継続的に走査を行い、板紙ブランク片102の事前印刷マーク108を検知した
とき、ブランク位置信号204を制御装置202へと送信する。
【0037】 ブランク位置信号204を受けて制御装置202は、サーボモータ44から処
理ヘッド位置信号206を得ようとする。処理ヘッド位置信号206は、型ドラ
ム36の角度位置を示す。以下に詳細説明するように、次に制御装置202は、
型ドラム36と上流側板紙ブランク片102とが適切に見当合せされているかど
うかを判断する。図4において符号Bで示すように、上流側板紙ブランク片10
2が見当合せ理論位置または適切な見当合せ位置より前進している場合には、制
御装置202は見当合せ修正信号208をサーボモータ44へ送信し、サーボモ
ータ44によって型ドラム36がライン速度より速い速度にまで加速されるよう
にする。次いで制御装置202はサーボモータ44を元のライン速度にまで減速
し、型ドラム36の角度位置と上流側板紙ブランク片102とが適切に見当合せ
されるようにする。同様に、板紙ブランク片102が図4の位置Cにある場合、
すなわち見当合せ理論位置または適切な見当合せ位置Aより遅れている場合には
、制御装置202は、型ドラム36を減速させる見当合せ修正信号208をサー
ボモータ44へ送信する。次いで制御装置202はサーボモータ44を元のライ
ン速度にまで加速し、型ドラム36の角度位置と上流側板紙ブランク片102の
前後方向位置とが適切に見当合せされるようにする。
理ヘッド位置信号206を得ようとする。処理ヘッド位置信号206は、型ドラ
ム36の角度位置を示す。以下に詳細説明するように、次に制御装置202は、
型ドラム36と上流側板紙ブランク片102とが適切に見当合せされているかど
うかを判断する。図4において符号Bで示すように、上流側板紙ブランク片10
2が見当合せ理論位置または適切な見当合せ位置より前進している場合には、制
御装置202は見当合せ修正信号208をサーボモータ44へ送信し、サーボモ
ータ44によって型ドラム36がライン速度より速い速度にまで加速されるよう
にする。次いで制御装置202はサーボモータ44を元のライン速度にまで減速
し、型ドラム36の角度位置と上流側板紙ブランク片102とが適切に見当合せ
されるようにする。同様に、板紙ブランク片102が図4の位置Cにある場合、
すなわち見当合せ理論位置または適切な見当合せ位置Aより遅れている場合には
、制御装置202は、型ドラム36を減速させる見当合せ修正信号208をサー
ボモータ44へ送信する。次いで制御装置202はサーボモータ44を元のライ
ン速度にまで加速し、型ドラム36の角度位置と上流側板紙ブランク片102の
前後方向位置とが適切に見当合せされるようにする。
【0038】 下流側板紙ブランク片100の後縁部106と上流側板紙ブランク片102の
前縁部104との間の距離は、回転処理ヘッド36,38間の裁断部34と板紙
ブランク見当合せセンサ50との間の距離より小さいことに留意されたい。その
ようになっているので、下流側板紙ブランク片100が処理ヘッド36,38に
よって処理されるのと同時に、板紙ブランク見当合せセンサ50は上流側板紙ブ
ランク片102を走査する。さらに、制御装置202がライン速度を変化させる
以前に、下流側板紙ブランク片100の前縁部104は型裁断部18の領域内に
存在すべきであることを理解されたい。もし、そのようになっていないと、上流
側板紙ブランク片102と適切に見当合せするために行う型ドラム36のライン
速度に対する加減速によって、下流側板紙ブランク片100の前後方向位置に対
する型ドラム36の角度位置が変化してしまう。そうすると、上流側の各板紙ブ
ランク片102の見当合せを修正することによって、下流側板紙ブランク片10
0が、型ドラム36との適切な見当合せ状態から外れることになる。
前縁部104との間の距離は、回転処理ヘッド36,38間の裁断部34と板紙
ブランク見当合せセンサ50との間の距離より小さいことに留意されたい。その
ようになっているので、下流側板紙ブランク片100が処理ヘッド36,38に
よって処理されるのと同時に、板紙ブランク見当合せセンサ50は上流側板紙ブ
ランク片102を走査する。さらに、制御装置202がライン速度を変化させる
以前に、下流側板紙ブランク片100の前縁部104は型裁断部18の領域内に
存在すべきであることを理解されたい。もし、そのようになっていないと、上流
側板紙ブランク片102と適切に見当合せするために行う型ドラム36のライン
速度に対する加減速によって、下流側板紙ブランク片100の前後方向位置に対
する型ドラム36の角度位置が変化してしまう。そうすると、上流側の各板紙ブ
ランク片102の見当合せを修正することによって、下流側板紙ブランク片10
0が、型ドラム36との適切な見当合せ状態から外れることになる。
【0039】 好ましい実施形態では、制御装置202は、下流側板紙ブランク片100が、
型ドラム36の加減速に先立って少なくとも2つの移送ホイール40と接触する
ようにプログラムされている(図1)。移送ホイール40と型ドラム36とは同
一のサーボモータ44によって制御されているので、板紙ブランク片100が負
圧移送ホイール40の制御下に一旦入ると、型ドラム36の角度位置は下流側板
紙ブランク片100の前後方向位置に対して固定される。
型ドラム36の加減速に先立って少なくとも2つの移送ホイール40と接触する
ようにプログラムされている(図1)。移送ホイール40と型ドラム36とは同
一のサーボモータ44によって制御されているので、板紙ブランク片100が負
圧移送ホイール40の制御下に一旦入ると、型ドラム36の角度位置は下流側板
紙ブランク片100の前後方向位置に対して固定される。
【0040】 種々の要因に基づき、全ての板紙ブランク処理装置10は、見当合せ修正に関
してある限界を有している。そのような要因としては、処理速度、隣接する板紙
ブランク片間の距離、処理ヘッドの慣性、処理ヘッド駆動装置のパワーが挙げら
れるが、これらだけではない。もし、板紙ブランク片が最大修正値を越えて前進
していたり、最小修正値を下回って遅れていたりすれば、処理ヘッドと板紙ブラ
ンク片との完全な見当合せ修正は不可能である。図6〜図8を参照すると、本発
明による制御装置202は、上限302と下限304とを有する見当合せ修正ウ
ィンドウ300を規定している。上限302は、見当合せ理論位置または適切な
見当合せ位置より前進している上流側板紙ブランク片のための最大修正値に対応
している。同様に、下限304は、見当合せ理論位置または適切な見当合せ位置
より遅れている上流側板紙ブランク片のための最大修正値に対応している。初期
、上限302と下限304との中心は、型ドラム36が上流側板紙ブランク片1
02に対して適切に見当合せされた位置として規定される初期見当合せ理論位置
または初期適正見当合せ位置306にある。
してある限界を有している。そのような要因としては、処理速度、隣接する板紙
ブランク片間の距離、処理ヘッドの慣性、処理ヘッド駆動装置のパワーが挙げら
れるが、これらだけではない。もし、板紙ブランク片が最大修正値を越えて前進
していたり、最小修正値を下回って遅れていたりすれば、処理ヘッドと板紙ブラ
ンク片との完全な見当合せ修正は不可能である。図6〜図8を参照すると、本発
明による制御装置202は、上限302と下限304とを有する見当合せ修正ウ
ィンドウ300を規定している。上限302は、見当合せ理論位置または適切な
見当合せ位置より前進している上流側板紙ブランク片のための最大修正値に対応
している。同様に、下限304は、見当合せ理論位置または適切な見当合せ位置
より遅れている上流側板紙ブランク片のための最大修正値に対応している。初期
、上限302と下限304との中心は、型ドラム36が上流側板紙ブランク片1
02に対して適切に見当合せされた位置として規定される初期見当合せ理論位置
または初期適正見当合せ位置306にある。
【0041】 図示の例では、見当合せ理論位置306の値をゼロとすると、上限302の値
は好ましくは+1/8インチ(1インチ=25.4mm)であり、下限304の値は好 ましくは−1/8インチである。従って、見当合せ修正ウィンドウ300は合計 1/4インチの修正値を有している。制御装置202は処理ヘッド位置信号20 6を見当合せ理論位置306と比較して、型ドラム36と上流側板紙ブランク片
102との間の見当合せ誤差を示す見当合せ誤差信号を発生する。次いで制御装
置202は、見当合せ誤差信号が見当合せ修正ウィンドウ300の上限302と
下限304との間に入っているかどうかを判断する。
は好ましくは+1/8インチ(1インチ=25.4mm)であり、下限304の値は好 ましくは−1/8インチである。従って、見当合せ修正ウィンドウ300は合計 1/4インチの修正値を有している。制御装置202は処理ヘッド位置信号20 6を見当合せ理論位置306と比較して、型ドラム36と上流側板紙ブランク片
102との間の見当合せ誤差を示す見当合せ誤差信号を発生する。次いで制御装
置202は、見当合せ誤差信号が見当合せ修正ウィンドウ300の上限302と
下限304との間に入っているかどうかを判断する。
【0042】 好ましい実施形態では、見当合せ誤差信号が見当合せ修正ウィンドウ300の
範囲内であれば、制御装置202は型ドラム36のライン速度を変更するために
修正信号208をサーボモータ44へ送信する。見当合せ誤差信号が正の値の場
合には、型ドラム36はまず加速され、次いで元のライン速度にまで減速される
。見当合せ誤差信号が負の値の場合には、型ドラム36はまず減速され、次いで
元のライン速度にまで加速される。見当合せ誤差信号に応じたライン速度の変化
によって、板紙ブランク片102の前後方向位置に対する型ドラム36の角度位
置が変更される。
範囲内であれば、制御装置202は型ドラム36のライン速度を変更するために
修正信号208をサーボモータ44へ送信する。見当合せ誤差信号が正の値の場
合には、型ドラム36はまず加速され、次いで元のライン速度にまで減速される
。見当合せ誤差信号が負の値の場合には、型ドラム36はまず減速され、次いで
元のライン速度にまで加速される。見当合せ誤差信号に応じたライン速度の変化
によって、板紙ブランク片102の前後方向位置に対する型ドラム36の角度位
置が変更される。
【0043】 見当合せ誤差信号が見当合せ修正ウィンドウ300の上限302を越えている
場合、すなわち+1/8インチより大きい場合には、制御装置202は、板紙ブ ランク片102の前後方向位置に対する型ドラム36の角度位置を見当合せ修正
ウィンドウ300の上限302によって修正するために、修正信号208をサー
ボモータ44へ送信する。見当合せ誤差信号が見当合せ修正ウィンドウ300の
下限304を下回っている場合、すなわち−1/8インチより小さい場合には、 制御装置202は、板紙ブランク片102の前後方向位置に対する型ドラム36
の角度位置を見当合せ修正ウィンドウ300の下限302によって修正するため
に、修正信号208をサーボモータ44へ送信する。言い換えれば、見当合せ誤
差信号が負の値であり、その絶対値が下限304の絶対値を越えている場合には
、型ドラム36の角度位置は下限304によって修正される。変更形態として、
見当合せ誤差信号が見当合せ修正ウィンドウ300の上限302から下限304
の範囲外である場合には見当合せ修正を行わないように制御装置202をプログ
ラムしてもよい。
場合、すなわち+1/8インチより大きい場合には、制御装置202は、板紙ブ ランク片102の前後方向位置に対する型ドラム36の角度位置を見当合せ修正
ウィンドウ300の上限302によって修正するために、修正信号208をサー
ボモータ44へ送信する。見当合せ誤差信号が見当合せ修正ウィンドウ300の
下限304を下回っている場合、すなわち−1/8インチより小さい場合には、 制御装置202は、板紙ブランク片102の前後方向位置に対する型ドラム36
の角度位置を見当合せ修正ウィンドウ300の下限302によって修正するため
に、修正信号208をサーボモータ44へ送信する。言い換えれば、見当合せ誤
差信号が負の値であり、その絶対値が下限304の絶対値を越えている場合には
、型ドラム36の角度位置は下限304によって修正される。変更形態として、
見当合せ誤差信号が見当合せ修正ウィンドウ300の上限302から下限304
の範囲外である場合には見当合せ修正を行わないように制御装置202をプログ
ラムしてもよい。
【0044】 上記に説明したように、処理条件あるいは装置の構成要素が、連続供給される
板紙ブランク片102における見当合せ誤差の再発の原因となり得る。例えば、
処理装置が各板紙ブランク片に引きずり力を及ぼす場合や、各板紙ブランク片が
移送装置に対して滑る場合がある。どちらの場合でも、連続供給される各板紙ブ
ランク片は、図4に符号Cで示すように、適切な見当合せ位置から常に遅れるこ
とになる。このような場合、制御装置202は、連続供給される各板紙ブランク
片102に生じる再発誤差を継続的に調整しなければならない。
板紙ブランク片102における見当合せ誤差の再発の原因となり得る。例えば、
処理装置が各板紙ブランク片に引きずり力を及ぼす場合や、各板紙ブランク片が
移送装置に対して滑る場合がある。どちらの場合でも、連続供給される各板紙ブ
ランク片は、図4に符号Cで示すように、適切な見当合せ位置から常に遅れるこ
とになる。このような場合、制御装置202は、連続供給される各板紙ブランク
片102に生じる再発誤差を継続的に調整しなければならない。
【0045】 本発明では、このような再発誤差を、制御装置202が見当合せ修正ウィンド
ウ300に関して平均化ウィンドウを規定することによって解決している。平均
化ウィンドウ310は、処理条件及び処理装置10の幾何学的条件によって規定
される上限312及び下限314を有している。好ましい実施形態では、見当合
せ理論位置をゼロとすると、上限312の値は+1/4インチ、下限314の値 は−1/4インチである。従って、平均化ウィンドウ310は上限312と下限 314との間に1/2インチの幅を有している。
ウ300に関して平均化ウィンドウを規定することによって解決している。平均
化ウィンドウ310は、処理条件及び処理装置10の幾何学的条件によって規定
される上限312及び下限314を有している。好ましい実施形態では、見当合
せ理論位置をゼロとすると、上限312の値は+1/4インチ、下限314の値 は−1/4インチである。従って、平均化ウィンドウ310は上限312と下限 314との間に1/2インチの幅を有している。
【0046】 連続供給される上流側板紙ブランク片102に関連した処理ヘッド位置信号2
06は制御装置202に蓄積され、蓄積信号206の浮動平均位置316が制御
装置202によって計算される。制御装置202は、平均位置316に応じて修
正ウィンドウ300を平均化ウィンドウ310の範囲内でシフトさせる。図6は
、見当合せ修正ウィンドウ300が平均化ウィンドウ310内で中心合せされた
状態を示している。この状態は、装置10の起動の際、あるいは、連続供給され
る上流側板紙ブランク片102に関連した平均角度位置316が見当合せ理論位
置306に一致した際に現れる。
06は制御装置202に蓄積され、蓄積信号206の浮動平均位置316が制御
装置202によって計算される。制御装置202は、平均位置316に応じて修
正ウィンドウ300を平均化ウィンドウ310の範囲内でシフトさせる。図6は
、見当合せ修正ウィンドウ300が平均化ウィンドウ310内で中心合せされた
状態を示している。この状態は、装置10の起動の際、あるいは、連続供給され
る上流側板紙ブランク片102に関連した平均角度位置316が見当合せ理論位
置306に一致した際に現れる。
【0047】 図7は、連続供給される上流側板紙ブランク片102が、見当合せ理論位置ま
たは適切な見当合せ位置306に対して常に前進している見当合せ前進誤差再発
状態を示している。この状態に応じて、制御装置202は見当合せ修正ウィンド
ウ300を平均化ウィンドウ310内で上方へすなわち正の方向へシフトさせ、
こうして見当合せ修正ウィンドウ300が平均位置316に中心合せされる。
たは適切な見当合せ位置306に対して常に前進している見当合せ前進誤差再発
状態を示している。この状態に応じて、制御装置202は見当合せ修正ウィンド
ウ300を平均化ウィンドウ310内で上方へすなわち正の方向へシフトさせ、
こうして見当合せ修正ウィンドウ300が平均位置316に中心合せされる。
【0048】 図8は、典型的な処理装置10において最も一般的な見当合せ遅れ誤差再発状
態を示している。この状態に応じて、制御装置202は見当合せ修正ウィンドウ
300を下方へすなわち負の方向へ、平均位置316までシフトさせる。見当合
せ修正ウィンドウ300の上限302及び下限304も同様にシフトされ、平均
位置316に中心合せされる。
態を示している。この状態に応じて、制御装置202は見当合せ修正ウィンドウ
300を下方へすなわち負の方向へ、平均位置316までシフトさせる。見当合
せ修正ウィンドウ300の上限302及び下限304も同様にシフトされ、平均
位置316に中心合せされる。
【0049】 見当合せ修正ウィンドウ300をシフトさせることによって、制御装置202
は、平均位置316つまりほとんどのマーク108が観測される位置に中心合せ
された見当合せ修正ウィンドウ300内において、マーク108の見当合せ誤差
を完全に修正することを理解されたい。このようにして、平均化ウィンドウ31
0内のこの見当合せ修正ウィンドウ300のおかげで、制御装置202は最大数
の連続供給板紙ブランク片102に関して完全な見当合せ誤差修正を行うことが
できる。なぜなら、見当合せ修正ウィンドウ300自体が大多数のマーク108
が観測される位置に中心合せされているからである。
は、平均位置316つまりほとんどのマーク108が観測される位置に中心合せ
された見当合せ修正ウィンドウ300内において、マーク108の見当合せ誤差
を完全に修正することを理解されたい。このようにして、平均化ウィンドウ31
0内のこの見当合せ修正ウィンドウ300のおかげで、制御装置202は最大数
の連続供給板紙ブランク片102に関して完全な見当合せ誤差修正を行うことが
できる。なぜなら、見当合せ修正ウィンドウ300自体が大多数のマーク108
が観測される位置に中心合せされているからである。
【0050】 図9〜図13に移ると、これらの図は、本発明による制御装置202の作用に
ついて詳細に説明している。制御装置202は、装置10の起動に対応して符号
400で示すようにプログラムを開始する。プログラムはブロック402におい
て一連の変数を初期化する。一連の変数には、UPLIMITが含まれている。UPLIMIT
は、上限最大修正値すなわち見当合せ修正ウィンドウ300の上限302を装置
10の処理条件及び寸法諸元に基づいて規定するプリセット値である。同様に、
変数LOWLIMITは、下限最大修正値すなわち見当合せ修正ウィンドウ300の下限
304を装置10の処理条件及び寸法諸元に基づいて規定するプリセット値であ
る。変数EDGEPOSは、上流側板紙ブランク片102の前縁部104が板紙ブラン ク見当合せセンサ50の位置に配置された際の型ドラム36の角度位置として規
定される。コンピュータプログラム内で使用される残りの変数は初期にゼロにセ
ットされる。
ついて詳細に説明している。制御装置202は、装置10の起動に対応して符号
400で示すようにプログラムを開始する。プログラムはブロック402におい
て一連の変数を初期化する。一連の変数には、UPLIMITが含まれている。UPLIMIT
は、上限最大修正値すなわち見当合せ修正ウィンドウ300の上限302を装置
10の処理条件及び寸法諸元に基づいて規定するプリセット値である。同様に、
変数LOWLIMITは、下限最大修正値すなわち見当合せ修正ウィンドウ300の下限
304を装置10の処理条件及び寸法諸元に基づいて規定するプリセット値であ
る。変数EDGEPOSは、上流側板紙ブランク片102の前縁部104が板紙ブラン ク見当合せセンサ50の位置に配置された際の型ドラム36の角度位置として規
定される。コンピュータプログラム内で使用される残りの変数は初期にゼロにセ
ットされる。
【0051】 次いでプログラムは、装置の操作員が変数MARK DISTANCEを入力するブロック 404へ進む。変数MARK DISTANCEは、上流側板紙ブランク片102の前縁部1 04から見当合せマーク108までの距離をインチ表示したものである。言い換
えれば、変数MARK DISTANCEは、理論見当合せ初期位置または適正見当合せ初期 位置306、すなわち、板紙ブランク見当合せセンサ50が初期に見当合せマー
ク108を検知する位置を意味している。ブロック406において、変数MARK D
ISTANCEは型ドラム36の角度位置に変換され、変数REG SET POINTに割り当てら
れる。より詳しく言えば、変数REG SET POINTは、次の等式; REG SET POINT=(MARK DISTANCE/πd)360+EDGEPOS によって計算される。
えれば、変数MARK DISTANCEは、理論見当合せ初期位置または適正見当合せ初期 位置306、すなわち、板紙ブランク見当合せセンサ50が初期に見当合せマー
ク108を検知する位置を意味している。ブロック406において、変数MARK D
ISTANCEは型ドラム36の角度位置に変換され、変数REG SET POINTに割り当てら
れる。より詳しく言えば、変数REG SET POINTは、次の等式; REG SET POINT=(MARK DISTANCE/πd)360+EDGEPOS によって計算される。
【0052】 ブロック408において、プログラムは、変数REG SET POINTに等しい変数AVG
POSをセットする。変数AVGPOSは、上記に説明した連続供給される複数の板紙ブ ランク片102に関連した型ドラム36の平均位置316として定義される。プ
ログラムは次にブロック410において、制御装置202に平均化ウィンドウ3
10を形成させる。平均化ウィンドウ310は、変数REG SET POINTの固定され た初期値に中心合せされ、処理装置の寸法諸元及び処理条件に基づく上限・下限
を含んでいる。
POSをセットする。変数AVGPOSは、上記に説明した連続供給される複数の板紙ブ ランク片102に関連した型ドラム36の平均位置316として定義される。プ
ログラムは次にブロック410において、制御装置202に平均化ウィンドウ3
10を形成させる。平均化ウィンドウ310は、変数REG SET POINTの固定され た初期値に中心合せされ、処理装置の寸法諸元及び処理条件に基づく上限・下限
を含んでいる。
【0053】 図10を参照しながら説明を続けると、ブロック412において、制御装置2
02は、変数UPLIMIT、変数LOWLIMITによってそれぞれ規定される上限302及 び下限304を有する見当合せ修正ウィンドウ300を設定するように命令を受
ける。見当合せ修正ウィンドウ300は、初期に変数REG SET POINTの初期設定 値に関して中心合せされる。変数REG SET POINTの初期設定値は、図5に示すよ うに、見当合せ理論位置または適正見当合せ位置306に等しい。ブロック41
4において、プログラムは板紙ブランク見当合せセンサ50からの入力を待つル
ープに入る。板紙ブランク見当合せセンサ50が上流側板紙ブランク片102上
の事前印刷マーク108を検知した場合、プログラムは、上流側板紙ブランク片
102の位置を把握するために、センサ50がブランク位置信号204を制御装
置202へと転送するブロック416へと進む。
02は、変数UPLIMIT、変数LOWLIMITによってそれぞれ規定される上限302及 び下限304を有する見当合せ修正ウィンドウ300を設定するように命令を受
ける。見当合せ修正ウィンドウ300は、初期に変数REG SET POINTの初期設定 値に関して中心合せされる。変数REG SET POINTの初期設定値は、図5に示すよ うに、見当合せ理論位置または適正見当合せ位置306に等しい。ブロック41
4において、プログラムは板紙ブランク見当合せセンサ50からの入力を待つル
ープに入る。板紙ブランク見当合せセンサ50が上流側板紙ブランク片102上
の事前印刷マーク108を検知した場合、プログラムは、上流側板紙ブランク片
102の位置を把握するために、センサ50がブランク位置信号204を制御装
置202へと転送するブロック416へと進む。
【0054】 板紙ブランク見当合せセンサ50からブランク位置信号204を受信すると、
制御装置202はブロック418において、型ドラム36の角度位置を把握しそ
の位置を変数CAPTURED POSとして記憶するように命令を受ける。型ドラム36の
角度位置は、処理ヘッド位置信号206としてサーボモータ44から制御装置2
02へと転送される(図5)。
制御装置202はブロック418において、型ドラム36の角度位置を把握しそ
の位置を変数CAPTURED POSとして記憶するように命令を受ける。型ドラム36の
角度位置は、処理ヘッド位置信号206としてサーボモータ44から制御装置2
02へと転送される(図5)。
【0055】 図11を参照しながら説明を続けると、ブロック420においてプログラムは
、変数AVG POSが変数CAPTURED POSに等しいかどうかを判断する。これらの変数 が等しい場合には、上流側板紙ブランク片102が型ドラム36に対して適切に
見当合せされていることになり、プログラムはブロック434へと進む。しかし
、AVG POSがCAPTURED POSに等しくない場合には、プログラムは、AVG POSからCA
PTURED POSを差し引いて変数REG ERRORが規定されるブロック422へと進む。 変数REG ERRORは、型ドラム36の角度位置と板紙ブランク片102の前後方向 位置との間の見当合せ誤差信号として定義される。ブロック424において、プ
ログラムは、REG ERRORの値がUPLIMIT以上どうかを判断する。REG ERRORの値がU
PLIMIT以上であれば、制御装置202は見当合せ修正信号208をサーボモータ
44へと送信して、型ドラム36を加速させ、UPLIMIT値または上限最大修正値 302によって型ドラム36の相対角度位置を変化させる。次いでプログラムは
ブロック434へと進む。REG ERRORの値がUPLIMIT以上でない場合には、プログ
ラムはブロック428へと進む。
、変数AVG POSが変数CAPTURED POSに等しいかどうかを判断する。これらの変数 が等しい場合には、上流側板紙ブランク片102が型ドラム36に対して適切に
見当合せされていることになり、プログラムはブロック434へと進む。しかし
、AVG POSがCAPTURED POSに等しくない場合には、プログラムは、AVG POSからCA
PTURED POSを差し引いて変数REG ERRORが規定されるブロック422へと進む。 変数REG ERRORは、型ドラム36の角度位置と板紙ブランク片102の前後方向 位置との間の見当合せ誤差信号として定義される。ブロック424において、プ
ログラムは、REG ERRORの値がUPLIMIT以上どうかを判断する。REG ERRORの値がU
PLIMIT以上であれば、制御装置202は見当合せ修正信号208をサーボモータ
44へと送信して、型ドラム36を加速させ、UPLIMIT値または上限最大修正値 302によって型ドラム36の相対角度位置を変化させる。次いでプログラムは
ブロック434へと進む。REG ERRORの値がUPLIMIT以上でない場合には、プログ
ラムはブロック428へと進む。
【0056】 ブロック428においてプログラムは、REG ERRORがLOWLIMIT以下であるかど うかを判断する。言い換えれば、プログラムは、REG ERRORが負の値であるかど うか、及びその絶対値がLOWLIMITの絶対値以上であるかどうかを判断する。この
条件が満足された場合、型ドラム36のライン速度を減速してLOWLIMITまたは下
限最大修正値304によって型ドラム36の相対角度位置を変更するために、プ
ログラムは、制御装置202に、見当合せ修正信号208をサーボモータ44へ
送信するように命令を与える。次いでプログラムはブロック434へと進む。RE
G ERRORがLOWLIMIT以下でない場合は、図12に示すように、プログラムはブロ ック432へと進む。
条件が満足された場合、型ドラム36のライン速度を減速してLOWLIMITまたは下
限最大修正値304によって型ドラム36の相対角度位置を変更するために、プ
ログラムは、制御装置202に、見当合せ修正信号208をサーボモータ44へ
送信するように命令を与える。次いでプログラムはブロック434へと進む。RE
G ERRORがLOWLIMIT以下でない場合は、図12に示すように、プログラムはブロ ック432へと進む。
【0057】 ブロック432においてプログラムは、変数REG ERRORによって型ドラム36 の相対角度位置を変更するように制御装置に命令を与える。この動作は、制御装
置202が修正信号208をサーボモータ44へ送信することによって行われる
。型ドラム36のライン速度は加速または減速され、こうして型ドラム36の角
度位置が上流側板紙部ランク片102の前後方向位置に正しく見当合せされる。
ブロック434においてプログラムは、上記に説明したように、平均化ウィンド
ウ310内で見当合せ修正ウィンドウ300をシフトさせるサブルーチンに入る
。
置202が修正信号208をサーボモータ44へ送信することによって行われる
。型ドラム36のライン速度は加速または減速され、こうして型ドラム36の角
度位置が上流側板紙部ランク片102の前後方向位置に正しく見当合せされる。
ブロック434においてプログラムは、上記に説明したように、平均化ウィンド
ウ310内で見当合せ修正ウィンドウ300をシフトさせるサブルーチンに入る
。
【0058】 ブロック434においてプログラムは、まず、変数CAPTURED POSが平均化ウィ
ンドウ310の上下限312と314との間に入っているかどうかを判断する。
変数CAPTURED POSが平均化ウィンドウ310の範囲内にない場合、プログラムは
ブロック414へ戻り、変数CAPTURED POSは平均化されない。このようにして、
板紙部ランク片102に関連し、異常な、または極端な見当合せ誤差を有してい
る処理ヘッド位置信号206が、他の処理ヘッド位置信号206と共に平均化さ
れて、平均位置316の値が不適当な値になってしまうことが防止される。変数
CAPTURED POSが平均化ウィンドウ310の範囲内にある場合、プログラムはブロ
ック436において変数Nに1を加える。プログラムはブロック438へと進み 、CAPTURED POS(N)がCAPTURED POSの値にセットされる。このようにして、連続 供給される上流側板紙ブランク片102のための各CAPTURED POS値が異なる変数
名で割り当てられる。
ンドウ310の上下限312と314との間に入っているかどうかを判断する。
変数CAPTURED POSが平均化ウィンドウ310の範囲内にない場合、プログラムは
ブロック414へ戻り、変数CAPTURED POSは平均化されない。このようにして、
板紙部ランク片102に関連し、異常な、または極端な見当合せ誤差を有してい
る処理ヘッド位置信号206が、他の処理ヘッド位置信号206と共に平均化さ
れて、平均位置316の値が不適当な値になってしまうことが防止される。変数
CAPTURED POSが平均化ウィンドウ310の範囲内にある場合、プログラムはブロ
ック436において変数Nに1を加える。プログラムはブロック438へと進み 、CAPTURED POS(N)がCAPTURED POSの値にセットされる。このようにして、連続 供給される上流側板紙ブランク片102のための各CAPTURED POS値が異なる変数
名で割り当てられる。
【0059】 ブロック440において、変数AVG POSは、CAPTURED POS(1)〜CAPTURED POS(1
0)の平均値に等しくセットされる。図13を参照しながら説明を続けると、次い
でプログラムは、制御装置202に、変数AVG POSに応じて見当合せ修正ウィン ドウ300を移動させるよう命令を与える。より詳しく言えば、図6,図7に示
すように、REG SET POINTはAVG POSが占有する位置に移動される。UPLIMIT及びL
OWLIMITも同様に移動される。なぜなら、これらの変数はREG SET POINTに関して
中心合せされて規定されているからである。言い換えれば、初期に見当合せ理論
位置306の初期値に等しくセットされる変数REG SET POINTは、AVG POSまたは
平均位置316に等しく再定義される。ブロック404においてプログラムは、
変数Nが10に等しいかどうかを判断する。もし等しければ、ブロック446にお いてNはゼロにリセットされ、プログラムはブロック414へと進む。Nが10に等
しくなければ、変数Nはその値を保持し、プログラムは同様に414へ戻る。
0)の平均値に等しくセットされる。図13を参照しながら説明を続けると、次い
でプログラムは、制御装置202に、変数AVG POSに応じて見当合せ修正ウィン ドウ300を移動させるよう命令を与える。より詳しく言えば、図6,図7に示
すように、REG SET POINTはAVG POSが占有する位置に移動される。UPLIMIT及びL
OWLIMITも同様に移動される。なぜなら、これらの変数はREG SET POINTに関して
中心合せされて規定されているからである。言い換えれば、初期に見当合せ理論
位置306の初期値に等しくセットされる変数REG SET POINTは、AVG POSまたは
平均位置316に等しく再定義される。ブロック404においてプログラムは、
変数Nが10に等しいかどうかを判断する。もし等しければ、ブロック446にお いてNはゼロにリセットされ、プログラムはブロック414へと進む。Nが10に等
しくなければ、変数Nはその値を保持し、プログラムは同様に414へ戻る。
【0060】 上記説明から、本発明が、回転処理ヘッドと板紙ブランク片との間の見当合せ
誤差を検知して正確に修正する板紙ブランク処理方法と装置とを提供することは
明らかである。さらに、本発明による方法と装置とが、所定の見当合せ修正ウィ
ンドウ内に配置された板紙ブランク片に事前印刷されたマークを検知することに
よって見当合せ誤差を選択的に修正できることは明らかである。加えて、本発明
による方法及び装置は、連続供給される複数の板紙ブランク片に関連する複数の
処理ヘッド位置の平均値に応じて見当合せ修正ウィンドウを調節する。
誤差を検知して正確に修正する板紙ブランク処理方法と装置とを提供することは
明らかである。さらに、本発明による方法と装置とが、所定の見当合せ修正ウィ
ンドウ内に配置された板紙ブランク片に事前印刷されたマークを検知することに
よって見当合せ誤差を選択的に修正できることは明らかである。加えて、本発明
による方法及び装置は、連続供給される複数の板紙ブランク片に関連する複数の
処理ヘッド位置の平均値に応じて見当合せ修正ウィンドウを調節する。
【0061】 ここに説明した装置の形態及び処理方法により、本発明に係る好ましい実施形
態が構成されたが、本発明は、装置及び方法に関する上記形態に限定されるもの
ではなく、請求の範囲に記載した本発明の範囲から逸脱せずに種々の変更を加え
ることが可能であることを理解されたい。
態が構成されたが、本発明は、装置及び方法に関する上記形態に限定されるもの
ではなく、請求の範囲に記載した本発明の範囲から逸脱せずに種々の変更を加え
ることが可能であることを理解されたい。
【図1】 本発明による板紙ブランク処理装置の部分概略を示す側面図であ
る。
る。
【図2】 連続供給される板紙ブランク片が本発明の板紙ブランク処理装置
を通過する様子を部分概略的に示す側面図である。
を通過する様子を部分概略的に示す側面図である。
【図3】 連続供給される板紙ブランク片が本発明の板紙ブランク処理装置
を通過する様子を部分概略的に示す底面図である。
を通過する様子を部分概略的に示す底面図である。
【図4】 異なる見当合せ位置にある複数の板紙ブランク片を概略的に示す
側面図である。
側面図である。
【図5】 本発明による板紙ブランク処理装置のコンピュータ制御システム
に関するブロック図である。
に関するブロック図である。
【図6】 見当合せ修正ウィンドウ及び平均化ウィンドウを示す模式図であ
る。
る。
【図7】 平均化ウィンドウ内で第1方向にシフトされた見当合せ修正ウィ
ンドウを示す模式図である。
ンドウを示す模式図である。
【図8】 平均化ウィンドウ内で第2方向にシフトされた見当合せ修正ウィ
ンドウを示す模式図である。
ンドウを示す模式図である。
【図9】 本発明に用いられる制御装置の作用を説明するフローチャートで
ある。
ある。
【図10】 本発明に用いられる制御装置の作用を説明するフローチャート
である。
である。
【図11】 本発明に用いられる制御装置の作用を説明するフローチャート
である。
である。
【図12】 本発明に用いられる制御装置の作用を説明するフローチャート
である。
である。
【図13】 本発明に用いられる制御装置の作用を説明するフローチャート
である。
である。
10 板紙ブランク処理装置 30,44,46 サーボモータ(駆動装置) 32 負圧搬送機(コンベヤ) 34 裁断部(ニップ部) 36 処理ヘッド 48 板紙ブランクカウンタセンサ(板紙ブランクセンサ) 50 見当合せセンサ 100,102 板紙ブランク片 104 板紙ブランク前縁部 106 板紙ブランク後縁部 108 見当合せマーク 202 制御装置 204 ブランク位置信号 206 処理ヘッド位置信号 300 見当合せ修正ウィンドウ 302 上限(最上限修正値) 304 下限(最下限修正値) 306見当合せ理論位置 310 平均化ウィンドウ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ダグラス・エイチ・サイレイト アメリカ合衆国・メリーランド・21061・ グレン・バーニー・フォックステイル・コ ート・139 (72)発明者 バリー・イー・ラーキン アメリカ合衆国・メリーランド・21093・ ティモニウム・ハートフェル・ロード・ 2403 Fターム(参考) 3E075 BA01 CA01 DB12 DE23 GA05
Claims (31)
- 【請求項1】 下流側板紙ブランク片を処理するためのニップ部を有し回転
可能に取付けられた処理ヘッドと、 該処理ヘッドを所定のライン速度で回転させるために該処理ヘッドに接続され
た駆動装置と、 前記ニップ部より上流に位置する上流側板紙ブランク片を検出し前記上流側板
紙ブランク片の存在を示す信号を発信するセンサと、 前記センサの信号を受け前記処理ヘッドが前記上流側板紙ブランク片と見当合
せされた状態にあるかを判断する制御装置と、を備え、 前記センサと前記ニップ部との間の距離は、前記下流側板紙ブランク片の後縁
部と前記上流側板紙ブランク片の前縁部との間の距離より長く、 前記制御装置はさらに、前記処理ヘッドが前記上流側板紙ブランク片と見当合
せされた状態になくかつ前記下流側板紙ブランク片が前記ニップ部内に存在する
場合に前記処理ヘッドの前記ライン速度を変化させることによって前記処理ヘッ
ドと前記下流側板紙ブランク片とが見当合せされた状態を維持しながら同時に前
記処理ヘッドと前記上流側板紙ブランク片とを適切に見当合せされた状態にもっ
て行く手段を備えていることを特徴とする、連続供給される板紙ブランク片を加
工するための板紙ブランク処理装置。 - 【請求項2】 前記上流側シートを前記処理ヘッドへと搬送するコンベヤを
さらに備えていることを特徴とする請求項1に記載の装置。 - 【請求項3】 前記コンベヤは、複数の負圧搬送ホイールを備えていること
を特徴とする請求項2に記載の装置。 - 【請求項4】 前記処理ヘッドと前記コンベヤとが単一の駆動装置に連結さ
れ作動可能とされていることを特徴とする請求項2に記載の装置。 - 【請求項5】 前記センサは、前記上流側板紙ブランク片の表面に記された
マークを検出することを特徴とする請求項1に記載の装置。 - 【請求項6】 前記センサは、前記上流側板紙ブランク片の前縁部を検出す
ることを特徴とする請求項1に記載の装置。 - 【請求項7】 前記処理ヘッドは型ドラムを備えていることを特徴とする請
求項1に記載の装置。 - 【請求項8】 前記駆動装置は、交番電流サーボモータを備えていることを
特徴とする請求項1に記載の装置。 - 【請求項9】 前記センサは、前記上流側板紙ブランク片の位置に関連する
光量レベルを検出する光学明暗走査器を備え、かつ前記上流側板紙ブランク片の
位置を示す信号を発信することを特徴とする請求項1に記載の装置。 - 【請求項10】 下流側板紙ブランク片を処理するために回転可能に取付け
られた処理ヘッドと、 該処理ヘッドを所定のライン速度で回転させるために該処理ヘッドに接続され
た駆動装置と、 前記処理ヘッドの角度位置を監視し前記処理ヘッドの角度位置を示す処理ヘッ
ド位置信号を発信する手段と、 前記処理ヘッドの上流に位置する上流側板紙ブランク片の前後方向位置を検出
し上流側板紙ブランク片の前後方向位置を示すブランク位置信号を発信する板紙
ブランクセンサと、 前記処理ヘッド位置信号とブランク位置信号とを受け前記処理ヘッドの前記角
度位置と前記上流側板紙ブランク片との間の見当合せ誤差を示す見当合せ誤差信
号を発信する制御装置と、を備え、 該制御装置はさらに、前記見当合せ誤差信号が所定範囲内の値であるかどうか
を判断する手段と、前記処理ヘッドを前記上流側板紙ブランク片に見当合せする
ために前記見当合せ誤差信号に応じて前記駆動装置を選択的に制御して前記処理
ヘッドの前記ライン速度を選択的に変化させることによって前記処理ヘッドの前
記角度位置を前記上流側板紙ブランク片の前記前後方向位置に対して選択的に変
化させる手段と、を備えていることを特徴とする、連続供給される板紙ブランク
片を加工するための板紙ブランク処理装置。 - 【請求項11】 前記制御装置は、前記処理ヘッドの位置信号と前記処理ヘ
ッドが前記上流側板紙ブランク片に適切に見当合せされた状態に相当する見当合
せ位置信号の理論値とを比較することによって前記見当合せ誤差信号を発信する
ことを特徴とする請求項10に記載の装置。 - 【請求項12】 前記制御装置は、前記見当合せ誤差が前記所定範囲内の値
である場合にのみ前記処理ヘッドの前記ライン速度を変化させることを特徴とす
る請求項10に記載の装置。 - 【請求項13】 前記所定範囲は、前記処理ヘッドの前記角度位置を前記上
流側板紙ブランク片の前記前後方向位置に見当合せするための最上限修正値・最
下限修正値を規定する上限・下限を含み、前記処理ヘッドの前記角度位置は、前
記見当合せ誤差信号が前記上限を越えた場合に前記最上限修正値によって修正さ
れ、前記処理ヘッドの前記角度位置は、前記見当合せ誤差信号が前記下限を下回
った場合に前記最下限修正値によって修正されることを特徴とする請求項10に
記載の装置。 - 【請求項14】 前記制御装置はさらに、前記処理ヘッドと複数の前記上流
側板紙ブランク片との間の定常的見当合せ誤差に応じて前記所定範囲をシフトさ
せる手段を備えていることを特徴とする請求項10に記載の装置。 - 【請求項15】 前記制御装置はさらに、複数の前記処理ヘッド位置信号を
連続供給される複数の板紙ブランク片に関して平均化し、連続供給される前記複
数の板紙ブランク片のための平均位置信号を発信する手段を備えていることを特
徴とする請求項10に記載の装置。 - 【請求項16】 前記制御装置はさらに、前記平均位置信号に応じて前記所
定範囲をシフトさせる手段を備えていることを特徴とする請求項15に記載の装
置。 - 【請求項17】 前記板紙ブランクセンサは、前記上流側板紙ブランク片の
表面に記されたマークを検出することを特徴とする請求項10に記載の装置。 - 【請求項18】 前記駆動装置及び前記処理ヘッドの前記角度位置を監視す
る手段は、交番電流サーボモータを一体に備えていることを特徴とする請求項1
0に記載の装置。 - 【請求項19】 下流側板紙ブランク片を処理するために回転可能に取付け
られた処理ヘッドと、 該処理ヘッドを所定のライン速度で回転させるために該処理ヘッドに接続され
た駆動装置と、 前記処理ヘッドの角度位置を監視し前記処理ヘッドの角度位置を示す処理ヘッ
ド位置信号を発信する手段と、 前記処理ヘッドの上流に位置する上流側板紙ブランク片の前後方向位置を検出
し上流側板紙ブランク片の前後方向位置を示すブランク位置信号を発信する板紙
ブランクセンサと、 前記処理ヘッド位置信号とブランク位置信号とを受け、前記処理ヘッドの前記
角度位置と前記上流側板紙ブランク片との間の見当合せ誤差を示す見当合せ誤差
信号を発信する制御装置と、 該制御装置によって規定される見当合せ修正ウィンドウと、を備え、 該見当合せ修正ウィンドウは、前記処理ヘッドの前記角度位置を前記上流側板
紙ブランク片の前記前後方向位置に見当合せするための最上限修正値・最下限修
正値を規定する上限・下限と、該上限・下限の中間に位置し前記処理ヘッドの前
記角度位置が前記上流側板紙ブランク片に正しく見当合せされた状態を規定する
見当合せ理論位置とを備え、 前記制御装置は、前記処理ヘッド位置信号と前記見当合せ理論位置とを比較す
ることによって前記見当合せ誤差信号を発信し、該制御装置はさらに、前記見当
合せ誤差信号に応じて前記処理ヘッドの前記角度位置を前記上流側板紙ブランク
片の前記前後方向位置に対して選択的に変化させる手段を備えていることを特徴
とする、連続供給される板紙ブランク片を加工するための板紙ブランク処理装置
。 - 【請求項20】 前記制御装置は、前記処理ヘッドの前記角度位置を前記上
流側板紙ブランク片の前記前後方向位置に見当合せするために前記見当合せ誤差
信号に応じて前記駆動装置を選択的に制御して前記処理ヘッドの前記ライン速度
を選択的に変化させることによって、前記処理ヘッドの前記角度位置を前記板紙
ブランク片の前後方向位置に対して変化させることを特徴とする請求項19に記
載の装置。 - 【請求項21】 前記制御装置は、前記見当合せ誤差信号が前記見当合せ修
正ウィンドウ内の値である場合にのみ前記処理ヘッドの前記角度位置を前記上流
側板紙ブランク片の前記前後方向位置に対して変化させることを特徴とする請求
項19に記載の装置。 - 【請求項22】 前記制御装置は、前記見当合せ誤差信号が前記上限を越え
た場合には前記最上限修正値によって前記処理ヘッドの前記角度位置を前記上流
側板紙ブランク片の前記前後方向位置に対して変化させ、前記制御装置は、前記
見当合せ誤差信号が前記下限を下回った場合には前記最下限修正値によって前記
処理ヘッドの前記角度位置を前記上流側板紙ブランク片の前記前後方向位置に対
して変化させることを特徴とする請求項19に記載の装置。 - 【請求項23】 前記制御装置によって規定されかつ前記見当合せ修正ウィ
ンドウを含む平均化ウィンドウをさらに備え、前記制御装置は、前記見当合せ修
正ウィンドウを前記平均化ウィンドウ内で選択的にシフトさせることを特徴とす
る請求項19に記載の装置。 - 【請求項24】 前記制御装置はさらに、連続供給される複数の板紙ブラン
ク片に関する複数の前記処理ヘッド位置信号を平均化して平均位置信号を発生さ
せる手段と、前記平均位置信号に応じて前記見当合せ修正ウィンドウを前記平均
化ウィンドウ内でシフトさせる手段と、を備えていることを特徴とする請求項2
3に記載の装置。 - 【請求項25】 前記板紙ブランクセンサは、前記上流側板紙ブランク片の
表面に事前印刷されたマークを検出することを特徴とする請求項19に記載の装
置。 - 【請求項26】 前記駆動装置及び前記処理ヘッドの前記角度位置を監視す
る手段は、交番電流サーボモータを一体に備えていることを特徴とする請求項1
9に記載の装置。 - 【請求項27】 連続供給される板紙ブランク片の処理ヘッドに対する見当
合せを維持するための方法であって、 処理ヘッドを所定のライン速度で回転駆動する段階と、 前記処理ヘッドに向けて板紙ブランク片を搬送する段階と、 前記処理ヘッドより上流側に位置する前記板紙ブランク片を検知して前記板紙
ブランク片の位置を示すブランク位置信号を発信する段階と、 前記処理ヘッドの角度位置を監視して前記処理ヘッドの前記角度位置を示す処
理ヘッド位置信号を発信する段階と、 前記処理ヘッドの前記角度位置を前記上流側板紙ブランク片の前記前後方向位
置に見当合せするための最上限修正値・最下限修正値を規定する上限・下限と、
前記上限・下限の中間に位置し前記処理ヘッドの前記角度位置が前記上流側板紙
ブランク片に正しく見当合せされた状態を規定する見当合せ理論位置と、を備え
た見当合せ修正ウィンドウを設ける段階と、 前記処理ヘッド位置信号と前記見当合せ理論位置とを比較して見当合せ誤差信
号を発生する段階と、 前記見当合せ誤差信号に応じて、前記板紙ブランク片の前記前後方向位置に対
する前記処理ヘッドの前記角度位置を選択的に変化させる段階と、を含むことを
特徴とする方法。 - 【請求項28】 前記処理ヘッドの前記角度位置を変化させる前記段階は、
前記処理ヘッドの前記角度位置を前記板紙ブランク片の前記前後方向位置に正し
く見当合せするために前記処理ヘッドの前記ライン速度を選択的に変化させる段
階を備えていることを特徴とする請求項27に記載の方法。 - 【請求項29】 前記見当合せ誤差が前記見当合せ修正ウィンドウ内の値で
ある場合にのみ前記処理ヘッドの前記角度位置を前記板紙ブランク片の前記前後
方向位置に対して変化させることを特徴とする請求項27に記載の方法。 - 【請求項30】 前記見当合せ誤差信号が前記上限を越えた場合には前記処
理ヘッドの前記角度位置を前記最上限修正値によって前記板紙ブランク片の前記
前後方向位置に対して変化させ、前記見当合せ誤差信号が前記下限を下回った場
合には前記処理ヘッドの前記角度位置を前記最下限修正値によって前記板紙ブラ
ンク片の前記前後方向位置に対して変化させることを特徴とする請求項27に記
載の方法。 - 【請求項31】 平均化ウィンドウを設ける段階と、 連続供給される複数の板紙ブランク片に関連する複数の前記処理ヘッド位置信
号を平均化して連続供給される前記複数の板紙ブランク片のための平均位置信号
を発信する段階と、 前記平均位置信号に応じて前記見当合せ修正ウィンドウを前記平均化ウィンド
ウ内でシフトさせる段階と、をさらに含むことを特徴とする請求項27に記載の
方法。
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