JP2001517742A - ストランドを分離する方法及び装置 - Google Patents

ストランドを分離する方法及び装置

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JP2001517742A JP2000513008A JP2000513008A JP2001517742A JP 2001517742 A JP2001517742 A JP 2001517742A JP 2000513008 A JP2000513008 A JP 2000513008A JP 2000513008 A JP2000513008 A JP 2000513008A JP 2001517742 A JP2001517742 A JP 2001517742A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、リングを介して積み重ね体になるように支持レール上に並べられたストランドを分離する方法及び装置に関する。ストランドを分離しかつ続いて積み重ね体から離れるように送る際、ていねいに取扱いかつできるだけわずかしかとくに摩擦に関して負荷をかけない方法及び装置において、積み重ね体におけるいちばん前のストランド(15,16)が、ストランドの範囲(11)において側方に転向され、かつ積み重ね体から離される。続いていちばん前のストランドが、別の範囲において積み重ね体から離れる方に向けられた方向に積み重ね体から離され、かつ最後にそのリング(7)の範囲において支持レールに沿って送り部材(12,13)によって、引続き積み重ね体から離れるように送られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、リングにおいて積み重ね体になるように支持レール上に並べられた
ストランドを分離する方法及び装置に関する。
【0002】 ヨーロッパ特許第0448957号明細書によれば、前記のような装置は公知
であり、ここでは、支持レールに吊されたストランドは、1つの範囲において支
持レールによって形成された平面から側方に転向され、かつその際、弾性的に変
形させられる。続いて前記の平面に対して傾斜した方向においてこの側方に転向
した範囲は、走行路が前記の平面に侵入し、かつストランドの側方の変形が再び
解消するまで、積み重ね体から走行路に沿って離される。前記の走行路に沿った
範囲の運動によって、ストランドは、その本来の、例えばリングによって定義さ
れる平面から部分的に転向されるので、ストランドの別の範囲は、遅れて追従す
る。例えば支持レール上におけるリングは、側方に転向する範囲よりも遅れて積
み重ね体から離される。ストランドの一部が積み重ね体における隣接するストラ
ンドに固着し、かつそれ故に所望のように積み重ね体から離れない場合、ナイフ
状の揺動レバーが設けられており、この揺動レバーは、積み重ね体におけるスト
ランドのものに対して平行な平面内において動き、かつこのような部分を積み重
ね体から離す。それぞれの積み重ね体に対して、2つの分離装置が上及び下に、
かつ1つの揺動レバーがその中間に設けられている。
【0003】 この公知の装置は、完全に満足できるものではない。なぜなら一方において積
み重ね体−支持レールの方向に見て−が分離装置上に載るので、ストランドが分
離装置の運動によって消耗され、又は損傷することがあるからである。他方にお
いてストランドは、支持レールに沿って送るために多かれ少なかれ離れて支持レ
ールに並んでつかまれ、又は駆動されるので、リングは、支持レール上に斜めに
配置されることがあり、かつ支持レールとリングとの間の摩擦が増大する。
【0004】 この時、特許請求の範囲に特徴を示すような本発明は、積み重ね体から分離し
かつ続いて送る際にストランドをていねいに取扱い、かつとくに摩擦についてで
きるだけわずかしか負荷を受けない、方法及び装置を提供するという課題を解決
するようにする。
【0005】 このことは、次のようにして達成される。すなわちストランドの範囲において
積み重ね体におけるいちばん前のストランドが、側方に転向され、かつ続いて積
み重ね体から第1の距離にわたって離される。その後、いちばん前のストランド
は、別の範囲においても、積み重ね体から離れる方に向けられた方向に積み重ね
体から離され、かつ最後にストランドは、そのリングの範囲において駆動され、
支持レールに沿って引続き積み重ね体から離れるように第2の距離だけ送られる
。ストランドが側方に転向する間に、積み重ね体は押し戻される。
【0006】 それ故に本発明による装置は、積み重ね体のいちばん前のストランドを分離す
るために分離ナイフとして形成された分離部材、積み重ね体を押し戻す積み重ね
体押圧器、及びその長さの大部分において積み重ね体からストランドを分離する
分離指を有することができる。さらにこれは、送り部材を有することができ、こ
の送り部材は、ストランドのリングの範囲に配置されている。その際、送り部材
が、重力に対して支持レールを支持するように形成されていると有利である。
【0007】 本発明により達成される利点は、とくに次の点にある。すなわち損傷しかつか
き傷を付けることなく、すべてのストランドタイプを確実に分離する。このこと
は、分離の際にストランドが分離ナイフに対して相対的に運動しないことによっ
て達成される。分離ナイフ及び積み重ね体押圧器の駆動は、両方の要素のために
1つだけの共通の駆動装置を設ければよいように、リンクによって制御すること
ができ、このことは、コストにおける相応する節約、及びわずかしか手間のかか
らない装置を保証する。ストランドと分離装置との間にできるだけわずかしか摩
擦が生じないので、消耗は、さらに長い時間にわたってみても小さく維持される
。本発明による装置は、加えて少なくとも2重に並べて少なくとも2つの積み重
ね体のために構成されるためにも適している。その際、種々の運動は、並列して
経過し、かつそれに応じて共通の駆動装置を設けることもできる。
【0008】 本発明の有利な構成は、特許請求の範囲から明らかである。
【0009】 次に本発明を例により、かつ添付の図面を引用して詳細に説明する。
【0010】 図1は、ストランド内へのたて糸のための引込み装置の一部を、かつとくに積
み重ね体からストランドを分離する部分を示している。ストランドの2つの積み
重ね体5、6は、その上側及び下側のリング7、8によって、互いに並べてかつ
大体において垂直にそれぞれ2つの支持レール1、2、3、4上に並べられてい
る。それぞれの積み重ね体5、6に、リング8の近くにおいてストランドに沿っ
た範囲11に分離装置9、10が付属している。図1においてこの範囲は、例え
ば分離装置10及び分離装置10に対して別の可能な位置だけをマークした分離
装置10’の位置によって暗示されている。さらにリング8の範囲においてそれ
ぞれの積み重ね体5、6に対して、送り部材12、13が配置されている。この
ような送り部材は、それぞれの支持レール1、2、3、4に−、したがって上側
リング7にも−付属している。ここの送り部材の構成は、なるべく常に同じであ
ることができるので、図1に、下側の支持レール2、4の送り部材12、13だ
けが図示されている。積み重ね体5、6の前に、ここでは2重に構成された分離
指14が設けられており、この分離指は、図1においていちばん前のストランド
15、16とすでに分離されたストランド17、18との間にある。
【0011】 図2は、図1と同じ要素を示している。しかしながらすでに分離されたストラ
ンド17、18がストランドの送り又は運動方向において送り部材12、13の
後にある点に相違がある。ストランドの送り又は運動方向は、この図において矢
印19によって暗示されており、この矢印は、支持レールの長手延びに対して平
行に延びている。
【0012】 図3に送り部材が拡大して示されており、その際、この表示の視線方向は、矢
印19の方向とは逆、かつ両方の支持レール2、4のうちの一方の方向に延びて
いる。送り部材12、13は、2つの回転部材20、21を有し、これらの回転
部材は、それぞれ1つの回転軸線22、23の回りに定置に支持されている。回
転部材20、21は、それぞれ1つの歯車24、25を備え、これらの歯車は、
互いに噛み合っている。回転部材21は、支持レール2、4の上及び下に配置さ
れた支持部材26、27を有するが、一方回転部材20は、連行体28を備え、
この連行体は、支持レール2、4に並んでいる。
【0013】 図4は、第1の位置において上から送り部材12、13を示している。支持部
材26、27は、フック29を介して支持レール2、4を案内し、かつ面30と
ともに分離されたストランド31のためのストッパを形成している。連行体28
は、ストランド31のために通過を可能にする。
【0014】 図5は、同じ位置において図4による送り部材12、13を示しているが、中
間位置におけるストランド31が送り部材12、13の前の面30に当たってい
るところを示している。
【0015】 図6は、図4による送り部材12、13を別の位置において示しており、この
位置において連行体28及び支持部材26、27は、90°だけ回転している。
ストランド31は、別の位置において、−その送り方向に関して−送り部材12
、13の後に配置されている。
【0016】 図7は、分離装置9、10のもっとも重要な部分を概略的に示しており、すな
わち矢印33の方向に可動に支持されかつ駆動もされる分離ナイフ32、及び定
置の軸線35上に回転可能に支持された積み重ね体押圧器34を示している。さ
らに積み重ね体37のための案内部36、ばね負荷を受ける制御ピン45、及び
リンク42が認められる。図示した位置は、初期位置又は不動作位置であり、こ
の位置において積み重ね体は、分離ナイフ32における切り欠き38内に載って
いる。
【0017】 図8は、部分的に出た分離ナイフ32を有する別の位置、及び切り欠き38に
よって平面62内に又はこれに対して平行に転向された積み重ね体37のいちば
ん前のストランド39を示している。分離ナイフ32上に固定的に配置されたピ
ン40は、積み重ね体押圧器34におけるリンク41上にある。
【0018】 図9は、さらに出た分離ナイフ32を有する別の位置を示しており、その際、
リンク41上におけるピン40は、さらに進められ、かつその際、積み重ね体3
7は、ばね43の力に抗して数ミリメートルだけ押し戻されている。それにより
この時、積み重ね体押圧器34のフック44は、積み重ね体37と部分的に分離
されたストランド39との間にある。
【0019】 図10は、別の位置を示しており、この位置において分離ナイフ32は、すで
に再び戻り行程にあり、かつ積み重ね体押圧器34は、出た制御ピン45を介し
てリンク42により固定保持されている。リンク41は、もはやピン40に接触
していない。
【0020】 図11は、戻し揺動された積み重ね体押圧器34を有する最終位置、及び中間
位置(図5も参照)に動かされたストランド39を示している。
【0021】 図12は、分離ナイフ32を斜視図でかつもう一度拡大した表示で示している
。分離ナイフ32は、とくにピン40、ストランドのための切り欠き38及びリ
ンク42を有する。リンク42は、傾斜した載せ面42a、分離ナイフに対して
大体において垂直な側面42b及び端部面42cを備えている。
【0022】 図13は、制御ピン45の断面を示しており、この制御ピンは、分離ナイフ3
2上のリンク42と共同動作できるように、積み重ね体押圧器34に取付けられ
ている。制御ピン45は、大体においてドーム45a、ドーム45a内に配置さ
れたばね45b、及びピン45cからなる。
【0023】 図14は、ピストン棒のない気圧シリンダ47、分離指14、14’のための
摺動台48、及び衝撃ダンパ49を有する分離指14,14’のための駆動装置
を示している。分離指14、14’は、軸線63、63’の回りで回転可能に摺
動台48上に支持されている。他方において分離指14、14’上にローラ50
、50’が支持されており、これらのローラは、定置のリンク51、51’に接
している。図14の表示において、下側端部位置52が示されている。
【0024】 図15は、外に揺動された分離指14、14’を有する中間位置における摺動
台48を示しており、これらの分離指は、ここには図示しないばねによってこの
位置に保持される。
【0025】 図16は、上側端部位置における摺動台48を示している。
【0026】 本発明の動作は次のとおりである: 本発明による分離方法に対して次に説明する例において、積み重ね体における
いちばん前のストランドは、まずストランドの長手方向に見てリング8に隣接す
るストランドの範囲11(図1参照)において、側方に、すなわち大体において
水平にかつ支持レールに対して横向きに接触でき、転向でき、かつ積み重ね体5
から離すことができる。したがっていちばん前のストランドは、例えば図11か
らストランド39に対して明らかなように、積み重ね体の前の中間位置を占める
。その際、転向した範囲に隣接するリングも、その支持レール上において同様に
進められた中間位置に動かされる。ストランド39は、大体において1つの平面
62内において−この平面は支持レールに対してほぼ垂直に整列されている(図
8参照)−転向され、かつ積み重ね体37は、いくらか押し戻される。続いてス
トランドの残りの又は別の範囲も積み重ね体から離れて中間位置に動かされるの
で、ストランド17、18(図1)は、この時、図1にストランド17、18に
対して示すように、その全長にわたってストランド15、16に対して第1の距
離を置いた中間位置を占める。それからストランド17、18は、そのリングの
範囲においてつかまれ、かつ支持レールに沿って引続き第2の距離だけ積み重ね
体から離れて、図2にストランド17、18に対して示されたような位置に到達
するまで送られる。
【0027】 次に前記の過程を装置に関連してさらに詳細に説明する: ストランドは、そのリングにおいて積み重ね体5、6になるように支持レール
1、2、3、4上に並べられている。積み重ね体は、−ストランドの送り方法に
おいて−それぞれ後からばね43(図9)によって作用を受け、かつ分離のため
に用意されている。まず分離装置9、10が動作する。ここにおいて分離ナイフ
32は、図7に示す位置を有し、その際、積み重ね体37は、分離ナイフ32に
おける切り欠き38内にある。同様に積み重ね体は、分離指14(図1)に接触
し、この分離指は、その上側端部位置54(図14)にある。それから分離ナイ
フ32は、積み重ね体におけるいちばん前のストランド39をその平面62内に
おいて側方に転向し始め、かつピン40は、積み重ね体押圧器34におけるリン
ク41に沿って摺動する。ピン40が、リンク41のさらに強力に傾斜した部分
に到達すると、積み重ね体押圧器34は、さらに急速に積み重ね体37に向かっ
て揺動し、かつこれを数ミリメートルだけ押し戻す。積み重ね体押圧器34は積
み重ね体を押し戻すが、一方制御ピン45のピン45c(図13)は、リンクの
42の傾斜した部分42aに乗り上げ、その際、弾性的に引っ込み、かつ積み重
ね体押圧器34が図10に示した位置に到達したときに、再び垂直な部分42b
を越えた側で弾性的に飛出す。それにより積み重ね体37は、引止められる。こ
のことは、図9からさらに明らかである。ストランド39が図9に示された側方
に転向した位置に達する前に、分離指14も、その下側端部位置52に動き、か
つその際、リンク51によって内側に揺動している。それから分離ナイフ32は
、その逆方向運動を開始する。その際、制御ピンは、まずリンク42の部分42
bの後に引っ掛かっており、かつピン40がもはやリンク41の上に載っていな
いとしても、このようにして積み重ね体押圧器34もこの位置に固定保持する。
制御ピン45が、リンク42の端部に達するとすぐに、積み重ね体押圧器34は
、ばね46(図10)の力を受けて、ストランド39を図11に示す中間位置に
動かす。この時、分離指14が再びその上側の端部位置54に戻ると、これは、
その中間位置53を通って動き、この中間位置において分離指14は、再び完全
に外側に揺動される。その際、分離指14は、範囲11においてストランド39
の後に噛み合い、かつ場合によってはまだ積み重ね体上にあるストランドの範囲
を中間位置に運ぶ。その後、初めてストランドは、その全長によりストランド1
7に対して図1に示した中間位置に達しており、この位置からこれらのストラン
ドは、送り部材12、12によって引続き送られる。この時、このことは、図5
によれば、ストランド31が互いに回転する回転部材20、21によって連行さ
れることを意味し、その際、常に支持レール2、4も案内され支持されている。
回転部材20、21が矢印55、56(図6)の方向に回転することによって、
ストランド31は、まず連行体28によってかつそれから支持部材26、27の
区間57によっても、前方に動かされる。その際、まず区間58が、それから区
間57及び58が、かつ最後に再び区間57だけが、重力に抗して支持レール2
、4を上方及び下方に支持している。側方には支持レール2、4は、少なくとも
連行体28の外側の周63によって、かつ支持部材26、27の間の部材59に
よって案内されている。部材59内及び支持部材26、27内に切り欠き60(
図6)が設けられており、この切り欠き内においてリングは通路を見付ける。切
り欠き60が支持レールに対して旋回しているとき、支持レールは、短期間側方
に案内されていない。しかし回転部材20、21は、図6に示した位置を越えて
、完全な1回転が行なわれ、かつ再び図4による位置に到達するまで、引続き回
転する。それによりストランド31も、区間57によって再び支持レール上にお
いて動かされる。続いて前記の過程は、別のストランドに対して新たに始められ
る。
【0028】 方法を実施するために、本発明による装置の制御は、簡単な3つの運動を並列
させれば十分である。これは、分離内部32の運動、摺動台48の運動、及び送
り部材12、13の運動である。分離ナイフ32がその運動を終了すると、摺動
台のその下側位置からその上側位置54への運動が続く。その後、送り部材12
、13が運動を実行し、この運動は、360°だけの回転にある。分離ナイフ3
2と摺動台48は、直線運動を行ない、かつ回転部材20、21は、回転運動を
行なうので、駆動装置も、きわめて簡単に構成することができる。すでに図1、
2及び12ないし14から明らかなように、共通の駆動装置において装置のすべ
ての部分は、2重に構成し、かつ配置することができるので、2つの積み重ね体
5及び6を同時に取扱うこともできる。分離指14、14’に対しても、共通の
摺動台48が可能である。1つの積み重ね体に対して装置を単純にのみ構成する
ことも、同様に考えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による装置の簡単化した斜視図である。
【図2】 本発明による装置の簡単化した斜視図である。
【図3】 装置の一部を示す図である。
【図4】 図3による部分の1つの位置の略図である。
【図5】 図3による部分の異なる位置の略図である。
【図6】 図3による部分の異なる位置の略図である。
【図7】 装置の別の一部の1つの位置の略図である。
【図8】 装置の別の一部の異なる位置の略図である。
【図9】 装置の別の一部の異なる位置の略図である。
【図10】 装置の別の一部の異なる位置の略図である。
【図11】 装置の別の一部の異なる位置の略図である。
【図12】 装置の1つの部分を示す図である。
【図13】 装置の1つの部分を示す図である。
【図14】 装置の別の部分の1つの位置を示す図である。
【図15】 装置の別の部分の異なる位置を示す図である。
【図16】 装置の別の部分の異なる位置を示す図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年3月22日(2000.3.22)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 ストランドを分離する方法及び装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、リングにおいて積み重ね体になるように支持レール上に並べられた
ストランドを分離する方法及び装置に関する。
【0002】 ヨーロッパ特許第0448957号明細書によれば、前記のような装置は公知
であり、ここでは、支持レールに吊されたストランドは、1つの範囲において支
持レールによって形成された平面から側方に転向され、かつその際、弾性的に変
形させられる。続いて前記の平面に対して傾斜した方向においてこの側方に転向
した範囲は、走行路が前記の平面に侵入し、かつストランドの側方の変形が再び
解消するまで、積み重ね体から走行路に沿って離される。前記の走行路に沿った
範囲の運動によって、ストランドは、その本来の、例えばリングによって定義さ
れる平面から部分的に転向されるので、ストランドの別の範囲は、遅れて追従す
る。例えば支持レール上におけるリングは、側方に転向する範囲よりも遅れて積
み重ね体から離される。ストランドの一部が積み重ね体における隣接するストラ
ンドに固着し、かつそれ故に所望のように積み重ね体から離れない場合、ナイフ
状の揺動レバーが設けられており、この揺動レバーは、積み重ね体におけるスト
ランドのものに対して平行な平面内において動き、かつこのような部分を積み重
ね体から離す。それぞれの積み重ね体に対して、2つの分離装置が上及び下に、
かつ1つの揺動レバーがその中間に設けられている。
【0003】 ヨーロッパ特許出願公開第0646668号明細書によれば、これと基本的に
同じ装置が明らかである。この装置によれば、積み重ね体のそれぞれいちばん前
のストランドが分離され、かつ送りユニット−例えばストランドのための収容ピ
ンを備えたエンドレスベルト−に動かされる、分離方法が実施できる。積み重ね
体からストランドを分離するために、まずそれぞれいちばん前のストランドが転
向される。続いてストランドは、ストランドの両方のリングの間の範囲において
1つ又は複数の送り手段がこれに向かって−支持レールに関して−斜めに延びた
方向に押すことによって、全送り行程にわたってエンドレスベルトへ送り方向に
動かされる。
【0004】 これらの公知の装置は、完全に満足できるものではない。なぜなら一方におい
て積み重ね体−支持レールの方向に見て−が分離装置上に載るので、ストランド
が分離装置の運動によって消耗され、又は損傷することがあるからである。他方
においてストランドは、支持レールに沿って送るために多かれ少なかれ離れて支
持レールに並んでつかまれ、又は駆動されるので、リングは、支持レール上に斜
めに配置されることがあり、かつ支持レールとリングとの間の摩擦が増大する。
【0005】 この時、特許請求の範囲に特徴を示すような本発明は、積み重ね体から分離し
かつ続いて送る際にストランドをていねいに取扱い、かつとくに摩擦についてで
きるだけわずかしか負荷を受けない、方法及び装置を提供するという課題を解決
するようにする。
【0006】 このことは、次のようにして達成される。すなわちストランドの範囲において
積み重ね体におけるいちばん前のストランドが、側方に転向され、かつ続いて積
み重ね体から第1の距離にわたって離される。その後、いちばん前のストランド
は、別の範囲においても、積み重ね体から離れる方に向けられた方向に積み重ね
体から離され、かつ最後にストランドは、そのリングの範囲において駆動され、
支持レールに沿って引続き積み重ね体から離れるように第2の距離だけ送られる
。ストランドが側方に転向する間に、積み重ね体は押し戻される。
【0007】 それ故に本発明による装置は、積み重ね体のいちばん前のストランドを分離す
るために分離ナイフとして形成された分離部材、積み重ね体を押し戻す積み重ね
体押圧器、及びその長さの大部分において積み重ね体からストランドを分離する
分離指を有することができる。さらにこれは、送り部材を有することができ、こ
の送り部材は、ストランドのリングの範囲に配置されている。その際、送り部材
が、重力に対して支持レールを支持するように形成されていると有利である。
【0008】 本発明により達成される利点は、とくに次の点にある。すなわち損傷しかつか
き傷を付けることなく、すべてのストランドタイプを確実に分離する。このこと
は、分離の際にストランドが分離ナイフに対して相対的に運動しないことによっ
て達成される。分離ナイフ及び積み重ね体押圧器の駆動は、両方の要素のために
1つだけの共通の駆動装置を設ければよいように、リンクによって制御すること
ができ、このことは、コストにおける相応する節約、及びわずかしか手間のかか
らない装置を保証する。ストランドと分離装置との間にできるだけわずかしか摩
擦が生じないので、消耗は、さらに長い時間にわたってみても小さく維持される
。本発明による装置は、加えて少なくとも2重に並べて少なくとも2つの積み重
ね体のために構成されるためにも適している。その際、種々の運動は、並列して
経過し、かつそれに応じて共通の駆動装置を設けることもできる。
【0009】 本発明の有利な構成は、特許請求の範囲から明らかである。
【0010】 次に本発明を例により、かつ添付の図面を引用して詳細に説明する。
【0011】 図1は、ストランド内へのたて糸のための引込み装置の一部を、かつとくに積
み重ね体からストランドを分離する部分を示している。ストランドの2つの積み
重ね体5、6は、その上側及び下側のリング7、8によって、互いに並べてかつ
大体において垂直にそれぞれ2つの支持レール1、2、3、4上に並べられてい
る。それぞれの積み重ね体5、6に、リング8の近くにおいてストランドに沿っ
た範囲11に分離装置9、10が付属している。図1においてこの範囲は、例え
ば分離装置10及び分離装置10に対して別の可能な位置だけをマークした分離
装置10’の位置によって暗示されている。さらにリング8の範囲においてそれ
ぞれの積み重ね体5、6に対して、送り部材12、13が配置されている。この
ような送り部材は、それぞれの支持レール1、2、3、4に−、したがって上側
リング7にも−付属している。ここの送り部材の構成は、なるべく常に同じであ
ることができるので、図1に、下側の支持レール2、4の送り部材12、13だ
けが図示されている。積み重ね体5、6の前に、ここでは2重に構成された分離
指14が設けられており、この分離指は、図1においていちばん前のストランド
15、16とすでに分離されたストランド17、18との間にある。
【0012】 図2は、図1と同じ要素を示している。しかしながらすでに分離されたストラ
ンド17、18がストランドの送り又は運動方向において送り部材12、13の
後にある点に相違がある。ストランドの送り又は運動方向は、この図において矢
印19によって暗示されており、この矢印は、支持レールの長手延びに対して平
行に延びている。
【0013】 図3に送り部材が拡大して示されており、その際、この表示の視線方向は、矢
印19の方向とは逆、かつ両方の支持レール2、4のうちの一方の方向に延びて
いる。送り部材12、13は、2つの回転部材20、21を有し、これらの回転
部材は、それぞれ1つの回転軸線22、23の回りに定置に支持されている。回
転部材20、21は、それぞれ1つの歯車24、25を備え、これらの歯車は、
互いに噛み合っている。回転部材21は、支持レール2、4の上及び下に配置さ
れた支持部材26、27を有するが、一方回転部材20は、連行体28を備え、
この連行体は、支持レール2、4に並んでいる。
【0014】 図4は、第1の位置において上から送り部材12、13を示している。支持部
材26、27は、フック29を介して支持レール2、4を案内し、かつ面30と
ともに分離されたストランド31のためのストッパを形成している。連行体28
は、ストランド31のために通過を可能にする。
【0015】 図5は、同じ位置において図4による送り部材12、13を示しているが、中
間位置におけるストランド31が送り部材12、13の前の面30に当たってい
るところを示している。
【0016】 図6は、図4による送り部材12、13を別の位置において示しており、この
位置において連行体28及び支持部材26、27は、90°だけ回転している。
ストランド31は、別の位置において、−その送り方向に関して−送り部材12
、13の後に配置されている。
【0017】 図7は、分離装置9、10のもっとも重要な部分を概略的に示しており、すな
わち矢印33の方向に可動に支持されかつ駆動もされる分離ナイフ32、及び定
置の軸線35上に回転可能に支持された積み重ね体押圧器34を示している。さ
らに積み重ね体37のための案内部36、ばね負荷を受ける制御ピン45、及び
リンク42が認められる。図示した位置は、初期位置又は不動作位置であり、こ
の位置において積み重ね体は、分離ナイフ32における切り欠き38内に載って
いる。
【0018】 図8は、部分的に出た分離ナイフ32を有する別の位置、及び切り欠き38に
よって平面62内に又はこれに対して平行に転向された積み重ね体37のいちば
ん前のストランド39を示している。分離ナイフ32上に固定的に配置されたピ
ン40は、積み重ね体押圧器34におけるリンク41上にある。
【0019】 図9は、さらに出た分離ナイフ32を有する別の位置を示しており、その際、
リンク41上におけるピン40は、さらに進められ、かつその際、積み重ね体3
7は、ばね43の力に抗して数ミリメートルだけ押し戻されている。それにより
この時、積み重ね体押圧器34のフック44は、積み重ね体37と部分的に分離
されたストランド39との間にある。
【0020】 図10は、別の位置を示しており、この位置において分離ナイフ32は、すで
に再び戻り行程にあり、かつ積み重ね体押圧器34は、出た制御ピン45を介し
てリンク42により固定保持されている。リンク41は、もはやピン40に接触
していない。
【0021】 図11は、戻し揺動された積み重ね体押圧器34を有する最終位置、及び中間
位置(図5も参照)に動かされたストランド39を示している。
【0022】 図12は、分離ナイフ32を斜視図でかつもう一度拡大した表示で示している
。分離ナイフ32は、とくにピン40、ストランドのための切り欠き38及びリ
ンク42を有する。リンク42は、傾斜した載せ面42a、分離ナイフに対して
大体において垂直な側面42b及び端部面42cを備えている。
【0023】 図13は、制御ピン45の断面を示しており、この制御ピンは、分離ナイフ3
2上のリンク42と共同動作できるように、積み重ね体押圧器34に取付けられ
ている。制御ピン45は、大体においてドーム45a、ドーム45a内に配置さ
れたばね45b、及びピン45cからなる。
【0024】 図14は、ピストン棒のない気圧シリンダ47、分離指14、14’のための
摺動台48、及び衝撃ダンパ49を有する分離指14,14’のための駆動装置
を示している。分離指14、14’は、軸線63、63’の回りで回転可能に摺
動台48上に支持されている。他方において分離指14、14’上にローラ50
、50’が支持されており、これらのローラは、定置のリンク51、51’に接
している。図14の表示において、下側端部位置52が示されている。
【0025】 図15は、外に揺動された分離指14、14’を有する中間位置における摺動
台48を示しており、これらの分離指は、ここには図示しないばねによってこの
位置に保持される。
【0026】 図16は、上側端部位置における摺動台48を示している。
【0027】 本発明の動作は次のとおりである: 本発明による分離方法に対して次に説明する例において、積み重ね体における
いちばん前のストランドは、まずストランドの長手方向に見てリング8に隣接す
るストランドの範囲11(図1参照)において、側方に、すなわち大体において
水平にかつ支持レールに対して横向きに接触でき、転向でき、かつ積み重ね体5
から離すことができる。したがっていちばん前のストランドは、例えば図11か
らストランド39に対して明らかなように、積み重ね体の前の中間位置を占める
。その際、転向した範囲に隣接するリングも、その支持レール上において同様に
進められた中間位置に動かされる。ストランド39は、大体において1つの平面
62内において−この平面は支持レールに対してほぼ垂直に整列されている(図
8参照)−転向され、かつ積み重ね体37は、いくらか押し戻される。続いてス
トランドの残りの又は別の範囲も積み重ね体から離れて中間位置に動かされるの
で、ストランド17、18(図1)は、この時、図1にストランド17、18に
対して示すように、その全長にわたってストランド15、16に対して第1の距
離を置いた中間位置を占める。それからストランド17、18は、そのリングの
範囲においてつかまれ、かつ支持レールに沿って引続き第2の距離だけ積み重ね
体から離れて、図2にストランド17、18に対して示されたような位置に到達
するまで送られる。
【0028】 次に前記の過程を装置に関連してさらに詳細に説明する: ストランドは、そのリングにおいて積み重ね体5、6になるように支持レール
1、2、3、4上に並べられている。積み重ね体は、−ストランドの送り方法に
おいて−それぞれ後からばね43(図9)によって作用を受け、かつ分離のため
に用意されている。まず分離装置9、10が動作する。ここにおいて分離ナイフ
32は、図7に示す位置を有し、その際、積み重ね体37は、分離ナイフ32に
おける切り欠き38内にある。同様に積み重ね体は、分離指14(図1)に接触
し、この分離指は、その上側端部位置54(図14)にある。それから分離ナイ
フ32は、積み重ね体におけるいちばん前のストランド39をその平面62内に
おいて側方に転向し始め、かつピン40は、積み重ね体押圧器34におけるリン
ク41に沿って摺動する。ピン40が、リンク41のさらに強力に傾斜した部分
に到達すると、積み重ね体押圧器34は、さらに急速に積み重ね体37に向かっ
て揺動し、かつこれを数ミリメートルだけ押し戻す。積み重ね体押圧器34は積
み重ね体を押し戻すが、一方制御ピン45のピン45c(図13)は、リンクの
42の傾斜した部分42aに乗り上げ、その際、弾性的に引っ込み、かつ積み重
ね体押圧器34が図10に示した位置に到達したときに、再び垂直な部分42b
を越えた側で弾性的に飛出す。それにより積み重ね体37は、引止められる。こ
のことは、図9からさらに明らかである。ストランド39が図9に示された側方
に転向した位置に達する前に、分離指14も、その下側端部位置52に動き、か
つその際、リンク51によって内側に揺動している。それから分離ナイフ32は
、その逆方向運動を開始する。その際、制御ピンは、まずリンク42の部分42
bの後に引っ掛かっており、かつピン40がもはやリンク41の上に載っていな
いとしても、このようにして積み重ね体押圧器34もこの位置に固定保持する。
制御ピン45が、リンク42の端部に達するとすぐに、積み重ね体押圧器34は
、ばね46(図10)の力を受けて、ストランド39を図11に示す中間位置に
動かす。この時、分離指14が再びその上側の端部位置54に戻ると、これは、
その中間位置53を通って動き、この中間位置において分離指14は、再び完全
に外側に揺動される。その際、分離指14は、範囲11においてストランド39
の後に噛み合い、かつ場合によってはまだ積み重ね体上にあるストランドの範囲
を中間位置に運ぶ。その後、初めてストランドは、その全長によりストランド1
7に対して図1に示した中間位置に達しており、この位置からこれらのストラン
ドは、送り部材12、12によって引続き送られる。この時、このことは、図5
によれば、ストランド31が互いに回転する回転部材20、21によって連行さ
れることを意味し、その際、常に支持レール2、4も案内され支持されている。
回転部材20、21が矢印55、56(図6)の方向に回転することによって、
ストランド31は、まず連行体28によってかつそれから支持部材26、27の
区間57によっても、前方に動かされる。その際、まず区間58が、それから区
間57及び58が、かつ最後に再び区間57だけが、重力に抗して支持レール2
、4を上方及び下方に支持している。側方には支持レール2、4は、少なくとも
連行体28の外側の周63によって、かつ支持部材26、27の間の部材59に
よって案内されている。部材59内及び支持部材26、27内に切り欠き60(
図6)が設けられており、この切り欠き内においてリングは通路を見付ける。切
り欠き60が支持レールに対して旋回しているとき、支持レールは、短期間側方
に案内されていない。しかし回転部材20、21は、図6に示した位置を越えて
、完全な1回転が行なわれ、かつ再び図4による位置に到達するまで、引続き回
転する。それによりストランド31も、区間57によって再び支持レール上にお
いて動かされる。続いて前記の過程は、別のストランドに対して新たに始められ
る。
【0029】 方法を実施するために、本発明による装置の制御は、簡単な3つの運動を並列
させれば十分である。これは、分離内部32の運動、摺動台48の運動、及び送
り部材12、13の運動である。分離ナイフ32がその運動を終了すると、摺動
台のその下側位置からその上側位置54への運動が続く。その後、送り部材12
、13が運動を実行し、この運動は、360°だけの回転にある。分離ナイフ3
2と摺動台48は、直線運動を行ない、かつ回転部材20、21は、回転運動を
行なうので、駆動装置も、きわめて簡単に構成することができる。すでに図1、
2及び12ないし14から明らかなように、共通の駆動装置において装置のすべ
ての部分は、2重に構成し、かつ配置することができるので、2つの積み重ね体
5及び6を同時に取扱うこともできる。分離指14、14’に対しても、共通の
摺動台48が可能である。1つの積み重ね体に対して装置を単純にのみ構成する
ことも、同様に考えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による装置の簡単化した斜視図である。
【図2】 本発明による装置の簡単化した斜視図である。
【図3】 装置の一部を示す図である。
【図4】 図3による部分の1つの位置の略図である。
【図5】 図3による部分の異なる位置の略図である。
【図6】 図3による部分の異なる位置の略図である。
【図7】 装置の別の一部の1つの位置の略図である。
【図8】 装置の別の一部の異なる位置の略図である。
【図9】 装置の別の一部の異なる位置の略図である。
【図10】 装置の別の一部の異なる位置の略図である。
【図11】 装置の別の一部の異なる位置の略図である。
【図12】 装置の1つの部分を示す図である。
【図13】 装置の1つの部分を示す図である。
【図14】 装置の別の部分の1つの位置を示す図である。
【図15】 装置の別の部分の異なる位置を示す図である。
【図16】 装置の別の部分の異なる位置を示す図である。
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Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リングにおいて積み重ね体(5,6)になるように支持レー
    ル(1,2,3,4)上に並べられたストランドを分離する方法において、積み
    重ね体におけるそれぞれいちばん前のストランド(15,16)が、側方に転向
    され、その後、いちばん前のストランドが、積み重ね体から離れる方に向けられ
    た方向(19)に積み重ね体から離され、かつストランド(15,16)が、少
    なくともそのリング(7)の範囲においてつかまれ、かつ支持レールに沿って引
    続き積み重ね体から離れるように送られることを特徴とする、ストランドを分離
    する方法。
  2. 【請求項2】 積み重ね体(5,6)におけるいちばん前のストランド(1
    5,16)が、まずストランドの1つの範囲(11)においてだけ接触され、か
    つそれにより側方に転向され、かつその後、ストランド(5,6)が、別の範囲
    において積み重ね体から離されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 ストランドが、大体において1つの平面(62)内において
    転向され、かつ積み重ね体が引止められることを特徴とする、前記請求項1及び
    2の1つ又は両方に記載の方法。
  4. 【請求項4】 平面(62)が、大体において支持レール(1,2,3,4
    )に対して垂直に整列されていることを特徴とする、請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 ストランドが、第1にリングに隣接する範囲(11)におい
    て、かつ続いて別の範囲において、積み重ね体の前の中間位置に動かされ、かつ
    それからここから複数の範囲によって一緒に、なるべく全体的に引続き動かされ
    ることを特徴とする、前記請求項の1つ又は複数に記載の方法。
  6. 【請求項6】 いちばん前のストランドを分離する分離部材を有する、とく
    に前記請求項の1つ又は複数に記載の方法を実施する、ストランド積み重ね体か
    らストランドを分離する装置において、積み重ね体を押し戻す積み重ね体押圧器
    (34)、及びいちばん前のストランドを送る分離指(14)を特徴とする、ス
    トランドを分離する装置。
  7. 【請求項7】 分離部材が、分離ナイフ(32)として形成されており、こ
    の分離ナイフが、積み重ね体のいちばん前のストランドを分離するために設けら
    れていることを特徴とする、請求項6に記載の装置。
  8. 【請求項8】 ストランドのリングの範囲に送り部材(12,13)が設け
    られていることを特徴とする、前記請求項6及び7の1つ又は両方に記載の装置
  9. 【請求項9】 送り部材が、重力に対して支持レールを支持し、かつその側
    方案内を行なうように形成されていることを特徴とする、請求項8に記載の装置
  10. 【請求項10】 送り部材が、2つの回転部材(20,21)を有し、これ
    らの回転部材の間を通って支持レール(1,2,3,4)が案内されていること
    を特徴とする、前記請求項8及び9の1つ又は両方に記載の装置。
  11. 【請求項11】 積み重ね体押圧器(34)が、軸線(35)の回りに回転
    可能に支持されており、かつ分離部材により動かすためのリンク(41)を有す
    ることを特徴とする、前記請求項6ないし10の1つ又は複数に記載の装置。
  12. 【請求項12】 積み重ね体押圧器が、ストランド(39)を送るためのフ
    ック(44)を有することを特徴とする、前記請求項6ないし11の1つ又は複
    数に記載の装置。
  13. 【請求項13】 積み重ね体押圧器が制御ピン(45)を有し、かつ分離ナ
    イフが、制御ピンのためのリンク(42)を有することを特徴とする、前記請求
    項6ないし12の1つ又は複数に記載の装置。
  14. 【請求項14】 リンク(42)が、分離ナイフの戻る際に、積み重ね体を
    固定保持するように形成されていることを特徴とする、請求項13に記載の装置
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