JP2001514305A - 合成洗剤配合物 - Google Patents

合成洗剤配合物

Info

Publication number
JP2001514305A
JP2001514305A JP2000507776A JP2000507776A JP2001514305A JP 2001514305 A JP2001514305 A JP 2001514305A JP 2000507776 A JP2000507776 A JP 2000507776A JP 2000507776 A JP2000507776 A JP 2000507776A JP 2001514305 A JP2001514305 A JP 2001514305A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
detergent
alkyl
synthetic detergent
weight
filler
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000507776A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001514305A5 (ja
Inventor
クリーニュ,ポール
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Imperial Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Imperial Chemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Imperial Chemical Industries Ltd filed Critical Imperial Chemical Industries Ltd
Publication of JP2001514305A publication Critical patent/JP2001514305A/ja
Publication of JP2001514305A5 publication Critical patent/JP2001514305A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D17/00Detergent materials or soaps characterised by their shape or physical properties
    • C11D17/0047Detergents in the form of bars or tablets
    • C11D17/006Detergents in the form of bars or tablets containing mainly surfactants, but no builders, e.g. syndet bar
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D11/00Special methods for preparing compositions containing mixtures of detergents
    • C11D11/02Preparation in the form of powder by spray drying

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Detergent Compositions (AREA)
  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 合成洗剤と;疎水性可塑剤と;所望により、充填剤との分散液または乳濁液を噴霧乾燥させて、粒状製品を生成させることによって、合成洗剤配合物を製造する。特に、合成洗剤は、マイルドな界面活性剤、例えば、脂肪族イセチオネートまたはスルホスクシネート界面活性剤を含む。乳濁液または分散液を噴霧乾燥することによって、コンビネーションバーを形成するために石鹸を含んでもよい合成洗剤バーに容易に形成することのできる特に均一な製品が製造される。

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、合成洗剤、および、特に、合成洗剤で製造される製品の改良製造法
に関する。
【0001】 合成洗剤の配合物で製造される製品の製造法、特に、合成洗剤を用いるバー(
“合成洗剤バー”[syndet bar])および合成洗剤と石鹸とを含有するバー(“
コンビネーションバー”または“コンビバー”)を使用してバーを製造する方法
において、配合した洗剤配合物をバーに形成することが困難であることは公知で
ある。現在、このようなバーは、天然石鹸(天然産の脂肪酸の塩類、通常、アル
カリ金属塩類を基体とする)からバーを製造するために使用するのと類似した方
法、特に、ベース成分をフレークまたは押出した“ヌードル”に配合することに
よって製造されている。慣用的には、これらは、合成洗剤;および、石鹸を含む
コンビバーとの組み合わせにおいて、比較的少量の水の存在において、溶融可塑
剤との高剪断ブレンディングを使用して、原料を混合することによって製造され
ている。その結果は、比較的不均質または肉眼で見える混合物である。ついで、
この混合物をフレークにするかまたは押出しすると、ヌードルを与える。バーは
、フレークまたはヌードルから、ロールミキサーおよび押出機を使用して、あま
り高くない温度で加工し(押出機内での加工は、一般に“プロッディング”[plo
dding]と称される)、続いて、押出しすると、配合された石鹸の混合物のスラグ
を形成し、これは、ついで、最終バー形態に切断またはプレスされる。合成洗剤
バーおよびコンビバーの製造における特有の問題は、スラグおよびバー製造を可
能とする配合物の可塑性が、天然石鹸から製造されるバーの製造に使用可能な温
度よりもはるかに狭い温度であることである。これは、実用上価値のある適当な
凝集性を有するスラグおよびひいてはバーを製造するために比較的厳重なプロセ
スコントロールを必要とする。にもかかわらず、現在使用可能な合成洗剤バーお
よびコンビバーは、家庭で使用するための製品としては十分に満足されるもので
はない。さらに、典型的には、全体の混合物の可塑性プロフィールにおいて変化
、場合によっては、軟質化、場合によっては、硬質化を生ずる添加剤として、最
終製品に有用な性質を生ずる有意な量の添加剤を配合することは困難である。
【0002】 本発明は、合成洗剤を含有する組成物を予め加工して、比較的微細な粉末また
は顆粒を製造すると、以降の加工をはるかに単純化し、慣用的な加工方法で実用
的であるよりもさらに容易にかつより高いレベルで添加剤を配合することを可能
とし、かつ、慣用的な合成洗剤クレンジングバーよりも優れた均一性を有し、使
用の際により良好で、特に、より滑らかでおよび皮膚感触の良好なクレンジング
バーを与えるスラグの製造を可能とすることを発見したことに基づく。
【0003】 したがって、本発明は、配合した合成洗剤製品を製造する方法であって、 (1) 合成洗剤と、疎水性可塑剤と、所望により、充填剤との水性分散液ま
たは乳濁液を形成し; (2) 前記分散液または乳濁液を噴霧乾燥させて; 合成洗剤と、疎水性可塑剤と、所望により、充填剤とを含む粒状物製品を生成す
ることを含む方法を提供する。
【0004】 本発明は、実質的に均質な分散液である、合成洗剤と、疎水性可塑剤と、所望
により、充填剤とを含む粒状形態の洗剤材料を含む。特に、本発明のこの態様に
おいて、洗剤材料は、実質的に均質な分散液である、合成洗剤と、疎水性可塑剤
と、所望により、充填剤とを含む粒状形態であり、特に、さらさらとした流動性
の非ダスト粒状形態で、重量平均粒度150〜1200μmを有する。
【0005】 本発明は、さらに、合成洗剤材料のバーを製造する方法であって、本発明のま
たは本発明の噴霧乾燥法によって製造される粒状形態に合成洗剤材料を形成する
ことを含む方法を含む。
【0006】 本発明は、さらに、本発明のまたは本発明の噴霧乾燥法によって製造される粒
状形態の合成洗剤から製造されるパーソナルケアー合成洗剤クレンジングバー製
品を含む。
【0007】 合成洗剤は、(典型的には)、アニオン性または非イオン性界面活性剤である
。適したアニオン性タイプの界面活性剤としては、アルキルサルフェート、例え
ば、ラウリル、ミリスチル、ステアリルおよびセチルサルフェート;アルキルス
ルホネート、アルキルエーテルスルホネート、アルキルグリセロールエーテルス
ルホネート、アルキルホスフェートエステル、エトキシ化されたアルキルホスフ
ェートエステル、サルコシネート、タウレート誘導体、アルキルスルホアセテー
ト、ヒドロキシアルキルスルホネートエステル、例えば、イセチオネートエステ
ル、特に、脂肪族カルボン酸のイセチオネートエステル、例えば、通常、アルカ
リ金属、例えば、ナトリウム塩として使用されるココイルイセチオン酸、ラウリ
ルイセチオン酸およびステアリルイセチオン酸、アルキルスルホスクシネート、
例えば、ジナトリウムおよび/またはジカリウムラウリル、オレイルおよびステ
アリルスルホスクシネート、アルキルエーテルスルホスクシネート、アルキルス
ルホスクシナメートおよびアシルグルタメートが挙げられる。このようなアニオ
ン性界面活性剤は、通常、金属塩として使用され、通常、アルカリ金属、特に、
ナトリウムまたはカリウム、アンモニウム、エタノールアミンまたはアルカリ土
類金属、特に、マグネシウム塩として使用される。このような界面活性剤中のア
ルキル鎖は、典型的には、C9−C20、さらに通常は、C14―C18鎖である。
【0008】 適した非イオン性タイプの界面活性剤としては、アルキルポリサッカライド(
さらに適切には、アルキルオリゴサッカライドとして記載される)が挙げられ、
ここで、特に、サッカライド残基がグルコース残基であり、ここで、特に、アル
キル基がC8−C16アルキル基であり、特に、ラウリルまたはデシルグルコシド であり、特に、平均重合度1〜2を有するものが挙げられ;ソルビタンエステル
アルコキシレートが挙げられ、特に、ソルビタンラウレートまたはステアレート
エトキシレート、例えば、1分子当たり、平均約15〜約30個の、特に、平均
20個のエチレンオキシドを含有するものが挙げられ;グルカミド界面活性剤が
挙げられ、例えば、C8−C22酸のグルカミドが挙げられ;アルコールアルコキ シレート、特に、エトキシレート界面活性剤、特に、C10−C22アルキルアルコ
キシレート、特にエトキシレート、典型的には、20個〜100個のアルコキシ
レート、特に、エトキシレート残基を含有するものが挙げられ;カルボン酸エト
キシレート、特に、C10−C22カルボン酸および20個〜100個のエトキシレ
ートを含有するものが挙げられる。組成物としては、また、エステル界面活性剤
、例えば、グリセロールモノ−エステル、例えば、グリセリルモノ−ステアレー
ト、オレエートまたはラウレートおよびクエン酸エステルが挙げられる。
【0009】 パーソナルケア製品としては、通常、マイルドな界面活性剤を含むことが望ま
しい。かかる理由により、親水性基が比較的強酸基、通常は、サルフェート、さ
らに通常は、スルホネート基を有するアニオン性界面活性剤が本発明において使
用される。このような界面活性剤の典型的な例としては、脂肪族、特に、C8-20 のアルキルを含むカルボン酸が挙げられ、ヒドロキシアルキルスルホン酸、例え
ば、イセチオン酸(2−ヒドロキシエタンスルホン酸;HO・CH2・CH2・S
3H)が、塩類として、通常は、アルカリ金属塩類、特に、C12−C20カルボ キシリックイセチオネートのナトリウム塩として、特に、ナトリウムココイルイ
セチオシアネートおよびスルホスクシネート界面活性剤が使用される。イセチオ
ネート界面活性剤およびスルホスクシネート界面活性剤の組み合わせ、ほぼ当モ
ル比のナトリウムココイルイセチオネートおよびナトリウムスルホスクシネート
は、特に、良好な結果を与える。このようなマイルドな界面活性剤は、単独;ま
たは、(さらに過酷な)界面活性剤と組み合わせて使用することができるが、こ
のような混合物は、中間のマイルドな性質を有するであろう。
【0010】 このようなマイルドな界面活性剤の使用は、本発明の重要な特徴であり、それ
は、本発明の特異な部分を形成し、したがって、本発明は、配合した合成洗剤製
品を製造する方法であって、 (1) 少なくとも1種の脂肪族イセチオネート発泡界面活性剤、所望による
が望ましくは、少なくとも1種のスルホスクシネート塩;疎水性の可塑剤;およ
び、充填剤を含む界面活性剤組成物の水性分散液または乳濁液を形成し; (2) 前記分散液または乳濁液を噴霧乾燥させて; 合成洗剤と、疎水性可塑剤と、所望により、充填剤とを含む粒状製品を生成させ
る方法を含む。
【0011】 このようなマイルドな界面活性剤基体の製品においては、界面活性剤は、望ま
しくは、主としてまたは大半には、マイルドな界面活性剤であり、特に、少なく
とも50重量%の、望ましくは、少なくとも75重量%の、特に、少なくとも9
0重量%の界面活性剤がマイルドな界面活性剤であり、特に、アルキルスルホネ
ートおよび/またはスルホスクシネートおよび/または脂肪族イセチオネートで
ある。これは、さらに、本発明の特異な態様を形成する。
【0012】 その他の界面活性剤、特に、合成界面活性剤は、本発明の合成洗剤製品および
本発明によって製造される合成洗剤製品に包含させることができる。適した合成
界面活性剤としては、両性界面活性剤、例えば、ベタイン誘導体、イミダゾリン
誘導体および脂肪族アンホアセテート、特に、ココアンホアセテートが挙げられ
る。組成物は、また、石鹸、特に、脂肪酸石鹸、特に、脂肪族C12−C20のカル
ボン酸のアルカリ金属塩、例えば、ナトリウムおよび/またはカリウムステアレ
ートおよび/またはミリステートおよび/またはココエートを挙げることができ
る。脂肪酸石鹸の量は、使用する時に、広範に変化させることができる。合成洗
剤配合物の化粧性、例えば、発泡性を改良するために、比較的少量使用すること
ができる。このような用途において、その量は、通常、組成物中の洗剤の合計量
基準で、5〜30重量%であろう。これらのレベルは、いくつかの市販コンビバ
ー配合物について典型的である。このようなレベルにおいては、石鹸は、配合物
中の合成洗剤の一部を代替するか、または、配合物中の合成洗剤に加えることが
できる。比較的大量の石鹸を含有する組成物は、それらをさらにマイルドにし、
ベースを添加剤とさらに相溶性にするために、合成洗剤を含む石鹸基体の組成物
と考えることができる。このようなシステムにおいては、石鹸は、組成物中の洗
剤の合計量基準で、約95重量%以下、典型的には、75〜95重量%の範囲と
することができる。合成洗剤および石鹸の中間の性質を有するためには、これら
範囲の中間のレベルが使用される。このような製品について、石鹸の量は、組成
物中の洗剤の合計量基準で、通常、30〜75重量%の範囲、さらに通常は、4
0〜60重量%の範囲である。
【0013】 脂肪族石鹸を組成物に包含させる時、バー製品についての製造方法は、噴霧乾
燥される乳濁液中に一部または全部の石鹸を含ませ、石鹸を、例えば、慣用的な
ヌードル、フレークまたはペレットの形で噴霧乾燥した合成洗剤粉末またはこれ
らの組み合わせと合わせることを含むのがよい。
【0014】 疎水性可塑剤として概説した成分は、特に、洗剤バーの製造において、その作
業性を改良するために、洗剤製品を軟質化する機能を果たす。洗剤バーの製造は
、典型的には、35−50℃の温度で行われ、本発明で使用される疎水性可塑剤
は、典型的には、周囲温度から約90℃以下の温度、望ましくは、50℃以下の
温度の融点または軟化点を有する。適した材料としては、脂肪酸類、特に、C12 −C22脂肪酸類、例えば、ステアリル酸;ミリスチン酸、ココナツオイル脂肪酸
;脂肪族アルコール類、特に、C14−C22脂肪族アルコール類、例えば、ステア
リルアルコール;ワックス、例えば、パラフィンワックスまたは水素化したオイ
ル、例えば、水素化したヒマシ油、および、ホホバワックス(水素化したホホバ
油)が挙げられる。
【0015】 充填剤は、本発明で使用される洗剤配合物の任意であるが非常に望ましい成分
である。それは、比較的不活性な微粒子材料であり、通常、平均粒度50μm未
満、典型的には、2−25μmであり、結合性、さらなる可塑性および皮膚感触
性の改良を付与する。充填剤は、有機物質、例えば、澱粉;または、無機物質、
例えば、タルクであってもよい。
【0016】 洗剤および疎水性可塑剤の相対的な(パーセンテージ)重量比は、通常、以下
の通りである: 材料 広い範囲 通常の範囲 洗剤 55−80 60−75 疎水性可塑剤 45−20 40−25 充填剤が存在する時、洗剤および疎水性可塑剤の相対的な量比は、概して、上
記範囲内であり、充填剤は、3成分系の2−25%、特に、8−22%および特
に、10−20%となるように、添加される。これは、典型的には、(分りやす
いように、充填剤なしの量比を含める)表1のような3成分重量パーセンテージ
組成物を生ずる:
【0017】
【表1】
【0018】 その他の成分、例えば、合成洗剤およびコンビバーに含められる慣用的な成分
、例えば、典型的には、分子量100kDより大を有する高分子量ポリエチレン
グリコール(PEG);および、結合性、皮膚感触および相溶性を改良するポリ
サッカライド;ポリ第4級アンモニウム化合物(polyquat)保湿剤、例えば、グ
リセロールおよびソルビトールエトキシレート、例えば、sorbeth−30
のようなソルビテートエトキシレート;皮膚軟化油、例えば、鉱油、例えば、イ
ソパラフィンオイル、天然または合成トリグリセリド、プロポキシレートアルキ
ルエーテル類、香料、顔料および染料を含ませることができる。このような物質
は、通常、慣用的な濃度で含ませることができ、これら成分の各タイプについて
、典型的には、全配合物の0.1〜5重量%である。それらの性質に依存し、そ
れらは、乳濁液に(不揮発性成分)に包含させることによって、噴霧乾燥製品に
添加することによって、製造の適当な段階で、または、加工の後続の段階で包含
させることによって、含ませることができる。
【0019】 水中分散液または水中乳濁液は、個々の成分である、洗剤、疎水性可塑剤;お
よび、所望より、充填剤を水に単に分散させ、その混合物を暖め攪拌することに
よって製造され、分散液および乳濁液を形成する。しかし、概して、水を疎水性
可塑剤のほぼ溶融温度近傍、典型的な範囲は、約75−約90℃に予熱すること
が望ましく、ついで、(使用する場合には)充填剤を加え、続いて、洗剤を加え
、最終的には、液体(溶融)形態で疎水性可塑剤を加え、混合物を攪拌すること
が望ましい。一度、混合物が形成されると、成分を分散または乳化するために、
概して、高剪断混合は必要ない。これは、加工を比較的単純かつ確実なものとす
る。ついで、分散液または乳濁液は、ガス、典型的には、空気または窒素の加熱
流を、通常、乾燥媒体のような乾燥ガスとして使用し、噴霧乾燥器に分散液また
は乳濁液を供給することによって、典型的には、噴霧乾燥される。乾燥ガスの温
度は、水を有効に除去することを可能とする、すなわち、使用される流速で、存
在する水を蒸発させるために十分な熱を供給するために、ガスの露点よりも十分
に高くするが、製品の分解を生ずるほど高くはない。典型的には、乾燥ガス温度
は、160〜250℃であろう。
【0020】 噴霧乾燥後、粉末化した洗剤組成物は、特に、微粒子の量比を少なくし、平均
粒度を適度に大きくするために、例えば、流動床で、特に、微粒子の再循環によ
り、温和な凝集に賦される。この凝集はダスチングを少なくし、添加剤の配合を
容易にする。噴霧乾燥した洗剤製品の重量平均粒度は、概して、50〜1200
μmの範囲内である。さらに通常は、粉末が凝集しない場合には、重量平均粒度
は、典型的には、50〜250μmであり、それが凝集する場合には、(凝集後
の)重量平均粒度は、典型的には、約200〜約750μmである。
【0021】 バーは、慣用的な技術を使用して、(供給原料の形を許容する)噴霧乾燥粉末
から確実に製造することができる。かくして、粉末は、ミキサーに充填し、適当
な量の水、香料およびその他の添加剤、所望とあらば、例えば、オイル、保湿剤
、例えば、グリセリンおよび植物エキスが添加され、組成物は、成分が均一に分
散するまで、混合される。我々は、これがフレークまたはヌードルの形の洗剤よ
りもより迅速であることを見出した。かくして、本発明に従い製造される製品で
は、混合は、約1分間で行うことができ、フレークまたはヌードルでは、それに
は、3〜4分かかる。これは、大規模の装置に資本投下する必要がなくとも、ミ
キサーの出力を有意に高める。さらに、長期の混合は、組成物が軟質および粘着
性となる度合いを増大するので、短時間で操作しうることは、さらに有益である
【0022】 混合物は、ついで、バー製造ラインを通過し、そこで、それは、2または3ロ
ールミル内で混練することができ、所望される可塑性と温度とを有するシートを
生じさせ、ついで、シンプレックス押出機(通常、粗いグリッドで固定された)
内で加工し、石鹸のスラグを押出す。合成洗剤バーおよびコンビバーの慣用的な
製造においては、混練工程、特に、始動の間に、通常、満足する製品を製造する
ために、硬化させるための多大の調整を含む。我々は、本発明によって製造した
噴霧乾燥製品を使用すると、混練工程の硬化がはるかに容易になることを見出し
た。これとは別に、2/3ロールミルミキサーでの加工は、省略することができ
、混合物は、直接、プロッダー、例えば、デュプレックスプロッダー(2工程)
を通過し、石鹸バーが押し出される。選択されるルートは、製品における所望さ
れる均質化の度合いに依存する。押出しされたスラグは、ついで、切断および打
ち抜きされて、石鹸バー製品を形成する。
【0023】 本発明の噴霧乾燥した材料を使用し、我々は、混合後、上記したように、製品
を直接プロッダーまたは押出機に通過させることができることを見出した。これ
は、これら材料が、さらに、プロッディングおよびバー押出しする前に、通常、
製品を均質化し、それに適当な可塑性を付与するために、シンプレックス押出機
またはプロッダーおよび/またはロールミルでの加工を必要としないので、慣用
的なフレークまたはヌードルを使用する製造法と対照的である。我々は、本発明
に従い噴霧乾燥された材料を使用し、加工ラインを定常状態の操作条件に決める
のに必要とされる時間をはるかに短くすることができることを見出した。我々は
、これは、噴霧乾燥された材料が押出機の体積のさらに良好な体積充填を生じ、
表面接触を改良し、押し出される材料のより高い内部摩擦を生ずるので、温度の
はるかに迅速な平衡をもたらすと考える。
【0024】 ミキサー添加剤の(バー製造における)加工性に及ぼす悪影響が、慣用的なプ
ロセスよりも概してはるかに少ないことが本発明の長所である。かくして、はる
かに高い量の水を含ませても、材料を加工するのに過度に軟質化することがない
。例えば、慣用的なフレーク、ヌードルまたはペレットを使用すると、添加する
ことのできる水の最大量は、典型的には、2〜4%であるが、本発明に従い製造
される粉末を使用すると、大した困難もなく、10〜13%の高い量の水を添加
することができる。また、慣用的なシステムで可塑性および結合性に悪影響を及
ぼす 添加剤、例えば、香料、特に、アルコールまたはヒドロアルコール基体の香料は
、洗剤をスラグとして押し出すことを、場合によっては、不可能とするが、本発
明に従う噴霧乾燥製品を使用して実施されるプロセスへの影響をはるかに低減す
る。
【0025】 本発明は、合成洗剤バーを製造する方法であって、 (1) 合成洗剤と、疎水性可塑剤と、所望により、充填剤との水性分散液ま
たは乳濁液を形成し; (2) 前記分散液または乳濁液を噴霧乾燥させて; 合成洗剤と、疎水性可塑剤と、所望により、充填剤とを含む粒状製品を生成させ
; 続いて、合成洗剤を含む粒状製品をバーに形成する; 各工程を含む方法を含む。
【0026】 特に、合成洗剤バーは、任意のさらなる成分を、合成洗剤を含む粒状製品と混
合し、続いて、2または3−ロールミルにおいて混合し、その後、(通常、粗い
グリッドを有する)シンプレックス押出機内で加工し、石鹸のスラグを押出し、
しかる後、切断および打ち抜きによってバーとして製造することができる。これ
とは別に、2/3ロールミキサーでの加工を省略し、混合物を直接プロッダー、
例えば、デュプレックス(二工程)プロッダーへと通過させ、石鹸をスラグとし
て押出し、続いて、これは、切断および打ち抜いて、バーとする。
【0027】 以下の実施例は、本発明を例示する。部およびパーセントは、特に断らない限
り、重量部および重量パーセントである。使用した材料 ・Arlatone SCI : ナトリウムココイルイセチオネート(ICI Surfactants か
ら) ・Radiasurf 7140/3 : グリセロールモノステアレート (Oleofinaから) ・Radiacid 0427 : ステアリン酸 (Oleofinaから) ・Talc de Luzenac : 充填剤としての微粒子タルク (Luzenacから) ・香料: Blue Water ヒドロアルコール性香料 (Dragocoから) ・Zetasap 813A : 合成洗剤ベース (Zschimmer & Schwarzから) 50%(w/w)アニオン性界面活性剤: ジナトリウムC12−C18スルホス
クシネートおよびナトリウムアルコールC12−C18サルフェート 23%充填剤: トウモロコシ澱粉を含む 23%可塑剤: セテアリールアルコールおよびパラフィンを含む 3.5%水: 0.1%二酸化チタン: 白色〜アイボリーに着色したヌードル状のペレット
を含有。 ・Zetasap 5165 : 合成洗剤ベース (Zschimmer & Schwarzから) 40%(w/w)アニオン性界面活性剤: ジナトリウムC12−C18スルホス
クシネートおよびナトリウムココイルイセチオシアネート 26%充填剤: トウモロコシ澱粉を含む 30%可塑剤: セテアリールアルコールグリセリールステアレートおよびパ
ラフィン 3.5%水: 0.1%二酸化チタン: 白色〜アイボリーに着色したヌードル状のペレット
を含有。 ・Tensianol LSA-LM : 合成洗剤ベース (ICI Surfactantsから) 43%アニオン性界面活性剤: ジナトリウムラウリルスルホスクシネートお
よびナトリウムココイルイセチオシアネート 20%リファッテングオイル相: セテアリールアルコールおよび水素化され
たヒマシ油 20%トウモロコシ澱粉: および、少量のコカミドプロピルベタイン、グリセリン、鉱油、二酸化チタン
および水 を含有。
【0028】 比較的低い含水率(合計組成物の50%未満)で、ベース成分をブレンドし、 蒸発乾燥させ、続いて、ヌードル、フレークまたはペレットとして押出しするこ
とによって、市販の合成洗剤ベース材料を製造した。当業者であれば、このよう
な製品、特に、ヌードルまたはペレットの形態のものは、それをバーとして押し
出す前に、許容可能な可塑性および添加剤を受け入れる表面を製品に付与するた
めに、典型的には、ロールミルを使用する高剪断加工を必要とすることが理解さ
れるであろう。この種の加工なしでは、製品は、首尾よく押出しされない。
【0029】 実施例 1 合成洗剤配合物は、以下の成分を含有する組成を有した: 材料 重量% 役割 Arlatone SCI 14.28 界面活性剤 Radiasurf 7140/3 11.22 疎水性可塑剤 Radiacid 0427 2.0 疎水性可塑剤 Talc de Luzenac 1.5 充填剤 水 70 分散媒 水を80℃に加熱し、中程度の攪拌下で均質になるまで、Arlatone
SCIを分散させることによって、分散系を製造した。Rediasurf71
40/3およびRadiacid 0427を80℃に加熱し、水性混合物が均
質に分散するまで、攪拌下、水性混合物に加えた。分散させた混合物を中程度の
攪拌下、80℃に保持して、噴霧乾燥によって、さらに加工した。NIROパイ
ロット乾燥機P63を使用し、10〜60kg水・時-1の蒸発速度で、生成した
乳濁液を噴霧乾燥した。以下の条件下で噴霧乾燥を行った:温度:噴霧乾燥機の
導入口のスラリー75℃;乾燥チャンバ導入口(乾燥媒体として高温空気を使用
)195〜200℃;導出口:90℃;空気流量400m3・時-1。生成する粉 末は、200μm未満の平均粒度をと含水率3%とを有した。
【0030】 パイロット1軸スクリュー押出機を使用して、周囲温度で、この材料をバーに
変換した。水10%を添加したが、スラグの可塑性または生成するクレンジング
バーの硬度に悪影響はなかった。
【0031】 実施例 2 中程度の攪拌で、80℃に予め加熱した水30%に、Zetrasap 81
3Aを分散させることによって形成される水性乳濁液を噴霧乾燥することによっ
て、実施例1のそれと同様の噴霧乾燥させた製品を製造した。この温度は、合成
洗剤配合物の疎水性可塑剤成分のブレンドの溶融温度よりも高い。NIROパイ
ロット乾燥機P63を使用し、10〜60kg水・時-1の範囲の蒸発速度で、生
成した乳濁液を噴霧乾燥した。以下の条件下で噴霧乾燥を行った:温度:噴霧乾
燥機の導入口のスラリー75℃;乾燥チャンバ導入口(乾燥媒体として高温空気
を使用し)195〜200℃;導出口:90℃;空気流量400m3・時-1。生 成する粉末は、200μm未満の平均粒度をと含水率2.5%とを有した。
【0032】 実施例 3 実施例2で使用したZetasap 813Aの代わりにZetasap 5
165を使用した以外は、実施例2を繰り返した。生成する粉末は、含水率2.
5重量%を有した(本来のZetasap 5165は、含水率4〜7重量%を
有した)。
【0033】 生成する粉末は、実施例2のそれと物理的形態において非常に類似していたが
、1軸スクリュー実験室押出機内で周囲温度で10〜15%の水を加えることに
より、合成洗剤スラグに転化され、これは、押し出されたスラグまたは打ち抜か
れたバーを軟質化することなく、バーに打ち抜くことができた。対照的に、市販
のフレーク材料は、混練または40℃への予熱を必要とし、混練可塑化工程を真
似て押出機内を何回もリサイクルさせる必要があり、水/グリセリン加工添加剤
(2.5%)を配合する必要があった。
【0034】 (加熱するかまたは周囲温度の)粉末合成洗剤材料を、均質になるまで、添加
剤および水/グリセリン加工助剤と混合し、材料を押出機に徐々に加え、押出ヘ
ッドに4mm径のグリッドを使用して、それを押し出してヌードルとした。押出
機の本体は、この工程において、滑りを回避するために、冷却した。合成洗剤ヌ
ードルは、続いて、シンプレックスおよびデュプレックス押出機の逐次使用を真
似て押出機を2回通過させた。第2回目の通過について、長方形の(断面)スラ
グを製造するために、加熱した押出ヘッドを使用した。押出し後、スラグは、切
断し、打ち抜いてバーとした。
【0035】 実施例 4 Tensianol LSA−LMフレーク合成洗剤ベースを、中程度の攪拌
下、80℃で、30重量%の水に分散させた。この温度は、合成洗剤配合物の疎
水性可塑剤成分の融点よりも高く、それを分散されて形成される界面活性剤溶液
に乳化可能とした。続いて、約1000kg・時-1の排水容量を有するNIRO
MSD噴霧乾燥機内でこの乳濁液2000リットルを噴霧乾燥させた。振動流
動床およびフィルターを乾燥機の底部に置き、噴霧乾燥させた材料を造粒し、小
粒子を乾燥機へと再循環させた。乾燥媒体として高温空気を使用し、乾燥チャン
バ導入口温度を180℃とし、乾燥チャンバ導出口温度を65℃とし、流動床の
空気流温度を75〜85℃とした。生成するサラサラしたダストを含まない粉末
は、300〜1200μmの粒度と、含水率2.5重量%とを有した(Tens
ianol LSA−LMフレークは、2〜6重量%の含水率を有した。)。
【0036】 この粉末製品を工業ラインでさらに加工した。合成洗剤の本来のフレーク形態
とは対照的に、合成洗剤の50%減少混合時間および吸収能は、向上した。かく
して、100kgの粉末を使用し、8kgの水、3kgのヒドロアルコール性香
料および1kgのアーモンドオイルを添加すると、これらの添加剤は、全て、容
易に吸収された。これは、合成洗剤バー製品の最終的な性質に何ら悪影響を及ぼ
すことなく、達成された。当業者であれば、慣用的なフレーク、ヌードルまたは
ペレット材料を使用してはこれが容易に達成しえないことを理解できるであろう
【0037】 我々は、粉末化された合成洗剤を加工するのに混練を必要とせず、粉末の幾分
かをロールミルを使用して加工し、ロールミルにおける粉末の加工性が満足され
るものか否かを見ることができることを見出した。(これは、バー製造者が製造
ラインにおいてロールミルを有し、粉末化された合成洗剤材料を加工すると同時
に取り出すことは不便であろうという実情を許容するものである。)粉末化され
た合成洗剤は、困難なくさらに再調整の必要なくして、ロールミルを介して加工
される。
【0038】 概して、慣用的なフレーク、ヌードルまたはペレット合成洗剤を使用しては、
これほど簡単に操作することができないことは、当分野において、十分に理解さ
れるであろう。フレーク、ヌードルまたはペレットを使用すると、混練障害を避
けるために、始動時にロールミルを加熱し、ロール間に比較的広い空隙を、通常
、必要とする。始動後、ロールミル空隙は、狭くなり、かくして、合成洗剤を所
望される可塑性を付与し、混練された合成洗剤に硬いフラグメントを残さないよ
うにすることができる。さらに、摩擦熱は、粘着または障害を回避するために、
ロールミルを冷却する必要があることを意味する。これらは、全て、定常状態操
作条件に到達するまで、注意深い取り扱いおよび調整を必要とする。
【0039】 製品は、当業者によって使用して評価し、粉末化された合成洗剤から製造され
るバーの感触または皮膚感触は、慣用的なフレーク化した合成洗剤から製造した
同様のバーよりもはるかに良好であった。
【0040】 実施例 5 香料、特に、アルコール、および、場合によっては、ヒドロアルコール性基体
香料は、合成洗剤ベースの結合性および可塑性を変化させやすいことは周知であ
る。以下の試験は、フレーク化した材料と比較して、本発明に従い製造される材
料の優秀性を示す。上記にようにして製造した粉末化した合成洗剤は、単純1軸
スクリューパイロット押出機を使用してバーに変換される(実施例5aおよび5
b)。同合成洗剤配合物の試料は、しかし、(供給された)フレークの形態でも
また同一の装置でバーに変換される(比較実施例C5aおよびC5b試料)。1
つの試験において、アルコール基体香料をシミュレートするために、添加剤とし
て、エタノールを使用し、他の試験において、Blue Water香料を使用
した。
【0041】 (加熱したかまたは周囲温度の)合成洗剤材料を添加剤およびプロセス助剤と
混合し、押出機へと供給し、押出ヘッドに4mm径グリッドを使用して、押出し
ヌードルにした。混合物を粘着性とすることなく、加工を改良するために混合の
間に加えることのできる水の量(洗剤組成物重量に基づくパーセンテージ)に注
目し、表2に水%として示す。粉末化した材料については、導入口温度22℃を
使用することで満足されるものであったが、フレーク化した材料については、押
出機を介して満足な加工を可能とするように、導入口での材料の温度を40℃と
した。(押出機の本体は、滑りを回避するために、この工程では冷却した。)押
出したヌードルの可塑性を評価して、ヌードル可塑性として表2に示す。フルス
ケール製造ラインでのシンプレックスおよびデュプレックス押出機の逐次使用を
真似て、材料を続いて2回押出機に通し、加熱した押出しヘッドを使用して、矩
形の(断面)スラグを製造し、これは、押出し後、切断および打ち抜きによって
バーとした。これがバーに加工するための適当な可塑性を有する混合物を与えな
い場合には、押出機を介して混合物を再度加工し、全部で3回通過させた。表2
において、通過=1は、押し出されたヌードルから初めて1回の押出機通過後に
満足する可塑性が達成されたことを示す。通過=2+は、2回の通過が必要であ
ったことを示す。それでさえも、十分に満足される結果を必ずしも与えなかった
。押出したスラグの外観および結合性に注目し、表2に簡単に記載した。結合性
=“乏しい”とは、冷却および熟成したバーが低い応力下で壊れることを意味し
、“良好”とは、それが標準規格に合致し、高い応力下で壊れることを意味する
。良好な可塑性は、経済的な速度で押出されたスラグからバーを打ち抜くことが
でき、冷却する時に、“オープン”または”割れ”のないバーを得るために必要
である。
【0042】
【表2】
【手続補正書】
【提出日】平成12年2月22日(2000.2.22)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GE,GH,GM,HR ,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP, KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,L V,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI, SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,U S,UZ,VN,YU,ZW Fターム(参考) 4H003 AB03 AB09 AB10 AB14 AB20 AB21 AB22 AB23 AB27 AB31 AB38 AB44 AB45 AB46 AC03 AC04 AC05 AC08 AC12 AD04 BA02 CA05 CA21 DA02 EA27 EB02 EB04 EB09 EB43 ED02 FA21 FA38

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配合した合成洗剤製品を製造する方法であって、 (1) 合成洗剤と、疎水性可塑剤と、所望により、充填剤との水性分散液ま
    たは乳濁液を形成し; (2) 前記分散液または乳濁液を噴霧乾燥させて; 合成洗剤と、疎水性可塑剤と、所望により、充填剤とを含む粒状物製品を生成す
    ることを含む、前記方法。
  2. 【請求項2】 合成洗剤が、少なくとも1種の脂肪族イセチオネート発泡性
    界面活性剤と、所望により、少なくとも1種のスルホスクシネート塩とであるか
    またはそれらを含む、請求項1に記載の方法。 【請求項2】 合成洗剤が、アルキルサルフェート、アルキルスルホネート
    、アルキルエーテルサルフェート、アルキルグリセロールエーテルスルホネート
    、アルキルホスフェートエステル、エトキシ化されたアルキルホスフェートエス
    テル、サルコシネート、タウレート誘導体、アルキルスルホアセテート、ヒドロ
    キシアルキルスルホネートエステル、アルキルスルホスクシネート、アルキルエ
    ーテルスルホスクシネート、アルキルスルホスクシナメートおよびアシルグルタ
    メートからの1種以上のアニオン性界面活性剤を含む、請求項1または請求項2
    に記載の方法。
  3. 【請求項3】 アニオン性界面活性剤が、アルカリ金属塩、アンモニウム塩
    、エタノールアミン塩またはアルカリ土類金属塩として存在する、請求項3に記
    載の方法。
  4. 【請求項4】 アニオン性界面活性剤のアルキル鎖が、C9−C20鎖である 、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 【請求項5】 合成洗剤が、アルキルポリサッカライド;ソルビタンエステ
    ルアルコキシレート;グルカミド界面活性剤;アルコールアルコキシレート界面
    活性剤;および、カルボン酸エトキシレートからの1種以上の非イオン性界面活
    性剤を含む、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 【請求項6】 合成洗剤が、アルキルスルホネートおよび/またはスルホス
    クシネートおよび/または脂肪族イセチオネートマイルド界面活性剤を少なくと
    も50重量%含む、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 【請求項7】 合成洗剤が、少なくとも1種のベタイン誘導体、イミダゾリ
    ン誘導体または脂肪族アンホアセテートアンホテリック界面活性剤を含む、請求
    項1〜請求項6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 【請求項8】 乳濁液が、さらに、1種以上の脂肪族C12−C20カルボン酸
    のアルカリ金属塩を含む、請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 【請求項9】 疎水性可塑剤が、1種以上のC12−C22の脂肪酸;C14−C 22 の脂肪族アルコール;パラフィンワックス;または、水素化されたヒマシ油ま
    たはホホバワックスである、請求項1〜請求項8のいずれか1項に記載の方法。
  10. 【請求項10】 充填剤が、平均粒度50μm未満を有する不活性な微細に
    分割された粒子物質である、請求項1〜請求項9のいずれか1項に記載の方法。
  11. 【請求項11】 充填剤が、澱粉またはタルクである、請求項10に記載の
    方法。
  12. 【請求項12】 洗剤の量が、洗剤および疎水性可塑剤の合計重量基準で、
    55〜80重量%であり、疎水性可塑剤の量が、洗剤および疎水性可塑剤の合計
    重量基準で、20〜45重量%である、請求項1〜請求項11のいずれか1項に
    記載の方法。
  13. 【請求項13】 3成分の合計重量基準で、洗剤の量が、41〜76重量%
    であり、疎水性可塑剤の量が、19〜34重量%であり、充填剤の量が、5〜2
    5重量%である、請求項1〜請求項11のいずれか1項に記載の方法。
  14. 【請求項14】 実質的に均質な分散液に、合成洗剤;疎水性可塑剤;およ
    び、所望により、充填剤を含み、さらさらと流動する非ダスト粒状形態で、重量
    平均粒度150〜1200μmを有する洗剤材料。
  15. 【請求項15】 合成洗剤材料のバーを製造する方法であって、請求項14
    に記載のまたは請求項1〜請求項13のいずれか1項に記載の方法によって製造
    される、粒状形態に合成洗剤材料を形成することを含む、前記方法。
  16. 【請求項16】 請求項14に記載のまたは請求項1〜請求項13のいずれ
    か1項に記載の方法によって形成された粒状形態の合成洗剤材料から生成される
    パーソナルケア合成洗剤クレンジングバー製品。
JP2000507776A 1997-08-21 1998-08-19 合成洗剤配合物 Pending JP2001514305A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GBGB9717723.2A GB9717723D0 (en) 1997-08-21 1997-08-21 Synthetic detergent formulations
GB9717723.2 1997-08-21
PCT/GB1998/002489 WO1999010467A1 (en) 1997-08-21 1998-08-19 Synthetic detergent formulations

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001514305A true JP2001514305A (ja) 2001-09-11
JP2001514305A5 JP2001514305A5 (ja) 2006-01-05

Family

ID=10817828

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000507776A Pending JP2001514305A (ja) 1997-08-21 1998-08-19 合成洗剤配合物

Country Status (13)

Country Link
US (2) US6475972B1 (ja)
EP (1) EP1005523B1 (ja)
JP (1) JP2001514305A (ja)
CN (1) CN1187434C (ja)
AR (1) AR013432A1 (ja)
AU (1) AU8815998A (ja)
BR (1) BR9811236A (ja)
DE (1) DE69826492T2 (ja)
ES (1) ES2229529T3 (ja)
GB (1) GB9717723D0 (ja)
TW (1) TW449618B (ja)
WO (1) WO1999010467A1 (ja)
ZA (1) ZA987384B (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1186650A4 (en) * 1999-06-16 2004-07-21 Kao Corp UTILITY TO USE FOR WASHING IN CLOTH
DE10105801B4 (de) 2001-02-07 2004-07-08 Henkel Kgaa Wasch- und Reinigungsmittel umfassend feine Mikropartikel mit Reinigungsmittelbestandteilen
DE10241374B3 (de) * 2002-09-06 2004-02-19 Clariant Gmbh Staubarme, pulverförmige Flammschutzmittelzusammensetzung, Verfahren zu deren Herstellung und deren Verwendung, sowie flammgeschützte Polymerformmassen
DE102004021384A1 (de) * 2004-04-30 2005-11-24 Henkel Kgaa Verfahren zur Herstellung von Granulaten mit verbesserter Lagerstabilität und Abriebfestigkeit
BRPI0405865A (pt) 2004-12-22 2006-09-05 Unilever Nv artigos e método para tratamento de pele
CA2766350C (en) * 2009-07-01 2014-04-15 The Procter & Gamble Company Method of making a dryer bar
CN102920616B (zh) * 2012-10-31 2014-04-16 天津郁美净集团有限公司 一种珠光型泡沫洁面膏及其制备方法
DE102013226282A1 (de) * 2013-12-17 2015-06-18 Henkel Ag & Co. Kgaa Kosmetisches Reinigungsmittel
CN105362157B (zh) * 2015-12-15 2018-05-08 山东消博士消毒科技股份有限公司 用于外科手术洗手的抗菌皂液及其制备工艺
WO2019191172A1 (en) * 2018-03-28 2019-10-03 The Procter & Gamble Company Process for preparing a spray-dried laundry detergent particle
MY186674A (en) * 2018-06-07 2021-08-05 Kl Kepong Oleomas Sdn Bhd A syndet bar composition
GB2585995B (en) * 2018-08-14 2021-04-07 Thos Bentley & Son Ltd Improvements in relation to the manufacture of personal cleansing compositions
GB2576336B (en) 2018-08-14 2020-12-16 Thos Bentley & Son Ltd Improvements in relation to the manufacture of personal cleansing compositions
GB2584314B (en) 2019-05-30 2021-11-17 Thos Bentley & Son Ltd Improvements in relation to personal cleansing compositions
US11499124B2 (en) * 2020-03-13 2022-11-15 YFY Consumer Products, Co. Solid granules used for cleaning agents

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BE573819A (ja) * 1957-12-17
GB1294754A (en) 1969-12-01 1972-11-01 Unilever Ltd Synthetic detergent toilet bars
JPS492321B1 (ja) * 1970-12-26 1974-01-19
US4111853A (en) * 1976-03-08 1978-09-05 Stepan Chemical Company Particulate composition of sodium alpha olefin sulfonate and sodium silicate
US4405492A (en) * 1982-03-22 1983-09-20 The Procter & Gamble Company Process for making high-glycerin soap bars
US4612136A (en) * 1985-04-03 1986-09-16 Finetex, Inc. Surfactant compositions and related processes and procedures
GB2231579A (en) * 1989-05-09 1990-11-21 Unilever Plc Spray-dried detergent
US5154849A (en) * 1990-11-16 1992-10-13 The Procter & Gamble Company Mild skin cleansing toilet bar with silicone skin mildness/moisturizing aid
WO1992016610A1 (en) 1991-03-21 1992-10-01 The Procter & Gamble Company Mild personal cleansing bars with improved processability
US5858939A (en) * 1997-03-21 1999-01-12 Lever Brothers Company, Division Of Conopco, Inc. Method for preparing bars comprising use of separate bar adjuvant compositions comprising benefit agent and deposition polymer

Also Published As

Publication number Publication date
US20030114346A1 (en) 2003-06-19
WO1999010467A1 (en) 1999-03-04
AU8815998A (en) 1999-03-16
BR9811236A (pt) 2000-08-15
ZA987384B (en) 1999-02-22
GB9717723D0 (en) 1997-10-29
DE69826492T2 (de) 2005-12-01
EP1005523A1 (en) 2000-06-07
US6949494B2 (en) 2005-09-27
TW449618B (en) 2001-08-11
US6475972B1 (en) 2002-11-05
ES2229529T3 (es) 2005-04-16
AR013432A1 (es) 2000-12-27
CN1187434C (zh) 2005-02-02
CN1270627A (zh) 2000-10-18
DE69826492D1 (de) 2004-10-28
EP1005523B1 (en) 2004-09-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001514305A (ja) 合成洗剤配合物
EP1015550B1 (de) Verfahren zur herstellung teilchenförmiger wasch- oder reinigungsmittel
WO1992002609A1 (de) Verfahren zur herstellung wasch- und reinigungsaktiver granulate
JP2002535417A (ja) 固体両性界面活性剤含有バー組成物
JPS63170498A (ja) 石鹸組成物
JPH05509119A (ja) 顆粒状の漂白活性化剤
JPH10500155A (ja) 刺激性を改良する為に低レベルのノニオン系ポリエチレン/ポリプロピレングリコールポリマーを配合した個人用の清浄効果のあるバー状合成−石鹸組成物
EP1842900B1 (de) Wasch- und/oder Reinigungsmitteltabletten
HU217658B (hu) Darabos szintetikus tisztítószer, valamint eljárás előállítására
WO2012091073A1 (ja) 毛髪化粧料
JP2007269656A (ja) 化粧品用造粒組成物とその製造方法
EP1036158B1 (de) Verfahren zur herstellung von rohstoff-compounds mit hohem schüttgewicht
JPH10152700A (ja) 高嵩密度洗剤組成物の製造方法
EP0836641B1 (de) Von staub- und feinanteilen freie granulare wasch- und reinigungsmittel hoher schüttdichte
DE60012928T2 (de) Verfahren zur herstellung granularer waschmittelzusammensetzungen
JPS6221572B2 (ja)
DE19611012A1 (de) Verfahren zur Herstellung von granularen Silikaten mit hohem Schüttgewicht
JP2003253295A (ja) 粒状洗浄料組成物
JPS6313402B2 (ja)
DE10108459A1 (de) Schaumregulatorgranulat
WO2000037594A2 (de) In fester form konfektionierte hydrophobe flüssigkeiten für den einsatz in wasch- und reinigungsmitteln mit hohem schüttgewicht
WO1996026258A1 (de) Verfahren zur herstellung schaumreduzierter waschmittel mit hohem schüttgewicht
JPH02286050A (ja) 打粉用組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050817

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050817

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20070424

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070810

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080529

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20080829

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20080905

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081127

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090303