JP2001512582A - 可変帯域幅を有するλ/4吸収器 - Google Patents
可変帯域幅を有するλ/4吸収器Info
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Abstract
(57)【要約】
本発明は調整可能な帯域幅を有するλ/4吸収器に関し、少なくとも1つのλ/4共振器2、小穴が形成されたヘッド部5を有する開口部領域4を備えている。前記λ/4吸収器の改良形は、軟質材および/または熱交換材7を底部領域3に有している。
Description
【発明の詳細な説明】
可変帯域幅を有するλ/4吸収器
本発明は、共振器の開口部が音響反射面に隣接する多数の管状λ/4共振器を
備えた、機械から、とくに車両から発生するような音響を吸収するためのλ/4
吸収器に関する。
現代の自動車および機械工業の努力は、機械または車両から発生した騒音を低
減または完全に消去することにある。今日では音響を吸収するために、本質的に
繊維吸音材または開放気孔型発泡材からなるマットが使用され、このマットが騒
音源の周囲に配設され、または前記音響源の直接周辺に取り付けられている。と
ころが汚れの激しい周囲環境における前記マットの使用は、油、水または粉塵が
この開放気孔型材料に急速に堆積し、それにより前記材料の吸音作用が失われる
ので、制約されている。
また多数の異なる寸法を有するヘルムホルツ共鳴器からなる吸音器を配列する
ことが知られている。このようなヘルムホルツ共鳴器は、実際上さまざまな理由
から実現されていない。とくにこのようなヘルムホルツ共鳴器は、その寸法決め
および/または製造が困難であり、汚れの激しい周囲環境で使用できるようにす
るには不適切である。
このため、すでに多数の管状の共振器からなる吸音器が提案されている。この
管状共振器は、発生する汚れまたは水分がその中に侵入できないような方法で取
り付けることができる。さらに前記管状共振器は、その音響動
作方式がヘルムホルツ共鳴器と異なり、専門家にはλ/4共振器の名称で知られ
ている。その違いは、本質的に、共振器内に同時に発生する空気の質量および圧
縮性にあり、とくにλ/4共振器の場合では共振周波数が直接定在波により決定
され、この定在波の波長が管状共振器の長さの4分の1になるのに対し、ヘルム
ホルツ共鳴器の音響動作方式と共振がばね質量系により説明および決定されなけ
ればならないことで識別できる。実際のヘルムホルツ共鳴器の実施態様では、共
鳴周波数を予測するために講じられるさまざまな前提条件を実現することができ
ない。たとえばヘルムホルツ共鳴器の壁は、この壁が共鳴時の圧力変動下で変形
しないような剛性で取り付けることができず、また空気質量をヘルムホルツ共鳴
器のネック部で正確に同定することができない。つまりヘルムホルツ共鳴器に比
べλ/4共振器の長所は、本質的に吸収作用の正確な予測性、少ない汚れの危険
、および簡易な寸法決めや製造に見ることができる。
このようなλ/4吸収器は、たとえば国際公開WO96/23294号公報に
記載されており、当該吸収器は多数の管状の共振器を含み、その音響開口部は、
個々の共振器開口部の相互作用ゾーン(この中で発生する音波および個々の共振
器で形成された定在波が破壊的に干渉する)が可能な限り全面を覆いながら分布
し、それと同時に本質的に重なり合わないような平面上にて隣接する。このよう
なλ/4共振器は、基本的にその共振周波数fOの狭い周波数帯域で吸収する。
この周波数の帯域幅は、共振器の共振の鋭さQに依存し、または共振器に発生す
るエネルギー損失の量に依存する。λ/4吸収器は、
前記国際公開WO96/23294号公報に記載されているように、たとえば金
属、プラスチック、セラミックまたはガラスのような反響性の高密度材料に埋め
込むことができる。このような吸収器の実際上の適用では、多数の共振器でより
広い周波数帯域を達成しなければならない場合、簡易な方法でそのエネルギー損
失に影響を与えることができることが重要である。特定の実施態様において、た
とえば一枚のプレートが補完されている深絞り半管の場合ではエネルギー損失が
非常に小さい。すなわち共振の鋭さQと終端インピーダンスが非常に高くなる。
これは望ましくない狭い共振吸収曲線をもたらす。
このため本発明の目的は、音響的に高効率の可変帯域幅を有するλ/4吸収器
を簡易な方法で製造できるようにすることである。
これは本発明に基づき請求の範囲第1項の特徴を有するλ/4吸収器により達
成され、とくに開口部領域の音響エネルギー損失または音響インピーダンスZ開 口
および/またはλ/4共振器の底部領域の音響エネルギー損失または音響イン
ピーダンスZTを変化させるための手段により達成される。とくにλ/4共振器
の開口部領域の音響インピーダンスZ開口を小穴をあけたヘッド部により高め、
または底部領域の追加のエネルギー損失を、軟質材および/または熱交換材を挿
入することにより発生させてZTを低減することにより達成される。すなわちこ
れは、圧力変動が非常に大きくなる共振器の底部領域で空気との大きな接触面を
有するヒートシンクが具備されることにより達成できる。このようなヒートシン
クは、圧力変動により発生した空気の温度変化から熱を吸収お
よび排出することができる任意の材料により形成される。防音分野の専門家は、
このような材料を充分に多く知っている。このほかの実用的な方法は密閉気孔型
粘弾性発泡材からなる詰め物の使用に見られる。
もう1つ別の方法は−低い−空気流れ抵抗、たとえば“格子”を取り付けなが
ら、開口部領域のエネルギー損失を発生させることである。カバープレートを備
えた深絞りフィルムからなる実施態様では開口端を取り除かず、小穴をあけるこ
とのみで前述のような“格子”を作ることができる。
開口部領域の空気の流れを阻止することにより、λ/4吸収器は基本的にその
吸収性能が損なわれず、これにより吸収が共振周波数応答の大きい帯域幅で達成
できるという驚くべきことが判明している。
すなわち本発明は、初めて効率的なλ/4吸収器を工業的に、すなわちコスト
的に好ましい製造を可能にする。さらに本発明は、広い共振周波数帯域を形成す
る複数のさまざまに寸法決めされたλ/4共振器を開口部領域および/または底
部領域で本発明に基づく高い音響エネルギー損失と組み合せながら、簡易な方法
で多周波吸収器の配列を可能にする。
以下、本発明を図面と実施例を利用してより詳しく説明する。各図面はつぎの
とおりである。
図1はλ/4共振器の動作方式の原理図、
図2aは本発明に基づくλ/4吸収器の吸収特性図、
図2bは本発明に基づく多周波吸収器の吸収特性図、
図3aは本発明に基づくλ/4吸収器のためのスリット付ヘッド部を備えた共振
器の第1実施態様の斜視図、
図3bは本発明に基づくλ/4吸収器のためのスリット付ヘッド部を備えた共振
器の第2実施態様の斜視図、
図3cは本発明に基づくλ/4吸収器のための底部領域で熱交換材を使用した共
振器のもう1つ別の実施態様の斜視図、
図3dは開口部領域および底部領域が互いに傾斜している共振器の特別の実施態
様の斜視図、および
図4は本発明に基づくλ/4吸収器の実用上の一実施態様の斜視図である。
本発明に基づくλ/4吸収器1の原理上の動作方式を、図1を利用してより詳
しく説明する。この図から、λ/4共振器2の開口部が音響反射面Aにあること
がわかる。以下、ZOは空気の特性インピーダンスを表すものとする。底部領域
3の音響インピーダンスは、以下、ZTで表し、この簡略化したモデルでは、共
振器内部の全ての音響エネルギー損失を含む(ZTは共振の鋭さQに比例する)
。λ/4共振器2の所定の長さlおよび所定の断面積S2に対して、反射面Aに
相互作用ゾーンS1が形成され、この相互作用ゾーンS1で、外来の音波が共振器
2で形成された定在波と破壊的に干渉する。この相互作用ゾーンS1は、“等価
吸収面”としても知られている。吸収率が100%の場合は、本質的に相互作用
ゾーンS1の領域の音響インピーダンスは、空気の特性インピーダンスZOに相当
することになろう。さらにλ/4共振器2の開口部領域4の吸収率が100%の
場合、音圧と粒子の流れが連続的であると仮定すると、簡単な次式を立てること
ができる。
S1/S2=ZT/ZO
この式は、前述の国際公開WO96/23294号公報に記載されているよう
に、平面に対して垂直になる共振器のみならず、同様に平面に隣接してまたはそ
の中に組み込まれた共振器にも同様に当てはまる。前記式が満たされない場合、
その吸収率は100%にならない。すなわち反射面Aでの反射または共振器底部
3での反射のいずれかに支配される残響となる。つまり吸収性能の高い吸収器1
を構成しようとするならば、S1、S2およびZTは自由に選択可能ではなく、互
いに調整されていなければならない。さらに周波数応答の望ましい帯域幅はZT
の値を決定する。これによりZTとともに共振器内のエネルギー損失を所望の方
法で調整できるようにすることが重要である。これは本発明に基づき、λ/4共
振器の底部領域に軟質の、すなわち粘弾性の密閉気孔形の発泡材またはその他の
熱交換材を使用することで達成することができる。前記材料は圧力変動が高い場
合、エネルギーを散逸させるすべての材料から選択することができる。
たとえば面積比がS1/S2=25になる共振器2を選択すると、100%吸収
するためのインピーダンス比はZT/ZO=25になる。ZOは空気の特性インピ
ーダンスに相当するので、すなわち約400Ns/m3の値を有するので、底部
領域に必要な音響インピーダンスZTは、約25×400Ns/m3になる。残念
ながらこのように高い値のインピーダンスは今日まだ実現することが困難である
。
さらに本発明は、共振周波数において底部領域3のインピーダンス比ZT/ZO
と、開口部領域4のインピーダ
ンス比ZO/Z開口についてつぎの関係が当てはまるという認識が利用されてい
る。
ZT/ZO=ZO/Z開口
この式は、λ/4共振器2の底部領域3のエネルギー損失を増加させる代りに
、同様に前記λ/4共振器の開口部領域4のエネルギー損失を増加してもよいと
いう驚くべき見解をもたらしている。
これによりS1/S2=25が選択されている前記例では、インピーダンス比ZO
/Z開口=25またはZ開口=1/25×ZO=1/25×400Ns/m3が
生じる。この値は、たとえば目の粗い格子(金網)の流れ抵抗または音響インピ
ーダンスに相当し、これにより簡易な方法で、すなわち工業的に実現することが
できる。
しかし基本的に共振器の各箇所に適切な空気の流れ抵抗を挿入することにより
、所望のエネルギー散逸を引き起こすことができる。
前述した考察は、図2aに示したように、実験による測定で実証することがで
きる。図2aの曲線Cは、深さ84mmおよび内径14mmを有する、面積比S1
/S2=50を有するλ/4吸収器の周波数応答を示し、この周波数応答は音響
エネルギー損失を増加させるための手段をもたない。この共振器の周波数応答ま
たは吸収特性は、わずか5.1%の帯域幅BCを有する。
図2aの曲線Dは、本発明に基づき音響的に最適化されたλ/4吸収器の周波
数応答を示す。この吸収器では、面積比がS1/S2=25を有し、音響特性は約
11%の帯域幅BDになる。
この曲線は、共振器2の開口部領域4および/または底部領域3の空気の流れ
抵抗または音響インピーダンスを変化させることにより周波数応答域Bに影響を
及ぼすことができると同時に、ほぼ100%の吸収率を実現することができる。
図2bは本発明に基づく多周波吸収器の吸収特性を明確に示す。さまざまな共
振周波数をもつ従来のλ/4共振器(狭帯域吸収器)を使用する場合、曲線Vが
示すような吸収特性を示す。曲線Vは、個々の狭帯域吸収器により発生した吸収
特性S1、S2およびS3の合計から生じる。この曲線Vは、従来の狭帯域吸収器
により作られた多周波吸収器の欠点を明らかに示す。この曲線Vは、個々の狭帯
域吸収器の周波数応答に沿い、対応する共振周波数f1、f2およびf3のあいだ
で大幅に減少する。すなわち前記中間領域における吸収がわるくなる。これに対
し本発明に基づくλ/4吸収器により、一定の高い吸収性能を有する広い吸収帯
域Wを提供することができる。図2bから、本発明に基づくλ/4吸収器は、従
来の狭帯域吸収器に比べ、より大きい帯域幅Bをもつことが明らかである。これ
は、多周波吸収器で個々の共振周波数f1、f2およびf3のあいだにある領域で
個々のλ/4吸収器の吸収特性T1、T2およびT3の充分な重なりを生じさせる
。この重なりは、本発明に基づく各個別の吸収器で発生した吸収T1、T2および
T3の合計Wが共振周波数f1、f2およびf3のあいだの領域でもほぼ100%の
吸収率を生ぜしめる。このことを曲線Wが明らかに示す。またこれにより、本発
明に基づくλ/4吸収器で任意の吸収特性を有する多周波吸収器を構成でき
ることが明らかである。
図3a、3b、3cおよび3dは、本発明に基づくλ/4吸収器の実施態様を
示す。図3aから、共振器2がヘッド部5を有し、このヘッド部の中に多数の小
穴、とくにスリット6を組み込んでいることがわかる。前記ヘッド部5の代りに
または前記ヘッド部を補完して、本発明に基づき共振器2の底部領域3に軟質材
または熱交換材7を取り付けることができる(図3a、3c)。格子状のヘッド
部5のもう1つ別の実施態様で、スリット状の小穴6の代りに穴8を設けること
もできる(図3b)。共振器2の幾何学形状、熱交換材7の選択および小穴6、
8の形状、寸法および数は、当業者の実施の範囲内にある。図3dに、λ/4共
振器が2つの台形状の側面を有する中空体として形成されている特別の実施態様
を示す。これは、開口部領域4の開口面および底部領域3の底面を互いに傾斜さ
せている。これにより、たとえば所定の方法で底部領域3の平面を拡大でき、そ
れとともに前記底部領域の散逸作用に影響を与えることができる。このような方
法で開口部領域4の平面を傾斜させることができる。適切なエネルギー散逸材料
7として空気に対し比較的大きい熱容量と可能な限り大きい表面積を有する材料
、たとえば小室を有する開放気孔形発泡材、綿状の繊維材料、粒子状の材料また
は多孔セラミック材料のような材料が考慮されている。軟質材として密閉気孔形
の粘弾性発泡材またはその他の材料が考慮され、これらの材料は高い圧力変動に
よってエネルギーを散逸する。
図4は、多数の異なる寸法を有する共振器2を備えた、もう1つ別の工業的に
簡易な方法で実現できる多周波吸
収器9を示す。これは好ましい一実施態様において、ウール繊維または発泡材か
ら製造された支持層10を有し、この支持層の中に管状の凹部11が成形される
。この管状の凹部11は、一方でこの領域において支持層10の小孔を密閉し、
他方でこの支持層10にカバーフィルム13を固定するために、接着層12で被
覆することができる。本発明に基づく穴8またはスリット6は、このカバーフィ
ルム13に設けることができる。特定用途向けには、成形された支持層10をカ
バーフィルム13で覆う代りに、固定した外層パネルまたはエンジンフードに取
り付け、成形した支持層10の領域14に小穴8、6を取り付けることも考慮さ
れている。
本発明に基づくλ/4吸収器は、簡易な方法で工業的に製造することができる
。とくにこの吸収器は、たとえば第2プレートでカバーされる管状の凹部を有す
る押出成形プレートとして製造される公知の方法で押出成形することができる。
それぞれの適用範囲に応じて、本発明に基づく前記吸収器は、深絞りまたは射出
成形技術を利用しても製造することができる。もう1つ別の製造形態では、本発
明に基づく小穴を設けた段ボール状の材料を使用することができる。
当然ながら、それぞれの用途に応じて本発明に基づくλ/4共振器は、適切な
方法で寸法決めし、および/または広帯域吸収器を形成するためにさまざまに寸
法決めされたλ/4共振器を互いに組み合わせることもできる。また当然ながら
、本発明に基づく共振器は、個々に、または同種の共振器(単一周波吸収器)を
備えたグループとして、またはさまざまな寸法を有する共振器(多周波
吸収器)を備えたグループとして製造および使用することができる。もちろん本
発明に基づく吸収器は、従来の繊維または発泡材を用いた吸収器とも組み合わせ
ることができ、とくに前記吸収器を吸収の減少する低周波領域で効率的となるよ
うに調整することができる。前記吸収器の好ましい適用は、変圧器、発電器、変
速機またはその他各種の機械と同様に、陸上車両および航空機にも考慮されてい
る。
自動車の構造における適用は、とくにエンジンフード、フロントウォールおよ
びホイールハウスの吸収部材に、とくにエンジン側、ルーフライニング、ドアラ
イニングまたはドア中空体およびトランクリッドに、商用車またはトラックの積
載領域におけるルーフまたはウォールなどである。当然ながら前記吸収器は、高
層建築または道路建設にも使用することができる。とくに住宅および作業空間の
壁および天井、工場ホール、スポーツ施設、トンネルまたは道路沿いまたは鉄道
沿線の防音スクリーンに使用することができる。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項
【提出日】平成11年4月8日(1999.4.8)
【補正内容】
作方式がヘルムホルツ共鳴器と異なり、専門家にはλ/4共振器の名称で知られ
ている。その違いは、本質的に、共振器内に同時に発生する空気の質量および圧
縮性にあり、とくにλ/4共振器の場合では共振周波数が直接定在波により決定
され、この定在波の波長が管状共振器の長さの4分の1になるのに対し、ヘルム
ホルツ共鳴器の音響動作方式と共振がばね質量系により説明および決定されなけ
ればならないことで識別できる。
英国特許第2 038 410号公報には、飛行機のエンジンのための音響的
に効果のある裏張りが記載されており、かかる裏張りでは、多数のヘルムホルツ
吸収器がλ/4共振器に結合されている。これらの共振器は、最大の吸収能力を
達成するために、できるだけ隙間なく集められている。これらの共振器の音響の
開口は、外部の音響領域との音響的な結合を改善するために、(比較的高い音響
的抵抗を有する)不織布または小孔が形成された金属製シートで覆われている。
なお、小孔によって、個々の中空体を音響的に結合することが示唆されている。
この配置は、標準的なヘルムホルツ共振器と同様の効果を有しているが、すべて
のヘルムホルツ共振器は、音響エネルギーを内部で浪費する。
ドイツ特許第94 08 118号公報には、多孔性吸収材料が挿入された、
複数の筒状を呈する凹部または通路を有する音響吸収器が記載されている。個々
のλ/4チューブの開口は、多孔性泡状物、不織布または薄いホイルで覆われて
いる。好ましい実施例では、隙間の全体または一部にさらに音響吸収材料が満た
されている。
実際のヘルムホルツ共鳴器の実施態様では、共鳴周波数を予測するために講じ
られるさまざまな前提条件を実現することができない。たとえばヘルムホルツ共
鳴器の壁は、この壁が共鳴時の圧力変動下で変形しないような剛性で取り付ける
ことができず、また空気質量をヘルムホルツ共鳴器のネック部で正確に同定する
ことができない。つまりヘルムホルツ共鳴器に比べλ/4共振器の長所は、本質
的に吸収作用の正確な予測性、少ない汚れの危険、および簡易な寸法決めや製造
に見ることができる。
このようなλ/4吸収器は、たとえば国際公開WO96/23294号公報に
記載されており、当該吸収器は多数の管状の共振器を含み、その音響開口部は、
個々の共振器開口部の相互作用ゾーン(この中で発生する音波および個々の共振
器で形成された定在波が破壊的に干渉する)が可能な限り全面を覆いながら分布
し、それと同時に本質的に重なり合わないような平面上にて隣接する。このよう
なλ/4共振器は、基本的にその共振周波数fOの狭い周波数帯域で吸収する。
この周波数の帯域幅は、共振器の共振の鋭さQに依存し、または共振器に発生す
るエネルギー損失の量に依存する。λ/4吸収器は、前記国際公開WO96/2
3294号公報に記載されているように、たとえば金属、プラスチック、セラミ
ックまたはガラスのような反響性の高密度材料に埋め込むことができる。このよ
うな吸収器の実際上の適用では、多数の共振器でより広い周波数帯域を達成しな
ければならない場合、簡易な方法でそのエネルギー損失に影響を与えることがで
きることが重要である。特定の実施態様において、たとえば一枚のプレートが補
完されている深絞
り半管の場合ではエネルギー損失が非常に小さい。すなわち共振の鋭さQと終端
インピーダンスが非常に高くなる。これは望ましくない狭い共振吸収曲線をもた
らす。
このため本発明の目的は、音響的に高効率の可変帯域幅を有するλ/4吸収器
を簡易な方法で製造できるようにすることである。
これは本発明に基づき請求の範囲第1項の特徴を有するλ/4吸収器により達
成される。とくにλ/4共振器の開口部領域の音響インピーダンスZ開口を小穴
をあけたヘッド部により高め、または底部領域の追加のエネルギー損失を、軟質
材および/または熱交換材を挿入することにより発生させてZTを低減すること
により達成される。すなわちこれは、圧力変動が非常に大きくなる共振器の底部
領域で空気との大きな接触面を有するヒートシンクが具備されることにより達成
できる。このようなヒートシンクは、圧力変動により発生した空気の温度変化か
ら熱を吸収お
請求の範囲
1. 外来の音波がλ/4共振器2で形成された定在波と破壊的に干渉する、個々
の共振器の開口部の相互作用ゾーンが、できる限り音響反射面を覆うとともに互
いにオーバーラップしないように、前記個々のλ/4共振器の開口部が互いに離
間するλ/4共振器であって、共振器の開口部が音響を反射する平面Aに隣接す
る複数の管状λ/4共振器2を備え、機械から、とくに自動車から発生する音響
を吸収するためのλ/4吸収器であり、
前記個々のλ/4共振器2の共振周波数応答C、Dの帯域幅Bを調整するため
に、前記共振器が音響エネルギー損失を変化させる手段を開口部領域4に具備し
ており、該手段が、目の粗い格子の空気流れ抵抗とほぼ等しい低い空気流れ抵抗
を有するλ/4吸収器。
2. 前記開口部領域4のエネルギー損失を変化させるための手段6が、複数のス
リット状の小穴6を有するヘッド部5を含む請求の範囲第1項記載のλ/4吸収
器。
3. 前記開口部領域4のエネルギー損失を変化させるための手段8が、複数の穴
状の小穴8を有するヘッド部5を含む請求の範囲第1項記載のλ/4吸収器。
4. 前記開口部領域4のエネルギー損失を変化させるための手段6、8が、格子
状のヘッド部5を含む請求の範囲第1項記載のλ/4吸収器。
5. 前記ヘッド部5が、λ/4吸収器2に組み込む構成
要素である請求の範囲第2項、第3項または第4項記載のλ/4吸収器。
6. 前記λ/4共振器2の底部領域3でエネルギー損失を変化させるための手段
7が具備されている請求の範囲第1項記載のλ/4吸収器。
7. 前記底部領域3でエネルギー損失を変化させるための手段7が、共振器2の
底部に具備された軟質材および/または熱交換材を含む請求の範囲第6項記載の
λ/4吸収器。
8. 前記開口部領域4および底部領域3が互いに傾斜している請求の範囲第1項
、第2項、第3項、第4項、第5項、第6項または第7項記載のλ/4吸収器。
9. 多周波吸収器としての請求の範囲第1項、第2項、第3項、第4項、第5項
、第6項、第7項または第8項記載のλ/4吸収器の使用方法。
10. 単一周波吸収器としての請求の範囲第1項、第2項、第3項、第4項、第
5項、第6項、第7項または第8項記載のλ/4吸収器の使用方法。
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フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
G10K 11/178
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. 共振器の開口部4が音響を反射する平面Aに隣接する少なくとも1つの管状 λ/4共振器2を備え、機械から、とくに自動車から発生する音響を吸収するた めのλ/4吸収器であって、 前記λ/4共振器2の共振周波数応答C、Dの帯域幅Bを調整するために、前 記共振器が共振器2の音響エネルギー損失を変化させる手段6、8、7を具備し ているλ/4吸収器。 2. 前記λ/4共振器2のエネルギー損失を変化させるための手段6、8が、開 口部領域4に具備されている請求の範囲第1項記載のλ/4吸収器。 3. 前記開口部領域4のエネルギー損失を変化させるための手段6が、複数のス リット状の小穴6を有するヘッド部5を含む請求の範囲第2項記載のλ/4吸収 器。 4. 前記開口部領域4のエネルギー損失を変化させるための手段8が、複数の穴 状の小穴8を有するヘッド部5を含む請求の範囲第2項記載のλ/4吸収器。 5. 前記開口部領域4のエネルギー損失を変化させるための手段6、8が、格子 状のヘッド部5を含む請求の範囲第2項記載のλ/4吸収器。 6. 前記ヘッド部5が、λ/4吸収器2に組み込む構成要素である請求の範囲第 3項、第4項または第5項記載のλ/4吸収器。 7. 前記λ/4共振器2の底部領域3でエネルギー損失を変化させるための手段 7が具備されている請求の範囲第1項記載のλ/4吸収器。 8. 前記底部領域3でエネルギー損失を変化させるための手段7が、共振器2の 底部に具備された軟質材および/または熱交換材を含む請求の範囲第7項記載の λ/4吸収器。 9. 前記開口部領域4および底部領域3が互いに傾斜している請求の範囲第1項 、第2項、第3項、第4項、第5項、第6項、第7項または第8項記載のλ/4 吸収器。 10. 多周波吸収器としての請求の範囲第1項、第2項、第3項、第4項、第5 項、第6項、第7項、第8項または第9項記載のλ/4吸収器の使用方法。 11. 単一周波吸収器としての請求の範囲第1項、第2項、第3項、第4項、第 5項、第6項、第7項、第8項または第9項記載のλ/4吸収器の使用方法。
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