JPS61249878A - 車両の吸音構造 - Google Patents

車両の吸音構造

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Publication number
JPS61249878A
JPS61249878A JP60092675A JP9267585A JPS61249878A JP S61249878 A JPS61249878 A JP S61249878A JP 60092675 A JP60092675 A JP 60092675A JP 9267585 A JP9267585 A JP 9267585A JP S61249878 A JPS61249878 A JP S61249878A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sound
sound absorbing
bonnet
absorbing material
material panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP60092675A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Nishibe
西部 政則
Takashi Fujii
孝 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Hirotani Co Ltd
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Hirotani Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp, Hirotani Co Ltd filed Critical Mazda Motor Corp
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Publication of JPS61249878A publication Critical patent/JPS61249878A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Superstructure Of Vehicle (AREA)
  • Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車両の吸音構造に関し、更に詳細には吸音材
を利用した車両の吸音構造に関する。
(従来の技術) 吸音材を利用した車両の吸音構造としては、例えば実開
昭52−41811号等に記載されているように吸音材
を直接車体パネルに貼着した構造のものが知られている
。ところが、この構造の吸音構造は、単に吸音材の材料
性能を利用して吸音を行なうにとどまり、吸音効率があ
まりよくない。
この吸音材を利用しての吸音の効率を高める方法の一つ
としては、この吸音材を車体パネルから所定距離はなし
て配設し、すなわち吸音材に背面空気層を構成して吸音
する方法が考えられる。この背面空気層を利用しての吸
音性能の向上の原理を次に説明する。
空気中を伝わる音は、気体中の粒子運動によって伝幡さ
れるが、この粒子は、剛壁(車体パネル)に衝当すると
、速度が零となり、反射して4分の1波長の距離に到達
すると、その速度が最大となる。従って、粒子速度が最
大となる位置へ吸音材を設ければ、粒子速度が最大とな
ったところで粒子の運動を吸収することができ、吸音力
を向上させることができるのである。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、上記の背面空気層を利用しての吸音において
は、音の波長によって必要とされる背面空気層厚が異な
るため、吸音効果を発揮することのできる周波数が限定
されるという問題点がある。
そこで、本発明は、上記背面空気層を利用して複数の周
波数の音の吸収を効率よく行なうことのできる車両の吸
音構造を提供することを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明の車両の吸音構造は、車体パネルに対し部分的に
異なる間隙を設けて吸音材を配設し、前記吸音材の各間
隙に対応する部分にそれぞれ共鳴用小孔を形成し、複数
特性の共鳴周波数を有する共鳴器を構成したことを特徴
とするものである。
(発明の作用・効果) 上記の本発明の吸音構造においては、上記吸音材の各部
分を、車体パネルに対して、各騒音周波数に対応させた
間隔で配設したことにより、上記周波数の騒音を低減で
きる。また、上記吸音材の各部分に吸音用小孔を設けた
ので、上記間隔を共鳴室として利用することができ、共
鳴による吸音効果も発揮できる。この場合、共鳴室にお
いて、上記間隔が異なるため容積をそれぞれで変えるこ
とができ、従って共鳴室は異なった周波数の騒音の低減
を行なうことができる。従って、本発明の吸音構造は、
幅広い周波数帯域における騒音の低減を行なうことがで
きる。
(実施例) 次に、添付図面を参照しつつ本発明の好ましい実施例に
よる車両の吸音構造について説明する。
第1図は、本発明の実施例による吸音構造を組み込んだ
車両の斜視図であり、この第1図において符号1は車体
を示す。この車体1は、一般のものと同様にボンネット
2を備えており、このボンネット2の内面に吸音構造が
設けられている。このように、吸音構造をボンネット2
に設けたのは、エンジンルームには異なる周波数特性を
もつ音源が密集していることから、特に音源の周波数特
性に合わせた周波数特性が要求されることによるもので
ある。しかしながら、本発明の吸音構造は、この他にも
車両内、トランクルームなど音場に応じて各所に適用さ
れることはもちろんである。
上記ボンネット2の内面には、フェルト等により構成さ
れた吸音材パネル3が設けられている。
この吸音材パネル3は、その各部分3a13b13c、
3dがボンネット2に対して異なった間隔を置かれるよ
うにして配設されている。従って、上記各部分3a、3
b、3c、3dの背面には、厚さH,、H,、H,、H
,の空気層が設けられている。また、この吸音材パネル
3の各部分3a。
3b、3c、3dには、それぞれ1つのあるいは2つ以
上の共鳴孔4が形成され、これによって上記吸音材パネ
ル3とボンネット2との間の空間は共鳴室として作用す
る。
次に、第3図を参照して、上記空気層厚H,、H= 、
H3と共鳴孔4の直径の決定の方法について説明する。
なお、第3図に示されているように異なるf(周波数)
特性をもつ音源がPl、P2、P3 の3つあるものと
し、音源P、が周波数f7、f、°の騒音を、音源P2
 が周波数f2、f2’の騒音を、そして音源P3が周
波数f3、f3゛、f3  ”の騒音をそれぞれ発生さ
せるものとする。
まず、音源PISP2について説明すると、対策すべき
騒音の周波数f、 、f、  °、f2 、f2  。
に対し、吸音材パネル3の背面の空気層厚H0、H2を
周波数f、 、j2 に適合させ、すなわちf、 、 
f、の騒音の波長の4分の1の厚さとし、吸音材パネル
3に形成される共鳴孔4a、4bの大きさを、周波数f
1  °、f2 °に適合した共鳴器が形成されるよう
に、設定する。また音源P3の場合には、空気層厚H3
を周波数f3 に適合させ、周波数fz  ’ 、fs
  ”については、該周波数f3’、f3  ”にそれ
ぞれ適合する径の共鳴孔4c、4dを形成することによ
り対策する。以上により周波数f1、f+  ’ 、f
2、fz  ’ 、fs 、f3  ”、f3  ”の
すべての騒音に対処できる。
なお、上記実施例では各空気層は連通状態にあるが各空
気層を仕切る仕切部材を設けて、独立した多数の共鳴室
を構成するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例による吸音構造が組み込まれ
た車両の概略斜視図、 第2図は、第1図の線A、Aに沿う断面図、第3図は、
本発明の実施例による吸音構造と音源との関係を示す図
である。 1・・・・・・車体、2・・・・・・ボンネット、3・
・・・・・吸音材パネル、 3a、3b、3c、3d・・・・・・吸音材パネルの部
分、4・・・・・・共鳴孔、P2、P2 、P3・・・
・・・音源。 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 車体パネルに対し部分的に異なる間隙を設けて吸音材を
    配設し、前記吸音材の各間隙に対応する部分にそれぞれ
    共鳴用小孔を形成し、複数特性の共鳴周波数を有する共
    鳴器を構成したことを特徴とする車両の吸音構造。
JP60092675A 1985-04-30 1985-04-30 車両の吸音構造 Pending JPS61249878A (ja)

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