JPS61249853A - 車両の吸音構造 - Google Patents
車両の吸音構造Info
- Publication number
- JPS61249853A JPS61249853A JP60092676A JP9267685A JPS61249853A JP S61249853 A JPS61249853 A JP S61249853A JP 60092676 A JP60092676 A JP 60092676A JP 9267685 A JP9267685 A JP 9267685A JP S61249853 A JPS61249853 A JP S61249853A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- honeycomb
- sound
- sound absorbing
- honeycomb panel
- cells
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R13/00—Elements for body-finishing, identifying, or decorating; Arrangements or adaptations for advertising purposes
- B60R13/08—Insulating elements, e.g. for sound insulation
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、車両の吸音構造に関し、更に詳細には、ハニ
カム部材すなわちハニカムパネルを用いた車両の吸音構
造に関する。
カム部材すなわちハニカムパネルを用いた車両の吸音構
造に関する。
（従来の技術）
ハニカムパネルは、車両の補強、軽量化、制振などを目
的として車室内内装材についても用いられるようになっ
た。しかしながら、このようにルーフなどの車室内ヘハ
ニカムバネルを適用することにより、吸音材の施工部品
が限定されてくるなどの問題が生じた。
的として車室内内装材についても用いられるようになっ
た。しかしながら、このようにルーフなどの車室内ヘハ
ニカムバネルを適用することにより、吸音材の施工部品
が限定されてくるなどの問題が生じた。
そこで、例えば特開昭５７−１７１３９６号等に示され
ているように、ハニカムパネルの音源側に板材部材を設
けるとともに、この板材部材に、ハニカムパネルの各セ
ルに対応して開口を形成し、ハニカムパネルを、各セル
を共鳴室とする共鳴器となして、ハニカムパネルに吸音
性能を持たせている。
ているように、ハニカムパネルの音源側に板材部材を設
けるとともに、この板材部材に、ハニカムパネルの各セ
ルに対応して開口を形成し、ハニカムパネルを、各セル
を共鳴室とする共鳴器となして、ハニカムパネルに吸音
性能を持たせている。
（発明が解決しようとする問題点）
上記のハニカムパネルを利用した共鳴器では、共鳴室が
一般に小容積であることから中・高周波領域に吸音効果
をもつが、はぼ同一容積の共鳴室を多数備えた構造であ
るので、特定の狭いバンドの周波数のみに吸音力を有す
る。しかしながら、走行車両の車室内に、おいては、中
・高周波が一様に存在する音場であるため、上記のハニ
カムパネルを利用した共鳴器を用いたのでは吸音効果が
少ない。
一般に小容積であることから中・高周波領域に吸音効果
をもつが、はぼ同一容積の共鳴室を多数備えた構造であ
るので、特定の狭いバンドの周波数のみに吸音力を有す
る。しかしながら、走行車両の車室内に、おいては、中
・高周波が一様に存在する音場であるため、上記のハニ
カムパネルを利用した共鳴器を用いたのでは吸音効果が
少ない。
そこで本発明は、ハニカムパネルを利用してζ広く中・
高周波音を吸収することのできる車両の吸音構造を提供
することを目的とするものである。
高周波音を吸収することのできる車両の吸音構造を提供
することを目的とするものである。
（問題点を解決するための手段）
本発明の車両の吸音構造は、車体パネルに、ハニカム部
材と、このハニカム部材の音源側に設けられ、該ハニカ
ム部材のセルに対応する開口を有する板材部材とを備え
た吸音部材を取り付け、前記ハニカム部材のセルを構成
する隔壁に少なくとも隣接する２つのセルを連通させる
開口を形成したことを特徴とするものである。
材と、このハニカム部材の音源側に設けられ、該ハニカ
ム部材のセルに対応する開口を有する板材部材とを備え
た吸音部材を取り付け、前記ハニカム部材のセルを構成
する隔壁に少なくとも隣接する２つのセルを連通させる
開口を形成したことを特徴とするものである。
（発明の作用・効果）
本発明の車両の吸音構造においては、上述のように隣り
合せたノ＼ニカムの隔壁を切欠き等の開口により連通さ
せることにより、結合共鳴などの消音あるいは吸音機能
を発揮させることができ、これによってハニカムパネル
の共鳴周波数帯域を拡げることができ、吸音効果を向上
させることができる。
合せたノ＼ニカムの隔壁を切欠き等の開口により連通さ
せることにより、結合共鳴などの消音あるいは吸音機能
を発揮させることができ、これによってハニカムパネル
の共鳴周波数帯域を拡げることができ、吸音効果を向上
させることができる。
（実施例）
以下、添付図面を参照しつつ本発明の好ましい実施例に
よる車両の吸音構造について説明する。
よる車両の吸音構造について説明する。
第１図は、本発明の実施例による吸音構造の斜視図であ
る。この第１図において、符号１は例えばルーフパネル
である車体パネルＰに設けられる吸音部材を示す。この
吸音部材１は、車体パネルＰの内面側に取り付けられる
ハニカムパネル２を備えている。このハニカムパネル２
の内面側すなわち音源側には更に板材部材３が貼着され
ている。
る。この第１図において、符号１は例えばルーフパネル
である車体パネルＰに設けられる吸音部材を示す。この
吸音部材１は、車体パネルＰの内面側に取り付けられる
ハニカムパネル２を備えている。このハニカムパネル２
の内面側すなわち音源側には更に板材部材３が貼着され
ている。
上記ハニカムパネル２のセル４を構成する隔壁５の適当
な個所には切欠き等で形成された開口６が設けられてお
り、この開口６により隣り合うセル４が連通されるよう
になっている。
な個所には切欠き等で形成された開口６が設けられてお
り、この開口６により隣り合うセル４が連通されるよう
になっている。
上記板状部材３には、上記ハニカムパネル２のセル４で
共鳴器を形成するための開ロアが形成されている。この
開ロアは各セルに１つずつである必要はなく、従って板
状部材３の任意の位置に任意の数だけ予め形成しておき
、この後ハニカムパネル２上に取り付けてもよい。
共鳴器を形成するための開ロアが形成されている。この
開ロアは各セルに１つずつである必要はなく、従って板
状部材３の任意の位置に任意の数だけ予め形成しておき
、この後ハニカムパネル２上に取り付けてもよい。
上記セル４の連通のさせ方により以下に述べるような種
々の共鳴機構を構成することができる。
々の共鳴機構を構成することができる。
第１例は、第２図から第５図に示すような結合共鳴器で
ある。
ある。
第２図に示された結合共鳴器１０は、２つ以上のセル４
を、それら間の間隔５に切欠きである開口６を形成して
連通し、これらの連通された複数個のセル４当りに１つ
の開ロアを形成してなるものである。この結合共鳴器１
０の構成を第３図に模式的に示す。
を、それら間の間隔５に切欠きである開口６を形成して
連通し、これらの連通された複数個のセル４当りに１つ
の開ロアを形成してなるものである。この結合共鳴器１
０の構成を第３図に模式的に示す。
第４図に示された結合共鳴器２０は、１つ以上の隔壁を
取り外して、２つ以上のセル４を連通させ、これらの連
通された複数個のセル４当りに１つの開ロアを形成して
なるものである。この結合共鳴器２０の構成を第５図に
模式的に示す。
取り外して、２つ以上のセル４を連通させ、これらの連
通された複数個のセル４当りに１つの開ロアを形成して
なるものである。この結合共鳴器２０の構成を第５図に
模式的に示す。
第２例は、第６図から第１１図に示すような膨張形消音
器である。なお、これらの膨張形消音器においては、板
状部材３には、各セル４に１つずつの開ロアが形成され
ている。
器である。なお、これらの膨張形消音器においては、板
状部材３には、各セル４に１つずつの開ロアが形成され
ている。
第６図に示された膨張形消音器３０は、隣接する２つセ
ル４を、それらの間の隔壁５に切欠きである開口６を形
成して連通してなるものである。
ル４を、それらの間の隔壁５に切欠きである開口６を形
成して連通してなるものである。
この膨張形消音器３０の構成を第７図に模式的に示す。
第８図に示された膨張形消音器４０は、隣り合う２つの
セル４を、それらの間の隔壁を取り除くことによって連
通してなるものである。この膨張形消音器４０を第９図
に模式的に示す。
セル４を、それらの間の隔壁を取り除くことによって連
通してなるものである。この膨張形消音器４０を第９図
に模式的に示す。
第１０図に示された膨張形消音器５０は、速性膨張形消
音器であり、隣接する３つ以上のセル４を、それらの間
の隔壁５に各１つずつの切欠きである開口６を形成して
連通してなるものである。
音器であり、隣接する３つ以上のセル４を、それらの間
の隔壁５に各１つずつの切欠きである開口６を形成して
連通してなるものである。
この速性膨張形消音器５０の構成を第１１図に模式的に
示す。
示す。
以上の各構成の共鳴機構を組合せることにより、従来の
ものの吸音周波数特性が第１２図に鎖線で示したような
ものであったのに対して、本発明による吸音周波数特性
は第１２図に実線で示したようになる。従って本発明に
よれば、吸音の周波数帯域を拡げることができる。
ものの吸音周波数特性が第１２図に鎖線で示したような
ものであったのに対して、本発明による吸音周波数特性
は第１２図に実線で示したようになる。従って本発明に
よれば、吸音の周波数帯域を拡げることができる。
上記吸音部材１は、例えば第１３図に示されているよう
にルーフパネルＰの内面側に吸音フェルト６０と交互に
取り付けられる。この吸音部材１と吸音フェルト６０の
内側には通気性表皮であるルーフ内貼６１が設けられる
。
にルーフパネルＰの内面側に吸音フェルト６０と交互に
取り付けられる。この吸音部材１と吸音フェルト６０の
内側には通気性表皮であるルーフ内貼６１が設けられる
。
上記本発明の吸音構造は、上記ルーフの他の、補強、制
振、軽量化などのために施工されたノ１ニカムパネルを
用い、吸音が必要とされる車室内例えばフロア、ドアパ
ネル、あるいはエンジンルーム内のボンネット、エンジ
ンルームサイドなどへ施工される。
振、軽量化などのために施工されたノ１ニカムパネルを
用い、吸音が必要とされる車室内例えばフロア、ドアパ
ネル、あるいはエンジンルーム内のボンネット、エンジ
ンルームサイドなどへ施工される。
第１図は、本発明の実施例による吸音構造の斜視図、
第２図および第３図は、それぞれ結合共鳴器の１例を示
す斜視図および模式図、 第４図および第５図は、それぞれ結合共鳴器の他の例を
示す斜視図および模式図、 第６図および第７図は、それぞれ膨張形消音器の１例を
示す斜視図および模式図、 第８図および第９図は、それぞれ膨張形消音器の他の例
を示す斜視図および模式図、 第１０図および第１１図は、それぞれ速性膨張形消音器
の斜視図および模式図、 第１２図は、本発明の吸音周波数特性を示す特性図、 第１３図は、本発明の吸音構造をルーフパネルに適用し
た例を示す背面図である。 Ｐ・・・・・・車体パネル、 １・・・・・・吸音部材、 ２・・・…ハニカムパネル、 ６・・・・・・開口、 ７・・・・・・開口。
す斜視図および模式図、 第４図および第５図は、それぞれ結合共鳴器の他の例を
示す斜視図および模式図、 第６図および第７図は、それぞれ膨張形消音器の１例を
示す斜視図および模式図、 第８図および第９図は、それぞれ膨張形消音器の他の例
を示す斜視図および模式図、 第１０図および第１１図は、それぞれ速性膨張形消音器
の斜視図および模式図、 第１２図は、本発明の吸音周波数特性を示す特性図、 第１３図は、本発明の吸音構造をルーフパネルに適用し
た例を示す背面図である。 Ｐ・・・・・・車体パネル、 １・・・・・・吸音部材、 ２・・・…ハニカムパネル、 ６・・・・・・開口、 ７・・・・・・開口。
Claims (1)
- 車体パネルに、ハニカム部材と、このハニカム部材の音
源側に設けられ、該ハニカム部材のセルに対応する開口
を有する板材部材とを備えた吸音部材を取り付け、前記
ハニカム部材のセルを構成する隔壁に、少なくとも隣接
する２つのセルを連通させる開口を形成したことを特徴
とする車両の吸音構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60092676A JPS61249853A (ja) | 1985-04-30 | 1985-04-30 | 車両の吸音構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60092676A JPS61249853A (ja) | 1985-04-30 | 1985-04-30 | 車両の吸音構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61249853A true JPS61249853A (ja) | 1986-11-07 |
Family
ID=14061084
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60092676A Pending JPS61249853A (ja) | 1985-04-30 | 1985-04-30 | 車両の吸音構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61249853A (ja) |
Cited By (19)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1985
- 1985-04-30 JP JP60092676A patent/JPS61249853A/ja active Pending
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