JPH07315252A - タイヤ騒音低減装置 - Google Patents

タイヤ騒音低減装置

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Publication number
JPH07315252A
JPH07315252A JP13369394A JP13369394A JPH07315252A JP H07315252 A JPH07315252 A JP H07315252A JP 13369394 A JP13369394 A JP 13369394A JP 13369394 A JP13369394 A JP 13369394A JP H07315252 A JPH07315252 A JP H07315252A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tire
resonance
noise
boxes
resonance boxes
Prior art date
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Pending
Application number
JP13369394A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Nakamura
政弘 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Isuzu Motors Ltd filed Critical Isuzu Motors Ltd
Priority to JP13369394A priority Critical patent/JPH07315252A/ja
Publication of JPH07315252A publication Critical patent/JPH07315252A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R13/00Elements for body-finishing, identifying, or decorating; Arrangements or adaptations for advertising purposes
    • B60R13/08Insulating elements, e.g. for sound insulation

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 道路環境に対し耐久性に優れ、長期に亘り騒
音低減機能を発揮するタイヤ騒音低減装置を得る。 【構成】 車両のタイヤハウスAの周壁5と端壁16
に、多数の共鳴箱7,17を配設する。各共鳴箱7,1
7の最下位部分にタイヤ騒音を導入する開口9,19を
設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両のタイヤと路面の摩
擦により生じる騒音をタイヤハウスの内部で吸収し、外
部へ洩れるのを抑制するタイヤ騒音低減装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】車両の走行中に生じるタイヤ騒音を低減
する技術として、タイヤハウスの壁面にグラスウールや
ウレタンなどの吸音材を張り付けることが知られている
が、悪路走行の際に、跳ね石、泥水などがタイヤハウス
の吸音材に衝突したり付着すると、吸音材の経時劣化が
著しく、タイヤ騒音の低減機能が損われるという問題が
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は上述の
問題に鑑み、道路環境に対し耐久性に優れ、長期に亘り
騒音低減機能を発揮するタイヤ騒音低減装置を提供する
ことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の構成は車両のタイヤハウスの周壁と端壁に
多数の共鳴箱を配設し、各共鳴箱の最下位部分にタイヤ
騒音を導入する開口を設けたものである。
【0005】
【作用】本発明では、タイヤハウスの壁面に樹脂、金
属、ゴムなどからなる共鳴箱を多数配設し、共鳴箱の内
部へタイヤ騒音を吸収し、騒音がタイヤハウスの外部へ
洩れるのを抑止する。
【0006】車両の走行中、タイヤと路面の摩擦により
生じるタイヤ騒音は、騒音の主成分(振動数など)に対
応する共鳴箱へ入射し、共鳴箱の内部で入射音は共鳴に
より減衰する。共鳴箱は路面に対し傾斜し、各共鳴箱の
開口は最下位部分に配設されるから、共鳴箱の内部へ跳
ね石、泥水などが浸入しても、すぐに落下ないし流出
し、滞留することはない。
【0007】
【実施例】図1は本発明に係るタイヤ騒音低減装置の側
面図、図2は同低減装置を拡大して示す正面断面図であ
る。車体2のタイヤハウスAはタイヤ3の周面に対向す
る周壁5と、タイヤ3の内端面に対向する端壁16とか
ら構成される。本発明によるタイヤ騒音低減装置は、タ
イヤハウスAの周壁5と端壁16に備えた樹脂、金属、
ゴムなどからなる多数の共鳴箱7,17から構成され
る。すなわち、周壁5とこれにほぼ平行なカバー5aと
の間の空部に、格子状の隔壁体を配設して多数の共鳴箱
7が区画され、同様に端壁16とこれにほぼ平行なカバ
ー16aとの間の空部に、格子状の隔壁体を配設して多
数の共鳴箱17が区画される。
【0008】図3に展開して示すように、周壁5に備え
られる共鳴箱7,17は、車体外板2a(詳しくは車体
外板2aの延長部)と端壁16との間に、端壁16と直
交する多数の隔壁8を周方向に間隔を存して結合し、さ
らに端壁16に平行な3つの隔壁10を隔壁8に直交し
て結合することにより形成される。
【0009】図2,4に示すように、タイヤハウスAの
端壁16に備えられる共鳴箱17は、端壁16とカバー
16aとの間に、端壁16と直交しかつ径外方へ延びる
多数の隔壁18を周方向に間隔を存して結合し、さらに
端壁16と直交しかつ円弧状に湾曲された3つの隔壁1
5を、隔壁18に直交して結合することにより形成され
る。図2に示すように、好ましくは、隔壁15は端壁1
6から車軸外方へ下り勾配に傾斜されるのが好ましい。
すなわち、隔壁15は円筒状のものではなく、円錐状の
ものとされる。
【0010】各共鳴箱7,17に内部を開放する開口
9,19がカバー5a,16aに設けられる。開口9,
19は円形のものでも断面長方形のものでもよい。各共
鳴箱7,17の内部へ浸入した泥水などを排除できるよ
うに、開口9,19は各共鳴箱7,17の最下位部分に
配設される。図2に示すように、好ましくは、最下位の
共鳴箱17の隔壁18は水平でなく、開口9,19の方
へ下り勾配に傾斜される。
【0011】図5に示すように、タイヤハウスAの端壁
16に備えられる共鳴箱17は、各共鳴箱17は体積が
所要の値となるように、各隔壁15,15の間の隔壁1
8互いに周方向にずらせもよい。
【0012】タイヤ騒音の測定結果によれば、タイヤ騒
音の振動数と音量は図8に示すようなものであり、音量
が最大となる振動数約1kHzの騒音を抑えるための各
共鳴箱7,17の容積と開口は次式から求まる(図6を
参照)。
【0013】f=(c/2π)(s/V・L)1/2 ただし、f:共鳴振動数 V:共鳴箱の容積 L:開口の長さ s:開口の断面積 各共鳴箱7,17の容積は厳密に等容積とする必要はな
く、多少異ならしめることにより騒音抑制効果のある振
動数領域を拡大できる。
【0014】本発明によれば、タイヤハウスAの周壁と
端壁にそれぞれ平行なカバーを設け、周壁および端壁と
各カバーとの間の空部に格子状の隔壁体を配して多数の
共鳴箱を区画し、各共鳴箱の最下位部分に開口を設けた
ものであるから、車両の走行時タイヤと路面の摩擦振動
により発生する騒音が、開口から各共鳴箱へ入射される
と、内部での空洞共鳴により音圧が減衰されるので(図
7を参照)、騒音公害が抑制され、車両内部の静粛性が
向上される。
【0015】
【発明の効果】本発明は上述のように、車両のタイヤハ
ウスの周壁と端壁に多数の共鳴箱を配設し、各共鳴箱の
最下位部分にタイヤ騒音を導入する開口を設けたもので
あるから、共鳴箱によりタイヤ騒音が吸収され、車両の
走行騒音を低減できる。
【0016】共鳴箱の開口が最下位置に設けてあるの
で、跳ね石、泥水などが浸入しても内部に滞留すること
がない。
【0017】共鳴箱は吸音材とは異なり、跳ね石、泥水
などに対し耐久性に優れるので、長期に亘り安定した騒
音低減効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るタイヤ騒音低減装置の側面図であ
る。
【図2】同低減装置を拡大して示す正面断面図である。
【図3】同低減装置を展開して示す側面断面図である。
【図4】同側面断面図である。
【図5】本発明の変更実施例に係るタイヤ騒音低減装置
の側面断面図である。
【図6】共鳴箱の寸法関係を表す側面断面図である。
【図7】本発明に係るタイヤ騒音低減装置の騒音低減効
果を表す線図である。
【図8】一般的なタイヤ騒音の振動特性を示す線図であ
る。
【符号の説明】
A:タイヤハウス 5:周壁 7,17:共鳴箱 9,
19:開口 16:端壁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両のタイヤハウスの周壁と端壁に多数の
    共鳴箱を配設し、各共鳴箱の最下位部分にタイヤ騒音を
    導入する開口を設けたことを特徴とする、タイヤ騒音低
    減装置。
JP13369394A 1994-05-24 1994-05-24 タイヤ騒音低減装置 Pending JPH07315252A (ja)

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JP13369394A JPH07315252A (ja) 1994-05-24 1994-05-24 タイヤ騒音低減装置

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JPH07315252A true JPH07315252A (ja) 1995-12-05

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ID=15110674

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JP13369394A Pending JPH07315252A (ja) 1994-05-24 1994-05-24 タイヤ騒音低減装置

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