JP2001511576A - 記録された音声データを映像データに同期させて即時再生するオーディオビジュアル効果処理方法及び装置 - Google Patents

記録された音声データを映像データに同期させて即時再生するオーディオビジュアル効果処理方法及び装置

Info

Publication number
JP2001511576A
JP2001511576A JP2000503529A JP2000503529A JP2001511576A JP 2001511576 A JP2001511576 A JP 2001511576A JP 2000503529 A JP2000503529 A JP 2000503529A JP 2000503529 A JP2000503529 A JP 2000503529A JP 2001511576 A JP2001511576 A JP 2001511576A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
effect
recording
data
output
memory device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000503529A
Other languages
English (en)
Inventor
エス マークス ジェームス
エム エンブリー ポール
Original Assignee
ソニー エレクトロニクス インク
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ソニー エレクトロニクス インク filed Critical ソニー エレクトロニクス インク
Publication of JP2001511576A publication Critical patent/JP2001511576A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B27/00Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
    • G11B27/10Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel
    • G11B27/102Programmed access in sequence to addressed parts of tracks of operating record carriers
    • G11B27/105Programmed access in sequence to addressed parts of tracks of operating record carriers of operating discs
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B27/00Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
    • G11B27/02Editing, e.g. varying the order of information signals recorded on, or reproduced from, record carriers
    • G11B27/031Electronic editing of digitised analogue information signals, e.g. audio or video signals
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B27/00Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
    • G11B27/10Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B2220/00Record carriers by type
    • G11B2220/20Disc-shaped record carriers
    • G11B2220/21Disc-shaped record carriers characterised in that the disc is of read-only, rewritable, or recordable type
    • G11B2220/213Read-only discs
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B2220/00Record carriers by type
    • G11B2220/20Disc-shaped record carriers
    • G11B2220/25Disc-shaped record carriers characterised in that the disc is based on a specific recording technology
    • G11B2220/2537Optical discs
    • G11B2220/2545CDs
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B2220/00Record carriers by type
    • G11B2220/20Disc-shaped record carriers
    • G11B2220/25Disc-shaped record carriers characterised in that the disc is based on a specific recording technology
    • G11B2220/2537Optical discs
    • G11B2220/2562DVDs [digital versatile discs]; Digital video discs; MMCDs; HDCDs

Abstract

(57)【要約】 本発明は、ほぼ即時のデータ再生を行う既存のRAMベースのオーディオビジュアル効果処理システムにおける、重大な動作上の制限を克服するものである。本発明は、個々のオーディオ効果を2つの離散的セグメントに分割し、これら2つの離散的セグメントを分散型記憶システムに記憶する。1つの効果の第1のセグメントはメモリ(114)に記憶され、このセグメントにほぼ瞬時にアクセス及び再生することを可能にする。第2のセグメントは、比較的長いアクセス時間を有する記憶装置(116)に記憶される。動作時には、効果の第1部分がメモリから再生されると共に、第2部分が同時に記憶装置から検索され、第1セグメントの再生が終わるまでに第2部分が検索されて再生のために使用可能となる。これら2つのセグメントを完全に連続的に再生することにより、音声データの即時再生が行われると共に、コストの低減、効果データのローディングの容易化、そして、さらなる動作上の利点が得られる。開示された方法及び装置は、ほぼ即時の映像又はオーディオビジュアルデータの再生にも好適に適用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の背景 技術分野 本発明は、構造化されたデータの記録、検索、利用を行う装置及び方法に関し
、例えば、オーディオビジュアル効果処理システム等において、記録された音声
データを関連する映像データに同期させて再生する手法に関する。
【0002】 背景技術 オーディオビジュアル作品の制作においては、対応する映像パートと音声パー
トとを別々に処理することが多い。例えば、映画業界では、通常、映画の映像部
分の記録時に記録された実際の音声に代えて、サウンドラボラトリで製作した合
成音を使用する。これら合成用の音声パート(例えば、各音声)は、タイムコー
ドに基づいて、その映画の関連する映像パートと同期するように合成され、これ
により、1つのオーディオビジュアル作品が制作される。
【0003】 記録された多数の音声パートと対応する映像パートとの関係は、通常、編集決
定リスト(以下、EDLという。)により表される。EDLは、作品中で各効果
音が用いられる時間軸に沿って各効果音を配列する。例えば、あるEDLでは、
作品中の1分5秒6フレームにおいてドアがバタンと閉じる音が再生され、1分
6秒15フレームにて足音が再生される、といったことが示される。作品の映像
パートを見直すときには、EDLにリストされた音声にアクセスして、EDLに
て識別された特定時刻に再生しなければならない。これらの音声を再生する際、
再生時間におけるエラーマージンは非常に小さい。特に、音声は、要求される時
刻からほぼ遅延なしで、すなわち即時に再生する必要がある。ここで用いる「即
時」という用語は、例えば、ユーザが知覚可能な長いアクセス時間を必要とする
ハードディスクではなく、市販されているランダムアクセスメモリ(RAM)等
の揮発性記録装置を用いた場合のアクセス時間、すなわち、人間が知覚できない
程度の遅延を意味する。
【0004】 このような既存のオーディオビジュアル効果システムの設計においては、これ
らのシステムの機能に制約があり、その価値もかなり制約される。こうした制約
については、オーディオエンジニアがこのようなシステムを使用するときの作業
からも明らかである。一般的な長篇映画は、少なくとも50個のシーンからなり
、各シーンには数百の効果音が設けられている。これら効果音を表す音声データ
を収容するため、現在の業務用システムでは、最低でも250メガバイトのRA
Mが必要であると考えられており、このようなシステムは、通常、数ギガバイト
を超す大きな即時再生用メモリを備えることが多い。
【0005】 現在のシステムで特定のオーディオビジュアルシーケンスを編集する前に、ま
ず、そのシーケンスで使用する可能性がある効果音をRAMにロードする必要が
ある。この処理では、長いシーケンスについては1時間を超えるロード時間を必
要とすることが多い。効果音については、一般的にプリローディングが行われ、
これにより音響技術者は各効果を用いる直前に各効果をロードする必要はなく、
シーケンスに必要な効果のみをロードする。また、音響効果の処理においては、
通常、効果音を頻繁に配置し直したり、あるシーンの異なる部分に対して効果音
を頻繁に割り当て直したり、あるシーンに対して効果音を全体的に繰り返し追加
又は除去したりするといった作業が必要である。このため、特定シーンについて
すべての効果音をプリロードしていない効果処理システムは、実用性がない。
【0006】 このようなシステムでRAMを使用することには、幾つかの本質的な問題があ
る。まず、必要な容量を有するRAMは、特に他のデータ記録技術のコストと比
較すると、非常に高価である。業務用音響効果システムで使用するRAMは、ハ
イエンドSRAMであり、コンピュータシステムで使用する一般的なDRAMよ
り高コストである。現在市販のものでは、ギガバイトサイズのハードディスク記
録装置が200ドル程度であるのに対し、ギガバイトサイズのこの種のRAMは
7000〜10000ドルである。ここで、従来の技術においては、比較的安価
な記録装置を用いて、記録されたデータを即時再生することは不可能であり、し
たがって、比較的安価な記録装置を用いることは困難であった。
【0007】 また、RAM等の揮発性メモリを使用すると、効果システムへの電力が遮断さ
れた場合、記憶されていた効果音のすべてを全体として再ロードしなくてはなら
ず、時間のかかるローディング作業が再び必要となる。このような制約があるた
め、業界では、通常、このような効果システムを故意には停止しない。それでも
これらシステムへの電力が万一遮断された場合、特に、データが最後にロードさ
れた後に未保存の変更が多数あることを考慮すると、電力が戻ってもシステムを
適切に再構築するのは非常に困難な場合が多い。
【0008】 最後に、データのサンプリングレートが高くなり、必要とされる記憶容量がま
すます大きくなり、さらにオーディオビジュアル作品における効果音の使用頻度
が高まってきたため、RAMベースの効果システムが標準とされている限り、上
述の問題が将来深刻になることは確実である。
【0009】 発明の概要 本発明は、オーディオ効果の即時再生を行う既存のランダムアクセスメモリを
ベースとするシステムにおける種々の問題を解決することを目的とする。この目
的は、各効果音を2つの離散的セグメントに分割し、これら2つのセグメントを
分散型記録システムに記録することにより達成される。1つの効果の第1のセグ
メントは、アクセス時間が非常に短いメモリに記憶され、これにより第1のセグ
メントは、ほぼ即時にアクセス及び再生することができる。第2のセグメントは
、メモリよりもアクセス時間が長いが、ビット数に対するコストがはるかに低い
記録装置に記録される。
【0010】 動作時には、ある効果を再生する場合、その効果の第1の部分がメモリから再
生されると共に、第2の部分が記録装置から読み出され、第1セグメントの再生
が終わると同時に第2の部分が読み出されて再生のために使用可能となるように
する。1つの効果の2つのセグメントは完全に連続して再生されるので、システ
ムは、遅延を生じさせることなく、即時のオーディオデータ再生を効果的に実現
できる。
【0011】 特に、本発明は、既存のシステムより実質的に安価だが性能が改善された、ほ
ぼ即時の効果の再生を行う方法及び装置を提供する。本発明は、特に、効果を記
録するための不揮発性記録装置を備えると共に、他の面においてシステム性能を
低減することなく、従来のシステムよりはるかに短い時間で多数の効果のローデ
ィングを可能にする。
【0012】 発明を実施するための最良の形態 本発明は、費用対効果が良好で、さらに従来より高性能な、効果をほぼ即時に
再生する方法及び装置を提供する。
【0013】 以下の詳細な説明は、主として、コンピュータをベースとするシステムにおけ
るデータの処理及び転送の方法及びアルゴリズムに関する。以下の説明で用いる
用語、表現は、コンピュータベースの効果処理システム設計の分野の技術者が、
その技術内容を当該分野の他の技術者に伝えるために用いるものである。
【0014】 図1は、本発明の実施の形態として示す本発明を適用したハードウェアの構成
を示す図である。このハードウェアは、メモリ114に接続された中央演算処理
装置(CPU)110を備える。メモリ114はオーディオデータを記憶するた
めに幾つかの実施例で用いられるものであり、プロの音響技術者が使用するシス
テムにおいては、好ましくはスタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)
を用いる。このようなSRAMは、従来のDRAMよりもやや高コストであるが
、ここで説明する具体例においては、これを用いることにより改善された理想的
な性能が得られる。また、CPU110は、ハードウェアの他の部分に対して適
切な構造形式で情報の通信を行うのに用いられる入力/出力(I/O)インター
フェース122に接続されている。特に、I/Oインターフェース122は、デ
ータを記録する大容量記録装置116に、CPU110からの情報を送る。大容
量記録装置116は、一実施例においては通常のハードディスクドライブである
が、他の実施例では、光ドライブ、CD−ROMドライブ、DVDドライブ、あ
るいはその他の種類の記録装置を用いてもよい。後述するが、大容量記録装置1
16のシーク時間は、メモリ114よりも比較的長いが、メモリ114に比べて
大きな記憶容量を安価に得ることができる。実際、メモリではなく、ハードディ
スク等の記録装置を用いる主な理由は、記憶容量対コストの比が、RAMに比べ
て安いためである。さらに、CPU110は、I/Oインターフェース122を
介して、キーボード、マウス、トラックボール、そして幾つかの実施例において
は音声入力を受けることができるマイク等の入力装置112に接続されている。
また、CPU110は、I/Oインターフェース122を介してデジタル−アナ
ログ変換器(DAC)120に接続されている。さらに、DAC120は、効果
音を出力するためのスピーカ等の音声出力装置118に接続されている。DAC
120は、デジタル信号を、出力装置で使用可能なアナログ信号に変換する。そ
して、デバイスコントロールインターフェース124が、メモリ114とI/O
インターフェース122の両方に接続され、システムがメディアリソース126
と通信を行うと共にその制御を行うことを可能にする。例えば、あるオーディオ
ビジュアル効果処理環境において、メディアリソース126は、映像編集装置、
映像記録又は再生装置、あるいは他の効果処理リソースからなる。また、コンピ
ュータネットワークインターフェース等、他の一般的なコンピュータ周辺装置が
ハードウェアに接続されていることもある。そして、CPU110は、I/Oイ
ンターフェース122を介して、映像データを表示するためのビデオディスプレ
イ128に接続されている。
【0015】 本発明を実現するためには、まず、アナログ形式の効果音データをデジタル形
式に変換しなければならない。この変換は、アナログ音声データのデジタル化の
分野の技術者によく知られた手法及び装置により行われる。
【0016】 次に、ここで説明する「初期化」の処理手順に従って、システムを初期化する
必要がある。この初期化処理手順では、効果音データ全体が、あるいは、場合に
よっては特定シーンに用いる効果音データのみが、デジタル形式で記録装置11
6に記録される。好ましくは、記録した各効果音の間の記録装置アクセス時間が
最小となるように、各効果音を記録装置116に記録する。
【0017】 また、最速のアクセス時間及びデータ転送レートを可能にする記録部分に効果
音データを記録することにより、システム性能を向上させることができる。例え
ば、ハードディスクドライブが記録用に使用された場合、データは、最速シーク
時間と最速読み出し速度との最適な組合せを可能にするドライブの部分に、最適
に記録される。このような特性は、異なる製造者により製造されたドライブによ
って異なり、また、同じ製造者により製造されたモデルの間でも異なることが多
いので、使用される特定ドライブの属性に基づいて最適な記録方式を決定する必
要がある。
【0018】 多くの場合、データを記録する記録装置116は不揮発性であるため、上述の
初期化プロセスに従ってシステムが一度初期化されると、記録データの内容が変
更されない限り、後で初期化する必要はない。従って、効果音データ全体をRA
Mに記憶するシステムとは異なり、システムへの電力が遮断されても再初期化を
行う必要はない。
【0019】 システムの初期化に続いて、「ローディング」処理手順に従って、各効果の部
分がメモリにロードされる。しかし、このローディング処理手順について説明す
る前に、オーディオ効果音データのそれぞれの構造について説明する。
【0020】 図2に示すように、各効果音を表すデータ206は、ヘッドセグメント200
とボディセグメント202とにより構成される。ヘッドセグメント200は、効
果音の始めから時刻Tまでの、効果音の第1の部分(時間的に)に関するもので
、ボディセグメントは、時刻Tから効果の終わりまでの残り部分に関するもので
ある。時刻Tは、記録装置のデータアクセス性能特性を参照すると共に好ましい
安全マージンを考慮して決定される。以下に詳細に説明するが、システムはヘッ
ドセグメント200をメモリ114にロードするが、ボディセグメント202は
記録装置116に記録される。システムのユーザが効果音の再生を要求すると、
システムは、直ちにメモリ114からヘッドセグメント200の再生を開始し、
同時に、記録装置116からボディセグメント202を受け取ってメモリに転送
する。ボディセグメント202が転送されるメモリは、ヘッドセグメント200
が記憶されるメモリ114と同じでもよいし、異なるメモリであってもよい。ボ
ディセグメント202は、ヘッドセグメント200の再生が終了するまでに検索
されなければならず、ボディセグメント202を読み出す際の遅延は、ほぼ完全
に記録装置の検索時間によるものである。一般的なハードディスクドライブが記
録用に使用された場合、この検索時間はアクセス時間となる。現在、一般に入手
可能なハードディスクドライブの平均アクセス時間は、7〜20ミリ秒程度であ
るが、低速の光記録装置(光磁気ディスク等)のランダムアクセス時間は、最も
遅いもので、200ミリ秒を超える。従って、そのような記録装置では、ヘッド
セグメント200とボディセグメント202の再生ギャップがないように、25
0ミリ秒あるいは0.25秒程度の時間Tが好ましい。0.25秒の遅延は人間
の耳でも容易に認識されるので、本開示システムとは異なり記録媒体のみを使用
してメモリを使用しないシステムは、業務用の音響効果技術の用途としては、実
用的ではない。本システムの新規な設計では、システムが使用するメモリ装置の
アクセス時間のみの遅延で済み、ほぼ即時に効果再生を行うことができる。実際
、一般的なRAMの50〜200ナノ秒のランダムアクセス遅延や、30〜70
ナノ秒のシーケンシャルアクセス遅延は、人間が気付かないほど短いものである
。従って、本システムは、従来のシステムの問題を理想的に解決するものである
【0021】 上述のようにシステムが初期化された後、使用前に、図3に示すローディング
処理手順に従って効果音データのセグメントをロードする必要がある。このロー
ディング処理手順は、ステップ14において、第1の効果音を選択することから
開始する。ユーザにより効果音が選択された後、ステップ16において、その効
果音のヘッドセグメント200が上述のように識別される。その後、ステップ1
8にて、識別された効果音のヘッドセグメント200がメモリにロードされる。
さらに、ステップ20にて、ステップ18で記録装置にロードされたヘッドセグ
メント200に対応するボディセグメント202に対するポインタもメモリに記
憶され、記憶されたヘッドセグメント200に関連するボディセグメント202
が識別及びアクセスされるようにする。これにより1つの効果音のヘッドセグメ
ント200のローディングが完了する。次に、ステップ22において、システム
は、ローディングが必要な効果がさらにあるか否かを判定する。もしあれば、ス
テップ24にて、次の効果が選択され、その選択された効果についてステップ1
6から始まる上述の手順が繰り返される。好ましくは、各効果は、前に記憶され
た効果の後に続いて順に記憶される。
【0022】 すべての効果音がシステムにロードされると、システムローディング処理は終
了し、システムは、記憶された効果セグメントをほぼ即時に再生できる状態とな
る。既存のRAMをベースとするシステムでは、システムの使用前に各効果を全
体としてRAMにロードしなければならず、1時間を超える作業時間が必要とな
ることも多いが、本システムでは、ヘッドセグメント200をメモリ114にロ
ードするのみで、システムロード時間を格段に節減することができる。
【0023】 図4は、記憶された効果をほぼ即時に再生する際の手順を示すフローチャート
である。ユーザがある効果音を再生するようにシステムに命令すると、あるいは
、EDL又は同様の時間ベースリストにより決定された効果の再生時刻が来ると
、システムは、ステップ40において、まず、その効果音のヘッドセグメント2
00をメモリに配置する。効果音再生に関する情報は、開始時刻、継続時間、ピ
ッチ、振幅、ラウドネスを含んでいる。次に、ステップ42において、システム
は、メモリからヘッドセグメント200の再生を開始する。この再生処理では、
CPU110によるメモリ114からの効果音データの検索と、その後のCPU
からI/Oインターフェース122、そしてI/Oインターフェース122から
DAC120へのデジタル形式での効果音データ出力が行われる。DAC120
は、データをアナログ形式に変換した後、そのアナログデータをユーザが聴取で
きるように音声出力装置118に供給する。ユーザの任意選択により、システム
は、後で使用する出力データをさらに記憶してもよい。オーディオデータの再生
と同時に、システムは、ユーザが要求する他のデータを記録又は再生するように
、関連するメディアリソース装置に命令してもよい。このような二次的メディア
リソース装置の制御は、ユーザが入力した又はCPU110が指定したコマンド
をそのメディアリソース126に供給するデバイスコントロールインターフェー
ス124を用いることにより維持される。
【0024】 ステップ44では、システムは、メモリからヘッドセグメント200を再生し
ている間のある時点において、記録装置116に記録された対応するボディセグ
メント202に対するポインタの配置及び読み出しを同時に行う。その後、ステ
ップ46にて、システムは、この対応するボディセグメント202の記録装置1
16からメモリへの読み込みを開始する。適切な動作のため、このボディセグメ
ント202の読み込みは、ヘッドセグメント200の再生が終了する前に開始さ
れなければならず、また、ボディセグメント202が記録装置からの読み出し前
にシステムからの出力に必要とされないように、記録媒体からの転送レートは十
分に高くなければならない。ここでのハードドライブ転送レートは、後者の条件
に合うのに十分なレートよりも高く、上述のように、ヘッドセグメント長は、前
者の条件を確実に満足するように予め決定されている。ステップ48では、記録
装置からのボディセグメント202の読み出し中、及び、その後、ボディセグメ
ント202の読み出しがヘッドセグメント200の再生前に完了した場合、シス
テムは、ヘッドセグメント200の再生が終了したか否かを調べる。ステップ5
0にて、システムは、ヘッドセグメント200全体の再生を終了したとき、直ち
にボディセグメント202を再生する。このボディセグメント202は、上述の
ように、再生時までに、少なくとも部分的にメモリに転送されている。ヘッドセ
グメント200とボディセグメント202は直接的に連続して再生されるので、
2つのセグメントの間に再生ギャップはなく、そのため、2つの信号の間でクロ
スフェードを行う必要はない。ボディセグメント全体の再生により、再生プロセ
スが終了する。
【0025】 本発明は、専用オーディオビジュアル編集システムでの使用に好適であるだけ
でなく、一般的なマルチメディアデスクトップコンピュータシステムを含み、制
限なく多数の汎用コンピュータシステムを用いて実施してもよい。
【0026】 さらに、本発明は、現代のコンピューティングの一般的形式となったコンピュ
ータネットワークの利点を実現するために実施してもよい。具体的には、本シス
テムは、ヘッドセグメントがローカルメモリに記憶されると共に、ボディセグメ
ントがコンピュータネットワークを介してアクセスされる遠隔記録装置にあるよ
うなシステムに対し完全な互換性を有する。このような場合、ネットワーク遅延
を考慮して、遠隔記録装置のアクセス時間を考える必要がある。このような新た
な遅延の結果、ヘッドセグメント時間Tをそれに応じて長くする必要がある。こ
れらの差異を除いて、システムは、上述の非ネットワーク構成とほぼ同様に機能
する。このネットワーク化された実施例では、ユーザは、より大きな効果音デー
タライブラリにアクセスすることが可能となり、また、多数のユーザが、単一の
中央記録装置に同時にアクセスすることが可能となる。
【0027】 以上では、音声データの処理に関して説明を行ったが、本発明は、音声データ
に同期した映像データの記録及び再生(すなわち、オーディオビジュアル再生)
にも同様に適用することができる。本明細書で説明したような構成のオーディオ
ビジュアル効果編集及び再生システムは、上述したような特徴を提供することが
可能である。他の実施例では、以下の例外を除いて、このようなディオビジュア
ルデータの映像パートが、音声パートと同様に記録及び再生される。すなわち、
その例外は、映像データは音声出力装置118を介して再生しても意味がないの
で、オーディオビジュアルデータの映像パートが、CPU110からI/Oイン
ターフェース122を介してビデオディスプレイ128に出力され、そこで、ユ
ーザが見ることができる、ということである。このような実施例において、対応
する音声パート及び映像パートの再生を同時に開始することにより、これら2つ
の部分の同期再生が達成される。さらに、音声パートを有していないビジュアル
データのみに関して、開示された本発明を用いてもよいことは、オーディオビジ
ュアル処理システム設計の分野の技術者にとって同様に明らかである。
【0028】 本発明を特に好ましい実施例を参照して説明したが、上述の詳細事項の多くを
用いずに本システムを実施してもよく、また、本発明の主旨を逸脱しない範囲で
上述の説明中の形式及び詳細について変更を行ってもよいことは、当該分野の技
術者にとって明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用したハードウェアの構成を示す機能的ブロック図である。
【図2】 効果音を表すデータの構成を時間軸ベースで示した図である。
【図3】 効果音データをシステムにロードする際の手順を示すフローチャートである。
【図4】 システムにより効果を再生する際の手順を示すフローチャートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GE,GH,GM,HU ,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,M D,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL ,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK, SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,U Z,VN,YU,ZW Fターム(参考) 5C052 AA01 AA17 AB03 AB04 BB04 DD04 DD06 GA04 GA08 GA09 GB01 GB07 GC06 GD01 GE04 GF02 GF03 GF04 5D077 AA17 AA22 AA30 AA38 CA02 CB17 DA08 DC01 DC22 EA12 GA01 GA02 GA03 5D110 AA08 AA13 AA19 AA27 AA29 CA05 CA06 CD05 CD15 CD26 CF05 CF11 CJ13 CM03 DA07 DA12 DA14 DB09 DC05 DE03 DE06

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 効果処理システム内の分散型記録システムにデータを記録し
    、該データにより記述された効果をほぼ即時に再生する記録/再生方法であって
    、 上記効果の第1の部分を記述するデータをメモリ装置に記憶するステップと、 上記効果の第2の部分を記述するデータを、上記メモリ装置よりもアクセス時
    間が長い記録装置に記録するステップと、 上記効果の出力要求に応じて、 上記メモリ装置から上記効果の第1の部分の出力を開始するステップと、 上記メモリ装置からの上記効果の第1の部分の出力を完了する前に、上記記録
    装置へのアクセスを開始するステップと、 上記効果の第1の部分の出力の終了時に、上記効果の第2の部分からのデータ
    の出力を開始するステップとを有することを特徴とする記録/再生方法。
  2. 【請求項2】 オーディオビジュアル効果処理システム内の分散型記録シス
    テムに音声データを記録し、音声データにより記述された音声効果をほぼ即時に
    再生することを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 オーディオビジュアル効果処理システム内の分散型記録シス
    テムに映像データを記録し、映像データにより記述された映像効果をほぼ即時に
    再生することを特徴とする請求項1記載の記録/再生方法。
  4. 【請求項4】 上記記録装置へのアクセス開始後で、上記効果の第1の部分
    の出力の終了前に、上記効果の第2の部分の読み出しを開始し、これにより上記
    効果の第2の部分が読み出されると、読み出された第2の部分のデータを、上記
    記録装置よりも短いアクセス時間を有するメモリ装置にロードするステップを有
    する請求項1記載の記録/再生方法。
  5. 【請求項5】 上記効果の第1の部分の記憶後に、上記効果の第2の部分の
    記録位置を識別するポインタを記憶するステップと、 上記効果の第2の部分の出力開始前に、上記ポインタを読み出し、該ポインタ
    に基づいて上記効果の第2の部分を識別するステップとを有する請求項1記載の
    記録/再生方法。
  6. 【請求項6】 上記効果の第1の部分を記述するデータを記憶するステップ
    の前に、上記効果の第1の部分及び第2の部分を識別するステップを有する請求
    項1記載の記録/再生方法。
  7. 【請求項7】 上記効果の出力が編集決定リストに従って要求されることを
    特徴とする請求項1記載の記録/再生方法。
  8. 【請求項8】 同時再生のために上記効果を他のデータと同期させるステッ
    プをさらに有することを特徴とする請求項1記載の記録/再生方法。
  9. 【請求項9】 上記メモリ装置は、揮発性メモリ装置であり、上記記録装置
    は、不揮発性記録装置であることを特徴とする請求項1記載の記録/再生方法。
  10. 【請求項10】 上記メモリ装置は、ランダムアクセスメモリであり、上記
    記録装置は、ハードディスクドライブであることを特徴とする請求項1記載の記
    録/再生方法。
  11. 【請求項11】 上記メモリ装置は、ランダムアクセスメモリであり、上記
    記録装置は、デジタルビデオディスクであることを特徴とする請求項1記載の記
    録/再生方法。
  12. 【請求項12】 上記メモリ装置は、ランダムアクセスメモリであり、上記
    記録装置は、スーパーコンパクトディスクであることを特徴とする請求項1記載
    の記録/再生方法。
  13. 【請求項13】 上記メモリ装置は、ランダムアクセスメモリであり、上記
    記録装置は、光磁気ディスクドライブであることを特徴とする請求項1記載の記
    録/再生方法。
  14. 【請求項14】 上記効果の第2の部分を記述するデータは、上記記録装置
    の異なる部分の異なるアクセス時間及び読み出し速度特性を考慮して選択された
    部分に記録され、その後の記録データの検索時間を最適にすることを特徴とする
    請求項1記載の記録/再生方法。
  15. 【請求項15】 上記記録装置は、遠隔位置に配置され、該記録装置から及
    び該記録装置へ転送されるデータは、コンピュータネットワークの一部を構成す
    る通信路を介して転送されることを特徴とする請求項1記載の記録/再生方法。
  16. 【請求項16】 上記第1の部分及び第2の部分を識別するステップは、上
    記第2の部分の出力が上記第1の部分の出力に続くように行われることを特徴と
    する請求項4記載の記録/再生方法。
  17. 【請求項17】 上記効果の第2の部分を記述するデータは、ハードディス
    クドライブの異なるセクタの異なるアクセス時間及び読み出し速度特性を考慮し
    て選択された特定セクタに記録され、その後の記録データの検索時間を最適にす
    ることを特徴とする請求項9項記載の記録/再生方法。
  18. 【請求項18】 コンピュータネットワークにより、多数のユーザが共通の
    記録装置にあるデータに同時にアクセスすることができることを特徴とする請求
    項15記載の記録/再生方法。
  19. 【請求項19】 効果処理システムにおいて、データにより記述された効果
    をほぼ即時に再生することができる分散型データ記録装置において、 上記効果の第1の部分を記述するデータを記憶するメモリ手段と、 上記効果の第2の部分を記述するデータを記録する、メモリ手段とは異なる記
    録手段と、 上記効果の出力が要求されたとき、上記メモリ手段からの効果の第1の部分の
    出力を開始する出力手段と、 上記効果の第1の部分の出力を完了する前に上記効果の第2の部分の読み出し
    を開始する読出手段と、 上記データ記録用の記録手段よりも短いアクセス時間を有するデータ記憶用メ
    モリ手段に、読み出された第2の部分をロードするロード手段と、 上記効果の第1の部分の出力の終了時に、第2の部分がロードされたメモリ手
    段から第2の部分の出力を開始する開始手段とを備えることを特徴とする分散型
    データ記録装置。
  20. 【請求項20】 オーディオビジュアル効果処理システムにおいて、音声デ
    ータにより記述された音声効果をほぼ即時に再生する分散型オーディオデータ記
    録装置を備えることを特徴とする請求項19記載の分散型データ記録装置。
  21. 【請求項21】 オーディオビジュアル効果処理システムにおいて、映像デ
    ータにより記述された映像効果をほぼ即時に再生する分散型映像データ記録装置
    を備えることを特徴とする請求項19記載の分散型データ記録装置。
  22. 【請求項22】 分散型データストレージ手段を有し、データにより記述さ
    れた複数の効果をほぼ即時に再生する効果処理システムであって、 上記効果を処理する中央演算処理装置と、 上記中央演算処理装置に接続され、上記効果の第1の部分を記述するデータを
    記憶するランダムアクセスメモリと、 上記中央演算処理装置に接続され、上記ランダムアクセスメモリよりも長いア
    クセス時間を有し、上記効果の第2の部分を記述するデータを記録する大容量記
    録装置と、 上記中央演算処理装置に接続され、上記効果を記述するデータの入力を可能に
    すると共に上記効果の出力要求の入力を可能にする入力装置と、 上記効果の出力要求を受けると、(i)上記メモリ手段からの効果の第1の部
    分の出力を開始する手段と、(ii)上記効果の第1の部分の出力が完了する前
    に上記効果の第2の部分の読み出しを開始して、これにより第2の部分が読み出
    されると、大容量記録装置よりも短いアクセス時間を有するメモリ装置に読み出
    した第2の部分をロードする手段と、(iii)上記効果の第1の出力の終了時
    に、上記第2の部分が記憶されたメモリ装置から、上記効果の第2の部分の出力
    を開始する手段とを備えることを特徴とする効果処理システム。
  23. 【請求項23】 分散型音声データストレージを有するオーディオビジュア
    ル効果処理システムからなり、音声データにより記述された複数の音声効果をほ
    ぼ即時に再生する請求項22記載の効果処理システム。
  24. 【請求項24】 分散型映像データストレージを有するオーディオビジュア
    ル効果処理システムからなり、映像データにより記述された複数の映像効果をほ
    ぼ即時に再生する請求項22記載の効果処理システム。
  25. 【請求項25】 効果処理システムにおける記録及びその後のほぼ即時の効
    果データの出力を管理するためのコンピュータが読み出し可能なプログラムが組
    み込まれたコンピュータ使用可能媒体を備えるコンピュータ装置であって、上記
    コンピュータが読み出し可能なプログラムは、 上記効果の第1の部分を記述するデータをメモリ装置にロードするように構成
    された第1の記憶モジュールと、 上記効果の第2の部分を記述するデータを、メモリ装置よりも長いアクセス時
    間を有する記録装置に記録するように構成された第2の記憶モジュールと、 上記効果が要求されたときに、要求された効果を出力するように構成された効
    果出力モジュールとを有し、 さらに上記出力モジュールは、 上記メモリ装置からの効果の第1の部分の出力を開始するように構成された第
    1の出力サブモジュールと、 上記メモリ装置からの効果の第1の部分の出力が完了する前に、上記記録装置
    からの効果の第2の部分の読み出しを開始するように構成され、さらに、これに
    より読み出された第2の部分の幾つかの部分を、上記記録装置よりも短いアクセ
    ス時間を有するメモリ装置にロードする第2の出力サブモジュールと、 上記効果の第1の部分の出力の終了時に開始される、第2の部分の少なくとも
    一部がロードされたメモリ装置からの効果の第2の部分の出力を開始するように
    構成された第3の出力サブモジュールとを備えることを特徴とするコンピュータ
    装置。
  26. 【請求項26】 オーディオビジュアル効果処理システムにおける記録及び
    その後のほぼ即時の音声データ出力を管理するためのコンピュータ読み出し可能
    プログラムが、コンピュータ使用可能媒体に組み込まれていることを特徴とする
    請求項25記載のコンピュータ装置。
  27. 【請求項27】 オーディオビジュアル効果処理システムにおける記録及び
    その後のほぼ即時の映像データ出力を管理するためのコンピュータ読み出し可能
    プログラムが、コンピュータ使用可能媒体に組み込まれたことを特徴とする請求
    項25記載のコンピュータ装置。
  28. 【請求項28】 効果処理システムにおいて、データとして記述された効果
    をほぼ即時に再生することができる分散型記録システムに複数のデータを記録す
    るデータ記録方法であって、 複数の効果の第1の部分を記述するデータをメモリ装置にロードするステップ
    と、 複数の効果の第2の部分を記述するデータを、上記メモリ装置の平均アクセス
    時間よりも長い平均アクセス時間を有する記録装置に記録するステップと、 効果のうちの1つの特定の効果の出力が要求されると、 上記メモリ装置からの上記特定効果の第1の部分の出力を開始するステップと
    、 上記特定効果の第1の部分全体の出力が完了する前に上記特定効果の第2の部
    分の読み出しを開始して、上記第2の部分が読み出されると、上記記録装置より
    も短いアクセス時間を有するメモリ装置に第2の部分をロードするステップと、 上記特定効果の第1の部分の出力の終了時に、上記第2の部分の少なくとも一
    部がロードされた上記メモリ装置からの上記特定効果の第2の部分の出力を開始
    するステップとを有することを特徴とするデータ記録方法。
  29. 【請求項29】 音声データにより記述された音声効果をほぼ即時に再生す
    ることができる分散型記録システムに、複数の音声データを記録することを特徴
    とする請求項28記載データ記録方法。
  30. 【請求項30】 映像データにより記述された映像効果をほぼ即時に再生す
    ることができる分散型記録システムに、複数の映像データを記録することを特徴
    とする請求項29記載のデータ記録方法。
  31. 【請求項31】 効果処理システムにおいて、データにより記述された効果
    をほぼ即時に再生することができる分散型記録システムにデータを記録するデー
    タ記録方法であって、 上記効果の第1の部分を記述するデータをメモリ装置にロードするステップと
    、 上記効果の第2の部分を記述するデータを、上記メモリ装置よりも長いアクセ
    ス時間を有する記録装置に記録するステップと、 上記効果の出力が要求されると、 上記メモリ装置からの効果の第1の部分の出力を開始するステップと、 上記メモリ装置からの効果の第1の部分の出力が完了する前に、効果の第2の
    部分の読み出しを開始して、これにより第2の部分が読み出されると、記録装置
    よりも短いアクセス時間を有するメモリ装置に、読み出された第2の部分をロー
    ドするステップと、 上記効果の第1の部分の出力の終了時に、上記第2の部分がロードされたメモ
    リ装置からのオーディオビジュアル効果の第2の部分の出力を開始するステップ
    とを有することを特徴とするデータ記録方法。
  32. 【請求項32】 音声データと映像データとからなるオーディオビジュアル
    データにより記述されたオーディオビジュアル効果をほぼ即時に再生することが
    できる分散型記録システムに、オーディオビジュアルデータを記録することを特
    徴とする請求項31記載のデータ記録方法。
  33. 【請求項33】 分散型記録構造を有する効果処理システムにおいて、効果
    を同期させて再生するデータ再生方法であって、 1つの効果について、アクセス時間Aを有する第1のメモリ装置に、所定の再
    生時間Tの第1の部分を記憶するステップと、 上記アクセス時間Aより長く、上記再生時間T以下のアクセス時間Bを有する
    第2のメモリ装置に上記効果の第2の部分を記憶するステップと、 上記第1の部分を再生するステップと、 上記第1の部分の再生中に、上記第2のメモリ装置にアクセスするステップと
    、 上記再生時間Tの終わりに上記第2の部分の再生を開始するステップとを有す
    ることを特徴とするデータ再生方法。
  34. 【請求項34】 オーディオビジュアル効果処理システムにおいて、音声効
    果と映像効果の再生を同期させて行うことを特徴とする請求項33記載のデータ
    再生方法。
  35. 【請求項35】 上記第2のメモリ装置にアクセスした後、T≧t+Bが成
    立する期間tの間に、上記第2のメモリ装置から上記第1のメモリ装置に第2の
    部分に対応するデータを転送するステップをさらに有し、上記再生時間Tの終わ
    りに上記第1のメモリ装置から上記第2の部分に対応するデータを再生すること
    により、上記第2の部分の再生を開始することを特徴とする請求項34記載のデ
    ータ再生方法。
JP2000503529A 1997-07-14 1998-07-08 記録された音声データを映像データに同期させて即時再生するオーディオビジュアル効果処理方法及び装置 Pending JP2001511576A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/891,895 US6188830B1 (en) 1997-07-14 1997-07-14 Audiovisual effects processing method and apparatus for instantaneous storage-based playback of audio data in synchronization with video data
US08/891,895 1997-07-14
PCT/US1998/014207 WO1999004396A1 (en) 1997-07-14 1998-07-08 Audiovisual effects processing method and apparatus for instantaneous storage-based playback of audio data in synchronization with video data

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001511576A true JP2001511576A (ja) 2001-08-14

Family

ID=25399018

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000503529A Pending JP2001511576A (ja) 1997-07-14 1998-07-08 記録された音声データを映像データに同期させて即時再生するオーディオビジュアル効果処理方法及び装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US6188830B1 (ja)
JP (1) JP2001511576A (ja)
AU (1) AU8479598A (ja)
DE (1) DE19882539B3 (ja)
GB (1) GB2342219B (ja)
WO (1) WO1999004396A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013178216A (ja) * 2012-02-28 2013-09-09 Koichi Ono タイムコード履歴更新型ラウドネスメータ

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6965804B1 (en) * 1997-09-24 2005-11-15 Sony Corporation Buffer management system for digital audio
US7320025B1 (en) 2002-03-18 2008-01-15 Music Choice Systems and methods for providing a broadcast entertainment service and an on-demand entertainment service
NL1018506C2 (nl) * 2001-07-10 2003-01-13 Michiel Post H O D N Post Audi Digitaal muziekinstrument.
AU2002336354A1 (en) * 2001-09-15 2003-04-01 Michael Neuman Dynamic variation of output media signal in response to input media signal
US7694325B2 (en) * 2002-01-31 2010-04-06 Innovative Electronic Designs, Llc Information broadcasting system
JP4419919B2 (ja) * 2005-06-29 2010-02-24 ソニー株式会社 記録再生装置および方法、プログラム並びにプログラム記録媒体
JP2007011565A (ja) * 2005-06-29 2007-01-18 Sony Corp 記録装置および方法、プログラム並びにプログラム記録媒体
JP2007011564A (ja) * 2005-06-29 2007-01-18 Sony Corp 記録装置および方法、プログラム並びにプログラム記録媒体
US8334888B2 (en) * 2009-08-27 2012-12-18 Apple Inc. Dynamically generated ring tones
US9197937B1 (en) 2012-04-26 2015-11-24 Music Choice Automatic on-demand navigation based on meta-data broadcast with media content
US10219027B1 (en) 2014-10-24 2019-02-26 Music Choice System for providing music content to a user

Family Cites Families (48)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3652776A (en) 1970-07-13 1972-03-28 Karl F Milde Jr Apparatus for simulating musical sound employing a scannable record and flying spot scanner
GB1314140A (en) 1971-09-25 1973-04-18 Ibm Storage control unit
US3988533A (en) 1974-09-30 1976-10-26 Video Tek, Inc. Video-type universal motion and intrusion detection system
JPS52121313A (en) 1976-04-06 1977-10-12 Nippon Gakki Seizo Kk Electronic musical instrument
JPS58140793A (ja) 1982-02-15 1983-08-20 株式会社河合楽器製作所 電子楽器の演奏情報検出方式
US4565999A (en) 1983-04-01 1986-01-21 Prime Computer, Inc. Light pencil
JPS6029794A (ja) 1983-07-29 1985-02-15 ヤマハ株式会社 電子楽器
US4479416A (en) 1983-08-25 1984-10-30 Clague Kevin L Apparatus and method for transcribing music
US4819164A (en) 1983-12-12 1989-04-04 Texas Instruments Incorporated Variable frequency microprocessor clock generator
DE3686291T2 (de) 1985-05-29 1993-03-11 Toshiba Kawasaki Kk Cache-anordnung mit einem lru-verfahren und magnetscheibensteuereinrichtung mit einer solchen anordnung.
US4685129A (en) 1985-10-02 1987-08-04 American Telephone And Telegraph Company, At&T Bell Laboratories Power transmission arrangement for telecommunications systems
GB8524880D0 (en) 1985-10-09 1985-11-13 British Telecomm Video level control
US4958552A (en) 1986-11-06 1990-09-25 Casio Computer Co., Ltd. Apparatus for extracting envelope data from an input waveform signal and for approximating the extracted envelope data
US4884132A (en) 1986-11-25 1989-11-28 Morris James A Personal security system
WO1988004082A1 (en) 1986-11-25 1988-06-02 Zone Technology Pty. Limited Digital image acquisition system
US4825457A (en) 1988-04-25 1989-04-25 Lebowitz Mayer M Cellular network data transmission system
US5140690A (en) 1988-06-14 1992-08-18 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Least-recently-used circuit
US4857912A (en) 1988-07-27 1989-08-15 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy Intelligent security assessment system
JPH0710116B2 (ja) 1989-06-14 1995-02-01 松下電器産業株式会社 ホームバスシステム及びこのシステムに用いる装置
US5021679A (en) 1989-06-30 1991-06-04 Poqet Computer Corporation Power supply and oscillator for a computer system providing automatic selection of supply voltage and frequency
FR2651398B1 (fr) 1989-08-31 1995-08-25 Alcatel Business Systems Agencement d'alimentation pour terminal telephonique et/ou telematique.
US5218704A (en) 1989-10-30 1993-06-08 Texas Instruments Real-time power conservation for portable computers
JP2762670B2 (ja) 1990-03-30 1998-06-04 松下電器産業株式会社 データ処理装置
DE4016553C2 (de) 1990-05-23 1998-07-02 Thomson Brandt Gmbh Verfahren und Anordnung zur Verkürzung der Zugriffszeit
JPH0437397A (ja) 1990-06-01 1992-02-07 Pioneer Electron Corp 遠隔制御システム
JP2828324B2 (ja) 1990-06-21 1998-11-25 富士通株式会社 遠隔監視システム
CA2022302C (en) * 1990-07-30 1995-02-28 Douglas J. Ballantyne Method and apparatus for distribution of movies
KR930010843B1 (ko) 1990-12-15 1993-11-12 삼성전자 주식회사 이동감시 카메라장치
US5132968A (en) 1991-01-14 1992-07-21 Robotic Guard Systems, Inc. Environmental sensor data acquisition system
GB9101548D0 (en) 1991-01-24 1991-03-06 Stc Plc Surveillance system
US5144661A (en) 1991-02-11 1992-09-01 Robert Shamosh Security protection system and method
US5278347A (en) 1991-02-28 1994-01-11 Kabushiki Kaisha Kawai Gakki Susakusho Auto-play musical instrument with an animation display controlled by auto-play data
US5185667A (en) 1991-05-13 1993-02-09 Telerobotics International, Inc. Omniview motionless camera orientation system
US5150100A (en) 1991-05-23 1992-09-22 Minatronics Corporation Security system
US5459849A (en) 1991-08-02 1995-10-17 International Business Machines Corporation Method and apparatus for compressing cacheable data
US5164827A (en) 1991-08-22 1992-11-17 Sensormatic Electronics Corporation Surveillance system with master camera control of slave cameras
JPH0564199A (ja) 1991-08-29 1993-03-12 Pioneer Electron Corp 画像監視装置
US5287789A (en) 1991-12-06 1994-02-22 Zimmerman Thomas G Music training apparatus
US5287353A (en) 1991-12-23 1994-02-15 Square D Company Apparatus for generating and sending a serial data packet for controlling a network of single point I/O devices
AU4282193A (en) * 1992-04-10 1993-11-18 Avid Technology, Inc. Method for visually and audibly representing computer instructions for editing video
JP3067801B2 (ja) 1992-04-10 2000-07-24 アヴィッド・テクノロジー・インコーポレーテッド ビデオ情報のデジタル記憶及び表示を提供するデジタル・オーディオ・ワークステーション
GB2274223B (en) 1992-12-07 1997-01-08 Quantel Ltd A video processing system
JP2725566B2 (ja) 1992-12-09 1998-03-11 ヤマハ株式会社 電子楽器
US5502727A (en) * 1993-04-20 1996-03-26 At&T Corp. Image and audio communication system having graphical annotation capability
JP2671747B2 (ja) 1993-04-27 1997-10-29 ヤマハ株式会社 楽音形成装置
GB9322193D0 (en) 1993-10-28 1993-12-15 Lightworks Editing Systems Ltd Video editing systems
JP3140384B2 (ja) 1995-12-01 2001-03-05 エル エス アイ ロジック コーポレーション ビデオ伝送方法及びデータ処理システム
JP3277787B2 (ja) 1995-12-21 2002-04-22 ソニー株式会社 音声・映像データ記録・再生装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013178216A (ja) * 2012-02-28 2013-09-09 Koichi Ono タイムコード履歴更新型ラウドネスメータ

Also Published As

Publication number Publication date
DE19882539T1 (de) 2000-07-06
WO1999004396A1 (en) 1999-01-28
US6188830B1 (en) 2001-02-13
GB2342219B (en) 2001-12-19
DE19882539B3 (de) 2015-08-13
AU8479598A (en) 1999-02-10
GB2342219A (en) 2000-04-05
GB9930385D0 (en) 2000-02-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN100382183C (zh) 数据记录、数据再现、数据记录/再现设备与方法
WO2000026911A1 (fr) Dispositif et procede d'emission/reception de donnees
JPH10117334A (ja) メディア・ストリーム・プレイリストの提示を実際の時刻と同期させるシステムおよび方法
JP2001511576A (ja) 記録された音声データを映像データに同期させて即時再生するオーディオビジュアル効果処理方法及び装置
US20050031318A1 (en) Data recording apparatus and system having sustained high transfer rates
JP2001111937A (ja) データ記録・再生装置、映像データの記録・再生方法、ディスクドライブユニットおよびデータ記録・再生装置の制御ユニット
JP2002516641A (ja) ディスク状記録担体に実時間情報を同時に記録及び再生を行う方法及び装置
US5766018A (en) Disc playback system, karaoke system and disc playback method
JPH11149754A (ja) データ管理装置、データ記録再生装置、データ管理方法およびデータ記録再生方法
US6516134B1 (en) Data recording/reproducing method and apparatus
JP2001351365A (ja) データ記録再生装置およびデータ記録再生方法
JP3521165B2 (ja) ファイル管理システム及び方法
JP2001291374A (ja) データ記録再生装置及び方法
US6640147B1 (en) Method and apparatus for late buffer processing
JP3277923B2 (ja) データ記録再生装置とその方法
JPH02216687A (ja) 音声・音楽情報管理システムおよび音声・音楽情報管理ネットワークシステム
US6598101B1 (en) Recording apparatus and recording method, and reproducing apparatus and reproducing method
JPH10285536A (ja) 映像信号処理装置
JP3277781B2 (ja) データ記録再生装置およびデータ記録再生方法
US20040126103A1 (en) Method and apparatus for data access in a video recorder with a disk drive
JPH10162559A (ja) ソフトデータの管理方法
JP3311143B2 (ja) マルチメディア番組蓄積及び再生システム
JP2000195239A (ja) ディスク装置
JP2000123476A (ja) データ送受信装置
JP2944106B2 (ja) 再生制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040514

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060124

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20060424

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20060508

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060724

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060822

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061220

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20070115

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20070202

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20071204

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20080529

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20080529

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20080529

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100226

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100303

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100531