JP2001510844A - トリアゾリン−チオン−燐酸誘導体 - Google Patents

トリアゾリン−チオン−燐酸誘導体

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JP2001510844A JP2000504144A JP2000504144A JP2001510844A JP 2001510844 A JP2001510844 A JP 2001510844A JP 2000504144 A JP2000504144 A JP 2000504144A JP 2000504144 A JP2000504144 A JP 2000504144A JP 2001510844 A JP2001510844 A JP 2001510844A
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ヒレブラント,シユテフアン
クリユガー,ベルント−ビーラント
ヤウテラト,マンフレート
シユテンツエル,クラウス
マウラー−マクニク,アストリート
ドウツツマン,シユテフアン
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バイエル・アクチエンゲゼルシヤフト
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    • A01N57/26Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing organic phosphorus compounds having phosphorus-to-nitrogen bonds
    • A01N57/32Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing organic phosphorus compounds having phosphorus-to-nitrogen bonds containing heterocyclic radicals
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F9/00Compounds containing elements of Groups 5 or 15 of the Periodic Table
    • C07F9/02Phosphorus compounds
    • C07F9/547Heterocyclic compounds, e.g. containing phosphorus as a ring hetero atom
    • C07F9/6515Heterocyclic compounds, e.g. containing phosphorus as a ring hetero atom having three nitrogen atoms as the only ring hetero atoms
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Abstract

(57)【要約】 本発明は式(I)[式中、R1、R2、R3およびQは明細書に示された意味を有する]の新規なトリアゾリン−チオン−燐酸誘導体、およびそれらの金属塩錯体に関する。本発明はまた、この新規なトリアゾリン−チオン−燐酸誘導体の製造方法並びに植物および材料を保護するための殺微生物剤としてのそれらの使用にも関する。 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は新規なトリアゾリンチオン−燐酸誘導体、それらの製造方法および殺
微生物剤と(microbicides)してのそれらの使用に関する。
【0002】 多くのアルキルチオ−トリアゾリル誘導体が殺菌・殺カビ性質を有することは
すでに知られている(WO96−16048参照)。それ故、例えば、2−(1 −クロロシクロプロピル)−1−(2−クロロ−フェニル)−3−(5−メチルチオ
−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−プロパン−2−オールを菌・カビ類を 抑制するために使用することができる。この物質の活性は良好であるが、それは
低い適用割合ではしばしば満足できるものではない。
【0003】 従って、本発明は式
【0004】
【化24】
【0005】 [式中、 R1およびR2は互いに独立して各々がアルキル、ハロゲノアルキル、アルコキシ
、アルコキシアルコキシ、ハロゲノアルコキシ、アルコキシアルキル、アルキル
チオ、アルケニルチオ、アルキニルチオ、シクロアルキル、シクロアルキルチオ
、場合により置換されていてもよいフェニル、アルキル部分中の炭素数が1〜4
の場合により置換されていてもよいフェニルアルキル、場合により置換されてい
てもよいフェノキシ、場合により置換されていてもよいフェニルチオ、アルコキ
シ部分中の炭素数が1〜4の場合により置換されていてもよいフェニルアルコキ
シ、場合により置換されていてもよいヘテロアリールを表すかまたは式
【0006】
【化25】
【0007】 の基を表し、ここで R4は水素またはアルキルを表しそして R5はアルキル、アルキル部分中の炭素数が1〜4の場合により置換されていて もよいフェニルアルキルを表すかまたは場合により置換されていてもよいフェニ
ルを表すか或いは R4およびR5は一緒になって炭素数が4もしくは5のアルキレン連鎖を表すかま
たは式−CH2−CH2−O−CH2−CH2−もしくは
【0008】
【化26】
【0009】 の基を表し、 ここで R6は水素または炭素数が1〜4のアルキルを表し、 R3は式
【0010】
【化27】
【0011】 の基を表し、ここで R7およびR8は同一もしくは相異なりそして各々が場合により置換されていても
よいアルキル、場合により置換されていてもよいアルケニル、場合により置換さ
れていてもよいシクロアルキル、場合により置換されていてもよいアラルキル(
aralkyl)、場合により置換されていてもよいアラルケニル(aralk
enyl)、場合により置換されていてもよいアロキシアルキル(aroxya
lkyl)、場合により置換されていてもよいアリールまたは場合により置換さ
れていてもよいヘテロアリールを表すか、 或いは R3は式
【0012】
【化28】
【0013】 の基を表し、ここで R9は炭素数が1〜4のアルキル、炭素数が1〜4でありそしてハロゲン数が1 〜5であるハロゲノアルキル、場合によりハロゲン−置換されていてもよい炭素
数が3〜7のシクロアルキル、ナフチルを表すかまたは場合によりハロゲン、ニ
トロ、フェニル、フェノキシ、炭素数が1〜4のアルキル、炭素数が1〜4のア
ルコキシ、炭素数が1〜4でありそしてハロゲン数が1〜5であるハロゲノアル
キル、炭素数が1〜4でありそしてハロゲン数が1〜5であるハロゲノアルコキ
シおよび炭素数が1〜4でありそしてハロゲン数が1〜5であるハロゲノアルキ
ルチオよりなる群からの同一もしくは相異なる置換基により一−ないし三置換さ
れていてもよいフェニルを表し、そして R10は場合によりハロゲン、炭素数が1〜4のアルキル、炭素数が1〜4のアル
コキシ、炭素数が1〜4でありそしてハロゲン数が1〜5であるハロゲノアルキ
ル、炭素数が1〜4でありそしてハロゲン数が1〜5であるハロゲノアルコキシ
および炭素数が1〜4でありそしてハロゲン数が1〜5であるハロゲノアルキル
チオよりなる群からの同一もしくは相異なる置換基により一−ないし三置換され
ていてもよいフェニルを表すか、或いは R3は式
【0014】
【化29】
【0015】 の基を表し、ここで R11およびR12は互いに独立して各々が水素または炭素数が1〜6のアルキルを
表し、 X1はハロゲン、炭素数が1〜5のアルキル、炭素数が1〜4のアルコキシ、フ ェニル、フェノキシ、炭素数が1〜4でありそしてハロゲン数が1〜5であるハ
ロゲノアルキル、炭素数が1〜4でありそしてハロゲン数が1〜5であるハロゲ
ノアルコキシを表すかまたは炭素数が1〜4でありそしてハロゲン数が1〜5で
あるハロゲノアルキルチオを表し、そして mは数0、1または2を表すか、 或いは R3は式
【0016】
【化30】
【0017】 の基を表し、ここで R13およびR14は互いに独立して各々が水素または炭素数が1〜6のアルキルを
表し、 X2はハロゲン、シアノ、ニトロ、炭素数が1〜4のアルキル、炭素数が1〜4 のアルコキシ、炭素数が1〜4でありそしてハロゲン数が1〜5であるハロゲノ
アルキル、炭素数が1〜4でありそしてハロゲン数が1〜5であるハロゲノアル
コキシまたはフェニルを表し、 nは数0、1または2を表しそして pは数0、1または2を表すか、或いは R3は式
【0018】
【化31】
【0019】 の基を表し、ここで R15は炭素数が2〜18のアルキル、炭素数が3〜6のシクロアルキル、ナフチ
ルまたは式
【0020】
【化32】
【0021】 の基を表し、ここで X3はハロゲン、炭素数が1〜4のアルキル、炭素数が1〜4のアルコキシ、炭 素数が1〜4のアルキルチオ、炭素数が1〜4でありそしてハロゲン数が1〜5
であるハロゲノアルキル、炭素数が1〜4でありそしてハロゲン数が1〜5であ
るハロゲノアルコキシ、炭素数が1〜4でありそしてハロゲン数が1〜5である
ハロゲノアルキルチオ、場合によりハロゲンおよび/もしくは炭素数が1〜4の
アルキルにより置換されていてもよいフェニルを表すかまたは場合によりハロゲ
ンおよび/もしくは炭素数が1〜4のアルキルにより置換されていてもよいフェ
ノキシを表しそして qは数0、1または2を表し、 R16およびR17は互いに独立して各々炭素数が1〜6のアルキル、炭素数が1〜
6のアルコキシ、炭素数が3〜6のシクロアルキルを表すかまたは式
【0022】
【化33】
【0023】 の基を表し、ここで Y1はハロゲン、炭素数が1〜4のアルキル、炭素数が1〜4のアルコキシ、炭 素数が1〜4のアルキルチオ、炭素数が1〜4でありそしてハロゲン数が1〜5
であるハロゲノアルキル、炭素数が1〜4でありそしてハロゲン数が1〜5であ
るハロゲノアルコキシ、炭素数が1〜4でありそしてハロゲン数が1〜5である
ハロゲノアルキルチオ、場合によりハロゲンおよび/もしくは炭素数が1〜4の
アルキルにより置換されていてもよいフェニルを表すかまたは場合によりハロゲ
ンおよび/もしくは炭素数が1〜4のアルキルにより置換されていてもよいフェ
ノキシを表しそして rは数0、1または2を表すか、 或いは R3は式
【0024】
【化34】
【0025】 の基を表し、ここで R18は炭素数が1〜6のアルキル、炭素数が1〜6でありそしてハロゲン数が1
〜5であるハロゲノアルキル、場合によりハロゲンおよび/もしくは炭素数が1
〜4のアルキルにより置換されていてもよい炭素数が3〜6のシクロアルキル、
場合により置換されていてもよいアリールを表すかまたは場合により置換されて
いてもよいアラルキルを表すか、 或いは R3は式
【0026】
【化35】
【0027】 の基を表し、ここで R19は水素、アルキルまたは場合により置換されていてもよいシクロアルキルを
表し、 X4はハロゲン、炭素数が1〜4のアルキル、炭素数が1〜4のアルコキシ、炭 素数が1〜4のアルキルチオ、炭素数が1〜4でありそしてハロゲン数が1〜5
であるハロゲノアルキル、炭素数が1〜4でありそしてハロゲン数が1〜5であ
るハロゲノアルコキシ、炭素数が1〜4でありそしてハロゲン数が1〜5である
ハロゲノアルキルチオ、場合によりハロゲンおよび/もしくは炭素数が1〜4の
アルキルにより置換されていてもよいフェニルを表すかまたは場合によりハロゲ
ンおよび/もしくは炭素数が1〜4のアルキルにより置換されていてもよいフェ
ノキシを表し、 sは数0、1、2または3を表しそして Y2は酸素原子、CH2基または直接結合を表すか、或いは R3は式
【0028】
【化36】
【0029】 の基を表し、ここで R20は炭素数が1〜6のアルキル、炭素数が1〜4でありそしてハロゲン数が1
〜5であるハロゲノアルキル、場合によりハロゲンおよび/もしくは炭素数が1
〜4のアルキルにより置換されていてもよい炭素数が3〜7のシクロアルキル、
シクロアルキル部分中の炭素数が3〜7でありそしてアルキル部分中の炭素数が
1〜4のシクロアルキルアルキル、場合によりハロゲン−置換されていてもよい
フェニルを表すかまたは場合によりハロゲン−置換されていてもよいベンジルを
表し、 X5はハロゲン、ニトロ、炭素数が1〜4のアルキル、炭素数が1〜4のアルコ キシ、炭素数が1〜4のアルキルチオ、炭素数が1〜4でありそしてハロゲン数
が1〜5であるハロゲノアルキル、炭素数が1〜4でありそしてハロゲン数が1
〜5であるハロゲノアルコキシ、炭素数が1〜4でありそしてハロゲン数が1〜
5であるハロゲノアルキルチオ、場合によりハロゲンおよび/もしくは炭素数が
1〜4のアルキルにより置換されていてもよいフェニルを表すかまたは場合によ
りハロゲンおよび/もしくは炭素数が1〜4のアルキルにより置換されていても
よいフェノキシを表し、 tは数0、1、2または3を表しそして Y3は酸素原子を表すかまたはCH2基を表すか、 或いは R3は式
【0030】
【化37】
【0031】 の基を表し、ここで Aは場合によりハロゲンおよび/または炭素数が1〜4のアルキルにより置換さ
れていてもよい炭素数が2もしくは3のアルカンジイルを表し、 X6はハロゲン、炭素数が1〜4のアルキル、炭素数が1〜4のアルコキシ、炭 素数が1〜4のアルキルチオ、炭素数が1〜4でありそしてハロゲン数が1〜5
であるハロゲノアルキル、炭素数が1〜4でありそしてハロゲン数が1〜5であ
るハロゲノアルコキシ、炭素数が1〜4でありそしてハロゲン数が1〜5である
ハロゲノアルキルチオ、場合によりハロゲンおよび/もしくは炭素数が1〜4の
アルキルにより置換されていてもよいフェニルを表すかまたは場合によりハロゲ
ンおよび/もしくは炭素数が1〜4のアルキルにより置換されていてもよいフェ
ノキシを表し、そして uは数0、1、2または3を表すか、 或いは R3は式
【0032】
【化38】
【0033】 の基を表し、ここで R21は炭素数が1〜10のアルキル、炭素数が1〜6でありそしてハロゲン数が
1〜5であるハロゲノアルキル、フルオロアルコキシ部分中の炭素数が1〜4で
ありそしてアルキル部分中の炭素数が1〜4であるフルオロアルコキシアルキル
、場合によりハロゲンおよび/もしくは炭素数が1〜4のアルキルにより置換さ
れていてもよい炭素数が3〜7のシクロアルキル、シクロアルキル部分中の炭素
数が3〜7でありそしてアルキル部分中の炭素数が1〜4であるシクロアルキル
アルキル、場合によりハロゲン−置換されていてもよいフェニルを表すかまたは
場合によりハロゲン−置換されていてもよいアルキル部分中の炭素数が1〜4の
フェニルアルキルを表し、 X7はハロゲン、炭素数が1〜4のアルキル、炭素数が1〜4のアルコキシ、炭 素数が1〜4のアルキルチオ、炭素数が1〜4でありそしてハロゲン数が1〜5
であるハロゲノアルキル、炭素数が1〜4でありそしてハロゲン数が1〜5であ
るハロゲノアルコキシ、炭素数が1〜4でありそしてハロゲン数が1〜5である
ハロゲノアルキルチオ、場合によりハロゲンおよび/もしくは炭素数が1〜4の
アルキルにより置換されていてもよいフェニルを表すかまたは場合によりハロゲ
ンおよび/もしくは炭素数が1〜4のアルキルにより置換されていてもよいフェ
ノキシを表し、そして vは数0、1、2または3を表すか、 或いは R3は式
【0034】
【化39】
【0035】 の基を表し、ここで R22は炭素数が1〜6のアルキル、炭素数が1〜4でありそしてハロゲン数が1
〜5であるハロゲノアルキル、場合によりハロゲンおよび/もしくは炭素数が1
〜4のアルキルにより置換されていてもよい炭素数が3〜7のシクロアルキル、
シクロアルキル部分中の炭素数が3〜7でありそしてアルキル部分中の炭素数が
1〜4であるシクロアルキルアルキル、場合によりハロゲン−置換されていても
よいフェニルを表すかまたは場合によりハロゲン−置換されていてもよいベンジ
ルを表し、 X8はハロゲン、炭素数が1〜4のアルキル、炭素数が1〜4のアルコキシ、炭 素数が1〜4のアルキルチオ、炭素数が1〜4でありそしてハロゲン数が1〜5
であるハロゲノアルキル、炭素数が1〜4でありそしてハロゲン数が1〜5であ
るハロゲノアルコキシ、炭素数が1〜4でありそしてハロゲン数が1〜5である
ハロゲノアルキルチオ、場合によりハロゲンおよび/もしくは炭素数が1〜4の
アルキルにより置換されていてもよいフェニルを表すかまたは場合によりハロゲ
ンおよび/もしくは炭素数が1〜4のアルキルにより置換されていてもよいフェ
ノキシを表し、 wは数0、1、2または3を表しそして Y4は酸素原子を表すかまたはCH2基を表すか、 或いは R3は式
【0036】
【化40】
【0037】 の基を表し、ここで R23は炭素数が1〜6のアルキル、炭素数が1〜6でありそしてハロゲン数が1
〜5であるハロゲノアルキル、場合により置換されていてもよいアリールを表す
かまたは場合により置換されていてもよいアラルキルを表し、 X9はハロゲン、炭素数が1〜4のアルキル、炭素数が1〜4のアルコキシ、炭 素数が1〜4のアルキルチオ、炭素数が1〜4でありそしてハロゲン数が1〜5
であるハロゲノアルキル、炭素数が1〜4でありそしてハロゲン数が1〜5であ
るハロゲノアルコキシ、炭素数が1〜4でありそしてハロゲン数が1〜5である
ハロゲノアルキルチオ、場合によりハロゲンおよび/もしくは炭素数が1〜4の
アルキルにより置換されていてもよいフェニルを表すかまたは場合によりハロゲ
ンおよび/もしくは炭素数が1〜4のアルキルにより置換されていてもよいフェ
ノキシを表しそして zは数0、1、2または3を表しそして Qは酸素または硫黄を表す] の新規なトリアゾリンチオン−燐酸誘導体およびそれらの金属塩錯体を提供する
【0038】 本発明に従う多くの物質は1個もしくはそれ以上の非対称的に置換された炭素
原子を含有する。それらは従って光学異性体の形態で得られうる。本発明は個別
の異性体およびそれらの混合物の両者に関する。
【0039】 さらに、式
【0040】
【化41】
【0041】 [式中、 R3は以上で定義された通りである] のトリアゾリンチオン類を酸結合剤の存在下でそして、適宜、希釈剤の存在下で
【0042】
【化42】
【0043】 [式中、 R1、R2およびQは各々以上で定義された通りである] の燐酸誘導体と反応させそして、適宜、生じた式(I)の化合物に金属塩を引き
続き加える時に式(I)のトリアゾリンチオン−燐酸誘導体およびそれらの金属
塩錯体が得られることも見いだされた。
【0044】 最後に、式(I)の新規なトリアゾリンチオン−燐酸誘導体およびそれらの金
属塩錯体が非常に良好な殺菌性質を有しそして作物保護および材料の保護の両者
において望ましくない微生物を抑制するために使用しうることも見いだされた。
【0045】 驚くべきことに、本発明に従う物質は同じ活性方向を有する先行技術の構造的
に同様な活性化合物である2−(1−クロロ−シクロプロピル)−1−(2−クロ ロ−フェニル)−3−(5−メチルチオ−1,2,4−トリアゾール−1−イル)− プロパン−2−オールより良好な殺菌活性、特に殺菌・殺カビ活性、を有する。
【0046】 式(I)は本発明に従うトリアゾリンチオン−燐酸誘導体の一般的な定義を与
える。
【0047】 R1は好ましくは炭素数が1〜6の直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキル、炭素 数が3〜6のシクロアルキル、炭素数が1〜6の直鎖状もしくは分枝鎖状のアル
コキシ、各アルコキシ部分中の炭素数が1〜4のアルコキシアルコキシ、アルコ
キシ部分中の炭素数が1〜4でありそしてアルキル部分中の炭素数が1〜4であ
るアルコキシアルキルを表すか、 またはハロゲン、炭素数が1〜4のアルキル、炭素数が1〜4のアルコキシ、炭
素数が1〜4でありそして1〜5個の同一もしくは相異なるハロゲン原子を有す
るハロゲノアルキル、炭素数が1〜4でありそして1〜5個の同一もしくは相異
なるハロゲン原子を有するハロゲノアルコキシ、フェニル、ニトロおよびシアノ
よりなる群からの同一もしくは相異なる置換基によりモノ−ないしトリ置換され
ていてもよいフェニルを表すか、 またはアルキル部分中の炭素数が1もしくは2のフェニルアルキルを表し、ここ
でフェニル部分はハロゲン、炭素数が1〜4のアルキル、炭素数が1〜4のアル
コキシ、炭素数が1〜4でありそして1〜5個の同一もしくは相異なるハロゲン
原子を有するハロゲノアルキル、炭素数が1〜4でありそして1〜5個の同一も
しくは相異なるハロゲン原子を有するハロゲノアルコキシ、フェニル、ニトロお
よびシアノよりなる群からの同一もしくは相異なる置換基によりモノ−ないしト
リ置換されていてもよく、 またはハロゲン、炭素数が1〜4のアルキル、炭素数が1〜4のアルコキシ、炭
素数が1〜4でありそして1〜5個の同一もしくは相異なるハロゲン原子を有す
るハロゲノアルキル、炭素数が1〜4でありそして1〜5個の同一もしくは相異
なるハロゲン原子を有するハロゲノアルコキシ、フェニル、ニトロおよびシアノ
よりなる群からの同一もしくは相異なる置換基によりモノ−ないしトリ置換され
ていてもよいフェノキシを表すか、 またはアルコキシ部分中の炭素数が1もしくは2のフェニルアルコキシを表し、
ここでフェニル部分はハロゲン、炭素数が1〜4のアルキル、炭素数が1〜4の
アルコキシ、炭素数が1〜4でありそして1〜5個の同一もしくは相異なるハロ
ゲン原子を有するハロゲノアルキル、炭素数が1〜4でありそして1〜5個の同
一もしくは相異なるハロゲン原子を有するハロゲノアルコキシ、フェニル、ニト
ロおよびシアノよりなる群からの同一もしくは相異なる置換基によりモノ−ない
しトリ置換されていてもよく、 または1もしくは2個のヘテロ原子、例えば窒素、硫黄および/または酸素、を
有する5−もしくは6−員のヘテロ芳香族基を表し、ここでこれらの基の各々は
ハロゲン、炭素数が1〜4のアルキル、炭素数が1〜4のアルコキシ、炭素数が
1〜4でありそして1〜5個の同一もしくは相異なるハロゲン原子を有するハロ
ゲノアルキル、炭素数が1〜4でありそして1〜5個の同一もしくは相異なるハ
ロゲン原子を有するハロゲノアルコキシ、フェニル、ニトロおよびシアノよりな
る群からの同一もしくは相異なる置換基によりモノ−もしくはジ置換されていて
もよく、 または R1は式
【0048】
【化43】
【0049】 の基を表し、ここで R4は好ましくは水素または炭素数が1〜4のアルキルを表しそして R5は好ましくは炭素数が1〜6のアルキルを表すかまたはアルキル部分中の炭 素数が1もしくは2のフェニルアルキルを表し、ここでフェニル部分はハロゲン
、炭素数が1〜4のアルキル、炭素数が1〜4のアルコキシ、炭素数が1〜4で
ありそして1〜5個の同一もしくは相異なるハロゲン原子を有するハロゲノアル
キル、炭素数が1〜4でありそして1〜5個の同一もしくは相異なるハロゲン原
子を有するハロゲノアルコキシ、フェニル、ニトロおよびシアノよりなる群から
の同一もしくは相異なる置換基によりモノ−ないしトリ置換されていてもよく、
或いは R5は好ましくはハロゲン、炭素数が1〜4のアルキル、炭素数が1〜4のアル コキシ、炭素数が1〜4でありそして1〜5個の同一もしくは相異なるハロゲン
原子を有するハロゲノアルキル、炭素数が1〜4でありそして1〜5個の同一も
しくは相異なるハロゲン原子を有するハロゲノアルコキシ、フェニル、ニトロお
よびシアノよりなる群からの同一もしくは相異なる置換基によりモノ−ないしト
リ置換されていてもよいフェニルを表すか、 或いは R4およびR5は一緒になって炭素数が4もしくは5のアルキレン連鎖を表すかま
たは式−CH2−CH2−O−CH2−CH2−もしくは
【0050】
【化44】
【0051】 の基を表し、 ここで R6は水素、メチルまたはエチルを表す。
【0052】 R2は好ましくは炭素数が1〜6の直鎖状もしくは分枝鎖状のアルコキシ、炭 素数が3〜6のシクロアルキル、各アルコキシ部分中の炭素数が1〜4のアルコ
キシアルコキシを表すかまたはハロゲン、炭素数が1〜4のアルキル、炭素数が
1〜4のアルコキシ、炭素数が1〜4でありそして1〜5個の同一もしくは相異
なるハロゲン原子を有するハロゲノアルキル、炭素数が1〜4でありそして1〜
5個の同一もしくは相異なるハロゲン原子を有するハロゲノアルコキシ、フェニ
ル、ニトロおよびシアノよりなる群からの同一もしくは相異なる置換基によりモ
ノ−ないしトリ置換されていてもよいフェノキシを表すか、 またはアルコキシ部分中の炭素数が1もしくは2のフェニルアルコキシを表し、
ここでフェニル部分はハロゲン、炭素数が1〜4のアルキル、炭素数が1〜4の
アルコキシ、炭素数が1〜4でありそして1〜5個の同一もしくは相異なるハロ
ゲン原子を有するハロゲノアルキル、炭素数が1〜4でありそして1〜5個の同
一もしくは相異なるハロゲン原子を有するハロゲノアルコキシ、フェニル、ニト
ロおよびシアノよりなる群からの同一もしくは相異なる置換基によりモノ−ない
しトリ置換されていてもよく、 または複素環中に1もしくは2個のヘテロ原子、例えば窒素、硫黄および/また
は酸素、を有する5−もしくは6−員のヘテロアリールオキシを表し、ここでこ
れらの基の各々はハロゲン、炭素数が1〜4のアルキル、炭素数が1〜4のアル
コキシ、炭素数が1〜4でありそして1〜5個の同一もしくは相異なるハロゲン
原子を有するハロゲノアルキル、炭素数が1〜4でありそして1〜5個の同一も
しくは相異なるハロゲン原子を有するハロゲノアルコキシ、フェニル、ニトロお
よびシアノよりなる群からの同一もしくは相異なる置換基によりモノ−もしくは
ジ置換されていてもよい。
【0053】 R3は好ましくは式
【0054】
【化45】
【0055】 の基を表し、ここで R7は好ましくは炭素数が1〜6の直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキルを表し、 ここでこれらの基はハロゲン、炭素数が1〜4のアルコキシ、アルコキシ部分中
の炭素数が1〜4のアルコキシイミノおよび炭素数が3〜7のシクロアルキルよ
りなる群からの同一もしくは相異なる置換基によりモノ−ないしテトラ置換され
ていてもよく、 または 炭素数が2〜6の直鎖状もしくは分枝鎖状のアルケニルを表し、ここでこれらの
基の各々はハロゲン、炭素数が1〜4のアルコキシおよび炭素数が3〜7のシク
ロアルキルよりなる群からの同一もしくは相異なる置換基によりモノ−ないしト
リ置換されていてもよく、 または 炭素数が3〜7のシクロアルキルを表し、ここでこれらの基の各々はハロゲン、
シアノおよび炭素数が1〜4のアルキルよりなる群からの同一もしくは相異なる
置換基によりモノ−ないしトリ置換されていてもよく、 または アリール部分中の炭素数が6〜10でありそして直鎖状もしくは分枝鎖状のアル
キル部分中の炭素数が1〜4であるアラルキルを表し、ここでアリール部分は各
場合ともハロゲン、炭素数が1〜4のアルキル、炭素数が1〜4のアルコキシ、
炭素数が1〜4のアルキルチオ、炭素数が1もしくは2でありそして1〜5個の
同一もしくは相異なるハロゲン原子を有するハロゲノアルキル、炭素数が1もし
くは2でありそして1〜5個の同一もしくは相異なるハロゲン原子を有するハロ
ゲノアルコキシ、炭素数が1もしくは2でありそして1〜5個の同一もしくは相
異なるハロゲン原子を有するハロゲノアルキルチオ、炭素数が3〜7のシクロア
ルキル、フェニル、フェノキシ、アルコキシ部分中の炭素数が1〜4のアルコキ
シカルボニル、アルコキシ部分中の炭素数が1〜4でありそしてアルキル部分中
の炭素数が1〜4であるアルコキシイミノアルキル、ニトロおよびシアノよりな
る群からの同一もしくは相異なる置換基によりモノ−ないしトリ置換されていて
もよく、 または アリール部分中の炭素数が6〜10でありそしてアルケニル部分中の炭素数が2
〜4であるアラルケニルを表し、ここでアリール部分は各場合ともハロゲン、炭
素数が1〜4のアルキル、炭素数が1〜4のアルコキシ、炭素数が1〜4のアル
キルチオ、炭素数が1もしくは2でありそして1〜5個の同一もしくは相異なる
ハロゲン原子を有するハロゲノアルキル、炭素数が1もしくは2でありそして1
〜5個の同一もしくは相異なるハロゲン原子を有するハロゲノアルコキシ、炭素
数が1もしくは2でありそして1〜5個の同一もしくは相異なるハロゲン原子を
有するハロゲノアルキルチオ、炭素数が3〜7のシクロアルキル、フェニル、フ
ェノキシ、アルコキシ部分中の炭素数が1〜4のアルコキシカルボニル、アルコ
キシ部分中の炭素数が1〜4でありそしてアルキル部分中の炭素数が1〜4であ
るアルコキシイミノアルキル、ニトロおよびシアノよりなる群からの同一もしく
は相異なる置換基によりモノ−ないしトリ置換されていてもよく、 または アリール部分中の炭素数が6〜10でありそして直鎖状もしくは分枝鎖状のオキ
シアルキル部分中の炭素数が1〜4であるアロキシアルキルを表し、ここでアリ
ール部分は各場合ともハロゲン、炭素数が1〜4のアルキル、炭素数が1〜4の
アルコキシ、炭素数が1〜4のアルキルチオ、炭素数が1もしくは2でありそし
て1〜5個の同一もしくは相異なるハロゲン原子を有するハロゲノアルキル、炭
素数が1もしくは2でありそして1〜5個の同一もしくは相異なるハロゲン原子
を有するハロゲノアルコキシ、炭素数が1もしくは2でありそして1〜5個の同
一もしくは相異なるハロゲン原子を有するハロゲノアルキルチオ、炭素数が3〜
7のシクロアルキル、フェニル、フェノキシ、アルコキシ部分中の炭素数が1〜
4のアルコキシカルボニル、アルコキシ部分中の炭素数が1〜4でありそしてア
ルキル部分中の炭素数が1〜4であるアルコキシイミノアルキル、ニトロおよび
シアノよりなる群からの同一もしくは相異なる置換基によりモノ−ないしトリ置
換されていてもよく、 または 炭素数が6〜10のアリールを表し、ここでこれらの基の各々はハロゲン、炭素
数が1〜4のアルキル、炭素数が1〜4のアルコキシ、炭素数が1〜4のアルキ
ルチオ、炭素数が1もしくは2でありそして1〜5個の同一もしくは相異なるハ
ロゲン原子を有するハロゲノアルキル、炭素数が1もしくは2でありそして1〜
5個の同一もしくは相異なるハロゲン原子を有するハロゲノアルコキシ、炭素数
が1もしくは2でありそして1〜5個の同一もしくは相異なるハロゲン原子を有
するハロゲノアルキルチオ、炭素数が3〜7のシクロアルキル、フェニル、フェ
ノキシ、アルコキシ部分中の炭素数が1〜4のアルコキシカルボニル、アルコキ
シ部分中の炭素数が1〜4でありそしてアルキル部分中の炭素数が1〜4である
アルコキシイミノアルキル、ニトロおよびシアノよりなる群からの同一もしくは
相異なる置換基によりモノ−ないしトリ置換されていてもよく、 または 1〜3個のヘテロ原子、例えば窒素、硫黄および/または酸素、を有する場合に
よりベンゾ−縮合していてもよい5−もしくは6−員のヘテロ芳香族基を表し、
ここでこれらの基の各々はハロゲン、炭素数が1〜4のアルキル、炭素数が1〜
4のヒドロキシアルキル、炭素数が3〜8のヒドロキシアルキニル、炭素数が1
もしくは2のアルコキシ、炭素数が1もしくは2のアルキルチオ、各場合とも炭
素数が1もしくは2でありそして1〜5個の同一もしくは相異なるハロゲン原子
、例えば弗素もしくは塩素原子、を有するハロゲノアルキル、ハロゲノアルコキ
シおよびハロゲノアルキルチオ、ホルミル、各アルコキシ基中の炭素数が1もし
くは2のジアルコキシメチル、炭素数が2〜4のアシル、アルコキシ部分中の炭
素数が1〜4のアルコキシカルボニル、アルコキシ部分中の炭素数が1〜4であ
りそしてアルキル部分中の炭素数が1〜3であるアルコキシイミノアルキル、ニ
トロおよびシアノよりなる群からの同一もしくは相異なる置換基によりモノ−な
いしトリ置換されていてもよく、そして R8は好ましくは炭素数が1〜6の直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキルを表し、 ここでこれらの基はハロゲン、炭素数が1〜4のアルコキシ、アルコキシ部分中
の炭素数が1〜4のアルコキシイミノおよび炭素数が3〜7のシクロアルキルよ
りなる群からの同一もしくは相異なる置換基によりモノ−ないしテトラ置換され
ていてもよく、 または 炭素数が2〜6の直鎖状もしくは分枝鎖状のアルケニルを表し、ここでこれらの
基の各々はハロゲン、炭素数が1〜4のアルコキシおよび炭素数が3〜7のシク
ロアルキルよりなる群からの同一もしくは相異なる置換基によりモノ−ないしト
リ置換されていてもよく、 または 炭素数が3〜7のシクロアルキルを表し、ここでこれらの基の各々はハロゲン、
シアノおよび炭素数が1〜4のアルキルよりなる群からの同一もしくは相異なる
置換基によりモノ−ないしトリ置換されていてもよく、 または アリール部分中の炭素数が6〜10でありそして直鎖状もしくは分枝鎖状のアル
キル部分中の炭素数が1〜4であるアラルキルを表し、ここでアリール部分は各
場合ともハロゲン、炭素数が1〜4のアルキル、炭素数が1〜4のアルコキシ、
炭素数が1〜4のアルキルチオ、炭素数が1もしくは2でありそして1〜5個の
同一もしくは相異なるハロゲン原子を有するハロゲノアルキル、炭素数が1もし
くは2でありそして1〜5個の同一もしくは相異なるハロゲン原子を有するハロ
ゲノアルコキシ、炭素数が1もしくは2でありそして1〜5個の同一もしくは相
異なるハロゲン原子を有するハロゲノアルキルチオ、炭素数が3〜7のシクロア
ルキル、フェニル、フェノキシ、アルコキシ部分中の炭素数が1〜4のアルコキ
シカルボニル、アルコキシ部分中の炭素数が1〜4でありそしてアルキル部分中
の炭素数が1〜4であるアルコキシイミノアルキル、ニトロおよびシアノよりな
る群からの同一もしくは相異なる置換基によりモノ−ないしトリ置換されていて
もよく、 または アリール部分中の炭素数が6〜10でありそしてアルケニル部分中の炭素数が2
〜4であるアラルケニルを表し、ここでアリール部分は各場合ともハロゲン、炭
素数が1〜4のアルキル、炭素数が1〜4のアルコキシ、炭素数が1〜4のアル
キルチオ、炭素数が1もしくは2でありそして1〜5個の同一もしくは相異なる
ハロゲン原子を有するハロゲノアルキル、炭素数が1もしくは2でありそして1
〜5個の同一もしくは相異なるハロゲン原子を有するハロゲノアルコキシ、炭素
数が1もしくは2でありそして1〜5個の同一もしくは相異なるハロゲン原子を
有するハロゲノアルキルチオ、炭素数が3〜7のシクロアルキル、フェニル、フ
ェノキシ、アルコキシ部分中の炭素数が1〜4のアルコキシカルボニル、アルコ
キシ部分中の炭素数が1〜4でありそしてアルキル部分中の炭素数が1〜4であ
るアルコキシイミノアルキル、ニトロおよびシアノよりなる群からの同一もしく
は相異なる置換基によりモノ−ないしトリ置換されていてもよく、 または アリール部分中の炭素数が6〜10でありそして直鎖状もしくは分枝鎖状のオキ
シアルキル部分中の炭素数が1〜4であるアロキシアルキルを表し、ここでアリ
ール部分は各場合ともハロゲン、炭素数が1〜4のアルキル、炭素数が1〜4の
アルコキシ、炭素数が1〜4のアルキルチオ、炭素数が1もしくは2でありそし
て1〜5個の同一もしくは相異なるハロゲン原子を有するハロゲノアルキル、炭
素数が1もしくは2でありそして1〜5個の同一もしくは相異なるハロゲン原子
を有するハロゲノアルコキシ、炭素数が1もしくは2でありそして1〜5個の同
一もしくは相異なるハロゲン原子を有するハロゲノアルキルチオ、炭素数が3〜
7のシクロアルキル、フェニル、フェノキシ、アルコキシ部分中の炭素数が1〜
4のアルコキシカルボニル、アルコキシ部分中の炭素数が1〜4でありそしてア
ルキル部分中の炭素数が1〜4であるアルコキシイミノアルキル、ニトロおよび
シアノよりなる群からの同一もしくは相異なる置換基によりモノ−ないしトリ置
換されていてもよく、 または 炭素数が6〜10のアリールを表し、ここでこれらの基の各々はハロゲン、炭素
数が1〜4のアルキル、炭素数が1〜4のアルコキシ、炭素数が1〜4のアルキ
ルチオ、炭素数が1もしくは2でありそして1〜5個の同一もしくは相異なるハ
ロゲン原子を有するハロゲノアルキル、炭素数が1もしくは2でありそして1〜
5個の同一もしくは相異なるハロゲン原子を有するハロゲノアルコキシ、炭素数
が1もしくは2でありそして1〜5個の同一もしくは相異なるハロゲン原子を有
するハロゲノアルキルチオ、炭素数が3〜7のシクロアルキル、フェニル、フェ
ノキシ、アルコキシ部分中の炭素数が1〜4のアルコキシカルボニル、アルコキ
シ部分中の炭素数が1〜4でありそしてアルキル部分中の炭素数が1〜4である
アルコキシイミノアルキル、ニトロおよびシアノよりなる群からの同一もしくは
相異なる置換基によりモノ−ないしトリ置換されていてもよく、 または 1〜3個のヘテロ原子、例えば窒素、硫黄および/または酸素、を有する場合に
よりベンゾ−縮合していてもよい5−もしくは6−員のヘテロ芳香族基を表し、
ここでこれらの基の各々はハロゲン、炭素数が1〜4のアルキル、炭素数が1〜
4のヒドロキシアルキル、炭素数が3〜8のヒドロキシアルキニル、炭素数が1
もしくは2のアルコキシ、炭素数が1もしくは2のアルキルチオ、各場合とも炭
素数が1もしくは2でありそして1〜5個の同一もしくは相異なるハロゲン原子
、例えば弗素もしくは塩素原子、を有するハロゲノアルキル、ハロゲノアルコキ
シおよびハロゲノアルキルチオ、ホルミル、各アルコキシ基中の炭素数が1もし
くは2のジアルコキシメチル、炭素数が2〜4のアシル、アルコキシ部分中の炭
素数が1〜4のアルコキシカルボニル、アルコキシ部分中の炭素数が1〜4であ
りそしてアルキル部分中の炭素数が1〜3であるアルコキシイミノアルキル、ニ
トロおよびシアノよりなる群からの同一もしくは相異なる置換基によりモノ−な
いしトリ置換されていてもよい。
【0056】 R3はその他に好ましくは式
【0057】
【化46】
【0058】 の基を表し、ここで R9は好ましくはメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、 sec−ブチル、イソ−ブチル、tert−ブチル、フルオロ−tert−ブチ
ル、ジフルオロ−tert−ブチル、場合により弗素、塩素および臭素よりなる
群からの同一もしくは相異なる置換基によりモノ−ないしトリ−置換されていて
もよい炭素数が3〜6のシクロアルキルを表すか、ナフチルを表すかまたは弗素
、塩素、臭素、ニトロ、フェニル、フェノキシ、メチル、エチル、tert−ブ
チル、メトキシ、エトキシ、トリフルオロメチル、トリクロロメチル、ジフルオ
ロメチル、ジフルオロクロロメチル、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメトキ
シおよびトリフルオロメチルチオよりなる群からの同一もしくは相異なる置換基
によりモノ−ないしトリ置換されていてもよいフェニルを表し、そして R10は好ましくは弗素、塩素、臭素、メチル、エチル、イソプロピル、tert
−ブチル、メトキシ、エトキシ、トリフルオロメチル、トリクロロメチル、ジフ
ルオロメチル、ジフルオロクロロメチル、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメ
トキシおよびトリフルオロメチルチオよりなる群からの同一もしくは相異なる置
換基によりモノ−ないしトリ置換されていてもよいフェニルを表す。
【0059】 R3はその他に好ましくは式
【0060】
【化47】
【0061】 の基を表し、ここで R11は好ましくは水素、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブ
チル、イソ−ブチル、sec−ブチル、tert−ブチルまたはn−ペンチルを
表し、 R12は好ましくは水素、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブ
チル、イソ−ブチル、sec−ブチル、tert−ブチルまたはn−ペンチルを
表し、 X1は好ましくは弗素、塩素、臭素、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロ ピル、n−ブチル、イソ−ブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、メトキ
シ、エトキシ、フェニル、フェノキシ、トリクロロメチル、トリフルオロメチル
、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシまたはトリフルオロメチルを表し
そして mも好ましくは数0、1または2を表し、 ここでが2を表す場合にはX1は同一もしくは相異なる基を表してよい。
【0062】 R3はその他に好ましくは式
【0063】
【化48】
【0064】 の基を表し、ここで R13は好ましくは水素、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブ
チル、イソ−ブチル、sec−ブチル、tert−ブチルまたはn−ペンチルを
表し、 R14は好ましくは水素、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブ
チル、イソ−ブチル、sec−ブチル、tert−ブチルまたはn−ペンチルを
表し、 X2は好ましくは弗素、塩素、臭素、シアノ、ニトロ、メチル、エチル、n−プ ロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソ−ブチル、sec−ブチル、tert
−ブチル、メトキシ、エトキシ、トリフルオロメチル、トリクロロメチル、ジフ
ルオロメチル、トリクロロメトキシ、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメトキ
シ、ジフルオロクロロメトキシまたはフェニルを表し、 nも好ましくは数0または1を表しそして pも好ましくは数0、1または2を表し、 ここでが2を表す場合にはX2は同一もしくは相異なる基を表してよい。
【0065】 R3はその他に好ましくは式
【0066】
【化49】
【0067】 の基を表し、ここで R15は好ましくは炭素数が2〜12のアルキル、炭素数が5もしくは6のシクロ
アルキルを表すかまたは式
【0068】
【化50】
【0069】 の基を表し、ここで X3は好ましくは弗素、塩素、臭素、メチル、エチル、メトキシ、メチルチオ、 トリクロロメチル、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメ
トキシ、トリフルオロメチルチオ、フェニルまたはフェノキシを表しそして qも好ましくは数0、1または2を表し、ここでが2を表す場合にはX3は同 一もしくは相異なる基を表し、 R16は好ましくは炭素数が1〜4のアルキルを表すかまたは式
【0070】
【化51】
【0071】 の基を表し、ここで Y1は好ましくは弗素、塩素、臭素、メチル、エチル、メトキシ、メチルチオ、 トリクロロメチル、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメ
トキシ、トリフルオロメチルチオ、フェニルまたはフェノキシを表しそして rも好ましくは数0、1または2を表し、ここでが2を表す場合にはY1は同 一もしくは相異なる基を表し、そして R17は好ましくは炭素数が1〜4のアルキルを表す。
【0072】 R3はその他に好ましくは式
【0073】
【化52】
【0074】 の基を表し、ここで R18は好ましくは炭素数が1〜4の直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキル、炭素数
が1〜4でありそして1〜5個の弗素、塩素および/もしくは臭素原子を有する
直鎖状もしくは分枝鎖状のハロゲノアルキルを表すか、場合により弗素、塩素、
臭素、メチルおよびエチルよりなる群からの同一もしくは相異なる置換基により
モノ−ないしトリ置換されていてもよい炭素数が3〜6のシクロアルキルを表す
か、フェニル、ベンジルもしくはフェネチルを表し、ここで最後に挙げられた3
つの基の各々はハロゲン、炭素数が1〜4のアルキル、炭素数が1〜4のアルコ
キシ、炭素数が1〜4のアルキルチオ、炭素数が1〜4でありそしてハロゲン数
が1〜5であるハロゲノアルキル、炭素数が1〜4でありそしてハロゲン数が1
〜5であるハロゲノアルコキシ、炭素数が1〜4でありそしてハロゲン数が1〜
5であるハロゲノアルキルチオ、場合によりハロゲンおよび/もしくは炭素数が
1〜4のアルキルにより置換されていてもよいフェニルまたは場合によりハロゲ
ンおよび/もしくは炭素数が1〜4のアルキルにより置換されていてもよいフェ
ノキシよりなる群からの同一もしくは相異なる置換基によりモノ−ないしトリ置
換されていてもよい。
【0075】 R3はその他に好ましくは式
【0076】
【化53】
【0077】 の基を表し、ここで R19は好ましくは水素、炭素数が1〜12の直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキル
を表すかまたは場合によりハロゲンおよび炭素数が1〜4のアルキルよりなる群
からの同一もしくは相異なる置換基によりモノ−ないしトリ置換されていてもよ
い炭素数が3〜7のシクロアルキルを表し、 X4は好ましくは弗素、塩素、臭素、メチル、エチル、メトキシ、メチルチオ、 トリクロロメチル、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメ
トキシ、トリフルオロメチルチオ、フェニルまたはフェノキシを表しそして sは好ましくは数0、1、2または3を表し、ここでが2または3を表す場合
にはX4は同一もしくは相異なる基を表し、そして Y2は好ましくは酸素原子、CH2基または直接結合を表す。
【0078】 R3はその他に好ましくは式
【0079】
【化54】
【0080】 の基を表し、ここで R20は好ましくは炭素数が1〜4の直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキル、炭素数
が1〜4でありそして1〜5個の弗素原子を有するフルオロアルキル、場合によ
り弗素、塩素、臭素、メチルおよびエチルよりなる群からの同一もしくは相異な
る置換基によりモノ−ないしトリ置換されていてもよい炭素数が3〜6のシクロ
アルキル、シクロアルキル部分中の炭素数が3〜6でありそしてアルキル部分中
の炭素数が1〜3であるシクロアルキルアルキル、場合により弗素、塩素および
臭素よりなる群からの同一もしくは相異なる置換基によりモノ−ないしトリ置換
されていてもよいフェニルを表すかまたは場合により弗素、塩素および臭素より
なる群からの同一もしくは相異なる置換基によりモノ−ないしトリ置換されてい
てもよいベンジルを表し、 X5は好ましくは弗素、塩素、臭素、ニトロ、メチル、エチル、tert−ブチ ル、メトキシ、メチルチオ、トリクロロメチル、トリフルオロメチル、トリフル
オロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメチルチオ、場合により弗素
、塩素、臭素およびメチルよりなる群からの同一もしくは相異なる置換基により
モノ−もしくはジ置換されていてもよいフェニルを表すかまたは場合により弗素
、塩素、臭素およびメチルよりなる群からの同一もしくは相異なる置換基により
モノ−もしくはジ置換されていてもよいフェノキシを表し、 tは好ましくは数0、1、2または3を表し、ここでが2または3を表す場合
にはX5は同一もしくは相異なる基を表しそして Y3は好ましくは酸素原子を表すかまたはCH2基を表す。
【0081】 R3はその他に好ましくは式
【0082】
【化55】
【0083】 の基を表し、ここで Aは好ましくは場合により弗素、塩素、臭素、メチル、エチル、n−プロピル、
イソプロピル、n−ブチル、i−ブチル、sec−ブチルおよびtert−ブチ
ルよりなる群からの同一もしくは相異なる置換基によりモノ−ないしトリ置換さ
れていてもよい炭素数が2もしくは3のアルカンジイルを表し、 X6は好ましくは弗素、塩素、臭素、メチル、エチル、メトキシ、メチルチオ、 トリクロロメチル、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、トリフルオロ
メチルチオ、ジフルオロメトキシ、場合により弗素、塩素およびメチルよりなる
群からの同一もしくは相異なる置換基によりモノ−ないしトリ置換されていても
よいフェニルを表すかまたは場合により弗素、塩素およびメチルよりなる群から
の同一もしくは相異なる置換基によりモノ−ないしトリ置換されていてもよいフ
ェノキシを表しそして uは好ましくは数0、1、2または3を表し、ここでが2または3を表す場合
にはX6は同一もしくは相異なる基を表す。
【0084】 R3はその他に好ましくは式
【0085】
【化56】
【0086】 の基を表し、ここで R21は好ましくは炭素数が1〜6の直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキル、炭素数
が1〜6でありそして1〜5個の弗素、塩素および/もしくは臭素原子を有する
直鎖状もしくは分枝鎖状のハロゲノアルキル、フルオロアルコキシ部分中の炭素
数が1〜3でありそして1〜5個の弗素原子を有し且つアルキル部分中の炭素数
が1〜3であるフルオロアルコキシアルキル、場合により弗素、塩素、臭素、メ
チルおよびエチルよりなる群からの同一もしくは相異なる置換基によりモノ−な
いしトリ置換されていてもよいシクロアルキル、シクロアルキル部分中の炭素数
が3〜6でありそしてアルキル部分中の炭素数が1〜3であるシクロアルキルア
ルキル、場合により弗素、塩素および臭素よりなる群からの同一もしくは相異な
る置換基によりモノ−ないしトリ置換されていてもよいフェニルまたは場合によ
り弗素、塩素および臭素よりなる群からの同一もしくは相異なる置換基によりモ
ノ−ないしトリ置換されていてもよいアルキル部分中の炭素数が1もしくは2の
フェニルアルキルを表し、 X7は好ましくは弗素、塩素、臭素、メチル、エチル、tert−ブチル、メト キシ、メチルチオ、トリクロロメチル、トリフルオロメチル、トリフルオロメト
キシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメチルチオ、場合により弗素、塩素、
臭素およびメチルよりなる群からの同一もしくは相異なる置換基によりモノ−も
しくはジ置換されていてもよいフェニルを表すかまたは場合により弗素、塩素、
臭素およびメチルよりなる群からの同一もしくは相異なる置換基によりモノ−も
しくはジ置換されていてもよいフェノキシを表しそして vは好ましくは数0、1、2または3を表し、ここでが2または3を表す場合
にはX7は同一もしくは相異なる基を表す。
【0087】 R3はその他に好ましくは式
【0088】
【化57】
【0089】 の基を表し、ここで R22は好ましくは炭素数が1〜4の直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキル、炭素数
が1〜4でありそして1〜5個の弗素原子を有するフルオロアルキル、場合によ
り弗素、塩素、臭素、メチルおよびエチルよりなる群からの同一もしくは相異な
る置換基によりモノ−ないしトリ置換されていてもよい炭素数が3〜6のシクロ
アルキル、シクロアルキル部分中の炭素数が3〜6でありそしてアルキル部分中
の炭素数が1〜3であるシクロアルキルアルキル、場合により弗素、塩素および
臭素よりなる群からの同一もしくは相異なる置換基によりモノ−ないしトリ置換
されていてもよいフェニルを表すかまたは場合により弗素、塩素および臭素より
なる群からの同一もしくは相異なる置換基によりモノ−ないしトリ置換されてい
てもよいベンジルを表し、 X8は好ましくは弗素、塩素、臭素、メチル、エチル、tert−ブチル、メト キシ、メチルチオ、トリクロロメチル、トリフルオロメチル、トリフルオロメト
キシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメチルチオ、場合により弗素、塩素、
臭素およびメチルよりなる群からの同一もしくは相異なる置換基によりモノ−も
しくはジ置換されていてもよいフェニルを表すかまたは場合により弗素、塩素、
臭素およびメチルよりなる群からの同一もしくは相異なる置換基によりモノ−も
しくはジ置換されていてもよいフェノキシを表し、 wは好ましくは数0、1、2または3を表し、ここでが2または3を表す場合
にはX8は同一もしくは相異なる基を表し、そして Y4は好ましくは酸素原子を表すかまたはCH2基を表す。
【0090】 R3はさらにこれも好ましくは式
【0091】
【化58】
【0092】 の基を表し、ここで R23は好ましくは炭素数が1〜4の直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキル、炭素数
が1〜4でありそしてハロゲン数が1〜5であるハロゲノアルキル、場合により
ハロゲン、炭素数が1〜4のアルキル、炭素数が1もしくは2でありハロゲン数
が1〜5であるハロゲノアルキル、炭素数が1〜4のアルコキシおよび炭素数が
1もしくは2でありそしてハロゲン数が1〜5であるハロゲノアルコキシよりな
る群からの同一もしくは相異なる置換基によりモノ−ないしトリ置換されていて
もよいフェニルを表すかまたは場合によりハロゲン、炭素数が1〜4のアルキル
、炭素数が1もしくは2でありそしてハロゲン数が1〜5であるハロゲノアルキ
ル、炭素数が1〜4のアルコキシおよび炭素数が1もしくは2でありそしてハロ
ゲン数が1〜5であるハロゲノアルコキシよりなる群からの同一もしくは相異な
る置換基によりモノ−ないしトリ置換されていてもよいアルキル部分中の炭素数
が1〜4のフェニルアルキルを表し、 X9は好ましくは弗素、塩素、臭素、メチル、エチル、tert−ブチル、メト キシ、メチルチオ、トリクロロメチル、トリフルオロメチル、トリフルオロメト
キシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメチルチオ、場合により弗素、塩素、
臭素およびメチルよりなる群からの同一もしくは相異なる置換基によりモノ−も
しくはジ置換されていてもよいフェニルを表すかまたは場合により弗素、塩素、
臭素およびメチルよりなる群からの同一もしくは相異なる置換基によりモノ−も
しくはジ置換されていてもよいフェノキシを表しそして zは好ましくは数0、1、2または3を表し、ここでが2または3を表す場合
にはX9は同一もしくは相異なる基を表す。
【0093】 Qは好ましくは硫黄を表す。
【0094】 R1は特に好ましくは炭素数が1〜5の直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキル、 シクロペンチル、シクロヘキシル、炭素数が1〜5の直鎖状もしくは分枝鎖状の
アルコキシ、各アルコキシ部分中の炭素数が1もしくは2のアルコキシアルコキ
シ、アルコキシ部分中の炭素数が1もしくは2でありそしてアルキル部分中の炭
素数が1もしくは2であるアルコキシアルキルを表すか、 または弗素、塩素、臭素、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ、トリフルオロ
メチル、ジフルオロメチル、トリクロロメチル、トリフルオロメトキシ、ジフル
オロメトキシ、フェニル、ニトロおよびシアノよりなる群からの同一もしくは相
異なる置換基によりモノ−ないしトリ置換されていてもよいフェニルを表すか、
またはアルキル部分中の炭素数が1もしくは2のフェニルアルキルを表し、ここ
でフェニル部分は弗素、塩素、臭素、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ、ト
リフルオロメチル、ジフルオロメチル、トリクロロメチル、トリフルオロメトキ
シ、ジフルオロメトキシ、フェニル、ニトロおよびシアノよりなる群からの同一
もしくは相異なる置換基によりモノ−ないしトリ置換されていてもよく、 または弗素、塩素、臭素、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ、トリフルオロ
メチル、ジフルオロメチル、トリクロロメチル、トリフルオロメトキシ、ジフル
オロメトキシ、フェニル、ニトロおよびシアノよりなる群からの同一もしくは相
異なる置換基によりモノ−ないしトリ置換されていてもよいフェノキシを表すか
、 またはアルコキシ部分中の炭素数が1もしくは2のフェニルアルコキシを表し、
ここでフェニル部分は弗素、塩素、臭素、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ
、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、トリクロロメチル、トリフルオロメ
トキシ、ジフルオロメトキシ、フェニル、ニトロおよびシアノよりなる群からの
同一もしくは相異なる置換基によりモノ−ないしトリ置換されていてもよく、 またはピリジル、ピロリル、チエニルもしくはフラニルを表し、ここでこれらの
基の各々は弗素、塩素、臭素、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ、トリフル
オロメチル、ジフルオロメチル、トリクロロメチル、トリフルオロメトキシ、ジ
フルオロメトキシ、フェニル、ニトロおよびシアノよりなる群からの同一もしく
は相異なる置換基によりモノ−もしくはジ置換されていてもよく、 または R1は式
【0095】
【化59】
【0096】 の基を表し、ここで R4は特に好ましくは水素、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピルまた はn−ブチルを表しそして R5は特に好ましくは炭素数が1〜4のアルキルを表すかまたはアルキル部分中 の炭素数が1もしくは2のフェニルアルキルを表し、ここでフェニル部分は弗素
、塩素、臭素、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ、トリフルオロメチル、ジ
フルオロメチル、トリクロロメチル、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメトキ
シ、フェニル、ニトロおよびシアノよりなる群からの同一もしくは相異なる置換
基によりモノ−ないしトリ置換されていてもよく、 或いは R5は特に好ましくは弗素、塩素、臭素、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ 、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、トリクロロメチル、トリフルオロメ
トキシ、ジフルオロメトキシ、フェニル、ニトロおよびシアノよりなる群からの
同一もしくは相異なる置換基によりモノ−ないしトリ置換されていてもよいフェ
ニルを表すか、 或いは R4およびR5は一緒になって炭素数が4もしくは5のアルキレン連鎖を表すかま
たは式−CH2−CH2−O−CH2−CH2−もしくは
【0097】
【化60】
【0098】 の基を表し、 ここで R6は水素、メチルまたはエチルを表す。
【0099】 R2は特に好ましくは炭素数が1〜5の直鎖状もしくは分枝鎖状のアルコキシ 、シクロペンチルオキシ、シクロヘキシルオキシ、各アルコキシ部分中の炭素数
が1もしくは2のアルコキシアルコキシを表すか、または弗素、塩素、臭素、メ
チル、エチル、メトキシ、エトキシ、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、
トリクロロメチル、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、フェニル、ニ
トロおよびシアノよりなる群からの同一もしくは相異なる置換基によりモノ−な
いしトリ置換されていてもよいフェニルオキシを表すか、 またはアルコキシ部分中の炭素数が1もしくは2のフェニルアルコキシを表し、
ここでフェニル部分は弗素、塩素、臭素、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ
、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、トリクロロメチル、トリフルオロメ
トキシ、ジフルオロメトキシ、フェニル、ニトロおよびシアノよりなる群からの
同一もしくは相異なる置換基によりモノ−ないしトリ置換されていてもよく、 またはピリジルオキシ、ピロリルオキシ、チエニルオキシもしくはフラニルオキ
シを表し、ここでこれらの基の各々は弗素、塩素、臭素、メチル、エチル、メト
キシ、エトキシ、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、トリクロロメチル、
トリフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、フェニル、ニトロおよびシアノよ
りなる群からの同一もしくは相異なる置換基によりモノ−もしくはジ置換されて
いてもよい。
【0100】 R3は特に好ましくは式
【0101】
【化61】
【0102】 の基を表し、ここで R7は特に好ましくは炭素数が1〜4の直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキルを表 し、ここでこれらの基は弗素、塩素、臭素、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、
イソプロポキシ、アルコキシ部分中の炭素数が1もしくは2のアルコキシイミノ
、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルおよびシクロヘキシルよりな
る群からの同一もしくは相異なる置換基によりモノ−ないしテトラ置換されてい
てもよく、 または 炭素数が2〜5の直鎖状もしくは分枝鎖状のアルケニルを表し、ここでこれらの
基の各々は弗素、塩素、臭素、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキ
シ、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルおよびシクロヘキシルより
なる群からの同一もしくは相異なる置換基によりモノ−ないしトリ置換されてい
てもよく、 または 炭素数が3〜6のシクロアルキルを表し、ここでこれらの基の各々は弗素、塩素
、臭素、シアノ、メチル、エチル、プロピル、イソプロピルおよびtert−ブ
チルよりなる群からの同一もしくは相異なる置換基によりモノ−ないしトリ置換
されていてもよく、 または 直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキル部分中の炭素数が1〜4のフェニルアルキル
を表し、ここでフェニル部分は弗素、塩素、臭素、メチル、エチル、tert−
ブチル、メトキシ、エトキシ、メチルチオ、トリフルオロメチル、トリフルオロ
メトキシ、トリフルオロメチルチオ、クロロジフルオロメトキシ、ジフルオロメ
トキシ、クロロジフルオロメチルチオ、メトキシカルボニル、エトキシカルボニ
ル、メトキシイミノメチル、1−メトキシイミノエチル、ニトロおよびシアノよ
りなる群からの同一もしくは相異なる置換基によりモノ−ないしトリ置換されて
いてもよく、 または アルケニル部分中の炭素数が2〜4のフェニルアルケニルを表し、ここでフェニ
ル部分は弗素、塩素、臭素、メチル、エチル、tert−ブチル、メトキシ、エ
トキシ、メチルチオ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、トリフルオ
ロメチルチオ、クロロジフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、クロロジフル
オロメチルチオ、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、メトキシイミノメ
チル、1−メトキシイミノエチル、ニトロおよびシアノよりなる群からの同一も
しくは相異なる置換基によりモノ−ないしトリ置換されていてもよく、 または 直鎖状もしくは分枝鎖状のオキシアルキル部分中の炭素数が1〜4のフェノキシ
ルアルキルを表し、ここでフェニル部分は弗素、塩素、臭素、メチル、エチル、
tert−ブチル、メトキシ、エトキシ、メチルチオ、トリフルオロメチル、ト
リフルオロメトキシ、トリフルオロメチルチオ、クロロジフルオロメトキシ、ジ
フルオロメトキシ、クロロジフルオロメチルチオ、メトキシカルボニル、エトキ
シカルボニル、メトキシイミノメチル、1−メトキシイミノエチル、ニトロおよ
びシアノよりなる群からの同一もしくは相異なる置換基によりモノ−ないしトリ
置換されていてもよく、 または 弗素、塩素、臭素、メチル、エチル、tert−ブチル、メトキシ、エトキシ、
メチルチオ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、トリフルオロメチル
チオ、クロロジフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、クロロジフルオロメチ
ルチオ、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、メトキシイミノメチル、1
−メトキシイミノエチル、ニトロおよびシアノよりなる群からの同一もしくは相
異なる置換基によりモノ−ないしトリ置換されていてもよいフェニルを表すか、
または ピラゾリル、イミダゾリル、1,2,4−トリアゾリル、ピロリル、フラニル、チ
エニル、チアゾリル、オキサゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、トリアジニル
、キノリニル、イソキノリニル、キナゾリニル、インドリル、ベンゾチエニル、
ベンゾフラニル、ベンゾチアゾリルもしくはベンズイミダゾリルを表し、これら
の基の各々は弗素、塩素、臭素、メチル、エチル、tert−ブチル、メトキシ
、エトキシ、メチルチオ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、トリフ
ルオロメチルチオ、クロロジフルオロメトキシ、クロロジフルオロメチルチオ、
ヒドロキシメチル、ヒドロキシエチル、炭素数が4〜6のヒドロキシアルキニル
、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、メトキシイミノメチル、1−メト
キシイミノエチル、ニトロおよびシアノ、ホルミル、ジメトキシメチル、アセチ
ルおよびプロピオニルよりなる群からの同一もしくは相異なる置換基によりモノ
−ないしトリ置換されていてもよく、そして R8は特に好ましくは炭素数が1〜4の直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキルを表 し、ここでこれらの基は弗素、塩素、臭素、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、
イソプロポキシ、アルコキシ部分中の炭素数が1もしくは2のアルコキシイミノ
、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルおよびシクロヘキシルよりな
る群からの同一もしくは相異なる置換基によりモノ−ないしテトラ置換されてい
てもよく、 または 炭素数が2〜5の直鎖状もしくは分枝鎖状のアルケニルを表し、ここでこれらの
基の各々は弗素、塩素、臭素、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキ
シ、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルおよびシクロヘキシルより
なる群からの同一もしくは相異なる置換基によりモノ−ないしトリ置換されてい
てもよく、 または 炭素数が3〜6のシクロアルキルを表し、ここでこれらの基の各々は弗素、塩素
、臭素、シアノ、メチル、エチル、プロピル、イソプロピルおよびtert−ブ
チルよりなる群からの同一もしくは相異なる置換基によりモノ−ないしトリ置換
されていてもよく、 または 直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキル部分中の炭素数が1〜4のフェニルアルキル
を表し、ここでフェニル部分は弗素、塩素、臭素、メチル、エチル、tert−
ブチル、メトキシ、エトキシ、メチルチオ、トリフルオロメチル、トリフルオロ
メトキシ、トリフルオロメチルチオ、クロロジフルオロメトキシ、ジフルオロメ
トキシ、クロロジフルオロメチルチオ、メトキシカルボニル、エトキシカルボニ
ル、メトキシイミノメチル、1−メトキシイミノエチル、ニトロおよびシアノよ
りなる群からの同一もしくは相異なる置換基によりモノ−ないしトリ置換されて
いてもよく、 または アルケニル部分中の炭素数が2〜4のフェニルアルケニルを表し、ここでフェニ
ル部分は弗素、塩素、臭素、メチル、エチル、tert−ブチル、メトキシ、エ
トキシ、メチルチオ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、トリフルオ
ロメチルチオ、クロロジフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、クロロジフル
オロメチルチオ、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、メトキシイミノメ
チル、1−メトキシイミノエチル、ニトロおよびシアノよりなる群からの同一も
しくは相異なる置換基によりモノ−ないしトリ置換されていてもよく、 または 直鎖状もしくは分枝鎖状のオキシアルキル部分中の炭素数が1〜4のフェノキシ
ルアルキルを表し、ここでフェニル部分は弗素、塩素、臭素、メチル、エチル、
tert−ブチル、メトキシ、エトキシ、メチルチオ、トリフルオロメチル、ト
リフルオロメトキシ、トリフルオロメチルチオ、クロロジフルオロメトキシ、ジ
フルオロメトキシ、クロロジフルオロメチルチオ、メトキシカルボニル、エトキ
シカルボニル、メトキシイミノメチル、1−メトキシイミノエチル、ニトロおよ
びシアノよりなる群からの同一もしくは相異なる置換基によりモノ−ないしトリ
置換されていてもよく、 または 弗素、塩素、臭素、メチル、エチル、tert−ブチル、メトキシ、エトキシ、
メチルチオ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、トリフルオロメチル
チオ、クロロジフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、クロロジフルオロメチ
ルチオ、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、メトキシイミノメチル、1
−メトキシイミノエチル、ニトロおよびシアノよりなる群からの同一もしくは相
異なる置換基によりモノ−ないしトリ置換されていてもよいフェニルを表すか、
または ピラゾリル、イミダゾリル、1,2,4−トリアゾリル、ピロリル、フラニル、チ
エニル、チアゾリル、オキサゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、トリアジニル
、キノリニル、イソキノリニル、キナゾリニル、インドリル、ベンゾチエニル、
ベンゾフラニル、ベンゾチアゾリルもしくはベンズイミダゾリルを表し、これら
の基の各々は弗素、塩素、臭素、メチル、エチル、tert−ブチル、メトキシ
、エトキシ、メチルチオ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、トリフ
ルオロメチルチオ、クロロジフルオロメトキシ、クロロジフルオロメチルチオ、
ヒドロキシメチル、ヒドロキシエチル、炭素数が4〜6のヒドロキシアルキニル
、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、メトキシイミノメチル、1−メト
キシイミノエチル、ニトロおよびシアノ、ホルミル、ジメトキシメチル、アセチ
ルおよびプロピオニルよりなる群からの同一もしくは相異なる置換基によりモノ
−ないしトリ置換されていてもよい。
【0103】 R3はその他に特に好ましくは式
【0104】
【化62】
【0105】 の基を表し、ここで R9は特に好ましくはメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチ ル、sec−ブチル、イソ−ブチル、tert−ブチル、フルオロ−tert−
ブチル、ジフルオロ−tert−ブチル、場合により弗素、塩素および臭素より
なる群からの同一もしくは相異なる置換基によりモノ−ないしトリ−置換されて
いてもよい炭素数が3〜6のシクロアルキルを表すか、ナフチルを表すかまたは
弗素、塩素、臭素、ニトロ、フェニル、フェノキシ、メチル、エチル、tert
−ブチル、メトキシ、エトキシ、トリフルオロメチル、トリクロロメチル、ジフ
ルオロメチル、ジフルオロクロロメチル、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメ
トキシおよびトリフルオロメチルチオよりなる群からの同一もしくは相異なる置
換基によりモノ−ないしトリ置換されていてもよいフェニルを表し、そして R10は特に好ましくは弗素、塩素、臭素、メチル、エチル、イソプロピル、te
rt−ブチル、メトキシ、エトキシ、トリフルオロメチル、トリクロロメチル、
ジフルオロメチル、ジフルオロクロロメチル、トリフルオロメトキシ、ジフルオ
ロメトキシおよびトリフルオロメチルチオよりなる群からの同一もしくは相異な
る置換基によりモノ−ないしトリ置換されていてもよいフェニルを表す。
【0106】 R3はその他に特に好ましくは式
【0107】
【化63】
【0108】 の基を表し、ここで R11は特に好ましくは水素、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n
−ブチル、イソ−ブチル、sec−ブチル、tert−ブチルまたはn−ペンチ
ルを表し、 R12は特に好ましくは水素、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n
−ブチル、イソ−ブチル、sec−ブチル、tert−ブチルまたはn−ペンチ
ルを表し、 X1は特に好ましくは弗素、塩素、臭素、メチル、エチル、n−プロピル、イソ プロピル、n−ブチル、イソ−ブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、メ
トキシ、エトキシ、フェニル、フェノキシ、トリクロロメチル、トリフルオロメ
チル、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシまたはトリフルオロメチルを
表しそして mも特に好ましくは数0、1または2を表し、 ここでが2を表す場合にはX1は同一もしくは相異なる基を表してよい。
【0109】 R3はその他に特に好ましくは式
【0110】
【化64】
【0111】 の基を表し、ここで R13は特に好ましくは水素、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n
−ブチル、イソ−ブチル、sec−ブチル、tert−ブチルまたはn−ペンチ
ルを表し、 R14は特に好ましくは水素、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n
−ブチル、イソ−ブチル、sec−ブチル、tert−ブチルまたはn−ペンチ
ルを表し、 X2は特に好ましくは弗素、塩素、臭素、シアノ、ニトロ、メチル、エチル、n −プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソ−ブチル、sec−ブチル、te
rt−ブチル、メトキシ、エトキシ、トリフルオロメチル、トリクロロメチル、
ジフルオロメチル、トリクロロメトキシ、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメ
トキシ、ジフルオロクロロメトキシまたはフェニルを表し、 nも特に好ましくは数0または1を表しそして pも特に好ましくは数0、1または2を表し、 ここでが2を表す場合にはX2は同一もしくは相異なる基を表してよい。
【0112】 R3はその他に特に好ましくは式
【0113】
【化65】
【0114】 の基を表し、ここで R15は特に好ましくは式
【0115】
【化66】
【0116】 の基を表し、ここで X3は特に好ましくは弗素、塩素、臭素、メチル、メトキシ、メチルチオ、トリ クロロメチル、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメトキ
シまたはフェニルを表しそして qも特に好ましくは数0、1または2を表し、ここでが2を表す場合にはX3 は同一もしくは相異なる基を表し、 R16は特に好ましくはメチル、エチル、n−プロピル、n−ブチルを表すかまた
は式
【0117】
【化67】
【0118】 の基を表し、ここで Y1は特に好ましくは弗素、塩素、臭素、メチル、エチル、メトキシ、トリクロ ロメチル、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシま
たはフェニルを表し、そして rも特に好ましくは数0、1または2を表し、ここでが2を表す場合にはY1 は同一もしくは相異なる基を表し、そして R17は特に好ましくはメチル、エチル、n−プロピルまたはn−ブチルを表す。
【0119】 R3はその他に特に好ましくは式
【0120】
【化68】
【0121】 の基を表し、ここで R18は特に好ましくはメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチ
ル、sec−ブチル、イソ−ブチル、tert−ブチル、炭素数が1〜4であり
そして1〜3個の弗素、塩素および/もしくは臭素原子を有するハロゲノアルキ
ル、場合により弗素、塩素、臭素、メチルおよびエチルよりなる群からの同一も
しくは相異なる置換基によりモノ−ないしトリ置換されていてもよいシクロプロ
ピル、シクロペンチルもしくはシクロヘキシルを表し、そしてまたフェニル、ベ
ンジルもしくはフェネチルも表し、ここで最後に挙げられた3つの基の各々はフ
ェニル部分中で弗素、塩素、臭素、メチル、エチル、メトキシ、メチルチオ、ト
リクロロメチル、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメト
キシ、トリフルオロメチルチオ、フェニルおよびフェノキシよりなる群からの同
一もしくは相異なる置換基によりモノ−ないしトリ置換されていてもよい。
【0122】 R3はその他に特に好ましくは式
【0123】
【化69】
【0124】 の基を表し、ここで R19は特に好ましくは水素、炭素数が1〜6の直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキ
ルを表すかまたは場合により弗素、塩素、臭素、メチルおよびエチルよりなる群
からの同一もしくは相異なる置換基によりモノ−ないしトリ置換されていてもよ
いシクロプロピル、シクロペンチルもしくはシクロヘキシルを表し、 X4は特に好ましくは弗素、塩素、臭素、メチル、メトキシ、メチルチオ、トリ クロロメチル、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメトキ
シ、トリフルオロメチルチオ、フェニルまたはフェノキシを表しそして sも特に好ましくは数0、1、2または3を表し、ここでが2または3を表す
場合にはX4は同一もしくは相異なる基を表し、そして Y2も特に好ましくは酸素原子、CH2基または直接結合を表す。
【0125】 R3はその他に特に好ましくは式
【0126】
【化70】
【0127】 の基を表し、ここで R20は特に好ましくはメチル、イソプロピル、tert−ブチル、フルオロ−t
ert−ブチル、ジフルオロ−tert−ブチルを表すか、場合により弗素、塩
素、およびメチルよりなる群からの同一もしくは相異なる置換基によりモノ−な
いしトリ置換されていてもよいシクロプロピル、シクロペンチルもしくはシクロ
ヘキシルを表すか、シクロアルキル部分中の炭素数が3〜6でありそしてアルキ
ル部分中の炭素数が1もしくは2であるシクロアルキルアルキル、場合により弗
素、塩素および臭素よりなる群からの同一もしくは相異なる置換基によりモノ−
もしくはジ置換されていてもよいフェニルを表すか、または場合により弗素、塩
素および臭素よりなる群からの同一もしくは相異なる置換基によりモノ−もしく
はジ置換されていてもよいベンジルを表し、 X5は特に好ましくは弗素、塩素、臭素、ニトロ、メチル、エチル、tert− ブチル、メトキシ、メチルチオ、トリクロロメチル、トリフルオロメチル、トリ
フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメチルチオ、フェニルま
たはフェノキシを表し、 tも特に好ましくは数0、1、2または3を表し、ここでが2または3を表す
場合にはX5は同一もしくは相異なる基を表しそして Y3も特に好ましくは酸素原子を表すかまたはCH2基を表す。
【0128】 R3はその他に特に好ましくは式
【0129】
【化71】
【0130】 の基を表し、ここで Aは特に好ましくは場合により弗素、塩素、臭素、メチル、エチル、n−プロピ
ル、イソプロピル、n−ブチル、i−ブチル、sec−ブチルおよびtert−
ブチルよりなる群からの同一もしくは相異なる置換基によりモノ−ないしトリ置
換されていてもよい炭素数が2もしくは3のアルカンジイルを表し、 X6は特に好ましくは弗素、塩素、臭素、メチル、エチル、メトキシ、メチルチ オ、トリクロロメチル、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、トリフル
オロメチルチオ、ジフルオロメトキシ、場合により弗素、塩素およびメチルより
なる群からの同一もしくは相異なる置換基によりモノ−ないしトリ置換されてい
てもよいフェニルを表しおよび/または場合により弗素、塩素およびメチルより
なる群からの同一もしくは相異なる置換基によりモノ−ないしトリ置換されてい
てもよいフェノキシを表しそして uも特に好ましくは数0、1、2または3を表し、ここでが2または3を表す
場合にはX6は同一もしくは相異なる基を表す。
【0131】 R3はその他に特に好ましくは式
【0132】
【化72】
【0133】 の基を表し、ここで R21は特に好ましくはメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチ
ル、イソ−ブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、炭素数が1〜4であり
そして1〜5個の弗素、塩素および/もしくは臭素原子を有するハロゲノアルキ
ル、フルオロアルコキシ部分中の炭素数が1もしくは2でありそして1〜5個の
弗素原子を有し且つアルキル部分中の炭素数が1もしくは2であるフルオロアル
コキシアルキルを表すか、場合により弗素、塩素およびメチルよりなる群からの
同一もしくは相異なる置換基によりモノ−ないしトリ置換されていてもよいシク
ロプロピル、シクロペンチルもしくはシクロヘキシルを表すか、シクロアルキル
部分中の炭素数が3〜6でありそしてアルキル部分中の炭素数が1もしくは2で
あるシクロアルキルアルキル、場合により弗素、塩素および臭素よりなる群から
の同一もしくは相異なる置換基によりモノ−もしくはジ置換されていてもよいフ
ェニルを表すかまたは場合により弗素、塩素および臭素よりなる群からの同一も
しくは相異なる置換基によりモノ−もしくはジ置換されていてもよいベンジルを
表し、 X7は特に好ましくは弗素、塩素、臭素、メチル、エチル、tert−ブチル、 メトキシ、メチルチオ、トリクロロメチル、トリフルオロメチル、トリフルオロ
メトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメチルチオ、フェニルまたはフェ
ノキシを表しそして vも特に好ましくは数0、1、2または3を表し、ここでが2または3を表す
場合にはX7は同一もしくは相異なる基を表す。
【0134】 R3はその他に特に好ましくは式
【0135】
【化73】
【0136】 の基を表し、ここで R22は特に好ましくはメチル、イソプロピル、tert−ブチル、フルオロ−t
ert−ブチル、ジフルオロ−tert−ブチルを表すか、場合により弗素、塩
素およびメチルよりなる群からの同一もしくは相異なる置換基によりモノ−ない
しトリ置換されていてもよいシクロプロピル、シクロペンチルもしくはシクロヘ
キシルを表すか、シクロアルキル部分中の炭素数が3〜6でありそしてアルキル
部分中の炭素数が1もしくは2であるシクロアルキルアルキル、場合により弗素
、塩素および臭素よりなる群からの同一もしくは相異なる置換基によりモノ−も
しくはジ置換されていてもよいフェニルを表すか、または場合により弗素、塩素
および臭素よりなる群からの同一もしくは相異なる置換基によりモノ−もしくは
ジ置換されていてもよいベンジルを表し、 X8は特に好ましくは弗素、塩素、臭素、メチル、エチル、tert−ブチル、 メトキシ、メチルチオ、トリクロロメチル、トリフルオロメチル、トリフルオロ
メトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメチルチオ、フェニルまたはフェ
ノキシを表し、 Y4も特に好ましくは酸素原子を表すかまたはCH2基を表し、そして wも特に好ましくは数0、1、2または3を表し、ここでが2または3を表す
場合にはX8は同一もしくは相異なる基を表す。
【0137】 R3はさらにこれも好ましくは式
【0138】
【化74】
【0139】 の基を表し、ここで R23は特に好ましくはメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチ
ル、sec−ブチル、イソ−ブチル、tert−ブチル、フルオロ−tert−
ブチル、ジフルオロ−tert−ブチル、場合により弗素、塩素、メチル、エチ
ル、トリフルオロメチル、トリクロロメチル、メトキシ、エトキシ、トリフルオ
ロメトキシおよびジフルオロメトキシよりなる群からの同一もしくは相異なる置
換基によりモノ−もしくはジ置換されていてもよいフェニルを表すかまたは場合
によりフェニル部分中で弗素、塩素、臭素、メチル、エチル、トリフルオロメチ
ル、トリクロロメチル、メトキシ、エトキシ、トリフルオロメトキシおよびジフ
ルオロメトキシよりなる群からの同一もしくは相異なる置換基によりモノ−もし
くはジ置換されていてもよいアルキル部分中の炭素数が1もしくは2のフェニル
アルキルを表し、 X9は特に好ましくは弗素、塩素、臭素、メチル、エチル、tert−ブチル、 メトキシ、メチルチオ、トリクロロメチル、トリフルオロメチル、トリフルオロ
メトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメチルチオ、フェニルまたはフェ
ノキシを表し、そして zも特に好ましくは数0、1、2または3を表し、ここでが2または3を表す
場合にはX9は同一もしくは相異なる基を表す。
【0140】 Qも特に好ましくは硫黄を表す。
【0141】 元素の周期律表の主族II〜IV並びに副族IおよびIIおよびIV〜VIIIの金属と R1、R2、R3およびQが各々これらの置換基に関して好ましいとして挙げられ た意味を有する式(I)のこれらのトリアゾリンチオン−燐酸誘導体との塩の付
加生成物も本発明に従う好ましい化合物である。
【0142】 銅、亜鉛、マンガン、マグネシウム、錫、鉄およびニッケルの塩類がここでは
特に好ましい。これらの塩類の適するアニオンは生理的に許容可能な付加生成物
をもたらす酸類から誘導されるものである。このタイプの特に好ましい酸類は、
このような関係においては、ハロゲン化水素酸類、例えば、塩酸および臭化水素
酸、並びに燐酸、硝酸および硫酸である。
【0143】 本発明に従う物質を製造するための出発物質として必要なトリアゾリンチオン
類は式
【0144】
【化75】
【0145】 の「チオノ」形態または式
【0146】
【化76】
【0147】 の互変異性「メルカプト」形態で存在しうる。
【0148】 それ故、本発明に従う物質は式(II)の「チオノ」形態および式(IIa)の「
メルカプト」形態の両者から誘導されることが可能である。これは本発明に従う
物質が式
【0149】
【化77】
【0150】 もしくは式
【0151】
【化78】
【0152】 の物質としてまたは式(I)および式(Ia)の物質の混合物としてのいずれか
で存在することを意味する。簡単にするために、各場合とも「チオノ」形態の構
造だけが示される。
【0153】 本発明に従う物質の例として挙げられるものは以下の表に示されているトリア
ゾリンチオン−燐酸誘導体である。
【0154】
【表1】
【0155】
【表2】
【0156】
【表3】
【0157】
【表4】
【0158】
【表5】
【0159】
【表6】
【0160】
【表7】
【0161】
【表8】
【0162】
【表9】
【0163】
【表10】
【0164】
【表11】
【0165】
【表12】
【0166】
【表13】
【0167】
【表14】
【0168】
【表15】
【0169】
【表16】
【0170】
【表17】
【0171】
【表18】
【0172】
【表19】
【0173】
【表20】
【0174】
【表21】
【0175】
【表22】
【0176】
【表23】
【0177】
【表24】
【0178】
【表25】
【0179】
【表26】
【0180】
【表27】
【0181】
【表28】
【0182】
【表29】
【0183】
【表30】
【0184】
【表31】
【0185】
【表32】
【0186】
【表33】
【0187】
【表34】
【0188】
【表35】
【0189】
【表36】
【0190】
【表37】
【0191】
【表38】
【0192】
【表39】
【0193】
【表40】
【0194】
【表41】
【0195】
【表42】
【0196】
【表43】
【0197】
【表44】
【0198】
【表45】
【0199】
【表46】
【0200】
【表47】
【0201】
【表48】
【0202】
【表49】
【0203】
【表50】
【0204】
【表51】
【0205】
【表52】
【0206】
【表53】
【0207】
【表54】
【0208】
【表55】
【0209】
【表56】
【0210】
【表57】
【0211】
【表58】
【0212】
【表59】
【0213】
【表60】
【0214】
【表61】
【0215】
【表62】
【0216】
【表63】
【0217】
【表64】
【0218】
【表65】
【0219】
【表66】
【0220】
【表67】
【0221】
【表68】
【0222】
【表69】
【0223】
【表70】
【0224】 2−(1−クロロ−シクロプロピル)−1−(2−クロロフェニル)−3−(4,5
−ジヒドロ−5−チオノ−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−プロパン−2 −オールおよびクロロ−チオ燐酸ジエチルを出発物質として使用すると、本発明
に従う方法の工程は以下のスキーム式により説明することができる。
【0225】
【化79】
【0226】 式(II)は本発明に従う方法を実施するための出発物質として必要なトリアゾ
リンチオン類の一般的な定義を与える。この式において、R3は好ましくは本発 明に従う式(I)の物質の記載に関してこの基に関して好ましいとしてすでに挙
げられた意味を有する。
【0227】 式(II)のトリアゾリンチオン類は既知であるかまたは既知の方法により製造
することができる(WO96−16048、DE−A−19520097、DE
−A−19520098、DE−A−19520096、DE−A−19520
095、DE−A−19520597、DE−A−19520593、DE−A
−19521030、DE−A−19521487、DE−A−1952830
0、DE−A−19529091およびDE−A−19529089参照)。
【0228】 式(III)は本発明に従う方法を実施するための反応成分として必要な燐酸誘 導体の一般的な定義を与える。この式において、R1、R2およびQは好ましくは
本発明に従う式(I)の物質の記載に関してこれらの基に関して好ましいとして
すでに挙げられた意味を有する。
【0229】 式(III)の燐酸誘導体は既知であるかまたは既知の方法により製造すること ができる。
【0230】 本発明に従う方法を実施するために適する酸結合剤は全ての一般的な無機また
は有機塩基である。アルカリ土類金属もしくはアルカリ金属の水素化物類、水酸
化物類、アミド類、アルコキシド類、酢酸塩類、炭酸塩類または炭酸水素塩類、
例えば水素化ナトリウム、ナトリウムアミド、ナトリウムメトキシド、ナトリウ
ムエトキシド、カリウムtert−ブトキシド、水酸化ナトリウム、水酸化カリ
ウム、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム、酢酸カルシウム、炭酸ナトリウム、炭酸
カリウム、炭酸水素カリウムまたは炭酸水素ナトリウム、並びにアンモニウム化
合物、例えば水酸化アンモニウム、酢酸アンモニウムまたは炭酸アンモニウム、
並びに第三級アミン類、例えばトリメチルアミン、トリエチルアミン、トリブチ
ルアミン、N,N−ジメチルアニリン、N,N−ジメチル−ベンジルアミン、ピリ
ジン、N−メチルピペリジン、N−メチルモルホリン、N,N−ジメチルアミノ ピリジン、ジアザビシクロオクタン(DABCO)、ジアザビシクロノネン(D
BN)またはジアザビシクロウンデセン(DBU)の使用が好ましい。
【0231】 本発明に従う方法を実施するために適する希釈剤は全ての不活性有機溶媒であ
る。脂肪族、脂環式もしくは芳香族の炭化水素類、例えば石油エーテル、ヘキサ
ン、ヘプタン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、ベンゼン、トルエン、
キシレンまたはデカリン;ハロゲン化された炭化水素類、例えばクロロベンゼン
、ジクロロベンゼン、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、ジクロロエ
タンまたはトリクロロエタン;エーテル類、例えばジエチルエーテル、ジイソプ
ロピルエーテル、メチルt−ブチルエーテル、メチルt−アミルエーテル、ジオ
キサン、テトラヒドロフラン、1,2−ジメトキシエタン、1,2−ジエトキシエ
タンまたはアニソール;ケトン類、例えばアセトン、ブタノン、メチルイソブチ
ルケトンまたはシクロヘキサノン;ニトリル類、例えばアセトニトリル、プロピ
オニトリル、n−もしくはi−ブチロニトリルまたはベンゾニトリル;エステル
類、例えば酢酸メチルまたは酢酸エチルの使用が好ましい。
【0232】 本発明に従う方法を実施する時には、反応温度はある範囲内で変えることがで
きる。一般的には、この方法は−20℃〜+40℃の間の、好ましくは−10℃
〜+30℃の間の、温度で実施される。
【0233】 本発明に従う方法は一般的には大気圧で実施される。しかしながら、高められ
たまたは減じられた圧力で操作することも可能である。
【0234】 本発明に従う方法は保護気体の雰囲気下で実施することもできる。好ましい保
護気体は窒素およびアルゴンである。
【0235】 本発明に従う方法を実施する時には、1モルの式(II)のトリアゾリンチオン
当たり一般的には1〜3モルの式(III)の燐酸誘導体および等量または過剰の 酸結合剤が使用される。処理は一般的な方法により実施される。一般的には、反
応混合物を濃縮し、残渣を水と混合し、生じた混合物を水と微溶性である有機溶
媒で抽出しそして一緒にした有機相を乾燥しそして濃縮する。適宜、生じた生成
物から一般的な方法、例えば再結晶化またはクロマトグラフィー、を用いて依然
として存在する不純物を除去することができる。
【0236】 本発明に従う方法により得られる式(I)のトリアゾリンチオン−燐酸誘導体
は金属塩錯体に転化することができる。
【0237】 式(I)の化合物の金属塩錯体の製造に適する塩類は好ましくは本発明に従う
金属塩錯体の記載に関して好ましい金属塩類としてすでに挙げられた金属のもの
である。
【0238】 式(I)の化合物の金属塩錯体は簡単なやり方で一般的な方法により、例えば
金属塩をアルコール、例えばエタノール、の中に溶解し、そして溶液を式(I)
の化合物に加えることにより、得られる。金属塩錯体は既知の方法で、例えば濾
別により、単離し、そして、適宜、再結晶化により精製することができる。
【0239】 本発明に従う化合物は有効な殺菌活性を有しそして作物保護および材料の保護
において望ましくない微生物、例えば菌・カビ類および細菌類、を抑制するため
に使用することができる。
【0240】 殺菌・殺カビ剤は作物保護においてはネコブカビ類(Plasmodiophoromycetes) 、卵菌類(Oomycetes)、ツボカビ類(Chytridiomycetes)、接合菌類(Zygomycetes)
、子嚢菌類(Ascomycetes)、担子菌類(Basidiomycetes)および不完全菌類(Deuter
omycetes)を抑制するために使用される。
【0241】 殺細菌剤は作物保護の分野においてはシユードモナス科(Pseudomonadaceae)、
リゾビウム科(Rhizobiaceae)、腸内細菌科(Enterobacteriaceae)、コリネバクテ
リウム科(Corynebacteriaceae)およびストレプトミセス科(Streptomycetaceae) を抑制するために使用される。
【0242】 上記の総称の中に含まれる菌・カビ病および細菌病のある種の病原微生物を以
下に非限定的な例として列挙する。 キサントモナス(Xanthomonas)種、例えば、キサントモナス・カンベストリス・ pv・オリザエ(Xanthomonas campestris pv. oryzae); シユードモナス(Pseudomonas)種、例えば、シユードモナス・シリンガエ・pv ・ラクリマンス(Pseudomonas syringae pv. lachrymans); エルウイニア(Erwinia)種、例えば、エルウイニア・アミロボラ(Erwinia amylov
ora); ピチウム(Pythium)種、例えば、ピチウム・ウルチムム(Pythium ultimum); フィトフトラ(Phytophthora)種、例えば、フィトフトラ・インフエスタンス(Phy
tophthora infestans); シユードペロノスポラ(Pseudoperonospora)種、例えば、シユードペロノスポラ ・フムリ(Pseudoperonospora humuli)またはシユードペロノスポラ・クベンシス
(Pseudoperonospora cubensis); プラズモパラ(Plasmopara)種、例えば、プラズモパラ・ビチコーラ(Plasmopara
viticola); ブレミア(Bremia)種、例えば、ブレミア・ラクツカエ(Bremia lactucae); ペレノスポラ(Peronospora)種、例えば、ペレノスポラ・ピシ(Peronospora pisi
)またはP.ブラシカエ(P.brassicae); エリシフェ(Erysiphe)種、例えば、エリシフェ・グラミニス(Erysiphe graminis
); スファエロテカ(Sphaerotheca)種、例えば、スファエロテカ・フリギネア(Sphae
rotheca fuliginea); ポドスファエラ(Podosphaera)種、例えば、ポドスファエラ・ロイコトリチャ(Po
dosphaera leucotricha); ベンチュリア(Venturia)種、例えば、ベンチュリア・イナエクアリス(Venturia
inaequalis); ピレノフォラ(Pyrenophora)種、例えば、ピレノフォラ・テレス(Pyrenophora te
res)またはP.グラミネア(P.graminea);(分生子型:ドレクスレラ(Drechslera
)、異名:ヘルミントスポリウム(Helminthosporium)); コクリオボルス(Cochliobolus)種、例えば、コクリオボルス・サチブス(Cochlio
bolus sativus)、(分生子型:ドレクスレラ(Drechslera)、異名:ヘルミントス ポリウム(Helminthosporium)); ウロミセス(Uromyces)種、例えば、ウロミセス・アペンジクラトウス(Uromyces
appendiculatus); プクシニア(Puccinia)種、例えば、プクシニア・レコンジタ(Pucinia recondita
); スクレロチニア(Sclerotinia)種、例えば、スクレロチニア・スクレロチオルム(
Sclerotinia sclerotiorum); チルレチア(Tilletia)種、例えば、チルレチア・カリエス(Tilletia caries); ウスチラゴ(Ustilago)種、例えば、ウスチラゴ・ヌーダ(Ustilago nuda)または ウスチラゴ・アベナエ(Ustilago avenae); ペルリクラリア(Pellicularia)種、例えば、ペルリクラリア・ササキイ (Pellic
ularia sasakii); ピリクラリア(Pyricularia)種、例えば、ピリクラリア・オリザエ(Pyricularia
oryzae); フサリウム(Fusarium)種、例えば、フサリウム・クルモルム(Fusarium culmorum
); ボトリチス(Botrytis)種、例えば、ボトリチス・シネレア(Botrytis cinerea); セプトリア(Septoria)種、例えば、セプトリア・ノドルム(Septoria nodorum); レプトスフアエリア(Leptosphaeria)種、例えば、レプトスフアエリア・ノドル ム(Leptosphaeria nodorum); セルコスポラ(Cercospora)種、例えば、セルコスポラ・カネスセンス(Cercospor
a canescens); アルテルナリア(Alternaria)種、例えば、アルテルナリア・ブラシカエ(Alterna
ria brassicae);および シュードセルコスポレルラ(Pseudocercosporella)種、例えば、シュードセルコ スポレルラ・ヘルポトリコイデス(Pseudocercosporella herpotrichoides)。
【0243】 活性化合物が植物の病気を抑制するために必要な濃度において植物による耐性
が良いという事実により、植物の空中部分、繁殖株および種子、並びに土壌の処
理が可能になる。
【0244】 本発明に従う活性化合物は特にイネ中のピリクラリア・オリザエ(Pyricularia Oryzae)を抑制するため並びに穀類の病気、例えばプクシニア(Puccinia)、エリ
シフェ(Erysiphe)およびフサリウム(Fusarium)種、を抑制するために使用するこ
とができる。さらに、本発明に従う化合物はベンチュリア(Venturia)、ポドスフ
ァエラ(Podosphaera)およびスファエロテカ(Sphaerotheca)に対しても非常に成 功裡に使用することができる。それらは非常に良好なインビトロ活性も有する。
【0245】 さらに、本発明に従う活性化合物は作物の収率を増加させるために使用するこ
ともできる。それらは低い毒性も有しそして植物による耐性が良い。
【0246】 材料の保護では、本発明に従う化合物は工業材料を望ましくない微生物による
感染および破壊に対して保護するために使用できる。
【0247】 本発明の概念における工業材料とは、工業における使用のために製造された非
−生物材料を意味すると理解すべきである。例えば、本発明に従う活性化合物に
より微生物による変化または破壊から保護しようとする工業材料は接着剤、サイ
ズ剤、紙および厚紙、布、皮革、木材、塗料およびプラスチック製品、冷却潤滑
剤、並びに微生物が感染または破壊しうる他の材料である。微生物の増殖により
悪影響を受けるかもしれない例えば冷却水循環器の如き製造プラントの部品も保
護しようとする材料の範囲内で挙げられる。本発明の範囲内で挙げられる工業材
料は好ましくは、接着剤、サイズ剤、紙および厚紙、皮革、木材、塗料、冷却潤
滑剤および熱転移液体である。
【0248】 工業材料を劣化または変化させうる微生物として挙げられるものは、例えば、
細菌、菌・カビ類、酵母、藻および粘液有機体である。本発明に従う活性化合物
は好ましくは菌・カビ類、特にカビ類、木を変色させるおよび木を破壊するカビ
類(担子菌類)、に対して並びに粘液有機体および藻に対して活性である。
【0249】 下記の属の微生物が例として挙げられる: アルテルナリア(Alternaria)、例えばアルテルナリア・テヌイス(Alternaria te
nuis)、 アスペルギルス(Aspergillus)、例えばアルペルギルス・ニガー(Aspergillus ni
ger)、 チャエトミウム(Chaetomium)、例えばチャエトミウム・グロボスム(Chaetomium
globosum)、 コニオフォラ(Coniophora)、例えばコニオフォラ・プエタナ(Coniophora puetan
a)、 レンチヌス(Lentinus)、例えばレンチヌス・チグリヌス(Lentinus tigrinus)、 ペニシリウム(Penicillium)、例えばペニシリウム・グラウクム(Penicillium gl
aucum)、 ポリポルス(Polyporus)、例えばポリポルス・ベルシカラー(Polyporus versicol
or) オーレオバシジウム(Aureobasidium)、例えばオーレオバシジウム・プルランス(
Aureobasidium pullulans)、 スクレロフォマ(Sclerophoma)、例えばスクレロフォマ・ピチオフィラ(Scleroph
oma pityophila)、 トリコデルマ(Trichoderma)、例えばトリコデルマ・ビリデ(Trichoderma viride
)、 エシェリキア(Escherichia)、例えば大腸菌(Escherichia coli) シュードモナス(Pseudomonas)、例えば緑膿菌(Pseudomonas Aeruginosa)、およ び スタフィコッカス(Staphylococcus)、例えば黄色葡萄球菌(Staphylococcus aure
us)。
【0250】 それらの特別な物理的および/または化学的性質により、活性化合物を一般的
な調合物、例えば、液剤、乳剤、懸濁剤、散剤、泡剤、塗布剤、顆粒剤、アエロ
ゾルおよび重合体物質中のマイクロカプセル並びに種子用のコーテイング組成物
並びにULV冷および温噴霧調合物に変えることができる。
【0251】 これらの調合物は既知の方法で、例えば活性化合物を延展剤、すなわち液体溶
媒、圧力下で液化した気体および/または固体の担体と、場合により界面活性剤
、すなわち乳化剤および/または分散剤、および/または発泡剤を使用して、混
合することにより製造される。延展剤としての水の使用の場合には、例えば補助
溶媒として有機溶媒を用いることもできる。下記のものが液体溶媒として主に適
する:芳香族、例えばキシレン、トルエンもしくはアルキルナフタレン類、塩素
化された芳香族または塩素化された脂肪族炭化水素類、例えばクロロベンゼン類
、クロロエチレン類もしくは塩化メチレン、脂肪族炭化水素類、例えばシクロヘ
キサン、またはパラフイン類、例えば石油画分、アルコール類、例えばブタノー
ルもしくはグリコール並びにそれらのエーテル類およびエステル類、ケトン類、
例えばアセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトンもしくはシクロ
ヘキサノン、強い有極性溶媒、例えばジメチルホルムアミドもしくはジメチルス
ルホキシド、または水。液化した気体延展剤または担体とは標準温度および大気
圧において気体状である液体、例えばアエロゾル噴射剤、例えばハロゲン化され
た炭化水素類、またはブタン、プロパン、窒素および二酸化炭素、を意味すると
理解すべきである。適する固体の担体は、例えば粉砕した天然鉱物、例えばカオ
リン、クレイ、タルク、チヨーク、石英、アタパルジヤイト、モンモリロナイト
、または珪藻土、並びに粉砕した合成鉱物、例えば高分散性シリカ、アルミナお
よびシリケートである。顆粒剤に適する固体の担体は、例えば粉砕し且つ分別し
た天然岩石、例えば方解石、大理石、軽石、海泡石および白雲石、または無機お
よび有機ひきわりの合成顆粒および有機物質の顆粒、例えばおがくず、やしがら
、トウモロコシ穂軸およびタバコ茎である。適する乳化剤および/または発泡剤
は、例えば、非イオン性およびアニオン性乳化剤、例えばポリオキシエチレン脂
肪酸エステル類、ポリオキシエチレン脂肪アルコールエーテル類、例えばアルキ
ルアリールポリグリコールエーテル類、アルキルスルホネート類、アルキルスル
フエート類、アリールスルホネート類、または蛋白質加水分解生成物である。適
する分散剤は例えばリグニンスルフアイト廃液およびメチルセルロースである。
【0252】 接着剤、例えばカルボキシメチルセルロース、並びに粉状、顆粒状またはラテ
ツクス状の天然および合成重合体、例えばアラビアゴム、ポリビニルアルコール
およびポリ酢酸ビニル、または天然燐脂質、例えばセフアリン類およびレシチン
類、並びに合成燐脂質を調合物中で使用することができる。他の添加剤は鉱油お
よび植物油でありうる。
【0253】 着色剤、例えば無機顔料、例えば酸化鉄、酸化チタンおよびプルシアンブルー
、並びに有機染料、例えばアリザリン染料、アゾ染料および金属フタロシアニン
染料、並びに微量の栄養剤、例えば鉄、マンガン、ホウ素、銅、コバルト、モリ
ブテンおよび亜鉛の塩、を使用することが可能である。
【0254】 調合物は一般的には0.1〜95重量%の間の、好ましくは0.5〜90%の間
の、活性化合物を含んでなる。
【0255】 本発明に従う活性化合物はそのままで、或いは、例えば、活性範囲を拡大する
かまたは耐性の増加を防止するために既知の殺菌・殺カビ剤、殺細菌剤、殺ダニ
剤、殺線虫剤または殺昆虫剤と適切に混合したそれらの調合物の中で使用するこ
とができる。多くの場合、相乗効果が得られ、すなわち、混合物の活性は個別成
分の活性を越える。
【0256】 混合物中の共成分の例は下記の化合物である。 殺菌・殺カビ剤: アルジモルフ(aldimorph)、アンプロピルフォス(ampropylfos)、アンプロピルフ
ォスカリウム(ampropylfos potassium)、アンドプリム(andoprim)、アニラジン(
anilazine)、アザコナゾール(azaconazole)、アゾキシストロビン(azoxystrobin
)、 ベナラキシル(benalaxyl)、ベノダニル(benodanil)、ベノミル(benomyl)、ベン ザマクリル(benzamacril)、ベンザマクリル−イソブチル(benzamacryl-isobutyl
)、ビアラフォス(bialaphos)、ビナパクリル(binapacryl) 、ビフェニル、ビテ ルタノール(bitertanol)、ブラスチシジン−S(blasticidin-S)、ブロムコナゾ ール(bromuconazole)、ブピリメート(bupirimate)、ブチオベート(buthiobate) 、 多硫化カルシウム、カプシマイシン(capsimycin)、カプタフォル(captafol)、カ
プタン(captan) 、カルベンダジム(carbendazim)、カルボキシン(carboxin)、カ
ルボン(carvon)、キノメチオネート(quinomethionate)、クロベンチアゾン(chlo
benthiazone)、クロルフェナゾール(chlorfenazole)、クロロネブ(chloroneb)、
クロロピクリン(chloropicrin)、クロロタロニル(chlorothalonil)、クロゾリネ
ート(chlozolinate)、クロジラコン(clozylacon)、クフラネブ(cufraneb)、シモ
キサニル(cymoxanil)、シプロコナゾール(cyproconazole)、シプロジニル(cypro
dinil)、シプロフラム(cyprofuram)、 デバカルブ(debacarb)、ジクロロフェン(dichlorophen)、ジクロブトラゾール(d
iclobutrazole)、ジクロフルアニド(diclofluanid) 、ジクロメジン(diclomezin
e)、ジクロラン(dichloran)、ジエトフェンカルブ(diethofencarb)、ジフェノコ
ナゾール(difenoconazole) ジメシリモル(dimethirimol)、ジメトモルフ(dimet
homorph)、ジニコナゾール(diniconazole)、ジニコナゾール−M(diniconazole-
M)、ジノキャップ(dinocap)、ジフェニルアミン、ジピリチオン(dipyrithion)、
ジタリンフォス(ditalimfos)、ジチアノン(dithianon)、ドデモルフ(dodemorph)
、ドジン(dodine)、ドラゾキソロン(drazoxolon)、 エジフェンフォス(edifenphos)、エポキシコナゾール(epoxyconazole)、エタコ ナゾール(etaconazole)、エシリモル(ethirimol)、エトリジアゾール(etridiazo
le)、 ファモキサドン(famoxadon)、フェナパニル(fenapanil)、フェナリモル(fenarim
ol)、フェンブコナゾール(fenbuconazole)、フェンフラム(fenfuram)、フェニト
ロパン(fenitropan)、フェンピクロニル(fenpiclonil)、フェンプロピジン(fenp
ropidin)、フェンプロピモルフ(fenpropimorph)、フェンチンアセテート(fentin acetate)、フェンチンヒドロキシド(fentin hydroxide)、フェルバム(ferbam) 、フェリムゾン(ferimzone)、フルアジラム(fluazinam)、フルメトバー(flumeto
ver)、フルロミド(fluromide)、フルキンコナゾール(fluquinconazole)、フルル
プリミドール(flurprimidol)、フルシラゾール(flusilazole)、フルスルファミ ド(flusulfamide)、フルトラニル(flutolanil) 、フルトリアフォル(flutriafol
)、フォルペット(folpet)、フォセチル−アルミニウム(fosetyl-aluminum)、フ ォセチル−ナトリウム(fosetyl-sodium)、フタリド(fthalide)、フベリダゾール
(fuberidazole)、フララキシル(furalaxyl)、フラメトピル(furametpyr)、フル カルボニル(furcarbonil)、フルコナゾール(furconazole)、フルコナゾール−シ
ス(furconazole-cis)、フルメシクロックス(furmecyclox)、 グアザチン(guazatine)、 ヘキサクロロベンゼン、ヘキサコナゾール(hexaconazole)、ヒメキサゾール(hym
exazole)、 イマザリル(imazalil)、イミベンコナゾール(imibenconazole) 、イミノクタジ ン(iminoctadine)、イミノクタジン・アルベシレート(iminoctadine albesilate
)、イミノオクタジエン・トリアセテート(iminoctadine triacetate)、ヨードカ
ルブ(iodocarb)、イプコナゾール(ipconazole)、イプロベンフォス(iprobenfos)
(IBP)、イプロジオン(iprodione)、イルママイシン(irumamycin)、イソプ ロチオラン(isoprothiolane)、イソバレヂオン(isovaledione)、 カスガマイシン(kasugamycin)、レソキシム−メチル(kresoxim-methyl)、銅調合
物、例えば水酸化銅、ナフテン酸銅、オキシ塩化銅、硫酸銅、酸化銅、オキシン
−銅およびボルドー(Bordeaux)混合物、 マンコッパー(mancopper)、マンコゼブ(mancozeb)、マネブ(maneb)、メフェリム
ゾン(meferimzone)、メパニピリム(mepanipyrim)、メプロニル(mepronil)、メタ
ラキシル(metalaxyl)、メトコナゾール(metconazole)、メタスルフォカルブ(met
hasulfocarb)、メスフロキサム(methfuroxam)、メチラム(metiram)、メトメクラ
ム(metomeclam)、メトスルフォバックス(metsulfovax)、ミルジオマイシン(mild
iomycin)、ミクロブタニル(myclobutanil)、ミクロゾリン(myclozolin)、 ジメチルジチオカルバミン酸ニッケル、ニトロタル−イソプロピル(nitrothal-i
sopropyl)、ヌアリモル(nuarimol)、 オフレース(ofurace)、オキサジイル(oxadiyl)、オキサモカルブ(oxamocarb)、 オキソリン酸(oxolinic acid)、オキシカルボキシム(oxycarboxim)、オキシフェ
ンチイン(oxyfenthiin)、 パクロブトラゾール(paclobutrazole)、ペフラゾエート(pefurazoate)、ペンコ ナゾール(penconazole)、ペンシクロン(pencycuron)、フォスジフェン(phosdiph
en)、ピマリシン(pimaricin)、ピペラリン(piperalin)、ポリオキシン(polyoxin
)、ポリオキソリム(polyoxorim)、プロベナゾール(probenazole) 、プロクロラ ズ(prochloraz) 、プロシミドン(procymidone)、プロパモカルブ(propamocarb) 、プロパノシン−ナトリウム(propanosine-sodium)、プロピコナゾール(propico
nazole)、プロピネブ(propineb)、ピラゾフォス(pyrazophos)、ピリフェノック ス(pyrifenox)、ピリメタニル(pyrimethanil)、ピロキロン(pyroquilon)、ピロ キシフル(pyroxyfur)、 キンコナゾール(quinconazole)、キントゼン(quintozene)(PCNB)、 硫黄および硫黄調合物、 テブコナゾール(tebuconazole)、テクロフタラム(tecloftalam)、テクナゼン(te
cnazene)、テトシクラシス(tetcyclasis)、テトラコナゾール(tetraconazole)、
チアベンダゾール(thiabendazole)、チシオフェン(thicyofen)、チフルザミデス
(thifluzamides)、チオファネート−メチル(thiophanate-methyl)、チラム(thir
am)、チオキシミド(tioxymid)、トルクロフォス−メチル(tolclofos-methyl)、 トリルフルアニド(tolylfluanid)、トリアジメフォン(triadimefon)、トリアジ メノール(triadimenol)、トリアズブチル(triazbutil)、トリアゾキシド(triazo
xide)、トリクラミド(trichlamide)、トリシクラゾール(tricyclazole)、トリデ
モルフ(tridemorph)、トリフルミゾール(triflumizole)、トリフォリン(trifori
n)、トリチコナゾール(triticonazole) 、 ユニコナゾール(uniconazole)、 バリダマイシンA(validamycin A)、ビンクロゾリン(vinclozolin)、ビニコナゾ
ール(viniconazole)、 ザリラミド(zarilamide)、ジネブ(zineb)、ジラム(ziram)並びに ダッガーG(Dagger G)、 OK−8705、 OK−8801、 α−(1,1−ジメチルエチル)−β−(2−フェノキシエチル)−1H−1,2,4 −トリアゾール−1−エタノール、 α−(2,4−ジクロロフェニル)−β−フルオロ−b−プロピル−1H−1,2, 4−トリアゾール−1−エタノール、 α−(2,4−ジクロロフェニル)−β−メトキシ−a−メチル−1H−1,2,4 −トリアゾール−1−エタノール、 α−(5−メチル−1,3−ジオキサン−5−イル)−β−[[4−(トリフルオロメ
チル)−フェニル]−メチレン]−1H−1,2,4−トリアゾール−1−エタノー ル、 (5RS,6RS)−6−ヒドロキシ−2,2,7,7−テトラメチル−5−(1H− 1,2,4−トリアゾール−1−イル)−3−オクタノン、 (E)−a−(メトキシイミノ)−N−メチル−2−フェノキシ−フェニルアセトア
ミド、 {2−メチル−1−[[[1−(4−メチルフェニル)−エチル]−アミノ]−カルボニ
ル]−プロピル}−カルバミン酸イソプロピル、 1−(2,4−ジクロロフェニル)−2−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イ
ル)−エタノン−O−(フェニルメチル)−オキシム、 1−(2−メチル−1−ナフタレニル)−1H−ピロール−2,5−ジオン、 1−(3,5−ジクロロフェニル)−3−(2−プロペニル)−2,5−ピロリジンジ
オン、 1−[(ジヨードメチル)−スルホニル]−4−メチル−ベンゼン、 1−[[2−(2,4−ジクロロフェニル)−1,3−ジオキソラン−2−イル]−メ チル]−1H−イミダゾール、 1−[[2−(4−クロロフェニル)−3−フェニルオキシラニル]−メチル]−1H
−1,2,4−トリアゾール、 1−[1−[2−[(2,4−ジクロロフェニル)−メトキシ]−フェニル]−エテニル
]−1H−イミダゾール、 1−メチル−5−ノニル−2−(フェニルメチル)−3−ピロリジノール、 2′,6′−ジブロモ−2−メチル−4′−トリフルオロメトキシ−4′−トリ フルオロ−メチル−1,3−チアゾール−5−カルボキシアニリド、 2,2−ジクロロ−N−[1−(4−クロロフェニル)−エチル]−1−エチル−3 −メチル−シクロプロパンカルボキサミド、 2,6−ジクロロ−5−(メチルチオ)−4−ピリミジニル−チオシアナート、 2,6−ジクロロ−N−(4−トリフルオロメチルベンジル)−ベンズアミド、 2,6−ジクロロ−N−[[4−(トリフルオロメチル)−フェニル]−メチル]−ベ ンズアミド、 2−(2,3,3−トリヨード−2−プロペニル)−2H−テトラゾール、 2−[(1−メチルエチル)スルホニル]−5−(トリクロロメチル)−1,3,4−チ
アジアゾール、 2−[[6−デオキシ−4−O−(4−O−メチル−β−D−グリコピラノシル)−
a−D−グルコピラノシル]−アミノ]−4−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−d
]ピリミジン−5−カルボニトリル、 2−アミノブタン、 2−ブロモ−2−(ブロモメチル)−ペンタンジニトリル、 2−クロロ−N−(2,3−ジヒドロ−1,1,3−トリメチル−1H−インデン−
4−イル)−3−ピリジンカルボキサミド、 2−クロロ−N−(2,6−ジメチルフェニル)−N−(イソチオシアナトメチル) −アセトアミド、 2−フェニルフェノール(OPP)、 3,4−ジクロロ−1−[4−(ジフルオロメトキシ)−フェニル]−1H−ピロー ル−2,5−ジオン、 3,5−ジクロロ−N−[シアノ−[(1−メチル−2−プロピニル)−オキシ]−メ
チル]−ベンズアミド、 3−(1,1−ジメチルプロピル−1−オキソ−1H−インデン−2−カルボニト
リル、 3−[2−(4−クロロフェニル)−5−エトキシ−3−イソキサゾリジニル]−ピ
リジン、 4−クロロ−2−シアノ−N,N−ジメチル−5−(4−メチルフェニル)−1H −イミダゾール−1−スルホンアミド、 4−メチル−テトラゾロ[1,5−a]キナゾリン−5(4H)−オン、 8−(1,1−ジメチルエチル)−N−エチル−N−プロピル−1,4−ジオキサス
ピロ[4,5]デカン−2−メタナミン、 硫酸8−ヒドロキシキノリン、 9H−キサンテン−2−[(フェニルアミノ)−カルボニル]−9−カルボン酸ヒド
ラジド、 ビス−(1−メチルエチル)−3−メチル−4−[(3−メチルベンゾイル)オキシ]
−2,5−チオフェンジカルボキシレート、 シス−1−(4−クロロフェニル)−2−(1H−1,2,4−トリアゾール−1− イル)−シクロヘプタノール、 シス−4−[3−[4−(1,1−ジメチルプロピル)−フェニル−2−メチルプロ ピル]−2,6−ジメチル−モルホリン塩酸塩、 [(4−クロロフェニル)−アゾ]−シアノ酢酸エチル、 炭酸水素カリウム、 メタンテトラチオールナトリウム塩、 1−(2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチル−1H−インデン−1−イル)−1H−
イミダゾール−5−カルボン酸メチル、 N−(2,6−ジメチルフェニル)−N−(5−イソキサゾリルカルボニル)−DL −アラニン酸メチル、 N−(クロロアセチル)−N−(2,6−ジメチルフェニル)−DL−アラニン酸メ チル、 N−(2,3−ジクロロ−4−ヒドロキシフェニル)−1−メチル−シクロヘキサ ンカルボキサミド、 N−(2,6−ジメチルフェニル)−2−メトキシ−N−(テトラヒドロ−2−オキ
ソ−3−フラニル)−アセトアミド、 N−(2,6−ジメチルフェニル)−2−メトキシ−N−(テトラヒドロ−2−オキ
ソ−3−チエニル)−アセトアミド、 N−(2−クロロ−4−ニトロフェニル)−4−メチル−3−ニトロ−ベンゼンス
ルホンアミド、 N−(4−シクロヘキシルフェニル)−1,4,5,6−テトラヒドロ−2−ピリミ ジンアミン、 N−(4−ヘキシルフェニル)−1,4,5,6−テトラヒドロ−2−ピリミジンア ミン、 N−(5−クロロ−2−メチルフェニル)−2−メトキシ−N−(2−オキソ−3 −オキサゾリジニル)−アセトアミド、 N−(6−メトキシ)−3−ピリジニル)−シクロプロパンカルボキサミド、 N−[2,2,2−トリクロロ−1−[(クロロアセチル)−アミノ]−エチル]−ベン
ズアミド、 N−[3−クロロ−4,5−ビス(2−プロピニルオキシ)−フェニル]−N′−メ トキシ−メタネミドアミド、 N−ホルミル−N−ヒドロキシ−DL−アラニン−ナトリウム塩、 [2−(ジプロピルアミノ)−2−オキソエチル]−エチルホスホルアミドチオン酸
O,O−ジエチル、 フェニルプロピルホスホルアミドチオン酸S−フェニルO−メチル、 1,2,3−ベンゾチアジアゾール−7−カルボチオン酸S−メチル、 スピロ[2H]−1−ベンゾピラン−2,1′(3′H)−イソベンゾフラン]−3′
−オン。 殺細菌剤: ブロノポル(bronopol) 、ジクロロフェン(dichlorophen)、ニトラピリン(nitrap
yrin)、ジメチルジチオカルバミン酸ニッケル、カスガマイシン(kasugamycin)、
オクチリノン(octhilinone)、フランカルボン酸、オキシテトラシクリン(oxytet
racyclin)、プロベナゾール(probenazole) 、ストレプトマイシン(streptomycin
)、テクロフ−タラム(teclof-talam)、硫酸銅および他の銅調合物。 殺昆虫剤/殺ダニ剤/殺線虫剤: アバメクチン(abamectin)、アセフェート(acephate)、アクリナスリン(acrinath
rin)、アラニカルブ(alanycarb)、アルジカルブ(aldicarb)、アルファメスリン(
alphamethrin)、アミトラズ(amitraz)、アベルメクチン(avermectin)、AZ60
541、アザジラクチン(azadirachtin)、アジンフォスA(azinphos A)、アジン
フォスM(azinphoos M) 、アゾシクロチン(azocyclotin)、 バシルス・スリンギエンシス(Bacillus thuringiensis)、4−ブロモ−2−(4 −クロロフェニル)−1−(エトキシメチル)−5−(トリフルオロメチル)−1H −ピロール−3−カルボニトリル、ベンジオカルブ(bendiocarb)、ベンフラカル
ブ(benfuracarb)、ベンスルタップ(bensultap)、ベータシフルスリン(betacyflu
thrin)、ビフェンスリン(bifenthrin)、BPMC、ブロフェンプロックス(brofen
prox)、ブロモフォスA(bromophos A)、ブフェンカルブ(bufencarb)、ブプロフ ェジン(buprofezin)、ブトカルボキシン(butocarboxin)、ブチルピリダベン(but
ylpyridaben)、 カジュサフォス(cadusafos)、カルバリール(carbaryl)、カルボフラン(carbofur
an)、カルボフェノチオン(carbophenothion)、カルボスルファン(carbosulfan) 、カルタップ(cartap)、クロエトカルブ(chloethocarb)、クロルエトキシフォス
(chlorethoxyfos)、クロルフェナピル(chlorfenapyr)、クロルフェンビンフォス
(chlorfenvinphos)、クロルフルアズロン(chlorfluazuron)、クロルメフォス(ch
lormephos)、N−[(6−クロロ−3−ピリジニル)−メチル]−N′−シアノ−N
−メチル−エタンイミドアミド類、クロルピリフォス(chlorpyrifos)、クロルピ
リフォスM(chlorpyrifos M)、シス−レスメスリン(cis-resmethrin)、クロシス
リン(clocythrin)、クロフェンテジン(clofentezine)、シアノフォス(cyanophos
)、シクロプロスリン(cycloprothrin)、シフルスリン(cyfluthrin)、シハロスリ
ン(cyhalothrin)、シヘキサチン(cyhexatin)、シペルメスリン(cypermethrin)、
シロマジン(cyromazine)、 デルタメスリン(deltamethrin)、デメトンM(demeton M)、デメトンS(demeton
S)、デメトンS−メチル(demeton S-methyl)、ジアフェンチウロン(diafenthiur
on)、ジアジノン(diazinon)、ジクロフェンチオン(dichlofenthion)、ジクロル ボス(dichlorvos) 、ジクリフォス(dicliphos)、ジクロトフォス(dicrotophos) 、ジエチオン(diethion)、ジフルベンズロン(diflubenzuron)、ジメトエート(di
methoate)、ジメチルビンフォス(dimethylvinphos)、ジオキサチオン(dioxathio
n)、ジスルフォトン(disulfoton)、 エジフェンフォス(edifenphos)、エマメクチン(emamectin)、エスフェンバレレ ート(esfenvalerate)、エチオフェンカルブ(ethiofencarb)、エチオン(ethion) 、エトフェンプロックス(etofenprox)、エトプロフォス(ethoprophos)、エトリ ンフォス(etrimphos)、 フェナミフォス(fenamiphos)、フェナザキン(fenazaquin)、フェンブタチンオキ
シド(fenbutatin oxide)、フェニトロチオン(fenitrothion)、フェノブカルブ(f
enobucarb)、フェノチオカルブ(fenothiocalb)、フェノキシカルブ(fenoxycarb)
、フェンプロパスリン(fenpropathrin)、フェンピラド(fenpyrad)、フェンピロ キシメート(fenpyroximate) 、フェンチオン(fenthion)、フェンバレレート(fen
valerate)、フィプロニル(fipronil)、フルアジナム(fluazinam)、フルアズロン
(fluazuron)、フルシクロクスロン(flucycloxuron)、フルシスリネート(flucyth
rinate)、フルフェノクスロン(flufenoxuron)、フルフェンプロックス(flufenpr
ox)、フルバリネート(fluvalinate)、フォノフォス(fonofos)、フォルモチオン(
formothion)、フォスチアゼート(fosthiazate)、フブフェンプロックス(fubfenp
rox)、フラチオカルブ(furathiocarb)、 HCH、ヘプテノフォス(heptenophs)、ヘキサフルムロン(hexaflumuron)、ヘキ
シチアゾックス(hexythiazox)、 イミダクロプリド(imidacloprid)、イプロベンフォス(iprobenfos)、イサゾフォ
ス(isazofos)、イソフェンフォス(isofenphos)、イソプロカルブ(isoprocarb)、
イソキサチオン(isoxathion)、イベルメクチン(ivermectin)、 ラムダ−シハロスリン(lambda-cyhalothrin)、ルフェヌロン(lufenuron)、 マラチオン(malathion)、メカルバム(mecarbam)、メルビンフォス(mervinphos) 、メスルフェンフォス(mesulfenphos)、メタルデヒド(metaldehyde)、メタクリ フォス(methacrifos)、メタミドフォス(methamidophos)、メチダチオン(methida
thion)、メチオカルブ(methiocarb)、メトミル(methomyl)、メトルカルブ(metol
carb)、ミルベメクチン(milbemectin)、モノクロトフォス(monocrotophos)、メ キシデクチン(mexidectin)、 ナレド(naled)、NC184、ニテンピラム(nitenpyram)、 オメトエート(omethoate)、オキサミル(oxamyl)、オキシデメトンM(oxydemeton
M)、オキシデプロフォス(oxydeprofos)、 パラチオンA(parathion A)、パラチオンM(parathion M)、ペルメスリン(perme
thrin)、フェントエート(phenthoate)、フォレート(phorate)、フォサロン(phos
alone)、フォスメット(phosmet)、フォスファミドン(phosphamidon)、フォキシ ム(phoxim)、ピリミカルブ(pirimicarb)、ピリミフォスM(pirimiphos M)、ピリ
ミフォスA(pirimiphos A)、プロフェノフォス(profenofos)、プロメカルブ(pro
mecarb)、プロパフォス(propaphos)、プロポクサー(propoxur)、プロチオフォス
(prothiofos) 、プロトエート(prothoate)、ピメトロジン(pymetrozin)、ピラク
ロフォス(pyraclofos)、ピリダフェンチオン(pyridaphenthion)、ピレスメスリ ン(pyresmethrin)、ピレスルム(pyrethrum)、ピリダベン(pyridaben)、ピリミジ
フェン(pyrimidifen)、ピリプロキシフェン(pyriproxifen)、 キナルフォス(quinalphos)、 サリチオン(salithion)、セブフォス(sebufos)、シラフルオフェン(silafluofen
)、スルフォテップ(sulfotep)、スルプロフォス(sulprofos)、 テブフェノジド(tebufenozid)、テブフェンピラド(tebufenpyrad)、テブピリミ フォス(tebupirimiphos)、テフルベンズロン(teflubenzuron) 、テフルスリン(t
efluthrin)、テメフォス(temephos)、テルバム(terbam)、テルブフォス(terbufo
s)、テトラクロルビンフォス(tetrachlorvinphos)、チアフェノックス(thiafeno
x)、チオジカルブ(thiodicarb)、チオファノックス(thiofanox)、チオメトン(th
iomethon)、チオナジン(thionazin)、スリンギエンシン(thuringiensin)、トラ ロメスリン(tralomethrin)、トリアラテン(triarathen)、トリアゾフォス(triaz
ophos)、トリアズロン(triazuron)、トリクロルフォン(trichlorfon)、トリフル
ムロン(triflumuron)、トリメタカルブ(tromethacarb)、 バミドチオン(vamidothion)、XMC、キシリルカルブ(xylylcarb)、ゼタメスリ
ン(zetamethrin)。
【0257】 他の既知の活性化合物、例えば除草剤、肥料および成長促進物質と混合するこ
とも可能である。
【0258】 活性化合物はそのままでまたはそれらの市販の調合物の形態もしくはそれらか
ら製造された使用形態、例えば調整済み液剤、懸濁剤、水和剤、ペースト、可溶
性粉末、粉剤および顆粒剤、で使用することができる。それらは一般的な方法で
、例えば注ぎ、噴霧、散布、延展、粉剤散布、発泡、ハケ塗りなどにより、使用
される。活性化合物を超−低容量法により適用することまたは活性化合物調合物
もしくは活性化合物自身を土壌の中に注入することも可能である。植物の種子を
処理することもできる。
【0259】 本発明に従う活性化合物を殺菌・殺カビ剤として使用する時には、適用割合は
適用のタイプにより、かなり広い範囲内で変えることができる。植物部分の処理
では、活性化合物の適用割合は0.1〜10,000g/haの間、好ましくは1
0〜1000g/haの間、である。種子の処理では、活性化合物の適用割合は
一般的には1キログラムの種子当たり0.001〜50gの間、好ましくは1キ ログラムの種子当たり0.01〜10gの間、である。土壌の処理では、活性化 合物の適用割合は一般的には0.1〜10,000g/haの間、好ましくは1〜
5000g/haの間、である。
【0260】 工業材料を保護するために使用される組成物は一般的には1〜95重量%、好
ましくは10〜75重量%、の量の活性化合物を含んでなる。
【0261】 本発明に従う活性化合物の使用濃度は抑制しようとする微生物の種類および発
生状況並びに保護しようとする材料の組成に依存する。最適な適用割合は一連の
試験により決めることができる。一般的には、使用濃度は、保護しようとする材
料を基にして、0.001〜5重量%、好ましくは0.05〜1.0重量%、の範 囲内である。
【0262】 適宜、他の抗微生物的に活性な化合物、殺菌・殺カビ剤、殺細菌剤、除草剤、
殺昆虫剤または活性範囲を増加させるかもしくは特定の効果、例えば昆虫に対す
る追加保護、を得るための他の活性化合物を加えることにより、材料の保護にお
いて本発明に従い使用される活性化合物およびそれらから製造しうる組成物、濃
厚物または非常に一般的には調合物の活性および活性範囲を増加させることがで
きる。これらの混合物は本発明に従う化合物より広い活性範囲を有するかもしれ
ない。
【0263】 本発明に従う活性化合物の製造および使用を以下の実施例により説明する。製造実施例 実施例1
【0264】
【化80】
【0265】 アルゴンの雰囲気下で且つ室温で撹拌しながら、3.45g(0.02モル)の
クロロチオ燐酸ジエチルの40mlの無水アセトニトリル中溶液を6.88g( 0.02モル)の2−(1−クロロ−シクロプロピル)−1−(2−クロロフェニル
)−3−(4,5−ジヒドロ−5−チオノ−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−
プロパン−2−オール、5.52g(0.04モル)の乾燥しそして粉砕した炭酸
カリウム、2、3滴のジアザビシクロオクタン(DABCO)および60mlの
無水アセトニトリルの混合物にゆっくり滴下する。添加が終了した後に、反応混
合物を室温でさらに16時間撹拌しそして次に減圧下で濃縮する。残った残渣を
100mlの水と共に撹拌しそして生じた混合物を各回とも75mlの塩化メチ
レンで3回抽出する。一緒にした有機相を硫酸ナトリウム上で乾燥しそして次に
減圧下で濃縮する。これが3.17gの生成物を与え、それはHPLC分析によ ると82%の2−(1−クロロ−シクロプロピル)−1−(2−クロロ−フェニル)
−3−[4,5−ジヒドロ−5−チオノ−4−(O,O−ジエチル−チオホスホニル
)−1,2,4−トリアゾール−1−イル]−プロパン−2−オールを含んでなる。
それ故、計算された収率は理論値の63.8%である。 NMRスペクトル(CDCl3、162MHz):31 Pδ=55.4ppm 以下の表13および14に示されている物質も上記の方法により製造される。
【0266】
【表71】
【0267】
【表72】
【0268】使用実施例 実施例A ポドスファエラ(Podosphaera)試験(リンゴ)/保護 溶媒: 47重量部のアセトン 乳化剤:3重量部のアルキルアリールポリグリコールエーテル 活性化合物の適当な調合物を製造するために、1重量部の活性化合物を上記量
の溶媒および乳化剤と混合し、そして濃厚物を水で希釈して希望する濃度にする
【0269】 保護活性を試験するために、若い植物に活性化合物の調合物を示された適用割
合で噴霧する。噴霧コーテイングが乾燥した後に、植物にリンゴのべと病を引き
起こす有機体であるポドスファエラ・ロイコトリチャ(Podosphaera leucotricha
)の水性胞子懸濁液を接種する。植物を次に約23℃および約70%の相対的大 気湿度の温室の中に入れる。
【0270】 接種後10日に評価を行う。0%は対照のものに相当する効果を意味し、10
0%の効果は感染が観察されないことを意味する。
【0271】 活性化合物、適用割合および試験結果を以下の表に示す。
【0272】
【表73】
【0273】
【表74】
【0274】実施例B スファエロテカ(Sphaerotheca)試験(キュウリ)/保護 溶媒: 47重量部のアセトン 乳化剤:3重量部のアルキルアリールポリグリコールエーテル 活性化合物の適当な調合物を製造するために、1重量部の活性化合物を上記量
の溶媒および乳化剤と混合し、そして濃厚物を水で希釈して希望する濃度にする
【0275】 保護活性を試験するために、若い植物に活性化合物の調合物を示された適用割
合で噴霧する。噴霧コーテイングが乾燥した後に、植物にスファエロテカ・フリ
ギネア(Sphaerotheca fuliginea)の水性胞子懸濁液を接種する。植物を次に約2
3℃および約70%の相対的大気湿度の温室の中に入れる。
【0276】 接種後10日に評価を行う。0%は対照のものに相当する効果を意味し、10
0%の効果は感染が観察されないことを意味する。
【0277】 活性化合物、適用割合および試験結果を以下の表に示す。
【0278】
【表75】
【0279】実施例C ベンチュリア(Venturia)試験(リンゴ)/保護 溶媒: 47重量部のアセトン 乳化剤:3重量部のアルキルアリールポリグリコールエーテル 活性化合物の適当な調合物を製造するために、1重量部の活性化合物を上記量
の溶媒および乳化剤と混合し、そして濃厚物を水で希釈して希望する濃度にする
【0280】 保護活性を試験するために、若い植物に活性化合物の調合物を示された適用割
合で噴霧する。噴霧コーテイングが乾燥した後に、植物にリンゴの痂皮病を引き
起こす有機体であるベンチュリア・イナエクアリス(Venturia inaequalis)の水 性分生子器懸濁液を接種し、そして次に約20℃および100%の相対的大気湿 度の培養室の中に一日保つ。
【0281】 植物を次に約21℃および約90%の相対的大気湿度の温室の中に入れる。
【0282】 接種後12日に評価を行う。0%は対照のものに相当する効果を意味し、10
0%の効果は感染が観察されないことを意味する。
【0283】 活性化合物、適用割合および試験結果を以下の表に示す。
【0284】
【表76】
【0285】
【表77】
【0286】実施例D エリシフェ(Erysiphe)試験(大麦)/治療 溶媒: 25重量部のN,N−ジメチルアセトアミド 乳化剤:0.6重量部のアルキルアリールポリグリコールエーテル 活性化合物の適当な調合物を製造するために、1重量部の活性化合物を上記量
の溶媒および乳化剤と混合し、そして濃厚物を水で希釈して希望する濃度にする
【0287】 治療活性を試験するために、若い植物にエリシフェ・グラミニス・f.sp.ホ
ルデイ(Erysiphe graminis f.sp. hordei)の胞子を散布する。接種から48時間
後に、植物に活性化合物の調合物を示された適用割合で噴霧する。
【0288】 植物を約20℃の温度および約80%の相対的大気湿度の温室中に入れて、べ
と病の水ぶくれ状いぼの成長を促進させる。
【0289】 接種後7日に評価を行う。0%は対照のものに相当する効果を意味し、100
%の効果は感染が観察されないことを意味する。
【0290】 活性化合物、適用割合および試験結果を以下の表に示す。
【0291】
【表78】
【0292】実施例E エリシフェ(Erysiphe)試験(大麦)/保護 溶媒: 25重量部のN,N−ジメチルアセトアミド 乳化剤:0.6重量部のアルキルアリールポリグリコールエーテル 活性化合物の適当な調合物を製造するために、1重量部の活性化合物を上記量
の溶媒および乳化剤と混合し、そして濃厚物を水で希釈して希望する濃度にする
【0293】 保護活性を試験するために、若い植物に活性化合物の調合物を示された適用割
合で噴霧する。
【0294】 噴霧コーテイングが乾燥した後に、植物にエリシフェ・グラミニス・f.sp.
ホルデイ(Erysiphe graminis f.sp. hordei)の胞子を散布する。
【0295】 植物を約20℃の温度および約80%の相対的大気湿度の温室中に入れて、べ
と病の水ぶくれ状いぼの成長を促進させる。
【0296】 接種後7日に評価を行う。0%は対照のものに相当する効果を意味し、100
%の効果は感染が観察されないことを意味する。
【0297】 活性化合物、適用割合および試験結果を以下の表に示す。
【0298】
【表79】
【0299】
【表80】
【0300】実施例F エリシフェ(Erysiphe)試験(小麦)/治療 溶媒: 25重量部のN,N−ジメチルアセトアミド 乳化剤:0.6重量部のアルキルアリールポリグリコールエーテル 活性化合物の適当な調合物を製造するために、1重量部の活性化合物を上記量
の溶媒および乳化剤と混合し、そして濃厚物を水で希釈して希望する濃度にする
【0301】 治療活性を試験するために、若い植物にエリシフェ・グラミニス・f.sp.ト
リチシ(Erysiphe graminis f.sp. tritici)の胞子を散布する。接種から48時 間後に、植物に活性化合物の調合物を示された適用割合で噴霧する。
【0302】 植物を約20℃の温度および約80%の相対的大気湿度の温室中に入れて、べ
と病の水ぶくれ状いぼの成長を促進させる。
【0303】 接種後7日に評価を行う。0%は対照のものに相当する効果を意味し、100
%の効果は感染が観察されないことを意味する。
【0304】 活性化合物、適用割合および試験結果を以下の表に示す。
【0305】
【表81】
【0306】実施例G エリシフェ(Erysiphe)試験(小麦)/保護 溶媒: 25重量部のN,N−ジメチルアセトアミド 乳化剤:0.6重量部のアルキルアリールポリグリコールエーテル 活性化合物の適当な調合物を製造するために、1重量部の活性化合物を上記量
の溶媒および乳化剤と混合し、そして濃厚物を水で希釈して希望する濃度にする
【0307】 保護活性を試験するために、若い植物に活性化合物の調合物を示された適用割
合で噴霧する。
【0308】 噴霧コーテイングが乾燥した後に、植物にエリシフェ・グラミニス・f.sp.
トリチシ(Erysiphe graminis f.sp. tritici)の胞子を散布する。
【0309】 植物を約20℃の温度および約80%の相対的大気湿度の温室中に入れて、べ
と病の水ぶくれ状いぼの成長を促進させる。
【0310】 接種後7日に評価を行う。0%は対照のものに相当する効果を意味し、100
%の効果は感染が観察されないことを意味する。
【0311】 活性化合物、適用割合および試験結果を以下の表に示す。
【0312】
【表82】
【0313】実施例H フサリウム・ニバレ(Fusarium nivale)(ニバレ変種)試験(小麦)/保護 溶媒: 25重量部のN,N−ジメチルアセトアミド 乳化剤:0.6重量部のアルキルアリールポリグリコールエーテル 活性化合物の適当な調合物を製造するために、1重量部の活性化合物を上記量
の溶媒および乳化剤と混合し、そして濃厚物を水で希釈して希望する濃度にする
【0314】 保護活性を試験するために、若い植物に活性化合物の調合物を示された適用割
合で噴霧する。噴霧コーテイングが乾燥した後に、植物にフサリウム・ニバレ(F
usarium nivale)(ニバレ変種)の分生子器懸濁液を噴霧する。
【0315】 植物を約15℃の温度および約100%の相対的大気湿度の温室の中で透明な
インキュベーションフード下に入れる。
【0316】 接種後4日に評価を行う。0%は対照のものに相当する効果を意味し、100
%の効果は感染が観察されないことを意味する。
【0317】 活性化合物、適用割合および試験結果を以下の表に示す。
【0318】
【表83】
【0319】実施例I プクシニア(Puccinia)試験(小麦)/治療 溶媒: 25重量部のN,N−ジメチルアセトアミド 乳化剤:0.6重量部のアルキルアリールポリグリコールエーテル 活性化合物の適当な調合物を製造するために、1重量部の活性化合物を上記量
の溶媒および乳化剤と混合し、そして濃厚物を水で希釈して希望する濃度にする
【0320】 治療活性を試験するために、若い植物にプクシニア・レコンジタ(Puccinia re
condita)の分生子器懸濁液を噴霧する。植物を20℃および100%相対大気湿
度のインキュベーション室の中に48時間保つ。植物に次に活性化合物の調合物
を示された割合で噴霧する。
【0321】 植物を約20℃の温度および約80%の相対的大気湿度の温室中に入れて、錆
病の水ぶくれ状いぼの成長を促進させる。
【0322】 接種後10日に評価を行う。0%は対照のものに相当する効果を意味し、10
0%の効果は感染が観察されないことを意味する。
【0323】 活性化合物、適用割合および試験結果を以下の表に示す。
【0324】
【表84】
【0325】
【表85】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GE,GH,GM,HR ,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP, KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,L V,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI, SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,U S,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 ヤウテラト,マンフレート ドイツ連邦共和国デー−51399ブルシヤイ ト・ミユラースバウム28 (72)発明者 シユテンツエル,クラウス ドイツ連邦共和国デー−40595デユツセル ドルフ・ゼーゼナーシユトラーセ17 (72)発明者 マウラー−マクニク,アストリート ドイツ連邦共和国デー−42799ライヒリン ゲン・ノイエンカンパーベーク46アー (72)発明者 ドウツツマン,シユテフアン ドイツ連邦共和国デー−40764ランゲンフ エルト・バイセンスタイン95 Fターム(参考) 4H011 AA01 BA01 BA05 BB17 BC05 BC06 BC19 DA16 DD03 DE15 DH03 4H050 AA01 AA02 AA03 AB02 AB03 WA15 WA27

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式 【化1】 [式中、 R1およびR2は互いに独立して各々がアルキル、ハロゲノアルキル、アルコキシ
    、アルコキシアルコキシ、ハロゲノアルコキシ、アルコキシアルキル、アルキル
    チオ、アルケニルチオ、アルキニルチオ、シクロアルキル、シクロアルキルチオ
    、場合により置換されていてもよいフェニル、アルキル部分中の炭素数が1〜4
    の場合により置換されていてもよいフェニルアルキル、場合により置換されてい
    てもよいフェノキシ、場合により置換されていてもよいフェニルチオ、アルコキ
    シ部分中の炭素数が1〜4の場合により置換されていてもよいフェニルアルコキ
    シ、場合により置換されていてもよいヘテロアリールを表すか、または式 【化2】 の基を表し、ここで R4は水素またはアルキルを表しそして R5はアルキル、アルキル部分中の炭素数が1〜4の場合により置換されていて もよいフェニルアルキルを表すかまたは場合により置換されていてもよいフェニ
    ルを表すか、或いは R4およびR5は一緒になって炭素数が4もしくは5のアルキレン連鎖を表すかま
    たは式−CH2−CH2−O−CH2−CH2−もしくは 【化3】 の基を表し、 ここで R6は水素または炭素数が1〜4のアルキルを表し、 R3は式 【化4】 の基を表し、ここで R7およびR8は同一もしくは相異なりそして各々が場合により置換されていても
    よいアルキル、場合により置換されていてもよいアルケニル、場合により置換さ
    れていてもよいシクロアルキル、場合により置換されていてもよいアラルキル、
    場合により置換されていてもよいアラルケニル、場合により置換されていてもよ
    いアロキシアルキル、場合により置換されていてもよいアリールまたは場合によ
    り置換されていてもよいヘテロアリールを表すか、 或いは R3は式 【化5】 の基を表し、ここで R9は炭素数が1〜4のアルキル、炭素数が1〜4でありそしてハロゲン数が1 〜5であるハロゲノアルキル、場合によりハロゲン−置換されていてもよい炭素
    数が3〜7のシクロアルキル、ナフチルを表すか、または場合によりハロゲン、
    ニトロ、フェニル、フェノキシ、炭素数が1〜4のアルキル、炭素数が1〜4の
    アルコキシ、炭素数が1〜4でありそしてハロゲン数が1〜5であるハロゲノア
    ルキル、炭素数が1〜4でありそしてハロゲン数が1〜5であるハロゲノアルコ
    キシおよび炭素数が1〜4でありそしてハロゲン数が1〜5であるハロゲノアル
    キルチオよりなる群からの同一もしくは相異なる置換基により一−ないし三置換
    されていてもよいフェニルを表し、そして R10は場合によりハロゲン、炭素数が1〜4のアルキル、炭素数が1〜4のアル
    コキシ、炭素数が1〜4でありそしてハロゲン数が1〜5であるハロゲノアルキ
    ル、炭素数が1〜4でありそしてハロゲン数が1〜5であるハロゲノアルコキシ
    および炭素数が1〜4でありそしてハロゲン数が1〜5であるハロゲノアルキル
    チオよりなる群からの同一もしくは相異なる置換基により一−ないし三置換され
    ていてもよいフェニルを表すか、或いは R3は式 【化6】 の基を表し、ここで R11およびR12は互いに独立して各々が水素または炭素数が1〜6のアルキルを
    表し、 X1はハロゲン、炭素数が1〜5のアルキル、炭素数が1〜4のアルコキシ、フ ェニル、フェノキシ、炭素数が1〜4でありそしてハロゲン数が1〜5であるハ
    ロゲノアルキル、炭素数が1〜4でありそしてハロゲン数が1〜5であるハロゲ
    ノアルコキシを表すかまたは炭素数が1〜4でありそしてハロゲン数が1〜5で
    あるハロゲノアルキルチオを表し、そして mは数0、1または2を表すか、 或いは R3は式 【化7】 の基を表し、ここで R13およびR14は互いに独立して各々が水素または炭素数が1〜6のアルキルを
    表し、 X2はハロゲン、シアノ、ニトロ、炭素数が1〜4のアルキル、炭素数が1〜4 のアルコキシ、炭素数が1〜4でありそしてハロゲン数が1〜5であるハロゲノ
    アルキル、炭素数が1〜4でありそしてハロゲン数が1〜5であるハロゲノアル
    コキシまたはフェニルを表し、 nは数0、1または2を表しそして pは数0、1または2を表すか、或いは R3は式 【化8】 の基を表し、ここで R15は炭素数が2〜18のアルキル、炭素数が3〜6のシクロアルキル、ナフチ
    ルまたは式 【化9】 の基を表し、ここで X3はハロゲン、炭素数が1〜4のアルキル、炭素数が1〜4のアルコキシ、炭 素数が1〜4のアルキルチオ、炭素数が1〜4でありそしてハロゲン数が1〜5
    であるハロゲノアルキル、炭素数が1〜4でありそしてハロゲン数が1〜5であ
    るハロゲノアルコキシ、炭素数が1〜4でありそしてハロゲン数が1〜5である
    ハロゲノアルキルチオ、場合によりハロゲンおよび/もしくは炭素数が1〜4の
    アルキルにより置換されていてもよいフェニルを表すか、または場合によりハロ
    ゲンおよび/もしくは炭素数が1〜4のアルキルにより置換されていてもよいフ
    ェノキシを表しそして qは数0、1または2を表し、 R16およびR17は互いに独立して各々が炭素数が1〜6のアルキル、炭素数が1
    〜6のアルコキシ、炭素数が3〜6のシクロアルキルを表すか、または式 【化10】 の基を表し、ここで Y1はハロゲン、炭素数が1〜4のアルキル、炭素数が1〜4のアルコキシ、炭 素数が1〜4のアルキルチオ、炭素数が1〜4でありそしてハロゲン数が1〜5
    であるハロゲノアルキル、炭素数が1〜4でありそしてハロゲン数が1〜5であ
    るハロゲノアルコキシ、炭素数が1〜4でありそしてハロゲン数が1〜5である
    ハロゲノアルキルチオ、場合によりハロゲンおよび/もしくは炭素数が1〜4の
    アルキルにより置換されていてもよいフェニルを表すか、または場合によりハロ
    ゲンおよび/もしくは炭素数が1〜4のアルキルにより置換されていてもよいフ
    ェノキシを表しそして rは数0、1または2を表すか、 或いは R3は式 【化11】 の基を表し、ここで R18は炭素数が1〜6のアルキル、炭素数が1〜6でありそしてハロゲン数が1
    〜5であるハロゲノアルキル、場合によりハロゲンおよび/もしくは炭素数が1
    〜4のアルキルにより置換されていてもよい炭素数が3〜6のシクロアルキル、
    場合により置換されていてもよいアリールを表すか、または場合により置換され
    ていてもよいアラルキルを表すか、 或いは R3は式 【化12】 の基を表し、ここで R19は水素、アルキルまたは場合により置換されていてもよいシクロアルキルを
    表し、 X4はハロゲン、炭素数が1〜4のアルキル、炭素数が1〜4のアルコキシ、炭 素数が1〜4のアルキルチオ、炭素数が1〜4でありそしてハロゲン数が1〜5
    であるハロゲノアルキル、炭素数が1〜4でありそしてハロゲン数が1〜5であ
    るハロゲノアルコキシ、炭素数が1〜4でありそしてハロゲン数が1〜5である
    ハロゲノアルキルチオ、場合によりハロゲンおよび/もしくは炭素数が1〜4の
    アルキルにより置換されていてもよいフェニルを表すか、または場合によりハロ
    ゲンおよび/もしくは炭素数が1〜4のアルキルにより置換されていてもよいフ
    ェノキシを表し、 sは数0、1、2または3を表しそして Y2は酸素原子、CH2基または直接結合を表すか、或いは R3は式 【化13】 の基を表し、ここで R20は炭素数が1〜6のアルキル、炭素数が1〜4でありそしてハロゲン数が1
    〜5であるハロゲノアルキル、場合によりハロゲンおよび/もしくは炭素数が1
    〜4のアルキルにより置換されていてもよい炭素数が3〜7のシクロアルキル、
    シクロアルキル部分中の炭素数が3〜7でありそしてアルキル部分中の炭素数が
    1〜4のシクロアルキルアルキル、場合によりハロゲン−置換されていてもよい
    フェニルを表すか、または場合によりハロゲン−置換されていてもよいベンジル
    を表し、 X5はハロゲン、ニトロ、炭素数が1〜4のアルキル、炭素数が1〜4のアルコ キシ、炭素数が1〜4のアルキルチオ、炭素数が1〜4でありそしてハロゲン数
    が1〜5であるハロゲノアルキル、炭素数が1〜4でありそしてハロゲン数が1
    〜5であるハロゲノアルコキシ、炭素数が1〜4でありそしてハロゲン数が1〜
    5であるハロゲノアルキルチオ、場合によりハロゲンおよび/もしくは炭素数が
    1〜4のアルキルにより置換されていてもよいフェニルを表すか、または場合に
    よりハロゲンおよび/もしくは炭素数が1〜4のアルキルにより置換されていて
    もよいフェノキシを表し、 tは数0、1、2または3を表しそして Y3は酸素原子を表すかまたはCH2基を表すか、 或いは R3は式 【化14】 の基を表し、ここで Aは場合によりハロゲンおよび/または炭素数が1〜4のアルキルにより置換さ
    れていてもよい炭素数が2もしくは3のアルカンジイルを表し、 X6はハロゲン、炭素数が1〜4のアルキル、炭素数が1〜4のアルコキシ、炭 素数が1〜4のアルキルチオ、炭素数が1〜4でありそしてハロゲン数が1〜5
    であるハロゲノアルキル、炭素数が1〜4でありそしてハロゲン数が1〜5であ
    るハロゲノアルコキシ、炭素数が1〜4でありそしてハロゲン数が1〜5である
    ハロゲノアルキルチオ、場合によりハロゲンおよび/もしくは炭素数が1〜4の
    アルキルにより置換されていてもよいフェニルを表すか、または場合によりハロ
    ゲンおよび/もしくは炭素数が1〜4のアルキルにより置換されていてもよいフ
    ェノキシを表し、そして uは数0、1、2または3を表すか、 或いは R3は式 【化15】 の基を表し、ここで R21は炭素数が1〜10のアルキル、炭素数が1〜6でありそしてハロゲン数が
    1〜5であるハロゲノアルキル、フルオロアルコキシ部分中の炭素数が1〜4で
    ありそしてアルキル部分中の炭素数が1〜4であるフルオロアルコキシアルキル
    、場合によりハロゲンおよび/もしくは炭素数が1〜4のアルキルにより置換さ
    れていてもよい炭素数が3〜7のシクロアルキル、シクロアルキル部分中の炭素
    数が3〜7でありそしてアルキル部分中の炭素数が1〜4であるシクロアルキル
    アルキル、場合によりハロゲン−置換されていてもよいフェニルを表すか、また
    は場合によりハロゲン−置換されていてもよいアルキル部分中の炭素数が1〜4
    のフェニルアルキルを表し、 X7はハロゲン、炭素数が1〜4のアルキル、炭素数が1〜4のアルコキシ、炭 素数が1〜4のアルキルチオ、炭素数が1〜4でありそしてハロゲン数が1〜5
    であるハロゲノアルキル、炭素数が1〜4でありそしてハロゲン数が1〜5であ
    るハロゲノアルコキシ、炭素数が1〜4でありそしてハロゲン数が1〜5である
    ハロゲノアルキルチオ、場合によりハロゲンおよび/もしくは炭素数が1〜4の
    アルキルにより置換されていてもよいフェニルを表すか、または場合によりハロ
    ゲンおよび/もしくは炭素数が1〜4のアルキルにより置換されていてもよいフ
    ェノキシを表し、そして vは数0、1、2または3を表すか、 或いは R3は式 【化16】 の基を表し、ここで R22は炭素数が1〜6のアルキル、炭素数が1〜4でありそしてハロゲン数が1
    〜5であるハロゲノアルキル、場合によりハロゲンおよび/もしくは炭素数が1
    〜4のアルキルにより置換されていてもよい炭素数が3〜7のシクロアルキル、
    シクロアルキル部分中の炭素数が3〜7でありそしてアルキル部分中の炭素数が
    1〜4であるシクロアルキルアルキル、場合によりハロゲン−置換されていても
    よいフェニルを表すか、または場合によりハロゲン−置換されていてもよいベン
    ジルを表し、 X8はハロゲン、炭素数が1〜4のアルキル、炭素数が1〜4のアルコキシ、炭 素数が1〜4のアルキルチオ、炭素数が1〜4でありそしてハロゲン数が1〜5
    であるハロゲノアルキル、炭素数が1〜4でありそしてハロゲン数が1〜5であ
    るハロゲノアルコキシ、炭素数が1〜4でありそしてハロゲン数が1〜5である
    ハロゲノアルキルチオ、場合によりハロゲンおよび/もしくは炭素数が1〜4の
    アルキルにより置換されていてもよいフェニルを表すかまたは場合によりハロゲ
    ンおよび/もしくは炭素数が1〜4のアルキルにより置換されていてもよいフェ
    ノキシを表し、 wは数0、1、2または3を表しそして Y4は酸素原子を表すかまたはCH2基を表すか、 或いは R3は式 【化17】 の基を表し、ここで R23は炭素数が1〜6のアルキル、炭素数が1〜6でありそしてハロゲン数が1
    〜5であるハロゲノアルキル、場合により置換されていてもよいアリールを表す
    か、または場合により置換されていてもよいアラルキルを表し、 X9はハロゲン、炭素数が1〜4のアルキル、炭素数が1〜4のアルコキシ、炭 素数が1〜4のアルキルチオ、炭素数が1〜4でありそしてハロゲン数が1〜5
    であるハロゲノアルキル、炭素数が1〜4でありそしてハロゲン数が1〜5であ
    るハロゲノアルコキシ、炭素数が1〜4でありそしてハロゲン数が1〜5である
    ハロゲノアルキルチオ、場合によりハロゲンおよび/もしくは炭素数が1〜4の
    アルキルにより置換されていてもよいフェニルを表すか、または場合によりハロ
    ゲンおよび/もしくは炭素数が1〜4のアルキルにより置換されていてもよいフ
    ェノキシを表しそして zは数0、1、2または3を表しそして Qは酸素または硫黄を表す] のトリアゾリンチオン−燐酸誘導体およびそれらの金属塩錯体。
  2. 【請求項2】 式 【化18】 [式中、 R3は以上で定義された通りである] のトリアゾリンチオン類を酸結合剤の存在下でそして、適宜、希釈剤の存在下で
    式 【化19】 [式中、 R1、R2およびQは各々以上で定義された通りである] の燐酸誘導体と反応させ、そして、適宜、生じた式(I)の化合物に金属塩を引
    き続き加えることを特徴とする、請求項1に記載の式(I)のトリアゾリンチオ
    ン−燐酸誘導体およびそれらの金属塩錯体の製造方法。
  3. 【請求項3】 少なくとも1種の請求項1に記載の式(I)のトリアゾリン
    チオン−燐酸誘導体または式(I)のトリアゾリンチオン−燐酸誘導体の金属塩
    錯体を含有することを特徴とする、殺微生物剤組成物。
  4. 【請求項4】 作物保護および材料の保護における殺微生物剤としての請求
    項1に記載の式(I)のトリアゾリンチオン−燐酸誘導体およびそれらの金属塩
    錯体の使用。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の式(I)のトリアゾリンチオン−燐酸誘導
    体またはそれらの金属塩錯体を微生物および/またはそれらの生息地に適用する
    ことを特徴とする、作物保護および材料の保護において望ましくない微生物を抑
    制する方法。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の式(I)のトリアゾリンチオン−燐酸誘導
    体またはそれらの金属塩錯体を延展剤および/または界面活性剤と混合すること
    を特徴とする、殺微生物剤組成物の製造方法。
  7. 【請求項7】 式 【化20】 により特徴づけられる、請求項1に記載のトリアゾリンチオン−燐酸誘導体。
  8. 【請求項8】 式 【化21】 により特徴づけられる、請求項1に記載のトリアゾリンチオン−燐酸誘導体。
  9. 【請求項9】 式 【化22】 により特徴づけられる、請求項1に記載のトリアゾリンチオン−燐酸誘導体。
  10. 【請求項10】 式 【化23】 により特徴づけられる、請求項1に記載のトリアゾリンチオン−燐酸誘導体。
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