JP2001510572A - 食品品質指示薬装置 - Google Patents

食品品質指示薬装置

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Abstract

(57)【要約】 基板上に指示薬化合物を含む食品品質指示薬装置。指示薬化合物は、食品が冷凍されている時でも、腐敗した食品中で、揮発性塩基のような揮発性化合物の存在のために色が変化する。あるいは、指示薬化合物は、バクテリアまたは菌類のような望ましくないアミン生成生物学的作用物質の存在を検知する。指示薬化合物は、通常、基板の上に配置されたポリマーマトリックス内に含有される。適切な指示薬化合物は、例えば、ハロゲン化アゾ染料、スルホン化キサンテン染料およびスルホン化ヒドロキシ官能トリフェニルメタン染料などである。

Description

【発明の詳細な説明】 食品品質指示薬装置 発明の分野 本発明は、一般的に、食品の品質を示す装置に関する。本発明は、特に、冷凍 食品を含む食品の品質を比色定量的に示す、基板上に指示薬化合物を有する装置 に関する。 背景 食品が腐敗したかどうかの決定は、食料品店、検査員、輸入業者、輸出業者、 および仲介業者を含む食品生産者から消費者までの多くの人々の関心事である。 穀物、果物および野菜を含む多くの食品生産物は腐敗することがある。しかし、 関心の最も高い分野のひとつは、赤肉、豚肉、トリ肉、加工肉製品および海産食 物の腐敗である。腐敗した食品は多くの危険をもたらす。その主なものは、その 食品を消費することによって起こる病気である。このような病気は、特に、子供 または高齢の消費者および免疫システムの機能が低下している人々の生命を脅か すことがある。 現在、多くの食品は、腐敗を遅らせるためにパック詰めおよび/または冷凍さ れている。入手可能な赤肉、豚肉、トリ肉、加工肉および海産食物製品の多くは 、パック詰めおよび/または冷凍されているが、残念ながら、パックおよび/ま たは冷凍食品は、腐敗の検査が困難である。パック食品は、パックを開けて、検 査し、もし、検査結果がよければ、再びパックすることが必要な場合がほとんど である。通常、冷凍食品は、食品の品質を決定するために解凍することが必要で ある。現在の検査技術は、色、匂い、きめによることが多いからである。米国食 品医薬品局が現在も用いている海産食物の検査方法のひとつは、感覚刺激反応分 析である。この方法では、海産食物を解凍しなければならず、それから、高度に 訓練された専門家によって嗅覚分析が行われ、食品の状態を決定する。 冷凍食品を解凍せずに、食品の品質を確かめる装置は存在するが、このような 装置は、通常、大型で簡単に手に入らず、および/または消費者および食料品店 などの熟練していない個人には、容易に操作できず、容易に使用できない。 食品生産物の品質を測定することによって、腐敗しているために安全でないか どうかを示す、単純、迅速および効果的な装置が必要とされている。さらに、0 ℃より低い温度を含む、あらゆる通常の食品貯蔵状態において効果のある、食品 生産物とともにパックすることができる装置が必要とされている。このような装 置は、食品生産物とともに使用するのに適しており、有害な化学物質を含有また は生成しない材料から製造するのがよい。さらに、装置は、すべてのまたはほと んどすべての人々が、簡単に読み取ることができ、かつ理解できる食品品質を示 すのがよい。 要旨 本発明は、これらの必要性を満たす装置に関する。本発明の1つの課題は、基 板と基板上に備わった指示薬化合物とを有する指示薬装置に関する。指示薬化合 物は、食品分解により生成された揮発性塩基に、0℃より低い温度で比色定量的 に反応する。指示薬装置はまた、揮発性酸を含む、他の揮発性化合物の検知に用 いることができる。 この課題の別の実施形態は、約pH1.0〜約pH6.0の範囲内で、色が変 化する指示薬化合物を含む。別の実施形態は、ハロゲン化キサンテン染料、スル ホン化アゾ染料、またはスルホン化ヒドロキシ官能トリフェニルメタン染料であ る指示薬化合物を含む。別の実施形態は、基板上に塗布したポリマーマトリック スを含み、その中に指示薬化合物を保持する。 本発明の別の課題は、指示薬化合物と溶媒と酸との溶液を形成する工程を含む 、指示薬装置の製造方法である。シランモノマー材料をその溶液に添加する。溶 液を基板に置き、シランモノマー材料を重合させて、シリカマトリックスを形成 し、その中に指示薬化合物が配置される。 別の課題は、基板と基板上の指示薬化合物とを有する指示薬装置を備えること によって、冷凍食品の腐敗を検知する方法である。指示薬化合物は、腐敗した冷 凍食品によって生成された揮発性塩基に、0℃より低い温度で比色定量的に反応 する。指示薬装置および指示薬化合物を食品に曝し、それから、装置を視覚的に 検査し、食品が腐敗しているかどうか決定する。 別の課題は、食品生産物とともに用いる食品パッケージである。食品パッケー ジは、食品生産物および指示薬装置のためのパッケージを含む。指示薬装置は、 基板と基板上に備わる指示薬化合物とを含む。指示薬化合物は、0℃より低い温 度で、食品分解により生成された揮発性塩基に比色定量的に反応する。指示薬装 置は、食品生産物が発する揮発性塩基に曝されるようにパッケージに付随する。 別の課題は、食品生産物上の望ましくないアミン生成生物学的作用物質の存在 を検知する方法である。指示薬装置を食品生産物に曝す。指示薬装置は、基板と 基板上に配置される指示薬化合物とを有する。指示薬化合物は、望ましくないア ミン生成生物学的作用物質が発する揮発性塩基に比色定量的に反応する。装置を 視覚的に検査し、食品生産物が、望ましくないアミン生成生物学的作用物質を含 有しているかどうかを、指示薬化合物の色が変化したかどうかを観察することに よって決定する。 本発明の上記の要旨は、本発明の各例示の実施形態またはすべての実施を記載 することを意図しているのではない。後の図面および詳細な説明において、これ らの実施形態をより具体的に説明する。 図面の簡単な説明 本発明は、付随の図面を参照し、以下の発明の様々な実施形態の詳細な説明を 考慮すると、より完全に理解することができる。 図1は本発明による食品品質指示薬装置の1つの実施形態の側面斜視図である 。 図2は本発明によるシールド層を含む食品品質指示薬装置の別の実施形態の側 面斜視図である。 図3Aから図3Dは食品品質の定量または半定量測定値を得るための方法を示 す、本発明による食品品質指示薬装置の実施形態の上断面図である。 図4は本発明による食品品質指示薬装置の第3の実施形態の側面斜視図である 。 図5は本発明による支持材料に載置された図1の食品品質指示薬装置の側面斜 視図である。 図6は本発明による支持材料に載置された図2の食品品質指示薬装置の側面斜 視図である。 図7は本発明による支持材料の溝内に載置された図2の食品品質指示薬装置の 側面斜視図である。 本発明は、様々に改変および別の形態に変更することができるが、その具体例 を図面により示し、詳細を以下に説明する。しかし、本発明は、記載の特定の実 施例に限定されず、本発明は、添付の請求項に記載の発明の精神および範囲内に ある改変、均等物および代替物をすべて含む。 実施形態例の詳細な説明 本発明は、食品品質の比色定量測定のための多くの装置および方法に適用でき ると考えられる。本発明は、これに限らないが、赤肉、豚肉、トリ肉、加工肉お よび海産食物製品の腐敗の検知、特に、淡水魚、海水魚および甲殻類を含む海産 食物製品の腐敗の検知に関する装置および方法の説明により、発明の様々な実施 形態を理解することができる。 本発明の1つの実施形態を図1に示す。食品品質指示薬装置20は、基板24 に設けた指示薬層22を備えている。基板24は、紙、プラスチック(例えば、 ポリエステル、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル)、綿、亜麻、樹脂、ガラス、繊 維ガラスまたは布などの、指示薬層22を支持することができる材料から作る。 ある実施形態では、指示薬層22は、基板24の繊維の上に形成する。基板24 は、種々の形状および形態を有することができる。例えば、基板24は、小片、 シートまたは紐であってもよい。ある実施形態では、基板24は、食品パッケー ジ材料の一部であったり、食品パッケージ材料に接着している。基板24の厚さ は様々である。指示薬層22の化学物質を簡単に吸収する基板では、基板の厚さ は、実施形態によっては、吸収する化学物質の量を減らすために制限することも ある。 指示薬層22は、通常、ポリマーマトリックスを含み、そのマトリックス内に は1つ以上の指示薬化合物が保持されている。指示薬化合物は、通常、食品の分 解または腐敗に係わる1つ以上の化学化合物の存在を比色定量的に示すことがで きる染料化合物である。特に、指示薬化合物は、水の凝固点より低い温度で分解 生成物の存在を示すことができる。この場合、指示薬化合物は、水の媒介ないし に分解化合物に反応する。 食品が分解および腐敗すると、数多くの化学化合物が生成する。赤肉、豚肉、 トリ肉、加工肉および海産食物製品を含む、タンパク質材料を実質量含有する多 くの食品は、分解中、揮発性塩基などの揮発性化合物を生成する。アミン類は、 遊離アミノ酸の脱アミノ反応およびヌクレオチドの分解などのプロセスにより、 食品を分解することによって生成する一群の揮発性塩基類を含む。生成されるア ミン類は、アンモニア、ジメチルアミンおよびトリメチルアミンなどである。ジ メチルアミンおよびトリメチルアミンは、冷凍食品でも、少なくとも部分的に揮 発する。分解中の食品に係わる他のアミン類は、ヒスチミン、カダベリン、プト レッシン、インドール、スペルミンおよびスペルミジンなどである。これらの化 合物もまた揮発することがある。これらおよび他の化合物は、食品分解中に形成 される有機性塩基の総量を含む。 一般に、指示薬層22の指示薬化合物は、これらの揮発性塩基が存在すると色 が変わる。指示薬化合物が色の変化を起こす揮発性塩基の濃度の特定の範囲は、 装置で用いる特定の指示薬化合物、指示薬化合物が置かれる化学環境(例えば、 環境の酸度または塩基度)および装置で使用する指示薬の量などの要因による。 適切な範囲は、例えば、試験サンプルでの較正によって各食品生産物ごとに決定 することができる。腐敗した時生成される揮発性塩基の量は、食品生産物によっ て異なると予想される。しかし、類似の食品生産物(例えば、異なる種類の魚) は、同じような量の揮発性塩基を生成することもある。 種々の状態を示すように、生成揮発性塩基の、指示薬化合物が色変化する濃度 の範囲を選んでもよい。例えば、その食物は、消費に安全ではない、または、そ の食物は、まもなく消費に適さなくなるであろうということを色変化が示しても よい。 他の実施形態において、食物分解ではなく、または食物分解に加えて、バクテ リアまたは菌類などの、望ましくないアミン生成生物学的作用物質の存在を検知 してもよい。指示薬化合物の色変化は、バクテリアまたは菌類などの、望ましく ないアミン生成生物学的作用物質の存在を示してもよい。例えば、ある菌類は、 穀物に接触するとアミンを生成する。特に、サイロまたは船の船荷庫に貯蔵され る未加工の小麦の上のクロホ菌は、トリメチルアミンを生成する。本発明は、本 明細書において、食物分解の検知に言及して説明するが、同装置、方法および原 理は、望ましくない生物学的作用物質の検知に適用することができる。 本発明に用いる指示薬化合物は、水溶液中約pH1.0〜約pH6.0、好ま しくは、約pH2.5〜約pH5.0の範囲で色変化する。理想的な指示薬は、 毒性がなく、食品添加物または染料として用いることができるものが好ましい。 それによって、指示薬化合物が、食品品質指示薬装置から漏れた場合に起こり得 る危険が最小限になる。指示薬化合物は、食品生産物での使用に関し、米国食品 医薬品局などの規制機関によって認可されているものが好ましい。さらに、理想 的な指示薬は、揮発性塩基を検知すると、強い色変化を示し、色変化は、色盲の 人々にでも明らかなものである。しかし、これらの特別の特性のない指示薬も用 いることができる。 食品品質指示薬装置で用いる指示薬は、水の凝固点より低い温度で色変化でき るのがよい。これは、指示薬と分解した食物が発する揮発性塩基との発色化学反 応が、水の媒介によらないということである。多くの市販のpH指示薬小片は、 その指示書に、この小片は、水溶液と接触させて置き、濡れているうちに読み取 らなければならないと記載されている。以下に詳細に説明するように、これらの 小片を用いる実験は、腐敗した冷凍の魚が発する塩基に対し適切に反応しないこ とを示す。 適切な指示薬は、キサンテン染料、アゾ染料およびヒドロキシ官能トリフェニ ルメタン染料などである。これらの指示薬の多くは、フェノール官能基を含有す る。適切な指示薬の多くは、ハロゲン化しており、および/または−COOH, −SO3、または−S(O2)O−あるいはそれらの塩などの酸の官能基を含有す る。好ましい指示薬は、フロキシンB,ローズベンガルまたはエリトロシンなど のハロゲン化キサンテン染料、コンゴレッドおよびメタニルイエローなどのスル ホン化アゾ染料、ならびにブロモフェノールブルー、ブロモクレゾールグリーン およびフェノールレッドなどのスルホン化ヒドロキシ官能トリフェニルメタン染 料などである。冷凍海産食物とともに用いる、最も好ましい指示薬は、フロキシ ンB、ローズベンガルおよびブロモフェノールブルーである。 通常、指示薬化合物は、ポリマーマトリックス内に保持され、指示薬化合物が 食物に漏れるのを防いでいる。ポリマーマトリックスは、指示薬化合物を包接す るように形成されていることもある。適切なポリマーマトリックスは、検知すべ き1つ以上の揮発性塩基を少なくとも部分的に透過する。ポリマーマトリックス はまた、撥水性、無毒性、透明であり、食物または食物パッケージ材料とともに 用いるのに適した、好ましくは認可されている試薬からできているのが好ましい 。このようなポリマーマトリックスは、例えば、ポリジメチルシリコーン、シラ ン酸化チタンゾル−ゲル、シラン架橋可能樹脂、ポリ塩化ビニルおよびブチル化 セルロースを含むシリコーンポリマーからできているマトリックスである。 特に有用なポリマーマトリックスの1つは、1つ以上のアルコキシシランの加 水分解によって形成されるゾル−ゲルガラスである。適切なアルコキシシランは 、アルキル基がC1〜C30の直鎖または分枝鎖状アルキル基であり、アルコキ シ基が、C1からC4のアルコキシ基である、テトラアルコキシシランおよびア ルキルトリアルコキシシランなどである。適切なアルコキシシランは、例えば、 テトラメトキシシラン、テトラエトキシシラン、アルキルトリメトキシシランお よびアルキルトリエトキシシランなどである。 一般に、通常、水の存在下での酸または塩基触媒により、アルコキシシランの 重合が行われる。この重合反応の有用な触媒は、塩酸、酢酸、ギ酸、またはトリ フルオロ酢酸などの高揮発性酸などである。 指示薬層22はまた、ポリマー性樹脂、アルミナ水和物または不揮発性酸など の他の添加物を含んでもよい。ポリマー性樹脂は、ポリマー層の強度または剛性 を高めるために添加してもよい。適切な樹脂の一例は、平均分子量が約5,00 0〜20,000のポリビニルアルコール(PVA)である。 アルミナ水和物は、指示薬装置に揮発性塩基を保持するのを助けるために添加 することができる。これにより、小片に観察される色変化がさらに安定し、色変 化が不可逆的になったり、または色が戻る速度が遅くなる。本発明で示す使用で 用いるのに適切なアルミナ水和物の一例は、ゼオライトである。ゼオライトが、 アンモニアのような分子を保持することができることは周知である。 食品品質指示薬装置の反応速度または検知感度を制御するために、不揮発性酸 を添加してもよい。本発明は、特別な理論を用いていないが、酸が、ポリマーマ トリックスの酸性度(acid loading)を変え、これにより、指示薬化合物が色変化 するのに必要な揮発性塩基の量が変わるのではないかと考えられる。適切な酸は 、濃縮硫酸、スルファミン酸、リン酸、ゼオライト、アルミナ、ポリアクリル酸 、およびナフィオン(登録商標)-H(Naphion(R)-H)のようなスルホン化された ペルフルオロエチレンなどである。 通常、指示薬層22は、指示薬層の基板への接着が良好になるように、ポリマ ーマトリックスの重合の前または重合中に基板24に形成する。指示薬層22の 基板24への形成は、基板を溶液に浸漬したり、溶液を基板に噴霧したり、溶液 を基板に刷けで塗ったり、または溶液を基板上に注いだりするなど、種々の方法 によって行うことができる。ある実施形態では、指示薬層は、腐敗した食品が存 在すると現れたり、色が変化する文字、数字または記号を指示薬層が形成するよ うに塗布されている。別の実施形態では、基板または所望により設ける支持材料 を着色し、指示薬化合物の色変化とのコントラストを高めている。例えば、基板 または所望により設ける支持材料は白であってもよい。あるいは、基板または所 望により設ける支持材料は、腐敗食品への暴露前は、指示薬の色と類似の色であ ってもよい。その場合、指示薬化合物の色は、基板または所望により設ける支持 材料の、指示薬層に覆われていない隣接部の色と対照的になる。 図2は、指示薬層22および基板20が、シールド層26により囲まれている 本発明の別の実施形態を示す。シールド層26は、インシトゥ重合、熱封止、超 音波溶接または接着取付けなどの種々の方法により、指示薬層および/または基 板20に取り付けることができる。 ある実施形態では、シールド層26は、アミン透過性、撥水性ポリマーであり 、下の指示薬層を損傷から保護し、指示薬化合物が装置から漏れるのを防止する 働きをする。このシールド層は、指示薬層のポリマーマトリックスと同じ材料か ら作ってもよいが、別のポリマーを用いてもよい。この種のシールド層に好適に 用いられるポリマーは、シリカソル−ゲル、ポリジメチルシリコーンのようなシ リコーンポリマー、シラン酸化チタンゾル−ゲル、シラン架橋樹脂、ポリテトラ フルオロエチレン(例えば、テフロン(商標)(TeflonTM)ポリ塩化ビニル、ま たはブチル化セルロースなどである。通常、シールド層は、指示薬層に達するア ミン蒸気の量が、検知可能レベル未満にならないように、約10〜100μmの 厚さである。 別の実施形態では、シールド層26は、アミン蒸気を透過しない。シールド層 はまた、撥水性、無毒性、透明であり、および/または食品パッケージとともに 使用するのに適した試薬から作られていることもある。この種のシールド層に適 したポリマー材は、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレン、およびAB S(アクリロニトリル、ブタジエンおよびスチレンモノマーからできているコポ リマー)またはポリ(スチレン−ブタジエン)のようなポリスチレンのコポリマ ーなどである。 アミン不透過性シールド層を有する本発明の実施形態の一例を図3Aに示す( ここでは、シールド層26と指示薬層22とのサイズの相対的な差は、説明のた めに誇張されている)。図示されている実施形態は、食品品質の定量または半定 量測定を行うために用いることができる指示薬小片25である。指示薬小片25 は、図2に示す実施形態に似ており、シールド層26が、指示薬層22および基 板24を囲んでいる。指示薬小片を使用するには、シールド層26の一部を取り 外し、指示薬層22の一部を食品からの蒸気に曝す。シールド層を取り外す1つ の方法は、図3Bに示すように、小片の一部27を切り取り、指示薬層22の端 部28を露出させることである。食品からの揮発性塩基が指示薬層の露出した端 部と接触すると、その端部の指示薬化合物30は、図3Cに示すように、色変化 を起こす。揮発性塩基への暴露が増すつれて、図3Dに示すように、色32は、 指示薬層に拡散する。 定量または半定量測定は、この小片を用いて、特定の温度での所定の時間、色 が拡散する距離を測定することにより行うことができる。ある実施形態では、食 品品質指示薬装置には、拡散した色の深さを測定するのに便利なように、間隔を 置いて印が付されている。色拡散の測定値を較正サンプルと比較し、食品の品質 を決定することができる。 定量または半定量測定値を得るために、指示薬化合物の量および露出する端部 のサイズは、容器内の食品の重量に比例するのがよい。しかし、通常、異なる種 類の食品のサンプルを比較することは不可能であり、他の要因を同じにして、十 分に類似した食品(例えば、異なる種類の魚)により、比較可能な結果が生まれ る。 別の実施形態を図4に示す。ここでは、2つの指示薬層22a、22bが、1 つ以上の基板24a、24bの上に配置されている。一方の指示薬層22bだけ が、アミン不透過性シールド層26bに囲まれている。指示薬層22aを層22 bと比較することによって、揮発性塩基の存在により色が変化したことを判断す ることができる。指示薬層22bは、シールド層26bが存在するため、色変化 を起こさない。2つの指示薬層22a、22bの比較は、特に色変化が微妙また はわずかであるとき、指示薬化合物が色変化したと判断する便利な方法である。 別の構成も可能である。 図5は、指示薬層20が、食品パッケージに取り付けることができる支持材料 30の上に設けられている本発明の実施形態を示す。支持材料30のパッケージ への取付けは、例えば、支持材料30に塗布した接着層32を介して、または硬 化樹脂または他の接合剤を用いて、支持材料をパッケージに接合することによっ て行う。装置20はまた、装置とともに製造される接着保護層(図示せず)を有 してもよく、その保護層を剥がし、接着剤を露出させ、パッケージ材料または他 の所望の場所に取り付けることができる。装置20は、熱封止または接着取付け を含む方法により、支持材料30に取り付ける。装置20は、支持材料30の全 部を覆っていてもよいし、または一部を覆っていてもよい。 別の実施形態では、装置20は、接着剤または他の方法を介して食品パッケー ジに直接取り付ける。さらに別の実施形態では、パッケージ材料を基板として用 い、食品パッケージ材料の上に指示薬層20を直接形成する。 図6および図7は、アミン不透過性シールド層26が、指示薬層22上に形成 されている以外は、図5と同じ2つの実施形態を示す。図6に示す実施形態は、 支持材料30の上に指示薬装置20がある。装置20および支持材料の上にシー ルド層26を形成し、アミン蒸気が、シールド層を取り外した領域以外で装置と 接触することを防いでいる。あるいは、装置20をシールド層とともに構成し、 それから支持材料30に取り付けてもよい。 図7は、装置20を置く溝34を示す。そして、アミン不透過性シールド層2 6を装置20および溝34を形成する支持材料30の隆起部の上に形成する。あ るいは、シールド層26は、溝34に装置を設置する以前に装置20の上に形成 する。 図6および図7の実施形態は、装置の端部のような、シールド層26に覆われ ていない装置20の領域を有して製造してもよい。あるいは、装置を使用する時 に、シールド層26の一部を取り除いても(例えば、切り取っても)よい。 本発明の別の実施形態は、2つ以上の小片または紐を、好ましくは、互いに隣 接した位置に有する。各小片または紐は、組成が異なる指示薬化合物および他の 添加物を含有し、感度が異なる。例えば、指示薬化合物の量、または指示薬化合 物に添加する酸の量が異なっている。通常、2つ以上の小片または小片は、不透 過性コーティングで塗布する。 作動時に、上記のように、各小片または紐の端部から不透過性コーティングを 取り外す。汚染物質の定量分析は、所与の時間に色が変化した、小片または紐の 相対的な長さを比較することによって測定することができる。これらの相対的な 量は、例えば、食品の汚染の量を、定量または半定量的に測定するためのテスト サンプルと比較することができる。 本発明の少なくとも幾つかの実施形態は、冷凍食品での、および0℃未満の温 度での汚染を検知するのに用いられるが、これらと同じ、または他の実施形態は 、高い温度での汚染を測定するのに用いることができる。例えば、食品サンプル を含む袋および指示薬装置を、例えば、沸騰した水の中に入れて熱し、サンプル からの汚染物質の放出速度を高めてもよい。いずれにしても、指示薬装置は、例 えば、密封した袋内で、水の媒介なしに動作する。食品および指示薬装置を熱す ると、汚染の検知に必要な時間が短縮できることがある。 食品品質指示薬装置の形成方法の1つの実施形態は、水、メタノール、エタノ ール、プロパノール、アセトン、エーテルまたは他の溶媒液に0.01〜1.0 mg/mL溶液となるように指示薬化合物を溶解する。約1〜10mLの、塩酸 、酢酸、ギ酸またはトリフルオロ酢酸などの0.01〜1.0M高揮発性酸を、 50mLの指示薬溶液に添加する。所望により、0〜10gの、溶媒に溶解する ポリマー樹脂、0〜10gのアルミナ水和物および0〜10gの、リン酸などの 不揮発性酸を指示薬溶液に添加する。 別の容器に、1〜50gのテトラアルコキシシランおよび1〜50gのアルキ ルトリアルコキシシランを混合する。それから、シラン混合物を指示薬/酸溶液 に添加する。これにより、シラン重合が始まる。それから、シラン重合が終了す る前に、溶液の一部を基板に塗布する。装置を乾燥させる。乾燥を促進するため に加熱してもよい。それから、場合によっては、例えば、層のまわりでモノマー 材料を重合させるによって、または、1つ以上のポリマー膜を塗布することによ って形成したシールド層で装置を覆う。 本発明は、アミンのような揮発性塩基の検知に関する例によって説明したが、 例えば、H2Sまたはメルカプタン(すなわち、チオール)のような揮発性酸な どの他の揮発性化合物もまた、同様のまたは類似の指示薬装置によって検知する ことができる。揮発性酸などのこれらの揮発性化合物は、例えば、食品の分解ま たは生物学的作用物質の存在により生成することがある。 特に、指示薬装置は、揮発性酸の存在により色変化する指示薬層を用いて形成 することができる。例えば、指示薬化合物は、水溶液で約pH8〜約pH14、 好ましくは、約pH9〜pH13の範囲において、色変化する指示薬化合物を用 いてもよい。指示薬化合物は、水の凝固点未満の温度および/または水の媒介な しに色変化できるのがよい。 ポリマーマトリックスは、例えば、塩基触媒でのアルコキシシランの重合によ って形成されたゾル−ゲルガラスを用いて形成してもよい。好ましくは、塩基は 揮発性である。さらに、指示薬装置の反応速度および/または検知感度を制御す るように、不揮発性塩基を指示薬装置の基板上に配置してもよい。 実施例 以下の実施例は、本発明の食品指示薬小片の製造および使用の方法を示してい る。これらの実施例は、単に例示にすぎず、本発明の範囲を制限するように解釈 されないことを理解すべきである。 実施例1 ブロモフェノールブルーを用いる食品品質指示薬装置の調製 50mgのブロモフェノールブルーを50mLのエタノールに溶解した。5m Lの0.1MのHClと5gのポリビニルアルコール(M.W2000)とをエ タノール溶液に添加した。別の容器で、5gのテトラエトキシシランと5gのオ クタデシルトリエトキシシランとを混合した。それから、シラン混合物をエタノ ール溶液に添加し、機械的に攪拌した。紙の小片および紐をその溶液に浸漬し、 乾燥した。乾燥後、紙の小片および紐に、テトラヒドロフラン(THF)に溶解 したポリ塩化ビニル(PVC)を塗布した。THFを蒸発させ、それから、紙の 小片および紐を、アミン不透過性透明シールド層を形成する2つのポリプロピレ ン膜の間に積層する。 小片の一方の縁部および紐の一端部を切り取り、ブロモフェノールブルー指示 薬層を1時間、−20℃で公知の腐敗したタラのサンプルに曝した。小片縁部お よび紐端部の両者とも、暴露期間内に黄色から青へと大きな色変化を示した。開 いた縁部/端部に隣接する小片および紐の領域でも色変化があった。これにより 、揮発性塩基が、開いた縁部/端部を通して指示薬装置に拡散したことがわかる 。 実施例2 フロキシンBを用いる食品品質指示薬装置の調製 a)指示薬小片および紐は、フロキシンBを指示薬として用い、PVCコーテ ィングを塗布しなかった以外は、実施例1と同様に製造した。この場合、冷凍の 腐敗したタラのサンプルに1時間曝した後、色は、無色またはわずかなピンク色 から明るいフシア(fuscia)(ピンクがかった赤)に変化した。 b)別の1組の指示薬小片および紐を製造した。この組では、室温で15時間 、50mLの1.0MのHClに10gのアルミナを攪拌して、アルミナ水和物 溶液を作った。50mgのフロキシンBを50mLのエタノールと5mLのアル ミナ水和物溶液に溶解した。別の容器で、5gのテトラエトキシシランと5gの オクタデシルトリエトキシシランとを混合した。それから、シラン混合物をエタ ノール溶液に添加し、機械的に攪拌した。紙の小片および紐を溶液に浸漬し、乾 燥した。乾燥後、紙の小片および紐をアミン不透過性透明シールド層を形成する 2つのポリプロピレン膜の間に積層した。 小片の一方の縁部および紐の一端部を切り取り、フロキシンB指示薬層を1時 間、−20℃で公知の腐敗したタラのサンプルに曝した。小片縁部および紐端部 の両者とも、暴露期間内に無色またはわずかなピンクから明るいフシア(すなわ ち、ピンクがかった赤)へと大きな色変化を示した。開いた縁部/端部に隣接す る小片および紐の領域でも色変化があった。これにより、揮発性塩基が、開いた 縁部/端部を通して指示薬装置に拡散したことがわかる。しかし、色変化の長さ は、おそらく、指示薬層でのアルミナ水和物による揮発性塩基の吸収にために、 a)に記載のフロキシンB小片および紐より、かなり短かった。アルミナ水和物 が、拡散および色変化の可逆性を遅らせ得るので、これは、食品品質指示薬装置 の感度を制御する1つの方法となる。 実施例3 フロキシンBを用いての食品品質指示薬装置の調製 指示紐を作った。まず、室温で15時間、50mLの1.0MのHClに10 gのアルミナを攪拌して、アルミナ水和物溶液を作った。さらに、2gのポリア クリル酸を100mLのエタノールの懸濁した。15mgのフロキシンBおよび 0.285mgのリン酸を50mLのエタノール、5mLのアルミナ水和物溶液 および5mLのポリアクリル酸懸濁液に溶解した。別の容器で、5gのテトラエ トキシシランと5gのオクタデシルトリエトキシシランとを混合した。それから 、シラン混合物をエタノール溶液に添加し、機械的に攪拌した。ポリエステル紐 を溶液に浸漬し、乾燥した。乾燥後、紐をテフロン(商標)−スプレー(カリフ ォルニア州シルマー、ミラー−スティーブンソン(Miller-Stevenson,Sylmer CA )のPTFE剥離剤乾燥潤滑剤MS122N/CO2)で覆った。 小片の一方の縁部および紐の一端部を切り取り、フロキシンB指示薬層を1時 間、−20℃で公知の腐敗したタラのサンプルに曝した。小片縁部および紐端部 の両者とも、暴露期間内に無色またはわずかなピンクから明るいフシア(すなわ ち、ピンクがかった赤)へと大きな色変化を示した。開いた縁部/端部に隣接す る小片および紐の領域でも色変化があった。これにより、揮発性塩基が、開いた 縁部/端部を通して指示薬装置に拡散したことがわかる。 比較例 −20℃での市販のpH指示薬小片の腐敗したタラのサンプルへの暴露 実施例1および2の食品品質指示薬小片と同じように、−20℃で、1時間、 実施例1および2の腐敗したタラのサンプルに、市販のpH指示薬小片を曝した 。被験pHペーパーは、a)EM−試薬(EM-Reagents)(Cat.No.9581)のカラー ペーハスト(商標)(ColorpHastTM)pH3.5〜4.5ペーパー、b)シグマ ケミカルカンパニー(Sigma Chemical Company)(Cat.No.P4786)のpHテスト紐 0〜14.0、およびc)フィッシャー サイエンティフック コーポレーショ ン(Fisher Scientific Co.)(Cat.No.14-839)のpH2〜10の範囲のアルカシ ド(Alkacid)テストペーパーであった。ペーパーa)は、サンプルに曝されると 、オレンジから赤オレンジへとわずかに色が濃くなったが、室温で60秒後にオ レンジに戻った。同様に、ペーパーb)は、オリーブブラウンからわずかに濃い 色相へと、1つの色領域でわずかに濃くなったが、室温で5分後に色は戻った。 pHペーパーc)では色の変化は見られなかった。 一方、実施例1および2の食品品質指示薬装置において、ブロモフェノールブ ルー指示薬装置では、青から黄色へ、フロキシンB指示薬装置では、無色または わずかなピンクから明るいフシアへの大きな色変化があった。いずれの場合も、 色変化は、アミン含有環境から取り出した後も、室温で永久的または少なくとも 数週間持続した。 本発明は、上記の特定の実施例または実施形態に限定されると考えるべきでは なく、添付の請求項に記載のような発明のすべての局面を含むと理解すべきであ る。本発明が適用可能な種々の改変、同等のプロセスおよび多くの構造は、当業 者には、本明細書を検討すると明らかである。請求項は、このような改変および 装置を含むことが意図されている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GE,GH,GM,HR ,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP, KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,L V,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI, SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,U S,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 ウィルクス、ジョン ジー. アメリカ合衆国、72207 アーカンソー州、 リトル ロック、カンバーランド #1 621 (72)発明者 コンテ、エリック ディー. アメリカ合衆国、42103 ケンタッキー州、 ボーリング グリーン、セント アンドリ ュース サークル 1080

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.基板と基板上に配置された指示薬化合物とを含む指示薬装置であって、 前記指示薬化合物は、食品分解により生成された揮発性塩基に、0℃より低い 温度で比色定量的に反応し、 前記指示薬装置は、食品との使用に適合した、指示薬装置。 2.前記指示薬化合物は、約pH1.0〜約pH6.0の範囲で、色が変化する 化合物を含む請求項1に記載の装置。 3.前記指示薬化合物は、約pH2.5〜約pH5.0の範囲で、色が変化する 化合物を含む請求項2に記載の装置。 4.前記指示薬化合物は、アミノまたはアルキルアミノ官能基の不存在下で、1 つ以上の酸の官能基を有する化合物を含み、前記1つ以上の酸の官能基のうち少 なくとも1つが、−COOH,−SO3,−S(O2)O−、またはその塩である 請求項1に記載の装置。 5.前記指示薬化合物は、ハロゲン化キサンテン染料、スルホン化アゾ染料、ま たはスルホン化ヒドロキシ官能トリフェニルメタン染料である請求項1に記載の 装置。 6.前記指示薬化合物は、ブロモフェノールブルー、フロキシンB、ローズベン ガル、コンゴレッドまたはメタニルイエローである請求項5に記載の装置。 7.前記装置は、基板上に塗布された第1のポリマーマトリックスをさらに含み 、前記指示薬化合物が、第1のポリマーマトリックス内に配置される請求項1に 記載の装置。 8.前記第1のポリマーマトリックスが、シリコン含有マトリックスを含む請求 項7に記載の装置。 9.前記第1のポリマーマトリックスが、モノマー材料の酸触媒による重合によ って形成される請求項7に記載の装置。 10.前記モノマー材料が、テトラアルコキシシラン、アルキルトリアルコキシ シランまたはその混合物である請求項9に記載の装置。 11.前記装置は、前記第1のポリマーマトリックスの一部を覆っている第2の ポリマーマトリックスをさらに含み、前記第2のポリマーマトリックスが、分解 中の食品により生成される揮発性塩基を透過しない請求項1に記載の装置。 12.前記第2のポリマーマトリックスが、薄い小片を除き、第1のポリマーマ トリックスのすべてを覆う請求項11に記載の装置。 13.前記装置は、第1のポリマーマトリックス内に配置されたポリマー樹脂を さらに含む請求項7に記載の装置。 14.前記装置は、第1のポリマーマトリックス内に配置された酸材料をさらに 含む請求項7に記載の装置。 15.前記酸材料が、アルミナ水和物、ゼオライト、またはリン酸である請求項 14に記載の装置。 16.前記装置は、食品パッケージ内の包含に適合する請求項1に記載の装置。 17.前記基板が、紙、プラスチック、綿、亜麻、樹脂、ガラス、繊維ガラスま たは布である請求項1に記載の装置。 18.前記装置は、食品との使用に適した材料からなる請求項1に記載の装置。 19.食品との使用に適合した指示薬装置を製造する方法であって、 指示薬化合物、溶媒および酸の溶液を形成する工程と、 シランモノマー材料を前記溶液に添加する工程と、 前記溶液を基板に置く工程と、 基板上でシランモノマー材料を重合させて、シリカマトリックスを形成する工 程とを含み、指示薬化合物が、シリカマトリックス内に配置される方法。 20.腐敗した冷凍食品を検知する方法であって、 基板と基板上に配置される指示薬化合物とを含む指示薬装置であって、前記指 示薬化合物が、腐敗した冷凍食品によって生成される揮発性塩基に0℃より低い 温度で比色定量的に反応する指示薬装置を、冷凍食品に曝す工程と、 前記装置を視覚的に検査し、食品が腐敗しているかどうかを、前記指示薬化合 物の色が変化したかどうかを観察することによって決定する工程とを含む方法。 21.前記指示薬装置が、指示薬化合物の上にアミン不透過性ポリマーマトリッ クスをさらに含み、 前記アミン不透過性ポリマーマトリックスの一部を取り外し、指示薬化合物を 露出させる工程をさらに含む請求項20に記載の方法。 22.取り外したアミン不透過性ポリマーマトリックス部分に隣接する指示薬化 合物の色変化の拡散量を視覚的に観察することによって、食品の分解量を決定す る工程をさらに含む請求項21に記載の方法。 23.食品生産物での使用のための食品パッケージであって、 食品生産物用のパッケージと、 食品生産物から発する揮発性塩基に曝されるようにパッケージに付随する請求 項1に記載の指示薬装置とを含む食品パッケージ。 24.2つ以上の請求項1に記載の指示薬装置を含み、各指示薬装置が、異なる 指示薬化合物の量を有するか、または指示薬化合物に備わる酸の量が異なる請求 項23に記載の食品パッケージ。 25.食品生産物が、冷凍された赤肉、豚肉、トリ肉、加工肉製品または海産食 物である請求項23に記載の食品パッケージ。 26.望ましくないアミン生成生物学的作用物質の存在を検知する方法であって 、 基板と基板上に配置される指示薬化合物とを含む指示薬装置であって、前記指 示薬化合物が、前記アミン生成生物学的作用物質により放出される揮発性塩基に 比色定量的に反応する指示薬装置を、食品生産物に曝す工程と、 前記装置を視覚的に検査し、食品生産物が、望ましくないアミン生成生物学的 作用物質を含有しているかどうかを、前記指示薬化合物の色が変化したかどうか を観察することによって決定する工程とを含む方法。 27.前記指示薬装置が、指示薬化合物の上にアミン不透過性ポリマーマトリッ クスをさらに含み、 前記アミン不透過性ポリマーマトリックスの一部を取り外し、指示薬化合物を 露出させる工程をさらに含む請求項26に記載の方法。 28.取り外したアミン不透過性ポリマーマトリックス部分に隣接する指示薬化 合物の色変化の拡散量を視覚的に観察することによって、食品生産物の生物学的 作用物質の量を決定する工程をさらに含む請求項27に記載の方法。 29.前記食品生産物が、穀物であり、前記望ましくない生物学的作用物質が、 クロホ菌である請求項26に記載の方法。 30.基板と基板上に配置された指示薬化合物とを含む指示薬装置であって、前 記指示薬化合物は、食品分解によって生成された揮発性塩基に、水の媒介なしに 比色定量的に反応し、前記指示薬装置は、食品との使用に適合した指示薬装置。 31.基板と基板上に配置された指示薬化合物とを含む指示薬装置であって、前 記指示薬化合物は、食品分解により生成された揮発性酸に、0℃より低い温度で 比色定量的に反応し、前記指示薬装置は、食品との使用に適合した指示薬装置。 32.前記装置は、基板上に塗布された第1のポリマーマトリックスをさらに含 み、前記指示薬化合物が、第1のポリマーマトリックス内に配置される請求項3 1に記載の装置。 33.前記装置は、第1のポリマーマトリックス内に配置される塩基材料をさら に含む請求項32に記載の装置。 34.腐敗した冷凍食品を検知する方法であって、 基板と基板上に配置される指示薬化合物とを含む指示薬装置であって、前記指 示薬化合物が、腐敗した冷凍食品によって生成された揮発性酸に0℃より低い温 度で比色定量的に反応する指示薬装置を、冷凍食品に曝す工程と、 前記装置を視覚的に検査し、食品が腐敗しているかどうかを、前記指示薬化合 物の色が変化したかどうかを観察することによって決定する工程とを含む方法。
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