JPH04215929A - 包装された有機物質の品質を検査するための方法および装置 - Google Patents

包装された有機物質の品質を検査するための方法および装置

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JPH04215929A
JPH04215929A JP3061834A JP6183491A JPH04215929A JP H04215929 A JPH04215929 A JP H04215929A JP 3061834 A JP3061834 A JP 3061834A JP 6183491 A JP6183491 A JP 6183491A JP H04215929 A JPH04215929 A JP H04215929A
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indicator
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Otto S Wolfbeis
オツトー・エス・ウオルフバイス
Helmut List
ヘルムート・リスト
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AVL Medical Instruments AG
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、包装された有機物質、
特に包装された食料品、嗜好品および医薬品の品質を検
査するための方法並びにこの方法を実施するこめの包装
材料に関する。
【0002】
【従来の技術】食料品、嗜好品および飲料物が包装され
ていない場合、例えば細菌によって起因する分解は試料
採取或いは発生する臭気によって容易に検証することが
可能であるが、これは食料品が包装されている場合は容
易に行うことができない。何故なら細菌による分解によ
って臭気を発生するガス状の生成物が包装材料を透過し
得ないからである。臭気を放つ物質としては本質的に硫
化水素、アンモニア、有機硫化物(メルカプタン)およ
び有機アミン(例えばプトレシン、カダベリン)が該当
する。好気性細菌の活性化に条件ずけられはするが、同
時に酸素分圧の低下とCO2 −分圧の増大が生じる。
【0003】上記の細菌による物質交換生成物の形成を
検証するためには、従来パックを刺孔して、ガス空域を
酸素、CO2 および場合によっては他のガスにとって
適切なセンサ要素を使用して試料を介して検査する必要
があった。センサ要素としては例えばアンペヤ計による
酸素センサ或いは電位差計によるCO2 −センサが使
用される。
【0004】この方法の欠点は特に、これを実施するた
めにその都度適切な試料採取装置もしくは評価装置を必
要とし、更に包装材料を刺して孔を形成しなければなら
ず、従って食料品は検査後もはや無菌状態でなくなるこ
とである。更に実施にはある程度の技術的な熟練を必要
とする。何故なら不注意に包装を開封した場合たちまち
ガス交換が行われて結果が不正なものとなるからである
【0005】同様に包装された医薬品および薬物、しか
も化粧品すらこれらが細菌による或いは細菌によらない
、例えば加水分解による分解の際或る程度のガスを放出
するか、或いは例えば酸素或いは二酸化炭素のようなガ
スを消費する。このような分解は外部からは殆ど認める
ことが不可能である。何故ならこれらの放出物質を形成
する物質の量がしばしば極めて微量であるからである。
【0006】上記のことと関連して、例えば米国特許公
報第4,746,616号から着色指示薬が知られてい
るが、この着色指示薬は食料品、医薬品或いはダイエッ
ト製品に添加することができ、不注意に或いは故意に包
装物内に侵入する毒性の不純物或いは混入物と接触した
際これらと反応して変色し、その存在が検出可能である
。例えば無毒の着色指示薬は医薬品カプセルの封入物の
内側に設けられ、例えばシアン化物と接触した際変色を
現示する。しかしこの方法によっては、有機物質の腐敗
もしくは細菌により誘起される分解を検証することは不
可能である。何故なら、この方法の場合混入物或いは不
純物が存在していないからである。
【0007】更に米国特許公報第3,198,163号
から湿度指示薬が知られている。この湿度指示薬は品質
が過度に高い湿度によって阻害されるような生成物のた
めの包装材料の内側に設けられている。一定の湿度水準
を超過した際、この湿度超過を指示薬の色変化により外
部から認知或いは検証可能である。
【0008】米国特許公報第2,762,711号から
公知の滴センサも同様な機能を有しており、この滴セン
サにより冷凍された食料品が短期間に解凍して、再び凍
結したかどうかを確認することができる。この場合、冷
凍された生成物の包装内に液状の水と接触した際反応し
て変色する指示薬が、滴水がこの指示薬に達するように
設けられている。この指示薬はその際不可逆の変色を示
す。しかし、このやり方では包装された有機物質の腐敗
し始まっている状態或いは既に進んでいる腐食状態は確
認することはできない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、技術
的に簡単に実施でき、かつ包装材料を開封する必要がな
い方法を提供することである。
【0010】更にこの方法を実施するための有用な包装
材料を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題は本発明によ
り、有機物質を光学的なセンサと一緒に気密に封じ込め
、こうして有機物質と包装材料間のガス相と接触させ、
この場合有機物質の分解によるガス相の組成物の変化を
光学的な特性の変化、特にセンサ要素の色或いは蛍光色
の変化とし現示させること、およびこの光学的特性の変
化を目で見て或いは光電気的に検出することによって解
決される。
【0012】この際本発明により、ガス相のCO2−、
H2S−、メルカプタン−、アンモニア−或いはアミン
−含有量の増大が測定される。
【0013】本発明による方法の根底をなしているのは
、光学的なセンサ要素を使用することであり、このセン
サ要素は包装の内側に設けられ、従って試料を介してガ
ス相と或いはこのガス相自体と常に接触している。これ
らのセンサ要素は偏平な部材として形成されており、目
で或いは機器じ認めることのできる自己色或いは自己蛍
光の変化を伴ってCO2 並びに硫化物もしくはアミン
の群の臭気物質の形成に反応する。同様に内側にもセン
サ要素が設けられ、このセンサ要素は酸素の消費を表示
する。
【0014】包装される有機物質に面した内側に偏平な
光学的なセンサ要素を備えており、包装材料が少なくと
も目による或いは光電気的に検出される光に関するセン
サ要素の領域内において透過性である、上記方法を実施
するための包装材料において、本発明によりセンサ要素
が有機物質上方のガス相内に設けられており、かつガス
組成物の光学的な特性の変化を伴う包装材料内部のガス
組成物の変化に反応する指示薬を有している。これに伴
い最も簡単な実施例にあっては、色の変化は純粋に目で
みて−即ちどんな評価装置を用いることなく−行われる
【0015】光学的なセンサ要素を備えた包装材料に光
学的な評価ユニットを設けることが可能であり、この評
価ユニットは特にフアイバーオプテイカル光導体を介し
てセンサ要素と接触させられ、この際評価ユニットはセ
ンサ要素の色或いは蛍光色の変化を表示する装置を有し
ている。センサ要素が蛍光指示薬を含んでいる場合は光
学的な評価ユニットにより必要とする励起光線も使用さ
れる。
【0016】新鮮な食料品内に存在している非ガス状の
物質が時期尚早にセンサ表面の色或いは蛍光の変化を誘
起することを阻止するため、本発明による他の構成によ
り、指示薬が有機物質に面した側においてガス透過性の
かつ疏水性の、滴状の水性或いは有機水性のエマルジョ
ンを含んでいるポリマー層で覆われている指示層内に設
けられているか、或いはセンサ要素がガス透過性のかつ
疏水性のポリマー層から成る。検出されるべきガス状の
或いはガス相内で蒸気として存在している物質に関して
の必要な選択性と例えばシリコンのような有機ポリマー
によって達せられる。
【0017】更に本発明により、包装材料と偏平なセン
サ要素との間に付着層が存在しており、この場合センサ
要素の付着性を増大させるため、包装材料のセンサ要素
に面した内側がこの領域内で場合によってはエッチング
処理されているか或いは化学的に変形されている。
【0018】センサ要素或いは指示薬層の色変化を更に
良好に確認することができるようにするため、指示薬層
或いはポリマー層は特に白色に染色されている。これに
より色変化は試料(例えば肉試料)が固有の色を有して
いるにもかかわらず良好に認めることができる。
【0019】最後に本発明により、包装材料がセンサ要
素に境を接している領域内に、目によりセンサ要素と比
較することにより包装された有機物質の新鮮状態に関す
る情報を提供する一定の色の規準面を備えている。例え
ば指示薬を含有しておらず、着色されたポリマー層から
成り、このポリマー層が指示薬層が色変わりした際特に
明白にこの指示薬層から目立つように造られた規準テー
プが使用される。
【0020】以下に添付した図面に図示した実施例につ
き本発明を詳しく説明する。
【0021】
【実施例】図1および図2に示した実施例にあっは、そ
れぞれ有機物質或いは包装されるべき食料品は参照符号
1で、その上方のガス室は2で、包装材料は3で示され
ている。測定されるべき光線を透過する包装材料3の領
域4内において、その内面5に偏平な光学的なセンサ要
素6が設けられており、このセンサ要素は部分的に食料
品1に接しており、色々な表面構造を有している。セン
サ要素6とは反対側7において色変わりのチェックが目
で行われるか、或いは例えばフアイバーオプテイカル光
導体9を介してセンサ要素6と光学的に結合されている
光学的な評価ユニット8が設けられている。この評価ユ
ニット8は色或いは蛍光の変化を表示する装置10を有
している。センサ要素6内に蛍光指示薬を使用した場合
、必要とする励起光線は例えば二腕様式の光導体を介し
て与えられる。
【0022】図1による装置および包装材料は、指示薬
層11がガス透過性のかつ疏水性のポリマー層12で覆
われているセンサ要素6を備えている。有機物質1内で
細菌による分解で形成されたガスはポリマー層12を経
て指示薬層11に達し、この指示薬層内でこの指示薬層
は色或いは蛍光の変化を誘起する。
【0023】図2による装置にあっては、センサ要素6
はガス透過性で疏水性のポリマー層13から成り、この
ポリマー層は指示薬を滴状のエマルジョン14として含
んでいる。この場合本来の反応相は、ポリマー層13の
ポリマー材料と混合しない溶剤中の発色体染料、蛍光体
染料或いはそれらの蛍光に溶解可能な染料の溶液のエマ
ルジョンから成る。この溶剤内でのガス状の物質の形成
と消費は色或いは蛍光の変化を誘起し、この変化は全く
目で見て、或いは光学的なフアイバー9および適当な評
価ユニット8で検出される。
【0024】図1と図2によるセンサ要素の典型的な層
厚みは20〜500μmである。
【0025】包装材料3は更にセンサ要素6に境を接し
ている領域15に着色面を有している。この面とセンサ
要素6の色との色彩上の一致に応じて腐敗した物質と新
鮮な物質とを区別することが可能である。
【0026】例 1)硫化水素の形成を光学的に検証するためのエマルジ
ョン層を備えた包装材料 20gのシリコンベーシイスPE1055A(D−75
00ドイツ連邦共和国カルルスルーエ在Petrarc
h Systems Silanes & Silic
ones,ABCR GmbH  製; 他のすべての
シリコン製品も同様に上記会社により製造されたもので
ある)並びに6μl重合阻害物質PS  925を混合
し、約0℃に冷却した。この混合物に水中の鉛(II)
硝酸塩、更に34mgのラウリル硫酸ナトリウムを含有
していてかつ2%の二酸化チタンが懸濁されている40
%溶液を4gの僅かな量で添加した。高速攪拌機(12
525ニューヨーク、ガーデイナー在The Virt
is社製VirtisTyp 23)を使用して15秒
の間で10から15段階で粗エマルジョンを調製した。 添加を終了した後このエマルジョンを30から40段階
で攪拌して処理し、微細なエマルジョンとした。
【0027】このようにして得たエマルジョンに硬化成
分を添加し、これにより重合させた。更に室温で2gの
シリコン硬化剤PE1055Bをパスツールピペットで
上記の微細なエマルジョンに添加し、材料を所望の大き
さおよび厚みで包装材料上に塗布し、24時間室温で或
いは2時間50°Cで重合した。こうして白色のセンサ
表面が得られ、このセンサ表面は硫化水素(H2S)と
接触して、先ず暗褐色に、次いで黒色に変色する。この
センサ膜以外に、二酸化チタンを上記のシリコン中に懸
濁して得られた第二の膜を設けた際、特にこの色変化を
良好に認めることができる。この場合硝酸鉛エマルジョ
ンが欠如していて色変化が生じないので、どのような小
さいな色の相違でも極めて容易に認めることができる。 もちろん硝酸鉛の代わりに他の重金属塩(例えば水銀塩
とカドミウム塩)を水性溶液の形で使用することもでき
る。
【0028】2)アンモニアおよびアミンの形成を光学
的に検証するための膜を備えた包装材料例1に記載して
製造方法で水中の鉛(II)硝酸塩の40%溶液を5m
gのカルボキシ−スナルフ−X(アメリカ,オレゴン州
ユージン在 Molecular Probes 社製
  製品No.C−1281)を溶解することによりp
H7,0の10mlの重炭酸塩緩衝剤に変えることによ
り、色がアンモニア或いは蒸発可能なアミンのガスを作
用させた際赤紫から青に変色する。更にナフトールホダ
ミン或いはナフトールフルオレシイン(例えばカルボキ
シ−ナフトールフルオレシイン)の群から成る染料も使
用可能である。
【0029】3)CO2 形成を光学的に検証するため
の膜を備えた包装材料 微細なポリアクリルアミド粒子(粒径2〜50μm)を
重炭酸塩−燐酸塩−緩衝剤(pH8,2から8,5)と
メタノールから成る1:1混合物中のブロームチモール
青の濃縮溶液中に混入した。6時間後粒子を取出し、乾
燥し、付着仲介剤(例えばベルギー  ブリュッセル在
  Whittaker Chemicals 社の製
品  No.46.960  積層体接着剤)の薄い層
上に層の形で包装材料に塗布した。この粒子は85°C
で5分間にこの層内に確実に捕捉された。その後、室温
で放置し、粒子を柔らかな圧力で押圧し、これをCO2
 −透過性のポリマー(例えばシリコン−カルボナート
−コポリマー、ポリウレタン或いはシリコン)の薄い(
12μmの)膜で覆った。縁部封隙を確実にするため、
覆いの縁部はセンサ表面の青い縁部から突出させた。こ
の面を24時間水中に放置した後、図1に示すような偏
平なセンサ要素が得られ、このセンサ要素はCO2 の
ガスと接触した際、青色から緑色を経て黄色に変色する
。ブロームチモール青の代わりに−アンモニアを検証す
るため−ポリアクリルアミド粒子上にカルボキシ−スナ
ルフ−Xを共有結合させた。
【0030】同様な方法で、膜材料として適当な試薬の
水性エマルジョンを使用して(図1)、或いは試薬を固
形担持体上に結合させ、例3に相応してガス透過性のポ
リマー層で覆い、偏平状に包装材料上に塗布する(図2
)ようにして、色々なガスに関して文献に記載されてい
る多数の色検証反応を品質チェックに使用することが可
能である。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明による包装さ
れた有機物質、特に食料品、嗜好品、医薬品等の検査方
法およびそのための包装材料により、従来包装材料を刺
孔することによってしか可能でなかった包装内容物の検
査が容易となり、しかもこの検査を包装内容の殺菌状態
を維持しつつ、また内容物を損傷することなく行うこと
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による包装材料の図である。
【図2】図1による包装材料の他の実施例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1  包装される食料品 2  ガス室 3  包装材料 4  測定放射線透過領域 5  包装材料の内側 6  センサ要素 7  側面 8  評価ユニット 9  光導体 10  色および蛍光を表示する装置 11  指示薬層 12,13  ポリマー層 14  エマルジョン

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項01】  包装された有機物質、特に包装され
    た食料品、嗜好品および医薬品の品質を検査するための
    方法において、有機物質を光学的なセンサと一緒に気密
    に封じ込め、こうして有機物質と包装材料間のガス相と
    接触させ、この場合有機物質の分解によるガス相の組成
    物の変化を光学的な特性の変化、特にセンサ要素の色或
    いは蛍光色の変化とし現示させること、およびこの光学
    的特性の変化を目で見て或いは光電気的に検出すること
    を特徴とする包装された有機物質、特に包装された食料
    品、嗜好品医薬品の品質を検査するための方法。
  2. 【請求項02】  ガス相のCO2−、H2S−、メル
    カプタン−、アンモニア−或いはアミン−含有量の増大
    を測定することを特徴とする請求項1の方法。
  3. 【請求項03】  ガス相のCO2−含有量の減少を測
    定することを特徴とする請求項1の方法。
  4. 【請求項04】  包装される有機物質(1)に面した
    内側(5)に偏平な光学的なセンサ要素(6)を備えて
    おり、包装材料(3)が少なくとも目による或いは光電
    気的に検出される光線に関するセンサ要素(6)の領域
    内において透過性である包装材料において、センサ要素
    (6)が有機物質(1)上方のガス相内に設けられてお
    り、かつガス組成物の光学的な特性の変化を伴う包装材
    料内部のガス組成物の変化に反応する指示薬を有してい
    ることを特徴とする包装材料。
  5. 【請求項05】  指示薬が指示薬層(11)内に設け
    られており、この指示薬層が有機物質(1)に面した側
    においてガス透過性のかつ疏水性のポリマー層(12)
    で覆われていることを特徴とする請求項4の包装材料。
  6. 【請求項06】  指示薬層(11)がポリアクリルア
    ミド粒子から成り、このポリアクリルアミド粒子内にC
    O2 を検出するための指示薬、例えばブロームチモー
    ル青が緩衝剤溶液の形で存在していることを特徴とする
    請求項5の包装材料。
  7. 【請求項07】  指示薬層(11)がポリアクリルア
    ミド粒子から成り、このポリアクリルアミド粒子上にア
    ンモニアを検証するための指示薬、例えばカルボキシ−
    スナルフ−Xが共有結合されていることを特徴とする請
    求項5の包装材料。
  8. 【請求項08】  センサ要素(6)がガス透過性でか
    つ疏水性のポリマー層(13)から成り、このポリマー
    層が指示薬を滴状の水性或いは有機水性のエマルジョン
    (14)として含んでいるかことを特徴とする請求項4
    の包装材料。
  9. 【請求項09】  H2S を検証するための指示薬が
    重金属塩、特に鉛II硝酸の水性溶液を含んでいること
    を特徴とする請求項8の包装材料。
  10. 【請求項10】  アンモニアおよびアミンを検証する
    ための指示薬がカルボキシ−スナルフ−X或いはカルボ
    キシ−ナフト蛍光を含有していることを特徴とする請求
    項8の包装材料。
  11. 【請求項11】  包装材料(3)と偏平なセンサ要素
    (6)との間に付着層が存在しており、包装材料のセン
    サ要素(6)に所属する内側(5)がこの領域内で場合
    によってはエッチング処理されているか或いは化学的に
    変形されていることを特徴とする請求項4から10まで
    のいずれか一つの包装材料。
  12. 【請求項12】  指示薬層(11)或いはポリマー層
    (12)が特に白色に染色されていることを特徴とする
    請求項5から11までのいずれか一つの包装材料。
  13. 【請求項13】  包装材料(3)がセンサ要素(6)
    に境を接している領域(15)内に、目によりセンサ要
    素(6)と比較することにより包装された有機物質の新
    鮮状態に関する情報を提供する一定の色の規準面を備え
    ていることを特徴とする請求項5から12までのいずれ
    か一つの包装材料。
JP3061834A 1990-03-27 1991-03-26 包装された有機物質の品質を検査するための方法および装置 Pending JPH04215929A (ja)

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AT0071390A AT394906B (de) 1990-03-27 1990-03-27 Verfahren zur qualitaetskontrolle von verpackten, organischen stoffen, sowie ein verpackungsmaterial zur durchfuehrung des verfahrens
AT713/90 1990-03-27

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JPH04215929A true JPH04215929A (ja) 1992-08-06

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