JP2001509539A - オキシドレダクターゼを含むクリーニング組成物 - Google Patents

オキシドレダクターゼを含むクリーニング組成物

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JP2001509539A JP2000502142A JP2000502142A JP2001509539A JP 2001509539 A JP2001509539 A JP 2001509539A JP 2000502142 A JP2000502142 A JP 2000502142A JP 2000502142 A JP2000502142 A JP 2000502142A JP 2001509539 A JP2001509539 A JP 2001509539A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、着色したおよび/または毎日のボディしみおよび/または汚れの有効で効率的なクリーニングおよび処理表面の衛生化を行える、α/β‐ヒドロラーゼホールドとアミノ酸残基セリン、ヒスチジンおよびアスパラギン酸からなる触媒三つ組とを有するオキシドレダクターゼを含んだ、洗濯、皿洗い、硬質表面クリーナー、オーラル/デンタルクリーニング組成物を含めた、クリーニング組成物に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】
本発明は、界面活性剤系、有機酸、過酸化水素源、並びに、α/β‐ヒドロラ
ーゼホールド(hold)とアミノ酸残基セリン、ヒスチジンおよびアスパラギン酸か
らなる触媒三つ組(catalytic triad)とを有するオキシドレダクターゼを含有し
た、洗濯、皿洗い、硬質表面クリーナー、オーラル/デンタルクリーニング組成
物を含めた、クリーニング組成物に関する。
【0002】
【発明の背景】
洗浄またはクリーニング法で使用のクリーニング製品の性能は、汚れを除去す
る能力、および洗浄に際して物体上における汚れまたは汚れの分解産物の再付着
を防ぐ能力を含めて、いくつかのファクターにより判断される。
【0003】 着色したしみ/汚れは、汚れものから有効に除去することがしばしば困難であ
る。高度に着色したしみおよび汚れ、即ち果実および/または野菜に由来したも
のは、除去することが特に難しい汚れである。このしみおよび汚れは、α‐、β
‐およびγ‐カロテンとリコペンおよびキサントフィル類のようなカロテノイド
化合物、クロロフィルのようなポルフィリン類、並びにフラボノイド顔料および
染料成分をベースした有色物質を含有している。天然フラボノイドベース染料成
分のこの後者のグループは、ペラルゴニジン、シアニジン、デルフィジンおよび
それらのメチルエステルをベースにした高度着色アントシアニン染料および顔料
、およびアントキサンチン類からなる。これらの化合物は果実で生じるほとんど
の橙、赤、紫および青色の発生源であって、すべてのベリー、チェリー、アカお
よびクロスグリ、グレープフルーツ、パッションフルーツ、オレンジ、レモン、
リンゴ、ナシ、ザクロ、赤キャベツ、赤カブおよび更には花で豊富である。シア
ニジンの誘導体は、着色葉では80%以内、果実では70%以内および花では5
0%以内で存在している。このような汚れの具体例には、ティー、コーヒー、ス
パイス、例えばカレーおよびパプリカ、オレンジ、トマト、バナナ、ティー、マ
ンゴ、ブロッコリ、ニンジン、ビート根、ホウレンソウの汚れおよび草がある。
ボールペンのインクも、除去が高度に難しい着色しみであることが知られている
【0004】 加えて、ピローケース、Tシャツ、カラーおよびソックスで典型的にみられる
毎日の“ボディ”汚れの複雑な性質は、クリーニング製品による連続した入念な
クリーニングの難しさを示している。これらの汚れは、布帛上に蓄積して黒ずみ
黄変する残留物を完全に何度も除去することが困難である。毎日のボディ汚れは
、バスタブ、便器および食器のような衛生およびキッチン表面でもみられる。 その対象には、布帛、硬質表面、食器、例えばプラスチック食器、ガラス食器
または陶磁器、歯および口がある。
【0005】 伝統的に、高レベルの漂白剤が、場合によりブリーチ前駆体および/またはブ
リーチエンハンサーと一緒に、クリーニング組成物に配合される。漂白剤は過酸
化水素の前駆体である化合物であって、過酸化水素は洗浄操作の過程で形成され
る。ペルボレートおよびペルカーボネートが、このような過酸化水素前駆体の最
も重要な例である。
【0006】 前記からみて、優れた洗浄性能を有するクリーニング組成物を提供する必要性
が明らかに続いている。したがって、本発明の目的は、着色したおよび/または
毎日のボディしみおよび/または汚れの有効で効率的なクリーニングを行えるク
リーニング組成物を提供することである。別な目的は、色あせを避けながら、布
帛実用品をクリーニングして白くさせるクリーニング組成物を提供することであ
る。 上記の目的は、界面活性剤系、有機酸、過酸化水素源、並びに、“非ヘムハロ
ペルオキシダーゼ”と通常称される、α/β‐ヒドロラーゼホールドとアミノ酸
残基セリン、ヒスチジンおよびアスパラギン酸からなる触媒三つ組とを有するオ
キシドレダクターゼを含んだクリーニング組成物を処方することにより達成され
た。
【0007】 好ましい態様において、本発明は、更に布帛実用品をクリーニングして白くさ
せる、界面活性剤系、有機酸、過酸化水素源および非ヘムハロペルオキシダーゼ
を含んだ洗濯組成物に関する。第二の態様において、本発明は界面活性剤系、有
機酸、過酸化水素源および非ヘムハロペルオキシダーゼを含んだ皿洗いまたは家
庭クリーニング組成物に関し、第三の態様において、本発明は界面活性剤系、有
機酸、過酸化水素源および非ヘムハロペルオキシダーゼを含んだオーラル/デン
タルケア組成物に関する。
【0008】 非ヘムハロペルオキシダーゼベース酵素ブリーチ系は、洗剤組成物において、
黒ずみのクリーニング、白さ維持およびしみ抜きのような予想外に広範囲の性能
面で、ブリーチ様効果を発揮することが、意外にもわかった。本発明のクリーニ
ング組成物は、処理表面を衛生的にできることもわかった。本発明のクリーニン
グ組成物の性能は、他の酵素ブリーチ系、慣用的な活性化ブリーチ系、メタロ触
媒ベースブリーチ系および/または他の洗剤酵素の添加により高められることが
、更にわかった。
【0009】 WO95/27046では、バナジウムハロペルオキシダーゼ、ハライド源お
よび過酸化水素またはその供給源を含んだ抗菌組成物について開示しており、バ
ナジウムハロペルオキシダーゼはCurvularia inaequalisから得られるクロロペ
ルオキシダーゼである。これらの酵素入り抗菌組成物は、0.01〜50重量%
の1種以上の界面活性剤を通常含んでいる。
【0010】 WO96/06909では、化学化合物を製造する際に酸化剤として、更には
漂白、クリーニングおよび消毒剤で使える、酵素入りの活性酸素放出混合物につ
いて記載している。上記の混合物は、α/β‐ヒドロラーゼホールドとセリン、
ヒスチジンおよびアスパラギン酸のアミノ酸からなる触媒三つ組とを有するオキ
シドレダクターゼ;過酸化水素源;および有機酸またはその塩の水溶液を含有し
ている。これらの有機酸またはその塩は、3.5〜6.0のpH値および15〜
80℃の温度で有機過酸に変換される。
【0011】 しかしながら、界面活性剤含有クリーニング組成物中における、有機酸、過酸
化水素源、並びに、α/β‐ヒドロラーゼホールドとアミノ酸残基セリン、ヒス
チジンおよびアスパラギン酸からなる触媒三つ組とを有するオキシドレダクター
ゼからなる酵素ブリーチ系の使用は、以前に知られていなかった。
【0012】
【発明の要旨】
本発明は、界面活性剤系、有機酸、過酸化水素源、並びに、α/β‐ヒドロラ
ーゼホールドとアミノ酸残基セリン、ヒスチジンおよびアスパラギン酸からなる
触媒三つ組とを有するオキシドレダクターゼを含む、洗濯、皿洗い、硬質表面ク
リーナー、オーラル/デンタルクリーニング組成物を含めた、クリーニング組成
物に関する。本発明のクリーニング組成物は、着色したおよび/または毎日のボ
ディしみおよび/または汚れの有効で効率的なクリーニング、および処理表面の
衛生化を行える。 好ましい態様において、本発明は、色あせを避けながら、布帛実用品をクリー
ニングして白くさせる洗濯洗剤組成物に関する。
【0013】
【発明の具体的な説明】非ヘムハロペルオキシダーゼ酵素 : 本発明のクリーニング組成物の必須成分は、非ヘムハロペルオキシダーゼ”と
通常称される、α/β‐ヒドロラーゼホールドとアミノ酸残基セリン、ヒスチジ
ンおよびアスパラギン酸からなる触媒三つ組とを有するオキシドレダクターゼで
ある。
【0014】 本発明のクリーニング組成物は、着色したおよび毎日のボディしみおよび/ま
たは汚れの有効で効率的なクリーニングを行え、特に、洗濯洗剤組成物として処
方されたときには、色あせを避けながら、布帛実用品をクリーニングして白くさ
せることがわかった。 加えて、本発明のクリーニング組成物は処理表面を衛生的にさせる。
【0015】 衛生処理には、悪臭発生および細菌/真菌増殖の防止のような、布帛および他
の表面で微生物活性の阻害または抑制により得られるすべての正の効果を含む。
例えば、それは保管および着用布帛、保管食器、特にプラスチック製キッチン用
品、およびトイレで悪臭発生を防止する。特に、本発明の組成物は、洗濯処理し
て悪臭形成の防止を待っている濡れた布帛で、細菌および/または真菌の増殖を
阻止または少くとも抑制する。加えて、タイルおよびそれらのシリコーンジョイ
ント、衛生設備のような硬質表面上における細菌および/または真菌の増殖が防
止される。
【0016】 本発明のクリーニング組成物の衛生処理ポテンシャルは、トリクロサンおよび
/またはヘキセミジンのような化学衛生処理剤の添加により高められる。Parfum
s Cosmetiques Actualites,No.125,Nov,1995,51-4では適切な化学衛生処理剤に
ついて記載している。
【0017】 本発明のクリーニング組成物の衛生処理効果は、Tuber.Lung.Dis.1994 Aug,75
(4),286-90;J.Clin.Microbiol.1994 May,32(5),1261-7;J.Clin.Microbiol.199
2 Oct,30(10),2692-7で記載されたように、最小阻止濃度(MIC)により評価
することができる。
【0018】 理論に拘束されることなく、非ヘムハロペルオキシダーゼによりその場で形成
されるペルオキシ酸は、毎日のボディ(黒ずんだ汚れ)、着色したしみ/汚れの
除去性およびホワイトニングを含めて、広範囲の漂白しうる基質に対して優れた
漂白性能を有していると考えられる。実際に、有機酸に対する非ヘムハロペルオ
キシダーゼの活性により形成された低レベルの有機過酸は、溶液中および表面上
における天然および合成染料および汚れ成分を酸化させると考えられる。着色し
た植物および果実のしみは、細胞壁成分に伴う高度に着色したカラーボディも含
有している。これらすべての天然色素は、高度に共役した多芳香環化合物をベー
スにしている。これら物質の色は、化合物中における色形成共役系の破壊に基づ
く、過酸による酸化であせてくる。
【0019】 理論に拘束されることなく、本発明のクリーニング組成物におけるボディ汚れ
除去は、非ヘムハロペルオキシダーゼにより形成される低レベルの有機過酸によ
るボディ汚れ成分の酸化により行われると考えられている。この酸化は、ボディ
汚れ成分の親水性置換および/またはボディ汚れ成分の断片化を生じさせる。こ
れらのメカニズムは、洗浄において物体からボディ汚れ成分の高い除去性を生み
出している。
【0020】 ハロペルオキシダーゼは、過酸化水素、ハライドイオンおよび適切な有機基質
の存在下で炭素‐ハロゲン結合の形成を触媒する、広く分布した酵素ファミリー
である。分子および触媒性によると、これらの酵素は2つの準集団:ヘム含有お
よび非ヘム含有ハロペルオキシダーゼに分類できる。ヘム含有酵素は補欠分子族
としてプロトポルフィリンIXを通常含有しており、カタラーゼおよびペルオキシ
ダーゼ酵素活性を示す。非ヘム含有酵素は2つのクラス:バナジウムを含有した
真核生物ハロペルオキシダーゼ、および金属イオンのみならず他の補因子も要し
ない細菌非ヘムハロペルオキシダーゼに更に分けられる(“Pseudomonas fluore
scensからの非ヘムクロロペルオキシダーゼおよびそのピロールニトリン生合成
との関係”,S.Kirner et al.Microbiology(1996),142,2129-2135)。
【0021】 ハロゲン化酵素は詳しく研究されている:いくつかの細菌からの非ヘムハロペ
ルオキシダーゼが第198頁の表2で比較されている“細菌ハロペルオキシダー
ゼおよび二次代謝におけるそれらの役割”,K.H.van Pee,Biotech.Adv.,Vol 8,p
p.185-205,1990;第389頁でバナジウム含有非ヘムハロペルオキシダーゼおよ
び第389‐392頁で細菌非ヘムハロペルオキシダーゼについて記載している
“細菌によるハロゲン化代謝産物の生合成”,K.H.van Pee,Annu.Rev.Microbiol.
1996,50:375-99。
【0022】 本発明の目的に適しているのは、ハロゲン化酵素活性に関与する、アスパラギ
ン酸、ヒスチジンおよびセリンアミノ酸からなる触媒三つ組を含んだ酵素である
。細菌非ヘムハロペルオキシダーゼにより触媒されるハロゲン化の第一ステップ
は、触媒三つ組のセリン残基における酢酸エステルの形成である。このエステル
は水ではなく、過酸化水素により加水分解されて、過酢酸を生じる。強い酸化剤
として、過酢酸は非特異的にブロミド、クロリドおよび芳香族アミノをニトロ基
に酸化することができる。非ヘムハロペルオキシダーゼは基質特異性を欠いてい
る。
【0023】 非ヘムブロモペルオキシダーゼ酵素はCorallina marina algaeから産生される
(JP63 196295およびJP61 242577)。本発明の目的に適
した非ヘムハロペルオキシダーゼは下記のように得られる: 1.DegussaのWO9606909の第7‐9頁で記載された、Pseudomonas種、
Streptomyces種およびSerratia種からの非ヘムクロロおよびブロモペルオキシダ
ーゼ: 1.1.Microbiol.Lett.,Vol.129,p.255-260(1995)で記載されたような、Serra
tia marcescensからの非ヘムクロロペルオキシダーゼ 1.2.J.Gen.Microbiol.,137,p.2539-2546(1992)におけるStreptomyces aureo
faciens ATCC10762からの非ヘムブロモペルオキシダーゼ 1.3.Microbiology(1996),142,2129-2135,S.Kirner et alで記載されたよう
な、Pseudomonas fluorescensからの非ヘムクロロペルオキシダーゼ 2.双方ともAmano Pharm KKのJ63196295およびJ61242577で
記載されたような、Corallina marine algae(例えば、C.officinalis、C.pilul
ifera、C.squamata、Serraticardia maxima、Calliarthron yessoense)からの
非ヘムブロモペルオキシダーゼ
【0024】 本発明で使用上好ましい非ヘムハロペルオキシダーゼはWO96/06909
で記載されたように得られる酵素であり、更に好ましい酵素はSerratia marcesc
ensから得られる非ヘムクロロペルオキシダーゼである。
【0025】 非ヘムハロペルオキシダーゼは、組成物の好ましくは0.0001〜2重量%
、更に好ましくは0.001〜1.0%、最も好ましくは0.005〜0.1%
の純粋酵素レベルで、本発明のクリーニング組成物中に配合される。 特別な用途にとり好ましい非ヘムハロペルオキシダーゼはアルカリ性であり、
即ち7〜12のpHでその最大活性の少くとも10%、好ましくは少くとも25
%、更に好ましくは少くとも40%の酵素活性を有する酵素である。更に好まし
い非ヘムハロペルオキシダーゼは、7〜12のpHでそれらの最大活性を有する
酵素である。
【0026】 本発明の非ヘムハロペルオキシダーゼ酵素と類似した酵素ホモログも考えられ
る。“ホモログ”という用語は、(例えば、5×SSCに前浸漬し、20%ホル
ムアミド、5×デンハート溶液、50mMリン酸ナトリウム,pH6.8および
変性超音波処理子牛胸腺DNA50μgの溶液中〜40℃で1時間にわたり前ハ
イブリッド形成させ、その後に100μM ATPで補充された同様の溶液中〜
40℃で18時間にわたりハイブリッド形成させる)ある特定の条件下で、この
アミノ酸配列を有する非ヘムハロペルオキシダーゼ酵素についてコードするDN
Aと同様のプローブとハイブリッド形成するDNAによりコードされたポリペプ
チドを示す意味である。その用語は、天然配列のC‐およびN‐末端の一方また
は双方への1以上のアミノ酸残基の付加、天然配列における1以上の部位で1以
上のアミノ酸残基の置換、天然アミノ酸配列の一方もしくは双方の末端または天
然配列内における1以上の部位における1以上のアミノ酸残基の欠失、あるいは
天然配列の1以上の部位における1以上のアミノ酸残基の挿入により得られる、
非ヘムハロペルオキシダーゼ酵素配列の誘導体を含めた意味である。
【0027】 上記の酵素は、植物、動物、細菌、真菌および酵母起源のように、いかなる適
切な起源であってもよい。起源は更に中温性でもまたは好極限性(好冷性、好栄
養性、好熱性、好圧性、好アルカリ性、好酸性、好塩性など)でもよい。精製ま
たは非精製形のこれら酵素も用いてよい。現在では、本発明のクリーニング組成
物で性能効力を最大にさせるため、タンパク質/遺伝子工学技術により野生型酵
素を修飾することが慣例的である。例えば、変種はこのような組成物の常用成分
に対する酵素の適合性が増すようにデザインされる。一方、酵素変種の至適pH
、ブリーチまたはキラント安定性、触媒活性などが特定のクリーニング用途と合
うように調整されるよう、変種をデザインしてもよい。
【0028】 特に、ブリーチ安定性の面では酸化されやすいアミノ酸について、および界面
活性剤適合性の面では表面電荷について、注意が払われるべきである。このよう
な酵素の等電点は一部の荷電アミノ酸の置換により修正してもよく、例えば等電
点の増加はアニオン性界面活性剤との適合性を改善する上で役立つ。酵素の安定
性は、例えば追加の塩橋を形成させ、カルシウム結合部位を補強してキラント安
定性を増すことにより、更に高められる。
【0029】 有機酸: 本発明のクリーニング組成物の第二必須要素は有機酸である。有機酸は、20
℃で2〜10、好ましくは3〜9、更に好ましくは3.5〜8のpKa値により
特徴づけられる。
【0030】 適切な酸はCRC Handbook for Chemistry and Physics,D.R.Lide,71st Edition
,CRC press,section 8,pp.35-36で掲載されている。適切な有機酸は、追加の置
換または不飽和を有して、または有さずに、非ヘムハロペルオキシダーゼ酵素と
の良い構造的および化学適合性を有した、脂肪族、環式または芳香族、モノ、ジ
またはポリカルボン酸である。適切な有機酸の例は、酢酸、プロピオン酸、酪酸
、ヘキサン酸、オクタン酸、デカン酸、ドデカン酸、テトラデカン酸、ヘキサデ
カン酸、オレイン酸、リンゴ酸、シュウ酸、安息香酸、クエン酸および/または
それらの混合物および/またはそれらの塩である。乳酸、果実酸、安息香酸、フ
タル酸および/またはそれらの混合物および/またはそれらの塩も適切である。
【0031】 好ましい有機酸は、式R(n+1)COOH(n=1〜18、好ましくは2〜
14、更に好ましくは2〜9)のモノカルボン酸、例えば酢酸、プロピオン酸、
ノナン酸、ラウリン酸および/またはそれらに対応したナトリウム塩である。 有機酸は、全組成物の0.1〜50重量%、好ましくは0.5〜40%、更に
好ましくは1〜20%のレベルで、本発明のクリーニング組成物中に通常配合さ
れる。
【0032】 過酸化水素源: 本発明のクリーニング組成物の第三の必須要素は過酸化水素源である。適切な
過酸化水素源は、洗浄液中で過酸化水素を放出できる化合物または系である。例
は、過酸化水素をその場で生成するペルカーボネート、ペルボレートまたは酵素
系、例えばオキシダーゼである。
【0033】 本発明の適切な過酸化水素源には、過酸化水素、ペルボレート、例えばペルボ
レート一水和物、ペルボレート四水和物、ペルサルフェート、ペルカーボネート
、ペルオキシジサルフェート、ペルホスフェート、ペルオキシヒドレートおよび
尿素過酸化水素のような過酸化水素放出剤がある。好ましいブリーチはペルカー
ボネートおよびペルボレートである。
【0034】 過酸化水素形成の酵素プロセスを利用することも望ましい。そのため、本発明
によるプロセスでは、洗浄プロセス中に過酸化水素を発生しうる酵素系(即ち、
酵素およびその基質)を更に加えてもよい。過酸化水素発生系の1つのこのよう
なカテゴリーは、分子状酸素および有機または無機基質を各々過酸化水素および
酸化された基質に変換しうる酵素からなる。これらの酵素は低レベルの過酸化水
素を発生させるだけであるが、オキシダーゼの存在が生成された過酸化水素の効
率的利用を確実化させるように、それらは本発明のプロセスで大いに活用される
。好ましい過酸化水素発生酵素は、クリーニング組成物中に便宜上含有される、
安価ですぐ入手しうる基質で作用するようなものである。例えば、アミンオキシ
ダーゼおよびアミン、アミノ酸オキシダーゼおよびアミノ酸、乳酸オキシダーゼ
および乳酸、コレステロールオキシダーゼおよびコレステロール、尿酸オキシダ
ーゼおよび尿酸、またはキサンチンオキシダーゼおよびキサンチンを用いてよい
。他の適切なオキシダーゼは、尿酸オキシダーゼ、ガラクトースオキシダーゼ、
アルコールオキシダーゼおよびアミログルコシダーゼである。
【0035】 好ましい酵素系はアルコールおよびアルコールオキシダーゼである。顆粒洗剤
向けに更に好ましい系は、固形アルコール類、例えばグルコースを有しており、
そのグルクロン酸への酸化はグルコースオキシダーゼにより触媒されて、過酸化
水素を形成する。グルコースオキシダーゼおよびグルコースの組合せが好ましい
。グルコースオキシダーゼの量はその比活性および存在しうる残留カタラーゼの
活性に依存するが、例えば、本発明による洗剤組成物は洗剤組成物gまたはml
当たり10〜1000、好ましくは20〜500単位のグルコースオキシダーゼ
を含有すると通常言われており、酵素活性の単位は標準条件下で1分間当たり1
μmol の基質を変換させるために要する量として規定される。液体洗剤向けに更
に好ましい系は、例えば溶媒としても作用しうる液体アルコール類を含む。例は
エタノール/エタノールオキシダーゼである。このような酵素系は1991年1
0月9日付で出願されたEP特許出願91202655.6で開示されている。
【0036】 洗浄液中における過酸化水素のレベルは、非ヘムハロペルオキシダーゼの安定
性にとり重要である。したがって、洗浄液中への過酸化水素の制御的放出が、非
ヘムハロペルオキシダーゼ酵素ブリーチ系で用いられる。 過酸化水素は0.0001〜10mmol、好ましくは0.0001〜2mmol、更
に好ましくは0.0001〜0.3mmolのレベルで洗浄液中に通常存在する;好
ましくは制御的放出系で維持される。 過酸化水素は、0.1〜0.2mmolのレベルで過酸化水素を発生するペルボレ
ート、ペルカーボネート系、酵素系により発生させることができる。 放出剤とは、配合された過酸化水素源を洗浄環境中に制御しながら放出する剤
である。
【0037】 顆粒および粉末クリーニング製品では、過酸化水素源は顆粒中に含有させても
よい。上記の顆粒は、適切には、様々な造粒助剤、結合剤、フィラー、可塑剤、
滑沢剤、コアなどを更に含有する。その例には、セルロース(例えば、繊維また
は微結晶形のセルロース)、デキストリン(例えば、黄色デキストリン)、ポリ
ビニルピロリドン、ポリビニルアルコール、セルロース誘導体(例えば、CMC
、MC、HPCまたはHPMC)、ゼラチン、デンプン糖、塩(例えば、硫酸ナ
トリウム、塩化ナトリウム、硫酸カルシウムまたは炭酸カルシウム)、二酸化チ
タン、タルクおよびクレー(例えば、カオリンまたはベントナイト)がある。問
題のタイプの顆粒への配合に関連した他の物質は、例えばEP0304331B
1で記載されており、当業者に周知である。
【0038】 放出剤は、例えばコーティングしてもよい。そのコーティングは、ある期間に
わたり洗浄環境中で上記の顆粒(共顆粒)を防御する。コーティングは、(未コ
ート乾燥顆粒の重量をベースにして計算すると)1〜50重量%、好ましくは5
〜40重量%の量で、上記の顆粒(共顆粒)に通常適用される。上記顆粒に適用
されるコーティングの量は、かなりの程度において、望まれるコーティングの性
質および組成と、上記コーティングが上記顆粒に付与すべき防御の種類とに依存
する。例えば、上記顆粒に適用される上記コーティングまたは多層コーティング
の厚さは、上記顆粒の内容物が放出される期間を決めることになる。可能な多層
コーティングには、例えば、即時放出コーティングが緩徐放出コーティングの上
にコートされたコーティングがある。
【0039】 適切な放出コーティングは、使用中に一般的な条件下で、本発明による過酸化
物源‐顆粒の内容物を放出させるコーティングである。そのため、例えば、本発
明の製品が洗浄洗剤(例えば1タイプ以上の界面活性剤を通常含む)を含有した
洗浄液中に導入される場合には、コーティングはそれが洗浄媒体中に導入された
ときに上記顆粒の内容物を放出剤から確実に放出しうるようなものにすべきであ
る。
【0040】 好ましい放出コーティングは、水に実質的に不溶性のコーティングである。洗
浄媒体中で適正な放出コーティングは、下記:獣脂;水素付加獣脂;部分的加水
分解獣脂;天然および合成源の脂肪酸および脂肪アルコール;グリセロールの長
鎖脂肪酸モノ、ジおよびトリエステル(例えば、グリセロールモノステアレート
);エトキシル化脂肪アルコール;ラテックス;融点50〜80℃の炭化水素;
およびワックスから選択される物質からなることが適切である。溶融コーティン
グ剤が、水希釈なしに使える、即時または緩徐放出コーティング剤の好ましいク
ラスである。緩徐放出コーティングの情報に関しては、Controlled Release Sys
tems: Fabrication Technology,Vol.I,CRC Press,1988が参照される。
【0041】 コーティングは、適切には、クレー(例えば、カオリン)、二酸化チタン、顔
料、塩(例えば、炭酸カルシウム)などのような物質を更に含む。当業者は本発
明に関連した別のコーティング成分についても更に知ることになるであろう。
【0042】 本発明の液体クリーニング組成物において、過酸化水素源は放出剤を更に含有
した粒子の分散物として配合してもよい。過酸化水素源は液体または固体の形態
で存在する。適切な粒子は、Surutzidiz A.らのEP583512で記載された
ような、孔質疎水性物質(例えば、平均孔径500オングストローム以上のシリ
カ)からなる。
【0043】 放出剤は、ある期間にわたり洗浄サイクルで上記粒子を防御するコーティング
であってもよい。そのコーティングは、疎水性液体ポリマーのような疎水性物質
であることが好ましい。上記のポリマーには、オルガノポリシロキサン油、更に
は高分子量の炭化水素、または非水溶性だが水透過性のポリマー物質、例えばC
MC、PVAまたはPVPがある。ポリマーの性質は、洗浄溶液中で過酸化物源
の適切な放出プロフィールを発揮するように選択される。
【0044】 界面活性剤系: 本発明によるクリーニング組成物は、界面活性剤がノニオン性および/または
アニオン性および/またはカチオン性および/または両性および/または双極性
および/または半極性界面活性剤から選択できる、界面活性剤系を含んでいる。
界面活性剤は、典型的には0.1〜60重量%のレベルで存在する。更に好ま
しい配合レベルは、本発明によるクリーニング組成物で1〜35重量%、最も好
ましくは1〜30重量%である。 界面活性剤は、好ましくは、組成物中に存在する酵素成分と適合するように処
方される。液体またはゲル組成物では、界面活性剤は、最も好ましくは、これら
の組成物中において酵素の安定性を促進するか、または少くともそれを分解しな
いように処方される。
【0045】 本発明により用いられる好ましい界面活性剤系には、本明細書で記載された1
種以上のノニオン性および/またはアニオン性界面活性剤を、界面活性剤として
含んでいる。 アルキルフェノールのポリエチレン、ポリプロピレンおよびポリブチレンオキ
シド縮合物は本発明の界面活性剤系のノニオン性界面活性剤として使用に適して
おり、ポリエチレンオキシド縮合物が好ましい。これらの化合物には、直鎖また
は分岐鎖配置で炭素原子約6〜約14、好ましくは炭素原子約8〜約14のアル
キル基を有するアルキルフェノールと、アルキレンオキシドとの縮合産物がある
。好ましい態様において、エチレンオキシドは、アルキルフェノール1モル当た
り約2〜約25モル、更に好ましくは約3〜約15モルのエチレンオキシドに相
当する量で存在する。このタイプの市販ノニオン性界面活性剤には、GAF Cor
porationから販売されているIgepalTMCO‐630、すべてRohm & Haas Compan
yから販売されているTritonTMX‐45、X‐114、X‐100およびX‐1
02がある。これらの界面活性剤はアルキルフェノールアルコキシレート(例え
ば、アルキルフェノールエトキシレート)と通常称される。
【0046】 一級および二級脂肪族アルコールと約1〜約25モルのエチレンオキシドとの
縮合産物が、本発明のノニオン性界面活性剤系のノニオン性界面活性剤として使
用に適している。脂肪族アルコールのアルキル鎖は直鎖または分岐、一級または
二級であり、通常約8〜約22の炭素原子を有している。炭素原子約8〜約20
、更に好ましくは炭素原子約10〜約18のアルキル基を有するアルコールと、
アルコール1モル当たり約2〜約10モルのエチレンオキシドとの縮合産物が好
ましい。アルコール1モル当たり約2〜約7モルのエチレンオキシド、最も好ま
しくは2〜5モルのエチレンオキシドが上記の縮合産物中に存在する。このタイ
プの市販ノニオン性界面活性剤の例には、双方ともUnion Carbide Corporation
から販売されているTergitolTM15‐S‐9(C11‐C15直鎖アルコールとエチ
レンオキシド9モルとの縮合産物)、TergitolTM24‐L‐6NMW(C12‐C 14 一級アルコールとエチレンオキシド6モルとの、狭い分子量分布の縮合産物)
;Shell Chemical Companyから販売されているNeodolTM45‐9(C14‐C15
鎖アルコールとエチレンオキシド9モルとの縮合産物)、NeodolTM23‐3(C 12 ‐C13直鎖アルコールとエチレンオキシド3.0モルとの縮合産物)、Neodol TM 45‐7(C14‐C15直鎖アルコールとエチレンオキシド7モルとの縮合産物
)、NeodolTM45‐5(C14‐C15直鎖アルコールとエチレンオキシド5モルと
の縮合産物);The Procter & Gamble Companyから販売されているKyroTMEOB
(C13‐C15アルコールとエチレンオキシド9モルとの縮合産物);Hoechstか
ら販売されているGenapol LA O3OまたはO5O(C12‐C14アルコールと
エチレンオキシド3または5モルとの縮合産物)がある。これらの産物における
HLBの好ましい範囲は8〜11、最も好ましくは8〜10である。
【0047】 本発明の界面活性剤系のノニオン性界面活性剤として、約6〜約30の炭素原
子、好ましくは約10〜約16の炭素原子をもつ疎水基と、約1.3〜約10、
好ましくは約1.3〜約3、最も好ましくは約1.3〜約2.7の糖単位をもつ
多糖、例えばポリグリコシドの親水基とを有する、1986年1月21日付で発
行されたLlenadoの米国特許第4,565,647号明細書で開示されたアルキ
ル多糖も有用である。5または6つの炭素原子を有する還元糖も使用でき、例え
ばグルコース、ガラクトースおよびガラクトシル部分がグルコシル部分の代わり
に使用できる(場合により、疎水基が2、3、4位などに結合されて、グルコシ
ドまたはガラクトシドの代わりにグルコースまたはガラクトースを与える)。例
えば、追加糖単位の1つの位置と先の糖単位の2、3、4および/または6位と
の間に、糖間結合が存在していてもよい。
【0048】 好ましいアルキルポリグリコシドは下記式を有している: RO(C2nO)(グリコシル) 上記式中Rはアルキル、アルキルフェニル、ヒドロキシアルキル、ヒドロキシ
アルキルフェニルおよびそれらの混合物からなる群より選択される(アルキル基
は約10〜約18、好ましくは約12〜約14の炭素原子を有する);nは2ま
たは3、好ましくは2である;tは0〜約10、好ましくは0である;xは約1
.3〜約10、好ましくは約1.3〜約3、最も好ましくは約1.3〜約2.7
である。グリコシルは、好ましくはグルコースから誘導される。これらの化合物
を製造するためには、アルコールまたはアルキルポリエトキシアルコールを最初
に形成させ、その後グルコースまたはグルコース源と反応させてグルコシド(1
位に結合)を形成させる。追加グリコシル単位も、それらの1位と先のグリコシ
ル単位の2、3、4および/または6位、好ましくは主に2位との間で結合させ
てよい。
【0049】 プロピレンオキシドとプロピレングリコールとの縮合により形成された疎水性
ベースとエチレンオキシドとの縮合産物も、本発明の追加ノニオン性界面活性剤
系として使用に適している。これら化合物の疎水性部分は好ましくは約1500
〜約1800の分子量を有し、非水溶性を示す。この疎水性部分へのポリオキシ
エチレン部分の付加は全体的に分子の水溶性を増す傾向があり、産物の液性はポ
リオキシエチレン含有率が縮合産物の全重量の約50%のところまでに留められ
るが、これは約40モル以内のエチレンオキシドとの縮合に相当する。このタイ
プの化合物の例には、BASFから販売されている、ある種の市販PlurafacTMLF
404およびPluronicTM界面活性剤がある。
【0050】 本発明のノニオン性界面活性剤系のノニオン性界面活性剤として、プロピレン
オキシドとエチレンジアミンとの反応から得られる産物と、エチレンオキシドと
の縮合産物も、使用に適している。これら産物の疎水性部分はエチレンジアミン
および過剰プロピレンオキシドの反応産物からなり、通常約2500〜約300
0の分子量を有する。この疎水性部分は、縮合産物が約40〜約80重量%のポ
リオキシエチレンを含んで、約5000〜約11,000の分子量を有する程度
まで、エチレンオキシドと縮合される。このタイプのノニオン性界面活性剤の例
には、BASFから販売されている、ある種の市販TetronicTM化合物がある。
【0051】 本発明の界面活性剤系のノニオン性界面活性剤として、アルキルフェノールの
ポリエチレンオキシド縮合物、一級および二級脂肪族アルコールと約1〜約25
モルのエチレンオキシドとの縮合産物、アルキル多糖、およびそれらの混合物が
、使用上好ましい。3〜15のエトキシ基を有するC‐C14アルキルフェノー
ルエトキシレート、2〜10のエトキシ基を有するC‐C18アルコールエトキ
シレート(好ましくはC10平均)、およびそれらの混合物が最も好ましい。
【0052】 高度に好ましいノニオン性界面活性剤は、下記式のポリヒドロキシ脂肪酸アミ
ド界面活性剤である:
【化1】 上記式中RはHであるか、あるいはRはC1-4 ヒドロカルビル、2‐ヒドロ
キシエチル、2‐ヒドロキシプロピルまたはそれらの混合物であり、RはC5- 31 ヒドロカルビルであり、Zは直鎖ヒドロカルビル鎖とその鎖に直接結合された
少くとも3つのヒドロキシルとを有するポリヒドロキシヒドロカルビル、または
そのアルコキシル化誘導体である。好ましくは、Rはメチルであり、Rは直
鎖C11-15 アルキルまたはC16-18 アルキルまたはアルケニル鎖、例えばココナ
ツアルキル、またはそれらの混合物であり、Zは還元アミノ化反応でグルコース
、フルクトース、マルトース、ラクトースのような還元糖から誘導される。
【0053】 用いられる適切なアニオン性界面活性剤は、"The Journal of the American O
il Chemists Society",52(1975),pp.323-329に従い気体SOでスルホン化され
たC‐C20カルボン酸(即ち、脂肪酸)の直鎖エステルを含めた、直鎖アルキ
ルベンゼンスルホネート、アルキルエステルスルホネート界面活性剤である。適
切な出発物質には、獣脂、パーム油などから誘導されるような天然脂肪物質があ
る。
【0054】 特に洗濯適用向けに好ましいアルキルエステルスルホネート界面活性剤には、
下記構造式のアルキルエステルスルホネート界面活性剤がある:
【化2】 上記式中RはC‐C20ヒドロカルビル、好ましくはアルキル、またはそれら
の組合せであり、RはC‐Cヒドロカルビル、好ましくはアルキル、また
はそれらの組合せであり、Mはアルキルエステルスルホネートと水溶性塩を形成
するカチオンである。適切な塩形成カチオンには、ナトリウム、カリウムおよび
リチウムのような金属、置換または非置換アンモニウムカチオン、例えばモノエ
タノールアミン、ジエタノールアミンおよびトリエタノールアミンがある。好ま
しくは、RはC10‐C16アルキルであり、Rはメチル、エチルまたはイソプ
ロピルである。RがC10‐C16アルキルであるメチルエステルスルホネートが
特に好ましい。
【0055】 他の適切なアニオン性界面活性剤には、式ROSOMの水溶性塩または酸で
あるアルキルサルフェート界面活性剤があり、ここでRは好ましくはC10‐C24 ヒドロカルビル、好ましくはC10‐C20アルキル部分を有するアルキルまたはヒ
ドロキシアルキル、更に好ましくはC12‐C18アルキルまたはヒドロキシアルキ
ルであり、MはHまたはカチオン、例えばアルカリ金属カチオン(例えばナトリ
ウム、カリウム、リチウム)、アンモニウムまたは置換アンモニウム(例えば、
メチル‐、ジメチル‐およびトリメチル‐アンモニウムカチオン、およびテトラ
メチルアンモニウムおよびジメチルピペリジニウムカチオンのような四級アンモ
ニウムカチオン、およびエチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミンのよ
うなアルキルアミンから誘導される四級アンモニウムカチオン、およびそれらの
混合物など)である。典型的には、C12‐C16アルキル鎖は低い洗浄温度(例え
ば約50℃以下)で好ましく、C16‐C18アルキル鎖は高い洗浄温度(例えば約
50℃以上)で好ましい。
【0056】 洗浄目的に有用な他のアニオン性界面活性剤も、本発明のクリーニング組成物
中に含有させることができる。これらには、石鹸の塩(例えば、ナトリウム、カ
リウム、アンモニウムおよび置換アンモニウム塩、例えばモノ、ジおよびトリエ
タノールアミン塩を含む)、C‐C22一級または二級アルカンスルホネート、
‐C24オレフィンスルホネート、例えば英国特許明細書第1,082,17
9号明細書で記載されたように、アルカリ土類金属シトレートの熱分解産物のス
ルホン化により製造されるスルホン化ポリカルボン酸、C‐C24アルキルポリ
グリコールエーテルサルフェート(10モル以内のエチレンオキシドを含む);
アルキルグリセロールスルホネート、脂肪アシルグリセロールスルホネート、脂
肪オレイルグリセロールサルフェート、アルキルフェノールエチレンオキシドエ
ーテルサルフェート、パラフィンスルホネート、アルキルホスフェート、アシル
イセチオネートのようなイセチオネート、N‐アシルタウレート、アルキルサク
シナメートおよびスルホサクシネート、スルホサクシネートのモノエステル(特
に飽和および不飽和C12‐C18モノエステル)およびスルホサクシネートのジエ
ステル(特に飽和および不飽和C‐C12ジエステル)、アシルサルコシネート
、アルキルポリグルコシドのサルフェートのようなアルキル多糖のサルフェート
(ノニオン性非サルフェート化合物は以下で記載されている)、分岐一級アルキ
ルサルフェート、および式RO(CHCHO)‐CHCOO(R
はC‐C22アルキルであり、kは1〜10の整数であり、Mは可溶性塩形成カ
チオンである)のようなアルキルポリエトキシカルボキシレートがある。トール
油中に存在するか、またはそれから誘導される、ロジン、水素添加ロジン、樹脂
酸および水素添加樹脂酸のような、樹脂酸および水素添加樹脂酸も適切である。
【0057】 別な例は、"Surface Active Agents and Detergents"(Vol.I and II,Schwartz
,Perry and Berch)で記載されている。様々なこのような界面活性剤は、197
5年12月30日付で発行されたLaughlinらの米国特許第3,929,678号
明細書の第23欄58行目〜第29欄23行目でも一般的に開示されている(参
考のため本明細書に組み込まれる)。 本組成物中に含有されるとき、本発明の洗濯洗剤組成物は典型的には約1〜約
40重量%、好ましくは約3〜約20%のこのようなアニオン性界面活性剤を含
んでいる。
【0058】 高度に好ましいアニオン性界面活性剤には、式RO(A)SOMの水溶性
塩または酸であるアルキルアルコキシル化サルフェート界面活性剤があり、ここ
でRは非置換C10‐C24アルキルまたはC10‐C24アルキル部分を有するヒドロ
キシアルキル基、好ましくはC12‐C20アルキルまたはヒドロキシアルキル、更
に好ましくはC12‐C18アルキルまたはヒドロキシアルキルであり、Aはエトキ
シまたはプロポキシ単位であり、mはゼロより大きく、典型的には約0.5〜約
6、更に好ましくは約0.5〜約3であり、MはHまたはカチオン、例えば金属
カチオン(例えばナトリウム、カリウム、リチウム、カルシウム、マグネシウム
等)、アンモニウムまたは置換アンモニウムカチオンである。アルキルエトキシ
ル化サルフェートおよびアルキルプロポキシル化サルフェートが本発明では考え
られる。置換アンモニウムカチオンの具体例には、メチル、ジメチル、トリメチ
ル‐アンモニウムカチオン、並びにテトラメチルアンモニウムおよびジメチルピ
ペリジニウムカチオンのような四級アンモニウムカチオン、並びにエチルアミン
、ジエチルアミン、トリエチルアミンのようなアルキルアミンから誘導されるも
の、それらの混合物などがある。例示される界面活性剤は、C12‐C18アルキル
ポリエトキシレート(1.0)サルフェート(C12‐C18E(1.0)M)、C 12 ‐C18アルキルポリエトキシレート(2.25)サルフェート(C12‐C18
(2.25)M)、C12‐C18アルキルポリエトキシレート(3.0)サルフェ
ート(C12‐C18E(3.0)M)およびC12‐C18アルキルポリエトキシレー
ト(4.0)サルフェート(C12‐C18E(4.0)M)であり、Mは便宜上ナ
トリウムおよびカリウムから選択される。
【0059】 本発明のクリーニング組成物は、カチオン性、両性、双極性および半極性界面
活性剤、並びに既に前記されたもの以外のノニオン性および/またはアニオン性
界面活性剤も含有していてよい。 本発明のクリーニング組成物で使用に適したカチオン性洗浄界面活性剤は、1
つの長鎖ヒドロカルビル基を有するものである。このようなカチオン性界面活性
剤の例には、アンモニウム界面活性剤、例えばアルキルトリメチルアンモニウム
ハロゲナイド、および下記式を有する界面活性剤がある: 〔R(OR〕〔R(OR 上記式中Rはアルキル鎖中に約8〜約18の炭素原子を有するアルキルまたは
アルキルベンジル基である;各Rは‐CHCH‐、‐CHCH(CH )‐、‐CHCH(CHOH)‐、‐CHCHCH‐およびそれらの
混合物からなる群より選択される;各RはC‐Cアルキル、C‐C
ドロキシアルキル、2つのR基を連結して形成されたベンジル環構造、‐CH CHOH‐CHOHCORCHOHCHOH(Rは約1000以下の分
子量を有するヘキソースまたはヘキソースポリマーである)、およびyが0でな
いとき水素からなる群より選択される;RはRと同様であるか、またはR +Rの炭素原子の総数が約18以下となるアルキル鎖である;各yは0〜約1
0であって、y値の合計は0〜約15である;Xはいずれか適合しうるアニオン
である。
【0060】 本発明に適した四級アンモニウム界面活性剤は下記式(I)を有している:
【化3】 上記式中Rは短鎖長アルキル(C‐C10)または下記式(II)のアルキルア
ミドアルキルである:
【化4】 (yは2〜4、好ましくは3である); 上記式中RはHまたはC‐Cアルキルである; 上記式中xは0〜4、好ましくは0〜2、最も好ましくは0である; 上記式中R、RおよびRは同一であるかまたは異なっており、短鎖アルキ
ル(C‐C)または下記式IIIのアルコキシル化アルキルである;
【化5】 (RはC‐Cであり、zは1または2である) 上記式中Xは対イオン、好ましくはハライド、例えばクロリドまたはメチル硫
酸である。 好ましい四級アンモニウム界面活性剤は、RがC、C10またはそれらの混
合物、x=0、R、R=CHおよびR=CHCHOHである、式I
で定義されたようなものである。
【0061】 高度に好ましいカチオン性界面活性剤は、下記式を有した、本組成物で有用な
水溶性四級アンモニウム化合物である: R (i) 上記式中RはC‐C16アルキルであり、R、RおよびRの各々は独立
してC‐Cアルキル、C‐Cヒドロキシアルキル、ベンジルおよび‐(
40H(xは2〜5の値を有する)であり、Xはアニオンである。R 、RまたはRのうち1以下はベンジルでなければならない。
【0062】 Rにとり好ましいアルキル鎖長はC12‐C15であり、特にアルキル基はココ
ナツまたはパーム核脂肪から誘導される鎖長の混合物であるか、あるいはオレフ
ィンビルドアップまたはオキソアルコール合成により合成で誘導される。R
およびRにとり好ましい基はメチルおよびヒドロキシエチル基であり、ア
ニオンXはハライド、メト硫酸、酢酸およびリン酸イオンから選択される。本発
明で使用に適した式(i)の四級アンモニウム化合物の例は以下である: ココナツトリメチルアンモニウムクロリドまたはブロミド ココナツメチルジヒドロキシエチルアンモニウムクロリドまたはブロミド デシルトリエチルアンモニウムクロリド デシルジメチルヒドロキシエチルアンモニウムクロリドまたはブロミド C12-15 ジメチルヒドロキシエチルアンモニウムクロリドまたはブロミド ココナツジメチルヒドロキシエチルアンモニウムクロリドまたはブロミド ミリスチルトリメチルアンモニウムメチルサルフェート ラウリルジメチルベンジルアンモニウムクロリドまたはブロミド ラウリルジメチル(エテノキシ)アンモニウムクロリドまたはブロミド コリンエステル(RがCH‐CH‐O‐C(=O)‐C12-14 アルキルで
あり、R、R、Rがメチルである、式(i)の化合物) ジアルキルイミダゾリン(式(i)の化合物) 本発明で有用な他のカチオン性界面活性剤は、1980年10月14日付で発
行されたCambreの米国特許第4,228,044号および欧州特許出願EP第0
00,224号明細書にも記載されている。
【0063】 典型的なカチオン性布帛柔軟化成分には非水溶性四級アンモニウム布帛柔軟化
活性剤またはそれらに相当するアミン前駆体があり、ジ長鎖アルキルアンモニウ
ムクロリドまたはメチルサルフェートが最も常用されている。
【0064】 これらの中で好ましいカチオン性柔軟剤には以下がある: 1)ジタロージメチルアンモニウムクロリド(DTDMAC) 2)ジ水素添加タロージメチルアンモニウムクロリド 3)ジ水素添加タロージメチルアンモニウムメチルサルフェート 4)ジステアリルジメチルアンモニウムクロリド 5)ジオレイルジメチルアンモニウムクロリド 6)ジパルミチルヒドロキシエチルメチルアンモニウムクロリド 7)ステアリルベンジルジメチルアンモニウムクロリド 8)タロートリメチルアンモニウムクロリド 9)水素添加タロートリメチルアンモニウムクロリド 10)C12-14アルキルヒドロキシエチルジメチルアンモニウムクロリド 11)C12-18アルキルジヒドロキシエチルメチルアンモニウムクロリド 12)ジ(ステアロイルオキシエチル)ジメチルアンモニウムクロリド (DSOEDMAC) 13)ジ(タローオキシエチル)ジメチルアンモニウムクロリド 14)ジタローイミダゾリニウムメチルサルフェート 15)1‐(2‐タローイルアミドエチル)‐2‐タローイルイミダゾリニウム
メチルサルフェート
【0065】 生分解性四級アンモニウム化合物が、伝統的に用いられているジ長鎖アルキル
アンモニウムクロリドおよびメチルサルフェートの代わりとして提供されている
。このような四級アンモニウム化合物は、カルボキシ基のような官能基を介在さ
せた長鎖アルキル(アルケニル)基を有している。上記物質およびそれらを含有
した布帛柔軟化組成物は、EP‐A‐0,040,562およびEP‐A‐0,
239,910のような多数の文献で開示されている。
【0066】 四級アンモニウム化合物およびそのアミン前駆体は、下記式(I)または(II
)を有している:
【化6】 上記式中Qは‐O‐C(O)‐、‐C(O)‐O‐、‐O‐C(O)‐O‐、 ‐NR‐C(O)‐、‐C(O)‐NR‐から選択される; Rは(CH‐Q‐TまたはTである; Rは(CH‐Q‐TまたはT、あるいはRである; RはC‐Cアルキル、C‐CヒドロキシアルキルまたはHである; RはH、C‐CアルキルまたはC‐Cヒドロキシアルキルである; T、T、T、T、Tは独立してC11‐C22アルキルまたはアルケニル
である; nおよびmは1〜4の整数である;および Xは柔軟剤適合性アニオンである。
【0067】 柔軟剤適合性アニオンの非制限例にはクロリドまたはメチルサルフェートがあ
る。 アルキルまたはアルケニル鎖T、T、T、T、Tは、少くとも11
の炭素原子、好ましくは少くとも16の炭素原子を有していなければならない。
その鎖は直鎖でもまたは分岐でもよい。 獣脂は長鎖アルキルおよびアルケニル物質の便利で安価な供給源である。T 、T、T、T、Tが獣脂に典型的な長鎖物質の混合物を表している化合
物が特に好ましい。
【0068】 本水性布帛柔軟化組成物で使用に適した四級アンモニウム化合物の具体例には
: 1)N,N‐ジ(タローイルオキシエチル)‐N,N‐ジメチルアンモニウムク
ロリド 2)N,N‐ジ(タローイルオキシエチル)‐N‐メチル,N‐(2‐ヒドロキ
シエチル)アンモニウムメチルサルフェート 3)N,N‐ジ(2‐タローイルオキシ‐2‐オキソエチル)‐N,N‐ジメチ
ルアンモニウムクロリド 4)N,N‐ジ(2‐タローイルオキシエチルカルボニルオキシエチル)‐N,
N‐ジメチルアンモニウムクロリド 5)N‐(2‐タローイルオキシ‐2‐エチル)‐N‐(2‐タローイルオキシ
‐2‐オキソエチル)‐N,N‐ジメチルアンモニウムクロリド 6)N,N,N‐トリ(タローイルオキシエチル)‐N‐メチルアンモニウムク
ロリド 7)N‐(2‐タローイルオキシ‐2‐オキソエチル)‐N‐(タローイル‐
N,N‐ジメチルアンモニウムクロリド) 8)1,2‐ジタローイルオキシ‐3‐トリメチルアンモニオプロパンクロリド
および上記物質の混合物がある。 本組成物中に含有されるとき、本発明のクリーニング組成物は典型的には0.
2〜約25重量%、好ましくは約1〜約8%のこのようなカチオン性界面活性剤
を含む。
【0069】 両性界面活性剤も本発明のクリーニング組成物で使用に適している。これらの
界面活性剤は、二級または三級アミンの脂肪族誘導体、あるいはヘテロ環式二級
および三級アミンの脂肪族誘導体として広く記載することができ、ここで脂肪族
基は直鎖でもまたは分岐鎖であってもよい。脂肪族置換基の1つは少くとも約8
つの炭素原子、典型的には約8〜約18の炭素原子を有し、少くとも1つはアニ
オン性水溶性基、例えばカルボキシ、スルホン酸、硫酸基を有している。両性界
面活性剤の例については、1975年12月30日付で発行されたLaughlinらの
米国特許第3,929,678号明細書の第19欄18〜35行目参照。 本組成物中に含有されるとき、本発明のクリーニング組成物は典型的には0.
2〜約15重量%、好ましくは約1〜約10%のこのような両性界面活性剤を含
む。
【0070】 双極性界面活性剤もクリーニング組成物で使用に適している。これらの界面活
性剤は、二級および三級アミンの誘導体、ヘテロ環式二級および三級アミンの誘
導体、あるいは四級アンモニウム、四級ホスホニウムまたは三級スルホニウム化
合物の誘導体として広く記載することができる。双極性界面活性剤の例について
は、1975年12月30日付で発行されたLaughlinらの米国特許第3,929
,678号明細書の第19欄38行目〜第22欄48行目参照。 本組成物中に含有されるとき、本発明のクリーニング組成物は典型的には0.
2〜約15重量%、好ましくは約1〜約10%のこのような双極性界面活性剤を
含む。
【0071】 半極性ノニオン性界面活性剤は、炭素原子約10〜約18の1つのアルキル部
分、および炭素原子約1〜約3のアルキル基およびヒドロキシアルキル基からな
る群より選択される2つの部分を有した水溶性アミンオキシド;炭素原子約10
〜約18の1つのアルキル部分、および炭素原子約1〜約3のアルキル基および
ヒドロキシアルキル基からなる群より選択される2つの部分を有した水溶性ホス
フィンオキシド;炭素原子約10〜約18の1つのアルキル部分、並びに炭素原
子約1〜約3のアルキルおよびヒドロキシアルキル部分からなる群より選択され
る部分を有した水溶性スルホキシドを含めた、特定カテゴリーのノニオン性界面
活性剤である。半極性ノニオン性洗剤界面活性剤には、下記式を有したアミンオ
キシド界面活性剤がある:
【化7】 上記式中Rは約8〜約22の炭素原子を有するアルキル、ヒドロキシアルキル
、アルキルフェニル基またはそれらの混合物である;Rは約2〜約3の炭素原
子を有するアルキレン、ヒドロキシアルキレン基またはそれらの混合物である;
xは0〜約3である;各Rは約1〜約3の炭素原子を有するアルキルまたはヒ
ドロキシアルキル基、あるいは約1〜約3のエチレンオキシド基を有するポリエ
チレンオキシド基である。R基は、例えば酸素または窒素原子を介して互いに
結合されて、環構造を形成していてもよい。
【0072】 これらのアミンオキシド界面活性剤には、特にC10‐C18アルキルジメチルア
ミンオキシドおよびC‐C12アルコキシエチルジヒドロキシエチルアミンオキ
シドがある。 本組成物中に含有されるとき、本発明のクリーニング組成物は典型的には0.
2〜約15重量%、好ましくは約1〜約10%のこのような半極性ノニオン性界
面活性剤を含む。
【0073】 本発明のクリーニング組成物は、一級または三級アミンの群から選択される共
界面活性剤(cosurfactant)を更に含んでいてもよい。 本発明で使用に適した一級アミンには、式RNHによるアミンがあり、こ
こでRはC‐C12、好ましくはC‐C10アルキル鎖、またはRX(CH であり、Xは‐O‐、‐C(O)NH‐または‐NH‐であり、RはC ‐C12アルキル鎖であり、nは1〜5、好ましくは3である。Rアルキル鎖
は直鎖でもまたは分岐鎖でもよく、12以下、好ましくは5未満のエチレンオキ
シド部分を介在させてもよい。上記式による好ましいアミンはn‐アルキルアミ
ンである。本発明で使用に適したアミンは、1‐ヘキシルアミン、1‐オクチル
アミン、1‐デシルアミンおよびラウリルアミンから選択される。他の好ましい
一級アミンには、C‐C10オキシプロピルアミン、オクチルオキシプロピルア
ミン、2‐エチルヘキシルオキシプロピルアミン、ラウリルアミドプロピルアミ
ンおよびアミドプロピルアミンがある。
【0074】 本発明で使用に適した三級アミンには式RNを有する三級アミンが
あり、ここでRおよびRはC‐Cアルキル鎖または
【化8】 であり、RはC‐C12、好ましくはC‐C10アルキル鎖であるか、または
はRX(CH(Xは‐O‐、‐C(O)NH‐または‐NH‐であ
る)であり、RはC‐C12であり、nは1〜5、好ましくは2〜3である。
はHまたはC‐Cアルキルであり、xは1〜6である。RおよびR は直鎖でもまたは分岐鎖でもよく、Rアルキル鎖は12以下、好ましくは5未
満のエチレンオキシド部分を介在させてもよい。
【0075】 好ましい三級アミンは、RがC‐C12アルキル鎖で、RおよびRがC ‐Cアルキルまたは
【化9】 (上記式中RはHまたはCHであり、x=1〜2である)である、RNである。
【0076】 下記式のアミドアミンも好ましい:
【化10】 上記式中RはC‐C12アルキルであり、nは2〜4、好ましくはnは3であ
り、RおよびRはC‐Cである。
【0077】 本発明の最も好ましいアミンには、1‐オクチルアミン、1‐ヘキシルアミン
、1‐デシルアミン、1‐ドデシルアミン、C8-10オキシプロピルアミン、N‐
ココ‐1,3‐ジアミノプロパン、ココナツアルキルジメチルアミン、ラウリル
ジメチルアミン、ラウリルビス(ヒドロキシエチル)アミン、ココビス(ヒドロ
キシエチル)アミン、2モルプロポキシル化ラウリルアミン、2モルプロポキシ
ル化オクチルアミン、ラウリルアミドプロピルジメチルアミン、C8-10アミドプ
ロピルジメチルアミンおよびC10アミドプロピルジメチルアミンがある。
【0078】 本組成物で使用上最も好ましいアミンは、1‐ヘキシルアミン、1‐オクチル
アミン、1‐デシルアミン、1‐ドデシルアミンである。特に望ましいのは、n
‐ドデシルジメチルアミン、ビスヒドロキシエチルココナツアルキルアミン、7
回エトキシル化オレイルアミン、ラウリルアミドプロピルアミンおよびココアミ
ドプロピルアミンである。
【0079】 洗剤成分 本発明のクリーニング組成物は、追加の洗剤成分も含有していてよい。これら
追加成分の性質そのもの、およびその配合レベルは、組成物の物理的形態、およ
びそれが用いられるクリーニング操作の性質に依存する。
【0080】 好ましい態様において、本発明は界面活性剤系および非ヘムハロペルオキシダ
ーゼを含有した洗濯および/または布帛ケア組成物に関する(例1〜18)。第
二の態様では、本発明は衛生処理処方物を含めた皿洗いまたは家庭クリーニング
組成物(例18〜28)に関し、第三の態様では、本発明はオーラル/デンタル
ケア組成物(例29〜30)に関する。
【0081】 本発明によるクリーニング組成物には、液体、ペースト、ゲル、固形石鹸、錠
剤、スプレー、フォーム、粉末または顆粒形態がある。顆粒組成物は“コンパク
ト”形態でもよく、液体組成物は“濃縮”形態でもよい。
【0082】 本発明の組成物は、例えば、手および機械皿洗い組成物、手および機械洗濯洗
剤組成物、例えば洗濯添加組成物、および汚れた布帛の浸漬および/または前処
理向けに適した組成物、すすぎ添加布帛柔軟剤組成物、および一般的な家庭内硬
質表面クリーニング操作向けの組成物として処方される。このような非ヘムハロ
ペルオキシダーゼを含有した組成物は、オーラル/デンタルケア組成物として処
方してもよい。
【0083】 手皿洗い法で使用の組成物として処方されるとき、本発明の組成物は、好まし
くは、界面活性剤と、好ましくは有機ポリマー化合物、起泡増強剤、II族金属イ
オン、溶媒、ヒドロトロープおよび追加酵素から選択される他の洗剤化合物とを
含有している。
【0084】 洗濯機洗浄法で使用に適した組成物として処方されるとき、本発明の組成物は
、好ましくは、界面活性剤およびビルダー化合物の双方と、好ましくは有機ポリ
マー化合物、漂白剤、追加酵素、起泡抑制剤、分散剤、ライムソープ分散剤、汚
れ懸濁および再付着防止剤、および腐食抑制剤から選択される1種以上の洗剤成
分とを更に含有している。洗濯組成物は追加洗剤成分として柔軟剤も含有するこ
とができる。
【0085】 界面活性剤系および非ヘムハロペルオキシダーゼを含有したこのような組成物
は、洗濯洗剤組成物として処方されたとき、布帛クリーニング、しみ抜き、白さ
維持、柔軟性、カラー・アピアランス(color appearance)および転染阻止性を発
揮する。
【0086】 本発明の組成物は洗剤添加製品としても使用できる。このような添加製品は慣
用的な洗剤組成物の性能を補強または増強するためにある。 必要であれば、本洗濯洗剤組成物の密度は、20℃で測定された組成物で、4
00〜1200g/L、好ましくは600〜950g/Lである。
【0087】 本組成物の“コンパクト”形態は、密度、および組成面では無機フィラー塩の
量で最もよく反映される;無機フィラー塩は粉末形態をとる洗剤組成物の慣用成
分である;慣用的な洗剤組成物では、フィラー塩は実質量、典型的には全組成物
の17〜35重量%で存在する。 コンパクト組成物において、フィラー塩は全組成物の15重量%を超えない、
好ましくは組成物の10%を超えない、最も好ましくは5%を超えない量で存在
する。
【0088】 本組成物で意味されるような無機フィラー塩は、サルフェートおよびクロリド
のアルカリおよびアルカリ土類金属塩から選択される。 好ましいフィラー塩は硫酸ナトリウムである。 本発明による液体洗剤組成物は“濃縮形態”でもよく、このような場合に、本
発明による液体洗剤組成物は慣用的な液体洗剤と比較して少量の水を含有してい
る。 典型的には、濃縮液体洗剤の水分は、好ましくは洗剤組成物の40重量%未満
、更に好ましくは30%未満、最も好ましくは20%未満である。
【0089】 慣用的な洗剤酵素 クリーニング組成物は、非ヘムハロペルオキシダーゼ酵素に加えて、クリーニ
ング性能および/または布帛ケア効果を発揮する1種以上の酵素を更に含むこと
ができる。非ヘムハロペルオキシダーゼと洗剤酵素との組合せは、着色したおよ
び/または毎日のボディしみおよび/または汚れで改善されたクリーニング性、
洗濯組成物として処方されたときには、改善された布帛実用品クリーニングおよ
びホワイトニング性を発揮することがわかった。
【0090】 上記酵素には、セルラーゼ、ヘミセルラーゼ、ペルオキシダーゼ、プロテアー
ゼ、グルコアミラーゼ、アミラーゼ、キシラナーゼ、リパーゼ、ホスホリパーゼ
、エステラーゼ、クチナーゼ、ペクチナーゼ、ケラタナーゼ、レダクターゼ、オ
キシダーゼ、フェノールオキシダーゼ、リポキシゲナーゼ、リグニナーゼ、プル
ラナーゼ、タンナーゼ、ペントサナーゼ、マラナーゼ、β‐グルカナーゼ、アラ
ビノシダーゼ、ヒアルロニダーゼ、コンドロイチナーゼ、ラッカーゼまたはそれ
らの混合物から選択される酵素がある。
【0091】 好ましい組合せは、1種以上の植物細胞壁分解酵素と共にプロテアーゼ、アミ
ラーゼ、リパーゼ、クチナーゼおよび/またはセルラーゼのような常用酵素のカ
クテルを有したクリーニング組成物である。
【0092】 本発明で使用しうるセルラーゼには、細菌または真菌双方のセルラーゼを含む
。好ましくは、それらは5〜12の至適pHおよび50CEVU(Cellulose Viscosi
ty Unit)以上の活性を有する。適切なセルラーゼはBarbesgoardらの米国特許第
4,435,307号明細書、J61078384およびWO96/02653
で開示されており、そこではHumicola insolens、Trichoderma、Thielaviaおよ
びSporotrichumから各々産生された真菌セルラーゼについて開示している。EP
739982では新規なBacillus種から単離されたセルラーゼを記載している。
適切なセルラーゼはGB‐A‐2,075,028、GB‐A‐2,095,2
75、DE‐OS‐2,247,832およびWO95/26398でも開示さ
れている。
【0093】 このようなセルラーゼの例は、Humicola insolensの株(Humicola grisea var
.thermoidea)、特にHumicola株DSM1800により産生されるセルラーゼで
ある。他の適切なセルラーゼは、約50kDaの分子量、5.5の等電点を有し
て、415のアミノ酸を含んだ、Humicola insolens由来のセルラーゼ;セルラ
ーゼ活性を示す、Humicola insolens DSM1800に由来した〜43kDエン
ドグルカナーゼである。好ましいエンドグルカナーゼ成分は、PCT特許出願W
O91/17243で開示されたアミノ酸配列を有している。1994年9月2
9日付で公開されたGenencorのWO94/21801で記載されたTrichoderma
longibrachiatum 由来のEGIII セルラーゼも、適切なセルラーゼである。特に
適切なセルラーゼはカラーケア効果を有するセルラーゼである。このようなセル
ラーゼの例は、1991年11月6日付で出願された欧州特許出願第91202
879.2号(Novo)明細書に記載されたセルラーゼである。CarezymeおよびCe
lluzyme(Novo Nordisk A/S)が特に有用である。WO91/17244および
WO91/21801も参照。布帛ケアおよび/またはクリーニング性に適した
他のセルラーゼは、WO96/34092、WO96/17994およびWO9
5/24471で記載されている。 上記のセルラーゼは、洗剤組成物の0.0001〜2重量%の活性酵素レベル
で、洗剤組成物中に通常配合される。
【0094】 本発明の洗剤組成物中に含有させうる他の好ましい酵素にはリパーゼがある。
洗剤用に適したリパーゼ酵素には、英国特許第1,372,034号明細書で開
示された Pseudomonas stutzeri ATCC19.154のようなPseudomonas 属
の微生物により産生されるものがある。適切なリパーゼには、リパーゼの抗体と
陽性の免疫交差反応を示して、微生物Pseudomonas fluorescent IAM1057
により産生されるものがある。このリパーゼは商品名 Lipase P "Amano"として
日本、名古屋のAmano Pharmaceutical Co.Ltd.から市販されており、以下"Amano
-P" と称される。他の適切な市販リパーゼには、Amano-CES 、Chromobacter vis
cosum 、例えば日本、田方の東洋醸造社からのChromobacter viscosum var.lipo
lyticum NRRLB 3673由来のリパーゼ;USAのU.S.Biochemical Corp. およびオ
ランダのDisoynth Co.からのChromobacter viscosum リパーゼ;Pseudomonas gl
adioli由来のリパーゼがある。特に適切なリパーゼはM1 Lipase および Lip
omax(Gist-Brocades) 並びにLipolaseおよびLipolase Ultra(Novo)のよ
うなリパーゼであり、これらは本発明の組成物と併用されたとき非常に有効であ
ることがわかった。Novo NordiskのEP258068、WO92/05249お
よびWO95/22615、UnileverのWO94/03578、WO95/35
381およびWO96/00292で記載された脂肪分解酵素も適切である。
【0095】 特別種のリパーゼ、即ち界面活性を要しないリパーゼと考えられるクチナーゼ
〔EC3.1.1.50〕も適切である。洗剤組成物へのクチナーゼの添加は、
例えばWO‐A‐88/09367(Genencor)、WO90/09446(Plan
t Genetic System)、WO94/14963およびWO94/14964(Unil
ever)で記載されている。
【0096】 リパーゼおよび/またはクチナーゼは、洗剤組成物の0.0001〜2重量%
の純粋酵素レベルで、洗剤組成物中に通常配合される。
【0097】 適切なプロテアーゼは、B.subtilisおよびB.licheniformis の特定株から得ら
れるズブチリシン(ズブチリシンBPNおよびBPN′)である。1つの適切な
プロテアーゼはBacillus株から得られ、8〜12のpH範囲で最大活性を有し、
デンマークのNovo Industries A/S により開発されて、ESPERASE(R)として販売
されており、以下"Novo"と称される。この酵素および類似酵素の製法はNovoのG
B1,243,784で記載されている。他の適切なプロテアーゼには、Novoの
ALCALASE(R)、DURAZYM(R)およびSAVINASE(R)、並びにGist-Brocades のMAXATASE (R) 、MAXACAL(R)、PROPERASE(R)およびMAXAPEM(R)(タンパク質工学処理Maxacal
)がある。タンパク質分解酵素には、修飾細菌セリンプロテアーゼ、例えば19
87年4月28日付で出願された欧州特許出願第87/303761.8号明細
書(特に第17、24および98頁)に記載されて、以下“プロテアーゼB”と
称されるものと、以下“プロテアーゼA”と称される修飾細菌セリンタンパク質
分解酵素に関する1986年10月29日付で公開されたVenegasの欧州特許出
願第199,404号明細書に記載されたものがある。リジンが27位でアルギ
ニンから代わり、チロシンが104位でバリンから代わり、セリンが123位で
アスパラギンから代わり、アラニンが274位でトレオニンから代わった、Baci
llus由来のアルカリセリンプロテアーゼの変種である、以下“プロテアーゼC”
と称されるものが適切である。プロテアーゼCは、1991年5月16日付で公
開されたWO91/06637に対応するEP90915958:4で記載され
ている。特にプロテアーゼCの遺伝子修飾変種も本発明に含まれる。
【0098】 “プロテアーゼD”と称される好ましいプロテアーゼは、天然でみられないア
ミノ酸配列を有したカルボニルヒドロラーゼ変種であり、WO95/10591
、および1994年10月13日付で出願されたC.GhoshらのUSSN08/3
22,677の“プロテアーゼ酵素を含有した漂白組成物”と題する特許出願で
記載されたような、Bacillus amyloliquefaciensズブチリシンのナンバリングに
従い、好ましくは+99、+101、+103、+104、+107、+123
、+27、+105、+109、+126、+128、+135、+156、+
166、+195、+197、+204、+206、+210、+216、+2
17、+218、+222、+260、+265および/または+274からな
る群より選択されるものに相当する1以上のアミノ酸残基位置と組合せて、+7
6位に相当する位置において、上記カルボニルヒドロラーゼで複数のアミノ酸残
基の代わりに異なるアミノ酸を用いることにより、前駆体カルボニルヒドロラー
ゼから誘導される。
【0099】 特許出願EP251446およびWO91/06637で記載されたプロテア
ーゼ、WO91/02792で記載されたプロテアーゼBLAP(R)、およびW
O95/23221で記載されたそれらの変種も本発明に適している。
【0100】 NovoのWO93/18140Aで記載されたBacillus sp.NCIMB 40338からの
高pHプロテアーゼも参照。プロテアーゼ、1種以上の他の酵素および可逆性プ
ロテアーゼインヒビターを含有した酵素洗剤は、NovoのWO92/03529A
で記載されている。所望であれば、減少した吸着性および向上した加水分解性を
有するプロテアーゼは、Procter & GambleのWO95/07791で記載された
ように入手できる。本発明に適した洗剤向けの組換えトリプシン様プロテアーゼ
は、NovoのWO94/25583で記載されている。他の適切なプロテアーゼは
、UnileverのEP516200で記載されている。
【0101】 タンパク質分解酵素は、組成物の0.0001〜2重量%、好ましくは0.0
01〜0.2%、更に好ましくは0.005〜0.1%の純粋酵素レベルで、本
発明の洗剤組成物中に配合される。
【0102】 アミラーゼ(αおよび/またはβ)は、炭水化物ベース汚れの除去のために含
有させることができる。1994年2月3日付で公開されたNovo Nordisk A/Sの
WO94/02597では、変異アミラーゼを配合したクリーニング組成物につ
いて記載している。1995年4月20日付で公開されたNovo Nordisk A/SのW
O95/10603も参照。クリーニング組成物向けに知られた他のアミラーゼ
には、α‐およびβ‐アミラーゼの双方がある。α‐アミラーゼは当業界で公知
であり、US特許5,003,257、EP252,666、WO91/003
53、FR2,676,456、EP285,123、EP525,610、E
P368,341および英国特許明細書第1,296,839号(Novo)で開示
されたものがある。他の適切なアミラーゼは、1994年8月18日付で公開さ
れたWO94/18314、1996年2月22日付で公開されたGenencorのW
O96/05295で記載された安定性向上アミラーゼ、および95年4月に公
開されたWO95/10603で開示された、Novo Nordisk A/S市販の直親に追
加修飾を有したアミラーゼ変種である。EP277216、WO95/2639
7およびWO96/23873(すべてNovo Nordisk)で記載されたアミラーゼ
も適切である。
【0103】 市販α‐アミラーゼ製品の例は、GenencorのPurafect Ox Am(R)、すべてNovo
Nordisk A/S Denmarkから市販されているTermamyl(R)、Ban(R)、Fungamyl(R)お よびDuramyl(R)である。WO95/26397は、他の適切なアミラーゼ:Phad
ebas(R)α‐アミラーゼ活性アッセイで測定すると、25〜55℃の温度範囲お よび8〜10範囲のpH値で、Termamyl(R)の比活性より少くとも25%高い比
活性を有することで特徴づけられるα‐アミラーゼについて記載している。WO
96/23873(Novo Nordisk)で記載された上記酵素の変種が適切である。
活性レベルと、熱安定性および高い活性レベルの組合せとの面で、改善された性
質を有する、他のデンプン分解酵素はWO95/35382で記載されている。
【0104】 デンプン分解酵素は、組成物の0.0001〜2重量%、好ましくは0.00
018〜0.06%、更に好ましくは0.00024〜0.048%の純粋酵素
レベルで,本発明の洗剤組成物中に配合される。 上記酵素は、植物、動物、細菌、真菌および酵母起源のように、いかなる適切
な起源であってもよい。起源は更に中温性でもまたは好極限性(好冷性、好栄養
性、好熱性、好圧性、好アルカリ性、好酸性、好塩性など)でもよい。精製また
は非精製形のこれら酵素も用いてよい。天然酵素の変異体も定義に含まれる。変
異体は、例えば天然酵素のタンパク質および/または遺伝子工学、化学的および
/または物理的修飾により得られる。酵素の産生に関与する遺伝物質がクローニ
ングされた宿主生物による酵素の発現も慣例的である。 上記酵素は、洗剤組成物の0.0001〜2重量%の純粋酵素レベルで、洗剤
組成物中に通常配合される。酵素は、別々な単独成分(1種の酵素を含有した小
球、顆粒、安定化液体など)として、または2種以上の酵素の混合物(例えば、
共顆粒)として加えることができる。
【0105】 添加できる他の適切な洗剤成分は酵素酸化スカベンジャーであって、これは1
992年1月31日付で出願された同時係属欧州特許出願第92870018.
6号明細書で記載されている。このような酵素酸化スカベンジャーの例は、エト
キシル化テトラエチレンポリアミンである。
【0106】 様々な酵素物質および合成洗剤組成物中へのそれらの配合手段も、Genencor I
nternationalのWO9307263AおよびWO9307260A、NovoのWO
8908694A、および1971年1月5日付McCartyらのUS3,553,
139で開示されている。酵素は、1978年7月18日付PlaceらのUS4,
101,457および1985年3月26日付HughesのUS4,507,219
でも更に開示されている。液体洗剤処方物で有用な酵素物質およびこのような処
方物中へのそれらの配合は、1981年4月14日付HoraらのUS4,261,
868で開示されている。洗剤で有用な酵素は様々な技術で安定化させることが
できる。酵素安定化技術は、1971年8月17日付GedgeらのUS3,600
,319、1986年10月29日付Venegas のEP199,405およびEP
200,586で開示および例示されている。酵素安定化系も、例えばUS3,
519,570で記載されている。プロテアーゼ、キシラナーゼおよびセルラー
ゼを出す有用なBacillus sp.AC13は、NovoのWO9401532Aで記載さ
れている。
【0107】 漂白剤 本発明のクリーニング組成物中に含有させうる好ましい追加の任意洗剤成分に
は、慣用的な活性化‐他の酵素‐および/またはメタロ触媒‐ブリーチ系がある
。非ヘムハロペルオキシダーゼと他のブリーチ系との組合せは、着色したおよび
/または毎日のボディしみおよび/または汚れで改善されたクリーニング性、洗
濯組成物として処方されたときには、改善された布帛実用品クリーニングおよび
ホワイトニング性を発揮することがわかった。
【0108】 本発明で使用の漂白剤成分は、当業界で知られる酸素ブリーチおよびその他を
含めて、クリーニング組成物で有用ないかなる漂白剤であってもよい。本発明に
適した漂白剤には活性化または非活性化漂白剤がある。 例えば、過酸化水素、PB1、PB4、および粒径400〜800ミクロンの
ペルカーボネートのような漂白剤がある。これらの漂白剤成分には、1種以上の
酸素漂白剤、および選択された漂白剤に応じて1種以上のブリーチアクチベータ
ーを含めることができる。存在するとき、酸素漂白化合物は典型的には約1〜約
25%のレベルで存在する。
【0109】 過酸化水素放出剤は、ペルヒドロライズされて過酸を活性漂白種として形成し
て、改善された漂白効果を発揮する、テトラアセチルエチレンジアミン(TAE
D)、ノナノイルオキシベンゼンスルホネート(NOBS、US4,412,9
34に記載)、3,5‐トリメチルヘキサノールオキシベンゼンスルホネート(
ISONOBS、EP120,591に記載)、ペンタアセチルグルコース(P
AG)またはN‐ノナノイル‐6‐アミノカプロン酸のフェノールスルホネート
エステル(NACA‐OBS、WO94/28106に記載)のようなブリーチ
アクチベーターと組合せて使える。同時係属欧州特許出願第91870207.
7号明細書で開示されたようなアシル化シトレートエステル、並びにProcter &
Gambleの同時係属特許出願USSN第60/022,786号(1996年7月
30日付で出願)および第60/028,122号(1996年10月15日付
で出願)明細書で開示されたような下記式の非対称非環式イミドブリーチアクチ
ベーターも適切なアクチベーターである:
【化11】 上記式中RはC‐C13直鎖または分岐鎖飽和または不飽和アルキル基であり
、RはC‐C直鎖または分岐鎖飽和または不飽和アルキル基であり、R はC‐C直鎖または分岐鎖飽和または不飽和アルキル基である。
【0110】 使える酸素漂白剤の1カテゴリーには、ポリカルボン酸漂白剤およびその塩を
含む。このクラスの剤の適切な例には、マグネシウムモノペルオキシフタレート
六水和物、m‐クロロ過安息香酸のマグネシウム塩、4‐ノニルアミノ‐4‐オ
キソペルオキシ酪酸およびジペルオキシドデカン二酸がある。このような漂白剤
は、米国特許第4,483,781号、米国特許出願第740,446号、欧州
特許出願第0,133,354号および米国特許第4,412,934号明細書
で開示されている。高度に好ましい漂白剤には、米国特許第4,634,551
号明細書で記載されたような6‐ノニルアミノ‐6‐オキソペルオキシカプロン
酸も含む。
【0111】 使える漂白剤のもう1つのカテゴリーにはハロゲン漂白剤がある。次亜ハロゲ
ン酸漂白剤の例には、例えばトリクロロイソシアヌル酸、ジクロロイソシアヌル
酸ナトリウムおよびカリウム、N‐クロロおよびN‐ブロモアルカンスルホンア
ミドがある。このような物質は、通常最終製品の0.5〜10重量%、好ましく
は1〜5重量%で加えられる。
【0112】 本発明による洗剤組成物で使用向けの、ブリーチアクチベーターおよびペルオ
キシゲン漂白化合物からなる漂白系、およびペルオキシ酸を含めた、有用な漂白
剤は、我々の同時係属出願USSN08/136,626、PCT/US95/
07823、WO95/27772、WO95/27773、WO95/277
74およびWO95/27775で記載されている。
【0113】 過酸化水素も、洗浄および/またはすすぎプロセスの始めにまたは最中に過酸
化水素を発生しうる酵素系(即ち、酵素およびその基質)を加えて存在させても
よい。このような酵素系は、1991年10月9日付で出願されたEP特許出願
91202655.6で開示されている。
【0114】 ペルオキシダーゼ酵素は、過酸化水素、酸素源、例えばペルカーボネート、ペ
ルボレート、ペルサルフェート、過酸化水素などおよびブリーチエンハンサーと
組合せて用いられる。それらは、“溶液漂白”のために、即ち洗浄操作中に基材
から落ちた染料または顔料が洗浄液中で他の基材に移動することを防ぐために用
いられる。ペルオキシダーゼ酵素は当業界で知られており、それには例えばセイ
ヨウワサビペルオキシダーゼ、リグニナーゼ、クロロおよびブロモペルオキシダ
ーゼのようなハロペルオキシダーゼがある。ペルオキシダーゼ含有洗剤組成物は
、例えばPCT国際出願WO89/099813、および1991年11月6日
付で出願された欧州特許出願EP91202882.6および1996年2月2
0日付で出願されたEP96870013.8で開示されている。ラッカーゼ酵
素も適切である。
【0115】 エンハンサーは全組成物の0.1〜5重量%のレベルで通常含まれる。好まし
いエンハンサーは、置換フェノチアジンおよびフェノキサジン類の10‐フェノ
チアジンプロピオン酸(PPT)、10‐エチルフェノチアジン‐4‐カルボン
酸(EPC)、10‐フェノキサジンプロピオン酸(POP)および10‐メチ
ルフェノキサジン(WO94/12621で記載)、および置換シリンゲート類
(C3‐C5置換アルキルシリンゲート類)およびフェノール類である。ナトリ
ウムペルカーボネートまたはペルボレートが好ましい過酸化水素源である。 上記のペルオキシダーゼは、洗剤組成物の0.0001〜2重量%の活性酵素
レベルで洗剤組成物に通常配合される。
【0116】 ブリーチ組成物で使用の含金属触媒には、含コバルト触媒、例えばペンタアミ
ン酢酸コバルト(III) 塩、および含マンガン触媒、例えばEPA549271、
EPA549272、EPA458397、US5,246,621、EPA4
58398、EPA458397、US5,194,416およびUS5,11
4,611で記載されたものがある。ペルオキシ化合物、含マンガンブリーチ触
媒およびキレート化剤を含めた漂白組成物は、特許出願第94870206.3
号明細書で記載されている。
【0117】 本発明の目的にとり好ましい含金属触媒は、大多環式硬質配位子の遷移金属錯
体である。“大多環式硬質配位子”という用語は、以下の記載においてときどき
“MRL”と略記される。用いられる量は、触媒として有効な量、適切には約1
ppb以上、例えば約99.9%以内、更に典型的には約0.001ppm以上
、好ましくは約0.05〜約500ppmである(“ppb”は重量で部/十億
を表し、“ppm”は重量で部/百万を表す)。
【0118】 適切な遷移金属、例えばMnが以下で説明されている。“大多環式”とは、M
RLがマクロサイクルおよび多環式の双方であることを意味する。“多環式”と
は少くとも二環式を意味する。本明細書で用いられる“硬質”という用語は、“
上部構造(superstructure)を有する”および“架橋された”ことを含めている。
“硬質”とは、軟質に対するちょうど反対の意味として規定されてきた:参考の
ため組み込まれるD.H.Busch.,Chemical Reviews,(1993),93,847-860 参照。更に
詳しくは、本明細書で用いられる“硬質”とは、MRLが、MRLでみられる上
部構造(特に連結部分、または好ましくは架橋部分)を欠いたこと以外は同一で
ある(主環で、同一の環サイズおよびタイプ、および原子数を有する)マクロサ
イクル(“親マクロサイクル”)よりも、確実に硬くなければならないことを意
味する。上部構造を有するおよび有しないマクロサイクルの硬さを比較するに際
して、実施者は遊離形の(金属結合形ではない)マクロサイクルを用いる。硬さ
はマクロサイクルを比較する上で有用なことが周知である;硬さを決定、測定ま
たは比較するために適した手法にはコンピューター法がある(例えば、Zimmer,C
hemical Reviews,(1995),95(38),2629-2648 またはHancock et al.,Inorganica
Chimica Acta,(1989),164,73-84 参照)。どのマクロサイクルが他よりも硬いか
の決定は、単純に分子モデルを作ることでたいてい行え、そのため配置エネルギ
ー(configurational energy)を絶対的な意味で知るか、またはそれらを正確に計
算することは一般的に必須ではない。1つのマクロサイクル vs.他との硬さの優
れた比較測定は、Tripos Associates 市販のALCHEMY III のような、安価なパー
ソナルコンピューターベースのコンピューター手法を用いて行える。Triposは、
比較だけでなく、絶対的な測定も行える、それより高価な市販ソフトウエアも有
しているが、その一方でSHAPESも用いてよい(前掲のZimmer参照)。本発明の関
係で重要な1つの観察は、親マクロサイクルが架橋形と比較して明らかに軟質で
あるときには、本発明の目的にとり最適なことである。そのため、予想外に、硬
質な親マクロサイクルから始めるよりもむしろ、少くとも4つのドナー原子を有
した親マクロサイクル、例えばシクラム誘導体を用いて、それらを架橋させた方
が好ましい。もう1つの観察は、架橋されたマクロサイクルが、他の手法で橋か
けされたマクロサイクルよりも有意に好ましいことである。 好ましいMRLは、架橋された特別なタイプの超硬質配位子である。“架橋”
は以下の1.11で非限定的に例示されている。1.11において、架橋は‐C
CH‐部分である。それは例示の構造においてNおよびNを橋かけし
ている。比較すると、“同じ側の”橋は、例えば1.11でNとN12との間で
導入したならば、“架橋”を構築する上で十分でなく、そのため好ましくはない
【0119】 硬質配位子錯体に適した金属には、Mn(II)、Mn(III)、Mn(IV)、Mn(
V)、Fe(II)、Fe(III)、Fe(IV)、Co(I)、Co(II)、Co(III)、N
i(I)、Ni(II)、Ni(III)、Cu(I)、Cu(II)、Cu(III)、Cr(II)
、Cr(III)、Cr(IV)、Cr(V)、Cr(VI)、V(III)、V(IV)、V(V)、
Mo(IV)、Mo(V)、Mo(VI)、W(IV)、W(V)、W(VI)、Pd(II)、Ru
(II)、Ru(III)およびRu(IV)がある。本発明の遷移金属ブリーチ触媒で好ま
しい遷移金属には、マンガン、鉄およびクロムがある。好ましい酸化状態には(I
I)および(III)酸化状態がある。低スピン配置および高スピン錯体双方のマンガ
ン(II)が含まれる。低スピンMn(II)錯体のような錯体は、すべての配位化学の
中でむしろ珍しいことに留意すべきである。(II)または(III)という表示は必要
な酸化状態を有した配位遷移金属を表し、配位金属原子は遊離イオンでも、また
は配位子として水のみを有したものでもない。
【0120】 一般的に、本明細書で用いられている“配位子”とは、金属イオンと直接共有
結合しうる部分をいう。配位子は荷電してもまたは中性でもよく、単純な一価ド
ナー、例えばクロリド、あるいは金属に対して単一の配位結合および単一の結合
点を形成する単純なアミンから;金属と三員環を形成して2つの可能な結合点を
有すると言われる酸素またはエチレン;金属上で利用しうる部位と、遊離配位子
の孤立電子対または別な結合部位の数とで決まる、最大数以内で、単結合を1以
上の金属に対して形成する、エチレンジアミンまたはアザマクロサイクルのよう
なそれより大きな部分まで含めて、様々である。多くの配位子は単純なドナー結
合以外の結合を形成して、多数の結合点を有することができる。
【0121】 本発明で有用な配位子はいくつかのグループ:MRL、好ましくは架橋マクロ
ポリサイクル(好ましくは、有用な遷移金属錯体では1つのMRLが存在するが
、好ましい単核遷移金属錯体でなければ、それ以上、例えば2つが存在してもよ
い);一般的にMRLとは異なる他の任意の配位子(通常0〜4、好ましくは1
〜3のこのような配位子が存在する);触媒サイクルの一部として金属と一時的
に結合する配位子に属し、これらのうち後者は典型的には水、ヒドロキシド、酸
素またはペルオキシドに関する。第三グループの配位子は、詳しく特徴づけられ
る安定な単離しうる化学化合物である金属ブリーチ触媒を規定する上で必須では
ない。金属への供与に利用しうる少くとも1つの孤立電子対を各々有したドナー
原子を介して金属と結合する配位子は、ドナー能力、または少くともドナー原子
の数に等しい可能な配座数(denticity) を有している。一般的に、そのドナー能
力は完全に働いてもよく、または部分的に働くだけでもよい。 一般的には、MRLは、特に選択された“親マクロサイクル”に追加の構造的
硬さを付与した結果としてみることができる。
【0122】 更に一般的には、MRL(および、それに対応した遷移金属触媒)は、適切に
は: (a)4以上のヘテロ原子を有した少くとも1つのマクロサイクル主環、および
(b)好ましくは、 (i)連結部分のような橋かけ上部構造 (ii)架橋連結部分のような架橋上部構造、および (iii) それらの組合せ から選択される、マクロサイクルの硬さを増せる、共有結合された非金属上部構
造 から構成されている。 “上部構造”という用語は、Busch らによる文献で定義されたように本明細書
では用いられている;例えば、Busch,"Chemical Reviews"の文献参照。
【0123】 好ましい上部構造は親マクロサイクルの硬さを高めるだけでなく、そのマクロ
サイクルの折りたたみ(folding)にも有利であり、そのためそれが裂け目(cleft)
のある形で金属に配位結合している。適切な上部構造は著しく簡単であり、例え
ば下記1.9および1.10で示されたような連結部分が用いられる。
【化12】 上記式中nは整数、例えば2〜8、好ましくは6未満、典型的には2〜4である
;または
【化13】 上記式中mおよびnは約1〜8、更に好ましくは1〜3の整数である;ZはNま
たはCHである;Tは適合しうる置換基、例えばH、アルキル、トリアルキルア
ンモニウム、ハロゲン、ニトロ、スルホネートなどである。1.10の芳香環は
飽和環で置き換えてもよく、その場合に環中に結合したZの原子にはN、O、S
またはCがある。
【0124】 理論に制限されることなく、金属錯体で追加の動力学的および/または熱力学
的安定性を出せる、MRL中に構築されたプレ構造(preorganization) は、トポ
ロジー拘束力、および上部構造を有しない遊離親マクロサイクルと比較して向上
した硬さ(軟らかさの喪失)のうち、一方または双方から生じていると考えられ
る。前記のようなMRL、および“超硬質”と言われるそれらの好ましい架橋サ
ブファミリーでは、2つの固定プレ構造源を組み合わせている。好ましいMRL
において、連結部分および親マクロサイクル環は、上部構造がたいてい平面でし
ばしば不飽和のマクロサイクルに結合された多くの公知の上部構造保有配位子の
場合よりも典型的に大きな、有意な程度の“折りたたみ”を有する配位子を形成
するように組み合わされる。例えば、D.H.Busch,Chemical Reviews,(1993),93,8
47-880参照。更に、好ましいMRLは、(1)それらは、いわゆる“プロトンス
ポンジ”の場合のように、非常に高いプロトン親和性で特徴づけられる;(2)
それらは多価遷移金属とゆっくり反応しやすく、そのため上記(1)と組み合わ
されたときに、ある加水分解性金属イオンとのそれらの錯体の合成をヒドロキシ
ル溶媒中で難しくさせる;(3)それらが前記のような遷移金属原子に配位結合
されたとき、そのMRLは格別な動力学的安定性を有する錯体となって、その金
属イオンだけが通常の配位子との錯体を壊すような条件下で極めてゆっくり解離
する;および(4)これらの錯体は格別な熱力学的安定性を有するといった、い
くつかの特別な性質を有しているが、しかしながら、遷移金属からのMRL解離
の異常な動態では、この性質を定量しうる従来の平衡測定法を使えない。
【0125】 本発明の1つの面において、MRLは: (i)少くとも1つ、好ましくは2または3つの非ドナー原子の共有結合鎖で
互いに離された4以上のドナー原子を有し(これらのドナー原子のうち、好まし
くは少くとも3つ、更に好ましくは少くとも4つはNである)、これらのドナー
原子のうち2〜5つ(好ましくは3〜4つ、更に好ましくは4つ)は錯体で同一
の遷移金属に配位結合されている、有機マクロサイクル環 (ii)有機マクロサイクル環の少くとも2つの(好ましくは非隣接)ドナー原
子を共有結合させる連結部分、好ましくは架橋鎖〔その共有結合された(好まし
くは非隣接)ドナー原子は、錯体で同一の遷移金属に配位結合された橋頭ドナー
原子であって、上記連結部分(好ましくは架橋鎖)は2〜約10の原子からなる
(好ましくは、架橋鎖は、2、3または4つの非ドナー原子、および4〜6つの
非ドナー原子と共に別のドナー原子から選択される)〕 から構成されるものがある。
【0126】 適切なMRLは下記化合物で更に非限定的に例示されている:
【化14】 これは本発明によるMRLであって、シクラムの高度に好ましい架橋されたメ
チル置換(すべて三級窒素原子)誘導体である。正式には、この配位子は、拡大
されたvon Baeyer体系を用いて、5,12‐ジメチル‐1,5,8,12‐テト
ラアザビシクロ〔6.6.2〕ヘキサデカンと命名される。"A Guide to IUPAC
Nomenclature of Organic Compounds: Recommendations 1993",R.Panico,W.H.Po
well and J-C Richer(Eds.),Blackwell Scientific Publications,Boston,1993
参照;特にセクションR‐2.4.2.1参照。慣用的な語法によると、N1お
よびN8は“橋頭原子”;前記のように、それらが金属に供与しうる孤立電子対
を有していることから、更に詳しくは“橋頭ドナー原子”である。N1は、別々
の飽和炭素鎖2、3、4および14、13で2つの非橋頭ドナー原子N5および
N12に、並びにここでは2つの炭素原子の飽和炭素鎖である“連結部分”a、
bで橋頭ドナー原子N8に結合されている。N8は、別々の鎖6、7および9、
10、11で、2つの非橋頭ドナー原子N5およびN12に結合されている。鎖
a、bは前記のような“連結部分”であって、“架橋”部分と称される特別な好
ましいタイプからなる。上記配位子の“マクロサイクル環”または“主環”(I
UPAC)には、4つすべてのドナー原子と、鎖2、3、4;6、7;9、10
、11;および13、14を含むが、a、bは含まない。この配位子は従来どお
りの二環式である。短橋または“連結部分”a、bは前記のような“架橋”であ
って、a、bはマクロサイクル環を二分化している。 MRLは、もちろん、既に形成されたマクロサイクル+既に形成された“硬化
”または“配座修正”要素から合成されることに限定されず、むしろ鋳型合成の
ような様々な合成手段が有用である。例えば、Busch et.al.,"Heterocyclic com
pounds: Aza-crown macrocycles",J.S.Bradshaw et.al.参照。
【0127】 本発明の組成物で有用な遷移金属ブリーチ触媒には、一般的に、本発明の定義
に合致する既知化合物、並びに、更に好ましくは、本洗濯またはクリーニング使
用向けに特別にデザインされて、以下で非限定的に例示された、多数の新規化合
物がある: ジクロロ‐5,12‐ジメチル‐1,5,8,12‐テトラアザビシクロ〔6
.6.2〕ヘキサデカンマンガン(II) ジクロロ‐4,10‐ジメチル‐1,4,7,10‐テトラアザビシクロ〔5
.5.2〕テトラデカンマンガン(II) ジアコ‐5,12‐ジメチル‐1,5,8,12‐テトラアザビシクロ〔6.
6.2〕ヘキサデカンマンガン(II)ヘキサフルオロホスフェート アコ‐ヒドロキシ‐5,12‐ジメチル‐1,5,8,12‐テトラアザビシ
クロ〔6.6.2〕ヘキサデカンマンガン(III) ヘキサフルオロホスフェート ジアコ‐4,10‐ジメチル‐1,4,7,10‐テトラアザビシクロ〔5.
5.2〕テトラデカンマンガン(II)ヘキサフルオロホスフェート ジアコ‐5,12‐ジメチル‐1,5,8,12‐テトラアザビシクロ〔6.
6.2〕ヘキサデカンマンガン(II)テトラフルオロボレート ジアコ‐4,10‐ジメチル‐1,4,7,10‐テトラアザビシクロ〔5.
5.2〕テトラデカンマンガン(II)テトラフルオロボレート ジクロロ‐5,12‐ジメチル‐1,5,8,12‐テトラアザビシクロ〔6
.6.2〕ヘキサデカンマンガン(III) ヘキサフルオロホスフェート ジクロロ‐5,12‐ジ‐n‐ブチル‐1,5,8,12‐テトラアザビシク
ロ〔6.6.2〕ヘキサデカンマンガン(II) ジクロロ‐5,12‐ジベンジル‐1,5,8,12‐テトラアザビシクロ〔
6.6.2〕ヘキサデカンマンガン(II) ジクロロ‐5‐n‐ブチル‐12‐メチル‐1,5,8,12‐テトラアザビ
シクロ〔6.6.2〕ヘキサデカンマンガン(II) ジクロロ‐5‐n‐オクチル‐12‐メチル‐1,5,8,12‐テトラアザ
ビシクロ〔6.6.2〕ヘキサデカンマンガン(II) ジクロロ‐5‐n‐ブチル‐12‐メチル‐1,5,8,12‐テトラアザビ
シクロ〔6.6.2〕ヘキサデカンマンガン(II) ジクロロ‐5,12‐ジメチル‐1,5,8,12‐テトラアザビシクロ〔6
.6.2〕ヘキサデカン鉄(II) ジクロロ‐4,10‐ジメチル‐1,4,7,10‐テトラアザビシクロ〔5
.5.2〕テトラデカン鉄(II) ジクロロ‐5,12‐ジメチル‐1,5,8,12‐テトラアザビシクロ〔6
.6.2〕ヘキサデカン銅(II) ジクロロ‐4,10‐ジメチル‐1,4,7,10‐テトラアザビシクロ〔5
.5.2〕テトラデカン銅(II) ジクロロ‐5,12‐ジメチル‐1,5,8,12‐テトラアザビシクロ〔6
.6.2〕ヘキサデカンコバルト(II) ジクロロ‐4,10‐ジメチル‐1,4,7,10‐テトラアザビシクロ〔5
.5.2〕テトラデカンコバルト(II) ジクロロ‐5,12‐ジメチル‐4‐フェニル‐1,5,8,12‐テトラア
ザビシクロ〔6.6.2〕ヘキサデカンマンガン(II) ジクロロ‐4,10‐ジメチル‐3‐フェニル‐1,4,7,10‐テトラア
ザビシクロ〔5.5.2〕テトラデカンマンガン(II) ジクロロ‐5,12‐ジメチル‐4,9‐ジフェニル‐1,5,8,12‐テ
トラアザビシクロ〔6.6.2〕ヘキサデカンマンガン(II) ジクロロ‐4,10‐ジメチル‐3,8‐ジフェニル‐1,4,7,10‐テ
トラアザビシクロ〔5.5.2〕テトラデカンマンガン(II) ジクロロ‐5,12‐ジメチル‐2,11‐ジフェニル‐1,5,8,12‐
テトラアザビシクロ〔6.6.2〕ヘキサデカンマンガン(II) ジクロロ‐4,10‐ジメチル‐4,9‐ジフェニル‐1,4,7,10‐テ
トラアザビシクロ〔5.5.2〕テトラデカンマンガン(II) ジクロロ‐2,4,5,9,11,12‐ヘキサメチル‐1,5,8,12‐
テトラアザビシクロ〔6.6.2〕ヘキサデカンマンガン(II) ジクロロ‐2,3,5,9,10,12‐ヘキサメチル‐1,5,8,12‐
テトラアザビシクロ〔6.6.2〕ヘキサデカンマンガン(II) ジクロロ‐2,2,4,5,9,9,11,12‐オクタメチル‐1,5,8
,12‐テトラアザビシクロ〔6.6.2〕ヘキサデカンマンガン(II) ジクロロ‐2,2,4,5,9,11,11,12‐オクタメチル‐1,5,
8,12‐テトラアザビシクロ〔6.6.2〕ヘキサデカンマンガン(II) ジクロロ‐3,3,5,10,10,12‐ヘキサメチル‐1,5,8,12
‐テトラアザビシクロ〔6.6.2〕ヘキサデカンマンガン(II) ジクロロ‐3,5,10,12‐テトラメチル‐1,5,8,12‐テトラア
ザビシクロ〔6.6.2〕ヘキサデカンマンガン(II) ジクロロ‐3‐ブチル‐5,10,12‐トリメチル‐1,5,8,12‐テ
トラアザビシクロ〔6.6.2〕ヘキサデカンマンガン(II) ジクロロ‐1,5,8,12‐テトラアザビシクロ〔6.6.2〕ヘキサデカ
ンマンガン(II) ジクロロ‐1,4,7,10‐テトラアザビシクロ〔5.5.2〕テトラデカ
ンマンガン(II) ジクロロ‐1,5,8,12‐テトラアザビシクロ〔6.6.2〕ヘキサデカ
ン鉄(II) ジクロロ‐1,4,7,10‐テトラアザビシクロ〔5.5.2〕テトラデカ
ン鉄(II) アコ‐クロロ‐2‐(2‐ヒドロキシフェニル)‐5,12‐ジメチル‐1,
5,8,12‐テトラアザビシクロ〔6.6.2〕ヘキサデカンマンガン(II) アコ‐クロロ‐10‐(2‐ヒドロキシベンジル)‐4,10‐ジメチル‐1
,4,7,10‐テトラアザビシクロ〔5.5.2〕テトラデカンマンガン(II)
クロロ‐2‐(2‐ヒドロキシベンジル)‐5‐メチル‐1,5,8,12‐
テトラアザビシクロ〔6.6.2〕ヘキサデカンマンガン(II) クロロ‐10‐(2‐ヒドロキシベンジル)‐4‐メチル‐1,4,7,10
‐テトラアザビシクロ〔5.5.2〕テトラデカンマンガン(II) クロロ‐5‐メチル‐12‐(2‐ピコリル)‐1,5,8,12‐テトラア
ザビシクロ〔6.6.2〕ヘキサデカンマンガン(II)クロリド クロロ‐4‐メチル‐10‐(2‐ピコリル)‐1,4,7,10‐テトラア
ザビシクロ〔5.5.2〕テトラデカンマンガン(II)クロリド ジクロロ‐5‐(2‐スルファト)ドデシル‐12‐メチル‐1,5,8,1
2‐テトラアザビシクロ〔6.6.2〕ヘキサデカンマンガン(III) アコ‐クロロ‐5‐(2‐スルファト)ドデシル‐12‐メチル‐1,5,8
,12‐テトラアザビシクロ〔6.6.2〕ヘキサデカンマンガン(II) アコ‐クロロ‐5‐(3‐スルホノプロピル)‐12‐メチル‐1,5,8,
12‐テトラアザビシクロ〔6.6.2〕ヘキサデカンマンガン(II) ジクロロ‐5‐(トリメチルアンモニオプロピル)ドデシル‐12‐メチル‐
1,5,8,12‐テトラアザビシクロ〔6.6.2〕ヘキサデカンマンガン(I
II) クロリド ジクロロ‐5,12‐ジメチル‐1,4,7,10,13‐ペンタアザビシク
ロ〔8.5.2〕ヘプタデカンマンガン(II) ジクロロ‐14,20‐ジメチル‐1,10,14,20‐テトラアザトリシ
クロ〔8.6.6〕ドコサ‐3(8),4,6‐トリエンマンガン(II) ジクロロ‐4,11‐ジメチル‐1,4,7,11‐テトラアザビシクロ〔6
.5.2〕ペンタデカンマンガン(II) ジクロロ‐5,12‐ジメチル‐1,5,8,12‐テトラアザビシクロ〔7
.6.2〕ヘプタデカンマンガン(II) ジクロロ‐5,13‐ジメチル‐1,5,9,13‐テトラアザビシクロ〔7
.7.2〕ヘプタデカンマンガン(II) ジクロロ‐3,10‐ビス(ブチルカルボニル)‐5,12‐ジメチル‐1,
5,8,12‐テトラアザビシクロ〔6.6.2〕ヘキサデカンマンガン(II) ジアコ‐3,10‐ジカルボキシ‐5,12‐ジメチル‐1,5,8,12‐
テトラアザビシクロ〔6.6.2〕ヘキサデカンマンガン(II) クロロ‐20‐メチル‐1,9,20,24,25‐ペンタアザ‐テトラシク
ロ〔7.7.7.13,7.111,15〕ペンタコサ‐3,5,7(24),
11,13,15(25)‐ヘキサエンマンガン(II)ヘキサフルオロホスフェー
ト トリフルオロメタンスルホノ‐20‐メチル‐1,9,20,24,25‐ペ
ンタアザ‐テトラシクロ〔7.7.7.13,7.111,15〕ペンタコサ‐
3,5,7(24),11,13,15(25)‐ヘキサエンマンガン(II)トリ
フルオロメタンスルホネート トリフルオロメタンスルホノ‐20‐メチル‐1,9,20,24,25‐ペ
ンタアザ‐テトラシクロ〔7.7.7.13,7.111,15〕ペンタコサ‐
3,5,7(24),11,13,15(25)‐ヘキサエン鉄(II)トリフルオ
ロメタンスルホネート クロロ‐5,12,17‐トリメチル‐1,5,8,12,17‐ペンタアザ
ビシクロ〔6.6.5〕ノナデカンマンガン(II)ヘキサフルオロホスフェート クロロ‐4,10,15‐トリメチル‐1,4,7,10,15‐ペンタアザ
ビシクロ〔5.5.5〕ヘプタデカンマンガン(II)ヘキサフルオロホスフェート
クロロ‐5,12,17‐トリメチル‐1,5,8,12,17‐ペンタアザ
ビシクロ〔6.6.5〕ノナデカンマンガン(II)クロリド クロロ‐4,10,15‐トリメチル‐1,4,7,10,15‐ペンタアザ
ビシクロ〔5.5.5〕ヘプタデカンマンガン(II)クロリド
【0128】 ある用語が追加の規定および説明を有していれば、実施者は更に有益かもしれ
ない。本明細書で用いられる“マクロサイクル環”とは、4以上のドナー原子(
即ち、窒素または酸素のようなヘテロ原子)と、それらを連結する炭素鎖から形
成された、共有結合した環であり、本明細書で記載されたいかなるマクロサイク
ル環も、全部で少くとも10、好ましくは少くとも12の原子をマクロサイクル
環に有していなければならない。本MRLは配位子当たりで2以上のいかなる種
類の環も有していてよいが、少くとも1つのマクロサイクル環は同定しうるもの
でなければならない。更に、好ましい態様において、2つのヘテロ原子は直接結
合されていない。好ましい遷移金属ブリーチ触媒は、MRLが少くとも10〜2
0の原子、好ましくは12〜18の原子、更に好ましくは約12〜約20の原子
、最も好ましくは12〜16の原子を有した有機マクロサイクル環(主環)から
なるものである。
【0129】 “ドナー原子”とは窒素、酸素、リンまたはイオウのようなヘテロ原子のこと
であって、配位子中に組み込まれたとき、金属とドナー‐アクセプター結合を形
成するために利用しうる少くとも1つの孤立電子対をなお有している。好ましい
遷移金属ブリーチ触媒は、架橋MRLの有機マクロサイクル環におけるドナー原
子がN、O、SおよびP、好ましくはNおよびO、最も好ましくはすべてNから
なる群より選択されたものである。すべてが同一の遷移金属に配位結合された、
4または5つのドナー原子を有する、架橋MRLも好ましい。最も好ましい遷移
金属ブリーチ触媒は、架橋MRLが同一の遷移金属にすべて配位結合された4つ
の窒素ドナー原子を有したもの、および架橋MRLが同一の遷移金属にすべて配
位結合された5つの窒素原子を有したものである。
【0130】 MRLの“非ドナー原子”は、最も一般的には炭素であり、いくつかの原子タ
イプが、特にマクロサイクルの任意な環外置換基(例えば、後で記載される“側
基”部分)に含まれていてもよいが、それらは金属触媒を形成する上で不可欠な
目的向けのドナー原子でないばかりか、それらは炭素でもない。そのため、最広
義の意味において、“非ドナー原子”という用語は触媒の金属とドナー結合を形
成する上で必須ではない原子に関する。このような原子の例には、配位結合しえ
ないスルホネート基に組み込まれたイオウ、ホスホニウム塩部分に組み込まれた
リン、P(V)オキシドに組み込まれたリン、非遷移金属などのようなヘテロ原
子がある。ある好ましい態様において、すべての非ドナー原子は炭素である。
【0131】 〔Mn(ビシクラム)Cl 〕の合成
【化15】 (a)方法I “ビシクラム”(5,12‐ジメチル‐1,5,8,12‐テトラアザビシク
ロ〔6.6.2〕ヘキサデカン)を、G.R.Weisman et al.,J.Amer.Chem.Soc.,(1
990),112,8604 で記載された合成法により製造する。ビシクラム(1.00g、
3.93mmol)を乾燥CHCN(35ml、CaHから蒸留)に溶解する。
次いで、CHCNが沸騰しはじめるまで、溶液を15mmで脱気する。次いで
フラスコをArで大気圧に戻す。この脱気操作は4回繰返す。H.T.Witteveen et
al.,J.Inorg.Nucl.Chem.,(1974),36,1535の文献操作に従い合成されたMn(ピ
リジン)Cl(1.12g、3.93mmol)をAr下で加える。濁った反応
液はゆっくりと黒ずみだす。室温で一夜撹拌後、反応液は懸濁された微粒子で暗
褐色になりだす。反応液を0.2μフィルターでロ過する。ロ液は淡黄褐色であ
る。このロ液をロートエバポレーターで蒸発乾固させる。室温において0.05
mmで一夜乾燥後、灰白色固体生成物1.35gを収率90%で集める。元素分
析:%Mn,14.45;%C,44.22;%H,7.95;〔Mn(ビシク
ラム)Cl〕,MnC1430Cl,MW=380.26の理論値;実測
値:%Mn,14.98;%C,44.48;%H,7.86;イオンスプレー
質量スペクトル測定では、〔Mn(ビシクラム)(ホルメート)〕に相当する
354muで1つの主要ピークを示す。
【0132】 (b)方法II 上記と同様の方法で製造された、蒸留したばかりのビシクラム(25.00g
、0.0984 mol)を乾燥CHCN(900ml、CaHから蒸留)に溶
解する。次いで、CHCNが沸騰しはじめるまで、溶液を15mmで脱気する
。次いでフラスコをArで大気圧に戻す。この脱気操作は4回繰返す。MnCl (11.25g、0.0894 mol)をAr下で加える。濁った反応液は直ち
に黒ずみだす。還流下で4時間撹拌後、反応液は懸濁された微粒子で暗褐色にな
りだす。反応液を乾燥条件下0.2μフィルターでロ過する。ロ液は淡黄褐色で
ある。このロ液をロートエバポレーターで蒸発乾固させる。得られた黄褐色固体
物を室温において0.05mmで一夜乾燥させる。固体物をトルエン(100m
l)に懸濁し、加熱還流する。トルエンをデカントし、その操作を別のトルエン
100mlで繰返す。残留したトルエンはロートエバポレーターで除去する。室
温において0.05mmで一夜乾燥後、淡青色固体生成物31.75gを収率9
3.5%で集める。元素分析:%Mn,14.45;%C,44.22;%H,
7.95;%N,14.73;%Cl,18.65;〔Mn(ビシクラム)Cl 〕,MnC1430Cl,MW=380.26の理論値;実測値:%Mn
,14.69;%C,44.69;%H,7.99;%N,14.78;%Cl
,18.90(カールフィッシャー水,0.68%);イオンスプレー質量スペ
クトル測定では、〔Mn(ビシクラム)(ホルメート)〕に相当する354m
uで1つの主要ピークを示す。
【0133】 酸素漂白剤以外の漂白剤も当業界で知られており、本発明で利用しうる。特に
興味ある非酸素漂白剤の1タイプには、スルホン化亜鉛および/またはアルミニ
ウムフタロシアニンのような光活性化漂白剤がある。これらの物質は洗浄プロセ
ス中に基材に付着することができる。日光下に衣類を架けて乾燥させるような、
酸素の存在下における光照射時で、スルホン化亜鉛フタロシアニンは活性化され
、その結果基材が漂白される。好ましい亜鉛フタロシアニンおよび光活性化漂白
プロセスは、米国特許第4,033,718号明細書で記載されている。典型的
には、洗剤組成物は約0.025〜約1.25重量%のスルホン化亜鉛フタロシ
アニンを含有する。
【0134】 カラーケアおよび布帛ケア効果 カラーケア効果のタイプを発揮するテクノロジーも含めることができる。これ
らテクノロジーの例は、カラー維持のための金属触媒である。このような金属触
媒は、同時係属欧州特許出願第92870181.2号明細書で記載されている
。染料定着剤、シワ防止および水吸収性改善用のポリオレフィン分散剤、香料、
カラーケア処理および香料持続性用のアミノ官能基ポリマーは、カラーケア/布
帛ケアテクノロジーの別な例であり、1996年11月7日付で出願された同時
係属特許出願第96870140.9号明細書で記載されている。
【0135】 布帛柔軟剤も本発明によるクリーニング組成物中に配合できる。これらの剤は
タイプが無機でもまたは有機でもよい。無機柔軟剤はGB‐A‐1,400,8
98およびUSP5,019,292で開示されたスメクタイトクレーにより例
示される。有機布帛柔軟剤には、GB‐A‐1,514,276およびEP‐B
‐0,011,340で開示されたような非水溶性三級アミン、EP‐B‐0,
026,527およびEP‐B‐0,026,528で開示されたモノC12‐C 14 四級アンモニウム塩とそれらとの組合せ、およびEP‐B‐0,242,91
9で開示されたようなジ長鎖アミドがある。布帛柔軟化系の他の有用な有機成分
には、EP‐A‐0,299,575および0,313,146で開示されたよ
うな高分子量ポリエチレンオキシド物質がある。
【0136】 スメクタイトクレーのレベルは通常2〜20重量%、更に好ましくは5〜15
%の範囲であり、その物質は処方物の残部にドライミックス成分として加えられ
る。非水溶性三級アミンまたはジ長鎖アミド物質のような有機布帛柔軟剤は0.
5〜5重量%、通常1〜3重量%のレベルで配合され、高分子量ポリエチレンオ
キシド物質および水溶性カチオン性物質は0.1〜2重量%、通常0.15〜1
.5%のレベルで加えられる。これらの物質は組成物のスプレードライ部分に通
常加えられるが、一部の場合には、それらをドライミックス粒子として加えるか
、または組成物の他の固形成分上にそれらを溶融液体としてスプレーした方が便
利である。
【0137】 ビルダー系 本発明による組成物は、ビルダー系を更に含んでいてもよい。アルミノシリケ
ート物質、シリケート、ポリカルボキシレート、アルキルまたはアルケニルコハ
ク酸、および脂肪酸、エチレンジアミン四酢酸、ジエチレントリアミンペンタメ
チレン酢酸のような物質、金属イオン封鎖剤、例えばアミノポリホスホネート、
特にエチレンジアミンテトラメチレンホスホン酸およびジエチレントリアミンペ
ンタメチレンホスホン酸を含めて、いかなる慣用的なビルダー系も本発明で使用
に適している。リン酸ビルダーも本発明に用いてよい。
【0138】 適切なビルダーには、無機イオン交換物質、通常無機の水和したアルミノシリ
ケート物質、更に具体的には水和合成ゼオライト、例えば水和ゼオライトA、X
、B、HSまたはMAPがある。 もう1つの適切な無機ビルダー物質は、積層シリケート、例えばSKS‐6
(Hoechst)である。SKS‐6はケイ酸ナトリウム(NaSi)からな
る結晶積層シリケートである。
【0139】 1つのカルボキシ基を有する適切なポリカルボキシレートには、ベルギー特許
第831,368号、第821,369号および第821,370号明細書で開
示されたような、乳酸、グリコール酸およびそれらのエーテル誘導体がある。2
つのカルボキシ基を有するポリカルボキシレートには、コハク酸、マロン酸、(
エチレンジオキシ)二酢酸、マレイン酸、ジグリコール酸、酒石酸、タルトロン
酸およびフマル酸の水溶性塩、並びにドイツ特許公開第2,446,686号、
第2,446,687号および米国特許第3,935,257号明細書で記載さ
れたエーテルカルボキシレート、およびベルギー特許第840,623号明細書
で記載されたスルフィニルカルボキシレートがある。3つのカルボキシ基を有す
るポリカルボキシレートには、特に水溶性シトレート、アコニトレートおよびシ
トラコネート、並びに英国特許第1,379,241号明細書で記載されたカル
ボキシメチルオキシサクシネート、オランダ出願第7205873号明細書で記
載されたラクトキシサクシネートのようなサクシネート誘導体、および英国特許
第1,387,447号明細書で記載された2‐オキサ‐1,1,3‐プロパン
トリカルボキシレートのようなオキシポリカルボキシレート物質がある。
【0140】 4つのカルボキシ基を有するポリカルボキシレートには、英国特許第1,26
1,829号明細書で開示されたオキシジサクシネート、1,1,2,2‐エタ
ンテトラカルボキシレート、1,1,3,3‐プロパンテトラカルボキシレート
および1,1,2,3‐プロパンテトラカルボキシレートがある。スルホ置換基
を有するポリカルボキシレートには、英国特許第1,398,421号、第1,
398,422号および米国特許第3,936,448号明細書で開示されたス
ルホサクシネート誘導体、および英国特許第1,082,179号明細書で記載
されたスルホン化熱分解シトレートがあり、ホスホン置換基を有するポリカルボ
キシレートは英国特許第1,439,000号明細書で開示されている。
【0141】 脂環式およびヘテロ環式ポリカルボキシレートには、シクロペンタン‐シス,
シス,シス‐テトラカルボキシレート、シクロペンタジエニドペンタカルボキシ
レート、2,3,4,5‐テトラヒドロフラン‐シス,シス,シス‐テトラカル
ボキシレート、2,5‐テトラヒドロフラン‐シス‐ジカルボキシレート、2,
2,5,5‐テトラヒドロフラン‐テトラカルボキシレート、1,2,3,4,
5,6‐ヘキサン‐ヘキサカルボキシレート、並びにソルビトール、マンニトー
ルおよびキシリトールのような多価アルコールのカルボキシメチル誘導体がある
。芳香族ポリカルボキシレートには、メリット酸、ピロメリット酸、および英国
特許第1,425,343号明細書で開示されたフタル酸誘導体がある。 上記の中で好ましいポリカルボキシレートは、1分子当たり3以内のカルボキ
シ基を有したヒドロキシカルボキシレート、更に詳しくはシトレートである。
【0142】 本組成物で使用上好ましいビルダー系には、ゼオライトAのような非水溶性ア
ルミノシリケートビルダーまたは積層シリケート(SKS‐6)と、クエン酸の
ような水溶性カルボキシレートキレート化剤との混合物がある。 好ましいビルダー系には、ゼオライトAのような非水溶性アルミノシリケート
ビルダーと、クエン酸のような水溶性カルボキシレートキレート化剤との混合物
がある。本発明の液体洗剤組成物で使用上好ましいビルダー系は、石鹸およびポ
リカルボキシレートである。 顆粒組成物で使用上ビルダー系の一部を形成できる他のビルダー物質には、炭
酸、重炭酸、ケイ酸アルカリ金属のような無機物質、並びに有機ホスホネート、
アミノポリアルキレンホスホネートおよびアミノポリカルボキシレートのような
有機物質がある。
【0143】 他の適切な水溶性有機塩はホモもしくはコポリマー酸またはそれらの塩であり
、その場合にポリカルボン酸は2以下の炭素原子で互いに離された少くとも2つ
のカルボキシル基を有している。このタイプのポリマーはGB‐A‐1,596
,756で開示されている。このような塩の例は、MW2000〜5000のポ
リアクリレート、およびそれらと無水マレイン酸とのコポリマーであり、このよ
うなコポリマーは20,000〜70,000、特に約40,000の分子量を
有する。 洗浄ビルダー塩は、通常組成物の5〜80重量%、好ましくは10〜70重量
%、最も一般的には30〜60重量%の量で含有される。
【0144】 キレート化剤 本洗剤組成物は、1種以上の鉄および/またはマンガンキレート化剤も場合に
より含有していてよい。このようなキレート化剤は、すべて以下に記載されてい
るようなアミノカルボキシレート、アミノホスホネート、多官能性置換芳香族キ
レート化剤およびそれらの混合物からなる群より選択できる。理論に拘束される
ことなく、これら物質の効果は、可溶性キレートの形成により洗浄液から鉄およ
びマンガンイオンを除去しうる、それらの例外的な能力に一部起因していると考
えられる。
【0145】 任意のキレート化剤として有用なアミノカルボキシレートには、エチレンジア
ミン四酢酸、N‐ヒドロキシエチルエチレンジアミン三酢酸、ニトリロ三酢酸、
エチレンジアミン四プロピオン酸、トリエチレンテトラアミン六酢酸、ジエチレ
ントリアミン五酢酸およびエタノールジグリシン、それらのアルカリ金属、アン
モニウムおよび置換アンモニウム塩、およびそれらの混合物がある。
【0146】 アミノホスホネートも、少くとも低レベルの全リンが洗剤組成物で許容される
ときに本発明の組成物でキレート化剤として使用に適しており、DEQUEST のよう
なエチレンジアミンテトラキス(メチレンホスホネート)を含む。好ましくは、
これらのアミノホスホネートは炭素原子約7以上のアルキルまたはアルケニル基
を含まない。
【0147】 多官能性置換芳香族キレート化剤も本組成物で有用である。1974年5月2
1日付で発行されたConnorらの米国特許第3,812,044号明細書参照。こ
のタイプの好ましい化合物は、酸形の場合、1,2‐ジヒドロキシ‐3,5‐ジ
スルホベンゼンのようなジヒドロキシジスルホベンゼンである。
【0148】 本発明で使用上好ましい生分解性キレーターは、1987年11月3日付 Har
tmanおよびPerkins の米国特許第4,704,233号明細書で記載されたよう
なエチレンジアミン二コハク酸(“EDDS”)、特に〔S,S〕異性体である
【0149】 本組成物は、例えばゼオライト、積層シリケートなどのような不溶性ビルダー
と一緒にすると有用なコビルダー、またはキラントとして、水溶性メチルグリシ
ン二酢酸(MGDA)塩(または酸形)も含有してよい。 利用されるならば、これらのキレート化剤は本洗剤組成物の通常約0.1〜約
15重量%である。更に好ましくは、利用されるならば、キレート化剤はこのよ
うな組成物の約0.1〜約3.0重量%である。
【0150】 起泡抑制剤 もう1つの任意成分は、シリコーンおよびシリカ‐シリコーン混合物により例
示される起泡抑制剤である。シリコーンはアルキル化ポリシロキサン物質で通常
代表され、シリカはシリカエーロゲル、キセロゲルおよび様々なタイプの疎水性
シリカにより例示される微細形態で通常用いられる。これらの物質は粒子として
配合することができ、起泡抑制剤は水溶性または水分散性で実質上非界面活性の
洗剤不浸透性キャリア中で放出しうるように配合されることが有利である。一方
、起泡抑制剤は液体キャリアに溶解または分散させて、1種以上の他成分にスプ
レーすることにより適用してもよい。
【0151】 好ましいシリコーン起泡抑制剤は、Bartollotaらの米国特許第3,933,6
72号明細書で開示されている。他の特に有用な起泡抑制剤は自己乳化シリコー
ン起泡抑制剤であり、1977年4月28日付で公開されたドイツ特許出願DT
OS第2,646,126号明細書で記載されている。このような化合物の例は
Dow Corning から市販されているDC‐544であり、これはシロキサン‐グリ
コールコポリマーである。特に好ましい起泡抑制剤は、シリコーン油および2‐
アルキル‐アルカノールの混合物からなる起泡抑制剤系である。適切な2‐アル
キル‐アルカノールは、商品名 Isofol 12Rで市販されている2‐ブチルオク
タノールである。
【0152】 このような起泡抑制剤系は、1992年11月10日付で出願された同時係属
欧州特許出願第N92870174.7号明細書で記載されている。 特に好ましいシリコーン起泡抑制剤は、同時係属欧州特許出願第N゜9220
1649.8号明細書で記載されている。上記組成物は Aerosilのような溶融
非多孔質シリカと組み合せたシリコーン/シリカ混合物を含むことができる。 上記の起泡抑制剤は、通常組成物の0.001〜2重量%、好ましくは0.0
1〜1重量%のレベルで用いられる。
【0153】 その他 クリーニング組成物で用いられる他の成分、例えば汚れ懸濁剤、汚れ放出剤、
蛍光増白剤、研磨剤、殺菌剤、曇り抑制剤、着色剤および/または封入または非
封入香料も用いてよい。 特に適切な封入物質は、GB1,464,616で記載されたような多糖およ
びポリヒドロキシ化合物のマトリックスからなる水溶性カプセルである。 他の適切な水溶性封入物質は、US3,455,838で記載されたような、
置換ジカルボン酸の非ゼラチン化デンプン酸エステルから誘導されたデキストリ
ンからなる。これらの酸エステルデキストリンは、好ましくは、ワキシーメイズ
、ワキシーモロコシ、サゴ、タピオカおよびポテトのようなデンプンから製造さ
れる。上記封入物質の適切な例には、National Starch 製のN‐Lokがある。
N‐Lok封入物質は改質メイズスターチおよびグルコースからなる。デンプン
は無水オクテニルコハク酸のような一官能性置換基を加えることにより改質され
る。
【0154】 本発明に適した再付着防止および汚れ懸濁剤には、メチルセルロース、カルボ
キシメチルセルロースおよびヒドロキシエチルセルロースのようなセルロース誘
導体、およびホモもしくはコポリマーポリカルボン酸またはそれら塩がある。こ
のタイプのポリマーには、ビルダーとして既に記載されたポリアクリレートおよ
び無水マレイン酸‐アクリル酸コポリマー、並びに無水マレイン酸とエチレン、
メチルビニルエーテルまたはメタクリル酸とのコポリマーがあり、無水マレイン
酸はコポリマーの少くとも20モル%を占めている。これらの物質は、通常組成
物の0.5〜10重量%、更に好ましくは0.75〜8重量%、最も好ましくは
1〜6重量%のレベルで用いられる。
【0155】 好ましい蛍光増白剤は性質上アニオン性であり、その例は4,4′‐ビス(2
‐ジエタノールアミノ‐4‐アニリノ‐s‐トリアジン‐6‐イルアミノ)スチ
ルベン‐2,2′‐ジスルホン酸二ナトリウム、4,4′‐ビス(2‐モルホリ
ノ‐4‐アニリノ‐s‐トリアジン‐6‐イルアミノ)スチルベン‐2,2′‐
ジスルホン酸二ナトリウム、4,4′‐ビス(2,4‐ジアニリノ‐s‐トリア
ジン‐6‐イルアミノ)スチルベン‐2,2′‐ジスルホン酸二ナトリウム、4
′,4″‐ビス(2,4‐ジアニリノ‐s‐トリアジン‐6‐イルアミノ)スチ
ルベン‐2‐スルホン酸一ナトリウム、4,4′‐ビス〔2‐アニリノ‐4‐(
N‐メチル‐N‐2‐ヒドロキシエチルアミノ)‐s‐トリアジン‐6‐イルア
ミノ〕スチルベン‐2,2′‐ジスルホン酸二ナトリウム、4,4′‐ビス(4
‐フェニル‐2,1,3‐トリアゾール‐2‐イル)スチルベン‐2,2′‐ジ
スルホン酸二ナトリウム、4,4′‐ビス〔2‐アニリノ‐4‐(1‐メチル‐
2‐ヒドロキシエチルアミノ)‐s‐トリアジン‐6‐イルアミノ〕スチルベン
‐2,2′‐ジスルホン酸二ナトリウム、2‐スチルビル‐4″‐(ナフト‐1
′,2′,4,5)‐1,2,3‐トリアゾール‐2″‐スルホン酸ナトリウム
および4,4′‐ビス(2‐スルホスチリル)ビフェニルである。高度に好まし
い増白剤は、同時係属欧州特許出願第95201943.8号の特定の増白剤で
ある。
【0156】 他の有用なポリマー物質はポリエチレングリコール、特に分子量1000〜1
0000、更に具体的には2000〜8000、最も好ましくは約4000のも
のである。これらは0.20〜5重量%、更に好ましくは0.25〜2.5%の
レベルで用いられる。これらのポリマー、および既に記載されたホモまたはコポ
リマーポリカルボキシレート塩は、白さ維持、布帛アッシュ付着性(fabric ash
deposition) 、および遷移金属不純物の存在下で土、タンパク質および酸化性汚
れに対するクリーニング性能を改善する上で有益である。
【0157】 本発明の組成物で有用な汚れ放出剤は、慣用的に、様々な配置でテレフタル酸
とエチレングリコールおよび/またはプロピレングリコール単位とのコポリマー
またはターポリマーである。このようなポリマーの例は、一般譲渡された米国特
許第4,116,885号および第4,711,730号、および欧州公開特許
出願第0,272,033号明細書で開示されている。EP‐A‐0,272,
033による特に好ましいポリマーは下記式を有している: (CH(PEG)430.75(POH)0.25(T‐PO)2.8 (T‐PEG)0.4 T(POH)0.25((PEG)43CH0.75 上記式中PEGは‐(OC)O‐、POは(OCO)、およびTは
(pcOCCO)である。
【0158】 ジメチルテレフタレート、ジメチルスルホイソフタレート、エチレングリコー
ルおよび1,2‐プロパンジオールのランダムコポリマーとして修飾ポリエステ
ルも非常に有用であり、末端基は主にスルホベンゾエート、および二次的にエチ
レングリコールおよび/またはプロパンジオールのモノエステルからなる。目的
はスルホベンゾエート基により両末端でキャップ化されたポリマーを得ることで
あり、本関係においては“主に”上記コポリマーのほとんどがスルホベンゾエー
ト基で末端キャップ化されている。しかしながら、一部のコポリマーは完全には
キャップ化されておらず、したがってそれらの末端基はエチレングリコールおよ
び/またはプロパン‐1,2‐ジオールのモノエステルからなっていてもよく、
“二次的に”このような種からなる。
【0159】 本発明で選択されるポリエステルは約46重量%のジメチルテレフタル酸、約
16重量%のプロパン‐1,2‐ジオール、約10重量%のエチレングリコール
、約13重量%のジメチルスルホ安息香酸および約15重量%のスルホイソフタ
ル酸を含んでおり、約3000の分子量を有する。ポリエステルおよびそれらの
製造方法は、EPA311,342で詳細に記載されている。
【0160】 水道水中の遊離塩素が洗剤組成物中に含まれる酵素を急速に不活化することは
、当業界で周知である。したがって、処方物中に全組成物の0.1重量%以上の
レベルでペルボレート、硫酸アンモニウム、亜硫酸ナトリウムまたはポリエチレ
ンイミンのような塩素スカベンジャーを用いたときには、洗剤酵素の改善された
スルー・ザ・ワッシュ(throuth the wash)安定性を発揮する。塩素スカベンジ
ャーを含む組成物は、1992年1月31日付で出願された欧州特許出願第92
870018.6号明細書で記載されている。
【0161】 ポリアクリレートから製造されるようなアルコキシル化ポリカルボキシレート
は、追加の脂肪除去性能を発揮させるために本発明で有用である。このような物
質は、参考のため本明細書に組み込まれるWO91/08281およびPCT9
0/01815の第4頁以後で記載されている。化学的に、これらの物質は7〜
8つのアクリレート単位毎に1つのエトキシ側鎖を有したポリアクリレートから
なる。側鎖は式‐(CHCHO)(CHCHからなり、ここでm
は2〜3、nは6〜12である。側鎖はポリアクリレート“主鎖”にエステル結
合されて、“コーム”(comb)ポリマータイプ構造を形成している。分子量は様々
であるが、典型的には約2000〜約50,000の範囲内である。このような
アルコキシル化ポリカルボキシレートは、本組成物の約0.05〜約10重量%
である。
【0162】 分散剤 本発明のクリーニング組成物は分散剤も含有することができる:適切な水溶性
有機塩はホモまたはコポリマー酸、またはそれらの塩であり、そのポリカルボン
酸は2以下の炭素原子で互いに離された少くとも2つのカルボキシル基を含んで
いる。このタイプのポリマーはGB‐A‐1,596,756で開示されている
。このような塩の例はMW2000〜5000のポリアクリレート、およびそれ
らと無水マレイン酸とのコポリマーであり、このようなコポリマーは1000〜
100,000の分子量を有している。
【0163】 特に、4000の分子量を有する480Nのようなアクリレートおよびメチル
アクリレートのコポリマーは、組成物の0.5〜20重量%のレベルで、本発明
のクリーニング組成物中に加えることができる。
【0164】 本発明の組成物はライムソープペプタイザー化合物を含有してもよく、これは
8以下、好ましくは7以下、最も好ましくは6以下の下記のようなライムソープ
分散力(LSDP)を有していることが好ましい。ライムソープペプタイザー化
合物は、好ましくは0〜20重量%のレベルで存在する。
【0165】 ライムソープペプタイザーの有効性の数値尺度はライムソープ分散力(LSD
P)により示され、H.C.Borghetty and C.A.Bergman,J.Am.Oil.Chem.Soc.,volum
e 27,pages 88-90 (1950) の論文で記載されたようなライムソープ分散試験を用
いて測定される。このライムソープ分散試験法は当業者に広く用いられており、
例えば下記レビュー文献:W.N.Linfield,Surfactant Science Series,Volume 7,
p.3 ;W.N.Linfield,Tenside Surf.Det.,Volume 27,pages 159-161 (1990) ;M.
K.Nagarajan,W.F.Masler,Cosmetics and Toiletries,Volume 104,pages 71-73 (
1989) で記載されている。LSDPとは、333ppm CaCo(Ca:M
g=3:2)相当硬度の水30ml中でオレイン酸ナトリウム0.025gによ
り形成されるライムソープ沈降物を分散させる上で必要な、分散剤対オレイン酸
ナトリウムの重量比%のことである。
【0166】 良好なライムソープペプタイザー能力を有する界面活性剤には、あるアミンオ
キシド、ベタイン、スルホベタイン、アルキルエトキシサルフェートおよびエト
キシル化アルコールがある。
【0167】 本発明による使用向けに8以下のLSDPを有する例示の界面活性剤には、C 16 ‐C18ジメチルアミンオキシド、平均エトキシル化度1〜5のC12‐C18アル
キルエトキシサルフェート、特にエトキシル化度3のC12‐C15アルキルエトキ
シサルフェート界面活性剤(LSDP=4)、およびBASF GmbH から商品名
Lutensol A012 およびLutensol A030 で各々販売されている、平均エトキシル化
度12(LSDP=6)または30のC14‐C15エトキシル化アルコールがある
【0168】 本発明で使用に適したポリマーライムソープペプタイザーは、Cosmetics and
Toiletries,Volume 104,pages 71-73 (1989)でみられる、M.K.Nagarajan,W.F.Ma
slerによる論文で記載されている。 4‐(N‐オクタノイル‐6‐アミノヘキサノイル)ベンゼンスルホネート、
4‐(N‐ノナノイル‐6‐アミノヘキサノイル)ベンゼンスルホネート、4‐
(N‐デカノイル‐6‐アミノヘキサノイル)ベンゼンスルホネートおよびそれ
らの混合物のような疎水性ブリーチ;親水性/疎水性ブリーチ処方物と一緒にし
たノナノイルオキシベンゼンスルホネートも、ライムソープペプタイザー化合物
として使用できる。
【0169】 転染阻止 本発明のクリーニング組成物は、着色布帛を伴った布帛洗濯操作中に出会う、
溶解および懸濁された染料のある布帛から他への転染を阻止するための化合物も
含有することができる。
【0170】 ポリマー転染阻止剤 本発明によるクリーニング組成物は、0.001〜10重量%、好ましくは0
.01〜2%、更に好ましくは0.05〜1%のポリマー転染阻止剤も含む。上
記ポリマー転染阻止剤は、着色布帛から洗浄された布帛上への染料の移動を阻止
するために、クリーニング組成物中に通常配合される。これらのポリマーは、染
料が洗浄液中で他の物体と付着するようになる機会をもつ前に、着色布帛から洗
い落ちた遊離染料と複合化するかまたはそれを吸着する能力を有している。
【0171】 特に適切なポリマー転染阻止剤は、ポリアミンN‐オキシドポリマー、N‐ビ
ニルピロリドンおよびN‐ビニルイミダゾールのコポリマー、ポリビニルピロリ
ドンポリマー、ポリビニルオキサゾリドンおよびポリビニルイミダゾール、また
はそれらの混合物である。 このようなポリマーの添加は、本発明による酵素の性能も高める。
【0172】 a)ポリアミンN‐オキシドポリマー 使用に適したポリアミンN‐オキシドポリマーは、下記構造式を有した単位を
含んでいる:
【化16】 上記式中Pは重合性単位であり、それにはR‐N‐O基が結合できるか、または
R‐N‐O基は重合性単位の一部を形成しているか、または双方の組合せである
; AはNC(=O)、C(=O)O、C=O、‐O‐、‐S‐、‐N‐であり、
xは0または1である; Rは脂肪族、エトキシル化脂肪族、芳香族、ヘテロ環式、脂環式基またはそれ
らの組合せであり、それにはN‐O基の窒素が結合できるか、またはN‐O基の
窒素はこれらの基の一部である。
【0173】 N‐O基は下記一般構造で表すことができる:
【化17】 上記式中R1、R2およびR3は脂肪族基、芳香族、ヘテロ環式、脂環式基また
はそれらの組合せであり、xまたは/およびyまたは/およびzは0または1で
あり、N‐O基の窒素が結合しているか、またはN‐O基の窒素がこれらの基の
一部を形成している。 N‐O基は重合性単位(P)の一部でも、ポリマー主鎖に結合しても、または
双方の組合せであってもよい。 N‐O基が重合性単位の一部を形成している適切なポリアミンN‐オキシドに
は、Rが脂肪族、芳香族、脂環式またはヘテロ環式基から選択されるポリアミン
N‐オキシドがある。
【0174】 上記ポリアミンN‐オキシドの1クラスは、N‐O基の窒素がR基の一部を形
成しているポリアミンN‐オキシドのグル−プからなる。好ましいポリアミンN
‐オキシドは、Rがピリジン、ピロール、イミダゾール、ピロリジン、ピペリジ
ン、キノリン、アクリジンおよびそれらの誘導体のようなヘテロ環式基である場
合である。上記ポリアミンN‐オキシドのもう1つのクラスは、N‐O基の窒素
がR基に結合されているポリアミンN‐オキシドのグル−プからなる。
【0175】 他の適切なポリアミンN‐オキシドは、N‐O基が重合性単位に結合されてい
るポリアミンオキシドである。 これらポリアミンN‐オキシドの好ましいクラスは、Rが芳香族、ヘテロ環式
または脂環式基であって、N‐O官能基の窒素が上記R基の一部である、一般式
(I)を有したポリアミンN‐オキシドである。 これらクラスの例は、Rがピリジン、ピロール、イミダゾールおよびそれらの
誘導体のようなヘテロ環式化合物である、ポリアミンオキシドである。 ポリアミンN‐オキシドのもう1つの好ましいクラスは、Rが芳香族、ヘテロ
環式または脂環式基であって、N‐O官能基の窒素が上記R基に結合されている
、一般式(I)を有したポリアミンオキシドである。
【0176】 これらクラスの例は、R基がフェニルのような芳香族である、ポリアミンオキ
シドである。 いかなるポリマー主鎖も、形成されるアミンオキシドポリマーが水溶性であっ
て、転染阻止性を有しているかぎり、使用してよい。適切なポリマー主鎖の例は
、ポリビニル、ポリアルキレン、ポリエステル、ポリエーテル、ポリアミド、ポ
リイミド、ポリアクリレートおよびそれらの混合物である。
【0177】 本発明のアミンN‐オキシドポリマーは、典型的には10:1〜1:1000
000のアミン対アミンN‐オキシドの比率を有している。しかしながら、ポリ
アミンオキシドポリマー中に存在するアミンオキシド基の量は、適切な共重合に
よるか、または適度のN‐オキシド化によって変えることができる。好ましくは
、アミン対アミンN‐オキシドの比率は2:3〜1:1000000、更に好ま
しくは1:4〜1:1000000、最も好ましくは1:7〜1:100000
0である。本発明のポリマーには、1つのモノマータイプがアミンN‐オキシド
であって、他のモノマータイプがアミンN‐オキシドであるかまたはそうでない
、ランダムまたはブロックコポリマーを現実には含んでいる。ポリアミンN‐オ
キシドのアミンオキシド単位はpKa<10、好ましくはpKa<7、更に好ま
しくはpKa<6を有する。 ポリアミンオキシドはほぼあらゆる重合度で得ることができる。重合度は、物
質が望ましい水溶性および染料懸濁力を有していれば、重要でない。 典型的には、平均分子量は500〜1,000,000、好ましくは1000
〜50,000、更に好ましくは2000〜30,000、最も好ましくは30
00〜20,000の範囲内である。
【0178】 b)N‐ビニルピロリドンおよびN‐ビニルイミダゾールのコポリマー 本発明で用いられるN‐ビニルイミダゾール N‐ビニルピロリドンポリマー
は、5000〜1,000,000、好ましくは5000〜200,000の平
均分子量範囲を有する。 本発明による洗剤組成物で使用上高度に好ましいポリマーは、N‐ビニルイミ
ダゾール N‐ビニルピロリドンコポリマーから選択されるポリマーであり、そ
のポリマーは5000〜50,000、更に好ましくは8000〜30,000
、最も好ましくは10,000〜20,000の平均分子量範囲を有する。 平均分子量範囲は、Barth H.G.and Mays J.W.,Chemical Analysis,Vol.113,"M
odern Methods of Polymer Characterization"で記載されているような光散乱に
より調べた。 高度に好ましいN‐ビニルイミダゾール N‐ビニルピロリドンコポリマーは
5000〜50,000、更に好ましくは8000〜30,000、最も好まし
くは10,000〜20,000の平均分子量範囲を有する。
【0179】 上記の平均分子量範囲を有することで特徴づけられるN‐ビニルイミダゾール
N‐ビニルピロリドンコポリマーは優れた転染阻止性を発揮しながら、それで
処方された洗剤組成物のクリーニング性能に悪影響を与えない。 本発明のN‐ビニルイミダゾール N‐ビニルピロリドンコポリマーは、1:
0.2、更に好ましくは0.8:0.3、最も好ましくは0.6:0.4のN‐
ビニルイミダゾール対N‐ビニルピロリドンのモル比を有している。
【0180】 c)ポリビニルピロリドン 本発明の洗剤組成物では、約2500〜約400,000、好ましくは約50
00〜約200,000、更に好ましくは約5000〜約50,000、最も好
ましくは約5000〜約15,000の平均分子量を有するポリビニルピロリド
ン(“PVP”)も利用してよい。適切なポリビニルピロリドンは、製品名PV
P K‐15(10,000の粘度分子量)、PVP K‐30(40,000
の平均分子量)、PVP K‐60(160,000の平均分子量)およびPV
P K‐90(360,000の平均分子量)として、ISP Corporation,New
York,NY and Montreal,Canadaから市販されている。BASF Cooperationから
市販されている他の適切なポリビニルピロリドンには、Sokalan HP165およ
びSokalan HP12;洗剤業者に知られているポリビニルピロリドン(例えばE
P‐A‐262,897およびEP‐A‐256,696参照)がある。
【0181】 d)ポリビニルオキサゾリドン 本発明の洗剤組成物では、ポリマー転染阻止剤としてポリビニルオキサゾリド
ンも利用してよい。上記のポリビニルオキサゾリドンは、約2500〜約400
,000、好ましくは約5000〜約200,000、更に好ましくは約500
0〜約50,000、最も好ましくは約5000〜約15,000の平均分子量
を有している。
【0182】 e)ポリビニルイミダゾール 本発明の洗剤組成物では、ポリマー転染阻止剤としてポリビニルイミダゾール
も利用してよい。上記のポリビニルイミダゾールは、約2500〜約400,0
00、好ましくは約5000〜約200,000、更に好ましくは約5000〜
約50,000、最も好ましくは約5000〜約15,000の平均分子量を有
している。
【0183】 f)架橋ポリマー 架橋ポリマーは主鎖がある程度まで連結されたポリマーであり、これらのリン
クは化学的でもまたは物理的性質であってもよく、可能性として活性基は主鎖上
でもまたは側鎖上でもよく、架橋ポリマーはJournal of Polymer Science,volum
e 22,pages 1035-1039で記載されている。 一態様において、架橋ポリマーは三次元硬質構造を形成するように作られ、三
次元構造により形成された孔に染料を捕捉しておける。もう1つの態様では、架
橋ポリマーは膨潤により染料を捕捉する。 このような架橋ポリマーは同時係属特許出願第94870213.9号明細書
で記載されている。
【0184】 洗浄方法 本発明の組成物は、浸漬法、前処理法、別のすすぎ補助組成物が加えられるす
すぎステップを伴う方法を含めて、本質的にいかなる洗浄またはクリーニング方
法で用いてもよい。 本明細書で記載されたプロセスは常法で布帛を洗濯液と接触させることからな
り、以下で例示されている。 本発明のプロセスは、便宜上クリーニングプロセスの過程で行われる。クリー
ニングの方法は、好ましくは5〜95℃、特に10〜60℃で行われる。処理溶
液のpHは、好ましくは7〜12である。 好ましい機械皿洗い法は、有効量の機械皿洗いまたはすすぎ組成物を溶解また
は配合させた水性液体で、汚れた物体を処理することからなる。機械皿洗い組成
物の慣用的な有効量とは、洗浄容量3〜10Lに溶解または分散される製品8〜
60gを意味する。 手による皿洗い法によると、汚れた皿は典型的には0.5〜20g(皿25枚
の処理当たり)の有効量の皿洗い組成物と接触させる。好ましい手による皿洗い
法には、皿の表面への濃縮液の適用、または洗剤組成物の多量の希釈液への浸漬
がある。
【0185】 下記例は本発明の組成物を例示するための意味であり、必ずしも本発明の範囲
を制限したりまたは限定するような意味ではない。 洗剤組成物において、酵素のレベルは全組成物の重量により純粋酵素で表示さ
れており、別記されないかぎり、洗剤成分は全組成物の重量で表示されている。
略記された成分表示は下記意味を有している: LAS :ナトリウム直鎖C11-13 アルキルベンゼンスルホネート TAS :ナトリウムタローアルキルサルフェート CxyAS :ナトリウムC1X‐C1Yアルキルサルフェート CxySAS:ナトリウムC1X‐C1Y二級(2,3)アルキルサルフェート CxyEz :平均zモルのエチレンオキシドと縮合されたC1X‐C1Yで 主に直鎖の一級アルコール CxyEzS:平均zモルのエチレンオキシドと縮合された C1X‐C1Yナトリウムアルキルサルフェート QAS :R(CH(COH)(R=C12‐C14) QAS1 :R(CH(COH)(R=C‐C11) APA :C8-10アミドプロピルジメチルアミン 石鹸 :獣脂およびココナツ脂肪酸の80/20混合物から誘導される ナトリウム直鎖アルキルカルボキシレート ノニオン系 :平均エトキシル度3.8および平均プロポキシル度4.5の C13‐C15混合エトキシル化/プロポキシル化脂肪アルコール Neodol 45-13:Shell Chemical CO から販売されているC14‐C15直鎖一級 アルコールエトキシレート STS :ナトリウムトルエンスルホネート CFAA :C12‐C14アルキルN‐メチルグルカミド TFAA :C16‐C18アルキルN‐メチルグルカミド TPKFA :C12‐C14トップドホールカット(topped whole cut)脂肪酸 DEQA :ジ(タローオキシエチル)ジメチルアンモニウムクロリド DEQA(2) :ジ(ソフトタローイルオキシエチル)ヒドロキシエチル メチルアンモニウムメチルサルフェート DTDMAMS:ジタロージメチルアンモニウムメチルサルフェート SDASA :1:2比のステアリルジメチルアミン:トリプルプレスド (triple-pressed)ステアリン酸 シリケート :非晶質ケイ酸ナトリウム (SiO:NaO比=1.6‐3.2) メタシリケート:メタケイ酸ナトリウム(SiO:NaO比=1.0) ゼオライトA:0.1〜10μm範囲の主粒径を有する 式Na12(AlOSiO12・27HOの水和ナトリウ
ム アルミノシリケート(無水ベースで重量表示) NaSKS‐6:式δ‐NaSiの結晶積層シリケート シトレート :425〜850μm範囲の粒径分布を有する、活性86.4%の
クエン酸三ナトリウム二水和物 クエン酸 :無水クエン酸 ボレート :ホウ酸ナトリウム 炭酸塩 :粒径200〜900μmの無水炭酸ナトリウム 重炭酸塩 :粒径分布400〜1200μmの無水炭酸水素ナトリウム サルフェート:無水硫酸ナトリウム 硫酸Mg :無水硫酸マグネシウム STPP :トリポリリン酸ナトリウム TSPP :ピロリン酸四ナトリウム MA/AA :4:1アクリレート/マレエートのランダムコポリマー 平均分子量約70,000〜80,000 MA/AA1:6:4アクリレート/マレエートのランダムコポリマー 平均分子量約10,000 AA :平均分子量4500のポリアクリル酸ナトリウムポリマー PA30 :平均分子量約4500〜8000のポリアクリル酸 480N :7:3アクリレート/メタクリレートのランダムコポリマー 平均分子量約3500 ポリゲル/カルボポール:高分子量架橋ポリアクリレート PB1 :実験式NaBO・Hの無水過ホウ酸ナトリウム一水和物
PB4 :実験式NaBO・3HO・Hの過ホウ酸ナトリウム 四水和物 ペルカーボネート:実験式2NaCO・3Hの 無水過炭酸ナトリウム NaDCC :ナトリウムジクロロイソシアヌレート TAED :テトラアセチルエチレンジアミン NOBS :ナトリウム塩形のノナノイルオキシベンゼンスルホネート NACA‐OBS:(6‐ノナミドカプロイル)オキシベンゼンスルホネート DTPA :ジエチレントリアミン五酢酸 HEDP :1,1‐ヒドロキシエタンジホスホン酸 DETPMP:Monsantoから商品名Dequest 2060で販売されている ジエチルトリアミンペンタ(メチレン)ホスホネート EDDS :エチレンジアミン‐N,N′‐二コハク酸 そのナトリウム塩形の(S,S)異性体 MnTACN:マンガン1,4,7‐トリメチル‐1,4,7‐ トリアザシクロノナン 光活性化ブリーチ:デキストリン可溶性ポリマー中に封入された スルホン化亜鉛フタロシアニン 光活性化ブリーチ1:デキストリン可溶性ポリマー中に封入されたスルホン化 アルミノフタロシアニン PAAC :ペンタアミン酢酸コバルト(III) 塩 パラフィン :Wintershall から商品名Winog 70で販売されているパラフィン
油 NaBz :安息香酸ナトリウム BzP :過酸化ベンゾイル 酢酸 :酢酸またはそのナトリウム塩99% Sigma A6283 プロピオン酸:プロピオン酸またはそのナトリウム塩99% Sigma P1386 ノナン酸 :ノナン酸またはそのナトリウム塩90% Sigma N8253 ラウリン酸 :ラウリン酸またはそのナトリウム塩99% Sigma L4250 シュウ酸 :シュウ酸またはそのナトリウム塩99% Sigma O0376 安息香酸 :安息香酸またはそのナトリウム塩 Sigma B3250 クエン酸 :無水クエン酸またはそのナトリウム塩 Sigma C0759 グルコース :コーンシュガーグルコース、Sigma G8270 グルコースオキシダーゼ:グルコースオキシダーゼEC1.1.3.4、 >200U/mgタンパク質;低カタラーゼ<0.1 Sigma Unit/mgタンパク質、Sigma G9010 過酸化水素 :過酸化水素30%溶液、Sigma H1009 ハロペルオキシダーゼ:Degussa のWO96/06909で記載されたような、
Serratia marcescens から得られる非ヘムクロロハロペルオキシ
ダーゼ プロテアーゼ:Novo Nordisk A/Sから商品名Savinase、Alcalase、Durazym で販
売されているタンパク質分解酵素;Gist-Brocades から販売され
ているMaxacal 、Maxapem ;および特許WO91/06637お
よび/またはWO95/10591および/またはEP2514
46で記載されたプロテアーゼ アミラーゼ :WO94/18314、WO96/05295に記載された、 商品名Purafact Ox AmでGenencorから販売されている デンプン分解酵素;すべてNovo Nordisk A/Sから市販されている
Termamy(R)、Fungamyl(R)および Duramyl(R);および WO95/26397で記載されたもの リパーゼ :Novo Nordisk A/Sから商品名Lipolase、Lipolase Ultraで販売さ
れている脂肪分解酵素、およびGist-Brocades によるLipomax セルラーゼ :Novo Nordisk A/Sから商品名Carezyme、Celluzyme および/また
はEndolaseで販売されているセルロース分解酵素 CMC :ナトリウムカルボキシメチルセルロース PVP :平均分子量60,000のポリビニルポリマー PVNO :平均分子量50,000のポリビニルピリジン‐N‐オキシド PVPVI :平均分子量20,000のビニルイミダゾールおよびビニルピロ
リドンのコポリマー 増白剤1 :二ナトリウム4,4′‐ビス(2‐スルホスチリル)ビフェニル
増白剤2 :4,4′‐ビス(4‐アニリノ‐6‐モルホリノ‐1,3,5‐
トリアジン‐2‐イル)スチルベン‐2,2′‐ジスルホン酸二
ナトリウム シリコーン消泡剤:10:1〜100:1の起泡抑制剤対分散剤の比率で、分散
剤としてシロキサン‐オキシアルキレンコポリマーを配合した、
ポリジメチルシロキサン起泡抑制剤 起泡抑制剤 :顆粒形の、12%シリコーン/シリカ、18%ステアリルアルコ
ール、70%デンプン 不透明剤 :商品名Lytron621でBASF Aktiengesellschaft から販売さ
れている水ベースモノスチレンラテックス混合物 SRP1 :アニオン性末端キャップ化ポリエステル SRP2 :ジエトキシル化ポリ(1,2‐プロピレンテレフタレート) 短ブロックポリマー QEA :ビス〔(CO)(CO)〕(CH)‐N‐ C12‐N‐(CH)ビス〔(CO)(CO)
(n=20〜30) PEI :平均分子量1800および窒素当たり7つのエチレンオキシ残基
の平均エトキシル化度を有したポリエチレンイミン SCS :ナトリウムクメンスルホネート HMWPEO:高分子量ポリエチレンオキシド PEGx :分子量xのポリエチレングリコール PEO :平均分子量5000のポリエチレンオキシド TEPAE :テトラエチレンペンタアミンエトキシレート BTA :ベンゾトリアゾール シリカ歯科研磨剤:J.M.Huber 供給のZeodent 119 として特定された沈降シリカ
カルボキシビニルポリマー:B.F.Goodrich Chemical Company 供給のCarbopol カラゲナン:Hercules Chemical Company 供給のι‐カラゲナン pH :20℃で蒸留水中1%溶液として測定
【0186】例1 下記の高密度洗濯洗剤組成物を本発明に従い調製した: II III IV VI LAS 8.0 8.0 8.0 2.0 6.0 6.0 TAS - 0.5 - 0.5 1.0 0.1 C46(S)AS 2.0 2.5 - - - - C25AS - - - 7.0 4.5 5.5 C68AS 2.0 5.0 7.0 - - - C25E5 - - 3.4 10.0 4.6 4.6 C25E7 3.4 3.4 1.0 - - - C25E3S - - - 2.0 5.0 4.5 QAS - 0.8 - - - - QAS1 - - - 0.8 0.5 1.0 ゼオライトA 18.1 18.0 14.1 18.1 20.0 18.1 クエン酸 - - - 2.5 - 2.5 炭酸塩 13.0 13.0 27.0 10.0 10.0 13.0 NaSKS‐6 - - - 10.0 - 10.0 シリケート 1.4 1.4 3.0 0.3 0.5 0.3 シトレート - 1.0 - 3.0 - - サルフェート 26.1 26.1 26.1 6.0 - - 硫酸Mg 0.3 - - 0.2 - 0.2 MA/AA 0.3 0.3 0.3 4.0 1.0 1.0 CMC 0.2 0.2 0.2 0.2 0.4 0.4 PB4 9.0 9.0 5.0 1.0 - - ペルカーボネート - - - - 18.0 18.0 TAED 1.5 0.4 1.5 - 3.9 4.2 NACA‐OBS - 2.0 1.0 - - - DETPMP 0.25 0.25 0.25 0.25 - - SRP1 - - - 0.2 - 0.2 EDDS - 0.25 0.4 - 0.5 0.5 CFAA - 1.0 - 2.0 - - HEDP 0.3 0.3 0.3 0.3 0.4 0.4 QEA - - - 0.2 - 0.5 ハロペルオキシダーゼ 0.005 0.01 0.005 0.01 0.1 0.1 酢酸 - - - 0.5 - - プロピオン酸 0.1 - 0.5 - - - ノナン酸 - 0.1 - - 1.0 1.0 プロテアーゼ 0.009 0.009 0.01 0.04 0.05 0.03 アミラーゼ 0.002 0.002 0.002 0.006 0.008 0.008 セルラーゼ 0.0007 - - 0.0007 0.0007 0.0007 リパーゼ 0.006 - - 0.01 0.01 0.01 光活性化ブリーチ(ppm) 15 15 15 - 20 20 PVNO/PVPVI - - - 0.1 - - 増白剤1 0.09 0.09 0.09 - 0.09 0.09 香料 0.3 0.3 0.3 0.4 0.4 0.4 シリコーン消泡剤 0.5 0.5 0.5 - 0.3 0.3 密度g/L 850 850 850 850 850 850 その他 100%まで
【0187】例2 ヨーロッパ式機械洗浄条件下で特に有用な下記の顆粒洗濯洗剤組成物を本発明
に従い調製した: II III IV VI LAS 5.5 7.5 5.0 5.0 6.0 7.0 TAS 1.25 1.9 - 0.8 0.4 0.3 C24AS/C25AS - 2.2 5.0 5.0 5.0 2.2 C25E3S - 0.8 1.0 1.5 3.0 1.0 C45E7 3.25 - - - - 3.0 TFAA - - 2.0 - - - C25E5 - 5.5 - - - - QAS 0.8 - - - - - QAS1 - 0.7 1.0 0.5 1.0 0.7 STPP 19.7 - - - - - ゼオライトA - 19.5 25.0 19.5 20.0 17.0 NaSKS-6/クエン酸(79:21) - 10.6 - 10.6 - - NaSKS‐6 - - 9.0 - 10.0 10.0 炭酸塩 6.1 21.4 9.0 10.0 10.0 18.0 重炭酸塩 - 2.0 7.0 5.0 - 2.0 シリケート 6.8 - - 0.3 0.5 - シトレート - - 4.0 4.0 - - サルフェート 39.8 - - 5.0 - 12.0 硫酸Mg - - 0.1 0.2 0.2 - MA/AA 0.5 1.6 3.0 4.0 1.0 1.0 CMC 0.2 0.4 1.0 1.0 0.4 0.4 PB4 5.0 12.7 1.0 1.0 - - ペルカーボネート - - - - 18.0 15.0 TAED 0.5 3.1 - - 5.0 - NACA‐OBS 1.0 3.5 - - - 2.5 DETPMP 0.25 0.2 0.3 0.4 - 0.2 HEDP - 0.3 - 0.3 0.3 0.3 QEA - - 1.0 1.0 1.0 - ハロペルオキシダーゼ 0.01 0.01 0.01 0.01 0.01 0.01 酢酸 - - 0.5 - - - プロピオン酸 - 0.5 - - - - ノナン酸 0.5 - - - - - ラウリン酸 - - - - 1.0 - シュウ酸 - - - 0.5 - - 安息香酸 - - - - - 0.5 プロテアーゼ 0.009 0.03 0.03 0.05 0.05 0.02 リパーゼ 0.003 0.003 0.006 0.006 0.006 0.004 セルラーゼ 0.0006 0.0006 0.0005 0.0005 0.0007 0.0007 アミラーゼ 0.002 0.002 0.006 0.006 0.01 0.003 PVNO/PVPVI - - 0.2 0.2 - - PVP 0.9 1.3 - - - 0.9 SRP1 - - 0.2 0.2 0.2 - 光活性化ブリーチ(ppm) 15 27 - - 20 20 光活性化ブリーチ(1)(ppm)15 - - - - - 増白剤1 0.08 0.2 - - 0.09 0.15 増白剤2 - 0.04 - - - - 香料 0.3 0.5 0.4 0.3 0.4 0.3 シリコーン消泡剤 0.5 2.4 0.3 0.5 0.3 2.0 密度g/L 750 750 750 750 750 750 その他 100%まで
【0188】例3 ヨーロッパ式機械洗浄条件下で特に有用な下記の洗剤処方物を本発明に従い調
製した: II III IV ブローンパウダー(Blown Powder): LAS 6.0 5.0 11.0 6.0 TAS 2.0 ‐ ‐ 2.0 ゼオライトA 24.0 ‐ ‐ 20.0 STPP ‐ 27.0 24.0 ‐ サルフェート 4.0 6.0 13.0 ‐ MA/AA 1.0 4.0 6.0 2.0 シリケート 1.0 7.0 3.0 3.0 CMC 1.0 1.0 0.5 0.6 増白剤1 0.2 0.2 0.2 0.2 シリコーン消泡剤 1.0 1.0 1.0 0.3 DETPMP 0.4 0.4 0.2 0.4 スプレーオン: 増白剤 0.02 ‐ ‐ 0.02 C45E7 ‐ ‐ ‐ 5.0 C45E2 2.5 2.5 2.0 ‐ C45E3 2.6 2.5 2.0 ‐ 香料 0.5 0.3 0.5 0.2 シリコーン消泡剤 0.3 0.3 0.3 ‐ 乾燥添加物: QEA ‐ ‐ ‐ 1.0 EDDS 0.3 ‐ ‐ ‐ サルフェート 2.0 3.0 5.0 10.0 炭酸塩 6.0 13.0 15.0 14.0 クエン酸 2.5 ‐ ‐ 2.0 QAS1 0.5 ‐ ‐ 0.5 NaSKS‐6 10.0 ‐ ‐ ‐ ペルカーボネート 18.5 ‐ ‐ ‐ PB4 ‐ 18.0 10.0 21.5 TAED 2.0 2.0 ‐ 2.0 NACA‐OBS 3.0 2.0 4.0 ‐ ハロペルオキシダーゼ 0.1 0.05 0.02 0.07 酢酸 ‐ ‐ 0.5 ‐ ラウリン酸 1.0 1.0 ‐ 1.0 プロテアーゼ 0.03 0.03 0.03 0.03 リパーゼ 0.008 0.008 0.008 0.004 アミラーゼ 0.003 0.003 0.003 0.006 増白剤1 0.05 ‐ ‐ 0.05 その他 100%まで
【0189】例4 下記の顆粒洗剤組成物を本発明に従い調製した: II III IV VI ブローンパウダー: LAS 23.0 8.0 7.0 9.0 7.0 7.0 TAS ‐ ‐ ‐ ‐ 1.0 ‐ C45AS 6.0 6.0 5.0 8.0 ‐ ‐ C45AES ‐ 1.0 1.0 1.0 ‐ ‐ C45E35 ‐ ‐ ‐ ‐ 2.0 4.0 ゼオライトA 10.0 18.0 14.0 12.0 10.0 10.0 MA/AA ‐ 0.5 ‐ ‐ ‐ 2.0 MA/AA1 7.0 ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ AA ‐ 3.0 3.0 2.0 3.0 3.0 サルフェート 5.0 6.3 14.3 11.0 15.0 19.3 シリケート 10.0 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0 炭酸塩 15.0 20.0 10.0 20.7 8.0 6.0 PEG4000 0.4 1.5 1.5 1.0 1.0 1.0 DTPA ‐ 0.9 0.5 ‐ ‐ 0.5 増白剤2 0.3 0.2 0.3 ‐ 0.1 0.3 スプレーオン: C45E7 ‐ 2.0 ‐ ‐ 2.0 2.0 C25E9 3.0 ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ C23E9 ‐ ‐ 1.5 2.0 ‐ 2.0 香料 0.3 0.3 0.3 2.0 0.3 0.3 凝集物: C45AS ‐ 5.0 5.0 2.0 ‐ 5.0 LAS ‐ 2.0 2.0 ‐ ‐ 2.0 ゼオライトA ‐ 7.5 7.5 8.0 ‐ 7.5 炭酸塩 ‐ 4.0 4.0 5.0 ‐ 4.0 PEG4000 ‐ 0.5 0.5 ‐ ‐ 0.5 その他(水など) ‐ 2.0 2.0 2.0 ‐ 2.0 乾燥添加物: QAS ‐ ‐ ‐ ‐ 1.0 ‐ クエン酸 ‐ ‐ ‐ ‐ 2.0 ‐ PB4 ‐ ‐ ‐ ‐ 12.0 1.0 PB1 4.0 1.0 3.0 2.0 ‐ ‐ ペルカーボネート ‐ ‐ ‐ ‐ 2.0 10.0 炭酸塩 ‐ 5.3 1.8 ‐ 4.0 4.0 NOBS 4.0 ‐ 6.0 ‐ ‐ 0.6 メチルセルロース 0.2 ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ NaSKS‐6 8.0 ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ STS ‐ ‐ 2.0 ‐ 1.0 ‐ クメンスルホン酸 ‐ 1.0 ‐ ‐ ‐ 2.0 ハロペルオキシダーゼ 0.01 0.005 0.01 0.01 0.05 0.05 酢酸 0.5 0.5 1.0 1.0 1.0 1.0 ノナン酸 - 0.5 - - 0.5 - プロテアーゼ 0.02 0.02 0.02 0.01 0.02 0.02 リパーゼ 0.004 ‐ 0.004 ‐ 0.004 0.008 アミラーゼ 0.003 ‐ 0.002 ‐ 0.003 ‐ セルラーゼ 0.0005 0.0005 0.0005 0.0007 0.0005 0.0005 PVPVI ‐ ‐ ‐ ‐ 0.5 0.1 PVP ‐ ‐ ‐ ‐ 0.5 ‐ PVNO ‐ ‐ 0.5 0.3 ‐ ‐ QEA ‐ ‐ ‐ ‐ 1.0 ‐ SRP1 0.2 0.5 0.3 ‐ 0.2 ‐ シリコーン消泡剤 0.2 0.4 0.2 0.4 0.1 ‐ 硫酸Mg ‐ ‐ 0.2 ‐ 0.2 ‐ その他 100%まで
【0190】例5 着色衣類の洗浄で特に有用な下記の洗剤組成物を本発明に従い調製した: II III ブローンパウダー: ゼオライトA 15.0 15.0 ‐ サルフェート ‐ 5.0 ‐ LAS 3.0 3.0 ‐ DETPMP 0.4 0.5 ‐ CMC 0.4 0.4 ‐ MA/AA 4.0 4.0 ‐ 凝集物: C45AS ‐ ‐ 11.0 LAS 6.0 5.0 ‐ TAS 3.0 2.0 ‐ シリケート 4.0 4.0 ‐ ゼオライトA 10.0 15.0 13.0 CMC ‐ ‐ 0.5 MA/AA ‐ ‐ 2.0 炭酸塩 9.0 7.0 7.0 スプレーオン: 香料 0.3 0.3 0.5 C45E7 4.0 4.0 4.0 C25E3 2.0 2.0 2.0 乾燥添加物: MA/AA ‐ ‐ 3.0 NaSKS‐6 ‐ ‐ 12.0 シトレート 10.0 ‐ 8.0 重炭酸塩 7.0 3.0 5.0 炭酸塩 8.0 5.0 7.0 PVPVI/PVNO 0.5 0.5 0.5 ハロペルオキシダーゼ 0.01 0.01 0.05 酢酸 2.0 ‐ 1.0 クエン酸 ‐ 2.0 1.0 ペルカーボネート 1.0 1.0 1.5 プロテアーゼ 0.03 0.02 0.05 リパーゼ 0.008 0.008 0.008 アミラーゼ 0.01 0.01 0.01 セルラーゼ 0.001 0.001 0.001 シリコーン消泡剤 5.0 5.0 5.0 サルフェート ‐ 9.0 ‐ 密度(g/L) 700 700 700 その他 100%まで
【0191】例6 下記の洗剤組成物を本発明に従い調製した: II III IV ベース顆粒: ゼオライトA 30.0 22.0 24.0 10.0 サルフェート 10.0 5.0 10.0 7.0 MA/AA 3.0 ‐ ‐ ‐ AA ‐ 1.6 2.0 ‐ MA/AA1 ‐ 12.0 ‐ 6.0 LAS 14.0 10.0 9.0 20.0 C45AS 8.0 7.0 9.0 7.0 C45AES ‐ 1.0 1.0 ‐ シリケート ‐ 1.0 0.5 10.0 石鹸 ‐ 2.0 ‐ ‐ 増白剤1 0.2 0.2 0.2 0.2 炭酸塩 6.0 9.0 10.0 10.0 PEG4000 ‐ 1.0 1.5 ‐ DTPA ‐ 0.4 ‐ ‐ スプレーオン: C25E9 ‐ ‐ ‐ 5.0 C45E7 1.0 1.0 ‐ ‐ C23E9 ‐ 1.0 2.5 ‐ 香料 0.2 0.3 0.3 ‐ 乾燥添加物: 炭酸塩 5.0 10.0 18.0 8.0 PVPVI/PVNO 0.5 ‐ 0.3 ‐ ハロペルオキシダーゼ 0.001 0.005 0.01 0.05 酢酸 1.0 1.0 1.0 1.0 プロテアーゼ 0.03 0.03 0.03 0.02 リパーゼ 0.008 ‐ ‐ 0.008 アミラーゼ 0.002 ‐ ‐ 0.002 セルラーゼ 0.0002 0.0005 0.0005 0.0002 NOBS ‐ 4.0 ‐ 4.5 PB1 1.0 5.0 1.5 6.0 サルフェート 4.0 5.0 ‐ 5.0 SRP1 ‐ 0.4 ‐ ‐ 起泡抑制剤 ‐ 0.5 0.5 ‐ その他 100%まで
【0192】例7 下記の顆粒洗剤組成物を本発明に従い調製した: II III ブローンパウダー: ゼオライトA 20.0 ‐ 15.0 STPP ‐ 20.0 ‐ サルフェート ‐ ‐ 5.0 炭酸塩 ‐ ‐ 5.0 TAS ‐ ‐ 1.0 LAS 6.0 6.0 6.0 C68AS 2.0 2.0 ‐ シリケート 3.0 8.0 ‐ MA/AA 4.0 2.0 2.0 CMC 0.6 0.6 0.2 増白剤1 0.2 0.2 0.1 DETPMP 0.4 0.4 0.1 STS ‐ ‐ 1.0 スプレーオン: C45E7 5.0 5.0 4.0 シリコーン消泡剤 0.3 0.3 0.1 香料 0.2 0.2 0.3 乾燥添加物: QEA ‐ ‐ 1.0 炭酸塩 14.0 9.0 10.0 PB1 1.5 2.0 ‐ PB4 18.5 13.0 13.0 TAED 2.0 2.0 2.0 QAS ‐ ‐ 1.0 光活性化ブリーチ 15 ppm 15 ppm 15 ppm NaSKS‐6 ‐ ‐ 3.0 ハロペルオキシダーゼ 0.005 0.002 0.001 プロピオン酸 1.0 1.0 1.0 プロテアーゼ 0.03 0.03 0.007 リパーゼ 0.004 0.004 0.004 アミラーゼ 0.006 0.006 0.003 セルラーゼ 0.0002 0.0002 0.0005 サルフェート 10.0 20.0 5.0 密度(g/L) 700 700 700 その他 100%まで
【0193】例8 下記の洗剤組成物を本発明に従い調製した: II III ブローンパウダー: ゼオライトA 15.0 15.0 15.0 サルフェート ‐ 5.0 ‐ LAS 3.0 3.0 3.0 QAS ‐ 1.5 1.5 DETPMP 0.4 0.2 0.4 EDDS ‐ 0.4 0.2 CMC 0.4 0.4 0.4 MA/AA 4.0 2.0 2.0 凝集物: LAS 5.0 5.0 5.0 TAS 2.0 2.0 1.0 シリケート 3.0 3.0 4.0 ゼオライトA 8.0 8.0 8.0 炭酸塩 8.0 8.0 4.0 スプレーオン: 香料 0.3 0.3 0.3 C45E7 2.0 2.0 2.0 C25E3 2.0 ‐ ‐ 乾燥添加物: シトレート 5.0 ‐ 2.0 重炭酸塩 ‐ 3.0 ‐ 炭酸塩 8.0 15.0 10.0 TAED 6.0 2.0 5.0 PB1 14.0 7.0 10.0 PEO ‐ ‐ 0.2 ベントナイト粘土 ‐ ‐ 10.0 ハロペルオキシダーゼ 0.05 0.05 0.05 プロピオン酸 2.0 ‐ ‐ ノナン酸 ‐ ‐ 2.0 クエン酸 ‐ 2.0 ‐ プロテアーゼ 0.03 0.03 0.03 リパーゼ 0.008 0.008 0.008 セルラーゼ 0.001 0.001 0.001 アミラーゼ 0.01 0.01 0.01 シリコーン消泡剤 5.0 5.0 5.0 サルフェート ‐ 3.0 ‐ 密度(g/L) 850 850 850 その他 100%まで
【0194】例9 下記の洗剤処方物を本発明に従い調製した: II III IV LAS 18.0 14.0 24.0 20.0 QAS 0.7 1.0 ‐ 0.7 TFAA ‐ 1.0 ‐ ‐ C23E56.5 ‐ ‐ 1.0 ‐ C45E7 ‐ 1.0 ‐ ‐ C45E3S 1.0 2.5 1.0 ‐ STPP 32.0 18.0 30.0 22.0 シリケート 9.0 5.0 9.0 8.0 炭酸塩 11.0 7.5 10.0 5.0 重炭酸塩 ‐ 7.5 ‐ ‐ PB1 3.0 1.0 1.0 1.0 PB4 ‐ 1.0 ‐ ‐ NOBS 2.0 1.0 ‐ ‐ DETPMP ‐ 1.0 ‐ ‐ DTPA 0.5 ‐ 0.2 0.3 SRP1 0.3 0.2 ‐ 0.1 MA/AA 1.0 1.5 2.0 0.5 CMC 0.8 0.4 0.4 0.2 PEI ‐ ‐ 0.4 ‐ サルフェート 20.0 10.0 20.0 30.0 硫酸Mg 0.2 ‐ 0.4 0.9 ハロペルオキシダーゼ 0.001 0.005 0.007 0.1 酢酸 1.0 1.0 1.0 1.0 プロテアーゼ 0.03 0.03 0.02 0.02 アミラーゼ 0.008 0.007 ‐ 0.004 リパーゼ 0.004 ‐ 0.002 ‐ セルラーゼ 0.0003 ‐ ‐ 0.0001 光活性化ブリーチ 30 ppm 20 ppm ‐ 10 ppm 香料 0.3 0.3 0.1 0.2 増白剤1/2 0.05 0.02 0.08 0.1 その他 100%まで
【0195】例10 下記の液体洗剤処方物を本発明に従い調製した(レベルは部/重量で示されて
いる;酵素は純粋酵素として表示されている): II III IV LAS 11.5 8.8 ‐ 3.9 ‐ C25E2.5S ‐ 3.0 18.0 ‐ 16.0 C45E2.25S 11.5 3.0 ‐ 15.7 ‐ C23E9 ‐ 2.7 1.8 2.0 1.0 C23E7 3.2 ‐ ‐ ‐ ‐ CFAA ‐ ‐ 5.2 ‐ 3.1 TPKFA 1.6 ‐ 2.0 0.5 2.0 クエン酸(50%) 6.5 1.2 2.5 4.4 2.5 ギ酸Ca 0.1 0.06 0.1 ‐ ‐ ギ酸Na 0.5 0.06 0.1 0.05 0.05 SCS 4.0 1.0 3.0 1.2 ‐ ボレート 0.6 ‐ 3.0 2.0 2.9 水酸化Na 5.8 2.0 3.5 3.7 2.7 エタノール 1.75 1.0 3.6 4.2 2.9 1,2‐フ゜ロハ゜ンシ゛オール 3.3 2.0 8.0 7.9 5.3モノエタノールアミン 3.0 1.5 1.3 2.5 0.8 TEPAE 1.6 ‐ 1.3 1.2 1.2ハロヘ゜ルオキシタ゛ーセ゛ 0.001 0.002 0.003 0.005 0.004 酢酸 0.5 0.7 0.9 1.5 1.0 過酸化水素 0.02 0.02 0.02 ‐ ‐ グルコース ‐ ‐ ‐ 7.5 1.5ク゛ルコースオキシタ゛ーセ゛ ‐ ‐ ‐ 0.05 0.0 5 プロテアーゼ 0.03 0.01 0.03 0.02 0.02 リパーゼ ‐ ‐ 0.002 ‐ ‐ アミラーゼ ‐ ‐ ‐ 0.002 ‐ セルラーゼ ‐ ‐ 0.0002 0.0005 0.0001 SRP1 0.2 ‐ 0.1 ‐ ‐ DTPA ‐ ‐ 0.3 ‐ ‐ PVNO ‐ ‐ 0.3 ‐ 0.2 増白剤1 0.2 0.07 0.1 ‐ ‐ シリコーン消泡剤 0.04 0.02 0.1 0.1 0.1 水およびその他
【0196】例11 下記の液体洗剤処方物を本発明に従い調製した(レベルは部/重量で示されて
いる;酵素は純粋酵素として表示されている): II III IV LAS 10.0 13.0 9.0 ‐ C25AS 4.0 1.0 2.0 10.0 C25E3S 1.0 ‐ ‐ 3.0 C25E7 6.0 8.0 13.0 2.5 TFAA ‐ ‐ ‐ 4.5 APA ‐ 1.4 ‐ ‐ TPKFA 2.0 ‐ 13.0 7.0 クエン酸 2.0 3.0 1.0 1.5 ドデセニル/ 12.0 10.0 ‐ ‐ テトラデセニルコハク酸 菜種脂肪酸 4.0 2.0 1.0 ‐ エタノール 4.0 4.0 7.0 2.0 1,2‐プロパンジオール 4.0 4.0 2.0 7.0 モノエタノールアミン ‐ ‐ ‐ 5.0 トリエタノールアミン ‐ ‐ 8.0 ‐ TEPAE 0.5 ‐ 0.5 0.2 DETPMP 1.0 1.0 0.5 1.0 ハロペルオキシダーゼ 0.005 0.007 0.002 0.001 酢酸 1.5 1.5 1.5 1.5 過酸化水素 0.02 0.02 0.02 0.02 プロテアーゼ 0.02 0.02 0.01 0.008 リパーゼ ‐ 0.002 ‐ 0.002 アミラーゼ 0.004 0.004 0.01 0.008 セルラーゼ ‐ ‐ ‐ 0.002 SRP2 0.3 ‐ 0.3 0.1 ホウ酸 0.1 0.2 1.0 2.0 塩化Ca ‐ 0.02 ‐ 0.01 増白剤1 ‐ 0.4 ‐ ‐ 起泡抑制剤 0.1 0.3 ‐ 0.1 不透明剤 0.5 0.4 ‐ 0.3 NaOH(右のpHまで) 8.0 8.0 7.6 7.7 水およびその他
【0197】例12 下記の液体洗剤組成物を本発明に従い調製した(レベルは部/重量で示されて
いる;酵素は純粋酵素として表示されている): II III IV LAS 25.0 ‐ ‐ ‐ C25AS ‐ 13.0 18.0 15.0 C25E3S ‐ 2.0 2.0 4.0 C25E7 ‐ ‐ 4.0 4.0 TFAA ‐ 6.0 8.0 8.0 APA 3.0 1.0 2.0 ‐ TPKFA ‐ 15.0 11.0 11.0 クエン酸 1.0 1.0 1.0 1.0 ドデセニル/ 15.0 ‐ ‐ ‐ テトラデセニルコハク酸 菜種脂肪酸 1.0 ‐ 3.5 ‐ エタノール 7.0 2.0 3.0 2.0 1,2‐プロパンジオール 6.0 8.0 10.0 13.0 モノエタノールアミン ‐ ‐ 9.0 9.0 ハロペルオキシダーゼ 0.001 0.003 0.005 0.01 酢酸 1.0 1.1 1.0 1.0 過酸化水素 0.05 0.08 0.2 0.5 プロテアーゼ 0.08 0.02 0.01 0.02 リパーゼ ‐ ‐ 0.003 0.003 アミラーゼ 0.004 0.01 0.01 0.01 セルラーゼ ‐ ‐ 0.004 0.003 SRP2 ‐ ‐ 0.2 0.1 ホウ酸 1.0 1.5 2.5 2.5 ベントナイト粘土 4.0 4.0 ‐ ‐ 増白剤1 0.1 0.2 0.3 ‐ 起泡抑制剤 0.4 ‐ ‐ ‐ 不透明剤 0.8 0.7 ‐ ‐ NaOH(右のpHまで) 8.0 7.5 8.0 8.2 水およびその他
【0198】例13 下記の液体洗剤組成物を本発明に従い調製した(レベルは部/重量で示されて
いる;酵素は純粋酵素として表示されている): II LAS 27.6 18.9 C45AS 13.8 5.9 C13E8 3.0 3.1 オレイン酸 3.4 2.5 クエン酸 5.4 5.4 水酸化Na 0.4 3.6 ギ酸Ca 0.2 0.1 ギ酸Na ‐ 0.5 エタノール 7.0 ‐ モノエタノールアミン 16.5 8.0 1,2‐プロパンジオール 5.9 5.5 キシレンスルホン酸 ‐ 2.4 TEPAE 1.5 0.8 プロテアーゼ 0.05 0.02 ハロペルオキシダーゼ 0.05 0.05 酢酸 2.0 1.5 過酸化水素 0.1 0.1 PEG ‐ 0.7 増白剤2 0.4 0.1 香料 0.5 0.3 水およびその他
【0199】例14 “洗浄による柔軟化”能力を発揮する下記の顆粒布帛洗剤組成物を本発明に従
い調製した: II C45AS ‐ 10.0 LAS 7.6 ‐ C68AS 1.3 ‐ C45E7 4.0 ‐ C25E3 ‐ 5.0ココアルキルシ゛メチルヒト゛ロキシエチルアンモニウムクロリト゛ 1.4 1.0 シトレート 5.0 3.0 NaSKS‐6 ‐ 11.0 ゼオライトA 15.0 15.0 MA/AA 4.0 4.0 DETPMP 0.4 0.4 PB1 15.0 ‐ ペルカーボネート ‐ 15.0 TAED 5.0 5.0 スメクタイト粘土 10.0 10.0 HMWPEO ‐ 0.1 ハロペルオキシダーゼ 0.01 0.05 ノナン酸 1.5 1.5 プロテアーゼ 0.02 0.01 リパーゼ 0.02 0.01 アミラーゼ 0.03 0.005 セルラーゼ 0.001 ‐ シリケート 3.0 5.0 炭酸塩 10.0 10.0 起泡抑制剤 1.0 4.0 CMC 0.2 0.1 水およびその他 100%まで
【0200】例15 下記のすすぎ液添加布帛柔軟剤組成物を本発明に従い調製した: DEQA(2) 20.0 ハロペルオキシダーゼ 0.01 酢酸 2.0 過酸化水素 0.15 セルラーゼ 0.001 HCl 0.03 消泡剤 0.01 青色色素 25 ppm CaCl 0.20 香料 0.90 水およびその他 100%まで
【0201】例16 下記の布帛柔軟剤および乾燥機添加布帛コンディショナー組成物を本発明に従
い調製した: II III IV DEQA 2.6 19.0 - - - DEQA(2) - - - - 51.8 DTMAMS - - - 26.0 - SDASA - - 70.0 42.0 40.2 IV=0のステアリン酸 0.3 - - - - Neodol 45-13 - - 13.0 - - 塩酸 0.02 0.02 - - - エタノール - - 1.0 - - ハロペルオキシダーゼ 0.005 0.008 0.01 0.02 0.05 ラウリン酸 10.0 15.0 5.0 7.5 7.5 PB1 0.4 0.6 0.1 0.15 0.5 香料 1.0 1.0 0.75 1.0 1.5 GlycoperseS‐20 - - - - 15.4 グリセロールモノステアレート - - - 26.0 - ジゲラニルサクシネート - - 0.38 - - シリコーン消泡剤 0.01 0.01 - - - 電解質 - 0.1 - - - 粘土 - - - 3.0 - 色素 10ppm 25ppm 0.01 - - 水およびその他 100% 100% - - -
【0202】例17 下記の固形洗濯洗剤組成物を本発明に従い調製した(レベルは部/重量で示さ
れている;酵素は純粋酵素として表示されている): II III IV VI VII VIII LAS ‐ ‐ 19.0 15.0 21.0 6.75 8.8 ‐ C28AS 30.0 13.5 ‐ ‐ ‐ 15.7 11.2 22.5 ラウリン酸Na 2.5 9.0 ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ゼオライトA 2.0 1.25 ‐ ‐ ‐ 1.25 1.25 1.25
炭酸塩 20.0 3.0 13.0 8.0 10.0 15.0 15.0 10.0 炭酸Ca 27.5 39.0 35.0 ‐ ‐ 40.0 ‐ 40.0 サルフェート 5.0 5.0 3.0 5.0 3.0 ‐ ‐ 5.0 TSPP 5.0 ‐ ‐ ‐ ‐ 5.0 2.5 ‐ STPP 5.0 15.0 10.0 ‐ ‐ 7.0 8.0 10.0 ベントナイト粘土 ‐ 10.0 ‐ ‐ 5.0 ‐ ‐ ‐ DETPMP ‐ 0.7 0.6 ‐ 0.6 0.7 0.7 0.7 CMC ‐ 1.0 1.0 1.0 1.0 ‐ ‐ 1.0 タルク ‐ ‐ 10.0 15.0 10.0 ‐ ‐ ‐ シリケート ‐ ‐ 4.0 5.0 3.0 ‐ ‐ ‐ PVNO 0.02 0.03 ‐ 0.01 ‐ 0.02 ‐ ‐ MA/AA 0.4 1.0 ‐ ‐ 0.2 0.4 0.5 0.4 SRP1 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 ハロペルオキシダーゼ 0.01 0.02 0.03 0.05 0.09 0.1 0.05 0.05
酢酸 0.5 0.5 0.5 ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ノナン酸 ‐ ‐ ‐ 1.0 1.0 1.0 ‐ ‐ ラウリン酸 ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ 1.5 1.5 PB1 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0 1.5 1.5 3.0 アミラーゼ ‐ ‐ 0.01 ‐ ‐ ‐ 0.002 ‐ プロテアーゼ ‐ 0.004 ‐ 0.003 0.003 ‐ ‐ 0.003
リパーゼ ‐ 0.002 ‐ 0.002 ‐ ‐ ‐ ‐ セルラーゼ ‐ .0003 ‐ ‐ .0003 .0002 ‐ ‐ PEO ‐ 0.2 ‐ 0.2 0.3 ‐ ‐ 0.3 香料 1.0 0.5 0.3 0.2 0.4 ‐ ‐ 0.4 硫酸Mg ‐ ‐ 3.0 3.0 3.0 ‐ ‐ ‐ 増白剤 0.15 0.971 0.15 ‐ ‐ ‐ ‐ 0.1 光活性化ブリーチ(ppm) ‐ 15.0 15.0 15.0 15.0 ‐ ‐ 15.0
【0203】例18 下記の洗剤添加組成物を本発明に従い調製した: II III LAS ‐ 5.0 5.0 STPP 30.0 ‐ 20.0 ゼオライトA ‐ 35.0 20.0 PB1 20.0 15.0 ‐ TAED 10.0 8.0 ‐ プロテアーゼ ‐ 0.3 0.3 アミラーゼ ‐ 0.06 0.06 ハロペルオキシダーゼ 0.01 0.005 0.1 水およびその他 100%まで
【0204】例19 下記のコンパクト高密度(0.96Kg/L)皿洗い洗剤組成物を本発明に従
い調製した: II III IV VI VII VIII STPP ‐ ‐ 54.3 51.4 51.4 ‐ ‐ 50.9 シトレート 35.0 17.0 ‐ ‐ ‐ 46.1 40.2 ‐ 炭酸塩 ‐ 17.5 14.0 14.0 14.0 ‐ 8.0 32.1 重炭酸塩 ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ 25.4 ‐ ‐ シリケート 32.0 14.8 14.8 10.0 10.0 1.0 25.0 3.1 メタシリケート ‐ 2.5 ‐ 9.0 9.0 ‐ ‐ ‐ PB1 1.9 9.7 7.8 7.8 7.8 ‐ ‐ ‐ PB4 8.6 ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ペルカーボネート ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ 6.7 11.8 4.8 ノニオン系 1.5 2.0 1.5 1.7 1.5 2.6 1.9 5.3 TAED 5.2 2.4 ‐ ‐ ‐ 2.2 ‐ 1.4 HEDP ‐ 1.0 ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ DETPMP ‐ 0.6 ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ MnTACN ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ 0.008 ‐ PAAC ‐ ‐ 0.008 0.01 0.007 ‐ ‐ ‐ BzP ‐ ‐ ‐ ‐ 1.4 ‐ ‐ ‐ パラフィン 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.6 ‐ ‐ ハロペルオキシダーゼ 0.001 0.005 0.007 0.009 0.01 0.01 0.01 0.01 酢酸 ‐ ‐ 1.0 1.5 2.0 ‐ ‐ ‐ プロピオン酸 0.5 1.0 ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ 0.5 シュウ酸 ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ 0.5 ‐ ‐ 安息香酸 ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ 1.0 0.5 プロテアーゼ 0.072 0.072 0.029 0.053 0.046 0.026 0.059 0.06 アミラーゼ 0.012 0.012 0.006 0.012 0.013 0.009 0.017 0.03 リパーゼ ‐ 0.001 ‐ 0.005 ‐ ‐ ‐ ‐ BTA 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 ‐ 0.3 0.3 MA/AA ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ 4.2 ‐ 480N 3.3 6.0 ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ 0.9 香料 0.2 0.2 0.2 0.2 0.2 0.2 0.1 0.1 サルフェート 7.0 20.0 5.0 2.2 0.8 12.0 4.6 ‐ pH 10.8 11.0 10.8 11.3 11.3 9.6 10.8 10.9 水およびその他 100%まで
【0205】例20 嵩密度1.02Kg/Lの下記顆粒皿洗い洗剤組成物を本発明に従い調製した
II III IV VI VII VIII STPP 30.0 30.0 33.0 34.2 29.6 31.1 26.6 17.6 炭酸塩 30.5 30.5 31.0 30.0 23.0 39.4 4.2 45.0 シリケート 7.4 7.4 7.5 7.2 13.3 3.4 43.7 12.4 メタシリケート ‐ ‐ 4.5 5.1 ‐ ‐ ‐ ‐ ペルカーボネート ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ 4.0 ‐ ‐ PB1 4.4 4.2 4.5 4.5 1.0 1.0 1.0 1.0 NADCC ‐ ‐ ‐ ‐ 2.0 ‐ 1.6 1.0 ノニオン系 1.2 1.0 0.7 0.8 1.9 0.7 0.6 0.3 TAED 1.0 ‐ ‐ ‐ ‐ 0.8 ‐ ‐ PAAC ‐ 0.004 0.004 0.004 ‐ ‐ ‐ ‐ BzP ‐ ‐ ‐ 1.4 ‐ ‐ ‐ ‐ パラフィン 0.25 0.25 0.25 0.25 ‐ ‐ ‐ ‐ ハロペルオキシダーゼ 0.002 0.005 0.005 0.005 0.005 0.005 0.005 0.01 酢酸 0.5 0.5 0.8 1.5 ‐ ‐ ‐ 1.5 プロピオン酸 ‐ ‐ ‐ ‐ 0.5 0.8 1.5 1.5 プロテアーゼ 0.036 0.015 0.03 0.028 ‐ 0.03 ‐ ‐ アミラーゼ 0.003 0.003 0.01 0.006 ‐ 0.01 ‐ ‐ リパーゼ 0.005 ‐ 0.001 ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ BTA 0.15 0.15 0.15 0.15 ‐ ‐ ‐ ‐ 香料 0.2 0.2 0.2 0.2 0.1 0.2 0.2 ‐ サルフェート 23.4 25.0 22.0 18.5 30.1 19.3 23.1 23.6 pH 10.8 10.8 11.3 11.3 10.7 11.5 12.7 10.9 水およびその他 100%まで
【0206】例21 下記の錠剤洗剤組成物は、標準12ヘッドロータリープレスを用いて、13K
N/cmの圧力下で顆粒皿洗い洗剤組成物の圧縮により、本発明に従い調製し
た: II III IV VI STPP ‐ 48.8 49.2 38.0 ‐ 46.8 シトレート 26.4 ‐ ‐ ‐ 31.1 ‐ 炭酸塩 ‐ 5.0 14.0 15.4 14.4 23.0 シリケート 26.4 14.8 15.0 12.6 17.7 2.4 ハロペルオキシダーゼ 0.005 0.005 0.005 0.005 0.005 0.005 酢酸 ‐ ‐ 0.5 2.5 ‐ ‐ ノナン酸 0.5 2.5 ‐ ‐ ‐ ‐ ラウリン酸 ‐ ‐ ‐ ‐ 1.0 5.0 プロテアーゼ 0.058 0.072 0.041 0.033 0.052 0.013 アミラーゼ 0.01 0.03 0.012 0.007 0.016 0.002 リパーゼ 0.005 ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ PB1 1.6 7.7 12.2 10.6 15.7 ‐ PB4 6.9 ‐ ‐ ‐ ‐ 14.4 ノニオン系 1.5 2.0 1.5 1.65 0.8 6.3 PAAC ‐ ‐ 0.02 0.009 ‐ ‐ MnTACN ‐ ‐ ‐ ‐ 0.007 ‐ TAED 4.3 2.5 ‐ ‐ 1.3 1.8 HEDP 0.7 ‐ ‐ 0.7 ‐ 0.4 DETPMP 0.65 ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ パラフィン 0.4 0.5 0.5 0.55 ‐ ‐ BTA 0.2 0.3 0.3 0.3 ‐ ‐ PA30 3.2 ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ MA/AA ‐ ‐ ‐ ‐ 4.5 0.55 香料 ‐ ‐ 0.05 0.05 0.2 0.2 サルフェート 24.0 13.0 2.3 ‐ 10.7 3.4 錠剤の重量 25g 25g 20g 30g 18g 20g pH 10.6 10.6 10.7 10.7 10.9 11.2 水およびその他 100%まで
【0207】例22 密度1.40Kg/Lの下記液体皿洗い洗剤組成物を本発明に従い調製した:
II III IV STPP 17.5 17.5 17.2 16.0 炭酸塩 2.0 ‐ 2.4 ‐ シリケート 5.3 6.1 14.6 15.7 NaOCl 1.15 1.15 1.15 1.25
ポリゲン/カルボポール 1.1 1.0 1.1 1.25
ノニオン系 ‐ ‐ 0.1 ‐ NaBz 0.75 0.75 ‐ ‐ ハロペルオキシダーゼ 0.005 0.005 0.005 0.005 酢酸 0.5 1.0 2.0 4.0 PB1 2.0 3.0 4.0 6.0 NaOH ‐ 1.9 ‐ 3.5 KOH 2.8 3.5 3.0 ‐ pH 11.0 11.7 10.9 11.0 サルフェート、水およびその他 100%まで
【0208】例23 下記の液体すすぎ助剤組成物を本発明に従い調製した: II III ノニオン系 12.0 ‐ 14.5 ノニオン系ブレンド ‐ 64.0 ‐ ハロペルオキシダーゼ 0.05 0.05 0.05 酢酸 1.0 2.0 3.0 クエン酸 1.0 ‐ ‐ 過酸化水素 0.5 0.5 0.5 無水クエン酸 3.2 ‐ 6.5 HEDP 0.5 ‐ ‐ PEG ‐ 5.0 ‐ SCS 4.8 ‐ 7.0 エタノール 6.0 8.0 ‐ 液体のpH 2.0 7.5 /
【0209】例24 下記の液体皿洗い組成物を本発明に従い調製した: II III IV C17ES 28.5 27.4 19.2 34.1 34.1 アミンオキシド 2.6 5.0 2.0 3.0 3.0 C12グルコースアミド - - 6.0 - - ベタイン 0.9 - - 2.0 2.0 キシレンスルホネート 2.0 4.0 - 2.0 - NeodolC11E9 - - 5.0 - - ポリヒドロキシ脂肪酸アミド - - - 6.5 6.5 ナトリウムジエチレン五酢酸(40%) - - 0.03 - - TAED - - - 0.06 0.06 スクロース - - - 1.5 1.5 エタノール 4.0 5.5 5.5 9.1 9.1アルキルシ゛フェニルオキシト゛シ゛スルホネート - - - - 2.3 ギ酸Ca - - - 0.5 1.1 クエン酸アンモニウム 0.06 0.1 - - - 塩化Na - 1.0 - - - 塩化Mg 3.3 - 0.7 - - 塩化Ca - - 0.4 - - 硫酸Na - - 0.06 - - 硫酸Mg 0.08 - - - - 水酸化Mg - - - 2.2 2.2 水酸化Na - - - 1.1 1.1 過酸化水素 200ppm 0.16 0.09 0.1 0.1 ハロペルオキシダーゼ 0.005 0.005 0.008 0.01 0.01 酢酸 0.5 1.0 1.0 1.0 1.0 プロテアーゼ 0.017 0.005 .0035 0.003 0.002 香料 0.18 0.09 0.09 0.2 0.2 水およびその他 100%まで
【0210】例25 下記の液体硬質表面クリーニング組成物を本発明に従い調製した: II III ハロペルオキシダーゼ 0.005 0.005 0.005 酢酸 1.0 2.0 3.0 過酸化水素 0.1 0.1 0.2 アミラーゼ 0.01 0.002 0.005 プロテアーゼ 0.05 0.01 0.02 EDTA 0.05 0.05 0.05 シトレート 2.9 2.9 2.9 LAS 0.5 0.5 0.5 C12AS 0.5 0.5 0.5 C12(E)S 0.5 0.5 0.5 C12,13E6.5ノニオン系 7.0 7.0 7.0 香料 1.0 1.0 1.0 ヘキシルカルビトール** 1.0 1.0 1.0 SCS 1.3 1.3 1.3 水 残部100%まで Na4エチレンジアミン二酢酸** ジエチレングリコールモノヘキシルエーテル*** すべての処方はpH7〜12に調整した
【0211】例26 硬質表面のクリーニングおよび家庭内カビの除去向けの下記スプレー組成物を
本発明に従い調製した: ハロペルオキシダーゼ 0.05 酢酸 1.0 過酸化水素 0.2 アミラーゼ 0.01 プロテアーゼ 0.01 Naオクチルサルフェート 2.0 Naドデシルサルフェート 4.0 水酸化Na 0.8 シリケート 0.04 ブチルカルビトール 4.0 香料 0.35 水/その他 100%まで ジエチレングリコールモノブチルエーテル
【0212】例27 下記のラバトリークレンジングブロック組成物を本発明に従い調製した: II III C16-18 脂肪アルコール/50EO 80.0 ‐ ‐ LAS ‐ ‐ 80.0 ノニオン系 ‐ 1.0 ‐ オレオアミド界面活性剤 ‐ 26.0 ‐ ビニルメチルエーテルおよび 無水マレイン酸の部分的 5.0 ‐ ‐ エステル化コポリマー、粘度 0.1〜0.5 ポリエチレングリコールMW8000 ‐ 39.0 ‐ 水溶性K‐ポリアクリレートMW4000-8000 ‐ 12.0 ‐ アクリルアミド(70%)および ‐ 19.0 ‐ アクリル酸(30%)の水溶性 Naコポリマー低MW Naトリホスフェート 10.0 ‐ ‐ 炭酸塩 ‐ ‐ 8.0 ハロペルオキシダーゼ 0.005 0.005 0.005 酢酸 2.0 2.0 2.0 PB1 1.0 1.0 1.0 色素 2.5 1.0 1.0 香料 3.0 ‐ 7.0 KOH/HCl溶液 pH6‐11
【0213】例28 下記の便器クリーニング組成物を本発明に従い調製した: II C14-15 直鎖アルコール7EO 2.0 10.0 クエン酸 10.0 5.0 ハロペルオキシダーゼ 0.01 0.005 酢酸 3.0 5.0 過酸化水素 0.1 0.5 DETPMP ‐ 1.0 色素 2.0 1.0 香料 3.0 3.0 NaOH pH6‐11 水およびその他 100%まで
【0214】例29 下記の単層発泡義歯クレンジング錠剤を本発明に従い調製した: II ハロペルオキシダーゼ 0.05 0.05 プロテアーゼ 0.05 2.0 重炭酸ナトリウム 39.0 39.0 リンゴ酸 14.0 14.0 スルファミン酸 3.0 3.0 TAED 2.0 2.0 色素/フレーバー 2.0 2.0 PB1 16.0 16.0 EDTA 3.0 3.0 PEG10,000 6.0 6.0 Kモノペルサルフェート 13.0 13.0 炭酸Na 1.0 1.0 LAS 1.0 1.0 熱分解シリカ 2.0 2.0
【0215】例30 下記の歯磨剤組成物を本発明に従い調製した: II III IV ソルビトール(70%水溶液) 35.0 35.0 35.0 35.0 PEG‐6 1.0 1.0 1.0 1.0 シリカ歯科研磨剤 20.0 20.0 20.0 20.0 フッ化ナトリウム 0.2 0.2 0.2 0.2 二酸化チタン 0.5 0.5 0.5 0.5 ナトリウムサッカリン 0.3 0.3 0.3 0.3 ハロペルオキシダーゼ 0.05 0.05 0.05 0.05 酢酸 2.0 ‐ ‐ ‐ プロピオン酸 ‐ 2.0 ‐ ‐ ノナン酸 ‐ ‐ 2.0 ‐ ラウリン酸 ‐ ‐ ‐ 2.0 ペルカーボネート 2.0 2.0 2.0 2.0 プロテアーゼ 0.05 0.1 0.9 2.0 ナトリウムアルキルサルフェート 4.0 4.0 4.0 4.0 (27.9%水溶液) フレーバー 1.0 1.0 1.0 1.0 カルボキシビニルポリマー 0.3 0.3 0.3 0.3 カラゲナン 0.8 0.8 0.8 0.8 水およびその他 100%まで
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C11D 3/395 C11D 3/395 D06M 16/00 D06M 16/00 Z (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,GH,HU,IL,IS,JP,KE ,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS, LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,M X,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE ,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT, UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZW (71)出願人 ONE PROCTER & GANBL E PLAZA,CINCINNATI, OHIO,UNITED STATES OF AMERICA (72)発明者 アルフレッド、ブッシュ ベルギー国ベー‐1840、ロンデルゼール、 ハンデルスストラート、210 Fターム(参考) 4C083 AB242 AB312 AB411 AB412 AB472 AC132 AC241 AC242 AC302 AC462 AC531 AC532 AC581 AC782 AC791 AC862 AC931 AD042 AD092 AD352 AD471 AD472 BB01 BB06 CC41 CC42 DD15 DD22 DD50 EE07 EE35 4H003 AB19 AB27 AB28 AB31 AC05 AC08 AE06 DA01 DA02 DA05 DA17 DA19 EA12 EA15 EA16 EA20 EA28 EB07 EB08 EB12 EB13 EB18 EB22 EB24 EB26 EB28 EB32 EB34 EB37 EB38 EB42 EC01 EC02 EC03 EE05 EE10 FA06 4L031 AB31 BA39 DA00 DA05

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a)界面活性剤系、 b)α/β‐ヒドロラーゼホールドとアミノ酸残基セリン、ヒスチジンおよび
    アスパラギン酸からなる触媒三つ組とを有するオキシドレダクターゼ、 c)過酸化水素源、および d)有機酸 を含んでなるクリーニング組成物。
  2. 【請求項2】 オキシドレダクターゼが全組成物の0.0001〜2重量%、好ましくは0.
    001〜1%、更に好ましくは0.005〜0.1%の純粋酵素レベルで存在し
    ている、請求項1に記載のクリーニング組成物。
  3. 【請求項3】 オキシドレダクターゼがSerratia marcescens から得られる、請求項1または
    2に記載のクリーニング組成物。
  4. 【請求項4】 有機酸が全組成物の0.1〜50重量%、好ましくは0.5〜40%、更に好
    ましくは1〜20%のレベルで含まれている、請求項1〜3のいずれか一項に記
    載のクリーニング組成物。
  5. 【請求項5】 有機酸が式R(n+1) COOH(n=1〜18、好ましくは2〜14、更に
    好ましくは2〜9)のモノカルボン酸である、請求項1〜4のいずれか一項に記
    載のクリーニング組成物。
  6. 【請求項6】 有機酸が酢酸、プロピオン酸、ノナン酸、ラウリン酸および/またはそれらに
    対応したナトリウム塩および/またはそれらの混合物から選択される、請求項5
    に記載のクリーニング組成物。
  7. 【請求項7】 過酸化水素源が0.0001〜10mmol、好ましくは0.0001〜2mmol
    、更に好ましくは0.0001〜0.3mmolのレベルで洗浄液中において過酸化
    水素を発生させる、請求項1〜6のいずれか一項に記載のクリーニング組成物。
  8. 【請求項8】 過酸化水素のレベルが制御された放出系で維持されている、請求項7に記載の
    クリーニング組成物。
  9. 【請求項9】 過酸化水素源がペルボレートおよび/またはペルカーボネートから選択される
    、請求項1〜8のいずれか一項に記載のクリーニング組成物。
  10. 【請求項10】 過酸化水素源が、酵素過酸化水素発生系、好ましくはグルコース/グルコース
    オキシダーゼまたは乳酸/乳酸オキシダーゼ系である、請求項1〜8のいずれか
    一項に記載のクリーニング組成物。
  11. 【請求項11】 好ましくはセルラーゼ、リパーゼ、プロテアーゼ、アミラーゼおよび/または
    それらの混合物から選択される洗剤酵素を更に含んでいる、請求項1〜10のい
    ずれか一項に記載のクリーニング組成物。
  12. 【請求項12】 他のブリーチ系を更に含んでいる、請求項1〜11のいずれか一項に記載のク
    リーニング組成物。
  13. 【請求項13】 ブリーチ系が慣用的な活性化ブリーチ系である、請求項12に記載のクリーニ
    ング組成物。
  14. 【請求項14】 漂白剤がペルボレートおよび/またはペルカーボネートから選択され、アクチ
    ベーターがテトラアセチルエチレンジアミン、ノナノイルオキシベンゼンスルホ
    ネートおよび/または3,5‐トリメチルヘキサノールオキシベンゼンスルホネ
    ートから選択される、請求項13に記載のクリーニング組成物。
  15. 【請求項15】 ブリーチ系が他の酵素ブリーチ系である、請求項12に記載のクリーニング組
    成物。
  16. 【請求項16】 ブリーチ系がメタロ触媒ベースブリーチ系である、請求項12に記載のクリー
    ニング組成物。
  17. 【請求項17】 メタロ触媒が大多環式硬質配位子の遷移金属錯体である、請求項16に記載の
    クリーニング組成物。
  18. 【請求項18】 メタロ触媒がマンガンである、請求項16または17に記載のクリーニング組
    成物。
  19. 【請求項19】 オキシドレダクターゼがアルカリ性である、請求項1〜18のいずれか一項に
    記載のクリーニング組成物。
  20. 【請求項20】 添加物の形態である、請求項1〜19のいずれか一項に記載のクリーニング組
    成物。
  21. 【請求項21】 a)2つの長鎖長を有するたカチオン性界面活性剤を含んだ界面活性剤系、 b)α/β‐ヒドロラーゼホールドとアミノ酸残基セリン、ヒスチジンおよび
    アスパラギン酸からなる触媒三つ組とを有するオキシドレダクターゼ、 c)過酸化水素源、および d)有機酸 を含んだ布帛柔軟化組成物。
  22. 【請求項22】 布帛クリーニングおよび/または布帛しみ抜きおよび/または布帛白さ維持お
    よび/または布帛柔軟化および/または布帛カラー・アピアランスおよび/また
    は布帛転染阻止のための、請求項1〜21のいずれか一項に記載された組成物の
    使用。
  23. 【請求項23】 床、壁、浴室タイルなどのような硬質表面をクリーニングするための、請求項
    1〜20のいずれか一項に記載されたクリーニング組成物の使用。
  24. 【請求項24】 手および機械皿洗いのための、請求項1〜20のいずれか一項に記載されたク
    リーニング組成物の使用。
  25. 【請求項25】 オーラルおよび/またはデンタル向けの、請求項1〜20のいずれか一項に記
    載されたクリーニング組成物の使用。
  26. 【請求項26】 処理表面の衛生化向けの、請求項1〜21のいずれか一項に記載された組成物
    の使用。
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