JP2001508169A - 電気機械式加速度計 - Google Patents

電気機械式加速度計

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JP2001508169A JP51406298A JP51406298A JP2001508169A JP 2001508169 A JP2001508169 A JP 2001508169A JP 51406298 A JP51406298 A JP 51406298A JP 51406298 A JP51406298 A JP 51406298A JP 2001508169 A JP2001508169 A JP 2001508169A
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サウエン,トーブジョーン
シムプソン,レオナルド
ザ サード グロウシィ,カール,トウマス
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ブリード オートモティブ テクノロジィ,インク.
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    • H01H35/14Switches operated by change of acceleration, e.g. by shock or vibration, inertia switch
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Abstract

(57)【要約】 所定のしきい値レベルより高い減速度力が検出された時にエアバッグなどの乗物安全装置を選択的に起動させるために、乗物において電気機械式加速度計(10)が用いられる。加速度計は、第1の位置と第2の位置との間で動くことができるアクチュエータ(28)を保持するために中空ハウジング(16)構成を有する。加速度計内のスイッチ機構(20)が、アクチュエータを第1の位置に通常は保持するために配置されて第1の位置と第2の位置との間を動くことができる第1のスイッチエレメント(48)と、アクチュエータが第1の位置から第2の位置へ動いた時に第1のスイッチエレメントに係合するように配置されているスイッチエレメント(50)とを含む。所定のしきい値レベルより高い減速度力が電気機械式加速度計に加えられた時に、第1のスイッチエレメントは第1の位置から第2の位置へ動かされる。

Description

【発明の詳細な説明】 電気機械式加速度計 本発明は、乗物の急減速度を検出して、減速度が所定のしきい値レベルを超え た時に乗物の安全装置を作動させる電気機械式加速度計に関する。 乗員拘束装置の使用によって、自動車の事故、とくに高速における事故におけ る負傷を大幅に減少でき、またはなくすことができることが研究によって示され ている。乗員という用語は、乗客はもちろん、乗物の運転者も意味する。そのよ うな装置は、計器盤またはハンドル内に通常格納されている膨脹可能な風船すな わちエアバッグを含むことができる。自動車が急減速度を受けると、エアバッグ が膨脹させられて乗員を緩衝する位置に自動的に展開させられて、乗員の動きを 拘束して、フロントガラス、ハンドル、計器盤またはサイドドアに接触すること を阻止する。 そのような装置の重要な部品は、エアバッグの膨脹及び展開を起動する速度変 化センサすなわち加速度計である。乗員と車両の内部との間の衝突を防止して大 怪我を避けるために適切な時にエアバッグが展開されるように、自動車の動きを 正確かつ精密に監視しなければならない。 図面の簡単な説明 図1は、本発明の電気機械式加速度計を装備している乗物の斜視図である。 図2は、回路が開いている第1の配置における本発明の単一しきい値電気機械 式加速度計の実施態様の側断面図である。 図3は、回路が開いている第1の配置における本発明の単一しきい値電気機械 式加速度計の実施態様の側断面図である。 図4は、回路が開いている第1の配置における本発明の二重しきい値電気機械 式加速度計の実施態様の側断面図である。 図5は、回路が閉じている第2の配置における本発明の二重しきい値電気機械 式加速度計の実施態様の側断面図である。 図6は、回路が閉じている第3の配置における本発明の二重しきい値電気機械 式加速度計の実施態様の側断面図である。 図7は、冗長な第1の導体と冗長な第2の導体を示す本発明の電気機械式加速 度計の上面図である。 発明の詳細な説明 図1に示すように、本発明は、乗物14内に装備されているエアバッグ及び/ またはシートベルト引張装置(seatbelt tensioner)などの少なくとも1つの安全 装置12を選択的に作動させるための電気機械式加速度計10に関する。後でよ り詳しく説明するように、電気機械式加速度計10は、単一しきい値の実施態様 または二重しきい値の実施態様を有する。 単一しきい値の実施態様を図2及び図3に示す。特に、電気機械式加速度計1 0は、アクチュエータ組立体18を内部のスイッチ機構20に対して作用的な関 係(operative relationship)に維持するために構成されている外部中空ハウジン グ16を有する。後でより詳しく説明するように、第1のアクチュエータ配置及 び第2のアクチュエータ配置の間で選択的に動作するアクチュエータ組立体18 と、第1のスイッチ配置及び第2のスイッチ配置の間で選択的に動作するスイッ チ機構20とは、アクチュエータ組立体18とスイッチ機構20がそれぞれ第2 のアクチュエータ配置及び第2のスイッチ配置にある時に、協働して、外部電源 (図示せず)からの電気信号を供給して安全装置12を作動させる。 アクチュエータ組立体18は、アクチュエータ減衰機構(damping mechanism) 24とアクチュエータ調整機構26を収納して、第1の位置にある時に、アクチ ュエータ減衰機構24とアクチュエータ調整機構26とに対して作用的な関係で 、アクチュエータ28を第1の位置と第2の位置との間で動くことができるよう に保持するためのほぼ筒状の部材22を有する。ほぼ筒状の部材22は、アクチ ュエータ減衰機構24を内部に保持するためにほぼ環状のくぼみ32が形成され ている内端部30と、アクチュエータ調整機構26を内部に保持するためにほぼ 円筒状の通路(channel)36が形成されている外端部30とを含む。アクチュエ ータ減衰機構24は、ほぼ筒状の部材22の内端部30のほぼ環状のくぼみ32 内にきつく配置されているほぼ環状のダンピング部材38を含む。ほぼ筒状の部 材22には、アクチュエータ28が第1の位置にある時に、アクチュエータ28 の少なくとも一部を受けるためのほぼ環状のダンピングアパーチャ40が形成さ れている。アクチュエータ調整機構26は、凹形の座44を含むアクチュエータ 座 部材42を有する。アクチュエータ28が第1の位置にある時にアクチュエータ 28に係合し、かつほぼ円筒状の通路36内で長手方向に調整できて、第1の位 置から第2の位置までのアクチュエータ28の移動距離を調整して作動時刻すな わち衝突と安全装置12の起動との間の時間を、乗物14に加えられるある特定 のG力に対して制御するために、アクチュエータ座部材42は配置されている。 アクチュエータ28は、ほぼ環状のダンピングアパーチャ40内でのアクチュエ ータ28の振動または横方向の動きを最小にするために、ほぼ環状のダンピング アパーチャ40の直径にほぼ等しい直径を持つほぼ球状の部材46を含む。 スイッチ機構20は、外部中空ハウジング16内に配置されているスイッチ装 着ブラケット52によって相互に相対的に作動位置にそれぞれ保持されている第 1の可撓性導電スイッチエレメント48と第2の可撓性導電スイッチエレメント 50を有する。第1の可撓性導電スイッチエレメント48は、第1の導体58に よって外部電源(図示せず)に電気的に接続されている第1の端子56とスイッ チ装着ブラケット52との間に取り付けられている第1のほぼ水平な近端導電部 54と、ほぼ弧状すなわち凸状のカム接触要素62とスイッチ装着ブラケット5 2との間を延長する第1のほぼ弧状すなわち凹状の可撓性のほぼ垂直な末端導電 部60とを有する。第1のほぼ弧状すなわち凹状の可撓性のほぼ垂直な末端導電 部60は、第1の位置と第2の位置との間でアクチュエータ28の移動の向きを 物理的に制御するためのガイドを有する。 第2の可撓性導電スイッチエレメント50は、第2の導体68によって外部電 源(図示せず)に電気的に接続されている第1の端子66とスイッチ装着ブラケ ット52との間に取り付けられている第2のほぼ水平な近端導電部64と、第2 のほぼまっすぐで可撓性のほぼ垂直な末端導電部70とを有する。導電部70は 、第1の可撓性スイッチエレメント48のほぼ弧状すなわち凸状のカム接触要素 62とアクチュエータ組立体18とが第1の位置にある時に、カム接触要素62 とアクチュエータ組立体18に対して隔てられた関係で配置されて開回路を形成 する。ほぼまっすぐで可撓性のほぼ垂直な導電部70の末端部72が、ほぼ筒状 の部材22の内端部30に形成されているストップすなわちリミット74に係合 する。 第1の可撓性導電スイッチエレメント48の第1のほぼ弧状すなわち凹形の可 撓性のほぼ垂直な末端導電部60の弧状すなわち凹形の形状は、アクチュエータ 調整機構26またはアクチュエータ部材42の凹形座44に対して、アクチュエ ータ28を通常、偏倚させて、アクチュエータ28を第1の位置に維持する。図 3に示すように、アクチュエータ28と第1の可撓性導電スイッチエレメント4 8のおのおのが第2の位置にある時に、第1の可撓性導電スイッチエレメント4 8の第1のほぼ弧状すなわち凹形の可撓性のほぼ垂直な末端導電部60のほぼ弧 状すなわち凸形のカム接触要素62が、第2の可撓性導電スイッチエレメント5 0のほぼまっすぐで可撓性のほぼ垂直な導電部70に係合して、外部電源(図示 せず)と安全装置12との間の電気回路を閉結して安全装置12を起動させる。 先に述べたように、アクチュエータ28は、通常、第1の可撓性導電スイッチ エレメント48によって第1の位置に偏倚させられ、第2の可撓性導電スイッチ エレメント50はストップすなわちリミット74に係合する。そのように配置さ れると、電気機械式加速度計10は第1の配置にあって、アクチュエータ組立体 18は第1のアクチュエータ配置にあり、スイッチ機構20は第1のスイッチ配 置にある。第1の位置にある時は、アクチュエータ組立体18のほぼ筒状の部材 22内のアクチュエータ28の位置は、アクチュエータ調整機構26をほぼ筒状 の部材22に対して長手方向に調整することによって、設定される。 ほぼ筒状の部材22の内端部30と外部中空ハウジング16とは、それらの間 に、ダンピングアパーチャ40の直径より長い直径のアクチュエータ室と、アク チュエータ保持機構すなわちアクチュエータ保持肩すなわちアクチュエータ保持 表面77とを協働して形成して、後で詳しく説明するように、第2の位置にある 時にアクチュエータ28に係合してアクチュエータをそれの内部に保持する。 乗物14が衝突に巻き込まれて、その結果、減速度G力が5Gなどの所定のし きい値レベルを超えると、生じた減速度に起因する力のためにアクチュエータ2 8は第1の位置から第2の位置へ動かされて、第1の可撓性導電スイッチエレメ ント48の第1のほぼ弧状すなわち凹形の可撓性のほぼ垂直な末端導電部60の ほぼ弧状すなわち凸形のカム接触要素62を第2の位置へ動かして、図3に示す ように、第2の可撓性導電スイッチエレメント50の第2のほぼまっすぐな可撓 性のほぼ垂直な末端導電部70に接触させる。アクチュエータ28が第1の位置 (図2)からほぼ環状のダンピングアクチュエータ40またはほぼ筒状の部材2 2の外部の第2の位置(図3)まで動くと、ほぼ弧状すなわち凸形のカム接触要 素62がアクチュエータ28を、保持肩すなわち保持表面77に対して、第1の 可撓性導電スイッチエレメント48の第1のほぼ弧状すなわち凹形の可撓性のほ ぼ垂直な末端導電部60内にカム(cam)すなわち案内する。保持肩すなわち保持 表面77及び第1のほぼ弧状すなわち凹形の可撓性のほぼ垂直な末端導電部60 によってアクチュエータ室75内にアクチュエータ28を保持すると、ドエル(d well)時間すなわち高いG力の衝突中に電気回路が閉結している時間が長くなる 。この長くされたドエル時間によってより強い電流を発生できて、高いG力の衝 突中に電気機械式加速度計10を一層信頼できるようにする結果がもたらされる 。そのように配置されると、電気機械式加速度計10は第2の配置になって、ア クチュエータ組立体18は第2のアクチュエータ配置になり、スイッチ機構20 は第2のスイッチ配置になり、第1の端子56及び第2の端子66がそれぞれ第 1の導体58及び第2の導体68によって電源(図示せず)に接続されて電気回 路を閉結する。 図4乃至図6に二重しきい値の実施態様を示す。後で説明する付加構造要素を 除き、単一しきい値の実施態様での構造要素に類似する構造要素には同じ参照番 号を付けている。特に、電気機械式加速度計10の二重しきい値の実施態様は、 アクチュエータ組立体18をそれのスイッチ機構20に対して動作関係に維持す るために構成された外部中空ハウジング16を有する。後で一層詳しく説明する ように、第1のアクチュエータ配置と第2のアクチュエータ配置と第3のアクチ ュエータ構成との間で選択的に動作するアクチュエータ組立体18と、第1のス イッチ配置と第2のスイッチ配置と第3のスイッチ配置との間で選択的に動作す るスイッチ機構20とは、アクチュエータ組立体18が第2のアクチュエータ配 置または第3のアクチュエータ配置にあり、かつスイッチ機構20が第2のスイ ッチ配置または第3のスイッチ配置にある時に、協働して1つまたは複数の電気 信号を外部電源(図示せず)から供給して1つまたは複数の安全装置12を起動 させる。 アクチュエータ組立体18は、アクチュエータ減衰機構24とアクチュエータ 調整機構26を収納して、アクチュエータ調整機構26が第1の位置にある時に 、アクチュエータ28を第1の位置と第2の位置と第3の位置との間で移動可能 に、アクチュエータ減衰機構24とアクチュエータ調整機構26とに対して作用 的な関係で保持するためのほぼ筒状の部材22を有する。ほぼ筒状の部材22は 、内端部30と、アクチュエータ調整機構26を内部に保持するためにほぼ円筒 状の通路36が形成されている外端部30とを含む。アクチュエータ減衰機構2 4は、ほぼ筒状の部材22の内端部30内に形成され、アクチュエータ28が第 1の位置にある時にアクチュエータ28の少なくとも一部を受けるほぼ環状のダ ンピングアパーチャ40を含む。アクチュエータ調整機構26は、アクチュエー タ28が第1の位置にある時にアクチュエータ28に係合するために配置されて いる凹形座44を含み、ほぼ円筒状の通路36内において第1の位置から第2の 位置まで及び第1の位置から第3の位置までのアクチュエータ28の移動距離を 調整して、作動時間すなわち衝突と1つまたは複数の安全装置12の起動との間 の時間を、乗物14に加えられるある特定の範囲のG力に対して制御するための アクチュエータ座部材42を有する。アクチュエータ28は、ほぼ環状のダンピ ングアパーチャ40内でのアクチュエータ28の振動や横方向の動きを最小にす るために、ほぼ環状のダンピングアパーチャ40の直径にほぼ等しい直径を持つ ほぼ球状の部材46を含む。 スイッチ機構20は、外部中空ハウジング16内に配置されているスイッチ装 着ブラケット52によって相互に相対的に作動位置に保持されている第1の可撓 性導電スイッチエレメント48と第2の可撓性導電スイッチエレメント50と第 3の可撓性導電スイッチエレメント51とを有する。第1の可撓性導電スイッチ エレメント48は、第1の導体58によって外部電源(図示せず)に電気的に接 続されている第1の端子56とスイッチ装着ブラケット52との間に取り付けら れている第1のほぼ水平な近端導電部54と、スイッチ装着ブラケット52とほ ぼ弧状すなわち凸状のカム接触要素62で終端するアクチュエータ28との間を 延長している第1の位置と第2の位置と第3の位置との間で動くことができる第 1のほぼ弧状すなわち凹状の可撓性のほぼ垂直な末端導電部60とを有する。第 1のほぼ弧状すなわち凹状の可撓性のほぼ垂直な末端導電部60は、第1の位置 と第2の位置と第3の位置との間でアクチュエータ28の移動の向きを物理的に 制御するためのガイドを有する。 第2の可撓性導電スイッチエレメント50は、第2の導体68によって外部電 源(図示せず)に電気的に接続されている第2の端子66とスイッチ装着ブラケ ット52との間に取り付けられている第2のほぼ水平な近端導電部64と、第2 のほぼまっすぐで可撓性のほぼ垂直な末端導電部70とを有する。末端導電部7 0は、第1の可撓性導電スイッチエレメント48の弧状すなわち凸状のカム接触 要素62とアクチュエータ組立体18とが第1の位置にある時に、カム接触要素 62及びアクチュエータ組立体18に対して隔てられた関係で配置されている第 1の位置と第2の位置と第3の位置との間を動くことができて開回路を形成する 。第2の末端のほぼまっすぐで可撓性のほぼ垂直な導電部70の端部72は、ほ ぼ筒状の部材22の内端部30に形成されているストップすなわちリミット74 に係合する。 第3の可撓性導電スイッチエレメント51は、第3の導体80によって外部電 源(図示せず)に電気的に接続されている第3の端子78とスイッチ装着ブラケ ット52との間に取り付けられている第3のほぼ水平な近端導電部76と、第2 のほぼまっすぐで可撓性のほぼ垂直な末端導電部70に対して隔てられた関係で 通常は配置されているほぼ弧状の接触要素84に終端している第3のほぼまっす ぐな可撓性のほぼ垂直な末端導電部82とを有する。 第1の可撓性導電スイッチエレメント48の第1のほぼ弧状すなわち凹形の可 撓性のほぼ垂直な末端導電部60の弧状すなわち凸形は、アクチュエータ調整機 構26またはアクチュエータ部材42の凹形座44に対して、アクチュエータ2 8を通常、偏倚させて、アクチュエータ28を第1の位置に維持する。図5に示 すように、第1の可撓性導電スイッチエレメント48の第1のほぼ弧状すなわち 凹形の可撓性のほぼ垂直な末端導電部60のほぼ弧状すなわち凸形のカム接触要 素62は、アクチュエータ28と第1の可撓性導電スイッチエレメント48のお のおのが第2の位置にある時に、第2の可撓性導電スイッチエレメント50の第 2のほぼまっすぐで可撓性のほぼ垂直な末端導電部70に係合して、外部電源 (図示せず)と1つまたは複数の安全装置12との間の電気回路を閉結して1つ または複数の安全装置12を起動させる。 図6に示すように、アクチュエータ28と第1の可撓性導電スイッチエレメン ト48のおのおのが第3の位置にある時に、第1のほぼ弧状すなわち凹形の可撓 性のほぼ垂直な末端導電部60のほぼ弧状すなわち凸形のカム接触要素62と、 第2の可撓性導電スイッチエレメント50の第2のほぼまっすぐで可撓性のほぼ 垂直な末端導電部70とが、第3の可撓性導電スイッチエレメント51のほぼ弧 状の接触要素84に係合して、外部電源(図示せず)との間の電気回路を閉結し て1つまたは複数の安全装置12を起動させる。 先に説明したように、アクチュエータ28は第1の可撓性導電スイッチエレメ ント48によって第1の位置に通常は偏倚させられ、第2の可撓性導電スイッチ エレメント50がストップすなわちリミット74に係合し、第3の可撓性導電ス イッチエレメント51が第2の可撓性導電スイッチエレメント50に対して隔て られた関係で配置される。そのように配置されると、電気機械式加速度計10は 第1の配置になり、アクチュエータ組立体18が第1のアクチュエータ配置にな り、スイッチ機構20が第1のスイッチ配置になる。第1の位置にある時は、ア クチュエータ組立体18のほぼ筒状の部材22内のアクチュエータ28の位置は 、ほぼ筒状の部材22に対してアクチュエータ調整機構26を長手方向に調整す ることによって設定される。 ほぼ筒状の部材22の内端部30と外部中空ハウジング16とは、両者の間に ダンピングアパーチャ40の直径より大きい作動室75と、及びアクチュエータ 保持機構すなわちアクチュエータ保持肩すなわちアクチュエータ保持表面77と を協働して形成して、第2の位置及び第3の位置にある時に、アクチュエータ2 8に係合してそれを内部に保持する。 乗物14が衝突に巻き込まれて5Gなどの第1の所定のしきい値レベルを超え る減速度Gを受ける結果となると、結果としての減速度に起因する力のためにア クチュエータ28が第1の位置から第2の位置へ動かされて、第1の可撓性導電 スイッチエレメント48の第1のほぼ弧状すなわち凹形の可撓性のほぼ垂直な末 端導電部60を第2の位置へ動かして、図5に示すように、第2の可撓性導電ス イッチエレメント50の第2のほぼまっすぐで可撓性のほぼ垂直な末端導電部7 0に接触させる。アクチュエータ28が第1の位置(図4)から、ほぼ環状のダ ンピングアパーチャ40またはほぼ筒状の部材22の外部の第2の位置(図5) へ動くと、ほぼ弧状すなわち凸形のカム接触要素62が、アクチュエータ28を 、保持肩すなわち保持表面77に対して、第1の可撓性導電スイッチエレメント 48の第1のほぼ弧状すなわち凹形の可撓性のほぼ垂直な末端導電部60内にカ ムすなわち案内する。保持肩すなわち保持表面77及び第1のほぼ弧状すなわち 凹形の可撓性のほぼ垂直な末端導電部60によるアクチュエータ室75内へのア クチュエータ28の保持によって、ドエル時間すなわち高いG力の衝突中に電気 回路が閉結している時間が長くなる。この長くされたドエル時間によってより強 い電流を発生できて、高いG力の衝突中に電気機械式加速度計10をより実現可 能にする結果がもたらされる。そのように配置されると、電気機械式加速度計1 0は第2の配置になって、アクチュエータ組立体18は第2のアクチュエータ配 置になり、スイッチ機構20は第2のスイッチ配置になり、第1の端子56及び 第2の端子66がそれぞれ第1の導体58及び第2の導体68によって電源(図 示せず)に接続されて電気回路を閉結する。 乗物14が衝突に巻き込まれて7.5Gなどの第2の所定のしきい値レベルを 超える減速度Gを受ける結果となると、結果としての減速度に起因する力のため にアクチュエータ28が第1の位置から第3の位置へ動かされて、第1の可撓性 導電スイッチエレメント48及び第2の可撓性導電スイッチエレメント50をそ れぞれの第3の位置へ動かして、図6に示すように、第3の可撓性導電スイッチ エレメント51に接触させる。アクチュエータ28が第1の位置(図4)から、 ほぼ環状のダンピングアパーチャ40またはほぼ筒状の部材22の外部の第3の 位置(図6)へ動くと、弧状すなわち凸形のカム接触要素62が、アクチュエー タ28を、保持肩すなわち保持表面77に対して、第1の可撓性導電スイッチエ レメント48の第1のほぼ弧状すなわち凹形の可撓性のほぼ垂直な末端導電部6 0内にカムすなわち案内する。保持肩すなわち保持表面77及び第1のほぼ弧状 すなわち凹形の可撓性のほぼ垂直な末端導電部60によるアクチュエータ室75 内へのアクチュエータ28の保持によって、ドエル時間すなわち高いG力の衝突 中に電気回路が閉結している時間が長くなる。この長くされたドエル時間によっ てより強い電流を発生できて、高いG力の衝突中に電気機械式加速度計10を一 層信頼できるようにする結果がもたらされる。そのように配置されると、電気機 械式加速度計10は第3の配置になって、アクチュエータ組立体18は第3のア クチュエータ配置になり、スイッチ機構20は第3のスイッチ配置になり、第2 の端子66及び第3の端子78がそれぞれ第2の導体68及び第3の導体80に よって電源(図示せず)に接続されて別の電気回路を閉結する。 二重しきい値の実施態様によって、不注意による衝突または小さな衝突がエア バッグなどの安全装置12を起動させないが、自動電気ドアロックなどの、保護 程度がより低い装置を起動させるように、より識別的な電気機械式加速度計10 が得られる。エアバッグは1回限り使用する機構であって、使用のたびに交換し なければならないから、衝撃の小さい衝突時に安全装置12の偶然の起動を阻止 することは、費用の面で極めて有利なことである。二重しきい値の実施態様によ って、第2の所定のしきい値レベルを検出した時にのみ安全装置12を起動する ことができる。さらに、二重しきい値の実施態様によって、電気機械式加速度計 10の第1の電気回路及び第2の電気回路によって発生された信号の多重使用が 可能にされる。例えば、各しきい値レベルにおいて、衝突の力及び乗員をどの程 度保護したいかに応じて異なる安全装置12を起動できる。 電気機械式加速度計10は、部品数が限られて構成が簡単であるために、比較 的安価である。さらに、電気機械式加速度計10は約42mm×36.2mm× 57mmであって、これは従来の加速度計より約58%小さい。 図7に示すように、図2の電気機械式加速度計10は冗長端子を含むことがで きる。とくに、第1の導体58は第1の入力導体90と第2の入力導体92を含 むことができ、第2の出力導体はそれぞれ94及び96で示されている。そのよ うに構成されると、冗長性を持たせるために、電気機械式加速度計10への入力 と出力はおのおのが2つの並列導電部を有する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 グロウシィ,カール,トウマス ザ サー ド アメリカ合衆国 33813 フロリダ州 レ イクランド ハイ ヴィスタ ドライヴ 2027

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 中空ハウジング(16)と、スイッチ機構(20)とを備える電気機 械式加速度計(10)であって、前記中空ハウジング(16)は、アクチュエー タ(28)を選択的に受けるために形成されたアパーチャ(40)を有するほぼ 筒状の部材(22)と、前記中空ハウジング及び前記ほぼ筒状の部材によって協 働して形成された室(75)とを含むアクチュエータ組立体(18)を有し、前 記アクチュエータが、第1のアクチュエータ配置にある時に前記ハウジング内に 少なくとも部分的に配置され、かつ第2のアクチュエータ配置にある時に前記室 内に少なくとも部分的に配置されるように、前記アクチュエータ組立体は前記第 1のアクチュエータ配置及び前記第2のアクチュエータ配置で選択的に動作でき 、前記スイッチ機構(20)は、第1の位置と第2の位置との間で動くことがで きて前記アクチュエータに係合するために配置されている第1の導電スイッチエ レメント(48)と、第2の導電スイッチエレメント(50)とを含み、前記第 2の導電スイッチエレメントは、前記第1の位置にある時は、前記アクチュエー タ組立体及び前記第1の導電スイッチエレメントに対して隔てられた関係で配置 され、かつ、所定のしきい値レベルより大きい減速度力が前記電気機械式加速度 計に加えられて前記第2の位置にある時は、前記第1の導電スイッチエレメント に係合するために配置される、電気機械式加速度計(10)。 2. 前記ほぼ筒状の部材(22)が、アクチュエータ減衰機構(24)を 収納するために形成されたくぼみ(32)を有し、前記第1の位置にある時に前 記アクチュエータ(28)を作用的に保持するために前記アパーチャ(40)が それに貫通形成されている請求の範囲第1項に記載の電気機械式加速度計(10 )。 3. 前記アクチュエータ組立体(18)が、前記アクチュエータが前記第 1の位置にある時に前記ほぼ筒状の部材(22)の内部の前記アクチュエータ( 28)の位置を長手方向に調整するアクチュエータ調整機構(26)をさらに備 える請求の範囲第2項に記載の電気機械式加速度計(10)。 4. 前記アクチュエータ(28)が、前記アパーチャ(40)内の前記ア クチュエータの振動または横方向の動きを最小にするために、前記アパーチャの 直径にほぼ等しい直径を持ち、かつ第1の位置と第2の位置との間で動くことが できるほぼ球状の部材を備える請求の範囲第1項に記載の電気機械式加速度計( 10)。 5. 前記ほぼ筒状の部材(22)が、前記アクチュエータ減衰機構(24 )を保持するための前記くぼみ(32)が形成されている内端部(3O)と、前 記アクチュエータ調整機構(26)を内部に保持するためにほぼ円筒形の通路( 36)が形成されている外端部とを備える請求の範囲第2項に記載の電気機械式 加速度計(10)。 6. 前記アクチュエータ減衰機構(24)が、前記ほぼ筒状の部材(22 )の前記内端部(30)の前記くぼみ(32)内にしっかりと配置されているほ ぼ環状のダンピング部材(38)を備える請求の範囲第5項に記載の電気機械式 加速度計(10)。 7. 前記アクチュエータ調整機構(26)が、前記第1の位置にある時に 前記アクチュエータ(28)に係合するアクチュエータ座部材(42)を備える 請求の範囲第3項に記載の電気機械式加速度計(10)。 8. アクチュエータ座部材(42)が、前記第1の位置にある時にアクチ ュエータ(28)に係合する凹座を含む請求の範囲第7項に記載の電気機械式加 速度計(10)。 9. 前記室(75)の直径が前記ほぼ筒状の部材(22)の前記アパーチ ャ(40)の直径より大きい請求の範囲第1項に記載の電気機械式加速度計(1 0)。 10. 前記アクチュエータ(28)が前記第2の位置にある時は、前記ほぼ 筒状の部材(22)の前記アパーチャ(40)の長手軸が前記アクチュエータの 中心から外される請求の範囲第9項に記載の電気機械式加速度計(10)。
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