JPH1035377A - 自動車の衝突安全装置 - Google Patents

自動車の衝突安全装置

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JPH1035377A
JPH1035377A JP8208978A JP20897896A JPH1035377A JP H1035377 A JPH1035377 A JP H1035377A JP 8208978 A JP8208978 A JP 8208978A JP 20897896 A JP20897896 A JP 20897896A JP H1035377 A JPH1035377 A JP H1035377A
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Japan
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bumper
collision
safety device
sensor
airbag
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JP8208978A
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Hajime Ikeda
元 池田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車が衝突する速度等に応じて、比較的低
速での衝突の場合には、衝突相手である人等に対しても
良好な衝撃緩衝ができ、人身殺傷率を十分に低下させる
ことができる自動車の衝突安全装置の提供を課題とす
る。また一定以上の高速度での衝突に対しては、バンパ
ーが強い衝突を受けることで確実にエアーバッグを作動
させることができる自動車の衝突安全装置の提供を課題
とする。 【解決手段】 自動車の車体に設けられるバンパー10を
自己安全用の第1バンパー11と衝突相手安全用の第2バ
ンパー12との組み合わせとし、第2バンパー12は第1バ
ンパー11よりも衝突時のクッション性を大きくして、第
1バンパー11の衝突前面側に設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の衝突安全
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車の衝突安全装置として種々
の装置が提案されている。自動車の前や後ろに取り付け
られるバンパーも衝突安全装置の1つである。また、車
体内の運転席やその他の座席付近に設けられるエアーバ
ッグも衝突安全装置の1つである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】衝突安全装置の1つで
ある上記従来のバンパーは、衝突時に衝撃を緩衝し、主
として自動車やその乗員の安全を図るものであるが、衝
突する相手方、例えば人と衝突する場合等においては、
自動車側の安全を確保するあまり、衝突する人側への配
慮が十分とは言えないものであった。
【0004】そこで本発明は上記従来の状況に鑑みて、
自動車が衝突する速度等に応じて、比較的低速での衝突
の場合には、衝突相手である人等に対しても良好な衝撃
緩衝ができ、人身殺傷率を十分に低下させることができ
る自動車の衝突安全装置の提供を目的とする。また一定
以上の高速度での衝突に対しては、バンパーが強い衝突
を受けることで確実にエアーバッグを作動させることが
できる自動車の衝突安全装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の自動車の衝突安全装置は、自動車の車体に
設けられるバンパーを自己安全用の第1バンパーと衝突
相手安全用の第2バンパーとの組み合わせとし、第2バ
ンパーは第1バンパーよりも衝突時のクッション性を大
きくして、第1バンパーの衝突前面側に設けていること
を第1の特徴としている。また本発明の自動車の衝突安
全装置は、上記第1の特徴に加えて、第2バンパーは、
第1バンパーの衝突前面側のカバーとなる第2バンパー
本体と、該第2バンパー本体と前記第1バンパーとの間
に介在されるクッション体とを有することを第2の特徴
としている。また本発明の自動車の衝突安全装置は、上
記第2の特徴に加えて、クッション体はバネであること
を第3の特徴としている。また本発明の自動車の衝突安
全装置は、上記第1〜3の何れかの特徴に加えて、第1
バンパーにエアーバッグ作動用の感知センサを設け、第
2バンパーに前記感知センサに対する感知作動子を設
け、車体内に乗員安全用のエアーバッグを配置し、第2
バンパーが一定以上の押動を受けた場合にのみ前記感知
作動子が感知センサに触れて該感知センサによるエアー
バッグ作動信号を発生させることを第4の特徴としてい
る。また本発明の自動車の衝突安全装置は、上記第4の
特徴に加えて、感知作動子は、第2バンパー本体の内側
に第1バンパー側に向けて取り付けられた突起からな
り、第2バンパー本体が第1バンパー側に一定以上の押
動を受けたときに感知センサに当たり、該感知センサを
作動させることを第5の特徴としている。
【0006】上記第1の特徴によれば、衝突があった場
合には、第1バンパーの衝突前面側に組み合わされた第
2バンパーに先ず衝突される。衝突速度が比較的小さい
場合には、第1バンパーよりも衝突時のクッション性を
大としている衝突相手安全用の第2バンパーの衝撃緩衝
機能が十分に働き、自動車に対する衝撃緩衝を行うのみ
ならず、衝突相手に対する衝撃の緩和を十分に図ること
ができる。よって比較的低速での衝突の場合には、衝突
相手である人等の殺傷率を低減することができる。一
方、衝突速度が大きい場合には、前記第2バンパーの有
する大きなクッション性は強い衝撃力に対抗することが
できず、よって第2バンパーは容易に第1バンパーに当
たるまで押動され、実質的に第1バンパーによる衝撃緩
衝が行われることとなる。衝突速度が大きい場合には、
何れにしても衝突相手である人身等に対する殺傷性を低
減し得る範囲を越える衝撃力になってしまう反面、自己
の安全を図る必要があることから、第1バンパーによる
高速衝突、即ち高衝撃に対応した衝撃緩衝機能によっ
て、自動車への衝撃の緩和が図られることになる。上記
第1の特徴において、第1バンパー、第2バンパーはゴ
ム材料、プラスチック材料、金属材料、或いはそれらの
適当な組み合わせで構成することができる。また第1バ
ンパーに比べてクッション性を大きくした第2バンパー
は、バンパー素材そのものを弾力性の大きい材料で構成
する他、バネ材やクッション材との組み合わせで大きな
クッション性を持たせるようにしてもよい。また自動車
は、乗用車、トラック、バス等の路上を走る小型、中
型、大型の種々の自動車を含む。またバンパーは自動車
の車体の前部に設けられるものの他、車体の後部に設け
られるものも含む。上記第2の特徴によれば、第1の特
徴による作用、効果に加えて、第2バンパーは、第1バ
ンパーの衝突前面側をカバーする第2バンパー本体によ
って、外観上においては1つのまとまりのある形を呈す
ると共に第2バンパーのクッション体が第1バンパーと
第2バンパー本体との間に介在することで、クッション
体のクッション性を十分に大きくすることで、全体とし
て第2バンパーのクッション性を大きいものとすること
ができる。これによって第2バンパーが比較的低速での
衝突に適したバンパーとなり、比較的低速での衝突の
際、自動車に衝突した人等に対する衝撃を低減して、死
傷事故を減らすことができる。前記クッション体は、特
に材料を限定しないが、軟質ゴム材料、軟質プラスチッ
ク等の弾性の大きい材料、板バネやコイルバネ等の種々
のバネとすることができる。上記第3の特徴によれば、
第2の特徴による作用、効果に加えて、クッション体と
してバネを用いることで、バネのもつ十分な復元力で大
きなクッション性を得ることができる。バネは、コイル
バネや板ばね等の種々のバネを用いることができる。上
記第4の特徴によれば、第1〜3の何れかの特徴による
作用、効果に加えて、第2バンパーが衝突により一定以
上の押動を受けると、第2バンパーに設けられた感知作
動子が第1バンパーに設けられた感知センサに触れる。
すると感知センサがエアーバッグ作動信号を発生させ、
これにより車体内に配置されたエアーバッグが開く。前
記第2バンパーが衝突によって受ける押動は、衝突速度
に応じた衝撃力に左右されることから、エアーバッグ作
動の有無を衝突速度等に応じて確実に行うことができ
る。上記第5の特徴によれば、第4の特徴による作用、
効果に加えて、感知作動子は第2バンパーの内側に第1
バンパー側に向けて取り付けられた突起からなること
で、第2バンパーが衝突により第1バンパー側へ一定以
上の押動を受けると、確実に感知センサに当たり、確実
に感知センサを作動させて、エアーバッグを開くことが
できる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る衝突安全装置
を備えた乗用車の例を示す外観図、図2はバンパーの水
平断面図、図3はバンパーの垂直断面図、図4は衝突安
全装置を備えた乗用車の要部を側面からみた図、図5は
衝突安全装置を備えた乗用車の要部の正面図、図6は衝
突安全装置を備えた大型車の例を示す図である。
【0008】図1に示すように、バンパー10は乗用車等
の車体1の前部と後部に設けられる。図2、図3を参照
してバンパー10を説明する。バンパー10は車体側の第1
バンパー11と、該第1バンパー11の衝突前面側に設けら
れた第2バンパー12とからなる。前記第1バンパー11は
自己安全用のバンパーとしての役割を持ち、衝突速度の
大きい、即ち衝撃力の大きい衝突に対して良好なクッシ
ョン性を発揮するように、全体として第2バンパー12よ
りも硬く構成し、これによって高衝突速度、高衝撃衝突
に対する良好な衝突緩和に役立つようにしている。第1
バンパー11はゴム材料、プラスチック材料等から構成す
ることができる。第1バンパー11の中に感知センサ11a
を埋め込んで設けている。この感知センサ11a は、車体
内に配置されるエアーバッグを衝突の際に作動させるた
めのセンサで、衝突前面側からの衝突情報を確実に検出
できるように、第1バンパー11内の衝突前面側に近い位
置に広範囲の面積を持って埋設している。
【0009】第2バンパー12は、衝突相手安全用のバン
パーで、第2バンパー本体12a とクッション体としての
バネ12b とからなる。第2バンパー本体12a は第1バン
パー11の衝突前面側をカバーする形で設けられ、硬質ゴ
ム材料、プラスチック材料、金属材料等によって構成す
ることができる。前記バネ12b は、コイルバネを複数個
用い、これを第2バンパー本体12a の内側と第1バンパ
ー11との間に均一的に介在させることで、第2バンパー
本体12aに均一なクッション性を持たせて、第1バンパ
ー11の衝突前面側に配置、保持せしめている。前記コイ
ルバネであるバネ12b の各巻回中心に、前記感知センサ
11a に作用する感知作動子としての、突起12c を設けて
いる。該突起12c は複数個を第2バンパー本体12a の内
側に広範囲にわたって均一的に、第1バンパー11側へ向
けて突出するようにして取り付けており、第2バンパー
本体12a が衝突によって一定以上の押動を受けた場合
に、一緒に押動されて、第1バンパー11の一部を突き破
り、感知センサ11a に当接するようになされている。複
数個の突起12c を広範囲に均一的に設けることで、第2
バンパー本体12a のどの部分に衝突があっても、その衝
突のあった部分と共に押動せられて、感知センサ11a に
当接し、感知センサ11a によるエーアーバッグ作動信号
を確実に発生せしめることができる。前記感知センサ11
a と突起12c とは、例えば金属材料とし、非金属材料か
ら構成された第1バンパー11内に埋設された感知センサ
11a に対して同じく金属材料からなる突起12c が当接す
ることで、抵抗等の変化を利用して、感知センサ11aに
よるエアーバッグ作動信号が発生するようにすることが
できる。勿論、感知センサ11a に突起12c が当接するこ
とで、感知センサ11a がエアーバッグ作動信号を発生す
る機構としては、前記の以外の機構であってもよい。前
記、前記感知センサ11a と突起12c とは通常時において
非当接の状態であればよいことから、感知センサ11a は
必ずしも第1バンパー11内に埋設されている必要はな
い。第1バンパー11の衝突前面側に前記突起12c と通常
時において非接触の状態に配置されてもよい。またこの
場合は突起12c は第1バンパー11内に侵入する必要がな
いので、突起である必要はなく、感知センサ11a に当接
することで感知センサ11a の状態を変化させてエアーバ
ッグ作動信号を発生せしめる機能を持つ感知作動子であ
ればよい。
【0010】前記バネ12b は、衝突速度が比較的低い場
合に対して十分なクッション性を発揮することができる
ような弾性を持つものを使用する。これによって比較的
低速度の衝突があった場合に、自動車と衝突した人等に
対する衝撃力を緩和し、殺傷率の低下を図ることができ
る。前記比較的低い衝突速度とは、例えば衝突速度が15
〜20Km/h程度未満の場合に良好なクッション性を発揮す
るように調節しておく。また前記突起12c 等の感知作動
子が感知センサ11a に当たって、エアーバッグの作動信
号を発生させる条件としては、例えば15〜20Km/h程度以
上の衝突速度とすることができるが、適当な衝突速度を
条件に設定して、それ以上で前記突起12c 等の感知作動
子が感知センサ11a に当たるように設計することができ
る。
【0011】図4、図5を参照して、前記感知センサ11
a からは信号線21が車体1内に配置されたエアーバッグ
20に接続されている。エアーバッグ20の機構は従来周知
のものを用いることができ、その機構そのものは特別な
ものではない。が、本発明ではエアーバッグ20を車体1
の天井部1aに配置し、前記感知センサ11a からのエアー
バッグ作動信号により、エアーバッグ20が天井から下向
きに膨張して乗員の前に介在してくるように構成してい
る。天井部1aにエアーバッグ20を配置することで、エア
ーバッグ20の配置の自由度が大きく、またスペースが広
いので、大きなエアーバッグやハンドル等の中心部に配
置されるような定型的なエアーバッグとは異なる性能の
よいエアーバッグを自由に設計配置することができる。
また運転席の天井部の他、助手席の天井部、後部座席の
天井部にも、信号線21を共用して、配置スペース的な制
限を受けることなく、容易に配置することができる。
【0012】図6に衝突安全装置を備えた大型車の例を
示す。バス等の大型乗合自動車の場合には、乗客の安全
を考慮して、運転席以外の客席の天井部1aにもエアーバ
ッグ20を配置する。この場合、天井部1aはスペースが広
いので、例えば2人座りの客席に対しては2人分の大き
さのエアーバッグが天井から膨張垂下するように設計し
て配設することができる。勿論、通常の乗用車の場合も
同様であるが、車体1の前部のバンパー10のみならず後
部のバンパー10からも信号線21が各エアーバッグ20に接
続されている。
【0013】
【発明の効果】本発明は以上の構成、作用からなり、請
求項1に記載の自動車の衝突安全装置によれば、自動車
の車体に設けられるバンパーを自己安全用の第1バンパ
ーと衝突相手安全用の第2バンパーとの組み合わせと
し、第2バンパーは第1バンパーよりも衝突時のクッシ
ョン性を大きくして、第1バンパーの衝突前面側に設け
ているので、衝突速度が比較的小さい場合には、第1バ
ンパーよりも衝突時のクッション性を大としている衝突
相手安全用の第2バンパーの衝撃緩衝機能が十分に働
き、自動車に対する衝撃緩衝を行うのみならず、衝突相
手に対する衝撃の緩和を十分に図ることができ、よって
衝突相手である人等の殺傷率を低減することができる。
一方、衝突速度が大きい場合には、実質的に第1バンパ
ーの衝撃緩衝機能が働き、自動車及びその乗員に対する
衝撃の緩和を図ることができる。請求項2に記載の自動
車の衝突安全装置によれば、請求項1に記載の構成によ
る効果に加えて、第2バンパーは、第1バンパーの衝突
前面側のカバーとなる第2バンパー本体と、該第2バン
パー本体と前記第1バンパーとの間に介在されるクッシ
ョン体とを有するので、クッション体のクッション性を
十分に大きくすることで、全体として第2バンパーに比
較的低速の衝突に適した衝突緩衝機能を発揮させること
ができ、自動車に比較的低速で衝突した人等に対する死
傷事故を減らすことができる。請求項3に記載の自動車
の衝突安全装置によれば、請求項2に記載の構成による
効果に加えて、クッション体はバネであるので、バネの
もつ十分な復元力で大きなクッション性を得ることがで
きる。請求項4に記載の自動車の衝突安全装置によれ
ば、請求項1〜3の何れかに記載の構成による効果に加
えて、第1バンパーにエアーバッグ作動用の感知センサ
を設け、第2バンパーに前記感知センサに対する感知作
動子を設け、車体内に乗員安全用のエアーバッグを配置
し、第2バンパーが一定以上の押動を受けた場合にのみ
前記感知作動子が感知センサに触れて該感知センサによ
るエアーバッグ作動信号を発生させるようにしたので、
第2バンパーが衝突により一定以上の押動を受けること
で、感知作動子が第1バンパーに設けられた感知センサ
に触れ、車体内に配置されたエアーバッグを確実に作動
させることができる。また衝突が比較的低速であり第2
バンパーの押動量が前記一定未満の場合には、不要なエ
アーバッグの作動を確実に防止することができる。請求
項5に記載の自動車の衝突安全装置によれば、請求項4
に記載の構成による効果に加えて、感知作動子は、第2
バンパー本体の内側に第1バンパー側に向けて取り付け
られた突起とすることで、衝突により第2バンパーが第
1バンパー側へ一定以上の押動を受けた際に前記突起に
より確実に感知センサを作動させて、エアーバッグを開
くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態例である衝突安全装置を備
えた乗用車の例を示す外観図である。
【図2】本発明の実施の形態におけるバンパーの水平断
面図である。
【図3】本発明の実施の形態におけるバンパーの垂直断
面図である。
【図4】本発明の実施の形態である衝突安全装置を備え
た乗用車の要部を側面からみた図である。
【図5】本発明の実施の形態である衝突安全装置を備え
た乗用車の要部の正面図である。
【図6】本発明の実施の形態の他の例を示す衝突安全装
置を備えた大型車の図である。
【符号の説明】
1 車体 1a 天井部 10 バンパー 11 第1バンパー 11a 感知センサ 12 第2バンパー 12a 第2バンパー本体 12b バネ 12c 突起 20 エアーバッグ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の車体に設けられるバンパーを自
    己安全用の第1バンパーと衝突相手安全用の第2バンパ
    ーとの組み合わせとし、第2バンパーは第1バンパーよ
    りも衝突時のクッション性を大きくして、第1バンパー
    の衝突前面側に設けていることを特徴とする自動車の衝
    突安全装置。
  2. 【請求項2】 第2バンパーは、第1バンパーの衝突前
    面側のカバーとなる第2バンパー本体と、該第2バンパ
    ー本体と前記第1バンパーとの間に介在されるクッショ
    ン体とを有する請求項1に記載の自動車の衝突安全装
    置。
  3. 【請求項3】 クッション体はバネである請求項2に記
    載の自動車の衝突安全装置。
  4. 【請求項4】 第1バンパーにエアーバッグ作動用の感
    知センサを設け、第2バンパーに前記感知センサに対す
    る感知作動子を設け、車体内に乗員安全用のエアーバッ
    グを配置し、第2バンパーが一定以上の押動を受けた場
    合にのみ前記感知作動子が感知センサに触れて該感知セ
    ンサによるエアーバッグ作動信号を発生させることを特
    徴とする請求項1から3の何れかに記載の自動車の衝突
    安全装置。
  5. 【請求項5】 感知作動子は、第2バンパー本体の内側
    に第1バンパー側に向けて取り付けられた突起からな
    り、第2バンパー本体が第1バンパー側に一定以上の押
    動を受けたときに感知センサに当たり、該感知センサを
    作動させる請求項4に記載の自動車の衝突安全装置。
JP8208978A 1996-07-18 1996-07-18 自動車の衝突安全装置 Pending JPH1035377A (ja)

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