JP2001526775A - 電気機械式加速度計 - Google Patents

電気機械式加速度計

Info

Publication number
JP2001526775A
JP2001526775A JP52998998A JP52998998A JP2001526775A JP 2001526775 A JP2001526775 A JP 2001526775A JP 52998998 A JP52998998 A JP 52998998A JP 52998998 A JP52998998 A JP 52998998A JP 2001526775 A JP2001526775 A JP 2001526775A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
actuator
accelerometer
electromechanical
switch element
aperture
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP52998998A
Other languages
English (en)
Inventor
ハスバイ、ハラルド、スノアー
グロッシー、カール、トーマス、サード
Original Assignee
ブリード オートモティブ テクノロジィ、インク.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ブリード オートモティブ テクノロジィ、インク. filed Critical ブリード オートモティブ テクノロジィ、インク.
Publication of JP2001526775A publication Critical patent/JP2001526775A/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H35/00Switches operated by change of a physical condition
    • H01H35/14Switches operated by change of acceleration, e.g. by shock or vibration, inertia switch

Landscapes

  • Pressure Sensors (AREA)
  • Air Bags (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 加速度計(10)が、第1の位置にある時は内部に部分的に配置されている3つの位置の間を動くことができるアクチュエータ(28)を保持するハウジング(16)と、3つの位置の間を動くことができて第1の位置にある時にアクチュエータ(28)に係合して保持する第1の素子(48)、アクチュエータ(28)と第1の素子(48)が第1の位置にある時にアクチュエータおよび第1の素子から隔てられ、第1のレベルより大きい加速度が加速度計に加えられた時にアクチュエータが第1の位置から第2の位置へ動くと第1の素子(48)に係合する第2の素子(50)、アクチュエータ(28)と第1の素子(48)と第2の素子(50)が第1の位置または第2の位置にある時にアクチュエータと第1の素子と第2の素子から隔てられ、第2のレベルより大きい加速度が加速度計に加えられた時にアクチュエータ(28)が第1の位置から第3の位置へ動くと第2の素子(50)に係合して第2の回路を閉じる第3の素子(52)を含む組立体と、を含む。

Description

【発明の詳細な説明】 電気機械式加速度計 本発明は、自動車の横方向加速度の急激な変化を検出して、自動車の横方向加 速度の変化率が所定のしきい値レベルを超えた時に自動車の安全装置を作動させ る電気機械式加速度計に関する。 前方衝突において乗物の乗員を保護するためのエアバッグ受動拘束装置が、製 造者によってほとんどの新車に組み込まれてきている。それらのエアバッグ装置 は、前方衝突において乗員を保護するために主として設計されている。しかし、 多くの人々が側面衝突で死んだり重傷を負ったりしている。側面衝突は、ある車 両が第2の車両の側面にぶつかることを典型的に含んでいる。エアバッグは前方 衝突からの負傷を軽くすることに大いに成功しているために、今は、次に大きい 危険である側面衝突に焦点を合わせることが重要である。先行技術では、側面衝 突における横方向加速度力を効果的に検出する性能が、大きく欠けている。本発 明は、乗物の横方向加速度を検出するために適切な、安価で信頼できる加速度計 を提供する。 図面の簡単な説明 図1は、本発明の電気機械式加速度計が装備されている乗物の斜視図である。 図2は、本発明の電気機械式加速度計を備えている乗物の内部の部分詳細斜視 図である。 図3は、回路が開いている第1の配置における本発明の電気機械式加速度計の 側断面図である。 図4は、回路が閉じている第2の配置における本発明の電気機械式加速度計の 側断面図である。 図5は、回路が閉じている第3の配置における本発明の電気機械式加速度計の 側断面図である。 図6は、回路が開いている第1の配置における本発明の電気機械式加速度計の 他の実施態様の側断面図である。 図7は、回路が閉じている第2の配置における本発明の電気機械式加速度計の 他の実施態様の側断面図である。 図8は、回路が閉じている第3の配置における本発明の電気機械式加速度計の 他の実施態様の側断面図である。 発明の詳細な説明 側面衝突を検出するために用いられる加速度計は、典型的には、最適な検出性 能およびエアバッグの展開性能を得るために、衝突場所(衝突ゾーン)にできる だけ近く置かれる。側面衝突用の加速度計を設計するために、車両の側面貫入特 性を完全に解析しなければならない。衝突に応答したサイドドアパネルの物理的 反作用(リアクション)は、加速度計の所望の特性および配置を決定する上で重 要である。衝突させられた車両の側面ドアパネルの速度は、衝突の直後に、衝突 する車両の速度に匹敵する最高速度まで上昇する。この速度急上昇は5ミリ秒な いし10ミリ秒(ms)以内に起こり得る。衝突のこの最初の段階中は、客室は 比較的小さい速度変化を受ける。側面ドアと客室(passenger compartment)との 間の速度の差は、衝突された車両のつぶれ具合で自ずと明らかになる。深い後折 り曲げ段階(deep post-buckling stage)において車両の側面が硬直するために、 抵抗力が大きくなって、最後に側面パネルと客室とが同じ速度に達するまで、側 面ドアパネルの減速を開始する。側面衝撃を検出するための加速度計の設計にお いて測定するための重要な制約条件は、乗員が側面ドアの内部パネルにぶつけら れる時刻である。この時刻に影響を及ぼす決定要因は、車両の剛性および重量、 衝突の角度および場所、車両速度、およびぶつけられた車両での乗員と側面パネ ルとの間の距離とである。乗員に側面ドアパネルが当たる前に、加速度計はエア バッグを起動しなければならず、かつエアバッグは展開しなければならない。 全ての重要な制約条件および変数を考慮すると、側面衝撃を検出するための加 速度計は側面ドアパネル上に効果的に設けなければならない。乗員にぶつかるこ とになろう車両部分の速度変化を検出することが究極的に重要であるから、この 場所は重要である。検出の実効性を確保するためには、側面衝撃検出のために2 つ以上のセンサを使用することが合理的である。多数の加速度計を使用すること によって、意図しないのにエアバッグが膨脹することを避けることができ、しか も保護装置を必要とする全ての側面衝突に対してエアバッグが膨脹することを保 証する。たとえば、少なくとも2つの加速度計からの同時の電気信号がなければ エアバッグが膨脹しないようにして、検出装置を実現できる。したがって、1つ の加速度計に衝撃を直接加える小さな衝突では、エアバッグは膨脹しない。しか し、側面ドアが直接にぶつかることはないが、それでもエアバッグが膨脹するこ とが望ましいとすると、電気機械式加速度計は、直接の側面ドアでの衝突で発生 されたパルスに加えて、衝突によって側面ドアに伝えられた遅延させられ引き伸 ばされたパルスを検出する性能を持たなければならない。直接でない側面衝突の 場合に同時に電気信号を発生するために、電気機械式加速度計は、それらのより 長い、引き伸ばされたパルスに対して一層感度が高くなければならず、かつより 長い接触ドエル(dwell)時間を持たなければならない。 感度をさらに高くするために、加速度計は、安全にするレベル(safing level) と弁別レベル(discriminating level)とを含むことが望ましい。前面衝突検出の ためには、客室(passenger compartment)内に配置された速度型低バイアス加速 度計が、安全目的のために用いられる。しかし、側面衝突では、客室内の衝突パ ルスは、加速度計がトリガすうことを求められる時に十分なデータを提供しない 。したがって、側面衝突検出装置に客室安全センサを使用することは困難である 。それぞれが安全性能および弁別性能を有する多数の加速度計を戦略的に用いる ことによって、意図しない膨脹を避けることができ、しかも信頼性を確保できる 。また、安全電気信号の開始のためのより低いしきい値が、直接でない側面衝突 からの検出パルス波のために提供される。少なくとも安全電気信号と弁別電気信 号とを同時に受けた時のみエアバッグが膨脹するようにして、側面衝突装置を構 成できる。 図1に示すように、本発明は、乗物14内に装備されているエアバッグなどの 、少なくとも1つの安全装置12を選択的に作動させるために用いられる、側面 衝突を検出できる電気機械式加速度計10に関するものである。図2に示すよう に、少なくとも1つの加速度計10が、各側面ドアパネルと各側面ドアビームご とに戦略的に配置されている。安全装置12は、たとえば、側面ドアビーム内、 乗員座席背もたれ内、またはその他の適切な任意の場所に格納できる。所定のし きい値より高い横方向加速度を加速度計が検出すると、安全装置12が展開して 、内部に入ってきた側面ドアパネルに乗物の乗員が接触するようになることを阻 止す る。後でもっと詳しく説明するように、電気機械式加速度計10は、シリンダ内 の減衰ボールの実施態様(damped ball-in-cylinder embodiment)またはトラック 上の減衰されないボールの実施態様(non-damped ball-on-track embodiment)を 有することができる。 シリンダ内の減衰ボールの実施態様が、図3、図4および図5に示される。と くに、電気機械式加速度計10は、アクチュエータ組立体18を内部のスイッチ 機構20に対して作用的な関係に維持するために構成されている外部中空ハウジ ング16を有する。後でより詳しく議論するように、第1のアクチュエータ配置 、第2のアクチュエータ配置および第3のアクチュエータ配置の間で選択的に動 作するアクチュエータ組立体18と、第1のスイッチ配置、第2のスイッチ配置 および第3のスイッチ配置の間で選択的に動作するスイッチ機構20とは、アク チュエータ組立体18が第2のアクチュエータ配置または第3のアクチュエータ 配置にあり、かつ、スイッチ機構20が第2のスイッチ配置または第3のスイッ チ配置にある時に、協働して外部電源(図示せず)からの電気信号を供給して少 なくとも1つの安全装置12を作動させる。 アクチュエータ組立体18は、アクチュエータダンピング機構24とアクチュ エータ調整機構26を納めるほぼ筒状の部材22と、アクチュエータ28とを備 えている。アクチュエータ28は、第1の位置にあるときに、第1の位置と第2 の位置と第3の位置との間で、アクチュエータダンピング機構24とアクチュエ ータ調整機構26とに対して作用的な関係で動くことができる。ほぼ筒状の部材 22は、アクチュエータダンピング機構24をその内部に保持するためにほぼ環 状のくぼみ32がそこに形成されている内端部30と、アクチュエータ調整機構 26をその内部に保持するためにそこにほぼ円筒状の通路(channel)36が形成 されている外端部30とを含む。アクチュエータダンピング機構24は、ほぼ筒 状の部材22の内端部30のほぼ環状のくぼみ32内にきつく配置されているほ ぼ環状のダンピング部材38を含む。ほぼ筒状の部材22には、アクチュエータ 28が第1の位置にある時に、アクチュエータ28の少なくとも一部をその内部 で受けるためのほぼ環状のダンピングアパーチャ40がそこに形成されている。 アクチュエータ調整機構26は、凹形の座44を含むアクチュエータ座部材42 を有するストッパーであることが好ましい。アクチュエータ座部材42は、アク チュエータ28が第1の位置にある時にアクチュエータ28に係合し、かつ、第 1の位置から第2の位置まで、および第2の位置から第3の位置までのアクチュ エータ28の移動距離を調整して、作動時間すなわち衝突と安全装置12の起動 との間の時間を、乗物14に加えられる任意のあるG力に対して制御するために ほぼ円筒状の通路36内で長手方向に調整できるようにするために、配置されて いる。アクチュエータ28は、ほぼ環状のダンピングアパーチャ40内でのアク チュエータ28の振動や横方向の動きを最小にするために、ほぼ環状のダンピン グアパーチャ40の直径にほぼ等しい直径を持つほぼ球状の部材46を含む。 スイッチ組立体20は、外部中空ハウジング16内に配置されているスイッチ 装着ブラケット54によって相互に相対的に作動位置に保持されている第1の可 撓性導電スイッチ素子48と第2の可撓性導電スイッチ素子50と第3の可撓性 導電スイッチ素子52とを有する。第1の位置と第2の位置と第3の位置の間を 動くことができる第1の可撓性導電スイッチ素子48は、スイッチ装着ブラケッ ト54によって作動位置に保持され外部電源(図示せず)に電気的に接続されて いる第1のほぼ水平な近端導電部56と、スイッチ装着ブラケット54とアクチ ュエータ28との間を延長して、弧状すなわち凹形の接触要素62が縦続するカ ム接触部60で終端する第1のほぼまっすぐな可撓性のほぼ垂直な末端導電部5 8とを有する。第1のほぼまっすぐな可撓性のほぼ垂直な末端導電部58は、第 1の位置と第2の位置の間で、アクチュエータ28を物理的に案内する。 第1の位置と第2の位置と第3の位置との間を動くことができる第2の可撓性 導電スイッチ素子50は、スイッチ装着ブラケット54によって作動関係で保持 され外部電源(図示せず)に電気的に接続されている第2のほぼ水平な近端導電 部64と、第1の可撓性導電スイッチ素子48の弧状すなわち凹状の接触要素6 2とアクチュエータ組立体18とが第1の位置にある時に、接触要素62とアク チュエータ組立体18に対して隔てられた関係で配置されて開回路を形成する、 第2のほぼまっすぐで可撓性のほぼ垂直な末端導電部70とを有する。第2のほ ぼまっすぐで可撓性のほぼ垂直な末端導電部70の端部72が、ハウジング16 の内部に形成されている第1のストップすなわちリミット74に係合している。 第3の可撓性導電スイッチ素子52は、スイッチ装着ブラケット54によって作 動関係で保持され外部電源(図示せず)に電気的に接続されている第3のほぼ水 平な近端導電部76と、第2のほぼまっすぐで可撓性のほぼ垂直な末端導電部7 0に対して隔てられた関係で通常は配置されている、弧状すなわち凸形の接触要 素80を含む第3のほぼまっすぐで可撓性のほぼ垂直な末端導電部78とを有す る。第3のほぼまっすぐで可撓性のほぼ垂直な末端導電部78の端部82は、ほ ぼ筒状の部材22の内端部30に形成されている第2のストップすなわちリミッ ト84に係合している。 図3に示すように、第1の可撓性導電スイッチ素子48の第1のほぼまっすぐ な可撓性のほぼ垂直な末端導電部58のカム接触部60は、通常時、アクチュエ ータ28を、アクチュエータ調整機構26またはアクチュエータ座部材42の凹 形座44に対して偏倚させてアクチュエータ28を第1の位置に維持する。図4 に示すように、アクチュエータ28と第1の可撓性導電スイッチ素子48とのお のおのが第2の位置にある時に、第1の可撓性導電スイッチ素子48の第1のほ ぼまっすぐな可撓性のほぼ垂直な末端導電部60のほぼ弧状すなわち凹形の接触 要素62が、第2可撓性導電スイッチ素子50のほぼまっすぐで可撓性のほぼ垂 直な末端導電部70に係合して、電気回路を閉結する。 図5に示すように、アクチュエータ28と第1の可撓性導電スイッチ素子48 とのおのおのが第3の位置にある時に、第1のほぼまっすぐな可撓性のほぼ垂直 な末端導電部60のほぼ弧状すなわち凹形の接触要素62と、第2の可撓性導電 スイッチ素子50のほぼまっすぐで可撓性のほぼ垂直な末端導電部70とが、第 3の可撓性導電スイッチ素子52のほぼ弧状すなわち凸形の接触要素80に係合 して、電気回路を閉結する。 先に述べたように、アクチュエータ28は、通常、第1の可撓性導電スイッチ 素子48によって第1の位置に偏倚させられ、第2の可撓性導電スイッチ素子5 0は第1のストップすなわちリミット74に係合しており、第3の可撓性導電ス イッチ素子51は第2のストップすなわちリミット84に係合している。そのよ うに配置されると、電気機械式加速度計10は第1の配置にあって、アクチュエ ータ組立体18は第1のアクチュエータ配置にあり、スイッチ機構20は第1の スイッチ配置にある。第1の位置にある時の、アクチュエータ組立体18のほぼ 筒状の部材22内のアクチュエータ28の位置は、アクチュエータ調整機構26 をほぼ筒状の部材22に対して長手方向に調整することによって設定される。 ほぼ筒状の部材22の内端部30と外部中空ハウジング16とは、それらの間 に、ダンピングアパーチャ40の直径より長い直径のアクチュエータ室75と、 アクチュエータ保持部材すなわちアクチュエータ保持肩77を協働して形成して 、第2の位置および第3の位置にある時にアクチュエータ28に係合してアクチ ュエータをそれの内部に保持する。 7Gなどの第1の所定のしきい値レベルを超える横方向加速度G力を電気機械 式加速度計10が検出すると、その結果発生された減速度に起因する力がアクチ ュエータ28を第1の位置から第2の位置まで動かして第1の可撓性導電スイッ チ素子48を第2の位置へ動かし、図4に示すように、第2の可撓性導電スイッ チ素子50に接触させる。アクチュエータ28が第1の位置(図3)からほぼ環 状のダンピングアパーチャ40またはほぼ筒状の部材22の外側の第2の位置( 図4)まで動くと、カム接触部60と第1の可撓性導電スイッチ素子48の弧状 すなわち凹形の接触要素62とがアクチュエータ28を保持肩77に対して案内 する。保持肩77および第1の可撓性導電スイッチ素子48によるアクチュエー タ室75内でのアクチュエータ28の保持は、ドエル時間すなわち高いG力の衝 突中に電気回路が閉結している時間を長くする。この長くされたドエル時間によ ってより強い電流を発生できて、高いG力の衝突中に電気機械式加速度計10を 一層信頼できるようにできる。そのように配置されると、電気機械式加速度計1 0は第2の配置になって、アクチュエータ組立体18は第2のアクチュエータ配 置になり、スイッチ組立体20は第2のスイッチ配置になり、第1のほぼ水平な 近端導電部56および第2のほぼ水平な近端導電部64が電源(図示せず)に接 続されて電気回路を閉結する。 乗物14が衝突に巻き込まれて12Gなどの第2の所定のしきい値レベルを超 える減速度G力を受ける結果となると、結果としての減速度に起因する力のため に、アクチュエータ28は第1の位置から第3の位置へ動かされて、第1の可撓 性導電スイッチ素子48と第2の可撓性導電スイッチ素子50とをそれぞれの第 3の位置へ動かし、図5に示すように、第3の可撓性導電スイッチ素子52に接 触させる。アクチュエータ28が第1の位置(図3)から、ほぼ環状のダンピン グアパーチャ40またはほぼ筒状の部材22の外部の第3の位置(図5)へ動く と、カム接触部60と弧状すなわち凹形の接触要素62とがアクチュエータ28 を保持肩77に対して案内する。保持肩77および第1の可撓性スイッチ素子4 8によるアクチュエータ室75内でのアクチュエータ28の保持は、ドエル時間 すなわち高いG力の衝突中に電気回路が完結している時間を長くする。この長く されたドエル時間によってより強い電流を発生できて、高いG力の衝突中に電気 機械式加速度計10をより信頼できるようにする結果がもたらされる。そのよう に配置されると、電気機械式加速度計10は第3の配置になって、アクチュエー タ組立体18は第3のアクチュエータ配置になり、スイッチ機構20は第3のス イッチ配置になり、第2のほぼ水平な近端導電部64および第3のほぼ水平な近 端導電部76とが電源(図示せず)に接続されてもう一つの電気回路を閉結する 。 この改良された幾何学的構成によって、シリンダー内の減衰ボールによる電気 機械式加速度計は、1.0msのドエル時間を得ることができる先行技術の加速 度計と比較して、5.0msのパルスに応答して300Gで5.0msの最小ド エル時間を得ることができる。 トラック上の非減衰ボールの実施態様が図6、図7および図8に示されている 。シリンダー内の減衰ボールの実施態様とトラック上の非減衰ボールの実施態様 との間の相違点は、アクチュエータダンピング機構24とアクチュエータ調整機 構26を含んでいるほぼ筒状の部材22がトラック案内部90によって置き換え られていることである。他の全ての面では、2つの実施態様の基本的な機能は同 じである。 さらに詳しくいえば、トラック上の非減衰ボールの電気機械式加速度計10の 実施態様は、アクチュエータ組立体18をそれのスイッチ機構20に対して内部 で動作関係に維持するために構成された外部中空ハウジング16を有する。後で 一層詳しく説明するように、第1のアクチュエータ配置と第2のアクチュエータ 配置と第3のアクチュエータ配置とで選択的に動作するアクチュエータ組立体1 8と、第1のスイッチ配置と第2のスイッチ配置と第3のスイッチ配置とで選択 的に動作するスイッチ機構20とは、アクチュエータ組立体18が第2のアクチ ュエータ配置または第3のアクチュエータ配置にあり、かつスイッチ機構20が 第2のスイッチ配置または第3のスイッチ配置にある時に、協働して、電気信号 を外部電源(図示せず)から供給して少なくとも1つの安全装置12を起動させ る。 アクチュエータ組立体18は、第1の位置と第2の位置と第3の位置の間を動 くことができるアクチュエータ28と、内端部93を有するボデー92を含むト ラック案内部90とを備えている。内端部93には、アクチュエータ28が第1 の位置から第2の位置および第3の位置へ動く時にアクチュエータ28を案内す るトラック96を内部に保持するために、くぼみ94が形成されている。トラッ ク96は、第1の位置にあるアクチュエータ28に係合するために配置されてい るほぼ垂直な座98と、第2の位置にあるアクチュエータ28の少なくとも一部 を受けるためのほぼ環状の移動アパーチャ99とを含む。トラック96の長さは 第1の位置から第2の位置までおよび第1の位置から第3の位置までのアクチュ エータ28の移動距離を調整して、作動時間すなわち衝突と安全装置12の起動 との間の時間を、乗物14に加えられるいかなる特定のG力に対して制御するた めに、くぼみ94の中で長手方向に変えることができる。シリンダー内の減衰ボ ールの実施態様と同様に、アクチュエータ28は、ほぼ環状の移動アパーチャ9 9内でのアクチュエータ28の振動や横方向の動きを最小にするために、ほぼ環 状の移動アパーチャ99の直径にほぼ等しい直径を持つほぼ球状の部材46を含 む。 スイッチ組立体20は、外部中空ハウジング16内に配置されているスイッチ 装着ブラケット54によって相互にそれぞれ動作位置に保持されている第1の可 撓性導電スイッチ素子48と、第2の可撓性導電スイッチ素子50と、第3の可 撓性導電スイッチ素子52とを有する。第1の位置と第2の位置と第3の位置と の間を動くことができる第1の可撓性導電スイッチ素子48は、スイッチ装着ブ ラケット54によって動作位置に保持され外部電源(図示せず)に電気的に接続 されている第1のほぼ水平な近端導電部56と、スイッチ装着ブラケット54と アクチュエータ28との間を延長して、弧状すなわち凹形接触素子62が続くカ ム接触部60に終端する第1のほぼまっすぐな可撓性のほぼ垂直の末端導電部5 8とを有する。第1のほぼまっすぐな可撓性のほぼ垂直の末端導電部58は、ア クチュエータ28を第1の位置と第2の位置との間でトラック96に沿って物理 的に導く。 第1の位置と第2の位置と第3の位置との間を動くことができる第2の可撓性 導電スイッチ素子50は、スイッチ装着ブラケット54によって動作関係に保持 され外部電源(図示せず)に電気的に接続されている第2のほぼ水平な近端導電 部64と、第1の位置と第2の位置と第3の位置との間を動くことができ、第1 の可撓性導電スイッチ素子48の弧状すなわち凹形接触素子62とアクチュエー タ28とのおのおのが第1の位置にある時に、第1の可撓性導電スイッチ素子4 8の弧状すなわち凹形接触素子62とアクチュエータ28とに対して隔てられた 関係で配置されている第2のほぼまっすぐな可撓性のほぼ垂直の末端導電部70 とを有する。第2のほぼまっすぐな可撓性のほぼ垂直の末端導電部70の端部7 2は、トラック案内機構90のボデー92の内端部93に形成されている第1の ストップすなわちリミット100に係合する。 第3の可撓性導電スイッチ素子52は、スイッチ装着ブラケット54によって 動作関係に保持され外部電源(図示せず)に電気的に接続されている第3のほぼ 水平な近端導電部76と、第2のほぼまっすぐな可撓性のほぼ垂直の末端導電部 70に対して隔てられた関係で通常は配置されている弧状すなわち凸形接触素子 80を含む第3のほぼまっすぐな可撓性のほぼ垂直の末端導電部78とを有する 。第3のほぼまっすぐな可撓性のほぼ垂直の末端導電部78の端部82は、トラ ック案内機構90のボデー92の内端部93に形成されている第2のストップす なわちリミット103に係合する。 図6に示すように、第1の可撓性導電スイッチ素子48の第1のほぼまっすぐ な可撓性のほぼ垂直な末端導電部58のカム接触部60は、通常時、アクチュエ ータ28をトラック96のほぼ垂直な座98に対して偏倚して、アクチュエータ 28を第1の位置に維持する。図7に示すように、第1の可撓性導電スイッチ素 子48の第1のほぼまっすぐな可撓性のほぼ垂直な末端導電部58のほぼ弧状す なわち凹形接触素子62は、アクチュエータ28と第1の可撓性導電スイッチ素 子48とのおのおのが第2の位置にある時に、第2の可撓性導電スイッチ素子5 0の第2のほぼまっすぐな可撓性のほぼ垂直な末端導電部70に係合して電気回 路を閉結する。 図8に示すように、第1のほぼまっすぐな可撓性のほぼ垂直な末端導電部58 のほぼ弧状すなわち凹形接触素子62と、第2の可撓性導電スイッチ素子50の 第2のほぼまっすぐな可撓性のほぼ垂直な末端導電部70とは、アクチュエータ 28と第1の可撓性導電スイッチ素子48とのおのおのが第3の位置にある時に 、第3の可撓性導電スイッチ素子52のほぼ弧状すなわち凸形接触素子80に係 合して電気回路を閉結する。 先に述べたように、アクチュエータ28は、通常時、第1の可撓性導電スイッ チ素子48によって第1の位置に偏倚させられ、第2の可撓性導電スイッチ素子 52は第1のストップすなわちリミット100に係合しており、第3の可撓性導 電スイッチ素子51は第2のストップすなわちリミット103に係合している。 そのように配置されると、電気機械式加速度計10は第1の配置にあって、アク チュエータ28は第1のアクチュエータ配置にあり、スイッチ組立体20は第1 のスイッチ配置にある。第1の位置にある時には、アクチュエータ組立体18の トラック96上のアクチュエータ28の位置は、トラック96の長さに依存する 。 トラック案内機構90のボデー92の内端部93と外部中空ハウジング16と は、それらの間に、ほぼ環状の移動アパーチャ99の直径よりも大きい直径を有 する作動室75を協働して形成する。第1のストップすなわちリミット100は 、第2の位置および第3の位置にある時にアクチュエータ28を受け入れてその 時に作動室75内にアクチュエータ28を保持する保持肩104として機能する 。 7Gなどの第1の所定のしきい値レベルを超える横方向加速度G力を電気機械 式加速度計10が検出すると、その結果発生された減速度に起因する力がアクチ ュエータ28を第1の位置から第2の位置まで動かして、第1の可撓性導電スイ ッチ素子48の第1のほぼまっすぐな可撓性のほぼ垂直な末端導電部58の凹形 接触素子62の弧を第2の位置へ動かして、図7に示すように、第2の可撓性導 電スイッチ素子50の第2のほぼまっすぐな可撓性のほぼ垂直な末端導電部70 に接触させる。アクチュエータ28が第1の位置(図6)から第2の位置(図 7)まで動くと、カム接触部60と第1の可撓性導電スイッチ素子48の弧状お よび凹形の接触要素62とが、アクチュエータ28を保持肩104に対して案内 する。保持肩104および第1の可撓性導電スイッチ素子48によるアクチュエ ータ室75内でのアクチュエータ28の保持は、ドエル時間すなわち高いG力の 衝突中に電気回路が閉結している時間を増加させる。このようにドエル時間が長 くなるとより強い電流を発生できて、高いG力の衝突中に電気機械式加速度計1 0を一層信頼できるようにできる。そのように配置されると、電気機械式加速度 計10は第2の配置になって、アクチュエータ組立体18は第2のアクチュエー タ配置になり、スイッチ組立体20は第2のスイッチ配置になり、第1のほぼ水 平な近端導電部56および第2のほぼ水平な近端導電部64が電源(図示せず) に接続されて電気回路を閉結する。 乗物14が衝突に巻き込まれてその結果12Gなどの第2の所定のしきい値レ ベルを超える減速度G力となると、結果としての減速度に起因する力のためにア クチュエータ28が第1の位置から第3の位置へ動かされて、第1の可撓性導電 スイッチ素子48および第2の可撓性導電スイッチ素子50をそれぞれの第3の 位置へ動かして、図8に示すように、第3の可撓性導電スイッチ素子52に接触 させる。アクチュエータ28が第1の位置(図6)から第3の位置(図8)へ動 くと、第1の可撓性導電スイッチ素子48のカム接触部60と弧状および凹形の 接触要素62が、アクチュエータ28を保持肩104に対して案内する。保持肩 104と第1の可撓性スイッチ素子48とによる作動室75内でのアクチュエー タ28の保持は、ドエル時間すなわち高G力の衝突中に電気回路が閉結している 時間を長くする。この長くされたドエル時間は、より強い電流の発生を可能にし 、高G力衝突中に電気機械式加速度計をより信頼できるようにする結果をもたら す。そのように配置されると、電気機械式加速度計10は第3の配置になって、 アクチュエータ組立体18は第3のアクチュエータ配置になり、スイッチ機構2 0は第3のスイッチ配置になり、第2のほぼ水平な近端導電部64および第3の ほぼ水平な近端導電部76とが電源(図示せず)に接続されて別の電気回路を閉 結する。 この改良された幾何学的構成によって、トラック上の非減衰ボールの電気機械 式加速度計は、1.0msのドエル時間を得ることができる先行技術の加速度計 と比較して、5.0msのパルスに応答して300Gで5.0msの最短ドエル 時間を得ることができる。 本発明の二重しきい値の構成は、いずれの実施態様においても、不注意による 衝突または小さな衝突が安全装置12を起動させないようにする、一層識別的な 電気機械式加速度計10を与える。エアバッグなどの安全装置は1回限り使用す る機構であって使用のたびに交換しなければならないために、衝撃の小さい衝突 時に意図しない起動を阻止することは、コストの面で極めて有利なことである。 二重しきい値の設計によって、弁別しきい値レベルすなわち第2の所定のしきい 値レベルを検出した時にのみ安全装置12を起動できる。したがって、ショッピ ングカートや乗物の開かれている側面ドアが電気機械式加速度計10に直接ぶつ かっても、それ自体は安全装置12を展開させない安全電気信号をたかだか発生 するだけである。加えて、二重しきい値の実施態様は、加速度計10の第1の電 気回路および第2の電気回路によって発生した信号の多重使用を可能にする。た とえば、各所定のしきい値レベルにおいて、衝突の力および乗員をどの程度保護 したいかに応じて異なる安全機構を起動できる。さらに、多数の電気機械式加速 度計10を戦略的に配置することによって、弁別電気信号と共に安全電気信号を 検出した時にのみ制御装置(図示せず)が安全装置12を起動するように制御装 置(図示せず)をプログラムできるようにした追加の安全性を得ることができる 。 加速度計の閉鎖ドエル時間を長くすることによって、少なくとも2つの加速度 計10から同時に2つの信号を制御装置(図示せず)が受けられるようにされる 。たとえば、閉鎖ドエル時間を長くすることによって、遅延させられた衝突波パ ルスに応答して第2の加速度計が安全電気信号または弁別電気信号を同時に発生 できるように、第1の加速度計が十分な強さの弁別電気信号を発生できるように する。 統合された側面衝突検出装置のためには、乗物14の各側面に3つの電気機械 式加速度計10が戦略的に配置されている。各加速度計10は乗物の金属板外皮 のすぐ内側に装着され、ビームすなわち支持部材に取り付けられている。3つの 加速度計は並列に結線されている。エアバッグ12を膨脹させるために、少なく とも1つの安全信号と1つの弁別信号とが制御装置(図示せず)によって同時に 受けられなければならない。 電気機械式加速度計10の部品は、最少量の部品を提供するインサート成形さ れる。先行技術におけるのとは異なって、中空ハウジング16は加速度計10の 統合された部品であって、衝突時にアクチュエータ24を受けるための空所を提 供する。図6のトラック上のボールの実施態様は、プラスチック製の中空ハウジ ング16を有するという付加的な利点を有する。導電スイッチ素子およびアクチ ュエータを除いて加速度計を主としてプラスチックから製作できることによって 、この加速度計は製作が容易にされ、かつ安価に製作できる。図3のシリンダ内 ボール型の加速度計10を確実に気密封じするために、接点とプラスチックの両 方に付着する接合物質で金属部品を最初に被覆する。接点とプラスチックは異な る熱膨張率を有することが知られており、したがって、それらが処理されなけれ ば、温度が変化するとそれらは分離することがあり、その結果として気密が破れ ることになる。 開示された発明のその他の重要な特徴は、コンタクトブレード端子の特殊な材 料および特殊な形状である。コンタクトブレード端子は、バイメタルであるから 、おのおのを出力端子(図示せず)上にクリンプ(けん縮)することができる。 この付加的な特徴によって、コンタクトブレード端子を出力端子32に接続する ための接続用銅線機構の必要性が小さくされる。そうすることによって、これは 付加的な接続の必要性を減少させ、電気的故障の可能性を減少させる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 中空ハウジング(16)とスイッチ機構(20)とを備える電気機械 式加速度計(10)であって、前記中空ハウジング(16)には、アクチュエー タ(28)を選択的に受けるために形成されたアパーチャ(40)を有するほぼ 筒状の部材(22)と、前記中空ハウジングおよび前記ほぼ筒状の部材によって 協働して形成された室(75)とを含むアクチュエータ組立体(18)が組み立 てられ、前記アクチュエータが、第1のアクチュエータ配置にある時に前記ハウ ジング内に少なくとも部分的に配置され、かつ第2のアクチュエータ配置および 第3のアクチュエータ配置にある時に前記室内に配置されるように、前記アクチ ュエータ組立体は第1のアクチュエータ配置と第2のアクチュエータ配置と第3 のアクチュエータ配置との間で選択的に動作でき、前記スイッチ組立体(20) は、第1の位置と第2の位置と第3の位置との間で動くことができて前記第1の 位置にある時に前記アクチュエータに係合するために配置されている第1の導電 スイッチ素子(48)と、第1の位置と第2の位置と第3の位置との間で動くこ とができて、前記第1の位置にある時に前記アクチュエータ組立体および前記導 電スイッチ素子とに対して隔てられた関係で配置され、第1の所定のしきい値レ ベルより大きい横方向加速度力が電気機械式加速度計に加えられると、前記第2 の位置で、前記第1の導電スイッチ素子に係合して前記第1の電気回路を閉じる ために配置されている第2の導電スイッチ素子(50)と、第1の位置と第2の 位置との間で動くことができて、前記第1の位置にある時に第2の導電スイッチ 素子に対して隔てられた関係で配置され、かつ第2の所定のしきい値レベルより 大きい横方向加速度力が電気機械式加速度計に加えられると、前記第2の位置で 、前記第2の導電スイッチ素子に係合して前記第2の電気回路を閉じるために配 置されている第3の導電スイッチ素子(52)とを含む、電気機械式加速度計( 10)。 2. 前記ほぼ筒状の部材(22)には、アクチュエータダンピング機構( 24)を備えている前記アクチュエータ組立体(18)を納めるためのくぼみ( 32)が形成され、前記アクチュエータダンピング機構(24)には、前記第1 の位置にある時に前記アクチュエータ(28)を作用的に保持するために前記 アパーチャ(40)が貫通形成されている、請求の範囲第1項に記載の電気機械 式加速度計(10)。 3. 前記アクチュエータ組立体(18)が、前記アクチュエータ(28) が前記第1の位置にある時に前記ほぼ筒状の部材(22)の内部での前記アクチ ュエータ(28)の位置を長手方向に調整するアクチュエータ調整機構(26) をさらに備える請求の範囲第2項に記載の電気機械式加速度計(10)。 4. 前記アクチュエータ(28)が、前記アパーチャ内の前記アクチュエ ータ(28)の振動または横方向の動きを最小にするために、前記アパーチャ( 40)の直径にほぼ等しい直径を持ち、かつ第1の位置と第2の位置と第3の位 置との間で動くことができるほぼ球状の部材を備える請求の範囲第1項に記載の 電気機械式加速度計(10)。 5. 前記ほぼ筒状の部材(22)が、前記アクチュエータダンピング機構 (24)を内部に保持するための前記くぼみ(32)が形成されている内端部( 30)と、前記アクチュエータ調整機構(26)を内部に保持するためにほぼ円 筒形の通路(36)が形成されている外端部(34)とを備える請求の範囲第2 項に記載の電気機械式加速度計(10)。 6. 前記アクチュエータダンピング機構(24)が、前記ほぼ筒状の部材 (22)の前記内端部(30)の前記くぼみ(32)内にきつく配置されている ほぼ環状のダンピング部材(38)を備える請求の範囲第5項に記載の電気機械 式加速度計(10)。 7. 前記アクチュエータ調整機構(26)が、前記第1の位置にある時に 前記アクチュエータ(28)に係合するアクチュエータ座部材(42)を備える 請求の範囲第3項に記載の電気機械式加速度計(10)。 8. アクチュエータ座部材が、前記第1の位置にある時にアクチュエータ (28)に係合する凹座(44)を含む請求の範囲第7項に記載の電気機械式加 速度計(10)。 9. 前記室(75)が、前記ほぼ筒状の部材(22)の前記アパーチャ( 40)の直径より大きい直径を有する請求の範囲第1項に記載の電気機械式加速 度計(10)。 10. 前記アクチュエータが前記第2の位置および前記第3の位置にある 時は、前記ほぼ筒状の部材(22)の前記アパーチャ(40)の長手軸が前記ア クチュエータ(28)の中心から外される請求の範囲第9項に記載の電気機械式 加速度計(10)。
JP52998998A 1996-12-31 1997-11-13 電気機械式加速度計 Ceased JP2001526775A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US777,865 1991-10-16
US08/777,865 US5756948A (en) 1996-12-31 1996-12-31 Side-impact electro-mechanical accelerometer to actuate a vehicular safety device
PCT/US1997/020562 WO1998029888A1 (en) 1996-12-31 1997-11-13 Electro-mechanical accelerometer

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001526775A true JP2001526775A (ja) 2001-12-18

Family

ID=25111549

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP52998998A Ceased JP2001526775A (ja) 1996-12-31 1997-11-13 電気機械式加速度計

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5756948A (ja)
JP (1) JP2001526775A (ja)
DE (1) DE19782221T1 (ja)
GB (1) GB2334148B (ja)
WO (1) WO1998029888A1 (ja)

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3191724B2 (ja) * 1997-04-25 2001-07-23 株式会社デンソー チャタリング防止接点構造を用いた衝突検知装置
DE19744085A1 (de) * 1997-10-06 1999-04-08 Bosch Gmbh Robert Anordnung zum Erzeugen eines Auslösesignals für eine Sicherheitseinrichtung in einem Fahrzeug
JP4081945B2 (ja) * 1999-11-24 2008-04-30 株式会社デンソー 車両用電気機械式衝撃検出装置
DE10016142B4 (de) * 2000-03-31 2010-01-21 Volkswagen Ag Auslöseschalter für ein Personenschutzsystem
DE10039755B4 (de) * 2000-08-16 2014-02-13 Volkswagen Ag Verfahren zur Auslösung einer Personenschutzsystemkomponente, Auslösevorrichtung für ein Personenschutzsystem sowie Personenschutzsystem
US6553295B1 (en) * 2000-10-24 2003-04-22 Ford Global Technologies, Inc. System for sensing a side impact collision
DE10103047C1 (de) * 2001-01-24 2002-07-25 Bosch Gmbh Robert Vorrichtung zur Seitenaufprallsensierung in einem Fahrzeug
DE20115659U1 (de) * 2001-09-24 2002-02-14 Trw Automotive Electron & Comp Gehäuse für ein elektronisches Steuergerät in Fahrzeugen
US20040174006A1 (en) * 2001-11-05 2004-09-09 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Acceleration detector and passive safety device
US6793034B2 (en) * 2002-01-18 2004-09-21 Ford Global Technologies, Llc Wheel-end and center axle disconnects for an electric or HEV
JP4245121B2 (ja) * 2002-07-03 2009-03-25 三菱電機株式会社 加速度検知装置
DE102004029817A1 (de) * 2004-06-19 2006-01-05 Robert Bosch Gmbh Sicherheitssystem für Fahrzeuginsassen
JP2006315525A (ja) * 2005-05-12 2006-11-24 Denso Corp 衝突検知用圧力センサ
US7677080B2 (en) * 2006-02-02 2010-03-16 Ford Global Technologies, Llc Dual mode contact sensor for automotive vehicle
US8527151B2 (en) * 2009-12-07 2013-09-03 Ford Global Technologies, Llc Side impact safety system with blind-spot detection radar data fusion
US8242392B1 (en) 2011-11-01 2012-08-14 John Ondracek Multi-directional momentum-change sensor and methods of use
TWI564563B (zh) * 2015-03-11 2017-01-01 Zhi- Huang Multi-directional sensor

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3439137A (en) * 1967-08-18 1969-04-15 Motorola Inc Acceleration-actuated switch
DE3805161A1 (de) * 1988-01-20 1989-08-03 Schmidt Feinmech Verfahren zum messen einer beschleunigung, beschleunigungssensor und verfahren zu dessen herstellung
JPH0277654A (ja) * 1988-09-14 1990-03-16 Nippon Seiko Kk 衝撃センサ
US5231253A (en) * 1989-02-23 1993-07-27 Automotive Technologies, International Side impact sensors
US5031931A (en) * 1989-12-06 1991-07-16 Breed Automotive Corporation Velocity change sensor with spring bias
US5005861A (en) * 1989-10-19 1991-04-09 Breed Automotive Technology, Inc. Velocity change sensor with double pole sensor
US5098122A (en) * 1989-12-06 1992-03-24 Breed Automotive Velocity change sensor with improved spring bias
US5237134A (en) * 1989-12-06 1993-08-17 Breed Automotive Technology, Inc. Gas damped crash sensor
US5053588A (en) * 1990-02-20 1991-10-01 Trw Technar Inc. Calibratable crash sensor
US5012050A (en) * 1990-02-23 1991-04-30 Siemens Automotive Limited Dual pole switch assembly for an inertia actuated switch
US5010217A (en) * 1990-02-26 1991-04-23 Siemens Automotive Limited Inertia switch mounting housing
KR950011297B1 (ko) * 1990-07-16 1995-09-30 센서 테크놀로지 가부시까기이샤 충돌센서
US5059751A (en) * 1990-08-27 1991-10-22 Siemens Automotive Limited Combination arming/discriminating inertia switch
DE4218867A1 (de) * 1991-06-11 1992-12-17 Breed Automotive Tech Geschwindigkeitswechsel-sensor mit einem zylindrischen magneten
US5178410A (en) * 1991-06-14 1993-01-12 Breed Automotive Technology, Inc. Velocity change sensor with lateral shock absorber
DE4140691A1 (de) * 1991-12-10 1993-06-17 Trw Repa Gmbh Fahrzeugsensitiver mechanischer kontaktgeber
US5393944A (en) * 1994-05-16 1995-02-28 Trw Technar Inc. Deceleration switch with a switch base supporting a flexible oscillating one piece plastic mass unit

Also Published As

Publication number Publication date
GB2334148B (en) 2001-01-10
US5756948A (en) 1998-05-26
DE19782221T1 (de) 2000-01-05
GB2334148A (en) 1999-08-11
GB9913120D0 (en) 1999-08-04
WO1998029888A1 (en) 1998-07-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001526775A (ja) 電気機械式加速度計
US4284863A (en) Velocity change sensor
US4900880A (en) Gas damped crash sensor
US7025379B2 (en) Side impact sensor systems
JPH11147447A (ja) 車両搭乗者保護方法及び同方法を実施する装置
KR100524259B1 (ko) 어린이 시트를 포함하는 차량용 승객 보호 시스템
CA2027927C (en) Velocity change sensor with spring bias
WO1993001605A1 (en) Improved spring mass passenger compartment crash sensors
GB2252206A (en) Crash sensor
US5845730A (en) Electro-mechanical accelerometer to actuate a vehicular safety device
GB2249871A (en) Accelerometers for motor vehicles.
US5322325A (en) Safing velocity change sensor
GB2255535A (en) Vehicle impact sensor arrangement
GB2236619A (en) Velocity change sensors
KR100391213B1 (ko) 자동차용 에어백
US5454590A (en) Vehicle impact sensor arrangement
KR940007463Y1 (ko) 자동차용 에어 백 센서
KR20020052295A (ko) 차량용 루프에어백 장치
GB2236622A (en) Velocity change sensors
KR200152246Y1 (ko) 차량용 리어시트의 에어백 장착구조
KR200141825Y1 (ko) 차량용 에어백의 가스폭발 센서스위치구조
KR100526148B1 (ko) 차량 시트의 보텀에 설치된 사이드 에어백 시스템
KR19990021387U (ko) 에어백 시스템의 안전 센서
KR200269514Y1 (ko) 평면 전개형 에어백을 구비한 전면 유리용 탑승자 구속장치
KR200191188Y1 (ko) 에어백의 전개위치 가변장치

Legal Events

Date Code Title Description
A045 Written measure of dismissal of application [lapsed due to lack of payment]

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045

Effective date: 20040127