JP2001505511A - 連続係合しかつ容易に位置記憶する機構を有する座席の軌道 - Google Patents

連続係合しかつ容易に位置記憶する機構を有する座席の軌道

Info

Publication number
JP2001505511A
JP2001505511A JP52603198A JP52603198A JP2001505511A JP 2001505511 A JP2001505511 A JP 2001505511A JP 52603198 A JP52603198 A JP 52603198A JP 52603198 A JP52603198 A JP 52603198A JP 2001505511 A JP2001505511 A JP 2001505511A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
track
trajectory
release
assembly
fixing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP52603198A
Other languages
English (en)
Inventor
ガーリド、パルカル
Original Assignee
メリター オートモティヴ カナダ インコーポレイテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by メリター オートモティヴ カナダ インコーポレイテッド filed Critical メリター オートモティヴ カナダ インコーポレイテッド
Publication of JP2001505511A publication Critical patent/JP2001505511A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/02Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
    • B60N2/04Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable
    • B60N2/12Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable slidable and tiltable
    • B60N2/123Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable slidable and tiltable and provided with memory locks

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 車両座席取り付け組立体(20)は、下側軌道(30)に対して移動する上方軌道(32)上に取り付けられた、固定装置(34)を含む。取付装置は複数の固定爪を含み、これらの固定爪は、上側軌道および座席が下側軌道に対して固定位置に維持されるように下側軌道上の1以上のスロットと係合する。固定装置は、固定装置の係合を解除しかつ座席位置を調節するための第1解除ブラケット(60)を含む。第1解除ブラケット(60)が作動されると、同時に座席位置指示器(90)が移動される。第2解除ブラケット(70)が用いられて固定装置が外される場合には、座席位置指示器は下側軌道に対して固定された状態を維持する。第2解除ブラケット(70)が使用されるときには、位置指示器(90)は、第2解除レバーが作動される直前の位置に座席を自動的に再配置するために働く。固定装置はさらに複数の固定爪を含み、これらの固定爪は、固定装置が固定位置にあるときにはいつでも固定爪の少なくとも1つが下側軌道内の少なくとも1つのスロットと係合するように、下側軌道内のスロットの寸法および間隔に対応する予め選択された寸法および間隔を有して配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】 連続係合しかつ容易に位置記憶する機構を有する座席の軌道 発明の背景 本発明は、概して、シートを車両内に取り付けるための組立体に関する。さら に詳細には、本発明は、所定の状況下でシートの移動前の位置を示すための記憶 ブロックを含むシート取り付け組立体に関する。 シートを車両内に取り付けるためのシートトラック構造物が一般によく知られ ている。シートを車両内で前方および後方に移動または調節するための多くの構 造物が設けられている。 多くの状況において、シートのベースに対して前向きかつ下向きに折りたたま れるように枢動支持された背もたれ部を含むシートを車両内に有することが望ま しい。このような構造は、例えば2ドア車両において、乗客が車両の後座席にお よび後座席からアクセスできるようにするために必要である。また、2ドア車両 内の前座席が前方にスライドして、車両の後座席へのより容易なアクセスを可能 にすることが望ましい。しかし、このような構造を設けることに関する1つの不 利点は、このような構造が、後座席への所望のアクセスが完了された後に前 座席を元の位置に戻すための繰り返される煩雑な調節を必要とし得ることである 。 したがって、車両の後座席に容易にアクセスすることを可能にし、かつシート を元の位置に自動的に戻すことを容易にするシート取り付け組立体を提供するこ とが望ましい。シートトラック組立体における別の一般的な重要事項は、安全性 の理由からシートの確実な位置づけを提供することである。 発明の概要 概して、本発明は、シートベース部を含む車両シート組立体である。背もたれ 部が、ベース部に対して枢動するように枢動支持されている。第1トラックが側 壁を有し、側壁は、間隔をあけて配置されかつ側壁を通る複数の細孔を含む。第 2トラックが、第1トラックに対して移動するように支持されている。ベース部 は第2トラックと共に移動するように第2トラック上に支持されている。ロック 装置が、ロック位置へそしてそのロック位置から移動するように第2トラック上 に支持されている。ロック装置がロック位置にあるとき、第2トラックは第1位 置に対して固定されたままである。第1トラックが車両フレームに固定されてい るため、ロック装置がロック位置にあるときにはシートは車両内に固定されたま まである。 第1解除部材が、背もたれ部の移動に対して移動するように、背もたれ部に作 動的に連結されかつ第2トラック上に移動可能に支持されている。第1解除部材 は係合解除位置に移動可能であり、この係合解除位置において第1解除部材は、 第2トラックと、それによりシートとが第1トラックに対して自由に動くように ロック装置をロック位置から移動させる。シートが固定位置にあるとき、シート 位置指示器が第1トラックの一部と係合している。第1解除部材の動作は位置指 示器に作用しない。したがって、シートが、例えば前方に移動され次いで元の位 置に向かって戻された後、シート位置指示器がシートを移動前の位置に自動的に 位置づける。 第2解除部材が、第2解除部材がロック装置をロック位置から移動させる係合 解除位置に移動するように移動可能に第2トラック上に支持されている。ハンド ルが第2解除部材に動作可能に連結されており、ハンドルは、第2解除部材を係 合解除位置に移動させるように移動することができる。ハンドルおよび第2解除 部材の移動により、シート位置指示器が第1トラックから外される。これは乗員 がシートを好ましい新位置に位置づけることを可能にする。シートが適切に位置 づけられると、位置指示器は第1トラックと再び係合し、それにより好ましい新 シート位置の指標をもたらす。 本発明の他の特徴および利点は、以下の好ましい実施形態の詳細な説明から当 業者に明らかになるであろう。 好ましい実施形態に添付される図面は以下のように説明されることができる。 図面の簡単な説明 図1は、本発明に従って設計されたシートトラック取付組立体を有するシート の概略斜視図である。 図2は、本発明に従って設計されたシートトラック組立体の好ましい実施形態 の斜視図である。 図3は、図2の実施形態の選択された部分の分解斜視図である。 図4は、図2の実施形態の選択された部分の分解斜視図である。 図5は、本発明に従って設計されたロック装置の好ましい実施形態の斜視図で ある。 図6は、図2の線6−6に沿って切断された部分断面図である。 図7は、ロック装置がロック解除位置に移動された図6の実施形態を示す。 図8は、本発明に従って設計されたシート位置指示器の好ましい動作を示す部 分断面図である。 図9は、ロック装置がロック解除位置にある位置における図6の実施形態を示 す。 図10は、本発明に従って設計された位置指示器の好ましい動作を示す部分断 面図である。 図11は、図2の実施形態の前面図である。 図12は、図2の実施形態の外側部を示す部分断面図である。 図13は、本発明のロック装置とシートトラックとの好ましい相互作用を示す 断面図である。 図14は、別の位置における図13の実施形態を示す。 好ましい実施形態の詳細な説明 図1は、車両の座席の組立体20を概略的に示す。座席の組立体は、車両内で 取付組立体24上に取り付けられた、座席の基礎部分22を含む。背もたれの部 分26は、図1に幻影で示されているように、座席の基礎部分22に対し軸回り の回転ができるように回転可能に支持されている。 図2は、取付組立体24を示す。取付組立体24は、座席組立体の車両中央よ り28及び車両外より29に軌道組立体を含んでいる。「内側および外側」の用 語は、本明細書中では明瞭化および説明のために用いられるにすぎず、限定的な ものとみなしてはならない。取付組立体24の各々の側部は、例えば車両のフレ ームに取り付け固定された下側の軌道30を含む。上側の軌道32は、上側の軌 道32が下側の軌道30に対して前方または後方に移動されることができるよう に、下側の軌道30上に受けられている。本明細書中で用いられる「前方および 後方」の用語は、説明のために用いられているにすぎ ず、限定的なものとはみなしてはならない。下側軌道30および上側軌道32の 外形は、上側の軌道32が両軌道の長手方向軸に沿ってのみ移動し、他の方向に は移動しないことを保証する。 取付組立体24の車両中央より側は、上側の軌道32上に支持された固定装置 34を含む。車両外より側は、車両外より側29の上側の軌道32上に支持され た固定装置36を含む。組立体24の車両中央より側の分解斜視図が図3に示さ れている。組立体24の車両外より側29の分解斜視図が図4に示されている。 ハンドル38は、座席に座っている者によって座席の前方から利用されること ができ、座席の位置が調節され得るように固定装置34および36を外すことが できる。ハンドル38は、固定装置34に直接作用するだけであり、以下にさら に詳細に説明するように、ハンドル38を操作すると固定装置36もまた動くよ うに連結バー40が設けられている。 図3〜5を参照する。固定装置34は取付ブラケット50を含む。取付ブラケ ット50は、1組の取付孔51を通って上側の軌道32に固定されている。慣用 のリベットまたは他の締結具を用いて取付ブラケット50を上側の軌道32に固 定することができる。複数の固定用の爪52は、タブ部54を含み、タブ54は 、対応する複数のスロット55によって上側軌道32内に収容されるよう、その 配置及び寸法が定められている。固定解除ブ ラケット56は、固定用の爪52に作用し、タブ部54を、下側の軌道30内の 複数のスロット57との噛み合いから外す。固定用の爪52のタブ54の少なく とも1つが、上側軌道32における適当なスロット55と下側軌道30における スロット57の1つの中に伸びると、上側軌道32が下側軌道30に対する適切 な位置に維持される。スロット57内に収容される位置へ固定用の爪52を付勢 するために、ばね部材58が固定解除ブラケット56上で支持されている。 第1解除ブラケット60は、第1解除ブラケット60上のほぼ平坦な面から離 れる方向に広がるタブ部材62を含む。ブラケット60は、例えば、図5および 6に示された位置に、コイルばね64によって付勢されている。コイルばね64 の一端は、取付ブラケット50上のばね装着部65に作用するように連結されて いる。ばね64の張力は、ピン66を付勢し、そしてそれによりブラケット60 を(図5によれば)時計回りに付勢している。ばね64は、固定解除ブラケット 56、爪52およびばね部材58をも同一の方向に付勢している。 第1解除ブラケット60は、ハンドルバー38を収容するための開口部を有す る長楕円形の環状部68を含む。ハンドルバー38が例えば座席に座っている者 によって操作されると、第1解除ブラケット60がピン66の回りに(例えば図 5および6によれば)反時計回りに回転させられる。また、第1解除ブラケット 60が回転する と、ピン62が固定解除ブラケット56と係合し、ブラケット56を回転させる 。第1解除ブラケット60及び固定解除ブラケット56の回転は、爪52を固定 されていない状態へと動かす。このような固定されていない状態が、例えば図7 に示されている。 タブ部54が下側の軌道30内のいずれのスロット57とも噛み合わない方向 へと、固定用の爪52が移動された場合には、上側の軌道32は、そしてそれ故 に座席は、下側の軌道30に対し相対的に前方または後方に移動されることがで きる。ハンドルバー38が放されると、ばね部材58およびコイルばね64のバ イアスが、固定用の爪52を固定された位置に強制的に戻す。固定された位置で は、少なくとも一つのタブ部54がスロット57の少なくとも1つを介して下側 の軌道30内に収容される。したがって、ハンドルバー38と第1解除ブラケッ ト60とが作用可能に連結しているということは、座席に座っている者に、座席 の位置を調整し得るように、固定装置の固定用の爪を外す1つの方法を提供する ものである。 本発明に従って設計されたシステムは、固定装置34を外すための第2の構造 を含む。第2の解除ブラケット70は、取付ピン72によって取付ブラケット5 0上に軸回りの回転可能に支持されている。第2解除ブラケット70は、トリガ ー部74および留め部76を含む。連結アーム78もまた第2解除ブラケット7 0の一部であ る。連結アーム78は、リンクケーブル80のための連結点を提供する。リンク ケーブル80は、この連結点と反対の側において背もたれ部分26に連結されて いる。例えば図1に幻影で示された折り曲げられた姿勢、すなわち前方の姿勢へ の背もたれ部分26の移動は、リンクケーブル80に連結アーム部78を引っ張 らせる。これにより、第2解除ブラケット70は、ピン72の回りに(図によれ ば)ほぼ反時計回りに回転する。 図9および10において最もよく見られるように、第2解除ブラケット70の 反時計回りの回転は、固定装置34を固定された位置から外す。第2解除ブラケ ット70が反時計回りに回転すると、細長いトリガー部74が、上側軌道32内 のスロット84の端から端へと移動する。留め部76は、固定解除ブラケット5 6上の収容くぼみ82と係合する。それゆえ留め部76は、固定解除ブラケット 56および固定用の爪52をコイルばね64のバイアスに抗して移動させる。ば ね部材58と固定解除ブラケット56との間の連結は、好ましくは、第2解除ブ ラケット70の移動がばね部材58のバイアスに抗してなされることがないよう に、ばね部材58を固定解除ブラケット56と共に回転させるものである。図9 に見ることができるように、固定装置34は、第2解除ブラケット70を用いる ことにより、第1解除ブラケット60を移動させることなく、ロックを解除され ることができる。第1解除ブラケット60と第2解除ブラケット70 の独立した動きは、以下に説明する利点をもたらす。 再び図3を参照する。位置指示器90は、本発明に従って設計されたシステム において重要な利点をもたらす。突出ブロック部分92は、ピン94を滑り可能 に収容する孔を含む。ばね96は、ピン94を下側の軌道30の方へ付勢してい る。レバー98は、位置指示器90において支持されている。レバー98は、位 置指示器90の一部に適当に収容された取付ピン100の回りに回転する。 図7および8を参照する。レバー98と第1解除ブラケット60との相互作用 が示されている。ハンドルバー38が操作され、第1解除ブラケット60がピン 66の回りに回転させられると、解除ブラケット60上の拡張タブ部102がレ バー98のレバー面104と係合する。タブ部102は、上側の軌道32内のス ロット103を貫いて延びている。レバー98は、位置指示器90内に軸回りの 回転可能に取り付けられているので、タブ部102によりレバー面104が動か されると、その動きに対応して、レバー延長部106がレバー面104の移動方 向と反対方向に動く。 レバー延長部106は、ピン94のほぼ円筒状のスリーブ部110の中の開口 部108を貫いて延びている。図8および10に最もよくみられるように、ばね 96は、ブロック部分92内の第1面とスリーブ部110の外面に対して付勢さ れている。第1解除ブラケットがハンド ルバー38の動きによって回転されると、タブ部102がスロット103を貫き 、レバー面104と係合する。このような動きは、レバー延長部106が、ばね 96のバイアスに抗してピン94を押し上げるような、ピン100回りの回転運 動を生じさせる。この動きは、ピン94の第1の端部を下側軌道30にあるスロ ット112から外す。下側の軌道30は、下側の軌道30のかなりの部分に沿っ て、間隔をあけて配置された複数のスロット112を含んでいる。ピン94と溝 孔112との間の係合は、位置指示器90を下側軌道30に対して定められた位 置に保持する。 ハンドルバー38が操作されて第1解除ブラケット60が移動すると、図示し たようにタブ部102がレバー面104と係合する。ピン94の移動は、ピンの 第2の端部を、上側の軌道32上の割り付け孔114と係合する位置に移動させ る。これが行われた場合には、位置指示器90は、割りあてがなされ、上側の軌 道32と共に下側の軌道30に対して移動する。したがって、座席に座った者が 、ハンドル38を操作することにより座席位置を調節しようとする場合は、位置 指示器90が座席と共に移動される。ハンドル38が解放されると、ばね96の バイアスがピン94を戻し、下側の軌道30のスロット112の1つと係合させ る。この時点で、位置指示器90が下側の軌道30に割りあてられる。 多くの状況において、座席20を現在の位置から移動 させ、その後まもなく座席20を同一の位置に戻すことが望まれる。これは特に 、車両の後の座席へのアクセスを可能にするために何らかの方法で前座席が移動 または調節されなければならない2ドア車両にあてはまる。本発明に従って設計 されたシステムでは、背もたれの部分26が、好ましくは(例えば図1に幻影で 示されるように)前後に動かされ、そして、基礎部分22を含む座席の全体が車 両内で前方へ動かされる。位置指示器90は、座席が、上記のように移動された 後に、その初期位置に容易に戻されるという重要な利点をもたらす。 図9および10に最もよく見られるように、背もたれの部分の移動は、第2解 除ブラケット70を固定解除ブラケット56と係合させ、固定装置34の固定を 解除する。第2解除ブラケット70は、第1解除ブラケット60から独立してい るので、タブ部102はレバー面104と係合しない。このことは、例えば図9 に示されている。したがって、位置指示器90は、下側の軌道30において割り 付けられた位置に固定されたままである。しかし、固定装置34は外されており 、また、上側の軌道32が下側の軌道30に対して自由に移動することができる ことから、座席20は、前方に移動されることができる。 座席20が希望どおりに移動されると、次に、座席20はその初期の位置の方 へ戻される。上側の軌道32が下側の軌道30に対して後方に(すなわち図10 の右方 向に)スライドすると、第2解除ブラケット70上のトリガー部74が位置指示 器90上の突出ブロック部分92と係合する。上側の軌道32が下側の軌道30 に対してさらに移動すると、突出ブロック部分92がトリガー部74をほぼ時計 回りの方向に押し、それにより留め部76が収容窪み82から外されるようにな る。そのとき、ばね64は、固定解除部材56を所定位置へ戻すように付勢する 。所定位置とは、ばね部材58が固定用の爪を固定された、すなわち、噛み合っ た状態へと付勢する位置のことである。このように、位置指示器90は、座席2 0がその初期の位置に復帰すると、固定用装置34を固定された状態に戻す。 当業者に理解されるように、第2解除ブラケット70が作動されると、座席2 0は現在の位置から一方向にのみ動くことができる。次に、座席20は、最初の 位置に向けて、逆方向に戻ることができ、位置指示器90は、座席20がその最 初の位置に復帰したときに、固定装置34を再びロックさせる。一方、ハンドル 38と第1解除ブラケット60は、上記したように座席に座った者がハンドルを 使用した場合に、位置指示器90を座席と共に移動させる。 上記の説明では、固定装置34に着目している。固定装置36は、本質的に同 じ方法で動く。固定装置34が固定されていない位置へ移動する度に、それが第 1解除ブラケット60によるものであろうと、第2解除ブラケ ット70によるものであろうと、固定装置36もまたロックを解除される。図1 1及び図12において最もよく見られるように、結合バー40は、取付ブラケッ ト50におけるバー装着部130と固定装置36の取付ブラケットにおけるバー 装着部132との間に延びている。軸回りに回転可能な結合がバー装着部130 及び132二備えられており、これにより、固定装置34における固定解除ブラ ケット56の回転運動が、固定装置36における固定解除ブラケット56の回転 運動によって追従されるようになっている。図3及び図4に見られるように、固 定解除ブラケット56及び取付ブラケット50は、2つの固定装置の間において 、僅かに異なっていることが好ましい。これらの動作は同じである。組立体24 の車両外より側には、第1の解除ブラケット60又は第2の解除ブラケット70 が必要ないことに留意することが重要である。これは、組立体の車両外より側に は位置指示部材がないからである。 本発明にしたがい設計されたシステムの重要な特徴は、固定装置が固定された 位置にあるときは、常に、固定用の爪52の一つが、下側の軌道30にあるスロ ット57の一つと噛み合うことである。図13及び14は、この特徴を示してい る。ハンドルバー38が座席20の位置を調整するために操作されたと仮定する 。ハンドルバー38が開放されると、ばね64及び48が、固定用の爪52を噛 み合った、すなわち固定された状態に強制する。 図13は、下側軌道30におけるスロット57の一つの中に収容された第1の固 定用の爪52aを示している。しかし、固定用の爪52a及び52cは、スロッ ト57の一つと噛み合っていない。ピン94は、未だ、下側軌道30の底部にお けるスロット112の中に収容されていない。座席20がいずれかの方向へ僅か に動くと、固定用の爪52b又は52cのいずれかが下側軌道30の対応するス ロット内に収容されるようになる。同時に、ピン94は、112a又は112b のいずれかの中に収容される。 図14は、座席が僅かに(図によれば)右に動かされた後の図13の実施形態 を示す。図14において、固定用の爪52aは一のスロット57と噛み合い、一 方、固定用の爪52cは他のスロット57と噛み合う。固定用の爪52bは噛み 合っていない。このとき、ピン94は、スロット112bの中に収容され、それ 故に、位置指示器90が下側の軌道30に割りあてられる。固定装置34が図1 4に示すように位置づけられている場合には、座席20は、車両内で固定されて いる。固定用の爪52aは、座席が右方向(図による)に移動することを防止し 、固定用の爪52cは、座席が左方向に移動することを防止する。 固定用の爪52は、特定の構造となるように寸法決めされかつ間隔をあけて配 置されていることが好ましい。同様に、下側軌道30上のスロット57は、特定 の寸法 および位置づけを有することが好ましい。固定用の爪52のタブ部54は、好ま しくは動作寸法または幅Aを有する。スロット57は、好ましくは動作寸法2A の開口部を有する。固定用の爪52の間隔は、好ましくは3Aに等しい。スロッ ト57の開口部の間隔は、好ましくはAである。 タブ部54の寸法、スロット57の寸法、及びそれらの間の間隔の比は、重要 な利点をもたらす。固定装置が、第1の解除ブラケット60又は第2の解除部材 70の作動によって外されていないときは、常に、少なくとも一つの固定用の爪 52が、下側の軌道30のスロット57と噛み合う。このことは、例えば図13 に示されている。少なくとも1つの固定用の爪52を噛み合い状態に有するとい うことは、車両が突然停止され、加速されまたは衝撃を受けた場合にも、座席2 0が固定された位置にあることを保証する。さらに、図13に示された位置から のいずれかの方向へ非常に僅かに(すなわち1/2A)座席20が移動すると、 第2の固定用の爪52が第2のスロット57と直ちに噛み合い、座席20を所定 位置に維持することをより確実にする。 下側の軌道30のスロット112は、スロット57の間隔との関係で割り付け をされていることが好ましい。これは、固定装置が下側軌道30と完全に噛み合 わされている(すなわち、2つの固定用の爪が2つのスロット5と噛み合わされ ている場合)条件下においてのみピン 94がスロット112と噛み合うことを保証するためである。 上記の説明は、本質的に限定的ではなく例示的である。開示された実施形態に 対する、本発明の範囲および精神から逸脱しない変型および変更が当業者に明ら かになるであろう。したがって、本発明の法律の保護範囲は、以下の請求の範囲 を精察することによって決定されることができる。
───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】 選択された寸法および間隔を有して配置されている。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.座席を車両内に取り付けるための組立体であって、 側壁を有する第1軌道であって、間隔をあけて配置されかつ前記側壁を通る複 数のスロットを含み、前記スロットの各々は、第1の動作寸法を有しかつ第1の 距離だけ間隔をあけて配置されている第1軌道と、 前記第1軌道と移動可能に噛み合い係合している第2軌道と、 各々が第2の動作寸法を有し、かつ第1位置と第2位置の間を移動するように 前記第2軌道上に支持されており、かつ第2の距離だけ間隔をあけて配置された 複数の固定用の爪であって、前記第1位置においては、前記第2軌道が前記第1 軌道に対して移動しないように、前記爪が1又はそれ以上の前記スロット内に収 容されるように適合されており、前記第2位置においては、前記第2軌道が自由 に移動する、複数の固定用の爪と を含み、 前記第2寸法及び前記第1寸法の各々、前記第1距離及び前記第2距離、のそ れぞれの間に予め選択された比率があり、 前記固定爪の少なくとも1つは、前記固定用の爪が前記第1位置にあるときに は、常に、前記スロットの少なくとも1つの内部に部分的に収容されている ことを特徴とする組立体。 2.前記第1動作寸法は、前記第2寸法の2倍であり、 前記第2距離は、前記第2動作寸法の3倍であり、 前記第1距離は、前記第1寸法に等しい ことを特徴とする請求項1に記載の組立体。 3.さらに、解除部材と、 前記解除部材に作動可能に連結されたハンドル部材と を含み、 前記ハンドルの選択された移動が、前記解除部材に、前記固定用の爪の前記第 1位置と第2位置との間の移動を行わせる ことを特徴とする請求項1に記載の組立体。 4.さらに、 側壁を有する第3軌道であって、間隔をあけて配置されかつ側壁を通る複数の スロットを含み、前記スロットの各々は、前記第1の動作寸法を有しかつ前記第 1の距離だけ間隔をあけて配置されている第3軌道と、 前記第3軌道と移動可能に噛み合い係合している第4軌道と、 各々が前記第2動作寸法を有し、かつ固定位置と解除位置との間を移動するよ うに前記第4軌道上に支持されており、かつ前記第2距離だけ間隔をあけて配置 された複数の固定用の爪であって、前記固定位置においては、 前記第4軌道が前記第3軌道に対して移動しないように、前記爪が前記第3軌道 上の1又はそれ以上の前記スロット内に収容されるように適合されており、前記 解除位置においては前記第4軌道が自由に移動する、複数の第2の固定用の爪と を含み、 前記固定用の爪が前記固定位置にあるときは、常に、前記複数の第2の固定用 の爪の少なくとも1つが、前記第3軌道内の前記スロットの少なくとも1つの内 部に部分的に収容されている ことを特徴とする請求項3に記載の組立体。 5.さらに、 前記ハンドル部材の前記選択された移動が、前記複数の第2固定用の爪に前記 固定位置と解除位置との間の移動をさせるように、前記解除部材と前記複数の第 2固定爪とを作動可能に連結する連結部材を含む ことを特徴とする請求項4に記載の組立体。 6.さらに、 前記固定用の爪を前記第1位置に付勢する付勢部材と、 前記解除部材の移動に応じて前記爪を前記付勢部材の前記付勢に対して移動さ せる固定解除ブラケットとを含む ことを特徴とする請求項3に記載の組立体。 7.さらに、 前記第1軌道に割り付けられて、前記第2軌道の前記第1軌道に対する望まし い位置を指示する位置指示器を含み、 前記解除部材は、前記ハンドル部材の前記選択された移動およびそれに続く前 記第2軌道の前記第1軌道に対する選択された移動が行われるときに、前記位置 指示器を前記第2軌道と共に移動させる ことを特徴とする請求項6に記載の組立体。 8.さらに、 前記固定解除ブラケットと係合し、前記位置指示器が前記第1軌道に割り当て られた状態を維持し前記第1軌道および前記位置指示器に対して前記第2軌道が 移動されることができるようにしている間に、前記固定用の爪を前記第2位置に 移動させるように動作する第2解除部材を含み、 前記位置指示器は、前記位置指示器と前記第2解除部材との接触により、前記 第2解除部材を前記固定解除ブラケットから外すように動作する ことを特徴とする請求項7に記載の組立体。 9.さらに、 前記第1軌道に割り当てられ、前記第1軌道に対する 前記第2軌道の望ましい位置を指示する位置指示器を含む ことを特徴とする請求項1に記載の組立体。 10.前記位置指示器は、第1部分および第2部分を有するハウジングと、レバ ー部材と、指示部材と、前記指示部材を前記第1軌道と係合させる付勢部材とを 含み、 前記レバー部材は、前記ハウジングの前記第1部分によって移動可能に支持さ れており、 前記指示部材は、前記ハウジングの前記第2部分によって支持されており、 前記レバー部材は、前記指示部材を前記付勢に抗して選択的に移動させ、前記 指示部材を前記第1軌道との係合から解除し、前記位置指示器を前記第2トラッ クと共に前記第1軌道に対して自由に移動させる ことを特徴とする請求項9に記載の組立体。 11.車両内に座席を取り付けるための組立体であって、 第1軌道と、 前記第1軌道に対して移動するように支持されている第2軌道と、 前記第2軌道の前記第1軌道に対する望ましい位置を指示する位置指示器と、 前記第2軌道に支持された固定装置であって、前記固定装置が前記第2軌道を 前記所望の位置に維持する固定 位置と、前記第2軌道が前記第1トラックに対して移動可能な固定解除位置との 間を移動可能である固定装置と、 解除位置に選択的に移動して前記固定装置を前記固定位置から外し、前記第2 軌道が前記所望の位置から離れて第1方向に移動できるように前記固定装置を前 記固定解除位置に維持する解除部材と を含み、 前記位置指示器は係合部を含み、 前記係合部は、前記第2軌道が前記望ましい位置に向けて第2の方向に移動さ れた場合であって、前記2第軌道が前記望ましい位置に戻るときに、前記解除部 材が前記解除位置から移動され、前記固定装置が前記固定位置に戻るように、前 記解除部材の一部と係合する ことを特徴とする組立体。 12.前記位置指示器は、支持部材を含み、 前記第1軌道は、前記指示部材を収容するように適合された複数の収容部を含 み、 前記指示部材は、前記収容部の1つの中に収容されたときに、前記位置指示器 を前記第1軌道に対する固定位置に維持する ことを特徴とする請求項11に記載の組立体。 13.前記位置指示器は、前記指示部材を前記第1軌道の方へ強制する付勢部材 を含む ことを特徴とする請求項12に記載の組立体。 14.前記指示部材はピンを含み、 前記受容部は前記第1軌道内のスロットを含む ことを特徴とする請求項13に記載の組立体。 15.前記位置指示器は、前記指示部材を前記収容部から離すように、選択的に 、軸回りの回転運動を行うように支持されたレバー部材をさらに含む ことを特徴とする請求項12に記載の組立体。 16.さらに、 第2の解除部材であって、 前記固定装置を前記固定解除位置に移動させるように作動し、 前記指示部材を、前記収容部から離して、前記位置指示器が前記第2軌道に割 り当てられる位置に位置づけし、前記位置指示器が前記第2軌道と共に前記第1 軌道に対して移動するように作動する第2解除部材を含む ことを特徴とする請求項12に記載の組立体。 17.さらに、 前記第2軌道と共に移動するように前記第2軌道上に支持された座席基礎部と 、 前記座席基礎部に対して軸回りの回転運動ができるよ うに支持された背もたれ部と を含み、 前記背もたれ部は、前記背もたれ部の前記座席基礎部に対する、選択的な、回 転運動が、前記解除部材に前記固定装置を前記解除位置へ移動させるように前記 解除部材に作動可能に連結されている ことを特徴とする請求項11に記載の組立体。 18.前記固定装置が、各々が第1動作寸法を有し、第1距離だけ間隔をあけて 配置された複数の固定用の爪を含み、 前記第1軌道は、前記固定爪を収容するように各々が適合された複数のスロッ トを含み、 前記スロットの各々は、第2動作寸法を有しかつ第2距離だけ間隔をあけて配 置されており、 前記第1動作寸法と、前記各第2動作寸法、前記第1距離及び前記第2距離の 各々との間に予め選択された比率を有する ことを特徴とする請求項11に記載の組立体。 19.車両座席組立体であって、 基礎部と、 前記基礎部に対して軸回りの回転運動を行うことができるように回転可能に支 持された背もたれ部と、 第1軌道と、 前記第1軌道に対して移動するできるように支持された第2軌道であって、前 記基礎部が前記第2軌道と共に移動するように前記第2軌道に支持されている第 2軌道と、 前記第2軌道を前記第1軌道に対する選択された位置に維持する固定位置へそ してその固定位置から移動するように前記第2軌道上に支持された固定装置と、 前記第1軌道に選択的に割りあてられ前記第2軌道の前記選択位置を指示する シート位置指示器部材と、 係合解除位置に移動されるように前記第2軌道上に移動可能に支持された第1 解除部材であって、前記係合位解除位置において、前記第2軌道が前記第1軌道 に対して自由に移動しかつ前記位置指示器が前記第2軌道と共に移動するように 、前記第1解除部材は前記固定装置を前記固定位置から移動させ、かつ前記位置 指示器を前記第2軌道に付す第1解除部材と、 前記背もたれ部に動作可能に連結されかつ前記第2軌道上に移動可能に支持さ れて前記背もたれ部の移動に応じて係合解除位置に移動する第2解除部材であっ て、前記係合解除位置において、前記第2軌道が前記選択された位置から一方向 に自由に移動するように前記固定装置を前記固定位置から移動させる第2解除部 材とを含み、 ここで、前記位置指示器は、前記第2軌道が前記選択された位置に向かって第 2の方向に移動するときに、前記第2解除部材の一部と係合しかつ前記第2解除 部材を 前記係合解除位置から移動させる部分を含む ことを特徴とする車両座席組立体。 20.前記固定装置が、第1動作寸法を有しかつ第1距離だけ間隔をあけて配置 された複数の固定用の爪を含み、 前記第1軌道が、第2動作寸法を有しかつ第2距離だけ間隔をあけて配置され た複数のスロットを有する側壁を含み、 前記固定装置が、さらに、前記固定装置が前記固定位置にあるときに前記固定 用の爪を前記スロット内に収容される位置に位置づけさせる付勢部材を含み、 前記第1動作寸法と各前記第2動作寸法、および前記第1距離と前記第2距離 が、前記固定装置が前記固定位置にあるときに前記固定用の爪の少なくとも1つ が前記スロットの1つの内部に収容されるように、予め選択された比率を有する ことを特徴とする請求項19に記載の組立体。
JP52603198A 1996-12-11 1997-12-03 連続係合しかつ容易に位置記憶する機構を有する座席の軌道 Pending JP2001505511A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/762,010 1996-12-11
US08/762,010 US5918846A (en) 1996-12-11 1996-12-11 Seat track with continuous engagement and memory easy entry mechanism
PCT/CA1997/000920 WO1998025784A1 (en) 1996-12-11 1997-12-03 Seat track with continuous engagement and memory easy entry mechanism

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001505511A true JP2001505511A (ja) 2001-04-24

Family

ID=25063885

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP52603198A Pending JP2001505511A (ja) 1996-12-11 1997-12-03 連続係合しかつ容易に位置記憶する機構を有する座席の軌道

Country Status (6)

Country Link
US (1) US5918846A (ja)
EP (1) EP0944490B1 (ja)
JP (1) JP2001505511A (ja)
CA (1) CA2272335A1 (ja)
DE (1) DE69706561T2 (ja)
WO (1) WO1998025784A1 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7025419B2 (en) 2003-05-12 2006-04-11 Shiroki Corporation Seat mechanism for vehicle
JP2006281814A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Fuji Kiko Co Ltd メモリー付きウオークインロック機構を備えたシートスライド装置
JP2007030638A (ja) * 2005-07-25 2007-02-08 T S Tec Kk 定点復帰メモリー機構付き自動車用スライドシート
JP2007030639A (ja) * 2005-07-25 2007-02-08 T S Tec Kk 座席位置復帰メモリー機構付き自動車用スライドシート
US7703801B2 (en) 1998-09-23 2010-04-27 Vehicle Safety Systems, Inc. Vehicle air bag minimum distance apparatus, method and system
JP2010173640A (ja) * 2002-03-14 2010-08-12 Vehicle Safety Systems Inc 自動車用エアバッグの最小距離強制装置、方法並びにシステム

Families Citing this family (48)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5765914A (en) 1995-06-07 1998-06-16 Herman Miller, Inc. Chair with a tilt control mechanism
DE29707151U1 (de) * 1997-04-21 1997-07-10 Marantec Antriebs- Und Steuerungstechnik Gmbh & Co. Produktions Kg, 33428 Marienfeld Spannvorrichtung für Antriebsmittel
EP0943484A3 (en) * 1998-03-17 2000-08-16 Ohi Seisakusho Co., Ltd. Seat slide unit
DE19825099B4 (de) * 1998-06-05 2008-01-10 C. Rob. Hammerstein Gmbh & Co. Kg Längsführung eines Fahrzeugsitzes mit Arretiervorrichtung
US6322035B1 (en) * 1999-01-04 2001-11-27 Dura Global Technologies Seat track with zero chuck lock
US6161756A (en) * 1999-02-04 2000-12-19 Upton; Robert D. Adjustable mailbox extender
US6354553B1 (en) 2000-03-01 2002-03-12 Dura Global Technologies, Inc. Seat track assembly with positive lock mechanism
DE10040594A1 (de) * 2000-08-16 2002-03-07 Keiper Gmbh & Co Längsverstellvorrichtung für Kraftfahrzeuge
US6892995B2 (en) 2000-10-19 2005-05-17 Intier Automotive Inc. Positive engagement latch
US20030006355A1 (en) * 2001-07-09 2003-01-09 Horsfield Keith C. Seat track assembly with locking mechanism
DE50211512D1 (de) 2001-11-28 2008-02-21 Hammerstein Gmbh C Rob Arretiervorrichtung mit gerillten Sperrstiften
EP1316466B1 (de) * 2001-11-28 2008-01-30 C.Rob. Hammerstein GmbH & Co.KG Arretiervorrichtung mit mehreren Sperrstiften
JP4249931B2 (ja) * 2002-02-28 2009-04-08 アイシン精機株式会社 車両用シートスライド装置
US7082854B2 (en) * 2003-03-20 2006-08-01 Lear Corporation Positive engagement latch mechanism with multiple loading features
AU2003237165A1 (en) * 2002-05-03 2003-11-17 Intier Automotive Inc. Internal reinforcement bracket for a seat track assembly
US6637712B1 (en) * 2002-05-17 2003-10-28 Dura Global Technologies, Inc. Automotive seat track lock mechanism with positive engagement
JP4104969B2 (ja) * 2002-12-19 2008-06-18 富士機工株式会社 車両のシートスライド装置
DE102005003032B4 (de) * 2004-07-28 2017-06-29 Adient Luxembourg Holding S.à.r.l. Längsführung für einen Kraftfahrzeugsitz mit einer Arretiereinheit
WO2006121216A1 (ja) * 2005-05-12 2006-11-16 Ts Tech Co., Ltd. スライド式自動車用シート
US7905461B2 (en) * 2005-05-19 2011-03-15 Johnson Controls Technology Company Seat track latch assembly
JP4984471B2 (ja) * 2005-09-29 2012-07-25 アイシン精機株式会社 車両用シートスライド装置
KR100916395B1 (ko) * 2005-10-26 2009-09-07 기아자동차주식회사 차량용 시트 슬라이딩 장치
CN1955041B (zh) * 2005-10-27 2010-05-19 C.劳勃汉默斯坦两合有限公司 带有两对导轨的机动车辆座位的纵向调节机构的保持装置
JP4939810B2 (ja) * 2006-01-27 2012-05-30 富士機工株式会社 車両のシートスライド装置
JP2008049891A (ja) * 2006-08-25 2008-03-06 Aisin Seiki Co Ltd 車両用シートスライド装置
JP5098279B2 (ja) * 2006-10-04 2012-12-12 アイシン精機株式会社 車両用シート装置
BRPI0823266A2 (pt) 2007-01-29 2013-11-12 Miller Herman Inc Estrutura de assento e métodos para uso da mesma
DE102008017007A1 (de) * 2007-07-04 2009-01-08 C. Rob. Hammerstein Gmbh & Co. Kg Mehrstiftverriegelungseinrichtung einer Verstellvorrichtung eines Kraftfahrzeugsitzes
EP2269860A4 (en) * 2008-04-03 2014-11-05 Shiroki Corp SEAT GUIDE
DE102009033892B4 (de) * 2009-07-20 2017-03-30 Lear Corporation Sitzschienenanordnung mit Sitzverriegelung und Memoryelement für Fahrzeugsitz
JP5551486B2 (ja) * 2010-03-29 2014-07-16 デルタ工業株式会社 シートのスライドロック装置
DE102010055244B4 (de) * 2010-12-20 2012-08-30 Keiper Gmbh & Co. Kg Längseinstellbarer Fahrzeugsitz
EP2658739B1 (de) * 2010-12-30 2017-02-22 Johnson Controls Metals and Mechanisms GmbH & Co. KG Längsverstellvorrichtung eines kraftfahrzeugsitzes mit zwei schienenpaaren
DE102011003052A1 (de) * 2011-01-24 2012-07-26 Brose Fahrzeugteile Gmbh & Co. Kommanditgesellschaft, Coburg Betätigungsvorrichtung für eine Verriegelungseinrichtung einer Verstellvorrichtung eines Kraftfahrzeugsitzes
KR101206802B1 (ko) * 2011-04-21 2012-11-30 주식회사 오스템 시트트랙
MX348061B (es) * 2011-08-22 2017-05-26 Downhole Tech Llc Herramienta para fondo de perforación y método de uso.
DE102012201584B4 (de) * 2012-02-03 2021-04-01 Lear Corporation Sitzschienenanordnung mit wählbaren Endanschlag-Positionen und Verfahren zum Ausbilden einer Sitzschienenanordnung
US9126507B2 (en) * 2012-03-15 2015-09-08 Johnson Controls Technology Company Longitudinal seat adjuster for a vehicle seat having easy entry functionality and folding functionality
JP6079305B2 (ja) * 2013-02-28 2017-02-15 アイシン精機株式会社 車両用シートスライド装置
CN103241141B (zh) * 2013-04-28 2016-03-30 长城汽车股份有限公司 一种汽车座椅滑轨双向解锁机构
DE102013214175B4 (de) * 2013-04-30 2014-11-06 Johnson Controls Components Gmbh & Co. Kg Längseinstellbarer fahrzeugsitz
US10464445B2 (en) * 2013-06-20 2019-11-05 Safran Seats Usa Llc Pivotable attachment device attachable onto tracks
JP6834509B2 (ja) * 2017-01-18 2021-02-24 トヨタ紡織株式会社 乗物用スライドレール装置
WO2019011667A1 (de) * 2017-07-14 2019-01-17 Adient Engineering and IP GmbH Längseinsteller für einen fahrzeugsitz sowie fahrzeugsitz
EP3762252B1 (de) * 2018-03-07 2023-02-15 Fisher Dynamics Germany Gmbh Längsverstellvorrichtung für einen fahrzeugsitz mit einer bodenschiene, einer längsverschiebbaren sitzschiene und einer arretiereinheit
IT201800007333A1 (it) * 2018-07-19 2020-01-19 Dispositivo di scorrimento per un sedile di veicolo provvisto di un gruppo di rilascio migliorato
CN112677839B (zh) * 2021-01-06 2022-09-06 重庆长安汽车股份有限公司 一种汽车座椅靠背角度调节手柄锁止结构
WO2022187610A1 (en) * 2021-03-05 2022-09-09 Camaco, LLC Anti-chuck mechanism for seat track assembly

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3811726A (en) * 1971-07-10 1974-05-21 Nissan Motor Movable seat for a motor vehicle
JPS6291335A (ja) * 1985-10-18 1987-04-25 Oi Seisakusho Co Ltd シ−トスライド装置
JPS6328743A (ja) * 1986-07-23 1988-02-06 Oi Seisakusho Co Ltd 自動車用シ−トスライド装置
US5100092A (en) * 1990-03-05 1992-03-31 Hoover Universal, Inc. Two-way manual seat adjuster with full memory easy entry
US5234189A (en) * 1992-04-23 1993-08-10 Hoover Universal, Inc. Seat assembly with irreversible pawl adjusting latch mechanism
US5286076A (en) * 1992-11-24 1994-02-15 Douglas & Lomason Company Seat slide device
DE4400232C2 (de) * 1994-01-05 2002-09-12 Hammerstein Gmbh C Rob Stufenfreie Feststellvorrichtung für einen einstellbaren Fahrzeugsitz
GB2286522B (en) * 1994-02-16 1997-12-03 Melfin Seat adjustment slide
US5520362A (en) * 1994-05-06 1996-05-28 General Motors Corporation Master-slave vehicle seat adjuster
FR2720037B1 (fr) * 1994-05-20 1996-08-02 Cesa Glissière à mémoire notamment pour siège de véhicule.

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7703801B2 (en) 1998-09-23 2010-04-27 Vehicle Safety Systems, Inc. Vehicle air bag minimum distance apparatus, method and system
JP2010173640A (ja) * 2002-03-14 2010-08-12 Vehicle Safety Systems Inc 自動車用エアバッグの最小距離強制装置、方法並びにシステム
US7025419B2 (en) 2003-05-12 2006-04-11 Shiroki Corporation Seat mechanism for vehicle
JP2006281814A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Fuji Kiko Co Ltd メモリー付きウオークインロック機構を備えたシートスライド装置
JP4499595B2 (ja) * 2005-03-31 2010-07-07 富士機工株式会社 メモリー付きウォークインロック機構を備えたシートスライド装置
JP2007030638A (ja) * 2005-07-25 2007-02-08 T S Tec Kk 定点復帰メモリー機構付き自動車用スライドシート
JP2007030639A (ja) * 2005-07-25 2007-02-08 T S Tec Kk 座席位置復帰メモリー機構付き自動車用スライドシート
JP4669974B2 (ja) * 2005-07-25 2011-04-13 テイ・エス テック株式会社 定点復帰メモリー機構付き自動車用スライドシート
JP4669975B2 (ja) * 2005-07-25 2011-04-13 テイ・エス テック株式会社 座席位置復帰メモリー機構付き自動車用スライドシート

Also Published As

Publication number Publication date
EP0944490B1 (en) 2001-09-05
DE69706561T2 (de) 2002-06-27
US5918846A (en) 1999-07-06
WO1998025784A1 (en) 1998-06-18
DE69706561D1 (de) 2001-10-11
EP0944490A1 (en) 1999-09-29
CA2272335A1 (en) 1998-06-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001505511A (ja) 連続係合しかつ容易に位置記憶する機構を有する座席の軌道
US5899532A (en) Easy entry seat track assembly with single point memory
US7686397B2 (en) Easy entry seat track release mechanism
US6290297B1 (en) Latch assembly and seat hinge with interlock
US5806932A (en) Seat adjustment and dumping mechanism with memory of adjustment
US5918939A (en) Seat recliner with memory dump mechanism
EP1397269B1 (en) Easy entry seat with seat back mounted floor latch
US4634180A (en) Vehicle easy entry seat latching mechanism
JPH11348617A (ja) カムで作動される固定装置及びバイパス組立体を備えた座席の軌道
JP2009166840A (ja) 平坦折り畳み式車両シート
WO2011069107A2 (en) Seat mechanism with easy-entry feature
EP1049602A1 (en) Rotary recliner control mechanism for multifunction vehicle seat applications
JP2000025495A (ja) 回転ロック装置を有するシ―ト軌道
JPH09188177A (ja) 可変形状をとることができる自動車用のシート構造
EP0714805A2 (en) Manually adjustable seat assembly for vehicles
EP0741055B1 (en) Seat tilt mechanism
JPH0840200A (ja) 自動車シート用スライド部材およびこのスライド部材により取り付けられた自動車シート
JP2001097099A (ja) 車両用シートロック装置
JPH0228979Y2 (ja)
JPH0512263U (ja) 車両用シート
JPH11113669A (ja) 自動車用シート
EP1203689A1 (en) Multiple-position lock for vehicle backseats
EP1241044B1 (en) Seat structure for a vehicle
JPH0228980Y2 (ja)
MXPA99005142A (es) Guia de deslizamiento de asiento con enganche continuo y mecanismo de entrada facil con memoria