JP4669974B2 - 定点復帰メモリー機構付き自動車用スライドシート - Google Patents
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Description
略中腹の枢軸を支点として揺動可能なロックレバーをアッパーレールの側部に装着し、ロアレールの底面に複数直列に並ぶロック穴と噛合乃至は離脱可能なロックプレートをロック穴と噛合方向にバネ変位させてロックレバーの前端側に装着し、通常のレバー操作によるスライドロック開錠用の第1の作動アームと、シートバックの前倒しに伴うスライドロック開錠用の第2の作動アームとをアッパーレールの上部側に掛け渡す支持シャフトの軸線上で個々に揺動可能に軸承し、ロックレバーを後端側より第1,第2の作動アームで個別に押し下げてロックプレートをロック穴より離脱させるスライドロック機構を備える自動車用スライドシートにおいて、
平板状のストッパプレートと、ストッパプレートを先端側で掛止め保持する支え部より後方に伸びて上り勾配に折れ曲がる傾斜部を有する逆へ字状の板バネとから組み立てた定点メモリーを備え、
ストッパプレートを後端側より斜め下方に没入可能な抜き穴をロアレールの底面に設けると共に、板バネを傾斜部で押えてバネ力を付与する支えレールをロアレールの底面に立て付けて設け、ストッパプレートの後端側を板バネのバネ力で所定位置の抜き穴に没入させて先端側を斜め上方に向ける定点メモリーとしてロアレールと支えレールとの間に配置し、
ロックレバーの枢軸と同軸で軸承する前端側を支点として後端側より第2の作動アームでロックレバーと共に押下げ可能で、第2の作動アームによる押下げ解除によりバネ引張で復帰可能な補助プレートをアッパーレールの側部に装着し、
定点メモリーのストッパプレートをロアレールの底面と平行姿勢に押圧する中央の底辺と、ストッパプレートの板厚面に当接する前後の縁辺とから略凹状を呈する切欠を下端側に有し、略中腹の枢軸を支点として切欠の後縁辺をストッパプレートの板厚面より離間方向にバネ引張し、補助プレートの後端縁と当接可能な張出し片を上端側に有する押えカムをアッパーレールの側部に装着し、
押えカムが張出し片で通常姿勢にある補助プレートの後端縁に当接したままであると、押えカムが定点メモリーのストッパプレートを切欠の底辺で押えてロアレールの抜き穴より外れた平行姿勢に保ち、更に、第1の作動アームがロックレバーを押し下げてスライドロックを開錠すると、座席の位置移動と共に、押えカムがメモリー全体をストッパプレートの板厚面と当接する切欠の後または前縁辺でロアレールの底面に沿って追随可能に保ち、
第2の作動アームが補助プレート並びにロックレバーを押し下げてスライドロックを開錠すると、押えカムがバネ引張による揺動で切欠の後縁辺をストッパプレートの板厚面より離間させて定点メモリーの押込みを解除し、定点メモリーがストッパプレートの後端側を板バネのバネ力で所定位置の抜き穴に没入させて先端側を斜め上方に向ける姿勢で初期設定の定点位置を保ち、定点メモリーを初期設定の定点位置に置き去って座席を車内前方に位置移動可能な一方、
座席の復帰動と共に、バネ引張により揺動状態にある押えカムがストッパプレートの斜め上方に向く先端側に切欠の前縁辺で突き当たると、座席の復帰位置を定点メモリーで規制する定点復帰メモリー機構を備えたことを特徴とする。
ロックレバーのみを第1の作動アームで押下げ、押えシャフトを介して揺動片並びにロックレバーを第2の作動アームで共に押下げ可能に組み付けたことを特徴とする。
戻しカムが受けレールと下端側で突き当たって揺動すると、バネ引張により揺動状態にある押えカムを第2の作動アームで押し下げられた補助プレートの後端縁より離脱可能に備え付けたことを特徴とする。
1a ロアレール
1b アッパーレール
1f,1f’ ロック穴
2 ロックプレート
3 ロックレバー
30 ロックレバーの枢軸
4 補助プレート
5 第1の作動アーム
6 第2の作動アーム
7 作動アームの支持シャフト
8 定点メモリー
8a 定点メモリーのストッパプレート
8b 定点メモリーの板バネ
9 定点メモリーの支えレール
10 押えカム
11 戻しカム
Claims (3)
- 車体フロアの前後方向に亘って敷設されるロアレールと、シートクッションの底部側に取り付けられてロアレールで摺動可能に支持されるアッパーレールとによる左右対のスライドレールを備え、
略中腹の枢軸を支点として揺動可能なロックレバーをアッパーレールの側部に装着し、ロアレールの底面に複数直列に並ぶロック穴と噛合乃至は離脱可能なロックプレートをロック穴と噛合方向にバネ変位させてロックレバーの前端側に装着し、通常のレバー操作によるスライドロック開錠用の第1の作動アームと、シートバックの前倒しに伴うスライドロック開錠用の第2の作動アームとをアッパーレールの上部側に掛け渡す支持シャフトの軸線上で個々に揺動可能に軸承し、ロックレバーを後端側より第1,第2の作動アームで個別に押し下げてロックプレートをロック穴より離脱させるスライドロック機構を備える自動車用スライドシートにおいて、
平板状のストッパプレートと、ストッパプレートを先端側で掛止め保持する支え部より後方に伸びて上り勾配に折れ曲がる傾斜部を有する逆へ字状の板バネとから組み立てた定点メモリーを備え、
ストッパプレートを後端側より斜め下方に没入可能な抜き穴をロアレールの底面に設けると共に、板バネを傾斜部で押えてバネ力を付与する支えレールをロアレールの底面に立て付けて設け、ストッパプレートの後端側を板バネのバネ力で所定位置の抜き穴に没入させて先端側を斜め上方に向ける定点メモリーとしてロアレールと支えレールとの間に配置し、
ロックレバーの枢軸と同軸で軸承する前端側を支点として後端側より第2の作動アームでロックレバーと共に押下げ可能で、第2の作動アームによる押下げ解除によりバネ引張で復帰可能な補助プレートをアッパーレールの側部に装着し、
定点メモリーのストッパプレートをロアレールの底面と平行姿勢に押圧する中央の底辺と、ストッパプレートの板厚面に当接する前後の縁辺とから略凹状を呈する切欠を下端側に有し、略中腹の枢軸を支点として切欠の後縁辺をストッパプレートの板厚面より離間方向にバネ引張し、補助プレートの後端縁と当接可能な張出し片を上端側に有する押えカムをアッパーレールの側部に装着し、
押えカムが張出し片で通常姿勢にある補助プレートの後端縁に当接したままであると、押えカムが定点メモリーのストッパプレートを切欠の底辺で押えてロアレールの抜き穴より外れた平行姿勢に保ち、更に、第1の作動アームがロックレバーを押し下げてスライドロックを開錠すると、座席の位置移動と共に、押えカムがメモリー全体をストッパプレートの板厚面と当接する切欠の後または前縁辺でロアレールの底面に沿って追随可能に保ち、
第2の作動アームが補助プレート並びにロックレバーを押し下げてスライドロックを開錠すると、押えカムがバネ引張による揺動で切欠の後縁辺をストッパプレートの板厚面より離間させて定点メモリーの押込みを解除し、定点メモリーがストッパプレートの後端側を板バネのバネ力で所定位置の抜き穴に没入させて先端側を斜め上方に向ける姿勢で初期設定の定点位置を保ち、定点メモリーを初期設定の定点位置に置き去って座席を車内前方に位置移動可能な一方、
座席の復帰動と共に、バネ引張により揺動状態にある押えカムがストッパプレートの斜め上方に向く先端側に切欠の前縁辺で突き当たると、座席の復帰位置を定点メモリーで規制する定点復帰メモリー機構を備えたことを特徴とする自動車用スライドシート。 - 補助プレートをアッパーレールに近接させて配置し、ロックレバーを補助プレートの外側に相対させて配置し、アーム長さの短い第1の作動アームをロックレバーと近い側に、アーム長さの長い第2の作動アームをロックレバーより遠い側に配置し、補助プレートより伸びる押えシャフトをロックレバーの上部側に配置し、
ロックレバーのみを第1の作動アームで押下げ、押えシャフトを介して揺動片並びにロックレバーを第2の作動アームで共に押下げ可能に組み付けたことを特徴とする請求項1に記載の自動車用スライドシート。 - 押えカムと互いの周縁相互で相対し、略中腹の支軸を支点として揺動可能な戻しカムをアッパーレールの側部に設け、片方の周縁より突き出る突片を他方の周縁に形成した凹部で受け入れて押えカムを戻しカムで揺動可能に組み合わせると共に、戻しカムの下端側と当接する受けレールを座席のスライド方向前方でロアレールの底面に立て付けて設け、
戻しカムが受けレールと下端側で突き当たって揺動すると、バネ引張により揺動状態にある押えカムを第2の作動アームで押し下げられた補助プレートの後端縁より離脱可能に備え付けたことを特徴とする請求項1に記載の自動車用スライドシート。
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JP2005215045A JP4669974B2 (ja) | 2005-07-25 | 2005-07-25 | 定点復帰メモリー機構付き自動車用スライドシート |
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JP2005215045A Expired - Fee Related JP4669974B2 (ja) | 2005-07-25 | 2005-07-25 | 定点復帰メモリー機構付き自動車用スライドシート |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2001505511A (ja) * | 1996-12-11 | 2001-04-24 | メリター オートモティヴ カナダ インコーポレイテッド | 連続係合しかつ容易に位置記憶する機構を有する座席の軌道 |
JP2004249862A (ja) * | 2003-02-20 | 2004-09-09 | Gifu Auto Body Industry Co Ltd | シートトラックスライド装置におけるメモリ付きウォークインロック機構 |
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JPH10194020A (ja) * | 1997-01-16 | 1998-07-28 | Ikeda Bussan Co Ltd | 自動車リヤシートのスライド装置 |
FR2776581B1 (fr) * | 1998-03-24 | 2000-06-02 | Faure Bertrand Equipements Sa | Glissiere pour siege de vehicule et siege comportant une telle glissiere |
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2005
- 2005-07-25 JP JP2005215045A patent/JP4669974B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
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JP2001505511A (ja) * | 1996-12-11 | 2001-04-24 | メリター オートモティヴ カナダ インコーポレイテッド | 連続係合しかつ容易に位置記憶する機構を有する座席の軌道 |
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