JP2001503390A - 殺寄生虫薬の新規な組み合せ - Google Patents

殺寄生虫薬の新規な組み合せ

Info

Publication number
JP2001503390A
JP2001503390A JP51433498A JP51433498A JP2001503390A JP 2001503390 A JP2001503390 A JP 2001503390A JP 51433498 A JP51433498 A JP 51433498A JP 51433498 A JP51433498 A JP 51433498A JP 2001503390 A JP2001503390 A JP 2001503390A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
alkyl
haloalkyl
compound
composition according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP51433498A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3756194B2 (ja
Inventor
ユエ,アンヌ―マリー
ジュリア,ブルーノ
エシュガレー,ジャン―ピエール
ヴェーユ,アンドレ
ジャニン,フィリップ
Original Assignee
メリアル
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by メリアル filed Critical メリアル
Publication of JP2001503390A publication Critical patent/JP2001503390A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3756194B2 publication Critical patent/JP3756194B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N43/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds
    • A01N43/48Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with two nitrogen atoms as the only ring hetero atoms
    • A01N43/561,2-Diazoles; Hydrogenated 1,2-diazoles
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N47/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing organic compounds containing a carbon atom not being member of a ring and having no bond to a carbon or hydrogen atom, e.g. derivatives of carbonic acid
    • A01N47/02Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing organic compounds containing a carbon atom not being member of a ring and having no bond to a carbon or hydrogen atom, e.g. derivatives of carbonic acid the carbon atom having no bond to a nitrogen atom
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K31/00Medicinal preparations containing organic active ingredients
    • A61K31/70Carbohydrates; Sugars; Derivatives thereof
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P33/00Antiparasitic agents
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P33/00Antiparasitic agents
    • A61P33/14Ectoparasiticides, e.g. scabicides
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P43/00Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Pest Control & Pesticides (AREA)
  • Agronomy & Crop Science (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Plant Pathology (AREA)
  • Dentistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Tropical Medicine & Parasitology (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 下記式〔I〕の化合物(A)と、大環状ラクトン型のエンデクトシダル殺寄生虫薬から成る化合物(B)とを含む、小型哺乳動物、特に犬猫の寄生虫、特に外寄生生物(好ましくはさらに内寄生生物)の駆除方法および組成物。

Description

【発明の詳細な説明】 殺寄生虫薬の新規な組み合せ 本発明は動物寄生虫すなわち小型哺乳動物および鳥の寄生虫、特に外部寄生昆 虫および内部寄生虫、特にフィラリアおよび蠕虫類の駆除方法の改良に関するも のである。 本発明はさらに、公知の殺寄生虫薬を組み合せたものをベースにした上記用途 のための相乗効果を有する新しい組成物に関するものである。 本発明はさらに、上記寄生虫の駆除用組成物の製造での公知の殺寄生虫薬の使 用に関するものである。 欧州特許第295,217号および欧州特許第352,944号には1−N−フェニルピラゾ ールをベースとする新規な殺虫剤が記載されている。この特許に記載の化合物は 活性度が高い。その1つである1−[2,6−Cl2−4−CF3フェニル]−3 −CN−4−[SO−CF3]−5−NH2ピラゾール(一般名称はフィプロニル 、fipronil)は穀物の寄生虫だけでなく、哺乳動物の外部寄生虫、特にノミ、ダ ニ(これらに限定されるものではない)にも有効であることが証明されている。 外部寄生虫に対する活性度を示すアベルメクチン(avermetin)とその誘導体 およびイベルメクチン(ivermectin)のようなこの関連化合物からなるエンデク トシダル(endectocidal)化合物も知られている。これらの物質は例えば米国特 許第3,950,360号および4,199,569号に記載されている。 抗寄生虫スペクトルを拡大するために殺寄生虫薬を組み合わせることは頻繁に 提案されており、1−N−フェニルピラゾールの上記誘導体とアヴェルメクチン 、イヴェルメクチンおよびミルベマイシンとの組み合わせも記載はされているが 、複雑な宿主−寄生虫の多くの相互作用を考えると、この組み合わせが有する特 定の利点は分かっていない。 オーストラリア国特許第16 427/95号には極めて多数の種類のフィプロニルを 含む殺虫剤または殺寄生虫剤の中にこのタイプの置換1−N−フェニル誘導体と 、 アヴェルメクチン、イヴェルメクチンまたはモキシデクチン(moxidectin)との 組み合わせが記載されているが、この組み合せから成る組成物に関する情報は無 く、可能性のある無数の寄生虫の中で特定の組み合わせで達成される標的が特定 されていない。 すなわち、公知文献は極めて一般的な教示しかしておらず、特定のケースに特 定の組み合わせがとの動物と寄生虫に有効かは分からず、また、この組み合わせ を含む組成物の形態の分かっていない。 また、公知文献には作用部位、作用法、作用期間および標的が互いに大きく異 なる殺寄生虫剤の組み合わせ物の形状、投与量、薬量学および投与経路に関する 記載はない。 本発明は、特に小型哺乳動物、特に犬猫が一般に遭遇する全ての寄生虫を除去 するための駆除方法の改良にある。 本発明は特に、猫および犬のノミおよびダニ、さらには痒みダニやシラミなど の外部寄生虫と、フィラリア、特にイヌ糸状虫や消化管回虫等の内部寄生虫とに 対して有効で、効果が持続する駆除法を提供する。 回虫および線虫の中では特に回虫類(ascarids)(特に、イヌ回虫:Toxocaracan is)、鉤虫種(ancylostoma species)、特に、イヌ鉤虫:Ancylostoma caninum) およびエキノコックス(Echinococcus)および鞭虫種(Trichuris species)、特に キツネ鞭虫(Trichuris vulpis)が挙げられる。 本発明の対象は、ノミ(必要な場合にはさらにダニ)に対して極めて活性のあ る組成物を製造するための公知殺寄生虫薬の使用にある。 本発明の他の対象は、特定の内部寄生虫、特にフィラリアや回虫を効果的に駆 除できる組成物を製造することにある。 本発明の方法および組成物の非常に高い効果は即効性が高く、しかも、動物に 処置した後の有効期間が非常に長い。 ノミとはネコやイヌにおける特にイヌノミ(Ctenocephalides species)を意味 する。 フィラリアは特にイヌ糸状虫immitisを意味する。 他の線虫類とは特にイヌ回虫、イヌ鉤虫およびキツネ鞭虫を意味する。 本発明の対象は、下記式(I)に属する少なくとも1種の化合物(A)と、大 環状ラクトン型のエンデクトシダル殺寄生虫薬から成る少なくとも1種の化合物 (B)とを殺寄生虫剤として有効な量および比で投与することを特徴とする、予 防または治療処置としての、小型哺乳動物、特に犬猫の寄生虫、特に外部寄生虫 (好ましくはさらに内部寄生虫)の駆除方法にある: (ここで、 R1はハロゲン原子、CNまたはメチルであり、 R2はS(O)N3または4,5−ジシアノイミダゾール−2−イルまたはハ ロアルキルであり、 R3はアルキルまたはハロアルキルであり、 R4は水素またはハロゲン原子であるか、NR56、S(O)m7、C(O) R7またはC(O)OR7、アルキル、ハロアルキルまたはOR8基または−N= C(R9)(R10)基を表し、 R5とR6はそれぞれ独立に水素原子またはアルキル、ハロアルキル、C(O) アルキルまたはS(O)rCF3基またはアルコキシカルボニル基を表し、R5と R6は一緒になって1つまたは2つの酸素や硫黄のような二価ヘテロ原子を含む ことのできる二価アルキレン基を形成することができ、 R7はアルキルまたはハロアルキル基を表し、 R8はアルキルまたはハロアルキル基または水素原子を表し、 R9はアルキル基または水素原子を表し、 R10はフェニルまたはヘテロアリール基を表し、必要に応じてOH,−O−ア ルキル、−S−アルキル、シアノまたはアルキルのような一つまたは複数の基 で置換されていてもよく、 R11とR12は互いに独立して水素またはハロゲン原子を表し、必要に応じてC NまたはNO2を表すが、Hまたはハロゲンが好ましく、 R13はハロゲン原子またはハロアルキル、ハロアルコキシ、S(O)qCF3ま たはSF5基を表し、 m、n、qおよびrはそれぞれ独立に0、1または2に等しい整数を表し、 Xは三価の窒素原子またはC−R12基を表し、炭素原子の他の3つの原子価 は芳香環の一部を成し、 ただし、R1がメチルの時は、R3がハロアルキル、R4がNH2、R11がCl 、R13がCF3で、XがNであるか、R2が4,5−ジシアノイミダゾル−2−y l、R4がCl、R11がCl、R13がCF3で、Xが=C−Clである)。 殺寄生虫薬(B)はアヴェルメクチン、イヴェルメクチン、アバメクチン、ド ラメクチン、モキシデクチン、ミルベマイシンおよびこれら化合物の誘導体から 成る群の中から選択するのが好ましい。 タイプ(B)の化合物の構造、特性および製造方法は当業者に周知で、各種文 献を広く参照することができる。アヴェルメクチン、イヴェルメクチン、アバメ クチンについては例えば文献"Ivermectin and Abamectin",1989,by M.H.Fische r and H.Mrozik,William C.Campbell,Springer Verlag出版、または Chem.Soc.,103,4216-4221(1981)を参照できる。ドラメクチンについては"Veteri nary Parasitology",vol.49,No.1,July 1993,5-15を参照できる。ミルベマイシ ンについてはDavies H.G.達,1986の"Avermectin and Milbemycins",Nat.Pr od.Rep.,3,87-121、Mrozik H.達,1983のSynthesis of Milbemycins from Av ermectins,Tetrahdron Lett.,24,5333-5336および米国特許第4,134,973号を参照 できる。 化学式(I)の化合物(A)のアルキル基は一般に1〜6の炭素原子を含む。 R5とR6で表される二価のアルキレン基とR5およびR6が付いた窒素原子とで形 成される環は一般に5,6または7員環である。 化学式(I)の好ましい化合物(A)にはR1がCNで、R3がハロアルキル、 R4がNH2で、R11とR12がそれぞれ独立してハロゲン原子で、R13がハロアル キルである化合物が含まれる。さらにXがC−R12であるのも好ましい。 本発明で特に好ましい化学式(I)の化合物(A)は1−[2,6−Cl2− 4−CF3フェニル]−3−CN−4−[SO−CF3]−5−NH2ピラゾール である。以下、この化合物を化合物Aとよぶが、その一般名称はフィプロニル( fipronil)である。 化学式(I)の化合物(A)は、国際特許出願WO87/3781号、93/6 089号、94/21606号または欧州特許第295117号に記載の方法か 、化学合成技術者に通常の方法で製造することができる。本発明化合物の製造に 当たっては「ケミカルアブストラクト」の内容とその引用文献は自在に使用できる ということが前提である。 2つのタイプの化合物は前後して、好ましくは1つの組成物として同時に投与 することができる。 投与は断続的でよい。この場合、本発明の処置を犬猫に対して毎月実施するの が好ましい。毎月よりも少ない頻度、例えば2月毎または4半月毎あるいはそれ 以下の頻度で投与することもできる。換言すれば、動物が強力な寄生虫の被害に 曝される環境で毎日の投与よりはるかに少ない回数の投与で永久に寄生虫を駆除 する方法である。 化合物の遊離または放出を遅くするそれ自体は周知の手段を用いて投与を継続 的にすることもできる。特に、ポリ乳酸ポリマーまたはポリラクト−グリコール 酸コポリマーをベースとした微粒子を挙げることができる。この場合は、化合物 (A)および化合物(B)を含む2つの徐放処方の組み合わせを全身によく拡散 する経路で動物に投与するのが好ましい。 処置用化合物は仝身経路、例えば経口または非経口で投与するのが好ましい。 局所的投与の場合は、化合物(A)および(B)を実質的に液体の媒体中に、 1回または少ない回数塗布できる形で含む単一の組成物を動物の非常に局限され た部位、好ましくは両肩の間に投与するのが好ましい(点状塗布処方)。このよ うな処方でペット動物における標的の外部寄生虫と標的の内部寄生虫に対する高 い効果が得られることがはっきりと分かった。 0.001〜100mg/kgの誘導体(A)と0.1〜1000mg/kg のタイプ(B)の化合物とを用量を好ましくは1回で動物へ投与するのが好まし い(特に直接的局所投与の場合)。 小型の動物に対する化合物(A)の量は動物の体重kg当たり好ましくは0. 01mg以上、特に好ましいのは1〜50mgである。 経口または非経口投与の場合には、上記と同じ量で化合物(A)および(B) を含むことができる。 本発明化合物を例えば全身拡散放出手段で連続投与する場合の放出率は化合物 (A)を一日0.001〜0.5mg、好ましくは0.05〜0.1mg/kg 、化合物(B)を一日0.1〜200μg/kgにするのが好ましい。 経口または非経口の全身投与の場合には、化合物の血中濃度を1ng以上、例 えば1〜50ng/mlにするのが好ましい。 そのためには徐放処方を用いるのが好ましいが、フィプロニルおよびタイプ( B)の誘導体は活性が持続的であるので、通常の媒体を用いて全身投与する方が 簡潔性からも好ましい。 本発明方法は処置目的でない動物の外皮や皮膚の清浄化方法でもある。すなわ ち、動物の寄生虫やその廃棄物、排泄物を除去することによって動物の外皮の外 見、手触を良くすることにある。 本発明の対象は病気を引き起こす寄生虫病の処置および防御を目的とする治療 方法にある。 本発明の他の対象は、少なくとも1種の式(I)の化合物(A)と少なくとも 1種の式(I)の化合物(B)とをノミや蠕虫類に対する殺寄生虫効果のある量 および比率で動物に許容される媒体中に含むことを特徴とする小型哺乳動物、特 に犬猫のノミの駆除用組成物にある。 式(I)の化合物の好ましい例は上記のものであり、本発明で特に好ましい式 (I)の化合物は1−[2,6−Cl2−4−CF3フェニル]−3−CN−4− [SO−CF3]−5−NH2ピラゾールである。 小動物用にはタイプ(B)の化合物をイヴェルメクチンおよびミルベマイシン から成る群から選択するのが好ましい。 1回の用量における化合物(A)の有効量は、動物の体重1kg当たり0.0 01、好ましくは0.1〜100mg、特に好ましいのは1〜50mgであり、 動物の体内または体外での徐放が非常に長い場合には投与量も増加する。 1回の用量における化合物(B)の有効量は動物の体重1kg当たり0.1μ g、好ましくは1μg〜200μg、特に好ましいのは5〜200μgである。 化学式(I)の殺寄生虫薬と化合物(B)との重量比率は5/1〜10000 /1であるのが好ましい。 媒体は単純媒体でも複雑媒体でもよく、選択した投与経路および方法に適した ものとする。 本発明組成物は局所投与の形、特に液体、懸濁液、微小乳剤や乳剤を動物に注 ぐまたは塗る形態(洗浄型溶液)や、断続塗布用の濃縮液体、懸濁液、微小乳剤 を一般には動物の両肩の間に点状塗布する形態(点状塗布型溶液)または油脂、 クリーム、軟膏または局所投与用の他の任意の液体処方の形で提供することがで きる。 特に犬猫および小型哺乳動物に対して驚くべき効果を示す処方は断続塗布用の 濃縮懸濁液または液体(いわゆる点状塗布型溶液)である。 特に好ましい製剤は有機溶剤、好ましくは有機補助溶剤および/または結晶化 抑制剤を含む皮膚塗布用媒体中に化合物(A)および(B)を含む。 式(I)の化合物(A)はこの処方の1〜20%、好ましくは5〜15%の比 率で存在するのが好ましい(容積に対する重量の比=W/V)。 結晶化抑制剤は1〜20%、好ましくは5〜15%の比率(W/V)で存在す ることができ、この抑制剤は以下のテストに対応するのが好ましい。すなわち、 下記c)に記載の溶媒中に式(I)の化合物を10%(W/V)、抑制剤を10 %含む0.3mlの溶液をガラススライド上に20℃で24時間放置した後、ガ ラススライドに結晶がほとんど無いか全く無く、特に10個以下、好ましくは0 個の結晶しか見られないことが肉眼で確認する。 有機溶剤の比誘電率は10〜35、好ましくは20〜30であるのが好ましく 、 組成物全体中のこの溶剤の含有率は組成物を100%にする量であるのが好まし い。 有機補助溶剤は沸点が100℃以下、好ましくは80℃以下で、比誘電率が1 0〜40、好ましくは20〜30であり、組成物における溶剤の重量/重量(W /W)比が1/15〜1/2であるのが好ましく、補助溶剤は揮発性で乾燥を促 進させる作用をし、水および/または溶剤と混和性である。 好ましくはないが、組成物は必要に応じて0〜30%(容量対容量、V/V) 、特に0〜5%の比率で水を含んでもよい。 本発明組成物はまた空気酸化を抑制するための酸化防止剤を含むことができる 。この酸化防止剤は0.005〜1%(W/V)、特に0.01〜0.05%の 比率で存在する。 有機溶剤としては以下のものを使用することができる;アセトン、エチルアセ テート、メタノール、エタノール、イソプロパノール、ジメチルホルムアミド、 ジクロロメタンまたはジエチレングリコールモノエチルエーテル(Transcutol) 。これらの溶剤には所望する相の種類に応じて各種賦形剤C8−C10カプリル/ カプリルトリグリセリド(EstasanまたはMiglyol 812)、オレイン酸またはプロ ピレングリコール等を追加することができる。 本発明で使用可能な結晶化抑制剤としては下記のものを挙げることができる: a)ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール、酢酸ビニルとビニルピロリ ドンとのコポリマー、ポリエチレングリコール、ベンジルアルコール、マン ニトール、グリセロール、ソルビトールまたはポリオキシエチレン化ソルビ タンエステル;レシチンまたはナトリウムカルボキシメチルセルロースまた はメタクリル酸塩等のアクリル誘導体、 b)アニオン界面活性剤、例えばアリカリ性ステアレート、特にステアリン酸ナ トリウム、カリウムまたはアンモニウム;ステアリン酸カルシウム;ステア リン酸トリエタノールアミン;アビエチン酸ナトリウム;硫酸アルキル、特 に硫酸ナトリウムラウリルおよび硫酸ナトリウムセチル;ドデシルベンゼン スルホン酸ナトリウム、ジオクチルスルホ琥珀酸ナトリウム;脂肪酸、特に ヤシ油から得られた脂肪酸、 c)カチオン界面活性剤、例えば、式:N+R'R''R'''R''''Y-(ここで、基 Rは必要に応じてヒドロキシル化した炭化水素基であり、Y-はハロゲン化 物、硫酸塩およびスルホン酸塩アニオン等の強酸のアニオンである)で表さ れる水溶性第4アンモニウム塩;臭化セチルトリメチルアンモニウムは使用 可能なカチオン界面活性剤に含まれる。 d)式:N+R'R''R'''(ここで、基Rは炭化水素基で、必要に応じてヒドロ キシル化されていてもよい)で表されるアミン。オクタデシルアミン塩酸は 使用可能なアニオン界面活性剤に含まれる。 e)非イオン性界面活性剤、例えばソルビタンエステル(必要に応じてポリオキ シエチレン化されていてもよい)、特にポリソルベート80、ポリオキシエ チレン化アルキルエーテル;ステアリン酸ポリエチレングリコール、キャス ターオイルのポリオキシエチレン化誘導体、ポリグリセロールエステル、ポ リオキシエチレン化脂肪アルコール、ポリオキシエチレン化脂肪酸、酸化エ チレンおよび酸化プロピレンのコポリマー。 f)ベタインの置換ラウリル化合物等の両性界面活性剤 e)これら結晶化抑制剤の少なくとも2つの混合物。 一対の結晶化抑制剤すなわちポリマータイプの被膜形成剤と界面活性剤とを組 み合わせを用いるのが好ましい。これらの薬剤は結晶化抑制剤として挙げた上記 化合物から選択することができる。 ポリマータイプの被膜形成剤の中では下記のものが特に好ましい: 1)各種ポリビニルピロリドン、 2)ポリビニルアルコール、 3)酢酸ビニルとビニルピロリドンのコポリマー。 界面活性剤としては非イオン界面活性剤、好ましくはポリオキシエチレン化ソ ルビタンエステル、特に各種のポリソルベート、例えばポリソルベート80を挙 げることができる。 これらの被膜形成剤と界面活性剤は結晶化抑制剤の全体量の範囲内または同一 量で均質混合することができる。 上記の組み合わせによって外皮が結晶化せず、毛の外観が非常に好ましなり、 活性材料を高濃度にしても外観が粘着性または粘着質になる傾向がない。 乾燥を促進する補助溶剤としては無水エタノール、イソプロパノール(2−プ ロパノール)またはメタノールを挙げることができる。 酸化防止剤としては通常の薬剤、特にブチル化ヒドロキシアニゾール、ブチル 化ヒドロキシトルエン、アスコルビン酸、メタ亜硫酸水素ナトリウム、プロピル 没食子酸塩およびチオ硫酸ナトリウムまたはこれらの薬剤の2つ以上の混合物を 用いることができる。 濃縮組成物は一般に上記定義の構成要素を単純に混合するだけで製造できるが 、最初に活性材料を主溶剤中に混合した後に他の成分または補助剤を添加するの が有利である。 使用量は動物の体重に応じて0.3〜1ml、特に猫については約0.5ml 、犬については約0.3〜3mlが好ましい。 微小乳剤(ミクロエマルジョン)は断続的な局所塗布に適している。 微小乳剤は水性相、油性相、界面活性剤および補助界面活性剤から成る四成分 形で、透明な等方性液体である。この微小乳剤は、油性相中の微小粒滴水相の安 定な分散物または逆に水性相中の微小粒滴油相の安定な分散物から成る。微小粒 滴の寸法は2O0nm以下である(乳剤では1000〜100000nm)。界 面被膜は界面活性(SA)分子と補助界面活性(Co−SA)分子とが交互に形 成されたものから成り、界面張力を下げることで微小乳剤が自然に形成される。 油性相は鉱油または植物油、不飽和ポリグリコシ化グリセリドまたはトリグリ セリドあるいはこれら化合物の組み合わせで形成される。トリグリセリド、特に 平均的鎖のトリグリセリド、例えばC8−C10カプリル/カプリルトリグリセリ ドが好ましい。油性相は特に微小乳剤のV/Vの2〜15%、さらに7〜10% 、好ましくは8〜9%で存在する。 水性相は水、一般のグリコール誘導体、プロピレングリコール、グリコールエ ーテル、ポリエチレングリコールまたはグリセロール等から選択することができ る。ピロピレングリコール、ジエチレングリコールモノエチルエーテルおよびジ プロピレングリコールモノエチルエーテルも好ましい。 水性相は特に微小乳剤中に1〜4%V/Vの比率となる。 界面活性剤はジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジプロピレングリコ ールモノメチルエーテル、ポリグリコール化C8−C10グリセリドまたはポリグ リセリル−6ジオレートから選択するのが好ましい。 補助界面活性剤はエタノールおよびプロパノール等の短鎖アルコールから選択 するのが好ましい。界面活性剤として挙げた化合物の一つでもよい。 化合物のいくつかは3つの成分:水性相、界面活性剤および補助界面活性剤に 共通しているが、同じ処方の各成分に異なる化合物を用いるように構成する。 界面活性剤に対する補助界面活性剤の比率は1/7〜1/2であるのが好まし い。微小乳剤中に25〜75%V/Vの界面活性剤と10〜55%V/Vの補助 界面活性剤とがあるのが好ましい。 上記定義の一種または複数の結晶化抑制剤を微小乳剤に添加するのが有利であ る。一対の結晶化抑制剤はポリソルベート80とポリビドン(ポリビニルピロリ ドン)、例えばドイツBASF社製のKollidon 17 PF等であるのが好ましい。用量は 皮膚への点状塗布溶液で例えば結晶化抑制剤の各化合物が約5%N/Vである。 活性化合物(A)および(B)は点状塗布型の皮膚用溶液として示した比率で 存在することができる。 経口投与には一般処方、例えば、溶液、微小乳剤、乳剤または懸濁液等を餌に 混ぜるか、ペレット、錠剤、粉末、固形ゼラチンカプセル、その他の所望処方を 使用することができる。 経口摂取の場合、化合物(A)は式(II)の誘導体であるのが好ましい: 非経口投与には皮下経路で注射可能な溶液状処方、例えば油性賦形剤を用いた 有機溶剤および植物油の混合物等が好ましい。 非経口投与の組成物は特殊な形、粒子、特にナノ粒子、ナノカプセル、微小粒 子、微小カプセルまたはリポゾームにすることができ、あるいは移植片の形に製 造することもできる。これらの粒子は例えば水や植物油または平均的鎖を有する トリグリセリド中にポリラクト酸のポリマーまたはポリラクト−グリコール酸ポ リマーから製造することができる。 本発明組成物は哺乳動物、特に犬猫のような小型哺乳動物のノミに対して非常 に長く持続する処置として極めて有効であることが証明されている。 上記組成物は、他の寄生虫、特にダニおよびハエに対する効果も発揮し、本発 明組成物は真の効用を持つことが実際に証明されている外部寄生虫の他に、主要 な内部寄生虫、中でもイヌ糸状虫系寄生虫及び/または線形動物にする処置にま で拡大することができるということが分かっている。例えば、フィプロニルとミ ルベマイシンをベースとした組成物も糸状虫および線形動物に対して使用するこ とができる。 本発明の他の対象は少なくとも一種の式(I)の化合物と少なくとも一種のタ イプ(B)の化合物との上記組成物製造での使用にある。 本発明の上記以外の利点および特性は下記実施例の説明から明らかになるであ ろう。しかし、本発明が下記実施例に限定されるものではない。実施例1 犬の経口摂取用製剤の製造 フィプロニルとイヴェルメクチンとの混合物を製造し、通常の固形ゼラチンカ プセルに詰めた。200mgのフィプロニルおよび2.5mgのイヴェルメクチ ンを含む固形ゼラチンカプセル1つで10kgの体重の犬を一匹処置するように なっている。 犬は経口で処置し、処置後42日までは1日目(D−1)、7日目(D7)、 それ以降は1週間毎にノミ100匹とダニ50匹を実験的に感染させた。結果は この処置の有効性を示した。 固形ゼラチンカプセル中のイヴェルメクチンは他のエンデクトサイド(B)、 例えば動物の体重1kg当たり500μgのミルベマイシンと交換できる。 同様に、フィプロニルは好ましくは同容量のヴァニリプロルと交換できる。実施例2 断続的塗布(点状塗布)用濃縮溶液の製造 皮膚への塗布用の濃縮溶液は、溶液容量に対する重量で10%のフィプロニル と0.25%のイヴェルメクチンとを含むように製造する。投与量は動物の体重 10kgにつき1mlである。その組成は重量/容量で下記の通りである: フィプロニル 10% イヴェルメクチン 0.25% ポリビニルピロリドン(Kollidon 17 PF) 5% ポリソルベート 80(Tween 80) 5% エタノール 10% トランスキュートル(Transcutol) q.s 100%実施例3 断続的塗布(点状塗布)用濃縮微小乳剤の製造 下記成分を使用する: 油相:C8−C10カプリル/カプリルトリグリセリド(Estasan) 水相:プロピレングリコール 界面活性剤:ジエチレングリコールモノエチルエーテル(Transcutol) 補助界面活性剤:エタノールまたは2−プロパノール 一対の結晶化抑制剤:ポリソルベート80(Tween 80)とポリビニルピロリド ン(Kollidon 17 PF) 本実施例の組成物は下記の通り: フィプロニル 10g イヴェルメクチン 0.5g Estasan 8.5ml Transcutol 60ml エタノール 15ml Kollidon 17 PF 5g Tween 80 5g プロピレングリコール q.s 100ml 上記製剤では、Transcutolが界面活性剤(SA)として作用し、エタノールま たは2−プロパノルが補助界面活性剤(Co−SA)として作用する。プロピレ ングリコールと不溶な平均的な鎖を有するトリグリセリド(Estasan)との混合 物から等方性の透明な微小乳剤を得ることができる。微小乳剤が形成されたら、 一対の結晶化抑制剤を添加する。実施例4 実施例2または3の組成物1mlすなわち100mgのフイプロニルと2.5 mgのイヴェルメクチンとを体重12kgの5匹の犬の両肩の間の局部的皮膚へ 塗布した。動物の血漿の測定から、イヴェルメクチンのピークが1000から1 500から2000pg/mlとなることが示される。 1カ月毎または2カ月毎に犬を処置することで、ノミやダニ、イヌ糸状寄生虫 を完全に制御することができる。実施例5 注射可能な組成物の製造 有機溶剤と植物油または平均的鎖を有するトリグリセリドとの混合物中に3. 3%M/Vのフィプロニルと0.08%のイヴェルメクチンとを含む溶液を1群 の犬の皮下に処置した。 フィプロニル 3.3g イヴェルメクチン 0.08g Estasan 15ml Transcutol q.s. 100ml ノミおよびダニに対する最小有効血漿濃度が少なくとも3カ月の間得られ、イ ヌ糸状症の周期は中断される。実施例6 3.3%M/Vのフィプロニルと0.08%M/Vのイヴェルメクチンとを含 む分子重量が約100,000のポリラクト酸ポリマーまたはポリラクト−グリ コール酸コポリマーPLA 1OO D.L.の微粒子を水、植物油または平均的鎖を有す るトリグリセリド中に15%M/V含むものを犬の皮下に0.3ml/kgの比 率で処置した。 ノミやダニに対するフィプロニルの有効血漿濃度が少なくとも6〜7カ月の間 得られた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61P 33/14 A61P 33/14 C07D 231/38 C07D 231/38 B 401/04 401/04 401/14 401/14 (A01N 43/56 37:02) (81)指定国 OA(BF,BJ,CF,CG, CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN,T D,TG),AP(GH,KE,LS,MW,SD,SZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU, AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,C N,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB ,GE,GH,HU,ID,IL,IS,JP,KE, KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,L T,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX ,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE, SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,U A,UG,US,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 エシュガレー,ジャン―ピエール フランス国 31100 トゥールーズ リュ レグロング 124 (72)発明者 ヴェーユ,アンドレ フランス国 31270 キュグノー アンパ ス ド プレザンス 4 (72)発明者 ジャニン,フィリップ フランス国 31170 トゥルヌフィーユ シュマン ドュ ラ ペイレット 104

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.下記式(I)で表される少なくとも1種の化合物(A)と、大環状ラクトン 型のエンデクトシダル殺寄生虫薬から成る少なくとも1種の化合物(B)とを、 ノミおよび蠕虫類に対する殺寄生虫効果のある量と比率で、動物に許容される媒 体中に含むことを特徴とする、小型哺乳動物特に犬猫の寄生虫、特に外部寄生虫 、好ましくはさらに内部寄生虫を駆除する組成物: (ここで、 R1はハロゲン原子、CNまたはメチルであり、 R2はS(O)N3または4,5−ジシアノイミダゾール−2−イルまたはハ ロアルキルであり、 R3はアルキルまたはハロアルキルであり、 R4は水素またはハロゲン原子であるか、NR56、S(O)m7、C(O) R7またはC(O)OR7、アルキル、ハロアルキルまたはOR8基または−N= C(R9)(R10)基を表し、 R5とR6はそれぞれ独立に水素原子またはアルキル、ハロアルキル、C(O) アルキルまたはS(O)rCF3基またはアルコキシカルボニル基を表し、R5と R6は一緒になって1つまたは2つの酸素や硫黄のような二価ヘテロ原子を含む ことのできる二価アルキレン基を形成することができ、 R7はアルキルまたはハロアルキル基を表し、 R8はアルキルまたはハロアルキル基または水素原子を表し、 R9はアルキル基または水素原子を表し、 R10はフェニルまたはヘテロアリール基を表し、必要に応じてOH,−O−ア ルキル、−S−アルキル、シアノまたはアルキルのような一つまたは複数の基で 置換されていてもよく、 R11とR12は互いに独立して水素またはハロゲン原子を表し、必要に応じてC NまたはNO2を表すが、Hまたはハロゲンが好ましく、 R13はハロゲン原子またはハロアルキル、ハロアルコキシ、S(O)qCF3ま たはSF5基を表し、 m、n、qおよびrはそれぞれ独立に0、1または2に等しい整数を表し、 xは三価の窒素原子またはC−R12基を表し、炭素原子の他の3つの原子価 は芳香環の一部を成し、 ただし、R1がメチルの時は、R3がハロアルキル、R4がNH2、R11がCl 、R13がCF3で、XがNであるか、R2が4,5−ジシアノイミダゾル−2−y l、R4がCl、R11がCl、R13がCF3で、Xが=C−Clである)。 2.化合物(B)がアヴェルメクチン、イヴェルメクチン、アバメクチン、ドラ メクチン、モキシデクチン、ミルベマイシンおよびこれらの誘導体から成る群か ら選択される請求項1に記載の組成物。 3.アルキル基が1〜6の炭素原子を含む請求項1または2に記載の組成物。 4.R5とR6で表される二価のアルキレン基と、R5およびR6が付いた窒素原子 で形成される環が5、6または7員環を形成する請求項1〜3のいづれか1項に 記載の組成物。 5.化合物(A)のR1がCNで、R3がハロアルキル、R4がNH2で、R11とR12 がそれぞれ独立してハロゲン原子、R13がハロアルキルである請求項1に記載 の組成物。 6.化合物(A)が1−[2,6−Cl2−4−CF3フェニル]−3−CN−4 −[SO−CF3]−5−NH2ピラゾールである請求項5に記載の組成物。 7.化合物タイプ(B)がイヴェルメクチンおよびミルベマイシンから選択する 請求項1〜6いずれか一項に記載の組成物。 8.1回の用量の有効量が化合物(A)では動物の体重1kg当たり0.001 、好ましくは0.1〜100mg、化合物(B)では動物の体重1kg当たり0 .1μg、好ましくは1μg〜1mg/kgである請求項1〜7いずれか一項に 記載の組成物。 9.1回の用量での化合物(A)の量が動物の体重1kg当たり1〜50mgで ある請求項8に記載の組成物。 10.1回の用量での化合物(B)の量が動物の体重1kg当たり5〜200μ gである請求項8に記載の組成物。 11.化学式(I)の殺寄生虫薬と、化合物(B)との重量比が5/1〜100 00/1である請求項1〜10いずれか一項に記載の組成物。 12.断続塗布用に濃縮した溶液、懸濁液、微小乳剤または乳剤の形をしている 請求項1〜11いずれか一項に記載の組成物。 13.有機溶剤(必要な場合にはさらに有機補助溶剤)および/または結晶化抑 制剤、好ましくは2つの結晶化抑制剤を含む皮膚塗布用の媒体中に化合物(A) および(B)を有する請求項12に記載の組成物。 14.餌に混ぜる溶液、微小乳剤、乳剤または懸濁液か、ペレット、錠剤、粉末 または固形ゼラチンカプセル等の所望形状をした、経口投与用の請求項1〜11 いずれか一項に記載の組成物。 15.化合物(A)が下記式〔II〕の誘導体である請求項14に記載の組成物: 16.注射用溶液の形をした請求項1〜11いずれか一項に記載の組成物。 17.油性賦形剤を含む請求項16に記載の組成物。 18.徐放用粒子、特にナノ粒子、ナノカプセル、微小粒子、微小カプセル、リ ポゾームの形をしている請求項16に記載の組成物。 19.下記式(I)に属する少なくとも1種の化合物(A)と、大環状ラクトン 型のエンデクトシダル殺寄生虫薬から成る少なくとも1種の化合物(B)との、 小型哺乳動物、特に犬猫の寄生虫、特に外部寄生虫(好ましくはさらに内部寄生 虫)を駆除する組成物の製造での使用: (ここで、 R1はハロゲン原子、CNまたはメチルであり、 R2はS(O)N3または4,5−ジシアノイミダゾール−2−イルまたはハ ロアルキルであり、 R3はアルキルまたはハロアルキルであり、 R4は水素またはハロゲン原子であるか、NR56、S(O)m7、C(O) R7またはC(O)OR7、アルキル、ハロアルキルまたはOR8基または−N= C(R9)(R10)基を表し、 R5とR6はそれぞれ独立に水素原子またはアルキル、ハロアルキル、C(O) アルキルまたはS(O)rCF3基を表し、R5とR6は一緒になって1つまたは2 つの酸素や硫黄のような二価ヘテロ原子を含むことのできる二価アルキレン基を 形成することができ、 R7はアルキルまたはハロアルキル基を表し、 R8はアルキルまたはハロアルキル基または水素原子を表し、 R9はアルキル基または水素原子を表し、 R10はフェニルまたはヘテロアリール基を表し、必要に応じてOH,−O−ア ルキル、−S−アルキル、シアノまたはアルキルのような一つまたは複数の基で 置換されていてもよく、 R11とR12は互いに独立して水素またはハロゲン原子を表し、必要に応じてC NまたはNO2を表すが、Hまたはハロゲンが好ましく、 R13はハロゲン原子またはハロアルキル、ハロアルコキシ、S(O)qCF3ま たはSF5基を表し、 m、n、qおよびrはそれぞれ独立に0、1または2に等しい整数を表し、 Xは三価の窒素原子またはC−R12基を表し、炭素原子の他の3つの原子価 は芳香環の一部を成し、 ただし、R1がメチルの時は、R3がハロアルキル、R4がNH2、R11がCl 、R13がCF3で、XがNであるか、R2が4,5−ジシアノイミダゾル−2−y l、R4がCl、R11がCl、R13がCF3で、Xが=C−Clである)。 20.請求項1〜18のいずれか一項に記載の組成物の製造での請求項19に記 載の使用。 21.下記式(I)に属する少なくとも1種の化合物(A)と、大環状ラクトン 型のエンデクトシダル殺寄生虫薬から成る少なくとも1種の化合物(B)とを殺 寄生虫剤として有効な量および比率で投与することを特徴とする、予防または治 療処置としての、小型哺乳動物、特に犬猫の寄生虫、特に外部寄生虫(好ましく はさらに内部寄生虫)を駆除する方法: (ここで、 R1はハロゲン原子、CNまたはメチルであり、 R2はS(O)N3または4,5−ジシアノイミダゾール−2−イルまたはハ ロアルキルであり、 R3はアルキルまたはハロアルキルであり、 R4は水素またはハロゲン原子であるか、NR56、S(O)m7、C(O) R7またはC(O)OR7、アルキル、ハロアルキルまたはOR8基または−N= C(R9)(R10)基を表し、 R5とR6はそれぞれ独立に水素原子またはアルキル、ハロアルキル、C(O) アルキルまたはS(O)rCF3基またはアルコキシカルボニル基を表し、R5と R6は一緒になって1つまたは2つの酸素や硫黄のような二価ヘテロ原子を含む ことのできる二価アルキレン基を形成することができ、 R7はアルキルまたはハロアルキル基を表し、 R8はアルキルまたはハロアルキル基または水素原子を表し、 R9はアルキル基または水素原子を表し、 R10はフェニルまたはヘテロアリール基を表し、必要に応じてOH,−O−ア ルキル、−S−アルキル、シアノまたはアルキルのような一つまたは複数の基で 置換されていてもよく、 R11とR12は互いに独立して水素またはハロゲン原子を表し、必要に応じてC NまたはNO2を表すが、Hまたはハロゲンが好ましく、 R13はハロゲン原子またはハロアルキル、ハロアルコキシ、S(O)qCF3ま たはSF5基を表し、 m、n、qおよびrはそれぞれ独立に0、1または2に等しい整数を表し、 Xは三価の窒素原子またはC−R12基を表し、炭素原子の他の3つの原子価 は芳香環の一部を成し、 ただし、R1がメチルの時は、R3がハロアルキル、R4がNH2、R11がCl 、R13がCF3で、XがNであるか、R2が4,5−ジシアノイミダゾル−2−y l、R4がCl、R11がCl、R13がCF3で、Xが=C−Clである)。 22.殺寄生虫剤(B)がアヴェルメクチン、イヴェルメクチン、アバメクチン 、ドラメクチン、モキシデクチン、ミルベマイシンおよびこれらの誘導体から成 る群から選択される請求項21に記載の方法。 23.請求項1〜18のいづれか一項に記載の組成物を投与して動物を処置する 請求項21または22に記載の方法。 24.動物を毎日の投与よりも少ない頻度の投与、特に2カ月毎または4半月の 投与、好ましくは毎月の投与で動物を処置する請求項21〜23のいづれか一項 に記載の方法。 25.化合物(A)および(B)を遊離または放出が遅い状態で投与する請求項 21〜23のいづれか一項に記載の方法。 26.化合物(A)と化合物(B)とを含む2つの徐放処方の組み合わせを全身 に拡散可能な投与経路で動物を処置する請求項25に記載の方法。 27.動物を全身経路、例えば経口または非経口で処置する21〜25のいづれ か一項に記載の方法。 28.動物に局所投与、特に点状塗布処方を用いて処置する請求項21〜24の いづれか一項に記載の方法。
JP51433498A 1996-09-19 1997-09-15 殺寄生虫薬の新規な組み合せ Expired - Lifetime JP3756194B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9611446A FR2753377B1 (fr) 1996-09-19 1996-09-19 Nouvelle association parasiticide a base de 1-n-phenylpyra- zoles et de lactones macrocycliques endectocides
FR96/11446 1996-09-19
PCT/FR1997/001548 WO1998011780A1 (fr) 1996-09-19 1997-09-15 Nouvelle association parasiticide

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005273962A Division JP2006056897A (ja) 1996-09-19 2005-09-21 殺寄生虫薬の新規な組み合せ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001503390A true JP2001503390A (ja) 2001-03-13
JP3756194B2 JP3756194B2 (ja) 2006-03-15

Family

ID=9495897

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP51433498A Expired - Lifetime JP3756194B2 (ja) 1996-09-19 1997-09-15 殺寄生虫薬の新規な組み合せ
JP2005273962A Pending JP2006056897A (ja) 1996-09-19 2005-09-21 殺寄生虫薬の新規な組み合せ

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005273962A Pending JP2006056897A (ja) 1996-09-19 2005-09-21 殺寄生虫薬の新規な組み合せ

Country Status (18)

Country Link
US (1) US6482425B1 (ja)
JP (2) JP3756194B2 (ja)
AU (1) AU733408B2 (ja)
BE (1) BE1011370A5 (ja)
BR (1) BR9713469B1 (ja)
CH (1) CH693732A8 (ja)
DE (2) DE19781981B3 (ja)
ES (1) ES2166300B1 (ja)
FR (1) FR2753377B1 (ja)
GB (1) GB2334888B (ja)
HR (1) HRP970510A2 (ja)
IE (1) IE970675A1 (ja)
IT (1) IT1297193B1 (ja)
MA (1) MA24360A1 (ja)
NL (1) NL1007088C2 (ja)
SE (1) SE9900893L (ja)
WO (1) WO1998011780A1 (ja)
ZA (1) ZA978355B (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001240541A (ja) * 2000-03-02 2001-09-04 Kanto Kachiku Rinsho Center:Kk 動物外部寄生虫の駆除方法及び駆除剤
JP2006502241A (ja) * 2002-10-02 2006-01-19 メリアル リミテッド 寄生虫を駆除するためのノズリスポル酸誘導体スポットオン製剤
JP2006522154A (ja) * 2003-04-04 2006-09-28 メリアル リミテッド 動物用駆虫局所製剤
WO2007040271A1 (ja) * 2005-10-06 2007-04-12 Earth Chemical Co., Ltd. 有害小動物の腐乱進行遅延剤、殺鼠剤組成物および腐乱進行遅延方法、並びに間接的害虫防除方法
JP2010518118A (ja) * 2007-02-09 2010-05-27 ワイス エルエルシー 長期防除のための高用量長時間作用型の外部寄生生物駆除剤
JP2010526065A (ja) * 2007-05-03 2010-07-29 メリアル リミテッド C−13アルコキシエーテルマクロライド化合物及びフェニルピラゾール化合物を含む組成物
JP2010536935A (ja) * 2007-08-30 2010-12-02 インターベツト・インターナシヨナル・ベー・ベー フィプロニルを含有する局所外用投与製剤
JP2011504934A (ja) * 2007-11-26 2011-02-17 メリアル リミテッド 寄生虫を駆除するためのポア−オン処方物用の溶媒系
JP2014040468A (ja) * 2013-10-17 2014-03-06 Merial Ltd C−13アルコキシエーテルマクロライド化合物及びフェニルピラゾール化合物を含む組成物

Families Citing this family (65)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2739255B1 (fr) * 1995-09-29 1998-09-04 Rhone Merieux Composition antiparasitaire pour le traitement et la protection des animaux de compagnie
FR2750861B1 (fr) * 1996-07-11 1998-12-24 Rhone Merieux Procedes d'elimination des parasites, et notamment des ectoparasites de vertebres, notamment de mammiferes et compositions pour la mise en oeuvre de ce procede
US20050192319A1 (en) * 1996-09-19 2005-09-01 Albert Boeckh Spot-on formulations for combating parasites
FR2753377B1 (fr) * 1996-09-19 1999-09-24 Rhone Merieux Nouvelle association parasiticide a base de 1-n-phenylpyra- zoles et de lactones macrocycliques endectocides
EP0963695A1 (en) * 1998-06-08 1999-12-15 Rhone Poulenc Agro Insecticidal method
GB9825402D0 (en) 1998-11-19 1999-01-13 Pfizer Ltd Antiparasitic formulations
GB9916052D0 (en) * 1999-07-08 1999-09-08 Pfizer Ltd Anthelmintic compositions
US20050009762A1 (en) * 2003-06-06 2005-01-13 Strobel Michael Albert Application of water and organic solvent soluble ivermectin for topical and oral use
PL370227A1 (en) * 2001-10-25 2005-05-16 Sankyo Lifetech Company, Limited Anthelmintic composition
US6777008B2 (en) * 2002-12-26 2004-08-17 Mon-Sheng Lin Nontoxic edible bubble blowing liquid composition
US7262214B2 (en) * 2003-02-26 2007-08-28 Merial Limited 1-N-arylpyrazole derivatives in prevention of arthropod-borne and mosquito-borne diseases
US7563748B2 (en) 2003-06-23 2009-07-21 Cognis Ip Management Gmbh Alcohol alkoxylate carriers for pesticide active ingredients
CN1894581B (zh) * 2003-07-09 2012-02-01 生命技术公司 检测蛋白-蛋白相互作用的方法
US20050106192A1 (en) * 2003-11-13 2005-05-19 Parekh Prabodh P. Synergistically-effective composition of zinc ricinoleate and one or more substituted monocyclic organic compounds and use thereof for preventing and/or suppressing malodors
US7531186B2 (en) 2003-12-17 2009-05-12 Merial Limited Topical formulations comprising 1-N-arylpyrazole derivatives and amitraz
UY28617A1 (es) * 2004-11-12 2006-06-30 Popley Pharma Ltda Nuevas composiciones
PL2035390T3 (pl) 2006-07-05 2016-06-30 Merial Inc Związki będące pochodnymi 1-arylo-5-alkilopirazolu, sposoby ich wytwarzania i zastosowania
CA2666365C (en) 2006-10-12 2016-08-09 Topaz Pharmaceuticals Llc Topical avermectin formulations and methods for elimination and prophylaxis of susceptible and treatment-resistant strains of head lice
US20100112060A1 (en) * 2006-11-21 2010-05-06 Pesah Maor Formulations of entomopathogenic fungi for insect control
DE102006061538A1 (de) * 2006-12-27 2008-07-03 Bayer Healthcare Ag Kombinationsprodukt zur Bekämpfung von Parasiten an Tieren
DE102006061537A1 (de) 2006-12-27 2008-07-03 Bayer Healthcare Ag Mittel zur Bekämpfung von Parasiten an Tieren
US7919522B2 (en) 2007-05-03 2011-04-05 Merial Limited Compositions comprising C-13 alkoxyether macrolide compounds and phenylpyrazole compounds
EP2155190A4 (en) * 2007-05-04 2010-12-08 Topaz Pharmaceuticals Inc TOPICAL FORMULATIONS AND METHODS FOR THE ELIMINATION AND PROPHYLAXIS OF SENSITIVE AND TREATMENT RESISTANT STRAINS OF HEADS WITH MULTIPLE EFFECTS
SI3428148T1 (sl) 2007-05-15 2021-04-30 Boehringer Ingelheim Animal Health USA Inc. Ariloazol-2-il cianoetilamino spojine, postopek njihove izdelave in postopek njihove uporabe
TWI556741B (zh) 2007-08-17 2016-11-11 英特威特國際股份有限公司 異唑啉組成物及其作為抗寄生蟲藥上的應用
US8012554B2 (en) 2007-09-12 2011-09-06 Pactiv Corporation Bags having odor management capabilities
CA2704380A1 (en) * 2007-11-08 2009-05-14 Ceapro Inc. Avenanthramide-containing compositions
BRPI0802255A2 (pt) * 2008-06-17 2010-03-16 Sespo Ind E Com Ltda composição de uso tópico para controle de ectoparasitos em cães e gatos
GB2464449B (en) * 2008-09-05 2011-10-12 Norbrook Lab Ltd A topical ectoparasticide composition
EA019606B1 (ru) 2008-11-14 2014-04-30 Мериал Лимитед Арилоазол-2-илцианоэтиламино соединения противопаразитарного действия, обогащенные одним из энантиомеров
US9173728B2 (en) 2008-11-19 2015-11-03 Merial Inc. Multi-cavity container having offset indentures for dispensing fluids
CN102271672B (zh) 2008-11-19 2015-02-04 梅里亚有限公司 用于治疗寄生物感染的包含单独的或与甲脒组合的1-芳基吡唑的组合物
EP2395842A2 (en) * 2009-02-16 2011-12-21 Cipla Limited Topical composition
AU2010224685A1 (en) 2009-03-18 2011-11-03 Fidopharm, Inc. Parasiticidal formulation
TW201041509A (en) * 2009-04-30 2010-12-01 Dow Agrosciences Llc Pesticide compositions exhibiting enhanced activity
BR112012013482B1 (pt) 2009-12-04 2018-11-06 Basf Se compostos de bis-organossulfurados pesticidas
US8980896B2 (en) * 2009-12-17 2015-03-17 Merial, Inc. Compositions comprising macrocyclic lactone compounds and spirodioxepinoindoles
SG181679A1 (en) 2009-12-17 2012-07-30 Merial Ltd Anti parasitic dihydroazole compounds and compositions comprising same
WO2011076207A2 (en) * 2009-12-22 2011-06-30 Leo Pharma A/S Cutaneous composition comprising vitamin d analogue and a mixture of solvent and surfactants
KR20120120376A (ko) 2010-01-29 2012-11-01 화이자 인코포레이티드 국소 항기생충 제제
UA108641C2 (uk) 2010-04-02 2015-05-25 Паразитицидна композиція, яка містить чотири активних агенти, та спосіб її застосування
US20130035303A1 (en) * 2010-04-22 2013-02-07 Genesis Laboratories, Inc. Compositions and methods for control of sand flies and other blood sucking insects
WO2011154419A1 (en) 2010-06-09 2011-12-15 Basf Se Method for cultivating sugar cane
AU2011269037B2 (en) 2010-06-23 2014-08-07 Basf Agro B.V., Arnhem (Nl)- Wadenswil Branch Nematicidal mixtures for use in sugar cane
WO2012068202A1 (en) 2010-11-16 2012-05-24 Merial Limited Novel monensin derivatives for the treatment and prevention of protozoal infections
AU2012275435B2 (en) 2011-06-27 2016-07-21 Boehringer Ingelheim Animal Health USA Inc. Amido-pyridyl ether compounds and compositions and their use against parasites
US20120329832A1 (en) 2011-06-27 2012-12-27 Jean Delaveau Novel Insect-Repellent Coumarin Derivatives, Syntheses, and Methods of Use
PT2755473T (pt) 2011-09-12 2019-03-25 Boehringer Ingelheim Animal Health Usa Inc Composições parasiticidas compreendendo um agente ativo de isoxazolina, métodos e suas utilizações
WO2013044118A2 (en) 2011-09-23 2013-03-28 Merial Limited Indirect modeling of new repellent molecules active against insects, acarids, and other arthropods
BR112014006421A2 (pt) 2011-09-23 2017-04-11 Basf Se métodos de cultivo de cana de áçucar
JP6249568B2 (ja) 2011-11-17 2017-12-20 メリアル インコーポレイテッド アリールピラゾールと置換イミダゾールを含む組成物、その使用方法
DK3351546T5 (da) 2011-12-02 2024-08-12 Boehringer Ingelheim Vetmedica Gmbh Langtidsvirkende injicerbare moxidectinformuleringer
JO3626B1 (ar) 2012-02-23 2020-08-27 Merial Inc تركيبات موضعية تحتوي على فيبرونيل و بيرميثرين و طرق استخدامها
BR112015011441A2 (pt) 2012-11-20 2017-07-11 Merial Inc composições e compostos antihelmínticos e métodos de usos dos mesmos
WO2015007923A1 (es) * 2013-07-18 2015-01-22 König Lab, S.L. Procedimiento de desparasitación de animales mediante la aplicación simultánea de dos o más agentes parasiticidas por vía dérmica y dispositivo para su puesta en práctica
AU2015264336B2 (en) 2014-05-19 2018-08-30 Boehringer Ingelheim Animal Health USA Inc. Anthelmintic compounds
MX359970B (es) * 2014-08-12 2018-10-05 Univ Mexico Nac Autonoma Composición farmacéutica en emulgel de invermectina para uso veterinario como sistema promotor y bioadhesivo en el tratamiento antiparasitario, y método para obtener la misma.
WO2016069983A1 (en) 2014-10-31 2016-05-06 Merial, Inc. Parasiticidal composition comprising fipronil
UY36570A (es) 2015-02-26 2016-10-31 Merial Inc Formulaciones inyectables de acción prolongada que comprenden un agente activo isoxazolina, métodos y usos de las mismas
UY37137A (es) 2016-02-24 2017-09-29 Merial Inc Compuestos antiparasitarios de isoxazolina, formulaciones inyectables de acción prolongada que los comprenden, métodos y usos de los mismos
WO2019157241A1 (en) 2018-02-08 2019-08-15 Boehringer Ingelheim Animal Health USA Inc. Parasiticidal compositions comprising eprinomectin and praziquantel, methods and uses thereof
WO2020150032A1 (en) 2019-01-16 2020-07-23 Boehringer Ingelheim Animal Health USA Inc. Topical compositions comprising a neonicotinoid and a macrocyclic lactone, methods and uses thereof
US11638714B2 (en) 2020-11-10 2023-05-02 Mountain Valley Md Inc Water dissolvable macrocyclic lactone cyclodextrin complexes
US11077134B1 (en) 2020-11-10 2021-08-03 Mountain Valley Md Inc Water dissolvable macrocyclic lactone cyclodextrin complexes
EP4262789A1 (en) 2020-12-21 2023-10-25 Boehringer Ingelheim Vetmedica GmbH Parasiticidal collar comprising isoxazoline compounds

Family Cites Families (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3029426A1 (de) * 1980-08-02 1982-03-11 Bayer Ag, 5090 Leverkusen Gegen zwecken wirksame pour-on-formulierungen
JPS57139012A (en) * 1981-02-23 1982-08-27 Sankyo Co Ltd Anthelmintic composition
GB8713768D0 (en) * 1987-06-12 1987-07-15 May & Baker Ltd Compositions of matter
GB8531485D0 (en) * 1985-12-20 1986-02-05 May & Baker Ltd Compositions of matter
LU86393A1 (fr) * 1986-04-16 1987-12-07 Oreal Composition anti-acneique stable a base d'erythromycine
DE69100177T2 (de) * 1990-02-08 1994-01-27 Merck & Co Inc Verfahren zur Bekämpfung von Flöhen.
GB9024927D0 (en) * 1990-11-16 1991-01-02 Beecham Group Plc Novel treatment
JPH04235104A (ja) * 1991-01-08 1992-08-24 Mitsubishi Kasei Corp 殺虫・殺ダニ剤組成物
NO179282C (no) * 1991-01-18 1996-09-11 Rhone Poulenc Agrochimie Nye 1-(2-pyridyl)pyrazolforbindelser til kontroll av skadeinsekter
US5360910A (en) * 1991-04-30 1994-11-01 Rhone-Poulenc Ag Company Pesticidal 1-aryl-5-(substituted alkylideneimino)pyrazoles
GB9120641D0 (en) * 1991-09-27 1991-11-06 Ici Plc Heterocyclic compounds
CA2062213C (en) * 1992-03-03 1996-07-16 Alfonso Minicozzi Indexable cutting insert for rotary cutting tools
GB9306184D0 (en) * 1993-03-25 1993-05-19 Zeneca Ltd Heteroaromatic compounds
PL174488B1 (pl) * 1993-05-10 1998-08-31 Merck & Co Inc Preparat do zwalczania pasożytów zwierząt oraz sposób wytwarzania preparatu do zwalczania pasożytów zwierząt
PL173487B1 (pl) * 1993-05-10 1998-03-31 Merck & Co Inc Preparat do zwalczania wewnętrznych i zewnętrznych pasożytów zwierząt, sposób wytwarzania preparatu do zwalczania wewnętrznych i zewnętrznych pasożytów zwierząt oraz sposób zwalczania zewnętrznych pasożytów zwierząt
GB9312154D0 (en) * 1993-06-12 1993-07-28 Pfizer Ltd Antiparasitic agents
GB9316129D0 (en) * 1993-08-04 1993-09-22 Pfizer Ltd Antiprasatic agents
JP3715994B2 (ja) * 1993-12-21 2005-11-16 住友化学株式会社 害虫防除剤
DE4343613A1 (de) * 1993-12-21 1995-06-22 Bayer Ag N-substituierte Aryl-trifluormethylimidazole
US5981500A (en) * 1994-01-12 1999-11-09 Pfizer Inc. Antiparasitic agents related to the milbemycins and avermectins
DE4414333A1 (de) * 1994-04-25 1995-10-26 Bayer Ag Substituierte Pyridylpyrazole
IL116147A (en) * 1994-11-30 2002-05-23 Aventis Cropscience Sa Complexible composition for insect control
IL116148A (en) * 1994-11-30 2001-03-19 Rhone Poulenc Agrochimie Complexible composition for insect control
PT810823E (pt) * 1995-02-24 2001-09-28 Novartis Ag Composicao para controlo de parasitas
FR2753377B1 (fr) * 1996-09-19 1999-09-24 Rhone Merieux Nouvelle association parasiticide a base de 1-n-phenylpyra- zoles et de lactones macrocycliques endectocides
US6054140A (en) * 1997-03-21 2000-04-25 Biogenesis S.A. Long acting injectable parasiticidal composition and the process for its preparation
GB9825402D0 (en) 1998-11-19 1999-01-13 Pfizer Ltd Antiparasitic formulations

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001240541A (ja) * 2000-03-02 2001-09-04 Kanto Kachiku Rinsho Center:Kk 動物外部寄生虫の駆除方法及び駆除剤
JP2006502241A (ja) * 2002-10-02 2006-01-19 メリアル リミテッド 寄生虫を駆除するためのノズリスポル酸誘導体スポットオン製剤
JP2006522154A (ja) * 2003-04-04 2006-09-28 メリアル リミテッド 動物用駆虫局所製剤
WO2007040271A1 (ja) * 2005-10-06 2007-04-12 Earth Chemical Co., Ltd. 有害小動物の腐乱進行遅延剤、殺鼠剤組成物および腐乱進行遅延方法、並びに間接的害虫防除方法
JP5134965B2 (ja) * 2005-10-06 2013-01-30 アース製薬株式会社 殺鼠剤組成物および腐乱進行遅延方法
JP2010518118A (ja) * 2007-02-09 2010-05-27 ワイス エルエルシー 長期防除のための高用量長時間作用型の外部寄生生物駆除剤
JP2010526065A (ja) * 2007-05-03 2010-07-29 メリアル リミテッド C−13アルコキシエーテルマクロライド化合物及びフェニルピラゾール化合物を含む組成物
JP2010536935A (ja) * 2007-08-30 2010-12-02 インターベツト・インターナシヨナル・ベー・ベー フィプロニルを含有する局所外用投与製剤
JP2011504934A (ja) * 2007-11-26 2011-02-17 メリアル リミテッド 寄生虫を駆除するためのポア−オン処方物用の溶媒系
JP2014040468A (ja) * 2013-10-17 2014-03-06 Merial Ltd C−13アルコキシエーテルマクロライド化合物及びフェニルピラゾール化合物を含む組成物

Also Published As

Publication number Publication date
AU4211097A (en) 1998-04-14
JP2006056897A (ja) 2006-03-02
IT1297193B1 (it) 1999-08-03
BR9713469B1 (pt) 2013-10-29
GB2334888B (en) 2001-02-28
ZA978355B (en) 1999-03-17
GB2334888A (en) 1999-09-08
AU733408C (en) 1998-04-14
BE1011370A5 (fr) 1999-08-03
JP3756194B2 (ja) 2006-03-15
FR2753377A1 (fr) 1998-03-20
ITTO970823A1 (it) 1999-03-18
IE970675A1 (en) 1999-01-13
CH693732A5 (fr) 2004-01-15
US6482425B1 (en) 2002-11-19
HRP970510A2 (en) 1998-08-31
WO1998011780A1 (fr) 1998-03-26
SE9900893L (sv) 1999-04-16
DE19781981T1 (de) 1999-09-23
GB9906314D0 (en) 1999-05-12
MA24360A1 (fr) 1998-07-01
SE9900893D0 (sv) 1999-03-12
ES2166300B1 (es) 2003-09-16
NL1007088C2 (nl) 1998-03-20
DE19781981B3 (de) 2013-05-29
ES2166300A1 (es) 2002-04-01
FR2753377B1 (fr) 1999-09-24
BR9713469A (pt) 2000-04-11
AU733408B2 (en) 2001-05-10
CH693732A8 (fr) 2004-02-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001503390A (ja) 殺寄生虫薬の新規な組み合せ
EP1887866B1 (en) Spot-on formulations for combating parasites
US6998131B2 (en) Spot-on formulations for combating parasites
JP3702965B2 (ja) 哺乳動物、特に犬猫のノミを防除するための殺虫剤の組合せ
US6426333B1 (en) Spot-on formulations for combating parasites
US6001384A (en) Method for fighting against myiasis affecting cattle and sheep populations and compositions for implementing same
KR100348204B1 (ko) 애완동물의치료및예방용구충제조성물
US5773422A (en) Avermectin formulation
AU2009212762A1 (en) Topical anthelmintic veterinary formulations
JP2001520669A (ja) 小型哺乳動物の寝床のノミを根絶する方法および手段
JP2007529442A (ja) 殺寄生生物組成物
CA2532199C (en) Parasiticidal composition comprising a salicylanilide anti-parasitic compound
RU2205011C1 (ru) Фармацевтическая композиция с антибактериальной активностью
KR20020067781A (ko) 구충용 이버멕틴 주사제 조성물 및 그 제조방법
PL205722B1 (pl) Środki do stosowania w sposobie do obrony przed pasożytami robaczymi i zastosowanie związków o wzorze (I)
AU5188001A (en) Methods for eliminating parasites and in particular ectoparasites of vertebrates, particularly of mammals and compositions for implementing these methods

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041005

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040927

A72 Notification of change in name of applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A721

Effective date: 20041110

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20050105

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20050221

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050329

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050524

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050822

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050921

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050930

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20051020

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051121

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051221

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100106

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110106

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120106

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130106

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130106

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term