JP2001502435A - 温度検出回路 - Google Patents

温度検出回路

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Abstract

(57)【要約】 電力半導体装置(MOSFET/IGBT)と集積化するのに適した温度検出回路は、第1及び第2IGFET(M1及びM2)と一緒に集積化された温度検出用p‐nダイオード手段(D1、D2等)を含む。温度検出用p‐nダイオード手段(D1、D2等)通る電流路が、負の温度係数を有する電圧降下(Vf)を生じる。IGFET(M1及びM2)はそれぞれ別々の電流路中に結合されてこれらのソース及びゲート電極(s及びg)間に別々のゲート‐ソース電圧信号(Vgs1及びVgs2)を有するようになっている。第1IGFET(M1)のゲート‐ソース電圧(Vgs1)は第2IGFET(M2)のゲート‐ソース電圧(Vgs2)の温度係数(存在する場合)よりも大きな値の負の温度係数を有する。第1IGFET(M1)のソース及びゲート電極(s及びg)の一方がp‐nダイオード手段(D1、D2等)に結合され、第1及び第2IGFET(M1及びM2)が比較器(COMP)として又はこの比較器と一緒に互いに結合されてp‐nダイオード手段(D1、D2等)の電圧降下(Vf)をIGFET(M1及びM2)のゲート‐ソース電圧信号(Vgs1及びVgs2)間のいかなる差とも比較し、温度しきい値に関連する検出温度を表す論理出力信号(Tabs)を生じるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】 温度検出回路 本発明は、絶縁ゲート電界効果トランジスタ(以後“IGFET”と称する)を有 する温度検出回路、特に、しかし排他的でなく、電力半導体装置、例えば電力IG FET(以後“MOSFET”と称する)、電力絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(以後 “IGBT”と称する)又は電力バイポーラトランジスタと集積化するのに適した温 度検出回路に関するものである。 米国特許第5,336,943号明細書には、互いに同じ絶縁ゲート電界効果型である 第1及び第2IGFETを有するこのような温度検出回路が開示されている。これら のIGFETは互いに別々の電流路内で、これらのソース及びゲート電極間にゲート ‐ソース電圧信号をそれぞれ有するように結合されている。各IGFETは、そのド レイン電極がそのゲート電極に結合されているダイオード接続トランジスタであ る。第1IGFETは、その両端間の電圧が温度とともに変化するそのサブしきい値 領域中の深くで動作する。第2IGFETは、この第2IGFETの両端間の電圧が温度に 殆ど依存しないその2乗領域で動作する。比較回路は第1及び第2IGFETのそれ ぞれの両端間の電圧を比較して、第1IGFETによって検出された温度を表す出力 信号を生ぜしめる。比較回路に対する適切な信号レベルを得るには、一般に2つ 以上の直列接続した第1IGFETが必要となる。第2IGFETは、温度しきい値に相当 する基準レベルを比較回路に与える。温度検出用IGFETを用いた他の温度検出回 路も米国特許第5,336,943号明細書に記載されている。この米国特許第5,336,943 号明細書の全ての内容を参考にすることができる。 温度検出用p‐nダイオードを用いた他の種類の温度検出回路は、国際公開パ ンフレットWO97/02592(米国特許第5,726,481号;特表平10−505714号)及び その引例、例えば欧州特許出願公開第0414499号に開示されている。これらの文 献の全ての内容も参考にすることができる。この他の種類の回路は、負の温度係 数を有する電圧降下を生ぜしめる温度検出用p‐nダイオード手段を通る電流路 を具えている。p‐nダイオード手段を順方向バイアスするか或いは逆方向バ イアスする異なる回路も可能である。p‐nダイオードの逆方向特性は強い温度 依存性を有することが分っているも、温度検出のためには一般に、p‐nダイオ ードの順方向特性の温度依存性が用いられている。従って、逆方向バイアスされ たp‐n接合の漏洩電流が温度とともに指数関数的に増大する。逆方向バイアス されたp‐nダイオードの場合、この電流により抵抗の両端間に負の温度係数の 電圧降下を発生させる。順方向バイアスされたp‐nダイオードの場合、このp ‐nダイオード自体の両端間に負の温度係数の電圧降下が発生する。温度検出回 路もIGFETを有する増幅器を具えており、そのゲート電極はp‐nダイオード手 段に結合され、そのドレイン電極に検出温度を表す出力信号を生じる。 このような温度検出回路は、電力半導体装置を過熱から保護するようにこの電 力半導体装置の動作を調整するのに有利であることが確かめられている。このよ うな回路は特に、いわゆる“スマートパワー”装置の分野において、電力装置区 分を過熱から保護するのと、その論理回路の動作を適切に維持するのとの双方に 有利である。この場合、制御機能を得る低電圧論理回路には、その動作を制御す るのに高電圧電力装置が低価格で集積化されており、過大な温度増大により不適 切な論理機能が生じるおそれがある。これらの既知の温度検出回路は良好に動作 するも、本発明者は、異なる時間に製造した同種の回路に対し、すなわち同種の 回路の異なるバッチ処理に対ししきい値温度が大きく広がるおそれがあるという ことを確かめた。従って、この広がりを低減するために、IGFETのしきい値電圧 と関連する処理パラメータの変化を制御するのが特に重要である。 本発明の目的は、しきい値温度がIGFETのしきい値電圧と関連する処理パラメ ータの変化に影響されにくい他の種類の温度検出回路を提供するとともに、簡単 な集積回路構造を採用する機会をも得られるようにすることにある。 本発明は、温度検出回路において、該温度検出回路が、 負の温度係数を有する電圧降下を生ぜしめる温度検出用p‐nダイオード手段 を通る電流路と、 互いに同じ絶緑ゲート電界効果型である第1及び第2トランジスタであって、 互いに別々の電流路内で、これらのソース及びゲート電極間にゲート‐ソース電 圧信号をそれぞれ有するように結合されている当該第1及び第2トランジスタと を具え、 第1トランジスタのゲート‐ソース電圧が第2トランジスタのゲート‐ソース 電圧のいかなる温度係数よりも値が大きな負の温度係数を有し、第1トランジス タのソース及びゲート電極のうちの一方の電極が前記p‐nダイオード手段に結 合されており、第1及び第2トランジスタが比較回路において互いに結合され、 この比較回路がp‐nダイオード手段の電圧降下を、第1及び第2トランジスタ のゲート‐ソース電圧信号間のいかなる差とも比較して検出温度を表す出力信号 を温度しきい値と関連して発生させるようになっており、第2トランジスタが第 1トランジスタのゲートしきい値と平衡するゲートしきい値を有し、比較回路に 温度しきい値に対応する基準レベルを与えるようになっていることを特徴とする 。 以下の説明を容易にするために、第1及び第2絶縁ゲート電界効果トランジス タを第1及び第2IGFETで示し、第1IGFET及び第2IGFETのそれぞれのゲート‐ ソース電圧信号をVgs1及びVgs2で示し、p‐nダイオード手段の電圧降下をV fで示す。本発明による温度検出回路は、温度検出のために、p‐nダイオード 手段とIGFET手段との組合せを用いる。比較回路はVfを、Vgs1及びVgs2間の いかなる差とも比較し、検出温度を表す出力信号を生じる。第2IGFETは比較回 路に温度しきい値に相当する一次平衡基準レベルを与える。IGFETのゲートしき い値は通常、正確な基準とはみなされない。しかし、本発明においては、第2IG FETのゲートしきい値に悪影響を与える処理パラメータのいかなる変化も、これ と同じ絶縁ゲート電界効果型である第1IGFETにより平衡化される為、以下に説 明するようにゲートしきい値の一次変化が相殺される。温度検出区分にp‐nダ イオード手段を用いることにより、電位の不平衡を回路に導入するおそれがある 。しかし、特に順方向バイアスされたp‐nダイオードの場合、p‐nダイオー ド手段の両端間のVfに悪影響を及ぼす処理パラメータの変化を、(デプレショ ン型IGFET又はエンハンスメント型IGFETのいずれかの)IGFETのゲートしきい値 に悪影響を及ぼす処理パラメータの変化よりもかなり高精度に制御しうる。 前記比較回路が前記第1及び第2IGFETを有し、これらIGFETが前記p‐nダイ オード手段のVfをこれらIGFETのVgs1及びVgs2間のいかなる差とも 比較するようにすることにより、特にコンパクトで信頼性のある回路構造が得ら れる。この場合、この比較回路の検出温度出力信号が第1及び第2IGFETの一方 のドレイン電極から取出されるようにすることができる。 温度検出回路のコンパクトな一形態では、前記p‐nダイオード手段を第1IG FETの主電流通路と直列の組合せに接続して温度検出区分を形成するようにでき 、第2IGFETのゲート電極が前記直列の組合せから入力信号を受けるようにする ことができる。第1IGFETは、特定の回路構成に応じてそのドレイン電極がその ゲートに結合されたダイオード接続トランジスタとするか、増幅器構造にして用 いることができる。 第1及び第2IGFETのソース電極は共通電圧電源ラインに結合することができ る。この共通電圧電源ラインへの第2IGFETのソース電極の結合ラインには、第 1IGFETのソース電極の結合ラインに存在しない追加の直列抵抗を設け、第2IGF ETのスイッチングしきい値電圧(有効ゲートしきい値電圧)を第1IGFETのスイ ッチングしきい値電圧に比べて増大させるようにすることができる。第1及び第 2IGFETの各々にはその絶縁ゲートに加えてバックゲート電極を設けることがで き、これらバックゲート電極はソース電極と同じ共通電圧電源ラインに結合する ことができる。 他のコンパクト形態の温度検出回路では、第1及び第2IGFETが差動対として 互いに結合されて前記比較回路を構成しており、前記p‐nダイオード手段は第 1IGFETのゲート電極に結合されているようにする。従って、p‐nダイオード 手段は第1及び第2トランジスタのゲート電極間に結合することができる。 第2IGFETのドレイン電極が、場合によっては1つ以上の縦続接続した増幅器 段を介して検出温度出力信号を生じるようにすることができる。しかし、第1IG FETをそのサブしきい値領域で動作させることにより、より大きな増幅を達成で き、従って第1IGFETのドレイン電極が検出温度出力信号を生じるようにするの がより一層有利である。 前記p‐nダイオード手段のVfの負の温度係数は第1IGFETのVgsの負の温度 係数よりも大きな値にすることができる。負の温度係数の電圧降下を生ぜしめる には、順方向に又は逆方向にバイアスしたp‐nダイオードを用いることが できる。順方向バイアスしたp‐nダイオードの両端間のVfは一般に、導通し ているIGFETの両端間のソース‐ドレイン電圧降下よりも低い。これにより、2 つ以上の温度感応性順方向バイアスp‐nダイオードを直列に接続して回路の負 の温度係数の温度感応性を高めるようにすることができる。従って、前記p‐n ダイオード手段がp‐nダイオードの直列の組合せを有するようにしうる。 前記温度検出回路をコンパクトなレイアウトで集積化する場合、第2IGFETは 幾分冷えている領域に離して配置するのが良いも、第1及び第2IGFETの双方を 検出温度に(少なくともある程度)さらされている領域に位置させることができ る。第1及び第2IGFETの温度係数をできるだけ相違させることにより、最大感 度が得られる。この場合、第1IGFETをそのサブしきい値領域で動作させてその 大きな負の温度係数を得るようにし、第2IGFETをその2乗領域で動作させるこ とができる。2乗領域では第2IGFETの両端間の電圧を温度に殆ど依存しないよ うにできるか、或いはこれをわずかに正にすることができる。1つのIGFETをサ ブしきい値領域で動作させて大きな負の温度係数を得るようにするとともに、同 じ絶緑ゲート電界効果型の他の1つのIGFETをその2乗領域で動作させるように 、これらのIGFETを互いに異なる電流密度で動作させる回路を構成するのに、(I GFETの幾何学的形状及びバイアス条件のような)設計上のパラメータをいかに選 択するかに関する詳細な説明に対しては、米国特許第5,336,943号明細書を参照 しうる。本発明による温度検出回路においてこのような原理を採用する場合、温 度検出用p‐nダイオード手段をも設け、第2IGFETをその2乗領域において第 1IGFETに対し異なる電流密度で動作させることにより、この第2IGFETが(第1 IGFETのゲートしきい値に対して平衡した)温度しきい値基準レベルを規定する ようにする。 本発明による温度検出回路では、比較器が、1つ以上の縦続接続トランジスタ を有する増幅器段を具えるようにすることができる。好ましくは、これらの縦続 接続トランジスタを第1及び第2IGFETと同じ絶縁ゲート電界効果型として、回 路の異なるバッチ処理に対しゲートしきい値電圧に不所望な広がりを生ぜしめる おそれのある処理パラメータ変化を補償するようにする。 本発明による温度検出回路は電力半導体装置と集積化し、この電力半導体装置 の動作温度を検出するようにしうる。この場合、p‐nダイオード手段と少なく とも第1IGFETとが電力半導体装置の熱発生領域の近くに位置するように、集積 回路をレイアウトすることができる。p‐nダイオード手段のみではなく第1IG FETをも熱発生領域の近くに配置することにより最大の感度を得ることができる 。しかし、第2IGFET(及び温度検出に用いない他の回路素子)は熱発生領域か ら離れた領域に位置させるのが有利である。 本発明による上述した特徴及びその他の特徴を、添付図面を参照して実施例に つき詳細に説明する。図中、 図1〜6は、本発明による温度検出回路の6つの異なる実施例の回路線図であ り、 図7は、図1〜6の回路をいかに電力半導体装置と集積化しうるかを示す、半 導体本体の一部を通る線図的断面図である。 図1〜6の温度検出回路の各々は、第1及び第2トランジスタM1及びM2と 一緒に集積回路として集積化した温度検出用p‐nダイオード手段D1、D2等 を有する。第1及び第2トランジスタM1及びM2は互いに同じ絶縁ゲート電界 効果型であり、これらトランジスタは図示の例ではNチャネルエンハンスメント 型である。各回路は温度検出用p‐nダイオード手段D1、D2等を通る電流通 路を有し、この電流通路に、負の温度係数を有する電圧降下Vfを生ぜしめる。 IGFET M1及びM2は別々の電流通路で互いに結合され、これらのソース及びゲ ート電極s及びg間に別々のゲート‐ソース電圧信号Vgs1及びVgs2を有するよ うになっている。M1のゲート‐ソース電圧Vgs1は、大きさがM2のゲート‐ ソース電圧Vgs2の温度係数(存在する場合)よりも大きな負の温度係数を有す る。M1のソース及びゲート電極の一方s又はgがp‐nダイオード手段D1、 D2等に結合されている。p‐nダイオード手段D1、D2等と第1及び第2IG FET M1及びM2とは互いに結合されて、(比較器COMPを有する)比較回路を構 成し、この比較回路により、p‐nダイオード手段D1、D2等から得られる電 圧降下Vfを、M1及びM2の電圧Vgs1及びVgs2間のいかなる差電圧とも比較 し、温度しきい値に関連する検出温度を表す出力信号を生ぜしめるようになって いる。第2IGFET M2は第1IGFET M1のゲートしきい値と平衡する ゲートしきい値VTを有し、比較回路COMPに、温度しきい値に対応する基準レベ ルを与えるようになっている。 図1〜5の回路では、温度検出用p‐nダイオード手段D1、D2等が順方向 バイアスされ、負の温度係数のVfがp‐nダイオード手段の両端間の順方向電 圧降下である。図6の回路では、温度検出用p‐nダイオード手段D1’が逆方 向バイアスされ、負の温度係数のVfはD1’と直列の抵抗R11の両端間の電 圧降下となる。図5の回路では、比較器COMPがIGFET M1及びM2に加えられて おり、一方、図1〜4及び図6の回路は、比較器COMPをM1へのM2の結合を以 て構成している点で、よりコンパクトな構成である。図1〜6の特定例では、IG FET M1、M2、M3、M4等の全てがnチャネルエンハンスメント型であり、 バックゲート接続ラインbを設けるp型本体領域内に形成されている。 図1〜4及び図6のコンパクトな構成の回路では、比較回路COMPが、互いに結 合されたM1及びM2を有し、p‐nダイオード手段D1、D2等から得られる 電圧降下Vfを、M1及びM2の電圧Vgs1及びVgs2間のいかなる差電圧とも比 較するようになっている。これらのコンパクトな構成の回路では、比較回路COMP の検出温度出力信号はM1又はM2の何れかのドレイン電極dから取出される。 この出力信号は、M1及びM2と同じ絶縁ゲート電界効果型でありM1及びM2 と同じ集積回路の一部を構成する他のIGFET M3、M4等の縦続接続段を経て増 幅される。 図1〜6の回路の各々は第1及び第2電源ライン1及び2を有する。第1電源 ライン1は正の電源電圧Vに接続し、第2電源ライン2は接地端子に、又はより 一層複雑な集積回路では内部の電圧リターンレベル(内部接地点)に接続するこ とができる。図1〜6の回路は電源ライン1及び2間の並列電流路にD1、D2 、M1、M2、M3等の種々の構成を採用し、種々の回路区分を得ている。それ にもかかわらず、これらの回路区分はそれぞれの回路で一緒に動作し、後に式( 1)で表す同一の基本比較関数を実行する。次に、各回路を順次説明する。 図1の回路は第1回路区分MOD1及び第2回路区分MOD2を有する。回路 区分MOD1は、ダイオード接続したIGFET M1と順方向バイアスするp‐nダ イオードD1及びD2との直列チェーン回路を有する。この直列チェーン回路 の一端は接地ライン2に接続されている。この直列チェーン回路の他端は、抵抗 R2を経てライン1に接続され、R2の大きさにより規定された実質的に一定の 電流が、この直列チェーン回路M1,D1,D2を流れる。バイアス条件は、IG FET M1がそのサブしきい値領域内で動作するように設定する。この直列チェー ン回路M1,D1,D2の両端間の電圧は、各構成素子M1及びD1及びD2が 1℃当り約2mVの変化を呈する為に著しく温度に依存する。定電流規定装着( 抵抗R2)から給電される接地直列チェーン回路M1,D1,D2は負の大きな 温度係数を有するノード電圧をノード11及び12に生ぜしめる。 回路区分MOD2は、この回路区分MOD2の入力スイッチングしきい値が温 度に殆ど依存しないか或いは正の温度係数を有するように設計及びバイアスした IGFETインバータM2、M3、M4の縦続接続回路を有する。いずれの場合にも 、MOD2のスイッチングしきい値は、2乗成分を含む為、サブしきい値電圧で 動作する1つのIGFETのしきい値電圧VTよりもかなり大きくする。従って、特に 簡単な回路設計では、IGFET M2、M3、M4の各々を、IGFETの両端間の電圧 が温度に殆ど依存しないその2乗領域で動作させることができる。各IGFET M2 ,M3,M4の動作条件はそのチャネルの幾何学的形状と、IGFETのドレイン電 極dを電源ライン1に結合するそのそれぞれの負荷抵抗R3,R4,R5とによ って決定される。各IGFET M2,M3,M4のソース電極sは接地ライン2に結 合されている。各IGFET M2,M3,M4は、そのゲート電極gに入力を受け、 そのドレイン電極dと、その負荷抵抗R3、R4又はR5との直列ノード13、 14又は15に出力を生じる増幅用インバータとして作用する。ノード13にお けるM2の出力は論理信号、すなわち温度しきい値を超える前は“0”で温度し きい値を超えた後は“1”である。このIGFET M2は、その2乗領域においてM 1とは異なる電流密度で動作することにより(M1のゲートしきい値に対し平衡 した)温度しきい値基準レベルを規定する。MOD2の増幅された論理信号出力 をTabsで示す。 MOD1及びMOD2は、M2のゲート電極gを直列チェーン回路M1,D1 ,D2の頂部に結合することにより相互接続する。図1に例示する特定の形態で は、ダイオード接続したIGFET M1がこの直列チェーン回路の頂部にある。MO D 1の出力は、M1のゲート電極g及びドレイン電極d問の結合点上の回路ノード 12から取出される。MOD1は温度検出区分を構成し、その出力端がM2のゲ ート電極gに結合されている。MOD2は接地基準比較区分として作用し、その スイッチングしきい値は前述したように、大地に対しオフセットした(M2のゲ ート電極gにおける)良好に規定された電圧である。図1の回路の温度が変化し て、直列チェーン回路M1,D1,D2の両端間の電圧が(M2の電圧Vgs2に より規定された)MOD2のスイッチングしきい値を通り過ぎるようになると、 M2がターンオンする。従って、MOD2はM1及びD1,D2からの信号に関 する比較関数を実行し、温度しきい値を正確に識別し、そのTabs出力を“0”か ら“1”に変えることによりこのしきい値を知らせる。 従って、この温度検出回路に用いた比較原理は以下の関数で表すことができる 。 (Vgs1−Vgs2)=|Vf| ……(1) ここに、(Vgs1−Vgs2)はIGFET M1及びM2のゲート‐ソース電圧間の差で あり、Vgs1はVgs2よりも大きな温度係数を有し、|Vf|はp‐nダイオード 手段D1,D2の両端間の順方向電圧降下の大きさであり、この電圧降下も負の 大きな温度係数を有する。 M2(縦続接続回路M2,M3,M4の第1インバータ)の動作条件がMOD 2の入力しきい値の主成分を規定する。M1はそのサブしきい値領域で動作する ようにバイアスされるも、M2はその2乗領域で動作するようバイアスされ、そ のドレイン電流(及びそのVgs2)は温度に依存しないか又はわずかに正の温度 係数を有する。従って、M2のゲート‐ソース電圧Vgs2がMOD2の入力しき い値を決定し、実際には、比較回路をトリップする温度しきい値を規定するため の(温度で変化するD1,D2のVfや温度で変化するM1のVgs1と比べる) 精密基準レベルを形成する。従って、M2は、接地ライン2に対するそれ自体の 比較関数のための比較の役割及び精密基準の役割の双方を演ずる。 IGFETは通常比較回路に対する精密基準レベルを規定しうるものと考えられて いないが、M2はMOSゲートしきい値電圧値VTに対して平衡したこの回路で 精密基準レベルを規定しうる。従って、M2の1つのVT及び2乗成分の合計が MOD2の入力段に与えられ、一方、温度検出区分MOD1の出力もM1によ って得られる1つのみのVTを有する。M1及びM2は同じ処理型のIGFETである 為、図1の集積回路のいかなる特定の単位(バッチ)を製造するのにも用いた製 造処理におけるいかなる不注意の又は不可避の変動によるM2のVTにおけるい かなる不確定性をも、MOD1におけるM1のVTが相殺する。この相殺はVTに おける一次変動を相殺する効果を有する。この相殺は、一次のみである。その理 由は、IGFET M1及びM2はかなり異なる電流密度で動作し、その結果M2の電 圧Vgs2がサブしきい値IGFET M1の対応する電圧Vgs1よりも例えば、少なくと も0.5〜0.7ボルトだけ高くなる為である。従って、(M1+D1+D2)により 検出された温度が、M2を“0”から“1”に切換えるのに充分となる時点で、 以下の電圧レベルが図1の回路の特定例で存在しうる。すなわち、VfはD1の 両端間で0.4ボルト、D2の両端間で0.4ボルトであり、M1のVgsは0.5ボルト、 M2のVgsは1.3ボルトである。 図1の回路はp‐nダイオード手段D1、D2の順方向電圧に対して不平衡で ある。その理由は、MOD2の入力端にこのようなダイオードが存在しない為で ある。しかし、p‐nダイオードのVfは、対応するMOSゲートしきい値(デ プレション型IGFET又はエンハンスメント型IGFETのいずれか)よりも極めて高い 精度で制御しうる。p‐nダイオードはIGFETのサブしきい値領域内でこのIGFET のVgsと同じレベルの温度感度(1℃当り約−2mV)を呈しうる。更に、ダイ オードのVfの値が導通しているIGFETのソース‐ドレイン電圧に比べて低い場 合には、数個のp‐nダイオードD1,D2等を直列に接続して回路の温度感度 を高めることができる。直列チェーン回路M1,D1,D2に用いられる直列p ‐nダイオードの個数は回路の温度しきい値を規定する設計上の変数の1つであ る。 図1の回路は2つのp‐nダイオードD1及びD2と1つのサブしきい値IGFE T M1とをMOD1における温度感応素子として有する。これらの素子の全体の 温度感度は、各p‐nダイオードの温度感度が−2mV/℃でサブしきい値IGFE T M1の温度感度も−2mV/℃である為に、約−6mV/℃である。MOD2 のインバータIGFET M2,M3,M4は無視しうる或いは小さな正の温度係数を MOD2の入力しきい値に与えるようにバイアスされる為、図1の回 路の全体の等価な温度感度は(ノード12で測定して)6mV/℃に等しいか或 いはそれよりも大きくなる。小さな正の温度係数を有するMOD2を動作させる ことを選択する場合には、縦続接続されたインバータIGFET M2,M3,M4は 図1の回路の温度感度を極限まで増大させる高いドレイン電流密度で動作する。 図1の回路には(D3及びR10のような)追加の回路素子を設けることがで き、これらの回路素子は、集積回路の導電性相互接続パターンを適切に設計する ことにより回路中に設ける(或いは回路から省略する)ことができる。例えば、 並列のp‐nダイオードD3設け、D1、D2及びD3に相当する等価の1つの p‐nダイオードの有効面積を変えることにより、p‐nダイオード手段のVf を変更することができる。MOD1及びMOD2のIGFET M1、M2、M3、M 4の各々はその絶縁ゲートgに加えてバックゲート電極bを有する。これらトラ ンジスタM1、M2、M3、M4のバックゲート電極b及びソース電極sの双方 は共通ライン2に結合されている。しかし、図1に示すように、接地ライン2へ のM2のソース電極sの結合ラインに、M1の結合ラインに存在しない追加の直 列抵抗R10を設け、これによりM1のゲートしきい値電圧に対しM2のゲート しきい値電圧VTを変更するようにすることができる。縦続接続したインバータ チェーン回路M2,M3,M4における第1IGFET M2のこのソースデジェネレ イション抵抗R10がMOD2の入力しきい値を、従って比較回路の温度しきい 値(トリップ点)を変更する。MOD1及びMOD2の双方の動作はライン1に おける電源電圧Vの大きさに応じて変化する為、この抵抗R10の値はそれほど 大きくせずに比較器COMPのトリップ点が電源電圧Vの大きさに著しく依存するよ うにする。 図1の回路は前述した従来技術の温度検出回路に比べて重要な利点がある。例 えば、温度検出回路の温度しきい値及びその他のパラメータが集積回路に対する 製造処理変化に影響されにくくなる。従って、製造広がりを少なくすることがで きる。R10及びD3のような追加の素子を任意的に設けることにより回路特性 の正確な調整が可能となる。M1及びM2を互いに接続して比較機能を得ること により米国特許第5,335,943号におけるように比較器に対する追加の素子及び追 加のレイアウト領域を設ける必要がなくなる。同様な利点は、本発明によるD1 、 D2等と相俟ったM1及びM2の他の回路構成からも得ることができる。 図2にM1及びM2を差動増幅器構造のロングテイルペアーとして並べ換えた 一例を示す。IGFET M1及びM2の差動対は(図1の場合と同様に、R2及びR 3の値に関連してチャネルの幾何学的形状を異ならせることにより)異なる電流 密度でゆっくり動作する為、M1のサブしきい値領域における当該M1とM2の 2乗領域における当該M2とが相俟って、基準/比較の複合機能を論理出力を以 て回路ノード13に生じる。図2の回路では、M1はダイオード接続されていな い。p‐nダイオードチェーン回路D1,D2等は抵抗R1及びR2によりそれ ぞれ電源ライン1及び2に結合されている。M1のゲート電極gはp‐nダイオ ードチェーン回路D1,D2等とR6との直列ノード16に接続され、負の大き な温度係数を有する信号をCOMPに入力させる。図2の回路では、p‐nダイオー ド手段D1,D2等がM1及びM2の差動対のゲート電極g間に結合されている 。既知のように電流ミラー配置として構成しうる電流発生器IIによりM1及び M2のソース電極sが接地ライン2に結合されている。従って、図2の回路には 、図1の回路に比べて(電流発生器IIを設けるための)迫加の回路素子を設け る必要があるという些細な欠点がある。 図2の構造の差動増幅器回路は図1の回路と同じ一般的な原理に応じた温度し きい値検出の動作をする。M1及びM2の差動増幅器はM1及びM2のゲート‐ ソース電圧を互いに減算し、Vgs1及びVgs2間の差を前述した関数(1)に応じ てp‐nダイオード手段D1,D2の両端間の順方向電圧降下Vfの大きさと比 較する。図2の回路は、図1の回路と相違して、第1回路区分MOD3にM2と M1,D1,D2とを一緒に有し、この回路区分が温度検出機能と比較機能とを 組合せる。図2の特定例でも、(M1+D1+D2)により検出した温度がM2 を切換えるのに充分となる時点で、以下の電圧レベルが比較器の入力端に存在し うる。すなわち、VfはD1の両端間で0.4ボルト、D2の両端間で0.4ボルトで あり、M1のVgsは0.5ボルト、M2のVgsは1.3ボルトである。MOD3の出力信 号は温度しきい値に関連する検出温度を表す論理信号である。第2回路区分MO D4はこの論理信号を増幅するものであり、図1の場合と同様に縦続接続したイ ンバータとしてM3及びM4を有する。 図2の回路では、次に増幅を行うM3のインバータ段に対する入力はM2のド レイン電極dにおける回路ノード13から取出される。図3は図2の回路の変形 例を示し、本例では、M3に対する入力がM1のドレイン電極dにおける回路ノ ード12’から取出される。(M1が動作している場合のように)IGFETがその サブしきい値領域で動作することにより,通常は利得を大きくしうるものである 。しかし、M1はM2と相俟って差動対を構成する為、図3の構成の第1回路区 分MOD3’からの利得は図2の構成のMOD3からの利得よりも大きくならな い。この場合、出力信号Tabsに対し所望の位相を保持するためには、図3の第2 回路区分MOD5は奇数個のインバータ段を有する必要がある。従って、図3に は、例えば、差動対M1,M2に続く、第2回路区分MOD5を形成する1つの みのインバータ段M3を示している。 図1の回路では、M1のドレイン電極dがアナログの検出温度出力信号を生じ るも、図3におけるM1のドレイン電極は比較器COMPの論理出力信号を生じる。 図4に示すように、(サブしきい値領域で動作する)M1のドレイン電極dが論理 出力信号を良好な増幅度を以て、M3の入力端への回路ノード12’に生じるよ うにした、図1の変形例が可能である。従って、図4の利点は、M1がそのサブ しきい値領域で動作することにより第1回路区分MOD6において検出温度出力 信号の増幅度を一層高めることができ、図1の増幅用インバータ段M3,M4の 個数を減少させることができるということである。この図4の回路では、第1回 路区分MOD6が(2乗領域で動作する)M2と、M1,D1,D2とを有する 。第2回路区分MOD5は縦続接続したインバータIGFET M3を経て検出温度信 号を増幅する。図2〜4の全ての回路において、ソースデジェネレイション抵抗 R7により第1インバータIGFET M3のソース電極sを電源ライン2に結合して いる。 図1〜4は、IGFET M1及びM2の一方又は双方がCOMPの比較機能を達成する 本発明によるコンパクトな回路配置を示している。しかし、本発明の原理は、比 較器COMPをIGFET M1及びM2に追加し、この比較器がその入力をM1及びM2 から受けるようにした、あまりコンパクトでない回路にも採用することができる 。米国特許第5,335,943号に開示された温度検出回路に対し幾つかの類似 性を有するこのような回路の一例を図5に示す。比較器COMPは、図5の回路のM 2、R3、R2、M1、D1、D2等と一体にするか、或いは外部構成素子とす ることができる。図5の回路においても、図1〜4の回路におけるようにM1を そのサブしきい値領域において動作させてこのM1が負の温度係数を有するよう にし、一方M2はその2乗領域で動作させてこのM2の両端間の電圧が温度に殆 ど依存しないようにする。図5のM2は、米国特許第5,335,943号の回路と相違 して、M1及びM2のしきい値電圧VTと関連する処理パラメータにおけるいか なるバッチ変化にもかかわらず、比較器COMPに対する精密基準レベルを与えるこ とができる。従って、1つのVTを有するM1が比較器COMPに負の入力を与え、 一方比較器COMPの正の入力もM2により与えられる丁度1つのVT(+2乗成分 )を有する。M1及びM2は双方共、これらのゲート電極gがこれらのドレイン 電極dに接続された、ダイオード接続のIGFETである。図5の回路では、負の大 きな温度係数が図1の場合と同様にM1,D1,D2の直列チェーン回路により 与えられる。図5の比較器COMPによる比較は前述した関数(1)に応じて行なわ れる。 図1〜5の回路では、温度検出用p‐nダイオード手段D1,D2等は順方向 バイアスされる。図6は、温度検出用p‐nダイオード手段D1’を逆バイアス して漏洩電流に負の大きな温度係数を与えるようにした変形例(例えば、図2及 び3の回路区分MOD3及びMOD3’の変形例)を示している。この漏洩電流 はD1’と直列の抵抗R11を流れ、この抵抗R11の両端間に負の温度係数の 電圧降下(式(1)のVf)を生ぜしめる。D1’とR11との直列ノード21 は、サブしきい値領域で動作するM1のゲート電極gに結合されている。このノ ード21とは反対側のR11の端部は、2乗領域で動作するとともにM1とで差 動対を構成するM2のゲート電極gに結合されている。これにより得られる回路 区分MOD8は、温度検出機能と(前述したような)基準/比較の複合機能との 双方を達成する。このMOD8の論理出力は、(良好な増幅を達成する)回路ノ ード12’又は回路ノード13のいずれかから取出すことができる。この出力信 号は、例えばMOD4又はMOD5に類似する増幅用のインバータ区分に供給す ることができる。 図7は、半導体本体120の4つの部分を通る断面図であり、図1〜6の温度 検出回路を如何にして電力半導体装置MOSFET又はIGBTと集積化しうるかを示して いる。区分(b)、(c)及び(d)は米国特許第5,335,943号に示されるIGFET、 抵抗及び電力半導体装置に相当する。この図7は米国特許第5,335,943号の符合 に100を加えた符合を用いている。 半導体本体120は比較的多量にドーピングした単結晶シリコン基板121を 有することができ、この基板上には比較的少量にドーピングしたn導電型のエピ タキシャル層122が設けられている。本例では、電力半導体装置MOSFET又はIG BTは縦型構造をしており、エピタキシャル層122により得られる共通ドレイン ドリフト領域を共有する極めて多数(何十万)の並列接続したトランジスタセル を有する。図7の区分(d)は1つのみのこのようなトランジスタセルを示して いる。MOSFETの場合、基板121はドレインドリフト領域と同じ導電型であり、 この基板にはドレイン電極123が接触している。IGBTの場合には、基板121 は反対導電型をしており、この基板にはアノード電極123が接触している。各 トランジスタセルはp導電型のトランジスタ本体領域124を有し、この領域内 にn導電型ソース領域125が形成されている。トランジスタ本体領域124は より一層多量にドーピングした中央領域124aを有することができる。領域1 25及び124aには電極128が接触しており、この電極はMOSFETのソース電 極又はIGBTのカソード電極である。電力装置MOSFET又はIGBTはnチャネルエンハ ンスメント型であり、この場合、n型導通チャネル127が絶縁ゲート126に よりトランジスタ本体領域124内に誘起される。図7(d)には、チャネル1 27及びゲート126に対しプレーナセルラー形状が示されているも、いわゆる “トレンチゲート”形状の種々の既知の形態のものをMOSFET又はIGBTに対し用い ることができ、この場合、隣合うセル間の、半導体本体120の主表面に形成さ れたトレンチ(溝)内に絶縁ゲート126を存在させる。この場合、チャネル1 27はトレンチの側壁に沿って垂直に延在する。図1〜6の温度検出回路は、図 7(d)に示すようなプレーナ形状の、又はトレンチゲート形状の電力半導体装 置と集積化しうること明らかである。 区分(a)、(b)及び(c)は、電力装置MOSFET又はIGBTの1つ以上の 側方に位置し且つ図1〜6の何れか1つの温度検出回路の回路素子を集積化する 半導体本体120の領域を示す。トランジスタセルを有するとともに電力半導体 装置の動作中熱を発生する当該電力半導体装置MOSFET又はIGBTの能動領域の付近 に、少なくともp‐nダイオード手段D1、D2等と第1IGFET M1とが位置し ている。図7の区分(a)、(b)及び(c)は、半導体本体120の上側主表面 に隣接するp導電型分離ウエル131内及びその上にこれらの素子D1、M1、 R1等を形成することを示している。これらの分離ウエル131の1つ以上を電 力装置MOSFET又はIGBTの能動領域の周辺の外側に設けるか、或いは電力装置MOSF ET又はIGBTのトランジスタセルによって囲むことができる。ウエル131は、ト ランジスタ本体領域124を設けるのに用いるマスキング及びドーピング工程中 に形成することができる。 M1のようなNチャネルエンハンスメント型のIGFETは、絶縁ゲート134に より分離されたn型ドレイン及びソース領域132及び133によりこのような p型分離ウエル131内に形成しうる。領域132及び133は、ソース領域1 25を設けるのに用いるマスキング及びドーピング工程中に形成することができ る。IGFETに対するバックゲート接続体は、分離ウエル131に接触する電極1 35を以て構成しうる。 R1等のような抵抗はn導電型抵抗領域136により分離ウエル131内に形 成しうる。これらの抵抗領域136も、電力装置のソース領域125を設けるの に用いるマスキング及びドーピング工程中に形成することができる。しかし、抵 抗R1等の抵抗領域は、トランジスタ本体領域124を設けるのに用いるマスキ ング及びドーピング工程でp導電型を以て形成しうる。或いはまた、抵抗R1等 は本体120の上側面上に設けた絶縁層上の、ドーピングされた多結晶シリコン の薄膜素子として設けることもできる。電極137及び138が抵抗領域136 に接触して抵抗接続が達成されている。 D1のようなp‐nダイオードは、シリコン本体120内に設けたp型及びn 型領域を以て構成しうる。しかし、本体120の上側面上に設けた絶縁層上の薄 膜素子として、良好に分離したp‐nダイオードを形成しうる。このような薄膜 構造を図7の区分(a)に示す。図7に示すダイオードD1は、多結晶シリコン 膜の形態で並べて形成したp導電型領域142及びn導電型領域143を有し、 これらの領域間にp‐n接合を形成している。領域142には電極144が接触 し、領域143には電極145が接触している。 これら回路素子M1、R1、D1の種々の電極s、d、g、135、137、 138、144、145は、電力装置のゲート126の導電材料(一般に多結晶 シリコン)を形成するのに用いる堆積及びエッチング工程によって、或いは電極 128の導電材料(一般にアルミニウムのような金属)を以て形成しうる。図1 〜6におけるようなこれらの素子M1、R1、D1の回路接続はこれらの導電材 料のそれぞれの領域における相互接続パターンによって達成する。従って、図1 〜6の温度検出回路を既知の方法で電力半導体装置と集積化しうる。 図1〜7はnチャネルエンハンスメント型のIGFETを示しているも、本発明に よる温度検出回路はpチャネルエンハンスメント型のIGFETを以て、或いはデプ レション型のIGFETを以ても形成しうること明らかである。比較回路COMPに対す る基準レベルにおけるVTの平衡を得るために双方のIGFET M1及びM2を同じ 絶縁ゲート電界効果型とする。 上述した開示から当業者にとって種々の変形が可能であること明らかである。 このような変形には、当該技術分野にとって既に知られている等価な特徴及びそ の他の特徴を含めることができ、これらの特徴は上述した特徴に変えて或いはこ れらに加えて用いることができる。 この出願において請求の範囲は特徴の特定の組合せに成文化してあるが、本発 明の開示範囲には、請求の範囲に記載したのと同じ発明に関するものであるかど うかや、本発明と同じ技術問題のどれか又は全てを解決するか否かにかかわらず 、本明細書に明示的に或いは非明示的に開示したいかなる新規な特徴又はそのい かなる新規な組合せ又はその一般化したいかなるものも含まれることに注意すべ きである。
───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】 なる差とも比較し、温度しきい値に関連する検出温度を 表す論理出力信号(Tabs)を生じるようになっている。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.温度検出回路において、該温度検出回路が、 負の温度係数を有する電圧降下を生ぜしめる温度検出用p‐nダイオード手段 を通る電流路と、 互いに同じ絶縁ゲート電界効果型である第1及び第2トランジスタであって 、互いに別々の電流路内で、これらのソース及びゲート電極間にゲート‐ソー ス電圧信号をそれぞれ有するように結合されている当該第1及び第2トランジ スタとを具え、 第1トランジスタのゲート‐ソース電圧が第2トランジスタのゲート‐ソー ス電圧のいかなる温度係数よりも値が大きな負の温度係数を有し、第1トラン ジスタのソース及びゲート電極のうちの一方の電極が前記p‐nダイオード手 段に結合されており、第1及び第2トランジスタが比較回路において互いに結 合され、この比較回路がp‐nダイオード手段の電圧降下を、第1及び第2ト ランジスタのゲート‐ソース電圧信号間のいかなる差とも比較して検出温度を 表す出力信号を温度しきい値と関連して発生させるようになっており、第2ト ランジスタが第1トランジスタのゲートしきい値と平衡するゲートしきい値を 有し、比較回路に温度しきい値に対応する基準レベルを与えるようになってい ることを特徴とする温度検出回路。 2.請求の範囲1に記載の温度検出回路において、前記比較回路が前記第1及び 第2トランジスタを有し、これらトランジスタが前記p‐nダイオード手段の 電圧降下をこれらトランジスタのゲート‐ソース電圧信号間のいかなる差とも 比較するようになっており、この比較回路の検出温度出力信号が第1及び第2 トランジスタの一方のドレイン電極から取出されるようになっていることを特 徴とする温度検出回路。 3.請求の範囲2に記載の温度検出回路において、前記p‐nダイオード手段は 第1トランジスタの主電流通路と直列の組合せに接続されて温度検出区分を形 成しており、第2トランジスタのゲート電極は前記直列の組合せから入力信号 を受けるようになっていることを特徴とする温度検出回路。 4.請求の範囲3に記載の温度検出回路において、第1及び第2トランジスタの ソース電極が共通電圧電源ラインに結合され、この共通電圧電源ラインへの第 2トランジスタのソース電極の結合ラインは、第1トランジスタのソース電極 の結合ラインに存在しない追加の直列抵抗を有し、第2トランジスタのスイッ チングしきい値電圧を第1トランジスタのスイッチングしきい値電圧に比べて 増大させることを特徴とする温度検出回路。 5.請求の範囲2に記載の温度検出回路において、第1及び第2トランジスタが 差動対として互いに結合されて前記比較回路を構成しており、前記p‐nダイ オード手段は第1及び第2トランジスタのゲート電極間に結合されていること を特徴とする温度検出回路。 6.請求の範囲1に記載の温度検出回路において、第1トランジスタのドレイン 電極が検出温度出力信号を生じるようになっていることを特徴とする温度検出 回路。 7.請求の範囲1に記載の温度検出回路において、前記p‐nダイオード手段の 電圧降下の負の温度係数が第1トランジスタのゲート‐ソース電圧の負の温度 係数よりも大きな値であることを特徴とする温度検出回路。 8.請求の範囲7に記載の温度検出回路において、前記p‐nダイオード手段が 順方向バイアスされるp‐nダイオードの直列の組合せを有していることを特 徴とする温度検出回路。 9.請求の範囲1に記載の温度検出回路において、第1トランジスタがそのサブ しきい値領域で動作してその負の温度係数を得るようになっており、第2トラ ンジスタがその2乗領域で動作するようになっていることを特徴とする温度検 出回路。 10.電力半導体装置と集積化され、この電力半導体装置の動作温度を検出する 請求の範囲1に記載の温度検出回路において、前記p‐nダイオード手段と、 少なくとも第1トランジスタとが前記電力半導体装置の熱発生領域の付近に位 置していることを特徴とする温度検出回路。
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