JP2001356805A - 操作装置 - Google Patents

操作装置

Info

Publication number
JP2001356805A
JP2001356805A JP2000176050A JP2000176050A JP2001356805A JP 2001356805 A JP2001356805 A JP 2001356805A JP 2000176050 A JP2000176050 A JP 2000176050A JP 2000176050 A JP2000176050 A JP 2000176050A JP 2001356805 A JP2001356805 A JP 2001356805A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
menu
operation switch
switch
operating device
switches
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000176050A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Shinozaki
憲一 篠崎
Akihiro Fuchigami
明弘 渕上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2000176050A priority Critical patent/JP2001356805A/ja
Publication of JP2001356805A publication Critical patent/JP2001356805A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Numerical Control (AREA)
  • Manipulator (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作スイッチなどが冗長にならないようにし
て、初心者でも容易に且つ正確に操作できるし、そのた
めに熟練者に対する操作が制限されたたり非効率的にな
ることもない操作装置を提供する。 【解決手段】 複数の操作スイッチを備えて制御装置を
操作する操作装置において、操作手順段階毎に複数の操
作スイッチのそれぞれについて使用可能にするか否かを
示す情報を記憶しておく使用可否記憶手段を備え、前記
使用可否記憶手段に記憶された情報に従って操作手順段
階毎に複数の操作スイッチのそれぞれが使用可能な状態
の操作スイッチ11aまたは使用不可能な状態の操作スイ
ッチ11bとなるように制御する構成にした。また、使用
可能な状態の操作スイッチ11aと使用不可能な状態の操
作スイッチ11bとを異なった状態に表示させるように制
御する構成にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロボット教示装置
など、各種制御装置の操作装置に係わり、特に、多機能
にもかかわらず操作が容易で操作ミスが少ない操作装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】図11は、従来技術の一例を示すロボット
教示装置など一般的な操作装置の正面図である。図示し
たように、一般的な操作装置は、複数の操作スイッチ
(操作キーや操作ボタンとも呼ばれている)21と、情報
を表示する表示装置22などから構成されている。この操
作装置は、すべての操作に対応した複数の操作スイッチ
21を操作面上に備え、作業者は、これらの操作スイッチ
21を用いることにより、例えば設備の全てを操作するこ
とが可能である。また、操作装置を小型化するために、
一つの操作スイッチに複数の操作機能を割り当て、適当
な手段によって操作機能を切り替えることができる操作
装置も実用化されている。図12に示すように液晶画面23
とタッチパネル24を用いて、必要なメニュー(操作スイ
ッチ)25を液晶画面上に自由に配置することができる操
作装置も実用化されている。また、特開平3-242705号公
報に示された産業用ロボットの教示装置では、操作ガイ
ダンス用メッセージの表示に対応して逐次操作者により
実行されるメニュー選択入力操作の内容を分析して判定
結果を与えるようにした熟練度レベル判定手段を設け、
その熟練度レベル判定手段による判定結果に応じて前記
操作ガイダンス用メッセージとメニューの内容を変更す
るように構成して、熟練者と初心者のどちらにも使い勝
手が良くなるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のような多機能な
制御装置の操作装置では、頻繁に使用される操作機能は
ごく一部に限られており、通常の作業時には一部の操作
スイッチ以外の操作スイッチは冗長になる。しかしなが
ら、従来の技術においてはその点に関する配慮がなく、
このため、初心者が操作を習熟することが困難であると
いう欠点があった。また、すべての操作が可能であるの
で、操作ミスにより危険な操作を実行してしまう可能性
があり、特に非熟練者にとって大きな心理的負担になっ
ていた。本発明の目的は、このような従来技術の問題を
解決し、操作スイッチなどが冗長にならないようにし
て、初心者でも容易に且つ正確に操作できるし、そのた
めに熟練者に対する操作が制限されたたり非効率的にな
ることもない操作装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、請求項1記載の発明では、複数の操作スイッチを
備えて制御装置を操作する操作装置において、操作手順
段階毎に複数の操作スイッチのそれぞれについて使用可
能にするか否かを示す情報を記憶しておく使用可否記憶
手段と、前記使用可否記憶手段に記憶された情報に従っ
て操作手順段階毎に複数の操作スイッチのそれぞれを使
用可能な状態または使用不可能な状態に制御する操作ス
イッチ制御手段とを備えた。また、請求項2記載の発明
では、請求項1記載の発明において、使用可能な状態の
操作スイッチと使用不可能な状態の操作スイッチとを異
なった状態に表示させるように操作スイッチ制御手段を
構成した。また、請求項3記載の発明では、請求項2記
載の発明において、使用可能な状態の操作スイッチのみ
を点灯表示させる構成にした。また、請求項4記載の発
明では、請求項2または請求項3記載の発明において、
異なった表示状態を維持したまますべての操作スイッチ
が使用可能な状態になるモードと、表示状態に対応して
使用可能な状態の操作スイッチと使用不可能な状態の操
作スイッチが混在したモードとを切り替えるモード切替
手段を備えた。また、請求項5記載の発明では、操作手
順段階に対応して複数の表示段階で表示されるメニュー
から選択することにより制御装置を操作する操作装置に
おいて、使用頻度または対象作業の難易度レベルの高低
に応じて到達するまでのメニュー表示段階を異ならせる
構成にした。また、請求項6記載の発明では、請求項1
乃至請求項5記載の発明において、ユーザ識別情報を入
力させ、入力されたユーザ識別情報により、操作スイッ
チまたはメニューに係わる操作制御を異ならせる構成に
した。また、請求項7記載の発明では、請求項1乃至請
求項5記載の発明において、操作スイッチまたはメニュ
ーが選択されたとき、使用頻度または対象作業の難易度
レベルの高低に基づいて警告を発生させる警告発生手段
を備えた。また、請求項8記載の発明では、請求項7記
載の発明において、警告発生手段を、警告音発生手段ま
たは刺激発生手段とした。また、請求項9記載の発明で
は、請求項1乃至請求項7記載の発明において、使用頻
度の高い操作スイッチまたはメニューを優先的に操作可
能状態にする構成にした。また、請求項10記載の発明で
は、請求項9記載の発明において、使用頻度の高い操作
スイッチまたはメニューを優先的に操作可能状態にする
優先モードと優先的に操作可能状態にすることを行わな
い通常モードとを切り替えるモード切替手段を備えた。
【0005】
【作用】前記のような手段にしたので、請求項1記載の
発明では、操作手順段階毎に複数の操作スイッチのそれ
ぞれについて使用可能にするか否かを示す情報が記憶し
ておかれ、記憶されたその情報に従って操作手順段階毎
に複数の操作スイッチのそれぞれが使用可能な状態また
は使用不可能な状態に制御される。請求項2記載の発明
では、請求項1記載の発明において、使用可能な状態の
操作スイッチと使用不可能な状態の操作スイッチとが異
なった状態に表示される。請求項3記載の発明では、請
求項2記載の発明において、使用可能な状態の操作スイ
ッチのみが点灯表示される。請求項4記載の発明では、
請求項2または請求項3記載の発明において、異なった
表示状態を維持したまますべての操作スイッチが使用可
能な状態になるモードと、表示状態に対応して使用可能
な状態の操作スイッチと使用不可能な状態の操作スイッ
チが混在したモードとを切り替えることができる。請求
項5記載の発明では、使用頻度または対象作業の難易度
レベルの高低に応じて到達するまでのメニュー表示段階
が異なる。請求項6記載の発明では、請求項1乃至請求
項5記載の発明において、入力されたユーザ識別情報に
より、操作スイッチまたはメニューに係わる操作制御を
異ならせることができる。請求項7記載の発明では、請
求項1乃至請求項5記載の発明において、操作スイッチ
またはメニューが選択されたとき、使用頻度または対象
作業の難易度レベルの高低に基づいて警告が発生する。
請求項8記載の発明では、請求項7記載の発明におい
て、警告音発生手段または刺激発生手段により警告が出
される。請求項9記載の発明では、請求項1乃至請求項
7記載の発明において、使用頻度の高い操作スイッチま
たはメニューが優先的に操作可能状態になる。請求項10
記載の発明では、請求項9記載の発明において、使用頻
度の高い操作スイッチまたはメニューを優先的に操作可
能状態にする優先モードと優先的に操作可能状態にする
ことを行わない通常モードとを切り替えることができ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面により、本発明の実施
の形態を水平多関節の双腕ロボットの教示装置の場合で
詳細に説明する。このような双腕ロボットは多機能で自
由度が高い反面、教示装置には操作スイッチ(操作キー
あるいは操作ボタンとも呼ばれる)が多数設けられ、操
作の習得が非常に困難であったところを本発明が解決し
ているのである。そのため、この実施例の教示装置で
は、画面の編集を自由に行えるようにしている。つま
り、この教示装置では、表示装置と入力装置を備え,W
indows(登録商標)アプリケーションソフトウェ
アにより、表示装置に表示する操作画面をデザインする
ことができるようにしているのである。また、新規に操
作画面をデザインするとともに、ロボットを制御する制
御装置には、教示装置へ入力された情報を処理するアプ
リケーションソフトウェアを備えているのである。図1
に、本発明の第1の実施例の教示装置を示す。図示した
ように、この実施例の教示装置は、複数の操作スイッチ
11および表示部12を有する操作部1、操作手順段階毎に
複数の操作スイッチ11のそれぞれについて使用可能にす
るか否かを示す使用可否情報を記憶しておく使用可否記
憶手段としてのRAM3およびハードディスク装置4、
その使用可否記憶手段に記憶された使用可否情報に従っ
て操作手順段階毎に複数の操作スイッチ11のそれぞれを
使用可能な状態または使用不可能な状態に制御する操作
スイッチ制御手段として前記RAM3とともに動作する
CPU2を備えている。なお、CPU2およびそのCP
U2を動作させるプログラムが記憶されるRAM3はロ
ボットを制御する制御手段としても動作する。また、図
2に示すように、この実施例の教示装置は、使用可能な
状態の操作スイッチ11a(図2において斜線を施してい
ない操作スイッチ)と使用不可能な状態の操作スイッチ
11b(図2において斜線を施している操作スイッチ)と
を異なった状態に表示させる。例えば、操作スイッチ11
をランプ付きにして、使用可能な状態の操作スイッチ11
aのみを点灯状態にするのである。
【0007】図3に、ハードディスク装置4に予め記憶
させておく使用可否情報の一部の例を示す。図示したよ
うに、各操作スイッチ11に対応付けて各操作スイッチ11
が使用可能な状態か否かを記憶しておくのである。な
お、図示の例では、「1」が使用可能状態であり、操作
手順段階S1では、操作スイッチSW1,SW2,SW3,SW4,
SW6のみが使用可能であることを示している。また、図
4(a)は前記操作手順段階S1の各操作スイッチ11(SW1
〜SW15)の状態を示しており、この例では、ロボットハ
ンド(以下、ハンドと略す)A〜Dのいずれかを選択す
ること、および「次」スイッチ(SW6)を押すことが可
能であることを示している。また、操作手順段階S11は
操作手順段階S1においてハンドAを選択した後、
「次」スイッチ(SW6)を押したときに生成される状態
で、図示の例では、SW6を押して次の操作手順段階に進
むこと、SW11を押して前の操作手順段階S1へ戻るこ
と、SW7を押してハンドAを開くこと、SW12を押してハ
ンドAを閉じることのみが可能である。つまり、この状
態で作業者が例えばSW2を押してSW2からの信号が入力さ
れても、CPU2はRAM3の所定領域に記憶されてい
るそのときの操作手順段階を示す情報を取得し、その操
作手順段階の使用可否情報を参照することにより、SW2
からの信号を無視するのである。
【0008】図5に、第1の実施例の動作フローを示
す。以下、図5などに従って、この実施例の動作を説明
する。まず、プログラムにしたがって、CPU2がRA
M3の所定領域にそのときの操作手順段階を示す情報S
nを設定する(S1)。初期状態であれば例えばS1
(あるいは単に「1」)と設定するのである。そして、
既にハードディスク装置4からRAM3の所定領域に読
み出されている使用可否情報のなかから操作手順段階Sn
の使用可否情報を取得し(S2)、その使用可否情報に
従って一部の操作スイッチ11のランプを点灯させる(S
3)。この後、CPU2は作業者が使用可能な操作スイ
ッチ11を操作するのを待つ(S4でNo→S4)。そし
て、使用可能な操作スイッチ11が操作されると(S4で
Yes)、操作された操作スイッチ11が次の操作手順段階
へ進むことを指示する「次」スイッチか否かを判定する
(S5)。なお、操作スイッチ11が操作されても、その
操作スイッチ11がそのときの操作手順段階に対応付けら
れた使用可否情報中に使用可能な操作スイッチとして登
録されていなければ、その操作を無視し、引き続き操作
スイッチ11が操作されるのを待つ。こうして、操作され
た操作スイッチ11が「次」スイッチでないと判定された
ならば(S5でNo)、指示内容をRAM3の所定領域に
保持する(S6)。例えば、SW1が操作されたならばそ
の旨を示す情報を保持するのである。さらに、指示内容
がロボットに制御信号を与える制御指示か否かを判定し
(S7)、制御指示であれば(S7でYes)、その指示
に従ったロボット制御を行う(S8)。それに対して、
ステップS7においてロボット制御指示でないと判定さ
れた場合(S7でNo)、またはステップS8の実行後は
ステップS5へ戻る。一方、ステップS5において、SW
1が操作されたと判定されたならば(S5でYes)、CP
U2はRAM3の所定領域に保持させておいた指示内容
に従って次の操作手順段階を求め(S9)、ステップS
1から繰り返す。こうして、この実施例によれば、その
ときに操作が必要となる可能性のある操作スイッチ11の
みが操作可能となり且つ操作可能な操作スイッチ11のみ
が点灯状態になるので、操作スイッチが冗長にならず、
したがって、初心者でも容易に且つ正確に操作できる
し、そのために熟練者に対する操作が制限されることも
ない。なお、前記において、操作可能な操作スイッチ11
の表示状態と操作可能でない操作スイッチ11の表示状態
を同じにする構成も可能である。しかし、それら2種類
の操作スイッチの表示状態を変えた構成では、操作がよ
り容易になる。また、前記において、異なった表示状態
を維持したまますべての操作スイッチ11が使用可能な状
態になるモードと表示状態に対応して使用可能な状態の
操作スイッチ11と使用不可能な状態の操作スイッチ11が
混在したモードとを切り替えるモード切替手段を備える
構成も可能である。例えば操作スイッチ11の一つをこの
ようなモード切替指示用スイッチとし、CPU2がこの
スイッチからの信号を検知してすべての操作スイッチ11
からの信号を有効な信号として処理したり、または前記
のように使用可否情報に従った処理をしたりするのであ
る。このような構成では、例えば熟練者はどの操作手順
段階においてもすべての操作スイッチを自由に使うこと
ができ、これにより、特殊な操作を実行することもでき
るし、操作手順段階に対応付けるための「次」スイッチ
の操作なども不要になる。また、前記のような初心者に
有効な操作も選択することができる。
【0009】本発明の第2の実施例では、操作手順段階
に対応して複数の表示段階で表示されるメニュー(アイ
コンを含む)から選択することにより操作する教示装置
において、使用頻度または対象作業の難易度レベルの高
低に応じて到達するまでのメニュー表示段階を異ならせ
る構成にした。この教示装置は図6に示すようにタッチ
パネル付き表示部5を備え、作業者はタッチパネル付き
表示部5に表示されるメニューを選択することにより、
画面を切り替えて、目的とする操作に必要なメニューの
み表示された画面を呼び出して使用する。その際、例え
ばロボットハンドの交換のように、対象作業の難易度が
高く危険を伴い頻繁に使用されない操作を行なう画面
は、初期メニューから深い階層に位置させる。これによ
り、一般の作業においてはこの操作画面にまで到達しな
いので、部外者による誤操作や改変などを防止すること
ができるのである。例えば図7に画面を示した例では、
(a)の画面、つまり(a)の操作手順段階で「次」メニュー
を選択することにより(b)の操作手順段階へ移り、ここ
でメニュー「A」を選択することにより(c)の操作手順
段階へ移り、ここで「次」を選択することにより(d)の
操作手順段階へ移る。そして、ここではじめて、まれな
操作であり、且つ危険を伴うハンド着脱操作が可能にな
る。本発明の第3の実施例では、前記各実施例におい
て、ユーザ識別情報を入力させ、入力されたユーザ識別
情報により、操作スイッチまたはメニューに係わる操作
制御を異ならせる構成にした。最初に、パスワードなど
ユーザ識別情報を入力し、そのユーザ識別情報により初
心者か否かを判定し、初心者であれば、難易度の高い操
作に係わる操作スイッチ11を使用可能でない状態にした
り、難易度の高いメニューを表示させないようにしたり
するのである。また、熟練者に対しては例えば一つの操
作手順段階に多数の操作スイッチやメニューを配する。
これにより、初心者が誤って使用することを防止できる
し、熟練者に対しては、操作手順段階の切り替えを少な
くして効率を上げたり、難易度の高い操作を提供したり
することができる。図8に、予めハードディスク装置4
に登録しておき、操作時にはRAM3に読み出して用い
るユーザ情報を示す。図示したように、各ユーザ識別情
報に対応付けて初心者であるか熟練者であるかを登録し
ておくのである。あるいは、ユーザ識別情報ごとに利用
回数を計数し、利用回数が所定回数以上になった者を熟
練者とするようにしてもよい。
【0010】本発明の第4の実施例では、前記各実施例
において、操作スイッチまたはメニューが選択されたと
き、その使用頻度または対象作業の難易度レベルの高低
に基づいて警告を発生させる警告発生手段を備えた。危
険が起こりうる操作手順段階を示す情報を予め登録して
おき、操作時、その操作手順段階では、例えば背景色が
赤にデザインされた画面を表示して作業者に警告するの
である。あるいは、マウスを備えたような構成では、図
9に示すように、マウス13の上面中央部に振動体または
発熱体のような刺激発生手段14を備え、警告を要する操
作手順段階で振動体を振動させたり、発熱体を発熱させ
たりする。こうして、この実施例によれば、使用頻度が
少なくて不慣れな操作を行うとき、または難易度の高い
操作を行うとき、警告を出すことにより作業者に緊張感
を与えることができるので、作業ミスによる誤動作や事
故を防ぐことができる。
【0011】本発明の第5の実施例では、前記各実施例
において、使用頻度の高い操作スイッチまたはメニュー
を優先的に操作可能状態にする。各操作手順段階に出現
する操作スイッチまたはメニューの使用頻度を計数して
記憶しておき、使用頻度の高い操作スイッチまたはメニ
ューを自動的に手前の画面に呼び出して加えるのであ
る。例えば図10に示した画面では、図7に示した第2の
実施例の場合で使用頻度の高いメニューを最初の画面に
呼び出して加えている。Aハンドの使用頻度が最も高く
Bハンドの使用頻度が2番目に高いので、第2の実施例
では2番目の画面にあったAハンドおよびBハンドの選
択を最初の画面で行えるようにするとともに、3番目の
画面にあったAハンド操作も最初の画面で行えるように
している。こうして、この実施例によれば、使用頻度の
高いメニューや操作スイッチが優先的に操作可能状態に
なるので、より効率的な操作が可能になる。また、この
実施例において、使用頻度の高い操作スイッチまたはメ
ニューを優先的に操作可能状態にする優先モードと優先
的に操作可能状態にすることを行わない通常モードとを
切り替えるモード切替手段を備える構成も可能である。
例えば操作スイッチ11または初期メニューの一つをモー
ド切替指示手段とし、CPU2がこのモード切替指示手
段からの信号を検知して優先モードまたは通常モードと
するのである。このような構成では、例えば熟練者は少
ない画面切り替えで効率的な操作を行うことができ、初
心者はわかりやすい画面を用いて誤動作のない操作を行
うことができる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
請求項1記載の発明では、操作手順段階毎に複数の操作
スイッチのそれぞれについて使用可能にするか否かを示
す情報が記憶しておかれ、記憶されたその情報に従って
操作手順段階毎に複数の操作スイッチのそれぞれが使用
可能な状態または使用不可能な状態に制御されるので、
操作スイッチが冗長にならず、初心者でも容易に操作で
きるし、誤操作を防ぐことができる。また、請求項2記
載の発明では、請求項1記載の発明において、使用可能
な状態の操作スイッチと使用不可能な状態の操作スイッ
チとが異なった状態に表示されるので、より操作しやす
くなる。また、請求項3記載の発明では、請求項2記載
の発明において、使用可能な状態の操作スイッチのみが
点灯表示されるので、請求項2記載の発明の効果を容易
に実現することができる。また、請求項4記載の発明で
は、請求項2または請求項3記載の発明において、異な
った表示状態を維持したまますべての操作スイッチが使
用可能な状態になるモードと、表示状態に対応して使用
可能な状態の操作スイッチと使用不可能な状態の操作ス
イッチが混在したモードとを切り替えることができるの
で、例えば熟練者はどの操作手順段階においてもすべて
の操作スイッチを自由に使うことができ、これにより、
特殊な操作を実行することもできるし、操作手順段階を
進めるための「次」スイッチの操作なども不要になる。
また、請求項1または請求項2記載の発明と同様に、初
心者に有効な操作も可能になる。
【0013】また、請求項5記載の発明では、使用頻度
または対象作業の難易度レベルの高低に応じて到達する
までのメニュー表示段階が異ならせることができるの
で、使用頻度の低いメニューや対象作業の難易度レベル
の高いメニューについてはそのメニューに到達するまで
のメニュー表示段階を多くして、誤操作などを防止する
ことができる。また、請求項6記載の発明では、請求項
1乃至請求項5記載の発明において、入力されたユーザ
識別情報により、操作スイッチまたはメニューに係わる
操作制御を異ならせることができるので、ユーザ識別情
報により例えば初心者か否かを判定し、初心者であれ
ば、難易度の高い操作に係わる操作スイッチを使用可能
でない状態にしたり、難易度の高いメニューを表示させ
ないようにしたりできるし、熟練者に対しては例えば一
つの操作手順段階に多数の操作スイッチやメニューを配
したりすることができる。また、請求項7記載の発明で
は、請求項1乃至請求項5記載の発明において、操作ス
イッチまたはメニューが選択されたとき、使用頻度また
は対象作業の難易度レベルの高低に基づいて警告が発生
するので、使用頻度が少なくて不慣れな操作を行うと
き、または難易度の高い操作を行うときに警告を出すこ
とにより、作業者に緊張感を与えて、作業ミスによる誤
動作や事故を防ぐことができる。また、請求項8記載の
発明では、請求項7記載の発明において、警告音発生手
段または刺激発生手段により警告が出されるので、警告
を見逃すおそれがなくなる。また、請求項9記載の発明
では、請求項1乃至請求項7記載の発明において、使用
頻度の高い操作スイッチまたはメニューが優先的に操作
可能状態になるので、請求項1乃至請求項7記載の発明
の効果を実現できるし、その実現のために、使いたい機
能がすばやく使えなくなるということもまれにしか生じ
ないようになる。また、請求項10記載の発明では、請求
項9記載の発明において、使用頻度の高い操作スイッチ
またはメニューを優先的に操作可能状態にする優先モー
ドと優先的に操作可能状態にすることを行わない通常モ
ードとを切り替えることができるので、例えば熟練者は
優先モードを用いて少ない画面切り替えで効率的な操作
を行うことができ、初心者は通常モードによったわかり
やすい画面を用いて誤動作のない操作を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す教示装置ハードウ
ェアの構成ブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施例を示す教示装置要部の説
明図である。
【図3】本発明の第1の実施例を示す教示装置要部の他
の説明図である。
【図4】本発明の第1の実施例を示す教示装置要部の他
の説明図である。
【図5】本発明の第1の実施例を示す教示装置の動作フ
ロー図である。
【図6】本発明の第2の実施例を示す教示装置ハードウ
ェアの構成ブロック図である。
【図7】本発明の第2の実施例を示す教示装置要部の説
明図である。
【図8】本発明の第3の実施例を示す教示装置要部のデ
ータ構成図である。
【図9】本発明の第4の実施例を示す教示装置要部の説
明図である。
【図10】本発明の第5の実施例を示す教示装置の画面
図である。
【図11】従来技術の一例を示す操作装置の構成図であ
る。
【図12】従来技術の他の例を示す操作装置の構成図で
ある。
【符号の説明】
1 操作部 2 CPU 5 タッチパネル付き表示部 11 操作スイッチ 12 表示部 13 マウス 14 刺激発生手段

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の操作スイッチを備えて制御装置を
    操作する操作装置において、操作手順段階毎に複数の操
    作スイッチのそれぞれについて使用可能にするか否かを
    示す情報を記憶しておく使用可否記憶手段と、前記使用
    可否記憶手段に記憶された情報に従って操作手順段階毎
    に複数の操作スイッチのそれぞれを使用可能な状態また
    は使用不可能な状態に制御する操作スイッチ制御手段と
    を備えたことを特徴とする操作装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の操作装置において、使用
    可能な状態の操作スイッチと使用不可能な状態の操作ス
    イッチとを異なった状態に表示させるように操作スイッ
    チ制御手段を構成したことを特徴とする操作装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の操作装置において、使用
    可能な状態の操作スイッチのみを点灯表示させる構成に
    したことを特徴とする操作装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または請求項3記載の操作装置
    において、異なった表示状態を維持したまますべての操
    作スイッチが使用可能な状態になるモードと、表示状態
    に対応して使用可能な状態の操作スイッチと使用不可能
    な状態の操作スイッチが混在したモードとを切り替える
    モード切替手段を備えたことを特徴とする操作装置。
  5. 【請求項5】 操作手順段階に対応して複数の表示段階
    で表示されるメニューから選択することにより制御装置
    を操作する操作装置において、使用頻度または対象作業
    の難易度レベルの高低に応じて到達するまでのメニュー
    表示段階を異ならせる構成にしたことを特徴とする操作
    装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項5記載の操作装置に
    おいて、ユーザ識別情報を入力させ、入力されたユーザ
    識別情報により、操作スイッチまたはメニューに係わる
    操作制御を異ならせる構成にしたことを特徴とする操作
    装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至請求項5記載の操作装置に
    おいて、操作スイッチまたはメニューが選択されたと
    き、使用頻度または対象作業の難易度レベルの高低に基
    づいて警告を発生させる警告発生手段を備えたことを特
    徴とする操作装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の操作装置において、警告
    発生手段を、警告音発生手段または刺激発生手段とした
    ことを特徴とする操作装置。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至請求項7記載の操作装置に
    おいて、使用頻度の高い操作スイッチまたはメニューを
    優先的に操作可能状態にする構成にしたことを特徴とす
    る操作装置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の操作装置において、使
    用頻度の高い操作スイッチまたはメニューを優先的に操
    作可能状態にする優先モードと優先的に操作可能状態に
    することを行わない通常モードとを切り替えるモード切
    替手段を備えたことを特徴とする操作装置。
JP2000176050A 2000-06-12 2000-06-12 操作装置 Pending JP2001356805A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000176050A JP2001356805A (ja) 2000-06-12 2000-06-12 操作装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000176050A JP2001356805A (ja) 2000-06-12 2000-06-12 操作装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001356805A true JP2001356805A (ja) 2001-12-26

Family

ID=18677824

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000176050A Pending JP2001356805A (ja) 2000-06-12 2000-06-12 操作装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001356805A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009291883A (ja) * 2008-06-04 2009-12-17 Ihi Corp ロボット制御装置
JP2015180996A (ja) * 2014-03-07 2015-10-15 ブラザー工業株式会社 制御装置
JP2017138881A (ja) * 2016-02-05 2017-08-10 ファナック株式会社 操作メニューの表示を学習する機械学習器,数値制御装置,工作機械システム,製造システムおよび機械学習方法
JP2020074177A (ja) * 2016-02-05 2020-05-14 ファナック株式会社 操作メニューの表示を学習する機械学習器,数値制御装置,工作機械システム,製造システムおよび機械学習方法
JP7414556B2 (ja) 2020-01-29 2024-01-16 ファナック株式会社 制御装置、集中管理装置、及び制御方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009291883A (ja) * 2008-06-04 2009-12-17 Ihi Corp ロボット制御装置
JP2015180996A (ja) * 2014-03-07 2015-10-15 ブラザー工業株式会社 制御装置
JP2017138881A (ja) * 2016-02-05 2017-08-10 ファナック株式会社 操作メニューの表示を学習する機械学習器,数値制御装置,工作機械システム,製造システムおよび機械学習方法
CN107045293A (zh) * 2016-02-05 2017-08-15 发那科株式会社 机械学习器及方法、数值控制装置、机床系统、制造系统
JP2020074177A (ja) * 2016-02-05 2020-05-14 ファナック株式会社 操作メニューの表示を学習する機械学習器,数値制御装置,工作機械システム,製造システムおよび機械学習方法
US10949740B2 (en) 2016-02-05 2021-03-16 Fanuc Corporation Machine learning device, numerical controller, machine tool system, manufacturing system, and machine learning method for learning display of operation menu
JP7414556B2 (ja) 2020-01-29 2024-01-16 ファナック株式会社 制御装置、集中管理装置、及び制御方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0822370A (ja) 情報処理装置
JP2001356805A (ja) 操作装置
JP2003091353A (ja) Hmd用入力装置
WO1989006388A1 (en) Pc simulation system
US8340324B2 (en) Device for setting parameters of mixer
US9565739B2 (en) Lamp control device of construction machine and lamp control method therefor
JP4471102B2 (ja) ミキサおよびプログラム
US20040252075A1 (en) Information apparatus and display device switching method
JP2001154803A (ja) タッチ入力式情報処理装置
JPS6329827A (ja) 医療用診断装置
JPH05189184A (ja) ウインドウ表示装置
JP3941524B2 (ja) 電子機器の操作装置
JP2003256112A (ja) 情報処理装置及び情報処理装置におけるキー操作制御方法
JPH06110526A (ja) ファンクションキーを有するnc装置
JP2700887B2 (ja) 数値制御装置
JP2003005898A (ja) キー入力装置
JP2002127057A (ja) ロボットの教示装置
JP3540172B2 (ja) エレベータ制御装置
KR200181757Y1 (ko) 버튼기능을임의로설정할수있는카메라
JP2003065789A (ja) 複合電子機器装置
JPH01217394A (ja) 表示制御方式
JPH0258431A (ja) 座標入力装置
JPH02141820A (ja) 対話型操作装置
JP2002200830A (ja) 表示装置
JPH04367921A (ja) コンピュータ装置