JP2002127057A - ロボットの教示装置 - Google Patents

ロボットの教示装置

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JP2002127057A
JP2002127057A JP2000325565A JP2000325565A JP2002127057A JP 2002127057 A JP2002127057 A JP 2002127057A JP 2000325565 A JP2000325565 A JP 2000325565A JP 2000325565 A JP2000325565 A JP 2000325565A JP 2002127057 A JP2002127057 A JP 2002127057A
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JP2000325565A
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Atsusane Hashimoto
敦実 橋本
Takashi Horinouchi
貴志 堀ノ内
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロボットの現在位置が教示点上にあるか否か
が作業者に容易に判断できるようにして、教示作業の負
担を軽減する。 【解決手段】 ロボットの動作軌跡上の代表点を教示点
として位置姿勢情報と、教示点ごとにロボットの経路情
報とを制御部100に設定し、位置姿勢情報および経路
情報に基づいて動作するロボットの動作状態を表示装置
120に表示可能とし、ロボットの経路情報を設定する
設定手段と、設定手段を表示装置120上に表示する表
示部130と、表示された設定手段のうち所望の経路情
報を選択する選択手段と、ロボットの現在位置が教示点
上にあるか否かを判別する判別手段とを備え、判別手段
でロボットが教示点にあると判別すると、制御部100
が表示部130に表示された設定手段の表示を変える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ワークに対して
溶接作業を行うロボットなどの制御盤に係るロボットの
教示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、産業用ロボットの制御盤に
は、作業者が制御盤から離れた位置でロボットを間近に
確認しながら教示作業を行うことを目的として、表示装
置を備えかつ小型軽量に構成された教示装置が接続され
る。近年、表示装置には、ロボットの教示作業の容易化
を目的として、対話型のマンマシンインターフェースを
実現するために、大型の液晶画面が採用されつつある。
【0003】作業者はこれを用いて、動作軌跡上の代表
点にロボットを誘導し、その点での位置姿勢情報を登録
する。このとき同時に、動作速度や移動形態などの経路
情報を併せて登録することがある。これら位置姿勢情報
と経路情報を登録することを教示点登録作業として、こ
れを順次繰り返してロボットの動作プログラムを作成し
ていく。なお、動作プログラム上では位置姿勢情報と経
路情報を含んだ移動命令として登録されている場合が多
い。このように、教示作業で経路情報を併せて登録でき
るようにするため、教示装置には、ロボットを目的の点
へ誘導するための手段以外に、経路情報を設定する手段
を備える。そして、その経路情報設定手段で経路情報を
設定した上で、登録キーの押下等の操作を行うことで、
登録キー押下時のロボットの位置姿勢情報(以後、単に
“教示点”と言う場合もある)と経路情報とが、移動命
令としてプログラム上に登録される。
【0004】作成した動作プログラムの運転を行う前
に、それが意図した通りの動作を行うかを確認し、必要
に応じてその修正を行う。
【0005】確認方法としては、動作プログラム上の移
動命令を一つずつ実行していき、そのときのロボットの
位置姿勢、動作形態、速度等を確認する方法(トレース
動作)や、特定の教示点について確認するのであれば、
それに対応する移動命令を指定して実行し、目的の教示
点ヘロボットを移動させて、位置姿勢を確認する方法な
どがある。
【0006】そして修正を行う場合は、位置姿勢を修正
する場合については、目的の教示点ヘロボットを移動さ
せてから修正したい位置姿勢にロボットを移動させて再
登録を行う。再登録は新規に教示点登録を行う場合と同
じ操作でする。
【0007】また、経路情報を修正する場合について
は、目的の教示点ヘロボットを移動させて経路情報設定
手段で設定を変更した上で再登録を行う。なお、経路情
報の設定変更はロボットを目標教示点へ移動させる前に
行う場合もある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来技術では、上記で
述べたように、ロボットの動作プログラムの修正変更に
おいて経路情報のみを変更する場合は、その経路情報と
ともに移動命令に含まれている教示点までロボットを移
動させる必要がある。これは、位置姿勢まで変更されな
いようにするためである。
【0009】一方、経路情報を変更するためにロボット
を教示点まで移動させる場合、動作プログラム上のそれ
らの情報を含む移動命令を実行することで行うが、安全
上、移動命令の実行はそれを実行するためのキーを押し
続けている間だけ行われるようになっている。
【0010】このため、教示点へ移動する途中で移動命
令の実行キーを放してしまうと、目的の教示点に到達し
きらないことになる。また、目的の教示点に到達してい
るにも関わらず、さらに移動命令の実行キーを押すと次
の移動命令が実行され目的の教示点から離れていってし
まう。
【0011】このような状態で、経路情報を変更するた
めの再登録を行うと、位置姿勢情報が意図しない値に変
更されてしまうことになる。
【0012】目的の教示点に正確に到達したかは、移動
命令の実行キーを押し続けて目的の教示点で停止するこ
とでもって判断するしかない。
【0013】このように、従来技術では目的の教示点に
到達したかの判断がつきにくく、経路情報を変更する際
に位置姿勢情報までも意図せず変更してしまい易く、作
業者の教示時の負担が大きいという問題点があった。
【0014】したがって、この発明の目的は、ロボット
の現在位置が教示点上にあるか否かで経路情報設定手段
の表示を変えることでもって、ロボットの現在位置が教
示点上にあるか否かが作業者に容易に判断できるように
して、教示作業の負担を軽減することができるロボット
の教示装置を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
にこの発明の請求項1記載のロボットの教示装置は、ロ
ボットの動作軌跡上の位置を教示点として位置姿勢情報
と、前記教示点ごとにロボットの経路情報とを制御部に
設定し、位置姿勢情報および経路情報に基づいて動作す
るロボットの動作状態を表示装置に表示可能としたロボ
ットの教示装置であって、前記ロボットの経路情報を設
定する設定手段と、前記設定手段を前記表示装置上に表
示する表示部と、表示された設定手段のうち所望の経路
情報を選択する選択手段と、ロボットの現在位置が教示
点上にあるか否かを判別する判別手段とを備え、前記判
別手段でロボットが教示点にあると判別すると、前記制
御部が前記表示部に表示された前記設定手段の表示を変
える。
【0016】このように、ロボットの経路情報を設定す
る設定手段と、設定手段を表示装置上に表示する表示部
と、表示された設定手段のうち所望の経路情報を選択す
る選択手段とを備えた教示装置において、判別手段によ
りロボットの現在位置が教示点上にあるかを自動的に判
別して、現在位置が教示点上にある場合とない場合とで
制御部が経路情報の設定手段の表示を変えることで、作
業者はロボットの現在位置が教示点上にあるかどうかを
容易に判断でき、動作経路の教示作業における操作ミス
を低減できるという作用を有する。
【0017】請求項2記載のロボットの教示装置は、ロ
ボットの動作軌跡上の位置を教示点として位置姿勢情報
と、前記教示点ごとにロボットの経路情報とを制御部に
設定し、位置姿勢情報および経路情報に基づいて動作す
るロボットの動作状態を表示装置に表示可能としたロボ
ットの教示装置であって、前記ロボットの経路情報を設
定する設定手段と、前記設定手段に設けた表示部と、ロ
ボットの現在位置が教示点上にあるか否かを判別する判
別手段とを備え、前記判別手段でロボットが教示点にあ
ると判別すると、前記制御部が前記表示部の表示を変え
る。
【0018】このように、ロボットの経路情報を設定す
る設定手段と、設定手段に設けた表示部とを備えた教示
装置において、判別手段によりロボットの現在位置が教
示点上にあるかを自動的に判別して、現在位置が教示点
上にある場合とない場合とで制御部が表示部の表示を変
えることで、作業者はロボットの現在位置が教示点上に
あるかどうかを容易に判断でき、動作経路の教示作業に
おける操作ミスを低減できるという作用を有する。
【0019】
【発明の実施の形態】この発明の第1の実施の形態を図
1〜図5に基づいて説明する。図1はこの発明の第1の
実施の形態の教示装置の電気的構成のブロック図、図2
は第1の実施の形態のロボットの教示装置の概略正面図
である。
【0020】図1に示すようにこのロボットの教示装置
は、ロボットの動作軌跡上の位置を教示点として位置姿
勢情報と、教示点ごとにロボットの経路情報とを制御部
100に設定し、位置姿勢情報および経路情報に基づい
て動作するロボットの動作状態を表示装置120に表示
可能としている。また、ロボットの経路情報を設定する
設定手段と、設定手段を表示装置上に表示する表示部1
30と、表示された設定手段のうち所望の経路情報を選
択する選択手段と、ロボットの現在位置が教示点上にあ
るか否かを判別する判別手段とを備え、判別手段でロボ
ットが教示点にあると判別すると、制御部100が表示
部130に表示された設定手段の表示を変える。
【0021】この場合、教示装置の中央処理装置(制御
部)100は、記憶装置110にあらかじめ設定されて
いるプログラムを読み出して動作する。表示装置120
の画面表示および表示部(LED)130の点灯は、記
憶装置110から読み出した表示プログラムに基づいて
中央処理装置100により制御される。表示装置120
には、主として操作キーの機能やロボットの動作状態が
表示される。操作キーや専用スイッチを操作するとき、
その信号は入力として中央処理装置100に与えられ
る。また、教示装置は、通信装置140を介してロボッ
トの制御装置150と接続される。また、図2に示すよ
うに、教示装置の正面において、教示装置本体200の
中央には表示装置210を備え、その周辺に各種操作キ
ー231,232,233を備えている。
【0022】図3はこの発明の第1の実施の形態におけ
る表示装置を示す概要図で、図2の表示装置の画面構成
の一例を示す。図3に示すように、表示画面300は、
多目的エリア330および、画面周辺のキーの説明表示
エリア351,352、各種設定手段表示エリア353
に区画される。画面周辺のキーの説明表示エリア35
1,352に表示される絵文字は、それぞれ画面の周辺
に配置されたキー231,233の機能の説明を表示す
るものである。それぞれの絵文字に対応する操作キーを
操作することで所望の機能を実行することができる。ま
た、各種設定手段表示エリア353に表示されている設
定ボタン370,371は、操作キー232によりどれ
かの設定ボタン370,371が選択されて、決定の絵
文字360に対応する操作キーを押すことで、対応する
項目の設定を行うためのものであり、設定ボタン37
0,371を押して設定する。
【0023】教示作業では、ロボットの動作すべき位置
姿勢情報と移動の速度や形態等の経路情報をまとめて教
示点ごとに移動命令として登録する。そして、登録は登
録の絵文字361に対応する操作キーの押下によって行
う。
【0024】このとき、経路情報の設定は各種設定手段
表示エリア353に表示されるボタン370,371に
よって行なう。そしてこれは、新規に教示点を登録する
場合はもちろん、既に作成した教示点の修正変更をする
場合にも用いる。
【0025】また作業者が、教示点(位置姿勢情報、経
路情報)の修正変更を行うために目的の教示点ヘロボッ
トを移動させる場合は、プログラム上の対応する移動命
令を指定した上でトレースの絵文字380に対応する操
作キーを押下することでもって行う。
【0026】位置姿勢情報の変更を行う場合は、さらに
軸の絵文字381,382,383に対応する操作キー
を押下してロボットを変更したい位置姿勢に移動させ
て、登録の絵文字361に対応する操作キーを押下する
(再登録)。
【0027】このとき、経路情報の設定ボタン370,
371の表示は、ロボットの現在位置が指定した移動命
令に対応する教示点上にある場合とない場合とで、その
表示を変える。例えば、教示点上にある場合はボタン表
示をライトアップし、教示点上にない場合はグレーアウ
ト(薄色表示)する。あるいは、表示装置210がカラ
ー表示可能な場合であれば、例えば、教示点上にある場
合はボタン表示を赤色にし、教示点上にない場合は青色
にする、というように色を変えるようにしてもいい。
【0028】図4はロボットの現在位置と教示点との関
係を示す説明図である。ここで、現在位置が教示点上に
あるというのは、現在位置が図4で示すところの教示点
401,402の上にあるということであり、教示点上
にないというのは例えば位置411,412にある状態
を示す。
【0029】次にこれらの教示点変更を行う場合の一連
の操作、表示について説明する。図5はこの発明の第1
の実施の形態に表示装置の制御の流れを示すフローチャ
ートである。図5に示すように、ステップ510から処
理を開始し、ステップ530でロボット動作が可能な状
態かどうかを判断する。ロボット動作が可能な場合は、
ステップ541に移る。ステップ541で記憶装置11
0のロボットプログラムから変更対象とする教示点の位
置姿勢情報を中央処理装置100に送り、次のステップ
542でロボットの制御装置150からロボットの現在
位置姿勢情報を通信装置140を介して教示装置100
の中央処理装置100に送る。
【0030】さらにステップ550で中央処理装置10
0は、前記ロボットの現在位置姿勢情報と前記変更対象
とする教示点の位置姿勢情報の誤差の絶対値が予め設定
された許容誤差の範囲内におさまっているかを判別す
る。
【0031】ステップ550で、前記位置姿勢情報の誤
差が前記許容誤差の範囲内にあると判別される場合は、
ステップ562で経路情報設定ボタン370,371の
表示をライトアップする。また、ステップ550で、前
記位置姿勢情報の誤差が、前記許容誤差の範囲内にない
と判別される場合は、ステップ572で経路情報設定ボ
タン370,371の表示をグレーアウト(薄色表示)
する。
【0032】ステップ530で、ロボット動作が可能で
ない状態(ロボットが動作できない、すなわちデッドマ
ンスイッチ(安全装置)がロボットの動作を停止させる
ようになっている状態)と判断される場合は、ステップ
562で経路情報設定ボタン370,371の表示をラ
イトアップする。ただし、ロボット動作が可能でない状
態の場合は位置姿勢情報をロボットの現在位置の値に変
更することはできないものとする。
【0033】ステップ562,572が終了した後は、
ステップ580で経路情報の設定変更を行った上で、ス
テップ581で登録操作を行い処理を終了する。
【0034】ここでステップ572を経由した場合でも
ステップ580で経路情報の設定変更を行えることに注
意する。これは、位置姿勢情報の変更に加えて同時に経
路情報も変更できるようにするためのものである。経路
情報設定ボタンをグレーアウト表示しているので、意識
して位置姿勢情報と経路情報の同時変更を行える。
【0035】また、ステップ572を経由した場合には
経路情報の設定変更が行えないようにしても構わない。
この場合、位置姿勢情報と経路情報の両方を変更すると
きは、登録操作を行なって一旦位置姿勢情報の変更を行
なった上で、ロボットはそのままの位置で再度登録操作
を行い経路情報を変更する、という手順で行なう。
【0036】この発明の第2の実施の形態を図6〜図8
に基づいて説明する。図6(a)はこの発明の第2の実
施の形態のロボットの教示装置の概略正面図、(b)は
その要部拡大図、図7はこの発明の第2の実施の形態に
おける表示装置を示す概要図で、図6の表示装置の画面
構成の一例を示す。
【0037】第1の実施の形態と共通する部分について
は説明を省略し、異なる部分のみ説明する。教示装置の
内部構成は第1の実施の形態で示したのと同じ図1に示
す通りである。教示装置の外部の構成は例えば図6に示
すようなものであり、その画面の構成は図7に示すよう
なものである。図6および図7において、611,62
1は経路情報設定の操作キー、612,622はLED
(表示部)、753は操作キー説明表示エリア、770
は移動速度の絵文字、771は移動形態の絵文字であ
る。
【0038】この場合、表示画面300は、多目的エリ
ア330および、画面周辺のキーの説明表示エリア35
1,352,753に区画される。ここでは、第1の実
施の形態で示したところの経路情報等の各種設定ボタン
を、操作キーとそれぞれの機能説明を示す絵文字に置き
換える。すなわち、画面周辺のキーの説明表示エリア7
53に表示される絵文字は、画面の周辺に配置されたキ
ー611,621の機能を説明表示するものである。そ
して、操作キー611,621上にはLED等のランプ
612,622を配する。各種設定の説明表示エリア7
53の絵文字770,771に対応する操作キー61
2,622を押すことで、対応する項目の設定を行うこ
とができる。なお、第1の実施の形態と同様に操作キー
232と絵文字360に対応する操作キーを用いて設定
することも可能である。
【0039】次にこの教示装置を用いて、教示点変更を
行う場合の一連の操作、表示について説明する。図8は
この発明の第2の実施の形態に表示装置の制御の流れを
示すフローチャートである。図8に示すように、ステッ
プ810から処理を開始しステップ820では操作モー
ド切替スイッチ221が変更されたかどうかを判断す
る。操作モードが教示モードであると判断されるとき、
ステップ830に移り、ロボット動作が有効な状態かど
うかを判断する。ロボット動作が有効な状態であると判
断されるとき、ステップ841に移る。ステップ841
で記憶装置110のロボットプログラムから変更対象と
する教示点の位置姿勢情報を中央処理装置100に送
り、次のステップ842でロボットの制御装置150か
らロボットの現在位置姿勢情報を通信装置140を介し
て教示装置100の中央処理装置100に送る。さらに
ステップ850で中央処理装置100は、前記ロボット
の現在位置姿勢情報と前記変更対象とする教示点め位置
姿勢情報の誤差の絶対値が予め設定された許容誤差の範
囲内におさまっているかを判別する。
【0040】ステップ850で、前記位置姿勢情報の誤
差が前記許容誤差の範囲内にあると判別される場合は、
ステップ862で経路情報設定の操作キー611、62
1上のLED612、622を点灯させる。また、ステ
ップ850で、前記位置姿勢情報の誤差が、前記許容誤
差の範囲内にないと判別される場合は、ステップ872
で経路情報設定の操作キー611,621上のLED6
12,622を消灯させる。
【0041】ステップ830で、ロボット動作が可能で
ない状態と判断される場合は、ステップ862で経路情
報設定の操作キー611,621上のLED612,6
22を点灯させる。ただし、ロボット動作が可能でない
状態の場合は位置姿勢情報をロボットの現在位置の値に
変更することはできないものとする。ステップ862、
872が終了した後は、ステップ880で経路情報の設
定変更を行った上で、ステップ881で登録操作を行い
処理を終了する。
【0042】ここでステップ872を経由した場合でも
ステップ880で経路情報の設定変更を行えることに注
意する。これは、位置姿勢情報の変更に加えて同時に経
路情報も変更できるようにするためのものである。経路
情報設定の操作キー611,621上のLED612,
622を消灯しているので、意識して位置姿勢情報と経
路情報の同時変更を行える。また、ステップ872を経
由した場合には経路情報の設定変更が行えないようにし
ても構わない。この場合、位置姿勢情報と経路情報の両
方を変更するときは、登録操作を行なって一旦位置姿勢
情報の変更を行なった上で、ロボットはそのままの位置
で再度登録操作を行い経路情報を変更する、という手順
で行なう。
【0043】
【発明の効果】この発明の請求項1記載のロボットの教
示装置によれば、ロボットの経路情報を設定する設定手
段と、設定手段を表示装置上に表示する表示部と、表示
された設定手段のうち所望の経路情報を選択する選択手
段とを備えているので、判別手段によりロボットの現在
位置が教示点上にあるかを自動的に判別して、現在位置
が教示点上にある場合とない場合とで制御部が経路情報
の設定手段の表示を変えることで、作業者はロボットの
現在位置が教示点上にあるかどうかを容易に判断でき、
動作経路の教示作業における操作ミスを低減できるとい
う効果を有する。その結果、教示点の変更操作の間違い
を少なくして使用者の教示作業の負担を軽減することが
できる。
【0044】この発明の請求項2記載のロボットの教示
装置によれば、ロボットの経路情報を設定する設定手段
と、設定手段を表示する表示部とを備えているので、判
別手段によりロボットの現在位置が教示点上にあるかを
自動的に判別して、現在位置が教示点上にある場合とな
い場合とで制御部が表示部の表示を変えることで、作業
者はロボットの現在位置が教示点上にあるかどうかを容
易に判断でき、動作経路の教示作業における操作ミスを
低減できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態の教示装置の電気
的構成のブロック図である。
【図2】第1の実施の形態のロボットの教示装置の概略
正面図である。
【図3】この発明の第1の実施の形態における表示装置
を示す概要図である。
【図4】ロボットの現在位置と教示点との関係を示す説
明図である。
【図5】この発明の第1の実施の形態に表示装置の制御
の流れを示すフローチャートである。
【図6】(a)はこの発明の第2の実施の形態のロボッ
トの教示装置の概略正面図、(b)はその要部拡大図で
ある。
【図7】この発明の第2の実施の形態における表示装置
を示す概要図である。
【図8】この発明の第2の実施の形態に表示装置の制御
の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 中央処理装置 110 記憶装置 120 表示装置 130 表示部 140 通信装置 150 ロボット制御装置 200 教示装置本体 210 表示装置 231 操作キー 232 操作キー 300 表示画面 330 多目的エリア 351 操作キー説明表示エリア 352 操作キー説明表示エリア 353 各種設定手段表示エリア 360 決定の絵文字 361 登録の絵文字 370 移動速度の設定ボタン 371 移動形態の設定ボタン 380 トレースの絵文字 381 軸の絵文字 382 軸の絵文字 383 軸の絵文字 401 教示点 402 教示点 411 ロボットの現在位置 412 ロボットの現在位置 510 ステップ(a1) 530 ステップ(a2) 541 ステップ(a3) 542 ステップ(a4) 550 ステップ(a5) 562 ステップ(a6) 572 ステップ(a7) 580 ステップ(a8) 581 ステップ(a9) 590 ステップ(a10) 611 移動速度の設定を行う操作キー 612 LED 621 移動形態の設定を行う操作キー 622 LED 753 操作キー説明表示エリア 770 移動速度の絵文字 771 移動形態の絵文字 810 ステップ(b1) 830 ステップ(b2) 841 ステップ(b3) 842 ステップ(b4) 850 ステップ(b5) 862 ステップ(b6) 872 ステップ(b7) 880 ステップ(b8) 881 ステップ(b9) 890 ステップ(b10)
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Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロボットの動作軌跡上の位置を教示点と
    して位置姿勢情報と、前記教示点ごとにロボットの経路
    情報とを制御部に設定し、位置姿勢情報および経路情報
    に基づいて動作するロボットの動作状態を表示装置に表
    示可能としたロボットの教示装置であって、前記ロボッ
    トの経路情報を設定する設定手段と、前記設定手段を前
    記表示装置上に表示する表示部と、表示された設定手段
    のうち所望の経路情報を選択する選択手段と、ロボット
    の現在位置が教示点上にあるか否かを判別する判別手段
    とを備え、前記判別手段でロボットが教示点にあると判
    別すると、前記制御部が前記表示部に表示された前記設
    定手段の表示を変えることを特徴とするロボットの教示
    装置。
  2. 【請求項2】 ロボットの動作軌跡上の位置を教示点と
    して位置姿勢情報と、前記教示点ごとにロボットの経路
    情報とを制御部に設定し、位置姿勢情報および経路情報
    に基づいて動作するロボットの動作状態を表示装置に表
    示可能としたロボットの教示装置であって、前記ロボッ
    トの経路情報を設定する設定手段と、前記設定手段に設
    けた表示部と、ロボットの現在位置が教示点上にあるか
    否かを判別する判別手段とを備え、前記判別手段でロボ
    ットが教示点にあると判別すると、前記制御部が前記表
    示部の表示を変えることを特徴とするロボットの教示装
    置。
JP2000325565A 2000-10-25 2000-10-25 ロボットの教示装置 Withdrawn JP2002127057A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013111663A (ja) * 2011-11-25 2013-06-10 Daihen Corp 操作装置および可動機械制御システム
JP2018529543A (ja) * 2015-10-08 2018-10-11 カスターニェンバウム ゲーエムベーハー ロボット・システム

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